JP4500478B2 - 使い捨て温熱身体ラップ - Google Patents

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Description

【0001】
[発明の背景]
急性、頻発性および/または慢性の痛みを治療する一般的な方法は、患部に熱を局所的に加えるものである。そのような熱治療は、筋肉および関節の鈍痛および凝り、神経痛、リューマチなどを含む症状の治療手段として使用される。一般的に、熱治療を用いて痛みを軽減する方法は、比較的高温、すなわち、約40℃を超える熱を短時間だけ局所的に加えるものであった。これらの治療には、渦流浴、蒸しタオル、ハイドロコレータ(hydrocollator)、温水ボトル、ホットパック、加熱ラップおよび弾性圧縮バンドの使用が含まれる。これらの装置の多くは、水および/または電子レンジで加熱可能なゲルなどを含む再利用可能な温熱パックか、電流を用いる。一般的に、これらの装置のほとんどは、定期的かつ長期的に使用するには不便である。熱エネルギーは、必要時に直ちに得ること、および/または制御可能に放出すること、および/または長時間にわたって安定した温度に維持することができない。一般的に、これらの形式の装置は、使用者の動きを制限し、使用中に熱エネルギーの適当な位置決めを維持することができない。
【0002】
米国特許第4,366,804号、第4,649,895号、5,046,479号、および再発行特許第32,026号に記載されているような鉄の酸化に基づいた使い捨てヒートパックが周知である。これらのヒートパックは上記装置よりも携帯性に優れているが、そのようなヒートパックは、多くがかさばり、安定的な制御温度を維持できず、満足できない物理的寸法であることがこれらのヒートパックの有効性を妨げるため、完全には満足できないものであることがわかっている。具体的には、それらの装置は、さまざまな体型に容易かつ/または快適に順応することができず、したがって、直接的に身体に短時間の不安定で不便かつ/または快適でない加熱を行う。
【0003】
上述に基づくと、長いこと待ち望まれてきた温熱身体ラップは、比較的迅速に作動温度に到達し、制御された持続的な温度を維持し、良好で全体的なドレープ性(drapability)を有し、さまざまな体型に適応し、使用者の身体に取り外し可能に取り付けられて、使用者の身体または身体部位に安定した好都合かつ快適な加熱を行うことができるものである。
【0004】
[発明の概要]
本発明の温熱身体ラップは、ほぼ矩形の犬用骨形で、第1側部、第2側部、第1端部および第2端部を備えた可撓性材料からなる少なくとも1つの連続層と、複数のヒートセルと、温熱身体ラップを使用者の身体に取り外し可能に取り付けるための手段とを有する一体積層構造体を備える。ヒートセルは好ましくは、鉄粉、活性炭粉末、水および塩からなり、酸素で活性化する発熱化学物質を含んでおり、このヒートセルは、離隔配置され、温熱身体ラップの一体構造体に固定されるか、または温熱身体ラップの一体構造体の内部に固定されている。好ましくは、ヒートセルは、使用者の身体または身体部位に、制御された持続的で均一熱を与えるように十分接近した相対位置に配置され、温熱身体ラップの一体構造体に固定されるか、または温熱身体ラップの一体構造体の内部に固定されている。
【0005】
本開示を読めば、本発明の上記および他の特徴、態様および利点が当該技術分野の専門家には明らかになるであろう。
【0006】
特に断らない限り、本明細書で用いるすべてのパーセンテージおよび比は組成物全体の重量に関するものであり、すべての測定は25℃で行われている。
【0007】
本明細書は、本発明を具体的に指摘して明確に請求する請求項に結論が示されているが、添付の図面と組み合わせて好適な実施形態の以下の説明を読めば、本発明をさらに十分に理解できると思われ、全ての図面を通じて、同一符号は同一部材を表す。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明は、可撓性材料からなる1つまたは複数の連続層と、好ましくは酸素活性化発熱組成物を備える複数の個別ヒートセルとの一体構造体を有する使い捨て温熱身体ラップに関する。ヒートセルは、使用者の身体または身体部位に、制御された持続的な均一熱を与えることができるように十分に接近した相対関係で離隔配置され、温熱身体ラップの一体構造体に固定されるか、または温熱身体ラップの一体構造体の内部に固定されている。本発明の使い捨て温熱身体ラップはさらに、第1側部、第2側部、第1端部および第2端部を備えたほぼ矩形の犬用骨形であって、温熱身体ラップを使用者の身体に取り外し可能に取り付けるための手段を備えている。
【0009】
本発明の好適な実施形態では、好ましくは1つまたは複数の連続層の少なくとも1つが、室温において、すなわち約25℃以下では半剛直性を有するが、約35℃以上まで加熱された時、軟化して剛直性が相当に低くなる。したがって、温熱身体ラップの一体構造体に固定されたヒートセル、または温熱身体ラップの一体構造体の内部に固定されたヒートセルが活性状態になると、すなわち、約35℃以上のヒートセル温度では、好ましくは各ヒートセルのすぐ近くを取り囲んでいる連続材料層の狭い部分が軟化して、ヒートセル間および連続層のその他のもっと剛直な部分間のヒンジとして機能して、ヒートセルまたはもっと低温でもっと剛直な部分のいずれよりも優先的に折れ曲がる。その結果、ヒートセルの構造的支持を維持する十分な剛直性を備えて、処置すなわち使用中に連続層の構造体が容認できないほど伸長することを防止するが、加熱時に十分な全体的ドレープ特性を依然として維持する温熱身体ラップが得られる。本発明の使い捨て温熱身体ラップは、安定した好都合かつ快適な加熱を行うと共に、使用者の身体にうまく順応する一方、ヒートセル内容物に簡単に接触することがないようにするのに十分な剛直性を保持している。
【0010】
本明細書で、「備える」または「含む」とは、最終結果に影響を与えない他の段階および/または構成要素を追加できることを意味する。この表現は、「で構成される」および「で実質的に構成される」の表現を包含する。
【0011】
本明細書で、「使い捨て」とは、本発明の温熱身体ラップを閉め直し可能なほぼ空気不透過性の容器に保管して、痛みの軽減のために必要になる度に使用者の身体に当て直すことができるが、熱源、すなわちヒートセルまたは温熱パックを完全に使い切った後、廃棄される、すなわち適当なゴミ容器に捨てられるものであることを意味している。
【0012】
本明細書で、「ヒートセル」とは、少なくとも一方の層が酸素透過性である2層内に封入された発熱組成物、好ましくは特定の鉄酸化化学物質を含み、改良された温度制御性で長期持続的発熱を行うことができ、特定の物理的寸法および充填特性を有する一体構造体を意味する。これらのヒートセルは、個別の加熱ユニットとして使用できるが、やはり使い捨て身体ラップなどに容易に組み込むことができる複数の個別のヒートセルを備える温熱パックにして使用することもできる。ヒートセルおよび/または温熱パックを組み込んだ身体ラップは、広範の様々な体型に適合し、したがって、安定した好都合かつ快適な加熱を行うことができる。好適なヒートセルは、米国特許第5,918,590号および係属中の米国特許出願第08/623,752号に記載されており、これらの出願は、共にオハイオ州シンシナチのザ・プロクター・アンド・ギャンブル社に譲渡されている。好適な温熱パックは、少なくとも1つの連続材料層と、離隔配置されて、温熱パックの一体構造体に固定されうるか、または温熱パックの一体構造体の内部に固定された複数のヒートセルとを備える。温熱パックは、係属中の米国特許出願第08/777,853号および第08/984,009号に記載されており、これらは共にオハイオ州シンシナチのザ・プロクター・アンド・ギャンブル社に譲渡されている。
【0013】
本明細書で、「複数のヒートセル」とは、2つ以上のヒートセルを意味する。
【0014】
本明細書で、「連続層」とは、その長さおよび/または幅全体が別の材料、穴、穿孔などによって中断されていないか、または完全ではなく部分的に中断されている1つまたは複数の材料層を意味する。
【0015】
本明細書で、「剛直性を有する」とは、材料が可撓性があってもよいが、実質的に硬くて曲がらず、重力引力または他の適度の力に応じて折れ線を形成しない材料の性質を意味する。
【0016】
本明細書で、「半剛直材料」とは、ある程度または一部において剛直性を有する、すなわち、約25℃の温度で少なくとも二次元のドレープを有し、無支持状態でヒートセルの構造的支持を維持し、かつ/または処置すなわち使用中の材料の構造体の許容不可能な伸長を防止する一方、加熱時に良好な全体的ドレープ特性を維持し、かつ/またはヒートセル内容物に簡単に接触することがないようにするのに十分な剛直性を保持できるようにする靱性を示す材料を意味する。
【0017】
本明細書で、「二次元ドレープ」とは、1本の軸だけに沿って連続層を横切るか、温熱パックを横切るか、層または温熱パックの選択領域を横切って発生する、すなわち、重力引力または他の適度の力に応じて、他の軸にはない1本の折れ線が生じるドレープを意味する。
【0018】
本明細書で、「三次元ドレープ」とは、同時に2本以上の軸に沿って連続層を横切るか、温熱パックを横切るか、層または温熱パックの選択領域を横切って発生する、すなわち、重力引力または他の適度の力に応じて、2本以上の折れ線が生じるドレープを意味する。
【0019】
本明細書で、「折れ線」とは、重力引力または他の適度の力に応じて、材料が一時的または永久的なしわ、尾根部または頂部を形成する線である。
【0020】
引用した参考文献はすべて、特記しない限り、全体的に参照として本明細書に援用される。参考文献の引用は、請求する発明の従来技術としての利用可能性に関する決定に関する承認ではない。
【0021】
すべてのパーセントは、特記しない限り、組成物全体の重量に対するものであり、すべての比は重量比であり、測定はすべて25℃で行われている。
【0022】
本発明の使い捨て温熱身体ラップは、1つまたは複数のヒートセルまたは温熱パックを備えることができることは理解されるであろう。明確にするために、ここでは複数の個別ヒートセルを有する単一の温熱パックを備える使い捨て温熱身体ラップの1つの好適な実施形態を説明する。本発明の他の実施形態のすべての態様は、ここに記載された実施形態と同一または同様である。
【0023】
図1および図2は、本発明の好適な実施形態を示しており、全体を10で表した温熱身体ラップを提供するが示されている。この温熱身体ラップ10は、ほぼ平坦な積層構造体と、温熱パック15の内部に固定された1つまたは複数のヒートセル16とを有することが望ましい。積層構造体は、第1側部12および第2側部14を有する。装着時に身体側に位置する第1側部12には取り付け手段34が設けられており、この取り付け手段34は、第1端部11および/または第2端部13あるいはその付近に位置していることが望ましい。装着時に身体側から離れた位置にある第2側部14には酸素透過性手段が設けられており、この酸素透過性手段は、ヒートセル16内へ酸素を導入できるようにするためのものである。
【0024】
さらに図1および図2に示されているように、本発明の好適な実施形態はほぼ矩形の犬用骨形であって、温熱身体ラップ10の長手方向軸21のそれぞれの末端に第1端部11および第2端部13を備えている。第1端部11および第2端部13のほぼ中間において第1縁部17および第2縁部19で積層構造体が狭くなっていることと、ヒートセル16が長手方向軸21に沿ってX字形に配置されていることとによって、使用者の身体に当てられている時および/または使用者が装着している時、温熱身体ラップがねじり曲がり、使用者の身体および/または身体部位のさまざまな領域に順応することができる。この特殊な形状によってさらに、使用者はラップを使用者の曲げ伸ばしをする四肢に、それぞれの四肢の曲げ能力を妨害したり、かつ/または使用者の四肢が通常に動く時にラップの座屈および/または折れ重なりを生じることなく、当てることができるようにする。
【0025】
各温熱パック15は、好ましくは温熱パック15の一体構造体に固定された複数の個別ヒートセル16、または温熱パック15の一体構造体の内部に固定された複数の個別ヒートセル16を備える。温熱パック15の積層構造体内にヒートセル16を埋め込むことが望ましいが、各温熱パック15が単一の連続ベース層20を含み、個別ヒートセル16またはヒートセル16群をベース層20全体に離隔配置して固定してもよい。これらのヒートセル16は、互いに離隔して配置され、各ヒートセル16は残りのヒートセル16から独立的に機能する。各ヒートセル16は、高密度詰め込み状態の粒子状発熱組成物18を備えることが望ましく、この粒子状発熱組成物18粒子状発熱組成物18は、セル内の使用可能なセル容積をほとんど満たして余分な空隙量を減少させ、それによって、粒状物質の、セル内で移動する能力を最小限に抑える。あるいは、各セルに入れる前に、発熱組成物18を圧縮して硬いタブレットにしてもよい。発熱材料は高密度に詰め込まれるか、タブレット状に圧縮されるため、ヒートセル16は容易にはたわまない。したがって、セル間の間隔と、ヒートセル16間のセル形成ベース層20およびセルカバー層22用に選択された材料とによって、各温熱パック15は、単一の大型セルの場合よりも使用者の身体に容易に順応することができる。
【0026】
連続セル形成ベース層20およびセルカバー層22は、任意の数の材料からなっていてもよい。好ましくは、セル形成ベース層20およびセルカバー層22は、約25℃の温度で半剛直性を有し、約35℃以上の温度で軟化する、すなわち剛直性が相当に低下する材料を含む。すなわち、材料は好ましくは、材料の弾性変形範囲内での弾性係数が約25℃において約0.7g/平方mm以上、さらに好ましくは約0.9g/平方mm以上、最も好ましくは約1g/平方mm以上であり、約35℃以上では相当に低い弾性係数になる。本明細書で使用する「相当に低い」とは、約35℃以上での材料の弾性係数が、妥当な統計的信頼度(すなわち≧90%)およびパワー(power)(すなわち≧90%)で約25℃での弾性係数より統計的に大幅に低いことを意味する。
【0027】
したがって、温熱パック15の一体構造体に固定されるか、または温熱パック15の一体構造体の内部に固定されたヒートセル16が活性状態になると、すなわち、ヒートセルの温度が約35℃〜約60℃、好ましくは約35℃〜約50℃、より好ましくは約35℃〜約45℃、最も好ましくは約35℃〜約40℃である時、各ヒートセルのすぐ近くを取り囲んでいる連続材料層の狭い部分が軟化して、ヒートセル間、および連続層のいずれものもっと低温かつ剛直な部分間のヒンジとして機能して、ヒートセルまたはもっと剛直な部分のいずれよりも優先的に折れ曲がる。その結果、ヒートセルの構造的支持を維持する十分な剛直性を備えて、処置すなわち使用中に連続層の構造体が許容不可能なほど伸長することを防止する一方、加熱時に良好な全体的ドレープ特性を依然として維持する温熱パック15が得られる。
【0028】
本発明の温熱パック15を身体ラップ10に組み込んだ時、身体ラップ10は広範の様々な体型に容易に適合して、安定した、好都合かつ快適な加熱を行うと共に体型にうまく順応する一方、使用中にラップ10が折り重なったりだんごになる(bunching)ことを防止すると共に、ヒートセル内容物に簡単に接触することがないようにするのに十分な剛直性を保持している。
【0029】
一般的に、マサチューセッツ州、カントンのインストロン・エンジニアリング・コーポレーション(Instron Engineering Corp.)のコンピュータ付き汎用定速伸長引張り試験機(universal constant rate elongation tensile testing machine)などの電子引張り試験装置での簡単な引張り試験を使用して引っ張り強度が測定される。いずれの標準引張り試験を使用することもでき、たとえば、材料サンプルを切って、幅が約2.54cm(約1インチ)、長さが約7.5cm〜約10cm(約3〜約4インチ)のストリップにする。ストリップの端部を装置のジョーにはめ込み、緩みを除去するがロードセルに荷重を加えない大きさの張力を加える。次に、サンプルの温度を所望の試験温度に安定させる。装置のロードセルを約22.7kg(50ポンド)荷重に設定し、伸長を5mmに設定し、クロスヘッド速度を約50cm/分に設定する。装置を始動させ、引張り強度データをコンピュータで収集する。次に、サンプルを装置から取り外す。
【0030】
弾性係数は、材料の弾性変形中の引張り荷重対伸長の勾配として下記の式
m=(L/E)
を使用して計算することができ、
ここに、m=弾性変形中の勾配(g/mm2)、L=伸長時の荷重(g/mm)、E=伸長量(mm)である。
【0031】
セル形成ベース層20および/またはセルカバー層22は、好ましくはさらに、約25℃で少なくとも二次元ドレープを備える。すなわち、1本の折れ線またはしわが単一軸に沿って材料に生じる。また、好ましくは約35℃以上では三次元ドレープを備える。すなわち、多重軸に沿って2つ以上の折れ線またはしわが発生する。ドレープは、材料の、たとえば約30cmx約30cm(約12インチ×約12インチ)の正方形サンプルの中心を、尖った先端を有する円筒軸の端部に載せて、重力引力によって材料にドレープが生じるようにすることによって決定することができ、折れ線の数を数えられる。一次元ドレープを示す材料、すなわち、いずれの方向にも折れ線またはしわを有しない材料は剛直性を有すると決定されるのに対して、少なくとも二次元ドレープを示す材料、すなわち、少なくとも1本の軸に沿って少なくとも1つの折れ線またはしわを生じる材料は半剛直性を有すると決定される。
【0032】
したがって厚さを調整すれば、さまざまな材料が連続セル形成ベース層および/またはセルカバー層20および/または22の特定要件を満たすことができるであろう。そのような材料には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリウレタン、ポリスチレン、鹸化エチレン−ビニルアセテートコポリマー、エチレン−ビニルアセテートコポリマー、天然ゴム、再生ゴム、合成ゴムおよびこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されるものではない。これらの材料は、単独で、好ましくは押し出しで、より好ましくは同時押し出しで、最も好ましくは、エチレンビニルアセテートコポリマー、低密度ポリエチレンおよびその混合物が挙げられるが、これらに限定されない低融点ポリマとの同時押し出しで使用することができる。
【0033】
セル形成ベース層20および/またはセルカバー層22は、好ましくは、ポリプロピレンを、より好ましくはポリプロピレンを含む同時押し出し材料を、最も好ましくは、第1側部にポリプロピレンを、材料の全厚の好ましくは約10%〜約90%、より好ましくは約40%〜約60%含み、第2側部に低融点コポリマー、好ましくはEVA製のつなぎ層(tie-layer)を含む同時押し出し材料を含む。セル形成ベース層20および/またはセルカバー層22は、好ましくは、基準重量での厚さが約50μm未満、より好ましくは約40μm、最も好ましくは約30μm未満である。
【0034】
セル形成ベース層20および/またはセルカバー層22は、好ましくは、ポリプロピレン製の第1側部およびEVA製の第2側部を有し、合計厚さが約20μm〜約30μm、好ましくは約25μ(1mil)で、ポリプロピレンがセル形成ベース層20および/またはセルカバー層22の合計厚さの約50%で、EVAつなぎ層が約50%である同時押し出し材料を含む。特に好適な材料は、オハイオ州、シンシナチのクロペイ・プラスチックス・プロダクツ(Clopay PLastics Products)からP18−3161として入手可能である。セルカバー層22用に好ましいP18−3161は、それに酸素透過性を与えるために高温針で穿孔する後処理を受けている。
【0035】
上記形式の同時押し出し材料をセル形成ベース層20およびセルカバー層22用に使用する時、好ましくはEVA側を互いに向き合わせて、セルカバー層22がセル形成ベース層20に熱接着しやすくする。
【0036】
良好な全体的ドレープ特性および/または使用者の身体への優れた順応性および/または温熱パック15に対する向上した構造的支持および/または温熱身体ラップの表面全体にわたる温熱エネルギーの均一分布は、ヒートセル16を十分に近接した相対位置に選択的に配置して温熱パック15の一体構造体に固定されるか、または温熱パック15の一体構造体の内部に固定して、連続層20および/または22の材料を横切ってヒートセル16間で温熱パック15またはその選択領域を中断されないで通る可能性がある軸の一部またはすべてを遮断して、望ましくない中断されない折れ線を最小限に抑えるか、なくすことができるようにすることによって達成される。すなわち、ヒートセル16間を中断されずに通る軸の数を選択的に制御して、温熱パック15の連続セル形成ベース層20およびセルカバー層22またはその選択領域が好ましくは、互いに多数の異なった方向に向いた多数の短い相互連続折れ線に沿って折れ曲がるようにすることができるよう十分に接近した相互位置にヒートセル16を配置する。多数の相互接続折れ線に沿って折れ曲がることによって、良好な全体的ドレープ特性を有し、使用者の身体に容易に順応し、かつ/またはヒートセルマトリックスの構造的支持を向上させた温熱パック15が得られる。
【0037】
ヒートセル16は容易にたわまないので、ヒートセル16間の間隔は、好都合であり、温熱パック15の一体構造体内の、またはそれに固定されたヒートセル16を、中心が四辺形パターンを形成する4つの隣接したヒートセルのうちの少なくとも1つのヒートセルが、四辺形パターンの残りの3つのヒートセルの1対または複数対の縁部に接する少なくとも1本の折れ線を形成する可能性がある1本または複数本の軸を遮断するように選択的に配置することによって決定することができる。好ましくは、4つの隣接したヒートセルのうちの少なくとも1つのヒートセルと、四辺形パターンの残りのヒートセルの1対または複数対のヒートセルの各々との間の間隔は下記式で計算することができる。
s≦(Wq/2)*0.75
ここで、s=ヒートセル間の最短距離、Wq=四辺形パターン内の最小直径のヒートセルの最小直径の測定値である。
【0038】
あるいは、ヒートセル16間の間隔は、中心が三角形パターンを形成する3つの隣接したヒートセルのうちの少なくとも1つのヒートセルが、3つのヒートセルで形成された三角形パターンの残りの対のヒートセルの縁部に接する少なくとも1本の折れ線を形成する可能性がある1本または複数本の軸を遮断するように決定することができる。最も好ましくは、3つの隣接したヒートセルのうちの少なくとも1つのヒートセルと、三角形パターンの残りのヒートセル対の各ヒートセルとの間の間隔を下記式で計算することができる。
s≦(Wt/2)*0.3
ここで、s=ヒートセル間の最短距離、Wt=三角形パターン内の最小直径のヒートセルの最小直径の測定値である。
【0039】
さまざまな材料が上記指定の要件を満たすことができる。そのような材料には、上記物質が挙げられるが、それらに限定されない。
【0040】
発熱組成物18は、熱を与えることができるいずれの組成物を含むこともできる。しかし、発熱組成物18は、好ましくは、使用中に酸化反応を受ける化合物の粒子状混合体を含む。化合物の混合体は一般的に、鉄粉、炭素、金属塩(金属塩類)および水を含む。この種類の混合体は、酸素に暴露された時に反応して、数時間にわたって熱を発生する。
【0041】
鉄粉の適当な供給源には、鋳鉄粉、還元鉄粉、電解鉄粉、くず鉄粉、銑鉄、錬鉄、各種鋼、鉄合金などや、これらの鉄粉を処理した変形物が含まれる。導電性の水および空気と共に使用して発熱を生じるものであれば、それの純度や種類などに特別な制限はない。一般的に、鉄粉は、粒子状発熱組成物の約30重量%〜約80重量%、好ましくは約50重量%〜約70重量%を含む。
【0042】
やし殻、木材、木炭、石炭、骨炭などから形成された活性炭が有用であるが、動物生成物(animal products)、天然ガス、脂肪、油および樹脂などの他の未加工の原料から形成されたものも、本発明の粒子状発熱組成物に有用である。使用する活性炭の種類に制限はないが、抜擢された活性炭は優れた保水能力を有し、コストを抑えるために異なった活性炭を混合してもよい。したがって、上記炭素の混合物も本発明に有用である。一般的に、活性炭、不活性炭およびその混合物は、粒子状発熱組成物の約3重量%〜約25重量%、好ましくは約8重量%〜約20重量%、最も好ましくは約9重量%〜約15重量%を構成する。
【0043】
粒子状発熱組成物に有用な金属塩類には、硫酸第二鉄、硫酸カリウム、硫酸ナトリウム、硫酸マンガン、硫酸マグネシウムなどの硫酸塩類と、塩化第二銅、塩化カリウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化マンガン、塩化マグネシウムおよび塩化第一銅などの塩化物とが含まれる。また、炭酸塩類、酢酸塩類、硝酸塩類、亜硝酸塩類および他の塩類も使用することができる。一般的に、鉄の腐食反応を促進するために、単独または組み合わせて使用できる幾つかの適当なアルカリ、アルカリ土類および遷移金属塩類が存在する。好適な金属塩類は、塩化ナトリウム、塩化第二銅およびその混合物である。一般的に金属塩(金属塩類)は、粒子状発熱組成物の約0.5重量%〜約10重量%、好ましくは約1.0重量%〜約5重量%を構成する。
【0044】
粒子状発熱組成物に使用できる水は、いずれの適当な供給源から得てもよい。それの純度や種類などに特別な制限はない。一般的に、水は、粒子状発熱組成物の約1重量%〜約40重量%、好ましくは約10重量%〜約30重量%を構成する。
【0045】
必要に応じて、追加の保水物質を添加してもよい。有用な追加保水物質にはバーミキュライト、多孔質ケイ酸塩類、木材粉(wood powder)、木粉、大量の綿毛を有する木綿、綿の短繊維、紙スクラップ、植物性物質、超吸水膨張または水溶性ポリマーおよび樹脂、カルボキシメチルセルロース塩類が含まれ、かなりの毛管機能および親水性を有する他の多孔質物質を使用することもできる。一般的に、追加の保水物質は、粒子状発熱組成物の約0.1重量%〜約30重量%、好ましくは約0.5重量%〜約20重量%、最も好ましくは約1重量%〜約10重量%を構成する。
【0046】
他の追加成分には、ゼラチン、天然ゴム、セルロース誘導体、セルロースエーテルおよびその誘導体、スターチ、変性スターチ、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、アルギン酸ナトリウム、ポリオール、グリコール、コーンシロップ、スクロースシロップ、ソルビトールシロップおよび他の多糖類およびそれらの誘導体、ポリアクリルアミド、ポリビニルオクソアゾリドンおよびマルチトールシロップなどの凝集助剤と、麦芽デキストリン、溶射ラクトース、共結晶化スクロースおよびデキストリン、変性デキストローズ、ソルビトール、マンニトール、微結晶セルロース、極微少セルロース、プレゲル化スターチ、リン酸二カルシウム、炭酸カルシウムなどの乾燥結合剤と、クロム、マンガンまたは銅元素、これらの元素を含む化合物または混合物などの酸化反応促進剤と、無機または有機アルカリ化合物か、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、およびプロピオン酸ナトリウムを含むアルカリ弱酸塩類などの水素ガス抑制剤と、木屑、綿リンターおよびセルロースを含む天然セルロース破片や、ポリエステル繊維を含む破片状の合成繊維や、ポリスチレンまたはポリウレタンフォームなどの発泡合成樹脂や、シリカ粉、多孔質シリカゲル、硫酸ナトリウム、硫酸バリウム、酸化鉄およびアルミナを含む無機化合物などの充填剤と、リン酸三カルシウムおよびシリコアルミン酸ナトリウムなどの固化防止剤とが含まれる。かかる成分にはさらに、コーンスターチ、ジャガイモスターチ、カルボキシメチルセルロースおよびαスターチなどの増粘剤と、アニオン、カチオン、非イオン、双性イオンおよび両性イオン系で含まれるような界面活性剤とが含まれる。しかし、使用する場合に好適な界面活性剤は、非イオン系である。必要に応じて、本発明の粒子状発熱組成物に添加することができるさらに別の追加成分は、メタケイ酸塩類、ジルコニウムおよびセラミックなどの増量剤である。
【0047】
組成物の上記成分は、従来型混合技術を用いて混合される。これらの成分を混合する適当な方法が、1987年3月17日にヤスキ他に許可された米国特許第4,649,895号に記載されている。
【0048】
上記粒子状発熱組成物の変更例として、発熱組成物を凝集粒にしたり、直接的に圧密化して、粒、ペレット、タブレットおよび/またはスラッグおよびその混合物などの圧縮物にすることもできる。
【0049】
これらの凝集粒および/または圧縮物にした発熱組成物は、鉄粉と、乾燥粉末炭質材料と、乾燥混合物に、またはその後に水性/ブライン溶液として上記の量および/またはパーセンテージおよび/または比で添加された金属塩と、さらに凝集助剤および/または乾燥結合剤とを含む。一般的に、凝集助剤は、本発明の凝集圧縮前組成物の約0重量%〜約9重量%、好ましくは約0.5重量%〜約8重量%、より好ましくは約0.6重量%〜約6重量%、最も好ましくは約0.7重量%〜約3重量%であり、乾燥結合剤は約0重量%〜約35重量%、好ましくは約4重量%〜約30重量%、より好ましくは約7重量%〜約20重量%、最も好ましくは約9重量%〜約15重量%である。
【0050】
凝集粒は一般的に、上述したように従来型混合技術を用いて形成されて粒状に凝集させる。圧縮物は好ましくは、乾燥成分を直接的に圧密化して、硬質粒、ペレット、タブレットおよび/またはスラッグなどの製品に形成される。適当な方法は、アルフォンソ・アール・ジェンナロ(Alfonso R. Gennaro)編集のレミントンズ・ファーマシューティカル・サイエンス(Remington's Pharmaceutical Sciences)18版(1990年)の1634〜1656頁の第89章「経口固形薬の形状(Oral Solid Dosage Forms)に詳細に記載されている。いずれの従来型の錠剤形成装置、およびその装置によって与えられる最大までの圧縮圧力を使用することができる。
【0051】
上記成分を含むヒートセル16は一般的に、一定量の粒子状発熱組成物または圧縮物18を第1連続層すなわちセル形成層20内に形成されたポケットに加えることによって形成される。第2連続層すなわちセルカバー層22を第1連続層上に、粒子状発熱組成物または圧縮物を2つの連続層の間に挟むようにして重ねてから、好ましくは低温により接合して、均一な積層構造体を形成する。好ましくは、各ヒートセルが同様な量の発熱材料を有し、同様な酸素透過性手段を有する。しかし、発生するセル温度が意図されている用途で許容できる治療的な安全範囲に入っていれば、発熱材料の量、ヒートセルの形状、および酸素透過率がヒートセル毎に異なっていてもよい。
【0052】
ヒートセル16は、ディスク形、三角形、ピラミット形、円錐形、球形、正方形、立方体、矩形、矩形平行六面体、円筒形、楕円形などのいずれの幾何学的形状にすることもできる。ヒートセル16の好適な形状は、最大幅の部位における幅が約0.15cm〜約20cm、好ましくは約0.3cm〜約10cm、より好ましくは約0.5cm〜約5cmであり、最高部位での高さが約0.2cm〜約5cm、好ましくは約0.2cm〜約1cm、より好ましくは約0.2cm〜約0.8cm、最も好ましくは約0.3cm〜約0.7cmであり、最長部位での長さが約0.5cm〜約20cm、好ましくは約1cm〜約15cm、より好ましくは約1cm〜約10cm、最も好ましくは約3cm〜約7cmである楕円形(すなわち長円)である。
【0053】
ヒートセル16のセル容積に対する充填量の比は、約0.7〜1.0、好ましくは約0.75〜約1.0、さらに好ましくは約0.8〜約1.0、さらにもっと好ましくは約0.85〜約1.0、最も好ましくは約0.9〜約1.0である。
【0054】
セルカバー層22の酸素透過性手段は、好ましくはセルカバー層22の複数の開口である。開口は、セルを所望温度で作動させることができる十分な酸素含有空気をセルに流入させる。
【0055】
発熱組成物18の発熱酸化反応の速度、持続時間および温度は、空気との接触面積を変化させることによって、さらに具体的に言うと、酸素の拡散/透過率を変化させることによって、所望通りに制御することができる。
【0056】
好ましくは、各ヒートセル16は、同様量の化学物質を有し、同様な酸素透過性手段を有する。あるいは、発生するセル温度が同様であれば、化学物質の量、形状、および酸素透過率がヒートセル毎に異なっていてもよい。
【0057】
温熱身体ラップ10の各側部に追加材料層が設けられている。温熱身体ラップ10の第1側部12には、第1接着層28によってセル形成ベース層20に取り付けられた第1外側布26が設けられている。第2側部14には、第2接着層32によってセルカバー層22に取り付けられた第2外側布30が設けられている。第2外側布30および第2接着層32は、好ましくは、セルカバー層22よりも空気の透過率が高く、好ましくはセルカバー層22の酸素透過率をあまり変化させない。したがって、主にセルカバー層22が、各発熱セル16内への酸素の流量を制御する。第1外側布26および第2外側布30は異なった材料からなっていてもよいが、第1外側布26および第2外側布30が同一または同様な材料からなっており、第1接着層28および第2接着層32が同一または同様な材料からなっていることが好ましい。第1外側布26および第2外側布30を積層構造体にしてもよい。
【0058】
好ましくは、温熱身体ラップ10の第1側部に、温熱身体ラップ10を使用者の身体に取り外し可能に取り付けるための取り付け手段34が設けられている。好ましくは、取り付け手段34は、使用者の皮膚に取り付けたり、取り付け直すことができる接着剤である。取り付け手段34の接着剤が意図した取り付け場所以外の目標に早期付着しないようにするために、取り付け手段34の接着剤に剥離紙36を取り付けてもよい。取り付け手段34は好ましくは、剥離紙36または他の目標表面に対するよりも第1外側布26に強い接着性を有する。
【0059】
変更例として、温熱身体ラップ10を使用者の身体に取り外し可能に取り付けるための取り付け手段34を第2側部14に、あるいは第1側部12および第2側部14の両方に設けてもよい。
【0060】
あるいは、取り付け手段34は、第1外側布26に取り付けられた接着剤塗布膜でもよい。
【0061】
好適な取り付け手段34は、任意の数の接着剤および塗布パターンでもよい。好適な接着剤は、確実な初期および長期的取り付けや取り付け直しを可能にし、皮膚から簡単にかつ痛みのない取り外しができ、ラップの取り外し後に残留接着剤が皮膚にほとんど残らない。さらに、好適な接着剤は、90°剥離強度が約300g/25mm〜約1000g/25mm、好ましくは約400g/25mm〜約900g/25mm、さらに好ましくは約500g/25mm〜約800g/25mmである。接着剤の接着性を測定するためにいずれの適当な方法を使用してもよい。しかし、好適な方法は、鋼プラテンを使用し、接着膜をプラテンの表面に取り付ける。接着剤が鋼表面から剥がれるまで、鋼プラテンおよび接着膜をプラテン表面に対して90°の角度をなして逆方向に引張る。接着剤を鋼表面から剥がすために必要な力の量を剥離強度として記録する。これらの要件を満たすことで、幾つかの接着フィルムが、たとえば、オハイオ州、ペインスビルのアベリ−デニソン社(Avery-Dennison Co.)の5322、ミネソタ州、ミネアポリスのミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング社(Minnesota Mining and Manufacturing Co.)の1522、ミネソタ州、ミネアポリスのミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング社の9906が有用であることがわかっている。やはり有用な他の種類の接着剤には、スチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)およびスチレン−イソプレン−スチレン(SIS)などのゴムベースの接着剤や、ポリウレタンベースの接着剤や、アクリルベースの接着剤や、ヒドロゲルなどが挙げられるが、これらに限定されない。
【0062】
接着剤は、適当な方法で第1外側布26に塗布することができる。しかし、接着剤が第1外側布26に貫入して、使用後に温熱身体ラップ10を使用者の身体から取り外す時、接着剤が第1外側布26に優先的に付着することが好ましい。接着剤の好適なパターンは、図1に示されているように、第1端部11の末端から第1端部11に最も近いヒートセル16の縁部と第1縁部17および第2縁部19まで、および/または第2端部13の末端から第2端部13に最も近いヒートセル16の縁部と第1縁部17および第2縁部19まで延在している。他のパターンも必要に応じて使用される。
【0063】
剥離紙36は好ましくはシリコーン処理紙、たとえば、ウィスコンシン州、メナーシャのアクロシル(Akrosil)のBL 25 MGA SILOX C3R/0、またはオハイオ州、ペインスビルのアベリ−デニソン社またはミネソタ州、ミネアポリスのマイニング・アンド・マニュファクチャリング社から入手できる同様なシリコーン処理紙である。剥離紙は、接着領域の上だけか、接着領域の上からわずかに延出するか、ラップ全体に連続的に設けることができる。
【0064】
本発明の特に好適な実施形態では、第1外側布26は、柔軟で可撓性があり、皮膚への刺激がない材料である。第1外側布26に適した材料として、成形フィルムや、織り地、編み地、およびカード処理(carded)、スパンボンド、エアレイド(air-laid)、サーマルボンド、ウェットレイド、メルトブローン(meltblown)および/またはスルーエアボンドされる不織布を含む布が挙げられるが、これらに限定されない。第1外側布26の材料組成は、綿、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロンなどにすることができる。第1外側布26に特に適した材料は、たとえば、マサチューセッツ州、ワルポールのVeratecから等級#9327786として入手できる32gsmポリプロピレンカード処理サーマルボンド布(32 gsm polypropylen carded thermally bonded fabric)である。これらおよび同様な材料の積層体も有用であろう。
【0065】
好ましくは、第2外側布30は柔軟で可撓性がある材料である。第2外側布30に適した材料として、成形フィルムや、織り地、編み地、およびカード処理、スパンボンド、エアレイド、サーマルボンド、ウェットレイド(wet laid)、メルトブローンおよび/またはスルーエアボンド(through-air bonded)される不織布を含む布がある。第2外側布30の材料組成は、綿、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロンなどにすることができる。第2外側布30に特に適した材料は、たとえば、マサチューセッツ州、ワルポールのVeratecから等級#9327786として入手できる32グラム/平方m(gsm)の疎水性ポリプロピレンカード処理サーマルボンド布である。あるいは、第2外側布30は、たとえば、マサチューセッツ州、ワルポールのVeratecから等級#9354790として入手できる65グラム/平方m(gsm)疎水性ポリプロピレンカード処理サーマルボンド布でもよい。これらおよび同様な材料の積層体も有用であろう。
【0066】
接着層32は、ヒートセル16への酸素透過性を妨害しないようにして塗布される。接着層28および32にうまく使用できる適当な材料および塗布方法は、ニュージャージー州、ブリッジウォータのナショナル・スターチ・アンド・ケミカル社(National Starch and Chemical Co.)から入手できる70〜4589感圧性ホットメルト接着剤であり、これは、ジョージア州、ウェイクロスのノードソン(Nordson)から入手できるらせん状のり塗布システムで塗布される。
【0067】
使用前は、温熱身体ラップ10は一般的に酸素不透過性パッケージに封入されている。使用準備ができれば、温熱身体ラップ10を酸素不透過性パッケージから取り出して、酸素を化学物質18と反応させる。化学物質の反応が完了すると、温熱身体ラップ10はもはや発熱することができず、固形ゴミシステムで適当に廃棄されるものとする。
【0068】
温熱身体ラップ10は、使用者の衣服の内側で使用者の身体に直接的に接触させて装着するものである。温熱身体10内のヒートセル16がそのように直接に接触することによって、発熱化学物質18と使用者の身体表面との間に周知の熱抵抗が得られる。したがって、化学物質18は、特定温度を生じるための特定速度で酸化するように設計することができる。
【0069】
以上に本発明の特定の実施形態を図示して説明してきたが、本発明の精神および範囲から逸脱することなくさまざまな変化および変更を加えることができることは、当該技術分野の専門家には明らかであり、発明の範囲に入るそのような変更はすべて、添付の請求の範囲に含まれるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の使い捨て温熱身体ラップの好適な実施形態の平面図であり、ヒートセルのパターンおよび第1および第2端部の接着剤パッチを示している。
【図2】 図1の側部断面図である。

Claims (10)

  1. a)ほぼ薄板状で、第1側部、第2側部、第1端と第2端を有する長手軸、この長手軸と平行に伸び、第1端と第2端で終焉する第1部と第2部、及び、前記第1端と第2端のほぼ中心において前記第1部および前記第2部よりも幅の狭いくびれ部を有する可撓性材料からなる少なくとも1つの連続層と、
    b)発熱組成物を含む複数のヒートセルであって、各ヒートセルは隔離されると共に可撓性材料からなる前記少なくとも1つの連続層に固定されるか、または前記少なくとも1つの連続層の内部に固定され、各ヒートセルは、前記長手軸に対してほぼX字型に隔離配設される複数のヒートセルと、
    c)前記第1端と前記第2端あるいはこれらの近傍に配設され、使用者の身体に温熱身体ラップを取り外し可能に取り付けるための手段とを有する一体積層構造体を備え、前記取り付け手段は、確実な初期および長期的取り付けや取り付け直しを可能にし、皮膚から簡単にかつ痛みのない取り外しができ、前記ラップの取り外し後に皮膚にほとんど残留しない、使い捨て温熱身体ラップ。
  2. 前記温熱身体ラップを前記取り外し可能に取り付けるための手段は、前記可撓性材料の前記第1側に配置されて、前記可撓性材料の前記第1側部を直接的に使用者の身体に当てることができるようにしており、前記第2側部に酸素透過性手段が設けられている請求項1記載の使い捨て温熱身体ラップ。
  3. 前記温熱身体ラップを前記取り外し可能に取り付けるための手段は、90°剥離強度が約300g/25mm〜約1000g/25mmである接着剤を備える請求項2に記載の使い捨て温熱身体ラップ。
  4. 前記ヒートセルは、ディスク形、三角形、ピラミット形、円錐形、球形、正方形、立方体、矩形、矩形平行六面体、円筒形および楕円形から選択された形状を有し、該楕円形は、最大幅の部位における幅が約0.3cm〜約10cm、最高部位での高さが約0.2cm〜約5cm、最長部位での長さが約1cm〜約10cmであり、前記ヒートセルは、発熱組成物を充填した時、セル容積に対する充填量の比が約0.7〜約1.0である請求項1に記載の使い捨て温熱身体ラップ。
  5. 発熱組成物は、
    a)約30重量%〜約80重量%の鉄粉と、
    b)約3重量%〜約25重量%の、活性炭、不活性炭およびその混合物からなる群から選択される炭素質物質と、
    c)約0.5重量%〜約10重量%の金属塩と、
    d)約1重量%〜約40重量%の水とを含む請求項1に記載の使い捨て温熱身体ラップ。
  6. 前記発熱組成物はさらに、約0.1重量%〜約30重量%の追加の保水物質を含む請求項5記載の使い捨て温熱身体ラップ。
  7. 前記発熱組成物は、
    a)約30重量%〜約80重量%の鉄粉と、
    b)約3重量%〜約20重量%の、活性炭、不活性炭およびその混合物からなる群から選択される炭素質物質と、
    c)約0重量%〜約9重量%の、コーンシロップ、マルチトールシロップ(maltitol syrup)、結晶ソルビトールシロップ、非結晶ソルビトールシロップおよびその混合物からなる群から選択される凝集助剤と、
    d)約0重量%〜約35重量%の、微結晶セルロース、麦芽デキストリン、溶射ラクトース、共結晶化スクロースおよびデキストリン、変性デキストローズ、マンニトール、極微少セルロース、プレゲル化スターチ、リン酸二カルシウム、炭酸カルシウムおよびその混合物からなる群から選択される乾燥結合剤と、
    約0.5重量%〜約10重量%の、アルカリ金属塩類、アルカリ土金属塩類および遷移金属塩類およびその混合物からなる群から選択される金属塩は、前記組成物に乾燥混合物の一部として、またはその後にブラインとして水溶液で追加され、さらに、前記発熱組成物は、乾燥凝集粒、直接圧縮物およびその混合物からなる群から選択される物理的形状を有し、前記直接圧縮物は、粒、ペレット、タブレットおよびスラッグからなる群から選択される請求項1に記載の使い捨て温熱身体ラップ。
  8. 前記発熱組成物は、約0重量%〜約10重量%の、アクリル酸塩スターチコポリマー、無水イソブチレンマレイン酸コポリマー、バーミキュライト、カルボキシメチルセルロースおよびその混合物からなる群から選択される追加の保水物質とを含む請求項7に記載の使い捨て温熱身体ラップ。
  9. 前記乾燥結合材は、約4重量%から約30重量%の微結晶セルロースを含む請求項8に記載の使い捨て温熱身体ラップ。
  10. さらに、活性芳香族化合物、不活性芳香族化合物、薬剤活性剤およびその混合物から選択された追加成分を含む請求項1に記載の使い捨て温熱身体ラップ。
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