JP2002500529A

JP2002500529A - 処方遵守装置及びその装置の使用方法

Info

Publication number: JP2002500529A
Application number: JP54704398A
Authority: JP
Inventors: ディーセクラ，ロナルド; エムセクラ，キャロル
Original assignee: ディーセクラ，ロナルド; エムセクラ，キャロル
Priority date: 1997-04-25
Filing date: 1998-04-24
Publication date: 2002-01-08
Also published as: AU755034B2; IL132424A; EP0978110A2; EP0978110A4; IL132424A0; AU7123598A; WO1998049659A3; WO1998049659A2; US20010009398A1; US6198383B1; CA2287935C; CA2287935A1; US6018289A

Abstract

(57)【要約】処方遵守装置は医師の投薬処方に従う際に患者を補助するものである。本装置は次の薬を服用する時を患者に気付かせ服用されたかどうかを表示する。本装置は、マイクロコントローラ、ディスプレイ、１つ及び複数の服用法用に予プログラムされた投薬処方を格納するためのプログラムメモリ、実時間時計、複数の処方から１つを選択するためかつ最初の投薬の曜日と時間に対し装置をプログラムするためのセレクタ、現時間と次回服用時間とを交互表示するディスプレイ、及び服用すべきときに患者に警告するアラームを備える。セレクタは服用後に患者が作動させるイベントスイッチを有している。これにより服用したことが記録されかつマイクロコントローラがディスプレイに次の服用時間を表示させる。さらに服用回数記録用メモリを備えても良い。本装置は、薬容器に取付可能な程十分小さく、かつワイヤレス・リンクを介して遠隔プログラミングの特性を有している。

Description

【発明の詳細な説明】処方遵守装置及びその装置の使用方法関連出願に対する相互参照本発明は、１９９６年６月１４日付けで出願された国際特許出願No.PCT/US96/ 09241の一部継続出願である。この内容は、本発明の内容に含まれるものである。さらに、１９９５年６月１５日付けで出願された米国予備出願No.60/000,232 、１９９６年６月１４日付出願の国際特許出願No.PCT/US96/09241、及び１９９７年４月２５日付出願の米国予備出願No.60/044,265の出願日の全ての恩恵が、3 5 U.S.C．§119(e)の条項に準じて主張され、さらに、この内容は本発明の内容に含まれる。本発明の背景本発明の技術分野本発明は、医師により与えられた処方薬を服用する指示を遵守する際に、患者の補助をする装置に関するものであり、さらに詳しくは、医師の指示あるいは望ましい処方に対応してプログラム可能である装置に関するものである。背景技術の説明患者（特に付添人の世話を受けている人々）は医師に処方された周期的な時間間隔で薬を服用しており、この時間間隔を記録するための種々の装置が提供されてきた。患者あるいは患者の医療介護提供者が適切な指示を無視した場合、及び非常に頻繁に服用を繰り返したり、あるいは適切な時間に投薬する（すなわち薬を服用する）ことを怠った場合に、患者の身体内の投薬濃度が非常に高くなったり、あるいは非常に低くなったりする。薬を適切な時間に確実に服用するために、米国特許第4,361,408号明細書に開示されている装置のような種々の装置は、患者あるいは患者の世話人に対し、正確な時間に正確な服用量の薬を服用するように気付かせる聴覚的及び／または視覚的刺激（すなわちアラーム信号）を発生させる構成とされている。このような装置は、複雑かつ高価で、プログラムするには不便で、かつ薬を服用する必要がある変化する時間間隔を設定できる程十分な柔軟性を有していない。本発明の概要従って、本発明の一目的は、種々に異なる薬の服用間隔に対応して柔軟な作動性を有し、低コストでかつ簡単に使用できる処方遵守装置を提供することである。本発明の他の目的は、プログラマが処方遵守装置を直接作動させることにより、あるいはワイヤレス・リンクを介して処方遵守装置を遠隔的にプログラムすることにより、容易にプログラム可能な処方遵守装置を提供することである。さらに、異なる薬の服用間隔及び薬のタイプに対応して多様にプログラムする処方箋が装置内にプログラムされてもよい。本発明のさらに他の目的は、薬を服用する内容を記録し、かつ次に服用する薬の時間を表示する処方遵守装置を提供することである。本発明のさらなる他の目的は、前回患者が薬を服用して以来経過した時間を測定するタイマ、及び患者が次の薬を服用すべき時間に作動するアラームを有する処方遵守装置を提供することである。本発明のさらなる目的は、患者の処方箋で残っている投薬回数の計測を続け、かつ回数を表示する（これにより患者は処方箋をいつ再設定すべきかを知ることになる。）処方遵守装置を提供することである。本発明の他の目的は、患者が計画された薬の服用量を間違えたとき、あるいは計画されていない時に薬を服用してしまった時に患者に対して警告する処方遵守装置を提供することである。本発明の更なる他の目的は、ワイヤレス・インターフェイスを介して容易にアクセスすることが可能である形態で、患者が薬を服用する時間を記録する処方遵守装置を提供することである。上記目的及びその他の目的は、マイクロコントローラ、予めプログラムされた一種類及び複数の薬に対する複数の投薬処方を表すデータを格納するプログラムメモリ、装置のタイミング機能を制御する発振器、複数の中から一つの処方箋を選択しかつ選択された処方箋に対応して装置をプログラムするセレクタ、現在時刻と，セレクタにより選択された処方箋に対応して行われるべき次の薬の服用時間と，処方箋に書き留められている服用回数とを代わるがわる表示するディスプレイ、及び患者が薬を服用するように予定されているとき毎に患者に警告するアラームを有する処方遵守装置により達成される。さらに、この装置は、患者が薬を服用する時間を、ワイヤレス・インターフェイスを介して容易にアクセス可能な形態で記録するメモリを有しても良い。薬を服用したことを記録するように薬を服用した後に患者が作動させるイベントスイッチを有しており、このイベントスイッチにより、マイクロコンピュータが、セレクタにより選択された処方に対応して服用するように予定されている次の薬の服用時間の表示を作用させる。このイベントスイッチ及び機能ボタンが、服用すべき薬が従う処方，最初の薬の服用が行われるべき曜日，最初の薬の服用が行われる時間または最初の投薬を始めるまでの食事の指示，及び患者の処方箋における服用回数をプログラムするために設けられている。プログラミングは、機能ボタン及びイベントスイッチを使用して直接的に、あるいはワイヤレス・リンクを介して遠隔的に行われても良い。遠隔地からプログラムするために、本発明はワイヤレス送信機／受信機と入力装置に接続されるように構成された外部ワイヤレス送信機／受信機とを備えている。外部ワイヤレス送信機／受信機は、ワイヤレス・リンクを介してワイヤレス送信機／受信機と通信し、複数の処方の中から一つの処方を選択し、かつこの選択した処方に対応して装置をプログラムする。ディスプレイは、セレクタにより選択された処方の回数を表示する第１の表示領域、今日の曜日と次回薬を服用する曜日とを交互に表示する第２の表示領域、現在の時間と次回薬を服用する時間または食事と処方箋で残っている服用回数とを交互に表示する第３の表示領域、現在時間と次回薬を服用する時間に対してＡＭ記号またはＰＭ記号を交互に表示する第４の表示領域、及び第１の表示領域から第４の表示領域に現在表示されている情報の特徴を示すアイコンを表示する第５の表示領域を有している。図面の簡単な説明本発明のより完全な評価及び本発朋の奏する多くの有利点は、添付の図面とともに以下の詳細な説明を参照することで、容易に解り、かつよりよく理解されよう。図１は、本発明の第１の実施形態に従う処方遵守装置の図である。図２は、図１の処方遵守装置のブロック図である。図３Ａ〜図３Ｅは、処方遵守装置を作動させる際に、従うステップを示す流れ図である。図４は、処方遵守装置内にプログラム可能な通常の投薬処方の例を列挙した表である。図５は、本発明の第２の実施形態に従う処方遵守装置の図である。図６Ａは、ユーザに有用なメニュー選択を示す流れ図である。図６Ｂ〜図６Ｈは、図６Ａで示されたメニューオプションを作動させるときに従う各ステップを示す流れ図である。図７は、薬の服用を記録するメモリ及びワイヤレスプログラミング機構を有する処方遵守装置のブロック図である。図８Ａは、自立型装置としての本発明による処方遵守装置を示している。図８Ｂは、本発明による処方遵守装置及び取付機構の平面図を示している。図８Ｃは、本発明によりボトルに取り付けられた処方遵守装置の断面図を示している。図９は、処方遵守装置内にプログラムされても良い通常の投薬処方の例を列挙した他の表である。好ましい実施形態の説明図面において、同一の参照符号が同一もしくは対応する部材に付されている。図面（特に図１）を参照すると、本発明の第１の実施形態に従う処方遵守装置は、機能ボタン２ａ、リセットボタン２ｂ、装置をプログラムするためのイベントスイッチ４、プログラムされた情報を表示するためのディスプレイ３とを有している。イベントスイッチは、薬を服用した際に患者により作用されるものである。一種類の薬の服用に対する処方遵守装置図２は、本発明の第１の実施形態に従う処方遵守装置のブロック図を示している。図示及び記載された構成は例示されたものであり、あらゆる望ましいハードウエアを使用することも可能である。装置の全体的な機能を制御する（例えば、 Microchip Part No．PIC 16C954）といった８ビットマイクロコントローラ９は、プログラムされた投薬処方を格納するためのプログラムメモリ２０を有している。３２ＫＨｚ圧電結晶発振器７は、装置の全てのタイミングを制御する。プログラムメモリ２０は、好ましくは、チップマスク専用リードオンリーメモリ（ＲＯＭ）であり、あるいはフラッシュメモリまたはＥＥＰＲＯＭのような不揮発性メモリが使われても良い。マイクロコントローラ、プログラムメモリ、発振器の特性パラメータは、図示する目的でここでは単に示しめしているだけであるが、本発明の範囲を制限するつもりはない。同様の構成要素を使用することが本発明の範囲内で予期されている。マイクロコントローラは、機能ボタン２ａ、リセットボタン２ｂ、及びイベントスイッチ４からの入力を受け取り、プログラムメモリ２０内に格納されかつ予めプログラムされた処方に従って、装置機能を制御する。マイクロコントローラ９は、８ビットバス２１を介して、ディスプレイ３を駆動して表示領域３１〜３５内に適切な情報を表示するディスプレイドライバ１１に接続されている。ディスプレイ３は液晶ディスプレイ（LCD）が好ましく、ディスプレイ・ドライバ１１はASIC LCDドライバが好ましい。バッテリ１２は３ボルトバッテリが好ましく、アラーム回路８は、薬を服用するように、視覚的及び／または聴覚的に患者に警告しても良い。しかしながら、同様の装置もまた本発明の範囲内に含まれる。次に、図３Ａ〜図３Ｅを参照して、本発明の上記実施形態による処方遵守装置の作動を記載する。付添人の世話を受けている患者は、医師が処方したように、一定の時間間隔で薬を服用するように指導されている。処方を受けている際には、患者または患者の医療介護提供者は、医師から与えられた指示に従う際に患者を補助する処方遵守装置を使用する。最初に、装置が、リセットボタンを押すことにより、オフ状態からオン状態に切り替えられなければならない（ステップＳ１）。表示領域３５に「SET」アイコンが表示され、装置がセットアップモードにあることを示す。まず、患者は以下のように現在時間をセットする（ステップＳ２及びＳ３）。イベントスイッチ４が押され、マイクロコントローラ９が表示領域３３にて時を表す数字「１２」を明滅させる。「１」から「１２」までの時を表す数字が、イベントスイッチ４を押すことで走査され、適切な時間が表示されたときに機能ボタン２ａを押すことでその時間が選択される。次に、分を表す１０の位の数字が「０」を明滅し、かつ「０」から「５」までの数字が、イベントスイッチ４を押すことで走査される。適切な数字が表示されたときに機能ボタン２ａを押すことで、その数字が選択される。次に、分を表す１の位の数字が「０」を明滅し、かつ「０」から「９」までの数字が、イベントスイッチ４を押すことで走査される。適切な数字が表示されたときに機能ボタン２ａを押すことで、その数字が選択される。次に、表示領域３４が「Ａ」を明減し、かつ患者がイベントスイツチ４を使ってＡＭまたはＰＭに変えてＡＭ時間記号またはＰＭ時間記号を選択し、機能ボタン２ａで選択する。以上で、現在時刻のセットが完了する。次に、患者は服用指示された処方を選択する。イベントスイッチ４を押すと、表示領域３５が「ＲＧＭＮ」と表示し、かつ表示領域３１が「０」を明滅して、患者に対し、イベントスイッチ４を使って走査しかつ所望の処方を選択するように入力要求する（ステップＳ４）。図４は、プログラムメモリ２０内に予めプログラムされてもよい通常のプログラム処方の例を列挙している。これらの処方は、あくまで具体例を列挙したものであって、他の処方も可能である。図４において、一日につき１回または２回または３回または４回または６回薬を服用するための各処方、朝夕食とともにまたは朝昼夕食とともにまたは朝昼夕食及び就寝時に薬を服用するための各処方、及び４８時間毎に一回だけ服用するための処方が提供されている。患者は、イベントスイッチ４を押して、プログラムする各処方を一巡させる。走査する間に、各処方番号が表示領域３１に現れ、かつ各処方の説明が表示領域３５に現れる。これにより、患者はどの処方がどの番号に対応するのかを知る。例えば、「８」が表示領域３１内に現れた時には「３：Ｄ」が表示領域３５内に現れ、プログラムする処方８が１日につき３度服用することに対応することを患者に示す。所望の処方が表示されたときには、機能キー２ａが押され（ステップＳ５）、かつディスプレイ３が、選択された処方に対応する標準的な予めプログラムされたデフォルト回数の中から選択するか、あるいは最初に服用する特別な時間をセットするかを患者に対して入力要求する。薬を服用するためのデフォルト回数が受け容れられるものである場合には、患者はイベントスイッチ４を押して、処方箋における服用数を入力するよう要求される（ステップＳ２１）。その代わりに、患者が最初の服用時間をセットしたいと望む場合には、マイクロコントローラ９が表示領域３３にて時間を表す数字「１２」を明滅させる。患者が食事の各処方のうちのいずれかを選択しない場合には、最初に薬を服用する日の時間が次にプログラムされる（ステップＳ６及びＳ７）。「１」から「１２」の時間がイベントスイッチ４を押すことで走査され、かつ適切な時間が表示されたときに機能ボタン２ａを押すことで、その時間が選択される。次に、分を表す１０の位の数字が「０」を明滅し、かつ「０」から「５」までの数字が、イベントスイッチ４を押すことで、走査される。適切な数字が表示されたときに機能ボタン２ａを押すことで、その数字が選択される。次に、分を表す１の位の数字が「０」を明滅し、かつ「０」から「９」までの数字が、イベントスイッチを押すことで、走査される。適切な数字が表示されたときに機能ボタン２ａを押すことで、その数字が選択される。次に、表示領域３４は「Ａ」を明減し、かつ患者がイベントスイッチ４を使ってＡＭまたはＰＭに変えてＡＭ時間記号またはＰＭ時間記号を選択し、機能ボタン２ａで選択する。以上で、最初に薬を服用すべき時間のセットが完了する。複数の食事の処方の一つが選択された場合には、個人個人によって回数が異なる食事とともに薬を服用すべきである。プログラムメモリ２０は、ほとんどの人が通常食事をする間の標準食事時間（朝食、昼食、夕食）を内部に予めプログラムしている。しかしながら、本装置は、以下で説明するように、異なる食事時間を許容するほど十分に柔軟性があるものである。食事の処方が選択された後、表示領域３３はデフォルト食事時間に対応する「Ｄ」を明滅する。患者がプログラムメモリ２０内にプログラムされた各標準時間に食事をする場合には、「Ｄ」が表示されている時に機能ボタン２ａが押される（ステップＳ８）。患者が標準時間とはそれぞれ異なる時間に食事をする場合には、イベントスイッチ４を押すことで（ステップＳ９）、患者が「Ｄ」と「Ｓ」（‘セット’を意味する）とを相互に変えることができる。「Ｓ」が表示されているときに機能キー２ａを押すことで（ステップＳ１０）、ユーザは自分の朝食時間、昼食時間、夕食時間、及び就寝時間を以下のようにセットすることができる。機能キー２ａが押された後に、「ＢＲＫＦ」が表示領域３５に現れ、かつ「１２」が表示領域３３内で明滅する。患者の朝食時間（時、分、ＡＭ／ＰＭ）が、上述したように、入力される（ステップＳ１１及びＳ１２）。朝食時間のプログラムが終わった後において、選択した特定の処方により作動が変わる。説明する目的で、処方番号１，２，及び３は図４に列挙された食事記号を表す。処方番号２または３が選択された場合には、「ＬＮＣＨ」が表示領域３５内に現れ、かつ時間セット過程が繰り返され、患者の昼食時間をセットする（ステップＳ１３及びＳ１４）。次に、処方番号１，２，及び３の場合に、「ＤＩＮＲ」が表示領域３５内に現れ、かつ患者の夕食時間が同様にセットされる（ステップＳ１５及びＳ１６）。さらに、処方３が選択された場合には「ＢＤＴＭ」が表示領域３５内に現れ、かつ患者の就寝時間が上述したようにセットされる（ステップＳ１７及びＳ１８）。一旦時間／食事記号がプログラムされると、表示領域３２が「ＳＵ」を明滅し、患者に対して最初に薬を服用する曜日をプログラムするように入力要求する。「ＳＵ」から「ＳＡ」までの曜日がイベントスイッチ４を押すことにより走査され（ステップＳ１９）、かつ機能ボタン２ａを押すことにより適切な曜日が選択される（ステップＳ２０）。次に、表示領域３５が「ＣＮＴ」を表示し、患者に対して、現在の処方における服用数を入力するように要求する。表示領域３３が「０」を明減し、かつ患者は、イベントスイッチ４を使って、所望の数字が表示されるまで走査する（ステップＳ２１）。次に、機能ボタン２ａが押して、所望の数字を選択する（ステップＳ２２）。次に、表示領域３５は、患者に対して、現在の処方が継続して予定されている日数の数字を入力するように要求する。表示領域３３は「０」を明滅し、かつ患者は、イベントスイッチ４を使って、所望の数字が表示されるまで走査することができる（ステップＳ２３）。次に、機能ボタン２ａが押して、所望の数字を選択する（ステップＳ２４）。以上で、セットアップ過程が完了する。次に、表示領域３５が「STRT」を表示し、かつ表示領域３３が疑問符（「？」）を表示する。ユーザがイベントスイッチ４を押すと、装置は作動モードに入る（ステップＳ２５）。作動モードとは、ユーザが所望のオプションをプログラムした後に、装置が立ち返るモードであると定める。ディスプレイ３は、現在の時間と次回薬を服用する時間とを交互に表示しても良い。現在時間を表示するときには、表示領域３５は「TIME」を表示し、表示領域３１は患者により選択された処方の番号を表示し、表示領域３３及び３４は現在時刻を表示し、及び表示領域３２は今日の曜日を表示する。次回薬を服用する時間を表示するときには、表示領域３３及び３４は次回薬を服用する時間を表示し、表示領域３２は次回薬が服用される曜日を表示し、表示領域３１は選択された処方の番号を表示し続け、かつ表示領域３５は「NEXT」と表示する。装置がプログラムされ、かつイベントスイッチ４が押されて作動モードに入った後に、患者は最初に薬を服用せねばならない日付と時間とを知る。最初の服用の時間において、マイクロコントローラ９は、アラーム回路８が聴覚的及び／あるいは視覚信号を発生させて、その時間に最初に薬を服用しなければならないと患者に警告する（ステップＳ２６）。この警告信号は、患者が服用しかつイベントスイッチ４を押すまで、あるいは所定時間が経過するまで、断続的に継続して発生される（ステップＳ２７）。この時間の間に、表示領域３５は、次の服用する時間であることを示す「TAKE」と表示する。計画された時間よりも前に、患者が処方された回数以上の服用を行いかつイベントスイッチ４を押した場合には、アラーム回路８が作動し（ステップＳ２８）、かつ表示領域３５が「ＥＲＲ」（ステップＳ２９）を表示し患者が選択した処方に適切に従っていないことを示す。アラーム回路８が作動している間に、患者が計画された時間を過ぎて処方された時間内に服用しなかった場合には、表示領域３５は、患者が計画された薬の服用を怠ったことを示す「ＭＩＳＳ」（ステップＳ３４）と表示する。次に、ディスプレイは、怠ってしまった服用が予定されていた時間を表示し、かつ装置をいかに進行させるか患者に入力要求する（ステップＳ３６）。この時点で、患者がイベントスイッチ４を押して現在の処方を維持する（ステップＳ３７）か、あるいは新たな処方を選択しても良い（ステップＳ３８）。最初の服用の際に、患者はイベントスイッチ４を押す。このイベントスイッチにより、薬を服用したことを記録し、かつマイクロコントローラが、選択された処方に従って行われねばならない次回の薬の服用の時間／食事を自動的に計算し、かつディスプレイ３上にこの計算された時間の表示を作用させるようにする（ステップＳ３９）。さらに、マイクロコントローラは、処方箋に指示された全朋用回数から服用されたものを減じ、残っている服用の回数を更新する。「ＬＥＦＴ」が表示領域３５内に表示される間に、残りの服用回数を示すように、残っている回数が表示領域３３内に表示される（ステップＳ４０）。同様にして、１日の終わりには、マイクロコントローラが、処方内の全日数から１を引き、残っている日数のカウントを更新する。この残日数が表示領域３３内に表示され、残っている日数を表す（ステップＳ４１）。患者の処方が変わる限り、上記の操作手順が繰り返される。処方の服用回数がほとんど使い果たされた場合（すなわち、６服用回数あるいはほとんど残っていない）に、ディスプレイは「ＦＩＬＬ」と表示し、かつアラーム回路が作動される（ステップＳ４２）。患者が医師の指示で再構成された処方箋を有する場合には、複数の作動手順がステップＳ２１にて再開される。さもなくば、患者が処方を完了し、さらなる投薬が必要ない場合には、リセットボタン２ｂを押すことにより装置の電源がオフされる（ステップＳ４３）。複数の種類の薬の服用に対する処方遵守装置図５は、本発明の第２の実施形態に従う処方遵守装置のブロック図を示している。この実施形態において、ユーザは装置をプログラムしても良く、かつ複数の種類の薬の服用状態をモニタしても良い。第１の実施形態のための図２において示された中央処理装置及び支持回路に加えて、第２の実施形態による装置５０は、ディスプレイ５１及びキーパッド５２を有している。ディスプレイ５１は、ユーザに対する情報を表示する８つの文字及び／または複数の図形表示領域を有している。この情報は、ドットマトリックスディスプレイ及び／またはスクロールディスプレイを使用して表示することも可能である。ディスプレイを実施する例示的な方法としては、液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）、ブラウン管（ＣＲＴ）、またはプラズマディスプレイを使用することを含んでいる。図５を参照すると、領域Ｆ１は複数の処方が行われるかどうかをユーザに知らせ、Ｆ２はＦ６及びＦ７内で特定される薬品が使用される特定の投薬処方をユーザに知らせ、及びＦ３は薬を服用するか否かをユーザに知らせる。ユーザが薬を服用する場合にはＦ４が「TAKE」との言葉を表示し、服用しない場合にはＦ４が「NEXT」との言葉を表示する。「OPERATE」モードは、ユーザ側の作用なしに装置が正常に立ち返るモードと定めている。メニュー走査過程中に、領域Ｆ４は選択しうる様々なオプションをユーザに知らせる。さらに、領域Ｆ４は、他の領域内で提供される情報の特性または状態をユーザに知らせるために必要な他の情報を提供する。領域Ｆ５は曜日、時、分、及びＡＭまたはＰＭといった時間情報を表示し、かつＦ６は特定の投薬に対応するメモリスロットを特定するオプションの文字領域である。Ｆ７は特定の投薬を意味するプログラムされた情報をユーザに表示し、Ｆ８は特定の投薬に対するプログラムが作動しているか、あるいは停止しているかをユーザに知らせる。図５に示すように、装置５０はさらに６つのキー（選択５３，メニュー５４、上５５，下５６，スヌーズ５７、イベント５８）を備えるキーパッド５２を有している。所望であれば、数字キーパッド、英数字キーパッド、あるいはコンピュータキーボードといった他のキーを使用しても良い。これらのキーは、装置のプログラム中、及び装置の作動中に使われる。ユーザが、上キー５５及び下キー５６により様々なメニューアイテムの下のオプションをスクロールし、かつ選択キー５３が所望のオプションを選択するために使用される。所定時間間隔以内に選択キー５３を作動させないと、装置は作動モードに復帰する。メニューキー５４の作動が成功することで、領域Ｆ４が図６Ａに示したメニュー選択を表示する。これらのオプションの中から一つが表示されている間に、選択キー５３を押すことで、装置を選択された特定の作動モードにセットする。図５に示すように、キーパッド５２がディスプレイ５１と組み合わされても良い。あるいはキーパッド５２がディスプレイ５１から分離されても良い。複数の薬の処方遵守装置が、スヌーズ・スイッチ５７とイベントスイッチ５８とをさらに有している。領域Ｆ６及びＦ７にて表示された投薬に対して、イベントスイッチ５８を押すことにより、以下の事象が生じる。領域Ｆ４がTAKEとの言葉を表示するときには、今日の日付、現在時間、及び服用薬名が記録される（従って服用を特定している）。次に、領域Ｆ４が、NEXTとの言葉、及び領域Ｆ５で表示される次回薬を服用すべき次の時間を表示する。しかしながら、他の薬の服用が早い時間であるならば、領域Ｆ４は服用に対して適切なNEXTスクリーンあるいはTAKEスクリーンを表示する。領域Ｆ４がNEXTとの言葉を表示し、かつ薬を服用すべき時間が所定時間範囲内であるときには、Ｆ４がTAKEとの言葉を表示するときと同じシーケンスが作用する。しかしながら、領域Ｆ４がNEXTとの言葉を表示し、かつ薬を服用すべき時間が所定時間範囲を越えたときには、現在の時計時間及び今日の日付が薬の服用とともに特定され、この事象が記録される。ユーザが所定時間範囲内に薬を服用し損ねたならば、装置は次の適切な薬の服用時間に進む。さらに、スヌーズ・ボタン５７がアラームを止めるために使われる。次に、再びユーザに警告する前に、アラームが一定期間停止する。以下において、本発明の第２の実施形態に従う処方遵守装置の作動が図６Ａから図６Ｈを参照して記載する。図６Ａは、メニューキー５４を押すことでスクロール可能であってユーザが選択できる選択事項を示している。図６Ａに示されたメニュー選択事項は、時間（ステップＳ５０）、ビュー（ステップＳ６０）、服用法（ステップＳ７０）、アラーム（ステップＳ８０）、ロック（ステップＳ９０）、ハロー（ステップＳ１００）、及び実行（ステップＳ１１０）との各種オプションを有しており、これらは図６Ｂから図６Ｈに対応して以下で説明される。ユーザは、メニューキー５４を押すことで各オプションをスクロールし、次に選択キー５３により所望のオプションを選択する。図６Ｂは、現在時刻を表示あるいは編集するために必要なプログラムステップを表している。時間オプションが図６Ａにおいて選択された（ステップＳ５０）後に、ユーザは現在時間を表示するかまたは現在時間を編集するかを選択する（ステップＳ５１）。ユーザがステップＳ５１において現在時間を表示することを選択し、かつ実行オプションを実行した（ステップＳ５３）ならば、現在時間が領域Ｆ６内に表示され（ステップＳ５４）、装置が作動モードに復帰する。ユーザがステッブＳ５１において現在時間を編集することを選択したならば、ユーザは各時間（曜日、時、分）をスクロールし、所望の時間を選択する（ステップＳ５２）。実行オプションを行った後に（ステップＳ５３）、編集された時間が領域Ｆ６に表示され、装置が動作モードに復帰する。図６Ｃは、装置内にプログラムされた異なる複数の服用薬を見るプログラムステップを示している。ビューオプションが図６Ａで選択された（ステップＳ６０）後に、ユーザは様々な薬を服用する各回数をスクロールする（ステップＳ６１）。薬が服用されるべき回数が領域Ｆ５内に表示され、薬を特定するものが領域Ｆ６及びＦ７内に表示される。次に、ユーザは実行オプションを選択し（ステップＳ６２）、装置は動作モードに復帰する。図６Ｄは、特定の薬の服用法（medication）を調べ、省略し、あるいはカスタマイズするためのプログラムステップを示している。図６Ａにおいて、服用オプションが選択された後に（ステップＳ７０）、ユーザはスクロールしかつ様々な服用法のうちの一つを選択する（ステップＳ７１）。服用法を選択する際に、ユーザが「LAST」、「FUTURE」、「OMIT」、及び「PROGRAM」を有するオプションをスクロールし、選択する（ステップＳ７２）。「LAST」オプション（ステップＳ７３）は服用すべき最後の時間をユーザに知らせる。「FUTURE」オプション（ステップＳ７４）により、ユーザは服用すべき将来の時間をスクロールし、かつ「OMIT」オプション（ステップＳ７５）により、ユーザは選択された服用に対するプログラムを一時的に止める。服用に対するオン／オフ状態が領域Ｆ８内に表示される。「PROGRAM」オプション（ステップＳ７６）により、ユーザは選択した薬の服用法に対する複数のプログラムパラメータをセット（カスタマイズ）する。図６Ｅは、各プログラムパラメータをセットするために必要とされた各プログラムステップを示している。プログラムオプションが図６Ｄにおいて選択された（ステップＳ７６）後に、ユーザは図６Ｅにおいて選択した服用法を特定するカスタマイズされた情報を入力する（ステップＳ７７ａ）。このカスタマイズされた情報は領域Ｆ７にて表示される。ステップＳ７７ａが実行された後に、曜日毎の処方（すなわち、１／毎日１日１回；２／毎日１日２回；３／毎日１日３回；及び４／毎日１日４回）（ステップＳ７７ｃ）、及びユーザが時間間隔を選択して薬を服用する時間毎の処方（ステップＳ７７ｄ）とを有する複数の処方オプションの中から選択する。さらに、定期的処方（月周期）、食事処方（食事時間）、カスタマイズ処方（カスタマイズされた時間間隔）、及び記録処方（薬を服用する時間を記録する）が含まれる。定期的処方を選択した際には、ユーザが薬を服用する周期における日数の数字を入力する（ステップＳ７７ｅ）。次に、ユーザが月内の日数を入力し（ステップＳ７７ｆ）、ユーザが薬の服用を開始したい月内の開始日を入力し（ステップＳ７７ｇ）、及び今日の日付を入力する（ステップＳ７７ｈ）。さらに、ユーザは、曜日毎の処方、時間毎の処方、及び定期的な処方に対して最初に薬を服用する時間を入力する（ステップＳ７７ｍ）。食事オプションを選択した後に、ユーザは食事に対応して、食後に、あるいは食前に、薬を服用する選択をする（ステップＳ７７ｊ）。カスタマイズオプションを選択した後に、ユーザは特定の時間間隔を入力する（ステップＳ７７ｋ）。記録オプション（ステップＳ７７ｌ）は薬を服用する時間を記録する。ユーザは実行オプション（ステップＳ７７ｎ）を選択して、装置を通常作動モードに復帰させる。図６Ｆは、各アラームオプションをプログラムするプログラムステップを示している。図６Ａにおいて、アラームオプション（ステップＳ８０）が選択された後に、ユーザは低アラーム、高アラーム、またはバイブレータアラームを選択する（ステップＳ８１）。次に、ユーザは実行オプション（ステップＳ８２）を選択して、装置を通常作動モードに復帰させる。図６Ｇは、ロックオプションをプログラムするために必要とされるプログラムステップを示している。図６Ａにおいて、ロックオプション（ステップＳ９０）が選択された後に、ユーザは装置のプログラム特性をロックするか、またはロックを外すかを選択する（ステップＳ９１）。ユーザがプログラム特性をロックしたいならば、ユーザがステップＳ９３にてコードを入力する。コードは、数字あるいは文字の値の全ての組合せを有しても良い。ユーザがプログラム特性のロックを外すことを選択したならば、ユーザは装置のロックを外すためのコードを入力する（ステップＳ９２）。次に、ユーザは実行オプションを選択し（ステップＳ９４）、装置を動作モードに復帰させる。図６Ｈは、ハローオプションをプログラムするために必要な複数のプログラムステップを示している。図６Ａにおいて、ハローオプションが選択された（Ｓ１００）後に、ユーザは電話・名前情報、または食事時間情報を入力しても良い（ステップＳ１０１）。ユーザが電話・名前情報を入力することを選択したならば、ユーザは所望の電話・名前情報を入力し（ステップＳ１０２）、次に他の名前と電話番号を入力するように選択する（ステップＳ１０４）。ユーザがさらに他の電話番号と名前を入力することを望むならば（ステップＳ１０４にてＹＥＳ）、プログラム手順はステップＳ１０２に復帰する。ユーザが電話番号及び名前を他に入力したくないならば（ステップＳ１０４にてＮＯ）、ユーザは実行オプションを選択し（ステップＳ１０５）、装置は作動モードに復帰する。ステップＳ１０１において、ユーザが食事時間情報を入力することを選択するならば、ユーザはステップＳ１０３にて、朝食、昼食、及び夕食のそれぞれに対する所望の時間を入力する。所望の食事時間情報が入力された後に、ユーザはステップＳ１０５にて実行オプションを選択し、装置は動作モードに復帰する。ワイヤレス出力図７は本発明の第３の実施形態を示している。この実施形態に従う処方遵守装置のプログラム及び作動は、大半の態様において、第１の実施形態及び第２の実施形態のプログラム及び作動と同様であるので、同様の特徴点の記載については省略する。図７を参照すると、処方遵守装置は、さらにワイヤレス・リンク（図示せず）を介して、外部のワイヤレス送信機／受信機４１と通信するワイヤレス送信機／受信機４０（Microchip Part No．SFH485）を有している。外部ワイヤレス送信機／受信機４１は、ワイヤレス送信機／受信機４２と、パーソナルコンピュータのような入力装置への接続のためのインターフェイス４３とを有している。インターフェイスは、標準ＲＳ−２３２シリアルインターフェイスが好ましく、情報を送信しかつ受信するための好ましい実施形態では赤外線技術が使用される。パーソナルコンピュータがソフトウエアを実行する。これにより複数の機能ボタンを使って直接プログラムする代わりに、装置がパーソナルコンピュータを介してプログラムされる。第１の実施形態及び第２の実施形態に対する上述したプログラム手順が、本実施形態ではパーソナルコンピュータ上で実行される。よって、上述した複数のパラメータ（時間、食事、薬の数等）をパーソナルコンピュータ・キーボードを介して単純に入力することにより、装置をプログラムすることがより簡便に行われる。パーソナルコンピュータを介しての患者によるあるいは患者の医療介護提供者による情報入力は、ワイヤレス送信機／受信機４２により伝送され、ワイヤレヌ送信機／受信機４０により受信され、かつ第１の実施形態及び第２の実施形態に対して記載された複数のボタンを介して、あたかも直接入力しているかのように処理される。ワイヤレス送信機／受信機４０は外部装置に現在の装置の状態を折り返して伝送し、かつ情報がディスプレイ３，５１上に表示される。図７の装置は、さらに、イベントスイッチ４，５８が押されたときに、患者が各薬を服用したことを記録する不揮発性メモリ１０を有している。薬を服用したといった情報は、ワイヤレス・リンクを介してアクセス可能である。そのため、医師は、薬を服用する際に患者が処方を守っているかを調べることができる。好ましい実施形態の不揮発性メモリ１０は８ＫＢシリアルＥＥＰＲＯＭ（Microc hip Part No.24LC08B）であるが、本発明の範囲を逸脱すること無しに同等のメモリを使用しても良い。パーソナルコンピュータ上で装置をプログラムした後に、装置の患者による操作は、第１の実施形態及び第２の実施形態に対して上述した操作と同様である。ワイヤレス送信機／受信機４０は、振幅変位電鍵操作（ＡＳＫ）変調を使用して、外部ワイヤレス送信機／受信機へもしくは外部ワイヤレス送信機／受信機から赤外線エネルギを送信／受信する。赤外線技術は、図示の目的で単に開示したに過ぎず、他の各種ワイヤレス技術及び各種変調方法が本発明の範囲内であると考えられる。さらに、処方遵守装置が、各装置に付され、かつ遠隔地からプログラムするときに特定の装置を区別する目的のためにプログラムメモリ２０内に格納された固有のＩＤ番号を有している。装置をプログラムすることに関連して、曜日、時間、及び他のパラメータのような各種パラメータがグローバルレジスタ内にセットされても良い。ここで、服用法特定パラメータが固有のレジスタ内にてプログラムされる。ユーザが各レジスタに対し装置内にプログラムされた情報を再考でき、かつ他の関連する情報を再考できるように、追加の可能性を有しても良い。この情報は、装置自体及び／またはワイヤレス・コンピュータ・インターフェースを介して再考されても良い。イベントスイッチ４，５８の作動により、随時データが不揮発性メモリ内に格納される。さらに、このような随時データは固有にする特性と関連している。これにより特定の療法すなわち治療の使用が追跡されうる。文字あるいはシンボルにより個々のレジスタを区別することに加えてあるいはその代わりに、装置が、名前や記載（すなわち、黄色錠剤、利尿剤等）によりレジスタに関連づけられて特定の薬剤を互いに区別する情報といった使いやすい情報を備えてもよい。さらに、使用説明書が、ユーザに有用な情報（すなわち、食物とともに服用；牛乳を避ける等）を提供する注意とともに提供されても良い。このような両タイプの追加の情報は、以下で記載するように音声形態または文字形態のいずれかで適切な時間にリコール及び表示するように、各レジスタにアクセス可能であろう。さらに、本装置のワイヤレス放射は、その一部（要素）を変換して第二の装置を駆動させるように使用することも可能である。よって、アラームに関連したワイヤレス信号を放射することは、複数の第２のアラームを駆動させるための信号として使用することも可能である。これらの第２のアラームは、聴覚障害者あるいは視覚障害者である各個人に警告するため、精神的あるいは身体的ハンディキャップを負った各個人に服用法を与えるよう、各供与システムに警告するため、またはその他多様なタイプの全装置を作動させるために、使用することが可能である。規格化された設定の範囲内で、アラームロジックにより起動される処方遵守装置からの放射は、投薬ステーションあるいは治療ステーションと関連させて使用されても良く、あるいは同様に、患者に対して特定の投薬あるいは治療を施す時間になったことをスタッフに警告することに使用されても良い。よって、本発明によると、薬局における治療の処方の予定及び計画が、医師または他の介護提供者により、処方遵守装置内にプログラムされても良い。この実施形態において、装置は、処方された方法で及び／または処方された時間にスタッフが投薬すなわち治療を提供するように指示する機能を行うこと供与が可能である。本発明において、この処方遵守装置は、イベントスイッチの駆動とともに、あるいは薬剤ボトル等を開封することにより受動的に出力されるワイヤレス放射に対する可能性を備えている。ワイヤレス放射は独立したユニットの特定のサインを担持し、かつ独立した各受信機により集められることができる。従って、放射データの収集は、投薬及び治療の適切に行ったかを評価かつ測定するために、かつ重大な無視あるいはエラーが生じた（例えば、投薬が適切に行われなかった）ならば、警告／アラーム状態を提供するために使用することが可能である。さらに、ワイヤレス放射出力は、他の装置（すなわちデバイス）により同時発生の信号放射を作用させるために使用することも可能である。処方遵守装置及びその他の装置による同時発生のワイヤレス放射は、とても狭い時間シーケンスで独立した記録器により受信されることが可能である。従って、作動と各機器との一時的・近接的関連が形成される。例えば、「イベントスイッチ」の処方遵守装置に対する作動は、独立した受信機により集められかつ他とは区別された適切な患者の装置が信号を放射する信号を発生する。さらに、この信号は受信機により集められる。受信機ＩＤ、処方遵守装置ＩＤ、及び患者ＩＤの相互関係を介してデータセットが生成され、特定の作動、特定の場所、特定の投薬、及び特定の患者の相互関係が形成され得る。取付装置図８Ａ、図８Ｂ、及び図８Ｃは、種々の容器、及び平坦あるいは湾曲している表面に取り付けられた処方遵守装置を示している。図８Ａは、鍵のチェーンあるいはペンダント（図示せず）として使用を容易にするチェーンまたは輪への取付を可能にする適用部を裏面に有するプラスチックのケース内に納められた自立装置としての処方遵守装置を示している。装置は、柔軟性がありかつ湾曲した容器の形状または平坦な表面に適応するために曲げることができる襟部（図８Ｂ及び図８ＣのＡ）内に丁度収まっている。「翼部」及び襟部の裏面は、表面または容器への取付器具を接着する接着剤で覆われている（図８Ｃ）。狭い構成が必要な所に対する応用において、「翼部」が点Ｄ（図８Ｂ内）にて切り取られてもよく、かつ表面への取付は、襟部Ｃ（図８Ｃ内）の裏面上の接着剤を介して唯一的に取り付けられることも可能である。よって、本発明による処方遵守装置は、接着、革ひも、ベルクロ（登録商標）、機械的取付具、容器それ自体の構成要素として一体の部材、あるいはその他あらゆる取付具の方法により投薬容器に取り付けても良い。さらに、装置は自立して作動し、かつ投薬容器に取り付けられる必要もない。装置は、広配列の医療搬送システム及び自立したユニットとともに、あるいはその一部として使用されることが可能である。医療容器とは独立した自立したユニットは、置時計、ペンダント、キーチェーン、あるいは腕時計として（あるいはそれらの一部として）の使用を有している。他の自立した応用は、ポケットベルまたはセルラーテレホンに対して使用される構成、または一般人により容易に実行されうるその他の同様な構成と同様な構成を有している。さらに、本装置を薬容器に取り付けること、及び薬容器の一部として一体構成とすることに加えて、本発明は、ブリスタパック、薬箱、丸薬箱、または薬剤を供給することを目的としたその他全ての容器とともに、または一部として使用可能な各種処方遵守装置を記載している。さらに、本装置は、キャビネット、またはカート、または施設向き設定において投薬（すなわち治療）を施す際にともに使用されるその他同様の装置と一体形成するか、またはそれらを使用することが可能である。アラーム上述したように、本装置は、回路を起動して、患者に薬を服用するときを警告する。これらのアラーム可能性は、聴覚信号及び視覚信号に加えて、バイブレータあるいは信号に匹敵するモードのような触覚信号、記録器あるいはデジタル発生器を介して得られる音声信号、及び複数の第２の装置（例えば、各種アラーム、患者補助器具等）の起動を作用させるための、あるいはいくつかの活動形態をとる（例えば、投薬または治療を提供する）医療人員あるいはその他の人員に警告するための、変換要素としてのワイヤレス出力の使用を有している。処方遵守装置がユーザに情報を伝達する道は、触覚信号、視覚信号、及び聴覚信号を有している。ポケベルで使用されるバイブレータのような触覚刺激、あるいは同様の刺激を使用することで、会社で他人に警告することなしにユーザに警告することが可能な離散信号がユーザに提供される。触覚刺激の作動は、視覚刺激及び聴覚刺激に対して記載された方法と類似の方法でなされる。さらに、本発明による装置は、記録された信号の使用を有しており、ユーザに特定情報及び／または指示情報を提供する。各処方装置がこれらの可能性を達成するために、これらの処方装置は、マイクロホン、スピーカ、及び固体記録装置を具備していても良い。記録モード時には、ユーザは投薬及び／または適切な用法の特定に関する音声入力を提供することが可能である。ユーザ（または医療介護提供者）の記録された情報の使用は、装置のマイクロプロセッサ（あるいは複数のマイクロプロセッサ）のレベルで使用されるロジック毎に生じ、かつユーザにより記録された情報に加えて予め記録された情報を組み込んでも良い。よって、記載した多様な薬装置により、特定のレジスタ内のロジックが、「ＰＭ１０時；黄色錠剤を服用；食事と共に服用」のように、記録されたシーケンスの巻き戻しを命令するために使用されても良い。このようなシーケンスは、ユーザが記録した信号及び予め記録された信号を組み合わせても良く、ユーザに治療の種目、使用時間、特別な指示、及びその他の適切な各種パラメータを警告する。このようなシーケンスは多種投薬装置内の複数の特定レジスタ内で適切に使用され、よって適切なタイミングと特定の投薬の正しい使用に対しての実際的な忠告をユーザに提供する。さらに、ユーザの初歩の行動は、視覚的ＩＤまたは記録されたＩＤと処方情報とを表示することを始める必要があっても良い。よって、処方装置は、最初に、聴覚的刺激、視覚的刺激、あるいは触覚的刺激を発生してもよく、次に、ユーザの行動により、装置が適切な聴覚情報及び／または視覚情報を表示する。このような聴覚的情報または視覚情報のような表示は、上記情報を聞き取る際または見る際に、ユーザのプライバシーを保護するような方法（例えば、イヤホン）で、達成されても良い。処方予定表表１は、午前、正午、午後等に対する各服用インターバルの概要を示したものである。通常、患者は１４時間の間起きており、これが最も良く患者が取りやすい一日の服用インターバルである。１４日が、患者が薬を服用するのに望ましい一連の時間間隔に分けられる。あるいは、投薬時間間隔が、食事時間（例えば、朝食前、朝食後、昼食時等）に対応しても良い。図９は、ユーザが容易に服用すべき薬を調節できるようにする追加のプログラム処方を示している。表１で示したような行列内で生成された特定の時間を使用することで、処方１，２，３，及び４のような図９にて特定された最も一般的な処方に基づいて薬を服用するように、患者用に適切な時間の単純定義を可能とする。これらの簡単な処方により記述されない薬の服用が、追加の処方により処理されても良い。処方０は、患者が定義し直すことが許された（例えば、薬を服用するときには、１日に９回の特定時間）十分にカスタム用の処方である。処方５は、処方された間隔で服用しなければならない服用法のために構成されており、最大９９時間までの間隔に適用できる。処方６は、ある薬の服用後、別の薬を服用してはいけない特定の間隔を定めるように作用する。処方７は、投薬する月ごとの周期を定めている（すなわち、患者は一日の間あるいはその他の周期の間における薬を服用する期間または薬を服用してはいけない期間を知らされる。処方８，９，及び１０は、各食事と関連して施されるべき投薬を使用するためである。これらの処方は、 8:00 AM、12:30 PM、及び6:00 PMのデフォルト時間を有しても良いが、患者は、患者自身の予定に適する時間にセットすることが可能である。処方１１は、イベントボタンの作動のみが記録されたモードのみの記録である。図９において示した処方をプログラムすることは、第１の実施形態及び第２の実施形態において記載した各プログラムステップと同様である。手短に記載すると、図９内の各処方のうちから一つをプログラムするために、ユーザはその日の現在時間をセットし、かつ所望の処方番号を選択する。処方０をプログラムするためにＴ１〜Ｔ９に対する各時間がセットされる。一連の各時間は、設定０：００により終了するようにしてもよい。処方１〜４に対して、行われるべき最初の薬の服用の時間がセットされ、かつ服用した時間が自動的に適切に計算される。処方５に対して、最初の薬の服用の時間及び所望の時間間隔がセットされる。時間間隔は０と１００の間の全ての数字としてセットされても良く、あるいは、時間間隔は、シーケンス１時間，２時間，３時間，４時間，６時間，８時間，１２時間，２４時間，３６時間，４８時間，６０時間，７２時間，８４時間，９６時間から選択しても良い。各服用時間は、間隔時間を最初の服用時間あるいは前もって計算された服用時間に足すことにより自動的に計算される。処方６に対して、時間間隔が０と１００の間の数字としてセットされるか、またはシーケンス１時間，２時間，３時間，４時間，６時間，８時間，１２時間，２４時間，３６時間，４８時間，６０時間，７２時間，８４時間，９６時間から選択しても良い。服用時間は、間隔時間を最初の時間あるいは前もって計算された服用時間に足すことにより自動的に計算される。処方７に対して、最初に行われる服用の時間がセットされる。次に、日数（すなわち、処方が行われる連続した日の数）がセットされる。周期での日々（すなわち、月内の日々すなわち日数）と、今日の日付または周期内の日数がセットされる。周期における開始日がセットされ、かつ服用回数が自動的に計算される。さらに、本装置は周期のうちのどの日に薬の服用がなされるかをユーザに知らせる。ユーザが新しい周期の最初の服用時間を入力するときに、本装置は、周期内の日に対する新しい値を入力するようにユーザに対して入力要求する。例えば、ユーザが各月の１６日から２５日に薬を服用することを望み、かつ今日が４月９日であると仮定する。この場合には、服用日数＝１０、周期の日数＝３０、今日の日付＝９、及び開始日＝１６である。処方８に対して、ユーザは朝食（08:00 AM)、昼食（12:30 PM)、及び夕食（6: 00 PM）に対するデフォルト時間を走査しかつ選択し、さらに、ユーザがデフォルト時間を変更することも可能である。処方９に対して、ユーザは朝食（08:00 AM）、昼食（12:30 PM）、及び夕食（ 6:00 PM）に対するデフォルト時間を走査しかつ選択し（及びデフォルト時間を変更しても良い）、服用時間は選択した食事時間に２時間を加えることにより自動的に計算される。処方１０に対して、ユーザは朝食（08:00 AM）、昼食（12;30 PM）、及び夕食（6:00 PM）に対するデフォルト時間を走査し（及びデフォルト時間を変更しても良い）、服用時間は選択した食事時間から１時間を引くことにより自動的に計算される。第１の実施形態及び第２の実施形態にて示したイベントスイッチは、年輩の人による作用が難しくないようなサイズであるべきである一方で、同時に偶発的な作動に対しては保護するものである。装置の偶発的電源オフに対して保護するように、リセットスイッチは、その作動が細い針状物を必要とするようなサイズである。機能ボタンは、装置がセットアップモードで無いときには、アラーム回路を不稼働にすることを除いて影響を与えないので、機能ボタンの偶発的電源切断は害を与えない。さらに、低バツテリー表示器を具備している。電池が最後に交換された時から一定の日数が経過した後に、ディスプレイが「BAT」と表示して、電池がまもなく交換されるべきであることを警告する。電子回路構成及びプログラムパラメータ本発明は、従来の汎用デジタルコンピュータ、あるいは本明細書の記載に従ってプログラムされたマイクロプロセッサを使用して、簡便に実現されても良い。上記記載はコンピュータの分野の当業者には明確である。適切なソフトウエア符号化が、本発明の開示内容に基づいてプログラムの当業者により容易に作成することが可能である。上記記載はソフトウエアの分野の当業者には明確である。さらに、本発明は、応用特定集積回路を用意し、あるいは複数の従来の構成回路の適切なネットワークを相互結合することより実現されても良い。上記記載は当業者にとって容易かつ明確である。本発明は、本発明のプロセスを実行するようにコンピュータをプログラムするために使用することができる各命令を有する記録媒体であるコンピュータプログラム製品を有している。記録媒体は、フロッピーディスク、光ディスク、ＣＤ −ＲＯＭ、及び光磁気ディスク、ＲＯＭ、ＲＡＭ、ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、磁気カードまたは光学カードを有する全てのタイプのディスク、あるいは電子命令を格納するために適した全てのタイプのメディアを有することができる（しかしこれらに限られない）。上記記載を考慮すると、明らかに本発明の多くの変形及び変更が可能である。本発明の記載とともに言及した複数の特定パラメータは、例示目的のために単に示しただけであって、全ての点で本発明の範囲を制限するものではない。従って、請求の範囲内にて、本発明が特定して記載したものとは異なって実行されてもよいことは理解されよう。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ (72)発明者セクラ，キャロルエムアメリカ合衆国フロリダ 33037 キーラーゴアンカードライヴ＃431 100

Claims

【特許請求の範囲】１．処方遵守装置において、マイクロコントローラと；予めプログラムされた複数の投薬処方を表すデータを格納するプログラムメモリと；複数の前記処方から一つを選択し、かつ前記処方に対応して前記装置をプログラムするセレクタと；ディスプレイと；を備えて成り、前記セレクタは、薬の服用を記録するために、該薬の服用後に患者により作動されるイベントスイッチを有し、前記イベントスイッチにより、前記マイクロコントローラが、前記セレクタにより選択された処方に従って、次の前記薬の服用が予定されている時間の表示を駆動することを特徴とする処方遵守装置。２．前記装置を薬容器に取り付けるための取付機構をさらに備えていることを特徴とする請求項１記載の処方遵守装置。３．送信機／受信機と；入力装置と接続されるべく構成された外部送信機／受信機と；をさらに備えて成り、前記外部送信機／受信機が、複数の前記処方から一つを選択しかつ複数の遠隔地から前記処方に従って前記装置をプログラムするために、ワイヤレス・リンクを介して前記送信機／受信機と通信することを特徴とする請求項１記載の処方遵守装置。４．前記入力装置はパーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項３記載の処方遵守装置。５．前記ワイヤレス・リンクは赤外線リンクであることを特徴とする請求項３記載の処方遵守装置。６．前記患者が薬を服用するように予定されているとき毎に、前記患者に警告するアラーム回路をさらに備えることを特徴とする請求項１記載の処方遵守装置。７．前記イベントスイッチは、前記処方及びプログラムオプションを介して走査するように駆動され、かつ前記セレクタが、前記装置の電源をオン及びオフさせるリセットボタンと；適切な前記処方を選択しかつ複数のオプションをプログラムする機能ボタンと；をさらに備えていることを特徴とする請求項１記載の処方遵守装置。８．前記処方のそれぞれは、毎日前記薬を服用すべき回数、または前記薬を服用する間の事象を記録し、かつ前記プログラムオプションは、最初に前記薬を服用すべき１日のうちの時間、あるいは選択した処方に従ってデフォルトの回数の設定と；前記最初に服用すべき週のうちの曜日と；を有することを特徴とする請求項７記載の処方遵守装置。９．前記プログラムオプションが、さらに前記患者の前記事象に対して特定された回数と；処方箋における服用数と；を備えることを特徴とする請求項８記載の処方遵守装置。１０．前記デイスプレイが、前記セレクタにより選択された前記処方の番号を表示する第１の表示領域と；次回前記薬を服用する週のうちの曜日を表示する第２の表示領域と；前記薬を服用する時間または前記薬を服用する間の事象を表示する第３の表示領域と；前記薬を服用する時間に対するＡＭまたはＰＭ設定を表示する第４の表示領域と；前記第１の表示領域から前記第４の表示領域にて現在表示されている情報の性質を示すアイコンを表示する第５の表示領域と；を備えることを特徴とする請求項１記載の処方遵守装置。１１．前記第３の表示領域が、さらに、現在の時間を表示することを特徴とする請求項１０記載の処方遵守装置。１２．前記第３の表示領域が、さらに、処方箋に残っている薬の服用回数を表示することを特徴とする請求項１１記載の処方遵守装置。１３．前記ディスプレイが、液晶ディスプレイであることを特徴とする請求項１記載の処方遵守装置。１４．前記患者が前記薬を服用し、かつ次回の服用が予定されている時間よりも前か、または後に、前記イベントスイッチを所定回数以上押すならば、前記アラーム回路が作動することを特徴とする請求項６記載の処方遵守装置。１５．前記マイクロコントローラにより、前記ディスプレイが、所定の日数が経過した後に低バッテリー表示を示すことを特徴とする請求項１記載の処方遵守装置。１６．前記アラーム回路が、聴覚信号を発生させることで前記患者に警告することを特徴とする請求項６記載の処方遵守装置。１７．前記アラーム回路が、視覚信号を発生させることで前記患者に警告することを特徴とする請求項６記載の処方遵守装置。１８．前記イベントスイッチが作動したときに、前記患者が薬を服用する回数を記録する不揮発性メモリをさらに備え、該メモリの内容は前記ワイヤレス・リンクを介してアクセス可能であることを特徴とする請求項３記載の処方遵守装置。１９．前記不揮発性メモリは、電気的書き換え可能な読み出し専用メモリ（ＥＥＰＲＯＭ）を備えることを特徴とする請求項１８記載の処方遵守装置。２０．前記予めプログラムされた複数の投薬処方のうち少なくとも一つが複数の服用法に対応することを特徴とする請求項１記載の処方遵守装置。２１．前記イベントスイッチは、さらに前記予めプログラムされた複数の投薬処方に基づく処方情報を見るために、作用することを特徴とする請求項２０記載の処方遵守装置。２２．前記患者が前記複数の服用法のうち少なくとも一つを選択するように予定されているときに、患者に警告するアラーム回路をさらに備えることを特徴とする請求項２０記載の処方遵守装置。２３．処方遵守情報が前記予めプログラムされた複数の投薬処方に基づいて生成され、かつ該処方遵守情報が記録されることを特徴とする請求項２０記載の処方遵守装置。２４．前記患者が、予め定められた時間間隔及び前記薬剤の最初の服用時間に基づいて、前記複数の服用法のうち一つを選択するように予定されているときに、前記予めプログラムされた複数の投薬処方のうち少なくとも一つが回数を計算することを特徴とする請求項２０記載の処方遵守装置。２５．聴覚的表示、音声表示、及びバイブレーション表示の少なくとも一つを有するアラーム回路をさらに備えることを特徴とする請求項１記載の処方遵守装置。２６．送信機／受信機と；第２の装置に接続されるように構成された外部送信機／受信機と；をさらに備えて成り、前記送信機／受信機は、ワイヤレス・リンクを介して、前記外部送信機／受信機と通信して、アラームを発すること、前記服用法を供与すること、及び前記予めプログラムされた複数の投薬処方に基づく処方情報を少なくとも第３の装置に伝送することの少なくとも一つを行うために、前記第２の装置を駆動することを特徴とする請求項１記載の処方遵守装置。２７．処方遵守装置において、コントロール手段と；複数の予めプログラムされた投薬処方を表すデータを格納するためのプログラムメモリ手段と；複数の前記投薬処方から一つを選択し、かつ前記投薬処方に従って前記装置をプログラムするためのセレクト手段と；表示手段と；を備えて成り、前記セレクト手段は、薬を服用したことを記録するために、薬の服用後に患者が作動させるイベントスイッチを有し、該イベントスイッチにより、前記コントロール手段が、前記セレクト手段により選択された前記処方に従って、次回予定されている薬の服用の時間を表示させることを特徴とする処方遵守装置。２８．前記装置を薬容器に取り付けるための取付手段をさらに備えることを特徴とする請求項２７記載の処方遵守装置。２９．送信機／受信機と；前記送信機／受信機とワイヤレス・リンクを介して通信して、複数の前記処方から一つを選択し、かつ複数の遠隔地から前記処方に従って前記装置をプログラムするための、入力装置に接続されるように構成された外部送信機／受信機と；をさらに備えることを特徴とする請求項２７記載の処方遵守装置。３０．前記ワイヤレス・リンクは赤外線リンクであることを特徴とする請求項２９記載の処方遵守装置。３１．前記入力装置はパーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項２９記載の処方遵守装置。３２．前記イベントスイッチが作動するときに、前記患者が前記薬を服用する回数を記録するための不揮発性メモリ手段をさらに備えて成り、前記メモリ手段の内容は、前記ワイヤレス・リンクを介してアクセス可能であることを特徴とする請求項２９記載の処方遵守装置。３３．前記不揮発性メモリ手段は、電気的書き換え可能な読み出し専用メモリ（ＥＥＰＲＯＭ）を備えることを特徴とする請求項３２記載の処方遵守装置。３４．前記イベントスイッチが前記処方及び複数のプログラムオプションを走査するように作用し、かつ前記セレクト手段が、前記装置をオン及びオフさせるためのリセットボタンと；適切な前記処方をを選択しかつ各オプションをプログラムするための機能ボタンと；をさらに備えることを特徴とする請求項２７記載の処方遵守装置。３５．複数の前記処方のそれぞれは、毎日服用すべき前記薬の回数または前記薬を服用する間の複数の事象を記録するものであり、かつ複数の前記プログラムオプションは、最初に服用すべき前記薬の１日の時間、または選択した処方に従うデフォルト回数の設定と；前記最初に服用すべき曜日と；を有することを特徴とする請求項２８記載の処方遵守装置。３６．複数の前記プログラムオプションは、複数の前記事象に対する前記患者の特定の各回数と；処方における朋用数と；をさらに有することを特徴とする請求項３５記載の処方遵守装置。３７．前記表示手段が、前記セレクタにより選択された前記処方の番号を表示する第１の表示領域と；次回に前記薬を印用する週のうちの曜日を表示する第２の表示領域と；前記薬を服用する時間または前記薬を服用する間の事象を表示する第３の表示領域と；次回に前記薬を耶用する時間を表示する第４の表示領域と；前記第１の表示領域から前記第４の表示領域にて現在表示されている情報の性質を示すアイコンを表示する第５の表示領域と；を備えることを特徴とする請求項２７記載の処方遵守装置。３８．前記第３の表示領域が、さらに現在時間を表示することを特徴とする請求項３７記載の処方遵守装置。３９．前記第３の表示領域が、さらに処方箋に残っている服用回数を表示することを特徴とする請求項３８記載の処方遵守装置。４０．前記表示手段は液晶ディスプレイを備えることを特徴とする請求項２７記載の処方遵守装置。４１．前記患者が前記薬の服用を予定されているとき毎に、前記患者に警告するためのアラーム手段をさらに備えることを特徴とする請求項２７記載の処方遵守装置。４２．予定されている次回の服用時よりも前もしくは後に、前記患者が前記薬を服用しかつ所定回数以上前記イベントスイッチを押すならば、前記アラーム手段が作動することを特徴とする請求項４１記載の処方遵守装置。４３．前記コントロール手段により、前記表示手段が、所定日数が経過した後に、低バッテリー表示を示すことを特徴とする請求項２７記載の処方遵守装置。４４．前記アラーム手段が、聴覚信号を発することで、前記患者に警告することを特徴とする請求項４１記載の処方遵守装置。４５．前記アラーム手段が、視覚信号を発することで、前記患者に警告することを特徴とする請求項４１記載の処方遵守装置。４６．処方遵守装置を作動させる方法であって、（ａ）前記装置をセットアップ状態に切り替える段階と；（ｂ）現在時間を前記装置にプログラムする段階と；（ｃ）複数の予めプログラムされた投薬処方のうち一つを選択する段階と；（ｄ）最初に薬を服用すべき１日の時間または最初に薬を服用すべき間の事象をプログラムするか、または選択した前記処方に従ってデフォルト回数を設定する段階と；（ｅ）最初に薬を服用すべき週の曜日をプログラムする段階と；（ｆ）処方箋における服用数をプログラムする段階と；（ｇ）装置をセットアップ状態から作動状態に切り替える段階と；（ｈ）薬を服用したことを前記装置に示す段階と；（ｉ）前記処方がほとんど終了した後に、前記装置を作動状態からオフ状態に切り替える段階と；を備えることを特徴とする処方遵守装置を作動させる方法。４７．前記（ａ）段階及び前記（ｉ）段階はリセットボタンを作用させることで実行されることを特徴とする請求項４６記載の処方遵守装置を作動させる方法。４８．前記（ｂ）段階は、イベントスイッチを作用させてディスプレイ上に表示された回数を走査することで実行され、かつ表示されたときに機能ボタンを作用させて現在時間を選択することで実行されることを特徴とする請求項４６記載の処方遵守装置を作動させる方法。４９．前記（ｃ）段階は、イベントスイッチを作用させてディスプレイ上に表示された前記予めプログラムされた複数の処方を走査することで実行され、かつ表示されたときに、機能ボタンを作用させて適切な処方を選択することで実行されることを特徴とする請求項４６記載の処方遵守装置を作動させる方法。５０．前記（ｄ）段階は、イベントスイッチを作用させてディスプレイ上に表示される回数または事象を走査することで実行され、かつ表示されたときに機能ボタンを作用させて適切な回数または事象を選択することで、またはイベントスイッチを作用させて選択された処方に従う予めプログラムされたデフォルト回数を設定することで、実行されることを特徴とする請求項４６記載の処方遵守装置を作動させる方法。５１．前記（ｅ）段階は、イベントスイッチを作用させて、ディスプレイ上に表示される週の曜日を走査することで実行され、かつ表示されたときに機能ボタンを作用させて、適切な曜日を選択することで実行されることを特徴とする請求項４６記載の処方遵守装置を作動させる方法。５２．前記（ｆ）段階は、イベントスイッチを作用させてディスプレイ上に表示された回数を走査することで実行され、かつ表示されたときに機能ボタンを作用させて適切な回数を選択することで実行されることを特徴とする請求項４６記載の処方遵守装置を作動させる方法。５３．前記（ｇ）段階は、複数の前記処方から一つを選択しかつ前記装置をプログラムした後に、イベントスイッチを作用させることで実行されることを特徴とする請求項４６記載の処方遵守装置を作動させる方法。５４．前記（ｈ）段階は、前記装置が次回の前記薬を服用する時間を表示するように、薬を服用した後にイベントスイッチを作用させることで、実行されることを特徴とする請求項４６記載の処方遵守装置を作動させる方法。５５．前記（ａ）段階乃至前記（ｉ）は、前記処方遵守装置と通信する入力装置を作用させることで実行されることを特徴とする請求項４６記載の処方遵守装置を作動させる方法。５６．前記入力装置は、ワイヤレス・リンクを介して前記処方遵守装置と通信することを特徴とする請求項５５記載の処方遵守装置を作動させる方法。５７．前記ワイヤレス・リンクは赤外線リンクであることを特徴とする請求項５６記載の処方遵守装置を作動させる方法。５８．前記イベントスイッチを作用させたときに、薬を服用する回数を記録する段階をさらに備えることを特徴とする請求項５６記載の処方遵守装置を作動させる方法。５９．前記ワイヤレス・リンクを介して、記録された回数にアクセスする段階をさらに備えることを特徴とする請求項５８記載の処方遵守装置を作動させる方法。