JP2002504203A - 軌条構造 - Google Patents

軌条構造

Info

Publication number
JP2002504203A
JP2002504203A JP50353399A JP50353399A JP2002504203A JP 2002504203 A JP2002504203 A JP 2002504203A JP 50353399 A JP50353399 A JP 50353399A JP 50353399 A JP50353399 A JP 50353399A JP 2002504203 A JP2002504203 A JP 2002504203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
rail structure
elastic intermediate
intermediate plate
structure according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP50353399A
Other languages
English (en)
Inventor
ブルーダー、ミハエル
ラブキン、ミハエル
クラウス、カール−ハインツ
ボーム、エドガー
メルクマン、ゲルハルト
シュウオブ、ペーター
テュベル、クラウス
Original Assignee
フェニックス アクチエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フェニックス アクチエンゲゼルシャフト filed Critical フェニックス アクチエンゲゼルシャフト
Publication of JP2002504203A publication Critical patent/JP2002504203A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
    • E01B9/00Fastening rails on sleepers, or the like
    • E01B9/68Pads or the like, e.g. of wood, rubber, placed under the rail, tie-plate, or chair
    • E01B9/681Pads or the like, e.g. of wood, rubber, placed under the rail, tie-plate, or chair characterised by the material
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
    • E01B9/00Fastening rails on sleepers, or the like
    • E01B9/62Rail fastenings incorporating resilient supports
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
    • E01B9/00Fastening rails on sleepers, or the like
    • E01B9/68Pads or the like, e.g. of wood, rubber, placed under the rail, tie-plate, or chair
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
    • E01B9/00Fastening rails on sleepers, or the like
    • E01B9/68Pads or the like, e.g. of wood, rubber, placed under the rail, tie-plate, or chair
    • E01B9/681Pads or the like, e.g. of wood, rubber, placed under the rail, tie-plate, or chair characterised by the material
    • E01B9/683Pads or the like, e.g. of wood, rubber, placed under the rail, tie-plate, or chair characterised by the material layered or composite
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
    • E01B9/00Fastening rails on sleepers, or the like
    • E01B9/68Pads or the like, e.g. of wood, rubber, placed under the rail, tie-plate, or chair
    • E01B9/685Pads or the like, e.g. of wood, rubber, placed under the rail, tie-plate, or chair characterised by their shape
    • E01B9/686Pads or the like, e.g. of wood, rubber, placed under the rail, tie-plate, or chair characterised by their shape with textured surface

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Railway Tracks (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、固定軌道のような軌条上部構造の軌条構造にして、軌条足とコンクリート枕材の形態の固い支持台6との間に位置し、軌条を固定するネジ7のための2個の貫徹孔を備えた弾性中間板3を有する軌条構造に関する。選択的解決である直列接続の構造をなして、弾性中間板3が、軌条足の直下、弾性中間板3の上方に置かれた弾性中間層1と組み合わされ、その際、中間層1が中間板3から、軌条を固定する役をする金属基礎板2により分離されている。本発明に従えば、弾性中間板3は、ゴム混合物から作られ、突起(結節、活性表面)と凹所(不活性表面)とから構成された新規な構造をもつ3個の構造帯域を有する一体の加硫物から成り、中央帯の活性表面の深さは側方帯の活性表面の深さよりも大きい。本発明は弾性中間板3の他の構造特徴にも関連している。

Description

【発明の詳細な説明】 軌条構造 本発明は固い車道のような軌道上部構造の軌条構造にして、軌条足と固い支持 台(例えば、コンクリート支持板、鋼製台、、コンクリート製台)との間に位置 し、多くの場合、軌条を固定するネジのための貫通孔を備えた弾性中間板を包含 する軌条構造において、該弾性中間板が、 −弾性ゴム混合物、特に天然ゴム(NR)、エポキシ天然ゴム(ENR)、イ ソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、アクリルゴム(ACM)スチ ロール・ブタジエンゴム(SBR)またはこれら弾性ゴムの混合物、特に、NR /SBR−またはNR/BR−混合物、また、充填剤、軟化剤、酸化防止剤およ び、場合によっては他の添加剤から製造された一体の加硫ゴムから成り、 −ほぼ平坦な表面の上側を有し、その下側は、多くの場合軌条横方向に走る少 なくとも1本の排水溝を備えた包囲縁を有しており、該縁が、好ましくは軌条横 方向と軌条長手方向に走る中央平面に関しほぼ鏡面対称をなす全体構造をもつ結 節と凹所を取り囲んでおり、前記下側が多くの場合固い支持層上に直接着座して おり、 −軌条長手方向にほぼ平行に延びる3個の帯域を有し、結節と凹所とから成る システムにおいて、中央帯の構造が、構造が同じの両側方帯の構造に比較して、 中央帯が両側方帯よりも大きいゴム弾性変形性を有する点において相違している 軌条構造に関する。 この種の軌条構造はEP−A−0541884から知られている。ここでは例 えば、弾性中間板に盲孔またはジクザク状の溝を設け、凹所を形成するこの要素 が中央帯内部において両側方帯におけるよりもしばしば現れ、それにより、中央 帯が両側方帯におけるよりも大きいゴム弾性変形性を有することを提案している 。 軌条による遠距離旅客輸送の相当部分が今日では既に多くの国、特に、フラン ス、日本、ドイツにおいて、いわゆる高速度路線により実行されている。欧州に おける1国の高速度路線を、同時に貨物遠距離輸送(路線の混合利用)をも含ま せて国際的に連結させて新しく建設することにより、かかる発展がさらに進んで 来ている。 地上構造、トンネル、橋梁上の所謂“固い軌道”の様な高速度路線の実施態様 においてだけ、以前の割栗構造とは異なって、維持補修費用が減少され、維持費 用の少ない長時間利用が可能になる。 最適の運輸快適性、路線支持台の最小の揺動騒音による被害、軌道への最小の 動的要求、および、軌道の高い利用可能性を達成するためには、弾性中間板に対 し下記要求が課せられる; −静的セカント剛性 CSTAT=10〜30kN/mm 特に15〜25kN/mm (下限15kN,上限50kN) これら要求は、疲労に対する安定性と耐久性(寿命)を考慮すれば、TPE合 成材料を基礎とする型成型品として製造された一体の中間板によっては満足され ない。要求寿命を越える適切な動的補強ファクターをもつCstatに対する上述の 基準値は、構造高さを顕著に増大させることなしにはTPE合成材料によっては 達成されない。これら要求は、弾性ゴム混合物、特にNR,ENR,IR,BR ,ACM,SBR,NR/SBRまたはNR/BRを使用した弾性ゴム混合物か ら製造された加硫ゴムと組み合わせ、また、弾性中間板の適切な構造を採用した 場合にだけ満足される。 本発明の弾性中間板は請求の範囲第1項の特徴に従い下記の構造を特徴として いる: −3個の帯域内の凹所が不活性表面として形成され、該表面が同時に、弾性中 間板の上側を閉鎖限定する底をなしており、中央帯内の不活性表面の深さが、両 側方帯のそれより深くなっており、 −中央帯内の結節の活性表面の全体面積が、各側方帯内の結節のそれよりも小 さく、 −両側方帯がそれぞれ、中央帯よりも大きい表面を有している。 本発明の有効な変形実施例が請求の範囲第2項から第27項に記載されている 。 以下、付図を参照して本発明の実施例を詳しく説明する。 図において、 図1は、直列接続構造をなした弾性中間層と弾性中間板とから成る軌条構造を 示す軌条横方向断面図、 図2は、弾性中間板の下側の透視図、 図3は、弾性中間板の他の実施例の下側の平面図、 図4は、弾性中間板の構造パラメータを示す横方向断面図、 図5は、図3の弾性中間板に対して計測された静的セカント剛性を示す力対距 離ダイアグラムである。 参照番号の説明 1 弾性中間層 2 軌条固定のための基礎板 3、3’ 弾性中間板 4 留め金 5 角度付き案内板 6 (固く注入されたコンクリート踵をもつ)コンク リート台の形態の固い支持台 7 土台ネジ 8 ネジ受け材 9、9’ 包囲縁 10、10’ 結節 11、11’ 結節 12、12’ 結節(部分12a,12b;12’a,12’b ,12’cに多分割) 13、13’ 結節 14、14’ 凹所 15、15’ 凹所 16、16’ 軌条固定のための孔 17、17’ 排水溝 18、18’ 排水溝 19 底 20 上側 A 側方帯 B 中央帯 X 中央平面(軌条横方向) Y 中央平面(軌条長手方向) u 中間板の全体厚さ(活性表面の全体高さ) v 側方帯A内の不活性表面の深さ v’ 中央帯A内の不活性表面の深さ w 中央帯B内の底の厚さ 図1は、直列接続態様をなして弾性中間板3と、中間板の上方、軌条足の直下 に位置する追加の弾性中間層1とが組み合わされた軌条構造を示し、中間層1が 、軌条を固定する役をする金属基板2により中間板3から分離されている。弾性 中間層1はほぼ軌条足の幅を有する。弾性中間板3は、中間層1に比して約2倍 の平面を有し、両エラストマー構造の全体厚みの値は下記の通りである: −弾性中間層1 少なくとも7mm −弾性中間板3 少なくとも10mm 硬い支持台6(コンクリート台)に直接載っている弾性中間板3は、多数箇所 における軌条固定ネジ7のための貫通孔を有している。 他の変形実施例においては、直列接続が好ましい場合にも、弾性中間板3が弾 性中間層1を使用することなく挿入されてもよい。 直列接続においては合成バネ剛性が常に最小単一バネ剛性よりも小さいことが さらに有利である。 本発明の弾性中間板3を詳しく説明する前に、弾性中間層1の有利な変形実施 態様について述べる要がある。すなわち −中間層1は一体の加硫物、特に中間板3と同じ材料を基礎とした加硫物から 成る。弾性ゴム成分が45〜75重量%特に55〜65重量%を占めている。 −中間層1は、ほぼ平面状の上側を有し、下側は、軌条の横方向に走る多くの 場合少なくとも1本の排水溝を備えた周囲を取り巻く縁を有し、該縁が、軌条の 横方向、長手方向に走る中央平面に関してほぼ鏡面対称をなす全体構造をもつ結 節と凹所とから成るシステムを閉じ込めている。不活性平面を形成する凹所は何 処でもほぼ同じ深さを有し、最小深さは3mmである。結節の活性平面と包囲縁 の上面とは無負荷状態においてほぼ平坦な支持面をなしている。 −中間層1においては、 図2において、弾性中間板3は3個の帯域A,Bを有し、結節と凹所とから成 るシステムに関して、中央帯Bと、同じ構造の両側方帯Aとは違った構造を有し ているけれども、両者とも軌条横方向、長手方向とに走る中央平面X、Yに関し ほぼ鏡面対称をなす構造を有している。 包囲縁9は全体として、ときに浸入する水を排出するための軌条横方向に走る 排水溝18を形成されている。 縁9は結節と凹所とから成るシステムを閉じ込めている。中央帯Bの中心領域 に、互いに分離されて配置された4個の結節10が存在する。さらに中央帯Bは 、軌条長手方向に走る中央平面Yの領域に配置され包囲縁9に連結された2個の ウェブ状結節11を有する。 両側方帯Aは、軌条横方向に走る中央平面Xの領域に配置され、包囲縁9に連 結された大きい基礎結節12を有し、各基礎結節は軌条固定ネジのための貫通孔 16を備えている。さらに各基礎結節は軌条長手方向に走る2個の排水溝17を 有し、2個に分割された基礎結節12a,12bを形成している。基礎結節と包 囲縁との間に、縁に連結されず軌条横方向に長い寸法をもつ他の結節13が配置 されている。 図3は変形された弾性中間板3’を示す。ここでは、中央帯B内の4個の中心 結節10’と2個のウェブ状結節11’との活性表面が図2の実施例におけるよ りも小さく形成されている。同時に凹所14’の不活性表面が明らかに大きい。 同じ構造の2個の側方帯A内の結節位置に関しては、第1に、貫通孔16’を 備えた基礎結節が全体として5個の排水溝17’を有し、5個に分割された基礎 結節12’a,12’b,12’cを形成している。第2に、基礎結節と包囲縁 9’との間に、互いに分離して配置された2個の結節13’が存在する。場合に よっては、第3の結節13’(破線で示した)が存在する。側方帯A内の結節1 3’はそれぞれほぼ等しい大きさの活性表面を有し、その大きさはまた、中央帯 Bの結節10’の活性表面の大きさにほぼ等しい。 図2、図3の弾性中間板3、3’は下記のような構造特性を有する。 −3個の帯域A,Bの内部の凹所14、15および14’、15’の不活性表 面は同時に、弾性中間板の上側を閉鎖限定する底を形成しており、その際、中央 帯B内部の不活性表面は両側方帯Aにおけるよりも深い。これに関する構造の詳 細を図4を参照して詳しく説明する。 −中央帯B内の結節10、11および10’、11’の活性表面の全体表面積 は側方帯A内の結節12、13および12’、13’のそれよりも小さい。この 表面観察において包囲縁9、9’は考慮されていない。 −両側方帯Aの表面は中央帯Bのそれよりも大きく、ここで、包囲縁9、9’ は表面観察に含まれていない。 −3個の帯域A、B内の全ての結節10、11、12、13および10’、1 1’、12’、13’の全体活性表面は、3個の帯域A、B内の全ての凹所14 、15および14’、15’の全体不活性表面より小さいか、等しい。 −中央帯Bの軌条横方向の幅は軌条足の幅よりも小さい。 −結節10、11、12、13および10’、11’、12’、13’の活性 表面と、包囲縁9、9’の表面とは、無負荷状態においてほぼ平面状の支持面を 形成している。 図4は図2に示す中間板3に関し二三の構造的パラメータを示している。すな わち −結節10、12bの活性表面の全体高さである全体厚みuは少なくとも10 mm、特に10〜12mmである。 −側方帯A内の凹所15の不活性表面の最小深さvは少なくとも3mm、特に 4mmであり、深さvはほぼ変動しない。 −中央帯B内の凹所14の不活性表面の最小深さv’は少なくとも1mm、特 に2mmであり、側方帯A内のそれよりも大きい。深さv’もまたほぼ変動しな い。 −中央帯B内の凹所14の不活性表面と、上側20との間の底19の最小厚み wは2mm、特に3mmである。 図5は、第3の結節(破線で示す)13’を除いた図3の弾性中間板3’の計 測値(3回の計測の平均値)の記録であり、縦軸に力(kN)、横軸に距離(m m)が示されている。静的セカント剛性は15kN(下限)〜50kN(上限) の領域の曲線から計算され、20.3kN/mmである。 これら計測の基礎になっている弾性中間板は、55〜65重量%の弾性ゴムを 含むNR/SBR混合物であった。160mm×290mmの板寸法の場合、包 囲縁の幅は10mmであった。構造パラメータu、v、v’の値は次の通りであ った: u = 10mm v = 6mm v’= 8mm w = 2mm 計測値が明示しているように、冒頭に要求された静的セカント剛性が達成され ている。 他の試験はさらに、本発明の弾性中間板が動的補強ファクターに関し、冒頭に 述べた要求を満足することを明らかにした。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年9月7日(1999.9.7) 【補正内容】 類似の軌条構造はEP−A−0541884から知られている。ここでは例え ば、弾性中間板に盲孔またはジクザク状の溝を設け、凹所を形成するこの要素が 中央帯内部において両側方帯におけるよりもしばしば現れ、それにより、中央帯 が両側方帯におけるよりも大きいゴム弾性変形性を有することを提案している。 さらに、DE−A−19504937から、結節システムを備えた弾性中間層が 知られている。 軌条による遠距離旅客輸送の相当部分が今日では既に多くの国、特に、フラン ス、日本、ドイツにおいて、いわゆる高速度路線により実行されている。欧州に おける1国の高速度路線を、同時に貨物遠距離輸送(路線の混合利用)をも含ま せて国際的に連結させて新しく建設することにより、かかる発展がさらに進んで 来ている。 地上構造、トンネル、橋梁上の所謂“固い軌道”の様な高速度路線の実施態様 においてだけ、以前の割栗構造とは異なって、維持補修費用が減少され、維持費 用の少ない長時間利用が可能になる。 最適の運輸快適性、路線支持台の最小の揺動騒音による被害、軌道への最小の 動的要求、および、軌道の高い利用可能性を達成するためには、弾性中間板に対 し下記要求が課せられる; −静的セカント剛性 CSTAT=10〜30kN/mm 特に15〜25kN/mm (下限15kN,上限50kN) これら要求は、疲労に対する安定性と耐久性(寿命)を考慮すれば、TPE合 成材料を基礎とする型成型品として製造された一体の中間板によっては満足され ない。要求寿命を越える適切な動的補強ファクターをもつCstatに対する上述の 基準値は、構造高さを顕著に増大させることなしにはTPE合成材料によっては 達成されない。これら要求は、弾性ゴム混合物、特にNR,ENR,IR,BR ,ACM,SBR,NR/SBRまたはNR/BRを使用した弾性ゴム混合 物から製造された加硫ゴムと組み合わせ、また、弾性中間板の適切な構造を採用 した場合にだけ満足される。 本発明の弾性中間板は下記の構造を特徴としている: −3個の帯域内の凹所が不活性表面として形成され、該表面が同時に、弾性中 間板の上側を閉鎖限定する底をなしており、中央帯内の不活性表面の深さが、両 側方帯のそれより深く、また一帯域内において深さがほぼ不変になっており、 −中央帯内の結節の活性表面の全体面積が、各側方帯内の結節のそれよりも小 さく、 −両側方帯がそれぞれ、中央帯よりも大きい表面を有している。 本発明の有効な変形実施例が請求の範囲第2項から第26項に記載されている 。 以下、付図を参照して本発明の実施例を詳しく説明する。 図において、 図1は、直列接続構造をなした弾性中間層と弾性中間板とから成る軌条構造を 示す軌条横方向断面図、 図2は、弾性中間板の下側の透視図、 図3は、弾性中間板の他の実施例の下側の平面図、 請求の範囲 1. 固い車道のような軌道上部構造の軌条構造にして、軌条足と固い支持台( 6)との間に位置し、多くの場合、軌条を固定するネジ(7)のための貫通孔( 16、16’)を備えた弾性中間板(3、3’)を包含する軌条構造において、 該弾性中間板(3、3’)が、 −弾性ゴム混合物、特に天然ゴム(NR)、エポキシ天然ゴム(ENR)、イ ソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、アクリルゴム(ACM)スチ ロール・ブタジエンゴム(SBR)またはこれら弾性ゴムの混合物、特に、NR /SBR−またはNR/BR−混合物、また、充填剤、軟化剤、酸化防止剤およ び、場合によっては他の添加剤から製造された一体の加硫ゴムから成り、 −ほぼ平坦な表面の上側(20)を有し、その下側は、多くの場合軌条横方向 に走る少なくとも1本の排水溝を備えた包囲縁(9、9’)を有しており、該縁 が、好ましくは軌条横方向と軌条長手方向に走る中央平面(X、Y)に関しほぼ 鏡面対称をなす全体構造をもつ結節(10、11、12、13;10’、11’ 、12’、13’)と凹所(14、15;14’、15’)から成るシステムを 取り囲んでおり、前記下側が多くの場合固い支持層(6)上に直接着座しており 、 −軌条長手方向にほぼ平行に延びる帯域(A、B)を有し、結節と凹所とか ら成るシステムにおいて、中央帯(B)の構造が、構造が同じ両側方帯の構造に 比較して、中央帯(B)が両側方帯(A)よりも大きいゴム弾性変形性を有する 点において相違しており、 −3個の帯域(A、B)内の凹所(14、15;14’、15’)が不活性表 面として形成され、該表面が同時に、弾性中間板の上側(20)を閉鎖限定する 底(19)を形成し、中央帯(B)内の不活性表面が、両側方帯(A)のそれよ り深くに位置し、1個の帯域内においては深さ(v、v’)がほぼ不変であり、 −中央帯(B)内の結節(10、11;10’、11’)の活性表面の全体面 積が、各側方帯(A)内の結節(12、13’;13、13’)のそれよりも小 さく、および −両側方帯(A)がそれぞれ、中央帯(B)よりも大きい表面を有している、 ことを特徴とする軌条構造。 2. 請求の範囲第1項に記載の軌条構造において、弾性中間板(3、3’)に 関し、両側方帯(A)内の不活性表面(凹所15、15’)の最小深さ(v)が 3mm、特に4mmであることを特徴とする軌条構造。 3. 請求の範囲第1項または第2項に記載の軌条構造において、弾性中間板( 3、3’)に関し、中央帯(B)内の不活性表面(凹所14、14’)の最小深 さ(v’)が1mm、特に少なくとも2mmであり、両側方帯(A)内のそれよ りも大きいことを特徴とする軌条構造。 4. 請求の範囲第1項から第3項のいずれか1項に記載の軌条構造において、 弾性中間板(3、3’)において、結節(10、11、12、13;10’、1 1’、12’、13’)の活性表面の全体高さである弾性中間板(3、3’)の 全体厚み(u)が少なくとも10mm、好ましくは10〜12mmであることを 特徴とする軌条構造。 5. 請求の範囲第1項から第4項のいずれか1項に記載の軌条構造において、 中央帯(B)内の凹所(14、14’)の不活性表面と弾性中間板(3、3’) の上側(20)との間の底(19)の最小厚さ(w)が2mm、特に3mmであ ることを特徴とする軌条構造。 6. 請求の範囲第1項から第5項のいずれか1項に記載の軌条構造において、 弾性中間板(3、3’)に関し、結節(10、11、12、13;10’、11 ’、12’、13’)の活性表面と包囲縁(9、9’)の上面とが、無負荷状態 においてほぼ平面状の支持表面をなすように形成されていることを特徴とする軌 条構造。 7. 請求の範囲第1項から第6項のいずれか1項に記載の軌条構造において、 弾性中間板(3、3’)に関し、3個の帯域(A、B)内の結節(10、11、 12、13;10’、11’、12’、13’)の活性表面の全体面積が、3個 の帯域(A、B)内の全ての凹所(14、15;14’、15’)の不活性表面 の全体面積よりも小さいか、等しいことを特徴とする軌条構造。 8. 請求の範囲第1項から第7項のいずれか1項に記載の軌条構造において、 弾性中間板(3、3’)の中央帯(B)が、中央領域内に配置され、縁(9、 9’)に連結されていない少なくとも1個の結節を有することを特徴とする軌条 構造。 9. 請求の範囲第8項に記載の軌条構造において、中央帯(B)が、互いに分 離して配置された4個の結節(10、10’)を有することを特徴とする軌条構 造。 10.請求の範囲第1項から第9項のいずれか1項に記載の軌条構造において、 弾性中間板(3、3’)の中央帯(B)が、軌条長手方向に走る中央平面(Y) の領域内に配置され包囲縁(9、9’)に連結された2個のウェブ状結節(11 、11’)を有することを特徴とする軌条構造。 11.請求の範囲第1項から第10項のいずれか1項に記載の軌条構造において 、弾性中間板(3、3’)の両側方帯(A)がそれぞれ、軌条横方向に走る中央 平面(X)の領域に配置され好ましくは包囲縁(9、9’)に連結された大きい 基礎結節(12、12’)を有し、その際、各基礎結節が多くの場合軌条固定の ネジ(7)のための貫通孔(16、16’)を備えていることを特徴とする軌条 構造。 12.請求の範囲第11項に記載の軌条構造において、基礎結節(12、12’ )が、軌条長手方向および/または軌条横方向に走る排水溝(17、17’)を 備え、多分割された基礎結節(12a、12b;12’a、12’b、12’c )を形成していることを特徴とする軌条構造。 13.請求の範囲第11項または第12項に記載の軌条構造において、基礎結節 (12、12’)と包囲縁(9、9’)との間にそれぞれ、好ましくは縁(9、 9’)と連結されていない少なくとも1個の他の結節(13、13’)が配置さ れていることを特徴とする軌条構造。 14.請求の範囲第13項に記載の軌条構造において、基礎結節(12)と包囲 縁(9)との間にそれぞれ、好ましくは軌条長手方向に大きい伸長寸法を有する 単一の結節(13)を備えていることを特徴とする軌条構造。 15.請求の範囲第13項に記載の軌条構造において、基礎結節(12’)と包 囲縁(9’)との間にそれぞれ、互いに分離されて配置された2乃至3個の結節 (13’)が存在していることを特徴とする軌条構造。 16.請求の範囲第15項に記載の軌条構造において、基礎結節(12’)と包 囲縁(9’)との間に配置された結節(13’)がそれぞれ、ほぼ等しい大きさ の活性表面を有し、該結節(13’)の大きさが好ましくは中央帯(B)の領域 に存在する各結節(10’)の大きさにもほぼ等しいことを特徴とする軌条構造 。 17.請求の範囲第1項から第16項のいずれか1項に記載の軌条構造において 、弾性中間板(3、3’)の中央帯(B)の軌条横方向の幅が軌条足の幅よりも 小さいことを特徴とする軌条構造。 18.請求の範囲第1項から第17項のいずれか1項に記載の軌条構造において 、弾性中間板(3、3’)の弾性ゴム部分が45〜75重量%、特に55〜65 重量%であることを特徴とする軌条構造。 19.請求の範囲第1項から第18項のいずれか1項に記載の軌条構造において 、弾性中間板(3、3’)が他の弾性中間層を使用することなく軌条足と固い支 持台(6)との間に配置されていることを特徴とする軌条構造。 20.請求の範囲第1項から第18項のいずれか1項に記載の軌条構造において 、直列接続の構造をなして、弾性中間板(3、3’)が、中間板の上方、軌条足 の直下に配置された追加の弾性中間層(1)と組合わされ、該弾性中間層(1) が、軌条固定の役をする金属基礎板(2)により中間板(3、3’)から分離さ れていることを特徴とする軌条構造。 21.請求の範囲第20項に記載の軌条構造において、追加の弾性中間層(1) が一体の加硫ゴム、好ましくは弾性中間板(3、3’)と同じ合成材料を基礎と する加硫ゴムから成ることを特徴とする軌条構造。 22.請求の範囲第20項または第21項に記載の軌条構造において、追加の弾 性中間層(1)がほぼ平面状の上側を有し、その下側は、多くの場合軌条横方向 に走る排水溝を備えた包囲縁を有し、該縁が好ましくは、軌条横方向および軌条 長手方向に走る中央平面に関しほぼ鏡面対称をなす全体構造をもつ結節と凹所と から成るシステムを取り囲み、不活性表面を形成する凹所がどこでも同じ深さを 有し、さらに、結節の活性表面と包囲縁の上面とが無負荷状態においてほぼ平面 状の支持表面をなすように形成されていることを特徴とする軌条構造。 23.請求の範囲第22項に記載の軌条構造において、追加の弾性中間層(1) が、多くの場合弾性中間板の全体厚さ(u)よりも小さい少なくとも7mmの全 体厚さの場合、3mmの不活性表面の最小深さを有することを特徴とする軌条構 造。 24.請求の範囲第22項または第23項に記載の軌条構造において、弾性中間 層(1)に関し、全ての結節の活性表面の全体面積が、全ての凹所の不活性表面 の全体面積よりも大きいか、等しいことを特徴とする軌条構造。 25.請求の範囲第20項から第24項のいずれか1項に記載の軌条構造におい て、弾性中間板(3、3’)が弾性中間層(1)に比して約2倍の表面要求を有 することを特徴とする軌条構造。 26.請求の範囲第20項から第25項のいずれか1項に記載の軌条構造におい て、合成バネ剛性が常に最小単一バネ剛性よりも小さいことを特徴とする軌条構 造。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AU,CA,C N,HU,JP,KR,RU,US (72)発明者 ボーム、エドガー ドイツ連邦共和国 ゴータ、マイバッハシ ュトラーセ 1 (72)発明者 メルクマン、ゲルハルト ドイツ連邦共和国 ゴータ、ロミリイシュ トラーセ 15 (72)発明者 シュウオブ、ペーター ドイツ連邦共和国 ギュンテルスレーベ ン、シーベルガー シュトラーセ 17 (72)発明者 テュベル、クラウス ドイツ連邦共和国 ゴータ、ホンボルトシ ュトラーセ 27

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 固い車道のような軌道上部構造の軌条構造にして、軌条足と固い支持台( 6)との間に位置し、多くの場合、軌条を固定するネジ(7)のための貫通孔( 16、16’)を備えた弾性中間板(3、3’)を包含する軌条構造において、 該弾性中間板(3、3’)が、 −弾性ゴム混合物、特に天然ゴム(NR)、エポキシ天然ゴム(ENR)、イ ソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、アクリルゴム(ACM)スチ ロール・ブタジエンゴム(SBR)またはこれら弾性ゴムの混合物、特に、NR /SBR−またはNR/BR−混合物、また、充填剤、軟化剤、酸化防止剤およ び、場合によっては他の添加剤から製造された一体の加硫ゴムから成り、 −ほぼ平坦な表面の上側(20)を有し、その下側は、多くの場合軌条横方向 に走る少なくとも1本の排水溝を備えた包囲縁(9、9’)を有しており、該縁 が、好ましくは軌条横方向と軌条長手方向に走る中央平面(X、Y)に関しほぼ 鏡面対称をなす全体構造をもつ結節(10、11、12、13;10’、11’ 、12’、13’)と凹所(14、15;14’、15’)から成るシステムを 取り囲んでおり、前記下側が多くの場合固い支持層(6)上に直接着座しており 、 −軌条長手方向にほぼ平行に延びる帯域(A、B)を有し、結節と凹所とから 成るシステムにおいて、中央帯(B)の構造が、構造が同じ両側方帯の構造に比 較して、中央帯(B)が両側方帯(A)よりも大きいゴム弾性変形性を有する点 において相違している、軌条構造において、 −3個の帯域(A、B)内の凹所(14、15;14’、15’)が不活性表 面として形成され、該表面が同時に、弾性中間板の上側(20)を閉鎖限定する 底(19)を形成し、中央帯(B)内の不活性表面が、両側方帯(A)のそれよ り深くに位置し、 −中央帯(B)内の結節(10、11;10’、11’)の活性表面の全体面 積が、各側方帯(A)内の結節(12、13’;13、13’)のそれよりも小 さく、および −両側方帯(A)がそれぞれ、中央帯(B)よりも大きい表面を有している、 ことを特徴とする軌条構造。 2. 請求の範囲第1項に記載の軌条構造において、弾性中間板(3、3’)に 関し、1個の帯域内の不活性表面がほぼ同じ深さ(v、v’)を有することを特 徴とする軌条構造。 3. 請求の範囲第1項または第2項に記載の軌条構造において、弾性中間板( 3、3’)に関し、両側方帯(A)内の不活性表面(凹所15、15’)の最小 深さ(v)が3mm、特に4mmであることを特徴とする軌条構造。 4. 請求の範囲第1項から第3項のいずれか1項に記載の軌条構造において、 弾性中間板(3、3’)に関し、中央帯(B)内の不活性表面(凹所14、14 ’)の最小深さ(v’)が1mm、特に少なくとも2mmであり、両側方帯(A )内のそれよりも大きいことを特徴とする軌条構造。 5. 請求の範囲第1項から第4項のいずれか1項に記載の軌条構造において、 弾性中間板(3、3’)において、結節(10、11、12、13;10’、1 1’、12’、13’)の活性表面の全体高さである弾性中間板(3、3’)の 全体厚み(u)が少なくとも10mm、好ましくは10〜12mmであることを 特徴とする軌条構造。 6. 請求の範囲第1項から第5項のいずれか1項に記載の軌条構造において、 中央帯(B)内の凹所(14、14’)の不活性表面と弾性中間板(3、3’) の上側(20)との間の底(19)の最小厚さ(w)が2mm、特に3mmであ ることを特徴とする軌条構造。 7. 請求の範囲第1項から第6項のいずれか1項に記載の軌条構造において、 弾性中間板(3、3’)に関し、結節(10、11、12、13;10’、11 ’、12’、13’)の活性表面と包囲縁(9、9’)の上面とが、無負荷状態 においてほぼ平面状の支持表面をなすように形成されていることを特徴とする軌 条構造。 8. 請求の範囲第1項から第7項のいずれか1項に記載の軌条構造において、 弾性中間板(3、3’)に関し、3個の帯域(A、B)内の結節(10、11、 12、13;10’、11’、12’、13’)の活性表面の全体面積が、3個 の帯域(A、B)内の全ての凹所(14、15;14’、15’)の不活性表面 の全体面積よりも小さいか、等しいことを特徴とする軌条構造。 9. 請求の範囲第1項から第8項のいずれか1項に記載の軌条構造において、 弾性中間板(3、3’)の中央帯(B)が、中央領域内に配置され、縁(9、9 ’)に連結されていない少なくとも1個の結節を有することを特徴とする軌条構 造。 10.請求の範囲第9項に記載の軌条構造において、中央帯(B)が、互いに分 離して配置された4個の結節(10、10’)を有することを特徴とする軌条構 造。 11.請求の範囲第1項から第10項のいずれか1項に記載の軌条構造において 、弾性中間板(3、3’)の中央帯(B)が、軌条長手方向に走る中央平面(Y )の領域内に配置され包囲縁(9、9’)に連結された2個のウェブ状結節(1 1、11’)を有することを特徴とする軌条構造。 12.請求の範囲第1項から第11項のいずれか1項に記載の軌条構造において 、弾性中間板(3、3’)の両側方帯(A)がそれぞれ、軌条横方向に走る中央 平面(X)の領域に配置され好ましくは包囲縁(9、9’)に連結された大きい 基礎結節(12、12’)を有し、その際、各基礎結節が多くの場合軌条固定の ネジ(7)のための貫通孔(16、16’)を備えていることを特徴とする軌条 構造。 13.請求の範囲第12項に記載の軌条構造において、基礎結節(12、12’ )が、軌条長手方向および(または)軌条横方向に走る排水溝(17、17’) を備え、多分割された基礎結節(12a、12b;12’a、12’b、12’ c)を形成していることを特徴とする軌条構造。 14.請求の範囲第12項または第13項に記載の軌条構造において、基礎結節 (12、12’)と包囲縁(9、9’)との間にそれぞれ、好ましくは縁(9、 9’)と連結されていない少なくとも1個の他の結節(13、13’)が配置さ れていることを特徴とする軌条構造。 15.請求の範囲第14項に記載の軌条構造において、基礎結節(12)と包囲 縁(9)との間にそれぞれ、好ましくは軌条長手方向に大きい伸長寸法を有する 単一の結節(13)を備えていることを特徴とする軌条構造。 16.請求の範囲第14項に記載の軌条構造において、基礎結節(12’)と包 囲縁(9’)との間にそれぞれ、互いに分離されて配置された2乃至3個の結節 (13’)が存在していることを特徴とする軌条構造。 17.請求の範囲第16項に記載の軌条構造において、基礎結節(12’)と包 囲縁(9’)との間に配置された結節(13’)がそれぞれ、ほぼ等しい大きさ の活性表面を有し、該結節(13’)の大きさが好ましくは中央帯(B)の領域 に存在する各結節(10’)の大きさにもほぼ等しいことを特徴とする軌条構造 。 18.請求の範囲第1項から第17項のいずれか1項に記載の軌条構造において 、弾性中間板(3、3’)の中央帯(B)の軌条横方向の幅が軌条足の幅よりも 小さいことを特徴とする軌条構造。 19.請求の範囲第1項から第18項のいずれか1項に記載の軌条構造において 、弾性中間板(3、3’)の弾性ゴム部分が45〜75重量%、特に55〜65 重量%であることを特徴とする軌条構造。 20.請求の範囲第1項から第19項のいずれか1項に記載の軌条構造において 、弾性中間板(3、3’)が他の弾性中間層を使用することなく軌条足と固い支 持台(6)との間に配置されていることを特徴とする軌条構造。 21.請求の範囲第1項から第19項のいずれか1項に記載の軌条構造において 、直列接続の構造をなして、弾性中間板(3、3’)が、中間板の上方、軌条足 の直下に配置された追加の弾性中間層(1)と組合わされ、該弾性中間層(1) が、軌条固定の役をする金属基礎板(2)により中間板(3、3’)から分離さ れていることを特徴とする軌条構造。 22.請求の範囲第21項に記載の軌条構造において、追加の弾性中間層(1) が一体の加硫ゴム、好ましくは弾性中間板(3、3’)と同じ合成材料を基礎と する加硫ゴムから成ることを特徴とする軌条構造。 23.請求の範囲第21項または第22項に記載の軌条構造において、追加の弾 性中間層(1)がほぼ平面状の上側を有し、その下側は、多くの場合軌条横方向 に走る排水溝を備えた包囲縁を有し、該縁が好ましくは、軌条横方向および軌条 長手方向に走る中央平面に関しほぼ鏡面対称をなす全体構造をもつ結節と凹所と から成るシステムを取り囲み、不活性表面を形成する凹所がどこでも同じ深さを 有し、さらに、結節の活性表面と包囲縁の上面とが無負荷状態においてほぼ平面 状の支持表面をなすように形成されていることを特徴とする軌条構造。 24.請求の範囲第23項に記載の軌条構造において、追加の弾性中間層(1) が、多くの場合弾性中間板の全体厚さ(u)よりも小さい少なくとも7mmの全 体厚さの場合、3mmの不活性表面の最小深さを有することを特徴とする軌条構 造。 25.請求の範囲第23項または第24項に記載の軌条構造において、弾性中間 層(1)に関し、全ての結節の活性表面の全体面積が、全ての凹所の不活性表面 の全体面積よりも大きいか、等しいことを特徴とする軌条構造。 26.請求の範囲第21項から第25項のいずれか1項に記載の軌条構造におい て、弾性中間板(3、3’)が弾性中間層(1)に比して約2倍の表面要求を有 することを特徴とする軌条構造。 27.請求の範囲第21項から第26項のいずれか1項に記載の軌条構造におい て、合成バネ剛性が常に最小単一バネ剛性よりも小さいことを特徴とする軌条構 造。
JP50353399A 1997-06-18 1998-05-28 軌条構造 Pending JP2002504203A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19725638.4 1997-06-18
DE19725638 1997-06-18
DE19744147 1997-10-07
DE19744147.5 1997-10-07
PCT/DE1998/001460 WO1998058125A1 (de) 1997-06-18 1998-05-28 Schienenanordnung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002504203A true JP2002504203A (ja) 2002-02-05

Family

ID=26037516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50353399A Pending JP2002504203A (ja) 1997-06-18 1998-05-28 軌条構造

Country Status (11)

Country Link
US (1) US6471139B1 (ja)
EP (1) EP0990071B1 (ja)
JP (1) JP2002504203A (ja)
KR (1) KR20010013239A (ja)
CN (1) CN1107767C (ja)
AT (1) ATE239138T1 (ja)
AU (1) AU739329B2 (ja)
DE (2) DE59808177D1 (ja)
ES (1) ES2197484T3 (ja)
HU (1) HUP0004092A3 (ja)
WO (1) WO1998058125A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1234075A4 (en) * 1999-11-18 2004-12-15 Lee Gye Jun RAILWAY SUPPORT
DE10048787B4 (de) 2000-09-29 2020-05-07 Bwg Gmbh & Co. Kg Lagerung für einen Gleisabschnitt
KR100448847B1 (ko) * 2002-01-02 2004-09-18 (주)석탑엔지니어링 콘크리트 도상 직결매립식 분기부 레일 고정장치
US7374109B2 (en) * 2006-04-06 2008-05-20 Crown Plastics Company Rail cushion assembly
GB2453575B (en) * 2007-10-11 2011-11-30 Pandrol Ltd Railway rail paid
DE102008028093A1 (de) * 2008-06-13 2009-12-17 Wirthwein Ag Stützpunkt und Befestigung für Schienen auf einer Holzschwelle
DE202008012236U1 (de) * 2008-07-09 2009-04-23 Vossloh-Werke Gmbh Winkelführungsplatte und System zum Befestigen einer Schiene
CN103080422B (zh) * 2010-08-24 2016-05-25 沃斯洛工厂有限公司 用于固定轨道的系统以及轨道固定点的修整方法
JP6371311B2 (ja) * 2013-01-14 2018-08-08 グリーンレイル エス.アール.エル. 複合鉄道枕木
WO2016094965A1 (en) * 2014-12-19 2016-06-23 Sys-Tek Engineering Pty Ltd Rail support system, components and method for control of noise and vibration from ballastless monorail or super narrow gauge railway track systems
CN105527166A (zh) * 2015-12-29 2016-04-27 北京交通大学 一种用于铁路扣件e型弹条受力状态测试的装置
DE102018117453A1 (de) * 2018-07-19 2020-01-23 Schwihag Ag Gleis- Und Weichentechnik Schienenbefestigungssystem
CN110004776A (zh) * 2019-04-09 2019-07-12 扬州华通橡塑有限公司 一种轨道交通用缓冲橡胶垫及其制备方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1792620A (en) * 1929-08-20 1931-02-17 Ralph J Wells Sleeper block for railway rails
US3351283A (en) * 1965-05-18 1967-11-07 Clouth Rhein Gummiwarenfabrik Sound-absorbent railway track
DE2717394C3 (de) * 1977-04-20 1980-10-16 Hoesch Werke Ag, 4600 Dortmund Höhen- und stufenlos seitenverstellbare federnde Schienenbefestigung
GB2024289B (en) * 1978-06-30 1983-03-30 Clouth Gummiwerke Ag Resilient rail support
US4254908A (en) * 1979-08-20 1981-03-10 Tokai Rubber Industries, Ltd. Tie-pad assembly
GB2161524B (en) * 1984-07-13 1988-01-06 Pandrol Ltd Improvements in or relating to rail pads and rail assemblies including such pads
DE3720381A1 (de) * 1987-06-19 1989-01-05 Vossloh Werke Gmbh Vorrichtung zur befestigung von eisenbahnschienen auf fester fahrbahn
GB2207693A (en) * 1987-08-06 1989-02-08 Costain Concrete Company Limit Concrete railway sleepers
OA09065A (en) * 1987-10-19 1991-10-31 Pandrol Ltd Fastening railway rails.
US5203502A (en) * 1989-06-09 1993-04-20 Mckay Australia Limited Ribbed elastomeric rail pad
ES2114884T3 (es) 1991-11-15 1998-06-16 Porr Allg Bauges Superestructura de via con entreplaca.
DE4219472C2 (de) * 1992-06-13 2002-02-07 Hilti Ag Einrichtung zum Lagern von Schienen
FR2705108B1 (fr) * 1993-05-10 1995-08-04 Allevard Sa Dispositif de support et de calage d'un rail de chemin de fer.
AT404607B (de) * 1993-06-30 1999-01-25 Porr Allg Bauges Gleisoberbau mit schienen
US5735457A (en) * 1994-02-19 1998-04-07 Phoenix Aktiengesellschaft Rubber mixture for an elastic intermediate layer for a rail support

Also Published As

Publication number Publication date
ATE239138T1 (de) 2003-05-15
ES2197484T3 (es) 2004-01-01
CN1107767C (zh) 2003-05-07
HUP0004092A2 (hu) 2001-04-28
CN1260850A (zh) 2000-07-19
US6471139B1 (en) 2002-10-29
AU8431998A (en) 1999-01-04
AU739329B2 (en) 2001-10-11
EP0990071B1 (de) 2003-05-02
DE59808177D1 (de) 2003-06-05
DE19823812A1 (de) 1998-12-24
WO1998058125A1 (de) 1998-12-23
HUP0004092A3 (en) 2001-05-28
KR20010013239A (ko) 2001-02-26
EP0990071A1 (de) 2000-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002504203A (ja) 軌条構造
US4775103A (en) Elastically mounted rails for vehicle tracks
KR910019809A (ko) 공기 타이어용 트레드
US4356968A (en) Railroad tie cover
HU222955B1 (hu) Sínelrendezés
US4489884A (en) Railroad tie cover
US3581990A (en) Rail mounting assembly
AU9735998A (en) Rail system
US6027034A (en) Superstructure construction
DE59509124D1 (de) Schienenanordnung
US5735457A (en) Rubber mixture for an elastic intermediate layer for a rail support
US11248349B2 (en) Pad for a railway rail fastening assembly
RU2249642C2 (ru) Опора участка пути
JPH04502945A (ja) レールパッド
AU2012208940B2 (en) Track
JP2000238514A (ja) 空気入りタイヤ
US4773591A (en) Elastic rail pad
JP3068525B2 (ja) 軌道用タイパッド
EP1321577A2 (en) Under-ballast damping device for railroads
GB2244784A (en) Elastomeric mounting
RU2314212C2 (ru) Конструкция протектора шины, предназначенной для ошиповки
JP2002019654A (ja) ゴムクローラ
JPH0430002A (ja) 弾性軌道パッド
PT1279769E (pt) Dispositivo de suporte para carris de via férrea apoiada sobre balastro
GB2154635A (en) Rail insulation pad