JP2002370487A - 筆記具 - Google Patents
筆記具Info
- Publication number
- JP2002370487A JP2002370487A JP2001180922A JP2001180922A JP2002370487A JP 2002370487 A JP2002370487 A JP 2002370487A JP 2001180922 A JP2001180922 A JP 2001180922A JP 2001180922 A JP2001180922 A JP 2001180922A JP 2002370487 A JP2002370487 A JP 2002370487A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barrel
- cap
- mark
- clip
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Pens And Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軸筒やキャップなどの外装部品に付された文
字や図形に立体感があり、文字や図形が指先に当る違和
感がなく、かつ手垢などが堆積することのない筆記具を
提供する。 【解決手段】 透明ないし半透明の合成樹脂で成形され
た軸筒やキャップなどの外装部品の内面に、文字や図形
を射出成形時に成形金型により形成する。
字や図形に立体感があり、文字や図形が指先に当る違和
感がなく、かつ手垢などが堆積することのない筆記具を
提供する。 【解決手段】 透明ないし半透明の合成樹脂で成形され
た軸筒やキャップなどの外装部品の内面に、文字や図形
を射出成形時に成形金型により形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、筆記具の合成樹脂
で成形された軸筒やキャップなどの外装部品に関するも
のである。
で成形された軸筒やキャップなどの外装部品に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】筆記具の外装部品、例えば軸筒やキャッ
プの表面には、商品名やメーカー名、社標や商品のシン
ボルマークなどを表す文字や図形が記されることが多
い。そして、これらの文字や図形はオフセット印刷やロ
ール印刷などにより付されるのが一般的である。
プの表面には、商品名やメーカー名、社標や商品のシン
ボルマークなどを表す文字や図形が記されることが多
い。そして、これらの文字や図形はオフセット印刷やロ
ール印刷などにより付されるのが一般的である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】オフセット印刷やロー
ル印刷などにより付された文字や図形は、平面状である
ために立体感がなく、興趣に欠ける点がある。また、長
期間使用していると、指先などで擦られて文字や図形が
部分的に消去され、見苦しいものとなることがある。ま
た、立体感を出すために、合成樹脂製の軸筒やキャップ
の表面に、射出成形時の金型により文字や図形を凹状や
凸状に形成することもあるが、凸状の文字や図形は指先
に当って違和感を与える不具合があり、凹状の文字や図
形は、長期間使用していると、その凹部に手垢などが堆
積して汚れ、見苦しいものとなる不具合がある。
ル印刷などにより付された文字や図形は、平面状である
ために立体感がなく、興趣に欠ける点がある。また、長
期間使用していると、指先などで擦られて文字や図形が
部分的に消去され、見苦しいものとなることがある。ま
た、立体感を出すために、合成樹脂製の軸筒やキャップ
の表面に、射出成形時の金型により文字や図形を凹状や
凸状に形成することもあるが、凸状の文字や図形は指先
に当って違和感を与える不具合があり、凹状の文字や図
形は、長期間使用していると、その凹部に手垢などが堆
積して汚れ、見苦しいものとなる不具合がある。
【０００４】そこで本発明は、軸筒やキャップなどの外
装部品に付された文字や図形に立体感があり、文字や図
形が指先に当る違和感がなく、かつ手垢などが堆積する
ことのない筆記具を提供することを目的とする。
装部品に付された文字や図形に立体感があり、文字や図
形が指先に当る違和感がなく、かつ手垢などが堆積する
ことのない筆記具を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の筆記具は、透明ないし半透明の合成樹脂
で成形された軸筒やキャップなどの外装部品の内面に、
文字や図形を射出成形時に成形金型により形成する。
めに、本発明の筆記具は、透明ないし半透明の合成樹脂
で成形された軸筒やキャップなどの外装部品の内面に、
文字や図形を射出成形時に成形金型により形成する。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下に、図面に基づいて本発明の
実施の形態を具体的に説明する。図１はキャップに本発
明を適用した例を示すが、図１において、円筒状のキャ
ップ本体（図示せず）の尾端開口に嵌着される頭冠２と
クリップ１は透明ないし半透明の合成樹脂で一体に成形
されている。このクリップ１と頭冠２を成形する金型
は、頭冠２の外表面およびクリップ１の外表面を成形す
るための一対の外型（図示せず）と頭冠２の内表面およ
びクリップ１の内面１ａを成形するための中子型（図示
せず）からなる。中子型の表面には、文字や図形、例え
ば錨のマークＭをクリップ１の内面１ａに成形するため
の突部が形成されている。
実施の形態を具体的に説明する。図１はキャップに本発
明を適用した例を示すが、図１において、円筒状のキャ
ップ本体（図示せず）の尾端開口に嵌着される頭冠２と
クリップ１は透明ないし半透明の合成樹脂で一体に成形
されている。このクリップ１と頭冠２を成形する金型
は、頭冠２の外表面およびクリップ１の外表面を成形す
るための一対の外型（図示せず）と頭冠２の内表面およ
びクリップ１の内面１ａを成形するための中子型（図示
せず）からなる。中子型の表面には、文字や図形、例え
ば錨のマークＭをクリップ１の内面１ａに成形するため
の突部が形成されている。
【０００７】しかして、一対の外型と中子型で画定され
る空間に溶融した合成樹脂を射出し、凝固後に外型を離
型すると、クリップ１は外側に変形可能になるので、マ
ークＭの部分がアンダーカット状であっても、中子型を
軸線方向に離型することができる。つまり、凹状の錨の
マークＭをクリップ１の内面１ａに成形することができ
るが、クリップ１が透明ないし半透明の合成樹脂で成形
されているので、マークＭをクリップ１の表面から見る
ことができる。なお、中子型の表面に錨のマークＭを成
形するための凹部を形成し、凸状の錨のマークＭをクリ
ップ１の内面１ａに成形してもよい。
る空間に溶融した合成樹脂を射出し、凝固後に外型を離
型すると、クリップ１は外側に変形可能になるので、マ
ークＭの部分がアンダーカット状であっても、中子型を
軸線方向に離型することができる。つまり、凹状の錨の
マークＭをクリップ１の内面１ａに成形することができ
るが、クリップ１が透明ないし半透明の合成樹脂で成形
されているので、マークＭをクリップ１の表面から見る
ことができる。なお、中子型の表面に錨のマークＭを成
形するための凹部を形成し、凸状の錨のマークＭをクリ
ップ１の内面１ａに成形してもよい。
【０００８】図２は軸筒３に本発明を適用した例を示
す。筒状の軸筒３は透明ないし半透明の合成樹脂で成形
されているが、成形金型は、軸筒３の外周面を成形する
一対の外型（図示せず）と内面３ａを成形する中子型
（図示せず）からなる。そして、中子型の表面には、文
字や図形、例えば錨のマークＭを軸筒３の内面３ａに成
形するための突部が形成されている。この突部の高さは
０．１ｍｍ程度の低いものである。
す。筒状の軸筒３は透明ないし半透明の合成樹脂で成形
されているが、成形金型は、軸筒３の外周面を成形する
一対の外型（図示せず）と内面３ａを成形する中子型
（図示せず）からなる。そして、中子型の表面には、文
字や図形、例えば錨のマークＭを軸筒３の内面３ａに成
形するための突部が形成されている。この突部の高さは
０．１ｍｍ程度の低いものである。
【０００９】しかして、一対の外型と中子型で画定され
る空間に溶融した合成樹脂を射出し、凝固後に外型を離
型すると、筒状の軸筒３は、幾分外側に変形可能となり
軸筒３の内径を拡大することができる。従って、マーク
Ｍの部分が０．１ｍｍ程度のアンダーカット状であって
も、中子型を軸線方向に離型することができる。つま
り、凹状の錨のマークＭを軸筒３の内面３ａに成形する
ことができる。なお、凸状のマークＭであってもよい。
る空間に溶融した合成樹脂を射出し、凝固後に外型を離
型すると、筒状の軸筒３は、幾分外側に変形可能となり
軸筒３の内径を拡大することができる。従って、マーク
Ｍの部分が０．１ｍｍ程度のアンダーカット状であって
も、中子型を軸線方向に離型することができる。つま
り、凹状の錨のマークＭを軸筒３の内面３ａに成形する
ことができる。なお、凸状のマークＭであってもよい。
【００１０】このように、凹状や凸状のマークＭをクリ
ップ１の内面１ａや軸筒３の内面３ａに成形するので、
マークＭは立体的となり、興趣に富んだ文字や図形とす
ることができる。そして、マークＭは、クリップ１の内
面１ａや軸筒３の内面３ａに形成されるので指先には触
れず、従って、違和感が生じない。また指先が触れない
ので手垢などが堆積して見苦しくなることがない。
ップ１の内面１ａや軸筒３の内面３ａに成形するので、
マークＭは立体的となり、興趣に富んだ文字や図形とす
ることができる。そして、マークＭは、クリップ１の内
面１ａや軸筒３の内面３ａに形成されるので指先には触
れず、従って、違和感が生じない。また指先が触れない
ので手垢などが堆積して見苦しくなることがない。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、透明な
いし半透明の合成樹脂で成形された軸筒やキャップなど
の外装部品の内面に、文字や図形を射出成形時に成形金
型により形成するので、軸筒やキャップなどの外装部品
に付された文字や図形に立体感があり、文字や図形が指
先に当る違和感がなく、かつ手垢などが堆積することの
ない筆記具とすることができる。
いし半透明の合成樹脂で成形された軸筒やキャップなど
の外装部品の内面に、文字や図形を射出成形時に成形金
型により形成するので、軸筒やキャップなどの外装部品
に付された文字や図形に立体感があり、文字や図形が指
先に当る違和感がなく、かつ手垢などが堆積することの
ない筆記具とすることができる。
【図１】（Ａ）は第１実施例の断面図、（Ｂ）は同じく
第１実施例の正面図である。
第１実施例の正面図である。
【図２】（Ａ）は第２実施例の断面図、（Ｂ）は同じく
第２実施例の正面図である。
第２実施例の正面図である。
１ クリップ １ａ クリップの内面 ２ 頭冠 ３ 軸筒 ３ａ 軸筒の内面 Ｍ マーク
Claims (1)
- 【請求項１】 透明ないし半透明の合成樹脂で成形され
た軸筒やキャップなどの外装部品の内面に、文字や図形
が射出成形時に成形金型により形成されたことを特徴と
する筆記具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001180922A JP2002370487A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001180922A JP2002370487A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 筆記具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002370487A true JP2002370487A (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=19021265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001180922A Pending JP2002370487A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 筆記具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002370487A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013008811A1 (ja) * | 2011-07-14 | 2013-01-17 | 三菱鉛筆株式会社 | 塗布具 |
| JP2013103398A (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-30 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 筆記具用キャップ |
-
2001
- 2001-06-15 JP JP2001180922A patent/JP2002370487A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013008811A1 (ja) * | 2011-07-14 | 2013-01-17 | 三菱鉛筆株式会社 | 塗布具 |
| JPWO2013008811A1 (ja) * | 2011-07-14 | 2015-02-23 | 三菱鉛筆株式会社 | 塗布具 |
| JP2013103398A (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-30 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 筆記具用キャップ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050523 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050531 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051108 |