JP2002373971A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JP2002373971A JP2002373971A JP2002090685A JP2002090685A JP2002373971A JP 2002373971 A JP2002373971 A JP 2002373971A JP 2002090685 A JP2002090685 A JP 2002090685A JP 2002090685 A JP2002090685 A JP 2002090685A JP 2002373971 A JP2002373971 A JP 2002373971A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- semiconductor
- insulating
- semiconductor device
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/4805—Shape
- H01L2224/4809—Loop shape
- H01L2224/48091—Arched
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/481—Disposition
- H01L2224/48151—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
- H01L2224/48221—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
- H01L2224/48225—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
- H01L2224/48227—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation connecting the wire to a bond pad of the item
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/10—Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
- H01L2924/11—Device type
- H01L2924/13—Discrete devices, e.g. 3 terminal devices
- H01L2924/1304—Transistor
- H01L2924/1305—Bipolar Junction Transistor [BJT]
- H01L2924/13055—Insulated gate bipolar transistor [IGBT]
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/10—Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
- H01L2924/11—Device type
- H01L2924/13—Discrete devices, e.g. 3 terminal devices
- H01L2924/1304—Transistor
- H01L2924/1306—Field-effect transistor [FET]
- H01L2924/13091—Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor [MOSFET]
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/19—Details of hybrid assemblies other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
- H01L2924/191—Disposition
- H01L2924/19101—Disposition of discrete passive components
- H01L2924/19107—Disposition of discrete passive components off-chip wires
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/30—Technical effects
- H01L2924/301—Electrical effects
- H01L2924/30107—Inductance
Landscapes
- Inverter Devices (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
Abstract
ンダクタンスを低減し、かつ、小型化を実現する半導体
装置を提供することにある。 【解決手段】 半導体装置内において、ブリッジ接続さ
れた2個の制御可能な半導体スイッチ13a,bと、出
力端子と、正極負極直流端子2,3と、直流端子間に半
導体スイッチをブリッジ接続する導体部を表面及び内層
に備えた導体層12,17,19と絶縁層16,18を
交互に積層して絶縁基板15aを形成し、表面と内層の
導体層12,17に挟まれた絶縁層16を貫通する導体
20により絶縁層16を挾む表面と内層の導体層12,
17を電気接続し、絶縁基板上に2個の半導体スイッチ
を実装するブリッジ回路に流れる電流を絶縁層16を挾
む導体層12,17間において対向する向きに流すよう
に電流経路(点線)を設ける。
Description
り、特に、スイッチング時の損失増加と跳ね上り電圧発
生の要因となる配線インダクタンスを減少させる技術に
関する。
力変換装置において跳ね上り電圧の要因となるインダク
タンスを低減する技術として特開平11−89247号
公報がある。この技術は、半導体装置とコンデンサを接
続する配線を間に絶縁体を挟むことで積層化した導体板
を用い、半導体装置とコンデンサを接続する配線部分の
インダクタンスを低減することにより、スイッチング時
の損失増加と跳ね上り電圧発生の要因となる配線インダ
クタンスを減少させる方法である。
換装置の回路構成を説明する。図6において、電力変換
装置32は、半導体装置30、電解コンデンサ29から
なり、直流電源31、主回路配線33a、主回路配線3
3b、出力配線34、誘導電動機35を備える。半導体
装置30は、直流電圧を入力とし、可変周波数の交流電
流をUVW相の出力配線34へ出力する。誘導電動機3
5は、出力配線34を通じて供給される電流・電圧によ
り駆動する。電解コンデンサ29は、半導体装置のスイ
ッチング動作による直流電圧の変動を抑制する機能を有
する。また、図6中には示してないが、電力変換装置
は、上記の構成物の他に半導体装置30のスイチング動
作を制御する回路基板と、半導体装置30を冷却するた
めの冷却フィン、冷却ファン等で構成されている。
するために必要最小限の半導体装置の回路構成を説明す
る。図7において、半導体装置30は、半導体スイッチ
13a、13b、13c、13d、13e、13f、ダ
イオード13a’、13b’、13c’、13d’、1
3e’、13f’、半導体スイッチ制御端子24a、2
4b、24c、24d、24e、24f、正極直流端子
3、負極直流端子2、U相出力端子4、V相出力端子
5、W相出力端子6からなり、4、5、6で一組の三相
交流端子を形成する。正極端子3と負極端子2間には直
流電圧が印加される。また、図を分かり易くするため、
半導体スイッチのオンオフ信号を出力するドライブ回路
は省略している。半導体スイッチ13a〜13fには、
パワーMOSFET(Metal Oxide Sem
iconductor Field Effect T
ransistor)或いはIGBT(Insulat
ed Gate BipolarTransisto
r)が用いられる。半導体スイッチにパワーMOSFE
Tを用いる場合、パワーMOSFETは素子構造的にダ
イオードを含んでいるため、半導体スイッチ13aとダ
イオード13a’を1チップで構成することができる。
半導体スイッチ13aと半導体スイッチ13b、半導体
スイッチ13cと半導体スイッチ13d、半導体スイッ
チ13eと半導体スイッチ13fはそれぞれブリッジ接
続されている。半導体装置30aは、半導体スイッチ制
御端子24a〜24fにPWM(Pluse Widt
h Modulation)制御信号電圧を印加し、ブ
リッジ接続されたそれぞれの半導体スイッチ13a〜1
3fのオン(開)、オフ(閉)の時間を制御することに
より、可変周波数・可変電圧の三相交流を三相交流出力
端子4,5,6から電動機35へ出力するものである。
UVW三相交流を出力する装置構成としては正極端子
3、負極端子2、ブリッジ接続した半導体スイッチ13
a、13b、出力端子6で構成した半導体装置を3つ用
いても実現できる。
ジ回路を構成する配線構造を示す。図4は、従来の半導
体装置内の配線構造を示す斜視図である。図4におい
て、2は負極直流端子、3は正極直流端子、4、5、6
は出力端子、11は絶縁体、12a、12b、12cは
基板導体パターン、13a、13bはダイオード及び半
導体スイッチ、14a、14b、14c、14d、14
eはワイヤ配線、7は放熱板、30は半導体装置、15
a、15b、15cは絶縁基板である。図4は、半導体
スイッチにMOSFETを用いた場合であり、半導体ス
イッチとダイオードの組合わせを一部品で示している。
放熱板7は材料して銅やAl−SiC合金等などを用い
る。図4には、ワイヤ配線14a、14b、14c、1
4d、14eが4本づつ図示されているが、半導体装置
の仕様とワイヤ配線径によってワイヤ配線本数は異な
り、ワイヤ配線本数を4本に限定するものではない。ま
た、絶縁基板15b、15cに実装された半導体スイッ
チ及びワイヤ配線等の構造及び作用は絶縁基板15aの
ものと同様であるため、以下では絶縁基板15aについ
て説明する。また、以下の説明において負極直流端子2
及び正極直流端子3とはそれぞれを構成している導体板
を指す。図4において、絶縁基板15aの上に基板導体
パターン12a、12b、12cが形成され、基板導体
パターン12a、12bに半導体スイッチ13a、13
bが実装されている。絶縁基板15aは、絶縁基板上に
形成した導体パターンと放熱板7間を電気絶縁してい
る。また、ワイヤ配線14aは正極直流端子3と基板導
体パターン12aを接続し、ワイヤ配線14bは半導体
スイッチ13aと基板導体パターン12bを接続し、ワ
イヤ配線14cは半導体スイッチ13bと基板導体パタ
ーン12cを接続し、ワイヤ配線14dは負極直流端子
2と基板導体パターン12cを接続し、ワイヤ配線14
eは出力端子4と基板導体パターン12bを接続してい
る。
13a、13bのそれぞれがオンからオフへの切り替え
をする際に、そのオンからオフへ切り替わる半導体スイ
ッチをブリッジ接続する配線と、電解コンデンサと半導
体装置30の直流端子に接続する配線と、負極直流端子
2と正極直流端子3と、電解コンデンサで構成する経路
で電流値が大きく変化する。半導体スイッチをブリッジ
接続する配線とは、図4において基板導体パターン12
a、12b、12cとワイヤ配線14a、14b、14
c、14dである。オンからオフへ切り替わる半導体ス
イッチには、電解コンデンサ電圧を越えた電圧が瞬時的
に印加される。この電解コンデンサ電圧を越えた電圧分
(以下、この電圧を跳ね上り電圧と呼ぶ。)は前記経路
と電解コンデンサの合計インダクタンスと前記経路にお
ける電流の時間微分値の積によって決定される。跳ね上
り電圧が増加し、オンからオフへ切り替わる半導体スイ
ッチへの印加電圧が素子耐圧を越えたとき、絶縁破壊が
起ることになる。従って、半導体装置の正常動作には、
跳ね上り電圧を抑制する必要があるが、半導体装置の大
電流化に伴い、前記経路における電流の時間微分値も増
加するため、インダクタンスの低減が重要となってい
る。跳ね上り電圧の問題に対して、耐圧の高い半導体ス
イッチを使用する対策があるが、耐圧を高くした場合、
半導体スイッチはオン状態での抵抗値が大きくなる傾向
があり、特に電源電圧が低く、半導体スイッチに大電流
が流れるシステムでは、半導体スイッチでの損失が大き
くなる問題が生じることになる。跳ね上り電圧の問題に
対して、インダクタンスを下げることにより跳ね上り電
圧を抑制することは耐圧の低い半導体スイッチを使用可
能にし、その効果として発熱低減による温度上昇の抑
制、寿命信頼性向上或いは冷却コストの低減などの大き
なメリットがある。
体装置における大電流化及び小型化の要求に対してより
低いインダクタンス配線実装を小さな実装面積で実現す
る重要性が高まっている。 そこで、図4に示した従来
例について検討した結果、以下のことが分かった。半導
体スイッチをブリッジ接続する配線の電流量が変化する
時、前記電流の経路に対向する渦電流が放熱板7に流
れ、その結果、放熱板7が銅やAlSiC等などの比較
的電気導電性の良い材料であれば、半導体スイッチをブ
リッジ接続する配線のインダクタンスが低減するという
効果がある。この効果は、半導体スイッチをブリッジ接
続する配線の電流と対向する電流の間で生じる相互イン
ダクタンスが半導体スイッチをブリッジ接続する配線で
生じる自己インダクタンスを減ずることから起こる。ま
た、この効果は、半導体スイッチをブリッジ接続する配
線の電流と対向する電流が近接し、かつ、同量になる程
大きくなるが、ブリッジ接続する配線と放熱板7間が離
れていることと、放熱板7の抵抗によって前記対向する
渦電流が半導体スイッチをブリッジ接続する配線の電流
量に比べて小さな値となることから、その効果には限界
がある。この検討から、半導体スイッチをブリッジ接続
する配線のインダクタンスを従来構造よりさらに低減す
るためには、半導体スイッチをブリッジ接続する配線の
電流と対向する電流が近接し、かつ、同量になるように
絶縁基板における配線レイアウトを構成する必要があ
る。また、この配線レイアウトが実現できれば、熱伝導
性の良い材料であれば良く、特に電気導電性の良い材料
である必要はなくなる。
体スイッチをブリッジ接続する配線のインダクタンスを
低減し、かつ、小型化を実現する半導体装置を提供する
ことにある。
に、半導体装置内において、直流端子間に半導体スイッ
チをブリッジ接続する導体部を表面及び内層に備えた少
なくとも2つの導体層と少なくとも2つの絶縁層を交互
に積層して絶縁基板を形成し、表面と内層の導体層に挟
まれた絶縁層を貫通する導体により絶縁層を挾む表面と
内層の導体層を電気接続し、絶縁基板上に少なくとも2
個の半導体スイッチを実装するブリッジ回路に流れる電
流を絶縁層を挾む導体層間において対向する向きに流す
ように電流経路を設ける。ここで、絶縁層を貫通する導
体と接続する表面の導体層に半導体スイッチを実装しな
い配線レイアウトにする。ここで、半導体スイッチの上
面電極と絶縁基板の表面の導体層の接続に導体ブロック
を用い、放熱板への半導体スイッチの放熱経路を形成す
る。
基づいて説明する。図1から図16おいて同じ対象及び
同じ機能を有するものは同じ符号を付した。また、図を
分かり易くするため、半導体スイッチを駆動するドライ
ブ回路は省略している。図1は、本発明の第1の実施形
態による半導体装置の配線構造を示す概観図である。図
1において、半導体装置30であり、2は負極直流端
子、3は正極直流端子、4、5、6は出力端子および配
線板、7は放熱板、8はネジ穴、11は絶縁板、12
a、12b、12cは基板導体パターン、13a、13
bはダイオード及び半導体スイッチ、14a、14b、
14c、14dはワイヤ配線、15a、15b、15c
は絶縁基板、24a、24bはゲート信号端子、25
a、25bはグランド端子である。各端子2、3、4、
5、6には配線取付け用の穴が設けられている。ネジ穴
8は冷却フィンと放熱板7をボルト等で固定する際に使
用する。図1には、ワイヤ配線14a、14b、14
c、14dが4本づつ図示されているが、半導体装置の
仕様とワイヤ配線径によってワイヤ配線本数は異なり、
本実施形態はワイヤ配線本数を4本に限定するものでは
ない。また、絶縁基板15b、15cに実装された半導
体スイッチ及びワイヤ配線等の構造及び作用は絶縁基板
15aのものと同様であるため、以下では絶縁基板15
aについて説明する。図1において、絶縁基板15aの
上に基板導体パターン12a、12b、12cが形成さ
れ、基板導体パターン12a、12bに半導体スイッチ
13a、13bが実装されている。また、ワイヤ配線1
4aは正極直流端子3と基板導体パターン12aを接続
し、ワイヤ配線14bは半導体スイッチ13aと基板導
体パターン12bを接続し、ワイヤ配線14cは半導体
スイッチ13bと基板導体パターン12cを接続し、ワ
イヤ配線14dは負極直流端子2と基板導体パターン1
2cを接続し、ワイヤ配線14eは出力端子4と基板導
体パターン12bを接続している。本実施形態の半導体
スイッチにおいて、ワイヤ配線と接続している面がソー
ス電極面であり、基板導体パターンと接続している面が
ドレイン電極面である。本実施形態において、ダイオー
ド及び半導体スイッチはMOSFETを使用しており、
ゲート信号端子24a、24bは夫々半導体スイッチ1
3a、13bのゲート電極に、グランド端子25a、2
5bは夫々半導体スイッチ13a、13bのソース電極
に接続している。ゲート信号端子24a、24b及びグ
ランド端子25a、25bは図示していないドライブ回
路基板に接続している。ただし、本実施形態におけるダ
イオード及び半導体スイッチは、MOSFETに限定す
るものではなく、IGBTとダイオードを組み合わせた
ものでも良い。絶縁基板15aは、複数の導体板と絶縁
板による積層構造を成しており、その構造については図
3において説明する。基板導体パターン12a、12
b、12cは、絶縁基板15aに形成されている。導体
板12aと12bは、絶縁基板15aの内層にある導体
とその間にある絶縁層を貫通する導体によって導通して
いる。図1は、半導体装置において、ワイヤ配線14a
により正極直流端子3と基板導体パターン12aが接続
され、ワイヤ配線14bにより基板導体パターン12b
上に実装された半導体スイッチ13aと基板導体パター
ン12cが接続され、ワイヤ配線14cにより基板導体
パターン12c上に実装された半導体スイッチ13bと
負極直流端子2が接続されている構造を示している。
方より見た図である。図2において、12a、12b、
12cは基板導体パターン、13a、13bは半導体ス
イッチ、14a、14b、14cはワイヤ配線、15a
は絶縁基板、16は絶縁板、24a、24bはゲート信
号端子、25a、25bはグランド端子である。
の断面構造を示す概略図である。図3において、2は負
極直流端子、3は正極直流端子、7は放熱板、11は絶
縁板、12a、12b、12cは基板導体パターン、1
3a、13bは半導体スイッチ、14a、14b、14
cはワイヤ配線、15aは絶縁基板、16、18は絶縁
板、17、19は導体板、20a、20bは導体、44
は半田である。絶縁基板15aは、図3に示すように、
絶縁板16、18と導体板17、19を積層化し、上面
に半導体スイッチ及びワイヤ配線を実装する基板導体パ
ターン12a、12b、12cを形成し、基板導体パタ
ーン12a、12bは、それぞれ絶縁板16を貫通する
導体20a、20bによって導体板17と接続する構造
になっている。絶縁基板15aにおいて絶縁板と導体板
はろう材等で面接着した一体構造になっている。導体板
19は、絶縁基板15aを放熱板7と半田44等で接着
固定するためのものであり、別の手法により放熱板7に
固着可能な場合は不要である。導体板17は、以下で説
明するように、電流が流れる部位であるため、放熱板、
冷却器と電気絶縁する必要がある。従って、導体板17
がむき出しの構造である場合、新たに絶縁シートを放熱
板或いは冷却器の間に挟む必要である。しかし、導体板
17に接着されていない絶縁シートでは熱抵抗が大きく
なり、放熱がし難くなる点で本実施形態の効果である温
度上昇の抑制効果を無にすることになる。本実施形態に
おいて、導体板17は絶縁基板の絶縁板18によって放
熱板7と電気的に絶縁しており、放熱板7が冷却器に面
接触することにより半導体スイッチ13a、13bにお
いて生じた熱を冷却器まで輸送する経路を構成してい
る。従って、本実施形態は、少なくとも半導体スイッチ
が実装される表面の導体層、絶縁層、導体層、絶縁層の
順に積層した絶縁基板を用いていることが特徴である。
また、図3の構造において、絶縁基板15aの上面には
ゲート信号端子及びグランド端子が設けられている。絶
縁基板15aの絶縁体16、17は材料として窒化アル
ミ、窒化珪素、アルミナが用いられる。導体板12a、
12b、12c、17、19は材料とし銅等の導電性の
良い材料が用いられる。ワイヤ配線14a、14b、1
4c14dは材料としてアルミが用いられる。また、本
実施形態において、図3のワイヤ配線は半田や超音波接
合等の技術を用いて銅やアルミ等の板状導体に置き換え
ても良い。
て、図2、図3に示した絶縁基板の実装構造が本発明が
解決する課題である跳ね上り電圧発生の要因となるイン
ダクタンスを低減する構造であることを図3を用いて説
明する。図3において、跳ね上り電圧を発生させる電流
経路は点線で示す通りであり、正極直流端子3、ワイヤ
配線14a、基板導体パターン12a、導体20a、導
体板17、導体20b、基板導体パターン12b、半導
体スイッチ13a、ワイヤ配線14b、基板導体パター
ン12c、半導体スイッチ13b、ワイヤ配線14c、
負極直流端子2の順となる。本構造では、導体板17と
基板導体パターン12a、12b、12cには、半導体
スイッチ13a、13bのそれぞれがオンからオフへの
切り替えをする際に変化する電流が対向し、かつ、同量
流れるレイアウトになっている。それにより、対向する
電流経路間の電磁誘導により、そこで生じる相互インダ
クタンスの絶対値は自己インダクタンスの絶対値に近く
なるため、絶縁基板上の電流経路で生じるインダクタン
スはより低減されることになる。図4の従来例と図1の
本実施形態の構造を用いて絶縁基板寸法とインダクタン
スを比較すると、図4の構造において、絶縁基板15a
の寸法をおよそ3cm角と想定した場合、絶縁基板上を
流れる電流経路で生じるインダクタンスは約10nHに
対して、本実施形態の絶縁基板の寸法はおよそ1.5c
m×3cmとなり、絶縁基板上で生じるインダクタンス
は約5nHとなる。以上の検討において、本実施形態
は、絶縁基板面積を約1/2に、インダクタンスは約5
nH低減し、その効果は大きい。また、絶縁基板面積の
削減は半導体装置の小型化を可能にする。以上の説明か
ら、本実施形態は、絶縁基板面積とインダクタンスの低
減に大きな効果があるといえる。また、前記の電流経路
と放熱板、冷却器は絶縁体18により絶縁されており、
絶縁基板から放熱板、冷却器までの放熱性は従来構造と
同じであることから、インダクタンスの低減による発熱
・温度上昇抑制効果を損なわない構造である。
た電力変換装置について説明する。図5は、図1の第1
の実施形態を用いた電力変換装置の一例である。図5に
おいて、32は電力変換装置であり、1はケース、2は
負極直流端子、3は正極直流端子、4、5、6は出力端
子、21、22は導体板、23は絶縁板、26は補助制
御端子、29は電解コンデンサ、30は半導体装置、3
1は直流電源、35は誘導電動機、40、41、42、
43はボルトである。図5において、負極直流端子2と
導体板21、正極直流端子3と導体板22はそれぞれボ
ルト40、41により導通している。導体板21と導体
板22は絶縁板23を挟む積層構造をしている。電解コ
ンデンサ29の端子はボルト42、43を用いてそれぞ
れ導体板21、22に接続されている。補助制御端子2
6は出力命令信号等の送受信に用いる。図5において、
電力変換装置32は、半導体装置30と電解コンデンサ
29及びそれらを接続する配線で構成されている。な
お、本実施形態の電力変換装置において、電解コンデン
サ29は、電解コンデンサに限定するものではなく、使
用条件に対して十分大きな静電容量を持つコンデンサで
あれば良い。図5の電力変換装置において、図1の第1
の実施形態の半導体装置を用いることにより、跳ね上り
電圧の要因であるインダクタンスが低減されるため、そ
の効果である発熱低減により冷却コストの低減が可能に
なる。また、半導体装置の小型化により、電力変換装置
の小型化も可能になる。
出力する半導体装置30を説明したが、本発明は、1相
分のブリッジ回路を構成する絶縁基板に関するものであ
り、1相分を出力する半導体装置においても同様の効果
を得ることができる。
の実施形態による半導体装置における半導体スイッチと
基板導体パターン間の半田接合を長寿命化する配線レイ
アウトについて説明する。図8は、本実施形態の半導体
装置の配線構造を示す斜視図であり、半導体装置のケー
ス部分を除いて図示している。図8において、30は半
導体装置であり、2は負極直流端子、3は正極直流端
子、4、5、6は出力端子および配線板、7は放熱板、
8はネジ穴、11は絶縁板、12a、12b、12c、
12dは基板導体パターン、13a、13bはダイオー
ド及び半導体スイッチ、14a、14b、14c、14
d、14eはワイヤ配線、15a、15b、15cは絶
縁基板、24a、24bはゲート信号端子、25a、2
5bはグランド端子、27a、27bはドレイン信号端
子である。各端子2、3、4、5、6には配線取付け用
の穴が設けられている。ネジ穴8は冷却フィンと放熱板
7をボルト等で固定する際に使用する。各端子24a、
24b、25a、25b、27a、27bは絶縁基板1
5a上に設けた導体パターンと半田等によって接続され
ている。図8には、ワイヤ配線14a、14b、14
c、14d、14eが4本づつ図示されているが、半導
体装置の仕様とワイヤ配線径によってワイヤ配線本数は
異なり、本実施形態はワイヤ配線本数を4本に限定する
ものではない。また、図8の半導体装置は3相交流電流
を出力する装置であり、絶縁基板15b、15cに実装
された半導体スイッチ及びワイヤ配線等の構造及び作用
は絶縁基板15aのものと同様であるため、以下では絶
縁基板15aについて説明する。図8において、絶縁基
板15aの上に基板導体パターン12a、12b、12
c、12dが形成され、基板導体パターン12a、12
bに半導体スイッチ13a、13bが半田により実装さ
れている。また、ワイヤ配線14aは正極直流端子3と
基板導体パターン12aを接続し、ワイヤ配線14bは
半導体スイッチ13aと基板導体パターン12bを接続
し、ワイヤ配線14eは半導体スイッチ13bと基板導
体パターン12cを接続し、ワイヤ配線14cは負極直
流端子2と基板導体パターン12dを接続し、ワイヤ配
線14dは出力端子4と基板導体パターン12bを接続
している。本実施形態の半導体スイッチにおいて、ワイ
ヤ配線と接続している面がソース電極面であり、基板導
体パターンと接続している面がドレイン電極面である。
本実施形態において、ダイオード及び半導体スイッチは
MOSFETを使用しており、ゲート信号端子24a、
24bは夫々半導体スイッチ13a、13bのゲート電
極に、グランド端子25a、25bは夫々半導体スイッ
チ13a、13bのソース電極に、ドレイン信号端子2
7a、27bはそれぞれ基板導体パターン12a、12
bに接続している。ゲート信号端子24a、24b及び
グランド端子25a、25b、ドレイン信号端子27
a、27bは図示していないドライブ回路基板に接続し
ている。ただし、本実施形態におけるダイオード及び半
導体スイッチは、MOSFETに限定するものではな
く、IGBTとダイオードを組み合わせたものでも良
い。
による積層構造を成しており、その構造については図9
により説明する。図9は、本実施形態の半導体装置の断
面構造を示す。図9において、30は半導体装置であ
り、1はケース、2は負極直流端子、3は正極直流端
子、7は放熱板、11は絶縁板、12a、12b、12
c、12dは基板導体パターン、13a、13bは半導
体スイッチ、14a、14b、14cはワイヤ配線、1
5aは絶縁基板、16、18は絶縁板、17、19は導
体板、20a、20bは導体、44は半田、45a、4
5bは半田である。図9において、絶縁基板15aは、
基板導体パターン12a、12b、12c、12d、絶
縁板16、18は導体板17、19、導体20a、20
bから構成され、絶縁基板15a上に形成された基板導
体パターン12c、12dは、絶縁基板15aの内層に
ある導体17とその間にある絶縁層を貫通する導体20
a、20bによってそれぞれ導通している。また、導体
板17と導体板19の間は絶縁板18によって絶縁され
ている。図9において、跳ね上り電圧を発生させる電流
経路は、正極直流端子3、ワイヤ配線14a、基板導体
パターン12a、半導体スイッチ13a、ワイヤ配線1
4b、基板導体パターン12b、半導体スイッチ13
b、ワイヤ配線14e、基板導体パターン12c、導体
20a、導体板17、導体20b、基板導体パターン1
2d、ワイヤ配線14c、負極直流端子2の順となる。
板導体パターン12a、12b、12c、12dとで
は、半導体スイッチ13a、13bのそれぞれがオンか
らオフへの切り替えをする際に変化する電流が対向し、
かつ、近接して流れるため、本発明の第1の実施形態
(図1から図3)で説明した構造と同様の跳ね上り電圧
の低減効果がある。それに加え、図8、図9の構造で
は、半導体スイッチ13a、13bを導体20a、20
bと接続した基板導体パターン12c、12dに配置し
ないレイアウトにしている。これは、以下に説明する半
導体チップと基板導体パターンを接続する半田の信頼性
の向上に効果がある。半導体装置は、動作時の半導体ス
イッチ、絶縁基板、放熱板等の温度上昇と休止時の温度
下降の温度サイクルにより、各部品は膨張と収縮を繰り
返す。半導体スイッチと絶縁基板、放熱板で生じる膨張
率の違いによって生じる歪みは、それらを接合する半田
を塑性変形させ、温度サイクル毎に少しずつ亀裂を生じ
させる。そのため、半田の寿命を向上させるためには、
上記歪みを小さくする必要がある。例えば、シリコンを
用いた半導体スイッチの熱膨張率が約3μm/℃、絶縁
基板の熱膨張率が約3〜4μm/℃、放熱板(銅)の熱
膨張率が約18μm/℃とすると、半導体スイッチと銅
の間では膨張差が大きくなることが分かる。本実施形態
の半導体装置を構成する内層に電流経路となる導体層
(導体板17)を持つ絶縁基板において、導体が銅で構
成される場合、図9の導体20a、20bが接続する基
板導体パターン12c、12d部分では体積に占める銅
の割合が多くなり、絶縁基板の他の部分に比べ、膨張率
が大きくなる。そのため、導体パターン12c、12d
部分に半導体スイッチを配置すると、半導体スイッチと
導体パターンを接合する半田の歪みが大きくなる。そこ
で、半田の信頼性を向上するため、図8、図9で説明し
た半導体装置では、導体20a、20bが接続していな
い導体パターン12a、12bに半導体スイッチを配置
した。また、図8、図9のレイアウトでは、絶縁基板の
内層導体17は負極直流端子と接続して負極と同電位と
したレイアウトであるために、絶縁基板から放熱板への
浮遊静電容量による漏れ電流を低減する効果もある。
第3の実施形態による半導体スイッチを並列化した半導
体装置を説明する。図10は、本実施形態の半導体スイ
ッチを2並列化した半導体装置を上方から見た図であ
る。図10では、内部配線構造を示すために、半導体装
置のケース上面部を取り除いている。図10において、
30は半導体装置であり、2は負極直流端子、3は正極
直流端子、4、5、6は出力端子および配線板、13
a、13b、13c、13dはダイオード及び半導体ス
イッチ、14b、14eはワイヤ配線、15a、15
b、15cは絶縁基板、24a、24bはゲート信号端
子、25a、25bはグランド端子、27a、27bは
ドレイン信号端子、36は抵抗体である。各端子2、
3、4、5、6には配線取付け用の穴が設けられてい
る。ネジ穴8は冷却フィンと放熱板7をボルト等で固定
する際に使用する。各端子24a、24b、25a、2
5b、27a、27bは絶縁基板15a上に設けた導体
パターンと半田等によって接続されている。抵抗体36
は並列に配置した半導体スイッチ13aと13cのゲー
ト−ドレイン間容量とゲート配線を含む配線インダクタ
ンスによって起こる発振現象を抑制するためにゲート配
線に配置した回路素子である。符号で示すことは省略し
ているが、半導体スイッチ13b、13dのゲート配線
にも同様の抵抗体を配置している。
A’断面構造を示す。図11において、30は半導体装
置であり、1はケース、2は負極直流端子、3は正極直
流端子、7は放熱板、11は絶縁板、12a、12b、
12c、12dは基板導体パターン、13a、13bは
半導体スイッチ、14a、14b、14cはワイヤ配
線、15aは絶縁基板、16、18は絶縁板、17、1
9は導体板、20a、20bは導体である。図11にお
いて、絶縁基板15aは、基板導体パターン12a、1
2b、12c、12d、絶縁板16、18は、導体板1
7、19、導体20a、20bから構成され、絶縁基板
15a上に形成された基板導体パターン12c、12d
は絶縁基板15aの内層にある導体17とその間にある
絶縁層を貫通する導体20a、20bによってそれぞれ
導通している。また、導体板17と導体板19の間は絶
縁板18によって絶縁している。図11において、絶縁
基板15aのAA’断面構造は、図9の断面構造とほぼ
同じである。図11では、負極直流端子1と正極直流端
子3を曲げ構造を持つ板で構成し、絶縁基板15aの基
板導体パターンに半田等で接合している。
化した半導体装置では、並列化した半導体スイッチを流
れる電流にアンバランスが生じた場合、電流値のニ乗に
比例した発熱アンバランスが生じる。これにより発熱の
大きな方の半導体スイッチが動作保証温度を上回らない
ようにする必要があるため、半導体装置の正常動作を保
証する最大電流値を下げることになり、即ち装置性能を
下げることになる。並列化した半導体スイッチに流れる
電流を均一化するためは、並列化する半導体スイッチの
電気特性を合わせるだけではなく、電流経路の電気特性
も合わせる必要がある。それには、電流経路を対称化す
る配線レイアウトが有効であるが、この手法は、表面の
みに導体パターンを有する絶縁基板では基板大型化の短
所があった。図10、図11に示す本実施形態の半導体
装置の配線レイアウトでは、絶縁基板内層の導体を電流
経路にし、絶縁基板中央部にスイッチング制御に必要な
ゲート信号端子、グランド端子、ドレイン端子へ配線パ
ターンを配置した。本配線レイアウトにおいて半導体ス
イッチ13aから13bへ流れる電流経路と半導体スイ
ッチ13cから13dへと流れる電流経路を絶縁基板内
層の導体を用いて対称化することによって、電流アンバ
ランスを保った上で絶縁基板の小型化を実現している。
また、本実施形態では絶縁基板レイアウトによる低イン
ダクタン化に加えて、曲げ構造を持つ負極直流端子1と
正極直流端子3の導体板を間に絶縁物を積層レイウトに
することによって、上記の直流端子部分の低インダクタ
ンス化を実現している。半導体装置は、半導体スイッチ
を並列化することで発熱量が小さくなり、より大電流ス
イチングが可能になるが、同時に跳ね上り電圧をさらに
抑制する必要があるため、大電流化のために半導体スイ
ッチを並列化した半導体装置に対して本配線レイアウト
の特長である低インダクタンス化の有効性が大きくな
る。
第4の実施形態による1相分を出力する半導体装置につ
いて説明する。図12は、本実施形態の1相分を出力す
る半導体装置を上方から見た図である。図12では、内
部配線構造を示すために、半導体装置のケース上面部を
取り除いている。図12において、30は半導体装置で
あり、1はケース、2は負極直流端子、3は正極直流端
子、4は出力端子、13a、13b、はダイオード及び
半導体スイッチ、14a、14b、14c、14eはワ
イヤ配線、15aは絶縁基板、24a、24bはゲート
信号端子、25a、25bはグランド端子、27a、2
7bはドレイン信号端子である。各端子2、3、4には
配線取付け用の穴が設けられている。出力端子4を構成
する導体板は基板導体パターン12bと半田等による接
合されている。ネジ穴8は冷却フィンと放熱板7をボル
ト等で固定する際に使用する。
面構造を示す。図13において、30は半導体装置であ
り、1はケース、2は負極直流端子、3は正極直流端
子、7は放熱板、11は絶縁板、12a、12b、12
c、12dは基板導体パターン、13a、13bは半導
体スイッチ、14a、14b、14cはワイヤ配線、1
5aは絶縁基板、16、18は絶縁板、17、19は導
体板、20a、20bは導体、44は半田、45a、4
5bは半田である。図13において、絶縁基板15a
は、基板導体パターン12a、12b、12c、12
d、絶縁板16、18は、導体板17、19、導体20
a、20bで構成され、絶縁基板15a上に形成された
基板導体パターン12c、12dは、絶縁基板15aの
内層にある導体17とその間にある絶縁層を貫通する導
体20a、20bによってそれぞれ導通している。ま
た、導体板17と導体板19の間は絶縁板18によって
絶縁されている。
の第2の実施形態において1つのブリッジ回路を構成す
る1枚の絶縁基板とその周辺配線を抜き出した配線構造
であり、図8の第2の実施形態と同様の理由で小型化、
インダクタンス低減等の効果がある。加えて、図13の
断面図で示されるように、負極直流端子2と正極直流端
子3部分については、負極直流端子2と正極直流端子3
を構成する導体板の間に絶縁体を挟んで重ね、下側の端
子部を張り出した構造にすることにより、図10と同様
に端子部分のインダクタンスを低減したレイアウトにし
ている。これにより、本実施形態は、図8の配線構造に
比べ、直流端子部構造が単純でかつインダクタンスの低
減効果の大きい配線レイアウトを実現している。本実施
形態は、直流電流/直流電流変換装置のように1つのブ
リッジ回路で構成可能な装置の小型で信頼性の向上に有
効である。また、本実施形態は、図8の第2の実施形態
をもとに2つの半導体スイッチによってブリッジ回路を
構成しているが、図10の第3の実施形態で示したよう
に、半導体スイッチを並列化したブリッジ回路をもとに
レイアウトすることも可能である。
第4の実施形態による半導体スイッチの放熱性能を上げ
た構造の半導体装置について説明する。図14は、本実
施形態の半導体装置を上方から見た図である。図14で
は、内部配線構造を示すために、半導体装置のケース上
面部を取り除いている。図14において、30は半導体
装置であり、1はケース、2は負極直流端子、3は正極
直流端子、4は出力端子、13a、13bはダイオード
及び半導体スイッチ、15aは絶縁基板、24a、24
bはゲート信号端子、25a、25bはグランド端子、
27a、27bはドレイン信号端子、46a、46bは
導体ブロックである。各端子2、3、4には配線取付け
用の穴が設けられている。出力端子4を構成する導体板
は基板導体パターン12bと半田等による接合されてい
る。ネジ穴8は冷却フィンと放熱板7をボルト等で固定
する際に使用する。
面構造を示す。図15において、30は半導体装置であ
り、1はケース、2は負極直流端子、3は正極直流端
子、7は放熱板、11は絶縁板、12a、12b、12
c、12dは基板導体パターン、13a、13bは半導
体スイッチ、15aは絶縁基板、16、18は絶縁板、
17、19は導体板、20a、20bは導体、44は半
田、45a、45bは半田、46a、46bは導体ブロ
ックである。導体ブロック46aは、銅等の電気伝導性
と熱伝導性の良い材料を用い、半田等による接合や上面
に設けられた加圧機構を用いた圧力によって半導体スイ
ッチ13aと基板導体パターン12bを電気接続してい
る。導体ブロック46bについても同様に半導体スイッ
チ13bと基板導体パターン12cを電気接続してい
る。
等においてワイヤ配線が用いられていた箇所を導体ブロ
ック46a、46bに置換えることにより、半導体スイ
ッチで生じた熱は図15中の点線に示すように導体ブロ
ックを通じた経路からも放熱される。この導体ブロック
による放熱性向上に加え、本実施形態における絶縁基板
15aのレイアウトでは、導体ブロック46bは基板導
体パターン12cと導体板17が導体20aで接続され
た熱伝導性の良い構造の上に接合することにより、より
放熱効率が向上する効果を有している。放熱性の向上に
より半導体チップの温度上昇が抑制され、信頼性の向上
或いは冷却器に要求される能力を軽減できたことによる
コストの削減に効果がある。
明の半導体装置を用いた電力変換器を搭載した自動車の
駆動システムについて説明する。図16は、本実施形態
の自動車における駆動システムの構成図である。図16
において、35は電動機、32は電力変換装置、31は
直流電源、34は出力配線、50は自動車、51は制御
装置、52は伝導装置、53はエンジン、54a、54
b、54c、54dは車輪、55は信号端子である。信
号端子は、自動車の運転状態及び運転者からの発進、加
速、減速、停止の指令に対する信号を受信する。制御装
置51は、信号端子より受信した情報に基づき、電力変
換器へ制御信号を送信し、電動機35を駆動する。電動
機35は、トルクをエンジンシャフトに伝え、伝導装置
52を介して車輪を駆動させる。即ち、図16の駆動シ
ステムでは、自動車のエンジン53が停止している場合
においても、電動機35によって車輪54a、54bを
駆動することができ、また、エンジン53が稼動してい
る際もトルクアシストすることも可能である。さらに、
エンジン53により電動機35を駆動させ、電動機35
で発生した交流を電力変換装置32で直流に変換するこ
とにより、直流電源31に充電することや、減速時に運
動エネルギーの一部を前記方法で発電に使用することが
できる。このような機能を実現するシステムは、停止時
のアイドリングを止め、効率良く発電ができるため、自
動車の燃費効率を上げる効果がある。しかし、図16の
駆動システムにおいて、電動機35のみによる車輪駆動
やトルクアシスト時には大きなトルクが要求されること
から、大電流で電動機35を駆動する必要があり、その
ため、大電流を制御できる電力変換器が必須であり、ま
た、搭載可能な空間が限られるため、小型の電力変換装
置の実現を可能する半導体装置が必要となる。本発明の
半導体装置を用いることにより、大電流制御可能でかつ
小型の電力変換器が実現でき、この電力変換器を用いた
駆動システムを持った自動車を提供することができる。
半導体装置は電流路となる導体板を積層した絶縁基板に
おいて低インダクタンスの配線レイアウトを有するの
で、スイッチング時に半導体スイッチに印加される電圧
を抑制し、より低耐圧の半導体素子の使用を可能にし、
その結果、半導体装置の発熱低減の効果がある。加え
て、インダクタンスの低減には、スイッチング時の半導
体素子損失を低減する効果があり、また、発熱の低減
は、信頼性の向上、冷却コストの削減に効果がある。ま
た、本発明により、絶縁基板部分の面積が削減されるの
で、半導体装置の小型化にも効果がある。この効果よ
り、大電流化と小型化を実現する半導体装置を用いた電
力変換装置を提供することができる。
線構造を示す概観図
略図
成図
半導体装置の回路構成図
線構造を示す斜視図
チを並列化した半導体装置の配線構造図
する半導体装置の配線構造図
配線構造図
体装置を用いた電力変換器を搭載した自動車の駆動シス
テムの構成図
…出力端子、5…出力端子、6…出力端子、7…放熱
板、8…ネジ穴、11…絶縁板、12a,12b,12
c,12d…基板導体パターン、13a,13b,13
c,13d…ダイオード及び半導体スイッチ、14a,
14b,14c,14d,14e…ワイヤ配線、15
a,15b,15c…絶縁基板、16…絶縁板、17…
導体板、18…絶縁板、19…導体板、20a,20b
…導体、21…導体板、22…導体板、23…絶縁板、
24a,24b…ゲート信号端子、25a,25b…グ
ランド端子、26…補助制御端子、27a,27b…ド
レイン端子、29…電解コンデンサ、30…半導体装
置、31…三相交流電源、32…電力変換装置、33
a,33b…主回路配線、34…出力配線、35…誘導
電動機、36…抵抗体、40,41,42,43…ボル
ト、44…半田、45a,45b…半田、46a,46
b…導体ブロック、47…熱伝導経路、48…冷却器、
50…自動車、51…制御装置、52…伝導装置、53
…エンジン、54a,54b,54c,54d…車輪、
55…信号端子
Claims (5)
- 【請求項1】 ブリッジ接続された少なくとも2個の制
御可能な半導体スイッチと、少なくとも1つの出力端子
と、少なくとも2つの正極負極直流端子と、前記半導体
スイッチを実装する導体部を備えた絶縁基板を有する半
導体装置において、 前記直流端子間に前記半導体スイッチをブリッジ接続す
る導体部を表面及び内層に備えた少なくとも2つの導体
層と少なくとも2つの絶縁層を交互に積層して前記絶縁
基板を形成し、前記表面と内層の導体層に挟まれた前記
絶縁層を貫通する導体により前記絶縁層を挾む前記表面
と内層の導体層を電気接続し、前記絶縁基板上に前記少
なくとも2個の半導体スイッチを実装するブリッジ回路
に流れる電流を前記絶縁層を挾む導体層間において対向
する向きに流すように電流経路を設けることを特徴とす
る半導体装置。 - 【請求項2】 ブリッジ接続された少なくとも2個の制
御可能な半導体スイッチと、少なくとも1つの出力端子
と、少なくとも2つの正極負極直流端子と、前記半導体
スイッチを実装する導体部を備えた絶縁基板を有する半
導体装置において、 前記直流端子間に前記半導体スイッチをブリッジ接続す
る導体部を表面及び内層に備えた少なくとも2つの導体
層と少なくとも2つの絶縁層を交互に積層して前記絶縁
基板を形成し、前記表面と内層の導体層に挟まれた前記
絶縁層を貫通する導体により前記絶縁層を挾む前記表面
と内層の導体層を電気接続し、前記絶縁基板上に前記少
なくとも2個の半導体スイッチを実装するブリッジ回路
に流れる電流を前記絶縁層を挾む導体層間において対向
する向きに流すように電流経路を設け、前記絶縁層を貫
通する導体と接続する前記表面の導体層に前記半導体ス
イッチを実装しない配線レイアウトにすることを特徴と
する半導体装置。 - 【請求項3】 ブリッジ接続された少なくとも2個の制
御可能な半導体スイッチと、少なくとも1つの出力端子
と、少なくとも2つの正極負極直流端子と、前記半導体
スイッチを実装する導体部を備えた絶縁基板と、前記絶
縁基板を実装する放熱板を有する半導体装置において、 前記直流端子間に前記半導体スイッチをブリッジ接続す
る導体部を表面及び内層に備えた少なくとも2つの導体
層と少なくとも2つの絶縁層を交互に積層して前記絶縁
基板を形成し、前記表面と内層の導体層に挟まれた前記
絶縁層を貫通する導体により前記絶縁層を挾む前記表面
と内層の導体層を電気接続し、前記絶縁基板上に前記少
なくとも2個の半導体スイッチを実装するブリッジ回路
に流れる電流を前記絶縁層を挾む導体層間において対向
する向きに流すように電流経路を設け、前記絶縁層を貫
通する導体と接続する前記表面の導体層に前記半導体ス
イッチを実装しない配線レイアウトにすると共に、前記
半導体スイッチの上面電極と前記絶縁基板の表面の導体
層の接続に導体ブロックを用い、前記放熱板への前記半
導体スイッチの放熱経路を形成することを特徴とする半
導体装置。 - 【請求項4】 直流電源と、直流電圧の変動を抑制する
コンデンサと、直流電圧を交流電圧に変換する電力変換
する半導体装置を有する電力変換装置において、前記半
導体装置として請求項1から請求項3のいずれかの半導
体装置を用いることを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項5】 直流電源と、電力変換装置と、前記電力
変換装置よって駆動される電動機を有する自動車の駆動
システムにおいて、前記電力変換装置として請求項4の
電力変換装置を用いることを特徴とする自動車の駆動シ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002090685A JP3723869B2 (ja) | 2001-03-30 | 2002-03-28 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001097950 | 2001-03-30 | ||
JP2001-97950 | 2001-03-30 | ||
JP2002090685A JP3723869B2 (ja) | 2001-03-30 | 2002-03-28 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002373971A true JP2002373971A (ja) | 2002-12-26 |
JP3723869B2 JP3723869B2 (ja) | 2005-12-07 |
Family
ID=26612659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002090685A Expired - Fee Related JP3723869B2 (ja) | 2001-03-30 | 2002-03-28 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3723869B2 (ja) |
Cited By (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005261016A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの電力変換装置 |
JP2006109576A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Hitachi Ltd | インバータ装置およびそれを用いた車両駆動装置 |
JP2006148098A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | General Electric Co <Ge> | パワーモジュール、相脚パワーモジュール組立体および3相インバータ組立体 |
JP2009071329A (ja) * | 2008-12-15 | 2009-04-02 | Hitachi Ltd | 半導体素子駆動用集積回路及び電力変換装置 |
JP2009302552A (ja) * | 2009-08-12 | 2009-12-24 | Hitachi Ltd | パワーモジュール |
JP2010119299A (ja) * | 2008-03-11 | 2010-05-27 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 電力変換装置 |
JP2010193714A (ja) * | 2010-05-31 | 2010-09-02 | Hitachi Automotive Systems Ltd | インバータ装置およびそれを用いた車両駆動装置 |
JP4911370B2 (ja) * | 2006-02-17 | 2012-04-04 | 株式会社安川電機 | 電力変換装置 |
JP2012235128A (ja) * | 2011-05-03 | 2012-11-29 | Alstom Transport Sa | 少なくとも一つの電子部品を、第1および第2端子の間のループインダクタンスを低減する手段を含む電力供給装置に電気的に相互接続するための装置 |
WO2013018811A1 (ja) * | 2011-08-01 | 2013-02-07 | 富士電機株式会社 | パワー半導体モジュール |
JP2013212049A (ja) * | 2007-08-09 | 2013-10-10 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 電力変換装置 |
JP2014038982A (ja) * | 2012-08-20 | 2014-02-27 | Ihi Corp | 半導体パワーモジュール |
KR20140055786A (ko) * | 2012-11-01 | 2014-05-09 | 삼성전자주식회사 | 균일한 병렬 스위치 특성을 갖는 파워모듈용 기판 및 이를 포함하는 파워모듈 |
WO2014091608A1 (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-19 | 株式会社 日立製作所 | パワー半導体モジュール及びこれを用いた電力変換装置 |
CN104242682A (zh) * | 2013-06-19 | 2014-12-24 | 普罗蒂恩电子有限公司 | 用于电动机或发电机的逆变器 |
JP2015230990A (ja) * | 2014-06-05 | 2015-12-21 | 株式会社日立製作所 | パワー半導体装置および樹脂封止型モータ |
JPWO2014006814A1 (ja) * | 2012-07-04 | 2016-06-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 半導体装置 |
JPWO2014061211A1 (ja) * | 2012-10-15 | 2016-09-05 | 富士電機株式会社 | 半導体装置 |
WO2017002390A1 (ja) * | 2015-06-30 | 2017-01-05 | シャープ株式会社 | 回路モジュール |
JP2017017195A (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-19 | 富士電機株式会社 | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
JP2017059778A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | 株式会社デンソー | 半導体モジュール |
EP3166144A4 (en) * | 2014-07-03 | 2017-09-27 | Nissan Motor Co., Ltd | Half-bridge power semiconductor module and manufacturing method therefor |
JP2017212316A (ja) * | 2016-05-25 | 2017-11-30 | Dowaホールディングス株式会社 | 金属−セラミックス接合基板およびその製造方法 |
US20170345792A1 (en) * | 2014-11-28 | 2017-11-30 | Nissan Motor Co., Ltd. | Half-bridge power semiconductor module and method of manufacturing same |
WO2018043535A1 (ja) * | 2016-09-02 | 2018-03-08 | ローム株式会社 | パワーモジュール、駆動回路付パワーモジュール、および産業機器、電気自動車またはハイブリッドカー |
JP2019506753A (ja) * | 2016-02-24 | 2019-03-07 | アーベーベー・シュバイツ・アーゲー | 多層回路基板に基づくパワーモジュール |
WO2019150870A1 (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 株式会社デンソー | 半導体モジュール |
US10396057B2 (en) | 2015-02-13 | 2019-08-27 | Nissan Arc, Ltd. | Half-bridge power semiconductor module and method for manufacturing same |
-
2002
- 2002-03-28 JP JP2002090685A patent/JP3723869B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (44)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005261016A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの電力変換装置 |
JP4610209B2 (ja) * | 2004-03-09 | 2011-01-12 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの電力変換装置 |
JP2006109576A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Hitachi Ltd | インバータ装置およびそれを用いた車両駆動装置 |
JP4566678B2 (ja) * | 2004-10-04 | 2010-10-20 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | パワーモジュール |
JP2006148098A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | General Electric Co <Ge> | パワーモジュール、相脚パワーモジュール組立体および3相インバータ組立体 |
JP4911370B2 (ja) * | 2006-02-17 | 2012-04-04 | 株式会社安川電機 | 電力変換装置 |
US8902623B2 (en) | 2007-08-09 | 2014-12-02 | Hitachi, Ltd. | Power inverter |
JP2013212049A (ja) * | 2007-08-09 | 2013-10-10 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 電力変換装置 |
JP2010119299A (ja) * | 2008-03-11 | 2010-05-27 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 電力変換装置 |
JP2009071329A (ja) * | 2008-12-15 | 2009-04-02 | Hitachi Ltd | 半導体素子駆動用集積回路及び電力変換装置 |
JP2009302552A (ja) * | 2009-08-12 | 2009-12-24 | Hitachi Ltd | パワーモジュール |
JP2010193714A (ja) * | 2010-05-31 | 2010-09-02 | Hitachi Automotive Systems Ltd | インバータ装置およびそれを用いた車両駆動装置 |
JP2012235128A (ja) * | 2011-05-03 | 2012-11-29 | Alstom Transport Sa | 少なくとも一つの電子部品を、第1および第2端子の間のループインダクタンスを低減する手段を含む電力供給装置に電気的に相互接続するための装置 |
WO2013018811A1 (ja) * | 2011-08-01 | 2013-02-07 | 富士電機株式会社 | パワー半導体モジュール |
JPWO2014006814A1 (ja) * | 2012-07-04 | 2016-06-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 半導体装置 |
JP2014038982A (ja) * | 2012-08-20 | 2014-02-27 | Ihi Corp | 半導体パワーモジュール |
US10070528B2 (en) | 2012-10-15 | 2018-09-04 | Fuji Electric Co., Ltd. | Semiconductor device wiring pattern and connections |
JPWO2014061211A1 (ja) * | 2012-10-15 | 2016-09-05 | 富士電機株式会社 | 半導体装置 |
KR20140055786A (ko) * | 2012-11-01 | 2014-05-09 | 삼성전자주식회사 | 균일한 병렬 스위치 특성을 갖는 파워모듈용 기판 및 이를 포함하는 파워모듈 |
KR101890752B1 (ko) * | 2012-11-01 | 2018-08-22 | 삼성전자 주식회사 | 균일한 병렬 스위치 특성을 갖는 파워모듈용 기판 및 이를 포함하는 파워모듈 |
WO2014091608A1 (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-19 | 株式会社 日立製作所 | パワー半導体モジュール及びこれを用いた電力変換装置 |
JPWO2014091608A1 (ja) * | 2012-12-13 | 2017-01-05 | 株式会社日立製作所 | パワー半導体モジュール及びこれを用いた電力変換装置 |
JP2016523504A (ja) * | 2013-06-19 | 2016-08-08 | プロティアン エレクトリック リミテッドProtean Electric Limited | 電気モータまたは発電機用インバータ |
CN104242682B (zh) * | 2013-06-19 | 2017-12-05 | 普罗蒂恩电子有限公司 | 用于电动机或发电机的逆变器 |
GB2515318B (en) * | 2013-06-19 | 2016-05-18 | Protean Electric Ltd | Inverter for an electric motor or generator |
KR20160021825A (ko) * | 2013-06-19 | 2016-02-26 | 프로틴 일렉트릭 리미티드 | 전동기 또는 발전기용 인버터 |
US9729092B2 (en) | 2013-06-19 | 2017-08-08 | Protean Electric Limited | Inverter for an electric motor or generator |
KR101949250B1 (ko) * | 2013-06-19 | 2019-02-18 | 프로틴 일렉트릭 리미티드 | 전동기 또는 발전기용 인버터 |
CN104242682A (zh) * | 2013-06-19 | 2014-12-24 | 普罗蒂恩电子有限公司 | 用于电动机或发电机的逆变器 |
WO2014203112A1 (en) * | 2013-06-19 | 2014-12-24 | Protean Electric Limited | Inverter for an electric motor or generator |
JP2015230990A (ja) * | 2014-06-05 | 2015-12-21 | 株式会社日立製作所 | パワー半導体装置および樹脂封止型モータ |
US10522517B2 (en) | 2014-07-03 | 2019-12-31 | Nissan Motor Co., Ltd. | Half-bridge power semiconductor module and manufacturing method therefor |
EP3166144A4 (en) * | 2014-07-03 | 2017-09-27 | Nissan Motor Co., Ltd | Half-bridge power semiconductor module and manufacturing method therefor |
US10756057B2 (en) | 2014-11-28 | 2020-08-25 | Nissan Motor Co., Ltd. | Half-bridge power semiconductor module and method of manufacturing same |
US20170345792A1 (en) * | 2014-11-28 | 2017-11-30 | Nissan Motor Co., Ltd. | Half-bridge power semiconductor module and method of manufacturing same |
US10396057B2 (en) | 2015-02-13 | 2019-08-27 | Nissan Arc, Ltd. | Half-bridge power semiconductor module and method for manufacturing same |
WO2017002390A1 (ja) * | 2015-06-30 | 2017-01-05 | シャープ株式会社 | 回路モジュール |
JP2017017195A (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-19 | 富士電機株式会社 | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
JP2017059778A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | 株式会社デンソー | 半導体モジュール |
JP7145075B2 (ja) | 2016-02-24 | 2022-09-30 | ヒタチ・エナジー・スウィツァーランド・アクチェンゲゼルシャフト | 多層回路基板に基づくパワーモジュール |
JP2019506753A (ja) * | 2016-02-24 | 2019-03-07 | アーベーベー・シュバイツ・アーゲー | 多層回路基板に基づくパワーモジュール |
JP2017212316A (ja) * | 2016-05-25 | 2017-11-30 | Dowaホールディングス株式会社 | 金属−セラミックス接合基板およびその製造方法 |
WO2018043535A1 (ja) * | 2016-09-02 | 2018-03-08 | ローム株式会社 | パワーモジュール、駆動回路付パワーモジュール、および産業機器、電気自動車またはハイブリッドカー |
WO2019150870A1 (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 株式会社デンソー | 半導体モジュール |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3723869B2 (ja) | 2005-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1376696B1 (en) | Semiconductor device | |
JP3723869B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP4603956B2 (ja) | 電力変換装置 | |
US9307666B2 (en) | Electric circuit device, electric circuit module, and power converter | |
JP3642012B2 (ja) | 半導体装置,電力変換装置及び自動車 | |
US6373705B1 (en) | Electronic semiconductor module | |
US6843335B2 (en) | Power conversion apparatus and mobile object incorporating thereof | |
JP3460973B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP2000164800A (ja) | 半導体モジュール | |
JP2001286158A (ja) | 半導体装置及び電力変換装置 | |
JP2007012721A (ja) | パワー半導体モジュール | |
CN116325135A (zh) | 半导体封装、半导体装置以及电力变换装置 | |
JP3673776B2 (ja) | 半導体モジュール及び電力変換装置 | |
JP5341824B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2021114893A (ja) | 電子回路ユニット | |
JP2010016924A (ja) | 電力半導体モジュールおよびこれを備えた半導体電力変換装置 | |
JP2005117860A (ja) | 電力変換用モジュールおよび電力変換装置並びに電気自動車用電力変換装置 | |
JP3819838B2 (ja) | 半導体装置及び電力変換装置 | |
US20230395457A1 (en) | Power Semiconductor Device, Power Conversion Device, and Electric System | |
WO2023243169A1 (ja) | 電力変換装置 | |
JP2019160969A (ja) | 電力変換装置 | |
JP7428679B2 (ja) | パワー半導体装置および電力変換装置 | |
WO2024013857A1 (ja) | 半導体装置および電力変換装置 | |
WO2023149144A1 (ja) | 半導体装置 | |
WO2022107439A1 (ja) | パワー半導体モジュール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040326 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050527 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050621 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050622 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050831 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3723869 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080930 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090930 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090930 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100930 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100930 Year of fee payment: 5 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100930 Year of fee payment: 5 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100930 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110930 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120930 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120930 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130930 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |