JP2002518388A - モルホリン誘導体の化学合成 - Google Patents

モルホリン誘導体の化学合成

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、治療薬として有用な式(I)のモルホリン誘導体の製造方法に関するものである。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、モルホリン誘導体、詳細には治療薬として有用である化合物2−(
R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)エトキ
シ)−3−(S)−(4−フルオロフェニル)−4−(3−(5−オキソ−1H
,4H−1,2,4−トリアゾロ)メチル)モルホリンの製造方法に関するもの
である。
【0002】 (背景技術) 国際特許出願WO95/16679号(1995年6月22日公開)に記載の
下記の式(I)の化合物は、強力かつ選択的なサブスタンスP(またはニューロ
キニン−1)受容体拮抗薬である。
【0003】
【化5】 式中、 RおよびRは独立に、 (1)水素、 (2)C1−6アルキル、 (3)C2−6アルケニルおよび (4)フェニル からなる群から選択され; R、RおよびRは独立に、 (1)水素、 (2)C1−6アルキル、 (3)フッ素、 (4)塩素、 (5)臭素、 (6)ヨウ素および (7)−CF からなる群から選択され; R11、R12およびR13は独立に、 (1)水素、 (2)C1−6アルキル、 (3)フッ素、 (4)塩素、 (5)臭素、 (6)ヨウ素および (7)−CF からなる群から選択され; ZはC1−4アルキルである。
【0004】 特に、化合物2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル)エトキシ)−3−(S)−(4−フルオロフェニル)−4−(3
−(5−オキソ−1H,4H−1,2,4−トリアゾロ)メチル)モルホリンは
嘔吐、抑鬱および不安の治療において可能性を有することを示している。サブス
タンスP拮抗薬は、双極性障害および精神分裂症などの他の神経精神病ならびに
帯状疱疹後神経痛および疼痛に関しても研究されている。
【0005】 国際特許出願WO95/16679号には、2−(R)−(1−(R)−(3
,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)エトキシ)−3−(S)−(4−
フルオロフェニル)モルホリンを出発原料とする2段階法による、下記式
【0006】
【化6】 の構造を有する2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニル)エトキシ)−3−(S)−(4−フルオロフェニル)−4−(3
−(5−オキソ−1H,4H−1,2,4−トリアゾロ)メチル)モルホリン(
以下、化合物Aと称する)の製造が記載されている。
【0007】 WO95/16679号における実施例70および75に関して、化合物Aは
以下のように製造される。
【0008】
【化7】 この先行技術および特にそれの高温環化段階での必要条件のために、実務上の
問題が多くあることから、比較的少量以外で試みる場合には、その方法は不便な
ものとなる。従って、大量化を容易に行うことができ、従って製造工場への実務
的応用が可能となる方法を開発することが必要とされている。
【0009】 従って本発明は、室温での3−クロロメチル−1,2,4−トリアゾリン−5
−オンによる1段階アルキル化を利用し、従来技術の2段階合成より高い収率で
式(I)の化合物、特には化合物Aを製造する、高温環化を回避する簡便で有効
な方法を提供するものである。本発明の新規な方法は、エネルギー効率が良いだ
けではなく(加熱を必要としないことから)、生産性も高くなって、大規模での
時間サイクルを短くし、運転濃度を高くすることができる。所望の生成物が室温
で反応混合物から結晶化する1個の反応容器中で本発明の方法を実施できるとい
う点は、先行技術の合成にまさる明瞭な利点である。
【0010】 (発明の開示) そこで本発明の第1の態様では、下記式(I)の化合物
【0011】
【化8】 (式中、 RおよびRは独立に、 (1)水素、 (2)C1−6アルキル、 (3)C2−6アルケニルおよび (4)フェニル からなる群から選択され; R、RおよびRは独立に、 (1)水素、 (2)C1−6アルキル、 (3)フッ素、 (4)塩素、 (5)臭素、 (6)ヨウ素および (7)−CF からなる群から選択され; R11、R12およびR13は独立に、 (1)水素、 (2)C1−6アルキル、 (3)フッ素、 (4)塩素、 (5)臭素、 (6)ヨウ素および (7)−CF からなる群から選択され; ZはC1−4アルキルである)の製造方法において、 (i)下記式(II)の化合物
【0012】
【化9】 (式中、R、R、R、R、R、R11、R12、R13およびZは前
記で定義した通りである)またはそれの塩と、下記式(III)の化合物
【0013】
【化10】 (式中、LGはハロゲン(例:臭素、塩素またはヨウ素)またはアルキルもしく
はアリールスルホン酸エステル基(例:メシレートまたはトシレート)から選択
される脱離基である)とを、有機溶媒中、塩基の存在下に反応させる段階;なら
びに (ii)得られた式(I)の結晶化合物を回収する段階 を有することを特徴とする方法が提供される。
【0014】 (発明を実施するための最良の形態) 本発明の特に好ましい態様では、化合物2−(R)−(1−(R)−(3,5
−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)エトキシ)−3−(S)−(4−フル
オロフェニル)−4−(3−(5−オキソ−1H,4H−1,2,4−トリアゾ
ロ)メチル)モルホリンの製造方法において、 (i)2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フ
ェニル)エトキシ)−3−(S)−(4−フルオロフェニル)モルホリンまたは
それの塩と、前記で定義した通りの下記式(III)の化合物
【0015】
【化11】 とを、有機溶媒中、塩基の存在下に反応させる段階;ならびに (ii)得られた結晶性の2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリ
フルオロメチル)フェニル)エトキシ)−3−(S)−(4−フルオロフェニル
)−4−(3−(5−オキソ−1H,4H−1,2,4−トリアゾロ)メチル)
モルホリンを回収する段階 を有することを特徴とする方法が提供される。
【0016】 式(I)および(II)の化合物において、好ましくはRおよびRは、い
ずれも独立に水素である。
【0017】 独立に、フッ素および−CFから選択される。特に、RおよびRはいず
れも独立に−CFである。
【0018】 式(I)および(II)の化合物において、好ましくはRは水素である。
【0019】 式(I)および(II)の化合物において、好ましくはR11は水素またはフ
ッ素である。
【0020】 式(I)および(II)の化合物において、好ましくはR12およびR13
いずれも独立に水素である。
【0021】 式(I)および(II)の化合物において、好ましくはZは−CHである。
【0022】 式(III)の化合物において、好ましくは脱離基LGは塩素である。
【0023】 上記の反応で使用される好適な塩基には、有機塩基またはより好ましくは無機
塩基などがある。好適な有機塩基には、ジイソプロピルエチルアミンまたはトリ
エチルアミンなどがある。好適な無機塩基には、水素化ナトリウムまたは炭酸カ
リウムなどがある。
【0024】 上記の反応で使用される好適な有機溶媒には、ジメチルホルムアミド(特に無
機塩基を用いる場合)およびアセトニトリル(特に有機塩基を用いる場合)など
がある。
【0025】 最も好ましくは上記反応は、炭酸カリウムの存在下に、ジメチルホルムアミド
中で行う。
【0026】 簡便には上記反応は室温で行う。
【0027】 簡便には式(II)の化合物、特には上記反応の段階(i)で使用される2−
(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)エト
キシ)−3−(S)−(4−フルオロフェニル)モルホリンは、それの遊離塩基
の形である。好ましくは式(II)の化合物、特には上記反応の段階(i)で使
用される2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フ
ェニル)エトキシ)−3−(S)−(4−フルオロフェニル)モルホリンは、そ
れの(R)−カンファースルホン酸塩の形である。さらに好ましくは式(II)
の化合物、特には上記反応の段階(i)で使用される2−(R)−(1−(R)
−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)エトキシ)−3−(S)−
(4−フルオロフェニル)モルホリンは、それのp−トルエンスルホン酸塩の形
である。
【0028】 本発明のさらに別の態様によれば、3−クロロメチル−1,2,4−トリアゾ
リン−5−オンの製造方法であって、 (i)ショッテン−バウマン条件下にセミカルバジド塩酸塩をベンジルオキシ
アセチルクロライドで処理して、ベンジルオキシアセチルセミカルバジドを得る
段階; (ii)塩基性条件下に段階(i)の生成物を環化させて、3−ベンジルオキ
シメチル−1,2,4−トリアゾリン−5−オンを得る段階; (iii)段階(ii)の生成物を水素化することで、3−ヒドロキシメチル
−1,2,4−トリアゾリン−5−オンを得る段階;ならびに (iv)段階(iii)の生成物を塩素化剤で処理して、3−クロロメチル−
1,2,4−トリアゾリン−5−オンを得る段階 を有してなる方法が提供される。
【0029】 本発明のさらに別の態様によれば、前述の段階(i)〜(iii)を有する、
3−ヒドロキシメチル−1,2,4−トリアゾール−5−オンの製造方法が提供
される。
【0030】 上記の段階(i)で、ショッテン−バウマン条件は好ましくは、エーテル(例
:テトラヒドロフラン)などの好適な溶媒中、例えば−10℃〜+10℃、好ま
しくは0℃という低温でのアルカリ水溶液の使用が関与する。特に好適なアルカ
リ水溶液は、水酸化ナトリウム水溶液である。
【0031】 上記の段階(ii)では、環化は好ましくは、高温で、好ましくは還流下に、
水酸化ナトリウムのようなアルカリ金属水酸化物などの塩基存在下に行う。
【0032】 上記の段階(iii)では、水素化は、活性炭などの担体上のパラジウムもし
くは白金またはそれらの酸化物のような貴金属触媒の存在下、簡便には室温・常
圧で、メタノールのようなアルコールなどの好適な有機溶媒中で、水素を用いる
接触水素化(transfer hydrogenation)によって行うこ
とができる。より好ましくは水素化は、次亜リン酸ナトリウム、ギ酸トリエチル
アンモニウム、ギ酸カリウム、ギ酸アンモニウムまたはシクロヘキセンなどの水
素供与体存在下に、水素化触媒、特にはパラジウム/活性炭を用いて、メタノー
ルのようなアルコールなどの好適な有機溶媒中で、移動水素化によって行う。ギ
酸アンモニウム水溶液が特に好ましい。移動水素化は好ましくは、例えば50℃
〜70℃、好ましくは55℃〜60℃の高温で行う。
【0033】 上記の段階(iv)では、塩素化剤は例えば、SOCl、PCl、PCl およびPOClなどの無機酸塩化物である。塩化チオニル(SOCl)が
特に好ましい。反応は好ましくは、アセトニトリルなどの有機溶媒中、簡便には
室温・常圧で行う。
【0034】 以下の実施例は本発明による方法を説明するものであって、本発明を限定する
ものではない。
【0035】 実施例1 2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル
)エトキシ)−3−(S)−(4−フルオロフェニル)−4−(3−(5−オキ
ソ−1H,4H−1,2,4−トリアゾロ)メチル)モルホリンの製造。
【0036】 3−クロロメチル−1,2,4−トリアゾリン−5−オン(3.18g)のD
MF(30mL)溶液を、2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフ
ルオロメチル)フェニル)エトキシ)−3−(S)−(4−フルオロフェニル)
モルホリン(R)−カンファースルホン酸塩(15g)および炭酸カリウム(7
.71g)のDMF(100mL)中スラリーに22℃で1時間かけて加えた。
反応混合物を22℃で20分間熟成させ、水(400mL)を30分間かけて加
えた。結晶性混合物を氷浴で冷却し、30分間熟成させ、生成物を濾取した。固
体標題化合物を水(400mL)で洗浄し、風乾し、45〜50℃で真空乾燥し
た。収量=11.4g:98.1%HPLCw/wアッセイ:93.2%アッセ
イ収率:(97.1A%HPLCプロファイル)。
【0037】 実施例2 段階(i)および(ii):3−ベンジルオキシメチル−1,2,4−トリア
ゾリン−5−オンの製造 セミカルバジド塩酸塩(15.1g)の水(10mL)/THF(50mL)
溶液を窒素雰囲気下で冷却しながら(0℃)高撹拌し、それに水酸化ナトリウム
ペレット(10.83g)を加えた。ベンジルオキシアセチルクロライド(25
g)のTHF(100mL)溶液を5分間かけて加え、混合物を0℃で2時間熟
成させた(HPLCで反応完了)。
【0038】 THFを減圧下に除去し、2M水酸化ナトリウム(60mL)を加え、溶液を
還流温度まで加熱して5時間経過させた。反応混合物を冷却して室温とし、18
時間静置した。溶液を6M塩酸で中和し、スラリーを氷浴で1時間冷却した。生
成物を濾取し、冷水(10mL)で洗浄し、真空乾燥した。3−ベンジルオキシ
−メチル−1,2,4−トリアゾリン−5−オン(16.7g)を白色結晶固体
として収率60%で得た。
【0039】 融点:190〜192℃; dDMSO中でのH NMR:δ=4.20(2H、s、PhC )、
4.42(2H、s、OC =N)、7.25(5H、s、Ph)、11.3
4(1H、s、N)および11.50(1H、s、N)ppm; dDMSO中での13C NMR:δ=64.1(O=N)、72.
4(PhO)、128.5(Ph)、128.6(Ph)、129.1(
Ph)、138.5(Ph)、145.4(=N)および157.1(NH
ONH)ppm; 質量分析M+H=206、M+NH=223。
【0040】 段階(iii):3−ヒドロキシメチル−1,2,4−トリアゾリン−5−オ
ンの製造 3−ベンジルオキシメチル−1,2,4−トリアゾリン−5−オン(31g)
および10%パラジウム/活性炭(3.1g)を、窒素雰囲気下にメタノール(
200mL)中でスラリーとした。ギ酸アンモニウム(47.7g)の水溶液(
水20mL)を加え、混合物を高撹拌し、加熱して55〜60℃とした。10%
パラジウム/活性炭(3.1g)を2時間後に加え、3時間目に、触媒(1.5
5g)およびギ酸アンモニウム(9.5g)の水溶液(水4mL)を加えた。4
時間後、反応混合物を冷却して室温とし、終夜放置した。メタノール溶液を減圧
下に溶媒留去して少量とし、50〜55℃でメタノール(3リットル)を連続添
加することで洗浄して、過剰のギ酸アンモニウムを除去した。熱混合物をソルカ
フロック(solka floc)(15g)で濾過し、濾液を濃縮して少量とし、溶媒を
アセトニトリルに切り換えた(400mLで2回)。スラリーを濃縮して約10
0mLとし、生成物を濾取し、真空乾燥した。3−ヒドロキシメチル−1,2,
4−トリアゾリン−5−オン(17.1g)を収率98.3%で得た。
【0041】 融点:187〜189℃(文献値=187℃); dDMSO中でのH NMR:δ=4.34(2H、s、HOC )お
よび11.42(2H、bs、N)ppm; dDMSO中での13C NMR:δ=56.3(HO)、148.
5(CH =N)および157.1(NHONH)ppm; 質量分析M+H=116、M+NH=133。
【0042】 実施例3 3−クロロメチル−1,2,4−トリアゾリン−5−オンの製造。
【0043】 3−ヒドロキシメチル−1,2,4−トリアゾリン−5−オン’(17g)の
アセトニトリル(170mL)中スラリーに窒素雰囲気下で20℃にて、塩化チ
オニル(19.9g)を5分間かけて加えた。反応混合物を20℃で18時間熟
成した(注:30分後、原料が全て消失した。1時間目に、生成物が結晶化し始
めた。)。TLC分析(SiO:酢酸エチル/メタノール(9/1);I
で、反応が完結していることが示された。ヘキサン(510mL)を一気に加え
、反応液を氷浴で1時間冷却し、生成物を濾取した。固体をヘキサン(100m
L)で洗浄し、真空乾燥した。3−クロロメチル−1,2,4−トリアゾリン−
5−オン(17.2g)を収率87.4%で白色固体として得た。
【0044】 融点:197〜199℃; dDMSO中でのH NMR:δ=4.43(2H、s、C )、11
.48(1H、s、N)および11.64(1H、s、N)ppm; dDMSO中での13C NMR:δ=37.0(Cl)、144.
4(CH =N)および156.8(NHONH)ppm。
【0045】 実施例4 2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル
)エトキシ)−3−(S)−(4−フルオロフェニル)−4−(3−(5−オキ
ソ−1H,4H−1,2,4−トリアゾロ)メチル)モルホリンの別途製造。
【0046】 (1)N,N−ジイソプロピルエチルアミン/DMFを用いる別途法 3−クロロメチル−1,2,4−トリアゾリン−5−オン(2.56g)のD
MF(20mL)溶液を、2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフ
ルオロメチル)フェニル)エトキシ)−3−(S)−(4−フルオロフェニル)
モルホリンp−トルエンスルホン酸塩(12g)およびN,N−ジイソプロピル
エチルアミン(5.15g)のDMF(40mL)中スラリーに21℃で1時間
かけて加えた。反応液を21〜23℃で30分間熟成させ、水(120mL)を
20分間かけて加えた。結晶性混合物を氷浴で冷却し、30分間熟成させ、生成
物を濾取した。固体標題化合物を水(96mL)で洗浄し、風乾し、50℃で真
空乾燥した。収量=9.65g:単離収率99.7%。
【0047】 (2)炭酸カリウム/DMFを用いる別途法 3−クロロメチル−1,2,4−トリアゾリン−5−オン(1.40g)のD
MF(13.5mL)溶液を、2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(ト
リフルオロメチル)フェニル)エトキシ)−3−(S)−(4−フルオロフェニ
ル)モルホリンp−トルエンスルホン酸塩(6.77g)および炭酸カリウム(
1.55g)のDMF(27mL)中スラリーに19℃で1時間かけて加えた。
反応液を19〜21℃で30分間熟成させ、水(81mL)を20分間かけて加
えた。結晶性混合物を氷浴で冷却し、30分間熟成させ、生成物を濾取した。固
体標題化合物を水(54mL)で洗浄し、風乾し、50℃で真空乾燥した。収量
=5.37g:98.0%HPLCw/wアッセイ;アッセイ収率96.4%。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 ドリング,ウルフ・ハー アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065、ローウエイ、イースト・リンカー ン・アベニユー・126 (72)発明者 ハンズ,デイビツド イギリス国、ハートフオードシヤー・イ ー・エヌ・11・9・ビー・ユー、ホツデス ドン,ハートフオード・ロード、エム・エ ス・デイー(番地なし) (72)発明者 ウイルソン,ロバート・ダリン イギリス国、ハートフオードシヤー・イ ー・エヌ・11・9・ビー・ユー、ホツデス ドン,ハートフオード・ロード、エム・エ ス・デイー(番地なし) Fターム(参考) 4C063 AA01 BB03 CC54 DD41 EE01 4C086 AA01 AA03 AA04 MA01 MA04 NA14 ZA05 ZA12 ZA66 ZC42

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(I)の化合物 【化1】 (式中、 RおよびRは独立に、 (1)水素、 (2)C1−6アルキル、 (3)C2−6アルケニルおよび (4)フェニル からなる群から選択され; R、RおよびRは独立に、 (1)水素、 (2)C1−6アルキル、 (3)フッ素、 (4)塩素、 (5)臭素、 (6)ヨウ素および (7)−CF からなる群から選択され; R11、R12およびR13は独立に、 (1)水素、 (2)C1−6アルキル、 (3)フッ素、 (4)塩素、 (5)臭素、 (6)ヨウ素および (7)−CF からなる群から選択され; ZはC1−4アルキルである)の製造方法において、 (i)下記式(II)の化合物 【化2】 (式中、R、R、R、R、R、R11、R12、R13およびZは前
    記で定義した通りである)またはそれの塩と、下記式(III)の化合物 【化3】 (式中、LGはハロゲン(例:臭素、塩素またはヨウ素)またはアルキルもしく
    はアリールスルホン酸エステル基(例:メシレートまたはトシレート)から選択
    される脱離基である)とを、有機溶媒中、塩基の存在下に反応させる段階;なら
    びに (ii)得られた式(I)の結晶化合物を回収する段階 を有することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 化合物2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフ
    ルオロメチル)フェニル)エトキシ)−3−(S)−(4−フルオロフェニル)
    −4−(3−(5−オキソ−1H,4H−1,2,4−トリアゾロ)メチル)モ
    ルホリンの製造方法において、 (i)2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フ
    ェニル)エトキシ)−3−(S)−(4−フルオロフェニル)モルホリンまたは
    それの塩と、請求項1で定義したの下記式(III)の化合物 【化4】 とを、有機溶媒中、塩基の存在下に反応させる段階;ならびに (ii)得られた結晶性の2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリ
    フルオロメチル)フェニル)エトキシ)−3−(S)−(4−フルオロフェニル
    )−4−(3−(5−オキソ−1H,4H−1,2,4−トリアゾロ)メチル)
    モルホリンを回収する段階 を有することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 前記脱離基LGが塩素である請求項1または2に記載の方法
  4. 【請求項4】 前記塩基が有機塩基である請求項1または2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記有機塩基が、ジイソプロピルエチルアミンまたはトリエ
    チルアミンから選択される請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記塩基が無機塩基である請求項1または2に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記無機塩基が、水素化ナトリウムまたは炭酸カリウムから
    選択される請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記有機溶媒がアセトニトリルである請求項1ないし5のい
    ずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記有機溶媒がジメチルホルムアミドである請求項1ないし
    3、6または7のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 段階(i)を炭酸カリウム存在下にジメチルホルムアミド
    中で行う請求項1または2に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記反応を室温で行う請求項1ないし10のいずれかに記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 段階(i)で使用される2−(R)−(1−(R)−(3
    ,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)エトキシ)−3−(S)−(4−
    フルオロフェニル)モルホリンが、それの遊離塩基の形、またはそれの(R)−
    カンファースルホン酸塩の形、またはそれのp−トルエンスルホン酸塩の形であ
    る請求項2ないし11のいずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】 3−クロロメチル−1,2,4−トリアゾリン−5−オン
    の製造方法において、 (i)ショッテン−バウマン条件下にセミカルバジド塩酸塩をベンジルオキシ
    アセチルクロライドで処理して、ベンジルオキシアセチルセミカルバジドを得る
    段階; (ii)塩基性条件下に段階(i)の生成物を環化させて、3−ベンジルオキ
    シメチル−1,2,4−トリアゾリン−5−オンを得る段階; (iii)段階(ii)の生成物を水素化することで、3−ヒドロキシメチル
    −1,2,4−トリアゾリン−5−オンを得る段階;ならびに (iv)段階(iii)の生成物を塩素化剤で処理して、3−クロロメチル−
    1,2,4−トリアゾリン−5−オンを得る段階 を有してなることを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 3−ヒドロキシメチル−1,2,4−トリアゾリン−5−
    オンの製造方法において、 (i)ショッテン−バウマン条件下にセミカルバジド塩酸塩をベンジルオキシ
    アセチルクロライドで処理して、ベンジルオキシアセチルセミカルバジドを得る
    段階; (ii)塩基性条件下に段階(i)の生成物を環化させて、3−ベンジルオキ
    シメチル−1,2,4−トリアゾリン−5−オンを得る段階;ならびに (iii)段階(ii)の生成物を水素化することで、3−ヒドロキシメチル
    −1,2,4−トリアゾリン−5−オンを得る段階 を有してなることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 段階(i)で、ショッテン−バウマン条件において、エー
    テル中で低温でのアルカリ水溶液の使用が関与する請求項13または14に記載
    の方法。
  16. 【請求項16】 前記アルカリ水溶液が水酸化ナトリウム水溶液である請求
    項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記エーテルがテトラヒドロフランである請求項15また
    は16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記ショッテン−バウマン反応を−10℃〜+10℃で行
    う請求項15ないし17のいずれかに記載の方法。
  19. 【請求項19】 段階(ii)で、環化を高温で塩基存在下に行う請求項1
    3または14に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記塩基がアルカリ金属水酸化物である請求項19に記載
    の方法。
  21. 【請求項21】 前記アルカリ金属水酸化物が水酸化ナトリウムである請求
    項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記反応を還流下に行う請求項19ないし21のいずれか
    に記載の方法。
  23. 【請求項23】 段階(iii)で、水素化を、有機溶媒中、担体上の貴金
    属触媒の存在下での水素を用いる接触水素化によって行う請求項13または14
    に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記有機溶媒がアルコールである請求項23に記載の方法
  25. 【請求項25】 前記アルコールがメタノールである請求項24に記載の方
    法。
  26. 【請求項26】 前記貴金属触媒がパラジウムもしくは白金またはそれらの
    酸化物である請求項23ないし25のいずれかに記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記担体が活性炭である請求項23ないし26のいずれか
    に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記反応を室温・常圧で行う請求項23ないし27のいず
    れかに記載の方法。
  29. 【請求項29】 段階(iii)で、水素化を、水素供与体存在下に、水素
    化触媒を用いて、有機溶媒中での移動水素化によって行う請求項13または14
    に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記有機溶媒がアルコールである請求項29に記載の方法
  31. 【請求項31】 前記アルコールがメタノールである請求項30に記載の方
    法。
  32. 【請求項32】 前記水素化触媒が、パラジウム/活性炭である請求項29
    〜31に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記水素供与体が、次亜リン酸ナトリウム、ギ酸トリエチ
    ルアンモニウム、ギ酸カリウム、ギ酸アンモニウムおよびシクロヘキセンから選
    択される請求項29ないし32のいずれかに記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記水素供与体が、ギ酸アンモニウム水溶液である請求項
    33に記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記移動水素化を高温で行う請求項29ないし34のいず
    れかに記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記反応を50℃〜70℃の温度で行う請求項35に記載
    の方法。
  37. 【請求項37】 段階(iv)で、塩素化剤が無機酸塩化物である請求項1
    3に記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記無機酸塩化物がSOCl、PCl、PClおよ
    びPOClから選択される請求項37に記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記反応を好ましくは有機溶媒中で行う請求項37または
    38に記載の方法。
  40. 【請求項40】 前記有機溶媒がアセトニトリルである請求項39に記載の
    方法。
  41. 【請求項41】 前記反応を室温・常圧で行う請求項37ないし40のいず
    れかに記載の方法。
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