JP2002508109A - 電気−機械的ラッチ継電器 - Google Patents

電気−機械的ラッチ継電器

Info

Publication number
JP2002508109A
JP2002508109A JP50676799A JP50676799A JP2002508109A JP 2002508109 A JP2002508109 A JP 2002508109A JP 50676799 A JP50676799 A JP 50676799A JP 50676799 A JP50676799 A JP 50676799A JP 2002508109 A JP2002508109 A JP 2002508109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mechanical latch
latch relay
clamp
casing
mechanical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP50676799A
Other languages
English (en)
Inventor
グラント モーストン,イーアン
チ−シン ウー,アントニオ
Original Assignee
グローリー ウィン インターナショナル グループ リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by グローリー ウィン インターナショナル グループ リミテッド filed Critical グローリー ウィン インターナショナル グループ リミテッド
Publication of JP2002508109A publication Critical patent/JP2002508109A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H51/00Electromagnetic relays
    • H01H51/02Non-polarised relays
    • H01H51/04Non-polarised relays with single armature; with single set of ganged armatures
    • H01H51/06Armature is movable between two limit positions of rest and is moved in one direction due to energisation of an electromagnet and after the electromagnet is de-energised is returned by energy stored during the movement in the first direction, e.g. by using a spring, by using a permanent magnet, by gravity
    • H01H51/08Contacts alternately opened and closed by successive cycles of energisation and de-energisation of the electromagnet, e.g. by use of a ratchet
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H51/00Electromagnetic relays
    • H01H51/02Non-polarised relays
    • H01H51/04Non-polarised relays with single armature; with single set of ganged armatures
    • H01H51/06Armature is movable between two limit positions of rest and is moved in one direction due to energisation of an electromagnet and after the electromagnet is de-energised is returned by energy stored during the movement in the first direction, e.g. by using a spring, by using a permanent magnet, by gravity
    • H01H51/08Contacts alternately opened and closed by successive cycles of energisation and de-energisation of the electromagnet, e.g. by use of a ratchet
    • H01H51/082Contacts alternately opened and closed by successive cycles of energisation and de-energisation of the electromagnet, e.g. by use of a ratchet using rotating ratchet mechanism
    • H01H51/084Contacts alternately opened and closed by successive cycles of energisation and de-energisation of the electromagnet, e.g. by use of a ratchet using rotating ratchet mechanism with axial ratchet elements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H51/00Electromagnetic relays
    • H01H51/02Non-polarised relays
    • H01H51/04Non-polarised relays with single armature; with single set of ganged armatures
    • H01H51/06Armature is movable between two limit positions of rest and is moved in one direction due to energisation of an electromagnet and after the electromagnet is de-energised is returned by energy stored during the movement in the first direction, e.g. by using a spring, by using a permanent magnet, by gravity
    • H01H51/08Contacts alternately opened and closed by successive cycles of energisation and de-energisation of the electromagnet, e.g. by use of a ratchet
    • H01H51/082Contacts alternately opened and closed by successive cycles of energisation and de-energisation of the electromagnet, e.g. by use of a ratchet using rotating ratchet mechanism

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Relay Circuits (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 電流パルスによって作動される機械的ラッチ継電器。この機械的ラッチ継電器は、電磁気発生ユニットと、接続手段と、機械的ロック手段から成り、該継電器を始動させた電流パルスが除去されたときもその現行の作動状態を維持することができ、次の電流パルスを受け取ると、その作動状態を変更し、その電流パルスが除去されてもその作動状態を維持することができる。従って、この継電器は、長い時間電流を供給される必要なしに、電流オン・オフの安定した作動状態を提供することができ、電流オン・オフのための有効な制御を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】 電気−機械的ラッチ継電器発明の分野 本発明は、ラッチ電流パルスによって始動される機械的ラッチ継電器に関し、 特に、電流パルスによって与えられた動作状態を保持するための機械的ロック手 段に関する。発明の背景 現行の商業用継電器の大抵のものは、動作電流を付与されると、出力状態を変 更する、例えばオンからオフへ又はオフからオンへ切り換えることができ、付与 された電流がなくなると、元の状態に戻る。変更された状態を維持するためには 、電流を常時供給しなければならない。この欠点を克服するために単一のパルス だけで変更状態を維持することができる改良継電器が市販されている。本発明に 最も関連性が高いラッチ継電器は、米国コール・ハーシー・カンパニー社によっ て製造されているラッチ継電器である。発明の概要 本発明は、ラッチ電流パルスによって作動されるラッチ継電器において、ラッ チ電流パルスが除去されたとき動作電流によってラッチ継電器の現行動作状態を 維持させ、別のラッチ電流パルスが供給されたときラッチ継電器の動作状態を変 更し、当該ラッチ電流が除去されたときもその新しい動作状態を維持する機械的 ロック手段を有することを特徴とする、少くとも機械的ラッチ継電器を提供する 。 本発明は、更に、ラッチ電流パルスによって作動されるラッチ継電器において 、オン・オフ電流の効率的な制御のために安定した動作状態のオン・オフ電流を 供給することを特徴とする、少くとも機械的ラッチ継電器を提供する。 本発明は、更に、非常に短いラッチ電流パルスによって始動される、少くとも 機械的ラッチ継電器を提供する。 本発明は、更に、操作し易く、時間及びエネルギー効率が良好であり、構造が 簡単で、製造コストが安く、大電流を流すことができる、少くとも機械的ラッチ 継電器を提供する。 上記目的を達成するために、本発明は、機械的ラッチ継電器において、ラッチ 電流パルスを受け取るための2つの接続穴を一側壁に有し、外部回路に接続する ための金属プレートを底壁に有し、底壁の中心部から突出した、溝を含むロック キャビティを有し、上端にカバーを有するケーシングと、電磁気発生ユニットと 、該ケーシング内に収容された接続手段及びロック手段とから成り、前記電磁気 発生ユニットは、中心孔と該中心孔内に配置された回転子ばね又はコイルばねを 備えた電磁界発生コイル組立体を含み、前記接続手段は、一方の面にボルトを有 し、他方の面に前記回転子ばね内に挿入された柱状回転子を有する接続プレート を含み、前記ロック手段は、前記ロックキャビティ内に配置された小ばねと、該 小ばね上に配置されたロック部材と、クランプ耳片を備えたクランプ部材を含み 、前記ロック部材は、前記クランプ耳片に係合するための歯を一端に有し、前記 キャビティの側部溝に係合するための歯車を周壁に有する円筒体であることを特 徴とする機械的ラッチ継電器を提供する。 本発明の利点は、オン・オフ電流のための安定した動作状態を提供することが でき、オン・オフ電流のための効率的な制御を可能にすることである。更に、外 部回路に接続するための金属プレートが特殊な材料で形成されているので、出力 電流の範囲が大幅に拡張され、例えば0〜250Aの範囲とすることができるこ とである。 図面の簡単な説明 本発明の上記及びその他の目的並びに特徴、及びそれらを達成する態様は、以 下に添付図を参照して述べる本発明の実施形態の説明から一層明かになろう。 図1は、従来技術のラッチ継電器の透視図である。 図2は、従来技術のラッチ継電器の断面図である。 図3は、本発明の機械的ラッチ継電器のケーシングの概略透視図である。 図4は、本発明の機械的ラッチ継電器の電磁気発生ユニットと、接続手段と、 機械的ロック手段と、ケーシングの分解図である。 図5Aは、本発明の機械的ラッチ継電器のU字形プレートの拡大透視図である 。 図5Bは、図5Aに示された本発明の機械的ラッチ継電器のU字形プレートの 線5B−5Bに沿ってみた拡大透視図である。 図6Aは、本発明の機械的ラッチ継電器の接続プレートの上からみた平面図で ある。 図6Bは、本発明の機械的ラッチ継電器の接続プレートの側面図である。 図7Aは、本発明の機械的ラッチ継電器のクランプ部材の拡大透視図である。 図7Bは、図7Aに示された本発明の機械的ラッチ継電器のクランプ部材の下 からみた平面図である。 図8Aは、本発明の機械的ラッチ継電器のロック部材の拡大透視図である。 図8Bは、図8Aに示された本発明の機械的ラッチ継電器のロック部材の下か らみた平面図である。 図9Aは、図3の線9A−9Aに沿ってみた本発明の機械的ラッチ継電器のロ ックキャビティの断面図である。 図9Bは、図9Aに示された本発明の機械的ラッチ継電器のロックキャビティ の上からみた平面図である。 図10Aは、図3に示された本発明の機械的ラッチ継電器の線10A−10A に沿ってみた断面図であり、出力電流オフの状態にあるところを示す。 図10Bは、図10Aに示された本発明の機械的ラッチ継電器の線10B−1 0Bに沿ってみた断面図であり、出力電流オフの状態にあるところを示す。 図11は、図3に示された本発明の機械的ラッチ継電器の線11−11に沿っ てみた断面図であり、電流オフの状態にあり、ラッチ電流パルスが供給されて継 電器を切り換えるところを示す。 図12Aは、図3に示された本発明の機械的ラッチ継電器の線12A−12A に沿ってみた断面図であり、出力電流オンの状態にあるところを示す。 図12Bは、図12Aに示された本発明の機械的ラッチ継電器の線12B−1 2Bに沿ってみた断面図であり、出力電流オンの状態にあるところを示す。発明の詳細な説明 図1及び2は、コール・ハーシー・カンパニー社製の従来技術のラッチ継電器 を示す。このラッチ継電器は、外寸が80mm×85mm×62mmであり、サ イズが大きく、構造が複雑であり、3つのばねを必要とするので作動が不安定で ある。 図3を参照して説明すると、本発明の機械的ラッチ継電器は、電磁界を発生す る電磁気発生ユニットと、後述するように電流のオン・オフ状態を維持するため の接続手段及びロック手段を収容するためのケーシング60含む。ケーシング6 0の底壁には、外部回路に接続するための2つの突出した金属プレート61が設 けられている。金属プレート61は、純粋の銅に錫を被覆した金属材で形成する ことができる。各金属プレート61の他端(内端)は、ケーシング60の底壁に 銀合金製のリベットによって埋め込まれており、リベットのヘッド(頭部)62 がケーシング60の底壁から内方に突出している。更に、ケーシング60の底壁 の内側面には、外部回路に接続するための2本のリベットのヘッドの他に、接続 プレートに接触するための第3接点を構成する接点69が設けられている。この 第3接点は、外部回路への電流のオン・オフ状態をモニターするように検出回路 にも接続することができる。 ケーシング60の底壁の中心部に外方に突出したロックキャビティ(以下、単 に「キャビティ」とも称する)70が設けられている。キャビティ70は、その 内壁面にロック手段のロック部材に係合するための溝を備えている。ラッチ電流 パルスをコイル組立体に伝送するために用いられる2つのコイル接続穴68がケ ーシング60の一側壁に設置されている。ケーシング60の底壁とは反対側の他 端には、カバー65が設けられている。ケーシング60とカバー65は、いずれ も、高品質のポリエチレンでダイカスト(鋳造)によって形成され、超音波法に よってはんだで密封接合される。 図4は、本発明の機械的ラッチ継電器の内部部品を示す概略図である。本発明 の機械的ラッチ継電器(以下、単に「継電器」とも称する)は、ポリスルホンか ら鋳造によって形成されたリール11と、その周りに巻装された、ポリウレタン で絶縁被覆された銅線13とで構成されたコイル組立体100から成る。銅線1 3の両端は、ケーシングの一側の接続穴68から突出し、ラッチ電流パルスの供 給源に接続する。リール11の中心部に回転子ばね又はコイルばね90を装着す る車軸孔又は中心孔12が設けられている。 図4、5A及び5Bを参照して説明すると、U字形の鉄プレート80が、コイ ル組立体100上端に圧接されており、他端には、磁界遮蔽部材10が設けられ ている。磁界遮蔽部材10は、U字形鉄プレート80と協同してコイル組立体1 00を囲包し、ラッチ電流パルスが磁力を高める働きをする銅線13に通された とき閉磁気回路が創生されるようになされている。U字形鉄プレート80の中心 には、コイルばね90に嵌合係合するように直径及び位置を定められた内方突出 柱体81が取り付けられている。柱体81の一端には、図5Bに示されるように 内方にへこんだ、即ち凹状の円錐形溝82が形成されている。コイルばね90は 、ニッケルで被覆された良質スチールで形成される。 接続手段は、磁界増強部片21と、磁界増強部片21に固定された接続プレー ト20を含む。磁界増強部片21及び接続プレート20の中心に柱体が取り付け られている。この柱体の一端は、柱状回転子22であり、他端は、回転子22よ り細いボルト25である。柱状回転子22の一端は、U字形鉄プレート80の取 り付けられた柱体81の凹状円錐形溝82に合致し嵌合する突出した、即ち凸状 の円錐体27として賦形されている。取付作業において、柱状回転子22を磁界 遮蔽部材10の穴14を通して、コイル組立体100の車軸孔12内に配置され ているコイルばね90内へ挿入し、柱体81の凹状円錐形溝82を柱状回転子2 2の端部の凸状円錐体27に合致嵌合させる。かくして、U字形鉄プレート80 と、コイル組立体100と、磁界遮蔽部材10から成る電磁気発生ユニットがラ ッチ電流パルスを受け取って磁界及び磁力を発生すると、U宇形鉄プレート80 と磁界増強部片21とが、磁力下でのコイル組立体100のコイルばね90の弾 性力に抗して互いに圧接され、柱体81の凹状円錐形溝82が柱状回転子22の 端部の凸状円錐体27に合致嵌合する。ラッチ電流パルスが解除されると、それ と同時に磁力が衰微し、U字形鉄プレート80と磁界増強部片21とは、コイル ばね90の弾性力によって互いに反対方向に引離され、それによって、柱体81 の凹状円錐形溝82が柱状回転子22の端部の凸状円錐体27から分離される。 次に、図6A及び6Bを参照して説明すると、接続プレート20の一端の、ボ ルト25の突出している側と同じ側の面に金属平板28を受容するための浅いス ロット26が形成されている。金属平板28は、より大きい電流出力をスイッチ オンすることを可能にするように、高導電性、高伝熱性、高い耐アーク性、高い 機械的安定性、高硬度、及び、軽量等の特徴を有する。金属平板28が外部回路 板を固定するためのケーシング60の内端側のリベットヘッド62に接触すると 、外部回路がスイッチオンされる。図6A及び6Bに示されているように、接続 プレート20は、その重量及び容積を小さくするように三角形とすることができ る。 本発明の機械的ラッチ継電器は、ロック手段を備えている。このロック手段は 、ケーシング60のロックキャビティ70内に配置された小ばね50とクランプ 部材30とから成る。クランプ部材30は、その一端の中心にボルト25を受容 するための内孔31を有し、その外周に円周方向に120°の等間隔に配置され た3つのクランプ耳片32を有する。クランプ耳片32は、それらの下縁に傾斜 した斜面35を有する。クランプ部材30の、内孔31のある側とは反対側の他 端の中心には、図8A及び8Bに示されるように、ロック部材40の穴内に挿入 するための小さい柱状ヘッド33が設けられている。ロック部材40は、その一 端にクランプ耳片32の斜面に合致する形状及び寸法の歯41を有し、他端に一 端より小径のビード43を有し、外周に歯車42を有する。歯車42は、図9A 及び9Bに示されるように、ケーシング60のキャビティ70の内壁に形成され た側壁溝72に合致する形状及び寸法を有する。ロック部材40及びクランプ部 材30は、良好な熱安定性を有するポリ酢酸ビニルから鋳造によって形成され、 キャビティ70と係合する表面は、その有効寿命を長くする銅−ニッケル合金で 形成されている。 図9A及び9Bに示されるように、ケーシング60のロックキャビティ70の 内周壁には、それぞれ端面73を有するリブ75と、それらのリブの間に画定さ れる側壁溝71及び72が形成されている。側壁溝71と72とは、図示の実施 例では図9Bにみられるように交互に3つづつ配置されている。側壁溝71は、 深さが浅い半溝であり、側壁溝72は、深さの深い全溝である。クランプ耳片3 2が半溝71にクランプされたときは、接続プレート20上の金属平板28は、 ケーシング60内のリベットヘッド62に接触せず、外部回路はスイッチオフさ れる。クランプ耳片32が全溝72にクランプされると、接続プレート20上の 金属平板28は、ケーシング60内のリベットヘッド62に接触し、外部回路は スイッチオンされる。 以下に、添付図を参照して本発明の機械的継電器の作動原理を説明する。 まず、図10A、10Bを参照すると、接続プレート20上の金属平板28は 、ケーシング60内のリベットヘッド62に接触しておらず、従って、外部回路 は「スイッチオフ」又は「ターンオフ」の状態にある。この時点では、クランプ 部材30のクランプ耳片32はキャビティ70の半溝71に係合しており、磁界 遮蔽部材10とU字形鉄プレート80との間に位置するコイルばね90は、半押 状態にある。ばね90の弾性力が柱状回転子22及びボルト25を介してクラン プ部材30に伝えられる。小ばね50も、クランプ耳片32を半溝71にしっか りクランプして回り止めすることができるようにロック部材40を介してクラン プ部材30に力を及ぼす。 図11を参照して説明すると、ここでラッチ電流パルスがコイル接続穴68を 通してコイル組立体100に伝送されると、コイルの両端に互いに極性の異なる 磁界が発生する。磁気吸着力によりU字形鉄プレート80及び磁界増強部片21 がコイルばね90の弾性力に抗してコイル組立体100に圧接され、U字形鉄プ レート80から突出した柱体81の凹状円錐形溝82が、柱状回転子22の端部 の凸状円錐体にぴったり嵌合する。この時点で、小ばね50がその弾性力によっ てクランプ部材30のクランプ耳片32をキャビティ70の半溝71からロック 部材40を通して押し出す。クランプ耳片32の斜面35とロック部材40の歯 41との間の相対移動と、コイルばね90の作用により、クランプ部材30が僅 かに回転して、クランプ耳片32の斜面35の頂点を1つのリブ75の端面73 に当接させ端面73に沿って摺動させながらクランプ耳片32を全溝72に整合 する位置にまで10Bに矢印で示される方向に回転させることができる。 最後に、図12A及び12Bを参照して説明すると、ラッチ電流パルスが除去 されると、磁界変化により反発力が発生し、その反発力とコイルばね90の弾性 力とが協同して接続プレート20をケーシング60の底部にまで押し下げる。ク ランプ部材30のクランプ耳片32は、既にキャビティ70の全溝72に整合し ているので、クランプ部材30は、キャビティ70の底部に向かって抵抗を受け ることなく下降することができ、それによって、接続プレート20をリベットヘ ッド62に接触させることができ、外部回路がスイッチオンされる。 次のラッチ電流パルスが送られると、磁力によりU字形鉄プレート80及び磁 界増強部片21が再びコイル組立体100に圧接され、接続プレート20がリベ ットヘッド62から引離され、外部回路がオフにされる。この時点で、クランプ 部材30のクランプ耳片32が小ばね50の弾性力によってキャビティ70の全 溝72から押し出される。やはり、クランプ耳片32の斜面35とロック部材4 0の歯41との間の相対移動と、コイルばね90の作用により、クランプ部材3 0が僅かに回転して、クランプ耳片32の斜面35の頂点を他の1つのリブ75 の端面73に当接させ端面73に沿って摺動させながらクランプ耳片32を半溝 71に整合する位置にまで10Bに矢印で示される方向に回転させる。この時点 で、外部回路は、次のパルスが送られるまで「オフ」状態を維持する。 以上要約すれば、ラッチ電流パルスが本発明の継電器に入力されると、外部回 路の状態が変化する。そうすると、たとえそのラッチ電流パルスが除去されても 、外部回路の状態はそのままに保持される。外部回路の状態を変えるには再度ラ ッチ電流パルスを入力する必要がある。かくして、電流オン・オフの安定した動 作が確保され、電流オン・オフのための有効な制御が可能にされる。 以上、本発明を実施形態に関連して説明したが、本発明は、ここに例示した実 施形態の構造及び形状に限定されるものではなく、いろいろな実施形態が可能で あり、いろいろな変更及び改変を加えることができることを理解されたい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,HU,ID,IL,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 ウー,アントニオ チ−シン 中華人民共和国 香港,ニュー テリトリ ーズ,マー オン シャン,サンシャイン シティー,サーティーフィフス フロア ー,エル2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ラッチ電流パルスによって作動される機械的ラッチ継電器において、 底壁と、複数の側壁と、ほぼ閉鎖された内部空間を形成するカバー(65)を 含み、電流源に接続することができるケーシング(60)と、 各々、外部回路に接続するために前記ケーシングの底壁から突出しており、か つ、該ケーシングの内部空間内へ突出した接点部材(62)を含む少くとも2つ の金属プレート(61)と、 前記ケーシングの内部空間に開口したキャビティ(70)を形成し、該キャビ ティの内周壁面に複数の溝を有する円筒状ハウジングと、 前記キャビティと同軸関係をなす中心孔(12)を有するコイル(100)を 含み、前記ケーシングの内部空間内に配置された、電磁界を発生するための電磁 気発生ユニットと、 前記接点部材(62)に接触する位置と、該接点部材(62)から離れる位置 との間で軸方向に移動自在の接続手段と、 ロック部材(40)と、複数のクランプ耳片(32)を備えたクランプ部材( 30)とを含む、前記ケーシング内に配設されたロック手段とから成り、 該ロック部材(40)は、前記クランプ耳片(32)に係合するための歯(4 1)を一端に有し、前記キャビティ(70)の側壁溝(71,72)に係合した 歯車を周壁に有する円筒体であり、 前記クランプ耳片(32)は、前記ロック部材(40)の軸方向の往復動によ り前記クランプ部材(30)を、前記接続手段(20)を前記接点部材(62) に接触させる位置と接触させない位置との間で割り出し回転させるように、前記 歯(41)及び前記キャビティ(70)の側壁溝(71,72)に係合しており 、 前記クランプ部材(30)を前記キャビティ(70)の側壁溝(71,72) に圧接させるためのコイルばね(90)が設けられており、 前記円筒状ハウジングは、前記ケーシング(60)の底壁の中心部から突出し ており、 前記接続手段は、前記電磁気発生ユニットと前記ハウジングの間に介設された 接続プレート(20)を有し、該接続プレート(20)の一方の面にボルト(2 5)が設けられ、該接続プレートの他方の面には前記コイル(100)の中心孔 (12)内に位置づけされる柱状軸(22)が設けられており、 前記コイルばね(90)は、前記コイル(100)の中心孔(12)内に前記 柱状軸(22)を囲繞して位置づけされており、該コイルばね(90)より弱い 第2ばね(50)が前記ロック部材(40)を前記クランプ部材(30)に圧接 させるように前記キャビティ(70)内に配置されており、 前記接続手段は、その接続プレート(20)を前記接点部材(62)に接触さ せる位置に向けて前記コイルばね(90)によって押圧されており、前記電磁気 発生ユニットが作動されたときは磁気吸着力によって該位置から離れる方向に移 動されることを特徴とする機械的ラッチ継電器。 2.前記キャビティ(70)は、その内周面にリブ(75)と、半溝(71 )と全溝(72)を有することを特徴とする請求の範囲1項に記載の機械的ラッ チ継電器。 3.前記各リブ(75)は、傾斜した端面(73)を有していることを特徴 とする請求の範囲第2項に記載の機械的ラッチ継電器。 4.前記各クランプ耳片(32)は、その下縁に、前記各リブ(75)の傾 斜した端面(73)に係合する斜面(35)を有することを特徴とする請求の範 囲第3項に記載の機械的ラッチ継電器。 5.前記電磁気発生ユニットは、更に、U字形鉄プレート(80)と、前記 コイル(100)の一端に取り付けられた磁界遮蔽部材(10)を含むことを特 徴とする請求の範囲第1項に記載の機械的ラッチ継電器。 6.前記接続手段は、更に、前記接続プレート(20)に固定された磁界増 強部片(21)を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の機械的ラッチ 継電器。 7.前記U字形鉄プレート(80)は、その中心に内方突出柱体(82)を 有し、該柱体は、前記コイルばね(90)内に挿入することができる直径を有し 位置づけされていることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の機械的ラッチ継 電器。 8.前記柱状軸(22)の一端は、凸状円錐体(27)を有し、前記U字形 鉄プレート(80)は、その中心に、該柱状軸(22)の円錐形に合致するよう に配置された凹状円錐形溝(81)を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に 記載の機械的ラッチ継電器。 9.前記接続プレート(20)は、前記ボルト(25)のある側と同じ側の 面に浅いスロット(26)を有し、該スロット内に金属平板(28)が配置され ていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の機械的ラッチ継電器。 10.前記接続プレート(20)は、三角形であることを特徴とする請求の範 囲第1項に記載の機械的ラッチ継電器。 11.前記金属平板(28)は、銀−銅合金で形成されていることを特徴とす る請求の範囲第9項に記載の機械的ラッチ継電器。 12.前記金属平板(28)は、銀92.5%、銅7.5%の合金で形成され ていることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の機械的ラッチ継電器。 13.前記クランプ耳片(32)は、3つ設けられており、該3つのクランプ 耳片(32)が前記クランプ部材(30)の周りに120°の等間隔で配置され ていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の機械的ラッチ継電器。 14.前記ロック手段(40)とクランプ部材(30)は、良好な熱安定性を 有するポリ酢酸ビニルで鋳造によって形成されたものであり、該ロック手段(4 0)及びクランプ部材(30)の、前記キャビティ(70)と係合する表面は、 銅−ニッケル合金で形成されたものであることを特徴とする請求の範囲第1項に 記載の機械的ラッチ継電器。 15.前記クランブ部材(30)は、その一端に前記ボルト(25)と合致す る内孔(31)を有し、他端に小さい柱状ヘッド(33)を有することを特徴と する請求の範囲第1項に記載の機械的ラッチ継電器。 16.前記ロック部材(40)は、中空であり、前記クランプ部材(30)の 前記柱状ヘッド(33)を受容することを特徴とする請求の範囲第15項に記載 の機械的ラッチ継電器。 17.前記ロック部材(40)は、その一端に前記第2ばね(50)に固定さ れる小径のビードを有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の機械的ラ ッチ継電器。 18.前記ケーシングの底壁に前記接続プレート(20)に係合するための接 点(69)が設けられていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の機械的 ラッチ継電器。 19.前記接点(69)は、外部検出回路に接続されており、回路の出力状態 を検出することを特徴とする請求の範囲第18項に記載の機械的ラッチ継電器。
JP50676799A 1997-07-04 1998-05-29 電気−機械的ラッチ継電器 Pending JP2002508109A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN97204672.0 1997-07-04
CN97204672U CN2381014Y (zh) 1997-07-04 1997-07-04 机械锁存继电器
PCT/IB1998/000840 WO1999001881A1 (en) 1997-07-04 1998-05-29 Electro-mechanical latch relay

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002508109A true JP2002508109A (ja) 2002-03-12

Family

ID=5183175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50676799A Pending JP2002508109A (ja) 1997-07-04 1998-05-29 電気−機械的ラッチ継電器

Country Status (13)

Country Link
US (1) US6218918B1 (ja)
EP (1) EP0992051B1 (ja)
JP (1) JP2002508109A (ja)
KR (1) KR20010021498A (ja)
CN (1) CN2381014Y (ja)
AU (1) AU730459B2 (ja)
BR (1) BR9810538A (ja)
CA (1) CA2295112A1 (ja)
DE (2) DE69804797D1 (ja)
ES (1) ES2152911T1 (ja)
ID (1) ID24685A (ja)
NZ (1) NZ501871A (ja)
WO (1) WO1999001881A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2820878B1 (fr) * 2001-02-15 2004-04-02 Soderep Ecans Sa Perfectionnement a un dispositif de manoeuvre bistable en translation d'un axe mobile
US9036320B1 (en) * 2013-12-02 2015-05-19 Elbex Video Ltd. Mechanical latching relays and hybrid switches with latching relays for use in electrical automation
KR102304846B1 (ko) * 2015-12-01 2021-09-27 현대자동차주식회사 밧데리 스위치 및 이를 적용한 밧데리 릴레이 장치
CN110265268B (zh) * 2019-07-23 2021-06-18 武汉天运汽车电器有限公司 一种车用电磁开关
CN111863542B (zh) * 2020-06-23 2022-06-03 宁波北仑聚缘贸易有限公司 一种机械式自保持电磁继电器

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2892059A (en) * 1958-04-03 1959-06-23 Essex Wire Corp Operating mechanism for electric switches
US3873951A (en) * 1973-10-29 1975-03-25 William S Blake Electrical safety device
US4725801A (en) * 1986-10-24 1988-02-16 Hamilton Standard Controls, Inc. Bistable solenoid switch
DE69323182D1 (de) * 1993-06-18 1999-03-04 Philippe Pointout Stromstossschalter

Also Published As

Publication number Publication date
AU730459B2 (en) 2001-03-08
AU7347698A (en) 1999-01-25
BR9810538A (pt) 2000-09-05
DE992051T1 (de) 2001-03-01
ID24685A (id) 2000-07-27
DE69804797D1 (de) 2002-05-16
CA2295112A1 (en) 1999-01-14
NZ501871A (en) 2001-11-30
EP0992051B1 (en) 2002-04-10
KR20010021498A (ko) 2001-03-15
US6218918B1 (en) 2001-04-17
CN2381014Y (zh) 2000-05-31
WO1999001881A1 (en) 1999-01-14
EP0992051A1 (en) 2000-04-12
ES2152911T1 (es) 2001-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6907883B2 (en) Electric condom ring
AU2005203661B2 (en) Button fastening device with circuit actuating capability
JP2002508109A (ja) 電気−機械的ラッチ継電器
US5649840A (en) Power source socket for a vehicle
JP3964132B2 (ja) スイッチ装置
US6784386B2 (en) Vibration switch with axially extending deflectable electric contact
US4950856A (en) Push-button switch with momentary-on feature
CN108417432B (zh) 一种翘板装置及翘板开关
JP4132067B2 (ja) 通電スイッチ
US3245026A (en) Snap-in fluorescent lampholders with quick-connect terminals
US7303433B1 (en) Lamp socket for high wattage lamps
JP2586946B2 (ja) スイッチ付き浮出しラッチ
CN210167299U (zh) 适应大功率的开关结构、接线结构和led开关
JPH1012075A (ja) チューリップ形接触子
JP2006252936A (ja) リードスイッチ
JPH09311687A (ja) 電気式ホーン
JPH11135212A (ja) 蛍光ランプソケット
JPS6343733Y2 (ja)
JPS5922685Y2 (ja) スイツチ
TWI262524B (en) Circuit breaker structure
JPS5894718A (ja) プツシユスイツチ
JPH0755780Y2 (ja) 小型スイツチ
JPS5849550Y2 (ja) 小型電気機器
JP3010439B1 (ja) ねじアップ式端子台装置
JPH07166751A (ja) スイッチ付き浮出しラッチ