JP2002371250A - 粘着テープ用基布 - Google Patents

粘着テープ用基布

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JP2002371250A
JP2002371250A JP2001179982A JP2001179982A JP2002371250A JP 2002371250 A JP2002371250 A JP 2002371250A JP 2001179982 A JP2001179982 A JP 2001179982A JP 2001179982 A JP2001179982 A JP 2001179982A JP 2002371250 A JP2002371250 A JP 2002371250A
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JP
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adhesive tape
polyolefin
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sensitive adhesive
pressure
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JP2001179982A
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Yuichi Kaihara
祐一 貝原
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Hagiwara Industries Inc
Original Assignee
Hagiwara Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼却時に有毒ガスを発生しない上に残存する
灰分のない難燃性を備えた粘着テープ用基布を提供する
こと。 【解決手段】 ポリオレフィン延伸糸からなる織布の少
なくとも片面にポリオレフィン層を積層してなる積層体
であって、ポリオレフィンに窒素化合物からなる難燃剤
が配合されてなる粘着テープ用基布である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、難燃性を備えた粘
着テープ用基布に関する。
【0002】
【従来技術】ポリオレフィンからなる延伸糸を経緯糸に
用いた織布の少なくとも片面にポリオレフィン層を積層
してなる粘着テープ用基布は広く知られている(特開昭
61−118483号公報、特開平2−3821号公
報、特開平6−192631号公報)。粘着テープは、
上記基布に感圧接着剤を塗布して粘着性を付与し、テー
プを接着した後はテープの長手方向にたいして緯方向に
容易に手切れするようにしているものである。このよう
な手切れ性を付与するために、基布の組織を経方向より
も緯方向の引裂強度を低くするように形成したものであ
って、その方法としては、経糸の太さは緯糸の太さに対
して2分の1乃至3分の1に細くする方法、経糸の延伸
比を緯糸より小さくする方法、経糸の打込密度を緯糸の
打込密度より大きくする方法などの他に、ラミネート法
で積層するときの加熱により経糸を劣化させる方法など
がある。
【0003】一方、原子力発電所など放射性物質を取り
扱う工場の定期修理などにおいては、通常の工事現場と
同様に装置、機器、建物などを工事用シートで覆って工
事が施工される。このとき使用される工事用シートは便
宜的に粘着テープで仮止めして使用され、使用された工
事用シートおよび粘着テープは放射性物質が付着して散
逸することによる汚染を防止するために使用後は必ず焼
却処理に付される。
【0004】ところで、上記のような粘着テープを構成
しているポリオレフィンは通常易燃性であり、工事中に
溶接の火花などによる火災を防止するためにハロゲン系
難燃剤やりん系難燃剤あるいは水酸化マグネシウムなど
の無機系難燃剤などで難燃化処理を施されている。しか
しながら、上記ハロゲン系難燃剤やりん系難燃剤は焼却
時に有毒ガスを発生し環境汚染問題となるばかりでな
く、腐食性ガスによる装置の腐食などの問題があり好ま
しくなく、無機系難燃剤は焼却後に灰分が発生しフィル
ターの目詰まりなどのトラブルを生じる上に、この残存
する放射性物質の付着した灰分の処理が困難となるなど
の問題があり好ましくなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、焼却時に有毒ガスを発生
しない上に残存する灰分のない難燃性を備えた粘着テー
プ用基布を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の粘着テープ用基布は、ポリオレフィン延伸
糸からなる織布の少なくとも片面にポリオレフィン層を
積層してなる積層体であって、ポリオレフィンに窒素化
合物からなる難燃剤が配合されてなる構成からなるもの
である。
【0007】また、ポリオレフィン層を形成するポリオ
レフィンがエチレンー酢酸ビニル共重合体であることが
良好である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において延伸糸として使用されるポリオレフィン
は、高結晶性で延伸効果の高い高密度ポリエチレン、中
密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプ
ロピレンなどが好ましい。
【0009】また、織布の少なくとも片面に積層される
ポリオレフィン層に用いられる樹脂としては、織布に用
いられたフラットヤーンと同種、同系のポリオレフィン
系樹脂が接着性を向上させるためには好ましい。具体的
には、延伸糸が高密度ポリエチレンの場合には、低密度
ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレンー
酢酸ビニル共重合体、エチレンーアクリル酸アルキル共
重合体などが好ましく、延伸糸がポリプロピレンの場合
には、ポリプロピレン、プロピレンーエチレンブロック
またはランダム共重合体が好ましくい。これらのうちで
は、エチレンー酢酸ビニル共重合体が後述する難燃剤と
して用いられる窒素化合物、例えば、メラミンシアヌレ
ートとの相乗作用によりその難燃効果が著しく向上する
効果を有することが判明しており好ましい。その理由は
定かではないが、燃焼時にエチレンー酢酸ビニル共重合
体が分解を開始するとほぼ同時に難燃剤が分解しその作
用効果を発揮するためと考えられる。
【0010】上記ポリオレフィンからなる延伸糸の形態
としては、マルチフィラメント、モノフィラメント、フ
ラットヤーン、スプリットヤーンなどいずれも使用でき
るが、成形性、平滑性の点でフラットヤーンが好まし
い。
【0011】上記フラットヤーンの製造方法としては、
ポリオレフィンを用いてTダイ法またはインフレーショ
ン法によりフィルムを成形し、冷却後細幅にスリット
し、加熱延伸して得られるものである。経糸のフラット
ヤーンの太さは、50〜150デシテクス(以下、dtと
略記)が好ましく、80〜120dtがより好ましい。ま
た、厚みは10〜60μmが好ましく、20〜50μm
がより好ましい。太さが50dt未満、厚みが10μm未
満では、引張強力が弱くなり、粘着テープとして実用上
問題となる。太さが150dtを超え、厚みが60μmを
超えると、後述するラミネート時の熱劣化による強力低
下効果が十分でなく、その結果幅方向の手切れ性が低下
する。また、緯糸のフラットヤーンの太さは、200〜
800dtが好ましく、300〜400dtがより好まし
い。
【0012】上記フラットヤーンを経緯糸として用いる
織布としては、打込密度として好ましくは経糸として3
0〜60本/2.54cm、緯糸として10〜30本2.
54cmの範囲であり、経糸/緯糸の比率としては3/
1〜2/1の範囲が好ましい。また、織布の織組織とし
ては、平織、綾織、絡み織、模紗織など種々の組織が使
用される。
【0013】このようにして得られた織布の少なくとも
片面にポリオレフィン層を積層して粘着テープ用基布と
する。ポリオレフィン層を積層する方法としては、押出
ラミネート法による熱溶着法が好ましい。その理由は、
熱溶着の際に加えられた熱により、経糸であるフラット
ヤーンに熱劣化を生じさせて強力を低下させ、幅方向の
手切れ性を良好にするためである。
【0014】ポリオレフィン層の厚みは、20〜80μ
mが好ましく、30〜50μmがより好ましい。厚みが
20μm未満ではラミネート時に経糸に加える熱量が少
なく熱劣化による強力低下が不十分となり、80μmを
超えると熱量が多くなりすぎて熱劣化による強力低下が
過剰となり好ましくない。
【0015】ラミネート時の押出温度は200〜340
℃が好ましく、押出温度が200℃未満では、経糸への
熱劣化が不十分となるとともに、ポリオレフィン層と織
布との接着性が不十分となり、340℃を超えると織布
の収縮が増加するとともに、窒素化合物の分解が加速さ
れるため好ましくない。また、ポリオレフィン層に用い
るポリオレフィンがエチレンー酢酸ビニル共重合体の場
合には、エチレンー酢酸ビニル共重合体の分解開始温度
が240℃前後であることを考慮して220〜230℃
が好ましい。
【0016】粘着テープ用基布において手切れ性を向上
させるためには織布とポリオレフィン層との接着性が良
好であることが重要で、織布とポリオレフィン層が堅固
に接着し、手切れ応力が作用したときに経糸の逃げがな
く、経糸1本ずつ順次に手切れ応力が作用することによ
り最も良好な手切れ性が得られる。
【0017】本発明に使用される難燃剤としては、窒素
化合物からなる難燃剤である。窒素化合物としては、ト
リアジン誘導体または(イソ)シアヌル酸誘導体から選
択される少なくとも1種の化合物であり、具体的には、
メラミン、メラミンシアヌレート、硫酸メラミン、トリ
ス−(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、ベン
ゾグアナミン、メラム、メレムなどが挙げられる。これ
らのうちでは、メラミンシアヌレートが好ましい。
【0018】本発明において、ポリオレフィン全量に対
して難燃剤の配合割合は5〜50重量%が好ましく、1
0〜30重量%がより好ましい。そのうち、ポリオレフ
ィン延伸糸への配合割合は5〜50重量%が好ましく、
経糸への配合割合は緯糸への配合割合より多くてよい。
経糸への配合割合は10〜50重量%が好ましく、緯糸
への配合割合は5〜30重量%が好ましい。また、ポリ
オレフィン層への配合割合は10〜60重量%が好まし
い。
【0019】上記粘着テープ用基布は、JISK720
1により測定した酸素指数は22以上であるのが好まし
く、JISA1322のB法により測定した防炎性は防
炎2級合格であるのが好ましい。
【0020】本発明で用いられるポリオレフィンに対し
ては、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、滑剤、帯
電防止剤、顔料、架橋剤、発泡剤、核剤等の添加剤を本
発明の特性を本質的に阻害しない範囲で添加することが
できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の粘着テー
プ用基布は、軽量で高強力を備えたポリオレフィン延伸
糸からなる織布の少なくとも片面にポリオレフィン層を
積層してなる積層体であって、ポリオレフィン中に窒素
化合物からなる難燃剤を配合してなるものであって、ハ
ロゲン系難燃剤やりん系難燃剤のように焼却時に有毒ガ
スの発生の恐れがなく、かつ無機系難燃剤を用いた場合
に残存する灰分の問題もなく、手切れ性にすぐれるとと
もに難燃性にすぐれた粘着テープ用基布を得ることがで
きた。また、ポリオレフィン層にエチレンー酢酸ビニル
共重合体を用いたものは、廃棄焼却時にエチレンー酢酸
ビニル共重合体の分解開始温度が低く、これと相乗作用
にすぐれた窒素化合物との作用効果により顕著な難燃効
果を奏するものである。
【0022】
【実施例】実施例1:高密度ポリエチレン(MFR=
0.7g/10min.、密度=0.957g/cm
に対して、メラミンシアヌレート(商品名:MC−61
0、日産化学株式会社製)20重量%を配合した組成物
を用いて、Tダイ法を用いてフィルムに押出し、延伸倍
率3倍で単糸繊度89dt、厚み15μmのフラットヤー
ンを形成し経糸用延伸糸とした。また、上記メラミンシ
アヌレート10重量%を配合した組成物を用いて延伸倍
率6倍で単糸繊度370dt、厚み30μmのフラットヤ
ーンを形成し緯糸用延伸糸とした。これらの経糸用延伸
糸および緯糸用延伸糸を用いて、打込密度縦横が46本
×17本/2.54cmで平織の織布を形成した。
【0023】つぎに、ポリオレフィン層として、低密度
ポリエチレン(MFR=8.0g/10min、密度=
0.917g/cm)に対して、上記メラミンシアヌ
レート30重量%を配合した組成物を用いて、上記織布
の両面に厚さ各30μmのポリオレフィン層を押出温度
300℃で押出ラミネート法で積層した粘着テープ用基
布を得た。この粘着テープ用基布を用いて感圧接着剤を
塗布して形成した粘着テープの酸素指数は24.3であ
り、JISA1322による防炎試験の結果、防炎1級
に合格し、廃棄焼却時に有毒ガスの発生や灰分の残存も
なく、原子力発電所工事用に好適に使用された。
【0024】実施例2:ポリオレフィン層として、エチ
レンー酢酸ビニル共重合体(MFR=8.0g/10m
in、VA含有量=4重量%)を用いて押出温度230
℃でポリオレフィン層を設けた他は実施例1と同様に行
った。この粘着テープ用基布を用いて感圧接着剤を塗布
して形成した粘着テープの酸素指数は26.2であり、
JISA1322による防炎試験の結果、防炎1級に合
格し、廃棄焼却時に有毒ガスの発生や灰分の残存もな
く、原子力発電所工事用に好適に使用された。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオレフィン延伸糸からなる織布の少
    なくとも片面にポリオレフィン層を積層してなる積層体
    であって、ポリオレフィンに窒素化合物からなる難燃剤
    が配合されてなる粘着テープ用基布。
  2. 【請求項2】 ポリオレフィン層を形成するポリオレフ
    ィンがエチレンー酢酸ビニル共重合体である請求項1に
    記載の粘着テープ用基布。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005228546A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発熱体
WO2021193782A1 (ja) * 2020-03-25 2021-09-30 三菱ケミカル株式会社 粘着テープ

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JP2002138263A (ja) * 2000-11-02 2002-05-14 Excel Trading Kk 粘着テープ

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