JP2002374168A - フォールディング型a/d変換器 - Google Patents

フォールディング型a/d変換器

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正雄 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォールディングブロックの電気特性のばら
つきを小さくし、精度を向上するフォールディング型A
/D変換器を得る。 【解決手段】 フォールディングブロックFB1〜FB
4の各々のブロック中に配置され、電流分配回路1から
供給されるバイアス電流Ibias 1に基づいてバイ
アス電圧Vbias 2を生成して、当該ブロック中に
配置された差動アンプAMPi(i=1〜5)に供給す
る電流分配回路2を備え、各フォールディングブロック
FB1〜FB4における差動アンプAMPi(i=1〜
5)の電流源トランジスタM5の幾何学上の重心と電流
分配回路2のトランジスタM5bの幾何学上の重心とが
同一になるように配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、以下の特徴を持
つフォールディング型A/D変換器に関するものであ
る。 ・基本回路がフォールディング&インタポレーションア
ーキテクチャを有する。 ・アナログ信号からディジタル信号への変換(以下、
「A/D変換」と称する)を行う要素回路として、フォ
ールディング回路を有すると共に、そのフォールディン
グ回路用のバイアス回路を備え持つ。
【0002】
【従来の技術】フォールディング型A/D変換器は、A
/D変換をコースとファインの2系統に分けてA/D変
換器を行うものである。図9は従来のA/D変換器を示
す概略図、図10は主要回路ADCの詳細を示すブロッ
ク構成図である。図9に示したA/D変換器において、
主要回路ADCの部分は、図10に示した構成となって
いる。このA/D変換器では、XビットのA/D変換を
コースYビットとファインZビットのの2系統に分けて
行う(X=Y+Z)。図10中のコースA/D変換用回
路ブロックB1は、コースYビットのA/D変換を行う
部分であり、ファインA/D変換用回路ブロックB2
は、ファインZビットのA/D変換を行う部分である。
各回路ブロックB1,B2では、アナログ入力Vinと
参照電圧Vref1,2,3,・・・,N、またはVr
ef’1,2,3,・・・,Jの各電圧を用いてA/D
変換を行う。図11は様々な分解能のA/D変換器につ
いてコンパレータ群1中のコンパレータ数、コンパレー
タ群2中のコンパレータ数M、およびフォールディング
ブロック群中のフォールディングアンプ数Nの組合せの
例を示す表図である。
【0003】図12は分解能5ビットの主要回路ADC
の詳細を示すブロック構成図であり、フォールディング
型A/D変換器の基本動作を図12に示したA/D変換
器を例に説明する。図13はコースA/D変換用回路ブ
ロックB1を示すブロック構成図であり、図12に示し
た構成からコースA/D変換用回路ブロックB1だけを
抜き出したものである。コンパレータ群1において、ア
ナログ入力Vinと参照電圧Vref’1,2,3との
大小比較を行う。コンパレータCMPは、 1)アナログ入力Vinが参照電圧Vref’i(i=
1,2,3)よりも大きい場合にはHを出力し、 2)アナログ入力Vinが参照電圧Vref’i(i=
1,2,3)よりも小さい場合にはLを出力する。 コンパレータ群1の出力を受けて、プリエンコーダおよ
びエンコーダにより、ディジタルコードを生成する。図
14はアナログ入力Vinに対するコンパレータ群1、
プリエンコーダ、およびエンコーダの出力パターンを示
す表図である。
【0004】図15はファインA/D変換用回路ブロッ
クB2を示すブロック構成図であり、図12に示した構
成からファインA/D変換用回路ブロックB1だけを抜
き出したものである。フォールディングブロック群にお
いて、アナログ入力Vinと参照電圧Vrefj(j=
1,2,3,・・・,10)の各電圧を用いてアナログ
信号処理を行い、その出力FBout[K]PおよびF
Bout[K]N([K]=1,2)は、インタポレー
ション回路によって補間され、新たな信号INTout
[M]PおよびINTout[M]N([M]=2,
3,4,6,7,8)が生成される。図16はアナログ
信号処理および補間によって生成された信号波形を示す
波形図であり、フォールディング回路での信号は差動信
号となっており、出力信号FBout1N,FBout
2Nは、各々出力信号FBout1P,FBout2P
の相補的な信号である。同様に、出力信号INTout
2N,INTout3N,INTout4N,INTo
ut6N,INTout7N,INTout8Nは、各
々出力信号INTout2P,INTout3P,IN
Tout4P,INTout6P,INTout7P,
INTout8Pの相補的な信号である。
【0005】図17はインタポレーション回路を示す回
路図であり、インタポレーション回路の出力INTou
t[M]PおよびINTout[M]N([M]=2,
3,4,6,7,8)は、図17に示したように、フォ
ールディングブロックFB1の出力FBout1Pおよ
びFBout1Nと、フォールディングブロックFB2
の出力FBout2PおよびFBout2Nとを基に各
々の信号を補間して生成される。例えば、インタポレー
ション回路の出力INTout1Pの電圧V(INTo
ut1P)は、 V(INTout1P)=(3/4)×V(FBout1P) +(1/4)×V(FBout2P)・・・(1) で表される値になる。ここで、V(FBout1P)
は、フォールディングブロックFB1の出力FBout
1Pの電圧であり、V(FBout2P)は、フォール
ディングブロックFB2の出力FBout2Pの電圧で
ある。
【0006】そのため、インタポレーション回路の各出
力信号の精度は、基となるフォールディングブロックの
出力信号の精度に大きく依存する。もしもフォールディ
ングブロックFB1とFB2との電気的な特性に差が生
じた場合、その差によってインタポレーション回路の出
力の精度が大きく劣化する。例えば、フォールディング
ブロックFB2にオフセット電圧ΔVoffが発生した
場合、出力Fbout2Pの電圧V(Fbout2P)
にオフセット電圧ΔVoffが加算されるため、先ほど
のインタポレーション回路の出力INTout1Pの電
圧V’(INTout1P)は、 V’(INTout1P) =(3/4)×V(FBout1P) +(1/4)×(V(FBout2P)+ΔVoff) =V(INTout1P)+(1/4)×ΔVoff ・・・(2) で表される値になり、(1/4)×ΔVoffの分だけ
理想的な電圧値から誤差が生じる。
【0007】コンパレータ群2では、インタポレーショ
ン回路の相補的な出力信号を用いて各々の組合せの大小
比較を行う。すなわち、コンパレータCMPDは、 1)FBout[K]P([K]=1,2)がFBou
t[K]N([K]=1,2)より大きい場合、あるい
はINTout[M]P([M]=2,3,4,6,
7,8)がINTout[M]N([M]=2,3,
4,6,7,8)より大きい場合にはHを出力し、 2)FBout[K]P([K]=1,2)がFBou
t[K]N([K]=1,2)より小さい場合、あるい
はINTout[M]P([M]=2,3,4,6,
7,8)がINTout[M]N([M]=2,3,
4,6,7,8)より小さい場合にはLを出力する。コ
ンパレータ群2の出力を受けて、プリエンコーダおよび
エンコーダにより、ディジタルコードを生成する。図1
8はアナログ入力Vinに対するコンパレータ群2、プ
リエンコーダ、およびエンコーダの出力パターンを示す
表図である。
【0008】図12において、コースA/D変換用回路
ブロックB1の2ビットのディジタル出力と、ファイン
A/D変換用回路ブロックB2の3ビットのディジタル
出力とを合わせて、5ビットのディジタル出力となる。
その際、必要に応じて、ファインA/D変換出力を用い
てコースA/D変換出力のエラー補正を行う。なお、こ
のエラー補正については、この発明と関連しないので詳
細な説明は省く。
【0009】図19は分解能6ビットの主要回路ADC
の詳細を示すブロック構成図であり、従来技術の課題を
図19に示したA/D変換器を例に説明する。図20は
フォールディングブロック群の詳細を示すブロック構成
図であり、4つのフォールディングブロックFB1〜F
B4によって構成されている。図21はフォールディン
グブロックの詳細を示す回路図であり、各フォールディ
ングブロックFB1〜FB4は、5つの差動アンプAM
Pi(i=1,2,3,4,5)によって構成されてい
る。図22は差動アンプの詳細を示す回路図であり、図
において、r1,r2は抵抗、M3,M4はトランジス
タ、M5は電流源トランジスタである。各差動アンプA
MPi(i=1,2,3,4,5)は、この図22に示
したように構成されている。図23はフォールディング
ブロック群およびバイアス回路のレイアウトを示す配置
図であり、バイアス回路において、Ibiasはバイア
ス電流、Vbiasはバイアス電圧、M5bはトランジ
スタである。また、信号線Lを通じてバイアス回路から
フォールディングブロックFB1〜FB4にバイアス電
圧Vbiasが供給されている。従来の回路構成では、
フォールディングブロック群およびバイアス回路は、図
23に示したレイアウト配置になっており、バイアス回
路はフォールディングブロック群から離れた個所、ある
いは、フォールディングブロック群のどちらか一方の端
に配置される。
【0010】バイアス回路において、バイアス電流Ib
iasを基に生成されたバイアス電圧Vbiasは、信
号線Lを通じてフォールディングブロック群の各差動ア
ンプAMPi(i=1,2,3,4,5)の電流源トラ
ンジスタM5に伝達される。その電流源トランジスタM
5では、バイアス電圧Vbiasを基に電流を生成す
る。その時の電流値は、電流源トランジスタM5とトラ
ンジスタM5bのサイズおよびしきい値電圧等の電気特
性が同じ場合には、バイアス電流Ibiasと等しくな
るはずである。したがって、各フォールディングブロッ
クFB1〜FB4の電気特性を等しくさせるためには、
フォールディングブロック群の各フォールディングブロ
ックFB1〜FB4の各差動アンプAMPi(i=1,
2,3,4,5)の電流源トランジスタM5の電流を、
バイアス電流Ibiasと等しくする必要があり、その
ためには各差動アンプの電流源トランジスタM5と、バ
イアス回路のトランジスタM5bとの各々のサイズおよ
びしきい値電圧等の電気特性を等しくさせることが必須
である。
【0011】ところが、この回路構成およびレイアウト
は位置では、電流源トランジスタM5とトランジスタM
5bとの位置が各々離れているため、距離に依存したプ
ロセスばらつきにより両者のサイズおよびしきい値電圧
等の電気特性に差が生じる。その結果、バイアス電圧V
biasを基に各差動アンプの電流源トランジスタM5
により生成される電流値がバイアス電流Ibiasと異
なってしまうため、各フォールディングブロックFB1
〜FB4の電気特性に差が発生し、その差によってイン
タポレーション回路の出力信号の精度が大きく劣化する
という課題があった。
【0012】図24はバイアス回路と差動アンプを示す
回路図であり、図23におけるバイアス回路と差動アン
プだけを抜き出したものである。この図24を用いてバ
イアス電流Ibiasと差動アンプの電流値Iampと
の差について説明する。バイアス回路の電流源トランジ
スタM5に流れるバイアス電流Ibiasは、次の近似
式で表される。 Ibias=(βbias/2)×(Vbias−Vth bias) ・・・(3) ここで、βbiasは、トランジスタM5bのサイズに
依存した定数であり、Vth biasは、トランジス
タM5bのしきい値電圧である。したがって、バイアス
電圧Vbiasは、 Vbias=√(2×Ibias/βbias)+Vth bias ・・・(4) と表される。一方、そのバイアス電圧Vbiasによっ
て、差動アンプの電流源トランジスタM5に流れる電流
値Iampは、 Iamp=(βamp/2)×(Vbias−Vth amp) =Ibias×(βamp/βbias) +βamp×(Vth bias−Vth amp) ×√(2×Ibias/βbias) +(βamp/2)×(Vth bias−Vth amp) ・・・(5) となる。ここで、βampは、電流源トランジスタM5
のサイズに依存した定数であり、Vth ampは、電
流源トランジスタM5のしきい値電圧である。式(5)
に示したように、バイアス回路のトランジスタM5b
と、差動アンプの電流源トランジスタM5とが、サイズ
やしきい値電圧が等しい場合に、電流値Iampと電流
Ibiasとは等しくなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のフォールディン
グ型A/D変換器は以上のように構成されているので、
プロセスばらつき等によって、バイアス回路のトランジ
スタM5bと、差動アンプの電流源トランジスタM5と
に、サイズやしきい値電圧の差が生じると、電流値Ia
mpと電流Ibiasとに差が発生する。また、各フォ
ールディングブロックFB1〜FB4の各差動アンプA
MPi(i=1,2,3,4,5)の電流源トランジス
タM5のサイズやしきい値電圧の値が各々ばらつくと、
各各差動アンプの電流値にばらつきが生じ、その結果、
各フォールディングブロックFB1〜FB4の電気特性
がばらつき、その差によってインタポレーション回路の
出力信号の精度が大きく劣化するという課題があった。
【0014】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、フォールディングブロックの電気
特性のばらつきを小さくすることにより、インタポレー
ション回路の出力信号の精度劣化を低減し、精度を向上
するフォールディング型A/D変換器を得ることを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係るフォール
ディング型A/D変換器は、バイアス回路から供給され
るバイアス電圧に基づいてバイアス電流を生成して分配
する第1の電流分配回路と、複数のフォールディングブ
ロックの各々のブロック中に配置され、第1の電流分配
回路から供給されるバイアス電流に基づいてバイアス電
圧を生成して、当該ブロック中に配置された複数の差動
アンプに供給する第2の電流分配回路とを備え、各フォ
ールディングブロックにおける複数の差動アンプの電流
源トランジスタの幾何学上の重心と第2の電流分配回路
のトランジスタの幾何学上の重心とが同一になるように
配置したものである。
【0016】この発明に係るフォールディング型A/D
変換器は、第1の電流分配回路の複数のトランジスタの
幾何学上の重心が同一になるように配置したものであ
る。
【0017】この発明に係るフォールディング型A/D
変換器は、第1の電流分配回路を、バイアス回路の近傍
に配置したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるフ
ォールディングブロック群およびバイアス回路のレイア
ウトを示す配置図である。なお、この図1は、図19に
示した分解能6ビットの主要回路ADCのフォールディ
ングブロック群およびバイアス回路のレイアウトを示し
たものである。バイアス回路において、M5dはトラン
ジスタ、Vbiasはバイアス電圧、Ibiasはバイ
アス電流である。また、バイアス回路の近傍に電流分配
回路(第1の電流分配回路)1を備えており、その電流
分配回路1において、M5C−1,2,3,4は、トラ
ンジスタM5dと共にカレントミラー回路を構成するト
ランジスタである。電流分配回路1の各トランジスタM
5C−1,2,3,4は、バイアス回路から供給される
バイアス電圧Vbiasを基に、バイアス電流Ibia
1を生成して分配する。さらに、各フォールディン
グブロックFB1〜FB4は、各々のブロック中に電流
分配回路(第2の電流分配回路)2を備えており、その
電流分配回路2において、Vbias 2はバイアス電
圧、M5bはトランジスタである。また、フォールディ
ングブロックFB1において、AMPi(i=1〜5)
は差動アンプ、その差動アンプAMP1において、M5
は電流源トランジスタである。各フォールディングブロ
ックFB1〜FB4中の各々の電流分配回路2は、電流
分配回路1により生成されるバイアス電流Ibias
1を基にバイアス電圧Vbias 2を生成し、各フォ
ールディングブロックFB1〜FB4中の各差動アンプ
AMPi(i=1〜5)に供給する。各差動アンプAM
Pi(i=1〜5)の電流源トランジスタM5では、バ
イアス電圧Vbias 2を用いてバイアス電流Ibi
as 1と等しい電流を生成する。
【0019】この実施の形態1のレイアウト配置では、
バイアス回路のトランジスタM5dと、電流分配回路1
のトランジスタM5C−1,2,3,4との位置が非常
に近いため、距離に依存したプロセスばらつきは小さく
なり、各トランジスタのサイズおよびしきい値電圧等の
電気特性の差は小さい。その結果、バイアス電圧Vbi
asを基に各トランジスタM5C−1,2,3,4によ
り生成されるバイアス電流はほぼ等しく、Ibias
1となる。
【0020】各フォールディングブロックFB1〜FB
4中の各々の電流分配回路2は、バイアス電流Ibia
1を基にバイアス電圧Vbias 2を生成し、各
フォールディングブロックFB1〜FB4中の各差動ア
ンプAMPi(i=1〜5)に供給し、各差動アンプA
MPi(i=1〜5)の電流源トランジスタM5では、
バイアス電圧Vbias 2を用いて電流を生成する。
その際、各フォールディングブロックFB1〜FB4中
の各々の電流分配回路2のトランジスタM5bは、位置
が離れているため、距離に依存したプロセスばらつきに
より、各トランジスタのサイズおよびしきい値電圧等の
電気特性に差が生じる。
【0021】すなわち、各フォールディングブロックF
B1〜FB4中の各々の電流分配回路2により発生され
るバイアス電圧Vbias 1,2,3,4は、 Vbias j=√(2×Ibias 1/βb2 j) +Vth b2 j (j=1,2,3,4) ・・・(6) となる。ここで、βb2 j(j=1,2,3,4)
は、各フォールディングブロックFBj(j=1,2,
3,4)の電流分配回路2のトランジスタM5bのサイ
ズに依存した定数であり、Vth b2 j(j=1,
2,3,4)は、各フォールディングブロックFBj
(j=1,2,3,4)の電流分配回路2のしきい値電
圧である。プロセスばらつきによって、各フォールディ
ングブロックFBjのトランジスタM5bのサイズおよ
びしきい値電圧等の電気特性に差が生じた場合、式
(6)に示したように、各電流分配回路2により生成さ
れるバイアス電圧Vbias 2の値に差が発生する。
【0022】ただし、各フォールディングブロックFB
j(j=1,2,3,4)中では、各差動アンプAMP
i(i=1,2,3,4,5)の電流源トランジスタM
5と電流分配回路2のトランジスタM5bの位置が非常
に近いため、距離に依存したプロセスばらつきは小さく
なり、各トランジスタのサイズおよびしきい値電圧等の
電気特性の差は小さい。その結果、各フォールディング
ブロックFBj(j=1,2,3,4)中では、各差動
アンプの電流源トランジスタM5により生成される電流
値は、各フォールディングブロックFBj(j=1,
2,3,4)中の電流分配回路2のバイアス電流Ibi
as 1にほぼ等しくなる。
【0023】すなわち、各フォールディングブロックF
Bj(j=1,2,3,4)中の各差動アンプAMPi
(i=1,2,3,4,5)の電流源トランジスタM5
により生成される電流Iamp jは、 Iamp j=(βamp/2) ×(Vbias j−Vth amp) =Ibias 1×(βamp/βb2 j) +βamp×(Vth b2 j−Vth amp) ×√(2×Ibias 1/βb2 j) +(βamp/2)×(Vth b2 j−Vth amp) (j=1,2,3,4) ・・・(7) と表される。各フォールディングブロックFBj(j=
1,2,3,4)中の各差動アンプAMPi(i=1,
2,3,4,5)の電流源トランジスタM5と、電流分
配回路2のトランジスタM5bとのサイズおよびしきい
値電圧等の電気特性の差はほぼ等しいので、各差動アン
プAMPi(i=1,2,3,4,5)の電流源トラン
ジスタM5により生成される電流Iamp jは、バイ
アス電流Ibias 1にほぼ等しくなる。したがっ
て、各フォールディングブロックFBj(j=1,2,
3,4)の電気特性差が小さくなり、その結果、インタ
ーポレーション回路の出力信号の精度劣化が低減される
ことにより、A/D変換器の精度を向上できる。
【0024】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2によるフォールディングブロック群およびバイアス
回路のレイアウトを示す配置図である。フォールディン
グブロックFB1の差動アンプAMP1において、M5
−1,M5−2は電流源トランジスタである。各フォー
ルディングブロックFB1〜FB4中の各々の電流分配
回路2は、電流分配回路1により生成されるバイアス電
流Ibias 1を基にバイアス電圧Vbias 2を
生成し、各フォールディングブロックFB1〜FB4中
の各差動アンプAMPi(i=1〜5)に供給する。各
差動アンプAMPi(i=1〜5)の電流源トランジス
タM5−1,M5−2では、バイアス電圧Vbias
2を用いてバイアス電流Ibias 1と等しい電流を
生成する。その他の構成については、実施の形態1と同
等である。
【0025】図3はこの発明の実施の形態2による差動
アンプの詳細を示す回路図であり、図において、r1,
r2は抵抗、M3,M4はトランジスタ、M5−1,M
5−2は電流源トランジスタである。各差動アンプAM
Pi(i=1,2,3,4,5)は、この図3に示した
ように構成されている。図4はこの発明の実施の形態2
による差動アンプの電流源トランジスタと電流分配回路
のトランジスタとのレイアウトを示す配置図であり、図
において、各フォールディングブロックFB1〜FB4
中の各差動アンプAMPi(i=1〜5)の電流源トラ
ンジスタM5−1,M5−2と、電流分配回路2のトラ
ンジスタM5bとのレイアウト配置は、この図4に示し
たように配置されている。
【0026】このレイアウト配置では、各差動アンプA
MPi(i=1〜5)の電流源トランジスタM5−1,
M5−2の2つのトランジスタの幾何学上の重心と、電
流分配回路2のトランジスタM5bの幾何学上の重心と
が皆同じ個所となる。したがって、位置に依存したプロ
セスばらつきの影響が全てのトランジスタで等しくなる
ため、各トランジスタのサイズおよびしきい値電圧等の
電気特性の差がより小さくなる。その結果、各フォール
ディングブロックFBj(j=1,2,3,4)中で
は、各差動アンプAMPi(i=1,2,3,4,5)
の電流源トランジスタM5−1,M5−2により生成さ
れる電流値と、電流分配回路2のバイアス電流Ibia
1がより精度良く一致する。したがって、各フォー
ルディングブロックFBj(j=1,2,3,4)の電
気特性差がより小さくなり、その結果、インターポレー
ション回路の出力信号の精度劣化が低減されることによ
り、A/D変換器の精度をより一層向上できる。
【0027】なお、上記実施の形態2では、各差動アン
プAMPi(i=1〜5)の電流源トランジスタとし
て、M5−1,M5−2の2つのトランジスタを用いた
ものについて説明したが、電流源トランジスタとして、
3つ以上のトランジスタを用いても良く、3つ以上のト
ランジスタの幾何学上の重心と、電流分配回路2のトラ
ンジスタM5bの幾何学上の重心とが皆同じ個所となる
ようにすれば、同様の効果を奏する。
【0028】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3によるフォールディングブロック群およびバイアス
回路のレイアウトを示す配置図である。フォールディン
グブロックFB1の電流分配回路2において、M5b−
1,M5b−2はトランジスタである。各フォールディ
ングブロックFB1〜FB4中の各々の電流分配回路2
は、電流分配回路1により生成されるバイアス電流Ib
ias 1を基にバイアス電圧Vbias 2を生成
し、各フォールディングブロックFB1〜FB4中の各
差動アンプAMPi(i=1〜5)に供給する。各差動
アンプAMPi(i=1〜5)の電流源トランジスタM
5−1,M5−2では、バイアス電圧Vbias 2を
用いてバイアス電流Ibias 1と等しい電流を生成
する。その他の構成については、実施の形態2と同等で
ある。
【0029】図6はこの発明の実施の形態3による差動
アンプの電流源トランジスタと電流分配回路のトランジ
スタとのレイアウトを示す配置図であり、図において、
各フォールディングブロックFB1〜FB4中の各差動
アンプAMPi(i=1〜5)の電流源トランジスタM
5−1,M5−2と、電流分配回路2のトランジスタM
5b−1,M5b−2とのレイアウト配置は、この図6
に示したように配置されている。
【0030】このレイアウト配置では、各差動アンプA
MPi(i=1〜5)の電流源トランジスタM5−1,
M5−2の2つのトランジスタの幾何学上の重心と、電
流分配回路2のトランジスタM5b−1,M5b−2の
2つのトランジスタの幾何学上の重心とが皆同じ個所と
なる。したがって、位置に依存したプロセスばらつきの
影響が全てのトランジスタで等しくなるため、各トラン
ジスタのサイズおよびしきい値電圧等の電気特性の差が
より小さくなる。その結果、各フォールディングブロッ
クFBj(j=1,2,3,4)中では、各差動アンプ
AMPi(i=1,2,3,4,5)の電流源トランジ
スタM5−1,M5−2により生成される電流値と、電
流分配回路2のバイアス電流Ibias 1がより精度
良く一致する。したがって、各フォールディングブロッ
クFBj(j=1,2,3,4)の電気特性差がより小
さくなり、その結果、インターポレーション回路の出力
信号の精度劣化が低減されることにより、A/D変換器
の精度をより一層向上できる。
【0031】なお、上記実施の形態3では、電流分配回
路2トランジスタとして、トランジスタM5b−1,M
5b−2の2つのトランジスタを用いたものについて説
明したが、トランジスタとして、3つ以上のトランジス
タを用いても良く、電流源トランジスタM5−1,M5
−2の2つのトランジスタの幾何学上の重心と、3つ以
上のトランジスタの幾何学上の重心とが皆同じ個所とな
るようにすれば、同様の効果を奏する。
【0032】実施の形態4.図7はこの発明の実施の形
態4によるフォールディングブロック群およびバイアス
回路のレイアウトを示す配置図である。電流分配回路1
において、M5C−1,2,3,4は、トランジスタM
5dと共にカレントミラー回路を構成するトランジスタ
である。また、M5C−1d,2d,3d,4dは、ト
ランジスタM5dと共にカレントミラー回路を構成する
トランジスタである。このように、トランジスタM5C
−1,2,3,4にトランジスタM5C−1d,2d,
3d,4dを並列接続したものである。電流分配回路1
の各トランジスタM5C−1,2,3,4およびトラン
ジスタM5C−1d,2d,3d,4dは、バイアス回
路から供給されるバイアス電圧Vbiasを基に、バイ
アス電流Ibias 1を生成して分配する。また、各
フォールディングブロックFB1〜FB4中の各々の電
流分配回路2は、電流分配回路1により生成されるバイ
アス電流Ibias 1を基にバイアス電圧Vbias
2を生成し、各フォールディングブロックFB1〜F
B4中の各差動アンプAMPi(i=1〜5)に供給す
る。各差動アンプAMPi(i=1〜5)の電流源トラ
ンジスタM5−1,M5−2では、バイアス電圧Vbi
as 2を用いてバイアス電流Ibias 1と等しい
電流を生成する。その他の構成については、実施の形態
3と同等である。
【0033】図8はこの発明の実施の形態4による電流
分配回路のトランジスタのレイアウトを示す配置図であ
り、図において、電流分配回路1のトランジスタM5C
−1,2,3,4と、トランジスタM5C−1d,2
d,3d,4dとのレイアウト配置は、この図8に示し
たように配置されている。
【0034】このレイアウト配置では、電流分配回路1
のトランジスタM5C−jおよびトランジスタM5C−
jd(j=1,2,3,4)の2つのトランジスタの幾
何学上の重心が皆同じ個所となる。したがって、位置に
依存したプロセスばらつきの影響が全てのトランジスタ
で等しくなるため、各トランジスタのサイズおよびしき
い値電圧等の電気特性の差がより小さくなる。その結
果、トランジスタ対(トランジスタM5C−jおよびト
ランジスタM5C−jd(j=1,2,3,4))によ
り生成されるバイアス電流Ibias 1がより精度良
く一致する。したがって、各フォールディングブロック
FBj(j=1,2,3,4)の電気特性差がより小さ
くなり、その結果、インターポレーション回路の出力信
号の精度劣化が低減されることにより、A/D変換器の
精度をより一層向上できる。
【0035】なお、上記実施の形態4では、電流分配回
路1のトランジスタとして、トランジスタM5C−jお
よびトランジスタM5C−jd(j=1,2,3,4)
の2つのトランジスタを並列接続したものについて説明
したが、トランジスタとして、3つ以上のトランジスタ
を並列接続しても良く、3つ以上のトランジスタの幾何
学上の重心が皆同じ個所となるようにすれば、同様の効
果を奏する。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、バイ
アス回路から供給されるバイアス電圧に基づいてバイア
ス電流を生成して分配する第1の電流分配回路と、複数
のフォールディングブロックの各々のブロック中に配置
され、第1の電流分配回路から供給されるバイアス電流
に基づいてバイアス電圧を生成して、当該ブロック中に
配置された複数の差動アンプに供給する第2の電流分配
回路とを備え、各フォールディングブロックにおける複
数の差動アンプの電流源トランジスタの幾何学上の重心
と第2の電流分配回路のトランジスタの幾何学上の重心
とが同一になるように配置するように構成したので、フ
ォールディングブロック中に複数の差動アンプと共に第
2の電流分配回路を配置したので、複数の差動アンプお
よび第2の電流分配回路のトランジスタにおける距離に
依存したプロセスばらつきは小さくなり、各差動アンプ
により生成される電流値を第2の電流分配回路に供給さ
れるバイアス電流にほぼ等しくすることができる。ま
た、複数の差動アンプの電流源トランジスタの幾何学上
の重心と第2の電流分配回路のトランジスタの幾何学上
の重心とが同一になるように配置したので、配置位置に
依存したプロセスばらつきの影響が全てのトランジスタ
で等しくなるため、各差動アンプにより生成される電流
値を第2の電流分配回路に供給されるバイアス電流に、
より精度良く等しくすることができる。したがって、各
フォールディングブロックの電気特性差が小さくなり、
その結果、インタポレーション回路の出力信号の精度劣
化が低減されることにより、フォールディング型A/D
変換器の精度を向上させることができる効果がある。
【0037】この発明によれば、第1の電流分配回路の
複数のトランジスタの幾何学上の重心が同一になるよう
に配置するように構成したので、配置位置に依存したプ
ロセスばらつきの影響が全てのトランジスタで等しくな
るため、バイアス電圧に基づいて生成される各バイアス
電流を、より精度良く等しくすることができる効果があ
る。
【0038】この発明によれば、第1の電流分配回路
を、バイアス回路の近傍に配置するように構成したの
で、バイアス回路および第1の電流分配回路の個々の部
品における距離に依存したプロセスばらつきは小さくな
り、バイアス電圧に基づいて生成される各バイアス電流
をさらに等しくすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるフォールディ
ングブロック群およびバイアス回路のレイアウトを示す
配置図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるフォールディ
ングブロック群およびバイアス回路のレイアウトを示す
配置図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による差動アンプの
詳細を示す回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による差動アンプの
電流源トランジスタと電流分配回路のトランジスタとの
レイアウトを示す配置図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるフォールディ
ングブロック群およびバイアス回路のレイアウトを示す
配置図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による差動アンプの
電流源トランジスタと電流分配回路のトランジスタとの
レイアウトを示す配置図である。
【図7】 この発明の実施の形態4によるフォールディ
ングブロック群およびバイアス回路のレイアウトを示す
配置図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による電流分配回路
のトランジスタのレイアウトを示す配置図である。
【図9】 従来のA/D変換器を示す概略図である。
【図10】 主要回路ADCの詳細を示すブロック構成
図である。
【図11】 様々な分解能のA/D変換器についてコン
パレータ群1中のコンパレータ数、コンパレータ群2中
のコンパレータ数M、およびフォールディングブロック
群中のフォールディングアンプ数Nの組合せの例を示す
表図である。
【図12】 分解能5ビットの主要回路ADCの詳細を
示すブロック構成図である。
【図13】 コースA/D変換用回路ブロックB1を示
すブロック構成図である。
【図14】 アナログ入力Vinに対するコンパレータ
群1、プリエンコーダ、およびエンコーダの出力パター
ンを示す表図である。
【図15】 ファインA/D変換用回路ブロックB2を
示すブロック構成図である。
【図16】 アナログ信号処理および補間によって生成
された信号波形を示す波形図である。
【図17】 インタポレーション回路を示す回路図であ
る。
【図18】 アナログ入力Vinに対するコンパレータ
群2、プリエンコーダ、およびエンコーダの出力パター
ンを示す表図である。
【図19】 分解能6ビットの主要回路ADCの詳細を
示すブロック構成図である。
【図20】 フォールディングブロック群の詳細を示す
ブロック構成図である。
【図21】 フォールディングブロックの詳細を示す回
路図である。
【図22】 差動アンプの詳細を示す回路図である。
【図23】 フォールディングブロック群およびバイア
ス回路のレイアウトを示す配置図である。
【図24】 バイアス回路と差動アンプを示す回路図で
ある。
【符号の説明】
1 電流分配回路(第1の電流分配回路)、2 電流分
配回路(第2の電流分配回路)、AMPi 差動アン
プ、FB1〜FB4 フォールディングブロック、M
5,M5−1,M5−2 電流源トランジスタ、M3,
M4,M5b,M5b−1,M5b−2,M5C−1,
2,3,4,M5C−1d,2d,3d,4d,M5d
トランジスタ、r1,r2 抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 合田 透 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5J022 AA06 BA03 CB03 CF02 CF04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイアス回路から供給されるバイアス電
    圧に基づいてバイアス電流を生成して分配する第1の電
    流分配回路と、複数のフォールディングブロックの各々
    のブロック中に配置され、上記第1の電流分配回路から
    供給されるバイアス電流に基づいてバイアス電圧を生成
    して、当該ブロック中に配置された複数の差動アンプに
    供給する第2の電流分配回路とを備え、上記各フォール
    ディングブロックにおける上記複数の差動アンプの電流
    源トランジスタの幾何学上の重心と上記第2の電流分配
    回路のトランジスタの幾何学上の重心とが同一になるよ
    うに配置したことを特徴とするフォールディング型A/
    D変換器。
  2. 【請求項2】 第1の電流分配回路の複数のトランジス
    タの幾何学上の重心が同一になるように配置したことを
    特徴とする請求項1記載のフォールディング型A/D変
    換器。
  3. 【請求項3】 第1の電流分配回路を、バイアス回路の
    近傍に配置したことを特徴とする請求項1または請求項
    2記載のフォールディング型A/D変換器。
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