JP2002504552A - 6,9−ジ置換2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]プリン - Google Patents

6,9−ジ置換2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]プリン

Info

Publication number
JP2002504552A
JP2002504552A JP2000533430A JP2000533430A JP2002504552A JP 2002504552 A JP2002504552 A JP 2002504552A JP 2000533430 A JP2000533430 A JP 2000533430A JP 2000533430 A JP2000533430 A JP 2000533430A JP 2002504552 A JP2002504552 A JP 2002504552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
integer
amino
group
alkyl
trans
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000533430A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002504552A5 (ja
Inventor
ジェニファー・エイ・デューモント
アラン・ジェイ・ビトーンティ
デイヴィッド・アール・ボーアシェールディング
ノートン・ピー・ピート
エイチ・ランドル・マンソン
パトリック・ダブルユー・ケイ・シューム
Original Assignee
アベンティス・ファーマスーティカルズ・インコーポレイテツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アベンティス・ファーマスーティカルズ・インコーポレイテツド filed Critical アベンティス・ファーマスーティカルズ・インコーポレイテツド
Publication of JP2002504552A publication Critical patent/JP2002504552A/ja
Publication of JP2002504552A5 publication Critical patent/JP2002504552A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D473/00Heterocyclic compounds containing purine ring systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • A61P35/02Antineoplastic agents specific for leukemia
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 式(I)(式中、RはR2、R2NH2−またはR34N−R5−からなる群より選択され、R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より選択される)化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光学異性体および水和物。本発明は、細胞周期の進行を阻害する方法、サイクリン依存性キナーゼとくにcdk−2を阻害する方法、神経細胞におけるアポトーシスを防止する方法および新生物の発生を阻害する方法、式(I)の化合物の検定可能量を不活性担体と混合または他の方法で会合させてなる組成物、ならびに式(I)の化合物の有効阻害量を1種または2種以上の医薬的に許容される担体または賦形剤と混合または他の方法で会合させてなる医薬組成物を提供する。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【技術分野】 本発明は、6,9−ジ置換2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)ア ミノ]プリンならびに抗新生物剤のため、または神経損傷および変性の治療のた
めのその使用に関する。 【0002】 【背景技術】 正常細胞および新生物細胞の両者において、細胞分裂は、一定の段階で起こる
厳密に制御された現象である。活発に分裂していない静止状態の細胞は、細胞が
最終的に分化したかまたは一時的に休止状態にあるG0期にある。最初の期間は 第一ギャップ(G1)期であり、この期間中に細胞はDNA合成の準備をする。 制限点もしくはR点と呼ばれるG1期の後期に、細胞は、DNAの合成が起こる S期に入り始める。S期が完了すると、細胞は第二ギャップ(G2)期に入り、 この期間に細胞は分裂の準備をし、有糸分裂またはM期がこれに続く。 【0003】 細胞周期の調節における初期の実験では、「M期促進因子」(MPF)と呼ば
れるタンパク質でキナーゼ活性を有するヘテロダイマーが発見された。その後、
ついで同定されたタンパク質とそれらの基底遺伝子の比較により、細胞分裂制御
(cdc)遺伝子として知られる酵母遺伝子のファミリーが明らかにされた。更
なる実験により、一部のcdc遺伝子はキナーゼをコードすることが証明され、
その後、サイクリン依存性キナーゼ(cdk)と呼ばれるようになった。この再
分類の結果として、一部の細胞周期タンパク質は、たとえばcdk1がcdc2
としても知られているように、二重の名称をもっている。MPFのキナーゼ成分
は現在ではp34cdc2として同定され、MPFの調節サブユニットは現在、サイク
リンBと呼ばれている。サイクリンは、最初にタンパク質として同定され、細胞
周期の間そのレベルは変動し、有糸分裂時に特異的に分解する。今日まで、動物
ではサイクリンA〜Iおよびcdk1〜8が同定されている。命名法をさらに複 雑にしているのは、サイクリンおよびcdkのサブタイプ、たとえばサイクリン
B1およびB2が同定されたことによる。 【0004】 細胞調節に関するその後の研究で、細胞分裂の段階は一部、サイクリンおよび
サイクリン依存性キナーゼ(cdk)の修飾によって達成されることが証明され
た。サイクリンは結局cdkを調節し、タンパク質キナーゼパートナーとの結合
に関与する「サイクリンボックス」と命名された 100 アミノ酸ホモロジー領域 によって特徴づけられる。cdkは配列およびサイズ(35〜40kDa)で近似 し、結合したサイクリン調節サブユニットにより活性化されたタンパク質キナー
ゼとして定義される。cdkは約300アミノ酸の保存的活性部位クレフトを含
有し、これはすべての原核生物タンパク質キナーゼの特徴である。すなわちサイ
クリンおよびcdkはいずれも、高度に保存されたタンパク質ファミリーである
ように思われる。 【0005】 個々のサイクリンおよびcdkの単離は、細胞周期の相転移における各成分の
役割および相互作用の更なる同定を可能にした。cdkの過剰レベルは細胞周期
の全過程を通じて維持される。cdkの活性化は、サイクリンの合成および触媒
的cdkのサブユニットへの結合時に起こり、その結果、cdkセリン/スレオ
ニンキナーゼの活性が刺激される。完全なcdkの活性化は、サイクリンHおよ
びcdk7ならびに約32kDaの第三のタンパク質から構成される、それ自体が cdk/サイクリン複合体であるサイクリン依存性のキナーゼ活性化キナーゼ(
CAK)によるT−ループに局在する保存的スレオニン残基上のリン酸化を必要
とする。 【0006】 cdk−サイクリン複合体の不活性化は、cdkのATP結合部位におけるス
レオニンおよび/またはチロシン残基のリン酸化、あるいは多数の内因性インヒ
ビタータンパク質の一つの結合から生じることができる。 【0007】 G1期にはD−型サイクリンがcdk2、cdk4、cdk5およびcdk6 を含め数種の異なるcdkに結合するが、最も一般的にはcdk4およびcdk
6と会合する。D−型サイクリンは、細胞周期の進行を外的刺激に連結する増殖
因子センサーとして働くものと考えられる。哺乳動物の細胞周期においては、D
−型サイクリン−cdk複合体に続いてサイクリンE−cdk2複合体が出現す
る。サイクリンEの合成は厳密に調節されていて、G1後期およびS期の初期に 起こる。サイクリンE−cdk2複合体は、細胞がDNA複製を開始するために
必須である。 【0008】 G1サイクリン、サイクリンDおよびサイクリンEは、一過性に産生されるタ ンパク質であり、半減期は約20分である。この短い半減期は、これらのタンパク
質のC−末端領域におけるPEST配列に由来するものと考えられ、その分解は
ユビキチン化経路によって仲介されるものと思われる。 【0009】 G2サイクリン、サイクリンAおよびサイクリンBは、分裂間期を通して安定 で、有糸分裂時にユビキチン化経路によって分解される。サイクリンAおよびサ
イクリンB2はいずれもそれらのcdkパートナーとの複合時にのみ[サイクリ
ンA−cdk2およびサイクリンA/B−cdk1(cdc2)]分解されるよ
うである。しかしながら、サイクリンB1の分解は中期の終わりにおける分裂装 置の完全性に関連する。紡錘体が正しくアッセンブルされていないかまたは染色
体が正しくアラインされていないと、サイクリンB1の分解は防止される。 【0010】 網膜芽腫タンパク質(Rb)、105kDaの核内リンタンパク質は、G1期にお
いてcdk−2,4および6のサイクリン−cdk複合体の基質であり、注意深 く統合されたリン酸化および脱リン酸化を介する細胞周期の主要チェックポイン
ト制御の一つとして機能する。G0/G1期にはRbは低リン酸化状態で存在する
。細胞がG1後期に進行するとともに、RbはD−サイクリン複合体によって高 度にリン酸化され、これがRbを不活性化し、細胞をS期に移行させ、細胞周期
の進行および細胞分裂を生じさせる。Rbのこの高リン酸化状態はG2期にも維 持される。M後期には、Rbは脱リン酸化され、ついで低リン酸化状態に戻る。
Rbタンパク質のリン酸化はその結合特性を変化させる。すなわち、低リン酸化
状態ではRbは特異的な転写因子たとえばE2Fに結合してこれを封鎖し、その
結合はG1期からの出口を妨害する。一旦cdkがRbを高リン酸化すると、そ の転写因子が放出されて、これがついでS期の進行に必要な遺伝子、たとえばチ
ミジンキナーゼ、myc、myb、ジヒドロ葉酸レダクターゼ、およびDNAポ
リメラーゼ−αを活性化することができる。 【0011】 サイクリン−cdk複合体の局在はまた、各複合体がこの経路で果たす役割に
ついてきわめて示唆的である。核内のサイクリンAおよびEは、それらが核内に
存在することから多分、p107およびp130に結合する。哺乳動物のサイク
リンB1はG2期に細胞質内に蓄積し、有糸分裂の初期に核内に移行する。サイ クリンBは紡錘体装置、とくに紡錘体キャップと会合して、サイクリンB−cd
c2キナーゼが分裂装置のリン酸化成分による紡錘体の形成に関与するものと考
えられる。さらに、サイクリンB1は中期の分裂装置の正しいアッセンブリーを
保証するフィードバック機構の一部である。ヒトサイクリンB2は、ほとんど排
他的に膜コンパートメントとくにゴルジ装置と会合する。サイクリンB2−cd
c2は、細胞が有糸分裂に入ったとき、ゴルジ装置の解体に関与する。 【0012】 cdc2−サイクリンBキナーゼは、高度に保存されていると思われ、すべて
の真核細胞において細胞周期の転移に関与すると考えられる重要な有糸分裂因子
である。ヒストンH1はcdc2−サイクリンBの基質であり、ヒストンH1は
有糸分裂において特異的な部位で選択的にリン酸化され、これはクロマチン縮合
に重要であると考えられる。cdc2−サイクリンB複合体はまたラミンをリン
酸化し、これは核内のラミン分解に関与する。核内ラミンは有糸分裂時に高リン
酸化されるラミンサブユニットのポリマーから構築され、このリン酸化はそれら
の解体に関与する。ラミンは中間径フィラメントファミリーのタンパク質の一部
であり、cdc2−サイクリンBは、有糸分裂時にリン酸化される細胞質中間径
フィラメントサブユニット、ビメンチンおよびデスミン上の部位のサブユニット
をリン酸化する。すなわちcdc2−サイクリンB複合体が有糸分裂時における
細胞構造の再構成に関与する。 【0013】 さらにcdc2−サイクリンBは、アクチンおよびカルモジュリンに結合し、
アクトミオシンATPアーゼ活性を阻害する83kDaタンパク質である非筋肉カ ルデスモンのリン酸化によってミクロフィラメントの再構成に関与する。有糸分
裂時には、カルデスモンはcdc2−サイクリンBによってリン酸化され、これ
がアクチンに対する親和性を脆弱化し、そのミクロフィラメントからの解離を引
き起こす。 【0014】 cdc2−サイクリンBは収縮環におけるミオシンをリン酸化することにより
アクトミオシンフィラメントの調節に関係し、これが細胞を2つの細胞に分裂さ
せる(細胞質分裂)。中期には、ミオシンII調節L鎖(MLC)が、N−末端に
おける2つの主要部位でリン酸化される。一旦リン酸化されると、ミオシンはア
クチンとの相互作用が防止される。後期には、これらの2つの部位は脱リン酸化
される。 【0015】 cdc2−サイクリンBはまた、有糸分裂時における膜コンパートメントの再
構成にも役割を果たす。たとえば、cdc2−サイクリンBはrab1Apおよ
びrab4pをリン酸化する。rab4pがcdc2−サイクリンBでリン酸化
されると、それは膜コンパートメントから解離される。 【0016】 有糸分裂時には転写の大部分の型は阻害される。この場合も、cdc2−サイ
クリンBはTHIIIBのリン酸化により、polIII−仲介の転写の阻害に役割を
果たす。polI、polIIおよびpolIII−仲介転写が数種の共通の因子、 たとえば、TATA−結合タンパク質(TBA)をもつとすると、cdc2−サ
イクリンBが、有糸分裂時にすべての型の転写のダウンレギュレーションに関与
することが期待できる。 【0017】 細胞周期分裂の誘発におけるサイクリン/cdk複合体の重要性を前提にすれ
ば、それらが厳密な調節機構下にあることは当然である。それらの最初の発見以
来、サイクリンおよびcdkは他の転写因子および広範囲の細胞過程に関与する
タンパク質と相互作用することが明らかにされてきた。cdk7は、RNAポリ
メラーゼIIC−末端ドメイン(CTD)キナーゼ活性を含む転写因子IIH(TF
IIH)における成分として同定された。さらに最近になってサイクリンCの仲間
であるcdk8もRNAポリメラーゼIIのCTDをリン酸化することが発見され
たが、CAK活性はもたないようである。すなわち、cdkは細胞周期の調節に
加え広範囲の細胞機能に与かることが明らかである。cdkインヒビタータンパ
ク質(CDI)は、特異的なサイクリン−cdk複合体またはモノマーcdkに
結合し、それを不活性化する小さなタンパク質である。これらのインヒビターは
配列および機能の類似性に基づいて2つのファミリーにグループ分けすることが
できる。INK4ファミリーにはcdk4およびcdk6に対して特異的に結合
するp15INK4B、p16INK4、p18およびp19が包含される。p16INK4 およびp15INK4Bは4個のアンキリンリピートを含み、有意なホモロジーの共 有に加えて、9p12遺伝子座上の隣接遺伝子によってコードされる。 【0018】 p16はサイクリンD−cdk4およびサイクリンD−cdk6複合体に結合
するので、p16の高い細胞レベルはcdk4の不活性化を生じる。p16INK4 の遺伝子(MTS1)は多くの腫瘍細胞系および一部の原発性腫瘍で再配列、欠
失または突然変異を起こすので、強力な腫瘍サプレッサー遺伝子として認識され
ている。遺伝性黒色腫の一研究では約半数の家族がp16INK4遺伝子における生
殖細胞の突然変異を示した。Rbはp16INK4のリプレッサーである。突然変異
またはウイルス抗原いずれによっても、細胞のRbの不活性化はp16INK4のレ
ベルの上昇と相関する。p16INK4、p15INK4Bおよびp18は、サイクリン Dのcdk4およびcdk6との結合を阻害する。 【0019】 CDIの第二のファミリーはp21Cip1.WAF-1、p27Kip1およびp57Kip2 を包含するKip/Cipファミリーである。p27Kip1は増殖する細胞中に潜伏また
は遮蔽型で存在する。刺激を受けると、p27Kip1は遮蔽が除かれ、サイクリン
−cdk4/6複合体に結合し、それを阻害する。Kip/Cipファミリータンパク
質は、サイクリン−cdk複合体に結合する領域、N末端において高いホモロジ
ーを有する。Kip/Cipファミリータンパク質は、M期に関与するサイクリン−c
dk複合体よりもG1およびS期に関与するサイクリン−cdk複合体に優先的 に結合し、それを阻害する。 【0020】 P21(WAF1、Cip1およびSdi1としても知られる)はp53によって誘
導され、サイクリンA、D1およびEを含む数種のサイクリン−cdk2複合体
中のDNAポリメラーゼδのサブユニットである増殖細胞核抗原(PCNA)と
三元複合体を形成する。増殖、休止および老齢細胞でのp21WAF-1の発現はS 期導入の負のレギュレーターとしての役割と相関する。p21WAF-1mRNAは 、細胞が老化または休止するにつれてアップレキュレーションされ、休止細胞の
血清刺激後は細胞がS期に導入されるに従がって減少する。p21はサイクリン
E−cdk2、サイクリンA−cdk2、ならびにサイクリンD1−、D2−お
よびD3−cdk4複合体を不活性化する。 【0021】 多くのヒト腫瘍の遺伝子解析によって、膨大な数の変化した細胞周期タンパク
質が明らかにされ、この異常が異常な細胞周期の原因と考えられる。たとえば、
サイクリンD1は様々なヒト腫瘍において過剰発現されるかまたは脱調節されて
いるbc1/PRAD1癌原遺伝子である。染色体11q13に局在するサイク
リンD1/CCND1遺伝子は多くの癌、主に乳癌および非小細胞肺癌で増幅さ
れている。これは、サイクリンD1の過剰発現がこの特異的な11q13アンプ
リコンを有する腫瘍に共通の特徴であるとの観察と一致する。p16の遺伝子は
多数の腫瘍細胞系および一部の原発腫瘍において、再配列、欠失または突然変異
している。cdk4における突然変異、とくにArg24Cys突然変異が、無
関係な遺伝的黒色腫の2家系で同定されている。この突然変異は、11/11の
黒色腫患者、2/17の無症状者および0/5の配偶者に認められている(Zuo,
L.ら, NatureGenetics 12 1996:97-99)。この突然変異は、cdk4のp16I NK4a 結合ドメインに特異的な作用を有するが、サイクリンDへの結合能および機
能性キナーゼの形成能には影響しない。この突然変異の結果として、サイクリン
D/cdk4複合体はp16INK4aによる正常な生理学的阻害に対して抵抗性を 示すようになる。他の研究では家族性黒色腫の血族の約半数がp16INK4a遺伝 子を含有する染色体9p21の領域への連鎖の証拠を示すことを証明した。p1
INK4aの同定された突然変異のタイプには、ナンセンス突然変異、スプライス −ドナー突然変異、p16INK4aの転写を防止する不確定な突然変異、およびc dk4またはcdk6に結合できないミスセンス突然変異が包含される。遺伝子
増幅の結果としてのcdk4の過剰発現は、32例のグリオーマ細胞系の研究で
同定されている(He,J.ら, Cancer Res. 54:5804-5807, 1994)。この変化は無
傷のp16遺伝子を有する10例中で観察された。グリオーマ細胞系の遺伝子解
析により、32のグリオーマ細胞系中の24例は、二者択一の遺伝子変化の一つ
を有し、それらのそれぞれがグリアの腫瘍の発症にはcdk4キナーゼ活性の上
昇が重要であることを指示している。染色体12の長腕にcdk4をマップし、
他の関連遺伝子たとえばSASおよびMDM2を包含するアンプリコンの成分と
してのその増幅のため、ある種の腫瘍ではその過剰発現が発見された。上記の条
件はすべてcdk4の活性化を招来する。白血球および固形腫瘍細胞系における
サイクリンB1およびEの過剰発現ならびに乳癌におけるサイクリンE発現のパ
ターンの変化も報告されている。 【0022】 細胞の増殖亢進は多くの疾患状態で起こる。最も一般的な増殖亢進疾患は新生
物であって、それらは通常、増殖亢進組織の根源的ソースに応じて命名される。
新生物は、動物または植物組織の新たな増殖と定義され、それは多かれ少なかれ
起源となった組織に類似するが、生理学的機能は示さず、特徴により良性、潜在
的悪性および悪性がある。新生物は正常な制御の喪失によって起こり、調節され
ない増殖を招く。新生物細胞は分化を欠き、局所組織の侵襲能および転移能を獲
得する。新生物はどんな臓器のどんな組織にも、またいかなる年齢でも発症する
。新生物の発症率および死亡率は一般的に年齢とともに上昇し、ある種の新生物
は年齢60〜80歳に発症のピークを有する(たとえば、前立腺、胃および結腸
癌)。しかしながら、他の新生物は、出生から年齢10歳までに発症率のピーク
を有する(たとえば、急性リンパ芽球性白血病)。食餌、発癌物質への暴露、と
くに喫煙および家族性の素因も特定の新生物の発症率に影響する。 【0023】 新生物細胞は正常細胞とは多くの重要な点で異なっている。たとえば、分化の
喪失、侵襲性の増大および薬物感受性の低下である。他の重要な差は細胞の制御
されない増殖であり、これは、これらの細胞の正常な細胞制御機構が脱活性、副
側路または他の非調節のいずれかにより失われた結果、新生物細胞が正常な制御
機構を無視して、増殖を続けるものと考えられる。新生物は異常組織塊であり、
その増殖は亢進し、正常組織の場合のような調整を受けず、変化を誘発した刺激
が消失したのちも同様に過剰な様式が維持される。 【0024】 新生物は良性または悪性のいずれかに分類される。良性の新生物は、緩徐な、
限局された増殖を示し、それは通常、線維状の結合組織莢膜でカプセル化される
ことによって局限されている。良性の新生物が生物体の死を招くことは稀である
が、処置されない悪性新生物は生物体を死滅させる可能性が高い。悪性新生物は
一般にカプセル化されておらず、通常、より急速な増殖速度を示す。悪性新生物
は、周囲の組織を侵襲することが多く、血管を形成し、遠位の生体にまで拡大す
る。悪性新生物は、一般に「癌」もしくは「腫瘍」として記載され、後者の語は
腫脹を意味する。 【0025】 骨髄増殖性疾患は1種または2種以上の造血細胞系または結合組織要素による
異常増殖を特徴とする。骨髄増殖性疾患としては通常、4種の疾患すなわち真性
赤血球増加症(原発性多血症、バケー病)、筋線維症(原因不明の骨髄様化生)
、慢性骨髄性白血病および原発性(本態性)血小板血症が包含される。急性白血
病とくに赤白血病、および発作性夜間ヘモグロビン尿症も骨髄増殖性疾患として
分類される。これらの疾患はそれぞれ、その支配的特徴または増殖部位によって
同定される。それぞれ異なる細胞の増殖を生じるが、それぞれ多能性幹細胞レベ
ルで起こるクローン増殖により生じることが示されていて、これが、骨髄におけ
る赤血球、骨髄球および巨核球前駆細胞の異常増殖を様々な程度に生じる。すべ
ての骨髄増殖性疾患は急性白血病に終わる傾向がある。 【0026】 白血病は造血組織の悪性新生物である。ヒトの白血病の原因には、少なくとも
2種のウイルスが関与している。エプスタイン−バーウイルスはバーキットリン
パ腫に関与し、ヒト急性白血病/リンパ腫ウイルス(HTLV−1)とも呼ばれ
るヒトT細胞リンパ球ウイルスは一部のT細胞白血病およびリンパ腫と関連して
いる。化学物質たとえばベンゼンおよびある種の抗新生物剤、または電離放射線
への暴露とくに長期間の暴露、遺伝的素因(たとえばダウン症候群)ならびに一
部の家族性疾患(たとえばファンコニー貧血)は白血病の素因を生じる。 【0027】 白血病の発症は、単一の細胞周期を経て、1または2以上の工程により、続く
増殖およびクローンの膨張を伴って起こるものと思われる。白血病は現在では、
それらの細胞の成熟度に従って分類されている。すなわち、急性白血病は未分化
細胞集団に富み、慢性白血病はより成熟した細胞型である。急性白血病はさらに
リンパ芽球型(ALL、急性リンパ性白血病としても知られている)および骨髄
型(AML、急性骨髄球、骨髄形成性、骨髄芽球性、骨髄単球性としても知られ
ている)に分類される。それらはさらに、仏米英(FAB)分類に従って形態学
的および細胞化学的外観によりまたはタイプおよび分化の程度によって分類され
る。慢性白血病はリンパ性(CLL)または骨髄性(CML)のいずれかに分類
される。CLLは血液、骨髄およびリンパ系臓器中における成熟リンパ球の外観
によって特徴づけられる。CMLは血液、骨髄、肝臓、脾臓および他の臓器にお
ける分化のすべての段階で顆粒球細胞が優位なことによって特徴づけられる。 【0028】 骨髄異形成症候群(MDS)は、正常または過形成骨髄に、貧血および骨髄異
形成を伴うクローン増殖性疾患として特徴づけられる。増殖する造血細胞には、
赤血球、骨髄球および巨核球型が包含される。MDSは前白血病、不応性貧血、
Ph−染色体−陰性慢性骨髄性白血病、慢性骨髄単球性白血病および原発性髄様
化生として知られた疾患グループの比較的新しい名称である。FABシステムは
、さらに骨髄線維症の分類を提供している。 【0029】 リンパ腫は網内系およびリンパ系に生じる不均一なグループの新生物である。
リンパ腫の主要なタイプはホジキン病および非ホジキン病ならびにより稀なバー
キットリンパ腫および菌状息肉腫である。ホジキン病は、原因不明のリンパ細網
増殖を伴う慢性疾患であり、局限型または汎発型で存在し、4つの組織病理学的
プロファイルによってさらに分類される。非ホジキンリンパ腫は、通常生体内を
通じて散在するリンパ細胞の新生物増殖からなる不均一な疾患グループである。
以前の名称、リンパ肉腫および細網肉腫は現在では、細胞の起源および疾患の生
物学を反映する語に置き換えられている。Rappaportの分類は組織病理学、腫瘍 の分化程度、および増殖パターンがびまん性であるかまたは結節性であるかに基
づいている。Lukes & Collinsの分類は細胞の起源、とくにそれがT細胞もしく はB細胞に由来するか、組織球(または単球)起源または分類不能であるかに基
づいている。国立癌研究所の国際パネルワークフォーミュレーションは非ホジキ
ンリンパ腫を上記分類を用いて類別している。 【0030】 バーキットリンパ腫は、リンパ節および網内系以外の部位も包含される傾向が
ある高度に未分化のB細胞リンパ腫である。バーキットリンパ腫は他のリンパ腫
とは異なり、特異的な地理的分布を示し、未確定の昆虫ベクターおよび感染物質
の関与が示唆される。エプスタイン−バーウイルスのようなヘルペスの証拠が指
摘されている。 【0031】 菌状息肉腫は、皮膚および時に内部臓器に原発的に発症する珍しい慢性T細胞
リンパ腫である。 【0032】 血漿細胞悪液質(PCD)、または単一クローン高ガンマグロブリン血症は、
正常時には免疫グロブリン(Ig)合成に従事する細胞の単一クローンの異常な
増殖および血清または尿中における構造的および電気泳動的に均一なIgまたは
ポリペプチドサブユニットの存在を特徴とする疾患である。この疾患は、初期に
は無症候性ないしは進行性の明らかな新生物(たとえば、多発性骨髄腫)である
ことがある。この疾患は、特定のIgすなわちIgG、IgM、IgA、IgD
またはIgEを産生する一つのクローンの異常な増殖から生じる。 【0033】 形質細胞骨髄腫または骨髄腫としても知られる多発性骨髄腫は、骨髄形質細胞
の腫瘍および正常な単一クローンIg(IgG、IgM、IgA、IgDまたは
IgE)、または遊離の単一クローンκもしくはλ軽鎖であるベンスジョーンズ
タンパク質の過剰産生を特徴とする。形質細胞腫瘍の拡大または悪性形質細胞に
より分泌される骨芽細胞活性化因子によって、びまん性骨粗鬆症または孤立性の
骨溶解性損傷が起こる。 【0034】 マクログロブリン血症または原発性もしくはヴァルデンストレームマクログロ
ブリン血症は正常時にはIgMを合成し分泌するB細胞が関与する形質細胞疾患
である。マクログロブリン血症は骨髄腫および他のPCDとは異なり、リンパ腫
疾患に類似する。多くの患者は、過粘稠度症候群、疲労、脆弱化、皮膚および粘
膜の出血等を有する。 【0035】 H鎖病は、均一なγ、α、μ、およびδIg重鎖の過剰産生を特徴とする新生
物形質細胞疾患である。これらの障害は不完全な単一クローンIgを生じる。臨
床像は多発性骨髄腫よりもリンパ腫に類似する。 【0036】 脾機能亢進症は循環血球の減少に巨脾腫を伴う症候群である。脾機能亢進症の
患者の処置には基底にある疾患の治療が要求され、脾摘出は行われない。リンパ
球増殖性および骨髄球増殖性の疾患は単独ではないがある程度脾機能亢進の原因
になる。脾機能亢進の原因になる骨髄増殖性障害には、真性赤血球増加症、骨髄
様化生を伴う骨髄線維症、慢性骨髄性白血病、および本態性血小板血症がある。
慢性リンパ性白血病およびリンパ腫(ホジキン病を含む)は脾機能亢進症の原因
になることがある特異的なリンパ増殖性障害である。 【0037】 肺組織は、良性および悪性の原発性の両腫瘍の部位で、また多くの他の臓器お
よび組織の癌からの転移部位でもある。喫煙者は肺癌の圧倒的な百分率を占め、
男性症例の90%以上、女性症例の約70%と評価されている。職業的な化学物
質、たとえばアスベスト、放射線、ヒ素、クロム酸塩、ニッケル、クロロメチル
エーテル、毒性のガス、コークス炉の熱放射への暴露も肺癌に関連する。肺癌の
最も一般的なタイプは扁平細胞、小および大細胞の癌ならびに腺癌である。 【0038】 胃癌の約95%は癌種であり、リンパ腫および平滑筋肉腫はあまり一般的では
ない。胃癌は肉眼的な外観によって、隆起型、潰瘍型(腫瘍は鋭く明瞭に局限さ
れた境界線を有して、潰瘍化していることもある)、拡散型、または他のタイプ
の2つの特性を有する雑型に分類される。 【0039】 膵臓癌は、大部分、細葉細胞よりもむしろ管細胞から生じる腺癌である外分泌
腫瘍、またはインスリノーマを含む内分泌腫瘍である。非β型細胞または十二指
腸壁細胞が関与するガストリン産生膵臓腫瘍は高ガストリン血症によって特徴づ
けられる症候群、ゾリンジャーエリソン症候群を引き起こすことがある。とくに
副甲状腺または下垂体および副腎に関する他の内分泌異常は、時に多発性内分泌
新生物(MEN)として知られる多腺障害の原因となる。非β島細胞腫瘍は長期
にわたる多量の水様下痢を特徴とするVipoma症候群として知られる症候群を引き
起こすことがある。 【0040】 腸の新生物には、小腸の腫瘍、大腸の腫瘍ならびに結腸および直腸の癌が包含
される。良性の小腸腫瘍は、空腸および回腸の新生物たとえば平滑筋腫、脂肪腫
、神経線維腫および線維腫から生じることがある。悪性の小腸腫瘍、たとえば腺
癌は一般的ではなく、典型的には近位空腸に生じる。小腸のクローン病を有する
患者は回腸のクローン病を有する患者よりもこのような腺癌になりやくい。クロ
ーン病の患者では、腫瘍は腸の副側路または炎症係蹄中の遠位に起こる傾向があ
る。類癌腫は通常、小腸とくに回腸に生じて、約半数の症例で多重腫瘍が存在す
る。移植レシピエントおよびエイズ患者に起こることが多いカポジ肉腫は、約半
数の症例で胃腸の関与がある。損傷はGI管のどこにも起こるが、通常は胃、小
腸、または遠位結腸に見られる。 【0041】 大腸の腫瘍には、結腸および直腸のポリープが包含される。ポリープは腸管壁
から生じて、管腔内に隆起する組織塊である。ポリープはそれらの組織学的所見
によって管状腺腫、管状絨毛性腺腫、絨毛性腺腫、過形成性ポリープ、過誤腫、
若年性ポリープ、ポリープ状癌、偽ポリープ、脂肪腫、平滑筋腫、およびかなり
稀な腫瘍に分類される。 【0042】 悪性腫瘍も肛門直腸に起こることがある。これらは、直腸癌および肛門癌の約
3〜5%からなる肛門直腸の類表皮(扁平上皮細胞)癌である。 【0043】 西欧諸国では、結腸および直腸の癌は、各年のさらに新しい症例が占める数は
肺癌についで第2位である。米国においては、1989年に約75,000人が 、これらの癌によって死亡し、その約70%は直腸およびS状結腸に起こり、そ
の95%は腺癌であった。 【0044】 肝臓の新生物には、比較的一般的であるが検出されないことが多い良性の新生
物と、悪性の新生物が包含される。肝細胞腺癌は最も重要な良性の肝臓新生物で
ある。無症候性の小血管腫が成人の1〜5%に起こる。胆管腺癌および他の間葉
新生物も生じるが、比較的稀である。肝臓の悪性新生物は肝臓腫瘍の最も一般的
な型であり、肝臓は血液によって運ばれる転移の部位であることが多く、通常、
肺臓、乳房、結腸、膵臓および胃の原発腫瘍が転移する。肝細胞癌の発症率は、
アフリカおよび東南アジアのある領域では慢性B型ウイルス肝炎に関連している
。北米、欧州および他の罹病率の低い地域では、患者の大部分は基底に肝硬変を
有する。線維層板癌は層板線維組織内にからんだ悪性肝細胞の特徴的形態を示す
肝細胞癌の質的に異なる変異型である。線維層板癌は通常、比較的若年の成人を
冒して、既存の肝硬変、慢性B型肝炎ウイルスの感染または他の既知の危険因子
とは関係ない。肝臓の他の原発性の悪性腫瘍には、胆管癌(肝内胆管上皮から起
こる腫瘍)、肝芽腫(これは、幼児に最も一般的な癌の一つである)、および血
管肉腫(塩化ビニルへの工業的暴露に伴う)が包含される。白血病および関連疾
患が肝組織に関与することがあり、これは異常細胞の浸潤の結果と考えられる。 【0045】 多発性内分泌新生物(MEN)症候群は、数種の内分泌腺における腺癌様過形
成および悪性腫瘍形成が関与する遺伝的に異なる家族性疾患のグループである。
これまで3種の異なる症候群が同定されている。I型(MEN-I)は副甲状腺、 膵島、および下垂体の腫瘍を特徴とする。II型(MEN-II)は甲状腺の髄様癌 、褐色細胞腫および上皮小体亢進症を特徴とする。III型(MEN-III)は多発 性粘膜神経腫、甲状腺の髄様癌、および褐色細胞腫を特徴とする。 【0046】 カルチノイド症候群は通常、過剰量の血管作用性物質、たとえばセロトニン、
ブラジキニン、ヒスタミン、プロスタグランジンおよびポリペプチドホルモンを
分泌する転移性腸カルチノイド腫瘍によって起こる。これらの物質の異常なレベ
ルは様々な症状、たとえば、偶発的な皮膚紅斑、チアノーゼ、腹部のけいれん、
下痢および弁膜性心疾患を生じることが多い。 【0047】 骨および関節の新生物は良性または悪性である。骨の良性腫瘍には、年齢10
〜20歳の子供に最も一般的な良性の骨腫瘍である骨軟骨腫(軟骨性外骨腫)、
年齢10〜30歳の子供および若年成人に最も一般的である軟骨腫(これは骨に
存在する)、稀であるが年齢10〜20歳の子供には最も一般的である軟骨芽細
胞腫(骨端に生じる)、軟骨粘液線維腫、類骨骨腫、骨巨細胞腫および線維腫性
病変が包含される。骨の原発性悪性腫瘍には、2番目に最も多い原発性骨腫瘍で
ある骨原性の肉腫(骨肉腫)、線維肉腫、悪性線維性組織球腫、軟骨肉腫、間葉
軟骨肉腫、ユーイング腫瘍(ユーイング肉腫)、骨の悪性リンパ腫、多発性骨髄
腫、および悪性巨細胞腫が包含される。 【0048】 他の組織の原発性癌は骨組織に転移することがある。最も一般的には、乳房、
肺、前立腺、腎臓および甲状腺に生じた癌が転移する。 【0049】 中枢神経系(CNS)の新生物は、一般に臓器によって分類される。原発性の
頭蓋内新生物はさらに6つのクラスに分割される。すなわち(1)頭蓋、(2)
髄膜、(3)脳神経、(4)神経グリアおよび上衣、(5)下垂体または松果体
の腫瘍、ならびに(6)先天的起源の腫瘍である。頭蓋の新生物には、骨腫、血
管腫、肉芽腫、黄色腫および変形性骨炎が包含される。髄膜新生物には、髄膜腫
、肉腫および球腫が包含される。脳神経新生物には視神経のグリア腫、および第
8および第5脳神経の鞘腫が包含される。神経グリアの新生物には、グリア腫お
よび上衣細胞腫が包含される。下垂体または松果体の新生物には、下垂体腺腫お
よび松果体腫が包含される。先天性起源の新生物には、頭蓋咽頭管腫瘍、脊索腫
、胚細胞腫、奇形腫、類皮腫、老化腫、および血管芽腫が包含される。 【0050】 脊髄新生物は、脊髄実質、脊髄根、髄膜、または椎骨から生じ、脊髄またはそ
の根を圧迫する病変がある。原発性脊髄新生物は、頭蓋内腫瘍に比べてはるかに
珍しい。転移性の病変は一般的であり、肺癌、乳癌、前立腺癌、腎臓癌、甲状腺
腫またはリンパ腫から生じる。 【0051】 尿生殖器系の新生物は年齢および性別に関係なく起こる。しかしながら、それ
らは男性では癌の約30%、女性では約4%を占める。前立腺の腺癌は50歳以
上の男性における悪性腫瘍の重要な数を占めている。前立腺の腺癌はホルモンに
関係し、その病理は典型的な腺癌であると考えられる。腎臓の癌、腺癌は成人の
癌のほぼ1〜2%にすぎないが、大部分の腎臓固形癌は悪性である。腎臓の胚性
腺筋肉腫であるウィルムス腫瘍は致命的であるが、多くの場合数年は診断されな
い。腎盂および尿管の新生物は組織学的に類似している。膀胱の新生物は既知の
尿中癌原物質たとえばアニリン染料によって誘発されることがあるが、遷移性の
細胞癌が最も一般的であり、扁平上皮細胞癌はそれ程一般的ではない。さらに稀
な尿生殖器新生物には尿道および陰茎の癌が包含される。精巣の新生物は30歳
未満の男性における固形悪性腫瘍の大部分を占める。きわめて悪性の精巣腫瘍は
始原の生殖細胞から生じ、関与する細胞のタイプによって分類される。 【0052】 乳癌は女性において最も一般的な癌である。米国では、乳癌を発症するすべて
の年齢の女性についての累積的リスクは約10%であるが、この疾患による死亡
は約3.6%にすぎない。しかしながら、リスクは加齢とともに増大し、乳癌の 家族歴、放射線への暴露、および食餌さえも高いリスクに関係するとされている
。 【0053】 乳癌は定常的にエストロジェン−およびプロゲステロン−受容体解析でタイプ
が決定される。患者の約3分の2はエストロジェン−受容体陽性(ER+)乳房
腫瘍である。プロゲステロン陽性の腫瘍は機能性エストロジェン受容体を有する
と考えられ、両受容体の存在はただ1種の受容体のみの存在に比べて内分泌治療
に好ましい応答を示す可能性が大である。内分泌療法、通常タモキシフェンは、
エストロジェン受容体陽性腫瘍に好ましい。エストロジェンとアンドロジェンも
有効ではあるが、これらのホルモンの高レベルによって誘発される望ましくない
副作用により、他の型の内分泌治療ほど好ましくない。乳癌は生体内のほとんど
すべての臓器に転移するが、転移の最も一般的な部位は肺、肝臓、骨、リンパ節
および皮膚である。 【0054】 上皮内小葉癌(LCIS)または小葉新生物は、閉経前の女性に最も高頻度に
見いだされる。上皮内腺管癌(DCIS)は閉経前および後の両女性に起こる。
DCISは触知可能な塊を形成する。LCISおよびDCISで全乳癌の約90
%を占める。稀な型である髄質および管部の病変は幾分か予後が良好である。 【0055】 最も一般的な婦人科の新生物は子宮内膜癌であり、女性では、乳癌、結直腸癌
および肺癌についで頻度4位に位置する。子宮内膜癌は、それらの臨床的ステー
ジ、その場でのステージ0から遠い臓器へ転移したステージIVBまでの範囲によ
って特徴づけられる。子宮内膜癌は通常、エストロジェンを産生し、最近の治療
的アプローチは外科的療法とプロゲステロン療法である。 【0056】 卵巣癌は、婦人科の新生物の約18%を占める。悪性卵巣癌の約80%が卵巣
上皮から発生し、それらの組織学的所見によって分類される。腫瘍は生殖細胞お
よび支質からも生じる。 【0057】 外陰部の癌は婦人科の新生物の約3〜4%を占める。外陰部の癌は通常、閉経
後に起こり、約90%は扁平上皮癌である。約4%は基底細胞癌で、残りには表
皮内癌、バルトリン腺の腺癌、線維肉腫および黒色腫が包含される。 【0058】 子宮癌は婦人科の悪性腫瘍の約1%を占め、発症のピークは約45〜65歳で
ある。子宮癌の約95%は扁平上皮癌である。卵管の原発性癌は稀であり、通常
は直接またはリンパ管によって広がる。 【0059】 栄養膜の疾患または栄養膜起源の新生物は、子宮内または子宮外妊娠に続いて
起こる。変性妊娠は胞状奇胎を生じる。その約80%は良性である。 【0060】 新生物が耳管に生じることがあり、聴覚に影響する。耳垢腺腫瘍も生じ、組織
学的には良性に見えるにもかかわらず、通常、悪性であり、外科的除去によって
治療される。基底細胞および扁平上皮癌も高頻度に規則的な日光への暴露の結果
として外耳に発生し、これも通常、外科的除去によって治療される。中耳は扁平
上皮癌の起こる部位である。非クロム親和性パラガングリオーマが側頭骨に発生
することがある。 【0061】 鼻腔および副鼻腔における最も一般的な悪性腫瘍は扁平上皮癌であり、それ程
一般的ではない腫瘍に、腺様嚢胞癌および粘液性類表皮癌、悪性混合腫瘍、腺癌
、リンパ腫、線維肉腫、骨肉腫、軟骨肉腫ならびに黒色腫がある。 【0062】 鼻咽頭の扁平上皮癌は小児および若い成人により一般的に観察される。 【0063】 上気道の最も一般的な悪性腫瘍は、扁桃および喉頭の扁平上皮癌である。いず
れも男性でより一般的であり、喫煙およびアルコール摂取に関連し、頭頚部の癌
患者の約85%には飲酒歴および喫煙歴がある。 【0064】 頭頚部では癌の約90%は扁平上皮(類表皮)癌である。黒色腫、リンパ腫お
よび肉腫は原発性頭頚部癌の比較的に稀な型である。頭頚部癌はそのサイズおよ
び原発性新生物の関与する部位、頚部リンパ節への転移数およびサイズ、ならび
に遠位への転移の証拠によって分類される。 【0065】 眼科における癌は眼瞼の皮膚に生じ、良性または新生物である。共通の良性の
増殖は黄色腫であり、これは皮下に脂質物質の黄白色の平坦な斑点を形成する。
基底細胞癌はさらに一般的であり、治療は通常、外科的除去または放射線療法で
ある。他のそれ程一般的ではない悪性の腫瘍は、扁平上皮癌またはマイボーム腺
の癌ならびに他のタイプの黒色腫である。最も一般的な原発性の眼の悪性腫瘍は
脈絡膜の悪性黒色腫である。 【0066】 腫瘍は皮膚組織にも生じ、良性の腫瘍たとえば母斑、脂肪腫等ならびに悪性腫
瘍が包含される。約40〜50%の悪性黒色腫が母斑中のメラニン細胞から生じ
る。悪性の皮膚癌は基底細胞癌であるかまたは扁平上皮癌であり、皮膚の日光に
暴される領域に起こることが多い。それらは最も一般的な悪性腫瘍であり、発症
率は増えつつある。それ程一般的ではない悪性腫瘍には、悪性黒色腫、乳頭また
は乳房外のパジェット病、カポジ肉腫(KS)、および皮膚T細胞リンパ腫(菌
状息肉腫)が包含される。KSの発症率はAIDSの発症率の増加の結果として
増加しつつある。KSはAIDS患者の約3分の1に起こる。 【0067】 口腔の癌は、男性の癌の約5%、女性の癌の2%を占める。口腔癌の最も一般
的な型は扁平上皮癌である。発症率は、加齢および危険因子、とくに喫煙および
アルコール摂取によって増大する。 【0068】 手術は新生物の最も古い、有効な治療方式である。新生物がその早期に検出さ
れ、転移していなければ、多くは成功がもたらされる。放射線も重要な療法であ
り、多くの新生物たとえばホジキン病、早期の非ホジキンリンパ腫、および頭頚
部の扁平上皮癌に好ましい治療法である。放射線は、手術および抗新生物剤の補
助療法としてきわめて有効であることが分かっている。 【0069】 抗新生物剤も新生物の治療に有用であり、それらの作用機構により分類されて
いる。通常作用機構の異なる抗新生物剤による多くの併用療法もとくに効果的な
治療法であることが分かっていて、低い用量を可能にし、マイナスの副作用を最
小限にすることが多い。抗新生物剤には、細胞の複製または増殖に必要な基礎的
生物学的過程を標的とするものが多い。 【0070】 アルキル化剤たとえばメクロレタミンおよびシクロホスファミドは、DNAを
アルキル化し、DNAの複製を制限する。 【0071】 必要な細胞分裂経路の崩壊に向けられた代謝拮抗剤には以下の物質がある。 【0072】 葉酸拮抗剤はデヒドロ葉酸リダクターゼに結合して、ピリミジン合成を阻害す
る。葉酸拮抗剤はS期特異的である。メトトレキセートが最も一般に使用されて
いる抗新生物葉酸拮抗剤である。 【0073】 プリン拮抗剤はデノボのプリン合成を遮断し、S期特異的である。プリン拮抗
剤の例には6−メルカプトプリンがある。 【0074】 ピリミジン拮抗剤は、チミジル酸シンターゼを阻害してチミジンの産生を低下
させ、S期特異的である。しばしば使用されるピリミジン拮抗剤は5−フルオロ
ウラシルである。 シタラビンはDNAポリメラーゼを阻害し、S期特異的である。 【0075】 植物アルカロイドにはビンカスたとえばビンブラスチンおよびビンクリスチン
ならびにポドフィロトキシンたとえばエトポシドが包含される。植物アルカロイ
ドは中期に有効で、微小管タンパク質の変化を包含する様々な機構によって有糸
分裂を阻害する。 【0076】 抗生物質には、DNA鎖間にインターカレートして二本鎖DNAの解離を阻害
するドキソルビシンおよびダウノマイシン、DNA鎖の切断を生じるブレオマイ
シン、および二機能性アルキレーターとして作用することによりDNAの合成を
阻害するマイトマイシンが包含される。 【0077】 ニトロソ尿素にはカルムスチンおよびロムスチンが包含され、これらはDNA
をアルキル化するかまたはタンパク質中のアミノ酸のカルバミル化を生じる。 【0078】 無機イオン、たとえばシスプラチンは、DNA鎖のインターカレーションおよ
びイントラカレーションを生じ、二本鎖DNAの解離を阻害する。 【0079】 生物学的応答調節剤たとえばインターフェロンは抗増殖作用を有するが、それ
らの特定の役割は不明である。インターフェロンにはα(白血球)インターフェ
ロン、β(線維芽細胞)インターフェロンおよびγ(リンパ球)インターフェロ
ンが包含される。 【0080】 酵素、たとえばアスパラギナーゼはまた、癌細胞に重要な代謝経路を変更させ
るためにも使用される。アスパラギナーゼは、白血病が依存するアスパラギンを
細胞から枯渇させる。 【0081】 ホルモンおよびそれらの類縁体たとえばタモキシフェン、フルタミドおよびプ
ロゲステロンは非特異的な作用を有するが、ホルモン応答性が知られているある
種の新生物、とくに乳房、卵巣および前立腺の新生物の治療に有用である。乳房
新生物の治療にしばしば用いられるタモキシフェンは、細胞を静止させ、エスト
ロジェン受容体に結合する。前立腺新生物の治療にしばしば用いられるフルタミ
ドは、アンドロジェン受容体に結合する。 【0082】 サイトカイニンは天然に存在し、人工的な植物生長調整剤である。天然のサイ
トカイニンは各種プロテインキナーゼの非特異的阻害剤として作用する傾向があ
る。サイトカイニンが細胞増殖および細胞分裂を調節する分子機構はなお決定さ
れつつある。研究から、サイトカイニンはDNA鋳型の接近性を増大させ、RN
Aポリメラーゼを活性化し、mRNAのポリアデニル化および二次構造に影響し
、ポリリボソームの形成および活性を刺激する。サイトカイニンは細胞周期の調
節タンパク質と相互作用することによって細胞分裂に影響するものと考えられる
。サイトカイニンおよびサイクリン依存性キナーゼ(cdk)はいずれも、細胞
周期の多くの類似した制御点で、たとえばG1/SおよびG2/M遷移点ならびに
SおよびM期に作用する。 【0083】 オロマウシン、6−(ベンジルアミノ)−2−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]
−9−メチルプリンは最初、除草剤として発見された。さらに最近になって、オ
ロマウシンは、p34cdc2/サイクリンBキナーゼを含む一部のcdkをマイク
ロモル濃度で特異的に阻害するが、他の主要なプロテインキナーゼ、たとえば、
cAMP−およびcGMP−依存性キナーゼならびにプロテインキナーゼCには
影響しない人工的サイトカイニンであることが発見された。オロマウシンは最近
cdk−サイクリンプロテインキナーゼに対し良好な選択性をもつが、IC50
7μMという中等度の阻害活性しかもたないことが示された(Vesely, J.ら, Eu
r. J. Biochem. 1994, 224, 771-786)。cdk2と共結晶させたオロマウシン の2.4Åの結晶構造は、オロマウシンのプリン部分を保存されたATP結合ポ ケットに結合させ、一方、ベンジルアミノ基はcdk2キナーゼにユニークな活
性部位の領域まで伸展することが明らかになった。 【0084】 ロスコビチン、2−(1−エチル−2−ヒドロキシエチルアミノ)−6−ベンジ
ルアミノ−9−イソプロピルプリンは最近合成されたプリンであり、これは一部
のサイクリン依存性キナーゼに対して選択性を有し、cdk2およびcdc2に
対してオロマウシンより10倍高い活性をもつことが明らかにされた(Meijer,
L.ら, Eur. J. Biochem. 243:527-536, 1997およびPCT/FR96/019 05)。Meijerらは、大部分のキナーゼがロスコビチンによっては有意に阻害さ
れないことを報告している。しかしながら、cdc2−サイクリンB、cdk2
−サイクリンA、cdk2−サイクリンEおよびcdk5−p35がそれぞれ、
IC50値0.65、0.7、0.7および0.2μMで実質的に阻害される。これに
対し、ロスコビチンはcdk4−サイクリンD1およびcdk6−サイクリンD
2に対し100μM以上のIC50値を示した。 【0085】 Havlicek, L.ら, J. Med. Chem. (1997) 40:408-412はロスコビチンおよび2
,6−および/または9位置が置換された関連類縁体がp34cdc2−サイクリン Bキナーゼを阻害することを報告している。類縁体はいずれも、0.2μMのI C50値を有するロスコビチンの(R)−エナンチオマーを越える優れたIC50値を
もたなかった。(S)−エナンチオマーは0.8μMのIC50値を有し、ラセミ混 合物(R/S)は0.65μMのIC50値を示した。これらの著者はロスコビチ ンのN6−ベンジル置換基はイソペンテニルまたはシクロヘキシルメチル置換基 よりも優れていると結論している。 【0086】 国立癌研究所(NCI)は、新規な腫瘍治療用生成物の発見および開発を目的
とした米国政府の管理機構である。1985年にNCIは原発性癌スクリーンと
してのインビトロアッセイによるヒト腫瘍細胞系に関する新たな癌スクリーニン
グ戦略を確立した。癌の7つのタイプ(肺、結腸、黒色腫、腎臓、卵巣、脳、お
よび白血病)に由来する計60のヒト腫瘍細胞系を、NCIパネルに包含させる
ために選択した(Grever, M.R.ら, Seminars in Oncology, 19:1992:622-638 )。アッセイに使用したプロトコールも、この文献中に報告されている。Americ
an Type Tissue Collection(ATCC)を、これらのおよび他の腫瘍細胞系の 寄託機関とした。有用なヒト腫瘍細胞系には以下の細胞系が包含される。 【0087】 MCF7:ヒト乳房腺癌、ホルモン依存性; MDA−MB−231:ヒト乳房腺癌、ホルモン非依存性; HT−29:ヒト結腸腺癌、中等度に良好に分化した等級II; HCT−15:ヒト結腸腺癌; A549:ヒト非小細胞肺癌; DMS−114:ヒト小細胞肺癌; PC−3:ヒト前立腺腺癌、ホルモン非依存性; DU 145:ヒト前立腺癌、ホルモン非依存性; 抗新生物剤のスクリーニングのためにこのような腫瘍細胞系を用いる有用なプ
ロトコールはSkehan, P.ら, J. Natl. Cancer Inst. 82:1107-1112, 1990に掲 載されている。 【0088】 Meijerら(前出)は、ロスコビチンが、NCI疾患関連インビトロスクリーン
すなわち9種の腫瘍タイプ(白血病、非小細胞肺癌、結腸癌、中枢神経系の癌、
黒色腫、卵巣癌、腎臓癌、前立腺癌、乳癌)からなる60種のヒト腫瘍細胞系の
増殖を平均IC50値16μMにおいて阻害することを報告している。個々の腫瘍
系の結果は記録されていない。 【0089】 2つの異なるcdk阻害剤、フラボピリドールおよびオロマウシンは神経生存
の2つのモデル系における神経PC12細胞および交感神経細胞の死を抑制する
(Parkら, J. Biol. Chem. 271(14): 8161-8169, 1996)。生存を促進するのに 要求されるそれぞれの濃度は増殖を阻害するのに必要な量と相関する。神経細胞
のアポトーシスは神経系の発達ならびに神経細胞の損傷および疾患の成分、両者
の重要な態様である。 【0090】 PC12細胞系は最初、ラット副腎髄質クロム親和性細胞腫から誘導された。
血清含有メジウム中で増殖させると、PC12細胞は分裂し、副腎クロマフィン
細胞および交感神経細胞の前駆体に類似する。神経成長因子(NGF)を添加す
ると、PC12細胞は交感神経細胞の表現型の性質を取得する。血清または血清
およびNGFのいずれかを除去すると、ネイティブなおよび神経細胞的に分化し
たPC12細胞は、交感神経細胞の応答に類似するアポトーシスを受ける。 【0091】 アポトーシスにおける細胞周期調節の役割は、調整されない細胞周期の進行と
ネイティブなPC−12細胞からの細胞死を生じるNGFまたは血清の除去によ
って証明できる。cdk阻害剤は、栄養支持物質の除去後には、これらの増殖を
競合するネイティブなPC−12細胞の死を防止しなかった。細胞分裂後に分化
した神経細胞または交感神経細胞は、細胞死を生じるNGFの除去後、細胞周期
への不適当な再参加を試みるものと仮定される。しかしながら、cdkを阻害す
るフラボピリドールまたはオロマウシンへの暴露はこれらの細胞でアポトーシス
を防止する。 【0092】 多くの異なる細胞種のアポトーシスに際して、cdkおよびサイクリンの活性
に変化が観察される。HL60細胞のカンプトテシン−またはaraC誘発アポ
トーシスは、cdc2活性およびサイクリンE関連キナーゼ活性の増大を伴う。
RKO細胞のカンプトテシン−誘発アポトーシスはサイクリンD1の発現の増大
を伴う。 【0093】 カンプトテシンは、ラットで大脳皮質神経細胞のアポトーシス様の死を引き起
こす(Morris & Geller, J. Cell Biol. 134: 757-770, 1996)。カンプトテシ ン処理した非増殖性の、神経細胞的に分化したPC12細胞は処理後6日以内に
、培養ラット交感神経細胞は処理後5日以内に、NGFの存在下にもかかわらず
死滅する(Parkら, J. Neurosci. 17(4): 1256-1270, 1997)。しかしながら、 個々のオロマウシンもしくはフラボピリドールまたはこの両者の投与は、カンプ
トテシンの存在下または不存在下、日6に約30%の細胞の死を生じた。PC1
2細胞またはラット交感神経細胞の死からの最大保護は1μMフラボピリドール
および200μMオロマウシンで観察され、PC12細胞を増殖させることによ
ってDNAの合成を完全に阻害する最小濃度がこれである。オロマウシンの不活
性類縁体であるイソオロマウシンの投与はカンプトテシン処理神経細胞の細胞死
を防止できなかった。 【0094】 フラボピリドールおよびオロマウシンはまたカンプトテシン誘発皮質神経細胞
の死に対しても保護を示した(Parkら, J. Neurosci. 17(4): 1256-1270, 1997 )。フラボピリドールおよびオロマウシンのIC50値はそれぞれ0.1μMおよ び100μMであった。イソオロマウシンの投与はカンプトテシン処理神経細胞
の細胞死を防止できなかった。 【0095】 上記の観察については幾つかの解釈がある。放射線または抗新生物剤で治療さ
れた患者が、新たな新生物もしくは望ましくない細胞性アポトーシスの発生を含
めて望ましくない副作用を経験することはよく知られている。たとえば、難治性
白血病を高用量のaraCで治療された患者が、パーキンジェ神経細胞の喪失に
よって特徴づけられる小脳毒性症候群を発症する(Winkelman & Hinges, Ann. N
eurol. 14:520-527, 1983およびVogel & Horouipian, Cancer 71:1303-1308,
1993)。シス−プラチナム処置患者では末梢性神経障害の発症が報告されている
(Wallachら, J. Fla. Med. Assoc. 79: 821-822, 1992 & Mansfield & Castill
o, AJNR Am. J. Neuroradiol. 15: 1178-1180, 1994)。これらの観察からみて 、新生物の治療における本化合物の併用または単独投与は、細胞性アポトーシス
とくに抗新生物剤または放射線治療により引き起こされた神経細胞障害を減弱ま
たは排除すると考えられる。 【0096】 西欧諸国においては脳血管障害が神経無能化の最も一般的な原因である。主要
な特定のタイプの脳血管障害は血流の一時的妨害による脳不全、梗塞、出血およ
び動静脈奇形である。卒中は一般的に虚血性損傷を意味する。望ましくない神経
細胞のアポトーシスは脳血管障害時に起こる。cdkの阻害剤による治療は、こ
のような症例における神経細胞傷害および変性を防止する一つのアプローチにな
る。 【0097】 【発明の開示】 本発明は、式(I) 【化130】{式中、RはR2、R2NH2−またはR34N−R5−からなる群より選択され、 この場合、R2はC9〜C12アルキル、 【化131】 [式中、R6はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキ ルおよび(CH2)m−フェニル(mは0〜8の整数である)からなる群より選択さ
れ、xは1〜8の整数であり、nは0〜8の整数であり、Zはフェニル、複素環
、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より選択され,Mは水素、C1〜 C4アルキル、 【化132】 (式中、R6'はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキ
ルおよび(CH2)m'−フェニル(m'は0〜8の整数である)からなる群より選択
され、n'は0〜8の整数であり、x'は1〜8の整数であり、Qは、水素または
1〜C4アルキルであり、Z'はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフ タレンからなる群より選択される)からなる群より選択される]からなる群より
選択され、 【0098】 この場合、C9〜C12アルキルまたはZはそれぞれ、D、E、 【化133】 [この場合、Dは、それぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ
およびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立にHal
、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化134】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
群より選択され、n'''は0〜8の整数で、x'''は1〜8の整数であり、Q'は 水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアルキ ルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【0099】 【化135】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび (CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から
なる群より選択され、x''''は1〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルまたはフェニルであり、D'はそれぞれ独立にトリフルオロメチル、ト リフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、E'は それぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され
る)で置換されていてもよい]からなる群より選択される、同種または異種の1
〜3個の置換基により置換されていてもよく、 【0100】 R3およびR4は水素、C1〜C4アルキルおよび(CH2)y−フェニル(yは0〜
8の整数である)からなる群より選択されるが、R3およびR4は両者とも水素で
あることはなく、 R5はC1〜C8アルキレンであり、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択される。 ただし、 R2が基 【化136】 (この場合、nは1またはそれ以上であり、R1はイソプロピルまたはシクロペ ンチルであり、R6は水素、C1〜C4アルキルまたは(CH2)m−フェニルであり 、Zはフェニル、複素環またはシクロアルキルである)である場合には、ZはD
、 【化137】 (式中、D、b、R6''、x''、n''、M'およびZ''は先に定義した通りである
)からなる群より選択される同種または異種の1〜3個の置換基で置換されてい
る}で表される新規化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光学異性
体、および水和物を提供する。 【0101】 さらに、本発明は細胞周期の進行を阻害する方法を提供する。さらに詳しくは
本発明はcdk2を阻害する方法を提供する。 【0102】 本発明は、また、神経細胞におけるアポトーシスを防止する方法を提供する。
本発明のとくに好ましい方法は、抗新生物剤によって誘発されるかまたは脳血管
疾患の結果として生じる神経細胞のアポトーシスを防止することである。本発明
の他の好ましい実施態様は酸素の枯渇によって誘発されるアポトーシスを防止す
る方法である。さらに好ましい本発明は、脳血管疾患によって誘発されるアポト
ーシスを防止する方法を提供する。他の好ましい本発明は卒中または梗塞によっ
て誘発されるアポトーシスを防止する方法を提供する。 【0103】 本発明は、新生物の発症を阻害する方法を提供する。本発明は新生物疾患状態
に冒された患者を治療する方法において、上述の式の化合物を投与することから
なる方法を提供する。投与される量は上記式の化合物の治療的有効量であること
が好ましい。本発明の好ましい方法においては、上記式の単一の化合物が投与さ
れる。別法として、本発明の好ましい方法では、上記式の化合物のある量が他の
抗新生物剤と併用して投与される。 【0104】 さらに、本発明は式(I)の化合物の検定可能な量を不活性担体と混合して、
または他の方法で会合させてなる組成物を提供する。本発明はまた(I)の化合
物の有効阻害量を1種または2種以上の医薬的に許容される担体または賦形剤と
混合してまたは他の方法で会合させてなる医薬組成物を提供する。 【0105】 本発明は、式(I) 【化138】 {式中、RはR2、R2NH2−またはR34N−R5−からなる群より選択され、 この場合、R2はC9〜C12アルキル、 【化139】 [式中、R6はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキ ルおよび(CH2)m−フェニル(mは0〜8の整数である)からなる群より選択さ
れ、xは1〜8の整数であり、nは0〜8の整数であり、Zはフェニル、複素環
、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より選択され,Mは水素、C1〜 C4アルキル、 【化140】 (式中、R6'はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキ
ルおよび(CH2)m'−フェニル(m'は0〜8の整数である)からなる群より選択
され、n'は0〜8の整数であり、x'は1〜8の整数であり、Qは、水素または
1〜C4アルキルであり、Z'はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフ タレンからなる群より選択される)からなる群より選択される]からなる群より
選択され、 【0106】 この場合、C9〜C12アルキルまたはZはそれぞれ、D、E、 【化141】 [この場合、Dは、それぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ
およびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立にHal
、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化142】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび (CH2)m'''-フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
群より選択され、n'''は0〜8の整数で、x'''は1〜8の整数であり、Q'は 水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアルキ ルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 【0107】 M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化143】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび (CH2)m''''-フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルまたはフェニルであり、D'はそれぞれ独立にトリフルオロメチル、ト リフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、E'は それぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され
る)で置換されていてもよい]からなる群より選択される、同種または異種の1
〜3個の置換基により置換されていてもよく、 【0108】 R3およびR4は水素、C1〜C4アルキルおよび(CH2)y−フェニル(yは0〜
8の整数である)からなる群より選択されるが、R3およびR4は両者とも水素で
あることはなく、 R5はC1〜C8アルキレンであり、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択され、 ただし、R2が基 【化144】 (この場合、nは1またはそれ以上であり、R1はイソプロピルまたはシクロペ ンチルであり、R6は水素、C1〜C4アルキルまたは(CH2)m−フェニルであり 、Zはフェニル、複素環またはシクロアルキルである)である場合には、ZはD
、 【化145】 (式中、D、b、R6''、x''、n''、M'およびZ''は先に定義した通りである
)からなる群より選択される同種または異種の1〜3個の置換基で置換されてい
る}で表される新規化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光学異性
体、および水和物を提供する。 【0109】 本明細書で用いられる「複素環」なる語は任意の閉環残基を意味し、環の1個
または2個以上の原子は炭素以外の元素であり、たとえば、それらに限定される
ものではないが、ピペリジニル、ピリジニル、イソキサゾリル、テトラヒドロフ
ラニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペラジニル、ベンズイミダゾリル、チ
アゾリル、チオフェン、フラニル、インドリル、1,3−ベンゾジオキソリル、 テトラヒドロピラニル、イミダゾリル、テトラヒドロチオフェン、ピラニル、ジ
オキサニル、ピロリル、ピリミジニル、ピラジニル、トリアジニル、オキサゾリ
ル、プリニル、キノリニル、およびイソキノリニルが包含される。 【0110】 本明細書で用いられる「C1〜C4アルキル」なる語は、1〜4個の炭素原子の
飽和または不飽和、直鎖状または分枝鎖状のヒドロカルビル基を意味し、たとえ
ばそれらに限定されるものではないが、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、1−プロペニル、2−プロペニル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル
、sec−ブチル、1−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル等が包含される。 【0111】 本明細書で用いられる「C1〜C8アルキル」なる語は、1〜8個の炭素原子の
飽和または不飽和、直鎖状または分枝鎖状のヒドロカルビル基を意味し、たとえ
ばそれらに限定されるものではないが、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、1−プロペニル、2−プロペニル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル
、sec−ブチル、1−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、ペンチル、ネオ ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル等が包含される。 【0112】 本明細書で用いられる「C9〜C12アルキル」なる語は、9〜12個の炭素原 子の飽和または不飽和、直鎖状または分枝鎖状のヒドロカルビル基を意味し、た
とえば、それらに限定されるものではないが、ノニル、デシル、ウンデシル、お
よびドデシル等が包含される。 【0113】 本明細書で用いられる「C1〜C8アルキレン」なる語は、1〜8個の炭素原子
の飽和または不飽和、直鎖状または分枝鎖状のヒドロカルビレン基を意味し、た
とえば、それらに限定されるものではないが、メチレン、エチレン、プロピレン
、イソプロピレン、1−プロペニレン、2−プロペニレン、n−ブチレン、イソ
ブチレン、tert−ブチレン、sec−ブチレン、1−ブテニレン、2−ブテニレン 、3−ブテニレン、ペンチレン、ネオペンチレン、ヘキシレン、ヘプチレン、オ
クチレン等が包含される。 【0114】 本明細書で用いられる「シクロアルキル」なる語は、3〜8個の炭素原子を含
有する飽和または不飽和の脂環式残基を意味し、たとえばそれらに限定されるも
のではないが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル、シクロヘプチル、シクロオクチル等が包含される。 【0115】 本明細書で用いられる以下の表示 【化146】 は、任意にスルホキシド(b=1)またはスルホン(b=2)に酸化された硫黄
原子を意味する。 【0116】 本明細書で用いられる「Hal」なる語はハロゲン残基を意味し、たとえば、
フルオロ、クロロ、ブロモおよびヨード残基である。 【0117】 本明細書で用いられる「光学異性体」なる語は、式(I)の与えられた化合物
について存在する各種立体異性体の任意のコンフィギュレーションを意味する。 【0118】 本明細書で用いられる「水和物」なる語は、式(I)の化合物と1または2以
上の水分子の反応生成物を意味し、この化合物中のH−OH結合は分解されてい
ないで、一水和物ならびに多水和物が包含される。 【0119】 本明細書で用いられる「医薬的に許容される塩」なる語は、式(I)の化合物
と任意の非毒性、有機または無機酸1または2以上の分子との反応生成物を意味
する。適当な塩を形成する無機酸の例には、塩酸、臭化水素酸、硫酸およびリン
酸ならびに酸金属塩たとえばナトリウム一水素オルトリン酸およびカリウム水素
硫酸が包含される。適当な塩を形成する有機酸の例にはモノ、ジおよびトリカル
ボン酸が包含される。このような酸の例としては、たとえば酢酸、グリコール酸
、乳酸、ピルビン酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、フマル酸、リンゴ酸、
酒石酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、ヒドロキシマレイン酸、安息
香酸、ヒドロキシ安息香酸、フェニル酢酸、桂皮酸、サリチル酸、2−フェノキ
シ安息香酸、ならびにスルホン酸たとえばメタンスルホン酸、トリフルオロメタ
ンスルホン酸および2−ヒドロキシエタンスルホン酸が包含される。 【0120】 式(I)の化合物は、当業者にはよく知られ、評価される操作および技術を用
いて製造することができる。これらの化合物を製造するための一般合成スキーム
を以下のスキームAに示す。スキーム中、他の指示がない限り、すべての置換基
は先に定義した通りである。 【0121】 【化147】 【0122】 スキームAの工程a中、2,6−ジクロロプリン()は構造の適当なアル コールと、当業者にはよく知られた技術および操作を用いて反応させると、構造 の相当する9−置換−2,6−ジクロロプリン化合物が得られる。 【0123】 たとえば、2,6−ジクロロプリン()は適当な無水の非プロトン性溶媒た とえばテトラヒドロフラン中、トリフェニルホスフィンおよびアゾジカルボン酸
ジエチルの存在下に、構造の適当なアルコールと反応させることができる。反
応物は通常、5時間〜5日間の範囲の期間、室温で一緒に撹拌する。得られた構
の9−置換−2,6−ジクロロプリンは、本技術分野において既知のように 、抽出方法によって反応域から回収するか、またはさらに通常には、得られた構
の9−置換−2,6−ジクロロプリンは溶媒を除去し、ついで直接シリカゲ ルカラム上に負荷し、適当な溶媒たとえばメチレンクロリドまたは混合溶媒たと
えばヘキサンと酢酸エチルの混合物で溶出して回収することができる。粗製の構
の9−置換−2,6−ジクロロプリンをついでクロマトグラフィーで精製す るか、またはさらに精製することなく次の工程に使用することができる。 【0124】 工程bでは、構造の9−置換−2,6−ジクロロプリンの6−クロロ官能基 を構造の適当なアミンと反応させて構造の相当する9−置換−6−アミノ−
2−クロロプリン化合物を得る。 【0125】 たとえば、構造の9−置換−2,6−ジクロロプリンを構造の適当なアミ ンと、適当な無水の極性溶媒たとえばエタノール中で反応させることができる。
反応物は通常、30分〜3日間の範囲の期間、還流温度で一緒に撹拌する。得ら
れた構造の9−置換−6−アミノ−2−クロロプリンは本技術分野で既知のよ
うに抽出方法で反応域から回収するか、または構造の9−置換−6−アミノ−
2−クロロプリンが溶液から沈殿すれば、ろ過によって回収することもできる。 【0126】 工程cでは、構造の9−置換−6−アミノ−2−クロロプリンの2−クロロ
官能基を1,4−シクロヘキサンジアミン()と反応させ相当する式Iの化合 物を得る。 【0127】 たとえば、構造の適当な9−置換−6−アミノ−2−クロロプリンを1モル
過剰の1,4−シクロヘキサンジアミン()と反応させることができる。反応 物は通常耐圧管に取り、密閉し、30分〜3日間の範囲の期間、約80℃〜約1
50℃の温度に加熱する。得られた式Iの化合物を本技術分野で知られたように
抽出方法で反応域から回収し、クロマトグラフィーで精製することができる。 【0128】 スキームAに概略を示した一般的合成操作に使用する出発原料は、当業者によ
れば容易に入手可能である。たとえば、構造のある種の4−アミノピペリジン
および3−アミノピロリジンは以下のスキームBおよびCに記載のようにして製
造することができる。 【0129】 4−アミノ−1−ピペリジンおよび3−アミノ−1−ピロリジン誘導体(構造 ′)であるスキームAにおいて使用される構造の出発アミンは、スキームB
に示すようにして製造することができる。スキーム中、他の指示がない限りすべ
ての置換基は先に定義した通りである。 【0130】 【化148】 【0131】 スキームB、工程aにおいては、構造の適当な4−カルボキサミド−1−ピ
ペリジンまたは3−カルボキサミド−1−ピロリジン誘導体の遊離アミノ官能基
を、構造の適当なアルキルハライドと反応させると、構造の相当する4−カ
ルボキサミド−1−アルキル化ピペリジンまたは3−カルボキサミド−1−アル
キル化−ピロリジンが得られる。 【0132】 たとえば、構造の適当な4−カルボキサミド−1−ピペリジンまたは3−カ
ルボキサミド−1−ピロリジンを、適当な非プロトン性有機溶媒たとえば3−ペ
ンタノン中、適当な塩基たとえば炭酸セシウム、および触媒量の適当なアルキル
化触媒たとえばヨウ化カリウムの存在下に、構造の適当なアルキルハライドと
反応させることができる。反応物は通常、30分〜12時間の範囲の時間、還流
温度において一緒に撹拌する。得られた構造の4−カルボキサミド−1−アル
キル化ピペリジンまたは3−カルボキサミド−1−アルキル化−ピロリジンはろ
過または溶媒の蒸発によって反応域から回収される。 【0133】 工程bにおいては、構造の適当な4−カルボキサミド−1−アルキル化ピペ
リジンまたは3−カルボキサミド−1−アルキル化−ピロリジンのカルボキサミ
ド官能基を脱水素して構造′の相当する4−アミノ−1−アルキル化−ピペリ
ジンまたは3−アミノ−1−アルキル化−ピロリジンを得る。 【0134】 たとえば、構造の適当な4−カルボキサミド−1−アルキル化ピペリジンま
たは3−カルボキサミド−1−アルキル化−ピロリジンを、適当な非プロトン性
極性溶媒たとえばアセトニトリル中1モル過剰のビス(トリフルオロアセトキシ)
ヨードベンゼンと反応させる。反応物は通常、30分〜5時間の範囲の時間、約
50℃〜約95℃の温度において一緒に撹拌する。得られた構造′の4−アミ
ノ−1−アルキル化−ピペリジンまたは3−アミノ−1−アルキル化−ピロリジ
ンは本技術分野において周知のように抽出方法によって反応域から回収される。 【0135】 別法として4−アミノ−1−ピペリジンおよび3−アミノ−1−ピロリジン誘
導体(構造′)であるスキームAにおいて用いられる構造の出発アミンは、
スキームCに示すようにして製造することができる。スキーム中、他の指示がな
い限り、すべての置換基は先に定義した通りである。 【0136】 【化149】 【0137】 スキームC、工程aにおいては、構造10の適当な4−ピペリドンまたは3−
ピロリドン誘導体の遊離アミノ官能基を構造の適当なアルキルハライドと反応
させ、相当する構造11の1−アルキル化−4−ピペリドンまたは1−アルキル
化−3−ピロリドンを得る。 【0138】 たとえば、構造10の4−ピペリドンまたは3−ピロリドンを、適当な非プロ
トン性有機溶媒たとえば3−ペンタノン中、適当な塩基たとえば炭酸セシウム、
および触媒量の適当なアルキル化触媒たとえばヨウ化カリウムの存在下に、構造 の適当なアルキルハライドと反応させることができる。反応物は通常、30分
〜12時間の範囲の時間、還流温度において一緒に撹拌する。得られた構造11 の1−アルキル化−4−ピペリドンまたは1−アルキル化−3−ピロリドンはろ
過または溶媒の蒸発によって反応域から回収される。 【0139】 工程bにおいては、構造11の適当な1−アルキル化−4−ピペリドンまたは
1−アルキル化−3−ピロリドンのケトン官能基をヒドロキシルアミン塩酸塩( 12 )と反応させて、構造13の相当する1−アルキル化−4−ピペリドンオキ
シムまたは1−アルキル化−3−ピロリドンオキシムを得る。 【0140】 たとえば、構造11の1−アルキル化−4−ピペリドンまたは1−アルキル化
−3−ピロリドンを、適当なプロトン性溶媒たとえば含水エタノール中、適当な
塩基たとえば酢酸ナトリウムの存在下に、ヒドロキシルアミン塩酸塩(12)と
反応させる。反応物は通常、30分〜5時間の範囲の時間、還流温度において一
緒に撹拌する。得られた構造13の1−アルキル化−4−ピペリドンオキシムま
たは1−アルキル化−3−ピロリドンオキシムは本技術分野において周知の抽出
方法によって反応域から回収される。 【0141】 工程cにおいては、構造13の適当な1−アルキル化−4−ピペリドンオキシ
ムまたは1−アルキル化−3−ピロリドンオキシムのオキシム官能基を還元して
、相当する4−アミノ−1−ピペリジンおよび3−アミノ−1−ピロリジン誘導
体(構造′)を得る。 【0142】 たとえば、構造13の1−アルキル化−4−ピペリドンオキシムまたは1−ア
ルキル化−3−ピロリドンオキシムを適当な無水溶媒たとえばテトラヒドロフラ
ン中、不活性雰囲気下に、適当な還元剤たとえば水素化リチウムアルミニウムと
反応させる。反応物は通常、30分〜5時間の範囲の時間、還流温度において一
緒に撹拌する。得られた4−アミノ−1−ピペリジンおよび3−アミノ−1−ピ
ロリジン誘導体(構造′)は本技術分野において周知の抽出方法によって反応
域から回収される。 【0143】 以下の実施例はスキームAに記載の典型的な合成を示すものである。これらの
例は単に例示的なものであり、いかなる意味においても本発明の範囲を制限する
意図ではないことを理解すべきである。実施例に用いられる以下の語は指示した
意味を有する。すなわち、「g」はグラムを意味し、「mmol」はミリモルを意味
し、「ml」はミリリットルを意味し、「bp」は沸点を意味し、「℃」は摂氏の度
数を意味し、「mmHg」は水銀柱のミリメーターを意味し、「μl」はマイクロリ ットルを意味し、「μg」はマイクログラムを意味し、「μM」はマイクロモル を意味し、「APCT」は大気圧化学イオン化を意味する。Rf値はAQ 4× 50カラム(YMC)により4分間で100%Cから100%Dへの直線勾配、
2分間100%Dに保持して測定した。Cは0.1%TFAを含有する5:95
アセトニトリル:水、Dは0.085%TFAを含有する95:5 アセトニトリ
ル:水である。分子イオンの測定はFinnigan MAT SSQ-7:10マススペクトルメー
ターを用いて行った。 【0144】 実施例1 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(4−トリフ
ルオロベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程a:2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン シクロペンタノール(260mg、3.02mmol)、2,6−ジクロロプリン(6
80mg、3.60mmol)およびトリフェニルホスフィン(950mg、3.60mmol
)を乾燥THF(20ml)に溶解し、0℃に冷却した。窒素雰囲気下、ジエチル
アゾジカルボキシレート(570μl、3.60mmol)を15分間にわたって滴加
した。溶媒を真空で蒸発させ、シリカゲルカラムに直接装填し、塩化メチレンで
溶出して、表題化合物を粗製の混合物として得た。 【0145】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[(4−トリフルオロベンジル)アミノ
]−9−シクロペンチルプリン 2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン(3.00mmol)、4−トリフル
オロベンジルアミン(3.00mmol)およびトリエチルアミン(835μl、6. 00mmol)を乾燥エタノール(20ml)に溶解した。15時間加熱還流し、冷却
し、固体を濾過して表題化合物を得た。 【0146】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[(4−トリフルオロベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二
塩酸塩 2−クロロ−6−[(4−トリフルオロベンジル)アミノ]−9−シクロペン
チルプリン(0.287mmol)および1,4−シクロヘキサンジアミン(2.00 g、過剰)を圧力管中で混合し、密封し、140℃に18時間加熱した。反応混
合物を冷却し、CH2Cl2(40ml)を加え、H2O(2×20ml)で洗浄した 。乾燥(MgSO4)させ、溶媒を真空で蒸発させ、シリカゲルクロマトグラフ ィー(10:1:数滴 CH2Cl2/MeOH/NH4OH)で精製して表題化 合物を得た。塩酸塩に変換した。 CIMS(NH3)474(MH+);Rf(分)=0.58 【0147】 実施例2 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(2−クロロフ
ェニルヒドラジノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−(2−クロロフェニルヒドラジノ)−9
−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−(2−クロロフェニルヒドラジノ)−9−シクロペンチルプ
リンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、2−クロロフェニルヒド ラジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに
記載したように製造した。 【0148】 スキームA、工程c:2−[トランスー(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−(2−クロロフェニルヒドラジノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 2−[トランスー(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(2−クロロ
フェニルヒドラジノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロロ−6−
(2−クロロフェニルヒドラジノ)−9−シクロペンチルプリンから本質的に実
施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 CIMS(NH3)475(MH+);Rf(分)=3.49 【0149】 実施例3 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(3,4,5−ト
リメトキシベンジルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−(3,4,5−トリメトキシベンジルアミ
ノ)−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−(3,4,5−トリメトキシベンジルアミノ)−9−シクロペ
ンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、3,4,5−トリ メトキシベンジルアミン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキ
ームA、工程bに記載したように製造した。 【0150】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−(3,4,5−トリメトキシベンジルアミノ)−9−シクロペンチルプリン
二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(3,4,5−
トリメトキシベンジルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロ
ロ−6−(3,4,5−トリメトキシベンジルアミノ)−9−シクロペンチルプリ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)496(MH+);Rf(分)=3.42 【0151】 実施例4 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(2,6−ジ メトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[(2,6−ジメトキシベンジル)アミ ノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[(2,6−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペ ンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、2,6−ジメトキ
シベンジルアミン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA
、工程bに記載したように製造した。 【0152】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[(2,6−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン 二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(2,6− ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロ
ロ−6−[(2,6−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリ ンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)466(MH+);Rf(分)=2.29 【0153】 実施例5 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(4−トリフ
ルオロメトキシ)フェニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[(4−トリフルオロメトキシ)フェニ
ルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[(4−トリフルオロメトキシ)フェニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、4−トリ フルオロメトキシアニリン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、ス
キームA、工程bに記載したように製造した。 【0154】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[(4−トリフルオロメトキシ)フェニルアミノ]−9−シクロペンチル
プリン二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(4−トリ
フルオロメトキシ)フェニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2
−クロロ−6−[(4−トリフルオロメトキシ)フェニルアミノ]−9−シクロ
ペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製
造した。 CIMS(NH3)476(MH+);Rf(分)=4.00 【0155】 実施例6 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[2−(ジエチ
ルアミノ)エチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[2−(ジエチルアミノ)エチルアミノ
]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[2−(ジエチルアミノ)エチルアミノ]−9−シクロペン
チルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、2−ジエチルアミ ノエチルアミン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、
工程bに記載したように製造した。 【0156】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[2−(ジエチルアミノ)エチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三
塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[2−(ジエ
チルアミノ)エチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三塩酸塩を2−クロロ
−6−[2−(ジエチルアミノ)エチルアミノ]−9−シクロペンチルプリンか
ら本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)415(MH+);Rf(分)=3.15 【0157】 実施例7 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(1−ナフチ
ル)メチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[(1−ナフチル)メチルアミノ]−9
−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[(1−ナフチル)メチルアミノ]−9−シクロペンチルプ
リンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、1−(アミノメチル)ナ フチレン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程b
に記載したように製造した。 【0158】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[(1−ナフチル)メチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(1−ナフ
チル)メチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロロ−6−
[(1−ナフチル)メチルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実
施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)456(MH+);Rf(分)=3.43 【0159】 実施例8 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(4−メトキ
シベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[(4−メトキシベンジル)アミノ]−
9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[(4−メトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチル
プリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、4−メトキシベンジル アミン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに
記載したように製造した。 【0160】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[(4−メトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸
塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(4−メト
キシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロロ−6
−[(4−メトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的
に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)436(MH+);Rf(分)=2.28 【0161】 実施例9 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(3−(5−
メトキシインドリル))−2−エチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩
酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[(3−(5−メトキシインドリル))
−2−エチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[(3−(5−メトキシインドリル))−2−エチルアミノ
]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン 、5−メトキシトリプタミン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、
スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0162】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[(3−(5−メトキシインドリル))−2−エチルアミノ]−9−シク
ロペンチルプリン二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(3−(5
−メトキシインドリル))−2−エチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二
塩酸塩を2−クロロ−6−[(3−(5−メトキシインドリル))−2−エチル
アミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程
cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)489(MH+);Rf(分)=3.44 【0163】 実施例10 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(ヒドロ
キシメチル)シクロヘキサンメチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸
塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(ヒドロキシメチル)シクロヘキ
サンメチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(ヒドロキシメチル)シクロヘキサンメチルアミノ]
−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、 4−(アミノメチル)シクロヘキサンメタノール、およびトリエチルアミンから
本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0164】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(ヒドロキシメチル)シクロヘキサンメチルアミノ]−9−シクロ
ペンチルプリン二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(ヒド
ロキシメチル)シクロヘキサンメチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩
酸塩を2−クロロ−6−[4−(ヒドロキシメチル)シクロヘキサンメチルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 CIMS(NH3)442(MH+);Rf(分)=3.34 【0165】 実施例11 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[2−フルオロ
フェニルヒドラジノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[2−フルオロフェニルヒドラジノ]−
9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[2−フルオロフェニルヒドラジノ]−9−シクロペンチル
プリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、2−フルオロフェニル ヒドラジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程
bに記載したように製造した。 【0166】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[2−フルオロフェニルヒドラジノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸
塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[2−フルオ
ロフェニルヒドラジノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロロ−6
−[2−フルオロフェニルヒドラジノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的
に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)425(MH+);Rf(分)=3.41 【0167】 実施例12 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(2−メトキ
シベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[(2−メトキシベンジル)アミノ]−
9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[(2−メトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチル
プリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、2−メトキシベンジル アミン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに
記載したように製造した。 【0168】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[(2−メトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸
塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(2−メト
キシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロロ−6
−[(2−メトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的
に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)436(MH+);Rf(分)=2.30 【0169】 実施例13 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(2,3−メ トキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[(2,3−ジメトキシベンジル)アミ ノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[(2,3−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペ ンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、2,3−ジメトキ
シベンジルアミン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA
、工程bに記載したように製造した。 【0170】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[(2,3−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン 二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(2,3− ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロ
ロ−6−[(2,3−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリ ンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)466(MH+);Rf(分)=2.29 【0171】 実施例14 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[2−(4−メ
トキシフェニル)エチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[2−(4−メトキシフェニル)エチル
アミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[2−(4−メトキシフェニル)エチルアミノ]−9−シク
ロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、2−(4− メトキシフェニル)エチルアミン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例
1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0172】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[2−(4−メトキシフェニル)エチルアミノ]−9−シクロペンチルプ
リン二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[2−(4−
メトキシフェニル)エチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−
クロロ−6−[2−(4−メトキシフェニル)エチルアミノ]−9−シクロペン
チルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造し
た。 CIMS(NH3)450(MH+);Rf(分)=3.53 【0173】 実施例15 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[3−(2−メ
トキシエトキシ)プロピルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[3−(2−メトキシエトキシ)プロピ
ルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[3−(2−メトキシエトキシ)プロピルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、3−(2 −メトキシエトキシ)プロピルアミン、およびトリエチルアミンから本質的に実
施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0174】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[3−(2−メトキシエトキシ)プロピルアミノ]−9−シクロペンチル
プリン二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[3−(2−
メトキシエトキシ)プロピルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2
−クロロ−6−[3−(2−メトキシエトキシ)プロピルアミノ]−9−シクロ
ペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製
造した。 CIMS(NH3)432(MH+);Rf(分)=3.31 【0175】 実施例16 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(2−メトキシ
エチルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−(2−メトキシエチルアミノ)−9−シ
クロペンチルプリン 2−クロロ−6−(2−メトキシエチルアミノ)−9−シクロペンチルプリン
を2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、2−メトキシエチルアミン、 およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載した
ように製造した。 【0176】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−(2−メトキシエチルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(2−メトキ
シエチルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロロ−6−(2
−メトキシエチルアミノ)−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、
スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)374(MH+);Rf(分)=3.23 【0177】 実施例17 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(2,4−ジ メトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[(2,4−ジメトキシベンジル)アミ ノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[(2,4−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペ ンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、2,4−ジメトキ
シベンジルアミン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA
、工程bに記載したように製造した。 【0178】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[(2,4−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン 二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(2,4− ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロ
ロ−6−[(2,4−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリ ンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)466(MH+);Rf(分)=2.29 【0179】 実施例18 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(3−ジエチ
ルアミノ)プロピルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[(3−ジエチルアミノ)プロピルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[(3−ジエチルアミノ)プロピルアミノ]−9−シクロペ
ンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、3−ジエチルア ミノプロピルアミン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキーム
A、工程bに記載したように製造した。 【0180】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[(3−ジエチルアミノ)プロピルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(3−ジエ
チルアミノ)プロピルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロ
ロ−6−[(3−ジエチルアミノ)プロピルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)429(MH+);Rf(分)=3.13 【0181】 実施例19 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(3,4−ジ メトキシベンジル)アミノ]−9−(2−プロピル)プリン二塩酸塩 スキームA、工程a:2,6−ジクロロ−9−(2−プロピル)プリン 2,6−ジクロロ−9−(2−プロピル)プリンを2,6−ジクロロプリンおよ
びイソプロパノールからシクロペンタノールの代わりにイソプロパノールを用い
た以外は本質的に実施例1、スキームA、工程aに記載したように製造した。 【0182】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[(3,4−ジメトキシベンジル)アミ ノ]−9−(2−プロピル)プリン 2−クロロ−6−[(3,4−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−(2−プ ロピル)プリンを2,6−ジクロロ−9−(2−プロピル)プリン、3,4−ジメ
トキシベンジルアミン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキー
ムA、工程bに記載したように製造した。 【0183】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[(3,4−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−(2−プロピル)プリ ン二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(3,4− ジメトキシベンジル)アミノ]−9−(2−プロピル)プリン二塩酸塩を2−ク
ロロ−6−[(3,4−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−(2−プロピル) プリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)440(MH+);Rf(分)=3.33 【0184】 実施例20 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(2,6−ジ クロロフェニルヒドラジノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[2,6−ジクロロフェニルヒドラジノ ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[2,6−ジクロロフェニルヒドラジノ]−9−シクロペン チルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、2,6−ジクロロフ
ェニルヒドラジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA
、工程bに記載したように製造した。 【0185】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[2,6−ジクロロフェニルヒドラジノ]−9−シクロペンチルプリン二 塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[2,6−ジ クロロフェニルヒドラジノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロロ
−6−[2,6−ジクロロフェニルヒドラジノ]−9−シクロペンチルプリンか ら本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)475(MH+);Rf(分)=3.43 【0186】 実施例21 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(3−フルオロ
フェニルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−(3−フルオロフェニルアミノ)−9−
シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−(3−フルオロフェニルアミノ)−9−シクロペンチルプリ
ンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、3−フルオロアニリン、お よびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したよ
うに製造した。 【0187】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−(3−フルオロフェニルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(3−フルオ
ロフェニルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロロ−6−(
3−フルオロフェニルアミノ)−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例
1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)448(MH+);Rf(分)=3.44 【0188】 実施例22 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(3−メトキシ
プロピルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−(3−メトキシプロピルアミノ)−9−
シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−(3−メトキシプロピルアミノ)−9−シクロペンチルプリ
ンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、3−メトキシプロピルアミ ン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載
したように製造した。 【0189】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−(3−メトキシプロピルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(3−メトキ
シプロピルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロロ−6−(
3−メトキシプロピルアミノ)−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例
1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)388(MH+);Rf(分)=3.29 【0190】 実施例23 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(4−ペンチ
ル)フェニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[(4−ペンチル)フェニルアミノ)−
9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[(4−ペンチル)フェニルアミノ)−9−シクロペンチル
プリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、4−ブチルフェニルア ミン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記
載したように製造した。 【0191】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[(4−ペンチル)フェニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸
塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(4−ペン
チル)フェニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロロ−6
−[(4−ペンチル)フェニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的
に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)462(MH+);Rf(分)=4.15 【0192】 実施例24 (+/−)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[
(α−シクロプロピル−4−クロロベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプ
リン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[(α−シクロプロピル−4−クロロベ
ンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[(α−シクロプロピル−4−クロロベンジル)アミノ]−
9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、α −シクロプロピル−4−クロロベンジルアミン、およびトリエチルアミンから本
質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0193】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[(α−シクロプロピル−4−クロロベンジル)アミノ]−9−シクロペ
ンチルプリン二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(α−シク
ロプロピル−4−クロロベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸
塩を2−クロロ−6−[(α−シクロプロピル−4−クロロベンジル)アミノ]
−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載
したように製造した。 CIMS(NH3)480(MH+);Rf(分)=2.35 【0194】 実施例25 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(2−トリフ
ルオロベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[(2−トリフルオロベンジル)アミノ
]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[(2−トリフルオロベンジル)アミノ]−9−シクロペン
チルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、2−トリフルオロ ベンジルアミン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、
工程bに記載したように製造した。 【0195】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[(2−トリフルオロベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二
塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(2−トリ
フルオロベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロロ
−6−[(2−トリフルオロベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリンか
ら本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)474(MH+);Rf(分)=2.31 【0196】 実施例26 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(2−ヒドロキ
シエトキシエチルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−(2−ヒドロキシエトキシエチルアミノ
)−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−(2−ヒドロキシエトキシエチルアミノ)−9−シクロペン
チルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、2−(2−アミノ エトキシ)エタノール、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキー
ムA、工程bに記載したように製造した。 【0197】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−(2−ヒドロキシエトキシエチルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二
塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(2−ヒドロ
キシエトキシエチルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロロ
−6−(2−ヒドロキシエトキシエチルアミノ)−9−シクロペンチルプリンか
ら本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)404(MH+);Rf(分)=3.16 【0198】 実施例27 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[2−(3−メ
トキシフェニル)エチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[2−(3−メトキシフェニル)エチル
アミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[2−(3−メトキシフェニル)エチルアミノ]−9−シク
ロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、2−(3− メトキシフェニル)エチルアミン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例
1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0199】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[2−(3−メトキシフェニル)エチルアミノ]−9−シクロペンチルプ
リン二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[2−(3−
メトキシフェニル)エチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−
クロロ−6−[2−(3−メトキシフェニル)エチルアミノ]−9−シクロペン
チルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造し
た。 CIMS(NH3)450(MH+);Rf(分)=3.54 【0200】 実施例28 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(3,5−ジ メトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[(3,5−ジメトキシベンジル)アミ ノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[(3,5−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペ ンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、3,5−ジメトキ
シベンジルアミン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA
、工程bに記載したように製造した。 【0201】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[(3,5−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン 二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(3,5− ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロ
ロ−6−[(3,5−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリ ンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)466(MH+);Rf(分)=2.27 【0202】 実施例29 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(4−メトキシ
ブチルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−(4−メトキシブチルアミノ)−9−シ
クロペンチルプリン 2−クロロ−6−(4−メトキシブチルアミノ)−9−シクロペンチルプリン
を2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、4−メトキシブチルアミン、 およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載した
ように製造した。 【0203】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−(4−メトキシブチルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(4−メトキ
シブチルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロロ−6−(4
−メトキシブチルアミノ)−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、
スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)388(MH+);Rf(分)=3.29 【0204】 実施例30 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(2,3−ジ メトキシベンジル)アミノ]−9−(2−プロピル)プリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[(2,3−ジメトキシベンジル)アミ ノ]−9−(2−プロピル)プリン 2−クロロ−6−[(2,3−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−(2−プ ロピル)プリンを2,6−ジクロロ−9−(2−プロピル)プリン(製造につい ては実施例19参照)、2,3−ジメトキシベンジルアミン、およびトリエチル アミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0205】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−(2,3−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−(2−プロピル)プリン 二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(2,3−ジ メトキシベンジル)アミノ]−9−(2−プロピル)プリン二塩酸塩を2−クロ
ロ−6−[(2,3−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−(2−プロピル)プ リンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)440(MH+);Rf(分)=3.39 【0206】 実施例31 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[2−(フェニ
ルアミノ)エチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[2−(フェニルアミノ)エチルアミノ
]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[2−(フェニルアミノ)エチルアミノ]−9−シクロペン
チルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、N−フェニルエチ レンジアミン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工
程bに記載したように製造した。 【0207】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[2−(フェニルアミノ)エチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三
塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[2−(フェ
ニルアミノ)エチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三塩酸塩を2−クロロ
−6−[2−(フェニルアミノ)エチルアミノ]−9−シクロペンチルプリンか
ら本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)435(MH+);Rf(分)=3.34 【0208】 実施例32 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(フェニルアミ
ノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−(フェニルアミノ)−9−シクロペンチ
ルプリン 2−クロロ−6−(フェニルアミノ)−9−シクロペンチルプリンを2,6− ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、アニリン、およびトリエチルアミンから
本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0209】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−(フェニルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(フェニルア
ミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロロ−6−(フェニルアミ
ノ)−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 CIMS(NH3)392(MH+);Rf(分)=3.35 【0210】 実施例33 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−ベ
ンジル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−ベンジル)ピペリジニルア
ミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−ベンジル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロ
ペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、4−アミノ− 1−ベンジルピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキ
ームA、工程bに記載したように製造した。 【0211】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−ベンジル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
ベンジル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三塩酸塩を2−ク
ロロ−6−[4−(1−ベンジル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル
プリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)489(MH+);Rf(分)=3.29 【0212】 実施例34 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[3,4−ジメ トキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[3,4−ジメトキシベンジル)アミノ ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[3,4−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペン チルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、3,4−ジメトキシ
ベンジルアミン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、
工程bに記載したように製造した。 【0213】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[3,4−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二 塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[3,4−ジ メトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロロ
−6−[3,4−ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリンか ら本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)466(MH+);Rf(分)=2.25 【0214】 実施例35 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(3−ヨード
ベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン塩酸塩 スキームA、工程a:2,6−ジクロロ−9−シクロペンテニルプリン 2,6−ジクロロ−9−シクロペンテニルプリンを2,6−ジクロロプリンおよ
びシクロペンテノールからシクロペンタノールの代わりにシクロペンテノールを
用いた以外は本質的に実施例1、スキームA、工程aに記載したように製造した
。 【0215】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[(3−ヨードベンジル)アミノ]−9
−シクロペンテニルプリン 2−クロロ−6−[(3−ヨードベンジル)アミノ]−9−シクロペンテニル
プリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンテニルプリン、3−ヨードベンジル アミン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに
記載したように製造した。 【0216】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[(3−ヨードベンジル)アミノ]−9−シクロペンテニルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(3−ヨー
ドベンジル)アミノ]−9−シクロペンテニルプリン塩酸塩を2−クロロ−6−
[(3−ヨードベンジル)アミノ]−9−シクロペンテニルプリンから本質的に
実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)530(MH+) 【0217】 実施例36 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(ドデシルアミ
ノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−(ドデシルアミノ)−9−シクロペンチ
ルプリン 2−クロロ−6−(ドデシルアミノ)−9−シクロペンチルプリンを2,6− ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、n−ドデシルアミン、およびトリエチル
アミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0218】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−(ドデシルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(ドデシルア
ミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロロ−6−(ドデシルアミ
ノ)−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 CIMS(NH3)484(MH+);Rf(分)=5.09 【0219】 実施例37 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(4−メトキ
シベンジル)アミノ]−9−(2−プロピル)プリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[(4−メトキシベンジル)アミノ]−
9−(2−プロピル)プリン 2−クロロ−6−[(4−メトキシベンジル)アミノ]−9−(2−プロピル
)プリンを2,6−ジクロロ−9−(2−プロピル)プリン(製造については実 施例19参照)、4−メトキシベンジルアミン、およびトリエチルアミンから本
質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0220】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[(4−メトキシベンジル)アミノ]−9−(2−プロピル)プリン二塩
酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(4−メト
キシベンジル)アミノ]−9−(2−プロピル)プリン二塩酸塩を2−クロロ−
6−[(4−メトキシベンジル)アミノ]−9−(2−プロピル)プリンから本
質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)410(MH+);Rf(分)=3.37 【0221】 実施例38 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−クロロベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(4−クロロベンジル)ピペリジンの製造: 方法1: スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−クロロベンジル)ピペリ
ジン イソニペコタミド(39mmol)を3−ペンタノン(25ml)に溶解し、加熱還
流させた。炭酸セシウム(24mmol)および触媒量のヨウ化カリウム(スパチュ
ラチップ2杯、触媒)次いで塩化4−クロロベンジル(47mmol)を加えた。5
時間撹拌および還流した。熱溶液をセライトを通して濾過し、熱アセトンでフィ
ルターケーキを洗浄し(4×20ml)、濾液と洗液を合わせ、溶媒を真空で蒸発
させ、残留物をアセトンから再結晶させて、表題化合物を得た。 【0222】 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−クロロベンジル)ピペリジン ビス(トリフルオロアセトキシ)ヨードベンゼン(84mmol)をアセトニトリ
ル(20ml)中に溶解し、水(20ml)で希釈した。4−カルボキシアミド−1
−(4−クロロベンジル)ピペリジン(7mmol)を加え、65℃で一夜加熱した
。混合物を冷却し(氷浴)、水(60ml)次いで濃HClを加えた。エーテルで
抽出(2回)した。水層を真空で濃縮し、残留物を40mlの水中の水中に溶解し
た。水性炭酸ナトリウムで塩基性にし、塩化メチレンに抽出し、有機層をNa2 SO4上にもたらし、濾過し、溶媒を真空で蒸発させ、表題化合物を得た。 【0223】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−クロロベンジル)−4−ピペリドン 4−ピペリドン(17mmol)を3−ペンタノン(25ml)中に溶解し、加熱還
流した。炭酸セシウム(19mmol)および触媒量のヨウ化カリウム、次いで塩化
4−クロロベンジル(2mmol)を加えた。4時間撹拌および還流した。熱懸濁液
を濾過し、熱アセトンで残留物を洗浄し(4×20ml)、濾液と洗液を合わせ、
溶媒を真空で蒸発させ、表題化合物を得た。 【0224】 スキームC、工程b:1−(4−クロロベンジル)−4−ピペリドンオキシム 1−(4−クロロベンジル)−4−ピペリドン(0.0456mmol)、ヒドロ キシアミン塩酸塩(0.0456mmol)および酢酸ナトリウム(0.0456mmol
)を水性エタノール(450ml)に溶解した。加温しながら約30分から2時間
撹拌した。塩化メチレン(450ml)を加え、有機相を分離し、水相を塩化メチ
レン(100ml)で抽出した。有機相を合わせ、乾燥(MgSO4)させた。溶 媒を真空で蒸発させ、表題化合物を得た。 【0225】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−クロロベンジル)ピペリジン 1−(4−クロロベンジル)−4−ピペリドンオキシム(1.87mmol)を水 素化リチウムアルミニウム溶液(テトラヒドロフラン中2.5mlの1M溶液)に 加え、窒素雰囲気下に置いた。2時間加熱還流し、冷却し、希水性水酸化ナトリ
ウムに注加した。エチルエーテル/酢酸エチルの混合物で抽出し(2回)、水性
塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させた(MgSO4)。溶媒を真空で蒸発させ、 表題化合物を得た。 【0226】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−クロロベンジル))
ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−クロロベンジル))ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン 、4−アミノ−1−(4−クロロベンジル)ピペリジン、およびトリエチルアミ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0227】 スキームA、工程c:2−[トランスー(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−クロロベンジル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロ
ペンチルプリン 2−[トランスー(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−クロロベンジル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2
−クロロ−6−[4−(1−(4−クロロベンジル))ピペリジニルアミノ]−
9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載し
たように製造した。 Rf(分)=2.29;純度94%;MS(APCI):523M+1 【0228】 実施例39 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−メトキシベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(4−メトキシベンジル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−メトキシベンジル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(4−メトキシベンジル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび塩化4−メトキシベンジルから本質的に実施例38、スキームB、
工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−メトキシベンジル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−メトキシベンジル)ピペリジンを4−カルボキサミド
−1−(4−メトキシベンジル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0229】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−メトキシベンジル)−4−ピペリドン 1−(4−メトキシベンジル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび塩化
4−メトキシベンジルから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載した
ように製造した。 スキームC、工程b:1−(4−メトキシベンジル)−4−ピペリドンオキシム 1−(4−メトキシベンジル)−4−ピペリドンオキシムを1−(4−メトキ
シベンジル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実
施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−メトキシベンジル)−ピペリジン 4−アミノ−1−(4−メトキシベンジル)−ピペリジンを1−(4−メトキ
シベンジル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、
工程cに記載したように製造した。 【0230】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−メトキシベンジル)
)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−メトキシベンジル))ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリ ン、4−アミノ−1−(4−メトキシベンジル)ピペリジン、およびトリエチル
アミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0231】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−メトキシベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−メトキシベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
を2−クロロ−6−[4−(1−(4−メトキシベンジル))ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 Rf(分)=2.26;純度100%;MS(APCI):519M+1 【0232】 実施例40 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−メチルベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(4−メチルベンジル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−メチルベンジル)ピペリ
ジン 4−カルボキサミド−1−(4−メチルベンジル)ピペリジンをイソニペコタ
ミドおよびα−クロロ−p−キシレンから本質的に実施例38、スキームB、工
程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−メチルベンジル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−メチルベンジル)ピペリジンを4−カルボキサミド−
1−(4−メチルベンジル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、
工程bに記載したように製造した。 【0233】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−メトキシベンジル)−4−ピペリドン 1−(4−メチルベンジル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよびα−ク
ロロ−p−キシレンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したよ
うに製造した。 スキームC、工程b:1−(4−メチルベンジル)−4−ピペリドンオキシム 1−(4−メチルベンジル)−4−ピペリドンオキシムを1−(4−メチルベ
ンジル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例
38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−メチルベンジル)−ピペリジン 4−アミノ−1−(4−メチルベンジル)−ピペリジンを1−(4−メチルベ
ンジル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程
cに記載したように製造した。 【0234】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−メチルベンジル))
ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−メチルベンジル))ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン 、4−アミノ−1−(4−メチルベンジル)ピペリジン、およびトリエチルアミ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0235】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−メチルベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シク
ロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−メトキシベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
を2−クロロ−6−[4−(1−(4−メチルベンジル))ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記
載したように製造した。 Rf(分)=2.26;純度100%;MS(APCI):503M+1 【0236】 実施例41 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−メトキシベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(3−メトキシベンジル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−メトキシベンジル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(3−メトキシベンジル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび塩化3−メトキシベンジルから本質的に実施例38、スキームB、
工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−メトキシベンジル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−メトキシベンジル)ピペリジンを4−カルボキサミド
−1−(3−メトキシベンジル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0237】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−メトキシベンジル)−4−ピペリドン 1−(3−メトキシベンジル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび塩化
3−メトキシベンジルから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載した
ように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−メトキシベンジル)−4−ピペリドンオキシム 1−(3−メトキシベンジル)−4−ピペリドンオキシムを1−(3−メトキ
シベンジル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実
施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−メトキシベンジル)−ピペリジン 4−アミノ−1−(3−メトキシベンジル)−ピペリジンを1−(3−メトキ
シベンジル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、
工程cに記載したように製造した。 【0238】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−メトキシベンジル)
)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−メトキシベンジル))ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリ ン、4−アミノ−1−(3−メトキシベンジル)ピペリジン、およびトリエチル
アミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0239】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−メトキシベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−メトキシベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
を2−クロロ−6−[4−(1−(3−メトキシベンジル))ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 Rf(分)=2.27;純度99%;MS(APCI):519M+1 【0240】 実施例42 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−クロロベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(3−クロロベンジル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−クロロベンジル)ピペリ
ジン 4−カルボキサミド−1−(3−クロロベンジル)ピペリジンをイソニペコタ
ミドおよび塩化3−クロロベンジルから本質的に実施例38、スキームB、工程
aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−クロロベンジル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−クロロベンジル)ピペリジンを4−カルボキサミド−
1−(3−クロロベンジル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、
工程bに記載したように製造した。 【0241】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−クロロベンジル)−4−ピペリドン 1−(3−クロロベンジル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび塩化3
−クロロベンジルから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したよう
に製造した。 スキームC、工程b:1−(3−クロロベンジル)−4−ピペリドンオキシム 1−(3−クロロベンジル)−4−ピペリドンオキシムを1−(3−クロロベ
ンジル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例
38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−クロロベンジル)−ピペリジン 4−アミノ−1−(3−クロロベンジル)−ピペリジンを1−(3−クロロベ
ンジル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程
cに記載したように製造した。 【0242】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−クロロベンジル))
ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−クロロベンジル))ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン 、4−アミノ−1−(3−クロロベンジル)ピペリジン、およびトリエチルアミ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0243】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−クロロベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シク
ロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−クロロベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを
2−クロロ−6−[4−(1−(3−クロロベンジル))ピペリジニルアミノ]
−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載
したように製造した。 Rf(分)=2.25;純度95%;MS(APCI):523M+1 【0244】 実施例43 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−クロロベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(2−クロロベンジル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−クロロベンジル)ピペリ
ジン 4−カルボキサミド−1−(2−クロロベンジル)ピペリジンをイソニペコタ
ミドおよび塩化2−クロロベンジルから本質的に実施例38、スキームB、工程
aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−クロロベンジル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2−クロロベンジル)ピペリジンを4−カルボキサミド−
1−(2−クロロベンジル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、
工程bに記載したように製造した。 【0245】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−クロロベンジル)−4−ピペリドン 1−(2−クロロベンジル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび塩化2
−クロロベンジルから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したよう
に製造した。 スキームC、工程b:1−(2−クロロベンジル)−4−ピペリドンオキシム 1−(2−クロロベンジル)−4−ピペリドンオキシムを1−(2−クロロベ
ンジル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例
38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−クロロベンジル)−ピペリジン 4−アミノ−1−(2−クロロベンジル)−ピペリジンを1−(2−クロロベ
ンジル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程
cに記載したように製造した。 【0246】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−クロロベンジル))
ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−クロロベンジル))ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン 、4−アミノ−1−(2−クロロベンジル)ピペリジン、およびトリエチルアミ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0247】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−クロロベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シク
ロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−クロロベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを
2−クロロ−6−[4−(1−(2−クロロベンジル))ピペリジニルアミノ]
−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載
したように製造した。 Rf(分)=2.25;純度92%;MS(APCI):523M+1 【0248】 実施例44 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−メチルベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(2−メチルベンジル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−メチルベンジル)ピペリ
ジン 4−カルボキサミド−1−(2−メチルベンジル)ピペリジンをイソニペコタ
ミドおよびα−クロロ−o−キシレンから本質的に実施例38、スキームB、工
程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−メチルベンジル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2−メチルベンジル)ピペリジンを4−カルボキサミド−
1−(2−メチルベンジル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、
工程bに記載したように製造した。 【0249】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−メチルベンジル)−4−ピペリドン 1−(2−メチルベンジル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよびα−ク
ロロ−o−キシレンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したよ
うに製造した。 スキームC、工程b:4−アミノ−1−(2−メチルベンジル)ピペリジンオキ
シム 4−アミノ−1−(2−メチルベンジル)ピペリジンオキシムを4−アミノ−
1−(2−メチルベンジル)ピペリジンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本
質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−メチルベンジル)−ピペリジン 4−アミノ−1−(2−メチルベンジル)−ピペリジンを本質的に実施例38
、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0250】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−メチルベンジル))
ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−メチルベンジル))ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン 、4−アミノ−1−(2−メチルベンジル)ピペリジン、およびトリエチルアミ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0251】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−メチルベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シク
ロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−メチルベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを
2−クロロ−6−[4−(1−(2−メチルベンジル))ピペリジニルアミノ]
−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載
したように製造した。 Rf(分)=2.26;純度98%;MS(APCI):503M+1 【0252】 実施例45 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2,6−ジクロロベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ ン 4−アミノ−1−(2,6−ジクロロベンジル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2,6−ジクロロベンジル) ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2,6−ジクロロベンジル)ピペリジンをイソニ ペコタミドおよびα,2,6−トリクロロトルエンから本質的に実施例38、スキ
ームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2,6−ジクロロベンジル)ピペリジ ン 4−アミノ−1−(2,6−ジクロロベンジル)ピペリジンを4−カルボキサ ミド−1−(2,6−ジクロロベンジル)ピペリジンから本質的に実施例38、 スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0253】 方法2 スキームC、工程a:1−(2,6−ジクロロベンジル)−4−ピペリドン 1−(2,6−ジクロロベンジル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび α,2,6−トリクロロトルエンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに
記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(2,6−ジクロロベンジル)−4−ピペリドンオキ シム 1−(2,6−ジクロロベンジル)−4−ピペリドンオキシムを1−(2,6−
ジクロロベンジル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質
的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0254】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2,6−ジクロロベンジル)−ピペリ ジン 4−アミノ−1−(2,6−ジクロロベンジル)−ピペリジンを1−(2,6−
ジクロロベンジル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキー
ムC、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2,6−ジクロロベンジ ル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2,6−ジクロロベンジル))ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチル プリン、4−アミノ−1−(2,6−ジクロロベンジル)ピペリジン(実施例4 5の方法1に従って製造)、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、ス
キームA、工程bに記載したように製造した。 【0255】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2,6−ジクロロベンジル))ピペリジニルアミノ]−9 −シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2,6−ジクロロベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ リンを2−クロロ−6−[4−(1−(2,6−ジクロロベンジル))ピペリジ ニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、
工程cに記載したように製造した。 Rf(分)=2.28;純度98%;MS(APCI):557M+1 【0256】 実施例46 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−トリフルオロメチルベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチ
ルプリン 4−アミノ−1−(4−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−トリフルオロメチルベン
ジル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(4−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジンを
イソニペコタミドおよびα’−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−キシレン
から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−トリフルオロメチルベンジル)ピ
ペリジン 4−アミノ−1−(4−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジンを4−カル
ボキサミド−1−(4−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジンから本質的に
実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0257】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−トリフルオロメチルベンジル)−4−ピペリド
ン 1−(4−トリフルオロメチルベンジル)−4−ピペリドンを4−ピペリドン
およびα'−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−キシレンから本質的に実施 例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(4−トリフルオロメチルベンジル)−4−ピペリド
ンオキシム 1−(4−トリフルオロメチルベンジル)−4−ピペリドンオキシムを1−(
4−トリフルオロメチルベンジル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン
塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した
。 【0258】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−トリフルオロメチルベンジル)−
ピペリジン 4−アミノ−1−(4−トリフルオロメチルベンジル)−ピペリジンを1−(
4−トリフルオロメチルベンジル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施
例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−トリフルオロメチル
ベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−トリフルオロメチルベンジル))ピペリ
ジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペ ンチルプリン、4−アミノ−1−(4−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジ
ン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載
したように製造した。 【0259】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−トリフルオロメチルベンジル))ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−トリフルオロメチルベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(4−トリフルオロメチルベンジル
))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、
スキームA、工程cに記載したように製造した。 Rf(分)=2.38;純度100%;MS(APCI):557M+1 【0260】 実施例47 (+/−)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[
4−(1−(α−メチルベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチ
ルプリン (R,S)−4−アミノ−1−(α−メチルベンジル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(α−メチルベンジル)ピペリ
ジン 4−カルボキサミド−1−(α−メチルベンジル)ピペリジンをイソニペコタ
ミドおよびα−メチルベンジルブロミドから本質的に実施例38、スキームB、
工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:(R,S)−4−アミノ−1−(α−メチルベンジル)ピ ペリジン (R,S)−4−アミノ−1−(α−メチルベンジル)ピペリジンを4−カル ボキサミド−1−(α−メチルベンジル)ピペリジンから本質的に実施例38、
スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0261】 方法2 スキームC、工程a:1−(α−メチルベンジル)−4−ピペリドン 1−(α−メチルベンジル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよびα−メ
チルベンジルブロミドから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載した
ように製造した。 スキームC、工程b:1−(α−メチルベンジル)−4−ピペリドンオキシム 1−(α−メチルベンジル)−4−ピペリドンオキシムを1−(α−メチルベ
ンジル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例
38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0262】 スキームC、工程c:(R,S)−4−アミノ−1−(α−メチルベンジル)− ピペリジン (R,S)−4−アミノ−1−(α−メチルベンジル)−ピペリジンを1−( α−メチルベンジル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキ
ームC、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(α−メチルベンジル))
ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(α−メチルベンジル))ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン 、(R,S)−4−アミノ−1−(α−メチルベンジル)ピペリジン、およびト リエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製
造した。 【0263】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(α−メチルベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シク
ロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(α−メチルベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを
2−クロロ−6−[4−(1−(α−メチルベンジル))ピペリジニルアミノ]
−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載
したように製造した。 【0264】 実施例48 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−フェノキシプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(3−フェノキシプロピル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−フェノキシプロピル)ピ
ペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−フェノキシプロピル)ピペリジンをイソニペ
コタミドおよび1−クロロ−3−フェノキシプロパンから本質的に実施例38、
スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−フェノキシプロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−フェノキシプロピル)ピペリジンを4−カルボキサミ
ド−1−(3−フェノキシプロピル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキ
ームB、工程bに記載したように製造した。 【0265】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−フェノキシプロピル)−4−ピペリドン 1−(3−フェノキシプロピル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1
−クロロ−3−フェノキシプロパンから本質的に実施例38、スキームC、工程
aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−フェノキシプロピル)−4−ピペリドンオキシ
ム 1−(3−フェノキシプロピル)−4−ピペリドンオキシムを1−(3−フェ
ノキシプロピル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的
に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0266】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−フェノキシプロピル)−ピペリジ
ン 4−アミノ−1−(3−フェノキシプロピル)−ピペリジンを1−(3−フェ
ノキシプロピル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキーム
C、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−フェノキシプロピル
))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−フェノキシプロピル))ピペリジニルア
ミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプ リン、4−アミノ−1−(3−フェノキシプロピル)ピペリジン、およびトリエ
チルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造し
た。 【0267】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−フェノキシプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−
シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−フェノキシプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ンを2−クロロ−6−[4−(1−(3−フェノキシプロピル))ピペリジニル
アミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程
cに記載したように製造した。 【0268】 実施例49 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−フェノキシエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(2−フェノキシエチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−フェノキシエチル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(2−フェノキシエチル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび1−クロロ−2−フェノキシプロパンから本質的に実施例38、ス
キームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−フェノキシエチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2−フェノキシエチル)ピペリジンを4−カルボキサミド
−1−(2−フェノキシエチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0269】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−フェノキシエチル)−4−ピペリドン 1−(2−フェノキシエチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1−
クロロ−2−フェノキシエタンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに
記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(2−フェノキシエチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(2−フェノキシエチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(2−フェノ
キシエチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実
施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0270】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−フェノキシエチル)−ピペリジン 4−アミノ−1−(2−フェノキシエチル)−ピペリジンを1−(2−フェノ
キシエチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、
工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−フェノキシエチル)
)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−フェノキシエチル))ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリ ン、4−アミノ−1−(2−フェノキシエチル)ピペリジン、およびトリエチル
アミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0271】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−フェノキシエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−フェノキシエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
を2−クロロ−6−[4−(1−(2−フェノキシエチル))ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 【0272】 実施例50 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−フェニルエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(2−フェニルエチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−フェニルエチル)ピペリ
ジン 4−カルボキサミド−1−(2−フェニルエチル)ピペリジンをイソニペコタ
ミドおよび(2−クロロエチル)ベンゼンから本質的に実施例38、スキームB
、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−フェニルエチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2−フェニルエチル)ピペリジンを4−カルボキサミド−
1−(2−フェノキシエチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB
、工程bに記載したように製造した。 【0273】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−フェニルエチル)−4−ピペリドン 1−(2−フェニルエチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび(2−
クロロエチル)ベンゼンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載し
たように製造した。 スキームC、工程b:1−(2−フェニルエチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(2−フェニルエチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(2−フェニル
エチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例
38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0274】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−フェニルエチル)−ピペリジン 4−アミノ−1−(2−フェニルエチル)−ピペリジンを1−(2−フェニル
エチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程
cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−フェニルエチル))
ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−フェニルエチル))ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン 、4−アミノ−1−(2−フェニルエチル)ピペリジン、およびトリエチルアミ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0275】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−フェニルエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シク
ロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−フェニルエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを
2−クロロ−6−[4−(1−(2−フェニルエチル))ピペリジニルアミノ]
−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載
したように製造した。 【0276】 実施例51 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−プ
ロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−プロピルピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−プロピルピペリジン 4−カルボキサミド−1−プロピルピペリジンをイソニペコタミドおよび1−
クロロプロパンから本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように
製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−プロピルピペリジン 4−アミノ−1−プロピルピペリジンを4−カルボキサミド−1−プロピルピ
ペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造し
た。 【0277】 方法2 スキームC、工程a:1−プロピル−4−ピペリドン 1−プロピル−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1−クロロプロパンか
ら本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−プロピル−4−ピペリドンオキシム 1−プロピル−4−ピペリドンオキシムを1−プロピル−4−ピペリドンおよ
びヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記
載したように製造した。 【0278】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−プロピルピペリジン 4−アミノ−1−プロピルピペリジンを1−プロピル−4−ピペリドンオキシ
ムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−プロピル)ピペリジニルア
ミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロ
ペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、4−アミノ− 1−プロピルピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキ
ームA、工程bに記載したように製造した。 【0279】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6
−[4−(1−プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンか
ら本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0280】 実施例52 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−シ
クロプロピルメチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−シクロプロピルメチルピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−シクロプロピルメチルピペリジ
ン 4−カルボキサミド−1−シクロプロピルメチルピペリジンをイソニペコタミ
ドおよび(クロロメチル)シクロプロパンから本質的に実施例38、スキームB
、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−シクロプロピルメチルピペリジン 4−アミノ−1−シクロプロピルメチルピペリジンを4−カルボキサミド−1
−シクロプロピルメチルピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程
bに記載したように製造した。 【0281】 方法2 スキームC、工程a:1−(シクロプロピルメチル)−4−ピペリドン 1−(シクロプロピルメチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび(ク
ロロメチル)シクロプロパンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記
載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(シクロプロピルメチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(シクロプロピルメチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(シクロプロ
ピルメチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実
施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0282】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−シクロプロピルメチルピペリジン 4−アミノ−1−プロピルメチルピペリジンを1−(シクロプロピルメチル)
−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載
したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−シクロプロピルメチル)ピ
ペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−シクロプロピルメチル)ピペリジニルアミノ]
−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、 4−アミノ−1−シクロプロピルメチルピペリジン、およびトリエチルアミンか
ら本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0283】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−シクロプロピルメチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロ
ペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
シクロプロピルメチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2
−クロロ−6−[4−(1−シクロプロピルメチル)ピペリジニルアミノ]−9
−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載した
ように製造した。 Rf:(分)=2.19;純度100%;MS(APCI):454M+1 【0284】 実施例53 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−ピリジニルメチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(2−ピリジニルメチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−ピリジニルメチル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(2−ピリジニルメチル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび塩化2−ピコリル塩酸塩から本質的に実施例38、スキームB、工
程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−ピリジニルメチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2−ピリジニルメチル)ピペリジンを4−カルボキサミド
−1−(2−ピリジニルメチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0285】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−ピリジニルメチル)−4−ピペリドン 1−(2−ピリジニルメチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび塩化
2−ピコリル塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したよ
うに製造した。 スキームC、工程b:1−(2−ピリジニルメチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(2−ピリジニルメチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(2−ピリジ
ニルメチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実
施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0286】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−ピリジニルメチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2−ピリジニルメチル)ピペリジンを1−(2−ピリジニ
ルメチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工
程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−ピリジニルメチル)
)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−ピリジニルメチル))ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリ ン、4−アミノ−1−(2−ピリジニルメチル)ピペリジン、およびトリエチル
アミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0287】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−ピリジニルメチル))ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−ピリジニルメチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
を2−クロロ−6−[4−(1−(2−ピリジニルメチル))ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 【0288】 実施例54 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−ピリジニルメチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(3−ピリジニルメチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−ピリジニルメチル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(3−ピリジニルメチル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび塩化3−ピコリル塩酸塩から本質的に実施例38、スキームB、工
程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−ピリジニルメチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−ピリジニルメチル)ピペリジンを4−カルボキサミド
−1−(3−ピリジニルメチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0289】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−ピリジニルメチル)−4−ピペリドン 1−(3−ピリジニルメチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび塩化
3−ピコリル塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したよ
うに製造した。 スキームC、工程b:1−(3−ピリジニルメチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(3−ピリジニルメチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(3−ピリジ
ニルメチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実
施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0290】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−ピリジニルメチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−ピリジニルメチル)ピペリジンを1−(3−ピリジニ
ルメチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工
程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−ピリジニルメチル)
)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−ピリジニルメチル))ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリ ン、4−アミノ−1−(3−ピリジニルメチル)ピペリジン、およびトリエチル
アミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0291】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−ピリジニルメチル))ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−ピリジニルメチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
を2−クロロ−6−[4−(1−(3−ピリジニルメチル))ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 【0292】 実施例55 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−ピリジニルメチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(4−ピリジニルメチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−ピリジニルメチル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(4−ピリジニルメチル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび塩化4−ピコリル塩酸塩から本質的に実施例38、スキームB、工
程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−ピリジニルメチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−ピリジニルメチル)ピペリジンを4−カルボキサミド
−1−(4−ピリジニルメチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0293】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−ピリジニルメチル)−4−ピペリドン 1−(4−ピリジニルメチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび塩化
4−ピコリル塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したよ
うに製造した。 スキームC、工程b:1−(4−ピリジニルメチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(4−ピリジニルメチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(4−ピリジ
ニルメチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実
施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0294】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−ピリジニルメチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−ピリジニルメチル)ピペリジンを1−(4−ピリジニ
ルメチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工
程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−ピリジニルメチル)
)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−ピリジニルメチル))ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリ ン、4−アミノ−1−(4−ピリジニルメチル)ピペリジン、およびトリエチル
アミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0295】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−ピリジニルメチル))ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−ピリジニルメチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
を2−クロロ−6−[4−(1−(4−ピリジニルメチル))ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 【0296】 実施例56 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−(2,4−ジメチルイソキサゾリル))メチル)ピペリジニルアミノ]−9 −シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(3−(2,4−ジメチルイソキサゾリル)メチルピペリジン の製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−(2,4−ジメチルイソ キサゾリル)メチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−(2,4−ジメチルイソキサゾリル)メチル )ピペリジンをイソニペコタミドおよび2,4−ジメチル−3−クロロメチル− イソキサゾールから本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように
製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−(2,4−ジメチルイソキサゾリ ル)メチルピペリジン 4−アミノ−1−(3−(2,4−ジメチルイソキサゾリル)メチルピペリジ ンを4−カルボキサミド−1−(3−(2,4−ジメチルイソキサゾリル)メチ ル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように
製造した。 【0297】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−(2,4−ジメチルイソキサゾリル)メチル) −4−ピペリドン 1−(3−(2,4−ジメチルイソキサゾリル)メチル)−4−ピペリドンを 4−ピペリドンおよび2,4−ジメチル−3−クロロメチル−イソキサゾールか ら本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−(2,4−ジメチルイソキサゾリル)メチル) −4−ピペリドンオキシム 1−(3−(2,4−ジメチルイソキサゾリル)メチル)−4−ピペリドンオ キシムを1−(3−(2,4−ジメチルイソキサゾリル)メチル)−4−ピペリ ドンおよびヒドロキシアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程
bに記載したように製造した。 【0298】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−(2,4−ジメチルイソキサゾリ ル)メチルピペリジン 4−アミノ−1−(3−(2,4−ジメチルイソキサゾリル)メチルピペリジ ンを1−(3−(2,4−ジメチルイソキサゾリル)メチル)−4−ピペリドン オキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造し
た。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−(2,4−ジメチル イソキサゾリル))メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−(2.4−ジメチルイソキサゾリル)) メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ −9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(3−(2,4−ジメチルイソ キサゾリル)メチルピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1
、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0299】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−(2,4−ジメチルイソキサゾリル))メチル)ピペ リジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−(2,4−ジメチルイソキサゾリル))メチル)ピペリジニルアミノ]− 9−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(3−(2,4−ジ メチルイソキサゾリル))メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル
プリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0300】 実施例57 (R,S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[ 4−(1−ベンジル−3−メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル
プリン (R,S)−4−アミノ−1−ベンジル−3−メチルピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:(R,S)−4−カルボキサミド−1−ベンジル−3−メ チルピペリジン (R,S)−4−カルボキサミド−1−ベンジル−3−メチルピペリジンを( R,S)−4−カルボキサミド−3−メチルピペリジンおよび塩化ベンジルから イソニペコタミドの代わりに(R,S)−4−カルボキサミド−3−メチルピペ リジンを用いて本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造
した。 スキームB、工程b:(R,S)−4−アミノ−1−ベンジル−3−メチルピペ リジン (R,S)−4−アミノ−1−ベンジル−3−メチルピペリジンを(R,S)−
4−カルボキサミド−1−ベンジル−3−メチルピペリジンから本質的に実施例
38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0301】 方法2 スキームC、工程a:(R,S)−1−ベンジル−3−メチル−4−ピペリドン (R,S)−1−ベンジル−3−メチル−4−ピペリドンを(R,S)−3−メ
チル−4−ピペリドンおよび塩化ベンジルから4−ピペリドンの代わりに(R, S)−3−メチル−4−ピペリドンを用いて本質的に実施例38、スキームC、
工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:(R,S)−1−ベンジル−3−メチル−4−ピペリドン オキシム (R,S)−1−ベンジル−3−メチル−4−ピペリドンオキシムを(R,S)
−1−ベンジル−3−メチル−4−ピペリドンおよびヒドロキシアミン塩酸塩か
ら本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0302】 スキームC、工程c:(R,S)−4−アミノ−1−ベンジル−3−メチルピペ リジン (R,S)−4−アミノ−1−ベンジル−3−メチルピペリジンを(R,S)−
1−ベンジル−3−メチル−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、
スキームC、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:(R,S)−2−クロロ−6−[4−(1−ベンジル−3 −メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン (R,S)−2−クロロ−6−[4−(1−ベンジル−3−メチル)ピペリジ ニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペン チルプリン、(R,S)−4−アミノ−1−ベンジル−3−メチルピペリジン、 およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載した
ように製造した。 【0303】 スキームA、工程c:(R,S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシ ル)アミノ]−6−[4−(1−ベンジル−3−メチル)ピペリジニルアミノ]
−9−シクロペンチルプリン (R,S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6− [4−(1−ベンジル−3−メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチ
ルプリンを(R,S)−2−クロロ−6−[4−(1−ベンジル−3−メチル) ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキ
ームA、工程cに記載したように製造した。 【0304】 実施例58a (R)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[3−
(1−ベンジル)ピロリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン スキームA、工程b:(R)−2−クロロ−6−[3−(1−ベンジル)ピロリ
ジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン (R)−2−クロロ−6−[3−(1−ベンジル)ピロリジニルアミノ]−9
−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、(R )−4−アミノ−1−ベンジル−ピロリジン、およびトリエチルアミンから本質
的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:(R)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)
アミノ]−6−[3−(1−ベンジル)ピロリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリン (R)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[3
−(1−ベンジル)ピロリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを(R)
−2−クロロ−6−[3−(1−ベンジル)ピロリジニルアミノ]−9−シクロ
ペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製
造した。 【0305】 実施例58b (S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[3−
(1−ベンジル)ピロリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン スキームA、工程b:(S)−2−クロロ−6−[3−(1−ベンジル)ピロリ
ジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン (S)−2−クロロ−6−[3−(1−ベンジル)ピロリジニルアミノ]−9
−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、(S )−4−アミノ−1−ベンジル−ピロリジン、およびトリエチルアミンから本質
的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:(S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)
アミノ]−6−[3−(1−ベンジル)ピロリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリン (S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[3
−(1−ベンジル)ピロリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを(S)
−2−クロロ−6−[3−(1−ベンジル)ピロリジニルアミノ]−9−シクロ
ペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製
造した。 【0306】 実施例59 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−ブ
チル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−ブチルピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−ブチルピペリジン 4−カルボキサミド−1−ブチルピペリジンをイソニペコタミドおよび1−ク
ロロブタンから本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造
した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−ブチルピペリジン 4−アミノ−1−ブチルピペリジンを4−カルボキサミド−1−ブチルピペリ
ジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0307】 方法2 スキームC、工程a:1−ブチル−4−ピペリドン 1−ブチル−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1−クロロブタンから本
質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−ブチル−4−ピペリドンオキシム 1−ブチル−4−ピペリドンオキシムを1−ブチル−4−ピペリドンおよびヒ
ドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載し
たように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−ブチルピペリジン 4−アミノ−1−ブチルピペリジンを1−ブチル−4−ピペリドンオキシムか
ら本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0308】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−ブチル)ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ
ンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1 −ブチルピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキーム
A、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−
[4−(1−ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本
質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0309】 実施例60 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−チオメトキシエチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(2−チオメトキシエチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−チオメトキシエチル)ピ
ペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−チオメトキシエチル)ピペリジンをイソニペ
コタミドおよび1−クロロ−2−チオメトキシエタンから本質的に実施例38、
スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−チオメトキシエチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2−チオメトキシエチル)ピペリジンを4−カルボキサミ
ド−1−(2−チオメトキシエチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキ
ームB、工程bに記載したように製造した。 【0310】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−チオメトキシエチル)−4−ピペリドン 1−(2−チオメトキシエチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1
−クロロ−2−チオメトキシエタンから本質的に実施例38、スキームC、工程
aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(2−チオメトキシエチル)−4−ピペリドンオキシ
ム 1−(2−チオメトキシエチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(2−チオ
メトキシエチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的
に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0311】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−チオメトキシエチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2−チオメトキシエチル)ピペリジンを1−(2−チオメ
トキシエチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC
、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−チオメトキシエチル
)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−チオメトキシエチル)ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリ ン、4−アミノ−1−(2−チオメトキシエチル)ピペリジン、およびトリエチ
ルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した
。 【0312】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−チオメトキシエチル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−チオメトキシエチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
を2−クロロ−6−[4−(1−(2−チオメトキシエチル)ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 【0313】 実施例61 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−フェニルスルフィニル)エチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチ
ルプリン 4−アミノ−1−(2−フェニルスルフィニルエチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−フェニルスルフィニルエ
チル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−フェニルスルフィニルエチル)ピペリジンを
イソニペコタミドおよび1−クロロ−2−フェニルスルフィニルエタンから本質
的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−フェニルスルフィニルエチル)ピ
ペリジン 4−アミノ−1−(2−フェニルスルフィニルエチル)ピペリジンを4−カル
ボキサミド−1−(2−フェニルスルフィニルエチル)ピペリジンから本質的に
実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0314】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−フェニルスルフィニルエチル)−4−ピペリド
ン 1−(2−フェニルスルフィニルエチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドン
および1−クロロ−2−フェニルスルフィニルエタンから本質的に実施例38、
スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(2−フェニルスルフィニルエチル)−4−ピペリド
ンオキシム 1−(2−フェニルスルフィニルエチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(
2−フェニルスルフィニルエチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン
塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した
。 【0315】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−フェニルスルフィニルエチル)ピ
ペリジン 4−アミノ−1−(2−フェニルスルフィニルエチル)ピペリジンを1−(2
−フェニルスルフィニルエチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例
38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−フェニルスルフィニ
ル)エチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−フェニルスルフィニル)エチル)ピペリ
ジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペ ンチルプリン、4−アミノ−1−(2−フェニルスルフィニルエチル)ピペリジ
ン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載
したように製造した。 【0316】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−フェニルスルフィニル)エチル)ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−フェニルスルフィニル)エチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(2−フェニルスルフィニル)エチ
ル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、
スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0317】 実施例62 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−ヒドロキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(3−ヒドロキシプロピル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−ヒドロキシプロピル)ピ
ペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−ヒドロキシプロピル)ピペリジンをイソニペ
コタミドおよび3−クロロ−1−プロパノールから本質的に実施例38、スキー
ムB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−ヒドロキシプロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−ヒドロキシプロピル)ピペリジンを4−カルボキサミ
ド−1−(3−ヒドロキシプロピル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキ
ームB、工程bに記載したように製造した。 【0318】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−ヒドロキシプロピル)−4−ピペリドン 1−(3−ヒドロキシプロピル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび3
−クロロ−1−プロパノールから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記
載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−ヒドロキシプロピル)−4−ピペリドンオキシ
ム 1−(3−ヒドロキシプロピル)−4−ピペリドンオキシムを1−(3−ヒド
ロキシプロピル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的
に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0319】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−ヒドロキシプロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−ヒドロキシプロピル)ピペリジンを1−(3−ヒドロ
キシプロピル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC
、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−ヒドロキシ)プロピ
ル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−ヒドロキシ)プロピル)ピペリジニルア
ミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプ リン、4−アミノ−1−(3−ヒドロキシプロピル)ピペリジン、およびトリエ
チルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造し
た。 【0320】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−ヒドロキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−
シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−ヒドロキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ンを2−クロロ−6−[4−(1−(3−ヒドロキシ)プロピル)ピペリジニル
アミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程
cに記載したように製造した。 【0321】 実施例63 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−メトキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(3−メトキシプロピル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−メトキシプロピル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(3−メトキシプロピル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび1−クロロ−3−メトキシプロパンから本質的に実施例38、スキ
ームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−メトキシプロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−メトキシプロピル)ピペリジンを4−カルボキサミド
−1−(3−メトキシプロピル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0322】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−メトキシプロピル)−4−ピペリドン 1−(3−メトキシプロピル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1−
クロロ−3−メトキシプロパンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに
記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−メトキシプロピル)−4−ピペリドンオキシム 1−(3−メトキシプロピル)−4−ピペリドンオキシムを1−(3−メトキ
シプロピル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実
施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0323】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−メトキシプロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−メトキシプロピル)ピペリジンを1−(3−メトキシ
プロピル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工
程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−メトキシ)プロピル
)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−メトキシ)プロピル)ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリ ン、4−アミノ−1−(3−メトキシプロピル)ピペリジン、およびトリエチル
アミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0324】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−メトキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−メトキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
を2−クロロ−6−[4−(1−(3−メトキシ)プロピル)ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 【0325】 実施例64 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−エトキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(3−エトキシプロピル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−エトキシプロピル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(3−エトキシプロピル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび1−クロロ−3−エトキシプロパンから本質的に実施例38、スキ
ームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−エトキシプロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−エトキシプロピル)ピペリジンを4−カルボキサミド
−1−(3−エトキシプロピル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0326】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−エトキシプロピル)−4−ピペリドン 1−(3−エトキシプロピル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1−
クロロ−3−エトキシプロパンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに
記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−エトキシプロピル)−4−ピペリドンオキシム 1−(3−エトキシプロピル)−4−ピペリドンオキシムを1−(3−エトキ
シプロピル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実
施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0327】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−エトキシプロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−エトキシプロピル)ピペリジンを1−(3−エトキシ
プロピル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工
程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−エトキシ)プロピル
)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−エトキシ)プロピル)ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリ ン、4−アミノ−1−(3−エトキシプロピル)ピペリジン、およびトリエチル
アミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0328】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−エトキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−エトキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
を2−クロロ−6−[4−(1−(3−エトキシ)プロピル)ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 【0329】 実施例65 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−プロポキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(3−プロポキシプロピル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−プロポキシプロピル)ピ
ペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−プロポキシプロピル)ピペリジンをイソニペ
コタミドおよび1−クロロ−3−プロポキシプロパンから本質的に実施例38、
スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−プロポキシプロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−プロポキシプロピル)ピペリジンを4−カルボキサミ
ド−1−(3−プロポキシプロピル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキ
ームB、工程bに記載したように製造した。 【0330】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−プロポキシプロピル)−4−ピペリドン 1−(3−プロポキシプロピル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1
−クロロ−3−プロポキシプロパンから本質的に実施例38、スキームC、工程
aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−プロポキシプロピル)−4−ピペリドンオキシ
ム 1−(3−プロポキシプロピル)−4−ピペリドンオキシムを1−(3−プロ
ポキシプロピル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的
に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0331】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−プロポキシプロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−プロポキシプロピル)ピペリジンを1−(3−プロポ
キシプロピル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC
、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−プロポキシ)プロピ
ル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−プロポキシ)プロピル)ピペリジニルア
ミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプ リン、4−アミノ−1−(3−プロポキシプロピル)ピペリジン、およびトリエ
チルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造し
た。 【0332】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−プロポキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−
シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−プロポキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ンを2−クロロ−6−[4−(1−(3−プロポキシ)プロピル)ピペリジニル
アミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程
cに記載したように製造した。 【0333】 実施例66 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−ブトキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(3−ブトキシプロピル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−ブトキシプロピル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(3−ブトキシプロピル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび1−クロロ−3−ブトキシプロパンから本質的に実施例38、スキ
ームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−ブトキシプロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−ブトキシプロピル)ピペリジンを4−カルボキサミド
−1−(3−ブトキシプロピル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0334】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−ブトキシプロピル)−4−ピペリドン 1−(3−ブトキシプロピル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1−
クロロ−3−ブトキシプロパンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに
記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−ブトキシプロピル)−4−ピペリドンオキシム 1−(3−ブトキシプロピル)−4−ピペリドンオキシムを1−(3−ブトキ
シプロピル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実
施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0335】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−ブトキシプロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−ブトキシプロピル)ピペリジンを1−(3−ブトキシ
プロピル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工
程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−ブトキシ)プロピル
)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−ブトキシ)プロピル)ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリ ン、4−アミノ−1−(3−ブトキシプロピル)ピペリジン、およびトリエチル
アミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0336】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−ブトキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−ブトキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
を2−クロロ−6−[4−(1−(3−ブトキシ)プロピル)ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 【0337】 実施例67 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−ベンジルオキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ
リン 4−アミノ−1−(3−ベンジルオキシプロピル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−ベンジルオキシプロピル
)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−ベンジルオキシプロピル)ピペリジンをイソ
ニペコタミドおよび1−クロロ−3−ベンジルオキシプロパンから本質的に実施
例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−ベンジルオキシプロピル)ピペリ
ジン 4−アミノ−1−(3−ベンジルオキシプロピル)ピペリジンを4−カルボキ
サミド−1−(3−ベンジルオキシプロピル)ピペリジンから本質的に実施例3
8、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0338】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−ベンジルオキシプロピル)−4−ピペリドン 1−(3−ベンジルオキシプロピル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよ
び1−クロロ−3−ベンジルオキシプロパンから本質的に実施例38、スキーム
C、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−ベンジルオキシプロピル)−4−ピペリドンオ
キシム 1−(3−ベンジルオキシプロピル)−4−ピペリドンオキシムを1−(3−
ベンジルオキシプロピル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩か
ら本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0339】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−ベンジルオキシプロピル)ピペリ
ジン 4−アミノ−1−(3−ベンジルオキシプロピル)ピペリジンを1−(3−ベ
ンジルオキシプロピル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、ス
キームC、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−ベンジルオキシ)プ
ロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−ベンジルオキシ)プロピル)ピペリジニ
ルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチ ルプリン、4−アミノ−1−(3−ベンジルオキシプロピル)ピペリジン、およ
びトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したよう
に製造した。 【0340】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−ベンジルオキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−
9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−ベンジルオキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル
プリンを2−クロロ−6−[4−(1−(3−ベンジルオキシ)プロピル)ピペ
リジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキーム
A、工程cに記載したように製造した。 【0341】 実施例68 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−(2−フェニルエチレンオキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 4−アミノ−1−(3−(2−フェニルエチレンオキシ)プロピル)ピペリジン
の製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−(2−フェニルエチレン
オキシ)プロピル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−(2−フェニルエチレンオキシ)プロピル)
ピペリジンをイソニペコタミドおよび1−クロロ−3−(2−フェニルエチレン
オキシ)プロパンから本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したよう
に製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−(2−フェニルエチレンオキシ)
プロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−(2−フェニルエチレンオキシ)プロピル)ピペリジ
ンを4−カルボキサミド−1−(3−(2−フェニルエチレンオキシプロピル)
ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造
した。 【0342】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−(2−フェニルエチレンオキシ)−4−ピペリ
ドン 1−(3−(2−フェニルエチレンオキシ)−4−ピペリドンを4−ピペリド
ンおよび1−クロロ−3−(2−フェニルエチレンオキシ)プロパンから本質的
に実施例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−(2−フェニルエチレンオキシ)−4−ピペリ
ドンオキシム 1−(3−(2−フェニルエチレンオキシ)−4−ピペリドンオキシムを1−
(3−(2−フェニルエチレンオキシ)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルア
ミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造
した。 【0343】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−(2−フェニルエチレンオキシ)
プロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−(2−フェニルエチレンオキシ)プロピル)ピペリジ
ンを1−(3−(2−フェニルエチレンオキシ)−4−ピペリドンオキシムから
本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−(2−フェニルエチ
レンオキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−(2−フェニルエチレンオキシ)プロピ
ル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9 −シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(3−(2−フェニルエチレンオキ
シ)プロピル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、ス
キームA、工程bに記載したように製造した。 【0344】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−(2−フェニルエチレンオキシ)プロピル)ピペリジ
ニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−(2−フェニルエチレンオキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−
シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(3−(2−フェニルエ
チレンオキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンか
ら本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0345】 実施例69 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−(3−フェニルプロピレンオキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−
シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(3−(3−フェニルプロピレンオキシ)プロピル)ピペリジ
ンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−(3−フェニルプロピレ
ンオキシ)プロピル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−(3−フェニルプロピレンオキシ)プロピル
)ピペリジンをイソニペコタミドおよび1−クロロ−3−(3−フェニルプロピ
レンオキシ)プロパンから本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載した
ように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−(3−フェニルプロピレンオキシ
)プロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−(3−フェニルプロピレンオキシ)プロピル)ピペリ
ジンを4−カルボキサミド−1−(3−(2−フェニルプロピレンオキシプロピ
ル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように
製造した。 【0346】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−(3−フェニルプロピレンオキシ)プロピル)
−4−ピペリドン 1−(3−(3−フェニルプロピレンオキシ)プロピル)−4−ピペリドンを
4−ピペリドンおよび1−クロロ−3−(3−フェニルプロピレンオキシ)プロ
パンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−(3−フェニルプロピレンオキシ)プロピル)
−4−ピペリドンオキシム 1−(3−(3−フェニルプロピレンオキシ)プロピル)−4−ピペリドンオ
キシムを1−(3−(3−フェニルプロピレンオキシ)プロピル)−4−ピペリ
ドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工
程bに記載したように製造した。 【0347】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−(3−フェニルプロピレンオキシ
)プロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−(3−フェニルプロピレンオキシ)プロピル)ピペリ
ジンを1−(3−(3−フェニルプロピレンオキシ)プロピル)−4−ピペリド
ンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造
した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−(3−フェニルプロ
ピレンオキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−(3−フェニルプロピレンオキシ)プロ
ピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ− 9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(3−(3−フェニルプロピレン
オキシ)プロピル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1
、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0348】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−(3−フェニルプロピレンオキシ)プロピル)ピペリ
ジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−(3−フェニルプロピレンオキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9
−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(3−(3−フェニル
プロピレンオキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0349】 実施例70 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−(4−フェニルブチレンオキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 4−アミノ−1−(3−(4−フェニルブチレンオキシ)プロピル)ピペリジン
の製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−(4−フェニルブチレン
オキシ)プロピル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−(4−フェニルブチレンオキシ)プロピル)
ピペリジンをイソニペコタミドおよび1−クロロ−3−(4−フェニルブチレン
オキシ)プロパンから本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したよう
に製造した。 【0350】 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−(4−フェニルブチレンオキシ)
プロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−(4−フェニルブチレンオキシ)プロピル)ピペリジ
ンを4−カルボキサミド−1−(3−(4−フェニルブチレンオキシ)プロピル
)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製
造した。 【0351】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−(4−フェニルブチレンオキシ)プロピル)−
4−ピペリドン 1−(3−(4−フェニルブチレンオキシ)プロピル)−4−ピペリドンを4
−ピペリドンおよび1−クロロ−3−(4−フェニルブチレンオキシ)プロパン
から本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−(4−フェニルブチレンオキシ)プロピル)−
4−ピペリドンオキシム 1−(3−(4−フェニルブチレンオキシ)プロピル)−4−ピペリドンオキ
シムを1−(3−(4−フェニルブチレンオキシ)プロピル)−4−ピペリドン
およびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程b
に記載したように製造した。 【0352】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−(4−フェニルブチレンオキシ)
プロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−(4−フェニルブチレンオキシ)プロピル)ピペリジ
ンを1−(3−(4−フェニルブチレンオキシ)プロピル)−4−ピペリドンオ
キシムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した
。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−(4−フェニルブチ
レンオキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−(4−フェニルブチレンオキシ)プロピ
ル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9 −シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(3−(4−フェニルブチレンオキ
シ)プロピル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、ス
キームA、工程bに記載したように製造した。 【0353】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−(4−フェニルブチレンオキシ)プロピル)ピペリジ
ニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−(4−フェニルブチレンオキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−
シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(3−(4−フェニルブ
チレンオキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンか
ら本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0354】 実施例71 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−ヒドロキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(4−ヒドロキシブチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−ヒドロキシブチル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(4−ヒドロキシブチル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび4−クロロ−1−ブタノールから本質的に実施例38、スキームB
、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−ヒドロキシブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−ヒドロキシブチル)ピペリジンを4−カルボキサミド
−1−(4−ヒドロキシブチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0355】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−ヒドロキシブチル)−4−ピペリドン 1−(4−ヒドロキシブチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび4−
クロロ−1−ブタノールから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載し
たように製造した。 スキームC、工程b:1−(4−ヒドロキシブチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(4−ヒドロキシブチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(4−ヒドロ
キシブチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実
施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0356】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−ヒドロキシブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−ヒドロキシブチル)ピペリジンを1−(4−ヒドロキ
シブチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工
程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−ヒドロキシ)ブチル
)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−ヒドロキシ)ブチル)ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリ ン、4−アミノ−1−(4−ヒドロキシブチル)ピペリジン、およびトリエチル
アミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0357】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−ヒドロキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−ヒドロキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
を2−クロロ−6−[4−(1−(4−ヒドロキシ)ブチル)ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 【0358】 実施例72 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−メトキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(4−メトキシブチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−メトキシブチル)ピペリ
ジン 4−カルボキサミド−1−(4−メトキシブチル)ピペリジンをイソニペコタ
ミドおよび1−クロロ−4−メトキシブタンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−メトキシブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−メトキシブチル)ピペリジンを4−カルボキサミド−
1−(4−メトキシブチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、
工程bに記載したように製造した。 【0359】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−メトキシブチル)−4−ピペリドン 1−(4−メトキシブチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1−ク
ロロ−4−メトキシブタンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載
したように製造した。 スキームC、工程b:1−(4−メトキシブチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(4−メトキシブチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(4−メトキシ
ブチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例
38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0360】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−メトキシブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−メトキシブチル)ピペリジンを1−(4−メトキシブ
チル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程c
に記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−メトキシ)ブチル)
ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−メトキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン 、4−アミノ−1−(4−メトキシブチル)ピペリジン、およびトリエチルアミ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0361】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−メトキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シク
ロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−メトキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを
2−クロロ−6−[4−(1−(4−メトキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]
−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載
したように製造した。 【0362】 実施例73 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−エトキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(4−エトキシブチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−エトキシブチル)ピペリ
ジン 4−カルボキサミド−1−(4−エトキシブチル)ピペリジンをイソニペコタ
ミドおよび1−クロロ−4−エトキシブタンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−エトキシブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−エトキシブチル)ピペリジンを4−カルボキサミド−
1−(4−エトキシブチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、
工程bに記載したように製造した。 【0363】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−エトキシブチル)−4−ピペリドン 1−(4−エトキシブチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1−ク
ロロ−4−エトキシブタンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載
したように製造した。 スキームC、工程b:1−(4−エトキシブチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(4−エトキシブチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(4−エトキシ
ブチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例
38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−エトキシブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−エトキシブチル)ピペリジンを1−(4−エトキシブ
チル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程c
に記載したように製造した。 【0364】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−エトキシ)ブチル)
ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−エトキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン 、4−アミノ−1−(4−エトキシブチル)ピペリジン、およびトリエチルアミ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−エトキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シク
ロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−エトキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを
2−クロロ−6−[4−(1−(4−エトキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]
−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載
したように製造した。 【0365】 実施例74 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−プロポキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(4−プロポキシブチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−プロポキシブチル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(4−プロポキシブチル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび1−クロロ−4−プロポキシブタンから本質的に実施例38、スキ
ームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−プロポキシブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−プロポキシブチル)ピペリジンを4−カルボキサミド
−1−(4−プロポキシブチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0366】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−プロポキシブチル)−4−ピペリドン 1−(4−プロポキシブチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1−
クロロ−4−プロポキシブタンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに
記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(4−プロポキシブチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(4−プロポキシブチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(4−プロポ
キシブチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実
施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0367】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−プロポキシブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−プロポキシブチル)ピペリジンを1−(4−プロポキ
シブチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工
程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−プロポキシ)ブチル
)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−プロポキシ)ブチル)ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリ
ン、4−アミノ−1−(4−プロポキシブチル)ピペリジン、およびトリエチル
アミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0368】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−プロポキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−プロポキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
を2−クロロ−6−[4−(1−(4−プロポキシ)ブチル)ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 【0369】 実施例75 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−ブトキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(4−ブトキシブチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−ブトキシブチル)ピペリ
ジン 4−カルボキサミド−1−(4−ブトキシブチル)ピペリジンをイソニペコタ
ミドおよび1−クロロ−4−ブトキシブタンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−ブトキシブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−ブトキシブチル)ピペリジンを4−カルボキサミド−
1−(4−ブトキシブチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、
工程bに記載したように製造した。 【0370】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−ブトキシブチル)−4−ピペリドン 1−(4−ブトキシブチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1−ク
ロロ−4−ブトキシブタンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載
したように製造した。 スキームC、工程b:1−(4−ブトキシブチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(4−ブトキシブチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(4−ブトキシ
ブチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例
38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0371】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−ブトキシブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−ブトキシブチル)ピペリジンを1−(4−ブトキシブ
チル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程c
に記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−ブトキシ)ブチル)
ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−ブトキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン
、4−アミノ−1−(4−ブトキシブチル)ピペリジン、およびトリエチルアミ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0372】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−ブトキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シク
ロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−ブトキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを
2−クロロ−6−[4−(1−(4−ブトキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]
−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載
したように製造した。 【0373】 実施例76 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−ベンジルオキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ン 4−アミノ−1−(4−ベンジルオキシブチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−ベンジルオキシブチル)
ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(4−ベンジルオキシブチル)ピペリジンをイソニ
ペコタミドおよび1−クロロ−4−ベンジルオキシブタンから本質的に実施例3
8、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−ベンジルオキシブチル)ピペリジ
ン 4−アミノ−1−(4−ベンジルオキシブチル)ピペリジンを4−カルボキサ
ミド−1−(4−ベンジルオキシブチル)ピペリジンから本質的に実施例38、
スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0374】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−ベンジルオキシブチル)−4−ピペリドン 1−(4−ベンジルオキシブチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび
1−クロロ−4−ベンジルオキシブタンから本質的に実施例38、スキームC、
工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(4−ベンジルオキシブチル)−4−ピペリドンオキ
シム 1−(4−ベンジルオキシブチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(4−ベ
ンジルオキシブチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本
質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0375】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−ベンジルオキシブチル)ピペリジ
ン 4−アミノ−1−(4−ベンジルオキシブチル)ピペリジンを1−(4−ベン
ジルオキシブチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキー
ムC、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−ベンジルオキシ)ブ
チル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−ベンジルオキシ)ブチル)ピペリジニル
アミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチル
プリン、4−アミノ−1−(4−ベンジルオキシブチル)ピペリジン、およびト
リエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製
造した。 【0376】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−ベンジルオキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9
−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−ベンジルオキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ
リンを2−クロロ−6−[4−(1−(4−ベンジルオキシ)ブチル)ピペリジ
ニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、
工程cに記載したように製造した。 【0377】 実施例77 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−(2−フェニルエチレンオキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シク
ロペンチルプリン 4−アミノ−1−(4−(2−フェニルエチレンオキシ)ブチル)ピペリジンの
製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−(2−フェニルエチレン
オキシ)ブチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(4−(2−フェニルエチレンオキシ)ブチル)ピ
ペリジンをイソニペコタミドおよび1−クロロ−4−(2−フェニルエチレンオ
キシ)ブタンから本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製
造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−(2−フェニルエチレンオキシ)
ブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−(2−フェニルエチレンオキシ)ブチル)ピペリジン
を4−カルボキサミド−1−(4−(2−フェニルエチレンオキシ)ブチル)ピ
ペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造し
た。 【0378】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−(2−フェニルエチレンオキシ)ブチル)−4
−ピペリドン 1−(4−(2−フェニルエチレンオキシ)ブチル)−4−ピペリドンを4−
ピペリドンおよび1−クロロ−4−(2−フェニルエチレンオキシ)ブタンから
本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(4−(2−フェニルエチレンオキシ)ブチル)−4
−ピペリドンオキシム 1−(4−(2−フェニルエチレンオキシ)ブチル)−4−ピペリドンオキシ
ムを1−(4−(2−フェニルエチレンオキシ)ブチル)−4−ピペリドンおよ
びヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記
載したように製造した。 【0379】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−(2−フェニルエチレンオキシ)
ブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−(2−フェニルエチレンオキシ)ブチル)ピペリジン
を1−(4−(2−フェニルエチレンオキシ)ブチル)−4−ピペリドンオキシ
ムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−(2−フェニルエチ
レンオキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−(2−フェニルエチレンオキシ)ブチル
)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−
シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(4−(2−フェニルエチレンオキシ
)ブチル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキー
ムA、工程bに記載したように製造した。 【0380】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−(2−フェニルエチレンオキシ)ブチル)ピペリジニ
ルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−(2−フェニルエチレンオキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(4−(2−フェニルエチ
レンオキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本
質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0381】 実施例78 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−(3−フェニルプロピレンオキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 4−アミノ−1−(4−(3−フェニルプロピレンオキシ)ブチル)ピペリジン
の製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−(3−フェニルプロピレ
ンオキシ)ブチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(4−(3−フェニルプロピレンオキシ)ブチル)
ピペリジンをイソニペコタミドおよび1−クロロ−4−(3−フェニルプロピレ
ンオキシ)ブタンから本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したよう
に製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−(3−フェニルプロピレンオキシ
)ブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−(3−フェニルプロピレンオキシ)ブチル)ピペリジ
ンを4−カルボキサミド−1−(4−(3−フェニルプロピレンオキシ)ブチル
)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製
造した。 【0382】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−(3−フェニルプロピレンオキシ)ブチル)−
4−ピペリドン 1−(4−(3−フェニルプロピレンオキシ)ブチル)−4−ピペリドンを4
−ピペリドンおよび1−クロロ−4−(3−フェニルプロピレンオキシ)ブタン
から本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(4−(3−フェニルプロピレンオキシ)ブチル)−
4−ピペリドンオキシム 1−(4−(3−フェニルプロピレンオキシ)ブチル)−4−ピペリドンオキ
シムを1−(4−(3−フェニルプロピレンオキシ)ブチル)−4−ピペリドン
およびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程b
に記載したように製造した。 【0383】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−(3−フェニルプロピレンオキシ
)ブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−(3−フェニルプロピレンオキシ)ブチル)ピペリジ
ンを1−(4−(3−フェニルプロピレンオキシ)ブチル)−4−ピペリドンオ
キシムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した
。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−(3−フェニルプロ
ピレンオキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−(3−フェニルプロピレンオキシ)ブチ
ル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9
−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(4−(3−フェニルプロピレンオ
キシ)ブチル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、ス
キームA、工程bに記載したように製造した。 【0384】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−(3−フェニルプロピレンオキシ)ブチル)ピペリジ
ニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−(3−フェニルプロピレンオキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−
シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(4−(3−フェニルプ
ロピレンオキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンか
ら本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0385】 実施例79 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−(4−フェニルブチレンオキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シク
ロペンチルプリン 4−アミノ−1−(4−(4−フェニルブチレンオキシ)ブチル)ピペリジンの
製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−(4−フェニルブチレン
オキシ)ブチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(4−(4−フェニルブチレンオキシ)ブチル)ピ
ペリジンをイソニペコタミドおよび1−クロロ−4−(4−フェニルブチレンオ
キシ)ブタンから本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製
造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−(4−フェニルブチレンオキシ)
ブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−(4−フェニルブチレンオキシ)ブチル)ピペリジン
を4−カルボキサミド−1−(4−(4−フェニルブチレンオキシ)ブチル)ピ
ペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造し
た。 【0386】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−(4−フェニルブチレンオキシ)ブチル)−4
−ピペリドン 1−(4−(4−フェニルブチレンオキシ)ブチル)−4−ピペリドンを4−
ピペリドンおよび1−クロロ−4−(4−フェニルブチレンオキシ)ブタンから
本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(4−(4−フェニルブチレンオキシ)ブチル)−4
−ピペリドンオキシム 1−(4−(4−フェニルブチレンオキシ)ブチル)−4−ピペリドンオキシ
ムを1−(4−(4−フェニルブチレンオキシ)ブチル)−4−ピペリドンおよ
びヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記
載したように製造した。 【0387】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−(4−フェニルブチレンオキシ)
ブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−(4−フェニルブチレンオキシ)ブチル)ピペリジン
を1−(4−(4−フェニルブチレンオキシ)ブチル)−4−ピペリドンオキシ
ムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−(4−フェニルブチ
レンオキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−(4−フェニルブチレンオキシ)ブチル
)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−
シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(4−(4−フェニルブチレンオキシ
)ブチル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキー
ムA、工程bに記載したように製造した。 【0388】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−(4−フェニルブチレンオキシ)ブチル)ピペリジニ
ルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−(4−フェニルブチレンオキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(4−(4−フェニルブチ
レンオキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本
質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0389】 実施例80 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
5−ヒドロキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(5−ヒドロキシペンチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(5−ヒドロキシペンチル)ピ
ペリジン 4−カルボキサミド−1−(5−ヒドロキシペンチル)ピペリジンをイソニペ
コタミドおよび1−クロロ−5−ヒドロキシペンタンから本質的に実施例38、
スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(5−ヒドロキシペンチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−ヒドロキシペンチル)ピペリジンを4−カルボキサミ
ド−1−(5−ヒドロキシペンチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキ
ームB、工程bに記載したように製造した。 【0390】 方法2 スキームC、工程a:1−(5−ヒドロキシペンチル)−4−ピペリドン 1−(5−ヒドロキシペンチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1
−クロロ−5−ヒドロキシペンタンから本質的に実施例38、スキームC、工程
aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(5−ヒドロキシペンチル)−4−ピペリドンオキシ
ム 1−(5−ヒドロキシペンチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(5−ヒド
ロキシペンチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的
に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0391】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(5−ヒドロキシペンチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−ヒドロキシペンチル)ピペリジンを1−(5−ヒドロ
キシペンチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC
、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(5−ヒドロキシペンチル
))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(5−ヒドロキシペンチル))ピペリジニルア
ミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプ
リン、4−アミノ−1−(5−ヒドロキシペンチル)ピペリジン、およびトリエ
チルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造し
た。 【0392】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(5−ヒドロキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−
シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(5−ヒドロキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ンを2−クロロ−6−[4−(1−(5−ヒドロキシペンチル))ピペリジニル
アミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程
cに記載したように製造した。 【0393】 実施例81 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
5−メトキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−(5−メトキシペンチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(5−メトキシペンチル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(5−メトキシペンチル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび1−クロロ−5−メトキシペンタンから本質的に実施例38、スキ
ームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−(5−メトキシペンチル)ピペリジン 4−アミノ−(5−メトキシペンチル)ピペリジンを4−カルボキサミド−1
−(5−メトキシペンチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、
工程bに記載したように製造した。 【0394】 方法2 スキームC、工程a:1−(5−メトキシペンチル)−4−ピペリドン 1−(5−メトキシペンチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1−
クロロ−5−メトキシペンタンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに
記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(5−メトキシペンチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(5−メトキシペンチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(5−メトキ
シペンチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実
施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−(5−メトキシペンチル)ピペリジン 4−アミノ−(5−メトキシペンチル)ピペリジンを1−(5−メトキシペン
チル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程c
に記載したように製造した。 【0395】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(5−メトキシペンチル)
)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(5−メトキシペンチル))ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリ
ン、4−アミノ−(5−メトキシペンチル)ピペリジン、およびトリエチルアミ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(5−メトキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(5−メトキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
を2−クロロ−6−[4−(1−(5−メトキシペンチル))ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 【0396】 実施例82 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
5−エトキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−(5−エトキシペンチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(5−エトキシペンチル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(5−エトキシペンチル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび1−クロロ−5−エトキシペンタンから本質的に実施例38、スキ
ームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(5−エトキシペンチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−エトキシペンチル)ピペリジンを4−カルボキサミド
−1−(5−エトキシペンチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0397】 方法2 スキームC、工程a:1−(5−エトキシペンチル)−4−ピペリドン 1−(5−エトキシペンチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1−
クロロ−5−エトキシペンタンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに
記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(5−エトキシペンチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(5−エトキシペンチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(5−エトキ
シペンチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実
施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0398】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(5−エトキシペンチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−エトキシペンチル)ピペリジンを1−(5−エトキシ
ペンチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工
程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(5−エトキシペンチル)
)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(5−エトキシペンチル))ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリ
ン、4−アミノ−1−(5−エトキシペンチル)ピペリジン、およびトリエチル
アミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0399】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(5−エトキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(5−エトキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
を2−クロロ−6−[4−(1−(5−エトキシペンチル))ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 【0400】 実施例83 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
5−プロポキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−(5−プロポキシペンチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(5−プロポキシペンチル)ピ
ペリジン 4−カルボキサミド−1−(5−プロポキシペンチル)ピペリジンをイソニペ
コタミドおよび1−クロロ−5−プロポキシペンタンから本質的に実施例38、
スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(5−プロポキシペンチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−プロポキシペンチル)ピペリジンを4−カルボキサミ
ド−1−(5−プロポキシペンチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキ
ームB、工程bに記載したように製造した。 【0401】 方法2 スキームC、工程a:1−(5−プロポキシペンチル)−4−ピペリドン 1−(5−プロポキシペンチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1
−クロロ−5−プロポキシペンタンから本質的に実施例38、スキームC、工程
aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(5−プロポキシペンチル)−4−ピペリドンオキシ
ム 1−(5−プロポキシペンチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(5−プロ
ポキシペンチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的
に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0402】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(5−プロポキシペンチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−プロポキシペンチル)ピペリジンを1−(5−プロポ
キシペンチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC
、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(5−プロポキシペンチル
))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(5−プロポキシペンチル))ピペリジニルア
ミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプ
リン、4−アミノ−1−(5−プロポキシペンチル)ピペリジン、およびトリエ
チルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造し
た。 【0403】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(5−プロポキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−
シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(5−プロポキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ンを2−クロロ−6−[4−(1−(5−プロポキシペンチル))ピペリジニル
アミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程
cに記載したように製造した。 【0404】 実施例84 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
5−ブトキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(5−ブトキシペンチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(5−ブトキシペンチル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(5−ブトキシペンチル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび1−クロロ−5−ブトキシペンタンから本質的に実施例38、スキ
ームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(5−ブトキシペンチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−ブトキシペンチル)ピペリジンを4−カルボキサミド
−1−(5−ブトキシペンチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0405】 方法2 スキームC、工程a:1−(5−ブトキシペンチル)−4−ピペリドン 1−(5−ブトキシペンチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1−
クロロ−5−ブトキシペンタンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに
記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(5−ブトキシペンチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(5−ブトキシペンチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(5−ブトキ
シペンチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実
施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0406】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(5−ブトキシペンチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−ブトキシペンチル)ピペリジンを1−(5−ブトキシ
ペンチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工
程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(5−ブトキシペンチル)
)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(5−ブトキシペンチル))ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリ
ン、4−アミノ−1−(5−ブトキシペンチル)ピペリジン、およびトリエチル
アミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0407】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(5−ブトキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(5−ブトキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
を2−クロロ−6−[4−(1−(5−ブトキシペンチル))ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 【0408】 実施例85 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
5−ベンジルオキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ
リン 4−アミノ−1−(5−ベンジルオキシペンチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(5−ベンジルオキシペンチル
)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(5−ベンジルオキシペンチル)ピペリジンをイソ
ニペコタミドおよび1−クロロ−5−ベンジルオキシペンタンから本質的に実施
例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(5−ベンジルオキシペンチル)ピペリ
ジン 4−アミノ−1−(5−ベンジルオキシペンチル)ピペリジンを4−カルボキ
サミド−1−(5−ベンジルオキシペンチル)ピペリジンから本質的に実施例3
8、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0409】 方法2 スキームC、工程a:1−(5−ベンジルオキシペンチル)−4−ピペリドン 1−(5−ベンジルオキシペンチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよ
び1−クロロ−5−ベンジルオキシペンタンから本質的に実施例38、スキーム
C、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(5−ベンジルオキシペンチル)−4−ピペリドンオ
キシム 1−(5−ベンジルオキシペンチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(5−
ベンジルオキシペンチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩か
ら本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0410】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(5−ベンジルオキシペンチル)ピペリ
ジン 4−アミノ−1−(5−ベンジルオキシペンチル)ピペリジンを1−(5−ベ
ンジルオキシペンチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、ス
キームC、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(5−ベンジルオキシペン
チル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(5−ベンジルオキシペンチル))ピペリジニ
ルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチ
ルプリン、4−アミノ−1−(5−ベンジルオキシペンチル)ピペリジン、およ
びトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したよう
に製造した。 【0411】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(5−ベンジルオキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−
9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(5−ベンジルオキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル
プリンを2−クロロ−6−[4−(1−(5−ベンジルオキシペンチル))ピペ
リジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキーム
A、工程cに記載したように製造した。 【0412】 実施例86 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
5−(2−フェニルエチレンオキシ)ペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−
シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(5−(2−フェニルエチレンオキシ)ペンチル)ピペリジン
の製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(5−(2−フェニルエチレン
オキシ)ペンチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(5−(2−フェニルエチレンオキシ)ペンチル)
ピペリジンをイソニペコタミドおよび1−クロロ−5−(2−フェニルエチレン
オキシペンタンから本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように
製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(5−(2−フェニルエチレンオキシ)
ペンチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−(2−フェニルエチレンオキシ)ペンチル)ピペリジ
ンを4−カルボキサミド−1−(5−(2−フェニルエチレンオキシ)ペンチル
)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製
造した。 【0413】 方法2 スキームC、工程a:1−(5−(2−フェニルエチレンオキシ)ペンチル)−
4−ピペリドン 1−(5−(2−フェニルエチレンオキシ)ペンチル)−4−ピペリドンを4
−ピペリドンおよび1−クロロ−5−(2−フェニルエチレンオキシ)ペンタン
から本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(5−(2−フェニルエチレンオキシ)ペンチル)−
4−ピペリドンオキシム 1−(5−(2−フェニルエチレンオキシ)ペンチル)−4−ピペリドンオキ
シムを1−(5−(2−フェニルエチレンオキシ)ペンチル)−4−ピペリドン
およびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程b
に記載したように製造した。 【0414】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(5−(2−フェニルエチレンオキシ)
ペンチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−(2−フェニルエチレンオキシ)ペンチル)ピペリジ
ンを1−(5−(2−フェニルエチレンオキシ)ペンチル)−4−ピペリドンオ
キシムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した
。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(5−(2−フェニルエチ
レンオキシ)ペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(5−(2−フェニルエチレンオキシ)ペンチ
ル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−
9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(5−(2−フェニルエチレンオ
キシペンチル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、ス
キームA、工程bに記載したように製造した。 【0415】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(5−(2−フェニルエチレンオキシ)ペンチル))ピペリ
ジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(5−(2−フェニルエチレンオキシ)ペンチル))ピペリジニルアミノ]−9
−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(5−(2−フェニル
エチレンオキシ)ペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0416】 実施例87 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
5−(3−フェニルプロピレンオキシ)ペンチル))ピペリジニルアミノ]−9
−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(5−(3−フェニルプロピレンオキシ)ペンチル)ピペリジ
ンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(5−(3−フェニルプロピレ
ンオキシ)ペンチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(5−(3−フェニルプロピレンオキシ)ペンチル
)ピペリジンをイソニペコタミドおよび1−クロロ−5−(3−フェニルプロピ
レンオキシペンタンから本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したよ
うに製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(5−(3−フェニルプロピレンオキシ
)ペンチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−(3−フェニルプロピレンオキシ)ペンチル)ピペリ
ジンを4−カルボキサミド−1−(5−(3−フェニルプロピレンオキシ)ペン
チル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したよう
に製造した。 【0417】 方法2 スキームC、工程a:1−(5−(3−フェニルプロピレンオキシ)ペンチル)
−4−ピペリドン 1−(5−(3−フェニルプロピレンオキシ)ペンチル)−4−ピペリドンを
4−ピペリドンおよび1−クロロ−5−(3−フェニルプロピレンオキシ)ペン
タンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(5−(3−フェニルプロピレンオキシ)ペンチル)
−4−ピペリドンオキシム 1−(5−(3−フェニルプロピレンオキシ)ペンチル)−4−ピペリドンオ
キシムを1−(5−(3−フェニルプロピレンオキシ)ペンチル)−4−ピペリ
ドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工
程bに記載したように製造した。 【0418】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(5−(3−フェニルプロピレンオキシ
)ペンチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−(3−フェニルプロピレンオキシ)ペンチル)ピペリ
ジンを1−(5−(3−フェニルプロピレンオキシ)ペンチル)−4−ピペリド
ンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造
した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(5−(3−フェニルプロ
ピレンオキシ)ペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(5−(3−フェニルプロピレンオキシ)ペン
チル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ
−9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(5−(3−フェニルプロピレ
ンオキシペンチル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1
、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0419】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(5−(3−フェニルプロピレンオキシ)ペンチル))ピペ
リジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(5−(3−フェニルプロピレンオキシ)ペンチル))ピペリジニルアミノ]−
9−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(5−(3−フェニ
ルプロピレンオキシ)ペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル
プリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0420】 実施例88 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
5−(4−フェニルブチレンオキシ)ペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−
シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(5−(4−フェニルブチレンオキシ)ペンチル)ピペリジン
の製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(5−(4−フェニルブチレン
オキシ)ペンチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(5−(4−フェニルブチレンオキシ)ペンチル)
ピペリジンをイソニペコタミドおよび1−クロロ−5−(4−フェニルブチレン
オキシペンタンから本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように
製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(5−(4−フェニルブチレンオキシ)
ペンチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−(4−フェニルブチレンオキシ)ペンチル)ピペリジ
ンを4−カルボキサミド−1−(5−(4−フェニルブチレンオキシ)ペンチル
)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製
造した。 【0421】 方法2 スキームC、工程a:1−(5−(4−フェニルブチレンオキシ)ペンチル)−
4−ピペリドン 1−(5−(4−フェニルブチレンオキシ)ペンチル)−4−ピペリドンを4
−ピペリドンおよび1−クロロ−5−(4−フェニルブチレンオキシ)ペンタン
から本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(5−(4−フェニルブチレンオキシ)ペンチル)−
4−ピペリドンオキシム 1−(5−(4−フェニルブチレンオキシ)ペンチル)−4−ピペリドンオキ
シムを1−(5−(4−フェニルブチレンオキシ)ペンチル)−4−ピペリドン
およびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程b
に記載したように製造した。 【0422】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(5−(4−フェニルブチレンオキシ)
ペンチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−(4−フェニルブチレンオキシ)ペンチル)ピペリジ
ンを1−(5−(4−フェニルブチレンオキシ)ペンチル)−4−ピペリドンオ
キシムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した
。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(5−(4−フェニルブチ
レンオキシ)ペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(5−(4−フェニルブチレンオキシ)ペンチ
ル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−
9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(5−(4−フェニルブチレンオ
キシペンチル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、ス
キームA、工程bに記載したように製造した。 【0423】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(5−(4−フェニルブチレンオキシ)ペンチル))ピペリ
ジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(5−(4−フェニルブチレンオキシ)ペンチル))ピペリジニルアミノ]−9
−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(5−(4−フェニル
ブチレンオキシ)ペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0424】 実施例89 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
6−ヒドロキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(6−ヒドロキシヘキシル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(6−ヒドロキシヘキシル)ピ
ペリジン 4−カルボキサミド−1−(6−ヒドロキシヘキシル)ピペリジンをイソニペ
コタミドおよび6−クロロ−1−ヘキサノールから本質的に実施例38、スキー
ムB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(6−ヒドロキシヘキシル)ピペリジン 4−アミノ−1−(6−ヒドロキシヘキシル)ピペリジンを4−カルボキサミ
ド−1−(6−ヒドロキシヘキシル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキ
ームB、工程bに記載したように製造した。 【0425】 方法2 スキームC、工程a:1−(6−ヒドロキシヘキシル)−4−ピペリドン 1−(6−ヒドロキシヘキシル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび6
−クロロ−1−ヘキサノールから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記
載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(6−ヒドロキシヘキシル)−4−ピペリドンオキシ
ム 1−(6−ヒドロキシヘキシル)−4−ピペリドンオキシムを1−(6−ヒド
ロキシヘキシル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的
に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0426】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(6−ヒドロキシヘキシル)ピペリジン 4−アミノ−1−(6−ヒドロキシヘキシル)ピペリジンを1−(6−ヒドロ
キシヘキシル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC
、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(6−ヒドロキシ)ヘキシ
ル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(6−ヒドロキシ)ヘキシル)ピペリジニルア
ミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプ
リン、4−アミノ−1−(6−ヒドロキシヘキシル)ピペリジン、およびトリエ
チルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造し
た。 【0427】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(6−ヒドロキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−
シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(6−ヒドロキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ンを2−クロロ−6−[4−(1−(6−ヒドロキシ)ヘキシル)ピペリジニル
アミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程
cに記載したように製造した。 【0428】 実施例90 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
6−メトキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(6−メトキシヘキシル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(6−メトキシヘキシル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(6−メトキシヘキシル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび1−クロロ−6−メトキシヘキサンから本質的に実施例38、スキ
ームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(6−メトキシヘキシル)ピペリジン 4−アミノ−1−(6−メトキシヘキシル)ピペリジンを4−カルボキサミド
−1−(6−メトキシヘキシル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0429】 方法2 スキームC、工程a:1−(6−メトキシヘキシル)−4−ピペリドン 1−(6−メトキシヘキシル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1−
クロロ−6−メトキシヘキサンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに
記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(6−メトキシヘキシル)−4−ピペリドンオキシム 1−(6−メトキシヘキシル)−4−ピペリドンオキシムを1−(6−メトキ
シヘキシル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実
施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0430】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(6−メトキシヘキシル)ピペリジン 4−アミノ−1−(6−メトキシヘキシル)ピペリジンを1−(6−メトキシ
ヘキシル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工
程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(6−メトキシ)ヘキシル
)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(6−メトキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリ
ン、4−アミノ−1−(6−メトキシヘキシル)ピペリジン、およびトリエチル
アミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0431】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(6−メトキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(6−メトキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
を2−クロロ−6−[4−(1−(6−メトキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 【0432】 実施例91 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
6−エトキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(6−エトキシヘキシル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(6−エトキシヘキシル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(6−エトキシヘキシル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび1−クロロ−6−エトキシヘキサンから本質的に実施例38、スキ
ームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(6−エトキシヘキシル)ピペリジン 4−アミノ−1−(6−エトキシヘキシル)ピペリジンを4−カルボキサミド
−1−(6−エトキシヘキシル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0433】 方法2 スキームC、工程a:1−(6−エトキシヘキシル)−4−ピペリドン 1−(6−エトキシヘキシル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1−
クロロ−6−エトキシヘキサンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに
記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(6−エトキシヘキシル)−4−ピペリドンオキシム 1−(6−エトキシヘキシル)−4−ピペリドンオキシムを1−(6−エトキ
シヘキシル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実
施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0434】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(6−エトキシヘキシル)ピペリジン 4−アミノ−1−(6−エトキシヘキシル)ピペリジンを1−(6−エトキシ
ヘキシル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工
程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(6−エトキシ)ヘキシル
)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(6−エトキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリ
ン、4−アミノ−1−(6−エトキシヘキシル)ピペリジン、およびトリエチル
アミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0435】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(6−エトキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(6−エトキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
を2−クロロ−6−[4−(1−(6−エトキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 【0436】 実施例92 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
6−プロポキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(6−プロポキシヘキシル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(6−プロポキシヘキシル)ピ
ペリジン 4−カルボキサミド−1−(6−プロポキシヘキシル)ピペリジンをイソニペ
コタミドおよび1−クロロ−6−プロポキシヘキサンから本質的に実施例38、
スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(6−プロポキシヘキシル)ピペリジン 4−アミノ−1−(6−プロポキシヘキシル)ピペリジンを4−カルボキサミ
ド−1−(6−プロポキシヘキシル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキ
ームB、工程bに記載したように製造した。 【0437】 方法2 スキームC、工程a:1−(6−プロポキシヘキシル)−4−ピペリドン 1−(6−プロポキシヘキシル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1
−クロロ−6−プロポキシヘキサンから本質的に実施例38、スキームC、工程
aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(6−プロポキシヘキシル)−4−ピペリドンオキシ
ム 1−(6−プロポキシヘキシル)−4−ピペリドンオキシムを1−(6−プロ
ポキシヘキシル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的
に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0438】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(6−プロポキシヘキシル)ピペリジン 4−アミノ−1−(6−プロポキシヘキシル)ピペリジンを1−(6−プロポ
キシヘキシル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC
、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(6−プロポキシ)ヘキシ
ル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(6−プロポキシ)ヘキシル)ピペリジニルア
ミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプ
リン、4−アミノ−1−(6−プロポキシヘキシル)ピペリジン、およびトリエ
チルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造し
た。 【0439】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(6−プロポキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−
シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(6−プロポキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ンを2−クロロ−6−[4−(1−(6−プロポキシ)ヘキシル)ピペリジニル
アミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程
cに記載したように製造した。 【0440】 実施例93 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
6−ブトキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(6−ブトキシヘキシル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(6−ブトキシヘキシル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(6−ブトキシヘキシル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび1−クロロ−6−ブトキシヘキサンから本質的に実施例38、スキ
ームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(6−ブトキシヘキシル)ピペリジン 4−アミノ−1−(6−ブトキシヘキシル)ピペリジンを4−カルボキサミド
−1−(6−ブトキシヘキシル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0441】 方法2 スキームC、工程a:1−(6−ブトキシヘキシル)−4−ピペリドン 1−(6−ブトキシヘキシル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび1−
クロロ−6−ブトキシヘキサンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに
記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(6−ブトキシヘキシル)−4−ピペリドンオキシム 1−(6−ブトキシヘキシル)−4−ピペリドンオキシムを1−(6−ブトキ
シヘキシル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実
施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0442】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(6−ブトキシヘキシル)ピペリジン 4−アミノ−1−(6−ブトキシヘキシル)ピペリジンを1−(6−ブトキシ
ヘキシル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工
程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(6−ブトキシ)ヘキシル
)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(6−ブトキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリ
ン、4−アミノ−1−(6−ブトキシヘキシル)ピペリジン、およびトリエチル
アミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0443】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(6−ブトキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(6−ブトキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
を2−クロロ−6−[4−(1−(6−ブトキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 【0444】 実施例94 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
6−ベンジルオキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ
リン 4−アミノ−1−(6−ベンジルオキシヘキシル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(6−ベンジルオキシヘキシル
)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(6−ベンジルオキシヘキシル)ピペリジンをイソ
ニペコタミドおよび1−クロロ−6−ベンジルオキシヘキサンから本質的に実施
例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(6−ベンジルオキシヘキシル)ピペリ
ジン 4−アミノ−1−(6−ベンジルオキシヘキシル)ピペリジンを4−カルボキ
サミド−1−(6−ベンジルオキシヘキシル)ピペリジンから本質的に実施例3
8、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0445】 方法2 スキームC、工程a:1−(6−ベンジルオキシヘキシル)−4−ピペリドン 1−(6−ベンジルオキシヘキシル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよ
び1−クロロ−6−ベンジルオキシヘキサンから本質的に実施例38、スキーム
C、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(6−ベンジルオキシヘキシル)−4−ピペリドンオ
キシム 1−(6−ベンジルオキシヘキシル)−4−ピペリドンオキシムを1−(6−
ベンジルオキシヘキシル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩か
ら本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 【0446】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(6−ベンジルオキシヘキシル)ピペリ
ジン 4−アミノ−1−(6−ベンジルオキシヘキシル)ピペリジンを1−(6−ベ
ンジルオキシヘキシル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、ス
キームC、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(6−ベンジルオキシ)ヘ
キシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(6−ベンジルオキシ)ヘキシル)ピペリジニ
ルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチ
ルプリン、4−アミノ−1−(6−ベンジルオキシヘキシル)ピペリジン、およ
びトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したよう
に製造した。 【0447】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(6−ベンジルオキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−
9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(6−ベンジルオキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル
プリンを2−クロロ−6−[4−(1−(6−ベンジルオキシ)ヘキシル)ピペ
リジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキーム
A、工程cに記載したように製造した。 【0448】 実施例95 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
6−(2−フェニルエチレンオキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 4−アミノ−1−(6−(2−フェニルエチレンオキシ)ヘキシル)ピペリジン
の製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(6−(2−フェニルエチレン
オキシ)ヘキシル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(6−(2−フェニルエチレンオキシ)ヘキシル)
ピペリジンをイソニペコタミドおよび1−クロロ−6−(2−フェニルエチレン
オキシ)ヘキサンから本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したよう
に製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(6−(2−フェニルエチレンオキシ)
ヘキシル)ピペリジン 4−アミノ−1−(6−フェニルエチレンオキシ)ヘキシル)ピペリジンを4
−カルボキサミド−1−(6−(2−フェニルエチレンオキシ)ヘキシル)ピペ
リジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した
。 【0449】 方法2 スキームC、工程a:1−(6−(2−フェニルエチレンオキシ)ヘキシル)−
4−ピペリドン 1−(6−(2−フェニルエチレンオキシ)ヘキシル)−4−ピペリドンを4
−ピペリドンおよび1−クロロ−6−(2−フェニルエチレンオキシ)ヘキサン
から本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(6−(2−フェニルエチレンオキシ)ヘキシル)−
4−ピペリドンオキシム 1−(6−(2−フェニルエチレンオキシ)ヘキシル)−4−ピペリドンオキ
シムを1−(6−(2−フェニルエチレンオキシ)ヘキシル)−4−ピペリドン
およびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程b
に記載したように製造した。 【0450】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(6−(2−フェニルエチレンオキシ)
ヘキシル)ピペリジン 4−アミノ−1−(6−(2−フェニルエチレンオキシ)ヘキシル)ピペリジ
ンを1−(6−(2−フェニルエチレンオキシ)ヘキシル)−4−ピペリドンオ
キシムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した
。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(6−(2−フェニルエチ
レンオキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(6−(2−フェニルエチレンオキシ)ヘキシ
ル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9 −シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(6−(2−フェニルエチレンオキ
シ)ヘキシル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、ス
キームA、工程bに記載したように製造した。 【0451】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(6−(2−フェニルエチレンオキシ)ヘキシル)ピペリジ
ニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(6−(2−フェニルエチレンオキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−
シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(6−(2−フェニルエ
チレンオキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンか
ら本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0452】 実施例96 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
6−(3−フェニルプロピレンオキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−
シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(6−(3−フェニルプロピレンオキシ)ヘキシル)ピペリジ
ンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(6−(3−フェニルプロピレ
ンオキシ)ヘキシル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(6−(3−フェニルプロピレンオキシ)ヘキシル
)ピペリジンをイソニペコタミドおよび1−クロロ−6−(3−フェニルプロピ
レンオキシ)ヘキサンから本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載した
ように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(6−(3−フェニルプロピレンオキシ
)ヘキシル)ピペリジン 4−アミノ−1−(6−(3−フェニルプロピレンオキシ)ヘキシル)ピペリ
ジンを4−カルボキサミド−1−(6−(3−フェニルプロピレンオキシ)ヘキ
シル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したよう
に製造した。 【0453】 方法2 スキームC、工程a:1−(6−(3−フェニルプロピレンオキシ)ヘキシル)
−4−ピペリドン 1−(6−(3−フェニルプロピレンオキシ)ヘキシル)−4−ピペリドンを
4−ピペリドンおよび1−クロロ−6−(3−フェニルプロピレンオキシ)ヘキ
サンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(6−(3−フェニルプロピレンオキシ)ヘキシル)
−4−ピペリドンオキシム 1−(6−(3−フェニルプロピレンオキシ)ヘキシル)−4−ピペリドンオ
キシムを1−(6−(3−フェニルプロピレンオキシ)ヘキシル)−4−ピペリ
ドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工
程bに記載したように製造した。 【0454】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(6−(3−フェニルプロピレンオキシ
)ヘキシル)ピペリジン 4−アミノ−1−(6−(3−フェニルプロピレンオキシ)ヘキシル)ピペリ
ジンを1−(6−(3−フェニルプロピレンオキシ)ヘキシル)−4−ピペリド
ンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造
した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(6−(3−フェニルプロ
ピレンオキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(6−(3−フェニルプロピレンオキシ)ヘキ
シル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ− 9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(6−(3−フェニルプロピレン
オキシ)ヘキシル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1
、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0455】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(6−(3−フェニルプロピレンオキシ)ヘキシル)ピペリ
ジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(6−(3−フェニルプロピレンオキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9
−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(6−(3−フェニル
プロピレンオキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0456】 実施例97 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
6−(4−フェニルブチレンオキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン 4−アミノ−1−(6−(4−フェニルブチレンオキシ)ヘキシル)ピペリジン
の製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(6−(3−フェニルブチレン
オキシ)ヘキシル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(6−(4−フェニルブチレンオキシ)ヘキシル)
ピペリジンをイソニペコタミドおよび1−クロロ−6−(4−フェニルブチレン
オキシ)ヘキサンから本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したよう
に製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(6−(4−フェニルブチレンオキシ)
ヘキシル)ピペリジン 4−アミノ−1−(6−(4−フェニルブチレンオキシ)ヘキシル)ピペリジ
ンを4−カルボキサミド−1−(6−(4−フェニルブチレンオキシ)ヘキシル
)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製
造した。 【0457】 方法2 スキームC、工程a:1−(6−(4−フェニルブチレンオキシ)ヘキシル)−
4−ピペリドン 1−(6−(4−フェニルブチレンオキシ)ヘキシル)−4−ピペリドンを4
−ピペリドンおよび1−クロロ−6−(4−フェニルブチレンオキシ)ヘキサン
から本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(6−(4−フェニルブチレンオキシ)ヘキシル)−
4−ピペリドンオキシム 1−(6−(4−フェニルブチレンオキシ)ヘキシル)−4−ピペリドンオキ
シムを1−(6−(4−フェニルブチレンオキシ)ヘキシル)−4−ピペリドン
およびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程b
に記載したように製造した。 【0458】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(6−(4−フェニルブチレンオキシ)
ヘキシル)ピペリジン 4−アミノ−1−(6−(4−フェニルブチレンオキシ)ヘキシル)ピペリジ
ンを1−(6−(4−フェニルブチレンオキシ)ヘキシル)−4−ピペリドンオ
キシムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した
。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(6−(4−フェニルブチ
レンオキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(6−(4−フェニルブチレンオキシ)ヘキシ
ル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9 −シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(6−(4−フェニルブチレンオキ
シ)ヘキシル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、ス
キームA、工程bに記載したように製造した。 【0459】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(6−(4−フェニルブチレンオキシ)ヘキシル)ピペリジ
ニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(6−(4−フェニルブチレンオキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−
シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(6−(4−フェニルブ
チレンオキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンか
ら本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0460】 実施例98 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
アリル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(アリル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(アリル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(アリル)ピペリジンをイソニペコタミドおよび塩
化アリルから本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造し
た。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(アリル)ピペリジン 4−アミノ−1−(アリル)ピペリジンを4−カルボキサミド−1−(アリル
)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製
造した。 【0461】 方法2 スキームC、工程a:1−(アリル)−4−ピペリドン 1−(アリル)−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび塩化アリルから本質
的に実施例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(アリル)−4−ピペリドンオキシム 1−(アリル)−4−ピペリドンオキシムを1−(アリル)−4−ピペリドン
およびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程b
に記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(アリル)ピペリジン 4−アミノ−1−(アリル)ピペリジンを1−(アリル)−4−ピペリドンオ
キシムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した
。 【0462】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(アリル)ピペリジニルア
ミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(アリル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロ
ペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、4−アミノ− 1−(アリル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、ス
キームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(アリル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(アリル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6
−[4−(1−(アリル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンか
ら本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0463】 実施例99 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−(2−ヒドロキシエチレンオキシ)エチル))ピペリジニルアミノ]−9−
シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(2−(2−ヒドロキシエチレンオキシ)エチル)ピペリジン
の製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−(2−ヒドロキシエチレ
ンオキシ)エチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−(2−ヒドロキシエチレンオキシ)エチル)
ピペリジンをイソニペコタミドおよび2−(2−クロロエトキシ)エタノールか
ら本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−(2−ヒドロキシエチレンオキシ
)エチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2−(2−ヒドロキシエチレンオキシ)エチル)ピペリジ
ンを4−カルボキサミド−1−(2−(2−ヒドロキシエチレンオキシ)エチル
)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製
造した。 【0464】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−(2−ヒドロキシエチレンオキシ)エチル)−
4−ピペリドン 1−(2−(2−ヒドロキシエチレンオキシ)エチル)−4−ピペリドンを4
−ピペリドンおよび2−(2−クロロエトキシ)エタノールから本質的に実施例
38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(2−(2−ヒドロキシエチレンオキシ)エチル)−
4−ピペリドンオキシム 1−(2−(2−ヒドロキシエチレンオキシ)エチル)−4−ピペリドンオキ
シムを1−(2−(2−ヒドロキシエチレンオキシ)エチル)−4−ピペリドン
およびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程b
に記載したように製造した。 【0465】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−(2−ヒドロキシエチレンオキシ
)エチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2−(2−ヒドロキシエチレンオキシ)エチル)ピペリジ
ンを1−(2−(2−ヒドロキシエチレンオキシ)エチル)−4−ピペリドンオ
キシムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した
。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−(2−ヒドロキシエ
チレンオキシ)エチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−(2−ヒドロキシエチレンオキシ)エチ
ル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ− 9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(2−(2−ヒドロキシエチレン
オキシ)エチル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、
スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0466】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−(2−ヒドロキシエチレンオキシ)エチル))ピペリ
ジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−(2−ヒドロキシエチレンオキシ)エチル))ピペリジニルアミノ]−9
−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(2−(2−ヒドロキ
シエチレンオキシ)エチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0467】 実施例100 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−N,N−ジメチルアミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン チルプリン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジメチルアミノエチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−N,N−ジメチルアミノ エチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−N,N−ジメチルアミノエチル)ピペリジン をイソニペコタミドおよび2−N,N−ジメチルアミノエチルクロリドから本質 的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−N,N−ジメチルアミノエチル) ピペリジン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジメチルアミノエチル)ピペリジンを4−カ ルボキサミド−1−(2−N,N−ジメチルアミノエチル)ピペリジンから本質 的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0468】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−N,N−ジメチルアミノエチル)−4−ピペリ ドン 1−(2−N,N−ジメチルアミノエチル)−4−ピペリドンを4−ピペリド ンおよび2−N,N−ジメチルアミノエチルクロリドから本質的に実施例38、 スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(2−N,N−ジメチルアミノエチル)−4−ピペリ ドンオキシム 1−(2−N,N−ジメチルアミノエチル)−4−ピペリドンオキシムを1− (2−N,N−ジメチルアミノエチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルア ミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造
した。 【0469】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−N,N−ジメチルアミノエチル) ピペリジン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジメチルアミノエチル)ピペリジンを1−( 2−N,N−ジメチルアミノエチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実 施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジメチルア ミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジメチルアミノエチル))ピペ リジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロ ペンチルプリン、4−アミノ−1−(2−N,N−ジメチルアミノエチル)ピペ リジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに
記載したように製造した。 【0470】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−N,N−ジメチルアミノエチル))ピペリジニルアミ ノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−N,N−ジメチルアミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジメチルアミノエ チル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例
1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0471】 実施例101 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−N,N−ジメチルアミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジメチルアミノプロピル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−N,N−ジメチルアミノ プロピル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−N,N−ジメチルアミノプロピル)ピペリジ ンをイソニペコタミドおよび3−N,N−ジメチルアミノプロピルクロリドから 本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−N,N−ジメチルアミノプロピル )ピペリジン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジメチルアミノプロピル)ピペリジンを4− カルボキサミド−1−(3−N,N−ジメチルアミノプロピル)ピペリジンから 本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0472】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−N,N−ジメチルアミノプロピル)−4−ピペ リドン 1−(3−N,N−ジメチルアミノプロピル)−4−ピペリドンを4−ピペリ ドンおよび3−N,N−ジメチルアミノプロピルクロリドから本質的に実施例3 8、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−N,N−ジメチルアミノプロピル)−4−ピペ リドンオキシム 1−(3−N,N−ジメチルアミノプロピル)−4−ピペリドンオキシムを1 −(3−N,N−ジメチルアミノプロピル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシ ルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように
製造した。 【0473】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−N,N−ジメチルアミノプロピル )ピペリジン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジメチルアミノプロピル)ピペリジンを1− (3−N,N−ジメチルアミノプロピル)−4−ピペリドンオキシムから本質的 に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジメチルア ミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジメチルアミノプロピル))ピ ペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シク ロペンチルプリン、4−アミノ−1−(3−N,N−ジメチルアミノプロピル) ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程
bに記載したように製造した。 【0474】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−N,N−ジメチルアミノプロピル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−N,N−ジメチルアミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジメチルアミノ プロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実
施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0475】 実施例102 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−N,N−ジメチルアミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン チルプリン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジメチルアミノブチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−N,N−ジメチルアミノ ブチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(4−N,N−ジメチルアミノブチル)ピペリジン をイソニペコタミドおよび3−N,N−ジメチルアミノブチルクロリドから本質 的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−N,N−ジメチルアミノブチル) ピペリジン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジメチルアミノブチル)ピペリジンを4−カ ルボキサミド−1−(4−N,N−ジメチルアミノブチル)ピペリジンから本質 的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0476】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−N,N−ジメチルアミノブチル)−4−ピペリ ドン 1−(4−N,N−ジメチルアミノブチル)−4−ピペリドンを4−ピペリド ンおよび3−N,N−ジメチルアミノブチルクロリドから本質的に実施例38、 スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(4−N,N−ジメチルアミノブチル)−4−ピペリ ドンオキシム 1−(4−N,N−ジメチルアミノブチル)−4−ピペリドンオキシムを1− (4−N,N−ジメチルアミノブチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルア ミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造
した。 【0477】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−N,N−ジメチルアミノブチル) ピペリジン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジメチルアミノブチル)ピペリジンを1−( 4−N,N−ジメチルアミノブチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実 施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジメチルア ミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジメチルアミノブチル))ピペ リジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロ ペンチルプリン、4−アミノ−1−(4−N,N−ジメチルアミノブチル)ピペ リジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに
記載したように製造した。 【0478】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−N,N−ジメチルアミノブチル))ピペリジニルアミ ノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−N,N−ジメチルアミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジメチルアミノブ チル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例
1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0479】 実施例103 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
5−N,N−ジメチルアミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジメチルアミノペンチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(5−N,N−ジメチルアミノ ペンチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(5−N,N−ジメチルアミノペンチル)ピペリジ ンをイソニペコタミドおよび5−N,N−ジメチルアミノペンチルクロリドから 本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(5−N,N−ジメチルアミノペンチル )ピペリジン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジメチルアミノペンチル)ピペリジンを4− カルボキサミド−1−(5−N,N−ジメチルアミノペンチル)ピペリジンから 本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0480】 方法2 スキームC、工程a:1−(5−N,N−ジメチルアミノペンチル)−4−ピペ リドン 1−(5−N,N−ジメチルアミノペンチル)−4−ピペリドンを4−ピペリ ドンおよび5−N,N−ジメチルアミノペンチルクロリドから本質的に実施例3 8、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(5−N,N−ジメチルアミノペンチル)−4−ピペ リドンオキシム 1−(5−N,N−ジメチルアミノペンチル)−4−ピペリドンオキシムを1 −(5−N,N−ジメチルアミノペンチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシ ルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように
製造した。 【0481】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(5−N,N−ジメチルアミノペンチル )ピペリジン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジメチルアミノペンチル)ピペリジンを1− (5−N,N−ジメチルアミノペンチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的 に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジメチルア ミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジメチルアミノペンチル))ピ ペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シク ロペンチルプリン、4−アミノ−1−(5−N,N−ジメチルアミノペンチル) ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程
bに記載したように製造した。 【0482】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(5−N,N−ジメチルアミノペンチル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(5−N,N−ジメチルアミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジメチルアミノ ペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実
施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0483】 実施例104 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−N,N−ジエチルアミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン チルプリン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジエチルアミノエチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−N,N−ジエチルアミノ エチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−N,N−ジエチルアミノエチル)ピペリジン をイソニペコタミドおよび2−N,N−ジエチルアミノエチルクロリドから本質 的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−N,N−ジエチルアミノエチル) ピペリジン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジエチルアミノエチル)ピペリジンを4−カ ルボキサミド−1−(2−N,N−ジエチルアミノエチル)ピペリジンから本質 的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0484】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−N,N−ジエチルアミノエチル)−4−ピペリ ドン 1−(2−N,N−ジエチルアミノエチル)−4−ピペリドンを4−ピペリド ンおよび2−N,N−ジエチルアミノエチルクロリドから本質的に実施例38、 スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(2−N,N−ジエチルアミノエチル)−4−ピペリ ドンオキシム 1−(2−N,N−ジエチルアミノエチル)−4−ピペリドンオキシムを1− (2−N,N−ジエチルアミノエチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルア ミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造
した。 【0485】 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−N,N−ジエチルアミノエチル) ピペリジン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジエチルアミノエチル)ピペリジンを1−( 2−N,N−ジエチルアミノエチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実 施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジエチルア ミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジエチルアミノエチル))ピペ リジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロ ペンチルプリン、4−アミノ−1−(2−N,N−ジエチルアミノエチル)ピペ リジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに
記載したように製造した。 【0486】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−N,N−ジエチルアミノエチル))ピペリジニルアミ ノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−N,N−ジエチルアミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジエチルアミノエ チル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例
1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0487】 実施例105 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−N,N−ジエチルアミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジエチルアミノプロピル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−N,N−ジエチルアミノ プロピル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−N,N−ジエチルアミノプロピル)ピペリジ ンをイソニペコタミドおよび3−N,N−ジエチルアミノプロピルクロリドから 本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−N,N−ジエチルアミノプロピル )ピペリジン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジエチルアミノプロピル)ピペリジンを4− カルボキサミド−1−(3−N,N−ジエチルアミノプロピル)ピペリジンから 本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0488】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−N,N−ジエチルアミノプロピル)−4−ピペ リドン 1−(3−N,N−ジエチルアミノプロピル)−4−ピペリドンを4−ピペリ ドンおよび3−N,N−ジエチルアミノエチルクロリドから本質的に実施例38 、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−N,N−ジエチルアミノプロピル)−4−ピペ リドンオキシム 1−(3−N,N−ジエチルアミノプロピル)−4−ピペリドンオキシムを1 −(3−N,N−ジエチルアミノプロピル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシ ルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように
製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−N,N−ジエチルアミノプロピル )ピペリジン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジエチルアミノプロピル)ピペリジンを1− (3−N,N−ジエチルアミノプロピル)−4−ピペリドンオキシムから本質的 に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0489】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジエチルア ミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジエチルアミノプロピル))ピ ペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シク ロペンチルプリン、4−アミノ−1−(3−N,N−ジエチルアミノプロピル) ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程
bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−N,N−ジエチルアミノプロピル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−N,N−ジエチルアミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジエチルアミノ プロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実
施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0490】 実施例106 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−N,N−ジエチルアミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン チルプリン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジエチルアミノブチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−N,N−ジエチルアミノ ブチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(4−N,N−ジエチルアミノブチル)ピペリジン をイソニペコタミドおよび4−N,N−ジエチルアミノブチルクロリドから本質 的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−N,N−ジエチルアミノブチル) ピペリジン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジエチルアミノブチル)ピペリジンを4−カ ルボキサミド−1−(4−N,N−ジエチルアミノブチル)ピペリジンから本質 的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0491】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−N,N−ジエチルアミノブチル)−4−ピペリ ドン 1−(4−N,N−ジエチルアミノブチル)−4−ピペリドンを4−ピペリド ンおよび4−N,N−ジエチルアミノブチルクロリドから本質的に実施例38、 スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(4−N,N−ジエチルアミノブチル)−4−ピペリ ドンオキシム 1−(4−N,N−ジエチルアミノブチル)−4−ピペリドンオキシムを1− (4−N,N−ジエチルアミノブチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルア ミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造
した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−N,N−ジエチルアミノブチル) ピペリジン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジエチルアミノブチル)ピペリジンを1−( 4−N,N−ジエチルアミノブチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実 施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0492】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジエチルア ミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジエチルアミノブチル))ピペ リジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロ ペンチルプリン、4−アミノ−1−(4−N,N−ジエチルアミノブチル)ピペ リジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに
記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−N,N−ジエチルアミノブチル))ピペリジニルアミ ノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−N,N−ジエチルアミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジエチルアミノブ チル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例
1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0493】 実施例107 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
5−N,N−ジエチルアミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジエチルアミノペンチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(5−N,N−ジエチルアミノ ペンチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(5−N,N−ジエチルアミノペンチル)ピペリジ ンをイソニペコタミドおよび5−N,N−ジエチルアミノペンチルクロリドから 本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(5−N,N−ジエチルアミノペンチル )ピペリジン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジエチルアミノペンチル)ピペリジンを4− カルボキサミド−1−(5−N,N−ジエチルアミノペンチル)ピペリジンから 本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0494】 方法2 スキームC、工程a:1−(5−N,N−ジエチルアミノペンチル)−4−ピペ リドン 1−(5−N,N−ジエチルアミノペンチル)−4−ピペリドンを4−ピペリ ドンおよび5−N,N−ジエチルアミノペンチルクロリドから本質的に実施例3 8、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(5−N,N−ジエチルアミノペンチル)−4−ピペ リドンオキシム 1−(5−N,N−ジエチルアミノペンチル)−4−ピペリドンオキシムを1 −(5−N,N−ジエチルアミノペンチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシ ルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように
製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(5−N,N−ジエチルアミノペンチル )ピペリジン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジエチルアミノペンチル)ピペリジンを1− (5−N,N−ジエチルアミノペンチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的 に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0495】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジエチルア ミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジエチルアミノペンチル))ピ ペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シク ロペンチルプリン、4−アミノ−1−(5−N,N−ジエチルアミノペンチル) ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程
bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(5−N,N−ジエチルアミノペンチル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(5−N,N−ジエチルアミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジエチルアミノ ペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実
施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0496】 実施例108 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−N,N−ジプロピルアミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジプロピルアミノエチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−N,N−ジプロピルアミ ノエチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−N,N−ジプロピルアミノエチル)ピペリジ ンをイソニペコタミドおよび2−N,N−ジプロピルアミノエチルクロリドから 本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−N,N−ジプロピルアミノエチル )ピペリジン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジプロピルアミノエチル)ピペリジンを4− カルボキサミド−1−(2−N,N−ジプロピルアミノエチル)ピペリジンから 本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0497】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−N,N−ジプロピルアミノエチル)−4−ピペ リドン 1−(2−N,N−ジプロピルアミノエチル)−4−ピペリドンを4−ピペリ ドンおよび2−N,N−ジプロピルアミノエチルクロリドから本質的に実施例3 8、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(2−N,N−ジプロピルアミノエチル)−4−ピペ リドンオキシム 1−(2−N,N−ジプロピルアミノエチル)−4−ピペリドンオキシムを1 −(2−N,N−ジプロピルアミノエチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシ ルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように
製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−N,N−ジプロピルアミノエチル )ピペリジン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジプロピルアミノエチル)ピペリジンを1− (2−N,N−ジプロピルアミノエチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的 に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0498】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジプロピル アミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジプロピルアミノエチル))ピ ペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シク ロペンチルプリン、4−アミノ−1−(2−N,N−ジプロピルアミノエチル) ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程
bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−N,N−ジプロピルアミノエチル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−N,N−ジプロピルアミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジプロピルアミ ノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実
施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0499】 実施例109 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−N,N−ジプロピルアミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジプロピルアミノプロピル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−N,N−ジプロピルアミ ノプロピル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−N,N−ジプロピルアミノプロピル)ピペリ ジンをイソニペコタミドおよび3−N,N−ジプロピルアミノプロピルクロリド から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−N,N−ジプロピルアミノプロピ ル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジプロピルアミノプロピル)ピペリジンを4 −カルボキサミド−1−(3−N,N−ジプロピルアミノプロピル)ピペリジン から本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0500】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−N,N−ジプロピルアミノプロピル)−4−ピ ペリドン 1−(3−N,N−ジプロピルアミノプロピル)−4−ピペリドンを4−ピペ リドンおよび3−N,N−ジプロピルアミノプロピルクロリドから本質的に実施 例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−N,N−ジプロピルアミノプロピル)−4−ピ ペリドンオキシム 1−(3−N,N−ジプロピルアミノプロピル)−4−ピペリドンオキシムを 1−(3−N,N−ジプロピルアミノプロピル)−4−ピペリドンおよびヒドロ キシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したよ
うに製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−N,N−ジプロピルアミノプロピ ル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジプロピルアミノプロピル)ピペリジンを1 −(3−N,N−ジプロピルアミノプロピル)−4−ピペリドンオキシムから本 質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0501】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジプロピル アミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジプロピルアミノプロピル)) ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シ クロペンチルプリン、4−アミノ−1−(3−N,N−ジプロピルアミノプロピ ル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、
工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−N,N−ジプロピルアミノプロピル))ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−N,N−ジプロピルアミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シク ロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジプロピルア ミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的
に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0502】 実施例110 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−N,N−ジプロピルアミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジプロピルアミノブチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−N,N−ジプロピルアミ ノブチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(4−N,N−ジプロピルアミノブチル)ピペリジ ンをイソニペコタミドおよび4−N,N−ジプロピルアミノブチルクロリドから 本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−N,N−ジプロピルアミノブチル )ピペリジン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジプロピルアミノブチル)ピペリジンを4− カルボキサミド−1−(4−N,N−ジプロピルアミノブチル)ピペリジンから 本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0503】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−N,N−ジプロピルアミノブチル)−4−ピペ リドン 1−(4−N,N−ジプロピルアミノブチル)−4−ピペリドンを4−ピペリ ドンおよび4−N,N−ジプロピルアミノブチルクロリドから本質的に実施例3 8、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(4−N,N−ジプロピルアミノブチル)−4−ピペ リドンオキシム 1−(4−N,N−ジプロピルアミノブチル)−4−ピペリドンオキシムを1 −(4−N,N−ジプロピルアミノブチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシ ルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように
製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−N,N−ジプロピルアミノブチル )ピペリジン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジプロピルアミノブチル)ピペリジンを1− (4−N,N−ジプロピルアミノブチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的 に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0504】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジプロピル アミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジプロピルアミノブチル))ピ ペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シク ロペンチルプリン、4−アミノ−1−(4−N,N−ジプロピルアミノブチル) ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程
bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−N,N−ジプロピルアミノブチル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−N,N−ジプロピルアミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジプロピルアミ ノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実
施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0505】 実施例111 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
5−N,N−ジプロピルアミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジプロピルアミノペンチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(5−N,N−ジプロピルアミ ノペンチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(5−N,N−ジプロピルアミノペンチル)ピペリ ジンをイソニペコタミドおよび5−N,N−ジプロピルアミノペンチルクロリド から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(5−N,N−ジプロピルアミノペンチ ル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジプロピルアミノペンチル)ピペリジンを4 −カルボキサミド−1−(5−N,N−ジプロピルアミノペンチル)ピペリジン から本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0506】 方法2 スキームC、工程a:1−(5−N,N−ジプロピルアミノペンチル)−4−ピ ペリドン 1−(5−N,N−ジプロピルアミノペンチル)−4−ピペリドンを4−ピペ リドンおよび5−N,N−ジプロピルアミノペンチルクロリドから本質的に実施 例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(5−N,N−ジプロピルアミノペンチル)−4−ピ ペリドンオキシム 1−(5−N,N−ジプロピルアミノペンチル)−4−ピペリドンオキシムを 1−(5−N,N−ジプロピルアミノペンチル)−4−ピペリドンおよびヒドロ キシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したよ
うに製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(5−N,N−ジプロピルアミノペンチ ル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジプロピルアミノペンチル)ピペリジンを1 −(5−N,N−ジプロピルアミノペンチル)−4−ピペリドンオキシムから本 質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0507】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジプロピル アミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジプロピルアミノペンチル)) ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シ クロペンチルプリン、4−アミノ−1−(5−N,N−ジプロピルアミノペンチ ル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、
工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(5−N,N−ジプロピルアミノペンチル))ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(5−N,N−ジプロピルアミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シク ロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジプロピルア ミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的
に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0508】 実施例112 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−N,N−ジブチルアミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン チルプリン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジブチルアミノエチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−N,N−ジブチルアミノ エチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−N,N−ジブチルアミノエチル)ピペリジン をイソニペコタミドおよび2−N,N−ジブチルアミノエチルクロリドから本質 的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−N,N−ジブチルアミノエチル) ピペリジン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジブチルアミノエチル)ピペリジンを4−カ ルボキサミド−1−(2−N,N−ジブチルアミノエチル)ピペリジンから本質 的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0509】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−N,N−ジブチルアミノエチル)−4−ピペリ ドン 1−(2−N,N−ジブチルアミノエチル)−4−ピペリドンを4−ピペリド ンおよび5−N,N−ジブチルアミノエチルクロリドから本質的に実施例38、 スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(2−N,N−ジブチルアミノエチル)−4−ピペリ ドンオキシム 1−(2−N,N−ジブチルアミノエチル)−4−ピペリドンオキシムを1− (2−N,N−ジブチルアミノエチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルア ミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造
した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−N,N−ジブチルアミノエチル) ピペリジン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジブチルアミノエチル)ピペリジンを1−( 2−N,N−ジブチルアミノエチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実 施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0510】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジブチルア ミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジブチルアミノエチル))ピペ リジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロ ペンチルプリン、4−アミノ−1−(2−N,N−ジブチルアミノエチル)ピペ リジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに
記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−N,N−ジブチルアミノエチル))ピペリジニルアミ ノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−N,N−ジブチルアミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジブチルアミノエ チル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例
1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0511】 実施例113 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−N,N−ジブチルアミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジブチルアミノプロピル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−N,N−ジブチルアミノ プロピル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−N,N−ジブチルアミノプロピル)ピペリジ ンをイソニペコタミドおよび3−N,N−ジブチルアミノプロピルクロリドから 本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−N,N−ジブチルアミノプロピル )ピペリジン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジブチルアミノプロピル)ピペリジンを4− カルボキサミド−1−(3−N,N−ジブチルアミノプロピル)ピペリジンから 本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0512】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−N,N−ジブチルアミノプロピル)−4−ピペ リドン 1−(3−N,N−ジブチルアミノプロピル)−4−ピペリドンを4−ピペリ ドンおよび3−N,N−ジブチルアミノプロピルクロリドから本質的に実施例3 8、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−N,N−ジブチルアミノプロピル)−4−ピペ リドンオキシム 1−(3−N,N−ジブチルアミノプロピル)−4−ピペリドンオキシムを1 −(3−N,N−ジブチルアミノプロピル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシ ルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように
製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−N,N−ジブチルアミノプロピル )ピペリジン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジブチルアミノプロピル)ピペリジンを1− (3−N,N−ジブチルアミノプロピル)−4−ピペリドンオキシムから本質的 に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジブチルア ミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジブチルアミノプロピル))ピ ペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シク ロペンチルプリン、4−アミノ−1−(3−N,N−ジブチルアミノプロピル) ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程
bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−N,N−ジブチルアミノプロピル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−N,N−ジブチルアミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジブチルアミノ プロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実
施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0513】 実施例114 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−N,N−ジブチルアミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン チルプリン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジブチルアミノブチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−N,N−ジブチルアミノ ブチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(4−N,N−ジブチルアミノブチル)ピペリジン をイソニペコタミドおよび4−N,N−ジブチルアミノブチルクロリドから本質 的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−N,N−ジブチルアミノブチル) ピペリジン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジブチルアミノブチル)ピペリジンを4−カ ルボキサミド−1−(4−N,N−ジブチルアミノブチル)ピペリジンから本質 的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0514】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−N,N−ジブチルアミノブチル)−4−ピペリ ドン 1−(4−N,N−ジブチルアミノブチル)−4−ピペリドンを4−ピペリド ンおよび4−N,N−ジブチルアミノブチルクロリドから本質的に実施例38、 スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(4−N,N−ジブチルアミノブチル)−4−ピペリ ドンオキシム 1−(4−N,N−ジブチルアミノブチル)−4−ピペリドンオキシムを1− (4−N,N−ジブチルアミノブチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルア ミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造
した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−N,N−ジブチルアミノブチル) ピペリジン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジブチルアミノブチル)ピペリジンを1−( 4−N,N−ジブチルアミノブチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実 施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0515】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジブチルア ミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジブチルアミノブチル))ピペ リジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロ ペンチルプリン、4−アミノ−1−(4−N,N−ジブチルアミノブチル)ピペ リジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに
記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−N,N−ジブチルアミノブチル))ピペリジニルアミ ノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−N,N−ジブチルアミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジブチルアミノブ チル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例
1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0516】 実施例115 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
5−N,N−ジブチルアミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジブチルアミノペンチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(5−N,N−ジブチルアミノ ペンチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(5−N,N−ジブチルアミノペンチル)ピペリジ ンをイソニペコタミドおよび5−N,N−ジブチルアミノペンチルクロリドから 本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(5−N,N−ジブチルアミノペンチル )ピペリジン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジブチルアミノペンチル)ピペリジンを4− カルボキサミド−1−(5−N,N−ジブチルアミノペンチル)ピペリジンから 本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0517】 方法2 スキームC、工程a:1−(5−N,N−ジブチルアミノペンチル)−4−ピペ リドン 1−(5−N,N−ジブチルアミノペンチル)−4−ピペリドンを4−ピペリ ドンおよび5−N,N−ジブチルアミノペンチルクロリドから本質的に実施例3 8、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(5−N,N−ジブチルアミノペンチル)−4−ピペ リドンオキシム 1−(5−N,N−ジブチルアミノペンチル)−4−ピペリドンオキシムを1 −(5−N,N−ジブチルアミノペンチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシ ルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように
製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(5−N,N−ジブチルアミノペンチル )ピペリジン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジブチルアミノペンチル)ピペリジンを1− (5−N,N−ジブチルアミノペンチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的 に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0518】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジブチルア ミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジブチルアミノペンチル))ピ ペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シク ロペンチルプリン、4−アミノ−1−(5−N,N−ジブチルアミノペンチル) ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程
bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(5−N,N−ジブチルアミノペンチル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(5−N,N−ジブチルアミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジブチルアミノ ペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実
施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0519】 実施例116 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−N,N−ジベンジルアミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジベンジルアミノエチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−N,N−ジベンジルアミ ノエチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−N,N−ジベンジルアミノエチル)ピペリジ ンをイソニペコタミドおよび2−N,N−ジベンジルアミノエチルクロリドから 本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−N,N−ジベンジルアミノエチル )ピペリジン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジベンジルアミノエチル)ピペリジンを4− カルボキサミド−1−(2−N,N−ジベンジルアミノエチル)ピペリジンから 本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0520】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−N,N−ジベンジルアミノエチル)−4−ピペ リドン 1−(2−N,N−ジベンジルアミノエチル)−4−ピペリドンを4−ピペリ ドンおよび2−N,N−ジベンジルアミノエチルクロリドから本質的に実施例3 8、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(2−N,N−ジベンジルアミノエチル)−4−ピペ リドンオキシム 1−(2−N,N−ジベンジルアミノエチル)−4−ピペリドンオキシムを1 −(2−N,N−ジベンジルアミノエチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシ ルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように
製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−N,N−ジベンジルアミノエチル )ピペリジン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジベンジルアミノエチル)ピペリジンを1− (2−N,N−ジベンジルアミノエチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的 に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0521】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジベンジル アミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジベンジルアミノエチル))ピ ペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シク ロペンチルプリン、4−アミノ−1−(2−N,N−ジベンジルアミノエチル) ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程
bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−N,N−ジベンジルアミノエチル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−N,N−ジベンジルアミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジベンジルアミ ノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実
施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0522】 実施例117 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−N,N−ジベンジルアミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジベンジルアミノプロピル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−N,N−ジベンジルアミ ノプロピル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−N,N−ジベンジルアミノプロピル)ピペリ ジンをイソニペコタミドおよび3−N,N−ジベンジルアミノプロピルクロリド から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−N,N−ジベンジルアミノプロピ ル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジベンジルアミノプロピル)ピペリジンを4 −カルボキサミド−1−(3−N,N−ジベンジルアミノプロピル)ピペリジン から本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0523】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−N,N−ジベンジルアミノプロピル)−4−ピ ペリドン 1−(3−N,N−ジベンジルアミノプロピル)−4−ピペリドンを4−ピペ リドンおよび3−N,N−ジベンジルアミノプロピルクロリドから本質的に実施 例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−N,N−ジベンジルアミノプロピル)−4−ピ ペリドンオキシム 1−(3−N,N−ジベンジルアミノプロピル)−4−ピペリドンオキシムを 1−(3−N,N−ジベンジルアミノプロピル)−4−ピペリドンおよびヒドロ キシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したよ
うに製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−N,N−ジベンジルアミノプロピ ル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジベンジルアミノプロピル)ピペリジンを1 −(3−N,N−ジベンジルアミノプロピル)−4−ピペリドンオキシムから本 質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0524】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジベンジル アミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジベンジルアミノプロピル)) ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シ クロペンチルプリン、4−アミノ−1−(3−N,N−ジベンジルアミノプロピ ル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、
工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−N,N−ジベンジルアミノプロピル))ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−N,N−ジベンジルアミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シク ロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジベンジルア ミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的
に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0525】 実施例118 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−N,N−ジベンジルアミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジベンジルアミノブチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−N,N−ジベンジルアミ ノブチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(4−N,N−ジベンジルアミノブチル)ピペリジ ンをイソニペコタミドおよび4−N,N−ジベンジルアミノブチルクロリドから 本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−N,N−ジベンジルアミノブチル )ピペリジン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジベンジルアミノブチル)ピペリジンを4− カルボキサミド−1−(4−N,N−ジベンジルアミノブチル)ピペリジンから 本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0526】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−N,N−ジベンジルアミノブチル)−4−ピペ リドン 1−(4−N,N−ジベンジルアミノブチル)−4−ピペリドンを4−ピペリ ドンおよび4−N,N−ジベンジルアミノブチルクロリドから本質的に実施例3 8、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(4−N,N−ジベンジルアミノブチル)−4−ピペ リドンオキシム 1−(4−N,N−ジベンジルアミノブチル)−4−ピペリドンオキシムを1 −(4−N,N−ジベンジルアミノブチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシ ルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように
製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−N,N−ジベンジルアミノブチル )ピペリジン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジベンジルアミノブチル)ピペリジンを1− (4−N,N−ジベンジルアミノブチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的 に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0527】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジベンジル アミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジベンジルアミノブチル))ピ ペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シク ロペンチルプリン、4−アミノ−1−(4−N,N−ジベンジルアミノブチル) ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程
bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−N,N−ジベンジルアミノブチル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−N,N−ジベンジルアミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジベンジルアミ ノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実
施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0528】 実施例119 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
5−N,N−ジベンジルアミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジベンジルアミノペンチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(5−N,N−ジベンジルアミ ノペンチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(5−N,N−ジベンジルアミノペンチル)ピペリ ジンをイソニペコタミドおよび5−N,N−ジベンジルアミノペンチルクロリド から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(5−N,N−ジベンジルアミノペンチ ル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジベンジルアミノペンチル)ピペリジンを4 −カルボキサミド−1−(5−N,N−ジベンジルアミノペンチル)ピペリジン から本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0529】 方法2 スキームC、工程a:1−(5−N,N−ジベンジルアミノペンチル)−4−ピ ペリドン 1−(5−N,N−ジベンジルアミノペンチル)−4−ピペリドンを4−ピペ リドンおよび5−N,N−ジベンジルアミノペンチルクロリドから本質的に実施 例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(5−N,N−ジベンジルアミノペンチル)−4−ピ ペリドンオキシム 1−(5−N,N−ジベンジルアミノペンチル)−4−ピペリドンオキシムを 1−(5−N,N−ジベンジルアミノペンチル)−4−ピペリドンおよびヒドロ キシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したよ
うに製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(5−N,N−ジベンジルアミノペンチ ル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジベンジルアミノペンチル)ピペリジンを1 −(5−N,N−ジベンジルアミノペンチル)−4−ピペリドンオキシムから本 質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0530】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジベンジル アミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジベンジルアミノペンチル)) ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シ クロペンチルプリン、4−アミノ−1−(5−N,N−ジベンジルアミノペンチ ル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、
工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(5−N,N−ジベンジルアミノペンチル))ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(5−N,N−ジベンジルアミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シク ロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジベンジルア ミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的
に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0531】 実施例120 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノエチル))ピペリジニルアミ ノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノエチル) )ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−N,N−ジ−(2−フェ ニルエチレン)アミノエチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミ ノエチル)ピペリジンをイソニペコタミドおよび2−N,N−ジ−(2−フェニ ルエチレンアミノ)エチルクロリドから本質的に実施例38、スキームB、工程
aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−N,N−ジ−(2−フェニルエチ レン)アミノエチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノエチル )ピペリジンを4−カルボキサミド−1−(2−N,N−ジ−(2−フェニルエ チレン)アミノエチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程
bに記載したように製造した。 【0532】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノ エチル)−4−ピペリドン 1−(2−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノエチル)−4−ピペ リドンを4−ピペリドンおよび2−N,N−ジ−(2−フェニルエチレンアミノ )エチルクロリドから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したよう
に製造した。 スキームC、工程b:1−(2−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノ エチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(2−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノエチル)−4−ピペ リドンオキシムを1−(2−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノエチ ル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38
、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−N,N−ジ−(2−フェニルエチ レン)アミノエチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノエチル )ピペリジンを1−(2−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノエチル )−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記
載したように製造した。 【0533】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジ−(2− フェニルエチレン)アミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチ
ルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン) アミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6− ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(2−N,N−ジ−( 2−フェニルエチレン)アミノエチル)ピペリジン、およびトリエチルアミンか
ら本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノエチル ))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノエチル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(2−N, N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9
−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載した
ように製造した。 【0534】 実施例121 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノプロピル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノプロピル )ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−N,N−ジ−(2−フェ ニルエチレン)アミノプロピル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミ ノプロピル)ピペリジンをイソニペコタミドおよび3−N,N−ジ−(2−フェ ニルエチレンアミノ)プロピルクロリドから本質的に実施例38、スキームB、
工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−N,N−ジ−(2−フェニルエチ レン)アミノプロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノプロピ ル)ピペリジンを4−カルボキサミド−1−(3−N,N−ジ−(2−フェニル エチレン)アミノプロピル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、
工程bに記載したように製造した。 【0535】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノ プロピル)−4−ピペリドン 1−(3−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノプロピル)−4−ピ ペリドンを4−ピペリドンおよび3−N,N−ジ−(2−フェニルエチレンアミ ノ)プロピルクロリドから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載した
ように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノ プロピル)−4−ピペリドンオキシム 1−(3−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノプロピル)−4−ピ ペリドンオキシムを1−(3−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノプ ロピル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例
38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−N,N−ジ−(2−フェニルエチ レン)アミノプロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノプロピ ル)ピペリジンを1−(3−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノプロ ピル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程c
に記載したように製造した。 【0536】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジ−(2− フェニルエチレン)アミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン) アミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6 −ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(3−N,N−ジ− (2−フェニルエチレン)アミノプロピル)ピペリジン、およびトリエチルアミ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノプロピ ル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノプロピル))ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(3−N
,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノプロピル))ピペリジニルアミノ] −9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載
したように製造した。 【0537】 実施例122 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノブチル))ピペリジニルアミ ノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノブチル) ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−N,N−ジ−(2−フェ ニルエチレン)アミノブチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(4−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミ ノブチル)ピペリジンをイソニペコタミドおよび4−N,N−ジ−(2−フェニ ルエチレンアミノ)ブチルクロリドから本質的に実施例38、スキームB、工程
aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−N,N−ジ−(2−フェニルエチ レン)アミノブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノブチル )ピペリジンを4−カルボキサミド−1−(4−N,N−ジ−(2−フェニルエ チレン)アミノブチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程
bに記載したように製造した。 【0538】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノ ブチル)−4−ピペリドン 1−(4−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノブチル)−4−ピペ リドンを4−ピペリドンおよび4−N,N−ジ−(2−フェニルエチレンアミノ )ブチルクロリドから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したよう
に製造した。 スキームC、工程b:1−(4−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノ ブチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(4−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノブチル)−4−ピペ リドンオキシムを1−(4−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノブチ ル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38
、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−N,N−ジ−(2−フェニルエチ レン)アミノブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノブチル )ピペリジンを1−(4−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノブチル )−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記
載したように製造した。 【0539】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジ−(2− フェニルエチレン)アミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチ
ルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン) アミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6− ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(4−N,N−ジ−( 2−フェニルエチレン)アミノブチル)ピペリジン、およびトリエチルアミンか
ら本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノブチル ))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノブチル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(4−N, N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9
−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載した
ように製造した。 【0540】 実施例123 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
5−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノペンチル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノペンチル )ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(5−N,N−ジ−(2−フェ ニルエチレン)アミノペンチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(5−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミ ノペンチル)ピペリジンをイソニペコタミドおよび5−N,N−ジ−(2−フェ ニルエチレンアミノ)ペンチルクロリドから本質的に実施例38、スキームB、
工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(5−N,N−ジ−(2−フェニルエチ レン)アミノペンチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノペンチ ル)ピペリジンを4−カルボキサミド−1−(5−N,N−ジ−(2−フェニル エチレン)アミノペンチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、
工程bに記載したように製造した。 【0541】 方法2 スキームC、工程a:1−(5−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノ ペンチル)−4−ピペリドン 1−(5−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノペンチル)−4−ピ ペリドンを4−ピペリドンおよび5−N,N−ジ−(2−フェニルエチレンアミ ノ)ペンチルクロリドから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載した
ように製造した。 スキームC、工程b:1−(5−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノ ペンチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(5−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノペンチル)−4−ピ ペリドンオキシムを1−(5−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノペ ンチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例
38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(5−N,N−ジ−(2−フェニルエチ レン)アミノペンチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノペンチ ル)ピペリジンを1−(5−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノペン チル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程c
に記載したように製造した。 【0542】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジ−(2− フェニルエチレン)アミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン) アミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6 −ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(5−N,N−ジ− (2−フェニルエチレン)アミノペンチル)ピペリジン、およびトリエチルアミ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(5−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノペンチ ル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(5−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノペンチル))ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(5−N
,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノペンチル))ピペリジニルアミノ] −9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載
したように製造した。 【0543】 実施例124 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノエチル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノエチル )ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−N,N−ジ−(3−フェ ニルプロピレン)アミノエチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)ア ミノエチル)ピペリジンをイソニペコタミドおよび5−N,N−ジ−(3−フェ ニルプロピレンアミノ)エチルクロリドから本質的に実施例38、スキームB、
工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−N,N−ジ−(3−フェニルプロ ピレン)アミノエチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノエチ ル)ピペリジンを4−カルボキサミド−1−(2−N,N−ジ−(3−フェニル プロピレン)アミノエチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、
工程bに記載したように製造した。 【0544】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミ ノエチル)−4−ピペリドン 1−(2−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノエチル)−4−ピ ペリドンを4−ピペリドンおよび2−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレンア ミノ)エチルクロリドから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載した
ように製造した。 スキームC、工程b:1−(2−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミ ノエチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(2−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノエチル)−4−ピ ペリドンオキシムを1−(2−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノ エチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例
38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−N,N−ジ−(3−フェニルプロ ピレン)アミノエチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノエチ ル)ピペリジンを1−(2−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノエ チル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程c
に記載したように製造した。 【0545】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジ−(3− フェニルプロピレン)アミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン )アミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6 −ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(2−N,N−ジ− (3−フェニルプロピレン)アミノエチル)ピペリジン、およびトリエチルアミ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノエチ ル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノエチル))ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(2−N
,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノエチル))ピペリジニルアミノ] −9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載
したように製造した。 【0546】 実施例125 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノプロピル))ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノプロピ ル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−N,N−ジ−(3−フェ ニルプロピレン)アミノプロピル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)ア ミノプロピル)ピペリジンをイソニペコタミドおよび3−N,N−ジ−(3−フ ェニルプロピレンアミノ)プロピルクロリドから本質的に実施例38、スキーム
B、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−N,N−ジ−(3−フェニルプロ ピレン)アミノプロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノプロ ピル)ピペリジンを4−カルボキサミド−1−(3−N,N−ジ−(3−フェニ ルプロピレン)アミノプロピル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0547】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミ ノプロピル)−4−ピペリドン 1−(3−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノプロピル)−4− ピペリドンを4−ピペリドンおよび3−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン アミノ)プロピルクロリドから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載
したように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミ ノプロピル)−4−ピペリドンオキシム 1−(3−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノプロピル)−4− ピペリドンオキシムを1−(3−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミ ノプロピル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実
施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−N,N−ジ−(3−フェニルプロ ピレン)アミノプロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノプロ ピル)ピペリジンを1−(3−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノ プロピル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工
程cに記載したように製造した。 【0548】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジ−(3− フェニルプロピレン)アミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ
ンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)
アミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6 −ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(3−N,N−ジ− (3−フェニルプロピレン)アミノプロピル)ピペリジン、およびトリエチルア
ミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノプロ ピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノプロピル))ピペリジニ ルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(3−
N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノプロピル))ピペリジニルアミ ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 【0549】 実施例126 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノブチル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノブチル )ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−N,N−ジ−(3−フェ ニルプロピレン)アミノブチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(4−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)ア ミノブチル)ピペリジンをイソニペコタミドおよび4−N,N−ジ−(3−フェ ニルプロピレンアミノ)ブチルクロリドから本質的に実施例38、スキームB、
工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−N,N−ジ−(3−フェニルプロ ピレン)アミノブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノブチ ル)ピペリジンを4−カルボキサミド−1−(4−N,N−ジ−(3−フェニル プロピレン)アミノブチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、
工程bに記載したように製造した。 【0550】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミ ノブチル)−4−ピペリドン 1−(4−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノブチル)−4−ピ ペリドンを4−ピペリドンおよび4−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレンア ミノ)ブチルクロリドから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載した
ように製造した。 スキームC、工程b:1−(4−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミ ノブチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(4−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノブチル)−4−ピ ペリドンオキシムを1−(4−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノ ブチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例
38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−N,N−ジ−(3−フェニルプロ ピレン)アミノブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノブチ ル)ピペリジンを1−(4−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノブ チル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程c
に記載したように製造した。 【0551】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジ−(3− フェニルプロピレン)アミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン )アミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6 −ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(4−N,N−ジ− (3−フェニルプロピレン)アミノブチル)ピペリジン、およびトリエチルアミ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノブチ ル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノブチル))ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(4−N
,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノブチル))ピペリジニルアミノ] −9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載
したように製造した。 【0552】 実施例127 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
5−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノペンチル))ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノペンチ ル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(5−N,N−ジ−(3−フェ ニルプロピレン)アミノペンチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(5−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)ア ミノペンチル)ピペリジンをイソニペコタミドおよび5−N,N−ジ−(3−フ ェニルプロピレンアミノ)ペンチルクロリドから本質的に実施例38、スキーム
B、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(5−N,N−ジ−(3−フェニルプロ ピレン)アミノペンチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノペン チル)ピペリジンを4−カルボキサミド−1−(5−N,N−ジ−(3−フェニ ルプロピレン)アミノペンチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0553】 方法2 スキームC、工程a:1−(5−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミ ノペンチル)−4−ピペリドン 1−(5−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノペンチル)−4− ピペリドンを4−ピペリドンおよび5−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン アミノ)ペンチルクロリドから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載
したように製造した。 スキームC、工程b:1−(5−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミ ノペンチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(5−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノペンチル)−4− ピペリドンオキシムを1−(5−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミ ノペンチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実
施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(5−N,N−ジ−(3−フェニルプロ ピレン)アミノブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノペン チル)ピペリジンを1−(5−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノ ペンチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工
程cに記載したように製造した。 【0554】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジ−(3− フェニルプロピレン)アミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ
ンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン )アミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2, 6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(5−N,N−ジ−
(3−フェニルプロピレン)アミノペンチル)ピペリジン、およびトリエチルア
ミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(5−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノペン チル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(5−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノペンチル))ピペリジニ ルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(5−
N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノペンチル))ピペリジニルアミ ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 【0555】 実施例128 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノエチル))ピペリジニルアミ ノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノエチル) ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−N,N−ジ−(4−フェ ニルブチレン)アミノエチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミ ノエチル)ピペリジンをイソニペコタミドおよび2−N,N−ジ−(4−フェニ ルブチレンアミノ)エチルクロリドから本質的に実施例38、スキームB、工程
aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−N,N−ジ−(4−フェニルブチ レン)アミノエチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノエチル )ピペリジンを4−カルボキサミド−1−(2−N,N−ジ−(4−フェニルブ チレン)アミノエチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程
bに記載したように製造した。 【0556】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノ エチル)−4−ピペリドン 1−(2−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノエチル)−4−ピペ リドンを4−ピペリドンおよび2−N,N−ジ−(4−フェニルブチレンアミノ )エチルクロリドから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したよう
に製造した。 スキームC、工程b:1−(2−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノ エチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(2−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノエチル)−4−ピペ リドンオキシムを1−(2−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノエチ ル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38
、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−N,N−ジ−(4−フェニルブチ レン)アミノエチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノエチル )ピペリジンを1−(2−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノエチル )−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記
載したように製造した。 【0557】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジ−(4− フェニルブチレン)アミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチ
ルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン) アミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6− ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(2−N,N−ジ−( 4−フェニルブチレン)アミノエチル)ピペリジン、およびトリエチルアミンか
ら本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノエチル ))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノエチル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(2−N, N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9
−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載した
ように製造した。 【0558】 実施例129 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノプロピル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノプロピル )ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−N,N−ジ−(4−フェ ニルブチレン)アミノプロピル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミ ノプロピル)ピペリジンをイソニペコタミドおよび3−N,N−ジ−(4−フェ ニルブチレンアミノ)プロピルクロリドから本質的に実施例38、スキームB、
工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−N,N−ジ−(4−フェニルブチ レン)アミノプロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノプロピ ル)ピペリジンを4−カルボキサミド−1−(3−N,N−ジ−(4−フェニル ブチレン)アミノプロピル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、
工程bに記載したように製造した。 【0559】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノ プロピル)−4−ピペリドン 1−(3−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノプロピル)−4−ピ ペリドンを4−ピペリドンおよび3−N,N−ジ−(4−フェニルブチレンアミ ノ)プロピルクロリドから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載した
ように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノ プロピル)−4−ピペリドンオキシム 1−(3−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノプロピル)−4−ピ ペリドンオキシムを1−(3−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノプ ロピル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例
38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−N,N−ジ−(4−フェニルブチ レン)アミノプロピル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノプロピ ル)ピペリジンを1−(3−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノプロ ピル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程c
に記載したように製造した。 【0560】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジ−(4− フェニルブチレン)アミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン) アミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6 −ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(3−N,N−ジ− (4−フェニルブチレン)アミノプロピル)ピペリジン、およびトリエチルアミ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノプロピ ル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノプロピル))ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(3−N
,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノプロピル))ピペリジニルアミノ] −9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載
したように製造した。 【0561】 実施例130 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノブチル))ピペリジニルアミ ノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノブチル) ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−N,N−ジ−(4−フェ ニルブチレン)アミノブチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(4−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミ ノブチル)ピペリジンをイソニペコタミドおよび4−N,N−ジ−(4−フェニ ルブチレンアミノ)ブチルクロリドから本質的に実施例38、スキームB、工程
aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−N,N−ジ−(4−フェニルブチ レン)アミノブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノブチル )ピペリジンを4−カルボキサミド−1−(4−N,N−ジ−(4−フェニルブ チレン)アミノブチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程
bに記載したように製造した。 【0562】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−(ジ−(4−フェニルブチレン)アミノブチル
)−4−ピペリドン 1−(4−(ジ−(4−フェニルブチレン)アミノブチル)−4−ピペリドン
を4−ピペリドンおよび4−N,N−ジ−(4−フェニルブチレンアミノ)ブチ ルクロリドから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したように製造
した。 スキームC、工程b:1−(4−(ジ−(4−フェニルブチレン)アミノブチル
)−4−ピペリドンオキシム 1−(4−(ジ−(4−フェニルブチレン)アミノブチル)−4−ピペリドン
オキシムを1−(4−(ジ−(4−フェニルブチレン)アミノブチル)−4−ピ
ペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC
、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−N,N−ジ−(4−フェニルブチ レン)アミノブチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノブチル )ピペリジンを1−(4−(ジ−(4−フェニルブチレン)アミノブチル)−4
−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載した
ように製造した。 【0563】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジ−(4− フェニルブチレン)アミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチ
ルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン) アミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6− ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(4−N,N−ジ−( 4−フェニルブチレン)アミノブチル)ピペリジン、およびトリエチルアミンか
ら本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノブチル ))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノブチル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(4−N, N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9
−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載した
ように製造した。 【0564】 実施例131 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
5−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノペンチル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノペンチル )ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(5−N,N−ジ−(4−フェ ニルブチレン)アミノペンチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(5−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミ ノペンチル)ピペリジンをイソニペコタミドおよび5−N,N−ジ−(4−フェ ニルブチレンアミノ)ペンチルクロリドから本質的に実施例38、スキームB、
工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(5−N,N−ジ−(4−フェニルブチ レン)アミノペンチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノペンチ ル)ピペリジンを4−カルボキサミド−1−(5−N,N−ジ−(4−フェニル ブチレン)アミノペンチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、
工程bに記載したように製造した。 【0565】 方法2 スキームC、工程a:1−(5−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノ ペンチル)−4−ピペリドン 1−(5−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノペンチル)−4−ピ ペリドンを4−ピペリドンおよび5−N,N−ジ−(4−フェニルブチレンアミ ノ)ペンチルクロリドから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載した
ように製造した。 スキームC、工程b:1−(5−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノ ペンチル)−4−ピペリドンオキシム 1−(5−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノペンチル)−4−ピ ペリドンオキシムを1−(5−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノペ ンチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例
38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(5−N,N−ジ−(4−フェニルブチ レン)アミノペンチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(5−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノペンチ ル)ピペリジンを1−(5−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノペン チル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程c
に記載したように製造した。 【0566】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジ−(4− フェニルブチレン)アミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(5−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン) アミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6 −ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(5−N,N−ジ− (4−フェニルブチレン)アミノペンチル)ピペリジン、およびトリエチルアミ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(5−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノペンチ ル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(5−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノペンチル))ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(5−N
,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノペンチル))ピペリジニルアミノ] −9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載
したように製造した。 【0567】 実施例132 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−テトラヒドロフラニル)メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチ
ルプリン 4−アミノ−1−(3−テトラヒドロフラニルメチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−テトラヒドロフラニルメ
チル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−テトラヒドロフラニルメチル)ピペリジンを
イソニペコタミドおよびテトラヒドロフルフリルクロリドから本質的に実施例3
8、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−テトラヒドロフラニルメチル)ピ
ペリジン 4−アミノ−1−(3−テトラヒドロフラニルメチル)ピペリジンを4−カル
ボキサミド−1−(3−テトラヒドロフラニルメチル)ピペリジンから本質的に
実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0568】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−テトラヒドロフラニルメチル)−4−ピペリド
ン 1−(3−テトラヒドロフラニルメチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドン
およびテトラヒドロフルフリルクロリドから本質的に実施例38、スキームC、
工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−テトラヒドロフラニルメチル)−4−ピペリド
ンオキシム 1−(3−テトラヒドロフラニルメチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(
3−テトラヒドロフラニルメチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン
塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した
。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−テトラヒドロフラニルメチル)ピ
ペリジン 4−アミノ−1−(3−テトラヒドロフラニルメチル)ピペリジンを1−(3
−テトラヒドロフラニルメチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例
38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0569】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−テトラヒドロフラニ
ル)メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−テトラヒドロフラニル)メチル)ピペリ
ジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペ ンチルプリン、4−アミノ−1−(3−テトラヒドロフラニルメチル)ピペリジ
ン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載
したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−テトラヒドロフラニル)メチル)ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−テトラヒドロフラニル)メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(3−テトラヒドロフラニル)メチ
ル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、
スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0570】 実施例133 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−(1−ピロリジニル)エチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチ
ルプリン 4−アミノ−1−(2−(1−ピロリジニル)エチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−(1−ピロリジニル)エ
チル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−(1−ピロリジニル)エチル)ピペリジンを
イソニペコタミドおよび1−(2−クロロエチル)ピロリジンから本質的に実施
例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−(1−ピロリジニル)エチル)ピ
ペリジン 4−アミノ−1−(2−(1−ピロリジニル)エチル)ピペリジンを4−カル
ボキサミド−1−(2−(1−ピロリジニル)エチル)ピペリジンから本質的に
実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0571】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−(1−ピロリジニル)エチル)−4−ピペリド
ン 1−(2−(1−ピロリジニル)エチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドン
および1−(2−クロロエチル)ピロリジンから本質的に実施例38、スキーム
C、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(2−(1−ピロリジニル)エチル)−4−ピペリド
ンオキシム 1−(2−(1−ピロリジニル)エチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(
2−(1−ピロリジニル)エチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン
塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した
。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−(1−ピロリジニル)エチル)ピ
ペリジン 4−アミノ−1−(2−(1−ピロリジニル)エチル)ピペリジンを1−(2
−(1−ピロリジニル)エチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例
38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0572】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−(1−ピロリジニル
)エチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−(1−ピロリジニル)エチル))ピペリ
ジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペ ンチルプリン、4−アミノ−1−(2−(1−ピロリジニル)エチル)ピペリジ
ン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載
したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−(1−ピロリジニル)エチル))ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−(1−ピロリジニル)エチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(2−(1−ピロリジニル)エチル
))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、
スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0573】 実施例134 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−(1−ピペリジニル)エチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチ
ルプリン 4−アミノ−1−(2−(1−ピペリジニル)エチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−(1−ピペリジニル)エ
チル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−(1−ピペリジニル)エチル)ピペリジンを
イソニペコタミドおよび1−(2−クロロエチル)ピペリジンから本質的に実施
例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−(1−ピペリジニル)エチル)ピ
ペリジン 4−アミノ−1−(2−(1−ピペリジニル)エチル)ピペリジンを4−カル
ボキサミド−1−(2−(1−ピペリジニル)エチル)ピペリジンから本質的に
実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0574】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−(1−ピペリジニル)エチル)−4−ピペリド
ン 1−(2−(1−ピペリジニル)エチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドン
および1−(2−クロロエチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
C、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(2−(1−ピペリジニル)エチル)−4−ピペリド
ンオキシム 1−(2−(1−ピペリジニル)エチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(
2−(1−ピペリジニル)エチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン
塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した
。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−(1−ピペリジニル)エチル)ピ
ペリジン 4−アミノ−1−(2−(1−ピペリジニル)エチル)ピペリジンを1−(2
−(1−ピペリジニル)エチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例
38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0575】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−(1−ピペリジニル
)エチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−(1−ピペリジニル)エチル))ピペリ
ジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペ ンチルプリン、4−アミノ−1−(2−(1−ピペリジニル)エチル)ピペリジ
ン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載
したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−(1−ピペリジニル)エチル))ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−(1−ピペリジニル)エチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(2−(1−ピペリジニル)エチル
))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、
スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0576】 実施例135 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−(4−モルホリニル)エチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチ
ルプリン 4−アミノ−1−(2−(4−モルホリニル)エチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−(4−モルホリニル)エ
チル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−(4−モルホリニル)エチル)ピペリジンを
イソニペコタミドおよび1−(2−クロロエチル)モルホリンから本質的に実施
例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−(4−モルホリニル)エチル)ピ
ペリジン 4−アミノ−1−(2−(4−モルホリニル)エチル)ピペリジンを4−カル
ボキサミド−1−(2−(4−モルホリニル)エチル)ピペリジンから本質的に
実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0577】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−(4−モルホリニル)エチル)−4−ピペリド
ン 1−(2−(4−モルホリニル)エチル)−4−ピペリドンを4−ピペリドン
および1−(2−クロロエチル)モルホリンから本質的に実施例38、スキーム
C、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(2−(4−モルホリニル)エチル)−4−ピペリド
ンオキシム 1−(2−(4−モルホリニル)エチル)−4−ピペリドンオキシムを1−(
2−(4−モルホリニル)エチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン
塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した
。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−(4−モルホリニル)エチル)ピ
ペリジン 4−アミノ−1−(2−(4−モルホリニル)エチル)ピペリジンを1−(2
−(4−モルホリニル)エチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例
38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0578】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−(4−モルホリニル
)エチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−(4−モルホリニル)エチル))ピペリ
ジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペ ンチルプリン、4−アミノ−1−(2−(4−モルホリニル)エチル)ピペリジ
ン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載
したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−(4−モルホリニル)エチル))ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−(4−モルホリニル)エチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(2−(4−モルホリニル)エチル
))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、
スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0579】 実施例136 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−(1−ピペリジニル)プロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリン 4−アミノ−1−(3−(1−ピペリジニル)プロピル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−(1−ピペリジニル)プ
ロピル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−(1−ピペリジニル)プロピル)ピペリジン
をイソニペコタミドおよび1−(3−クロロプロピル)ピペリジンから本質的に
実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−(1−ピペリジニル)プロピル)
ピペリジン 4−アミノ−1−(3−(1−ピペリジニル)プロピル)ピペリジンを4−カ
ルボキサミド−1−(3−(1−ピペリジニル)プロピル)ピペリジンから本質
的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0580】 方法2 スキームC、工程a:1−(3−(1−ピペリジニル)プロピル)−4−ピペリ
ドン 1−(3−(1−ピペリジニル)プロピル)−4−ピペリドンを4−ピペリド
ンおよび1−(3−クロロプロピル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキ
ームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(3−(1−ピペリジニル)プロピル)−4−ピペリ
ドンオキシム 1−(3−(1−ピペリジニル)プロピル)−4−ピペリドンオキシムを1−
(3−(1−ピペリジニル)プロピル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルア
ミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造
した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(3−(1−ピペリジニル)プロピル)
ピペリジン 4−アミノ−1−(3−(1−ピペリジニル)プロピル)ピペリジンを1−(
3−(1−ピペリジニル)プロピル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実
施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0581】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3−(1−ピペリジニル
)プロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3−(1−ピペリジニル)プロピル))ピペ
リジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロ ペンチルプリン、4−アミノ−1−(3−(1−ピペリジニル)プロピル)ピペ
リジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに
記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3−(1−ピペリジニル)プロピル))ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3−(1−ピペリジニル)プロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ
ンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(3−(1−ピペリジニル)プロ
ピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例
1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0582】 実施例137 (R,S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[ 4−(1−(3−(1−メチル)ピペリジニル)メチル)ピペリジニルアミノ]
−9−シクロペンチルプリン (R,S)−4−アミノ−1−(3−(1−メチルピペリジニル)メチル)ピペ リジンの製造 方法1 スキームB、工程a:(R,S)−4−カルボキサミド−1−(3−(1−メチ ルピペリジニル)メチル)ピペリジン (R,S)−4−カルボキサミド−1−(3−(1−メチルピペリジニル)メ チル)ピペリジンをイソニペコタミドおよび(R,S)−3−クロロメチル−1 −メチルピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したよ
うに製造した。 スキームB、工程b:(R,S)−4−アミノ−1−(3−(1−メチルピペリ ジニル)メチル)ピペリジン (R,S)−4−アミノ−1−(3−(1−メチルピペリジニル)メチル)ピ ペリジンを(R,S)−4−カルボキサミド−1−(3−(1−メチルピペリジ ニル)メチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載
したように製造した。 【0583】 方法2 スキームC、工程a:(R,S)−1−(3−(1−メチルピペリジニル)メチ ル)−4−ピペリドン (R,S)−1−(3−(1−メチルピペリジニル)メチル)−4−ピペリド ンを4−ピペリドンおよび(R,S)−3−クロロメチル−1−メチルピペリジ ンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:(R,S)−1−(3−(1−メチルピペリジニル)メチ ル)−4−ピペリドンオキシム (R,S)−1−(3−(1−メチルピペリジニル)メチル)−4−ピペリド ンオキシムを(R,S)−1−(3−(1−メチルピペリジニル)メチル)−4 −ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキー
ムC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:(R,S)−4−アミノ−1−(3−(1−メチルピペリ ジニル)メチル)ピペリジン (R,S)−4−アミノ−1−(3−(1−メチルピペリジニル)メチル)ピ ペリジンを(R,S)−1−(3−(1−メチルピペリジニル)メチル)−4− ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したよ
うに製造した。 【0584】 スキームA、工程b:(R,S)−2−クロロ−6−[4−(1−(3−(1− メチル)ピペリジニル)メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ
リン (R,S)−2−クロロ−6−[4−(1−(3−(1−メチル)ピペリジニ ル)メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジク ロロ−9−シクロペンチルプリン、(R,S)−4−アミノ−1−(3−(1− メチルピペリジニル)メチル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的
に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:(R,S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシ ル)アミノ]−6−[4−(1−(3−(1−メチル)ピペリジニル)メチル)
ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン (R,S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6− [4−(1−(3−(1−メチル)ピペリジニル)メチル)ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリンを(R,S)−2−クロロ−6−[4−(1−( 3−(1−メチル)ピペリジニル)メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロ
ペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製
造した。 【0585】 実施例138 (R,S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[ 4−(1−(2−(3−(1−メチル)ピロリジニル)エチル))ピペリジニル
アミノ]−9−シクロペンチルプリン (R,S)−4−アミノ−1−(2−(3−(1−メチルピロリジニル))エチ ル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:(R,S)−4−カルボキサミド−1−(2−(3−(1 −メチルピロリジニル)エチル)ピペリジン (R,S)−4−カルボキサミド−1−(2−(3−(1−メチルピロリジニ ル)エチル)ピペリジンをイソニペコタミドおよび(R,S)−3−(2−クロ ロエチル)−1−メチルピロリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程
aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:(R,S)−4−アミノ−1−(2−(3−(1−メチル ピロリジニル))エチル)ピペリジン (R,S)−4−アミノ−1−(2−(3−(1−メチルピロリジニル))エ チル)ピペリジンを(R,S)−4−カルボキサミド−1−(2−(3−(1− メチルピロリジニル)エチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB
、工程bに記載したように製造した。 【0586】 方法2 スキームC、工程a:(R,S)−1−(2−(3−(1−メチルピロリジニル )エチル)−4−ピペリドン (R,S)−1−(2−(3−(1−メチルピロリジニル)エチル)−4−ピ ペリドンを4−ピペリドンおよび(R,S)−3−(2−クロロエチル)−1− メチルピロリジンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したよう
に製造した。 スキームC、工程b:(R,S)−1−(2−(3−(1−メチルピロリジニル )エチル)−4−ピペリドンオキシム (R,S)−1−(2−(3−(1−メチルピロリジニル)エチル)−4−ピ ペリドンオキシムを(R,S)−1−(2−(3−(1−メチルピロリジニル) エチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例
38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:(R,S)−4−アミノ−1−(2−(3−(1−メチル ピロリジニル))エチル)ピペリジン (R,S)−4−アミノ−1−(2−(3−(1−メチルピロリジニル))エ チル)ピペリジンを(R,S)−1−(2−(3−(1−メチルピロリジニル) エチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程
cに記載したように製造した。 【0587】 スキームA、工程b:(R,S)−2−クロロ−6−[4−(1−(2−(3− (1−メチル)ピロリジニル)エチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ
ンチルプリン (R,S)−2−クロロ−6−[4−(1−(2−(3−(1−メチル)ピロ リジニル)エチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2, 6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、(R,S)−4−アミノ−1−(2−
(3−(1−メチルピロリジニル))エチル)ピペリジン、およびトリエチルア
ミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:(R,S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシ ル)アミノ]−6−[4−(1−(2−(3−(1−メチル)ピロリジニル)エ
チル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン (R,S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6− [4−(1−(2−(3−(1−メチル)ピロリジニル)エチル))ピペリジニ
ルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを(R,S)−2−クロロ−6−[4− (1−(2−(3−(1−メチル)ピロリジニル)エチル))ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 【0588】 実施例139 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−(1−(4−メチル)ピペラジニル)エチル))ピペリジニルアミノ]−9
−シクロペンチルプリン 4−アミノ−1−(2−(1−(4−メチルピペラジニル))エチル)ピペリジ
ンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−(1−(4−メチルピペ
ラジニル))エチル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−(1−(4−メチルピペラジニル))エチル
)ピペリジンをイソニペコタミドおよび1−(2−クロロエチル)−4−メチル
ピペラジンから本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造
した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−(1−(4−メチルピペラジニル
))エチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2−(1−(4−メチルピペラジニル))エチル)ピペリ
ジンを4−カルボキサミド−1−(2−(1−(4−メチルピペラジニル))エ
チル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したよう
に製造した。 【0589】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−(1−(4−メチルピペラジニル))エチル)
−4−ピペリドン 1−(2−(1−(4−メチルピペラジニル))エチル)−4−ピペリドンを
4−ピペリドンおよび1−(2−クロロエチル)−4−メチルピペラジンから本
質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(2−(1−(4−メチルピペラジニル))エチル)
−4−ピペリドンオキシム 1−(2−(1−(4−メチルピペラジニル))エチル)−4−ピペリドンオ
キシムを1−(2−(1−(4−メチルピペラジニル))エチル)−4−ピペリ
ドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工
程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−(1−(4−メチルピペラジニル
))エチル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2−(1−(4−メチルピペラジニル))エチル)ピペリ
ジンを1−(2−(1−(4−メチルピペラジニル))エチル)−4−ピペリド
ンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造
した。 【0590】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−(1−(4−メチル)
ピペラジニル)エチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−(1−(4−メチル)ピペラジニル)エ
チル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ
−9−シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(2−(1−(4−メチルピペ
ラジニル))エチル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例
1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−(1−(4−メチル)ピペラジニル)エチル))ピペ
リジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−(1−(4−メチル)ピペラジニル)エチル))ピペリジニルアミノ]−9
−シクロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(2−(1−(4−メ
チル)ピペラジニル)エチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ
リンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0591】 実施例140 (R,S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[ 4−(1−(2−フェニル−2−ヒドロキシエチル))ピペリジニルアミノ]−
9−シクロペンチルプリン (R,S)−4−アミノ−1−(2−フェニル−2−ヒドロキシエチル)ピペリ ジンの製造 方法1 スキームB、工程a:(R,S)−4−カルボキサミド−1−(2−フェニル− 2−ヒドロキシエチル)ピペリジン (R,S)−4−カルボキサミド−1−(2−フェニル−2−ヒドロキシエチ ル)ピペリジンをイソニペコタミドおよび(R,S)−1−ヒドロキシ−2−ク ロロエチルベンゼンから本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したよ
うに製造した。 スキームB、工程b:(R,S)−4−アミノ−1−(2−フェニル−2−ヒド ロキシエチル)ピペリジン (R,S)−4−アミノ−1−(2−フェニル−2−ヒドロキシエチル)ピペ リジンを(R,S)−4−カルボキサミド−1−(2−フェニル−2−ヒドロキ シエチル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載した
ように製造した。 【0592】 方法2 スキームC、工程a:(R,S)−1−(2−フェニル−2−ヒドロキシエチル )−4−ピペリドン (R,S)−1−(2−フェニル−2−ヒドロキシエチル)−4−ピペリドン を4−ピペリドンおよび(R,S)−1−ヒドロキシ−2−クロロエチルベンゼ ンから本質的に実施例38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:(R,S)−1−(2−フェニル−2−ヒドロキシエチル )−4−ピペリドンオキシム (R,S)−1−(2−フェニル−2−ヒドロキシエチル)−4−ピペリドン オキシムを(R,S)−1−(2−フェニル−2−ヒドロキシエチル)−4−ピ ペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC
、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:(R,S)−4−アミノ−1−(2−フェニル−2−ヒド ロキシエチル)ピペリジン (R,S)−4−アミノ−1−(2−フェニル−2−ヒドロキシエチル)ピペ リジンを(R,S)−1−(2−フェニル−2−ヒドロキシエチル)−4−ピペ リドンオキシムから本質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように
製造した。 【0593】 スキームA、工程b:(R,S)−2−クロロ−6−[4−(1−(2−フェニ ル−2−ヒドロキシエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ン (R,S)−2−クロロ−6−[4−(1−(2−フェニル−2−ヒドロキシ エチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロ ロ−9−シクロペンチルプリン、(R,S)−4−アミノ−1−(2−フェニル −2−ヒドロキシエチル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実
施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:(R,S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシ ル)アミノ]−6−[4−(1−(2−フェニル−2−ヒドロキシエチル))ピ
ペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン (R,S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6− [4−(1−(2−フェニル−2−ヒドロキシエチル))ピペリジニルアミノ]
−9−シクロペンチルプリンを(R,S)−2−クロロ−6−[4−(1−(2 −(1−(2−フェニル−2−ヒドロキシエチル))ピペリジニルアミノ]−9
−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載した
ように製造した。 【0594】 実施例141 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3,4−メチレンジオキシベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン チルプリン 4−アミノ−(3,4−メチレンジオキシベンジル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3,4−メチレンジオキシベ ンジル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3,4−メチレンジオキシベンジル)ピペリジン をイソニペコタミドおよび5−クロロメチル−1,3−ベンゾジオキソールから 本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−(3,4−メチレンジオキシベンジル)ピペ リジン 4−アミノ−(3,4−メチレンジオキシベンジル)ピペリジンを4−カルボ キサミド−1−(3,4−メチレンジオキシベンジル)ピペリジンから本質的に 実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0595】 方法2 スキームC、工程a:1−(3,4−メチレンジオキシ)ベンジル−4−ピペリ ドン 1−(3,4−メチレンジオキシ)ベンジル−4−ピペリドンを4−ピペリド ンおよび5−クロロメチル−1,3−ベンゾオキサゾールから本質的に実施例3 8、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(3,4−メチレンジオキシ)ベンジル−4−ピペリ ドンオキシム 1−(3,4−メチレンジオキシ)ベンジル−4−ピペリドンオキシムを1− (3,4−メチレンジオキシ)ベンジル−4−ピペリドンおよびヒドロキシルア ミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造
した。 スキームC、工程c:4−アミノ−(3,4−メチレンジオキシベンジル)ピペ リジン 4−アミノ−(3,4−メチレンジオキシベンジル)ピペリジンを1−(3,4
−メチレンジオキシ)ベンジル−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例3
8、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0596】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(3,4−メチレンジオキ シベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(3,4−メチレンジオキシベンジル))ピペ リジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロ ペンチルプリン、4−アミノ−(3,4−メチレンジオキシベンジル)ピペリジ ン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載
したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(3,4−メチレンジオキシベンジル))ピペリジニルアミ ノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(3,4−メチレンジオキシベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(3,4−メチレンジオキシベン ジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例
1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0597】 実施例142 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−ベンズイミダゾリニル)メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチ
ルプリン 4−アミノ−1−(2−ベンズイミダゾリニル)メチルピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−ベンズイミダゾリニル)
メチルピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−ベンズイミダゾリニル)メチルピペリジンを
イソニペコタミドおよび2−(クロロメチル)ベンズイミダゾールから本質的に
実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−ベンズイミダゾリニル)メチルピ
ペリジン 4−アミノ−1−(2−ベンズイミダゾリニル)メチルピペリジンを4−カル
ボキサミド−1−(2−ベンズイミダゾリニル)メチルピペリジンから本質的に
実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0598】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−ベンズイミダゾリル)メチル−4−ピペリドン 1−(2−ベンズイミダゾリル)メチル−4−ピペリドンを4−ピペリドンお
よび2−(クロロメチル)ベンズイミダゾールから本質的に実施例38、スキー
ムC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(2−ベンズイミダゾリル)メチル−4−ピペリドン
オキシム 1−(2−ベンズイミダゾリル)メチル−4−ピペリドンオキシムを1−(2
−ベンズイミダゾリル)メチル−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸
塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−ベンズイミダゾリニル)メチルピ
ペリジン 4−アミノ−1−(2−ベンズイミダゾリニル)メチルピペリジンを1−(2
−ベンズイミダゾリル)メチル−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例3
8、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0599】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−ベンズイミダゾリニ
ル)メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−ベンズイミダゾリニル)メチル)ピペリ
ジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペ ンチルプリン、4−アミノ−1−(2−ベンズイミダゾリニル)メチルピペリジ
ン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載
したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−ベンズイミダゾリニル)メチル)ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−ベンズイミダゾリニル)メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(2−ベンズイミダゾリニル)メチ
ル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、
スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0600】 実施例143 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
4−(2−メチル)チアゾリニル)メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロ
ペンチルプリン 4−アミノ−1−(4−(2−メチルチアゾリニル)メチル)ピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−(2−メチルチアゾリニ
ル))メチルピペリジン 4−カルボキサミド−1−(4−(2−メチルチアゾリニル))メチルピペリ
ジンをイソニペコタミドおよび2−メチル−5−(クロロメチル)チアゾールか
ら本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−(2−メチルチアゾリニル)メチ
ル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−(2−メチルチアゾリニル)メチル)ピペリジンを4
−カルボキサミド−1−(4−(2−メチルチアゾリニル))メチルピペリジン
から本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0601】 方法2 スキームC、工程a:1−(4−(2−メチルチアゾリニル)メチル)−4−ピ
ペリドン 1−(4−(2−メチルチアゾリニル)メチル)−4−ピペリドンを4−ピペ
リドンおよび2−メチル−5−(クロロメチル)チアゾールから本質的に実施例
38、スキームC、工程aに記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(4−(2−メチルチアゾリニル)メチル−4−ピペ
リドンオキシム 1−(4−(2−メチルチアゾリニル)メチル−4−ピペリドンオキシムを1
−(4−(2−メチルチアゾリニル)メチル)−4−ピペリドンおよびヒドロキ
シルアミン塩酸塩から本質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したよう
に製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(4−(2−メチルチアゾリニル)メチ
ル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−(2−メチルチアゾリニル)メチル)ピペリジンを1
−(4−(2−メチルチアゾリニル)メチル)−4−ピペリドンオキシムから本
質的に実施例38、スキームC、工程cに記載したように製造した。 【0602】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(4−(2−メチル)チア
ゾリニル)メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(4−(2−メチル)チアゾリニル)メチル)
ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シ
クロペンチルプリン、4−アミノ−1−(4−(2−メチルチアゾリニル)メチ
ル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、
工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(4−(2−メチル)チアゾリニル)メチル)ピペリジニル
アミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(4−(2−メチル)チアゾリニル)メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シク
ロペンチルプリンを2−クロロ−6−[4−(1−(4−(2−メチル)チアゾ
リニル)メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的
に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 【0603】 実施例144 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−チオフェンイル)メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ン 4−アミノ−1−(2−チオフェンイル)メチルピペリジンの製造 方法1 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−チオフェンイル)メチル
ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−チオフェンイル)メチルピペリジンをイソニ
ペコタミドおよび2−(クロロメチル)チオフェンから本質的に実施例38、ス
キームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−チオフェンイル)メチルピペリジ
ン 4−アミノ−1−(2−チオフェンイル)メチルピペリジンを4−カルボキサ
ミド−1−(2−チオフェンイル)メチルピペリジンから本質的に実施例38、
スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0604】 方法2 スキームC、工程a:1−(2−チオフェンイル)メチル−4−ピペリドン 1−(2−チオフェンイル)メチル−4−ピペリドンを4−ピペリドンおよび
2−(クロロメチル)チオフェンから本質的に実施例38、スキームC、工程a
に記載したように製造した。 スキームC、工程b:1−(2−チオフェンイル)メチル−4−ピペリドンオキ
シム 1−(2−チオフェンイル)メチル−4−ピペリドンオキシムを1−(2−チ
オフェンイル)メチル−4−ピペリドンおよびヒドロキシルアミン塩酸塩から本
質的に実施例38、スキームC、工程bに記載したように製造した。 スキームC、工程c:4−アミノ−1−(2−チオフェンイル)メチルピペリジ
ン 4−アミノ−1−(2−チオフェンイル)メチルピペリジンを1−(2−チオ
フェンイル)メチル)−4−ピペリドンオキシムから本質的に実施例38、スキ
ームC、工程cに記載したように製造した。 【0605】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−(2−チオフェンイル)メ
チル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−(2−チオフェンイル)メチル)ピペリジニル
アミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチル プリン、4−アミノ−1−(2−チオフェンイル)メチルピペリジン、およびト
リエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製
造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−(2−チオフェンイル)メチル)ピペリジニルアミノ]−9
−シクロペンチルプリン 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
(2−チオフェンイル)メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ
リンを2−クロロ−6−[4−(1−(2−チオフェンイル)メチル)ピペリジ
ニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、
工程cに記載したように製造した。 【0606】 実施例145a トランス−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(4
−ヒドロキシ)シクロヘキシルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:トランス−2−クロロ−6−[(4−ヒドロキシ)シクロ
ヘキシルアミノ]−9−シクロペンチルプリン トランス−2−クロロ−6−[(4−ヒドロキシ)シクロヘキシルアミノ]−
9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、ト ランス−4−(アミノ)シクロヘキサノール、およびトリエチルアミンから本質
的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:トランス−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル
)アミノ]−6−[(4−ヒドロキシ)シクロヘキシルアミノ]−9−シクロペ
ンチルプリン二塩酸塩 トランス−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[
(4−ヒドロキシ)シクロヘキシルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸
塩をトランス−2−クロロ−6−[(4−ヒドロキシ)シクロヘキシルアミノ]
−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載
したように製造した。 CIMS(NH3)414(MH+) Rf(分)=3.25 【0607】 実施例145b シス−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(4−
ヒドロキシ)シクロヘキシルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:シス−2−クロロ−6−[(4−ヒドロキシ)シクロヘキ
シルアミノ]−9−シクロペンチルプリン シス−2−クロロ−6−[(4−ヒドロキシ)シクロヘキシルアミノ]−9−
シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、シス− 4−(アミノ)シクロヘキサノール、およびトリエチルアミンから本質的に実施
例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:シス−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)ア
ミノ]−6−[(4−ヒドロキシ)シクロヘキシルアミノ]−9−シクロペンチ
ルプリン二塩酸塩 シス−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(4
−ヒドロキシ)シクロヘキシルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を
シス−2−クロロ−6−[(4−ヒドロキシ)シクロヘキシルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン塩酸塩から本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載し
たように製造した。 CIMS(NH3)414(MH+) Rf(分)=3.25 【0608】 実施例146 (R,S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[ (1−ヒドロキシメチル)シクロペンチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
二塩酸塩 スキームA、工程b:(R,S)−2−クロロ−6−[(1−ヒドロキシメチル )シクロペンチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン (R,S)−2−クロロ−6−[(1−ヒドロキシメチル)シクロペンチルア ミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプ リン、(R,S)−2−ヒドロキシメチル−1−アミノシクロペンタン、および トリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように
製造した。 スキームA、工程c:(R,S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシ ル)アミノ]−6−[(1−ヒドロキシメチル)シクロペンチルアミノ]−9−
シクロペンチルプリン二塩酸塩 (R,S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6− [(1−ヒドロキシメチル)シクロペンチルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ン二塩酸塩を(R,S)−2−クロロ−6−[(1−ヒドロキシメチル)シクロ ペンチルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキーム
A、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)414(MH+) Rf(分)=3.27 【0609】 実施例147 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(2,4−ジク ロロフェニルヒドラジノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩 スキームA、工程b:2−クロロ−6−(2,4−ジクロロフェニルヒドラジノ )−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−(2,4−ジクロロフェニルヒドラジノ)−9−シクロペン チルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、2,4−ジクロロフ
ェニルヒドラジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA
、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−(2,4−ジクロロフェニルヒドラジノ)−9−シクロペンチルプリン二 塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(2,4−ジ クロロフェニルヒドラジノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩を2−クロロ
−6−(2,4−ジクロロフェニルヒドラジノ)−9−シクロペンチルプリンか ら本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 CIMS(NH3)475(MH+) Rf(分)=3.49 【0610】 実施例147−a 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
1−ナフチル)メチル]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三塩
酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(1−ナフチル)メチルピペリ
ジン 4−カルボキサミド−1−(1−ナフチル)メチルピペリジンをイソニペコタ
ミドおよび1−(クロロメチル)ナフタレン(Aldrich Chemical Companyから入
手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造し
た。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(1−ナフチル)メチルピペリジン 4−アミノ−1−(1−ナフチル)メチルピペリジンを4−カルボキサミド−
1−(1−ナフチル)メチルピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、
工程bに記載したように製造した。 【0611】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−1−(1−ナフチル)メチル]ピ
ペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−1−(1−ナフチル)メチル]ピペリジニルアミノ]
−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、 4−アミノ−1−(1−ナフチル)メチルピペリジン、およびトリエチルアミン
から本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(1−ナフチル)メチル]ピペリジニルアミノ]−9−シク
ロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(1−ナフチル)メチル]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三
塩酸塩を2−クロロ−6−[4−1−(1−ナフチル)メチル]ピペリジニルア
ミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程c
に記載したように製造した。 APCI:539(M+1) Rf(分)=2.33 【0612】 実施例147−b 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
2−トリフルオロメチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチ
ルプリン三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−トリフルオロメチルベン
ジル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジンを
イソニペコタミドおよび2−(トリフルオロメチル)ベンジルブロミド(Aldric
h Chemical Companyから入手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程
aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−トリフルオロメチルベンジル)ピ
ペリジン 4−アミノ−1−(2−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジンを4−カル
ボキサミド−1−(2−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジンから本質的に
実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0613】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−1−(2−トリフルオロメチルベ
ンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−1−(2−トリフルオロメチルベンジル)]ピペリジ
ニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペン チルプリン、4−アミノ−1−(2−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジン
、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載し
たように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(2−トリフルオロメチルベンジル)]ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(2−トリフルオロメチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(2−トリフルオロメチル
ベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実
施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 APCI:557(M+1) Rf(分)=2.29 【0614】 実施例147−c 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3,5−ジメトキシベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ リン三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3,5−ジメトキシベンジル )ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3,5−ジメトキシベンジル)ピペリジンをイソ ニペコタミドおよび3,5−ジメトキシベンジルクロリド(Aldrich Chemical Co
mpanyから入手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載した ように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3,5−ジメトキシベンジル)ピペリ ジン 4−アミノ−1−(3,5−ジメトキシベンジル)ピペリジンを4−カルボキ サミド−1−(3,5−ジメトキシベンジル)ピペリジンから本質的に実施例3 8、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0615】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(3,5−ジメトキシベン ジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(3,5−ジメトキシベンジル)]ピペリジニ ルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチ ルプリン、4−アミノ−1−(3,5−ジメトキシベンジル)ピペリジン、およ びトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したよう
に製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(3,5−ジメトキシベンジル)]ピペリジニルアミノ]− 9−シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(3,5−ジメトキシベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル プリン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(3,5−ジメトキシベンジル )]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、
スキームA、工程cに記載したように製造した。 APCI:549(M+1) Rf(分)=2.27 【0616】 実施例147−d 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−[
3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]]ピペリジニルアミノ]−9− シクロペンチルプリン三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3,5−ビス−トリフルオロ メチルベンジル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3,5−ビス−トリフルオロメチルベンジル)ピ ペリジンをイソニペコタミドおよびビス(3,5−トリフルオロメチル)ベンジ ルブロミド(Aldrich Chemical Companyから入手可能)から本質的に実施例38
、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3,5−ビス−トリフルオロメチルベ ンジル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3,5−ビス−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジン を4−カルボキサミド−1−(3,5−ビス−トリフルオロメチルベンジル)ピ ペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造し
た。 【0617】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(3,5−ビス−トリフル オロメチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(3,5−ビス−トリフルオロメチルベンジル )]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9 −シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(3,5−ビス−トリフルオロメチ ルベンジル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキ
ームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(3,5−ビス(トリフルオロメチルベンジル)]ピペリジ ニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(3,5−ビス(トリフルオロメチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9− シクロペンチルプリン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−ビス(3,5−ト
リフルオロメチル)ベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ
リンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 APCI:625(M+1) Rf(分)=2.37 【0618】 実施例147−e 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
2,3−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ リン三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2,3−ジフルオロベンジル )ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2,3−ジフルオロベンジル)ピペリジンをイソ ニペコタミドおよび2,3−ジフルオロベンジルブロミド(Aldrich Chemical Co
mpanyから入手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載した ように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2,3−ジフルオロベンジル)ピペリ ジン 4−アミノ−1−(2,3−ジフルオロベンジル)ピペリジンを4−カルボキ サミド−1−(2,3−ジフルオロベンジル)ピペリジンから本質的に実施例3 8、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0619】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(2,3−ジフルオロベン ジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(2,3−ジフルオロベンジル)]ピペリジニ ルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチ ルプリン、4−アミノ−1−(2,3−ジフルオロベンジル)ピペリジン、およ びトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したよう
に製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(2,3−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]− 9−シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(2,3−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル プリン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(2,3−ジフルオロベンジル )]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、
スキームA、工程cに記載したように製造した。 APCI:525(M+1) Rf(分)=2.26 【0620】 実施例147−f 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
2,5−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ リン三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2,5−ジフルオロベンジル )ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2,5−ジフルオロベンジル)ピペリジンをイソ ニペコタミドおよび2,5−ジフルオロベンジルブロミド(Aldrich Chemical Co
mpanyから入手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載した ように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2,5−ジフルオロベンジル)ピペリ ジン 4−アミノ−1−(2,5−ジフルオロベンジル)ピペリジンを4−カルボキ サミド−1−(2,5−ジフルオロベンジル)ピペリジンから本質的に実施例3 8、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0621】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(2,5−ジフルオロベン ジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(2,5−ジフルオロベンジル)]ピペリジニ ルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチ ルプリン、4−アミノ−1−(2,5−ジフルオロベンジル)ピペリジン、およ びトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したよう
に製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(2,5−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]− 9−シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(2,5−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル プリン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(2,5−ジフルオロベンジル )]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、
スキームA、工程cに記載したように製造した。 APCI:525(M+1) Rf(分)=2.26 【0622】 実施例147−g 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
3,5−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ リン三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3,5−ジフルオロベンジル )ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3,5−ジフルオロベンジル)ピペリジンをイソ ニペコタミドおよび3,5−ジフルオロベンジルブロミド(Aldrich Chemical Co
mpanyから入手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載した ように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3,5−ジフルオロベンジル)ピペリ ジン 4−アミノ−1−(3,5−ジフルオロベンジル)ピペリジンを4−カルボキ サミド−1−(3,5−ジフルオロベンジル)ピペリジンから本質的に実施例3 8、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0623】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(3,5−ジフルオロベン ジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(3,5−ジフルオロベンジル)]ピペリジニ ルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチ ルプリン、4−アミノ−1−(3,5−ジフルオロベンジル)ピペリジン、およ びトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したよう
に製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(3,5−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]− 9−シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(3,5−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル プリン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(3,5−ジフルオロベンジル )]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、
スキームA、工程cに記載したように製造した。 APCI:525(M+1) Rf(分)=2.25 【0624】 実施例147−h 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
2,4−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ リン三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2,4−ジフルオロベンジル )ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2,4−ジフルオロベンジル)ピペリジンをイソ ニペコタミドおよび2,4−ジフルオロベンジルブロミド(Aldrich Chemical Co
mpanyから入手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載した ように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2,4−ジフルオロベンジル)ピペリ ジン 4−アミノ−1−(2,4−ジフルオロベンジル)ピペリジンを4−カルボキ サミド−1−(2,4−ジフルオロベンジル)ピペリジンから本質的に実施例3 8、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0625】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(2,4−ジフルオロベン ジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(2,4−ジフルオロベンジル)]ピペリジニ ルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチ ルプリン、4−アミノ−1−(2,4−ジフルオロベンジル)ピペリジン、およ びトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したよう
に製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(2,4−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]− 9−シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(2,4−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル プリン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(2,4−ジフルオロベンジル )]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、
スキームA、工程cに記載したように製造した。 APCI:525(M+1) Rf(分)=2.25 【0626】 実施例147−i 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
3−メチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三塩
酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−メチルベンジル)ピペリ
ジン 4−カルボキサミド−1−(3−メチルベンジル)ピペリジンをイソニペコタ
ミドおよび3−メチルベンジルブロミド(Aldrich Chemical Companyから入手可
能)から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−メチルベンジル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−メチルベンジル)ピペリジンを4−カルボキサミド−
1−(3−メチルベンジル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、
工程bに記載したように製造した。 【0627】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(3−メチルベンジル)]
ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(3−メチルベンジル)]ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン 、4−アミノ−1−(3−メチルベンジル)ピペリジン、およびトリエチルアミ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(3−メチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シク
ロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(3−メチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三
塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(3−メチルベンジル)]ピペリジニル
アミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程
cに記載したように製造した。 APCI:503(M+1) Rf(分)=2.24 【0628】 実施例147−j 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
3−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三
塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−フルオロベンジル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(3−フルオロベンジル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび3−フルオロベンジルブロミド(Aldrich Chemical Companyから入
手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造し
た。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−フルオロベンジル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−フルオロベンジル)ピペリジンを4−カルボキサミド
−1−(3−フルオロベンジル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0629】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(3−フルオロベンジル)
]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(3−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン 、4−アミノ−1−(3−フルオロベンジル)ピペリジン、およびトリエチルア
ミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(3−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(3−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(3−フルオロベンジル)]ピペリジ
ニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、
工程cに記載したように製造した。 APCI:507(M+1) Rf(分)=2.25 【0630】 実施例147−k 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
2−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三
塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−フルオロベンジル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(2−フルオロベンジル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび2−フルオロベンジルブロミド(Aldrich Chemical Companyから入
手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造し
た。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−フルオロベンジル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2−フルオロベンジル)ピペリジンを4−カルボキサミド
−1−(2−フルオロベンジル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0631】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(2−フルオロベンジル)
]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(2−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン 、4−アミノ−1−(2−フルオロベンジル)ピペリジン、およびトリエチルア
ミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(2−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(2−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(2−フルオロベンジル)]ピペリジ
ニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、
工程cに記載したように製造した。 APCI:507(M+1) Rf(分)=2.22 【0632】 実施例147−l 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
4−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三
塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−フルオロベンジル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(4−フルオロベンジル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび4−フルオロベンジルブロミド(Aldrich Chemical Companyから入
手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造し
た。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−フルオロベンジル)ピペリジン 4−アミノ−1−(4−フルオロベンジル)ピペリジンを4−カルボキサミド
−1−(4−フルオロベンジル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキーム
B、工程bに記載したように製造した。 【0633】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(4−フルオロベンジル)
]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(4−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン 、4−アミノ−1−(4−フルオロベンジル)ピペリジン、およびトリエチルア
ミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(4−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(4−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(4−フルオロベンジル)]ピペリジ
ニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、
工程cに記載したように製造した。 APCI:507(M+1) Rf(分)=2.23 【0634】 実施例147−m 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
3−トリフルオロメチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチ
ルプリン三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−トリフルオロメチルベン
ジル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジンを
イソニペコタミドおよび3−(トリフルオロメチル)ベンジルブロミド(Aldric
h Chemical Companyから入手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程
aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−トリフルオロメチルベンジル)ピ
ペリジン 4−アミノ−1−(3−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジンを4−カル
ボキサミド−1−(3−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジンから本質的に
実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0635】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(3−トリフルオロメチル
ベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(3−トリフルオロメチルベンジル)]ピペリ
ジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペ ンチルプリン、4−アミノ−1−(3−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジ
ン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載
したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(3−トリフルオロメチルベンジル)]ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(3−トリフルオロメチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(3−トリフルオロメチル
ベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実
施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 APCI:557(M+1) Rf(分)=2.31 【0636】 実施例147−n 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
2−クロロ−6−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリン三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−クロロ−6−フルオロベ
ンジル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)ピペリジン
をイソニペコタミドおよび2−クロロ−6−フルオロベンジルクロリド(Aldric
h Chemical Companyから入手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程
aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)
ピペリジン 4−アミノ−1−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)ピペリジンを4−カ
ルボキサミド−1−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)ピペリジンから本質
的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0637】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(2−クロロ−6−フルオ
ロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)]ピペ
リジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロ ペンチルプリン、4−アミノ−1−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)ピペ
リジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに
記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(2−クロロ−6−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ
ンチルプリン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(2−クロロ−6−フル
オロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的
に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 APCI:541(M+1) Rf(分)=2.22 【0638】 実施例147−o 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
3,4−ジクロロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ ン三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3,4−ジクロロベンジル) ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3,4−ジクロロベンジル)ピペリジンをイソニ ペコタミドおよび3,4−ジクロロベンジルクロリド(Aldrich Chemical Compan
yから入手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したよう に製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3,4−ジクロロベンジル)ピペリジ ン 4−アミノ−1−(3,4−ジクロロベンジル)ピペリジンを4−カルボキサ ミド−1−(3,4−ジクロロベンジル)ピペリジンから本質的に実施例38、 スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0639】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(3,4−ジクロロベンジ ル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(3,4−ジクロロベンジル)]ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチル プリン、4−アミノ−1−(3,4−ジクロロベンジル)ピペリジン、およびト リエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製
造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(3,4−ジクロロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9 −シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(3,4−ジクロロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ リン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(3,4−ジクロロベンジル)] ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキ
ームA、工程cに記載したように製造した。 APCI:557(M+1) Rf(分)=2.33 【0640】 実施例147−p 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
2−ナフチル)メチル]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三塩
酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−ナフチル)メチルピペリ
ジン 4−カルボキサミド−1−(2−ナフチル)メチルピペリジンをイソニペコタ
ミドおよび2−(クロロメチル)ナフタレン(Aldrich Chemical Companyから入
手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造し
た。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−ナフチル)メチルピペリジン 4−アミノ−1−(2−ナフチル)メチルピペリジンを4−カルボキサミド−
1−(2−ナフチル)メチルピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、
工程bに記載したように製造した。 【0641】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−1−(2−ナフチル)メチル]ピ
ペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(2−ナフチル)メチル]ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン 、4−アミノ−1−(2−ナフチル)メチルピペリジン、およびトリエチルアミ
ンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(2−ナフチル)メチル]ピペリジニルアミノ]−9−シク
ロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(2−ナフチル)メチル]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三
塩酸塩を2−クロロ−6−[4−1−(2−ナフチル)メチル]ピペリジニルア
ミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程c
に記載したように製造した。 APCI:539(M+1) Rf(分)=2.30 【0642】 実施例147−q 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
2−メトキシベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三
塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−メトキシベンジル)ピペ
リジン 4−カルボキサミド−1−(2−メトキシベンジル)ピペリジンをイソニペコ
タミドおよび2−メトキシベンジルブロミド(Aldrich Chemical Companyから入
手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造し
た。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−メトキシベンジル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2−メチルベンジル)ピペリジンを4−カルボキサミド−
1−(2−メトキシベンジル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキームB
、工程bに記載したように製造した。 【0643】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(2−メトキシベンジル)
]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(2−メトキシベンジル)]ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン 、4−アミノ−1−(2−メトキシベンジル)ピペリジン、およびトリエチルア
ミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(2−メトキシベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(2−メトキシベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(2−メトキシベンジル)]ピペリジ
ニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、
工程cに記載したように製造した。 APCI:519(M+1) Rf(分)=2.19 【0644】 実施例147−r 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
2,5−ジクロロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ ン三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2,5−ジクロロベンジル) ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2,5−ジクロロベンジル)ピペリジンをイソニ ペコタミドおよび2,5−ジクロロベンジルクロリド(Lancasterから入手可能)
から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2,5−ジクロロベンジル)ピペリジ ン 4−アミノ−1−(2,5−ジクロロベンジル)ピペリジンを4−カルボキサ ミド−1−(2,5−ジクロロベンジル)ピペリジンから本質的に実施例38、 スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0645】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(2,5−ジクロロベンジ ル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(2,5−ジクロロベンジル)]ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチル プリン、4−アミノ−1−(2,5−ジクロロベンジル)ピペリジン、およびト リエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製
造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(2,5−ジクロロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9 −シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(2,5−ジクロロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ リン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(2,5−ジクロロベンジル)] ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキ
ームA、工程cに記載したように製造した。 APCI:557(M+1) Rf(分)=2.22 【0646】 実施例147−s 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−シ
クロヘキシルメチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三塩酸
塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−シクロヘキシルメチルピペリジ
ン 4−カルボキサミド−1−シクロヘキシルメチルピペリジンをイソニペコタミ
ドおよびシクロヘキシルメチルブロミド(Aldrich Chemical Companyから入手可
能)から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−シクロヘキシルメチルピペリジン 4−アミノ−1−シクロヘキシルメチルピペリジンを4−カルボキサミド−1
−シクロヘキシルメチルピペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程
bに記載したように製造した。 【0647】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−シクロヘキシルメチル)ピ
ペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−シクロヘキシルメチル)ピペリジニルアミノ]
−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、 4−アミノ−1−シクロヘキシルメチルピペリジン、およびトリエチルアミンか
ら本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−シクロヘキシルメチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロ
ペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
シクロヘキシルメチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三塩
酸塩を2−クロロ−6−[4−(1−シクロヘキシルメチル)ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに
記載したように製造した。 APCI:495(M+1) Rf(分)=2.25 【0648】 実施例147−t 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
2−クロロ−4−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリン三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−クロロ−4−フルオロベ
ンジル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−クロロ−4−フルオロベンジル)ピペリジン
をイソニペコタミドおよび2−クロロ−4−フルオロベンジルクロリド(Lancas
terまたはAcrosから入手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程aに
記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−クロロ−4−フルオロベンジル)
ピペリジン 4−アミノ−1−(2−クロロ−4−フルオロベンジル)ピペリジンを4−カ
ルボキサミド−1−(2−クロロ−4−フルオロベンジル)ピペリジンから本質
的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0649】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(2−クロロ−4−フルオ
ロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(2−クロロ−4−フルオロベンジル)]ピペ
リジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロ ペンチルプリン、4−アミノ−1−(2−クロロ−4−フルオロベンジル)ピペ
リジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに
記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(2−クロロ−4−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(2−クロロ−4−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ
ンチルプリン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(2−クロロ−4−フル
オロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的
に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 APCI:541(M+1) Rf(分)=2.28 【0650】 実施例147−u 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
3,4−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ リン三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3,4−ジフルオロベンジル )ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3,4−ジフルオロベンジル)ピペリジンをイソ ニペコタミドおよび3,4−ジフルオロベンジルブロミド(Aldrich Chemical Co
mpanyから入手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載した ように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3,4−ジフルオロベンジル)ピペリ ジン 4−アミノ−1−(3,4−ジフルオロベンジル)ピペリジンを4−カルボキ サミド−1−(3,4−ジフルオロベンジル)ピペリジンから本質的に実施例3 8、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0651】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(3,4−ジフルオロベン ジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(3,4−ジフルオロベンジル)]ピペリジニ ルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチ ルプリン、4−アミノ−1−(3,4−ジフルオロベンジル)ピペリジン、およ びトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したよう
に製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(3,4−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]− 9−シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(3,4−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル プリン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(3,4−ジフルオロベンジル )]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、
スキームA、工程cに記載したように製造した。 APCI:525(M+1) Rf(分)=2.29 【0652】 実施例147−v 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
2,6−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ リン三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2,6−ジフルオロベンジル )ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2,6−ジフルオロベンジル)ピペリジンをイソ ニペコタミドおよび2,6−ジフルオロベンジルブロミド(Aldrich Chemical Co
mpanyから入手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載した ように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2,6−ジフルオロベンジル)ピペリ ジン 4−アミノ−1−(2,6−ジフルオロベンジル)ピペリジンを4−カルボキ サミド−1−(2,6−ジフルオロベンジル)ピペリジンから本質的に実施例3 8、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0653】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(2,6−ジフルオロベン ジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(2,6−ジフルオロベンジル)]ピペリジニ ルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチ ルプリン、4−アミノ−1−(2,6−ジフルオロベンジル)ピペリジン、およ びトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したよう
に製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(2,6−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]− 9−シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(2,6−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル プリン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(2,6−ジフルオロベンジル )]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、
スキームA、工程cに記載したように製造した。 APCI:525(M+1) Rf(分)=2.26 【0654】 実施例147−w 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
3,5−ジクロロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ ン三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3,5−ジクロロベンジル) ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3,5−ジクロロベンジル)ピペリジンをイソニ ペコタミドおよび3,5−ジクロロベンジルクロリド(Trans World Chemicalsま
たはFluorochem Ltd.から入手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工
程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3,5−ジクロロベンジル)ピペリジ ン 4−アミノ−1−(3,5−ジクロロベンジル)ピペリジンを4−カルボキサ ミド−1−(3,5−ジクロロベンジル)ピペリジンから本質的に実施例38、 スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0655】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(3,5−ジクロロベンジ ル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(3,5−ジクロロベンジル)]ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチル プリン、4−アミノ−1−(3,5−ジクロロベンジル)ピペリジン、およびト リエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製
造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(3,5−ジクロロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9 −シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(3,5−ジクロロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ リン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(3,5−ジクロロベンジル)] ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキ
ームA、工程cに記載したように製造した。 APCI:557(M+1) Rf(分)=2.31 【0656】 実施例147−x 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
2,4−ジクロロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ ン三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2,4−ジクロロベンジル) ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2,4−ジクロロベンジル)ピペリジンをイソニ ペコタミドおよび2,4−ジクロロベンジルクロリド(Aldrich Chemical Compan
yから入手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したよう に製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2,4−ジクロロベンジル)ピペリジ ン 4−アミノ−1−(2,4−ジクロロベンジル)ピペリジンを4−カルボキサ ミド−1−(2,4−ジクロロベンジル)ピペリジンから本質的に実施例38、 スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0657】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(2,4−ジクロロベンジ ル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(2,4−ジクロロベンジル)]ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチル プリン、4−アミノ−1−(2,4−ジクロロベンジル)ピペリジン、およびト リエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製
造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(2,4−ジクロロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9 −シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(2,4−ジクロロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ リン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(2,4−ジクロロベンジル)] ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキ
ームA、工程cに記載したように製造した。 APCI:557(M+1) Rf(分)=2.31 【0658】 実施例147−y 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
3−クロロ−4−メチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチ
ルプリン三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−クロロ−4−メチルベン
ジル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−クロロ−4−メチルベンジル)ピペリジンを
イソニペコタミドおよび3−クロロ−4−メチルベンジルクロリド(Pfaltz-Bau
erから入手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したよう
に製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−クロロ−4−メチルベンジル)ピ
ペリジン 4−アミノ−1−(3−クロロ−4−メチルベンジル)ピペリジンを4−カル
ボキサミド−1−(3−クロロ−4−メチルベンジル)ピペリジンから本質的に
実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0659】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(3−クロロ−4−メチル
ベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(3−クロロ−4−メチルベンジル)]ピペリ
ジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペ ンチルプリン、4−アミノ−1−(3−クロロ−4−メチルベンジル)ピペリジ
ン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載
したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(3−クロロ−4−メチルベンジル)]ピペリジニルアミノ
]−9−シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(3−クロロ−4−メチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(3−クロロ−4−メチル
ベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実
施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 APCI:537(M+1) Rf(分)=2.25 【0660】 実施例147−z 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
4−トリフルオロメトキシベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリン三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(4−トリフルオロメトキシベ
ンジル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン
をイソニペコタミドおよび4−(トリフルオロメトキシ)ベンジルブロミド(Al
drich Chemical Companyから入手可能)から本質的に実施例38、スキームB、
工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(4−トリフルオロメトキシベンジル)
ピペリジン 4−アミノ−1−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジンを4−カ
ルボキサミド−1−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジンから本質
的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0661】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(4−トリフルオロメトキ
シベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(4−トリフルオロメトキシベンジル)]ピペ
リジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロ ペンチルプリン、4−アミノ−1−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペ
リジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに
記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(4−トリフルオロメトキシベンジル)]ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(4−トリフルオロメトキシベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ
ンチルプリン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(4−トリフルオロメト
キシベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的
に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 APCI:573(M+1) Rf(分)=2.23 【0662】 実施例147−aa 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
2,4−ビス−トリフルオロメチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シ クロペンチルプリン三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2,4−ビス−トリフルオロ メチルベンジル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2,4−ビス−トリフルオロメチルベンジル)ピ ペリジンをイソニペコタミドおよびビス(2,4−トリフルオロメチル)ベンジ ルブロミド(Aldrich Chemical Companyから入手可能)から本質的に実施例38
、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2,4−ビス−トリフルオロメチルベ ンジル)ピペリジン 4−アミノ−1−(2,4−ビス−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジン を4−カルボキサミド−1−(2,4−ビス−トリフルオロメチルベンジル)ピ ペリジンから本質的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造し
た。 【0663】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(2,4−ビス−トリフル オロメチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(2,4−ビス−トリフルオロメチルベンジル )]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9 −シクロペンチルプリン、4−アミノ−1−(2,4−ビス−トリフルオロメチ ルベンジル)ピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキ
ームA、工程bに記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(2,4−ビス−トリフルオロメチルベンジル)]ピペリジ ニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(2,4−ビス−トリフルオロメチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9− シクロペンチルプリン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(2,4−ビス−
トリフルオロメチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ
リンから本質的に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 APCI:625(M+1) Rf(分)=1.44 【0664】 実施例147−ab 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−(
2−トリフルオロメトキシベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
チルプリン三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(2−トリフルオロメトキシベ
ンジル)ピペリジン 4−カルボキサミド−1−(2−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン
をイソニペコタミドおよび2−(トリフルオロメトキシ)ベンジルブロミド(Fl
uorochem Ltd.から入手可能)から本質的に実施例38、スキームB、工程aに
記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(2−トリフルオロメトキシベンジル)
ピペリジン 4−アミノ−1−(2−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジンを4−カ
ルボキサミド−1−(2−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジンから本質
的に実施例38、スキームB、工程bに記載したように製造した。 【0665】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(2−トリフルオロメトキ
シベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(2−トリフルオロメトキシベンジル)]ピペ
リジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロ ペンチルプリン、4−アミノ−1−(2−トリフルオロメトキシベンジル)ピペ
リジン、およびトリエチルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに
記載したように製造した。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(2−トリフルオロメトキシベンジル)]ピペリジニルアミ
ノ]−9−シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(2−トリフルオロメトキシベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ
ンチルプリン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(2−トリフルオロメト
キシベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的
に実施例1、スキームA、工程cに記載したように製造した。 APCI:573(M+1) Rf(分)=2.26 【0666】 実施例147−ac 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−ベ
ンジル)]ピペリジニルメチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三塩酸塩 N−ベンジル−4−(アミノメチル)ピペリジン N−ベンジル−4−(アミノメチル)ピペリジンを4−(アミノメチル)ピペ
リジン(Aldrich Chemical Companyから入手可能)からL.G.Humber[J.Med.
Chem.,9,441〜443(1966)]に記載のように製造した。 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−(1−ベンジル)ピペリジニルメ
チルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−(1−ベンジル)ピペリジニルメチルアミノ]−9−
シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプリン、N−ベ ンジル−4−アミノメチルピペリジン、およびトリエチルアミンから本質的に実
施例1、スキームA、工程bに記載したように製造した。 【0667】 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−(1−ベンジル)ピペリジニルメチルアミノ]−9−シクロペンチ
ルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
ベンジル)ピペリジニルメチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三塩酸塩を
2−クロロ−6−[4−(1−ベンジル)ピペリジニルメチルアミノ]−9−シ
クロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したよう
に製造した。 APCI:503(M+1) Rf(分)=2.24 【0668】 実施例147−ad 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−(
3−フェノキシベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
三塩酸塩 スキームB、工程a:4−カルボキサミド−1−(3−フェノキシベンジル)ピ
ペリジン 4−カルボキサミド−1−(3−フェノキシベンジル)ピペリジンをイソニペ
コタミドおよび3−フェノキシベンジルクロリド(Lancasterから入手可能)か ら本質的に実施例38、スキームB、工程aに記載したように製造した。 スキームB、工程b:4−アミノ−1−(3−フェノキシベンジル)ピペリジン 4−アミノ−1−(3−フェノキシベンジル)ピペリジンを4−カルボキサミ
ド−1−(4−フェノキシベンジル)ピペリジンから本質的に実施例38、スキ
ームB、工程bに記載したように製造した。 【0669】 スキームA、工程b:2−クロロ−6−[4−[1−(3−フェノキシベンジル
)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン 2−クロロ−6−[4−[1−(3−フェノキシベンジル)]ピペリジニルア
ミノ]−9−シクロペンチルプリンを2,6−ジクロロ−9−シクロペンチルプ リン、4−アミノ−1−(3−フェノキシベンジル)ピペリジン、およびトリエ
チルアミンから本質的に実施例1、スキームA、工程bに記載したように製造し
た。 スキームA、工程c:2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
−6−[4−[1−(3−フェノキシベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−
シクロペンチルプリン三塩酸塩 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
(3−フェノキシベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
ン三塩酸塩を2−クロロ−6−[4−[1−(3−フェノキシ−ベンジル)]ピ
ペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンから本質的に実施例1、スキー
ムA、工程cに記載したように製造した。 APCI:581(M+1) Rf(分)=2.35 【0670】 本明細書で使用される「新生物疾患状態」なる用語は、制御できない増殖を特
徴とする異常な状態または病態を言うものである。新生物疾患状態には、白血病
、癌および腺癌、肉腫、メラノーマおよび混合型の新生物が包含される。 白血病には、限定されるものではないが、急性リンパ芽球性白血病、慢性リン
パ性白血病、急性骨髄芽球性白血病および慢性骨髄性白血病が包含される。 癌および腺癌には、限定されるものではないが、子宮頚部、乳房、前立腺、食
道、胃、小腸、結腸、卵巣および肺の癌および腺癌が包含される。 肉腫には、限定されるものではないが、骨腫、骨肉腫、脂肪腫、脂肪肉腫、血
管腫および血管肉腫が包含される。 メラノーマには、限定されるものではないが、メラニン欠乏性メラノーマおよ
びメラニン性メラノーマが包含される。 混合型の新生物には、限定されるものではないが、癌肉腫、リンパ球系組織タ
イプ、胞状細網、細胞肉腫およびホジキン病が包含される。 【0671】 式(I)の化合物の「治療上有効な量」なる用語は、新生物の増殖または新生物
の転移のコントロールまたはアポトーシスの防止に当たり、患者に単回投与量ま
たは多重投与量での投与に基づいて有効である量を言うものとする。式の化合物
の治療上有効な量は、年令、体重、治療すべき新生物のタイプ、その他の抗腫瘍
剤の組み合わせおよび標準的臨床および実験室試験および手順を用いる当業者に
周知の基準に従って変動する。式の化合物の治療上有効な量はアポトーシスを受
けやすい細胞のタイプ、梗塞の部位、ならびに年令、体重および当業者に周知の
その他の基準に従って変動する。 【0672】 新生物の「増殖をコントロールする」なる用語は、新生物の増殖または新生物
の転移を緩徐、中断、阻止または停止させることを言うものである。新生物の「
増殖をコントロールする」なる用語は、新生物形成または新生物形成の転移を鎮
静させることをも言うものである。 式の化合物の有効量とは、患者への単回または多重投与量での投与を基にして
、抗腫瘍効果を生じるか、またはアポトーシスを防止するのに有効な量である。
「抗腫瘍効果」とは、腫瘍細胞のそれ以上の増殖を緩徐、中断、妨害または破壊
することを言うものである。 【0673】 式の化合物の有効な抗腫瘍量は、当業者としての担当の診断専門医により既知
の技術を使用し、そして類似の状況下で得られた結果を観察することにより容易
に決定することができる。有効量の決定に当たり、担当の診断専門医によって数
多くの要因が考慮され、これらの要因には、限定されるものではないが、哺乳動
物種;その大きさ、年令および一般的健康状態;関連する特定の疾患;疾患の程
度または関係または重等度;個々の患者の反応;投与される式の特別な化合物;
投与様式;投与された製剤のバイオアベイラビリティ特性;選択された用量・用
法;併用する投薬の使用;およびその他の関連する状況が包含される。 【0674】 本発明のなおその他の態様には、式の化合物の予防上有効な抗腫瘍量を投与す
ることからなる腫瘍性疾患状態の発現の危険がある患者を予防処置する方法が包
含される。「腫瘍性疾患状態の発現の危険がある患者」なる用語は、腫瘍に対し
て同定された遺伝学的疾病素質のために、腫瘍、発癌性薬品に対する曝露、食餌
、年令を有していたか、または現在有しているか、または腫瘍性疾患状態の発現
と関連したその他の危険因子を有する患者を言うものである。腫瘍性疾患状態を
発現する危険性が優先している患者には、癌ウイルスに対して陽性であるか、先
の腫瘍の治療から寛解しているか、たばこ製品を使用しているか、または例えば
アスベストのような発癌物質に以前曝されていたか、または種々の腫瘍性遺伝標
識形質に対して陽性である患者が包含される。 【0675】 癌ウイルスとは癌に関係するウイルスである。例えば、ニワトリのラウス肉腫
、ショープウサギ乳頭腫、マウス白血病ウイルスは、種々の癌の発生に役割を果
たしていることが認められている動物ウイルスである。ヒトパピローマウイルス
は生殖器癌と関連性を有している。伝染性軟属腫ウイルスは伝染性軟属腫瘍と関
連性を有している。JCウイルス、ヒトパポバウイルスは例えば白血病およびリ
ンパ腫のような細網内皮系の疾患と関連性を有している。例えば、ヒトT細胞向
リンパ(lymphotropic)ウイルス(HTLV)タイプ1およびタイプ2のような
ヒトレトロウイルスはいくつかのヒト白血病およびリンパ腫と関連性を有してい
る。ヒト免疫不全ウイルス(HIV)タイプ1およびタイプ2はAIDSの病因
である。エプスタイン−バーウイルスは鼻咽頭癌、アフリカパーキットリンパ腫
および免疫抑制臓器移植レシピエントのリンパ腫を包含する種々の悪性疾患と関
連があった。 【0676】 例えばBRCA1、bcl−1/PRAD1、サイクリンD1/CCND1、
p16、cdk4、特にArg24Cys変異体、p16INK4aでの変異体、転 位体等のような遺伝標識形質は種々の新生物に対する病因素質と関連を有してい
る。例えば、BRCA1遺伝子の改変は乳房および卵巣癌の危険性がより高くな
ることと関連している。その他の遺伝標識形質には、MMCA1脳および前立腺
癌遺伝子と相互作用するMMSC1遺伝子、乳房および卵巣癌でのBRACA1
遺伝子と結合し、BRCA1遺伝子に結合しそしてE1A癌遺伝子経路に結合し
ているCtIP遺伝子およびアポトーシスを活性化することによって肺癌の腫瘍
抑圧遺伝子として作用する細胞周期コントロール遺伝子であるMKK3遺伝子の
変異体が包含される。腫瘍性疾患状態を発現する危険がある患者には、cdk4
、サイクリンB1およびEを包含する種々の細胞周期タンパク質を過剰発現して
いる患者も包含される。腫瘍性疾患状態を発現する危険のある患者には上昇した
レベルの腫瘍マーカーを有する患者が包含される。既知の腫瘍マーカーには、前
立腺特異抗原(PSA)および血漿インシュリン様成長因子−1(IGF−1)
(これらは前立腺癌のマーカーである)が包含される。核マトリックスタンパク
質(NMP)は癌、特に膀胱および結腸癌の存在と関連性を有している。 【0677】 式の化合物の有効量は約25ナノグラム/体重kg/日(ng/kg/日)〜約50
0mg/kg/日に変わることが予想される。式の化合物の好ましい有効量は約1μ
g/kg/日〜約500μg/kg/日である。式の化合物のさらに好ましい量は約1
μg/kg/日〜約50μg/kg/日である。 式の化合物は化合物を有効量で生物学的利用可能とするいずれの形態または様
式でも投与することができる。式の化合物は経口または非経口経路で投与するこ
とができる。式の化合物は経口、皮下、筋肉内、静脈内、経皮、鼻腔内、経腸、
眼内などに投与することができる。経口投与が好ましい。医薬処方物を調製する
当業者は、化合物の特別な性質、治療すべき疾患、疾患の段階、その他の患者の
反応およびその他の関連状況によって、式の化合物の適切な形態を容易に定める
ことができる。 【0678】 式の化合物は担体、賦形剤またはその他の化合物と組み合わせて式の化合物の
組成物を調製することができる。処方物の組成物は不活性担体の一種または二種
以上と混和しているか、またはその他に会合している式の化合物を包含する。処
方物の組成物は例えば原体輸送または式の化合物貯蔵のための好都合な手段とし
て有用である。不活性担体は式の化合物を分解しないか、またはそうでないとき
は式の化合物と共有結合で反応する物質である。不活性担体は固体、半固体また
は液体の物質であってよい。好ましい担体は水、水性緩衝剤、有機溶媒および製
薬上許容し得る担体または賦形剤である。好ましい水性緩衝剤は式の化合物が分
解しない緩衝範囲を提供する。好ましい緩衝範囲は約pH4〜約pH9である。
好ましい有機溶媒はアセトニトリル、酢酸エチル、ヘキサンである。 【0679】 式の化合物の医薬組成物は製薬上許容し得る担体または賦形剤の一種または二
種以上と混和しているか、またはその他に会合している式の化合物を包含してい
る。製薬上許容し得る担体または賦形剤は、式の化合物のためのビヒクルまたは
媒質として役立つ固体、半固体または液体の物質であってよい。適当な製薬上許
容し得る担体または賦形剤は当業者に周知である。 式の化合物の医薬組成物は投与経路に適合させることができる。式の化合物の
好ましい医薬組成物は投与経路が経口、非経口または局所であるときは錠剤、ト
ローチ剤、カプセル剤、エリキシール剤、シロップ剤、カシェ剤、チューインガ
ム、坐剤、液剤または懸濁剤である。 【0680】 式の化合物の好ましい経口医薬組成物は不活性希釈剤または食用担体と共に式
の化合物を包含する。式の化合物の経口医薬組成物の好ましい形態は錠剤、トロ
ーチ剤、カプセル剤、エリキシール剤、シロップ剤、カシェ剤、チューインガム
、液剤または懸濁剤である。 式の化合物の好ましい医薬組成物は化合物約4%〜約80%を含有している。
好ましい医薬組成物は式の化合物を約50ηg〜約500μgの量で含有し;さら
に好ましい医薬組成物は式の化合物を約1μg〜約200μgの量で含有している
。 式の化合物は単独で、または製薬上許容し得る担体または賦形剤と組み合わせ
て医薬組成物の形態で投与することができる。 【0681】 本明細書では以下の略語を使用する: mg:ミリグラム、μg:マイクログラム、ηg:ナノグラム、TEA:トリエチ
ルアミン、mmol:ミリモル、ml:ミリリットル、℃:摂氏度、hr:時間、TLC
:薄層クロマトグラフィー、CH2Cl2:塩化メチレン、MeOH:メタノール、
EtOH:エタノール、N:規定、HCl:塩化水素、TFA:トリフルオロ酢酸
、DIEA:ジイソプロピルエチルアミン、RT PCR:逆転写ポリメラーゼ 連鎖反応、HEPES:4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジンエタン
スルホン酸)、MgCl2:塩化マグネシウム、EGTA:エチレングリコール−ビ
ス(β−アミノエチルエーテル)−N,N,N′,N′−四酢酸、EDTA:エチ レンジアミン四酢酸、DTT:ジチオトレイトール、MOI:感染多重度、Na F:フッ化ナトリウム、BSA:ウシ血清アルブミン、p.o.:経口、i.v.:
静脈内、s.c.:皮下。 【0682】 実施例148 サイクリン依存性キナーゼ4アッセイ cdk−4阻害のIC50値は以下の方法によって測定した:基質: グルタチオンS−トランスフェラーゼ−網膜芽細胞融合タンパク質(GST−
Rb)(Kaelin W. G., Jr.ら、Cell,64; 521-532, 1991)はWilliam Kaelin博
士から入手した。GST−Rbは大腸菌(E.coli)をプラスミドpGEX−Rb
(379−928)で形質転換することによって調製した。形質転換した細菌を一夜飽
和まで生育させ、次にYTブイヨンで稀釈し、そして2hr 37℃でインキュベ ートした。タンパク質は3hr 0.1mMイソプロピルチオグリコミドと共にイン キュベーションすることにより誘発させた。遠心分離で沈降させた後、細胞を1
0%サルコシルを含有するSTE緩衝剤(0.1mM NaCl、10mM Tris、pH 8.0、1m
M EDTA)中での音波処理で溶解した。粒状物を遠心分離で除去し、そして溶解物
を4℃でグルタチオン−Sepharoseと共にインキュベートした。ビーズをキナー
ゼ緩衝剤で洗い、次にSDS−PAGEで分離したクーマシーブルー染色タンパ
ク質の数量化を濃度既知のタンパク質標準品を用いて行った。 【0683】昆虫細胞でのcdk4/サイクリンD1の発現 ヒトサイクリン依存性キナーゼ4(cdk4)を公開アミノ酸配列(Matsushi
me H.ら, Cell,71; 323-334, 1992)に基づいて縮重プライマーを用いてRT−
PCRによりクローン化した。ヒトサイクリンD1のcDNAを、MCF−7細
胞からのゲノムDNAを用いてRT−PCRによりクローン化した。配列は公開
配列(Xing Y.ら、Cell, 65; 691-699, 1991)と一致した。cdk4およびサイ
クリンD1の両方のcDNAをpFastBac(Life Technologies)にクローン化 し、そしてcDNAを含む組換えBacmid DNAをLife Technologiesから購 入したBac対Bacベキュロウイルス発現システム(カタログ#10359−016)を用
いて部位特異的転位によって生産した。Bacmid DNAを使用してSf9昆虫細
胞を移入して組換えウイルスを生産した。ウイルスのプラーク精製後、ウイルス
標本を高力価株が得られるまで増殖させた。組換えタンパク質の最適の共発現(
optimum coexpression)がcdk4およびサイクリンD1の両方について72hr
感染後に0.1のMOIで達成されたことが測定された。 【0684】 4℃で5分間500p.s.i.窒素圧下のPARRボンベを用いて、50mM HE
PES、pH7.5、10mM MgCl2、1mM DTT、0.1mM フェニルメチル
スルホニルフルオリド5μg/mlアプロチニンおよび5μg/mlロイペプチン中で
cdk4およびサイクリンD1で共感染したSf9細胞を溶解することにより、
溶解物を調製した。不溶物を4℃で20分間10,000×gで沈降させた。上 澄液に10%までグリセリンを加え、アリコートで−80℃に保存した。 【0685】キナーゼアッセイ Millipore Multiscreen 96 ウェルフィルタープレート(0.65μm Durapore フィルター)を200μlキナーゼ緩衝剤(50mM HEPES、pH 7.5、10mM MgCl2、1
mM EGTA)で予備湿潤する。グルタチオン−Sepharoseビーズに結合させたGS T−Rb(0.5μg)を50μl/ウエルで加え、そして溶液を真空を適用して除 去した。アッセイは50mM HEPES、pH7.5、10mM MgCl2、1mM EDTA、1mM DTT、1mM EGTA、10mM β−グリセロホスフェート
、0.1mM オルトバナジン酸ナトリウム、0.1mM NaF、0.25%BSA、
10μm ATPおよび0.25μ Ciの[γ33P]−ATPを含有する。0.1μ
g cdk4/サイクリンD1(昆虫細胞溶解物)を加えてアッセイを開始する。
37℃で30分間インキュベートする。Millipore Vacuum Manifold で濾過 して反応を終了させる。TNEN(20mM Tris、pH 8.0、100mM NaCl、1mM EDTA
、0.5%nonidet P−40)で4回洗う。プレートを室温で乾燥させた後、フィルタ
ープレートをアダプタープレート(Packard)に入れ、そして各ウエルに Micro
scint−O(登録商標)(Packard)40μlを加える。Top Count Scintillat
ion Counterで計数する前に、Top Seal Aフィルムを用いてプレートをカバ ーする。 結果を表1に示す。 【0686】 実施例149 cdk−2阻害試験 cdk−2阻害のIC50値は以下の方法によって測定した: サイクリン依存性キナーゼ2アッセイ基質: cdk4/サイクリンD1について上述したGST−Rb昆虫細胞でのcdk2/サイクリンEの発現 ヒトcdk2およびサイクリンEの組換えバキュロウイルスをUC. Berkelo
yのDavid Morgan博士らから入手した(Desai, D.ら、Molec. Biol. Cell, 3:
571-582, 1992)。昆虫細胞中での最適共発現が感染後72hrでcdk2および サイクリンEについてそれぞれ0.1および1.0のMOIで得られた。キナーゼアッセイ: cdk2/サイクリンEについてのアッセイ条件は基質を包含してcdk4/
サイクリンD1のそれらと同一であった。アッセイでの組換えcdk2/サイク
リンEの濃度は100μlアッセイ当たり0.1μgであった。インキュベーショ ンは30℃で30分であった。 結果を表1に示す。 【0687】 実施例150 cdk7/サイクリンHアッセイプロトコール基質: RNAポリメラーゼIIのCTD配列を基にしたペプチド基質 H2N−RRR(YSPTSPS)4−COOH昆虫細胞でのcdk7/サイクリンHの発現 ヒトcdk7を逆転写PCRによりクローン化した。配列はTassan, J. P.ら 、J. Cell, Biol. 127: 467-478, 1994およびDarbon, J. M. ら、Oncogene, 9:
3127-3138, 1994に報告されているものと一致した。サイクリンHに対するcD NAも逆転写PCRでクローン化し、そして配列は Fisher & Morgan, Cell, 78
: 713-724, 1994に報告されているものと一致した。組換えBacmid DNAおよ びウイルス株をcdk4およびサイクリンD1について上述したように調製した
。最適共発現は感染後48hrでcdk7およびサイクリンHに対してそれぞれ1
および2のMOIで達成された。 【0688】キナーゼアッセイ: このアッセイはサイクリンHで活性化されるサイクリン依存性キナーゼ7によ
るペプチド基質(RNAポリメラーゼIIのC−末端ドメインを基とする)のリン
酸化を測定するものである。[γ33P]−リン酸を酵素により[γ33P]−AT
Pからペプチド基質に転移させる。アッセイは96−ウエルV底プレートで行い
、次に反応停止後に96−ウエル Millipore Multiscreenホスホセルロースフ
ィルタープレートに移す。ペプチドはリン酸溶液で洗った後ホスホセルロース膜
上に保持されている。 【0689】方法: 酵素アッセイは総容量100μlで96−ウエルV底プレートで実施する。 アッセイは15μM ATP、0.5μCi[γ33P]−ATP、50mM HEP
ES、pH7.5、10mM MgCl2、1mM EDTA、1mM DTT、10mM
β−グリセロホスフェート、0.1mM オルトバナジン酸ナトリウム、0.1mM
NaF、10μM ペプチド基質を含んでいる。アッセイを開始するのに、0.1 25ng cdk7およびサイクリンH(昆虫細胞溶解物)を加える。インキュベ ーションは24℃で5分間である。各試材に40μl冷300mMリン酸を加えて
反応を停止させる。V−底ウエルの内容物を次にMillipore 96−ウエルホスホ セルロースフィルタープレートに移した。室温で15分間放置した後、フィルタ
ープレートに真空を施し、ウエルを冷75mMリン酸100μlで4回洗った。排
水した組立装置を外した後、フィルターを完全に乾燥させ、Multiscreenマイク
ロプレートアダプターに入れ、そして各ウエルにMicro-Scint O の40μlを
加えた。プレートをTop-Seal Aフィルムでカバーし、そしてPackard Top Count Scintillation Counterを用いて1.5分間計数した。 結果を表1に示す。 【0690】 実施例151 cdk1/サイクリンB[33P]SPAアッセイプロトコール基質: アッセイにはヒストンH1のインビトロp34cdc2リン酸部位から誘導された
ビオチン化基質ペプチド(ビオチン−PKTPKKAKKL)を使用する。昆虫細胞でのcdk1/サイクロンB1の発現 ヒトcdk1を逆転写PCRでクローン化した。配列は Lee, M. G. およびNu
rse, P., Nature, 327: 31-33, 1987に報告されているものと一致した。サイク リンHに対するcDNAもRT−PCRでクローン化し、そして配列はPines, J
. およびHunter, T., Cell, 58: 833-846, 1989に報告されているものと一致し た。組換えBacmid DNAおよびウイルス株はcdk4およびサイクリンD1に
ついて上述したように調製した。感染後48hrで最適共発現はcdk1およびサ
イクリンB1両方についてMOI 0.1で達成された。 【0691】キナーゼアッセイ: p34cdc2SPA[33P]キナーゼ酵素アッセイキットをAmersham Life S
cienceから購入し(カタログ# RPNQ 0170)、そしてプロトコールを製造業者が
提唱しているように96−ウエルフォーマットアッセイとして達成した。各アッ
セイは、総アッセイ容量100μlにおいて、50mM Tris HCl、pH8.0 、10mM MgCl2、0.1mM Na3VO4(オルトバナジン酸ナトリウム)、0.
5μM ATP、0.2μCi 33P−ATP、2μM DTTおよび0.75μMビオチ
ン化ペプチドおよび3μg cdk1/サイクリンB昆虫細胞溶解物を含有してい
た。インキュベーションは30℃で30分間であった。反応を停止緩衝剤(リン
酸緩衝生理食塩水中の50μM ATP、5mM EDTA、0.1%(v/v)Trit
on X−100)、/ストレプトアビジン−被覆SPAビーズ(2.5mg/ml)の20
0μlを加えて停止させた。プレートを室温で一夜放置し、次にPackard TopS
ealでカバーしそしてPackard TopCountで計数した。IC50値はGraphPad Pr
ismソフトウエアを用いてデータをS字状曲線に調和させることによって測定し た。 【0692】 実施例152 インビトロ腫瘍抑制インビトロ増殖アッセイ: 腫瘍細胞の増殖をSkehan, P.ら, J. Natl. Cancer Inst. 82: 1107-1112, 199
0に記載のとおりのスルホローダミンBアッセイを用いて測定した。腫瘍細胞を トリプシン−EDTAで採集し、トリパンブルーを排除した細胞を計数し、96
−ウエルプレートに加え、そして37℃で一夜インキュベートした。薬物は培地
で希釈した後にウエルに加えた。三日後に培地を除き、そして新たな薬物を含む
培地を補充し、そして追加の四日間インキュベートした。細胞を次に4℃で60
分間10%トリクロロ酢酸0.1mlで固定した。プレートを水道水で5回洗い、 すすぎ、風乾し、そして1%酢酸中0.4%スルホローダミンBで30分間染色 し、風乾した。結合された染料を5分間10mM Tris(pH 10.5)0.1mlで可
溶化し、そしてTitertek Multiscan MCC/340 プレートリーダーを用いて 490nmで吸光度を測定した。 あるいはまた、CyQUANT細胞増殖アッセイを用いて細胞増殖を数量化し た。 【0693】CyQUANT細胞増殖アッセイ: あるいはまた、CyQUANT細胞増殖アッセイを用いて腫瘍細胞増殖を数量 化した。腫瘍細胞をトリプシン−EDTAで採集し、トリパンブルーを排除した
細胞を計数し、96−ウエルプレートに加え、そして37℃で一夜インキュベー
トした。培地で希釈した後、薬物をウエルに加えた。三日後に培地を除き、そし
てプレートを少なくとも30分間−80℃で凍結した。プレートを解凍した後、
Cell Lysis Buffer中のCyQUANT−GR(Molecular Probes # C-7026)
200μlを各ウエルに加え、そして室温で3〜5分間インキュベートした。Cy
QUANT−GRの蛍光をMolecular Devices Fmax蛍光マイクロプレートリ ーダー(励起 485nm、発光 530nm)で測定した。 【0694】細胞系: MCF7はヒト乳房腺癌、ホルモン依存性(HTB 22)であり; MDA−MB−231はヒト乳房腺癌、ホルモン非依存性(HTB 26)で あり; HT−29はヒト結腸腺癌、中等度分化型グレードII(HTB 38)であり ; HCT−15はヒト結腸腺癌(CCL 225)であり; A549はヒト非小細胞肺癌(CLL 185)であり; PC−3はヒト前立腺腺癌、ホルモン非依存性(CRL 1435)であり; そして DU 145はヒト前立腺癌、ホルモン非依存性(HTB 81)である。 細胞系はすべてAmerican Type Tissue Collectionから括弧内記載のAT CC受理番号で入手した。 MCF−7、MDA−MB−435およびMDA−MB−231細胞は、フェ
ノールレッドなしの、5%ウシ胎児血清、0.01mg/mlゲンタマイシンおよび 3mM L−グルタミンを補った改良最少心須培地(Biofluids)で増殖させた。 その他の細胞系はいずれも5%ウシ胎児血清、0.01mg/mlゲンタマイシンお よび3mM L−グルタミンを補ったRPMI 1640培地(Life Technologies
)で増殖させた。 結果を表1に示す。 【0695】 【表1】 【0696】 【表2】 【0697】 【表3】 【0698】 【表4】 【0699】 【表5】 【0700】 【表6】 【0701】 【表7】 【0702】 【表8】 【0703】 【表9】 【0704】 【表10】 【0705】 【表11】 【0706】 【表12】 【0707】 【表13】 【0708】 【表14】 【0709】 【表15】 【0710】 【表16】 【0711】 【表17】 【0712】 【表18】 【0713】 【表19】 【0714】 【表20】 【0715】 【表21】 【0716】 【表22】 【0717】 【表23】 【0718】 【表24】 【0719】 【表25】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 43/00 107 A61P 43/00 107 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 アラン・ジェイ・ビトーンティ アメリカ合衆国ニュージャージー州08551. リングース.ベックスブールバード99 (72)発明者 デイヴィッド・アール・ボーアシェールデ ィング アメリカ合衆国ペンシルベニア州18013. バンゴーア.ノースデラウェアドライブ 8080 (72)発明者 ノートン・ピー・ピート アメリカ合衆国ニュージャージー州08853. ネシャニクステーション.ブライアーウェ イ97 (72)発明者 エイチ・ランドル・マンソン アメリカ合衆国ニュージャージー州08801. アナンデイル.ジョンドライブ22 (72)発明者 パトリック・ダブルユー・ケイ・シューム アメリカ合衆国ニュージャージー州08822. フレミングトン.ティムバーウィックドラ イブ22 Fターム(参考) 4C086 AA01 AA03 CB07 MA01 MA04 ZB21 ZB26 ZB27

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 式 【化1】 {式中、RはR2、R2NH2−またはR34N−R5−からなる群より選択され、 この場合、R2はC9〜C12アルキル、 【化2】 [式中、R6はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキ ルおよび(CH2)m−フェニル(mは0〜8の整数である)からなる群より選択さ
    れ、xは1〜8の整数であり、nは0〜8の整数であり、Zはフェニル、複素環
    、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より選択され,Mは水素、C1〜 C4アルキル、 【化3】 (式中、R6'それぞれは独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキ
    ルおよび(CH2)m'−フェニル(m'は0〜8の整数である)からなる群より選択
    され、n'は0〜8の整数、x'は1〜8の整数であり、Qは水素またはC1〜C4 アルキルであり、Z'はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンか らなる群より選択される)からなる群より選択される]からなる群より選択され
    、 この場合、C9〜C12アルキルまたはZはそれぞれ任意に、D、E、 【化4】 [この場合、Dは、それぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ
    およびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立にHal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
    選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化5】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数で、x'''は1〜8の整数であり、Q'は 水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアルキ ルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化6】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は1〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルであり、D'はそれぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメト キシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、E'はそれぞれ独立に 、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択される)で置換され
    ていてもよい]からなる群より選択される、同種または異種の1〜3個の置換基
    により置換されていてもよく、 R3およびR4は水素、C1〜C4アルキルおよび(CH2)y−フェニル(yは0〜
    8の整数である)からなる群より選択されるが、R3およびR4は両者とも水素で
    あることはなく、 R5はC1〜C8アルキレンであり、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択され、 ただし、R2が基 【化7】 (この場合、nは1またはそれ以上であり、R1はイソプロピルまたはシクロペ ンチルであり、R6は水素、C1〜C4アルキルまたは(CH2)m−フェニルであり 、Zはフェニル、複素環またはシクロアルキルである)である場合には、ZはD
    、 【化8】 (式中、D、b、R6''、x''、n''、M'およびZ''は先に定義した通りである
    )からなる群より選択される同種または異種の1〜3個の置換基で置換されてい
    る} で表される化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光学異性体、およ
    び水和物。 【請求項2】 式 【化9】 {式中、RはR2であり、 この場合、R2は、任意に同種または異種の1〜3個の置換基、D、E、 【化10】[この場合、Dは、それぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ
    およびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立にHal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキル および(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群より選択
    され、x''は1〜8の整数、n''は0〜8の整数であり、Z''はフェニル、複素
    環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より選択され、M'は水素、C1 〜C4アルキル、 【化11】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数で、x'''は1〜8の整数であり、Q'は 水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアルキ ルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化12】(この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は1〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチル、トリフルオロ メトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、E'は、それぞれ 独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択される)で置
    換されていてもよい]の群から選択される基で置換されていてもよいC9〜C12 アルキルであり、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択される}で表される請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容
    される塩、光学異性体、および水和物。 【請求項3】 R2はC11〜C12アルキルである請求項2記載の化合物。 【請求項4】 R2はC12アルキルである請求項3記載の化合物。 【請求項5】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−
    6−(ドデシルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩である請求項4記
    載の化合物。 【請求項6】 式 【化13】 {式中、RはR2であり、R2は 【化14】[式中、R6はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキ ルおよび(CH2)m−フェニル(mは0〜8の整数である)からなる群より選択さ
    れ、xは1〜8の整数であり、Mは水素、C1〜C4アルキル、 【化15】 (式中、R6'はそれぞれ独立に、水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アル
    キルおよび(CH2)m'−フェニル(m'は0〜8の整数である)からなる群より選
    択され、n'は0〜8の整数であり、x'は1〜8の整数であり、Qは水素または
    1〜C4アルキルであり、Z'はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフ タレンからなる群より選択される)からなる群より選択される]であり、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択される}で表される請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容
    される塩、光学異性体、および水和物。 【請求項7】 Mは水素である請求項6記載の化合物。 【請求項8】 MはC1〜C4アルキルである請求項6記載の化合物。 【請求項9】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−
    6−(2−メトキシエチルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(3−メトキ
    シプロピルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩;または 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(4−メトキ
    シブチルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩である請求項8記載の化
    合物。 【請求項10】 Mは基 【化16】 (式中、R6'、x'およびQは請求項6において定義した通りである)である請 求項6記載の化合物。 【請求項11】 Qは水素である請求項10記載の化合物。 【請求項12】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−(2−ヒドロキシエトキシエチルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二
    塩酸塩である請求項11記載の化合物。 【請求項13】 QはC1〜C4アルキルである請求項10記載の化合物。 【請求項14】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[3−(2−メトキシエトキシ)プロピルアミノ]−9−シクロペンチル
    プリン二塩酸塩である請求項13記載の化合物。 【請求項15】 Mは基 【化17】 (式中、R6'、n'およびZ'は請求項6において定義した通りである)である請
    求項6記載の化合物。 【請求項16】 RはR2であり、 R2は 【化18】{式中、R6はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキ ルおよび(CH2)m−フェニル(mは0〜8の整数である)からなる群より選択さ
    れ、nは0〜8の整数であり、Zはナフタレンであり、 Zは任意に同種または異種の1〜3個の置換基、D、E、 【化19】 [この場合、Dは、それぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ
    およびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eは、それぞれ独立にHa
    l、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数で
    あり、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキ ルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群より選
    択され、x''は1〜8の整数であり、n''は0〜8の整数であり、Z''はフェニ
    ル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より選択され、M'は 水素、C1〜C4アルキル、 【化20】(この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''は、フェニル、複素環、シクロア
    ルキルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択される
    )からなる群より選択され、基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化21】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は1〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルであり、D'は、それぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメ トキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、E'はそれぞれ独立 にHal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択される)で置換され
    ていてもよい]で置換されていてもよい}であり、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択される請求項1記載の化合物、ならびにその医薬的に許容される塩、光学異
    性体、およびそれらの水和物。 【請求項17】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[(1−ナフチル)メチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩
    である請求項16記載の化合物。 【請求項18】 RはR2であり、 R2はZであり、 Zはフェニル{この場合、Zは任意に同種または異種の1〜3個の置換基、D
    、E、 【化22】 [この場合、Dは、それぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ
    およびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eは、それぞれ独立にHa
    l、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数で
    あり、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキ ルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群より選
    択され、x''は1〜8の整数であり、n''は0〜8の整数であり、Z''は、フェ
    ニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より選択され、M' は水素、C1〜C4アルキル、 【化23】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化24】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は1〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルであり、D'は、それぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメ トキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、E'は、それぞれ独 立にHal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択される)で置換さ
    れていてもよい]からなる群より選択される基で置換されていてもよい}であり
    、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択される請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光
    学異性体、および水和物。 【請求項19】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−(フェニルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩である請求項1
    8記載の化合物。 【請求項20】 Zは基Dで置換されている請求項18記載の化合物。 【請求項21】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[(4−トリフルオロメトキシ)フェニルアミノ]−9−シクロペンチル
    プリン二塩酸塩である請求項20記載の化合物。 【請求項22】 Zは基Eで置換されている請求項18記載の化合物。 【請求項23】 EはHalである請求項22記載の化合物。 【請求項24】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−(3−フルオロフェニルアミノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩で
    ある請求項23記載の化合物。 【請求項25】 EはC1〜C8アルキルである請求項22記載の化合物。 【請求項26】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[(4−ペンチル)フェニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸
    塩である請求項25記載の化合物。 【請求項27】 RはR2であり、R2は 【化25】 {この場合、R6はそれぞれ独立に水素またはC3〜C8シクロアルキルであるが 、ただし、R6の少なくとも1個はC3〜C8シクロアルキルであり、nは1〜8 の整数であり、Zはフェニルであり、 Zは任意に同種または異種の1〜3個の置換基、D、E、 【化26】 [この場合、Dは、それぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ
    およびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eは、それぞれ独立にHa
    l、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数で
    あり、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキ ルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群より選
    択され、x''は1〜8の整数であり、n''は0〜8の整数であり、Z''はフェニ
    ル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より選択され、 M'は水素、C1〜C4アルキル、 【化27】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化28】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'はそれぞれ独立にトリフルオロメチル、 トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、E' はそれぞれ独立にHal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され
    る)で置換されていてもよい]からなる群より選択される基で置換されていても
    よい}であり、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択される請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光
    学異性体、および水和物。 【請求項28】 (±)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)ア
    ミノ]−6−[(α−シクロプロピル−4−クロロベンジル)アミノ]−9−シ
    クロペンチルプリン二塩酸塩である請求項27記載の化合物。 【請求項29】 RはR2であり、 R2は 【化29】 {この場合、R6はそれぞれ独立に水素、C1〜C4アルキルおよび(CH2)m−フ ェニル(mは0〜8の整数である)からなる群より選択され、nは1〜8の整数
    であり、Zはフェニルであり、 Zは同種または異種の1〜3個の置換基、D、 【化30】 [この場合、Dは、それぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ
    およびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、bは0〜2の整数であり、
    Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より選択
    され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキ ルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群より選
    択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、M'は水素、C1〜C4アルキル、 【化31】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、基
    M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化32】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルまたはフェニルであり、D'は、それぞれ独立にトリフルオロメチル、 トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、E' は、それぞれ独立にHal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択さ
    れる)で置換されていてもよい]で置換されていてもよい}であり、 R1はシクロペンチルおよびイソプロピルからなる群より選択される請求項1 記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光学異性体、および水
    和物。 【請求項30】 Zは基Dで置換されている請求項29記載の化合物。 【請求項31】 Dはトリフルオロメチルである請求項30記載の化合物。 【請求項32】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[(4−トリフルオロベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二
    塩酸塩または 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(2−トリ
    フルオロベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩である請求項
    31記載の化合物。 【請求項33】 DはC1〜C4アルコキシである請求項30記載の化合物。 【請求項34】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−(3,4,5−トリメトキシベンジルアミノ)−9−シクロペンチルプリン
    二塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(2,6− ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(4−メト
    キシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(2−メト
    キシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(2,3− ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[2−(4−
    メトキシフェニル)エチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(2,4− ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(3,4− ジメトキシベンジル)アミノ]−9−(2−プロピル)プリン二塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[2−(3−
    メトキシフェニル)エチルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(3,5− ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(2,3− ジメトキシベンジル)アミノ]−9−(2−プロピル)プリン二塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(3,4− ジメトキシベンジル)アミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩;または 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(4−メト
    キシベンジル)アミノ]−9−(2−プロピル)プリン二塩酸塩である請求項3
    3記載の化合物。 【請求項35】 RはR2であり、 R2は 【化33】 {この場合、R6はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)n−フェニル(nは0〜8の整数である)からなる群より選
    択され、Zはフェニルであり、 この場合、Zは任意に同種または異種の1〜3個のD、E、 【化34】 からなる群より選択される置換基[この場合、Dは、それぞれ独立にトリフルオ
    ロメチル、トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択
    され、Eはそれぞれ独立にHal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より
    選択され、bは0〜2の整数であり、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキル
    およびナフタレンからなる群より選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3
    8シクロアルキル、C1〜C4アルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0 〜8の整数である)からなる群より選択され、n''は0〜8の整数であり、x''
    は1〜8の整数であり、M'は水素、C1〜C4アルキル、 【化35】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化36】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチル、トリフルオロ メトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、E'はそれぞれ独 立にHal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択される)で置換さ
    れていてもよい]で置換されていてもよい}であり、 R1はシクロペンテニルである請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬 的に許容される塩、光学異性体、および水和物。 【請求項36】 Zは基Eで置換されている請求項35記載の化合物。 【請求項37】 EはHalである請求項36記載の化合物。 【請求項38】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[(3−ヨードベンジル)アミノ)−9−(2−シクロペンテニル)プリ
    ン塩酸塩である請求項37記載の化合物。 【請求項39】 RはR2であり、R2はZ{この場合、Zは任意に同種ま
    たは異種の1〜3個の置換基、D、E、 【化37】 [この場合、Dは、それぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ
    およびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eは、それぞれ独立にHa
    l、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数で
    あり、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群よ
    り選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群
    より選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は 水素、C1〜C4アルキル、 【化38】(この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、基
    M'およびZ''は任意に基、D'、E'または 【化39】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチル、トリフルオロ メトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、E'はそれぞれ独 立にHal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択される)で置換さ
    れていてもよい]で置換されていてもよい}であり、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択される請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光
    学異性体、および水和物。 【請求項40】 Zはピペリジンである請求項39記載の化合物。 【請求項41】 Zは基Dで置換されている請求項40記載の化合物。 【請求項42】 Zは基Eで置換されている請求項40記載の化合物。 【請求項43】 EはC1〜C8アルキルである請求項42記載の化合物。 【請求項44】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[4−(1−プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
    ン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン;または 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    アリル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンである請求項43記
    載の化合物。 【請求項45】 Zは基 【化40】 (式中、R6''、x''およびbは請求項39において定義した通りである)で置 換されている請求項40記載の化合物。 【請求項46】 bは0である請求項45記載の化合物。 【請求項47】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[4−(1−(2−チオメトキシ)エチル)ピペリジニルアミノ]−9−
    シクロペンチルプリンである請求項46記載の化合物。 【請求項48】 bは1である請求項45記載の化合物。 【請求項49】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[4−(1−(2−フェニルスルフィニル)エチル)ピペリジニルアミノ
    ]−9−シクロペンチルプリンである請求項48記載の化合物。 【請求項50】 Zは基 【化41】(式中、R6''およびx''は請求項39において定義した通りである)で置換さ れている請求項40記載の化合物。 【請求項51】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[4−(1−(2−N,N−ジメチルアミノエチル))ピペリジニルアミ ノ]−9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (3−N,N−ジメチルアミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (4−N,N−ジメチルアミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (5−N,N−ジメチルアミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (2−N,N−ジエチルアミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (3−N,N−ジエチルアミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (4−N,N−ジエチルアミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (5−N,N−ジエチルアミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (2−N,N−ジプロピルアミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (3−N,N−ジプロピルアミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シク ロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (4−N,N−ジプロピルアミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (5−N,N−ジプロピルアミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シク ロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (2−N,N−ジブチルアミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (3−N,N−ジブチルアミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (4−N,N−ジブチルアミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ ンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (5−N,N−ジブチルアミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (2−N,N−ジベンジルアミノエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (3−N,N−ジベンジルアミノプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シク ロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (4−N,N−ジベンジルアミノブチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロ ペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (5−N,N−ジベンジルアミノペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シク ロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (2−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノエチル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (3−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノプロピル))ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (4−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノブチル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (5−N,N−ジ−(2−フェニルエチレン)アミノペンチル))ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (2−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノエチル))ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (3−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノプロピル))ピペリジニ ルアミノ]−9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (4−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノブチル))ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (5−N,N−ジ−(3−フェニルプロピレン)アミノペンチル))ピペリジニ ルアミノ]−9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (2−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノエチル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (3−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノプロピル))ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (4−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノブチル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリン;または 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (5−N,N−ジ−(4−フェニルブチレン)アミノペンチル))ピペリジニル アミノ]−9−シクロペンチルプリンである請求項50記載の化合物。 【請求項52】 Zは基 【化42】 (式中、R6''、x''およびM'は請求項39において定義した通りである)で置
    換されている請求項40記載の化合物。 【請求項53】 M'は水素である請求項52記載の化合物。 【請求項54】 x''は2である請求項53記載の化合物。 【請求項55】 (R,S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル )アミノ]−6−[4−(1−(2−フェニル−2−ヒドロキシエチル))ピペ
    リジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンである請求項54記載の化合物。 【請求項56】 x''は3である請求項53記載の化合物。 【請求項57】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[4−(1−(3−ヒドロキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−
    シクロペンチルプリンである請求項56記載の化合物。 【請求項58】 x''は4である請求項53記載の化合物。 【請求項59】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[4−(1−(4−ヒドロキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
    クロペンチルプリンである請求項58記載の化合物。 【請求項60】 x''は5である請求項53記載の化合物。 【請求項61】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[4−(1−(5−ヒドロキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−
    シクロペンチルプリンである請求項60記載の化合物。 【請求項62】 x''は6である請求項53記載の化合物。 【請求項63】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[4−(1−(6−ヒドロキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−
    シクロペンチルプリンである請求項62記載の化合物。 【請求項64】 M'はC1〜C4アルキルである請求項52記載の化合物。 【請求項65】 x''は1である請求項64記載の化合物。 【請求項67】 x''は2である請求項64記載の化合物。 【請求項68】 x''は3である請求項65記載の化合物。 【請求項69】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[4−(1−(3−メトキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
    クロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (3−エトキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
    ; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (3−プロポキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
    ン;または 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (3−ブトキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
    である請求項68記載の化合物。 【請求項70】 x''は4である請求項65記載の化合物。 【請求項71】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[4−(1−(4−メトキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シク
    ロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (4−エトキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (4−プロポキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
    ;または 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (4−ブトキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンで
    ある請求項70」記載の化合物。 【請求項72】 x''は5である請求項65記載の化合物。 【請求項73】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[4−(1−(5−メトキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シ
    クロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (5−エトキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (5−プロポキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
    ン;または 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (5−ブトキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
    である請求項72記載の化合物。 【請求項74】 x''は6である請求項65記載の化合物。 【請求項75】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[4−(1−(6−メトキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
    クロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (6−エトキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (6−プロポキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
    ン;または 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (6−ブトキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
    である請求項74記載の化合物。 【請求項76】 M'は式 【化43】 (式中、R6'''、x'''およびQ'は請求項39において定義した通りである)で
    表される基である請求項52記載の化合物。 【請求項77】 Q'は水素である請求項76記載の化合物。 【請求項78】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[4−(1−(2−(2−ヒドロキシエチレンオキシ)エチル))ピペリ
    ジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンである請求項77記載の化合物。 【請求項79】 Q'はC1〜C4アルキルである請求項76記載の化合物。 【請求項80】 M'は式 【化44】 (式中、R6'''、n'''およびZ'''は請求項39において定義した通りである)
    で表される基である請求項52記載の化合物。 【請求項81】 Z'''はフェニルである請求項80記載の化合物。 【請求項82】 x''は2である請求項81記載の化合物。 【請求項83】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[4−(1−(2−フェノキシエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シ
    クロペンチルプリンである請求項82記載の化合物。 【請求項84】 x''は3である請求項81記載の化合物。 【請求項85】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[4−(1−(3−フェノキシプロピル))ピペリジニルアミノ]−9−
    シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (3−ベンジルオキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル
    プリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (3−(2−フェニルエチレンオキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−
    シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (3−(3−フェニルプロピレンオキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9
    −シクロペンチルプリン;または 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (3−(4−フェニルブチレンオキシ)プロピル)ピペリジニルアミノ]−9−
    シクロペンチルプリンである請求項84記載の化合物。 【請求項86】 x''は4である請求項81記載の化合物。 【請求項87】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[4−(1−(4−ベンジルオキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9
    −シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (4−(2−フェニルエチレンオキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
    クロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (4−(3−フェニルプロピレンオキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−
    シクロペンチルプリン;または 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (4−(4−フェニルブチレンオキシ)ブチル)ピペリジニルアミノ]−9−シ
    クロペンチルプリンである請求項86記載の化合物。 【請求項88】 x''は5である請求項81記載の化合物。 【請求項89】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[4−(1−(5−ベンジルオキシペンチル))ピペリジニルアミノ]−
    9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (5−(2−フェニルエチレンオキシ)ペンチル))ピペリジニルアミノ]−9
    −シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (5−(3−フェニルプロピレンオキシ)ペンチル))ピペリジニルアミノ]−
    9−シクロペンチルプリン;または 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (5−(4−フェニルブチレンオキシ)ペンチル))ピペリジニルアミノ]−9
    −シクロペンチルプリンである請求項88記載の化合物。 【請求項90】 x''は6である請求項81記載の化合物。 【請求項91】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[4−(1−(6−ベンジルオキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−
    9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (6−(2−フェニルエチレンオキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−
    シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (6−(3−フェニルプロピレンオキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9
    −シクロペンチルプリン;または 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (6−(4−フェニルブチレンオキシ)ヘキシル)ピペリジニルアミノ]−9−
    シクロペンチルプリンである請求項90記載の化合物。 【請求項92】 Zは基 【化45】 (式中、R6''、n''およびZ''は請求項39において定義した通りである)で 置換されている請求項40記載の化合物。 【請求項93】 Z''はフェニルである請求項92記載の化合物。 【請求項94】 n''は1である請求項93記載の化合物。 【請求項95】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[4−(1−ベンジル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリ
    ン三塩酸塩; (R,S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6− [4−(1−ベンジル−3−メチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチ
    ルプリン;または (±)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4
    −(1−(α−メチルベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル
    プリンである請求項94記載の化合物。 【請求項96】 n''は2である請求項93記載の化合物。 【請求項97】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]
    −6−[4−(1−(2−フェニルエチル))ピペリジニルアミノ]−9−シク
    ロペンチルプリン三塩酸塩である請求項96記載の化合物。 【請求項98】 Z''は基D'で置換されている請求項63記載の化合物。 【請求項99】 D'はC1〜C4アルコキシである請求項98記載の化合物 。 【請求項100】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[4−(1−(4−メトキシベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−
    シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (3−メトキシベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (3,5−ジメトキシベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル プリン三塩酸塩;または 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (2−メトキシベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
    三塩酸塩である請求項99記載の化合物。 【請求項101】 D'はトリフルオロメチルである請求項98記載の化合 物。 【請求項102】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[4−(1−(4−トリフルオロメチルベンジル))ピペリジニルアミ
    ノ]−9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (2−トリフルオロメチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
    チルプリン三塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    [3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]]ピペリジニルアミノ]−9 −シクロペンチルプリン三塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (3−トリフルオロメチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
    チルプリン三塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (2,4−ビストリフルオロメチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シ クロペンチルプリン三塩酸塩である請求項101記載の化合物。 【請求項103】 Z''は基E'で置換されている請求項93記載の化合物 。 【請求項104】 E'はC1〜C8アルキルである請求項103記載の化合 物。 【請求項105】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[4−(1−(4−メチルベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シ
    クロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (2−メチルベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (3−メチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三
    塩酸塩;または 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (3−クロロ−4−メチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
    チルプリン三塩酸塩である請求項104記載の化合物。 【請求項106】 E'はHalである請求項103記載の化合物。 【請求項107】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[4−(1−(4−クロロベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シ
    クロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (3−クロロベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (2−クロロベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (2,6−ジクロロベンジル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ リン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (2,3−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル プリン三塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (2,5−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル プリン三塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (3,5−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル プリン三塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (2,4−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル プリン三塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (3−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
    三塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (2−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
    三塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (4−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
    三塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (4−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
    三塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (3,4−ジクロロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ リン三塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (2,5−ジクロロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプ リン三塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (2−クロロ−4−フルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ
    ンチルプリン三塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (3,4−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル プリン三塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (3,4−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル プリン三塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (3,4−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル プリン三塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (3,4−ジフルオロベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチル プリン三塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (3−クロロ−4−メチルベンジル)]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペン
    チルプリン三塩酸塩である請求項106記載の化合物。 【請求項108】 Z''は複素環である請求項92記載の化合物。 【請求項109】 Z''は1,3−ベンゾジオキソリルである請求項108 記載の化合物。 【請求項110】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[4−(1−(3,4−メチレンジオキシベンジル))ピペリジニルア ミノ]−9−シクロペンチルプリンである請求項109記載の化合物。 【請求項111】 Z''はピリジニルである請求項108記載の化合物。 【請求項112】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[4−(1−(2−ピリジニルメチル))ピペリジニルアミノ]−9−
    シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (3−ピリジニルメチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
    ;または 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (4−ピリジニルメチル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン
    である請求項111記載の化合物。 【請求項113】 Z''はイソキサゾリルである請求項108記載の化合物
    。 【請求項114】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[4−(1−(3−(2,4−ジメチルイソキサゾリル))メチル)ピ ペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンである請求項113記載の化合
    物。 【請求項115】 Z''はテトラヒドロフラニルである請求項108記載の
    化合物。 【請求項116】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[4−(1−(3−テトラヒドロフラニル)メチル)ピペリジニルアミ
    ノ]−9−シクロペンチルプリンである請求項115記載の化合物。 【請求項117】 Z''はピロリジニルである請求項108記載の化合物。 【請求項118】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[4−(1−(2−(1−ピロリジニル)エチル))ピペリジニルアミ
    ノ]−9−シクロペンチルプリン;または (R,S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6− [4−(1−(2−(3−(1−メチル)ピロリジニル)エチル))ピペリジニ
    ルアミノ]−9−シクロペンチルプリンである請求項117記載の化合物。 【請求項119】 Z''はピペリジニルである請求項108記載の化合物。 【請求項120】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[4−(1−(2−(1−ピペリジニル)エチル))ピペリジニルアミ
    ノ]−9−シクロペンチルプリン; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    (3−(1−ピペリジニル)プロピル))ピペリジニルアミノ]−9−シクロペ
    ンチルプリン;または (R,S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6− [4−(1−(3−(1−メチル)ピペリジニル)メチル))ピペリジニルアミ
    ノ]−9−シクロペンチルプリンである請求項119記載の化合物。 【請求項121】 Z''はモルホリニルである請求項108記載の化合物。 【請求項122】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[4−(1−(2−(4−モルホリニル)エチル))ピペリジニルアミ
    ノ]−9−シクロペンチルプリンである請求項121記載の化合物。 【請求項123】 Z''はピペラジニルである請求項108記載の化合物。 【請求項124】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[4−(1−(2−(1−(4−メチル)ピペラジニル)エチル))ピ
    ペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンである請求項123記載の化合
    物。 【請求項125】 Z''はベンズイミダゾリニルである請求項108記載の
    化合物。 【請求項126】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[4−(1−(2−ベンズイミダゾリニル)メチル)ピペリジニルアミ
    ノ]−9−シクロペンチルプリンである請求項125記載の化合物。 【請求項127】 Z''はチアゾリニルである請求項108記載の化合物。 【請求項128】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[4−(1−(4−(2−メチル)チアゾリニル)メチル)ピペリジニ
    ルアミノ]−9−シクロペンチルプリンである請求項127記載の化合物。 【請求項129】 Z''はチオフェニルである請求項108記載の化合物。 【請求項130】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[4−(1−(2−チオフェンイル)メチル)ピペリジニルアミノ]−
    9−シクロペンチルプリンである請求項129記載の化合物。 【請求項131】 Z''はシクロアルキルである請求項92記載の化合物。 【請求項132】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[4−(1−シクロプロピルメチル)ピペリジニルアミノ]−9−シク
    ロペンチルプリン;または 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−(1−
    シクロヘキシルメチル)ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三塩
    酸塩である請求項131記載の化合物。 【請求項133】 Zはピロリジンである請求項39記載の化合物。 【請求項134】 Zは基 【化46】 (式中、R6''、n''およびZ''は請求項39において定義した通りである)で 置換されている請求項133記載の化合物。 【請求項135】 Z''はフェニルである請求項134記載の化合物。 【請求項136】 (R)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)
    アミノ]−6−[3−(1−ベンジル)ピロリジニルアミノ]−9−シクロペン
    チルプリン;または (S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[3−
    (1−ベンジル)ピロリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリンである請求
    項135記載の化合物。 【請求項137】 RはR2であり、 R2は、 【化47】 {式中、R6はそれぞれ独立に水素またはC3〜C8シクロアルキルであるが、R6 の少なくとも1個はC3〜C8シクロアルキルであり、nは1〜8の整数であり、
    Zは複素環であり、 Zは、D、E、 【化48】[この場合、Dは、それぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ
    およびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立にHal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
    選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化49】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化50】(この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'はそれぞれ独立にトリフルオロメチル、 トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、E' はそれぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択さ
    れる)で置換されていてもよい]からなる群より選択される、同種または異種の
    1〜3個の置換基により任意に置換されていてもよい}であり、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択される請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光
    学異性体、および水和物。 【請求項138】 RはR2であり、 R2は、 【化51】 [式中、R6はそれぞれ独立に水素、C1〜C4アルキルおよび(CH2)n'−フェニ
    ル(n'は0〜8の整数である)からなる群より選択され、nは1〜8の整数で あり、Zは複素環であり、 ZはD、 【化52】(この場合、Dは、それぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ
    およびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、bは0〜2の整数であり、
    Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より選択
    され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキ ルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群より選
    択され、n''は0〜8の整数で、x''は1〜8の整数であり、M'は、水素、C1 〜C4アルキル、 【化53】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化54】(この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、
    E'は、それぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より 選択される)で置換されていてもよい)の群から選択される同種または異種の1
    〜3個の基で置換されていてもよい]であり、 R1はシクロペンチルおよびイソプロピルからなる群より選択される請求項1 記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光学異性体、および水
    和物。 【請求項139】 Zは基Dで置換されている請求項138記載の化合物。 【請求項140】 DはC1〜C4アルコキシである請求項139記載の化合
    物。 【請求項141】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[(3−(5−メトキシインドリル))−2−エチルアミノ)−9−シ
    クロペンチルプリン二塩酸塩である請求項140記載の化合物。 【請求項142】 RはR2であり、 R2は、 【化55】 [式中、R6はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキ ルおよび(CH2)n−フェニル(nは0〜8の整数である)からなる群より選択さ
    れ、Zは複素環であり、 Zは、D、E、 【化56】 (この場合、Dはそれぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシお
    よびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立に、Hal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
    選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化57】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化58】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、
    E'は、それぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より 選択される)で置換されていてもよい)からなる群より選択される同種または異
    種の1〜3個の基で置換されていてもよい]であり、 R1はシクロペンテニルである請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬 的に許容される塩、光学異性体、および水和物。 【請求項143】 RはR2であり、 R2はZであり、 Zはシクロアルキルであり、 Zは、D、E、 【化59】(この場合、Dはそれぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシお
    よびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立に、Hal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
    選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル 【化60】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化61】(この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、
    E'は、それぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より 選択される)で置換されていてもよい)の群から選択される同種または異種の1
    〜3個の基で置換されていてもよく、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択される請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光
    学異性体、および水和物。 【請求項144】 Zは基Eで置換されている請求項143記載の化合物。 【請求項145】 EはOHである請求項144記載の化合物。 【請求項146】 トランス−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシ
    ル)アミノ]−6−[(4−ヒドロキシ)シクロヘキシルアミノ]−9−シクロ
    ペンチルプリン二塩酸塩;または シス−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(4
    −ヒドロキシ)シクロヘキシルアミノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩で
    ある請求項145記載の化合物。 【請求項147】 Zは基 【化62】 (式中、R6''、x''およびM'は請求項143において定義された通りである)
    で置換されている請求項143記載の化合物。 【請求項148】 M'は水素である請求項147記載の化合物。 【請求項149】 (R,S)−2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシ ル)アミノ]−6−[(1−ヒドロキシメチル)シクロペンチルアミノ]−9−
    シクロペンチルプリン二塩酸塩である請求項148記載の化合物。 【請求項150】 RはR2であり、 R2は 【化63】 [この場合、R6はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキルであるが、少 なくとも1個のR6はC3〜C8シクロアルキルであり、nは1〜8の整数であり 、Zはシクロアルキルであり、 Zは、D、E、 【化64】 (この場合、Dはそれぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシお
    よびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立に、Hal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
    選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化65】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化66】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、
    E'は、それぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より 選択される)で置換されていてもよい)からなる群より選択される同種または異
    種の1〜3個の基で置換されていてもよい]であり、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択される請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光
    学異性体、および水和物。 【請求項151】 RはR2であり、 R2は 【化67】 [この場合、R6はそれぞれ独立に水素、C1〜C4アルキルおよび(CH2)n'−フ
    ェニル(n'は0〜8の整数である)からなる群より選択され、nは1〜8の整 数であり、Zはシクロアルキルであり、 Zは、D、 【化68】 (この場合、Dはそれぞれ、独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ
    およびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、bは0〜2の整数であり、
    Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より選択
    され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキ ルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群より選
    択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水素、 C1〜C4アルキル、 【化69】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化70】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、
    E'は、それぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より 選択される)で置換されていてもよい)の群から選択される同種または異種の1
    〜3個の基で置換されていてもよい]であり、 R1はシクロペンチルおよびイソプロピルからなる群より選択される請求項1 記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光学異性体、および水
    和物。 【請求項152】 Zは基 【化71】 (式中、R6''、x''およびM'は請求項146において定義した通りである)で
    置換されている請求項151記載の化合物。 【請求項153】 M'は水素である請求項152記載の化合物。 【請求項154】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[4−(ヒドロキシメチル)シクロヘキサンメチルアミノ]−9−シク
    ロペンチルプリン二塩酸塩である請求項153記載の化合物。 【請求項155】 RはR2であり、R2は、 【化72】 [式中、R6はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキ ルおよび(CH2)n−フェニル(nは0〜8の整数である)からなる群より選択さ
    れ、Zはシクロアルキルであり、 Zは、D、E、 【化73】(この場合、Dはそれぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシお
    よびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立に、Hal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
    選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化74】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化75】(この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は1〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、
    E'は、それぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より 選択される)で置換されていてもよい)の群から選択される同種または異種の1
    〜3個の基で置換されていてもよい]であり、 R1はシクロペンテニルである請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬 的に許容される塩、光学異性体、および水和物。 【請求項156】 RはR2NH−であり、 この場合、R2は、D、E、 【化76】 [この場合、Dはそれぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシお
    よびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立に、Hal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
    選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化77】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化78】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチル、トリフルオロ メトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、E'は、それぞれ 独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択される)で置
    換されていてもよい]の群から選択される同種または異種の1〜3個の基で置換
    されていてもよいC9〜C12アルキルであり、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択される請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光
    学異性体、および水和物。 【請求項157】 RはR2NH−であり、 R2は、 【化79】 [式中、R6は独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキルおよび(
    CH2)m−フェニル(mは0〜8の整数である)からなる群より選択され、xは 1〜8の整数であり、Mは水素、C1〜C4アルキル、 【化80】 (この場合、R6'はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4
    ルキルおよび(CH2)m'−フェニル(m'は0〜8の整数である)からなる群より
    選択され、n'は0〜8の整数であり、x'は1〜8の整数であり、Qは水素また
    はC1〜C4アルキルであり、Z'はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナ フタレンからなる群より選択される)からなる群より選択される]であり、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択される請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光
    学異性体、および水和物。 【請求項158】 RはR2NH−であり、 R2は 【化81】[式中、R6は独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキルおよび(
    CH2)m−フェニル(mは0〜8の整数である)からなる群より選択され、nは 0〜8の整数であり、Zはナフタレンであり、Zは、基D、E、 【化82】 (この場合、Dはそれぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシお
    よびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立に、Hal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
    選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化83】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化84】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、
    E'は、それぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より 選択される)で置換されていてもよい)の群から選択される同種または異種の1
    〜3個の基で置換されていてもよい]であり、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択される請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光
    学異性体、および水和物。 【請求項159】 RはR2NH−であり、 R2はZであり、 Zはフェニルであり、 Zは、基D、E、 【化85】[この場合、Dはそれぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシお
    よびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立に、Hal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
    選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化86】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化87】(この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、
    E'は、それぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より 選択される)で置換されていてもよい]の群から選択される同種または異種の1
    〜3個の基で置換されていてもよく、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択される請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光
    学異性体、および水和物。 【請求項160】 Zは基Eで置換されている請求項159記載の化合物。 【請求項161】 EはHalである請求項160記載の化合物。 【請求項162】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[2,6−ジクロロフェニルヒドラジノ]−9−シクロペンチルプリン 二塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(2−クロロ
    フェニルヒドラジノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[2−フルオ
    ロフェニルヒドラジノ]−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩;または 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−(2,4−ジ クロロフェニルヒドラジノ)−9−シクロペンチルプリン二塩酸塩である請求項
    161記載の化合物。 【請求項163】 RはR2NH−であり、 R2は 【化88】 [式中、R6はそれぞれ独立に水素またはC3〜C8シクロアルキルであるが少な くとも1個のR6はC3〜C8シクロアルキルであり、nは1〜8の整数であり、 Zはフェニルであり、Zは、基D、E、 【化89】 (この場合、Dはそれぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシお
    よびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立に、Hal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
    選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化90】(この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化91】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、
    E'は、それぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より 選択される)で置換されていてもよい)の群から選択される同種または異種の1
    〜3個の基で置換されていてもよい]であり、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択される請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光
    学異性体、および水和物。 【請求項164】 RはR2NH−であり、 R2は 【化92】[式中、R6はそれぞれ独立に水素、C1〜C4アルキルおよび(CH2)m−フェニ ル(mは0〜8の整数である)からなる群より選択され、nは1〜8の整数であ
    り、Zはフェニルであり、 Zは、D、 【化93】 (この場合、Dはそれぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシお
    よびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立に、Hal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
    選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化94】(この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化95】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、
    E'は、それぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より 選択される)で置換されていてもよい)の群から選択される同種または異種の1
    〜3個の基で置換されていてもよい]であり、 R1はシクロペンチルおよびイソプロピルからなる群より選択される請求項1 記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光学異性体、および水
    和物。 【請求項165】 RはR2NH−であり、R2は 【化96】[式中、R6はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキ ルおよび(CH2)m−フェニル(mは0〜8の整数である)からなる群より選択さ
    れ、nは0〜8の整数であり、Zはフェニルであり、Zは、D、E、 【化97】 (この場合、Dはそれぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシお
    よびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立に、Hal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
    選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化98】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化99】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、
    E'は、それぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より 選択される)で置換されていてもよい)の群から選択される同種または異種の1
    〜3個の基で置換されていてもよい]であり、 R1はシクロペンテニルである請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬 的に許容される塩、光学異性体、および水和物。 【請求項166】 RはR2NH−であり、 R2はZであり、 Zは、D、E、 【化100】[この場合、Dはそれぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシお
    よびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立に、Hal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
    選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化101】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化102】(この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、
    E'は、それぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より 選択される)で置換されていてもよい]の群から選択される同種または異種の1
    〜3個の基で置換されていてもよい複素環であり、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択される請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光
    学異性体、および水和物。 【請求項167】 RはR2NH−であり、 R2は、 【化103】 [式中、R6はそれぞれ独立に水素またはC3〜C8シクロアルキルであるが少な くとも1個のR6はC3〜C8シクロアルキルであり、nは1〜8の整数であり、 Zは複素環であり、 Zは、D、E、 【化104】(この場合、Dはそれぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシお
    よびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立に、Hal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
    選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化105】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化106】(この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、
    E'は、それぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より 選択される)で置換されていてもよい)の群から選択される同種または異種の1
    〜3個の基で置換されていてもよい]であり、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択される請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光
    学異性体、および水和物。 【請求項168】 RはR2NH−であり、R2は、 【化107】 [式中、R6はそれぞれ独立に水素、C1〜C4アルキルおよび(CH2)m−フェニ ル(mは0〜8の整数である)からなる群より選択され、nは1〜8の整数であ
    り、Zは複素環であり、 Zは、D、 【化108】(この場合、Dはそれぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシお
    よびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立に、Hal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
    選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化109】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化110】(この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、
    E'は、それぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より 選択される)で置換されていてもよい)の群から選択される同種または異種の1
    〜3個の基で置換されていてもよい]であり、 R1はシクロペンチルおよびイソプロピルからなる群より選択される請求項1 記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光学異性体、および水
    和物。 【請求項169】 RはR2NH−であり、 R2は、 【化111】 [式中、R6はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキ ルおよび(CH2)m−フェニル(mは0〜8の整数である)からなる群より選択さ
    れ、nは0〜8の整数であり、Zは複素環であり、 Zは、D、E、 【化112】(この場合、Dはそれぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシお
    よびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立に、Hal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
    選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化113】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化114】(この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、
    E'は、それぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より 選択される)で置換されていてもよい)の群から選択される同種または異種の1
    〜3個の基で置換されていてもよい]であり、 R1はシクロペンテニルである請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬 的に許容される塩、光学異性体、および水和物。 【請求項170】 RはR2NH−であり、 R2はZであり、 Zは、D、E、 【化115】 [この場合、Dはそれぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシお
    よびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立に、Hal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
    選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化116】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化117】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、
    E'は、それぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より 選択される)で置換されていてもよい]の群から選択される同種または異種の1
    〜3個の基で置換されていてもよいシクロアルキルであり、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択される請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光
    学異性体、および水和物。 【請求項171】 RはR2NH−であり、 R2は、 【化118】 [式中、R6は独立に水素またはC3〜C8シクロアルキルであるが、少なくとも 1個のR6はC3〜C8シクロアルキルであり、nは1〜8の整数であり、Zはシ クロアルキルであり、 Zは、基D、E、 【化119】 (この場合、Dはそれぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシお
    よびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立に、Hal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
    選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化120】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化121】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、
    E'は、それぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より 選択される)で置換されていてもよい)の群から選択される同種または異種の1
    〜3個の基で置換されていてもよい]であり、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択される請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光
    学異性体、および水和物。 【請求項172】 RはR2NH−であり、 R2は、 【化122】 [式中、R6はそれぞれ独立に水素、C1〜C4アルキルおよび(CH2)m−フェニ ル(mは0〜8の整数である)からなる群より選択され、n'''は1〜8の整数 であり、Zはシクロアルキルあり、 Zは、D、 【化123】 (この場合、Dはそれぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシお
    よびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立に、Hal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
    選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化124】(この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化125】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、
    E'は、それぞれ独立に、Hal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より 選択される)で置換されていてもよい)の群から選択される同種または異種の1
    〜3個の基で置換されていてもよい]であり、 R1はシクロペンチルおよびイソプロピルからなる群より選択される請求項1 記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光学異性体、および水
    和物。 【請求項173】 RはR2NH−であり、 R2は、 【化126】[式中、R6はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4アルキ ルおよび(CH2)m−フェニル(mは0〜8の整数である)からなる群より選択さ
    れ、nは0〜8の整数であり、Zは、D、E、 【化127】 (この場合、Dはそれぞれ独立にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシお
    よびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、Eはそれぞれ独立に、Hal
    、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選択され、bは0〜2の整数であ
    り、Z''はフェニル、複素環、シクロアルキルおよびナフタレンからなる群より
    選択され、R6''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4ア ルキルおよび(CH2)m''−フェニル(m''は0〜8の整数である)からなる群よ
    り選択され、n''は0〜8の整数であり、x''は1〜8の整数であり、M'は水 素、C1〜C4アルキル、 【化128】 (この場合、R6'''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C4 アルキルおよび(CH2)m'''−フェニル(m'''は0〜8の整数である)からなる
    群より選択され、n'''は0〜8の整数であり、x'''は1〜8の整数であり、Q
    'は水素またはC1〜C4アルキルであり、Z'''はフェニル、複素環、シクロアル
    キルおよびナフタレンからなる群より選択される)からなる群より選択され、 基M'およびZ''は任意に置換基、D'、E'または 【化129】 (この場合、R6''''はそれぞれ独立に水素、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C 4 アルキルおよび(CH2)m''''−フェニル(m''''は0〜8の整数である)から なる群より選択され、x''''は0〜8の整数であり、Q''は水素またはC1〜C4 アルキルもしくはフェニルであり、D'は、それぞれ独立に、トリフルオロメチ ル、トリフルオロメトキシおよびC1〜C4アルコキシからなる群より選択され、
    E'は、それぞれ独立にHal、OHおよびC1〜C8アルキルからなる群より選 択される)で置換されていてもよい)の群から選択される同種または異種の1〜
    3個の基で置換されていてもよいシクロアルキル]であり、 R1はシクロペンテニルである請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬 的に許容される塩、光学異性体、および水和物。 【請求項174】 RはR34N−R5−であり、 R3およびR4は水素、C1〜C4アルキルおよび(CH2)n−フェニル(nは0〜
    8の整数である)からなる群より選択されるが、R3およびR4は両者とも水素で
    あることはなく、 R5はC1〜C8アルキレンであり、 R1はシクロペンチル、シクロペンテニルおよびイソプロピルからなる群より 選択される請求項1記載の化合物、ならびにそれらの医薬的に許容される塩、光
    学異性体、および水和物。 【請求項175】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[(2−N,N−ジエチルアミノ)エチルアミノ)−9−シクロペンチ ルプリン三塩酸塩; 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(3−N, N−ジエチルアミノ)プロピルアミノ)−9−シクロペンチルプリン三塩酸塩;
    または 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[(2−(フ
    ェニルアミノ)エチルアミノ)−9−シクロペンチルプリン三塩酸塩である請求
    項174記載の化合物。 【請求項176】 請求項1記載の化合物を患者に投与することによる増殖
    亢進性疾患の治療方法。 【請求項177】 増殖亢進性疾患は、新生物疾患状態である請求項176
    記載の方法。 【請求項178】 新生物疾患状態は、白血病、癌、腺癌、肉腫、黒色腫ま
    たは混合型の新生物から選択される請求項177記載の方法。 【請求項179】 白血病は、急性リンパ芽球性白血病、慢性白血病、急性
    骨髄芽球性白血病および慢性骨髄性白血病から選択される請求項178記載の方
    法。 【請求項180】 癌は、子宮頚癌、乳癌、前立腺癌、食道癌、胃癌、小腸
    癌、結腸癌、卵巣癌および肺癌から選択される請求項178記載の方法。 【請求項181】 腺癌は、子宮頚癌、乳癌、前立腺癌、食道癌、胃癌、小
    腸癌、結腸癌、卵巣癌および肺癌から選択される請求項178記載の方法。 【請求項182】 肉腫は、骨腫、骨肉腫、脂肪腫、脂肪肉腫、血管腫およ
    び血管肉腫から選択される請求項178記載の方法。 【請求項183】 黒色腫は、メラニン欠乏性黒色腫およびメラニン性黒色
    腫から選択される請求項178記載の方法。 【請求項184】 混合型の新生物は、癌肉腫、リンパ系組織型、胞状細網
    、細胞肉腫およびホジキン病から選択される請求項178記載の方法。 【請求項185】 増殖亢進性疾患は、新生物疾患状態である請求項176
    記載の方法。 【請求項186】 神経細胞におけるアポトーシスを防止する方法。 【請求項187】 アポトーシスは、抗新生物剤によって誘発される請求項
    186記載の方法。 【請求項188】 アポトーシスは、脳血管性疾患によって誘発される請求
    項186記載の方法。 【請求項189】 アポトーシスは、卒中もしくは梗塞によって誘発される
    請求項186記載の方法。 【請求項190】 請求項1記載の化合物を投与することからなるアポトー
    シスから神経細胞を保護する方法。 【請求項191】 請求項1記載の化合物を投与することからなる抗新生物
    剤によって誘発される障害から神経細胞を保護する方法。 【請求項192】 請求項1記載の化合物の検定可能な量を不活性担体と混
    合または他の方法で会合させてなる組成物。 【請求項193】 請求項1記載の化合物のcdk−2阻害有効量を1種ま
    たは2種以上の医薬的に許容される担体または賦形剤と混合または他の方法で会
    合させてなる医薬組成物。 【請求項194】 ZはCn−(R6'')−Z''によって置換された複素環であ
    る請求項1記載の化合物。 【請求項195】 Z''はナフタレンである請求項194記載の化合物。 【請求項196】 n''は1である請求項195記載の化合物。 【請求項197】 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ
    ]−6−[4−[1−(2−ナフチル)メチル]ピペリジニルアミノ]−9−シ
    クロペンチルプリン三塩酸塩;または 2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]−6−[4−[1−
    (1−ナフチル)メチル]ピペリジニルアミノ]−9−シクロペンチルプリン三
    塩酸塩である請求項194記載の化合物。
JP2000533430A 1998-02-26 1999-02-18 6,9−ジ置換2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]プリン Pending JP2002504552A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US3097598A 1998-02-26 1998-02-26
US13510998P 1998-02-26 1998-02-26
US09/030,975 1998-02-26
US09/247,053 US6479487B1 (en) 1998-02-26 1999-02-09 6, 9-disubstituted 2-[trans-(4-aminocyclohexyl)amino] purines
PCT/US1999/003450 WO1999043675A1 (en) 1998-02-26 1999-02-18 6,9-disubstituted 2-[trans-(4- aminocyclohexyl) amino]purines

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002504552A true JP2002504552A (ja) 2002-02-12
JP2002504552A5 JP2002504552A5 (ja) 2006-04-06

Family

ID=27363758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000533430A Pending JP2002504552A (ja) 1998-02-26 1999-02-18 6,9−ジ置換2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]プリン

Country Status (17)

Country Link
US (1) US6479487B1 (ja)
EP (1) EP1056744B1 (ja)
JP (1) JP2002504552A (ja)
CN (1) CN1143858C (ja)
AP (1) AP1054A (ja)
AU (1) AU747151B2 (ja)
BR (1) BR9909256A (ja)
CA (1) CA2320474C (ja)
EE (1) EE04815B1 (ja)
HU (1) HUP0100889A3 (ja)
IL (1) IL138043A0 (ja)
NO (1) NO328509B1 (ja)
PL (1) PL194174B1 (ja)
SK (1) SK12902000A3 (ja)
TR (1) TR200002463T2 (ja)
WO (1) WO1999043675A1 (ja)
ZA (1) ZA991551B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006514646A (ja) * 2002-12-13 2006-05-11 スミスクライン ビーチャム コーポレーション Ccr5アンタゴニストとしてのシクロヘキシル化合物類

Families Citing this family (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6642231B2 (en) * 1998-02-26 2003-11-04 Aventis Pharmaceuticals Inc. 6,9-disubstituted 2-[trans-(4-aminocyclohexyl)amino] purines
GB9903762D0 (en) * 1999-02-18 1999-04-14 Novartis Ag Organic compounds
US6627633B2 (en) * 1999-03-17 2003-09-30 Albany Molecular Research, Inc. 6-substituted biaryl purine derivatives as potent cyclin/CDK inhibitors and antiproliferative agents
US6969720B2 (en) 1999-03-17 2005-11-29 Amr Technology, Inc. Biaryl substituted purine derivatives as potent antiproliferative agents
FR2793794B1 (fr) * 1999-05-21 2001-07-27 Hoechst Marion Roussel Inc Nouveaux derives de la purine, leur procede de preparation, leur application a titre de medicaments, compositions pharmaceutiques et nouvelle utilisation
ATE322494T1 (de) * 2000-01-07 2006-04-15 Universitaire Instelling Antwe Purin derivate, ihre herstellung und verwendung
YU54202A (sh) 2000-01-18 2006-01-16 Agouron Pharmaceuticals Inc. Jedinjenja indazola, farmaceutske smeše i postupci za stimulisanje i inhibiranje ćelijske proliferacije
HN2001000008A (es) 2000-01-21 2003-12-11 Inc Agouron Pharmaceuticals Compuesto de amida y composiciones farmaceuticas para inhibir proteinquinasas, y su modo de empleo
FR2806626B1 (fr) * 2000-03-22 2003-11-28 Centre Nat Rech Scient Utilisation de substances modulatrices de l'expression ou de la fonction d'une proteine impliquee dans le cycle cellulaire pour le traitement ou la prevention des lesions neurales aigues
JP2004501083A (ja) 2000-04-18 2004-01-15 アゴーロン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド プロテインキナーゼを阻害するためのピラゾール
AU2001277285A1 (en) 2000-08-09 2002-02-18 Agouron Pharmaceuticals, Inc. Pyrazole-thiazole compounds, pharmaceutical compositions containing them, and methods of their use for inhibiting cyclin-dependent kinases
ATE295354T1 (de) 2000-08-18 2005-05-15 Agouron Pharma Heterozyklische-hydroximino-fluorene und ihre verwendung zur inhibierung von proteinkinasen
GB0117075D0 (en) * 2000-10-31 2001-09-05 Aventis Pharm Prod Inc Acyl and sulfonyl derivatives of 6, 9-distributed 2-(trans-1, 4-diaminocyclohexyl)-purines and their use as antiproliferative agents
ATE426603T1 (de) * 2000-10-31 2009-04-15 Aventis Pharma Inc Acyl- und sulfonylderivative 6,9- disubstitutierter 2-(trans-1,4-diaminocyclohexyl)-purine und ihre verwendung als antiproliferative mittel
US6861524B2 (en) * 2000-10-31 2005-03-01 Aventis Pharmaceuticals Inc. Acyl and sulfonyl derivatives of 6,9-disubstituted 2-(trans-1,4-diaminocyclohexyl)-purines and their use as antiproliferative agents
FR2818642B1 (fr) * 2000-12-26 2005-07-15 Hoechst Marion Roussel Inc Nouveaux derives de la purine, leur procede de preparation, leur application a titre de medicaments, compositions pharmaceutiques et nouvelle utilistion
US6756374B2 (en) 2001-01-22 2004-06-29 Hoffmann-La Roche Inc. Diaminothiazoles having antiproliferative activity
US6667311B2 (en) * 2001-09-11 2003-12-23 Albany Molecular Research, Inc. Nitrogen substituted biaryl purine derivatives as potent antiproliferative agents
US6812232B2 (en) 2001-09-11 2004-11-02 Amr Technology, Inc. Heterocycle substituted purine derivatives as potent antiproliferative agents
US7211576B2 (en) 2004-04-20 2007-05-01 Hoffmann-La Roche Inc. Diaminothiazoles
KR100677396B1 (ko) * 2004-11-20 2007-02-02 엘지전자 주식회사 음성인식장치의 음성구간 검출방법
SI2448938T1 (sl) 2009-06-29 2014-08-29 Incyte Corporation Experimental Station Pirimidinoni kot zaviralci pi3k
TW201130842A (en) * 2009-12-18 2011-09-16 Incyte Corp Substituted fused aryl and heteroaryl derivatives as PI3K inhibitors
WO2011075643A1 (en) * 2009-12-18 2011-06-23 Incyte Corporation Substituted heteroaryl fused derivatives as pi3k inhibitors
US9193721B2 (en) 2010-04-14 2015-11-24 Incyte Holdings Corporation Fused derivatives as PI3Kδ inhibitors
US9062055B2 (en) 2010-06-21 2015-06-23 Incyte Corporation Fused pyrrole derivatives as PI3K inhibitors
ES2764848T3 (es) 2010-12-20 2020-06-04 Incyte Holdings Corp N-(1-(fenilo sustituido)etilo)-9H-purina-6-aminas como inhibidores de PI3K
US9108984B2 (en) 2011-03-14 2015-08-18 Incyte Corporation Substituted diamino-pyrimidine and diamino-pyridine derivatives as PI3K inhibitors
WO2012135009A1 (en) 2011-03-25 2012-10-04 Incyte Corporation Pyrimidine-4,6-diamine derivatives as pi3k inhibitors
CN102295594B (zh) * 2011-07-12 2016-01-20 上海医药工业研究院 4-n-取代-1-(3-甲氧基丙基)-4-哌啶胺类化合物及制备和应用
CN102898356B (zh) * 2011-07-29 2015-08-26 上海医药工业研究院 1-(3-甲氧基丙基)-4-哌啶胺及其盐的制备方法
HUE030869T2 (en) 2011-09-02 2017-06-28 Incyte Holdings Corp Heterocyclic amines as inhibitors of PI3K
AR090548A1 (es) 2012-04-02 2014-11-19 Incyte Corp Azaheterociclobencilaminas biciclicas como inhibidores de pi3k
US20150353542A1 (en) 2013-01-14 2015-12-10 Amgen Inc. Methods of using cell-cycle inhibitors to modulate one or more properties of a cell culture
CN103193699B (zh) * 2013-04-18 2015-04-15 安徽赛诺医药化工有限公司 一种制备普卡必利中间体的新方法
CN103508939A (zh) * 2013-06-30 2014-01-15 北京万全德众医药生物技术有限公司 一种制备普卡必利中间体1-(3-甲氧基丙基)-4-哌啶胺的方法
CN103848777B (zh) * 2014-03-18 2016-04-13 悦康药业集团有限公司 一种n-(3-甲氧基丙基)-4-氨基哌啶的合成方法
WO2015191677A1 (en) 2014-06-11 2015-12-17 Incyte Corporation Bicyclic heteroarylaminoalkyl phenyl derivatives as pi3k inhibitors
TWI748941B (zh) 2015-02-27 2021-12-11 美商英塞特公司 Pi3k抑制劑之鹽及製備方法
WO2016183063A1 (en) 2015-05-11 2016-11-17 Incyte Corporation Crystalline forms of a pi3k inhibitor
WO2016183060A1 (en) 2015-05-11 2016-11-17 Incyte Corporation Process for the synthesis of a phosphoinositide 3-kinase inhibitor
US10588907B2 (en) 2015-06-04 2020-03-17 Kura Oncology, Inc. Methods and compositions for inhibiting the interaction of menin with MLL proteins
AR104020A1 (es) 2015-06-04 2017-06-21 Kura Oncology Inc Métodos y composiciones para inhibir la interacción de menina con proteínas mill
MX2018011105A (es) 2016-03-16 2018-11-22 Kura Oncology Inc Inhibidores sustituidos de menina-mll y metodos de uso.
CA3015845A1 (en) 2016-03-16 2017-09-21 Kura Oncology, Inc. Bridged bicyclic inhibitors of menin-mll and methods of use
CZ308029B6 (cs) * 2017-03-20 2019-11-06 Univerzita PalackĂ©ho v Olomouci 2,6-Disubstituované-9-cyklopentyl-9H-puriny, jejich použití jako léčiva a farmaceutické přípravky
US11944627B2 (en) 2017-03-24 2024-04-02 Kura Oncology, Inc. Methods for treating hematological malignancies and Ewing's sarcoma
US11542248B2 (en) 2017-06-08 2023-01-03 Kura Oncology, Inc. Methods and compositions for inhibiting the interaction of menin with MLL proteins
WO2019060365A1 (en) 2017-09-20 2019-03-28 Kura Oncology, Inc. SUBSTITUTED MÉNINE-MLL INHIBITORS AND METHODS OF USE
TW202309030A (zh) 2021-05-07 2023-03-01 美商凱麥拉醫療公司 Cdk2降解劑及其用途
CN115677567A (zh) * 2022-11-15 2023-02-03 大唐环境产业集团股份有限公司 一种4-氨基-1-哌啶丙醇的合成方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997016452A1 (en) * 1995-11-01 1997-05-09 Novartis Ag Purine derivatives and processes for their preparation
WO1997020842A1 (fr) * 1995-12-01 1997-06-12 Centre National De La Recherche Scientifique (C.N.R.S.) Nouveaux derives de purine possedant notamment des proprietes anti-proliferatives et leurs applications biologiques
WO1998005335A1 (en) * 1996-08-02 1998-02-12 Cv Therapeutics, Inc. PURINE INHIBITORS OF CYCLIN DEPENDENT KINASE 2 AND IλB-$g(a)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4232155A (en) 1979-09-13 1980-11-04 Bristol-Myers Company Purine compounds
ATE219519T1 (de) * 1989-01-23 2002-07-15 Chiron Corp Rekombinanttherapien für infektionen und hyperproliferative störungen
AU658698B2 (en) 1991-12-06 1995-04-27 Aventis Pharmaceuticals Inc. Novel trans cyclopentanyl purine analogs useful as immunosuppressants
US5516631A (en) * 1992-10-13 1996-05-14 La Jolla Cancer Research Foundation Method of inhibiting replication of hyperproliferative cells
GB9301000D0 (en) 1993-01-20 1993-03-10 Glaxo Group Ltd Chemical compounds
US5688665A (en) * 1994-01-07 1997-11-18 Fred Hutchinson Cancer Research Center Isolated nucleic acid molecules encoding the p27 KIP-1 protein
GB9414208D0 (en) 1994-07-14 1994-08-31 Glaxo Group Ltd Compounds
CA2297967A1 (en) 1997-08-07 1999-02-18 The Regents Of The University Of California Purine inhibitor of protein kinases, g proteins and polymerases
GEP20033092B (en) 1999-02-01 2003-10-27 Cv Therapeutics Inc Us Purine Inhibitors of Cyclin Dependent Kinase 2 and Ik-Aa
FR2793794B1 (fr) * 1999-05-21 2001-07-27 Hoechst Marion Roussel Inc Nouveaux derives de la purine, leur procede de preparation, leur application a titre de medicaments, compositions pharmaceutiques et nouvelle utilisation

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997016452A1 (en) * 1995-11-01 1997-05-09 Novartis Ag Purine derivatives and processes for their preparation
WO1997020842A1 (fr) * 1995-12-01 1997-06-12 Centre National De La Recherche Scientifique (C.N.R.S.) Nouveaux derives de purine possedant notamment des proprietes anti-proliferatives et leurs applications biologiques
WO1998005335A1 (en) * 1996-08-02 1998-02-12 Cv Therapeutics, Inc. PURINE INHIBITORS OF CYCLIN DEPENDENT KINASE 2 AND IλB-$g(a)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006514646A (ja) * 2002-12-13 2006-05-11 スミスクライン ビーチャム コーポレーション Ccr5アンタゴニストとしてのシクロヘキシル化合物類

Also Published As

Publication number Publication date
AU747151B2 (en) 2002-05-09
TR200002463T2 (tr) 2000-12-21
HUP0100889A2 (hu) 2002-01-28
CN1292789A (zh) 2001-04-25
NO328509B1 (no) 2010-03-08
CA2320474C (en) 2005-05-10
IL138043A0 (en) 2001-10-31
US6479487B1 (en) 2002-11-12
NO20004280L (no) 2000-10-25
WO1999043675A1 (en) 1999-09-02
CA2320474A1 (en) 1999-09-02
BR9909256A (pt) 2000-11-28
HUP0100889A3 (en) 2003-07-28
CN1143858C (zh) 2004-03-31
PL194174B1 (pl) 2007-05-31
EE200000489A (et) 2002-04-15
EP1056744B1 (en) 2003-10-22
SK12902000A3 (sk) 2001-04-09
AP1054A (en) 2002-04-01
AP2000001922A0 (en) 2000-09-30
EP1056744A1 (en) 2000-12-06
PL342604A1 (en) 2001-06-18
EE04815B1 (et) 2007-04-16
AU2770999A (en) 1999-09-15
NO20004280D0 (no) 2000-08-25
ZA991551B (en) 1999-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002504552A (ja) 6,9−ジ置換2−[トランス−(4−アミノシクロヘキシル)アミノ]プリン
US6413974B1 (en) 6,9,-disubstituted 2-[trans-(4-aminocyclohexyl) amino] purines
AU748178B2 (en) 6,9-disubstituted 2-(trans-(4- aminocyclohexyl) amino)purines
JP2007502776A (ja) Rtk阻害剤としての6−置換アニリノプリン類
JP2009529541A (ja) 代謝性障害治療のための8−ヘテロアリ−ルプリンのmnk2阻害剤
NO327776B1 (no) Utvalgte 2,6,9-trisubstituerte purinforbindelser, farmasoytisk preparat omfattende slike og anvendelse for fremstilling av antifugale midler og farmasoytiske preparater for inhibering av celleproliferasjon
WO2010045451A1 (en) Pyrrolopyrimidine compounds
JP4348081B2 (ja) 6,9−二置換2−(トランス−1,4−ジアミノシクロヘキシル)−プリンのアシル及びスルホニル誘導体及び抗増殖剤としてのその使用
US6642231B2 (en) 6,9-disubstituted 2-[trans-(4-aminocyclohexyl)amino] purines
KR100568657B1 (ko) 6,9-이치환 2-[트랜스-(4-아미노시클로헥실)아미노]퓨린
MXPA00008377A (en) 6,9-disubstituted 2-[trans-(4- aminocyclohexyl) amino]purines
CZ20003104A3 (cs) 6,9-Disubstituované 2-[trans-(4- aminocyklohexyl)amino]-puriny, farmaceutické prostředky obsahující tyto sloučeniny a použití
MXPA00008376A (en) 6,9-disubstituted 2-[trans-(4- aminocyclohexyl) amino]purines
ZA200303299B (en) Acyl and sulfonyl derivatives of 6,9-disubstituted 2-(trans-1,4-diaminocyclohexyl)-purines and their use as antiproliferative agents.

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060214

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060214

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20090729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090901

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091130

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100427

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100604