JP2002508287A - 予形成バッグディスペンサ及びこのためのバッグ - Google Patents

予形成バッグディスペンサ及びこのためのバッグ

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JP2002508287A JP2000538928A JP2000538928A JP2002508287A JP 2002508287 A JP2002508287 A JP 2002508287A JP 2000538928 A JP2000538928 A JP 2000538928A JP 2000538928 A JP2000538928 A JP 2000538928A JP 2002508287 A JP2002508287 A JP 2002508287A
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マーク ボルトン サイモン
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ユーロ パッケージング ピーエルシー
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Abstract

(57)【要約】 予形成バッグディスペンサは、アクセス開孔(8)を有する容器(1)と、この容器内に収納した予形成バッグ(10)のスタック(9)とを具え、このスタックは、好適には、横方向曲げ部(11)に位置で第2部分(13)から離れた第1部分(12)を有し、この第2部分(13)には、バッグの出し入れ口端部(18)及び脆弱ライン(22)例えば、有孔ラインの位置で、出し入れ口端部(18)に分離可能に容器に取り付けたアタッチメント手段(20)を配置する。第2部分(13)の位置におけるバッグの前壁(15)はスタックの曲げにより張力が加わった状態でアクセス開孔(8)に向かって存在する。アクセス開孔に最も近いバッグは片手で前壁を取付手段に対して引っ張ることによってアクセス開孔から引っ張り出すことができる。バッグをこのように引っ張ると、バッグの出し入れ口は開き、アタッチメント手段の分離可能なアタッチメントが切り離される。アタッチメント手段の一つの実施例としては、バッグの出し入れ口及び/又はハンドルに分離可能に結合したバーブロックにより構成する。容器は、アクセス開孔以外はほぼ閉じたボックス形状、トレイ形状又はバッグ形状とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、ヨーク形成バッグディスペンサ及びこのためのバッグに関するもの
であり、ディスペンサは予形成バッグのスタックからバッグを個別に取り出すこ
とができる種類のものとする。
【0002】 この種類のディスペンサ及び予形成バッグは、通常、例えば、ストア、スーパ
ーマーケット及び他の製品製造直売店(アウトレット)で、製品を詰めるバッグ
のために使用される。更に、他の場所でも種々の物品をパッケージしたり、保管
したりするバッグのために使用される。
【0003】 このようなバッグはディスペンサから容易に取り出すことができ、かつ詰める
のに出し入れ口を開いた状態で取り出すことができることが要求される。本発明
はこの要求を満たすことを目的としている。
【0004】 この目的を達成するため、本発明の第1の発明は、予形成バッグ、及びアタッ
チメント手段のスタックを収納する容器であって、アクセス開孔を有する容器を
具え、スタックの各バッグは、互いに対向して重なり合う前壁及び後壁と、閉鎖
した底端部と、この底端部とは反対側の出し入れ口端部とよりなる平坦な本体を
有し、バッグの出し入れ口端部の位置で脆弱ラインを介して前記アタッチメント
手段に分離可能に結合することによってバッグをスタックに互いに保持した予形
成バッグディスペンサにおいて、前記スタックにバッグの底端部と出し入れ口端
部との中間の横方向曲げ部を設け、底端部を含むスタックの第1部分が、出し入
れ口端部を含むスタックの第2部分からバッグの後壁の外面に指向する方向に転
向するよう配置し、前記スタックの第2部分におけるバッグの前壁に張力を与え
かつこの前壁を前記アタッチメント手段に対して手で引っ張ることによってアク
セス開孔に最も近接するバッグを抜き取るよう前壁を前記アクセス開孔に向かっ
て存在させ、また前記バッグを前記アタッチメント手段に分離可能に結合するこ
とにより、バッグを引っ張ることによる前記アタッチメント手段からの分離はバ
ッグの出し入れ口を開く作用を伴うようにしたことを特徴とする。
【0005】 予形成バッグはプラスチックシート材料から既知の方法で形成することができ
る。バッグをプラスチックシート材料で形成しスタックに積み重ねて保持するこ
とによって、スタックにおいて隣接するバッグの表面間の摩擦が表面に静電気を
発生し、この静電気が容器のアクセス開孔に最も近接するバッグをアクセス開孔
から抜き出すとき隣接のバッグに対して大きな牽引効果を生ずる。この牽引力に
より、バッグの前壁をバッグの後壁に対して比較的自由に摺動して引き出すこと
を可能にし、バッグの出し入れ口を開くのを容易にする。このことはアクセス開
孔に最も近接する順次の各バッグに関して当てはまる。
【0006】 好適には、スタックを横方向折り曲げ部で折り畳み、容器内で第2部分を第1
部分上に重ね合わせる。この結果、スタックの全体寸法を減少し、従って、スタ
ックを保持する容器の寸法を減少し、更に、この結果、バッグをアクセス開孔か
ら抜き取るとき、バッグの前壁が引っ張られる際にスタックの第1部分における
バッグの部分が移動するのを阻止する抵抗を受け、前壁に張力が一層付加される
ことになる。この張力はバッグの出し入れ口を開くことを助成し、また移動の抵
抗によって一度に1個以上のバッグをスタックから抜き取るのを防止する。
【0007】 ディスペンサを使用するため、容器はアクセス開孔を上向きにしてほぼ水平に
配置する。この構成においては、スタックを上述のように折り畳むときスタック
の第2部分の重さが第1部分に加わり、スタックの第1部分における抜き取られ
るバッグの部分の移動に対する抵抗をより高める。にも係わらず、バッグを容器
から抜き取ろうとする人が過剰な努力をすることなく、移動に対する抵抗に打ち
勝ち、バッグをスタックから完全に分離することができる。
【0008】 スタックの折り畳み状態が好ましいが、第1部分は横方向曲げ部の周りに第2
部分から僅かに転向するだけでもよい。このことによっても、スタックの第1部
分におけるバッグの部分の移動に対する抵抗を有効にすることができ、バッグを
アクセス開孔から抜き取るときにバッグの出し入れ口を開くよう介助し、スタッ
クから一度に1個以上のバッグを分離するのを阻止することができる。
【0009】 スタックにおける隣接のバッグは、出し入れ口端部に隣接する位置でバッグ本
体相互を局部的に、例えば、接着剤、溶着又は他の結合方法で結合し、かつこの
結合がアクセス開孔からバッグを抜き取るときに抜き取られるバッグと隣接のバ
ッグとの間で解放されるように結合することができる。
【0010】 バッグには出し入れ口端部にハンドルを形成するか、又はハンドルを形成しな
い形式とすることができる。ハンドルを設ける場合には、ハンドルはアタッチメ
ント手段に分離可能に結合する。バッグのアタッチメント手段との分離可能な結
合はバッグのハンドルの位置、又はバッグのハンドル及び出し入れ口の位置で行
うことができる。
【0011】 アタッチメント手段はバッグの本体の出し入れ口端部に分離可能に結合したバ
ッグ材料で形成したバーブロックにより構成することができる。バッグにハンド
ルを設ける場合には、バーブロックを本体の出し入れ口及び/又はハンドルに分
離可能に結合する。バーブロックを出し入れ口端部及びハンドルに結合する場合
には、バーブロックをT字状のバーブロックとし、このT字のクロス部分をハン
ドル間に延在させ、ハンドルの中間のバッグの出し入れ口に結合する。
【0012】 代案として、アタッチメント手段をバッグの出し入れ口端部に一体に設けた突
出部により構成することもできる。この突出部はバッグの出し入れ口及び/又は
ハンドルの位置に設けることができる。
【0013】 更に、またアタッチメント手段をバッグの出し入れ口端部におけるバーブロッ
ク及び突出部の組み合わせによって構成することもできる。
【0014】 各バッグに出し入れ口端部の両側の端部から本体に一体に延長する互いに平行
なハンドルを設ける実施例においては、前記アタッチメント手段をバッグの材料
のT字状のバーブロックにより構成し、各バッグの本体のハンドル及び出し入れ
口をT字状のバーブロックに分離可能に結合し、T字のクロス部分の両側の端部
でハンドルにまた中間領域のステム部分で出し入れ口に分離可能に結合し、及び
バッグの閉鎖した底端部にタブを分離可能に結合し、スタックを曲げ部で折り畳
むとき、T字状のバーブロックのステム部分にタブを位置決めする。
【0015】 バッグのタブは種々の方法でT字状のバーブロックのステム部分に対応するよ
う位置決めすることができる。例えば、タブをステム部分に接着結合、ホットピ
ン結合、若しくは溶着結合することができ、又はピン若しくは他のリテーナに結
合したり、又はステム部分の位置で糸によって結合することもできる。
【0016】 T字状のバーブロックは、ハンドル及び出し入れ口端部の位置でバッグを確実
に保持し、バッグの本体が出し入れ口の位置でゆがむのを阻止する。バッグの底
端部がT字状のバーブロックのステム部分の位置でタブによって位置決めするこ
とによって、底端部が不慮に移動するのを阻止する。このことによってスタック
をディスペンサの容器内にきちんと整った状態で保持することができる。
【0017】 タブはバッグの底端部に脆弱ラインを介して分離可能に結合するとよい。
【0018】 バッグをアタッチメント手段に分離可能に結合するまたタブの位置における脆
弱ラインは、有孔ラインによって形成すると都合がよい。
【0019】 上述のどちらの発明においても、本発明によれば、アクセス開孔を経て容器か
らバッグを抜き取るのは、アタッチメント手段に対してバッグの前壁をつまんで
引っ張ることによって行う。ユーザーはこのことを片手で容易に行うことができ
る。バッグをアクセス開孔から抜き取る行為においてバッグの出し入れ口を開く
とき、必要とされる片手操作はバッグの抜き取り及び解放を簡単な動作を可能に
するものと理解されたい。
【0020】 バッグはハンドルの有無に係わらず、抜き取るバッグの前壁のバッグの後壁に
対する早い時期の上述の摺動がバッグの出し入れ口の開放における剥ぎ取り作用
を生ずる。この剥ぎ取り作用によって、引っ張られるバッグの前壁に最も近い出
し入れ口部分がはじめに開き、開放作用がこの部分から離れる出し入れ口に沿っ
て広がる。出し入れ口が開放すると、バッグの前壁は、スタックにおける次のバ
ッグの前壁に接触した状態を維持されている後壁から離れ、最終的に抜き取られ
るバッグはアタッチメント手段から分離する。
【0021】 アクセス開孔にアクセスし易くまたアクセスに最も近接するバッグを抜き取る
のを容易にするためには、スタックのバッグの出し入れ口に隣接する部分からス
タックの曲げ部に至る範囲にわたってアクセス開孔を延在させると都合がよい。
このようにすると、前壁の出し入れ口と曲げ部との間の任意の部分又は曲げ部に
位置でさえもバッグを引き出すことができるようになる。この場合、アクセス開
孔は曲げ部の位置で又は曲げ部に向かって拡開させることができる。アクセス開
孔の少なくとも大部分に関して、アクセス開孔の幅、位置及び長さは、大人の片
手の伸ばした3本の指及び親指がアクセスできるものに制限し、アクセス開孔に
最も近接するバッグ以上のものを掴むのを阻止するようにする。
【0022】 アクセス開孔はアタッチメント手段を露出させず、ほとんど容器内に留めるよ
うにする。このようにして、アクセス開孔はスタックのバッグの出し入れ口の位
置又は出し入れ口の近傍で終端する。スタックのバッグの出し入れ口端部にハン
ドルがある場合には、アクセス開孔の端縁を堅固にし、又は制限を設けた端縁を
設け、この端縁をハンドル間の位置に手が触れないよう容器内に手を差し込むこ
とを阻止するよう位置決めする。
【0023】 アクセス開孔の位置又はアクセス開孔の近傍の位置にインジケータを設け、ス
タックからバッグを抜き取るためにユーザーがスタックにアクセスできるように
表示する。
【0024】 容器は前壁にアクセス開孔を設けたほぼボックス形状にすることができる。こ
のボックス形状の場合、容器はアクセス開孔を除いてほぼ閉鎖したカートリッジ
として画定することができる。
【0025】 スタックを完全に消費しきったとき容器は廃棄するか、又は元のスタックを消
費したとき他のバッグのスタックを詰めて再利用することができる。容器は任意
の適当な材料例えば、厚紙、プラスチック、金属又は組み合わせ材料によって形
成することができる。少なくとも厚紙で形成する場合、容器は単独の一体シート
をカットしたものから形成、容器を最終形状に折り畳むための折り畳みラインを
設けることができる。
【0026】 ディスペンサの一つの実施例においては、容器をほぼボックス形状にする。容
器内に配置するバッグのスタックは両側の端部のうちの一方の端部の位置又はそ
の近傍で容器内に保持するアタッチメント手段を設ける。このアタッチメント手
段はスタックのバッグに分離可能に取り付けるバーブロック又は突出部により構
成することができる。突出部の形式の場合、各バッグの突出部は、バッグをアク
セス開孔から抜き取るとき、容器に捕捉したアタッチメント手段の他の構成部分
から分離できるようにする。
【0027】 スタックは容器の内部の支持体に折り畳むようにする。支持体はプレート又は
ほぼプレート状の支持体とし、このプレートに開口を設ける。スタックは支持体
の一方の端部部分において容器内の支持体に保持し、支持体に沿って一方の端部
部分から開口までスタックを延在させ、開口の位置で開口を通過させ、支持体の
反対側の表面に折り返し、スタックの曲げ部が開口の位置にくるようにする。好
適には、スタックを支持体に装填するために支持体を容器から着脱自在にし、ス
タックが容器から完全に消費しきったとき所要に応じてスタックを交換すること
ができるようにする。支持体は容器に対して摺動して出し入れ可能にする。支持
体にハンドルを設け、容器に対する操作をし易くする。スタックを容器の外側に
出した支持体上に装填するとき、支持体の一方の表面上に載置した支持体をアタ
ッチメント手段の位置で保持し、支持体の開口にスタックを挿通する。支持体を
容器内に挿入するとき、開口を通過するスタックの一部は支持体の反対側の表面
に圧着するよう折り畳まれ、スタックの第1部分を形成する。
【0028】 上述のほぼボックス形状の容器の代わりに、容器は前面部分にアクセス開孔を
設けた例えば、プラスチックシート材料のバッグとすることもできる。
【0029】 アタッチメント手段に掛合しかつ容器に係止する保持手段を容器に設け、容器
内にアタッチメント手段を保持するようにする。例えば、ほぼボックス状の容器
において、アタッチメント手段をバーブロックにより構成する場合、保持手段は
容器のヘッダ部分により構成し、このヘッダ部分をバーブロック又はバーブロッ
クの一部の周りに折り畳んで巻き付け、バーブロックを容器に保持する。ボック
ス又はトレイを構成する材料の一体部分をヘッダ部分として画定する。他の実施
例では、保持手段をアタッチメント手段に挿通しかつ容器の壁に係止するピンに
より構成することもできる。
【0030】 更に、他の実施例においては、保持手段を係止素子例えば、容器に固定したブ
ロックにより構成し、スタックにはアタッチメント手段の位置で又はこの位置に
隣接する位置に孔を設け、この孔に係止素子を掛合させる。他の適当な保持手段
を設けることもできる。
【0031】 容器は使用時にブラケット又は他の取付具に取り付けることができる。この取
付具に対して容器を着脱自在かつ交換可能に取り付ける。ユーザーが容器内のバ
ッグのスタックにアクセス開孔を経てアクセスするのに都合がよいようにするた
め、取付具によって水平状態又は垂直状態又は傾斜状態に支持することができる
。ディスペンサは取付具に容器を取り付けることなく使用することもできる。使
用ポイントはストア又はワークステーションのチェックカウンタとすることがで
きる。
【0032】 本発明の第3の発明は、上述の第1及び第2の発明のディスペンサに使用する
バッグのスタックを特徴とする。
【0033】 本発明の実施例を単なる例として添付図面につき以下に説明する。
【0034】 ディスペンサの第1の実施例は、図1に示すように、厚紙製の容器1により構
成し、この容器は前壁2及び後壁3と、互いに対向する第1及び第2の端壁4,
5と、互いに対向する側壁6,7とよりなる矩形のボックス形状に形成する。前
壁2はアクセス開孔8を有する。アクセス開孔8は細長い矩形形状にし、前壁の
中央部の中間あたりから第1端壁4まで延在し、この第1端壁4で開孔を拡大す
る。
【0035】 容器1には図2に示すバッグ10のスタック9即ち、積層を収納する。バッグ
10は既知のようにプラスチックシート材料により形成する。これらバッグは互
いに順次積み重ね、スタック9を横方向の曲げ部11でほぼ二つ折りにして第1
部分12が第2部分13の下側にくるよう折り畳む。各バッグ10は、図5に明
示するように、互いに重なり合う前壁15及び後壁16と、閉じた底端部17と
、反対側の出し入れ口端部18とよりなる平坦な矩形本体14を有し、出し入れ
口端部18の両側の端部から1対の互いに平行なハンドル部分19を突出させる
。ハンドルは前壁15から後壁16に延在し、二つ折り状態にする。バッグの底
端部17は折り畳んだスタックの第1部分側に存在し、出し入れ口端部18及び
ハンドル19は第1部分13側に存在する。
【0036】 スタックにおいて互いに隣接する本体14は、出し入れ口端部18の近傍の中
央部に塗布した小さい接着スポットによって連結し、バッグをデイジーチェーン
のように相互連結するが、接着スポットで容易に分離できるようにする。
【0037】 バッグのスタックの一部としてバッグと同一の材料から図2に示すように、一
体バーブロック20を形成し、この一体バーブロック20は折り畳みハンドル1
9の外方端部間に存在するアタッチメント手段をなす。ハンドルはバーブロック
20に脆弱ライン22例えば、有孔ラインによって取り付ける。バーブロック2
0に隣接して矩形の溝孔23がスタックに切り抜かれ、この溝孔23が本体14
の出し入れ口端部18におけるバッグのハンドル19の内側端縁の口部24を画
定する。折り畳んだスタックにおいて、第1部分12側のバッグの底端部は溝孔
23の中間領域の下側に存在し、従ってバーブロック20から僅かに離れる。
【0038】 スタック9は図3に示すように、バーブロック20の周囲を包囲するヘッダ2
5によって容器内の所定位置に確実に保持される。ヘッダ25は容器の底壁3か
ら材料を切り出して残りを底壁3に結合し、スタックにおけるバッグのハンドル
19間に存在するバーブロックの長さに相当する幅を有するフラップ26により
形成する。フラップ26は容器内に折り込み、スタックの溝孔23を経てバーブ
ロックを通過させ、容器の前壁2 の下側に達せしめる。フラップ26の端部に おける舌状部27を容器の第2端壁5に形成したスリット28に差し込み、ヘッ
ダをバーブロックの周りに保持し、バーブロックを第2端壁にしっかりと位置決
めする。フラップ26は、更に、第2端壁の延長部分である防護フラップ29に
よってもバーブロックの周りで保持され、この防護フラップ29は前壁2の端部
部分に折り返し、前壁に形成した他のスリット30に差し込み、スタックにおけ
る溝孔23に貫通するヘッダのフラップ26の一部の上に重ね合わせる。容器内
へのスタックの装填し及びヘッダ25をバーブロックに巻き付け易くするため、
容器は第1端壁4で互いに一体に結合した2個のシェルから形成し、スタックを
所定位置に収納するとき一方のシェルを他方のシェル上に嵌合する。シェルはそ
れぞれ容器の前壁2及び後壁3を提供し、また互いに端壁及び側壁を提供する。
防護フラップ29は第2端壁5において2個のシェルを互いに結合する作用を行
い、この防護フラップ29は容器の後壁3を提供するシェルの端壁の延長部分と
して形成し、第2端壁5に隣接する他方のシェルの前壁2に形成した第2スリッ
トに挿入し、前壁上に折り返し、前壁の第1のスリット30に差し込む。
【0039】 スタックを所定位置に収納し、容器をスタックの周囲に閉鎖したとき、折り畳
んだスタックは容器内の両側の端壁間の全距離にわたり、また側壁間の全幅にわ
たり存在する。スタックにおけるバッグのバーブロック20,溝孔23、及びハ
ンドル19は、アクセス開孔と第2端壁との間における容器の前壁2の部分によ
って覆い隠されるか、ほぼカバーされる。
【0040】 折り畳んだスタックの第2部分13におけるバッグの前壁はスタックの折り畳
みによって張力が加わる。容器の前壁2に最も隣接するバッグの出し入れ口端部
18から曲げ部11に至る前壁の領域はアクセス開孔において露出する。アクセ
ス開孔は、大人の片手の伸ばした3本の指と親指がバッグにアクセスできるよう
制限する寸法にする。
【0041】 容器におけるスタックの折り畳み状態は、スタックの第1部分12の位置でバ
ックの一部の移動をある程度抵抗を与える。折り畳みスタックを水平又はほぼ水
平状態にした容器の使用状態にあるときこの抵抗は第1部分上に存在する第2部
分の重量によって高められる。
【0042】 バッグを容器から取り出すためには、ユーザーは図4に示すように、アクセス
開孔におけるバッグの前壁の露出部分をつまみ、一部をアクセス開孔から引っ張
り出す。一部を引っ張り出すとき、バッグの前壁は、バッグの製造方法及びプラ
スチック材料から形成したスタックに生ずる静電気によってスタックにおける次
に隣接するバッグの前壁との接触を維持するバッグの後壁に対して自由に摺動し
て後壁から分離する。バッグの前壁の一部を引き続き引っ張ると、剥ぎ取り作用
でバッグの口が開き、出し入れ口端部及びハンドルの付近で出し入れ口領域が広
がる。更に引っ張ると、ハンドルが脆弱ライン22の位置でバーブロック20か
ら分離する。ハンドルが分離するとき、一層引っ張ると、バッグの一部はスタッ
クの第2部分から離れてアクセス開孔から抜き出され、最終的にバッグの第1部
分における残りの部分もスタックから取り外される。完全に取り外されたバッグ
は口部24が開き、図5に示すように、ものを詰める用意が整う。この全体の動
作はユーザーが片手で行うことができ、しかもアクセス開孔の寸法及び位置決め
によって、また容器内のスタックの配置によって一度に1個以上のバッグの取り
出しは制限される。
【0043】 図6〜図8に示す第2の実施例において、ディスペンサは第1の実施例とほぼ
類似であり、上述の第1の実施例に対応する部分には同一の参照符合を付して説
明する。相違点は容器1内のスタック9のバッグ10には、図7に示すように、
ハンドルがない点である。その代わりに、スタックには、バッグの本体14の出
し入れ口端部18の幅全体にわたる一体のバーブロック20を設け、出し入れ口
端部はそれぞれこの出し入れ口端部の長さ全体にわたり延在する脆弱ライン32
を介してバーブロックに分離可能に連結されている。幅狭の溝孔33を出し入れ
口端部に平行にかつこの出し入れ口端部の長さの大部分にわたってバーブロック
に形成する。
【0044】 スタックの第1部分12側のバッグの底端部17を第2部分13側のバッグの
出し入れ口端部に隣接させる。
【0045】 容器1は第1の実施例のものと全体的にほぼ同一にする。図8に示すヘッダフ
ラップ26をバーブロックの幅狭の溝孔33に挿入し、バーブロックの上に折り
返し、舌状部27を上述のように容器の第2端壁のスリット28に挿通する。防
護フラップ29によりフラップ26をバーブロックに確実に保持する。
【0046】 バッグは第1の実施例のスタックのバッグと同様に容器から取り出す。
【0047】 図9〜図12に示す第3の実施例を次に説明する。この実施例もやはり第1の
実施例と対応する部分には同一の参照符合を付して説明する。
【0048】 容器1は第1及び第2の実施例とほぼ同一であり、ただし、この第3の実施例
においては、ヘッダ及び防護フラップを持たない。バッグ10のスタック9はほ
ぼ第1の実施例と基本的に同一であるが、3点で相違する。第1相違点としては
、図10に示すように、各バッグの底端部17には中央部から小さい一体のタブ
34を脆弱ライン35例えば、有孔ラインを介して結合している点である。この
タブ34には孔36を設ける。第2の相違点としては、バッグのハンドル19間
にスタックの一体部分としてT字状のバーブロック37を形成する点である。T
字状のバーブロック37は、ハンドル19間に延在しかつハンドルの外方端部で
脆弱ライン39でに分離可能に結合したクロス部分38を有する。ステム部分4
0を脆弱ライン41によってバッグの出し入れ口の中央領域に分離可能に結合す
る。すべての脆弱ライン39,41は有孔ラインとして形成することができる。
第3の相違点としては、クロス部分38の両側の端部のハンドルに近接する位置
に孔42を設け、またバッグの出し入れ口の近傍でステム部分40に孔43を設
ける点である。
【0049】 図11及び図12に示すように、スタックを横方向の曲げ部11の周りに折り
畳み、この実施例の場合、スタックの第1部分12におけるタブ34をT字状の
バーブロック37のステム部分40に隣接させ、タブの孔36をステム部分の孔
43に整列させる。
【0050】 折り畳んだスタックは、容器内に上述の実施例のスタックと同様に位置決めす
る。しかし、T字状のバーブロック37はヘッド付きの保持ピン44,45によ
って容器内に位置決めする。2個の保持ピン44をクロス部分38の孔42に挿
入し、図示しない容器の前壁及び後壁の整合孔に掛合させる。第3保持ピン45
をステム部分40の孔43及びバッグのタブ34の孔34に挿入し、図示しない
容器の前壁及び後壁の整合孔に掛合させる。図示しないリテーナを後壁の外側で
ピン44,45の端部に取り付け、ピンを所定位置に保持し、T字状のバーブロ
ック37を容器に堅固に固定する。第3のピン45をタブの孔及びT字状バーブ
ロックのステム部分に掛合させることにより、バッグの底端部をステム部分に保
持し、容器内でスタックを折り畳み状態に確実に保持する。バッグを容器から取
り出すのは上述のようにして行う。抜き出したバッグの底端部17は、アクセス
開孔8からバッグを抜き取る後半の段階で脆弱ライン34でタブ34から分離し
、これによりバッグはスタックから自由になり、容器から抜き出すことができる
。切り離されたタブは第3のピンに取り付けられた状態に留まる。
【0051】 スタックの他のバッグは、ディスペンサ内にきちんと折り畳まれた状態に留ま
る。このことは、第3のピン45で固定されたタブによって、またT字状のバー
ブロックの保持は3個のピンによって確実に保持される。スタックにおけるバッ
グの出し入れ口は、バッグをつまんで容器から引っ張り出すまでは閉じた状態に
保持される。バッグをすべて容器から抜き出したとき、ピンを外して容器内に残
存するT字状のバーブロック及びタブを取り出す。次に新たなバッグのスタック
を容器内に挿入し、ピンによって固定するか、又は容器ごと廃棄する。
【0052】 図13〜図15に示す第4の実施例のディスペンサは、開放端部47、平坦端
部48、互いに対向する閉鎖側壁49,50、及び前壁51,後壁52を有する
矩形のボックス状のカバーの形式の容器46を有する。前壁51はアクセス開孔
53を有し、このアクセス開孔53は、容器の開放端部に向かって延びる丸みの
ある端部54を有し、この端部の側方からから長さの大部分にわたり平行に延び
容器の閉鎖端部48に近接する側の端部でフレア55をなすよう拡開する細長形
状にする。後壁52は開放端部47に向かって短い長さにし、図14及び図15
に示すように、開放端部と後壁の遊端57との間にギャップ56を残し、この遊
端57を外方に湾曲させる。
【0053】 容器46内で長方形の平坦プレートの形式の支持体58を摺動自在にし、この
プレートにはプレートの長さの半分の範囲にわたる矩形の開口59を形成する。
支持体58の長さの他の半分の端部の近傍において支持体58の端部端縁に平行
に支持体の表面に位置決めブロック60を設ける。L字状のハンドル61を支持
体58の同一端部における反対側の表面に固定する。図13に示すように、ノッ
チ62をこの端部の近傍に形成する。
【0054】 容器の側面49,50には、ノッチ62にスナップ掛合するキャッチ63を設
け、支持体を容器内に完全に滑り込ませたとき支持体58を容器46内に確実に
保持するようにする。
【0055】 容器及び支持体は厚紙により形成することができる。他の材料を使用すること
もでき、またそれぞれ異なる材料により形成することもできる。
【0056】 支持体58上にバッグ65のスタック64を支持する。バッグ65は第1の実
施例のスタックのバッグとほぼ同様にし、それぞれ前壁67及び後壁68と、閉
じた底端部69と、互いに平行なハンドル71を有する出し入れ口端部70とよ
りなる本体66を有する。スタックに一体に形成したバーブロック72はハンド
ル71の外方端部間を横切って延在し、脆弱ライン73例えば、有孔ラインによ
ってハンドルに分離可能に結合する。バーブロック72に隣接して、矩形の溝孔
74をスタックに貫通させて形成し、この溝孔74がバッグの出し入れ口75及
びハンドル71を画定する。溝孔74は支持体58の位置決めブロック60の寸
法及び形状に補完し合う形状にする。
【0057】 支持体58上にスタックを装填するために、支持体を開放端部47において容
器46から引き出す。スタックを支持体上にあてがい、溝孔74を位置決めブロ
ック60に掛合させ、バッグの底端部69を含む反対側の遊端が図14に示すよ
うに、開口59を通過して垂れ下がるように支持体上に載置する。次に、支持体
を容器の開放端部内に挿入し、支持体の位置決めブロック60とは反対側の端部
を内部空間内に導入し、位置決めブロックから開口59まで延在する支持体上に
延在するスタックの部分を容器の前壁51に対向させる。支持体を容器内に滑り
込ませるとき、スタックの遊端は容器の後壁52の湾曲した端部57に突き当た
り、スタックの遊端を図15に示すように、バッグを破損したり引っ掛けたりす
ることなく支持体に圧着するように折り返す。支持体を容器内に完全に収納する
とき、スタックはほぼU字状に折り畳まれる。キャッチ63がノッチ62にスナ
ップ嵌合して、支持体を容器の内部空間内に確実に保持する。従って、他の実施
例と同様に、折り畳まれたスタックは閉鎖した底端部69を含む第1部分76と
、出し入れ口端部70を含む第2部分77と、これら部分が横方向の曲げ部78
で合流し、この曲げ部78が支持体の開口59に位置する。スタックの第2部分
におけるバッグの前壁67はスタックの折り畳み状態によって張力が加わる。
【0058】 支持体58が容器内に完全に収納されるとき、スタックの位置決めブロック6
0と開口59との間の第2部分77は容器の前壁51におけるアクセス開孔53
から露出する。スタックは位置決めブロックによってまた容器内での折り畳みに
よって支持体上に確実に位置決めされる。バーブロックは容器内に隠れる。
【0059】 上述の実施例におけるバッグと同様にバッグをアクセス開孔において容器内の
スタックから取り出す。バッグのハンドルは脆弱ライン73でバーブロックから
分離し、バッグをアクセス開孔から抜き出すときバッグの出し入れ口75は開く
。必要に応じて新しいスタックを装填してディスペンサを補充するため、キャッ
チ63を釈放するとき支持体は内部空間から容易に引き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明ディスペンサの第1の実施例の前方からの斜視図である。
【図2】 ディスペンサに収納されるバッグのスタックの斜視図である。
【図3】 バッグのスタックを容器内にどのように保持するかを示すディスペン
サの一部切除した斜視図である。
【図4】 スタックにおけるバッグを容器からどのように取り出すかを示す斜視
図である。
【図5】 取り出したバッグの斜視図である。
【図6】 本発明ディスペンサの第2の実施例の前方からの斜視図である。
【図7】 第2の実施例のディスペンサに収納されるバッグのスタックの斜視図
である。
【図8】 バッグのスタックを容器内にどのように保持するかを示す第2の実施
例のディスペンサの一部切除した斜視図である。
【図9】 本発明ディスペンサの第3の実施例の斜視図である。
【図10】 図9のディスペンサに収納するバッグのスタックの折り畳んでいな
い状態の平面図である。
【図11】 図10のバッグのスタックを折り畳んだ状態の平面図である。
【図12】 図10のバッグのスタックを折り畳んだ状態の側面図である。
【図13】 本発明ディスペンサの第4の実施例の分解した状態の前方からの斜
視図である。
【図14】 図13のディスペンサの開放位置での断面図である。
【図15】 ディスペンサの閉鎖位置での断面図である。
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月7日(2000.7.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 予形成バッグディスペンサ及びこのためのバッグ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、ヨーク形成バッグディスペンサ及びこのためのバッグに関するもの
であり、ディスペンサは予形成バッグのスタックからバッグを個別に取り出すこ
とができる種類のものとする。
【0002】 この種類のディスペンサ及び予形成バッグは、通常、例えば、ストア、スーパ
ーマーケット及び他の製品製造直売店(アウトレット)で、製品を詰めるバッグ
のために使用される。更に、他の場所でも種々の物品をパッケージしたり、保管
したりするバッグのために使用される。
【0003】 このようなバッグはディスペンサから容易に取り出すことができ、かつ詰める
のに出し入れ口を開いた状態で取り出すことができることが要求される。本発明
はこの要求を満たすことを目的としている。
【0004】 この目的を達成するため、本発明の第1の発明は、予形成バッグ、及び前記容
器に保持するアタッチメント手段のスタックを収納する容器であって、前壁、後
壁、両側の側壁、端壁、前壁に形成したアクセス開孔とよりなる容器を具え、ス
タックの各バッグは、互いに対向して重なり合う前壁及び後壁と、閉鎖した底端
部と、この底端部とは反対側の出し入れ口端部とよりなる平坦な本体を有し、バ
ッグの出し入れ口端部の位置で脆弱ラインを介して前記アタッチメント手段に分
離可能に結合することによってバッグをスタックに互いに保持し、バッグの底端
部と出し入れ口端部との中間の横方向曲げ部を生ずるようスタックを折り畳み、
底端部を含むスタックの第1部分が、出し入れ口端部を含むスタックの第2部分
からバッグの後壁の外面に指向する方向に転向するよう配置した予形成バッグデ
ィスペンサにおいて、前記容器の前壁と後壁との間で前記横方向曲げ部を前記端
壁に隣接させ、かつ底端部及び出し入れ口端部を前記端壁から離れる状態にして
前記スタックを前記容器内内で折り畳み、前記スタックの第2部分におけるバッ
グの前壁に張力を与えかつ前記アクセス開孔に向かって存在させ、前記アクセス
開孔の幅を前記前壁及び端壁の幅よりも狭くし、またスタックのバッグの幅より
も狭くし、また前記アクセス開孔を前壁の中間部分から端壁まで延在させ、スタ
ックの第2部分における前壁にもっとも近接するバッグの出し入れ口端部に隣接
する位置から曲げ部の近傍まで延在するバッグの前壁の幅の中間部分がアクセス
開孔から露出し、手でバッグの前壁を前記アタッチメント手段から引き離すこと
によってバッグをアクセス開孔から抜き出し、これにより、バッグの出し入れ口
を開きかつバッグをアタッチメント手段から分離することができるようにしたこ
とを特徴とする。
【0005】 予形成バッグはプラスチックシート材料から既知の方法で形成することができ
る。バッグをプラスチックシート材料で形成しスタックに積み重ねて保持するこ
とによって、スタックにおいて隣接するバッグの表面間の摩擦が表面に静電気を
発生し、この静電気が容器のアクセス開孔に最も近接するバッグをアクセス開孔
から抜き出すとき隣接のバッグに対して大きな牽引効果を生ずる。この牽引力に
より、バッグの前壁をバッグの後壁に対して比較的自由に摺動して引き出すこと
を可能にし、バッグの出し入れ口を開くのを容易にする。このことはアクセス開
孔に最も近接する順次の各バッグに関して当てはまる。
【0006】 好適には、スタックを横方向折り曲げ部で折り畳み、容器内で第2部分を第1
部分上に重ね合わせる。この結果、スタックの全体寸法を減少し、従って、スタ
ックを保持する容器の寸法を減少し、更に、この結果、バッグをアクセス開孔か
ら抜き取るとき、バッグの前壁が引っ張られる際にスタックの第1部分における
バッグの部分が移動するのを阻止する抵抗を受け、前壁に張力が一層付加される
ことになる。この張力はバッグの出し入れ口を開くことを助成し、また移動の抵
抗によって一度に1個以上のバッグをスタックから抜き取るのを防止する。
【0007】 ディスペンサを使用するため、容器はアクセス開孔を上向きにしてほぼ水平に
配置する。この構成においては、スタックを上述のように折り畳むときスタック
の第2部分の重さが第1部分に加わり、スタックの第1部分における抜き取られ
るバッグの部分の移動に対する抵抗をより高める。にも係わらず、バッグを容器
から抜き取ろうとする人が過剰な努力をすることなく、移動に対する抵抗に打ち
勝ち、バッグをスタックから完全に分離することができる。
【0008】 スタックの折り畳み状態が好ましいが、第1部分は横方向曲げ部の周りに第2
部分から僅かに転向するだけでもよい。このことによっても、スタックの第1部
分におけるバッグの部分の移動に対する抵抗を有効にすることができ、バッグを
アクセス開孔から抜き取るときにバッグの出し入れ口を開くよう介助し、スタッ
クから一度に1個以上のバッグを分離するのを阻止することができる。
【0009】 スタックにおける隣接のバッグは、出し入れ口端部に隣接する位置でバッグ本
体相互を局部的に、例えば、接着剤、溶着又は他の結合方法で結合し、かつこの
結合がアクセス開孔からバッグを抜き取るときに抜き取られるバッグと隣接のバ
ッグとの間で解放されるように結合することができる。
【0010】 バッグには出し入れ口端部にハンドルを形成するか、又はハンドルを形成しな
い形式とすることができる。ハンドルを設ける場合には、ハンドルはアタッチメ
ント手段に分離可能に結合する。バッグのアタッチメント手段との分離可能な結
合はバッグのハンドルの位置、又はバッグのハンドル及び出し入れ口の位置で行
うことができる。
【0011】 アタッチメント手段はバッグの本体の出し入れ口端部に分離可能に結合したバ
ッグ材料で形成したバーブロックにより構成することができる。
【0012】 代案として、アタッチメント手段をバッグの出し入れ口端部に一体に設けた突
出部により構成することもできる。この突出部はバッグの出し入れ口及び/又は
ハンドルの位置に設けることができる。
【0013】 更に、またアタッチメント手段をバッグの出し入れ口端部におけるバーブロッ
ク及び突出部の組み合わせによって構成することもできる。
【0014】 本発明の第2の発明によれば、予形成バッグ及び容器に保持されるアタッチメ
ント手段のスタックを収納する容器を具え、前記容器にアクセス開孔を設け、前
記スタックの各バッグを、互いに対向して重なり合う前壁及び後壁で形成し、閉
鎖した底端部及び反対側の出し入れ口端部を有する平坦な本体を有するものとし
、前記バッグを前記出し入れ口端部の位置で脆弱ラインを介して分離可能なアタ
ッチメント手段によって前記スタックに互いに保持し、前記スタックを前記バッ
グの底端部と出し入れ口端部との中間に横方向の曲げ部を生ずるよう折り畳んで
前記底端部を含むスタックの第1部分を、前記出し入れ口端部を含むスタックの
第2部分からバッグの後壁の外面に向かう方向に転向させた予形成バッグディス
ペンサにおいて、前記スタックのバッグの前記出し入れ口端部の位置にハンドル
を形成し、前記アタッチメント手段をバッグの材料のバーブロックにより構成し
、このバーブロックをハンドル間に延在させかつ前記バッグのハンドル及び出し
入れ口に分離可能に結合し、前記スタックの第2部分の位置でバッグの前記前壁
に張力が加わるようにしかつ前記アクセス開孔に向かって存在させ、このアクセ
ス開孔に最も近接するバッグの前壁をアタッチメント手段に対して手で引っ張る
ことによって抜き出し、このときバッグの出し入れ口を開き、かつアタッチメン
ト手段からバッグを分離するようにしたことを特徴とする。
【0015】 バーブロックはT字状のバーブロックとし、T字のクロス部分を脆弱ラインを
介してハンドルに分離可能に結合し、T字のステム部分を脆弱ラインを介してハ
ンドルの中間部分におけるバッグの出し入れ口に分離可能に結合する。
【0016】 アタッチメント手段をT字状のバーブロックにより構成し、バッグのスタック
を横方向曲げ部の周りに折り畳み、容器内でスタックの第2部分が第1部分上に
重なり合うようにした実施例において、各バッグの閉鎖した底端部に分離可能に
結合したタブを設け、スタックを曲げ部で折り畳んだときこのタブがT字状のバ
ーブロックのステム部分の位置に対応して位置決めされるようにする。
【0017】 バッグのタブは種々の方法でT字状のバーブロックのステム部分に対応するよ
う位置決めすることができる。例えば、タブをステム部分に接着結合、ホットピ
ン結合、若しくは溶着結合することができ、又はピン若しくは他のリテーナに結
合したり、又はステム部分の位置で糸によって結合することもできる。
【0018】 T字状のバーブロックは、ハンドル及び出し入れ口端部の位置でバッグを確実
に保持し、バッグの本体が出し入れ口の位置でゆがむのを阻止する。バッグの底
端部がT字状のバーブロックのステム部分の位置でタブによって位置決めするこ
とによって、底端部が不慮に移動するのを阻止する。このことによってスタック
をディスペンサの容器内にきちんと整った状態で保持することができる。
【0019】 タブはバッグの底端部に脆弱ラインを介して分離可能に結合するとよい。
【0020】 バッグをアタッチメント手段に分離可能に結合するまたタブの位置における脆
弱ラインは、有孔ラインによって形成すると都合がよい。
【0021】 上述のどちらの発明においても、本発明によれば、アクセス開孔を経て容器か
らバッグを抜き取るのは、アタッチメント手段に対してバッグの前壁をつまんで
引っ張ることによって行う。ユーザーはこのことを片手で容易に行うことができ
る。バッグをアクセス開孔から抜き取る行為においてバッグの出し入れ口を開く
とき、必要とされる片手操作はバッグの抜き取り及び解放を簡単な動作を可能に
するものと理解されたい。
【0022】 バッグはハンドルの有無に係わらず、抜き取るバッグの前壁のバッグの後壁に
対する早い時期の上述の摺動がバッグの出し入れ口の開放における剥ぎ取り作用
を生ずる。この剥ぎ取り作用によって、引っ張られるバッグの前壁に最も近い出
し入れ口部分がはじめに開き、開放作用がこの部分から離れる出し入れ口に沿っ
て広がる。出し入れ口が開放すると、バッグの前壁は、スタックにおける次のバ
ッグの前壁に接触した状態を維持されている後壁から離れ、最終的に抜き取られ
るバッグはアタッチメント手段から分離する。
【0023】 アクセス開孔にアクセスし易くまたアクセスに最も近接するバッグを抜き取る
のを容易にするためには、スタックのバッグの出し入れ口に隣接する部分からス
タックの曲げ部に至る範囲にわたってアクセス開孔を延在させると都合がよい。
このようにすると、前壁の出し入れ口と曲げ部との間の任意の部分又は曲げ部に
位置でさえもバッグを引き出すことができるようになる。この場合、アクセス開
孔は曲げ部の位置で又は曲げ部に向かって拡開させることができる。アクセス開
孔の少なくとも大部分に関して、アクセス開孔の幅、位置及び長さは、大人の片
手の伸ばした3本の指及び親指がアクセスできるものに制限し、アクセス開孔に
最も近接するバッグ以上のものを掴むのを阻止するようにする。
【0024】 アクセス開孔はアタッチメント手段を露出させず、ほとんど容器内に留めるよ
うにする。このようにして、アクセス開孔はスタックのバッグの出し入れ口の位
置又は出し入れ口の近傍で終端する。スタックのバッグの出し入れ口端部にハン
ドルがある場合には、アクセス開孔の端縁を堅固にし、又は制限を設けた端縁を
設け、この端縁をハンドル間の位置に手が触れないよう容器内に手を差し込むこ
とを阻止するよう位置決めする。
【0025】 アクセス開孔の位置又はアクセス開孔の近傍の位置にインジケータを設け、ス
タックからバッグを抜き取るためにユーザーがスタックにアクセスできるように
表示する。
【0026】 容器は前壁にアクセス開孔を設けたほぼボックス形状にすることができる。こ
のボックス形状の場合、容器はアクセス開孔を除いてほぼ閉鎖したカートリッジ
として画定することができる。
【0027】 スタックを完全に消費しきったとき容器は廃棄するか、又は元のスタックを消
費したとき他のバッグのスタックを詰めて再利用することができる。容器は任意
の適当な材料例えば、厚紙、プラスチック、金属又は組み合わせ材料によって形
成することができる。少なくとも厚紙で形成する場合、容器は単独の一体シート
をカットしたものから形成、容器を最終形状に折り畳むための折り畳みラインを
設けることができる。
【0028】 ディスペンサの一つの実施例においては、容器をほぼボックス形状にする。容
器内に配置するバッグのスタックは両側の端部のうちの一方の端部の位置又はそ
の近傍で容器内に保持するアタッチメント手段を設ける。このアタッチメント手
段はスタックのバッグに分離可能に取り付けるバーブロック又は突出部により構
成することができる。突出部の形式の場合、各バッグの突出部は、バッグをアク
セス開孔から抜き取るとき、容器に捕捉したアタッチメント手段の他の構成部分
から分離できるようにする。
【0029】 スタックは容器の内部の支持体に折り畳むようにする。支持体はプレート又は
ほぼプレート状の支持体とし、このプレートに開口を設ける。スタックは支持体
の一方の端部部分において容器内の支持体に保持し、支持体に沿って一方の端部
部分から開口までスタックを延在させ、開口の位置で開口を通過させ、支持体の
反対側の表面に折り返し、スタックの曲げ部が開口の位置にくるようにする。好
適には、スタックを支持体に装填するために支持体を容器から着脱自在にし、ス
タックが容器から完全に消費しきったとき所要に応じてスタックを交換すること
ができるようにする。支持体は容器に対して摺動して出し入れ可能にする。支持
体にハンドルを設け、容器に対する操作をし易くする。スタックを容器の外側に
出した支持体上に装填するとき、支持体の一方の表面上に載置した支持体をアタ
ッチメント手段の位置で保持し、支持体の開口にスタックを挿通する。支持体を
容器内に挿入するとき、開口を通過するスタックの一部は支持体の反対側の表面
に圧着するよう折り畳まれ、スタックの第1部分を形成する。
【0030】 上述のほぼボックス形状の容器の代わりに、容器は前面部分にアクセス開孔を
設けた例えば、プラスチックシート材料のバッグとすることもできる。
【0031】 アタッチメント手段に掛合しかつ容器に係止する保持手段を容器に設け、容器
内にアタッチメント手段を保持するようにする。例えば、ほぼボックス状の容器
において、アタッチメント手段をバーブロックにより構成する場合、保持手段は
容器のヘッダ部分により構成し、このヘッダ部分をバーブロック又はバーブロッ
クの一部の周りに折り畳んで巻き付け、バーブロックを容器に保持する。ボック
ス又はトレイを構成する材料の一体部分をヘッダ部分として画定する。他の実施
例では、保持手段をアタッチメント手段に挿通しかつ容器の壁に係止するピンに
より構成することもできる。
【0032】 更に、他の実施例においては、保持手段を係止素子例えば、容器に固定したブ
ロックにより構成し、スタックにはアタッチメント手段の位置で又はこの位置に
隣接する位置に孔を設け、この孔に係止素子を掛合させる。他の適当な保持手段
を設けることもできる。
【0033】 容器は使用時にブラケット又は他の取付具に取り付けることができる。この取
付具に対して容器を着脱自在かつ交換可能に取り付ける。ユーザーが容器内のバ
ッグのスタックにアクセス開孔を経てアクセスするのに都合がよいようにするた
め、取付具によって水平状態又は垂直状態又は傾斜状態に支持することができる
。ディスペンサは取付具に容器を取り付けることなく使用することもできる。使
用ポイントはストア又はワークステーションのチェックカウンタとすることがで
きる。
【0034】 本発明の第3の発明は、上述の第1及び第2の発明のディスペンサに使用する
バッグのスタックを特徴とする。
【0035】 本発明の実施例を単なる例として添付図面につき以下に説明する。
【0036】 ディスペンサの第1の実施例は、図1に示すように、厚紙製の容器1により構
成し、この容器は前壁2及び後壁3と、互いに対向する第1及び第2の端壁4,
5と、互いに対向する側壁6,7とよりなる矩形のボックス形状に形成する。前
壁2はアクセス開孔8を有する。アクセス開孔8は細長い矩形形状にし、前壁の
中央部の中間あたりから第1端壁4まで延在し、この第1端壁4で開孔を拡大す
る。
【0037】 容器1には図2に示すバッグ10のスタック9即ち、積層を収納する。バッグ
10は既知のようにプラスチックシート材料により形成する。これらバッグは互
いに順次積み重ね、スタック9を横方向の曲げ部11でほぼ二つ折りにして第1
部分12が第2部分13の下側にくるよう折り畳む。各バッグ10は、図5に明
示するように、互いに重なり合う前壁15及び後壁16と、閉じた底端部17と
、反対側の出し入れ口端部18とよりなる平坦な矩形本体14を有し、出し入れ
口端部18の両側の端部から1対の互いに平行なハンドル部分19を突出させる
。ハンドルは前壁15から後壁16に延在し、二つ折り状態にする。バッグの底
端部17は折り畳んだスタックの第1部分側に存在し、出し入れ口端部18及び
ハンドル19は第1部分13側に存在する。
【0038】 スタックにおいて互いに隣接する本体14は、出し入れ口端部18の近傍の中
央部に塗布した小さい接着スポットによって連結し、バッグをデイジーチェーン
のように相互連結するが、接着スポットで容易に分離できるようにする。
【0039】 バッグのスタックの一部としてバッグと同一の材料から図2に示すように、一
体バーブロック20を形成し、この一体バーブロック20は折り畳みハンドル1
9の外方端部間に存在するアタッチメント手段をなす。ハンドルはバーブロック
20に脆弱ライン22例えば、有孔ラインによって取り付ける。バーブロック2
0に隣接して矩形の溝孔23がスタックに切り抜かれ、この溝孔23が本体14
の出し入れ口端部18におけるバッグのハンドル19の内側端縁の口部24を画
定する。折り畳んだスタックにおいて、第1部分12側のバッグの底端部は溝孔
23の中間領域の下側に存在し、従ってバーブロック20から僅かに離れる。
【0040】 スタック9は図3に示すように、バーブロック20の周囲を包囲するヘッダ2
5によって容器内の所定位置に確実に保持される。ヘッダ25は容器の底壁3か
ら材料を切り出して残りを底壁3に結合し、スタックにおけるバッグのハンドル
19間に存在するバーブロックの長さに相当する幅を有するフラップ26により
形成する。フラップ26は容器内に折り込み、スタックの溝孔23を経てバーブ
ロックを通過させ、容器の前壁2 の下側に達せしめる。フラップ26の端部に おける舌状部27を容器の第2端壁5に形成したスリット28に差し込み、ヘッ
ダをバーブロックの周りに保持し、バーブロックを第2端壁にしっかりと位置決
めする。フラップ26は、更に、第2端壁の延長部分である防護フラップ29に
よってもバーブロックの周りで保持され、この防護フラップ29は前壁2の端部
部分に折り返し、前壁に形成した他のスリット30に差し込み、スタックにおけ
る溝孔23に貫通するヘッダのフラップ26の一部の上に重ね合わせる。容器内
へのスタックの装填し及びヘッダ25をバーブロックに巻き付け易くするため、
容器は第1端壁4で互いに一体に結合した2個のシェルから形成し、スタックを
所定位置に収納するとき一方のシェルを他方のシェル上に嵌合する。シェルはそ
れぞれ容器の前壁2及び後壁3を提供し、また互いに端壁及び側壁を提供する。
防護フラップ29は第2端壁5において2個のシェルを互いに結合する作用を行
い、この防護フラップ29は容器の後壁3を提供するシェルの端壁の延長部分と
して形成し、第2端壁5に隣接する他方のシェルの前壁2に形成した第2スリッ
トに挿入し、前壁上に折り返し、前壁の第1のスリット30に差し込む。
【0041】 スタックを所定位置に収納し、容器をスタックの周囲に閉鎖したとき、折り畳
んだスタックは容器内の両側の端壁間の全距離にわたり、また側壁間の全幅にわ
たり存在する。スタックにおけるバッグのバーブロック20,溝孔23、及びハ
ンドル19は、アクセス開孔と第2端壁との間における容器の前壁2の部分によ
って覆い隠されるか、ほぼカバーされる。
【0042】 折り畳んだスタックの第2部分13におけるバッグの前壁はスタックの折り畳
みによって張力が加わる。容器の前壁2に最も隣接するバッグの出し入れ口端部
18から曲げ部11に至る前壁の領域はアクセス開孔において露出する。アクセ
ス開孔は、大人の片手の伸ばした3本の指と親指がバッグにアクセスできるよう
制限する寸法にする。
【0043】 容器におけるスタックの折り畳み状態は、スタックの第1部分12の位置でバ
ックの一部の移動をある程度抵抗を与える。折り畳みスタックを水平又はほぼ水
平状態にした容器の使用状態にあるときこの抵抗は第1部分上に存在する第2部
分の重量によって高められる。
【0044】 バッグを容器から取り出すためには、ユーザーは図4に示すように、アクセス
開孔におけるバッグの前壁の露出部分をつまみ、一部をアクセス開孔から引っ張
り出す。一部を引っ張り出すとき、バッグの前壁は、バッグの製造方法及びプラ
スチック材料から形成したスタックに生ずる静電気によってスタックにおける次
に隣接するバッグの前壁との接触を維持するバッグの後壁に対して自由に摺動し
て後壁から分離する。バッグの前壁の一部を引き続き引っ張ると、剥ぎ取り作用
でバッグの口が開き、出し入れ口端部及びハンドルの付近で出し入れ口領域が広
がる。更に引っ張ると、ハンドルが脆弱ライン22の位置でバーブロック20か
ら分離する。ハンドルが分離するとき、一層引っ張ると、バッグの一部はスタッ
クの第2部分から離れてアクセス開孔から抜き出され、最終的にバッグの第1部
分における残りの部分もスタックから取り外される。完全に取り外されたバッグ
は口部24が開き、図5に示すように、ものを詰める用意が整う。この全体の動
作はユーザーが片手で行うことができ、しかもアクセス開孔の寸法及び位置決め
によって、また容器内のスタックの配置によって一度に1個以上のバッグの取り
出しは制限される。
【0045】 図6〜図8に示す第2の実施例において、ディスペンサは第1の実施例とほぼ
類似であり、上述の第1の実施例に対応する部分には同一の参照符合を付して説
明する。相違点は容器1内のスタック9のバッグ10には、図7に示すように、
ハンドルがない点である。その代わりに、スタックには、バッグの本体14の出
し入れ口端部18の幅全体にわたる一体のバーブロック20を設け、出し入れ口
端部はそれぞれこの出し入れ口端部の長さ全体にわたり延在する脆弱ライン32
を介してバーブロックに分離可能に連結されている。幅狭の溝孔33を出し入れ
口端部に平行にかつこの出し入れ口端部の長さの大部分にわたってバーブロック
に形成する。
【0046】 スタックの第1部分12側のバッグの底端部17を第2部分13側のバッグの
出し入れ口端部に隣接させる。
【0047】 容器1は第1の実施例のものと全体的にほぼ同一にする。図8に示すヘッダフ
ラップ26をバーブロックの幅狭の溝孔33に挿入し、バーブロックの上に折り
返し、舌状部27を上述のように容器の第2端壁のスリット28に挿通する。防
護フラップ29によりフラップ26をバーブロックに確実に保持する。
【0048】 バッグは第1の実施例のスタックのバッグと同様に容器から取り出す。
【0049】 図9〜図12に示す第3の実施例を次に説明する。この実施例もやはり第1の
実施例と対応する部分には同一の参照符合を付して説明する。
【0050】 容器1は第1及び第2の実施例とほぼ同一であり、ただし、この第3の実施例
においては、ヘッダ及び防護フラップを持たない。バッグ10のスタック9はほ
ぼ第1の実施例と基本的に同一であるが、3点で相違する。第1相違点としては
、図10に示すように、各バッグの底端部17には中央部から小さい一体のタブ
34を脆弱ライン35例えば、有孔ラインを介して結合している点である。この
タブ34には孔36を設ける。第2の相違点としては、バッグのハンドル19間
にスタックの一体部分としてT字状のバーブロック37を形成する点である。T
字状のバーブロック37は、ハンドル19間に延在しかつハンドルの外方端部で
脆弱ライン39でに分離可能に結合したクロス部分38を有する。ステム部分4
0を脆弱ライン41によってバッグの出し入れ口の中央領域に分離可能に結合す
る。すべての脆弱ライン39,41は有孔ラインとして形成することができる。
第3の相違点としては、クロス部分38の両側の端部のハンドルに近接する位置
に孔42を設け、またバッグの出し入れ口の近傍でステム部分40に孔43を設
ける点である。
【0051】 図11及び図12に示すように、スタックを横方向の曲げ部11の周りに折り
畳み、この実施例の場合、スタックの第1部分12におけるタブ34をT字状の
バーブロック37のステム部分40に隣接させ、タブの孔36をステム部分の孔
43に整列させる。
【0052】 折り畳んだスタックは、容器内に上述の実施例のスタックと同様に位置決めす
る。しかし、T字状のバーブロック37はヘッド付きの保持ピン44,45によ
って容器内に位置決めする。2個の保持ピン44をクロス部分38の孔42に挿
入し、図示しない容器の前壁及び後壁の整合孔に掛合させる。第3保持ピン45
をステム部分40の孔43及びバッグのタブ34の孔34に挿入し、図示しない
容器の前壁及び後壁の整合孔に掛合させる。図示しないリテーナを後壁の外側で
ピン44,45の端部に取り付け、ピンを所定位置に保持し、T字状のバーブロ
ック37を容器に堅固に固定する。第3のピン45をタブの孔及びT字状バーブ
ロックのステム部分に掛合させることにより、バッグの底端部をステム部分に保
持し、容器内でスタックを折り畳み状態に確実に保持する。バッグを容器から取
り出すのは上述のようにして行う。抜き出したバッグの底端部17は、アクセス
開孔8からバッグを抜き取る後半の段階で脆弱ライン34でタブ34から分離し
、これによりバッグはスタックから自由になり、容器から抜き出すことができる
。切り離されたタブは第3のピンに取り付けられた状態に留まる。
【0053】 スタックの他のバッグは、ディスペンサ内にきちんと折り畳まれた状態に留ま
る。このことは、第3のピン45で固定されたタブによって、またT字状のバー
ブロックの保持は3個のピンによって確実に保持される。スタックにおけるバッ
グの出し入れ口は、バッグをつまんで容器から引っ張り出すまでは閉じた状態に
保持される。バッグをすべて容器から抜き出したとき、ピンを外して容器内に残
存するT字状のバーブロック及びタブを取り出す。次に新たなバッグのスタック
を容器内に挿入し、ピンによって固定するか、又は容器ごと廃棄する。
【0054】 図13〜図15に示す第4の実施例のディスペンサは、開放端部47、平坦端
部48、互いに対向する閉鎖側壁49,50、及び前壁51,後壁52を有する
矩形のボックス状のカバーの形式の容器46を有する。前壁51はアクセス開孔
53を有し、このアクセス開孔53は、容器の開放端部に向かって延びる丸みの
ある端部54を有し、この端部の側方からから長さの大部分にわたり平行に延び
容器の閉鎖端部48に近接する側の端部でフレア55をなすよう拡開する細長形
状にする。後壁52は開放端部47に向かって短い長さにし、図14及び図15
に示すように、開放端部と後壁の遊端57との間にギャップ56を残し、この遊
端57を外方に湾曲させる。
【0055】 容器46内で長方形の平坦プレートの形式の支持体58を摺動自在にし、この
プレートにはプレートの長さの半分の範囲にわたる矩形の開口59を形成する。
支持体58の長さの他の半分の端部の近傍において支持体58の端部端縁に平行
に支持体の表面に位置決めブロック60を設ける。L字状のハンドル61を支持
体58の同一端部における反対側の表面に固定する。図13に示すように、ノッ
チ62をこの端部の近傍に形成する。
【0056】 容器の側面49,50には、ノッチ62にスナップ掛合するキャッチ63を設
け、支持体を容器内に完全に滑り込ませたとき支持体58を容器46内に確実に
保持するようにする。
【0057】 容器及び支持体は厚紙により形成することができる。他の材料を使用すること
もでき、またそれぞれ異なる材料により形成することもできる。
【0058】 支持体58上にバッグ65のスタック64を支持する。バッグ65は第1の実
施例のスタックのバッグとほぼ同様にし、それぞれ前壁67及び後壁68と、閉
じた底端部69と、互いに平行なハンドル71を有する出し入れ口端部70とよ
りなる本体66を有する。スタックに一体に形成したバーブロック72はハンド
ル71の外方端部間を横切って延在し、脆弱ライン73例えば、有孔ラインによ
ってハンドルに分離可能に結合する。バーブロック72に隣接して、矩形の溝孔
74をスタックに貫通させて形成し、この溝孔74がバッグの出し入れ口75及
びハンドル71を画定する。溝孔74は支持体58の位置決めブロック60の寸
法及び形状に補完し合う形状にする。
【0059】 支持体58上にスタックを装填するために、支持体を開放端部47において容
器46から引き出す。スタックを支持体上にあてがい、溝孔74を位置決めブロ
ック60に掛合させ、バッグの底端部69を含む反対側の遊端が図14に示すよ
うに、開口59を通過して垂れ下がるように支持体上に載置する。次に、支持体
を容器の開放端部内に挿入し、支持体の位置決めブロック60とは反対側の端部
を内部空間内に導入し、位置決めブロックから開口59まで延在する支持体上に
延在するスタックの部分を容器の前壁51に対向させる。支持体を容器内に滑り
込ませるとき、スタックの遊端は容器の後壁52の湾曲した端部57に突き当た
り、スタックの遊端を図15に示すように、バッグを破損したり引っ掛けたりす
ることなく支持体に圧着するように折り返す。支持体を容器内に完全に収納する
とき、スタックはほぼU字状に折り畳まれる。キャッチ63がノッチ62にスナ
ップ嵌合して、支持体を容器の内部空間内に確実に保持する。従って、他の実施
例と同様に、折り畳まれたスタックは閉鎖した底端部69を含む第1部分76と
、出し入れ口端部70を含む第2部分77と、これら部分が横方向の曲げ部78
で合流し、この曲げ部78が支持体の開口59に位置する。スタックの第2部分
におけるバッグの前壁67はスタックの折り畳み状態によって張力が加わる。
【0060】 支持体58が容器内に完全に収納されるとき、スタックの位置決めブロック6
0と開口59との間の第2部分77は容器の前壁51におけるアクセス開孔53
から露出する。スタックは位置決めブロックによってまた容器内での折り畳みに
よって支持体上に確実に位置決めされる。バーブロックは容器内に隠れる。
【0061】 上述の実施例におけるバッグと同様にバッグをアクセス開孔において容器内の
スタックから取り出す。バッグのハンドルは脆弱ライン73でバーブロックから
分離し、バッグをアクセス開孔から抜き出すときバッグの出し入れ口75は開く
。必要に応じて新しいスタックを装填してディスペンサを補充するため、キャッ
チ63を釈放するとき支持体は内部空間から容易に引き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明ディスペンサの第1の実施例の前方からの斜視図である。
【図2】 ディスペンサに収納されるバッグのスタックの斜視図である。
【図3】 バッグのスタックを容器内にどのように保持するかを示すディスペン
サの一部切除した斜視図である。
【図4】 スタックにおけるバッグを容器からどのように取り出すかを示す斜視
図である。
【図5】 取り出したバッグの斜視図である。
【図6】 本発明ディスペンサの第2の実施例の前方からの斜視図である。
【図7】 第2の実施例のディスペンサに収納されるバッグのスタックの斜視図
である。
【図8】 バッグのスタックを容器内にどのように保持するかを示す第2の実施
例のディスペンサの一部切除した斜視図である。
【図9】 本発明ディスペンサの第3の実施例の斜視図である。
【図10】 図9のディスペンサに収納するバッグのスタックの折り畳んでいな
い状態の平面図である。
【図11】 図10のバッグのスタックを折り畳んだ状態の平面図である。
【図12】 図10のバッグのスタックを折り畳んだ状態の側面図である。
【図13】 本発明ディスペンサの第4の実施例の分解した状態の前方からの斜
視図である。
【図14】 図13のディスペンサの開放位置での断面図である。
【図15】 ディスペンサの閉鎖位置での断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 9806484.3 (32)優先日 平成10年3月27日(1998.3.27) (33)優先権主張国 イギリス(GB) (31)優先権主張番号 9807210.1 (32)優先日 平成10年4月4日(1998.4.4) (33)優先権主張国 イギリス(GB) (31)優先権主張番号 9825334.7 (32)優先日 平成10年11月20日(1998.11.20) (33)優先権主張国 イギリス(GB) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 アレクサンダー ジョン ウィリアムス イギリス国 ビーエル0 0キューピー ベリー アーウェル ヴェール ニルヌ ストリート 6 Fターム(参考) 3E014 MA04 3E062 AA01 AB12 AC02 BB03 BB09 【要約の続き】 ほぼ閉じたボックス形状、トレイ形状又はバッグ形状と することができる。

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予形成バッグ(10,65)、及びアタッチメント手段(20,
    37,72)のスタック(9,64)を収納する容器であって、アクセス開孔(
    8,53)を有する容器(1,46)を具え、スタックの各バッグは、互いに対
    向して重なり合う前壁(15,67)及び後壁(16,68)と、閉鎖した底端
    部(17,69)と、この底端部とは反対側の出し入れ口端部(18,70)と
    よりなる平坦な本体(14,66)を有し、バッグの出し入れ口端部の位置で脆
    弱ライン(22,73)を介して前記アタッチメント手段に分離可能に結合する
    ことによってバッグをスタックに互いに保持した予形成バッグディスペンサにお
    いて、前記スタックにバッグ(10,65)の底端部(17,69)と出し入れ
    口端部(18,70)との中間の横方向曲げ部(11,78)を設け、底端部(
    17,69)を含むスタックの第1部分(12,76)が、出し入れ口端部(1
    8,70)を含むスタックの第2部分(13,77)からバッグの後壁(16,
    68)の外面に指向する方向に転向するよう配置し、前記スタックの第2部分(
    13,77)におけるバッグの前壁(15,67)に張力を与えかつこの前壁を
    前記アタッチメント手段(20,37,72)に対して手で引っ張ることによっ
    てアクセス開孔に最も近接するバッグを抜き取るよう前壁(15,67)を前記
    アクセス開孔(8,53)に向かって存在させ、また前記バッグを前記アタッチ
    メント手段に分離可能に結合することにより、バッグを引っ張ることによる前記
    アタッチメント手段からの分離はバッグの出し入れ口(24,75)を開く作用
    を伴うようにしたことを特徴とする予形成バッグディスペンサ。
  2. 【請求項2】 前記スタック(9,64)を前記横方向曲げ部(11,78)の
    あたりで折り畳み、容器(1,46)内でスタックの第2部分(13,77)を
    第1部分(12,76)上に重ね合わせにした請求項1記載の予形成バッグディ
    スペンサ。
  3. 【請求項3】 前記スタック(9,64)のバッグ(10,65)の出し入れ口
    端部(18,70)の位置にハンドル(19,71)を形成した請求項1又は2
    記載の予形成バッグディスペンサ。
  4. 【請求項4】 バッグ(10,68)の出し入れ口端部(18,70)をハンド
    ル(19,71)の位置で前記アタッチメント手段(20,37,72)に分離
    可能に結合した請求項3記載の予形成バッグディスペンサ。
  5. 【請求項5】 前記バッグ(10,65)の出し入れ口端部(18,70)をバ
    ッグの出し入れ口(24,75)の位置で前記アタッチメント手段(20,37
    ,72)に分離可能に結合した請求項4記載の予形成バッグディスペンサ。
  6. 【請求項6】 前記アタッチメント手段(20,37,72)をスタックのバッ
    グ(10,65)の材料でスタック(9,64)に一体に形成した請求項1乃至
    5のうちのいずれか一項に記載の予形成バッグディスペンサ。
  7. 【請求項7】 前記アタッチメント手段(20,37,72)を、バッグの出し
    入れ口端部(18,70)に分離可能に結合したバッグ(10,65)の材料の
    バーブロックにより構成した請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載の予形
    成バッグディスペンサ。
  8. 【請求項8】 前記バーブロック(20,37,72)を前記ハンドル(19,
    71)間に延在させて前記ハンドル(19,71)に分離可能に結合した請求項
    3に従属する請求項7記載の予形成バッグディスペンサ。
  9. 【請求項9】 前記バーブロック(37)を前記ハンドル(19)間に延在させ
    、かつハンドル及びバッグの出し入れ口(24)に分離可能に結合した請求項3
    に従属する請求項7記載の予形成バッグディスペンサ。
  10. 【請求項10】 前記バーブロック(37)をT字状のバーブロックとし、この
    T字のクロス部分(38)をハンドル間に延在させ、ハンドル(19)の中間の
    バッグの出し入れ口(24)に結合した請求項9記載の予形成バッグディスペン
    サ。
  11. 【請求項11】 前記アタッチメント手段を前記バッグの出し入れ口端部(18
    )における突出部により形成した請求項6記載の予形成バッグディスペンサ。
  12. 【請求項12】 前記アタッチメント手段を前記バッグの出し入れ口端部(18
    )におけるバーブロック及び突出部の組み合わせによって構成した請求項6記載
    の予形成バッグディスペンサ。
  13. 【請求項13】 前記折り畳んだスタック(9)の各バッグ(10)の底端部(
    17)を、前記T字状のバーブロック(37)のステム部分(40)に対して位
    置決めしたタブ(34)に分離可能に結合した請求項2に従属する請求項10に
    記載の予形成バッグディスペンサ。
  14. 【請求項14】 前記タブ(34)を前記T字状のバーブロック(37)のステ
    ム部分(40)に結合した請求項10に記載の予形成バッグディスペンサ。
  15. 【請求項15】 前記タブ(34)をタブの孔(36)に挿通するピン(45)
    によって前記ステム部分(40)に結合した請求項14に記載の予形成バッグデ
    ィスペンサ。
  16. 【請求項16】 前記タブ(34)を脆弱ライン(35)によって底端部(17
    )に分離可能に結合した請求項13乃至15のうちのいずれか一項に記載の予形
    成バッグディスペンサ。
  17. 【請求項17】 前記アクセス開孔(8,53)を、前記スタックの前記第2部
    分(13,77)におけるスタック(9,64)のアクセス開孔に最も近接する
    バッグ(10,68)がバッグの前記出し入れ口(24,75)に隣接する部分
    から前記曲げ部(11,78)にわたる部分が露出するよう位置決めしかつ寸法
    決めした請求項1乃至16のうちのいずれか一項に記載の予形成バッグディスペ
    ンサ。
  18. 【請求項18】 前記アクセス開孔(8)を前記スタック(9)の曲げ部(11
    )の付近に設けた請求項17に記載の予形成バッグディスペンサ。
  19. 【請求項19】 前記アクセス開孔(8,53)を前記曲げ部(11,78)の
    位置で又は曲げ部に向かって拡開させた請求項17記載の予形成バッグディスペ
    ンサ。
  20. 【請求項20】 前記アクセス開孔(8,53)を、アクセス開孔に最も近接す
    るスタック(9,64)のバッグ(10,65)に容器内にアクセスするのを、
    大人の片手の伸ばした3本の指及び親指に制限するよう位置及び寸法を決めた請
    求項1乃至19のうちのいずれか一項に記載の予形成バッグディスペンサ。
  21. 【請求項21】 前記アクセス開孔(8,53)の端縁を、スタックのバッグの
    ハンドル(19,71)間に容器(1,46)内に手を差し込むことがないよう
    位置決めした請求項3乃至5のうちのいずれか一項又は請求項8乃至10のうち
    のいずれか一項又は請求項13乃至16のうちのいずれか一項に記載予形成バッ
    グディスペンサ。
  22. 【請求項22】 前記アクセス開孔(8,53)に、スタックのバッグのハンド
    ル(19,71)間に容器(1,46)内に手を差し込むのを阻止する端縁を設
    けた請求項3乃至5のうちのいずれか一項又は請求項8乃至10のうちのいずれ
    か一項又は請求項13乃至16のうちのいずれか一項に記載の予形成バッグディ
    スペンサ。
  23. 【請求項23】 前記容器(1,46)をほぼボックス形状又はトレイ状形状に
    し、前面部分(2,51)にアクセス開孔(8,53)を設けた請求項1乃至2
    2のうちのいずれか一項に記載の予形成バッグディスペンサ。
  24. 【請求項24】 前記容器(1,46)をボックス形状にし、前記アクセス開孔
    (8,33)以外はほぼ閉鎖した形状にした請求項23に記載の予形成バッグデ
    ィスペンサ。
  25. 【請求項25】 前記容器(1)を単独の一体シート材料により形成し、このシ
    ート材料から切り出しまた折り曲げラインを画定し、最終形状に折り畳んで容器
    に仕上げたものとした請求項1乃至24のうちのいずれか一項に記載の予形成バ
    ッグディスペンサ。
  26. 【請求項26】 容器に互いに対向する端壁(4,5;47,48)と、側壁(
    6,7;49,50)と、互いに対向する前壁及び後壁であって一方の前壁(2
    ,51)にアクセス開孔(8,53)を設けた前壁(2,51)及び後壁(3,
    53)と設け、前記アタッチメント手段(20,37,72)を前記互いに対向
    する端壁(4,5;47,48)のうちの一方の位置で又はこの位置の近傍で容
    器内に保持した請求項24又は25記載の予形成バッグディスペンサ。
  27. 【請求項27】 前記アタッチメント手段(20,37,72)を前記容器(1
    ,46)内に容器に掛合しかつ係止する保持手段(25)によって保持した請求
    項1乃至26のうちのいずれか一項に記載の予形成バッグディスペンサ。
  28. 【請求項28】 前記容器(1)にヘッダ部分(25)を設け、このヘッダ部分
    (25)を折って少なくともバーブロック(20)の一部の周りに巻き付け、バ
    ーブロックを容器に保持するよう折り畳み状態に保持した請求項7又は18に従
    属する請求項27記載の予形成バッグディスペンサ。
  29. 【請求項29】 前記保持手段を前記容器(46)に固定した係止素子(60)
    により構成し、バッグ(65)のスタック(64)のアタッチメント手段に又は
    アタッチメント手段に隣接して孔(74)を設け、この孔(74)に係止素子を
    掛合させた請求項27記載の予形成バッグディスペンサ。
  30. 【請求項30】 前記バッグ(65)のスタック(64)を前記容器(46)の
    内部に配置した支持体(58)上に折り畳んだ請求項1乃至29のうちのいずれ
    か一項に記載の予形成バッグディスペンサ。
  31. 【請求項31】 前記支持体(58)をプレート又はプレート状の形式の支持体
    とし、この支持体に開口(59)を設け、前記容器内で前記スタック(64)を
    前記支持体の一方の端部部分で支持体に保持し、この一方の端部部分から支持体
    の一方の表面に沿って前記開口まで延在させ、次にこの開口を通過させ、前記支
    持体の反対側の表面に沿って折り返し、前記開口の位置に前記スタックの曲げ部
    (78)がくるようにした請求項30記載の予形成バッグディスペンサ。
  32. 【請求項32】 前記支持体(58)を前記容器(46)に対して摺動して出し
    入れ可能にし、前記スタック(64)を前記容器の外部の支持体上に装填し、前
    記支持体の一方の端部部分から前記開口(59)まで支持体の表面に沿って延在
    させ、前記開口を通過させ、前記支持体を前記容器内に挿入するとき前記スタッ
    クが前記支持体の反対側の表面に折り返されるようにした請求項31記載の予形
    成バッグディスペンサ。
  33. 【請求項33】 前記容器(46)にキャッチ(63)を設け、前記スタック(
    64)を容器内に完全に挿入するとき前記キャッチ(63)が前記支持体(58
    )のノッチ(62)にスナップ掛合して容器に支持体を保持するようにした請求
    項32記載の予形成バッグディスペンサ。
  34. 【請求項34】 前記容器を前面部分にアクセス開孔を設けたバッグとした請求
    項1乃至22又は27乃至29のうちのいずれか一項に記載の予形成バッグディ
    スペンサ。
  35. 【請求項35】 請求項1乃至34のうちのいずれか一項に記載の予形成バッグ
    ディスペンサに使用されることを特徴とする予形成バッグのスタック。
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