JP2002509200A - フラッシュ紡糸方法およびフラッシュ紡糸用溶液 - Google Patents
フラッシュ紡糸方法およびフラッシュ紡糸用溶液Info
- Publication number
- JP2002509200A JP2002509200A JP2000540299A JP2000540299A JP2002509200A JP 2002509200 A JP2002509200 A JP 2002509200A JP 2000540299 A JP2000540299 A JP 2000540299A JP 2000540299 A JP2000540299 A JP 2000540299A JP 2002509200 A JP2002509200 A JP 2002509200A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spin
- group
- dichloro
- agent
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/28—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D01F6/32—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds comprising halogenated hydrocarbons as the major constituent
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01D—MECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
- D01D5/00—Formation of filaments, threads, or the like
- D01D5/11—Flash-spinning
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/02—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D01F6/04—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds from polyolefins
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/02—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D01F6/04—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds from polyolefins
- D01F6/06—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds from polyolefins from polypropylene
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/28—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D01F6/30—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds comprising olefins as the major constituent
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
Description
polymeric,plexifilamentary,film−fibr
il strands)のフラッシュ紡糸(flash−spinning)に
関する。より詳細には、本発明は、最低限の装置変更を行うことで現存の商業的
装置で用いることができるスピン流体(spin fluid)、そして現存の
商業的装置を用いるがオゾンを枯渇させる可能性が非常に低い化合物を用いかつ
不燃性であるか或は燃焼性が非常に低い化合物を用いて紡糸過程を実施する紡糸
方法に関する。
ら作られた商業的スパンボンデッド(spunbonded)製品は、トリクロ
ロフルオロメタンを用いたフラッシュ紡糸で製造されているが、しかしながら、
トリクロロフルオロメタンは大気のオゾンを枯渇させる化学品であり、従って代
替品が調査中である。Shinの米国特許第5,032,326号に1つの代替
スピン流体、即ち塩化メチレンとコスピン剤(co−spin agent)で
ある沸点が−50℃から0℃のハロカーボンが開示されている。Kato他の米
国特許第5,286,422号に指摘されているように、Shinの塩化メチレ
ンを基とする方法は完全には満足されるものでなく、前記’422特許には、代
替スピン流体、具体的にはブロモクロロメタンまたは1,2−ジクロロエチレン
とコスピン剤である例えば二酸化炭素、ドデカフルオロペンタンなどを含有する
スピン流体が開示されている。
、スピン剤の混合物(このスピン剤混合物の主成分は塩化メチレン、ジクロロエ
チレンおよびブロモクロロメタンから成る群から選択されそしてこのスピン剤混
合物の少量成分はドデカフルオロペンタン、デカフルオロペンタンおよびテトラ
デカフルオロヘキサンから成る群から選択される)に重合体を溶解させるとフラ
ッシュ紡糸不織シート(flash−spun non−woven shee
t)の製造で用いるに好ましい三次元繊維が生じ得ることが開示されている。し
かしながら、例えば塩化メチレンは動物の発癌物質でありそしてジクロロエチレ
ンはいくらか燃焼性であることが知られている。
が非常に低い群のハロカーボン液を用いて繊維形成ポリオレフィン(fiber
−forming polyolefin)のプレキシフィラメンタリーフィル
ムフィブリルストランドをフラッシュ紡糸する方法が開示されている。この特許
には好適なハロカーボン(ハロゲン置換炭化水素)として1,1−ジクロロ−2
,2,2−トリフルオロエタン(HCFC−123)が開示されている。HCF
C−123はポリプロピレンにとっては非常に良好なスピン剤ではあるが、ポリ
エチレンにとっては良好なスピン剤ではなく、後者の場合には、非常に高い紡糸
圧力が必要になるであろう。このように、ポリエチレンで用いる場合には、ポリ
エチレンを比較的低い圧力で溶かす能力を有するコスピン剤(即ち強力な溶媒)
を用いる必要がある。前記’025特許には、また、ジクロロジフルオロエタン
(HCFC−132bおよびそれの異性体)およびジクロロフルオロエタン(H
CFC−141bおよびそれの異性体)も開示されているが、これらは全部重大
な欠点を有する。例えば、HCFC−132bは良好なスピン剤ではあるが、毒
性がある。HCFC−141bもまた良好なスピン剤ではあるが、いくらか燃焼
性があり、その上、比較的高いオゾン枯渇可能性を示す。
フィブリルストランドを製造する方法であり、この方法は、(a)合成繊維形成
ポリオレフィンを5から30重量%と(b)1,1,2−トリクロロ−2,2−
ジフルオロエタン(HCFC−122)およびそれの異性体、1,1,3−トリ
クロロ−2,2,3,3−テトラフルオロプロパン(HCFC−224ca)お
よびそれの異性体、1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロパン(H
CFC−243db)およびそれの異性体および1,2−ジクロロ−1−フルオ
ロエチレン(HCFC−1121)から成る群から選択される主要スピン剤を含
んで成るスピン流体をこのスピン流体の自発圧力(autogenous pr
essure)より高い圧力でフラッシュ紡糸して圧力がより低い領域の中に入
れることを含んで成る。前記スピン流体にコスピン剤を前記スピン流体の曇点圧
力(cloud point pressure)を1平方インチ当たり少なく
とも50ポンド(psi)(345kPa)高めるに充分な量で存在させてもよ
い。
オレフィンを5から30重量%と(b)HCFC−122およびそれの異性体、
HCFC−224caおよびそれの異性体、HCFC−243dbおよびそれの
異性体およびHCFC−1121から成る群から選択される主要スピン剤を含ん
で成る。前記スピン流体にコスピン剤を前記スピン流体の曇点圧力を少なくとも
50psi(345kPa)高めるに充分な量で存在させてもよい。
ellular foam fibers)を製造する方法にも向けたものであ
り、この方法は、(a)合成繊維形成ポリオレフィンを少なくとも40重量%と
(b)HCFC−122およびそれの異性体から成る群から選択される主要スピ
ン剤を含んで成るスピン流体をこのスピン流体の自発圧力より高い圧力でフラッ
シュ紡糸して圧力がより低い領域の中に入れることを含んで成る。
れた種類の重合体、例えばポリエチレン、ポリプロピレンおよびポリメチルペン
テンなどを包含させることを意図する。本主題発明では、デュポン(DuPon
t)から入手可能なTEFZEL(商標)、即ちエチレンとテトラフルオロエチ
レンから作られた共重合体であるフルオロポリマーを用いることができる。また
、Ausimontから入手可能なHALAR(商標)、即ちエチレンとクロロ
トリフルオロエチレンから作られた共重合体であるフルオロポリマー樹脂を本主
題発明で用いることも可能である。
リマー類ばかりでなくまた繰り返し単位の少なくとも85%がエチレン単位であ
る共重合体も包含させることを意図する。1つの好適なポリエチレンは、溶融範
囲の上限が約130から140℃で密度が1立方センチメートル当たり0.94
から0.98グラムの範囲でメルトインデックス(ASTM D−1238−5
7T、条件Eで定義される如き)が0.1から100の範囲、好適には4未満の
線状高密度ポリエチレンである。
返し単位の少なくとも85%がプロピレン単位である共重合体も包含させること
を意図する。
フィンはイソタクティックポリプロピレンである。この合成繊維形成ポリオレフ
ィンはまた国際公開WO 97/25460に開示されているようなポリエチレ
ンとポリプロピレンの混合物であってもよい。
8重量%の範囲であるスピン流体を用いる。用語「スピン流体」を本明細書で用
いる場合、これは、繊維形成ポリオレフィンと主要スピン剤と任意のコスピン剤
(存在させる場合)を含んで成る溶液を意味する。用語「重量%」を本明細書で
用いる場合、特に明記しない限り、これはスピン流体の全重量を基準にした重量
パーセントを指す。
を起こして重合体が豊富な相/スピン液(spin liquid)が豊富な相
から成る2相の液/液分散液を生じ始める圧力を意味する。しかしながら、温度
が臨界点を越えると液相が全く存在できなくなり、従って単相の超臨界溶液相が
分離を起こして重合体が豊富な相/スピン流体が豊富な相から成る2相の気体分
散状態が生じる。
にとって「非溶媒」でなければならないか、或は少なくとも、主要スピン剤より
も劣った溶媒でなければならない。言い換えれば、使用するスピン流体に含める
コスピン剤が示す溶媒力(solvent power)は、フラッシュ紡糸を
受けさせる重合体をコスピン剤単独に溶解させようとした時に典型的に前記重合
体がそのコスピン剤に溶解しないか或は結果として生じる溶液が示す曇点圧力が
約7000psig[1平方インチゲージ(gage)当たりのポンド数][こ
れは約48,360キロパスカル(kPa)である]より高いような溶媒力でな
ければならない。注として1psigは約108kPaで1psiは6.90k
Paである。主要スピン剤とコスピン剤の間の相互作用は図6および7を参照す
ることで分かるであろう。一般的用語「スピン剤」は主要スピン剤を指し得るこ
とを特記する[これを単独で用いるか或は主要スピン剤とコスピン剤を組み合わ
せる時]。図6は、ポリエチレンにとってHCFC−122は非常に良好な溶媒
であるが1,1−ジクロロ−2,2,2−トリフルオロエタン(HCFC−12
3)はあまり良好な溶媒でないことからこれは曇点圧力をある程度高めることを
示している。図7は、HCFC−123はポリエチレンにとってよりもポリプロ
ピレンにとって良好な溶媒であることからポリプロピレンの場合にHCFC−1
23が曇点圧力を高くする度合は図6に示したほどではないがそれでもHCFC
−123は両者にとってHCFC−122よりも「劣った」溶媒であることを示
している。
製造で商業的に用いられているポリオレフィン類、即ちポリエチレンおよびポリ
プロピレンにとって良好なスピン剤であり、バブル点(bubble poin
t)に到達するまで曇点が存在しないか或は曇点圧力がバブル点に非常に近く、
その結果としてこれは効率良く機能し得ない。以下に挙げるコスピン剤の1つを
用いると、その混合物の溶媒力が、所望のプレキシフィラメンタリー製品を得る
フラッシュ紡糸が容易に達成されるに充分なほど低くなる。
、例えば1,1,3−トリクロロ−2,2,3,3−テトラフルオロプロパン(
HCFC−224ca);1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロパ
ン(HCFC−243db)および1,2−ジクロロ−1−フルオロエチレン(
HCFC−1121)なども存在する。図12、13および14から分かるであ
ろうように、このようなスピン剤は、所望のプレキシフィラメンタリーフィルム
フィブリル材料を生じさせるに有効な曇点を示す。しかしながら、このようなス
ピン剤と一緒にコスピン剤を用いて曇点圧力を調整する(即ち、より高くするか
或はより低くする)ことも可能である。
広げる目的で、フラッシュ紡糸された材料をそれが回転する邪魔板に突き当たる
ように投射させ(例えばBrethauer他の米国特許第3,851,023
号を参照)た後、それに静電帯電を受けさせる。この生成物は前記邪魔板によっ
て方向を変えて広がり始め、そしてこの製品(ウエブ)は前記静電帯電によって
更に広がる。満足される商品が商業的に受け入れられる時間内に達成されるよう
にするには、前記ウエブが有意な度合の広がりを達成する必要があり、これの達
成が可能なのは、前記ウエブが充分な静電帯電を所望時間に渡って保持している
時のみである。前記ウエブを取り巻く雰囲気が有する絶縁耐力(dielect
ric strength)があまりにも低いと、そのような帯電があまりにも
迅速に逸散してしまうであろう。前記ウエブを取り巻く雰囲気の主要な成分は、
フラッシュ紡糸を受けさせる重合体をフラッシュ紡糸前に溶かしていたスピン剤
が蒸発したものである。米国特許第5,672,307号に開示されているよう
に、主要スピン剤、例えば塩化メチレンまたは1,2−ジクロロエチレンなどは
、そこに挙げられている如きコスピン剤と一緒に蒸発した時、満足される製品を
確保するに有効な帯電をウエブが維持するに充分な絶縁耐力を有する。このよう
な混合物が示す絶縁耐力はASTM D−2477に従って測定して1センチメ
ートル当たり約40キロボルト(KV/cm)を越える。しかしながら、本主題
発明のスピン剤が示す絶縁耐力は塩化メチレンのそれよりもずっと高く、トリク
ロロフルオロメタン(Freon 11)のそれに近い。典型的な値のいくつか
は下記の通りである: 化合物 絶縁耐力(KV/cm) 塩化メチレン 〜45 ジクロロエチレン 〜105 HCFC−122 〜120 Freon 11 〜120 塩化メチレンの場合、これにコスピン剤を添加して絶縁耐力および曇点圧力を上
昇させることができる。しかしながら、ジクロロエチレンおよびHCFC−12
2の場合にコスピン剤を添加する目的は主に曇点圧力を高めることにある。
高圧装置を用いる必要はなく、更に、スピン剤を注入する高圧装置も必要でない
。
。
媒力よりも低い溶媒力を示す限り、コスピン剤として使用可能な化合物の範囲は
幅広い。使用可能なコスピン剤には、炭化水素(特に炭素数が4以下の炭化水素
)、ヒドロフルオロカーボン(HFC)類、ヒドロフルオロエーテル(HFOC
)類、パーフルオロカーボン(PFC)類、ヒドロクロロフルオロカーボン(H
CFC)類、極性溶媒、不活性ガスおよび二酸化炭素が含まれる。コスピン剤の
具体例のいくつかは1,1−ジクロロ−2,2,2−トリフルオロエタン(HC
FC−123);1,1−ジクロロ−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロ
パン(HCFC−225ca);1,1,1,2−テトラフルオロエタン(HF
C−134a);1,1,2,2,3,3,4,4−オクタフルオロブタン(H
FC−338pcc);1,1,1,2,2,3,4,5,5,5−デカフルオ
ロペンタン(HFC−4310mee);パーフルオロペンタン(3M PF
5050);パーフルオロ−N−メチルモルホリン(3M PF5052);1
,1,2,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロピル1,2,2,2−テトラフ
ルオロエチルエーテル(HFOC E−1);パーフルオロブチルメチルエーテ
ル(3M HFE−7100)およびパーフルオロブチルエチルエーテル(3M
HFE−7200)である。本発明で用いるに有用な他の具体的なコスピン剤
は不活性ガス、例えば貴ガスおよび窒素などである。極性溶媒、例えばケトン類
、エーテル類、アルコール類なども、それらと使用する主要スピン剤が反応をス
ピン温度(spin temperature)で評価できるほどの度合で起こ
さずかつスピン流体をあまりにも可燃性にしない限り、コスピン剤として使用可
能である。前記スピン流体に更に核形成剤(nucleating agent
s)、安定剤などの如き添加剤を含有させることも可能である。
ms)を得ることができ、これを生じさせる時には通常は紡糸用溶液(spin
ning solution)に入れる重合体の濃度を比較的高くする、即ち合
成繊維形成ポリオレフィンの濃度を少なくとも40重量%にする。
れた共重合体およびエチレンとクロロトリフルオロエチレンから作られた共重合
体が使用可能な合成繊維形成ポリオレフィンである。また、比較的低い紡糸温度
を用いかつ曇点圧力よりも高い圧力を用いる。紡糸を該溶液の曇点圧力より若干
低くすることでも、プレキシフィラメント(plexifilaments)で
はなく微孔性発泡繊維を得ることができる。使用するスピン剤は、この上でプレ
キシフィラメンタリーフィルムフィブリル材料に関して述べたスピン剤と同じで
ある。典型的に使用可能なコスピン剤も同様にこの上に示したコスピン剤と同じ
であり、それには炭化水素(特に炭素数が4以下の炭化水素)、ヒドロフルオロ
カーボン(HFC)類、ヒドロフルオロエーテル(HFOC)類、パーフルオロ
カーボン(PFC)類、ヒドロクロロフルオロカーボン(HCFC)類、極性溶
媒、不活性ガスおよび二酸化炭素が含まれる。スピン剤の瞬間蒸発(flasi
ng)が容易に起こりかつ均一で小さいサイズの気泡が得られるように通常は核
形成剤、例えばフュームド(fumed)シリカおよびカオリンなどをスピンミ
ックス(spin mix)に添加する。
ある程度膨張した形態で入手可能である。数多くの重合体/溶媒系では、微孔性
発泡体が紡糸用オリフィスから出た後に溶媒の蒸気が気泡の内側で凝縮しそして
/または気泡から出て拡散することが原因で崩壊が起こる傾向がある。低密度の
膨張した発泡体を得ようとする場合には、通常、膨張剤をスピン液に添加する。
用いることができる適切な膨張剤には、低沸騰温度の部分ハロゲン置換炭化水素
、例えばヒドロクロロフルオロカーボン類、ヒドロフルオロカーボン類、クロロ
フルオロカーボン類およびパーフルオロカーボン類;ヒドロフルオロエーテル類
;不活性ガス、例えば二酸化炭素および窒素など;低沸騰温度の炭化水素溶媒、
例えばブタンおよびイソペンタンなど;そして他の低沸騰温度の有機溶媒および
気体が含まれる。。
orifice)を用いて行う。しかしながら、ブローンフィルムで用いられ
るダイスに類似した環状ダイスを用いて微孔性発泡シートを製造することも可能
である。
および特性の測定では下記の試験を用いた。ASTMはAmerican So
ciety of Testing Materialsを指しそしてTAPP
IはTechnical Association of the Pulp and Paper Industryを指す。
ルの重量から測定する。
ron引張り試験機を用いて測定する。前記ストランドに条件付けおよび試験を
70度F(21℃)および65%の相対湿度下で受けさせる。次に、このストラ
ンドを1インチ当たり10ひねり捩った後、Instron Testerのジ
ョーに取り付ける。2インチのゲージ長を用い、初期伸び速度を1分当たり4イ
ンチにする。破壊時のじん性を1デニール当たりのグラム(gpd)で記録する
。破壊時の伸びをサンプルの2インチゲージ長のパーセントとして記録する。じ
ん性は、サンプルの破壊に要した仕事量をサンプルのデニールで割った値であり
、これをgpdで記録する。引張り応力は応力/歪み曲線の傾きに相当し、これ
をgpdの単位で表す。
ッシュ紡糸製品が示すフィブリル形成(fibrillation)度合および
微細さ(finess)の別の尺度である。表面積をS. Brunauer, P. H. Emmet
tおよびE. Teller, J. Am. Chem. Soc., 60巻, 309-319頁(1938)のBET窒素吸
収方法で測定し、これをm2/gで報告する。
いる紡糸装置である。この装置には筒状の高圧チャンバが2つ含まれていて、そ
の各々に、圧力を上記チャンバの内容物にかけるに適したピストンが備わってい
る。この筒状物の内径は1.0インチ(2.54cm)であり、各々の内部容量
は50立方センチメートルである。上記筒状物は互いにそれの一末端の所で直径
が3/32インチ(0.23cm)の通路および混合用チャンバ(これにはスタ
ティックミキサーとして働く一組の微細なメッシュスクリーンが入っている)を
通して連結している。この容器の内容物を上記スタティックミキサーに通して上
記2つの筒状物の間を強制的に往復させることで混合を達成する。オリフィスを
開けるように迅速に作動する手段が備わっている紡糸口金アセンブリがT字管を
通して上記通路に取り付けられている。この紡糸口金アセンブリには直径が0.
25インチ(0.63cm)で長さが約2.0インチ(5.08cm)のリード
穴と以下の表に示す長さと直径の両方を有する紡糸口金オリフィスが含まれてい
る。オリフィスの寸法をミル(1ミル=0.0254mm)で表す。水力装置を
用いて供給する高圧水でピストンを駆動させる。
のペレットとスピン剤を仕込んだ。高圧水を用いて上記ピストンを駆動させるこ
とで1500から3000psig(10,443−20,786kPa)の混
合用圧力を生じさせた。次に、上記重合体とスピン剤を混合温度に加熱してその
温度に約30から60分保持しながら、この期間中、上記ピストンを用いて、上
記重合体とスピン剤が上記混合用通路を通って一方の筒状物からもう一方の筒状
物に強制的に繰り返し送り込まれるように上記2つの筒状物の間に約50psi
(345kPa)またはそれ以上の差圧が交互に確立されるようにすることで混
合を起こさせて、スピン混合物を生じさせる。次に、混合を継続しながら、上記
スピン混合物の温度を最終スピン温度にまで上昇させて、その状態に約15分間
保持することで、温度を平衡状態にする。圧力レットダウンチャンバを模擬する
目的で、紡糸直前に上記スピン混合物の圧力を所望の紡糸圧力にまで低下させた
。所望の紡糸圧力に保持されている高圧水が入っているずっと大型のタンク(「
アキュムレータ」)とスピンセル(spin cell)の間に位置するバルブ
を開けることで、それを達成した。上記スピンセルとアキュムレータの間に位置
するバルブを開けて約1から3秒後に紡糸口金のオリフィスを開ける。この期間
はおよそ商業的紡糸装置のレットダウンチャンバ内の滞留時間に相当する。その
結果としてフラッシュ紡糸された製品をステンレス鋼製のオープンメッシュスク
リーンバスケット(open mesh screen basket)内に集
める。紡糸中に紡糸口金直前の圧力をコンピューターで記録して、それをスピン
圧力として記入する。
テムの装置で本来得たデータでない試験データに関しては、それらを全部SI単
位に変換しておいた。ある項目のデータを測定しなかった時には、表にnmとし
て示す。特に、以下に示す表および他の場所で、主要スピン剤およびコスピン剤
の量を主要スピン剤とコスピン剤を一緒にした重量の重量パーセントとして表す
こともあり得る。
剤を用いて受けさせた。このポリエチレンは0.75のメルトインデックス、2
7,000の数平均分子量および4.43の分子量分布(MWD)を示し、これ
を12重量%の濃度で用いた。MWDは数平均分子量に対する重量平均分子量の
比率である。
−123、HFC−134A、HFC−338pcc、HFC−4310mee
、HFOC E−1およびPF 5050を含める。
619F、即ちジホスファイトである熱安定剤をスピン剤の全重量を基準(B
OS)にして0.1重量%の量で添加することもあり得る。
リプロピレンのサンプルをMontell(以前にはHimontとして知られ
ていた)(Wilmington、DE)から入手した。このサンプルのフラッ
シュ紡糸をHCFC−122を主要スピン剤として用いて行い、そしてコスピン
剤にHCFC−123、HFC−4310mee、HFE−7100、HFOC
E−1およびPF 5052を含める。
したALATHON(商標)高密度ポリエチレンにフラッシュ紡糸を数種のスピ
ン剤を用いて受けさせた。このポリエチレンは0.75のメルトインデックス、
27,000の数平均分子量および4.43のMWDを示し、これを12重量%
の濃度で用いた。使用した主要スピン剤は1,2−ジクロロ−1−フルオロエチ
レンおよびHCFC−243dbであった。
、即ちデュポンから入手可能なTEFZEL(商標)HT2127にフラッシュ
紡糸を20重量%のHCFC−122であるスピン剤を20重量%とHCFC−
123であるコスピン剤を80重量%含んで成るスピン流体を用いて受けさせた
。前記フルオロポリマーを前記スピン流体の20重量%の量で存在させた。この
種類の重合体が示す融点は235℃から280℃であった。
プル、即ちAusimontから入手可能なHALAR(商標)200にフラッ
シュ紡糸をHCFC−122であるスピン剤を50重量%とHCFC−123で
あるコスピン剤を50重量%含んで成るスピン流体を用いて受けさせた。前記フ
ルオロポリマーを前記スピン流体の20重量%の量で存在させた。HALAR(
商標)200が示すメルトインデックスは0.7で融点は240℃である。
るHCFC−123を用いてポリオレフィンを選択した圧力および温度で混合お
よび紡糸することを通して微孔性発泡体を製造した。各実施例で用いた紡糸口金
の穴の寸法は30ミルx30ミル(直径x長さ)であった。また各実施例で用い
た添加剤は、重合体の重量を基準にして1.0重量%の量のCab−O−sil
N70−TS(フュームドシリカ)そしてスピン剤の重量とコスピン剤の重量
を基準にして0.1重量%の量のWeston 619F熱安定剤であった。
プル(これが示すメルトフロー率は4である)をスピン剤であるHCFC−12
2を50重量%とHCFC−123を50重量%含んで成るスピン流体中で混合
した。前記ポリプロピレンを前記スピン流体の50重量%の量で存在させた。混
合を1500psig(10,443kPa)下150Cで45分間行った。差
圧を1000psi(6996kPa)にした。紡糸が350psig(251
5kPa)下151Cで起こるように、紡糸を840psig(5892kPa
)のアキュムレータ圧力下で行った。
るHCFC−122を80重量%とHCFC−123を20重量%含んで成るス
ピン流体中で混合した。前記ポリエチレンを前記スピン流体の40重量%の量で
存在させた。混合を1500psig(10,443kPa)下150℃で45
分間行った。差圧を1900psi(13,100kPa)にした。紡糸が27
5psig(1997kPa)下151℃で起こるように、紡糸を1000ps
ig(6996kPa)のアキュムレータ圧力下で行った。
リエチレンが12%入っている溶液に関する曇点データのプロットである。
溶媒にポリエチレンが12%入っている溶液に関する曇点データのプロットであ
る。
せた溶媒にポリエチレンが12%入っている溶液に関する曇点データのプロット
である。
成させた溶媒にポリエチレンが12%入っている溶液に関する曇点データのプロ
ットである。
媒にポリエチレンが12%入っている溶液に関する曇点データのプロットである
。
媒にポリエチレンが12%入っている溶液に関する曇点データのプロットである
。
媒にポリプロピレンが9%入っている溶液に関する曇点データのプロットである
。
せた溶媒にポリプロピレンが9%入っている溶液に関する曇点データのプロット
である。
媒にポリプロピレンが8%入っている溶液に関する曇点データのプロットである
。
にポリプロピレンが8%入っている溶液に関する曇点データのプロットである。
た溶媒にポリプロピレンが8%入っている溶液に関する曇点データのプロットで
ある。
が12%入っている溶液に関する曇点データのプロットである。
が12%入っている溶液に関する曇点データのプロットである。
エチレンが12%入っている溶液に関する曇点データのプロットである。
溶媒にエチレンとテトラフルオロエチレンから作られた共重合体が20%入って
いる溶液に関する曇点データのプロットである。
溶媒にエチレンとクロロトリフルオロロエチレンから作られた共重合体が20%
入っている溶液に関する曇点データのプロットである。
Claims (16)
- 【請求項1】 合成繊維形成ポリオレフィンのプレキシフィラメンタリーフ
ィルムフィブリルストランドを製造する方法であって、(a)合成繊維形成ポリ
オレフィンを5から30重量%と(b)1,1,2−トリクロロ−2,2−ジフ
ルオロエタンおよびそれの異性体、1,1,3−トリクロロ−2,2,3,3−
テトラフルオロプロパンおよびそれの異性体、1,2−ジクロロ−3,3,3−
トリフルオロプロパンおよびそれの異性体および1,2−ジクロロ−1−フルオ
ロエチレンから成る群から選択されるスピン剤を含んで成るスピン流体をこのス
ピン流体の自発圧力より高い圧力でフラッシュ紡糸して圧力がより低い領域の中
に入れることを含んで成る方法。 - 【請求項2】 前記合成繊維形成ポリオレフィンをポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリエチレンとポリプロピレンの混合物およびポリメチルペンテンから
成る群から選択する請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記合成繊維形成ポリオレフィンをエチレンとテトラフルオ
ロエチレンから作られた部分フッ素置換共重合体およびエチレンとクロロトリフ
ルオロエチレンから作られた部分フッ素置換共重合体から成る群から選択するが
、但し前記重合体を10から40重量%の量で存在させることを条件とする請求
項1記載の方法。 - 【請求項4】 前記スピン流体に更にコスピン剤を前記スピン流体の曇点圧
力を1平方インチ当たり少なくとも50ポンド高めるに充分な量で含める請求項
1または3記載の方法。 - 【請求項5】 前記コスピン剤を炭化水素、ヒドロフルオロカーボン類、ヒ
ドロフルオロエーテル類、パーフルオロカーボン類、ヒドロクロロフルオロカー
ボン類、極性溶媒、不活性ガスおよび二酸化炭素から成る群から選択する請求項
4記載の方法。 - 【請求項6】 前記コスピン剤を1,1−ジクロロ−2,2,2−トリフル
オロエタン;1,1−ジクロロ−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロパン
、1,1,1,2−テトラフルオロエタン、1,1,2,2,3,3,4,4−
オクタフルオロブタン、1,1,1,2,2,3,4,5,5,5−デカフルオ
ロペンタン、パーフルオロ−N−メチルモルホリン、1,1,2,2,3,3,
3−ヘプタフルオロプロピル1,2,2,2−テトラフルオロエチルエーテル、
パーフルオロブチルメチルエーテル、パーフルオロブチルエチルエーテルおよび
窒素から成る群から選択する請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 前記スピン流体が主要スピン剤である1,1,2−トリクロ
ロ−2,2−ジフルオロエタンおよびそれの異性体を10から70重量%とコス
ピン剤である1,1−ジクロロ−2,2,2−トリクロロエタンおよびそれの異
性体を90から30重量%含んで成る請求項6記載の方法。 - 【請求項8】 スピン流体であって、(a)合成繊維形成ポリオレフィンを
5から30重量%および(b)1,1,2−トリクロロ−2,2−ジフルオロエ
タンおよびそれの異性体、1,1,3−トリクロロ−2,2,3,3−テトラフ
ルオロプロパンおよびそれの異性体、1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフル
オロプロパンおよびそれの異性体および1,2−ジクロロ−1−フルオロエチレ
ンから成る群から選択される主要スピン剤を含んで成るスピン流体。 - 【請求項9】 前記合成繊維形成ポリオレフィンがポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリエチレンとポリプロピレンの混合物およびポリメチルペンテンから
成る群から選択される請求項8記載のスピン流体。 - 【請求項10】 前記合成繊維形成ポリオレフィンがエチレンとテトラフル
オロエチレンから作られた部分フッ素置換共重合体およびエチレンとクロロトリ
フルオロエチレンから作られた部分フッ素置換共重合体から成る群から選択され
るが、但し前記共重合体が10から40重量%の量で存在していることを条件と
する請求項8記載のスピン流体。 - 【請求項11】 炭化水素、ヒドロフルオロカーボン類、ヒドロフルオロエ
ーテル類、パーフルオロカーボン類、ヒドロクロロフルオロカーボン類、極性溶
媒、不活性ガスおよび二酸化炭素から成る群から選択されるコスピン剤を更に含
んで成る請求項8または10記載のスピン流体。 - 【請求項12】 1,1−ジクロロ−2,2,2−トリフルオロエタン、1
,1−ジクロロ−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロパン、1,1,1,
2−テトラフルオロエタン、1,1,2,2,3,3,4,4−オクタフルオロ
ブタン、1,1,1,2,2,3,4,5,5,5−デカフルオロペンタン、パ
ーフルオロ−N−メチルモルホリン、1,1,2,2,3,3,3−ヘプタフル
オロプロピル1,2,2,2−テトラフルオロエチルエーテル、パーフルオロブ
チルメチルエーテル、パーフルオロブチルエチルエーテルおよび窒素から成る群
から選択されるコスピン剤を含んで成る請求項11記載のスピン流体。 - 【請求項13】 合成繊維形成ポリオレフィンから微孔性発泡繊維を製造す
る方法であって、(a)ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンとテトラフル
オロエチレンから作られた部分フッ素置換共重合体およびエチレンとクロロトリ
フルオロエチレンから作られた部分フッ素置換共重合体から成る群から選択され
る合成繊維形成ポリオレフィンを少なくとも40重量%と(b)1,1,2−ト
リクロロ−2,2−ジフルオロエタンおよびそれの異性体から成る群から選択さ
れる主要スピン剤を含んで成るスピン流体をこのスピン流体の自発圧力より高い
圧力でフラッシュ紡糸して圧力がより低い領域の中に入れることを含んで成る方
法。 - 【請求項14】 前記スピン流体が1,1,2−トリクロロ−2,2−ジフ
ルオロエタンおよびそれの異性体を少なくとも40重量%有するスピン剤を含ん
で成る請求項13記載の方法。 - 【請求項15】 前記スピン流体が更に炭化水素、ヒドロフルオロカーボン
類、ヒドロフルオロエーテル類、パーフルオロカーボン類、ヒドロクロロフルオ
ロカーボン類、極性溶媒、不活性ガスおよび二酸化炭素から成る群から選択され
るコスピン剤を更に含んで成る請求項14記載の方法。 - 【請求項16】 前記コスピン剤を1,1−ジクロロ−2,2,2−トリフ
ルオロエタン、1,1−ジクロロ−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロパ
ン、1,1,1,2−テトラフルオロエタン、1,1,2,2,3,3,4,4
−オクタフルオロブタン、1,1,1,2,2,3,4,5,5,5−デカフル
オロペンタン、パーフルオロ−N−メチルモルホリン、1,1,2,2,3,3
,3−ヘプタフルオロプロピル1,2,2,2−テトラフルオロエチルエーテル
、パーフルオロブチルメチルエーテル、パーフルオロブチルエチルエーテルおよ
び窒素から成る群から選択する請求項15記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/009,292 US5985196A (en) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | Flash spinning process and flash spinning solution |
US09/009,292 | 1998-01-20 | ||
PCT/US1999/000750 WO1999036600A1 (en) | 1998-01-20 | 1999-01-14 | Flash spinning process and flash spinning solution |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002509200A true JP2002509200A (ja) | 2002-03-26 |
JP3507916B2 JP3507916B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=21736764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000540299A Expired - Lifetime JP3507916B2 (ja) | 1998-01-20 | 1999-01-14 | フラッシュ紡糸方法およびフラッシュ紡糸用溶液 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US5985196A (ja) |
EP (1) | EP1049821B1 (ja) |
JP (1) | JP3507916B2 (ja) |
KR (1) | KR20010034222A (ja) |
CA (1) | CA2314174A1 (ja) |
DE (1) | DE69921089T2 (ja) |
ES (1) | ES2229667T3 (ja) |
WO (1) | WO1999036600A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021055254A (ja) * | 2014-06-18 | 2021-04-08 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニーE.I.Du Pont De Nemours And Company | プレキシフィラメント状シート |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3891497B2 (ja) * | 1997-01-09 | 2007-03-14 | イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 完全にハロゲン化された重合体からフラッシュ紡糸された繊維 |
US5985196A (en) * | 1998-01-20 | 1999-11-16 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Flash spinning process and flash spinning solution |
US6153134A (en) * | 1998-12-15 | 2000-11-28 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Flash spinning process |
US6270709B1 (en) * | 1998-12-15 | 2001-08-07 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Flash spinning polymethylpentene process and product |
US7179413B1 (en) * | 1999-08-20 | 2007-02-20 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Flash-spinning process and solution |
US6423258B1 (en) * | 2000-07-31 | 2002-07-23 | American Pipe & Plastics, Inc. | Machine and method for providing folded pipe liners |
US20050096246A1 (en) * | 2003-11-04 | 2005-05-05 | Johnson Robert C. | Solvent compositions containing chlorofluoroolefins |
KR100456982B1 (ko) * | 2002-02-28 | 2004-11-10 | 한국과학기술연구원 | Pdp용 녹색 형광체의 제조 방법 |
US7300968B2 (en) * | 2002-12-18 | 2007-11-27 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Flash spinning solution and flash spinning process using straight chain hydrofluorocarbon co-solvents |
KR101272425B1 (ko) | 2003-04-03 | 2013-06-07 | 이 아이 듀폰 디 네모아 앤드 캄파니 | 균일한 물질을 형성하기 위한 회전식 공정 |
US7582240B2 (en) * | 2004-04-01 | 2009-09-01 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Rotary process for forming uniform material |
US7030188B2 (en) * | 2004-04-01 | 2006-04-18 | Equistar Chemicals, Lp | Multi-phase polypropylene compositions |
US20070202764A1 (en) * | 2005-04-01 | 2007-08-30 | Marin Robert A | Rotary process for forming uniform material |
CN102277633B (zh) * | 2011-07-07 | 2013-01-02 | 唐山三友集团兴达化纤有限公司 | 粘胶短纤维生产过程中蒸汽梯级利用的方法 |
US10329692B2 (en) * | 2015-07-10 | 2019-06-25 | E I Du Pont De Nemours And Company | Flash spun plexifilamentary strands and sheets |
US10337123B2 (en) * | 2014-06-18 | 2019-07-02 | E I Du Pont De Nemours And Company | Flash spun plexifilamentary strands and sheets |
US11261543B2 (en) | 2015-06-11 | 2022-03-01 | Dupont Safety & Construction, Inc. | Flash spinning process |
CN116288762A (zh) * | 2023-03-07 | 2023-06-23 | 东华大学 | 一种均一连续的微纳米纤维超临界纺丝装置 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3564088A (en) * | 1968-10-15 | 1971-02-16 | Du Pont | Process for flash spinning an integral web of polypropylene plexifilaments |
US3851023A (en) * | 1972-11-02 | 1974-11-26 | Du Pont | Process for forming a web |
MX171962B (es) * | 1988-08-30 | 1993-11-25 | Du Pont | Proceso mejorado para hilado rapido de cordones de fibrilla-pelicula flexifilamentarios |
US5023025A (en) * | 1989-07-18 | 1991-06-11 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Halocarbons for flash-spinning polymeric plexifilaments |
US5081177A (en) * | 1988-08-30 | 1992-01-14 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Halocarbons for flash-spinning polymeric plexifilaments |
US5032326A (en) * | 1988-08-31 | 1991-07-16 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Flash-spinning of polymeric plexifilaments |
US5039460A (en) * | 1990-02-26 | 1991-08-13 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Mixed halocarbon for flash-spinning polyethylene plexifilaments |
US5147586A (en) * | 1991-02-22 | 1992-09-15 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Flash-spinning polymeric plexifilaments |
US5286422A (en) * | 1991-08-03 | 1994-02-15 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Process for producing three-dimensional fiber using a halogen group solvent |
JP3159765B2 (ja) | 1992-03-16 | 2001-04-23 | 旭化成株式会社 | フラッシュ紡糸方法 |
JPH0641810A (ja) * | 1992-07-17 | 1994-02-15 | Asahi Chem Ind Co Ltd | ポリオレフィン三次元繊維の製造方法 |
ES2148928T3 (es) * | 1996-01-11 | 2000-10-16 | Du Pont | Fibras obtenidas por evaporacion subita de mezclas de polimeros de poliolefina. |
US5672307A (en) * | 1996-03-08 | 1997-09-30 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Flash spinning process |
US5723084A (en) * | 1996-03-08 | 1998-03-03 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Flash spinning process |
US5985196A (en) * | 1998-01-20 | 1999-11-16 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Flash spinning process and flash spinning solution |
-
1998
- 1998-01-20 US US09/009,292 patent/US5985196A/en not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-01-14 EP EP99901469A patent/EP1049821B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-01-14 KR KR1020007007886A patent/KR20010034222A/ko not_active Application Discontinuation
- 1999-01-14 JP JP2000540299A patent/JP3507916B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1999-01-14 CA CA002314174A patent/CA2314174A1/en not_active Abandoned
- 1999-01-14 ES ES99901469T patent/ES2229667T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1999-01-14 WO PCT/US1999/000750 patent/WO1999036600A1/en active IP Right Grant
- 1999-01-14 DE DE69921089T patent/DE69921089T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-04-28 US US09/300,953 patent/US6162379A/en not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-10-05 US US09/679,566 patent/US6303682B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021055254A (ja) * | 2014-06-18 | 2021-04-08 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニーE.I.Du Pont De Nemours And Company | プレキシフィラメント状シート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6162379A (en) | 2000-12-19 |
WO1999036600A1 (en) | 1999-07-22 |
US6303682B1 (en) | 2001-10-16 |
DE69921089T2 (de) | 2006-02-23 |
EP1049821B1 (en) | 2004-10-13 |
CA2314174A1 (en) | 1999-07-22 |
DE69921089D1 (de) | 2004-11-18 |
JP3507916B2 (ja) | 2004-03-15 |
ES2229667T3 (es) | 2005-04-16 |
US5985196A (en) | 1999-11-16 |
EP1049821A1 (en) | 2000-11-08 |
KR20010034222A (ko) | 2001-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3507916B2 (ja) | フラッシュ紡糸方法およびフラッシュ紡糸用溶液 | |
JP3034042B2 (ja) | ポリマー状プレキシフィラメントをフラッシュ紡糸するための炭化水素/共溶媒スピン液 | |
KR0132669B1 (ko) | 중합성 플랙시필라멘트의 프래시-방사 | |
JP3246743B2 (ja) | フラッシュ紡糸高分子プレキシフィラメント用アルコールベース紡糸液 | |
JP3583719B2 (ja) | フラッシュ紡糸方法及び共沸混合物を有するフラッシュ紡糸溶液 | |
JP3839489B2 (ja) | 部分フッ素置換ポリマー類のフラッシュ紡糸で作られた繊維 | |
JP2756489B2 (ja) | フラツシユ紡糸 | |
US6270709B1 (en) | Flash spinning polymethylpentene process and product | |
JP4196949B2 (ja) | 直鎖ヒドロフルオロカーボン共溶媒を用いるフラッシュ紡糸溶液およびフラッシュ紡糸方法 | |
KR20020026260A (ko) | 플래시 방사 방법 및 플래시 방사액 | |
KR20000069977A (ko) | 충분히 할로겐화된 중합체로부터 플래쉬 방사된 섬유 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20031205 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140109 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |