JP3246743B2 - フラッシュ紡糸高分子プレキシフィラメント用アルコールベース紡糸液 - Google Patents

フラッシュ紡糸高分子プレキシフィラメント用アルコールベース紡糸液

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JP3246743B2 JP52028693A JP52028693A JP3246743B2 JP 3246743 B2 JP3246743 B2 JP 3246743B2 JP 52028693 A JP52028693 A JP 52028693A JP 52028693 A JP52028693 A JP 52028693A JP 3246743 B2 JP3246743 B2 JP 3246743B2
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    • D01D5/11Flash-spinning
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
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    • D01F6/00Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は一般にフラツシユ紡糸(flash−spinning)
高分子フイルム−フイブリルストランド糸(strand)に
関する。より詳細には、本発明は大気に放出された場合
に地球のオゾン層に悪影響を及ぼさないC1〜4アルコ
ールベースの紡糸液(spin liquid)からのスドランド
糸のフラツシユ紡糸を可能にするかかる方法の改善に関
する。
発明の背景 米国特許第3,081,519号[ブレーズ(Blades)ら]に
繊維生成用重合体からのプレキシフイラメント状(plex
ifilamentary)フイルム−フイブリルストランド糸のフ
ラツシユ紡糸製造方法が記載されている。その通常の沸
点またはそれ以下で重合体に対して非溶媒である液体中
での重合体の溶液を液体の通常の沸点及び自発的または
高い圧力で低い温度及び実質的に低い圧力の媒質中に押
し出す。このフラツシユ紡糸により液体は蒸発し、そし
てこれにより押出物は冷却され、重合体のプレキシフイ
ラメント状フイルム−フイブリルストランド糸が生成さ
れる。好適な重合体は結晶性のポリ炭化水素例えばポリ
エチレン及びポリプロピレンを含む。
ブレーズらによる米国特許第3,081,519号及び同第3,2
27,784号の両方において、フラツシユ紡糸に適する液体
は望ましくは(a)重合体の融点より少なくとも25℃低
い沸点を有し;(b)押出温度で実質的に重合体と非反
応性であり;(c)特許に示される圧力及び温度下で重
合体に対して溶媒であるべきであり、(即ち、これらの
押出温度及び圧力はそれぞれ165〜225℃及び545〜1490p
siaの範囲であり);(d)その通常の沸点またはそれ
以下で1%より少ない重合体を溶解すべきであり、;そ
して押し出す際に急速に相分離して重合体を可塑化する
には不十分な溶媒を含む重合体を生成する溶液を生成さ
せるべきである。用いる特定の重合体に依存して、次の
液体をフラツシユ紡糸工程に用いる:芳香族炭化水素例
えばベンゼン、トルエンなど;脂肪族炭化水素例えばブ
タン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、並び
にその異性体及び同族体;脂環式炭化水素例えばシクロ
ヘキサン;不飽和炭化水素;ハロゲン化炭化水素例えば
トリクロロフルオロメタン、塩化メチレン、四塩化炭
素、クロロホルム、塩化エチル、塩化メチル;アルコー
ル;エステル;エーテル;ケトン;ニトリル;アミド;
フルオロカーボン;二酸化硫黄;二硫化炭素;ニトロメ
タン;水;及び上記液体の混合物。該特許はプレキシフ
イラメント状ストランド糸を得るために最適な紡糸条件
を確立する際に有用であるある原理を示す。ブレーズら
はフラツシユ紡糸溶液が「内部圧力」を増大させ、そし
て溶液の表面張力を低下させることにより結晶核生成を
助けるために溶解ガス例えば窒素、二酸化炭素、ヘリウ
ム、水素、メタン、プロパン、ブタン、エチレン、プロ
ピレンまたはブテンを更に含有し得ることを記載してい
る。プレキシフイラメント状フイブリル化(fibrillati
on)を改善するに好適なものはより可溶性の少ないガ
ス、即ち紡糸条件下で重合体溶液中に7%より少ない濃
度で溶解するものである。また通常の添加剤例えば酸化
防止剤、UV安定剤、染料、顔料などを押出前に溶液に加
えることができる。
米国特許第3,227,795号[アンダーソン(Anderson)
ら]にプレキシフイラメント状ストランド糸を紡糸する
際の条件を選ぶためにブレーズらと同様のダイアグラム
が開示されている。図はトリクロロフルオロメタン中の
10〜16重量%の直鎖状ポリエチレンの溶液に対する紡糸
温度対くもり点圧力を表わす。アンダーソンらは次に紡
糸温度185℃及び紡糸圧力1050psigでレツト−ダウン(l
et−down)室からフラツシユ紡糸される約185℃の温度
及び約1640psigの圧力でのトリクロロフルオロメタン中
の14重量%の高密度直鎖状ポリエチレンの溶液の製造を
詳細に記載している。極めて類似した温度、圧力及び濃
度が次にシート構造物に転化するプレキシフイラメント
状フイルム−フイブリルストランド糸へのポリエチレン
の商業的フラツシユ紡糸に用いられた。
トリクロロフルオロメタンはポリエチレンのプレキシ
フイラメント状フイルム−フイブリルストランド糸をフ
ラツシユ紡糸する際に極めて有用な溶媒であり、そして
ポリエチレンプレキシフイラメント状ストランド糸の商
業的製造に主に用いられる溶媒であるが、かかるハロカ
ーボンの大気中への漏洩は地球のオゾン層破壊の原因と
して考えられている。オゾン破壊問題の一般的議論は例
えばP.S.ツルエル(Zurer)、「サーチ・インテンシフ
アイズ・フオー・オールターナテイブズ・トウー・オゾ
ン−デプリ−テイング・ハロカーボンズ(Search Inten
sifies for Alternatives to Ozone−Depleting Haloca
rbons)」、Chemical & Engineering News、17〜20頁
(2月8日、1988)により表わされる。
明らかに、必要とされるものは従来固有であつた欠点
を有しない紡糸液を用いるフラツシユ紡糸法である。従
つてフラツシユ紡糸に用いる紡糸液が地球のオゾン層に
対する破壊物質でない、繊維生成用重合体のプレキシフ
イラメント状フイルム−フイブリルストランド糸の改善
されたフラツシユ紡糸方法を提供することが本発明の目
的である。本発明の他の目的及び利点は以後に示す本発
明の詳細な説明を参照する際に、本分野に精通せる者に
は明らかになるであろう。
発明の要約 本発明によれば、繊維生成用ポリオレフインのプレキ
シフイラメント状フイルム−フイブリルストランド糸の
フラツシユ紡糸方法が提供される。好ましくは、ポリオ
レフインはポリエチレン、ポリプロピレン及びポリメチ
ルペンテンよりなる群から選ばれる。
ある具体例において、本発明はポリオレフインを130
〜300℃の範囲の温度及び紡糸混合物の自発的圧力より
大きい混合圧力で紡糸液に溶解して紡糸混合物の1〜35
重量%のポリオレフインを含む紡糸混合物を生成させ、
該紡糸混合物を実質的に低い温度及び圧力の部分にフラ
ツシユ紡糸することからなるプレキシフイラメント状フ
イルム−フイブリルストランド糸のフラツシユ紡糸方法
からなる。改善法は紡糸液が炭素原子1〜4個を含むア
ルコール紡糸液よりなることからなる。好ましくは、C
1〜4アルコールはメタノール、エタノール、1−プロ
パノール、2−プロパノール、第3級ブタノール及びそ
の混合物よりなる群から選ばれる。
第1の具体例の好適な様式において、本発明はポリエ
チレンを130〜300℃の範囲の温度及び紡糸混合物の自発
的圧力より大きい混合圧力で紡糸液に溶解して紡糸混合
物の1〜35重量%のポリエチレンを含む紡糸混合物を生
成させ、該紡糸混合物を実質的に低い温度及び圧力の部
分にフラツシユ紡糸することからなるプレキシフイラメ
ント状フイルム−フイブリルストランド糸のフラツシユ
紡糸方法からなる。改善法は紡糸液が1−プロパノー
ル、2−プロパノール及びその混合物よりなる群から選
ばれることからなる。
第1の具体例の他の好適な様式において、本発明はポ
リプロピレンを130〜300℃の範囲の温度及び紡糸混合物
の自発的圧力より大きい混合圧力で紡糸液に溶解して紡
糸混合物の1〜35重量%のポリプロピレンを含む紡糸混
合物を生成させ、該紡糸混合物を実質的に低い温度及び
圧力の部分にフラツシユ紡糸することからなるプレキシ
フイラメント状フイルム−フイブリルストランド糸のフ
ラツシユ紡糸方法からなる。改善法は紡糸液がエタノー
ル、1−プロパノール、2−プロパノール及びその混合
物よりなる群から選ばれることからなる。
他の具体例において、本発明はポリオレフインを130
〜300℃の範囲の温度及び紡糸混合物の自発的圧力より
大きい混合圧力で紡糸液に溶解して紡糸混合物の1〜35
重量%のポリオレフインを含む紡糸混合物を生成させ、
該紡糸混合物を実質的に低い温度及び圧力の部分にフラ
ツシユ紡糸することからなるプレキシフイラメント状フ
イルム−フイブリルストランド糸のフラツシユ紡糸方法
からなる。改善法はスピン液がアルコールが炭素原子1
〜4個を含み、そして共溶媒が生じる紡糸混合物のくも
り点圧力をフラツシユ紡糸に用いるポリオレフイン濃度
及び紡糸温度で少なくとも200psig低下させることがで
きるアルコール/共溶媒からなる。共溶媒はポリオレフ
インに対して強溶媒であり、そして存在する全体のアル
コール/共溶媒紡糸液の50重量%未満の量で存在する。
好ましくは、C1〜4アルコール紡糸液はメタノール、
エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、第
3級ブタノール及びその混合物よりなる群から選ばれ、
一方、共溶媒は炭素原子4〜7個を有する炭化水素から
なる。好ましくは、炭化水素共溶媒はブタン、ペンタ
ン、ヘキサン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロ
ヘキサン、その異性体及びその混合物よりなる群から選
ばれる。
また他の具体例において、本発明はポリオレフインを
130〜300℃の範囲の温度及び紡糸混合物の自発的圧力よ
り大きい混合圧力で紡糸液に溶解して紡糸混合物の1〜
35重量%のポリオレフインを含む紡糸混合物を生成さ
せ、該紡糸混合物を実質的に低い温度及び圧力の部分に
フラツシユ紡糸することからなるプレキシフイラメント
状フイルム−フイブリルストランド糸のフラツシユ紡糸
方法からなる。改善法はスピン液がアルコールが炭素原
子1〜4個を含み、そして共溶媒が生じる紡糸混合物の
くもり点圧力をフラツシユ紡糸に用いるポリオレフイン
濃度及び紡糸温度で少なくとも200psig上昇させること
ができるアルコール/共溶媒紡糸液からなる。共溶媒が
ポリオレフインに対して非溶媒であり、そして存在する
全アルコール/共溶媒紡糸液の50重量%までの量で存在
する。好ましくは、C1〜4アルコール紡糸液はメタノ
ール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノー
ル、第3級ブタノール及びその混合物よりなる群から選
ばれる。好ましくは、共溶媒紡糸液は不活性ガス例えば
窒素及び二酸化炭素;水;極性溶媒例えばケトン及びエ
ーテル;過フツ素化炭化水素;ヒドロフルオロカーボン
(HFC's);ヒドロクロロフルオロカーボン(HCFC'
s);及びその混合物よりなる群から選ばれる。
また本発明は繊維生成用ポリオレフイン、好ましくは
ポリエチレン、ポリプロピレンまたはポリメチルペンテ
ン1〜35重量%及び紡糸液65〜99重量%からなるプレキ
シフイラメント状フイルム−フイブリルストランド糸を
生成させる新規なフラツシユ紡糸用紡糸混合物を提供
し、その際に紡糸液はメタノール、エタノール、1−プ
ロパノール、2−プロパノール、第3級ブタノール及び
その混合物よりなる群から選ばれるアルコール紡糸液か
らなる。
他の具体例において本発明は繊維生成用ポリオレフイ
ン、好ましくはポリエチレン、ポリプロピレンまたはポ
リメチルペンテン1〜35重量%及び紡糸液65〜99重量%
からなるプレキシフイラメント状フイルム−フイブリル
ストランド糸を生成させる新規なフラツシユ紡糸用紡糸
混合物を提供し、その際に紡糸液はメタノール、エタノ
ール、1−プロパノール、2−プロパノール、第3級ブ
タノール及びその混合物よりなる群から選ばれる50重量
%以上のアルコール紡糸液並びに炭素原子4〜7個を含
む炭化水素からなる50重量%未満の共溶媒紡糸液からな
る。好ましくは、炭化水素はブタン、ペンタン、ヘキサ
ン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、
その異性体及びその混合物よりなる群から選ぶ。
また他の具体例において、本発明は繊維生成用ポリオ
レフイン、好ましくはポリエチレン、ポリプロピレンま
たはポリメチルペンテン1〜35重量%及び紡糸液65〜99
重量%からなるプレキシフイラメント状フイルム−フイ
ブリルストランド糸を生成させる新規なフラツシユ紡糸
用紡糸混合物を提供し、その際に紡糸液はメタノール、
エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、第
3級ブタノール及びその混合物よりなる群から選ばれる
50重量%以上のアルコール紡糸液並びに不活性ガス例え
ば窒素及び二酸化炭素;水;極性溶媒例えばケトン及び
エーテル;過フツ素化炭化水素;ヒドロフルオロカーボ
ン(HFC's);ヒドロクロロフルオロカーボン(HCFC'
s);及びその混合物よりなる群から選ばれる50重量%
以下の共溶媒紡糸液からなる。
図面の簡単な説明 次の図は種々の紡糸液濃度及び紡糸温度での選ばれた
紡糸混合物のくもり点圧力曲線を示すために与えられ
る: 図1は種々のアルコール紡糸液100重量%中の高密度
ポリエチレン30重量%に対するくもり点圧力曲線であ
る。
図2は1−プロパノール紡糸液中の種々の重量%の高
密度ポリエチレンに対するくもり点圧力曲線である。
図3は種々の濃度のエタノール/シクロヘキサン紡糸
液中の高密度ポリエチレン22重量%に対するくもり点圧
力曲線である。
図4は種々のアルコール紡糸液中のポリプロピレン22
重量%に対するくもり点圧力曲線である。
図5はエタノール紡糸液中のポリメチルペンテン22重
量%に対するくもり点圧力曲線である。
図6は90重量%1−プロパノール/10重量%水紡糸液
中の種々の重量%のポリプロピレンに対するくもり点圧
力である。
好適な具体例の詳細な説明 本明細書に用いる「ポリオレフイン」なる用語は炭素
及び水素のみからなる一連の殆んど飽和の開鎖高分子炭
化水素のいずれかを意味する。代表的なポリオレフイン
にはポリエチレン、ポリプロピレン及びポリメチルペン
テンが含まれるが、これに限定されない。好ましくは、
ポリエチレン及びポリプロピレンが本発明の方法におけ
る使用に好適なポリオレフインである。
本明細書に用いる「エタノール」は純粋なエタノール
のみでなく、変性エタノール(例えば少量のメタノー
ル、ベンゼン、トルエンなどを含むエタノール)も意味
する。多くの異なつたタイプの変性エタノールがあるこ
とが理解されよう。エタノール100ガロン当り1/2ガロン
のベンゼンまたは1/2ガロンのゴム炭化水素溶媒を含む
「2−Bアルコール」が最も普通のタイプのものであ
る。
本明細書に用いる「ポリエチレン」はエチレンの均質
重合体のみでなく、反復単位の少なくとも85%がエチレ
ン単位である共重合体も含む。ある好適なポリエチレン
は約130〜135℃の融点範囲の上限、0.94〜0.98g/cm3
範囲の密度及び0.1〜100間、好ましくは4より小さいメ
ルト・インデツクス(ASTM D−1238−57T、Condition E
により定義)を有する直鎖状高密度ポリエチレンであ
る。
「ポリプロピレン」はプロピレンの均質重合体のみで
なく、反復単位の少なくとも85%がプロピレン単位であ
る共重合体も含む。
本明細書に用いる「プレキシフイラメント状フイルム
−フイブリルストランド糸」は一般にストランド糸の長
さ方向軸に同じ方向に配向されたランダム長さ及び約4
μmより少ない平均厚さの多数の薄い、リボン状のフイ
ルム−フイブリル成分の三次元積層網目構造として特徴
があるストランド糸を意味する。フイルム−フイブリル
成分はストランド糸の長さ、巾及び厚さを通して種々の
場所において不規則な間隔で間欠的に結合し、そして分
離して三次元網目構造を形成する。かかるストランド糸
は米国特許第3,081,519号(ブレーズら)及び同第3,22
7,794号(アンダーソンら)に更に詳細に記載され、そ
の内容を本明細書に併記する。
本明細書に用いる「くもり点圧力」なる用語は単一相
液体溶液がポリオレフインリツチ/紡糸液リツチの2つ
の粗液分散体に相分離し始める圧力を意味する。
本明細書に用いる「共溶媒紡糸液」なる用語はフラツ
シユ紡糸に用いるポリオレフイン濃度及び紡糸温度で20
0psig、好ましくは500psigまたはそれ以上、生じる紡糸
混合物(即ち、共溶媒、アルコール紡糸液及びポリオレ
フイン)のくもり点圧力を上昇させるか、または低下さ
せるかのいずれかのために溶解されたポリオレフインを
含むアルコール紡糸液に加えられる混和性紡糸液を意味
する。
くもり点圧力を上昇させるために、共溶媒紡糸液はポ
リオレフインに対して「非溶媒」であるか、またはアル
コール紡糸液より少なくとも乏しい溶媒でなければなら
ない。(換言すれば、用いる共溶媒紡糸液の溶媒力はフ
ラツシユ紡糸されるポリオレフインが共溶媒紡糸液単独
中に溶解される場合にポリオレフインが共溶媒紡糸液中
に溶解しないか、または生じる溶液が約7000psigより大
きいくもり点圧力を有するものでなければならない)。
好ましくは、本出願において共溶媒紡糸液は不活性ガス
例えば二酸化炭素または窒素;水;極性溶媒例えばケト
ンまたはエーテル;過フツ素化炭化水素;ヒドロフルオ
ロカーボン(HFC);ヒドロクロロフルオロカーボン(H
CFC);及びその混合物である。共溶媒紡糸液は共溶媒
紡糸液及びアルコール紡糸液の全重量の50重量%以下の
量で存在しなければならない。共溶媒紡糸液は1つの共
溶媒または共溶媒の混合物からなり得ることが理解され
よう。
くもり点圧力を低下させるために、共溶媒紡糸液はポ
リオレフインに対して「強溶媒」であるか、またはアル
コール紡糸液より少なくとも良好な溶媒でなければなら
ない。(換言すれば、用いる共溶媒紡糸液の溶媒力はフ
ラツシユ紡糸されるポリオレフインが共溶媒紡糸単独中
に溶解される場合にポリオレフインが共溶媒紡糸液中に
容易に溶解されるか、または生じる溶液が共溶媒の添加
なしで有するより低いくもり点圧力を有するものでなけ
ればならない)。好ましくは、本出願において共溶媒紡
糸液は炭素原子4〜7個を有する炭化水素(例えばブタ
ン、ペンタン、ヘキサン、シクロブタン、シクロペンタ
ン、シクロヘキサン、その異性体及びその混合物)であ
る。共溶媒紡糸液は共溶媒紡糸液及びアルコール紡糸液
の全重量の50重量%未満の量で存在しなければならな
い。共溶媒紡糸液は1つの共溶媒または共溶媒の混合物
からなり得ることが理解されよう。
本発明は繊維生成用ポリオレフインを含む紡糸液から
の繊維生成用ポリオレフインのプレキシフイラメント状
フイルム−フイブリルストランド糸の公知の製造方法の
改善を提供する。上記の米国特許に記載された公知の方
法において、繊維生成用ポリオレフイン例えば直鎖状ポ
リエチレンは代表的にはハロカーボンを含む紡糸液に溶
解して溶液の約10〜20重量%の直鎖状ポリエチレンを含
む紡糸溶液を生成させ、次に130〜230℃の範囲の温度及
び紡糸液の自発的圧力より大きい圧力で実質的に低い温
度及び圧力の部分にフラツシユ紡糸する。
本発明のキーとなる改善は紡糸液がオゾン破壊能を全
く持たないか、または大きく減少されたC1〜4アルコ
ールまたはC1〜4アルコール/生溶媒紡糸液からなる
ことを必要とする。本発明において、十分にフイブリル
化されたプレキシフイラメント状フイルム−フイブリル
ストランド糸をC1〜4アルコール紡糸液または共溶媒
紡糸液と結合されたC1〜4アルコール紡糸液を用いて
好適に製造し得る。C1〜4アルコール紡糸液は単一の
1〜4アルコールまたはその混合物からなり得る。上
記のように、共溶媒紡糸液をC1〜4アルコール紡糸液
に添加する目的は場合によつて生じる紡糸混合物のくも
り点圧力を上昇させるか、または低下させるかのいずれ
かである。
図1〜6は選ばれた数の100重量%C1〜4アルコー
ル紡糸液及び選ばれた数の本発明によるC1〜4アルコ
ール/共溶媒紡糸液に対するくもり点圧力曲線である。
図は℃における紡糸温度の関数としての特殊な紡糸液に
対するくもり点圧力を与える。
次の表はCFC−11並びに本発明に有用である数種の選
ばれた共溶媒紡糸液及びアルコール紡糸液に対する公知
の通常の大気圧沸点(Tbp)、臨界温度(Tcr)、臨界圧
力(Pcr)、蒸発の熱(H of V)、密度(gm/cc)及び分
子量(MW)を示す。表中、カツコはある十分公知のハロ
カーボンの化学式に対する略語である(例えばトリクロ
ロフルオロメタン=CFC−11)。
次の表は本発明に有用である数種の選ばれた共沸物に
対する重量比及び公知の通常の大気圧沸点(Tbp)を示
す。このものは限定するものではなく、そして他のアル
コール/共溶媒共沸物も本発明に使用できることが理解
されよう。
「物理及び共沸データ(Physical and Azeotropic
Data)」G.クラクストン(Claxton)、ナシヨナル・ベ
ンゾール・アンド・アプライド・プロダクツ・アソシエ
ーシヨン(National Benzole and Applied Products As
sociation)(N.B.A.)、1958から引用。** 工業溶媒ハンドブツク(Industrial Solvents Ha
ndbook)、第3版、E.W.フリツク(Flick)編、ノイエ
ス・データ・コポレーシヨン(Noyes Data Corporatio
n)(1985)から引用。*** 化学及び物理のCRCハンドブツク(CRC Handboo
k of Chemistry and Physics)、第72版、D.R.ライデ
(Lide)編、CRC(1991)から引用。
本発明のC1〜4アルコールまたはC1〜4アルコー
ル/共溶媒紡糸液中の繊維生成用ポリオレフインの紡糸
混合物を生成させる際に、繊維生成用ポリオレフイン及
び紡糸液の混合物を130〜300℃の範囲の混合/紡糸温度
に上昇させる。細かい2つの相分散体(例えばポリオレ
フインリツチ相に分散された紡糸液リツチ相)を保持す
るために良好な機械的混合が与えられる限り、くもり点
圧力より低い混合圧力を使用し得る。上記の混合物は繊
維生成用ポリオレフインの溶液または細かい分散体が紡
糸液中に生じるまで、必要とされる混合圧力下で保持す
る。通常、10,000psigより低い最高圧力で十分である。
繊維生成用ポリオレフインを溶解した後、圧力をある程
度減少させることができ、次に紡糸混合物をフラツシユ
紡糸し、所望の良好にフイブリル化された、プレキシフ
イラメント状フイルム−フイブリルストランド糸構造物
を生成させる。
ポリプロピレン及びポリメチルペンテンに対して混合
及び紡糸圧力は代表的には約500psigより大であるべき
ことが求められた。またポリエチレンに対して混合及び
紡糸圧力は代表的には約1,000psigより大であるべきこ
とが求められている。
1〜4アルコールまたはC1〜4アルコール/共溶
媒紡糸液中の繊維生成用ポリオレフインの濃度は通常紡
糸液及び繊維生成用ポリオレフインの全重量の1〜35%
の範囲である。アルコールの高い蒸発熱及びクエンチン
グ(quenching)力のために炭化水素紡糸液(ハロゲン
化または非ハロゲン化)で可能なものより高いポリオレ
フイン濃度を使用し得る(即ち、30〜35重量%)。
通常のポリオレフインまたは重合体添加剤を公知の技
術により紡糸混合物中に配合し得る。これらの添加剤は
紫外線安定剤、酸化防止剤、フイラー、染料などとして
機能し得る。
前記の議論及び表並びに次の実施例に挙げられる種々
の特徴及び特性は次の方法により測定された: 試験方法 フイブリル化度(FIBレベル)または実施例で製造さ
れたプレオキシフイラメント状フイルム−フイブリルス
トランド糸の品質は主観的に評価された。「5」の評価
はストランド糸がフラツシユ紡糸されたポリエチレンス
トランド糸から製造されたスパンボンデツド(spunbond
ed)シートの商業的製造において通常達成されるより良
好なフイブリル化を有していたことを示す。「4」の評
価はストランド糸が商業的にフラツシユ紡糸されたスト
ランド糸と同じく良好であつたことを示す。「3」の評
価はストランド糸が商業的にフラツシユ紡糸されたスト
ランド糸と全く同じには良好でなかつたことを示す。
「2」の評価は極めて乏しくフイブリル化された、不適
当なストランド糸を示す。「1」の評価はストランド糸
生成がないことを示す。「3」の評価が本発明の方法に
用いる際に考えられる最低の満足できるものである。商
業的ストランド糸生成物は実質的に米国特許第4,554,20
7号[リー(Lee)]、第4欄、63行から第5欄、10行に
示されるトリクロロフルオロメタン中の約12.5%の直鎖
状ポリエチレンの溶液から製造され、この開示をここに
参考として併記する。
プレキシフイラメント状フイルム−フイブリルストラ
ンド糸生成物の表面積はフラツシユ紡糸された生成物の
フイブリル化の程度及び細かさの他の尺度である。表面
積はS.ブルナウアー(Brunauer)、P.H.エメツト(Emme
tt)及びE.テラー(Teller)、J.Am.Chem.Soc.,V.60,30
9〜319頁(1938)のBET窒素吸着法により測定され、そ
してm2/gとして報告される。
フラツシユ紡糸されたストランド糸のテナシテイー
(tenacity)はInstron引張試験機で測定した。ストラ
ンド糸を調整し、そして70゜F及び相対湿度65%で試験
した。次に試料を1インチ当り10回転ねじり、そしてIn
stron試験機のジヨー(jam)中に設置した。1−インチ
ゲージ長及び1分間当り60%の伸び速度を用いた。破断
時のテナシテイー(T)を1デニール当りのg数(GP
D)で記録した。
ストランド糸のデニール(DEN)は15cmの長さのスト
ランド糸の重量から求めた。
フラツシユ紡糸されたストランド糸の伸び(E%)は
破断時の伸びとして測定し、そして%として報告した。
本発明を比較的小さいサイズの装置におけるバツチ法
を用いた次の非限定的な実施例で説明する。かかるバツ
チ法はスケールアツプされ、そして例えばアンダーソン
(Anderson)及びロマノ(Romano)、米国特許第3,227,
794号により開示された装置のタイプ中で行い得る連続
的フラツシユ紡糸法に転化し得る。部及び%は特記せぬ
限り重量によるものとする。
[実施例] 装置及び操作法の記載 次の実施例で用いた装置は各々容器の内容物に圧力を
かけるために用いられるピストンを備えた2つの高圧円
筒状チヤンバーから構成される。シリンダーは1.0イン
チ(2.54×10-2m)の内径を有し、そして各々は50cm3
内容積を有する。シリンダーは3/32インチ(2.3×10
-3m)の直径の流路及び静的混合機として用いられる一
連のオープンメツシユふるいを含む混合チヤンバーを通
して一端で相互に結合された。混合は静的混合機を通し
て2つのシリンダー間で容器の内容物を前後に移動させ
ることにより達成される。オリフイスを迅速に開く装置
を備えたスピナレツト(spinneret)装置をテイー(te
e)を通してチヤンネルに結合させた。スピナレツト装
置は直径0.25インチ(6.3×10-3m)及び長さ約2.0イン
チ(5.08×10-2m)のリードホール(lead hole)並びに
直径0.030インチ(7.62×10-4m)及び長さ0.030インチ
のスピナレツトオリフイスからなる。ピストンは油圧系
により供給される高圧水により駆動される。
操作に際し、装置にポリエチレンまたはポリプロピレ
ンペレツト及び紡糸液を充てんした。充てん物を圧縮す
るためのピストンを駆動するために高圧水[例えば1800
psi(12410kPa)]を導入した。次に内容物を混合温度
に加熱し、そして所望の温度に達した場合、圧力を最終
混合圧力に増大させた。内容物を混合温度で約1時間ま
たはそれ以上保持し、その間に混合を与え、そして紡糸
混合物の形式に影響を与えるために内容物を混合流路を
通して1つのシリンダーから他のものにくり返し移動さ
せるために約50psi(345kPa)の差圧を2つのシリンダ
ー間に交互に与えた。アンダーソンらにおいて開示され
た減圧チヤンバーはこれらの紡糸実施例において用いな
かつた。代りに、減圧チヤンバー効果を持たせるため
に、所望の紡糸に際してはアキユムレーター(accumula
tor)圧力を混合サイクルの最後に設定した。続いて、
紡糸セル及びアキユムレーター間のバルブを開け、次に
その後ひき続き直ちにスピナレツトオリフイスを開い
た。生じたフラツシユ紡糸された生成物をステンレス製
オープンメツシユふるいバスケツト中に捕集した。比較
的少量の物質及び用いた高圧のために、これらの実施例
における殆んどの紡糸物は1秒間のフラクシヨン(例え
ば0.1〜0.5秒)のみとして残つた。
紡糸セル及びアキユムレーター間のバルブを開いた後
にスピナレツトオリフイスを開けるために通常約2〜5
秒かかつた。減圧チヤンバーを用いた場合、チヤンバー
中での滞留時間は通常0.2〜0.8秒であつた。しかしなが
ら、滞留時間は約0.1秒より長く、約30秒より短かい限
り、繊維の形状及び/または特性に多大に影響を及ぼす
ことはないことが測定された。紡糸セル及びアキユムレ
ーター間のバブルを開けた場合、紡糸セル内の圧力は混
合圧力からアキユムレーター圧力に直ちに降下した。ス
ピナレツトオリフイスを開けた場合、ライン中の圧力降
下のために紡糸セル圧力は再び降下した。圧力は紡糸中
にスピナレツト直前でコンピユータを用いた圧力変換器
で測定し、そして実施例における紡糸圧力として入力し
た。このものは通常設定アキユムレーター圧力より約10
0〜500psig低かつた。従つて、紡糸セル中の2相分散体
の品質はアキユムレーター圧力及び紡糸圧力、並びにこ
れらの圧力での時間に依存する。ある場合にアキユムレ
ーター圧力をくもり点圧力より高い圧力に設定した。こ
の場合、紡糸セル中の2相分散体の品質はスピナレツト
オリフイスが開いた後に到達する紡糸圧力により主に決
められる。
この方法により得られるプレキシフイラメント状スト
ランド糸の形状は紡糸に用いる圧力の程度により大きく
影響される。紡糸圧力が紡糸混合物のくもり点圧力より
極めて高い場合、「ヤーン糸状」のストランド糸が通常
得られる。逆に、紡糸圧力が徐々に減少するに従い、タ
イポイント(tie point)間の平均距離は極めて短かく
なり、一方ストランド糸は漸時細かくなる。紡糸圧力が
紡糸混合物のくもり点圧力に達する場合、極めて細かい
ストランド糸が得られるが、タイポイント間の距離が極
めて短かくなり、そして生じる生成物はある程度多孔性
の膜状に見える。紡糸圧力がくもり点圧力以下に更に減
少される場合、タイポイント間の距離は長くなり始め
る。シート製造に最も適した十分にフイブリル化された
プレキシフイラメントは通常くもり点圧力より少々低い
紡糸圧力を用いる場合に得られる。紡糸混合物のくもり
点圧力より低過ぎる圧力の使用により一般に比較的粗い
プレキシフイラメント状構造が生じる。また繊維の形状
に対する紡糸圧力の効果はある程度紡糸される重合体/
紡糸液系のタイプに依存する。ある場合に、十分フイブ
リル化されたプレキシフイラメントを紡糸混合物のくも
り点圧力より少々高い紡糸圧力でも得ることができる。
従つて、本明細書に議論される紡糸圧力の効果は用いる
最初の紡糸条件を選ぶ際の単なるガイドであり、一般的
な規則ではない。
くもり点圧力測定に対し、スピナレツト装置は1/2イ
ンチ(1.23×10-2m)直径の高圧監視ガラスを含む監視
セル装置に置換され、これを通してセルの内容物はこれ
らのものが流路を通つて流れる際に見ることができる。
窓は光フアイバーガイドにより光をあて、一方窓自体で
の内容物を閉鎖回路テレビカメラを通してテレビジヨン
スクリーン上に表示した。窓の近くに位置した圧力測定
装置及び温度測定装置はそれぞれ窓での内容物の圧力及
び温度の詳細を与えた。窓での内容物の温度及び圧力は
コンピユータにより連続的に監視した。明るい場合、均
一な重合体−紡糸液混合物が混合後に達成され、温度は
一定に保持され、そしてピストンに与えられる差圧は0p
sig(0KPa)に減少され、従つてピストンは動きを停止
した。次に内容物に与えられた圧力を第2の相が窓での
内容物中に生じるまで徐々に減少させた。この第2の相
は窓を通して一度は透明で、均一な重合体−紡糸液混合
物の状態で観察できた。この内容物のくもりの初期で、
窓の近くのそれぞれの計測装置により測定される圧力及
び温度はコンピユータにより記録した。この圧力はかか
る重合体−紡糸液混合物に対する温度での相分離圧力ま
たはくもり点圧力である。これらのデータを一担記録し
た場合、混合を再び開始し、一方内容物を次の相分離圧
力を測定すべき温度に加熱した。上記のように、選ばれ
たポリオレフイン/紡糸液紡糸混合物に対するくもり点
圧力を種々の共溶媒紡糸液濃度及び紡糸温度で図1〜6
にプロツトした。
次の表は試験した特殊なパラメータ及び用いた試料を
示す: 表1:100%アルコール(例えば1−プロパノール及び
2−プロパノール)から紡糸された高密度ポリエチレ
ン。
表2:くもり点圧力を低下させるために異なつた共溶媒
紡糸液(例えばペンタン及びシクロヘキサン)と混合し
たアルコール(例えばエタノール)から紡糸かれた高密
度ポリエチレン。
表3:100%アルコール(例えばエタノール及び2−プ
ロパノール)から紡糸された高密度ポリプロピレン。
表4:アルコールの混合物(例えば2−プロパノールと
混合されたエタノール)から紡糸された高密度ポリプロ
ピレン。
表5:くもり点圧力を上昇させるために共溶媒紡糸液
(例えば水)と混合したアルコール(例えば1−プロパ
ノール)から紡糸された高密度ポリプロピレン。
表において、PE7026Aはヒユーストン、テキサスのオ
シデンタル・ケミカル社(Occidental Chemical Corpor
ation)から市販されるAlathon7026Aと呼ばれる高密度
ポリエチレン(0.7メルト・インデツクス)を表わす。P
P6823はウイルミントン、デラウエアのヒモント社(Him
ont,Inc.)から市販されるProfax6823と呼ばれる高分子
量ポリプロピレン(0.4メルト・フロー速度)を表わ
す。PP6523はウイルミントン、デラウエアのヒモント社
から市販されるProfax6523と呼ばれる高分子量ポリプロ
ピレン(4メルト・フロー速度)を表わす。CP350Kはピ
ツツバーグ、ペンシルバニアのU.S.スチール(Steel)
から市販される中分子量ポリプロピレン(35メルト・フ
ロー速度)を表わす。
表において、MIX Tは混合温度を℃で表わし、MIX Pは
混合圧力をpsigで表わし、SPIN Tは紡糸温度を℃で表わ
し、ACC UM Pはアキユムレーター圧力をpsigで表わし、
SPIN Pは紡糸圧力をpsigで表わし、T(GPD)は1イン
チ(2.54×10-2m)ゲージ長さ、1インチ(2.54×10
-2m)当り10回転で測定した1デニール当りのg数にお
けるテナシテイーを表わし、Eは破断時の伸びを%で表
わし、そしてSA(M2/GM)は表面積を1g当りのm2で表わ
す。FIB LEVELはフイブリル化レベルを記述用語で表わ
す。CONCは存在するポリオレフイン及び紡糸液の全重量
をベースとするポリオレフインの重量%を表わす。溶媒
はアルコール紡糸液を表わす。共溶媒は加えられる共溶
媒紡糸液並びに存在する共溶媒紡糸液及びアルコール紡
糸液の全量をベースとするその重量%を表わす。
表中の全ての値は長さ0.030インチ及び直径0.030イン
チを有するスピナレツトオリフイスを用いて得られた。
本発明の特殊な具体例を前記明細書に記載したが、本
発明は本発明の精神または本質的な特性から逸脱せずに
多くの改良、代替及び再配置を行うことができることは
本分野に精通せる者により理解されよう。本発明の範囲
に示すように、前記の明細書よりは付属の請求の範囲を
参照すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D01F 6/04 D01D 5/11

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリオレフインを130〜300℃の範囲の温度
    及び紡糸混合物の自発的圧力より大きい混合圧力で紡糸
    液に溶解して紡糸混合物の1〜35重量%のポリオレフイ
    ンを含む紡糸混合物を生成させ、該紡糸混合物を実質的
    に低い温度及び圧力の部分にフラツシユ紡糸することか
    らなるプレキシフイラメント状フイルム−フイブリルス
    トランド糸のフラツシユ紡糸方法において、紡糸液が炭
    素原子1〜4個を含むアルコール紡糸液からなる、改善
    方法。
  2. 【請求項2】ポリオレフインを130〜300℃の範囲の温度
    及び紡糸混合物の自発的圧力より大きい混合圧力で紡糸
    液に溶解して紡糸混合物の1〜35重量%のポリオレフイ
    ンを含む紡糸混合物を生成させ、該紡糸混合物を実質的
    に低い温度及び圧力の部分にフラツシユ紡糸することか
    らなるプレキシフイラメント状フイルム−フイブリルス
    トランド糸のフラツシユ紡糸方法において、スピン液が
    アルコールが炭素原子1〜4個を含み、そして共溶媒が
    生じる紡糸混合物のくもり点圧力をフラツシユ紡糸に用
    いるポリオレフイン濃度及び紡糸温度で少なくとも200p
    sig低下させることができるアルコール/共溶媒紡糸液
    からなり、その際に共溶媒がポリオレフインに対して強
    溶媒であり、そして存在する全体のアルコール/共溶媒
    紡糸液の50重量%未満の量で存在する改善方法。
  3. 【請求項3】共溶媒紡糸液が炭素原子4〜7個を有する
    炭化水素からなる、請求の範囲第2項記載の方法。
  4. 【請求項4】炭化水素をブタン、ペンタン、ヘキサン、
    シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、その
    異性体及びその混合物よりなる群から選ぶ、請求の範囲
    第3項記載の方法。
  5. 【請求項5】ポリオレフインを130〜300℃の範囲の温度
    及び紡糸混合物の自発的圧力より大きい混合圧力で紡糸
    液に溶解して紡糸混合物の1〜35重量%のポリオレフイ
    ンを含む紡糸混合物を生成させ、該紡糸混合物を実質的
    に低い温度及び圧力の部分にフラツシユ紡糸することか
    らなるプレキシフイラメント状フイルム−フイブリルス
    トランド糸のフラツシユ紡糸方法において、スピン液が
    アルコールが炭素原子1〜4個を含み、そして共溶媒が
    生じる紡糸混合物のくもり点圧力をフラツシユ紡糸に用
    いるポリオレフイン濃度及び紡糸温度で少なくとも200p
    sig上昇させることができるアルコール/共溶媒紡糸液
    からなり、その際に共溶媒がポリオレフインに対して非
    溶媒であり、そして存在する全体のアルコール/共溶媒
    紡糸液の50重量%までの量で存在する改善方法。
  6. 【請求項6】共溶媒紡糸液を不活性ガス、水、極性溶
    媒、過フツ素化炭化水素、ヒドロフルオロカーボン、ヒ
    ドロクロロフルオロカーボン及びその混合物よりなる群
    から選ぶ、請求の範囲第5項記載の方法。
  7. 【請求項7】不活性ガスを窒素及び二酸化炭素よりなる
    群から選ぶ、請求の範囲第6項記載の方法。
  8. 【請求項8】極性溶媒をケトン及びエステルよりなる群
    から選ぶ、請求の範囲第6項記載の方法。
  9. 【請求項9】アルコール紡糸液をメタノール、エタノー
    ル、1−プロパノール、2−プロパノール、第3級ブタ
    ノール及びその混合物よりなる群から選ぶ、請求の範囲
    第1〜8項のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】ポリオレフインをポリエチレン、ポリプ
    ロピレン及びポリメチルペンテンよりなる群から選ぶ、
    請求の範囲第1〜9項のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】混合圧力が紡糸混合物のくもり点圧力よ
    り大きい、請求の範囲第1〜10項のいずれかに記載の方
    法。
  12. 【請求項12】ポリエチレンを130〜300℃の範囲の温度
    及び紡糸混合物の自発的圧力より大きい混合圧力で紡糸
    液に溶解して紡糸混合物の1〜35重量%のポリエチレン
    を含む紡糸混合物を生成させ、該紡糸混合物を実質的に
    低い温度及び圧力の部分にフラツシユ紡糸することから
    なるプレキシフイラメント状フイルム−フイブリルスト
    ランド糸のフラツシユ紡糸方法において、紡糸液が1−
    プロパノール、2−プロパノール及びその混合物よりな
    る群から選ばれることからなる、改善方法。
  13. 【請求項13】ポリプロピレンを130〜300℃の範囲の温
    度及び紡糸混合物の自発的圧力より大きい混合圧力で紡
    糸液に溶解して紡糸混合物の1〜35重量%のポリプロピ
    レンを含む紡糸混合物を生成させ、該紡糸混合物を実質
    的に低い温度及び圧力の部分にフラツシユ紡糸すること
    からなるプレキシフイラメント状フイルム−フイブリル
    ストランド糸のフラツシユ紡糸方法において、紡糸液が
    エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール及び
    その混合物よりなる群から選ばれることからなる、改善
    方法。
  14. 【請求項14】繊維生成用ポリオレフイン1〜35重量%
    及び紡糸液65〜99重量%からなるフラツシユ紡糸された
    プレキシフイラメント状フイルム−フイブリルストラン
    ド糸を生成させる紡糸混合物であつて、該紡糸液がメタ
    ノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノ
    ール、第3級ブタノール及びその混合物よりなる群から
    選ばれるアルコール紡糸液からなる、紡糸混合物。
  15. 【請求項15】繊維生成用ポリオレフイン1〜35重量%
    及び紡糸液65〜99重量%からなるフラツシユ紡糸された
    プレキシフイラメント状フイルム−フイブリルストラン
    ド糸を生成させる紡糸混合物であつて、該紡糸液がメタ
    ノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノ
    ール、第3級ブタノール及びその混合物よりなる群から
    選ばれる50重量%以上のアルコール紡糸液並びに炭素原
    子4〜7個を含む炭化水素からなる50重量%未満の共溶
    媒紡糸液からなる、紡糸混合物。
  16. 【請求項16】炭化水素をブタン、ペンタン、ヘキサ
    ン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、
    その異性体及びその混合物よりなる群から選ぶ、請求の
    範囲第15項記載の紡糸混合物。
  17. 【請求項17】繊維生成用ポリオレフイン1〜35重量%
    及び紡糸液65〜99重量%からなるフラツシユ紡糸された
    プレキシフイラメント状フイルム−フイブリルストラン
    ド糸を生成させる紡糸混合物であつて、該紡糸液がメタ
    ノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノ
    ール、第3級ブタノール及びその混合物よりなる群から
    の50重量%以上のアルコール紡糸液並びに不活性ガス、
    水、極性溶媒、過フツ素化炭化水素、ヒドロフルオロカ
    ーボン、ヒドロクロロフルオロカーボン及びその混合物
    よりなる群から選ばれる50重量%以下の共溶媒紡糸液か
    らなる、紡糸混合物。
  18. 【請求項18】不活性ガスを窒素及び二酸化炭素よりな
    る群から選ぶ、請求の範囲第17項記載の紡糸混合物。
  19. 【請求項19】極性溶媒をケトン及びエステルよりなる
    群から選ぶ、請求の範囲第17項記載の紡糸混合物。
  20. 【請求項20】繊維生成用ポリオレフインをポリエチレ
    ン、ポリプロピレン及びポリメチルペンテンよりなる群
    から選ぶ、請求の範囲第14〜19項のいずれかに記載の紡
    糸混合物。
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