JP2002514103A - 使い捨て式伸縮温熱背部包装体及び背部痛を治療する方法 - Google Patents

使い捨て式伸縮温熱背部包装体及び背部痛を治療する方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、複数の熱セル(22)を備える1つ以上の温熱パック(50)を有し、痛みを和らげるために使用者の背部の特定の領域に熱が加えられる、使い捨て式温熱背部包装体に関する。より詳しくは、本発明は、便利で快適な持続する熱投与を行う、使用者の背部に対する良好な順応性を有する使い捨て式伸縮温熱背部包装体に関する。熱発生組成物は、鉄粉、水、炭素材料、金属塩及び保水材料からなる。各温熱パックは半剛性材料の連続層からなる。本発明は又、背部痛の治療方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 使い捨て式伸縮温熱背部包装体及び背部痛を治療する方法 技術分野 本発明は、複数の熱セルを備える1つ以上の温熱パックを有し、使用者の背部 の特定の領域に熱エネルギーが加えられる使い捨て式伸縮温熱背部包装体に関す る。より詳しくは、本発明は、簡便で快適な持続する熱投与を行う、使用者の背 部に対して優れた順応性を有する使い捨て式伸縮温熱背部包装体に関する。 発明の背景 急性の、繰り返し性の及び/又は慢性的な痛みを治療する通常の方法は、痛み のある領域に熱を加えることである。このような熱治療は痛み、筋肉と関節の硬 直、神経痛、リューマチ及び類似症状を含む状態を治療する手段として使用され る。典型的には、熱治療を用いた痛みを緩和する方法は、相対的に高い、即ち4 0℃よりも高い熱を短時間、即ち約20分間から約1時間、局所的に加えること であった。 背部痛は、現代生活において見られる最も一般的な病気の一つである。温熱パ ッド及び伸縮性圧縮バンドが痛みを和らげるために使用される一般的な器具であ る。極く最近になって、伸縮性包装体と温熱パッドの組み合わせが利用できるよ うになった。しかしながら、これらの組み合わせ器具は、水及び/又はマイクロ 波感応ゲルを含む器具の内容物への熱エネルギーの補充で再使用が可能である温 水ボトル、温熱パック及び同種のものを使用しているものが多い。補充すべき熱 源を必要とするこれらの現用の熱器具は、規則的な及び広範なベースでの使用に は不便であるものが多い。更に、熱エネルギーは、制御された態様で要求され、 即ち放出されるときに直ちには利用できない。即ち、これらの熱ユニット乃至器 具は、長く継続する熱を供給できないし、且つ、長い経過時間内において一貫し た温度を維持できない。又熱エネルギーの適切な位置決めが、使用中において維 持されない。熱投与の有効な治療効果が、熱源が除去された後は減少する。 しかしなから、本発明者は、約20秒から約24時間、好ましくは約20分か ら約20時間、より好ましくは約4時間から約16時間、最も好ましくは約8時 間から約12時間の間、持続される皮膚温度を約32℃から約50℃、好ましく は約32℃から約45℃、より好ましくは約32℃から約42℃、最も好ましく は約32℃から約39℃、更に最も好ましくは約32℃から約37℃に維持する 、この場合、長期間高温を用いることによって生ずることのある肌焼けのような いかなる不具合結果を生ぜずに所望の治療効果が達成されるように、そのような 治療を要する人により最高皮膚温度及び皮膚温度を最高皮膚温度に維持する時間 の長さが適切に選択されるが、ことが、骨格、筋肉及び/又は前述の背部の痛み を含む急性の、繰り返し性の、及び/又は慢性の背部の痛みからそのような痛み を持つ人をかなり解放することを見いだした。 更に、本発明者は、約1時間以上、好ましくは約4時間以上、より好ましくは 約8時間以上、更に好ましくは約16時間以上、最も好ましくは約24時間の期 間、持続皮膚温度を約32℃から約43℃、好ましくは約32℃から約42℃、 より好ましくは約32℃から約41℃、最も好ましくは約32℃から約39℃、 更に最も好ましくは約32℃から約37℃に好適に維持することが、骨格、筋肉 及び/又は前述の背部の痛みを含む急性の、繰り返し性の、及び/又は慢性の背 部の痛みからこのような痛みを有する人間をかなり解放し、又使用者の苦痛のあ る身体部分から熱源を取り除いた後でもその痛みの解放をかなり引き延ばすこと を見出した。 米国特許第4,366,804号、第4,649,895号、第5,046, 479号及びRe32,026に開示されているような、鉄の酸化作用に基づく 使い捨て式加熱パックは既知である。しかし、このような器具の多くは、嵩張り 、一貫した制御温度を維持できず、使用中に所定の位置に保持することが難しく 、及び/又は効果を妨げる不満足な物理的寸法を有するから、全体としては不満 足なものであることが判明した。特に、このような器具は、快適かつ確実に種々 の体の輪郭に順応する包装体の中に簡単に組み込むことができず、従って、一貫 しない、不便な及び/又は快適でない熱投与を身体に与える。 本発明者は、制御され且つ持続された方法で圧縮及び熱エネルギの両方を提供 する使い捨て式伸縮温熱背部包装体を開発した。これらの包装体は一体化された 構造を有する1つ以上の温熱パックを備え、この場合各温熱パックは、更に使用 中に加熱されてこのような領域の間で柔らかくなる、温熱パックの特定の領域で は半剛性である、好ましくは半剛性材料からなる、最も好ましくはポリプロピレ ン及びエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)の一体押出し成形フィルムを備え る、少なくとも1つの連続的な層を有する。1つ又は複数の温熱パックは又、複 数の個別熱セルを備え、この個別熱セルは典型的には発熱性組成物を有し、好ま しくは特定の鉄の酸化物を備え、又、又温熱パックの一体構造の中で又それに間 隔を置いて固定される所定の物理的寸法と充填特性とを有する。活性の熱セル、 即ち約35℃以上の温度を有する熱セルは半剛性材料からなり、熱セルを直接囲 む1つ又は複数の連続層の狭い部分を柔らかくするのが好ましい。柔らかくなっ た部分を囲む1つ又は複数の連続層の残り部分はすべて、より高い剛性に留まる ことが好ましい。狭い、柔らかくなった部分は、熱セル間の、又残りのすべての より低温で剛性のより高い部分の間のヒンジとして働き、熱セル又はより剛い部 分よりも優先的に曲がるのが好ましい。これによって、温熱パックは熱セルの構 造的な支持を維持し、処理中又は使用中の1つ又は複数の連続層の構造の許容で きない伸長を防止し、又熱セルの内容物に対する容易なアクセスを防止するのに 十分な剛性を有することになり、他方で加熱時に良好な全体的ドレープ特性をな お維持する。1つ又は複数の温熱パックは、本発明の背部包装体に組み込まれる ときに、使用者の背部との優れた順応性を有することによって効果的かつ有効な 熱被いを提供する。 更に本発明者は、本発明の背部包装体の中に熱セルを組み込むときに、1つ又 は複数の温熱パック内で、そうでなければ温熱パック或いはその選択領域を通し て阻止されずに熱セルの間を通過してしまうであろう全ての可能な軸をブロック するように互いに関して充分に近接して、温熱パックの一体構造の中に或いはそ れに固定された位置に熱セルを選択的に配置して、望ましくない阻止されない折 り目ラインを最少化又は除去し、及び/又は熱セルマトリックスが温熱パックに 与える構造的な支持を増すことが望ましいことを発見した。即ち、そうでなけれ ば熱セルの間を阻止されずに通過してしまうであろう全ての可能な軸をブロック するのに充分に密接した位置に熱セルを互いに関して配置することによって、温 熱パックは、互いに関していくつかの異なった方向に配向された、互いに連結し た短い多数の折り目ラインに沿って折られることになる。互いに連結した多数の 折り畳みラインに沿って折られることによって、良好な全体ドレープ特性が得ら れる。 従って、本発明の目的は、1つ以上の温熱パックであって、各温熱パックが、 温度範囲にわたって異なった剛性特性を有する好ましくは半剛性材料の少なくと も1つの連続層の一体構造と、制御かつ維持された温度を供給すると共に相対的 に迅速に動作温度範囲に到達する複数の個別熱セルとを有する、前記1つ以上の 温熱パックを備える使い捨て式伸縮背部包装体を提供することである。熱セルは 温熱パックの一体構造の中に或いはそれに間隔を置いて固定される。 又本発明の目的は、良好な全体ドレープ性を有するか、一方処理又は使用中に 熱セルの構造的な支持を維持し、そして1つ又は複数の連続層の許容できない伸 長を防止するのに十分な剛性を維持している使い捨て式の温熱背部包装体を提供 することである。 本発明の更に別の目的は、外衣の下に着用できて外部からは最小にしか見えな い、熱セルの内容物に対する容易なアクセスを防止し、且つ簡便で快適な持続す る熱投与を与える使い捨て式伸縮温熱背部包装体を提供することである。 本発明のなお更に別の目的は、持続される皮膚温度を約32℃から約50℃に 約20秒から約24時間の間維持し、又好ましくは皮膚温度を約32℃から約4 3℃に1時間以上の間維持し、このような痛みの緩和の引き延ばしを提供するこ とによって、このような痛みに苦しんでいる人間の骨格、筋肉及び/又は前述の 背部の痛みを含む急性の、繰り返し性の、及び/又は慢性の背部の痛みを治療す る方法を提供することである。 上記の目的と追加の目的は、以下の詳細な説明から容易に明白になるであろう 。 発明の概要 本発明の使い捨て式伸縮性温熱背部包装体は、外表面、身体対向面、第1端部 、第2端部、及び第1端部と第2端部の間にあって可撓性部材の長手軸の方向に 伸長できる伸縮部分を有する実質的に矩形の可撓性部材を少なくとも一つ有する 。可撓性部材は、第1端部と第2端部が重なり合うように使用者の胴部を取り巻 くに十分な大きさの長さを有する。可撓性部材は、使用者の胴部の回りに取り付 け完了した使い捨て式伸縮性温熱背部包装体を保持するために、可撓性部材の第 2端部の近くに可撓性部材の第1端部を付着する再結合自在の締結手段、好まし くは、フック・ループ締結システム、を有している。 本発明の使い捨て式伸縮温熱背部包装体は1つ以上の温熱パックを更に備える 。1つ又は複数の温熱パックは、約25℃の温度において好ましくは半剛性であ って、約0.7g/mm2以上の引張強度を有する材料から成る少なくとも1つ の連続層を有する一体構造を備え、又この連続層は少なくとも2次元のドレープ を有し、又材料は約35℃以上の温度で剛性が実質的に小さくなり、約25℃に おける材料の引張強度よりもかなり小さい引張強度を有する。 本発明の1つ又は複数の連続層は、好ましくは同時押し出し成形の材料、より 好ましくはポリプロピレンを有する同時押し出し成形の材料、最も好ましくは第 1面がポリプロピレンを有し、又第2面が低溶融温度の共重合体、好ましくはE VAの接着層を有する同時押し出し成形の材料を有し、好ましくは約50μm以 下の組み合わせ坪量厚さを有する。 1つ又は複数の温熱パックは、好ましくは鉄粉と、炭素粉と、水と、塩との混 合物を備える複数の個別熱セルを更に備え、それらは酸素に曝露されると制御か つ維持された温度を齋し、又作動温度範囲に迅速に到達する。熱セルは温熱パッ クの一体構造の中に或いはそれに間隔を置いて固定される。好ましくは、熱セル は温熱パックの一体構造の中に或いはそれに固定された位置に、そうでなければ その熱セルの間を阻止されずに通るであろう可能性のある軸の幾つか或いは全部 を該熱セルによってブロックして、多数の互いに連結した短い折り目ラインに沿 って温熱パックが折られるように互いに関して充分に近接して配置される。 締結手段は、種々の使用者の胴サイズに包装体を調整し、そして伸縮張力の快 適なレベルを達成するために、可撓性部材に取り付けられた定着部のループ繊維 に係合する複数の鉤部材を有する。 更に本発明は、このような痛みを有する人間の背部に本発明の使い捨て式伸縮 温熱背部包装体をあてがうことによって、持続される皮膚温度を約32℃から約 50℃に約20秒から約24時間の期間維持し、好ましくは皮膚温度を約32℃ から約43℃に1時間以上の期間維持し、このような痛みからの解放を引き延ば す、痛みを有する人間の骨格、筋肉及び/又は前述の背部の痛みを含む急性の、 繰り返し性の、及び/又は慢性の背部の痛みを治療する方法を更に含んでいる。 異なるように特記しない限り、本明細書で使用される全ての百分率及び比率は 、組成物全体の重量で割られたものであり、全ての計測は25℃で行われたもの である。 図面の簡単な説明 本明細書は、本発明を特に指摘し且つ明確に権利請求している請求の範囲で終 わっているが、本発明は、同じ参照番号は同一の部分を示している添付図を参照 して、好適な実施例の以下の説明からより良く理解されると考えられ、添付図に おいて、 図1は、本発明の使い捨て式伸縮温熱背部包装体の上面図であり、この包装体 の中に埋設された温熱パック及び/又は熱セルの好適なパターンを示し、そして 図2は、図1の立側断面図である。 発明の詳細な説明 本発明の使い捨て式伸縮温熱背部包装体は、好ましくは固有の熱物理学的特性 を示す材料の少なくとも1つの連続層を有する1つ以上の温熱パックと、使い捨 て可能な温熱パックの構造体の中に、又はそれに固定され、発熱性組成物を好ま しくは内包する、間隔を置いている複数の個別熱セルとを有する。 少なくとも1つの連続層の材料は、室温即ち約25℃以下で好ましくは半剛性 であるが、約35℃以上に加熱されたとき柔らかくなって実質的に剛性は低下す る。従って、温熱パックの一体構造の中に、或いはその構造に固定された熱セル が活性である場合、即ち約35℃以上の熱セル温度にある場合、各熱セルを直接 囲む1つ又は複数の材料の連続層の狭い部分は好ましくは柔らかくなり、又熱セ ルの間の、又1つ又は複数の連続層のより剛性の高い残りの部分の間のヒンジと して働き、熱セル又はより低温でより剛性の高い何れの部分よりも優先的に曲が る。この結果、温熱パックは、処理又は使用中において熱セルの構造的支持を維 持し且つ1以上の連続層からなる構造の許容できない伸長を防止するのに十分な 剛性を有する一方、加熱時に良好な全体的ドレープ特性がなお維持される。本発 明の使い捨て式伸縮温熱背部包装体は、簡便で快適な持続する熱投与と、使用者 の背部に対する優れた順応性とを提供し、一方熱セル内容物の容易な剥き出しを 防止するのに十分な剛性を維持する。 本明細書で使用される「使い捨て」という用語は、本発明の温熱背部包装体が 再封止可能で、実質的に空気が浸透しない容器内に格納され、又痛みを緩和する のに必要とされる度に使用者の身体に再使用可能であるが、熱源、即ち熱セル又 は温熱パックが完全に使用され尽くした後に処分される、即ち適当なゴミ容器内 に入れられるように意図されていることを意味する。 ここで使用される「熱セル」という用語は、2つの層の中に封入された発熱性 組成物、好ましくは特別の鉄酸化作用化学品を有し、少なくとも1つの層は酸素 が浸透可能であり、改良された温度制御によって長時間持続の熱発生を行うこと が可能であり、固有の物理的寸法と充填特性とを有する一体構造物を意味する。 これらの熱セルは、個別の加熱ユニットとして、又は使い捨て式身体包装体、パ ッド及び同種物の中にも容易に組み込むことができる複数の個別熱セルを有する 温熱パック内で使用することができる。温熱パックと、温熱パックを組み込んだ 身体包装体は、多様な身体輪郭に適合し、かくして簡便で快適な持続する熱投与 が提供される。 ここで使用される「複数の熱セル」という用語は、1つ以上の、好ましくは2 つ以上の、より好ましくは3つ以上の、最も好ましくは4つ以上の熱セルを意味 する。 ここで使用される「圧縮前塊状組成物」という用語は、鉄粉と、炭素粉末と、 金属塩と、保水剤と、集塊補助剤と、乾燥結合剤とからなる直接圧縮前の乾燥粉 末材料の混合物を意味する。 ここで使用される「直接圧縮」という用語は、微粒子を互いに粘着する代表的 な湿式結合剤/溶液を使用しないで乾燥粉末混合物が混ぜ合わされ、圧縮され、 そしてペレット、タブレット又はスラグに成形されることを意味する。代わりに 、乾燥粉末混合物が混ぜ合わされ、ロール圧縮又はスラグされ、引き続いて粉砕 とふるい分けが行われ、直接圧縮される細粒が造られる。直接圧縮は又、乾燥圧 縮として知られる。 ここで使用される「加熱要素」という用語は、水又はブライン(塩溶液)のよ うな水溶液が加えられた後に鉄の発熱酸化反応によって熱を発生することが可能 な細粒、ペレット、スラグ及び/又はタブレットのような圧縮品に成形される、 発熱性で、直接圧縮された、圧縮前乾燥塊状組成物を意味する。前記圧縮前塊状 の組成物の集塊細粒は、加熱要素として本明細書に含まれている。 ここで使用される「充填容積」という用語は、充填された熱セル内の微粒子組 成物、又は圧縮され、水で膨張された加熱要素の容積を意味する。ここで使用さ れる「ボイド容積」という用語は、完成された熱セル内で、微粒子組成物又は圧 縮され、水で膨張された加熱要素によって充填されないまま残されているセルの 容積であって、完成された熱セル内において穴又は空所を有するタブレット内の 未充填空間を含まず、熱セル内の差圧なしに且つ基材の追加伸長又は変形なしに 測定された容積を意味する。ここで使用される「セル容積」は、熱セルの充填容 積+ボイド容積を意味する。 ここで使用される「連続層」は、その長さと幅にわたって他の構成要素、穴、 穿孔及び類似物によって遮断されないか、又は部分的に、しかし完全にではなく 、遮断される構成要素の層を意味する。 ここで使用される「剛性の」という用語は、材料が撓むが、かなり堅く又降伏 しない材料の特性であって、又重力又は他の小さな力に応答して折り目ラインを 形成しない材料の特性を意味する。 ここで使用される「半剛性材料」という用語は、ある度合いで又はある部分で 剛性である、即ち約25℃の温度で少なくとも2次元のドレープを有し、又支持 されていない形態で熱セルの構造的支持を維持し、及び/又は処理又は使用中に 材料の構造の許容できない伸長を防止する強さを示す一方、加熱時の良好な全体 ドレープ特性をなお維持し、及び/又は熱セル内容物の容易な剥き出しを防止す るのに十分な剛性を維持する材料を意味する。 ここで使用される「2次元ドレープ」という用語は、連続層を横切り、温熱パ ックを横切り、或いは層、又は温熱パックの選択領域を横切って一つの軸、即ち 、1つの折り目ライン形成、方向に、重力又は他の小さな力に応答する他の折り 目ラインを犠牲にして排他的に生ずるドレープを意味する。 ここで使用される「3次元ドレープ」という用語は、重力又は他の小さな力に 応答して、2つ以上の軸、即ち2つ以上の折り目ライン形状に沿って、連続層を 横切って、温熱パックを横切って、或いは層又は温熱パックの選択領域を横切っ て同時に生じるドレープを意味する。 ここで使用される「折り目ライン」という用語は、そのラインに沿って重力又 は他の小さな力に応答して、材料が一時的又は永久的な皺、すじ又は峰を形成す るラインを意味する。 本発明の使い捨て式伸縮温熱背部包装体は、1つ以上の温熱パックを内蔵する ことが理解される。しかしながら、明確にするために、ここでは単一の温熱パッ クを内蔵する使い捨て式伸縮温熱背部包装体が説明される。 次に、図面、特に図1及び図2を参照するに、総括的に10として示される、 使い捨て式伸縮性温熱背部包装体を提供する本発明の実施例が示されている。伸 縮性背部包装体10は、長手軸18を有する実質的に矩形の可撓性部材12を少 なくとも一つ有する。可撓性部材12は第1端部14と、第2端部16と、長手 軸18の方向に伸長自在な中間の伸縮部20とを有する。可撓性部材12は又、 第1縁56及び反対側の第2縁58を有し、第1縁56及び第2縁58は第1端 部14から第2端部16へ延びている。可撓性部材12は更に、緩んだ又は伸び た状態で長手軸18に平行な方向に計った第1端部14から第2端部16までの 長さを有し、これは包装体10が使用者の回りに巻かれたときに第1端部14が 第2端部16に重なるように使用者の胴体(即ち、胸部、胴部、ヒップ)を取り 巻くに十分に大きい。背部包装体10の可撓性部材12は、身体対向面28と連 続した外表面30とを有し、この身体対向面28と外表面30は共に第1端部1 4から第2端部16まで延びている。 ここで使用されているように、「伸縮性」は、この場合材料は引張力を受けた ときに力の方向に伸び又は拡がり、そして力を取り除くと張力を受けない元の寸 法に実質的に戻る材料の特性を述べている。より詳しくは、用語「伸縮性」は、 要素又は構造は、50%以上の変形率ε%を受けた後にその元の長さLoの約1 0%以内に戻る方向性のある特性を意味するように意図されている。ここで使用 されているように、変形率ε%は以下のように規定される: ε%=[(Lf−Lo)/Lo]=100 ここで Lf=伸長長さ Lo=元の長さ 一貫性と比較のために、要素又は構造の回復力は、その伸長長さLfからの解 放の30秒後に測定することが好ましい。他の要素又は構造は、要素又は構造が 50%の変形率ε%から解除された後に30秒以内にその元の長さLoの約10 %以内に回復しないならば伸縮性でないと認められる。伸縮性でない要素又は構 造は、50%の変形率ε%を受けたときに割れるか及び/又は永久的に/塑性的 に変形する要素又は構造も含む。 好ましくは、包装体10の外表面30は、定着部31を含んでいる。定着部3 1は、第1端部14から第2端部16への外表面30と同一でありうるし、或い はこれに代わって、第2端部16から境界面線55まで延びても良い。定着部3 1は、長手軸18の方向の定着部31の長さに沿って配置された複数のループ繊 維を有している。定着部31の複数のループ繊維32は、再結合可能なフック・ ループ締結システムのループ部材として機能する。ここで使用されるように、用 語「再結合可能」は、締結システムの初期結合と、該締結システムの次の開放で あって同じ締結システムの少なくとも1回の追加的な結合が後続するもの、を齎 す締結システムの特性を意味している。締結システムの次に続く結合は、初期の 位置へ結合を復帰させるものでも、初期配置からの再位置決め結合であっても良 い。可撓性部材12の身体対向面28は、複数のフック34を持つ鉤部材36を 有しており、第1端部14に近接して身体対向面28に恒久的に取り付けられて いる。ここで使用されるように、用語「恒久的に取り付けられる」は、その意図 した使用中に、連結されたままになっている2以上の部材の連結を意味する。身 体対向面28の鉤部材28は、可撓性部材12が着装者の胴体の回りに第1端部 14が第2端部16に重ねて巻かれたときに、外表面30上の定着部31のルー プ繊維30と一緒になって、可撓性部材12の第1端部14を可撓性部材12の 外表面30に固着して包装体10をその位置に保持する再結合可能なフック・ル ープ締結システムを実現する。可撓性部材12のこの重ね合わせは、身体対向面 28の鉤部材36を外表面30上の定着部31のループ繊維32の上に位置決め させる。ループ繊維32は、定着部31に沿って連続して配設されているので、 可撓性部材12の連続した外表面30の定着部31に沿う任意の位置でループ繊 維32に係合できる。 代替的に、包装体10は2分割フック・ループ締結システムを有しても良い。 即ち、外表面30は、複数のループ繊維32を有する。同様に、身体対向面28 も又複数のループ繊維32を有する。複数のループ繊維32は、再結合可能なフ ック・ループ締結システムの片方として機能する。身体対向面28は、複数のフ ック32を有し、第1端部14に近接して身体対向面28に恒久的に取り付けら れている鉤部材36を有する。同様に、外表面30が、複数のフック34を有し 、第2端部16に近接して外表面30に恒久的に取り付けられた鉤部材36を有 する。鉤部材36の複数のフックは、再結合可能なフック・ループ締結システム の他方として機能する。包装体10を付けるときに、第1端部14は使用者の胴 体を囲んで第2端部16に重なり合い、第2端部16に近い外表面30上の鉤部 材36は、身体対向面28のループ繊維32に係合する。ループ繊維32との鉤 部材36の係合は、2分割フック・ループ締結システムの第1部分を形成する。 着装を続けるに際し、第1端部14の近くの身体対向面28の鉤部材36は、外 表面30上のループ繊維32に接触して置かれ、2分割フック・ループ締結シス テムの第2部分を形成する フック34は、使用に応じて多数のスタイル、形状、及び/又は密度とするこ とができる。フック34は曲がった柄、先端がマッシュルーム形のもの、鈷形の もの、或いは他の適当な形状のもので良い。フック34は取り付け及び相手のル ープ繊維32に応じて、一方向性、二方向性又は無方向性のものとされる。フッ ク34は、種々の使用に必要とされる剥ぎ力及び剪断力を出すために相手方のル ープ繊維32と関連して選択されなければならない。 鉤部材36とループ繊維32は、理想的には、使用中に包装体10によって作 用される伸縮張力より大きい剪断力を出すように選択される。特に良好に作動す ると認められた鉤部材36は、銛形で部材12の長手軸18と平行に配向されて いるフック34を有する。このようなフックは、ノースカロライナ州、シャロッ トのアプリクスから960Eとして入手できる。鉤部材36は、超音波接合、加 圧接合、接着及び/又は縫合によって恒久的に背部包装体10に取り付けられる 。 ループ繊維32を有する定着部31は、これに限定されないが、織布、ニット 、及びループ繊維と一緒に形成されても、ブラシ掛け或いはけば立てのような後 処理をして多くのループ繊維を剥き出しにされても良い不織布材料を含む多数の 材料で良い。好適な材料は、ノースカロライナリ札グリーンスボロのガイホォル ド ファブリクスからスタイル♯18904として入手できるナイロン製ニット の定着部材料である。 好ましくは、可撓性部材12は、外表面30の第1繊維層60、身体対向面2 8の第2繊維層、及び中間の伸縮ラミネート63を有する。伸縮ラミネート63 は、伸縮部材64、保持層65及びバルク層66から成る。好適な実施例におい て、伸縮部材64は保持層65に熱接合され、その保持層65はバルク層66に 取り付けられて伸縮ラミネート63を形成している。更に好適な実施例において 、伸縮部材64は、第1保持層と第2保持層との間に一体的に熱接合された伸縮 メッシュである。伸縮ラミネート63は、第1端部14から温熱パック50へ延 びている。 保持層65は、熱接合温度に耐えることができ、且つ伸縮部材64を保持する に十分に強度のある多数の材料から選択される。これらの材料は、これに限定さ れないが、織布、ニット、カード不織布、スパンボンド法不織布及び類似物を含 んでいる。これらの布は、これに限定されないが、ポリプロピレン、ポリエステ ル、ナイロン、レーヨン、コットン、セルローズ、及び同種のものから作られる 。成功裏に使用された材料は、マサチュセッツ州、ウォルプールのベラテックか ら等級♯9327786として入手できる32g/m2(27グラム/平方ヤー ド(gsy))の熱接合されたカードポリプロピレン不織布である。 伸縮部材64は、天然ゴムや合成ゴム、或いは伸びて復元できる多くのポリマ ー材料から選択できる。適当な材料は、これに限定されないが、スチレン・ブロ ック・コポリマー、ゴム、リクラ(Lycra)(デラウェア州、ウィルミント ンのイー・アイ・デュポーン・デ・ネモール(E.I.DuPont De Nemours)の商標 )及びクレイトン(テキサス州、ヒューストンのシェル・オイル会社の商標)を 含んでいる。それらは又、低圧法ポリエチレンを含むポリエチレン、ポリウレタ ン及びポリエステルを含む発泡体、及び同種のものを含む。伸縮部材64は、ス トランド、スクリム、リボン、テープ、構造用伸縮フィルムの形を取り得る。成 功裏に使用された材料は、ミネソタ州、ミネアポリスのコンウェッド プラスチ ックからT50018として入手可能な伸縮スクリムである。 バルク層66は、これに限定されないが、織物や編み物、成形フィルム、カー ド不織布、スパンボンド法不織布、及び同種のものを含む多数の種々の材料であ り得る。バルク層66に特に適すると見いだされた材料は、インデアナ州、テレ ・ハウトのトレジャー・フィルム・プロダクツからC3265として入手できる ポリエチレン成形フィルムである。 第1繊維層60と第2繊維層62は、これらには限定されないが、織布、ニッ ト、カード不織布、スパンボンド法不織布、及び同種のものを含む沢山の種々の 材料でありうる。これらの織物は、これに限定されないが、ポリプロピレン、ポ リエチレン、ポリエステル、ナイロン、レーヨン、コットン、セルローズ、及び 類似物を含む天然繊維又は合成繊維から製作される。成功裏に使用された材料は 、マサチュセッツ州、ウォルポールのベラテックから等級♯9327786とし て入手できる32g/m2(27グラム/平方ヤード(gsy))の熱接合され たカードポリプロピレン不織布である。 伸縮部材64,保持層65及びバルク層66を接合して伸縮ラミネート63を 形成することは、これに限定されないが、両面粘着テープ,高温溶融粘着剤、感 圧粘着剤、超音波接合、熱接合、加圧接合及びそれらの組合せを含む多数の方法 によって行われる。もし、使用されるのであれば、粘着剤は、ホットメルトビー ド、フォーム、螺旋式ホットメルト、溶融膨張、スプレイ、浸漬、移送、或いは それらの組合せで塗布される。好ましくは、粘着層69が使用される。適切な伸 縮特性が、これに限定されないが,歪み弾性材を用いた薄層化、機械方向又は交 差方向の活性化が続くゼロ歪み弾性材を用いた薄層化、又はこれらの技術の組合 せを含む多数の構成技術により実現される。 伸縮性背部包装体10は、好ましくは、更に第1補強層52及び第2補強層5 3を有する。補強層52、53は第2繊維層62に隣接し、第2端部16から伸 縮ラミネート63へ延び、好ましくは重ね合わさっている。代替的に、単一の補 強層も使用される。 第1補強層52及び第2補強層53は、長手軸18を横切る方向に付加剛性を 与える多数の適当な材料から選択される。適当な材料は、これに限定されないが 、織布、ニット、カード不織布、スパンボンド法不織布、溶融膨張不織布、それ らの組合せ、及び同種物、を含む。これらの織物は、これに限定されないが、ポ リプロピレン、ポリエステル、ナイロン、レーヨン、コットン、セルローズ、及 び同種のものを含む天然繊維又は合成繊維から作られる。これらの材料はスチフ ネスを増すために後処理される。この後処理は、カレンダ操作、エンボス操作、 接合及び同種のものを含む。第1補強層52に成功裏に使用された材料は、マサ チュセッツ州、ウォルポールのベラテックからウルトラ・メッシュ グレード# L4990.4として入手できるスパンボンド/溶融膨張/スパンボンド(SM S)ラミネートである。第2補強層53に成功裏に使用された材料は、マサチュ セッツ州、ウォルポールのベラテックからグレード#91061として入手でき る42g/m2(35gsy)ポリプロピレン・スパンポンド不織布である。 背部包装体10を作るために種々の層を取り付けることは、技術界で知られた 多数の取り付け手段によって実現される。これらは、それに限定されないが、螺 旋スプレイ、溶融膨張、制御被覆及び同種のものを含む高温溶融粘着、スプレイ 、プリンティング、グラビア及び同種のものにより塗布されるラテックス粘着、 熱接合、超音波接合、加圧接合、及び同種のものを含んでいる。好ましくは、粘 着層69が使用される。粘着層69のために成功裏に使用された一つの特別の方 法は、ニュージャージー州、ブリッジウォーターのナショナル・スターチ・アン ド・ケミカル会社から70−4589として入手でき、32乃至65mg/cm2の 割合で螺旋式高温溶融システムで塗布される高温溶融粘着である。 伸縮背部包装体10は更に、1以上の温熱パック50を有する。点線で示され ている温熱パック50は、複数の個別熱セル22を有している。熱セル22は、 図1において下方の平坦部54に延びだして図示されている。代替として、下方 の平坦部54は省略されて、熱セル22は、第1縁56と第2縁58の間に完全 に入るように、包装体10に再位置決めされる。代表的には、パターン24の寸 法は、長手軸18と平行な方向に測って約225mm乃至約400mmであり、 長手軸18を横切る方向に測って約115mm乃至約200mmである。 温熱パック50は、図1及び図2に示されるように、可撓性部材12の第1端 部14から第2端部16の間の中間に位置するのが好ましいが、代替的には、第 1端部14から第2端部16の間で可撓性部材12の長手軸18に沿って適当な 任意の場所に配置される。 各温熱パック50は、好ましくは温熱パック50のラミネート構造の中に埋め 込まれた、複数の個別熱セル22を有する。代替的に、温熱パック50は単一の 連続基層70を有し、その中に個別の、或いはグループ化された熱セル22が、 基層70を横切って間隔を置いて固定して取り付けられる。 熱セル22は互いに離れており、そして各熱セル22は残りの熱セル22から は独立して機能する。熱セルは、発熱性組成物、マイクロ波感応組成物、結晶熱 組成物及び同種物のように、熱を発生する任意の適当な組成物を有するが、好適 な熱セルは、ぎっしりと詰められた微粒子状発熱性組成物を内蔵し、これはセル 内の有効なセル容積を一杯にして過大のボイド容積を減少し、これによりセル内 において微粒子物質が移動する能力を最小化している。代替的に、発熱性組成物 74は、各セル内に入れる前に硬いタブレットに圧縮される。発熱性組成物はぎ っしりと詰められ、或いはタブレットに圧縮されているので、熱セル22は簡単 には撓まない。従って、セルの間隔付き配置と、熱セル22間のセル形成基層7 0及びセルカバー層72のために選択された材料によって、各温熱パック50を 容易に使用者の背部に適合させる。 セル形成基層70及びセルカバー層72は、たくさんの適当な材料から製作さ れる連続層であるのが好ましい。好ましくは、セル形成基層70及びセルカバー 層72は、約25℃の温度で半剛性であり、約35℃以上で柔らかくなる、即ち 実質的に剛性が小さくなる材料から構成される。即ち、材料は、好ましくは、材 料の弾性変形範囲内において、約25℃で、0.7g/mm2以上、より好ましくは 0.85g/mm2以上、最も好ましくは1g/mm2以上の引張強度及び約35度以上 で、実質的に小さい引張強度を有する。ここで使用される「実質的に小さい」と は、約35℃以上での材料の引張強度が、適当な統計的信頼率(即ち、95%) 及び検定力(即ち、≧90%)で約25℃の引張強度より統計上有意に小さいこ とを意味している。従って、温熱パック50の一体構造内で、又はこれに固定さ れている熱セル22が活性であるとき、即ち、約35℃から約60℃の、好まし くは約35℃から約50℃の、より好ましくは約35℃から約45℃の、そして 最も好ましくは約35℃から約40℃の熱セル温度にあるとき、各熱セルを直に 取り囲む連続材料層の狭い部分が柔らかくなり、熱セルの間の、そしてより低温 でより剛性が大きい残りの連続層の間のヒンジとして働き、熱セル又は大きい剛 性部分の何れよりも優先的に曲がる。この結果、温熱パック50は処理中及び使 用中に熱セルの構造的支持を維持し、且つ連続層構造の受け容れがたい伸長を防 止する十分な剛性を有する一方、加熱時の良好な全体グレープ特性を維持する。 本発明の温熱パック50が背部包装体10に組み入れられると、背部包装体1 0は、広範囲の身体輪郭に容易に適合し、一貫した、簡便で快適な熱投与と、身 体形状との優れた適合性を実現する一方、使用中に包装体10が折り目を作った り、ひだを作ったりするのを防止し、且つ熱セル内容物の簡単な剥き出しを防止 する十分な剛性を維持する。 典型的に、引張強度は、マサチューセッツ州、カントンのインストロン・エン ジニアリング社のコンピュータ装備のユニバーサルコンスタントレート伸長張力 試験機のような電子張力試験装置における簡単な張力試験を用いて測定される。 任意の標準張力試験を使用することができ、例えば材料サンプルは、約2.54 cm(約1インチ)の幅と約7.5cmから約10cm(約3から4インチ)の 幅を有する細片にカットされる。細片の端部は、ロードセルに荷重をかけること なくすべてのゆるみを除去するのに十分な引張り力を有する装置のジョーの中に 置かれる。次に、サンプルの温度は所望の試験温度に安定化される。装置のロー ドセルは22.7kg(50ポンド)の荷重に設定され、伸長は5mmに、又ク ロスヘッド速度は約50cm/分に設定される。装置は始動され、又引張強度デ ータはコンピュータによって集められる。その後、サンプルは装置から取り外さ れる。 引張強度は、次の等式を用いて材料の弾性変形の間の張力荷重対伸びの傾斜と して計算することが可能である: m=(L/E) ここで、m=弾性変形の間の傾斜(g/mm2) L=伸張時の荷重(g/mm) E=伸び(mm) セル形成基層70及び/又はセルカバー層72の連続層は又、約25℃で少な くとも2次元ドレープを備えることが好ましく、即ち単一の折り目又は皺が材料 の中に単一軸に沿って生じ、そして好ましくは約35℃以上で3次元ドレープを 備え、即ち2以上の折り目又は皺が多数の軸に沿って生じる。ドレープは、例え ば先端が尖った端部を有するシリンダシャフトの端部上に、材料の正方形、例え ば約30cm×約30cm(約12インチ×12インチ)、のサンプルを芯合わ せして置いて材料が重力によりドレープ形成するようにすることにより、そして 数えられた折り目ラインの数により測定される。1次元のドレープを示す材料、 即ちどの方向にも折り目又は皺を持たない材料は、剛性であると判定され、一方 少なくとも2次元のドレープを示す材料、即ち少なくとも1つの軸に沿って形成 される少なくとも1つの折り目又は皺のラインを有する材料は、半剛性であると 判定される。 適切に厚さが調整されるならば、異なった材料が、セル形成基層70及び/又 はセルカバー層72用の特定要件を満たすことが可能となる。このような材料は 、それらに限定されないが、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエ ステル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリウレタン、ポリスチレン、 鹸化したエチレン酢酸ビニル共重合体、エチレン酢酸ビニル共重合体、天然ゴム 、再生ゴム、合成ゴム、及びそれらの混合物を含む。これらの材料は単独で使用 するか、好ましくは押し出し成形するか、より好ましくは同時押し出し成形する か、最も好ましくは、それらに限定されないが、エチレン酢酸ビニル共重合体、 低密度ポリエチレン、及びそれらの混合物を含む低温溶融温度重合体を用いて同 時押出し成形される。 セル形成基層70及び/又はセルカバー層72は、ポリプロピレン、より好ま しくはポリプロピレンを含む同時押し出し成形材料、最も好ましくは第1面が材 料全体の厚さの約10%から約90%、好ましくは約40%から約60%のポリ プロピレンを有し、又第2面が低溶融温度の共重合体、好ましくはEVAの接着 層を有する同時押し出し成形材料からなる。セル形成基層70及び/又はセルカ バー層72は好ましくは約50μm以下、より好ましくは約40μm以下、最も 好ましくは30μm以下の坪量厚さを有する。 セル形成基層70及び/又はセルカバー層72は、ポリプロピレンの第1面と EVAの第2面とを有すると共に約20μmから約30μm、好ましくは約25 μm(1mil)の組み合わせ厚さを有する同時押出し成形材料からなることが 好ましく、この場合、ポリプロピレンはセル形成基層70又はセルカバー層72 の全体厚さの約50%からなり、EVA接着層はその全体厚さの約50%からな る。特に適切な材料は、オハイオ州、シンシナティのクロペイ・プラスチック・ プロダクツから、P18−3161として入手可能である。セルカバー層72に 好適なP18−3161には高温ニードルによる後処理の穿孔が行われ、酸素が 浸透するようにされる。 今説明した型式の同時押出し成形の材料をセル形成基層70とセルカバー層7 2とのために使用するとき、EVAの面は、セル形成基層70へのセルカバー層 72の熱接着を容易にするために互いに向かって配向されることが好ましい。 良好な全体ドレープ特性及び/又は使用者の背部との高い順応性、及び/又は 温熱パック50に対する構造的支持の強化は、望ましくなく且つ遮断されない折 り目ラインを最少化又は除去すべく、そうでなければ温熱パック50、或いはそ の選択領域、を貫通して熱セル22の間を阻止されずに通ってしまうであろう、 1つ又は複数の材料連続層70及び/又は72を横切る可能性のある軸の幾つか 又は全てを遮断するように互いに関して充分に近接して、温熱パック50の一体 構造の中に或いはそれに固定された位置に熱セル22を選択的に配置することに よって達成される。即ち、熱セル22の間を阻止されずに通る軸の数が選択的に 制御されるように充分に密接した位置に熱セル22を互いに関して配置し、この 結果温熱パック50の連続基層70及びカバー層72、又はその選択領域は、互 いに関していくつかの異なった方向に配向された、互いに連結した多数の短い折 り目ラインに沿って折られることが好ましい。互いに連結した多数の折り目ライ ンに沿って折られる結果、温熱パック50は良好な全体ドレープ特性を有し、使 用者の背部に容易に順応し、及び/又は熱セルマトリックスの増大された構造的 支持を有する。 熱セル22は容易に撓まないので、熱セル22の間の間隔は好適な利点を提供 し、又熱セル22を温熱パック50の一体構造の中に配置するか或いはそれに固 定するときにこの間隔を決定することが可能であり、この場合中心が四辺形のパ ターンを形成する4つの隣接する熱セルの少なくとも1つは、さもなければ四辺 形パターンの残りの3つの熱セルの1つ以上の組の縁部に対して接線方向に少な くとも1つの折り目ラインを形成する可能性のある1つ以上の軸をブロックする 。好ましくは、4つの隣接する熱セルの少なくとも1つの熱セルと、四辺形パタ ーンの残りの熱セルの1つ以上の組の熱セルの各々との間の間隔は、次式を用い て計算される: s≦(Wq/2)*0.75 ここで、s=熱セルの間の最短距離 Wq=四辺形パターン内の最小直径熱セルの最小直径の測定値 代わりに、熱セル22の間の間隔は決定することが可能であり、この場合中心 が三角形のパターンを形成する3つの隣接する熱セルの少なくとも1つは、そう でなければ3つの熱セルによって形成される三角形パターンの残りの熱セルの組 の縁部に対して接線方向に少なくとも1つの折り目ラインを形成する可能性のあ る1つ以上の軸をブロックする。最も好ましくは、3つの隣接する熱セルの少な くとも1つの熱セルと、三角形パターンの残りの熱セルの組の各熱セルとの間の 間隔は、次式を用いて計算される: s≦(Wi)*0.3 ここで、s=熱セルの間の最短距離 Wi=三角形パターン内の最小直径熱セルの最小直径の測定値 異なった材料が上述の条件を満足できることが可能である。このような材料は 上述の材料を含むが、それらに限定されない。 本発明の使い捨て式温熱パック50の最も好適な実施例は、上述の熱物理学的 特性を有する半剛性材料の少なくとも1つの連続層と、上述のような望ましくな い且つ遮断されない折り目ラインを最少化又は除去すべく、そうでなければ温熱 パック50、或いはその選択領域、を貫通して阻止されずに熱セル22の間を通 ってしまうであろう、1つ又は複数の連続層70及び/又は72の材料を横切る すべての可能な軸をブロックするように互いに関して充分に近接した位置におい て温熱パック50の一体構造の中に或いはそれに固定されている熱セル22と、 を有する。 発熱性組成物74は、熱を供給できる任意の組成物からなることが可能である 。しかし、発熱性組成物74は使用中に酸化反応を生ずる化学的組成物の微粒子 状混合物からなることが好ましい。代わりに、発熱性組成物74は塊状の細粒に 形成し、細粒、ペレット、タブレット及び/又はスラグ、及びそれらの混合物の ような圧縮晶に直接圧縮することも可能である。化学的組成物の混合物は典型的 には鉄粉と、炭素と、1つ又は複数の金属塩と、水分とからなる。この型式の混 合物は酸素に曝されると反応して数時間に亙り熱を発生する。 鉄粉の適切な源は、鋳鉄粉末、還元鉄粉末、電解鉄粉末、屑鉄粉末、銑鉄、錬 鉄、種々の鋼、合金鉄、及び類似物、及びこれらの鉄粉の多様な処理品を含む。 導電性の水と空気と共に熱発生を行うために使用できる限り、鉄粉の純度、種類 等に特別な制限はない。典型的に、鉄粉は、重量で微粒子状発熱性組成物の約3 0%から約80%、好ましくは約50%から約70%を形成する。 ココナッツの殻、木材、木炭、石炭、ボーンコール等から作られる活性炭が有 用であるが、動物製品、天然ガス、脂肪、油及び樹脂のような他の原料から作ら れる活性炭も、本発明の微粒子状発熱性組成物において有用である。しかしなが ら、使用する活性炭の種類には制限がなく、好適な活性炭は非常に優れた保水能 力を有し、又コストを低減するために異なった炭素を混合することが可能である 。従って、上述の炭素の混合物は本発明において同様に有用である。典型的に、 活性炭、非活性炭、及びそれらの混合物は、重量で微粒子状発熱性組成物の約3 %から約25%、好ましくは約8%から約20%、最も好ましくは約9%から約 15%を形成する。 微粒子状発熱性組成物で有用な金属塩は、硫酸鉄、硫酸カリウム、硫酸ナトリ ウム、マンガン硫酸塩、硫酸マグネシウムのような硫酸塩と;塩化第二銅、塩化 カリウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化マンガン、塩化マグネシウム 及び塩化第一銅のような塩化物;とを含む。又、炭酸塩、酢酸塩、硝酸塩、亜硝 酸塩と他の塩を使用することができる。一般に、鉄の腐食反応を維持するために 単独或いは組み合わせて使用することもできる複数の適切なアルカリ、アルカリ 土類金属及び遷移金属塩が存在する。好適な金属塩は塩化ナトリウム、塩化第二 銅及びそれらの混合物である。典型的に、1つ又は複数の金属塩は、重量で微粒 子状発熱性組成物の約0.5%から約10%、好ましくは約1.0%から約5% を形成する。 微粒子状発熱性組成物に使用される水分は任意の適切な源からの水であること が可能である。その純度、種類等には特別な制限はない。典型的に、水分は、重 量で微粒子発熱性組成物の約1%から約40%、好ましくは約10%から約30 %を形成する。 追加の保水材料も適切に加えることが可能である。有用な追加の保水材料は、 バーミキュライト、多孔性のケイ酸塩、木材粉末、木粉、大量の糸くずを有する 木綿布、木綿の短繊維、紙屑、野菜類、高吸収性の水膨張可能又は水溶性の重合 体と樹脂、カルボキシメチルセルロース塩を含み、又大きな毛細管機能と親水性 とを有する他の多孔性材料も利用することができる。典型的に、追加の保水材料 は、重量で微粒子発熱性組成物の約0.1%から約30%、好ましくは約5%か ら約20%、最も好ましくは約1%から約10%を形成する。 他の追加の要素は、ゼラチン、天然ゴム、セルロース誘導体、セルロースエー テルとそれらの誘導体、でんぷん、化工デンプン、ポリビニルアルコール、ポリ ビニルピロリドン、アルギン酸ナトリウム、ポリオール、グリコール、コーンシ ロップ、蔗糖シロップ、ソルビトールシロップと他の多糖とそれらの誘導体、ポ リアクリルアミド、ポリビニルオクソアゾリドーネとマルチトールシロップのよ うな集塊補助剤と;マルトデクストリン、噴霧された乳糖、共同結晶の蔗糖とデ キストリン、修正ブドウ糖、ソルビトール、マンニトール、微結晶性セルロース 、ミクロファインセルロース、プリゼラチン化したでんぷん、二カルシウムリン 酸塩と炭酸カルシウムのような乾燥結合剤と;元素のクロム、マンガン又は銅、 前記の要素を備える化合物或いはそれらの混合物のような酸化反応エンハンサと ;水酸化ナトリウムを含む無機又は有機アルカリ化合物或いはアルカリ弱酸塩、 水酸化カリウム、ナトリウム水素炭酸塩、炭酸ナトリウム、水酸化カルシウム、 炭酸カルシウム及びプロピオン酸ナトリウムのような水素ガス抑性剤と;木材ダ ストとリンタ及びセルロースとを含む天然セルロース小片、ポリエステル系繊維 と発泡ポリスチレン及びポリウレタンのような発泡合成樹脂を含む小片形態の合 成繊維、及びシリカ粉末と多孔性のシリカゲルと硫酸ナトリウムと硫酸バリウム と酸化鉄とアルミナとを含む無機化合物のような充填材と;リン酸三カルシウム とケイアルミン酸ナトリウムのような固化防止剤と;を含む。又このような成分 はコーンスターチ、ジャガイモ澱粉、カルボキシメチルセルロースとαスターチ のようなシックナと、陰イオン、陽イオン、非イオン、双性イオン及び両性の型 式内に含まれるような界面活性剤とを含む。しかし、使用するならば、好適な界 面活性剤は非イオンである。本発明の微粒子状発熱性組成物に適切に加えること が可能である他の追加の要素は、メタケイ酸塩、ジルコニウム及びセラミックス のような増量剤を含む。 重量で本発明の微粒子状発熱性組成物の全ての粒子の少なくとも50%、より 好ましくは70%、更により好ましくは80%、最も好ましくは90%は、20 0μm以下、好ましくは150μm以下の中間粒度を有する。 組成物の上述の成分は、慣用の混合技術を用いて混合される。これらの成分の 適切な混合方法は、引用により全体が本出願に組み入れられている1987年3 月17日発行のヤスキ他への米国特許第4,649,895号に詳細に開示され ている。 上述の微粒子状発熱性組成物に代わって、発熱性組成物を塊状の細粒に形成し 、又細粒、ペレット、タブレット及び/又はスラグ及びそれらの混合物のような 圧縮品に直接圧縮することが可能である。 これらの塊状の細粒及び/又は圧縮品の発熱性組成物は、鉄粉、粉末の炭素性 材料、集塊補助剤及び/又は乾燥結合剤を有する。追加して、金属塩が乾燥混合 物に又は引き続き水/ブライン溶液として添加される。典型的に、鉄粉は、重量 で微粒子状発熱性組成物の約30%から約80%、好ましくは約40%から約7 0%、最も好ましくは約40%から約65%を形成し;活性炭、非活性炭及びそ れらの混合物は、重量で微粒子状発熱性組成物の約3%から約20%、好ましく は約5%から約15%、最も好ましくは約6%から約12%を形成し;1つ又は 複数の金属塩は、重量で微粒子発熱性組成物の約0.5%から約10%、好まし くは約1%から約8%、最も好ましくは約2%から約6%を備え;集塊補助剤は 、重量で約0%から約9%、好ましくは約0.5%から約8%、より好ましくは 約0.6%から約6%、最も好ましくは約0.7%から約3%を備え;乾燥結合 剤は、重量で本発明の塊状の圧縮前組成の約0%から約35%、好ましくは約4 %から約30%、より好ましくは約7%から約20%、最も好ましくは約9%か ら約15%を形成する。 塊状の細粒を有する熱セルは、典型的に従来の混合技術を用いて造られ、又細 粒に集塊される。 圧縮品を有する熱セルは、硬い細粒、ペレット、タブレット及び/又はスラグ のような製品に、乾燥成分を直接圧縮することによって好ましくは造られる。タ ブレット及び/又はスラグの適切な製造方法が、レミングトン薬品化学、第18 版(1990年)、アルフオンソR.Gennaro ed.の「Oral S olid Dosage Forms」の第89章、1634−1656ページ 、に詳細に述べられ、その全体が引用により本出願に組み入れられている。慣用 の任意のタブレット機械と該機械によって得られる最大圧力までの圧縮圧力とが 使用できる。 タブレット/スラグは、熱セルの形状に合わせて任意の幾何学的形状、例えば 円板、三角形、正方形、立方体、長方形、円筒、楕円及び類似形状を有すること ができ、これらの全ては中心を通る穴又は他の凹みを含んでも良く、全く含まな くても良い。タブレット/スラグの好適な形状は、タブレットの頂部及び/又は 底部に対して凹形(ウイスパ)の構造を有する円板の幾何学的形状を備える。し かし、より好適なタブレット/スラグの形状は、タブレットの頂部と底部の中心 に対して垂直でその中心を通る穴を有する円板の幾何学的形状を有する。 圧縮円板の寸法は、タブレット機械で使用可能及び/又は使用されるポンチ及 びダイの寸法並びに熱セルポケットの寸法によってのみ制限される。しかし、円 板は典型的に約0.2cmから約10cm、好ましくは約0.5cmから約8c m、より好ましくは約1cmから約5cm、最も好ましくは約1.5cmから約 3cmの直径と、約0.08cmから約1cm、好ましくは約0.15cmから 約0.86cm、より好ましくは約0.2cmから約0.6cmN最も好ましく は約0.2cmから約0.5cmの高さとを有する。代わりに、円板形状以外の 幾何学的形状を有する圧縮円板は、その幅が最も広い点において、約0.15c mから約20cm、好ましくは約0.3cmから約10cm、より好ましくは約 0.5cmから約5cm、最も好ましくは約1cmから約3cmの直径と、及び その最高点において、約0.08cmから約1cm、好ましくは約0.15cm から約0.8cm、より好ましくは約0.2cmから約0.6cm、最も好まし くは約0.2cmから約0.5cmの高さと、及びその最長点において、約1. 5cmから約20cm、好ましくは約1cmから約15cm、より好ましくは約 1cmから約10cm、最も好ましくは約3cmから約5cmの長さと、を有す ることが可能である。穴又は凹みは、所定量の水/及び/又は水坦体材料をほぼ 保持するのに十分な大きさでなければならない。典型的に、穴は約0.1cmか ら約1cm、好ましくは約0.2cmから約0.8cm、より好ましくは約0. 2cmから約0.5cmの直径を有する。 本発明の圧縮品は、製造、包装、輸送及び調合における取扱いの衝撃に耐える ように、可能な最も硬い機械強度に圧縮される。圧縮品は、約1g/cm3より も大きな密度、好ましくは約1g/cm3から3g/cm3、より好ましくは約1 .5g/cm3から3g/cm3、最も好ましくは約2g/cm3から3g/cm3 に典型的に圧縮される。 上述の成分を備える熱セル22は、固定量の微粒子発熱性組成物或いは1つ又 は複数の圧縮品を、第1の連続層に造られた1つ又は複数のポケット、即ちセル 70に加えることによって、典型的に形成される。第2の連続層、即ちセルカバ ー層72は第1の連続層の上方に置かれ、微粒子状発熱性組成物或いは一つ又は 複数の圧縮晶を2つの連続層の間に挟み込み、この連続層はそれから好ましくは 低温加熱を用いて互いに接着され、一体のラミネート構造を形成する。好ましく は、各熱セルは同様の量の熱発生材料を有し、又同様の酸素浸透手段を有する。 しかし、結果として発生されるセル温度が、意図する使用のために容認された治 療と安全範囲内にある限り、熱発生材料の量、熱セルの形状及び酸素浸透性は熱 セル毎に異なることが可能である。 温熱パック50の熱セル22は任意の幾何学的形状、例えば円板、三角形、ピ ラミッド、円錐、球、正方形、立方体、長方形、長方形の平行六面体、円筒、楕 円及び類似形状を有することができる。熱セル22の好適な形状は、約0.2c mから約10cm、好ましくは約0.5cmから約8cm、より好ましくは約1 cmから約5cm、最も好ましくは約1.5cmから約3cmのセル直径を有す る円板の幾何学的形状を含んでいる。熱セル22は、約0.2cm超から約1c m、好ましくは約0.2cm超から約0.9cm、より好ましくは約0.2cm 超から約0.8cm、最も好ましくは約0.3cm超から約0.9cmの高さを 有する。代わりに、円板形状以外の幾何学的形状、好ましくは楕円形状(即ち卵 形)を有する熱セルは、その幅が最も広い点において、約0.15cmから約2 0cm、好ましくは約0.3cmから約10cm、より好ましくは約0.5cm から約5cm、最も好ましくは約1cmから約3cmの幅と、その最高点におい て、約0.2cmから約5cm、好ましくは約0.2cmから約1cm、より好 ましくは約0.2cmから約0.8cm、最も好ましくは約0.3cmから約0 .7の高さと、及びその最長点において、約0.5cmから約20cm、好まし くは約1cmから約15cm、より好ましくは約1cmから約10cm、最も好 ましくは約3cmから約5cmの長さとを有する。 熱セル22のセル容積に対する充填容積の比率は、約0.7から約1.0、好 ましくは約0.75から約1.0、より好ましくは約0.8から約1.0、更に より好ましくは約0.85から約1.0、最も好ましくは約0.9から約1.0 である。 セルカバー層72の酸素浸透性は、好ましくは、加熱針を用いてセルカバー層 72に穿孔することによって作られるセルカバー層72の複数の開口である。開 口のサイズは好ましくは約0.127mmであり、熱セル22当たり25乃至40 個の開口が好ましい。孔をあける他の好ましい方法は、低温針を用いてセルカバ ー層72に穿孔することである。代替的に、開口は真空形成プロセス又は高圧水 噴射形成プロセス又によって作られる。更に他の方法は、微孔膜又は半浸透膜か らセルカバー層72を作ることである。このような膜は、高多孔キャリア物質と 結合されることにより処理が容易化される。必要な酸素浸透性は、21℃及び1 気圧において、5平方cm当たり毎分当たりO20.01ccから5平方cm当たり 毎分当たりO215ccである。 発熱性組成物74の発熱酸化反応の速度、期間及び温度は、空気との接触面積 を変えることにより、更に詳しく言えば、酸素の拡散/浸透性を変えることによ り、所望の通り制御される。 包装体10を構成するための前述の材料を使用することにより、多くの人には 、単に二つの異なるサイズの包装体10が供給される。例えば、小サイズの包装 体10は、包装体10が弛んだ即ちテンションがかけられていない状態で長手軸 18の方向に測って約850mm乃至約950mmの寸法及び長手軸18に交差 する方向に測って約125mm乃至約150mmの寸法を有する。大サイズの包 装体10は、包装体10が弛んだ即ちテンションがかけられていない状態で長手 軸18の方向に測って約1100mm乃至約1400mmの寸法及び長手軸18 に交差する方向に測って約135mm乃至約150mmの寸法を有する 本発明の使い捨て式温熱背部包装体は、分離基層のような要素を組み込むか、 或いは皮膚を通じて供給される活性芳香族化合物、不活性芳香族化合物、薬剤又 は他の治療剤及びそれらの混合物を備える連続層の少なくとも1つの中に選択的 に組み込むことが可能である。このような活性芳香族化合物はメンソール、ショ ウノウ及びユーカリを含むがそれらに限定されない。このような不活性芳香族化 合物はベンズアルデヒド、シトラール、デカナール及びアルデヒドを含むが、そ れらに限定されない。このような薬剤/治療薬は抗生物質、ビタミン、抗ウィル ス剤、鎮痛剤、抗炎症剤、鎮痒剤、解熱剤、麻酔剤、抗真菌薬、殺菌剤及びそれ らの混合物を含むが、それらに限定されない。又使い捨て式温熱背部包装体は分 離した基層を有するか、又は連続層の少なくとも1つ、接着剤付き成分及び/又 は汗吸収成分の中に組み込まれた基層を有することが可能である。 完成した使い捨て式温熱背部包装体は、典型的に第2のパッケージの中に包装 される。引用により全体が本明細書に組み入れられている米国特許第4,649 ,895号に開示されているように、所望されるまで酸化反応が起きるのを防止 するために、空気不浸透性のパッケージを使用することが可能である。代わりに 、望む前に酸化反応が起きるのを防止するために、熱セルの通気穴の上方に配置 される取外し可能な空気不浸透性の接着剤ストリップのような他の手段を使用す ることが可能であり、この結果ストリップが取り除かれる時、空気は熱セルの中 に入ることができ、かくして鉄粉の酸化反応を起こさせる。 更に本発明は、このような痛みに苦しんでいる人間の背部に典型的に熱を加え ることによって、このような痛みに苦しんでいる人間の筋肉、骨格、及び/又は 言及した背部の痛みを含む急性の、繰り返し性の、及び/又は慢性の背部の痛み を治療する方法を含んでいる。本方法は、好ましくは上述の背部包装体をこのよ うな痛みに苦しんでいる人間の背部に、約20秒から約24時間、好ましくは約 20分から約20時間、より好ましくは約4時間から約16時間、最も好ましく は約8時間から約12時間あてがうことによって、このような痛みに苦しんでい る人間の背部に対して皮膚温度を約32℃から約50℃、好ましくは約32℃か ら約45℃、より好ましくは約32℃から約42℃、最も好ましくは約32℃か ら約39℃、更に最も好ましくは約32℃から約37℃に維持する方法を有し、 この場合長期間高温を用いることによってもたらされる可能性のある肌焼けのよ うな如何なる不具合もなしに所望の治療効果が達成されるように、最高皮膚温度 及び皮膚温度を最高皮膚温度に維持する時間の長さを、このような治療を必要と する人間によって適切に選択することが可能である。 好ましくは、本方法は、筋肉、骨格及び/又は言及した背部の痛みを含む急性 の、繰り返し性の、及び/又は慢性の背部の痛みを有する人間の背部に対して持 続される皮膚温度を、約32℃から約43℃、好ましくは約32℃から約42℃ 、より好ましくは約32℃から約41℃、最も好ましくは約32℃から約39℃ 、更に最も好ましくは約32℃から約37℃に、約1時間以上の期間、好ましく は約4時間以上、より好ましくは約8時間以上、更に好ましくは約16時間以上 、最も好ましくは約24時間維持して、このような痛みを有する人間の骨格、筋 肉及び/又は言及した背部の痛みを含む急性の、繰り返す、及び/又は慢性の背 部の痛みをかなり緩和し、又使用者の背部から熱源が取り除かれた後でも、少な くとも約2時間、好ましくは少なくとも約8時間、より好ましくは少なくとも約 16時間、最も好ましくは少なくとも約1日、更に最も好ましくは少なくとも約 3日間このような痛みの緩和をかなり引き延ばす方法を含んでいる。 本発明の特定の実施例について図示し、又説明してきたが、種々の変更と改変 を本発明の精神と範囲から逸脱することなしに行うことが可能であり、又本発明 の範囲内にあるこのようなすべての改変を添付の請求の範囲内に網羅することが 意図されていることが当業者には明白であろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 オーレット,ウィリアム ロバート アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ブラックホーク、サークル 11987 (72)発明者 キンブル,ドーン ミシェル アメリカ合衆国オハイオ州、シャロンヴィ ル、クロシング、ドライブ 10140

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.使い捨て式温熱背部包装体であって、第1端部、第2端部及び該第1端部と 第2端部の間の1以上の伸縮部を持つ少なくとも一つの実質的に矩形の可撓性部 材を有し、該伸縮部は該可撓性部材の長手軸に沿って伸長可能であり、又、1以 上の温熱パックを有し、該温熱パックは、25℃の温度において、0.7g/mm2 以上、好ましくは0.85g/mm2以上、より好ましくは1g/mm2以上の引張強度 及び少なくとも二次元方向のドレープを有する半剛性材料の少なくとも一つの連 続層を有する一体構造を有し、該材料は35℃以上において、25℃における該 材料の引張強度より実質的に小さい引張強度を有し、又前記温熱パックの一体構 造の中に或いは該一体構造に間隔を置いて固定されている複数の個別熱セルを有 し、又、該温熱背部包装体を使用者の胴の回りに保持するために、締結手段、好 ましくは再結合可能な締結手段、更に好ましくはフック・ループ締結システム、 最も好ましくは2分割フック・ループ締結システムを有し、好ましくは前記使い 捨て式伸縮性温熱背部包装体は更に、第2縁から外向きに延出している下部フラ ップを有し、更に好ましくは1以上の補強層を更に有する使い捨て式温熱背部包 装体。 2.前記少なくとも1つ連続層が、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、 ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリウレタン、ポリスチ レン、鹸化したエチレン酢酸ビニル共重合体、エチレン酢酸ビニル共重合体、天 然ゴム、再生ゴム、合成ゴム、又はそれらの混合物から成る材料、好ましくはポ リエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ 塩化ビニリデン、ポリウレタン、ポリスチレン、鹸化したエチレン酢酸ビニル共 重合体、又はエチレン酢酸ビニル共重合体から成る押し出し成形の材料、より好 ましくはポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエステル、ポリ塩化ビ ニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリウレタン、又はポリスチレンから成る第1の側 面と、鹸化したエチレン酢酸ビニル共重合体又はエチレン酢酸ビニル共重合体か ら成る第2の側面とを有する共有押し出し成形の材料、最も好ましくはポリプロ ピレンの第1の側面と、エチレン酢酸ビニル共重合体の第2の側面とを有する共 有押し出し成形の材料を備え、この場合前記ポリプロピレンが好ましくは前記材 料の全体厚さの10%から90%、より好ましくは40%から60%を備える、 請求項1に記載の使い捨て式温熱背部包装体。 3.使い捨て式温熱背部包装体であって、第1端部、第2端部及び該第1端部と 第2端部の間の1以上の伸縮部を持つ少なくとも一つの実質的に矩形の可撓性部 材であって、該伸縮部は該可撓性部材の長手軸に沿って伸長可能である該可撓性 部材、少なくとも一つの連続材料層を持つ一体構造を備えた1以上の温熱パック 、及び前記温熱パックの一体構造の中に或いは該一体構造に間隔を置いて固定さ れている複数の個別熱セルを有し、該個別熱セルは、そうでなければ該熱セルの 間を妨害されずに通るであろう、該少なくとも一つの連続層を横切り、該温熱パ ック又はその選択された領域を貫通する可能性のある軸の幾つか又は全てを遮断 するように互いに関して十分に近接しており、好ましくは、中心線が四辺形パタ ーンを形成する4個の隣接する該熱セルの少なくとも一つの該熱セルが、該四辺 形パターンの残りの該熱セルの1以上の対の縁に接する少なくとも一つの折り目 ラインをそうでなければ形成する1以上の前記軸を遮断し、更に好ましくは、前 記少なくとも一つの熱セルと前記四辺形パターンの前記残りの熱セルの1以上の 対の熱セルとの間隔が、前記四辺形パターンの前記熱セルの最小直径熱セルの最 小直径の測定値を2で割り、その結果に0.75を掛けて得られる間隔以下であ り、そして、前記温熱背部包装体を使用者の胴の回りに保持するために、締結手 段、好ましくは再結合可能な締結手段、更に好ましくはフック・ループ締結シス テム、最も好ましくは2分割フック・ループ締結システムを有し、好ましくは前 記使い捨て式伸縮性温熱背部包装体は更に、第2縁から外向きに延出している下 部フラップを有し、更に好ましくは1以上の補強層を更に有する使い捨て式温熱 背部包装体。 4.中心が三角形のパターンを形成する3つの隣接する前記熱セルの少なくとも 1つが、さもなければ前記3つの熱セルによって形成される三角形パターンの前 記熱セルの残りの組の縁部に対して接線方向に少なくとも1つの折り畳みライン を形成する可能性のある1つ以上の前記軸をブロックし、好ましくはこの場合前 記熱セルの前記少なくとも1つの熱セルと、前記三角形パターンの前記熱セルの 前記残りの組の前記各熱セルとの間の間隔が、前記三角形パターン内の前記熱セ ルの最小直径の熱セルの最小直径の測定値を2で割り、又その結果に0.3を乗 じることによって得られる間隔と等しいかそれよりも小さい、請求項3に記載の 使い捨て式温熱背部包装体。 5.前記少なくとも1つの連続層が、0.7g/mm2以上、好ましくは0.8 5g/mm2以上、更に好ましくは1g/mm2以上の引張強度を有する半剛性材 料と、25℃の温度で少なくとも2次元ドレープとを備え、又前記材料は35℃ 以上の温度で、25℃における前記材料の引張強度よりもかなり低い引張強度を 有し、好ましくは前記連続層が、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポ リエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリウレタン、ポリスチレ ン、鹸化したエチレン酢酸ビニル共重合体、エチレン酢酸ビニル共重合体、天然 ゴム、再生ゴム、合成ゴム、又はそれらの混合物から成る材料から成る材料を備 え、より好ましくは前記連続層が、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、 ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリウレタン、又はポリ スチレンから成る第1の側面と、鹸化したエチレン酢酸ビニル共重合体又はエチ レン酢酸ビニル共重合体から成る第2の側面とを有する共有押し出し成形の材料 、最も好ましくはポリプロピレンの第1の側面と、エチレン酢酸ビニル共重合体 の第2の側面とを有する共有押し出し成形の材料を備え、この場合前記ポリプロ ピレンが好ましくは前記材料の全体厚さの10%から90%、より好ましくは4 0%から60%を備える、請求項3又は請求項4に記載の使い捨て式温熱背部包 装体。 6.前記熱セルが、円盤、三角形、ピラミッド、円錐、球、正方形、立方体、長 方形、長方形の平行六面体、円筒、又は楕円から成る形状を備え、前記円盤が1 cmから5cmの直径と、0.2cm超から1cmの高さとを備え、又前記三角 形、ピラミッド、円錐、球、正方形、立方体、長方形、長方形の平行六面体、円 筒、又は楕円が、その幅が最も広い点において、0.5cmから5cmの幅と、 その最高点において、0.2cm超から1cmの高さと、その最長点において、 1.5cmから10cmの長さとを有し、又更に前記熱セルが発熱性組成物で充 填された時に0.7から1.0の充填容積対セル容積比率を有する、前記請求項 のいずれかに記載の使い捨て式温熱背部包装体。 7.前記発熱性組成物が、重量で30%から80%の鉄粉と、活性炭、不活性炭 又はその混合物からなり、重量で3%から25%の炭素性の材料と、重量で0. 5%から10%の金属塩と、重量で1%から40%の水と、重量で好ましくは0 .1%から30%の追加保水剤と、を備える前記請求項のいずれかに記載の使い 捨て式温熱背部包装体。 8.前記発熱性組成物が、重量で30%から80%の鉄粉と、活性炭、不活性炭 又はその混合物からなり、重量で3%から20%の炭素性の材料と、重量で0% から9%のコーンシロップ、蔗糖シロップ、結晶ソルビトールシロップ、非結晶 ソルビトールシロップ、又はそれらの混合物から成る集塊補助剤と、重量で0% から35%の微晶質のセルロース、マルトデクストリン、噴霧された乳糖、共同 結晶の蔗糖及びデキストリン、修正ブドウ糖、マンニトール、ミクロファインセ ルロース、プリゼラチン化したでんぷん、二カルシウムリン酸塩、炭酸カルシウ ム、又はそれらの混合物から成る乾燥結合剤とを備え、好ましくは前記乾燥結合 剤が、重量で4%から30%の微晶質のセルロース、より好ましくは重量で0. 5%から10%のアクリル酸塩スターチ共重合体、イソブテン無水マレイン酸共 重合体、バーミキュライト、カルボキシメチルセルロース、又はそれらの混合物 から成る追加保水剤を備え、この場合重量で0.5%から10%のアルカリ金属 塩、アルカリ土類金属塩、遷移金属塩、又はそれらの混合物から成る金属塩が、 乾燥混合物の部分として前記組成に加えられるか、或いは引き続きブラインとし ての水溶液に加えられ、又この場合前記発熱性組成物は、乾燥塊状細粒、直接圧 縮品、又はそれらの混合物から成る物理的形態を備え、この場合更に前記直接圧 縮品は細粒、ペレット、タブレット、スラグ、又はそれらの混合物から成り、又 この場合前記タブレット及びスラグは、円盤、三角形、正方形、立方体、長方形 、円筒、又は楕円から成る幾何学的形状を備え、前記円盤は1cmから5cmの 直径と、0.08cmから1cmの高さとを備え、又前記三角形、正方形、立方 体、長方形、円筒、又は楕円は、その幅が最も広い点において、0.5cmから 5cmの幅と、その最高点において、0.08cmから1cmの高さと、その最 長点において、1cmから10cmの長さとを有し、好ましくはこの場合前記直 接圧縮品が1g/cm3よりも大きい密度を有する、前記請求項のいずれかに記 載の使い捨て式温熱背部包装体。 9.活性芳香族化合物、不活性芳香族化合物、薬剤、又はそれらの混合物から成 る追加成分を更に備える、前記請求項のいずれかに記載の使い捨て式温熱背部包 装体。 10.前記請求項のいずれかに記載の使い捨て式温熱背部包装体をこのような治 療を必要する人間の背部にあてがい、背部に対して皮膚温度を20秒から24時 間の期間、32℃から50℃に、好ましくは32℃から39℃に維持することに よって、急性筋肉痛、急性骨格痛、急性関連痛、既往筋肉痛、既往骨格痛、既往 関連痛、慢性筋肉痛、慢性骨格痛、又は慢性関連痛を含む背部の痛みを治療する 方法において、不利な出来事もなしに前記痛みをかなり緩和するために、前記皮 膚温度及び前記皮膚温度を維持する前記時間の期間が、このような治療を必要と する前記人間によって適切に選択され、好ましくはこの場合前記皮膚温度が1時 間以上の期間32℃から43℃の温度に、より好ましくは4時間以上の期間32 ℃から41℃の温度に維持され、この場合前記痛みの前記緩和が、このような治 療を必要とする前記人間の背部から前記加熱を取り除いた後に少なくとも2時間 、好ましくは少なくとも1日間かなり引き延ばされる背部の痛みを治療する方法 。
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