JP2002517557A - 洗浄およびコーティング組成物とこれを用いた方法 - Google Patents

洗浄およびコーティング組成物とこれを用いた方法

Info

Publication number
JP2002517557A
JP2002517557A JP2000552240A JP2000552240A JP2002517557A JP 2002517557 A JP2002517557 A JP 2002517557A JP 2000552240 A JP2000552240 A JP 2000552240A JP 2000552240 A JP2000552240 A JP 2000552240A JP 2002517557 A JP2002517557 A JP 2002517557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
weight percent
highly fluorinated
group
boiling point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000552240A
Other languages
English (en)
Inventor
ディーン・エス・ミルブラス
アン・ティ・アニッチ
ジョン・ジー・オーウェンズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Innovative Properties Co
Original Assignee
3M Innovative Properties Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 3M Innovative Properties Co filed Critical 3M Innovative Properties Co
Publication of JP2002517557A publication Critical patent/JP2002517557A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D7/00Compositions of detergents based essentially on non-surface-active compounds
    • C11D7/50Solvents
    • C11D7/5036Azeotropic mixtures containing halogenated solvents
    • C11D7/504Azeotropic mixtures containing halogenated solvents all solvents being halogenated hydrocarbons
    • C11D7/5063Halogenated hydrocarbons containing heteroatoms, e.g. fluoro alcohols
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D7/00Compositions of detergents based essentially on non-surface-active compounds
    • C11D7/50Solvents
    • C11D7/5004Organic solvents
    • C11D7/5018Halogenated solvents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D7/00Features of coating compositions, not provided for in group C09D5/00; Processes for incorporating ingredients in coating compositions
    • C09D7/20Diluents or solvents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D7/00Compositions of detergents based essentially on non-surface-active compounds
    • C11D7/50Solvents
    • C11D7/5036Azeotropic mixtures containing halogenated solvents
    • C11D7/504Azeotropic mixtures containing halogenated solvents all solvents being halogenated hydrocarbons
    • C11D7/5059Mixtures containing (hydro)chlorocarbons
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D7/00Compositions of detergents based essentially on non-surface-active compounds
    • C11D7/22Organic compounds
    • C11D7/28Organic compounds containing halogen

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、(a)沸点が約100℃より低い1種以上の高フッ素化化合物の主要量と、(b)少なくとも1つの芳香族部分を含有し、沸点が約100℃〜約140℃である1種以上のフッ素化化合物を少量と、(c)トランス−1,2−ジクロロエチレンを少量とを含む不燃性の洗浄組成物を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、洗浄およびコーティング組成物として有用なハロゲン化物質のブレ
ンドに関する。さらに詳細には、本発明は、シリコーン溶解力およびプラスチッ
ク適合性を有する不燃性洗浄組成物に関する。
【0002】 背景技術 一部類としてのクロロフルオロカーボン化合物(CFCs)およびヒドロクロ
ロフルオロカーボン化合物(HCFCs)は独自の化学的安定性および溶剤特性
を有し、ごく最近まで多種多様の用途に使用されていた。他の用途では、CFC
sは乾燥工程、洗浄工程(例えば、プリント回路基板からのフラックス残留物の
除去)および蒸気脱脂用途における利用性が見いだされている。多数のCFCs
、特にCFC−113は、溶解力、不燃性および低毒性の有用な組み合わせを有
し、それらによって、CFCsは多数のやりがいのある溶剤洗浄用途に理想的に
好適となっている。しかし、これらの物質は最初は環境的に問題ないと考えられ
ていたが、現在ではオゾン破壊に関連づけられている。モントリオール協定およ
び付帯の修正案によると、CFCsの製造および使用を中止しなければならない
(例えば、ズラー(P.S.Zurer)、CFCsの製造に関する迫りくる禁
止、ハロンが代用物への移行を駆り立てる(Looming Ban on P
roduction of CFCs,Halons Spurs Switc
h to Substitutes)、CHEM.&ENG’G NEWS、1
993年11月15日、12ページを参照)。
【0003】 多数の性能特性がCFCおよびHCFC代用物において探索されている。この
ような代用物は、一般に、オゾン破壊の低い可能性、低い燃焼性および低い毒性
を有し、沸点範囲が種々の溶剤洗浄用途に好適であることが必要である。理想的
な代用溶剤は、炭化水素系の汚れおよびフルオロカーボン系の汚れを共に溶解す
る能力も有する。
【0004】 しかし、1つの代用物質では所有しきれない溶剤特性を必要とする溶剤洗浄用
途もある。洗浄条件下において不燃性であり、シリコーンおよび他の難溶解性汚
染物質(例えば、油圧油等)に対する必要な溶解力を示す溶剤または溶剤ブレン
ド物質の必要性が最もやりがいのある溶剤洗浄用途にはある。これらの溶剤組成
は保護コーティングおよびプラスチック部品に適合性でもなければならない(す
なわち、それらに対して有害に作用しない)。
【0005】 発明の開示 簡単には、一態様において、本発明は、 (a)沸点が約100℃より低い1種以上の高フッ素化化合物の主要な量と、 (b)少なくとも1つの芳香族部分を含有し、沸点が約100℃〜約140℃
である1種以上のフッ素化化合物を少量と、 (c)トランス−1,2−ジクロロエチレンを少量と、 を含む不燃性組成物を提供する。
【0006】 本発明はまた、上記の組成物を使用した洗浄およびコーティング方法を含む。
本発明の組成物は、シリコーン、不揮発性油圧油および他の難溶解性汚染物質を
溶解すると同時に、プラスチックおよび保護コーティングとの適合性を示すこと
ができる不燃性溶剤ブレンドを提供する。
【0007】 好ましい実施態様の詳細な説明 本発明は、有利なことに、不燃性で、シリコーンおよび他の難溶解性物質(例
えば、汚れ、汚染)を容易に溶解し、保護コーティングおよびプラスチック部品
と適合性である洗浄および/またはコーティング組成物として有用な組成物を提
供する。さらに、これらの組成物は「環境にやさしい」。
【0008】 沸点が約100℃である(好ましくは、約85℃より低い)いかなる不燃性高
フッ素化化合物も本発明の組成物として好適である。「不燃性」組成物は、本明
細書の実施例の節に規定する組成物の燃焼性試験を通過する。「不燃性」高フッ
素化化合物は、従来の方法によって測定したとき、密閉カップ引火点を持たない
ものである。このような化合物は、一般に、炭素原子数4〜約8であり、必要に
応じて、2価酸素原子または3価窒素原子などの、1つ以上のカテナリー(すな
わち、「鎖内(in−chain)」ヘテロ原子を含有してもよく、さらに、必
要に応じて、1つ以上の塩素原子を含有してもよい。「高」フッ素化化合物は、
本明細書において、水素原子より多数のフッ素原子を含有すると規定される。
【0009】 特定の部類の有用な不燃性高フッ素化化合物には、高フッ素化エーテル(通常
「ヒドロフルオロエーテル」または「HFEs」と呼ばれる)、高フッ素化炭化
水素(通常、ヒドロフルオロカーボン)または「HFCs」と呼ばれる)並びに
高フッ素化および部分塩素化エーテル(通常「ヒドロクロロフルオロエーテル」
または「HCFEs」と呼ばれる)が含まれる。
【0010】 一般に、最も好適な不燃性高フッ素化化合物はヒドロフルオロエーテルである
。HFEsは、炭素、フッ素、水素、1つ以上のエーテル酸素原子、必要に応じ
て、炭素骨格内の、硫黄または窒素などの1つ以上の追加のカテナリーヘテロ原
子を含有する化合物である。HFEは、直鎖、分岐鎖もしくは環状または、アル
キルシクロ脂肪族などのそれらの組み合わせであってもよい。好ましくは、HF
Esは不飽和を含まない。これらの高フッ素化エーテルは一般式、 (I) (R1−O)n−R2 (式中、式Iを参照すると、nは1〜3までの数であり、R1およびR2は同じ、
または互いに異なり、アルキル基、アリール基およびアルキルアリール基からな
る群から選択される)によって図示することができる。R1およびR2の少なくと
も一方は少なくとも1つのフッ素原子を含有し、R1およびR2の少なくとも一方
は少なくとも1つの水素原子を含有する。R1およびR2はまた直鎖、分岐鎖また
は環状であってもよく、1つ以上の不飽和炭素−炭素結合を含有してもよい。
【0011】 好ましいHFEsには、(1)エーテル結合したアルキルまたはアルキレン、
例えばHFEのセグメントが過フッ素化(例えば、パーフルオロカーボン)また
は非フッ素化(例えば、炭化水素)であるが、部分フッ素化されていない分離型
HFEs、および(2)エーテル結合したセグメントの少なくとも1つが過フッ
素化されないか、フッ素不含でもないが、部分フッ素化される(すなわち、フッ
素原子および水素原子の混合物を含有する)偏析しないHFEsが含まれる。
【0012】 分離型HFEsには、モノ−、ジ−またはトリアルコキシ−置換パーフルオロ
アルカン、パーフルオロシクロアルカン、パーフルオロシクロアルキル含有パー
フルオロアルカン、またはパーフルオロシクロアルキレン含有パーフルオロアル
カン化合物を少なくとも1つ含むHFEsが含まれる。これらのHFEsは、例
えば、国際公開公報第96/22356号に記載されており、以下の式II、 (II) Rf−(O−Rhx (式中、 xは1〜約3であり、Rfは原子価xを有する過フッ素化炭化水素基であり、直
鎖、分岐鎖または環状等であってもよく、好ましくは、炭素原子数3〜約7であ
り、さらに好ましくは炭素原子数3〜約6であり、 各Rhは、独立に、炭素原子数1〜約3の直鎖または分岐鎖アルキル基であり、 Rf基およびRh基の一方または両方は、必要に応じて、1つ以上のカテナリーヘ
テロ原子を含有してもよく、 Rf基の炭素原子数およびRh基の炭素原子数の合計は、好ましくは、4〜約8で
ある)で示すことができる。
【0013】 好ましくは、xは1である。最も好ましいRf基はC49−イソマー(すなわ
ち、n−、iso−、sec−、tert−)、C511−イソマー、C613
イソマー、パーフルオロシクロヘキシルおよびC715−イソマーを含み、最も
好ましいRh基はメチル、エチル、n−プロピルおよびiso−プロピルを含む
【0014】 本発明に有用な式IIによって記載される代表的な化合物には、以下の化合物
【化1】 (式中、内部に「F」と命名されている環状構造は過フッ素化されている) が含まれるが、これらに限定されない。
【0015】 式IIの特に好ましい分離型HFEsには、n−C37OCH3、(CF32
CFOCH3、n−C49OCH3、(CF32CFCF2OCH3、n−C37
25、n−C49OC25、(CF32CFCF2OC25、(CF33CO
CH3、(CF33COC25、CF3CF(OCH3)CF(CF32、CF3
F(OC25)CF(CF32およびそれらの混合物が含まれる。市販の分離型
HFEsには、3M登録商標NOVEC登録商標HFE−7100およびHFE
−7200特殊液体(ミネソタ州セントポールのミネソタ マイニング アンド
マニュファクチャリング カンパニー(Minnesota Mining
and Manufacturing Company)製)が含まれる。
【0016】 有用な不燃性非分離型HFEsには、米国特許第5,658,962号(モー
ア(Moore)ら)に記載されているものなどで、式III、 (III) X−[Rf’−O]yR’’H (式中、XはF、Hまたは炭素原子数1〜3のパーフルオロアルキル基であり、
各Rf’は、独立に、−CF2−、−C24−および−C36−からなる群から選
択され、 R’’は、炭素原子数1〜約3の2価有機基で、好ましくは、過フッ素化されて
おり、 yは1〜7の整数であり、 XがFである場合には、R"は少なくとも1つのF原子を含有する)で示される
一般構造によって記載することができるα−、β−およびω−置換ヒドロフルオ
ロアルキルエーテルが含まれる。
【0017】 本発明に有用な式IIIによって記載されている代表的な化合物には、以下の
化合物、
【化2】 C49OC24H HC36OC36H HC36OCH3511OC24H C613OCF2H C37OCH2F HCF2OCF2OCF2H HCF2OCF2OC24OCF2H C37O[CF(CF3)CF2O]pCF(CF3)H,(式中、pは、0から
1である。) HCF2OC24OCF2H HCF2OCF2OCF2OCF2H HCF2OC24OC24OCF2H が含まれるが、それらに限定されない。
【0018】 好ましい不燃性非偏析HFEsには、C49OC24H、C613OCF2H、
HC36OC36H、C37OCH2F、HCF2OCF2OCF2H、HCF2
CF2CF2OCF2H、HC36OCH3、HCF2OCF2OC24OCF2Hお
よびそれらの混合物が含まれる。市販の非偏析HFEs特殊液体は「GALDE
N H」の商品名のイタリア、ミラノのオーシモン コーポ(Ausimont
Corp.)製である。
【0019】 有用な不燃性ヒドロフルオロカーボンには、 (1)式IV、 (IV) C4n1 0− n、 (式中、n<5で、式IVの代表的な化合物には、CHF2(CF22CF2H、
CF3CF2CH2CH2F、CF3CH2CF2CH2F、CH3CHFCF2CF3
CF3CH2CH2CF3、CH2FCF2CF2CH2F、CHF2CH(CF3)CF 3 およびCHF(CF3)CF2CF3が含まれる)の直鎖または分岐鎖化合物、 (2)式V、 (V) C5n12 n, (式中、n<6で、式Vの代表的な化合物には、CF3CH2CHFCF2CF3
CF3CHFCH2CF2CF3、CF3CH2CF2CH2CF3、CF3CHFCHF
CF2CF3、CF3CH2CH2CF2CF3、CH3CHFCF2CF2CF3、CF3 CF2CF2CH2CH3、CH3CF2CF2CF2CF3、CF3CH2CHFCH2
3、CH2FCF2CF2CF2CF3、CHF2CF2CF2CF2CF3、CH3CF
(CHFCHF2)CF3、CH3CH(CF2CF3)CF3、CHF2CH(CH
2)CF2CF3、CHF2CF(CHF2)CF2CF3およびCHF2CF2CF
(CF32が含まれる)の直鎖または分岐鎖化合物、 (3)式VI、 (VI) C6n 4 n (式中、n<7で、式VIの代表的な化合物には、CHF2(CF24CF2H、
(CF3CH22CHCF3、CH3CHFCF2CHFCHFCF3、HCF2CH
FCF2CF2CHFCF2H、H2CFCF2CF2CF2CF2CF2H、CHF2
2CF2CF2CF2CHF2、CHF2CF2CF2CF2CF3、CH3CF(CF2 H)CHFCHFCF3、CH3CF(CF3)CHFCHFCF3、CH3CF2
(CF32CF2CH3、CH3CF(CF3)CF2CF2CF3、CHF2CF2
H(CF3)CF2CF3およびCHF2CF2CF(CF3)CF2CF3が含まれる
)の直鎖または分岐鎖化合物、 (4)式VII、 (VII) C7n16 n (式中、n<8で、式VIIの代表的な化合物には、CH3CHFCH2CF2
HFCF2CF3、CH3(CF25CH3、CH3CH2(CF24CF3、CF3
2CH2(CF23CF3、CH2FCF2CHF(CF23CF3、CF3CF2
2CHFCHFCF2CF3、CF3CF2CF2CHFCF2CF2CF3、CH3
H(CF3)CF2CF2CF2CH3、CH3CF(CF3)CH2CFHCF2CF3 、CH3CF(CF2CF3)CHFCF2CF3、CH3CH2CH(CF3)CF2
CF2CF3、CHF2CF(CF3)(CF23CH2FおよびCHF2CF(CF 3 )(CF23CF3が含まれる)の直鎖または分岐鎖化合物、 (5)
【化3】 などの高フッ素化シクロペンチル化合物、 からなる群から選択されるHFCsが含まれる。
【0020】 好ましい不燃性HFCsには、CF3CFHCFHCF2CF3、C511H、C 613H、CF3CF2CH2CH2F、CHF2CF2CF2CHF2、1,2−ジヒ
ドロパーフルオロシクロペンタンおよび1,1,2−トリヒドロパーフルオロシ
クロペンタンが含まれる。有用なヒドロフルオロカーボンにはデラウェアー州ウ
ィルミントンのイー アイ デュポン デ ニュモアーズ(E.I.duPon
t de Numours)製の商品名「VERTREL」および日本、東京の
ニッポンゼオン(Nippon Zeon)製の商品名「ZEORORA−H」
の市販のヒドロフルオロカーボンが含まれる。
【0021】 有用な不燃性ヒドロクロロフルオロエーテルには、式VIII、 (VIII) Rf’−O−CabcCld (式中、Rf’は、好ましくは、炭素原子数少なくとも3〜約6で、必要に応じ
て、窒素または酸素などのカテナリーヘテロ原子を含有するパーフルオロアルキ
ル基であり、「a」は、好ましくは、1〜約4であり、「b」は少なくとも1で
あり、「c」は0〜約2の範囲であってもよく、「d」は少なくとも1である)
で示される一般式によって記載することができるHCFEsが含まれる。このよ
うなHCFEsは国際公開公報第99/14175号に記載されている。特定の
有用なHCFEsには、(CF32CFOCHCl2、(CF32CFOCH2
l、CF3CF2CF2OCHCl2、CF3CF2CF2OCH2Cl、(CF32
FCF2OCHCl2、(CF32CFCF2OCH2Cl、CF3CF2CF2CF2 OCHCl2、CF3CF2CF2CF2OCH2Cl、(CF32CFCF2OCH
ClCH3およびCF3CF2CF2CF2OCHClCH3が含まれる。
【0022】 選択した高フッ素化化合物を、少量のトランス−1,2−ジクロロエチレンお
よび少なくとも1つの芳香族部分を含有し、沸点が約100℃〜約140℃(好
ましくは、約100℃〜約120℃)である少量の1種以上のフッ素化化合物と
ブレンドする。この後者の部類の化合物には、キシレンおよびトルエン誘導体を
含む、例えば、フッ素化モノ−、ジ−およびトリアルキル芳香族化合物が含まれ
る。ヘキサフルオロキシレン、ベンゾトリフルオリドおよびパラ−クロロベンゾ
トリフルオリドなどのフルオロアルキル置換化合物がこれらの化合物のうちで好
ましい。このような化合物は、例えば、ニューヨーク州、グランドアイランドの
オクシデンタル ケミカル コーポ(Occidental Chemical
Corp)製の商品名「OXSOL」で市販品を購入できる。
【0023】 不燃性組成物の3つの主要な成分の各々の濃度は、組成物に求められる特定の
特徴によって主に決定される。例えば、シリコーン溶解力を示す組成物は、不揮
発性油圧油を洗浄することを意図している組成物とは異なって調製されることが
ある。一般に、高フッ素化化合物は、重量により、ブレンドの約50〜約90重
量パーセントを含み、フッ素化芳香族化合物は約5〜約35重量パーセントを含
み、トランス−1,2−ジクロロエチレンは約0.5〜約30重量パーセントを
含む。組成物を構成するために選択した特定の化合物は、一部には、洗浄組成物
に求められる望ましい性能特性に依存する。例えば、プラスチック適合性が望ま
れる、式IIによって上記に図示した高フッ素化エーテルを選択することができ
るが、最適の油圧油溶解力が望まれる、高フッ素化アルカン(例えば、2,3−
ジヒドロパーフルオロペンタン)が選択されてもよい。
【0024】 特に有用な不燃性高フッ素化組成物には、以下、 (1)シリコーン溶解力のためには、 75〜80重量パーセントのヒドロフルオロエーテル 10〜23重量パーセントのベンゾトリフルオリド 2〜10重量パーセントのトランス−1,2−ジクロロエチレン (2)また、シリコーン溶解力のためには、 57−73重量パーセントのヒドロフルオロエーテル 10〜25重量パーセントのヘキサフルオロキシレン 10〜20重量パーセントのトランス−1,2−ジクロロエチレン (3)油圧油溶解力のためには、 80〜85重量パーセントのヒドロフルオロエーテル 10〜18重量パーセントのベンゾトリフルオリド 2〜10重量パーセントのトランス−1,2−ジクロロエチレン (4)また、油圧油溶解力のためには、 70〜90重量パーセントのヒドロフルオロカーボン 5〜20重量パーセントのベンゾトリフルオリド 0.5〜15重量パーセントのトランス−1,2−ジクロロエチレン が含まれる。
【0025】 本発明の組成物はまた、組成物を使用する目的に有用な1種以上の添加剤およ
び/または補助剤を用いて調製されてもよい。例えば、界面活性剤、さびおよび
腐食抑制剤、潤滑性物質、抗酸化剤、抗菌剤、泡消剤、染料、氷点降下剤、pH
緩衝剤等の1種以上を、組成物を形成する溶剤ブレンドに加えてもよい。
【0026】 本発明の洗浄方法は、汚染された基材に不燃性組成物(本明細書では洗浄用組
成物)を接触させることによって実施することができる。組成物は液体の状態で
使用されても、基材を「コーティングする」ためのいかなる技法を使用してもよ
い。例えば、液体の洗浄用組成物を汚れた基材に噴霧もしくはブラシ塗りしても
、汚れた基材を拭くために吸収性の布もしくはタオルを濡らすために使用しても
よく、または基材を液体の組成物に漬けてもよい。組成物はまた、好適な噴射剤
を使用してエアゾールとして基材に送達されてもよい。超音波エネルギーおよび
/または撹拌を使用して、洗浄を容易にしてもよい。種々の異なる溶剤洗浄技法
は、エリス(B.N.Ellis)によって、電子部品およびアセンブリーの洗
浄と汚染(Cleaning and Contamination of E
lectronics Components and Assemblies
)、エレクトロケミカル パブリフィケーションズ リミテッド(Electr
ochemical Publications Limited)、スコット
ランド、アイル、182〜194ページ(1986年)に記載されている。
【0027】 有機基材および無機基材のどちらも本発明の方法によって洗浄することができ
る。代表的な基材には、金属、セラミック、ガラス、ポリカーボネート、ポリス
チレン、ポリアクリレート、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンコポリマ
ー、天然および合成繊維(並びにそれらから誘導される布)、並びに上記物質の
複合物が含まれるが、それらに限定されない。本発明の組成物は、プラスチック
材料または繊細な保護コーティングを含有する基材を洗浄するのに特に有用であ
る。従って、組成物は、ポリカーボネートおよびポリアクリレートから製造され
る医療用または形成外科用器具を製造する際に普通に使用されるものなどのプラ
スチック成分からのシリコーン汚染の除去に特定の利用性が見いだされている。
本発明の好適に調製された組成物はまた、一般に、ジニトロクレゾールの溶液で
ある、産業用の標準的な腐食抑制コーティング(CIC)をコーティングした機
上設備の洗浄に利用性が見いだされている。このようなコーティングは、例えば
、ワシントン州ブリエンのジノール インク(Dinol,Inc.)製の商品
名「DINITROL」で市販品を購入でき、カリフォルニア州サンジョセのジ
ップ−ケム(Zip−Chem)製のD−5023NSおよびD−5029NS
として入手可能なものである。
【0028】 記載されている洗浄方法を使用して基材の表面からほとんどの汚染物を溶解ま
たは除去することができる。例えば、軽質炭化水素汚染物、鉱物油およびグリー
スなどのより高分子量の炭化水素汚染物、パーフルオロポリエーテル、ブロモト
リフルオロエチレンオリゴマー(ジャイロスコープ液)およびクロロトリフルオ
ロエチレンオリゴマー(油圧油および潤滑剤)、シリコーン油およびグリース、
はんだフラックス、粒状物質並びに精密装置、電子装置、金属装置および医療装
置洗浄において遭遇される他の汚染物などの物質を除去することができる。
【0029】 本発明の組成物は、洗浄用途だけでなく、基材の表面への蒸着を可能にするコ
ーティング物質の担体として本発明の組成物が機能するコーティング蒸着方法に
使用することができる。従って、本発明は、また、本発明の組成物を使用して機
材表面にコーティングを蒸着するためのコーティング組成物を提供する。本発明
の方法は、その最も本質的な態様において、基材の少なくとも1つの表面の少な
くとも一部に、(a)先に記載した溶剤組成物と、(b)溶剤組成物に溶解また
は分散させることが可能な少なくとも1種のコーティング物質とを含む不燃性液
体コーティング組成物のコーティングを適用するステップを含む。好ましくは、
本発明の方法は、さらに、例えば、蒸発(例えば、加熱または真空の適用によっ
て助成することができる)を可能にすることによって、コーティングから溶剤組
成物を除去するステップを含む。本発明の方法は、医療用装置および器具をシリ
コーン潤滑剤でコーティングするのに特に有用となり得る。
【0030】 以下の実施例は本発明の理解を助けるために提供されており、本発明の範囲を
限定するものと考えられるべきではない。特に明記しない限り、全ての部および
割合は重量による。
【0031】 実施例 試験方法 溶解力試験 透明で相容性の溶液となる最低濃度の油圧油として油圧油の溶解力を測定した
。約2ミリリッターの本発明の組成物をタラ(tare)秤量法によるふた付き
ガラスバイアルに加えた。組成物の重量を測定して、記録した。ミズーリ州セン
トルイスのモンサント ケミカル コ(Monsanto Chemical
Co.)製の登録商標スカイドロール(SKYDROL)LD−4を、混合物が
透明になるまで滴加し、透明になった時点で、混合物の総重量を記録し、登録商
標スカイドロール(SKYDROL)LD−4の重量パーセントを算出した。許
容されうる性能は、試験混合物中において登録商標スカイドロール(SKYDR
OL)の透明で相容性の溶液を提供する最低濃度が30重量パーセントに等しい
か、またはそれより小さい点と規定する。
【0032】 シリコーン溶解力は、添加したシリコーンが濁った混合物を形成する前には透
明な溶液として溶解していると思われ、さらにシリコーンを添加すると2層を形
成する最大濃度と規定する。約2ミリリッターの本発明の組成物をタラ(tar
e)秤量法によるふた付きガラスバイアルに添加し、流体の重量を記録した。カ
リフォルニア州カルピンテリアのヌシル テクノロジー(Nusil Tech
nology)製の登録商標MED−361、0.35Pa−secシリコーン
流動物を、この混合物が濁るまで滴加した。次いで、混合物の総重量を記録し、
溶解したシリコーンの重量パーセントを算出した。許容されうる性能は、試験混
合物に溶解しうる最大シリコーン濃度が2重量パーセントに等しいか、またはそ
れより大きい点と規定する。
【0033】 組成物の燃焼性試験 1ミリリッターの組成物をふたをしないアルミニウム製の蒸発皿(直径6セン
チメーター×高さ1.5センチメーター)に入れ、液体組成物の上方の蒸気にブ
タン炎を接触させ続けることによって、組成物を燃焼性について試験した。組成
物が蒸発して乾燥する、または組成物が発火して燃焼し続けるまで、約1〜2秒
間隔で発火源を蒸気相に繰り返し接触させた。以下の基準に基づいて、結果を1
〜4までの数値に割り付けた: 1.炎の増大はない、 2.炎は増大するが、持続的に燃焼せず、発火源を取り去ると、1秒以内に炎自
体が消える、 3.炎は増大し、発火源を取り去っても1秒より長く炎は持続するが、炎は常に
自己消火する、および 4.液体組成物が蒸発皿に存在する限り、蒸気は燃焼し続ける。
【0034】 蒸発中、1または2の判定は許容されうる燃焼性である。
【0035】 登録商標スカイドロール(SKYDROL)LD−4油圧油の除去に関する洗浄
性能試験 水平方向から45〜60度の角度で縦の位置に設置した平坦なガラス製顕微鏡
スライドの頂点付近に1滴の登録商標スカイドロール(SKYDROL)LD−
4油圧油をおくことによって、油圧油を除去する能力において試験した本発明の
各組成物の洗浄性能を評価した。油滴がガラス製スライドの底部まで拡散したら
、油圧油を洗い流すまたは除去するように、5−ミリリッターの使い捨てピペッ
トで1.5ミリリッターの試験組成物をスライドに吹きかけた。得られたガラス
製スライドの外観を記録し、以下の判定系をこれらの結果に割り付けた。 1.かなり良いまたは不良(いくぶんかの残留物または実質的な量の残留物が
残っている)、 2.良い(わずかな残留物、近づいて調べなくても見えるが、かなりの量のよ
ごれは除去されている)、 3.非常に良い(ほとんど残留物はなく、近づいて調べないと見えない)、お
よび 4.優れている(残留物は見えない)。
【0036】 2以上の判定が許容されうる。
【0037】 組成物と航空機の腐食抑制化合物(CIC)コーティングとの適合性に関する試
験 CICコーティングしたアルミニウムQ−パネルを使用してCIC適合性を試
験した。登録商標ジニトロール(DINITROL)AV30腐食抑制化合物を
きれいなアルミニウムQ−パネルの一方の面に注ぎ、それをほぼ垂直に保持して
、過剰分をビーカーに流れさせることによって、各パネルを調製した。コーティ
ング直後のパネルをペーパータオルの平坦な面上にコーティングした面を上にし
ておき、室温で一晩以上空気乾燥してから、適合性試験にそれらを使用した。
【0038】 テープを使用してCICコーティングした各試験パネルを約1.25センチメ
ーター×5センチメーターのセクションに分割し、次いで、水平方向から60度
の角度で縦に傾斜させたこれらのパネルの1つの1セクションに5ミリリッター
使い捨てピペットを使用して約0.5ミリリッターの試験組成物を滴下にて適用
することによって、試験した本発明の各組成物とCICコーティングとの適合性
を評価した。次いで、CICコーティングの得られた外観を記録し、以下の判定
系をこれらの結果に割り付けた。 1.CICがほぼ完全に除去された、 2.CICがいくぶんか除去された、 3.CICの外観に変化が見られるが、CICの除去は明らかではない、 4.CICは見かけ上全く変化がない。
【0039】 2以上の判定が許容されうる。
【0040】 組成物とポリカーボネートまたはポリメチルメタクリレート(PMMA)との適
合性試験 1.25平方センチメーター、厚さ0.3センチメーターのポリカーボネート
またはポリアクリレート(ミネソタ州エデンプレイリーのミネソタ プラスチッ
クス インク(Minnesota Plastics,Inc.)製)を29
ミリリッターのガラス製バイアルに入れ、次いで本発明の試験組成物の6ミリリ
ッターをバイアルに加え、次いで、金属製のふたでバイアルを被覆し、室温にお
いて撹拌しないように放置することによって、ポリカーボネートとPMMA適合
性試験を実施した。試験組成物に1時間暴露させた後、次いで同じ試料を試験組
成物に一晩暴露させた後に、各材料試料を目で見て調べることによる外観の変化
を記録した。各試料を流体から取り出し、空気乾燥後目で見て調べた。以下の判
定系を結果に割り付けた。 1.1時間および一晩の暴露後共に、大きな変化(表面が曇ってみえたり、波
線が見えたりまたはそれよりひどい)が見られる、 2.1時間の暴露後はわずかな変化が見られ、一晩の暴露後は大きな変化が見
られる、 3.1時間の暴露後はみかけ上変化がなく、一晩の暴露後は大きな変化が見ら
れる、 4.1時間の暴露後はみかけ上変化がなく、一晩の暴露後はわずかな変化が見
られる、および 5.1時間および一晩の暴露後共に、みかけ上変化はない。
【0041】 3以上の判定が許容されうる。
【0042】 燃焼性、シリコーン溶解力並びにPMMAおよびポリカーボネートとの適合性
を上記の試験により評価して、許容されうる性能領域を判定した。これらの結果
を三成分図にプロットし、次いで、重ねて、関心のある特性を有する試験組成物
のゾーンを見つけた。図1〜6は、結果が得られたブレンド組成物を示す。表1
は、これらの最適化実験(すなわち、これらの領域の数値による記載)から得ら
れた調製物を記載する。
【0043】 以下の溶剤を評価した: (1)オクシデンタル ケミカル(Occidental Chemical
)製のヘキサフルオロキシレン(「HFX」) (2)ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
(Minnesota Mining and Manufacturing
Company)製のHFE−7100として入手可能な、C49OCH3、 (3)オクシデンタル ケミカル(Occidental Chemical
)製の登録商標オキシゾル(OXSOL)2000として入手可能な、ベンゾト
リフルオリド (4)オクシデンタル ケミカル(Occidental Chemical
)製の登録商標オキシゾル(OXSOL)100として入手可能な、パラ−クロ
ロベンゾトリフルオリド (5)イー アイ デュポン デ ニュモアーズ(E.I.duPont d
e Numours)製の登録商標ベルトレル(VERTREL)XFとして入
手可能な2,3−ジヒドロパーフルオロペンタン(「HFC」) (6)ペンシルバニア州ピッツバーグのピーピージー インダストリーズ(P
PG Industries)製のトランス−1,2−ジクロロエチレン(t−
DCE)
【0044】
【表1】表1
【0045】 以下の実施例は、本発明の組成物が傷つきやすいプラスチック基材にシリコー
ンコーティングを蒸着する能力を評価する。ヌシル テクノロジー(Nusil
Technology)製の登録商標MED−361(粘度350cps(0
.35Pa−sec)の0.5重量パーセントの溶液を調製し、コーティング性
能およびプラスチック適合性について評価した。各溶液を使用して、1インチ(
2.54cm)×2.5インチ(6.35cm)×0.0675インチ(0.1
72cm)のポリカーボネートのパネルをコーティングした。パネルを溶液に浸
し、5分間溶液中に保持し、1分あたり約1フット(30.2cm/分)の速度
で引き上げた。パネルを5分間乾燥させ、基材およびシリコーンオイルコーティ
ングを目で見て評価した。
【0046】
【表2】
【0047】 上記の結果は、本発明の組成物(実施例A〜C)はCFC−113と同様に性
能を発揮することを実証している。比較により、HCFC−141bおよびトル
エンなどの溶剤は、傷つきやすいプラスチック基材との不適合性による有害な結
果、およびトルエンの場合には燃焼性を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ヒドロフルオロエーテル、フッ素化芳香族化合物およびトランス
−1,2−ジクロロエチレンを含む不燃性溶剤組成物を略図で示す三成分図を示
す。図が示す組成範囲は、シリコーンおよび油圧油に対する溶解力並びにポリカ
ーボネートおよびポリメチルメタクリレート物質との適合性を示すように最適に
調製した溶剤組成物を示す。
【図2】 ヒドロフルオロエーテル、フッ素化芳香族化合物およびトランス
−1,2−ジクロロエチレンを含む不燃性溶剤組成物を略図で示す三成分図を示
す。図が示す組成範囲は、シリコーンおよび油圧油に対する溶解力並びにポリカ
ーボネートおよびポリメチルメタクリレート物質との適合性を示すように最適に
調製した溶剤組成物を示す。
【図3】 ヒドロフルオロエーテル、フッ素化芳香族化合物およびトランス
−1,2−ジクロロエチレンを含む不燃性溶剤組成物を略図で示す三成分図を示
す。図が示す組成範囲は、シリコーンおよび油圧油に対する溶解力並びにポリカ
ーボネートおよびポリメチルメタクリレート物質との適合性を示すように最適に
調製した溶剤組成物を示す。
【図4】 高フッ素化アルカン、フッ素化芳香族化合物およびトランス−1
,2−ジクロロエチレンを含む不燃性溶剤組成物を略図で示す三成分図を示す。
図が示す組成範囲は、油圧油に対する溶解力並びにポリカーボネートおよびポリ
メチルメタクリレート物質との適合性を示すように最適に調製した溶剤組成物を
示す。
【図5】 高フッ素化アルカン、フッ素化芳香族化合物およびトランス−1
,2−ジクロロエチレンを含む不燃性溶剤組成物を略図で示す三成分図を示す。
図が示す組成範囲は、油圧油に対する溶解力並びにポリカーボネートおよびポリ
メチルメタクリレート物質との適合性を示すように最適に調製した溶剤組成物を
示す。
【図6】 高フッ素化アルカン、フッ素化芳香族化合物およびトランス−1
,2−ジクロロエチレンを含む不燃性溶剤組成物を略図で示す三成分図を示す。
図が示す組成範囲は、油圧油に対する溶解力並びにポリカーボネートおよびポリ
メチルメタクリレート物質との適合性を示すように最適に調製した溶剤組成物を
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・ジー・オーウェンズ アメリカ合衆国55133−3427ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス33427 Fターム(参考) 4H003 DA09 DA12 DA14 DA15 ED16 ED26 ED29 FA01 FA03 FA45

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)沸点が約100℃より低い1種以上の高フッ素化化合
    物の主要量と、 (b)少なくとも1つの芳香族部分を含有し、沸点が約100℃〜約140℃
    である1種以上のフッ素化化合物を少量と、 (c)トランス−1,2−ジクロロエチレンを少量と、 を含む不燃性の組成物。
  2. 【請求項2】 沸点が約100℃より低い前記高フッ素化化合物が高フッ素
    化エーテルである、請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 前記高フッ素化エーテルが式、 (R1−O)n−R2 (式中、 nは1〜3までの数であり、 R1およびR2は同じであっても、互いに異なってもよく、アルキル基、アリール
    基およびアルキルアリール基からなる群から選択され、 R1およびR2の少なくとも一方は少なくとも1つのフッ素原子を含有し、R1
    よびR2の少なくとも一方は少なくとも1つの水素原子を含有し、 さらに、R1およびR2の少なくとも一方またはそれらの両方は直鎖、分岐鎖また
    は環状であってよく、1つ以上の不飽和炭素−炭素結合を含有してもよい)で表
    される、請求項2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前記高フッ素化エーテルが式、 Rf(O−Rhx (式中、 xは1〜約3であり、 Rfは原子価xを有し、直鎖、分岐鎖または環状であってもよく、炭素原子数3
    〜約7である過フッ素化炭化水素であり、 各Rhは、独立に、炭素原子数1〜約3である直鎖または分岐鎖アルキル基であ
    り、 Rf基およびRh基の炭素原子の合計は4〜約8である)で表される、請求項2に
    記載の組成物。
  5. 【請求項5】 前記高フッ素化エーテルが、n−C37OCH3、(CF3 2 CFOCH3、n−C49OCH3、(CF32CFCF2OCH3、n−C37
    OC25、n−C49OC25、(CF32CFCF2OC25、(CF33
    OCH3、(CF33COC25、CF3CF(OCH3)CF(CF32、CF3 CF(OC25)CF(CF32およびそれらの混合物からなる群から選択され
    る、請求項4に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 前記高フッ素化エーテルが式、 X−[Rf’−O]yR’’H (式中、 Xは、F、Hまたは炭素原子数1〜3のパーフルオロアルキル基からなる群から
    選択され、 各Rf’は、独立に、−CF2−、−C24−および−C36−からなる群から選
    択され、 R’’は、炭素原子数1〜約3の2価有機基であり、 yは1〜7の整数であり、 さらに、XがFである場合には、R"は少なくとも1つのF原子を含有する)で
    表される、請求項2に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 前記高フッ素化エーテルが、C49OC24H、C613
    CF2H、HC36OC36H、C37OCH2F、HCF2OCF2OCF2H、
    HCF2OCF2CF2OCF2H、HC36OCH3、HCF2OCF2OC24
    CF2Hおよびそれらの混合物からなる群から選択される、請求項6に記載の組
    成物。
  8. 【請求項8】 沸点が約100℃より低い前記高フッ素化化合物が高フッ素
    化アルカンである、請求項1に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 前記高フッ素化アルカンが、CF3CFHCFHCF2CF3
    、C511H、C613H、CF3CF2CH2CH2F、CHF2CF2CF2CHF2 、1,2−ジヒドロパーフルオロシクロペンタン、1,1,2−トリヒドロパー
    フルオロシクロペンタンおよびそれらの混合物からなる群から選択される請求項
    8に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 少なくとも1つの芳香族部分を含有し、沸点が約100℃
    〜約140℃である前記フッ素化化合物の1つ以上が、フッ素化モノ−、ジ−お
    よびトリアルキル置換芳香族化合物並びにそれらの混合物からなる群から選択さ
    れる、請求項1に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つの芳香族部分を含有し、沸点が約100℃
    〜約140℃である前記フッ素化化合物の1つ以上が、ヘキサフルオロキシレン
    、ベンゾトリフルオリド、パラ−クロロベンゾトリフルオリドおよびそれらの混
    合物からなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 約75〜約80重量パーセントの1種以上のヒドロフルオ
    ロエーテルと、約10〜約23重量パーセントのベンゾトリフルオリドと、約2
    〜約10重量パーセントのトランス−1,2−ジクロロエチレンとを含む不燃性
    組成物。
  13. 【請求項13】 約80〜約85重量パーセントの1種以上のヒドロフルオ
    ロエーテルと、約10〜約18重量パーセントのベンゾトリフルオリドと、約2
    〜約10重量パーセントのトランス−1,2−ジクロロエチレンとを含む不燃性
    組成物。
  14. 【請求項14】 約57〜約73重量パーセントの1種以上のヒドロフルオ
    ロエーテルと、約10〜約25重量パーセントのヘキサフルオロキシレンと、約
    10〜約20重量パーセントのトランス−1,2−ジクロロエチレンとを含む不
    燃性組成物。
  15. 【請求項15】 約70〜約90重量パーセントの1種以上のヒドロフルオ
    ロカーボンと、約5〜約20重量パーセントのベンゾトリフルオリドと、約0.
    5〜約15重量パーセントのトランス−1,2−ジクロロエチレンとを含む不燃
    性組成物。
  16. 【請求項16】 請求項1、12、13、14または15のいずれか1項に
    記載の組成物を基材に接触させるステップを含む洗浄方法。
  17. 【請求項17】 (a)沸点が約100℃より低い1種以上の高フッ素化化
    合物の主要量と、 (b)少なくとも1つの芳香族部分を含有し、沸点が約100℃〜約140℃
    である1種以上のフッ素化化合物を少量と、 (c)トランス−1,2−ジクロロエチレンを少量と、 (d)組成物に溶解または分散可能な少なくとも1種のコーティング材料と、 を含む不燃性液体コーティング組成物を、基材の少なくとも1つの面の少なくと
    も一部に適用するステップを含むコーティング方法。
JP2000552240A 1998-06-05 1999-05-03 洗浄およびコーティング組成物とこれを用いた方法 Pending JP2002517557A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US8816898P 1998-06-05 1998-06-05
US60/088,168 1998-06-05
PCT/US1999/009520 WO1999063043A1 (en) 1998-06-05 1999-05-03 Cleaning and coating composition and methods of using same

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002517557A true JP2002517557A (ja) 2002-06-18

Family

ID=22209759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000552240A Pending JP2002517557A (ja) 1998-06-05 1999-05-03 洗浄およびコーティング組成物とこれを用いた方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6274543B1 (ja)
EP (1) EP1084225B1 (ja)
JP (1) JP2002517557A (ja)
KR (1) KR20010052554A (ja)
BR (1) BR9910920A (ja)
DE (1) DE69906965T2 (ja)
WO (1) WO1999063043A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004020568A1 (ja) * 2002-08-29 2004-03-11 Asahi Glass Company, Limited 溶剤組成物

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1302027B1 (it) * 1998-08-19 2000-07-20 Ausimont Spa Composizioni azeotropiche o quasi azeotropiche a base diidrofluoropolieteri
JP4826014B2 (ja) * 2000-01-11 2011-11-30 旭硝子株式会社 フッ素系希釈溶剤
GB2358189B (en) * 2000-01-11 2004-08-11 Asahi Glass Co Ltd Method for coating a substance with a lubricant
US6770614B2 (en) 2002-06-03 2004-08-03 Crc Industries, Inc. Cleaner for electronic parts and method for using the same
US6699829B2 (en) * 2002-06-07 2004-03-02 Kyzen Corporation Cleaning compositions containing dichloroethylene and six carbon alkoxy substituted perfluoro compounds
ES2728672T3 (es) * 2002-10-25 2019-10-28 Honeywell Int Inc Composiciones que contienen olefinas sustituidas con flúor
US7067468B2 (en) * 2003-06-20 2006-06-27 Degroot Richard J Azeotrope compositions containing a fluorocyclopentane
US20050008784A1 (en) * 2003-06-27 2005-01-13 3M Innovative Properties Company Removal and replacement of antisoiling coatings
US20050136180A1 (en) * 2003-12-19 2005-06-23 3M Innovative Properties Company Method of coating a substrate with a fluoropolymer
US7476331B2 (en) * 2005-02-09 2009-01-13 E I Du Pont Nemours And Company Compositions comprising 1,1,1,2,2,3,4,5,5,6,6,7,7,7-tetradecafluoroheptane and uses thereof
US7524806B2 (en) * 2005-07-07 2009-04-28 Arkema Inc. Trans-1, 2-dichloroethylene and hydrofluorocarbon or alkoxy perfluoroalkane compositions having elevated flash points
US7540973B2 (en) * 2006-12-12 2009-06-02 E. I. Du Pont De Nemours And Company Azeotrope-like mixtures comprising heptafluorocyclopentane
KR20100021432A (ko) * 2007-06-07 2010-02-24 레르 리키드 쏘시에떼 아노님 뿌르 레드 에렉스뿔라따시옹 데 프로세데 조르즈 클로드 반도체용 난연성 용매
US9909017B2 (en) 2013-11-01 2018-03-06 Zyp Coatings, Inc. Miscible solvent system and method for making same
US9434824B2 (en) * 2014-03-31 2016-09-06 Zyp Coatings, Inc. Nonflammable solvent compositions for dissolving polymers and resulting solvent systems
US9260595B1 (en) 2014-08-26 2016-02-16 Zyp Coatings, Inc. N-propyl bromide solvent systems
US10273437B2 (en) 2015-10-08 2019-04-30 Illinois Tool Works Inc. Low flammability solvent composition
KR101999100B1 (ko) * 2019-01-15 2019-07-11 이준묵 비수용성 친환경 금속 및 비금속 세정제 조성물
KR102048297B1 (ko) * 2019-07-03 2019-11-25 이준묵 비수용성 친환경 금속 및 비금속 세정제 조성물
KR102332197B1 (ko) * 2020-04-17 2021-12-08 주식회사 제이에이치씨 친환경 세정제 조성물.
KR102370867B1 (ko) * 2020-04-17 2022-03-07 주식회사 제이에이치씨 친환경 세정제 조성물.
KR102371815B1 (ko) * 2020-09-22 2022-03-10 주식회사 제이에이치씨 친환경 세정제 조성물

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4999127A (en) 1989-12-11 1991-03-12 E. I. Du Pont De Nemours And Company Azeotropic composition of 2-chloro-1,1,2-trifluoroethyl-2-difluoromethyl ether with trans-1,2-dichloroethylene and methnanol
EP0465037A1 (en) 1990-06-29 1992-01-08 Minnesota Mining And Manufacturing Company Solvent composition
US5064560A (en) 1990-10-11 1991-11-12 E. I. Du Pont De Nemours And Company Ternary azeotropic compositions of 43-10mee (CF3 CHFCHFCH2 CF.sub.
US5064559A (en) 1990-10-11 1991-11-12 E. I. Du Pont De Nemours And Company Binary azeotropic compositions of (CF3 CHFCHFCF2 CF3) with methanol or ethanol or isopropanol
JPH054003A (ja) 1991-06-27 1993-01-14 Asahi Chem Ind Co Ltd 水切り溶剤組成物
US5196137A (en) 1991-10-01 1993-03-23 E. I. Du Pont De Nemours And Company Azeotropic composition of 1,1,1,2,3,4,4,5,5,5-decafluoropentane and trans-1,2-dichloroethylene, cis-1,2-dichloroethylene or 1,1-dichlorethane
US5658962A (en) 1994-05-20 1997-08-19 Minnesota Mining And Manufacturing Company Omega-hydrofluoroalkyl ethers, precursor carboxylic acids and derivatives thereof, and their preparation and application
US6020299A (en) 1994-10-27 2000-02-01 Occidental Chemical Corporation Single phase cleaning fluid
US5925611A (en) 1995-01-20 1999-07-20 Minnesota Mining And Manufacturing Company Cleaning process and composition
CA2219233A1 (en) 1995-05-16 1996-11-21 Dean S. Milbrath Azeotrope-like compositions and their use
US5814595A (en) 1995-05-16 1998-09-29 Minnesota Mining And Manufacturing Company Azeotrope-like compositions and their use
US5827446A (en) * 1996-01-31 1998-10-27 E. I. Du Pont De Nemours And Company Nonafluoromethoxybutane compositions
US5756002A (en) * 1996-05-10 1998-05-26 Occidental Chemical Corporation Cleaning solvents containing benzotrifluoride and fluorinated compounds
US6030934A (en) 1997-02-19 2000-02-29 3M Innovative Properties Company Azeotropic compositions of methoxy-perfluoropropane and their use
US6048471A (en) * 1997-07-18 2000-04-11 Richard G. Henry Zero volatile organic compound compositions based upon organic solvents which are negligibly reactive with hydroxyl radical and do not contribute appreciably to the formation of ground based ozone

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004020568A1 (ja) * 2002-08-29 2004-03-11 Asahi Glass Company, Limited 溶剤組成物
US7163646B2 (en) 2002-08-29 2007-01-16 Asahi Glass Company, Limited Solvent compositions

Also Published As

Publication number Publication date
US6274543B1 (en) 2001-08-14
KR20010052554A (ko) 2001-06-25
BR9910920A (pt) 2001-04-17
WO1999063043A1 (en) 1999-12-09
EP1084225A1 (en) 2001-03-21
DE69906965D1 (de) 2003-05-22
EP1084225B1 (en) 2003-04-16
DE69906965T2 (de) 2004-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002517557A (ja) 洗浄およびコーティング組成物とこれを用いた方法
US9428717B2 (en) Compositions of methyl perfluoroheptene ethers, 1,1,1,2,2,3,4,5,5,5-decafluoropentane and trans-1,2-dichloroethylene and uses thereof
JP5518878B2 (ja) 洗浄組成物
KR101506061B1 (ko) 1,1,1,2,3,3-헥사플루오로-3-메톡시-프로판 및 트랜스-1,2-다이클로로에틸렌을 갖는 3성분 공비혼합물-유사 조성물
WO1994026864A1 (en) Cleaning agent, cleaning method and cleaning apparatus
KR20140009462A (ko) 메틸 퍼플루오로헵텐 에테르 및 트랜스-1,2-다이클로로에틸렌의 공비성 및 공비혼합물-유사 조성물 및 그 용도
EP0692017A1 (en) Azeotropic compositions
EP1141215A1 (en) Non-flammable, high-solvency compositions comprising trans-1,2-dichloroethylene, solvent, and inerting agent
CA2505981C (fr) Compositions contenant des hydrocarbures fluores et des solvants oxygenes
JP2011506681A (ja) 1,1,1,2,3,3−ヘキサフルオロ−3−メトキシ−プロパン及び1−ブロモプロパンを含む共沸様組成物
WO2012016093A1 (en) Azeotropic and azeotrope-like compositions of methyl perfluoroheptene ethers and methanol and uses thereof
WO2012016094A1 (en) Azeotropic and azeotrope-like compositions of methyl perfluoroheptene ethers and 2-propanol and uses thereof
KR20140119147A (ko) 분진-제거용 세정제 및 이를 이용한 세정 방법
JP2011510137A (ja) 1,1,1,2,3,3−ヘキサフルオロ−3−メトキシ−プロパン及び1−ブロモプロパンを備えた三成分系共沸混合物様組成物
JP2020041090A (ja) 溶剤組成物、洗浄方法、塗膜形成用組成物および塗膜の製造方法
JP6901897B2 (ja) 混合溶媒および表面処理剤
EP1303584B1 (en) Azeotrope-like compositions and their use
KR20000065084A (ko) 데카플루오로펜탄조성물
WO2012087381A1 (en) Azeotropic and azeotrope-like compositions of methyl perfluoroheptene ethers and ethanol and uses thereof
WO2000018984A1 (en) Multi-component solvent systems for fluorinated compounds and cleaners and delivery systems based thereon
ITMI960442A1 (it) Solventi utilizzabili come cleaning agents
US6020298A (en) Solvent cleaning agents including additives of the formula Rf -CFX-L containing perfluoroalkylenic units
JP5825982B2 (ja) 混合溶剤およびそれを用いた表面処理剤
KR20100043068A (ko) 1-메톡시-2-프로판올을 함유하는 공비혼합물-유사 조성물
KR101386531B1 (ko) 세정제 조성물