JP2002372391A - 熱交換素子とその製造方法 - Google Patents
熱交換素子とその製造方法Info
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- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D9/00—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D9/0031—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by paired plates touching each other
- F28D9/0037—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by paired plates touching each other the conduits for the other heat-exchange medium also being formed by paired plates touching each other
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F2275/00—Fastening; Joining
- F28F2275/02—Fastening; Joining by using bonding materials; by embedding elements in particular materials
- F28F2275/025—Fastening; Joining by using bonding materials; by embedding elements in particular materials by using adhesives
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 住居等での省エネルギー換気において、畝状
部折畳み工程と接着成形工程の連結による材料コスト削
減と圧力損失低減ならびに生産性の向上を図り、環境保
全への対応も配慮した熱交換素子を提供することを目的
とする。 【解決手段】 素子素材2は方形の平板2aの片面であ
る第1面5に所定の間隔で筋状に接着剤を所定幅で塗布
した4本の第1塗布部6と、他の片面の第2面7は両側
の端縁8に沿って第2塗布部9を設ける。畝状部折り工
程13では紙折り金型により第2塗布部9に畝を一筋ず
つ筋状の第2塗布部9に沿って第2面7側へ立ち上げて
成形し、1箇所2本ずつ立ち上げられた畝を熱圧接し畝
状部10とする。端縁折曲げ工程15で端縁8の第2塗
布部9を折り曲げ立上げ、畝状部10が交差するよう重
ねて熱圧接し流路3を有する積層体4とする。接着剤塗
布、畝状部の折畳み、接着の各工程が一連の自動工程と
することができる。
部折畳み工程と接着成形工程の連結による材料コスト削
減と圧力損失低減ならびに生産性の向上を図り、環境保
全への対応も配慮した熱交換素子を提供することを目的
とする。 【解決手段】 素子素材2は方形の平板2aの片面であ
る第1面5に所定の間隔で筋状に接着剤を所定幅で塗布
した4本の第1塗布部6と、他の片面の第2面7は両側
の端縁8に沿って第2塗布部9を設ける。畝状部折り工
程13では紙折り金型により第2塗布部9に畝を一筋ず
つ筋状の第2塗布部9に沿って第2面7側へ立ち上げて
成形し、1箇所2本ずつ立ち上げられた畝を熱圧接し畝
状部10とする。端縁折曲げ工程15で端縁8の第2塗
布部9を折り曲げ立上げ、畝状部10が交差するよう重
ねて熱圧接し流路3を有する積層体4とする。接着剤塗
布、畝状部の折畳み、接着の各工程が一連の自動工程と
することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事務所、店舗、住
居等での快適空間を創出する省エネルギー換気に使用さ
れる熱交換器の熱交換素子に関する。
居等での快適空間を創出する省エネルギー換気に使用さ
れる熱交換器の熱交換素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の熱交換素子の基本的な構
成は、代表的なものとして特公昭47−19960号公
報に記載の、伝熱性と透湿性を併せ持つ加工紙で形成さ
れ、熱交換すべき二つの気流を仕切るプレートに、同紙
質で波形状に形成したフィンの片面にプレートを接着し
て複列の平行する流路を有する単位部材とし、これを平
行する流路が交互に直交するよう所要段数積み重ね接着
するものがある。
成は、代表的なものとして特公昭47−19960号公
報に記載の、伝熱性と透湿性を併せ持つ加工紙で形成さ
れ、熱交換すべき二つの気流を仕切るプレートに、同紙
質で波形状に形成したフィンの片面にプレートを接着し
て複列の平行する流路を有する単位部材とし、これを平
行する流路が交互に直交するよう所要段数積み重ね接着
するものがある。
【0003】また、特開昭61−186795公報に記
載のものは、プレートの上に所要の高さとピッチで非金
属材料製の棒状のリブを形成して流路とする単位部材
を、流路が交互に直交するよう所要段数積み重ね、リブ
の上に塗布した接着剤で接着するものである。
載のものは、プレートの上に所要の高さとピッチで非金
属材料製の棒状のリブを形成して流路とする単位部材
を、流路が交互に直交するよう所要段数積み重ね、リブ
の上に塗布した接着剤で接着するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の熱交
換素子は、コルゲート構造のものは材料コストが高くな
り、圧力損失が大きくなる。また、非金属材料製の棒状
のリブを用いるものは、プレートとリブの異なる材質が
一体となっており廃棄時の分別が困難であるという課題
があり、材料コストの削減および圧力損失の低減と分別
による資源の再利用ができるようにすることが要求され
ている。
換素子は、コルゲート構造のものは材料コストが高くな
り、圧力損失が大きくなる。また、非金属材料製の棒状
のリブを用いるものは、プレートとリブの異なる材質が
一体となっており廃棄時の分別が困難であるという課題
があり、材料コストの削減および圧力損失の低減と分別
による資源の再利用ができるようにすることが要求され
ている。
【0005】本発明は、上記課題を解決するもので、畝
状部折畳み工程と接着成形工程の連結による材料コスト
削減と圧力損失低減ならびに生産性の向上を図り、環境
保全への対応も配慮した熱交換素子を提供することを目
的とする。
状部折畳み工程と接着成形工程の連結による材料コスト
削減と圧力損失低減ならびに生産性の向上を図り、環境
保全への対応も配慮した熱交換素子を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換素子は上
記目的を達成するために、平板の片面の第1面に接着剤
を筋状に塗布した複数条の第1塗布部と、他の片面の第
2面は両端縁に沿って第1面と同方向の接着剤を筋状に
塗布した第2塗布部を設け、第1塗布部を接着剤の筋状
方向を折線として折り畳み貼り合せることで畝状部を立
上げて並列する流路を設け、第2面の両端縁の第2塗布
部が畝状部の頂上部の高さになるよう立上げた素子素材
を複数個畝状部が交差するように重ね、第2塗布部の接
着剤で貼り合せて積層し平板を隔てて交差する二つの流
路を形成した構成とする。
記目的を達成するために、平板の片面の第1面に接着剤
を筋状に塗布した複数条の第1塗布部と、他の片面の第
2面は両端縁に沿って第1面と同方向の接着剤を筋状に
塗布した第2塗布部を設け、第1塗布部を接着剤の筋状
方向を折線として折り畳み貼り合せることで畝状部を立
上げて並列する流路を設け、第2面の両端縁の第2塗布
部が畝状部の頂上部の高さになるよう立上げた素子素材
を複数個畝状部が交差するように重ね、第2塗布部の接
着剤で貼り合せて積層し平板を隔てて交差する二つの流
路を形成した構成とする。
【0007】本発明によれば、平板状態で所要の接着剤
を塗布することで塗布精度の確保ならびに高速塗布を容
易にすることができる。
を塗布することで塗布精度の確保ならびに高速塗布を容
易にすることができる。
【0008】また、素子素材は平板を平行四辺形とし、
第1塗布部ならびに第2塗布部の筋状の接着剤塗布方向
に平行に相対する辺を第1辺とし、第1辺に所定角度で
交差して平行する第2辺は畝状部ならびに両端縁を第1
辺に平行に折り畳み、立上げた後に鋸歯状の波形とな
り、素子素材を重ねたときに、この波形の頂部が第1辺
に概ね一致して重なる構成とする。
第1塗布部ならびに第2塗布部の筋状の接着剤塗布方向
に平行に相対する辺を第1辺とし、第1辺に所定角度で
交差して平行する第2辺は畝状部ならびに両端縁を第1
辺に平行に折り畳み、立上げた後に鋸歯状の波形とな
り、素子素材を重ねたときに、この波形の頂部が第1辺
に概ね一致して重なる構成とする。
【0009】本発明によれば、立上げた畝状部に平行な
第1辺に交差する第2辺の切断が不要であり、工程減と
材料歩留りの向上ができる。
第1辺に交差する第2辺の切断が不要であり、工程減と
材料歩留りの向上ができる。
【0010】また、帯状の平板にコーティングノズル、
スプレーノズル、凹版印刷またはスクリーン印刷で接着
剤を塗布する塗布工程と、裁断、畝状部折り、畝状部畳
み、端縁折曲げからなる素子素材の成形工程を熱交換素
子の製造方法としたものである。
スプレーノズル、凹版印刷またはスクリーン印刷で接着
剤を塗布する塗布工程と、裁断、畝状部折り、畝状部畳
み、端縁折曲げからなる素子素材の成形工程を熱交換素
子の製造方法としたものである。
【0011】本発明によれば、熱交換素子の形状寸法、
素子素材の流路形状及び精度等の条件に合わせて適切な
接着剤塗布方法が選択でき、塗布精度を経済的に確保し
接着成形工程の連結による生産性の向上ができる。
素子素材の流路形状及び精度等の条件に合わせて適切な
接着剤塗布方法が選択でき、塗布精度を経済的に確保し
接着成形工程の連結による生産性の向上ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、平板の片面の第1面に
接着剤を筋状に塗布した複数条の第1塗布部と、他の片
面の第2面は両端縁に沿って第1面と同方向の接着剤を
筋状に塗布した第2塗布部を設け、第1塗布部を接着剤
の筋状方向を折線として折り畳み貼り合せることで畝状
部を第2面に立上げて並列する流路を設け、第2面の両
端縁の第2塗布部が隣接する畝状部に沿ってその頂上部
の高さとなるよう立上げた素子素材を複数個畝状部が交
差するように重ね、第2塗布部の接着剤で貼り合せて積
層し平板を隔てて交差する二つの流路を形成したもので
あり、平板を所定箇所折畳むと同時に畝状部が貼り合せ
られて立上がるという作用を有する。
接着剤を筋状に塗布した複数条の第1塗布部と、他の片
面の第2面は両端縁に沿って第1面と同方向の接着剤を
筋状に塗布した第2塗布部を設け、第1塗布部を接着剤
の筋状方向を折線として折り畳み貼り合せることで畝状
部を第2面に立上げて並列する流路を設け、第2面の両
端縁の第2塗布部が隣接する畝状部に沿ってその頂上部
の高さとなるよう立上げた素子素材を複数個畝状部が交
差するように重ね、第2塗布部の接着剤で貼り合せて積
層し平板を隔てて交差する二つの流路を形成したもので
あり、平板を所定箇所折畳むと同時に畝状部が貼り合せ
られて立上がるという作用を有する。
【0013】また、素子素材は平板を平行四辺形とし、
また、素子素材は片側の第2面に両端縁の第2塗布部と
併せて第1面の第1塗布部に対応する位置に第3塗布部
を設け、畝状部の頂上部を第2面側に2個以上立上げた
とき、第2面側の谷部も接着されるものであり、畝状部
が接着剤で補強されるという作用を有する。
また、素子素材は片側の第2面に両端縁の第2塗布部と
併せて第1面の第1塗布部に対応する位置に第3塗布部
を設け、畝状部の頂上部を第2面側に2個以上立上げた
とき、第2面側の谷部も接着されるものであり、畝状部
が接着剤で補強されるという作用を有する。
【0014】また、素子素材は第2塗布部の塗布幅を隣
接する畝状部の立上り高さを加えたものとして端縁の立
上部と畝状部とを接着剤で接着したものであり、素子素
材の寸法精度が向上するという作用を有する。
接する畝状部の立上り高さを加えたものとして端縁の立
上部と畝状部とを接着剤で接着したものであり、素子素
材の寸法精度が向上するという作用を有する。
【0015】また、帯状の平板にコーティングノズル、
スプレーノズル、凹版印刷またはスクリーン印刷で接着
剤を塗布する塗布工程と、裁断工程、畝状部折り工程、
畝状部畳み工程、端縁折曲げ工程からなる素子素材を製
造する熱交換素子の製造方法としたものであり、接着剤
の塗布模様、塗布量の自由度、精度および速度向上と成
形工程が一連にできることと、接着剤の塗布模様の自由
度により平板形状寸法と帯状平板の規格幅の取合せ調整
が容易という作用を有する。
スプレーノズル、凹版印刷またはスクリーン印刷で接着
剤を塗布する塗布工程と、裁断工程、畝状部折り工程、
畝状部畳み工程、端縁折曲げ工程からなる素子素材を製
造する熱交換素子の製造方法としたものであり、接着剤
の塗布模様、塗布量の自由度、精度および速度向上と成
形工程が一連にできることと、接着剤の塗布模様の自由
度により平板形状寸法と帯状平板の規格幅の取合せ調整
が容易という作用を有する。
【0016】また、素子素材の第2面に第1面の第1塗
布部から立ち上がる畝状部の頂上部に接着剤を塗布し、
複数条の畝状部が交差するように重ね合せて積層すると
きに、端縁の第2塗布部および畝状部の頂上部で隣接す
る素子素材を接着剤で接着するものであり、畝状部の頂
上部と隣接する素子素材の間に空気層の介在がなく、熱
伝導がよくなるという作用を有する。
布部から立ち上がる畝状部の頂上部に接着剤を塗布し、
複数条の畝状部が交差するように重ね合せて積層すると
きに、端縁の第2塗布部および畝状部の頂上部で隣接す
る素子素材を接着剤で接着するものであり、畝状部の頂
上部と隣接する素子素材の間に空気層の介在がなく、熱
伝導がよくなるという作用を有する。
【0017】また、第2塗布部と平行する辺との間に所
定幅の非塗布部を設けたものであり、素子素材を製造す
る一連の工程における治具工具への接着剤の付着を防止
するという作用を有する。
定幅の非塗布部を設けたものであり、素子素材を製造す
る一連の工程における治具工具への接着剤の付着を防止
するという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0019】
【実施例】(実施例1)図1ないし図7に示すように、
熱交換素子1は方形の伝熱性および透湿性または伝熱性
のみの紙などによる材料を山形に複数回折り畳み片面に
畝状部10を立ち上げて素子素材2とし、山形に挟まれ
た平板部である複数の流路3を交差するよう所定の段数
に重ね接着して積層体4としたものである。素子素材2
は方形の平板2aの片面である第1面5に所定の間隔で
接着剤を所定幅の筋状に塗布した4本の第1塗布部6
と、他の片面の第2面7は両側の端縁8に沿って第1面
5と同方向に接着剤を所定幅の筋状に塗布した第2塗布
部9を設ける。第1塗布部6の所定幅は必要とする流路
3を形成する畝状部10の高さHおよび強度に比例する
折り畳み回数によって定められ、当実施例においては折
り畳み回数は2回とし、その形成を製造工程順に説明す
る。
熱交換素子1は方形の伝熱性および透湿性または伝熱性
のみの紙などによる材料を山形に複数回折り畳み片面に
畝状部10を立ち上げて素子素材2とし、山形に挟まれ
た平板部である複数の流路3を交差するよう所定の段数
に重ね接着して積層体4としたものである。素子素材2
は方形の平板2aの片面である第1面5に所定の間隔で
接着剤を所定幅の筋状に塗布した4本の第1塗布部6
と、他の片面の第2面7は両側の端縁8に沿って第1面
5と同方向に接着剤を所定幅の筋状に塗布した第2塗布
部9を設ける。第1塗布部6の所定幅は必要とする流路
3を形成する畝状部10の高さHおよび強度に比例する
折り畳み回数によって定められ、当実施例においては折
り畳み回数は2回とし、その形成を製造工程順に説明す
る。
【0020】接着剤塗布工程11では、熱交換性能を有
する用紙を所要幅の巻取紙として用い、ホットメルトを
コーティングノズルにより第1面5に所定の間隔で2回
の折り畳みに必要な幅の連続する筋状に4本の第1塗布
部6と、第2面7には両側の端縁8に各1本、第1面5
と同方向で所定幅の筋状に2本の第2塗布部9を連続し
て塗布する。裁断工程12では所定長さで接着剤塗布方
向に対し直角に切断する。畝状部折り工程13では紙折
り金型により第1塗布部6に畝を一筋ずつ筋状の第1塗
布部6に沿って第2面7側へ立ち上げて成形し、1箇所
2本の畝がM字状に立ち上げられたものを畝状部畳み工
程14で2本の畝を熱圧接され第1塗布部6のホットメ
ルトにより接着され畝状部10となる。端縁折曲げ工程
15で第2面7側の端縁8の第2塗布部9を先に立ち上
げた隣接する畝状部10の立上げ10bに沿って頂上部
10aの高さとなるよう立ち上げ折り曲げられ素子素材
2となる。素子素材積層工程16で素子素材2を畝状部
10が交差するよう重ねて端縁8の第2塗布部9を熱圧
接して接着し、交差する流路3を有する積層体4とな
る。
する用紙を所要幅の巻取紙として用い、ホットメルトを
コーティングノズルにより第1面5に所定の間隔で2回
の折り畳みに必要な幅の連続する筋状に4本の第1塗布
部6と、第2面7には両側の端縁8に各1本、第1面5
と同方向で所定幅の筋状に2本の第2塗布部9を連続し
て塗布する。裁断工程12では所定長さで接着剤塗布方
向に対し直角に切断する。畝状部折り工程13では紙折
り金型により第1塗布部6に畝を一筋ずつ筋状の第1塗
布部6に沿って第2面7側へ立ち上げて成形し、1箇所
2本の畝がM字状に立ち上げられたものを畝状部畳み工
程14で2本の畝を熱圧接され第1塗布部6のホットメ
ルトにより接着され畝状部10となる。端縁折曲げ工程
15で第2面7側の端縁8の第2塗布部9を先に立ち上
げた隣接する畝状部10の立上げ10bに沿って頂上部
10aの高さとなるよう立ち上げ折り曲げられ素子素材
2となる。素子素材積層工程16で素子素材2を畝状部
10が交差するよう重ねて端縁8の第2塗布部9を熱圧
接して接着し、交差する流路3を有する積層体4とな
る。
【0021】上記構成において、畝状部10は折り畳む
と同時に加熱圧接され接着剤が固定するから形状寸法の
精度が高く、強度も向上する。接着剤塗布は、巻取紙を
用い平板の状態で塗布するから連続自動塗布ができるも
のである。
と同時に加熱圧接され接着剤が固定するから形状寸法の
精度が高く、強度も向上する。接着剤塗布は、巻取紙を
用い平板の状態で塗布するから連続自動塗布ができるも
のである。
【0022】(実施例2)図8および図9に示す素子素
材17は、方形の平板2aの片面である第2面7に第1
面5の第1塗布部6と同様の接着剤を塗布した第3塗布
部18を設けたもので、実施例1と同様部分については
同一の符号を付し詳細な説明は省略する。すなわち、接
着剤塗布工程11で第2面7の両側端縁8の第2塗布部
9に加え、実施例1での第1面5の第1塗布部6に対応
する位置に接着剤を一回の折畳みにほぼ等しい幅で塗布
した4本の第3塗布部18を並設する。裁断工程12で
接着剤塗布方向に対し直角に切断後、畝状部折り工程1
3では第1面5側から第1塗布部6に沿って畝を第2面
7側へ立ち上げると、1箇所2本の畝がM字状に形成さ
れ、畝状部畳み工程14で2本の畝を熱圧接すると、第
1面5側の二つの谷間は第1塗布部6のホットメルトに
より接着され、第2面7側の一つの谷間は第3塗布部1
8のホットメルトにより接着された畝状部19となる。
材17は、方形の平板2aの片面である第2面7に第1
面5の第1塗布部6と同様の接着剤を塗布した第3塗布
部18を設けたもので、実施例1と同様部分については
同一の符号を付し詳細な説明は省略する。すなわち、接
着剤塗布工程11で第2面7の両側端縁8の第2塗布部
9に加え、実施例1での第1面5の第1塗布部6に対応
する位置に接着剤を一回の折畳みにほぼ等しい幅で塗布
した4本の第3塗布部18を並設する。裁断工程12で
接着剤塗布方向に対し直角に切断後、畝状部折り工程1
3では第1面5側から第1塗布部6に沿って畝を第2面
7側へ立ち上げると、1箇所2本の畝がM字状に形成さ
れ、畝状部畳み工程14で2本の畝を熱圧接すると、第
1面5側の二つの谷間は第1塗布部6のホットメルトに
より接着され、第2面7側の一つの谷間は第3塗布部1
8のホットメルトにより接着された畝状部19となる。
【0023】上記構成において、平板を折り畳み畝状部
を立ち上げて圧接したとき隣接する面がすべて接着され
るから畝状部の形状精度と対座屈強度が向上する。な
お、塗布部18の替わりに畝状部を立ち上げ後、谷間部
に接着剤を塗布しても同様の効果が得られることはいう
までもない。
を立ち上げて圧接したとき隣接する面がすべて接着され
るから畝状部の形状精度と対座屈強度が向上する。な
お、塗布部18の替わりに畝状部を立ち上げ後、谷間部
に接着剤を塗布しても同様の効果が得られることはいう
までもない。
【0024】(実施例3)図10および図11に示す素
子素材20は、方形の平板2aの片面である第2面7の
両側の端縁8に沿って第1面5と同方向の筋状に塗布し
た接着剤の所定幅を、積層するときに端縁8として必要
な所定幅に隣接する畝状部の立上り高さを加えた第2塗
布部21としたものである。実施例1と同様部分につい
ては同一の符号を付し詳細な説明は省略する。すなわ
ち、畝状部畳み工程14で2本の畝を熱圧接され第1塗
布部6のホットメルトにより接着して畝状部10を立ち
上げたとき、両端の畝状部10の立上り付根まで第2塗
布部21が届いており、次の端縁折曲げ工程15で端縁
8の第2塗布部21を先に立ち上げた隣接する畝状部1
0の立上り10bに沿って頂上部10aの高さまで立ち
上げて折り曲げると、畝状部10の立上り10bと端縁
8の立上り8aが接着する。
子素材20は、方形の平板2aの片面である第2面7の
両側の端縁8に沿って第1面5と同方向の筋状に塗布し
た接着剤の所定幅を、積層するときに端縁8として必要
な所定幅に隣接する畝状部の立上り高さを加えた第2塗
布部21としたものである。実施例1と同様部分につい
ては同一の符号を付し詳細な説明は省略する。すなわ
ち、畝状部畳み工程14で2本の畝を熱圧接され第1塗
布部6のホットメルトにより接着して畝状部10を立ち
上げたとき、両端の畝状部10の立上り付根まで第2塗
布部21が届いており、次の端縁折曲げ工程15で端縁
8の第2塗布部21を先に立ち上げた隣接する畝状部1
0の立上り10bに沿って頂上部10aの高さまで立ち
上げて折り曲げると、畝状部10の立上り10bと端縁
8の立上り8aが接着する。
【0025】上記構成において、端縁8の強度と形状が
整い、素子素材20としての外形の形状寸法が揃ったも
のとなり、畝状部10が交差するよう重ねて端縁8の第
2塗布部21の水平部分を熱圧接して接着し交差する流
路3を有する積層体4としたとき、その形状精度が確保
できる。
整い、素子素材20としての外形の形状寸法が揃ったも
のとなり、畝状部10が交差するよう重ねて端縁8の第
2塗布部21の水平部分を熱圧接して接着し交差する流
路3を有する積層体4としたとき、その形状精度が確保
できる。
【0026】(実施例4)図12に示すものは、素子素
材2の第2面に第1面の塗布部1から立上がる畝状部1
0の頂上部10aへ接着剤を塗布したものである。そし
て素子素材2を複数個畝状部10が交差するように重
ね、端縁8の第2塗布部9を熱圧接して貼り合せて積層
するときに、畝状部10の頂上部10aと隣接する素子
素材2の第1面5も頂上部10aで接着され、畝状部の
頂上部と隣接する素子素材の間に空気層の介在がなくな
り熱伝導がよくなる。
材2の第2面に第1面の塗布部1から立上がる畝状部1
0の頂上部10aへ接着剤を塗布したものである。そし
て素子素材2を複数個畝状部10が交差するように重
ね、端縁8の第2塗布部9を熱圧接して貼り合せて積層
するときに、畝状部10の頂上部10aと隣接する素子
素材2の第1面5も頂上部10aで接着され、畝状部の
頂上部と隣接する素子素材の間に空気層の介在がなくな
り熱伝導がよくなる。
【0027】(実施例5)図13、14に示すものは、
実施例1の素子素材2を平行四辺形とした素子素材22
である。端縁8となる第1辺23に平行する所定の間隔
で接着剤を所定幅で筋状に塗布した4本の第1塗布部6
を設け、第1辺23に所定角で交差して平行四辺形を構
成する平行に相対する第2辺24は、複数条の畝状部1
0ならびに端縁8を第1辺23に平行に折り畳み立上げ
ると鋸歯状の波形となる。そして畝状部10が交差する
ように素子素材を重ねたときに波形頂部24aが積層時
に第1面側に隣接する素子素材の第1辺23に概ね一致
する。裁断工程12では成形後所定寸法となる展開長を
切断長とする。従って、畝状部10を立上げて後の切断
が不要となる。
実施例1の素子素材2を平行四辺形とした素子素材22
である。端縁8となる第1辺23に平行する所定の間隔
で接着剤を所定幅で筋状に塗布した4本の第1塗布部6
を設け、第1辺23に所定角で交差して平行四辺形を構
成する平行に相対する第2辺24は、複数条の畝状部1
0ならびに端縁8を第1辺23に平行に折り畳み立上げ
ると鋸歯状の波形となる。そして畝状部10が交差する
ように素子素材を重ねたときに波形頂部24aが積層時
に第1面側に隣接する素子素材の第1辺23に概ね一致
する。裁断工程12では成形後所定寸法となる展開長を
切断長とする。従って、畝状部10を立上げて後の切断
が不要となる。
【0028】(実施例6)さらに図13、14に示すも
のは、実施例5における平行四辺形とした素子素材22
における端縁8の第2塗布部9と平行する第1辺23と
の間に非塗布部25を設けたものである。素子素材積層
工程16で端縁8と流路3の口許とを第2塗布部9を熱
圧接して接着するとき、圧接工具に接着剤が付着して離
脱時の素子素材の変形あるいは破損が発生する。これを
防ぐために工具が当たる箇所を非塗布部25とするもの
である。熱圧接に限らず製造工程中での素子素材の取廻
しにおける治具工具への接着剤の付着を防止できる。
のは、実施例5における平行四辺形とした素子素材22
における端縁8の第2塗布部9と平行する第1辺23と
の間に非塗布部25を設けたものである。素子素材積層
工程16で端縁8と流路3の口許とを第2塗布部9を熱
圧接して接着するとき、圧接工具に接着剤が付着して離
脱時の素子素材の変形あるいは破損が発生する。これを
防ぐために工具が当たる箇所を非塗布部25とするもの
である。熱圧接に限らず製造工程中での素子素材の取廻
しにおける治具工具への接着剤の付着を防止できる。
【0029】(実施例7)図15ないし図17に示すも
のは、実施例1の積層体4の上面と下面を、合成樹脂製
の射出成形あるいは金属プレス成形で素子素材2の外形
とほぼ同形同寸に形成した枠板26で挟持し、枠板26
に亘る積層体4の積層方向の稜線4本に押出成形品ある
いは引抜材による断面がL字形の保持部材27を当て、
上下の枠板26と保持部材27をそれぞれ固着したもの
である。また、保持部材27はL字形の二重構造で長手
方向の端面がコ字形の溝28に合成樹脂で射出成形され
ており、積層体4の流路3が開口する4面を覆う集塵フ
ィルター29を着脱自在に装着される。また、積層体4
ならびに枠板26の四隅にそれぞれL字形の第2逃し3
1、第1逃し30を設けることで保持部材27の内側の
L字形部分が嵌り込み、その分熱交換素子の外形寸法を
縮小できる。更に、積層体4の積層方向四稜の気密が保
持部材27およびコーキング材(図には示さず)によっ
て保たれる。
のは、実施例1の積層体4の上面と下面を、合成樹脂製
の射出成形あるいは金属プレス成形で素子素材2の外形
とほぼ同形同寸に形成した枠板26で挟持し、枠板26
に亘る積層体4の積層方向の稜線4本に押出成形品ある
いは引抜材による断面がL字形の保持部材27を当て、
上下の枠板26と保持部材27をそれぞれ固着したもの
である。また、保持部材27はL字形の二重構造で長手
方向の端面がコ字形の溝28に合成樹脂で射出成形され
ており、積層体4の流路3が開口する4面を覆う集塵フ
ィルター29を着脱自在に装着される。また、積層体4
ならびに枠板26の四隅にそれぞれL字形の第2逃し3
1、第1逃し30を設けることで保持部材27の内側の
L字形部分が嵌り込み、その分熱交換素子の外形寸法を
縮小できる。更に、積層体4の積層方向四稜の気密が保
持部材27およびコーキング材(図には示さず)によっ
て保たれる。
【0030】上記構成により、保持部材27の長手寸法
を調節することで積層寸法の異なる熱交換素子の枠対応
が容易となる。
を調節することで積層寸法の異なる熱交換素子の枠対応
が容易となる。
【0031】(実施例8)図4または図6の畝状部を形
成する第1塗布部6で、折り畳み貼り合せて畝状部を形
成するために平板の双方の面全てに接着剤を塗布するの
ではなく、少なくとも一方に塗布した幅の狭い第1塗布
部(図には示さず)を設け、この縞状の第1塗布部に沿
って畝状部を折畳み立ち上げる。折畳み貼り合せる面は
少なくとも一方に接着剤が塗布されているので、畝状部
は隙間無く貼り合わせることができるものである。
成する第1塗布部6で、折り畳み貼り合せて畝状部を形
成するために平板の双方の面全てに接着剤を塗布するの
ではなく、少なくとも一方に塗布した幅の狭い第1塗布
部(図には示さず)を設け、この縞状の第1塗布部に沿
って畝状部を折畳み立ち上げる。折畳み貼り合せる面は
少なくとも一方に接着剤が塗布されているので、畝状部
は隙間無く貼り合わせることができるものである。
【0032】上記構成において、第1塗布部6の幅は狭
くすることができ、畝状部は接着不良なく貼り合わせ立
ち上げることができるので、接着剤の使用量が節約でき
る。
くすることができ、畝状部は接着不良なく貼り合わせ立
ち上げることができるので、接着剤の使用量が節約でき
る。
【0033】尚、実施例2に示した第3塗布部も貼り合
せる少なくとも一方の面に接着剤を塗布しておくと、同
様の効果を得ることができる。
せる少なくとも一方の面に接着剤を塗布しておくと、同
様の効果を得ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、材料コスト削減と圧力損失が低減でき、熱交
換率が高い流路を形成するものであり、軽量で廃棄時の
分別が容易で環境保全にも対応できる効果を持った熱交
換素子を提供できる。
によれば、材料コスト削減と圧力損失が低減でき、熱交
換率が高い流路を形成するものであり、軽量で廃棄時の
分別が容易で環境保全にも対応できる効果を持った熱交
換素子を提供できる。
【0035】また、外形が平行四辺形の素子素材であっ
ても、畝状部ならびに両端縁を折り畳み、立上げた後に
鋸歯状の波形となり、この波形の頂部が積層時に隣接す
る素子素材の端縁に概ね一致して重なるようにしたもの
であり、畝状部ならびに両端縁を折り畳み、立上げて後
の切断による平行四辺形の形成が不要となるので、材料
歩留まりのよい熱交換素子を提供できる。
ても、畝状部ならびに両端縁を折り畳み、立上げた後に
鋸歯状の波形となり、この波形の頂部が積層時に隣接す
る素子素材の端縁に概ね一致して重なるようにしたもの
であり、畝状部ならびに両端縁を折り畳み、立上げて後
の切断による平行四辺形の形成が不要となるので、材料
歩留まりのよい熱交換素子を提供できる。
【0036】さらに、一枚の平板を折り畳み接着加工を
自動で一連して同時に行うものであり、平板において接
着剤を塗布し、複数の流路を形成する畝状部は薄板を折
畳み立上げ、折畳み箇所を先に塗布してある接着剤によ
って接着され、生産性がよく一連の工程の自動化もでき
る熱交換素子の製造方法を提供することができる。
自動で一連して同時に行うものであり、平板において接
着剤を塗布し、複数の流路を形成する畝状部は薄板を折
畳み立上げ、折畳み箇所を先に塗布してある接着剤によ
って接着され、生産性がよく一連の工程の自動化もでき
る熱交換素子の製造方法を提供することができる。
【図1】本発明の実施例1の熱交換素子を示す分解斜視
図
図
【図2】同実施例1の素子素材を示す斜視図
【図3】同実施例1の製造工程を示すブロック図
【図4】同実施例1の素子素材の第1面を示す斜視図
【図5】同実施例1の素子素材の第2面を示す斜視図
【図6】同実施例1の畝状部折畳み状態を示す斜視図
【図7】同実施例1の端縁折曲げ状態を示す斜視図
【図8】同実施例2の畝状部折曲げ状態を示す斜視図
【図9】同実施例2の畝状部断面図
【図10】同実施例3の端縁折曲げ状態を示す斜視図
【図11】同実施例3の端縁折曲げ断面図
【図12】同実施例4の積層体の要部断面図
【図13】同実施例5の素子素材の図
【図14】同実施例6の積層体の図
【図15】同実施例7の熱交換素子の分解斜視図
【図16】同実施例7の積層体斜視図
【図17】同実施例7の集塵フィルター装着図
1 熱交換素子 2、17、20、22 素子素材 2a 平板 3 流路 4 積層体 5 第1面 6 第1塗布部 7 第2面 8 端縁 9 第2塗布部 10、19 畝状部 10a 頂上部 10b、8a 立上り 11 接着剤塗布工程 12 裁断工程 13 畝状部折り工程 14 畝状部畳み工程 15 端縁折曲げ工程 16 素子素材積層工程 18 第3塗布部 21 第2塗布部 23 第1辺 24 第2辺 24a 波形頂部 25 非塗布部 26 枠板 27 保持部材 28 溝 29 集塵フィルター 30 第1逃し 31 第2逃し B 接着剤
Claims (13)
- 【請求項1】 平板の片面である第1面に接着剤を筋状
に塗布した複数条の第1塗布部と、他の片面の第2面は
両端縁に沿って前記第1面と同方向の筋状に接着剤を塗
布した第2塗布部を設け、前記平板の第1塗布部を筋状
方向を折線として折り畳み貼り合せることで畝状部を前
記第2面に立上げて並列する流路を設け、前記第2面の
両端縁の前記第2塗布部は前記畝状部に沿って前記畝状
部の頂上部の高さとなるように立上げた素子素材を複数
個前記畝状部が交差するように重ね、前記第2塗布部の
接着剤で貼り合せて積層し平板を隔てて交差する二つの
流路を形成した熱交換素子。 - 【請求項2】 素子素材は平板を平行四辺形とし、第1
塗布部ならびに第2塗布部の筋状の接着剤塗布方向に平
行に相対する辺を第1辺とし、第1辺に所定角度で交差
して平行する第2辺は畝状部ならびに両端縁を第1辺に
平行に折り畳み、立上げた後に鋸歯状の波形となり、前
記波形の頂部が積層時に前記第1面側と隣接する素子素
材の前記第1辺に概ね一致して重なる請求項1記載の熱
交換素子。 - 【請求項3】 素子素材は片側の第2面に両端縁の第2
塗布部と併せて第1面の第1塗布部に対応する位置に第
3塗布部を設け、畝状部の頂上部を第2面側に複数条立
上げたとき、第2面側の谷部を第3塗布部で接着した請
求項1または2記載の熱交換素子。 - 【請求項4】 素子素材は畝状部に隣接し沿って立上げ
た第2塗布部の立上部と畝状部とを接着した請求項1、
2または3記載の熱交換素子。 - 【請求項5】 帯状の平板にコーティングノズル、スプ
レーノズル、凹版印刷またはスクリーン印刷で接着剤を
塗布する塗布工程と、裁断工程、畝状部折り工程、畝状
部畳み工程、端縁折曲げ工程からなる素子素材を製造す
る請求項1、2、3または4記載の熱交換素子の製造方
法。 - 【請求項6】 素子素材は第2面に第1面の第1塗布部
から立上がる畝状部の頂上部となる箇所へ接着剤を塗布
し、素子素材を複数個畝状部が交差するように重ね積層
するとき、畝状部の頂上部と隣接する素子素材を接着し
た請求項1、2、3または4記載の熱交換素子。 - 【請求項7】 両端縁の第2塗布部と平行する辺との間
に非塗布部を設けた請求項1、2、3、4または6記載
の熱交換素子。 - 【請求項8】 素子素材を貼り合せて得られた積層体の
積層方向四稜を断面L字形の保持部材で囲んだ請求項
1、2、3、4、6または7記載の熱交換素子。 - 【請求項9】 素子素材を貼り合せて得られた積層体の
上面、下面を枠板で挟持し、枠板と積層方向四稜を囲む
断面L字形の保持部材を固着した請求項8記載の熱交換
素子。 - 【請求項10】 素子素材を貼り合せて得られた積層体
の上面、下面を覆う枠板四隅に保持部材用のL字形の第
1逃しを設けた請求項9記載の熱交換素子。 - 【請求項11】 四隅に保持部材用のL字形の第2逃し
を設けた素子素材を積層した請求項8、9または10記
載の熱交換素子。 - 【請求項12】 保持部材にフィルター溝を設けた請求
項8、9、10または11記載の熱交換素子。 - 【請求項13】 第1塗布部で折り畳み貼り合せて畝状
部を形成する平板の双方の面全てに接着剤を塗布するの
ではなく少なくとも一方に塗布した請求項1、2、3、
4、6、7、8、9、10、11または12記載の熱交
換素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001184509A JP2002372391A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 熱交換素子とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001184509A JP2002372391A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 熱交換素子とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002372391A true JP2002372391A (ja) | 2002-12-26 |
Family
ID=19024260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001184509A Pending JP2002372391A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 熱交換素子とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002372391A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014134324A (ja) * | 2013-01-09 | 2014-07-24 | Daikin Ind Ltd | 全熱交換器 |
KR101440723B1 (ko) * | 2013-03-14 | 2014-09-17 | 정인숙 | 현열교환기, 이를 포함하는 열회수 환기장치, 및 그 해빙운전과 점검운전 방법 |
WO2015135262A1 (zh) * | 2014-03-14 | 2015-09-17 | 海尔集团公司 | 一种叠加式热交换器 |
CN106180467A (zh) * | 2016-07-18 | 2016-12-07 | 淄博气宇空调节能设备有限公司 | 一种板式热回收换热器自动化生产线 |
EP3657116A1 (de) * | 2018-10-30 | 2020-05-27 | Cadro Industrial GmbH & Co. KG | Verfahren zum herstellen eines wärmetauschers und wärmetauscher |
US20220178630A1 (en) * | 2019-02-27 | 2022-06-09 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Heat exchange element and heat exchange-type ventilation device using same |
-
2001
- 2001-06-19 JP JP2001184509A patent/JP2002372391A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014134324A (ja) * | 2013-01-09 | 2014-07-24 | Daikin Ind Ltd | 全熱交換器 |
KR101440723B1 (ko) * | 2013-03-14 | 2014-09-17 | 정인숙 | 현열교환기, 이를 포함하는 열회수 환기장치, 및 그 해빙운전과 점검운전 방법 |
US9803884B2 (en) | 2013-03-14 | 2017-10-31 | Dong Yang E. & E. Co. Ltd. | Heat exchanger, heat recovery ventilator including the same, and method for defrosting and checking operations thereof |
WO2015135262A1 (zh) * | 2014-03-14 | 2015-09-17 | 海尔集团公司 | 一种叠加式热交换器 |
US9958212B2 (en) | 2014-03-14 | 2018-05-01 | Haier Group Corporation | Superposed heat exchanger |
CN106180467A (zh) * | 2016-07-18 | 2016-12-07 | 淄博气宇空调节能设备有限公司 | 一种板式热回收换热器自动化生产线 |
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US20220178630A1 (en) * | 2019-02-27 | 2022-06-09 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Heat exchange element and heat exchange-type ventilation device using same |
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