JP2002367574A - 電池および携帯端末 - Google Patents

電池および携帯端末

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JP2002367574A
JP2002367574A JP2001175280A JP2001175280A JP2002367574A JP 2002367574 A JP2002367574 A JP 2002367574A JP 2001175280 A JP2001175280 A JP 2001175280A JP 2001175280 A JP2001175280 A JP 2001175280A JP 2002367574 A JP2002367574 A JP 2002367574A
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JP
Japan
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battery
power generation
film
power generating
generation cell
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Application number
JP2001175280A
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English (en)
Inventor
Seiji Ioka
誠二 井岡
Hiroichi Ishida
博一 石田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量化が可能な電池を提供する。 【解決手段】 電池100は、発電セル40と、発電セ
ル40を取り囲む包袋状のラミネートフィルム30とを
備える。ラミネートフィルム30は、互いに向い合うよ
うに配置されて発電セル40を封止する第1部分10と
第2部分20とを含む。第1部分10は、深絞りにより
形成されて発電セル40を収納する第1の凹部10hを
有し、第2部分20は、深絞りにより形成されて発電セ
ル40を収納する第2の凹部20hを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電池および携帯
端末に関し、より特定的には、小型化を図ることが可能
な電池およびその電池を用いた携帯端末に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器、特に携帯電話機や個人
情報端末または通信機能を備えたノート型パソコンなど
の携帯端末は、小型化および軽量化が急速に進んできて
いる。このような電子機器の小型化および軽量化に伴っ
て、これらの電子機器に用いられる電源としての電池で
は、その小型化および軽量化が強く求められている。
【0003】このような要求に応じるべく、電極と電解
液を含む発電セルをラミネートフィルムなどの外装部材
で密閉し、従来よりも小型化および軽量化を図った電池
の開発が進められている。図20は、従来の電池の断面
図である。図20を参照して、従来の電池500は、い
わゆるバターカップ型の電池であり、発電セル40と、
発電セル40に接続された正極端子6および負極端子
(図示せず)と、ラミネートフィルム30とにより構成
される。
【0004】発電セル40は、電力を発生させるための
部材であり、正極集電体と負極集電体とが重ね合されて
巻かれている。正極集電体の表面は正極活物質が塗布さ
れ、負極集電体の表面には負極活物質が塗布されてい
る。正極集電体に正極端子6が接続され、負極集電体に
負極端子が接続されている。
【0005】ラミネートフィルム30は発電セル40を
収納するための凹部10hを有する。ラミネートフィル
ム30は、凹部10hを構成する第1部分10と、第1
部分10を覆う蓋体としての第2部分20とを有する。
第1部分10および第2部分20は、それぞれ最外層に
位置する樹脂フィルム31と、樹脂フィルム31に接触
するように設けられたアルミニウムフィルム32と、ア
ルミニウムフィルム32に接触するように設けられた樹
脂フィルム33からなる。ラミネートフィルム30は、
3層構造を有する。第1部分10と第2部分20とは、
正極端子6近傍で互いに圧着されている。これにより、
発電セル40と、発電セル40内に浸透した電解液とが
ラミネートフィルム30により密閉されるため外に漏れ
ることがない。
【0006】次に、図20で示す電池の製造方法につい
て説明する。図21〜図23は、図20で示す電池の製
造工程を示す断面図である。図21を参照して、ラミネ
ートフィルム30を金型200上に載置する。このと
き、ラミネートフィルム30の厚みBは約130μmで
ある。アルミニウムフィルム32の厚みは30〜40μ
mである。ラミネートフィルム30の第1部分10が金
型200の凹部201上に位置決めされるように配置す
る。凹部201上にはパンチ203が位置決めされてい
る。
【0007】図22を参照して、パンチ203を凹部2
01へ嵌め合せる。これにより、パンチ203と凹部2
01との間に位置するラミネートフィルム30も凹部2
01に沿うように深絞り加工される。このとき、凹部2
01に沿ってラミネートフィルム30が変形するので、
ラミネートフィルム30が薄くなる。これによりラミネ
ートフィルム30に凹部10hが形成される。
【0008】凹部201の側面でのラミネートフィルム
30の厚みCは、加工前のラミネートフィルム30の厚
みBよりも小さくなる。
【0009】図23を参照して、金型200からラミネ
ートフィルム30を取外す。凹部10hに発電セル40
を嵌め込む。このとき、正極端子6がラミネートフィル
ム30に接触するように位置決めする。この状態で折り
曲げ部30bを中心として第2部分20を折り曲げる。
折り曲げた後、第1部分10と第2部分20との接触部
分を熱圧着などの方法により接着する。発電セル40内
に電解液を注入することにより図20で示す電池500
が完成する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の電池では、以下のような問題があった。すなわち、図
22で示すように、ラミネートフィルム30は深絞り加
工されるため、凹部201の側面での厚みCが加工前の
厚みBに比べて薄くなる。凹部201の側面でのラミネ
ートフィルム30の厚みCは深絞りされるラミネートフ
ィルムの凹部201の深さと関係し、凹部201の深さ
が深くなるほど側面での厚みCが薄くなる。この側面で
アルミニウムフィルム32が途切れると電池500内に
封止されている電解液が漏れるため、側面でのアルミニ
ウムフィルム32の厚みを加工する必要がある。そのた
め、この部分でのアルミニウムフィルムが薄くなること
を考慮して、従来は加工前のアルミニウムフィルム32
の厚みを30〜40μmとしていた。
【0011】しかしながら、近年電池500のさらなる
軽量化が求められている。しかしながら、従来の電池5
00では、アルミニウムフィルム32が深絞りにより薄
くなるため、アルミニウムフィルム32を薄くすること
ができず、軽量化が困難であるという問題があった。
【0012】そこで、この発明は上述のような問題点を
解決するためなされたものであり、軽量化が可能な電池
と、その電池を備えた携帯電話機を提供することを目的
とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に従った電池
は、発電要素と、発電要素を取り囲む包袋状の外装部材
とを備える。外装部材は、互いに向い合うように配置さ
れて発電要素を封止する第1部分と第2部分とを含む。
第1部分は、深絞りにより形成されて発電要素を収納す
る第1の凹部を有する。第2部分は、深絞りにより形成
されて発電要素を収納する第2の凹部を有する。
【0014】このように構成された電池では、第1部分
に深絞りにより第1の凹部が形成され、、第2部分に深
絞りにより第2の凹部が形成される。そのため、第1部
分および第2部分のいずれか一方にのみ凹部を形成する
場合に比べて凹部の深さを浅くしても、従来と同等の大
きさの発電要素を収納することができる。その結果、第
1および第2の凹部を構成する外装部材の厚みを薄くし
ても、深絞りにより凹部を形成することができる。これ
により、電池の軽量化を図ることができる。
【0015】また好ましくは、第1部分は第2部分に連
なっており、外装部材を折り曲げることにより、第1部
分と第2部分とが構成される。この場合、1枚の外装部
材で第1部分と第2部分とを構成することができるた
め、部品点数を減少させることができる。
【0016】また好ましくは、発電要素は、互いに向い
合うように位置する第1と第2の側面を有する。第1部
分と第2部分との各々は、一方端と他方端とを含む。第
1部分の一方端と第2部分の一方端とが接着されて第1
の側面に近づくように折り曲げられ、第1部分の他方端
と第2部分の他方端とが接着されて第2の側面に近づく
ように折り曲げられる。この場合、第1および第2部分
の各々の一方端および他方端が発電要素の側面に近づく
方向に曲げられるため、電池を小型化することができ
る。
【0017】また好ましくは、外装部材は、金属膜層
と、金属膜層を上下からはさむように形成された有機膜
層とを含む。この場合、第1および第2の凹部を形成す
る際の深絞りの深さが浅くなるため、金属膜層が薄くて
も金属膜層が破れることを防止することができる。その
結果、金属膜層を薄くして電池の軽量化を図ることがで
きる。
【0018】また好ましくは、第1部分と第2部分との
各々は、一方端を有する。第1部分の一方端は、第2部
分の一方端の第1の表面上から、この第1の表面とは反
対側に位置する第2の表面上まで延在し、第2部分の一
方端の第1と第2の表面に接着されている。この場合、
第1部分と第2部分との接触界面は、第2部分の第1の
表面と第2の表面であり、第1部分と第2部分との接触
界面が増加する。その結果、外装部材内に密閉された電
解液またはガスが電池の外部にガスなどが漏洩する場
合、この第2の面により構成された界面がガスなどの漏
洩を抑制する障壁として作用する。このため、発電要素
から電池の外部へとガスなどが漏洩することをより確実
に抑制できる。
【0019】この発明に従った携帯端末は、基板を有す
る携帯端末本体と、基板に沿うように携帯端末本体内に
収納される電池とを備える。電池は、発電要素と、発電
要素を取り囲む包袋状の外装部材とを含む。外装部材
は、互いに向い合うように配置されて発電要素を封止す
る第部材と第2部分とを含む。第1部分は、深絞りによ
り形成されて発電要素を収納する第1の凹部を有する。
第2部分は、深絞りにより形成されて発電要素を収納す
る第2の凹部を有する。第1部分と第2部分との各々
は、一方端と他方端とを含む。第1部分の一方端と第2
部分の一方端とが接着されて基板に近づくように折り曲
げられる。第1部分の他方端と第2部分の他方端とが接
着されて基板に近づくように折り曲げられる。
【0020】このように構成された携帯端末では、第1
部分に深絞りにより第1の凹部が形成され、第2部分に
深絞りにより第2の凹部が形成される。そのため、第1
部分および第2部分のいずれか一方にのみ凹部を形成す
る場合に比べて凹部の深さを浅くすることができる。そ
の結果、第1および第2の凹部を構成する外装部材の厚
みを薄くすることができ、電池および携帯端末の軽量化
を図ることができる。第1および第2部分の一方端およ
び他方端が携帯端末本体の基板に近づく方向に曲げられ
るため、基板から遠い部分には第1および第2部分の一
方端および他方端が存在しない。そのため、基板から遠
い部分で携帯端末の幅を小さくすることができ、持ちや
すい携帯端末を提供することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。
【0022】(実施の形態1)図1は、この発明の実施
の形態1に従った電池の斜視図である。図1を参照し
て、この発明の実施の形態1に従った電池100は、ラ
ミネートフィルム30を有する。ラミネートフィルム3
0は、第1部分10と第2部分20とにより構成され
る。第1部分10は凹部10hを有し、第2部分20は
凹部20hを有する。凹部10hおよび20hで囲まれ
た空間に発電セル(図1では示さず)が収納されてい
る。発電セルに正極端子6aおよび負極端子6bが電気
的に接続されている。
【0023】発電セルが収納される空間は凹部10hお
よび20hにより構成され、ほぼ直方体形状の空間内に
発電セルが収納される。
【0024】凹部10hおよび20h以外では、第1部
分10と第2部分20とが圧着されている。圧着方法と
しては、たとえば熱圧着が挙げられる。電池100は、
いわゆるバターカップ型の電池である。
【0025】図2は、図1中のII−II線に沿って見
た断面を示す図である。図2を参照して、この発明の実
施の形態1に従った電池100は、発電要素としての発
電セル40と、発電セル40を取り囲む包袋状の外装部
材としてのラミネートフィルム30とを備える。ラミネ
ートフィルム30は、互いに向い合うように配置されて
発電セル40を封止する第1部分10と第2部分20と
を含む。第1部分10は、深絞りにより形成されて発電
セル40を収納する第1の凹部としての凹部10hを有
する。第2部分20は、深絞りにより形成されて発電セ
ル40を収納する第2の凹部としての凹部20hを有す
る。
【0026】第1部分10は第2部分20に連なってお
り、ラミネートフィルム30を折り曲げることにより、
第1部分10と第2部分20とが構成される。
【0027】発電セル40は、互いに向い合うように位
置する第1と第2の側面40bおよび40aを有する。
第1部分10と第2部分20との各々は、一方端10b
および20bと他方端10aおよび20aとを含む。第
1部分10の一方端10bと第2部分20の一方端20
bとが接着されて第1の側面40bに近づくように折り
曲げられ、第1部分10の他方端10aと第2部分20
の他方端20aとが接着されて第2の側面40aに近づ
くように折り曲げられる。
【0028】ラミネートフィルム30は、金属膜層とし
てのアルミニウムフィルム32と、アルミニウムフィル
ム32を上下からはさむように形成された有機膜層とし
ての樹脂フィルム31および33とを含む。
【0029】電池100は、中心部に位置する発電セル
40と、発電セル40を取囲むラミネートフィルム30
とを有する。ラミネートフィルム30は、下側に位置す
る第1部分10と、上側に位置する第2部分20とによ
り構成される。第1部分10および第2部分20は、互
いに連なっており、1枚のラミネートフィルム30のあ
る部分が第1部分10であり、他の部分が第2部分20
である。
【0030】第1部分10および第2部分20は、とも
に外側に位置する樹脂フィルム31と、中間に位置する
アルミニウムフィルム32と、内側に位置する樹脂フィ
ルム33とにより構成される。第1部分10は一方端1
0bと他方端10aとを有する。第2部分20は、一方
端20bと他方端20aとを有する。
【0031】第1部分10の一方端10bと第2部分2
0の一方端20bが互いに接合されて発電セル40の側
面40bに近づく方向に折り曲げられている。第1部分
10の他方端10aと第2部分20の他方端20aが接
合されて発電セル40の側面40aに近づく方向に折り
曲げられている。
【0032】第1部分10および第2部分20は、それ
ぞれ凹部10hおよび20hを形成しており、この凹部
10hおよび20hで囲まれた空間に発電セル40が収
納される。発電セル40は、正極集電体と負極集電体と
を重ね合せて渦巻状に巻いたものである。正極集電体の
表面に正極活物質が塗布され、負極集電体の表面に負極
活物質が塗布される。
【0033】正極集電体には、図1で示す正極端子6a
が接続され、負極集電体には、図1で示す負極端子6b
が接続される。ラミネートフィルム30の厚みAは、1
00μm以下である。深絞りで形成される凹部10hお
よび20hの深さH1は2〜3mmである。
【0034】図3は、図1中のIII−III線に沿っ
て見た断面を示す図である。図3を参照して、電池10
0は、中央部に位置する発電セル40と、発電セル40
を取囲むように形成されたラミネートフィルム30とを
備える。発電セル40は長手方向に延びるように形成さ
れており、ほぼ矩形の断面を有する。発電セル40を取
囲むようにラミネートフィルム30が位置する。ラミネ
ートフィルム30の第1部分10と第2部分20とは互
いに折り曲げ部30bでつながっている。すなわち、1
枚のラミネートフィルム30を、折り曲げ部30bで折
り曲げることにより第1部分10および第2部分20が
構成される。第1部分10および第2部分20は、折り
曲げ部30bから、正極端子6aの方向へ延びるように
形成されている。図3で示す断面では、電池100は、
正極端子6aを中心として上下対称形状となっており、
正極端子6a近傍から電解液を注入する場合に電解液が
上下に均等に浸透しやすいという効果がある。
【0035】図4は、図1で示す電池の分解斜視図であ
る。図4を参照して、ラミネートフィルム30の第1部
分10には、凹部10hが形成されている。凹部10h
に発電セル40の下半分が嵌め合される。凹部10hか
ら外側へ延在するように正極端子6aおよび負極端子6
bが設けられている。正極端子6aは、発電セル40の
正極集電体に接続され、負極端子6bは、発電セル40
の負極集電体に接続される。第1部分10の一方端10
b側の点aが、第2部分20の一方端20b側の点cと
重ね合せられる。第1部分10の他方端10a側の点d
が、第2部分20の他方端20a側の点fに重ね合せら
れる。
【0036】図5は、図4で示すラミネートフィルムの
平面図である。図5を参照して、ラミネートフィルム3
0は、第1部分10と、第2部分20とを有し、第1部
分10には、ほぼ長方形状の凹部10hが形成されてい
る。第2部分20には、ほぼ長方形状の凹部20hが形
成されている。ラミネートフィルム30は、折り曲げ部
30bを中心としてほぼ線対称な形状である。点aから
点cを結ぶ線はほぼ直線であり、点aと点dを含む線は
ほぼ直線である。点dと点fを結ぶ線はほぼ直線であ
る。点cと点fを結ぶ線はほぼ直線である。2つの凹部
10hおよび20hも、折り曲げ部30bを中心として
ほぼ対象な位置に配置されている。
【0037】次に、図1から図3で示す電池の製造方法
について説明する。図6、7、9、11および12は図
1から3で示す電池の製造方法を説明するための図であ
る。図8は、図7で示す工程で形成された凹部の平面図
である。図10は、図9で示す工程で形成された凹部の
平面図である。
【0038】図6を参照して、まず、ラミネートフィル
ム30を金型200上に載置する。金型200には、複
数の凹部201および202が形成されている。凹部2
01および202を覆うようにラミネートフィルム30
を載置する。ラミネートフィルム30の厚みは100μ
m程度である。凹部201上にパンチ203を位置決め
する。
【0039】図7を参照して、パンチ203を凹部20
1に嵌め合せる。ラミネートフィルム30は深絞り加工
されて凹部201に沿うように塑性変形する。これによ
り、凹部20hを形成する。このとき、凹部201に沿
ってラミネートフィルム30が変形するため、凹部20
1に押し込まれたラミネートフィルム30の側面30s
では、ラミネートフィルム30の厚みが薄くなる。
【0040】図8を参照して、ラミネートフィルム30
の一部分にほぼ矩形状の凹部20hが形成される。この
とき、凹部20hの周囲のラミネートフィルム30が凹
部20h内に引き寄せられる。
【0041】図9を参照して、パンチ203を移動さ
せ、パンチ203を凹部202に嵌め合せる。これによ
り、ラミネートフィルム30が深絞り加工され、凹部2
02に沿うように塑性変形する。これにより、さらに別
の凹部20hを形成する。
【0042】図10を参照して、複数の凹部20hがラ
ミネートフィルム30に形成される。凹部20hの周囲
のラミネートフィルム30が凹部20h内に引き寄せら
れる。
【0043】図11を参照して、上述のパンチを用い
て、深絞り加工により複数の凹部10hおよび20hを
形成する。このように凹部10hおよび20hを形成し
たラミネートフィルム30を、二点鎖線30cで示す切
り取り線に沿って切り取る。
【0044】図12を参照して、凹部10hに発電セル
40を嵌め合せる。この状態で折り曲げ部30bを中心
として第2部分20を第1部分10へ近づく方向に折り
曲げる。これにより、凹部20hが発電セル40に嵌め
合されるようにする。その後正極端子6a近傍から電解
液を発電セル40に注入した後、第1部分10と第2部
分20とを完全に圧着することにより、図1〜3で示す
電池が完成する。
【0045】このような電池100では、深絞りで形成
される凹部10hおよび20hの深さH1(=2〜3m
m)が、従来の深さH2(4〜5mm)に比べて小さく
なる。このため、ラミネートフィルム30の厚みを従来
より薄くしたとしても、側面30sでアルミニウムフィ
ルム32が切れることがない。その結果、ラミネートフ
ィルム30を薄くすることができ、電池100の軽量化
を図ることができる。さらに、深絞り加工されない一方
端10bおよび20bならびに他方端10aおよび20
aと、深絞りされる側面30sとの膜厚差を小さくする
ことができる。
【0046】(実施の形態2)図13は、この発明の実
施の形態2に従った携帯電話機の断面図である。図13
を参照して、この発明の実施の形態2に従った携帯端末
としての携帯電話機は、基板210を有する携帯端末本
体としての携帯電話機本体400と、携帯電話機本体4
00に収納される電池100とを有する。
【0047】電池100は、発電セル40と、発電セル
40を取り囲む包袋状のラミネートフィルム30とを含
む。ラミネートフィルム30は、互いに向い合うように
配置されて発電セル40を封止する第1部分10と第2
部分20とを含む。第1部分10は、深絞りにより形成
されて発電セル40を収納する凹部10hを有する。第
2部分20は、深絞りにより形成されて発電セル40を
収納する凹部20hを有する。第1部分10と第2部分
20との各々は、一方端10bおよび20bと他方端1
0aおよび20aとを含む。第1部分10の一方端10
bと第2部分20の一方端20bとが接着されて基板2
10に近づくように折り曲げられる。第1部分10の他
方端10aと第2部分20の他方端20aとが接着され
て基板210に近づくように折り曲げられる。
【0048】電池100は、図1〜3で示す電池100
と同様のものである。携帯電話機本体400は、上部筐
体230と、上部筐体230に嵌め合される基板210
と、上部筐体230に接触する下部筐体220とにより
構成される。基板210にはスイッチ211が設けら
れ、スイッチ211上には、脚部212と、押しボタン
213が設けられている。
【0049】基板210と下部筐体220とに囲まれた
空間に電池100が収納される。電池100はラミネー
トフィルム30で覆われる。ラミネートフィルム30の
うち、第2部分20が基板210に接触し、第1部分1
0が下部筐体220に接触する。第1部分10の一方端
10bと第2部分20の一方端20bが圧着されて基板
210に近づくように曲げられている。また、第1部分
10の他方端10aと第2部分20の他方端20aも、
ともに圧着されて基板210に近づく方向に曲げられて
いる。
【0050】一方端10bおよび20bならびに他方端
10aおよび20aが基板210に近づく方向に曲げら
れているため、下部筐体220の外周面220aが基板
210から遠ざかるにつれて、その幅が狭くなるように
形成することができる。すなわち、基板210に近い部
分での下部筐体220の幅W1と、基板210から遠い
部分での下部筐体220の幅W2とを比較すると、幅W
2が幅W1に比べて小さくすることができる。
【0051】そのため、意匠性に優れた携帯電話機を提
供することができる。 (実施の形態3)図14は、この発明の実施の形態3に
従った電池の断面図である。図14を参照して、この発
明の実施の形態1に従った電池100は、発電要素とし
ての発電セル40と、発電セル40を取り囲む包袋状の
外装部材としてのラミネートフィルム30とを備える。
ラミネートフィルム30は、互いに向い合うように配置
されて発電セル40を封止する第1部分10と第2部分
20とを含む。第1部分10は、深絞りにより形成され
て発電セル40を収納する第1の凹部としての凹部10
hを有する。第2部分20は、深絞りにより形成されて
発電セル40を収納する第2の凹部としての凹部20h
を有する。第1部分10と第2部分20との各々は、一
方端10bおよび20bを有する。第1部分10の一方
端10bは、第2部分20の一方端20bの第1の表面
22上から、この第1の表面22とは反対側に位置する
第2の表面12上まで延在し、第2部分20の一方端2
0bの第1の表面22と第2の表面12に接着されてい
る。
【0052】電池100は、いわゆるバターカップ型の
電池であり、発電セル40と、この発電セル40を覆う
ように配置されたラミネートフィルム30とを備える。
ラミネートフィルム30は、発電セル40と対向する領
域に配置された樹脂フィルム33と、この樹脂フィルム
33の外周面上に配置されたアルミニウムフィルム32
と、このアルミニウムフィルム32の外周面上に配置さ
れた樹脂フィルム31とからなる。すなわち、ラミネー
トフィルム30は3層構造を有するいわゆるラミネート
フィルムである。またここではアルミニウムフィルム3
2を樹脂フィルム31、11bの間に配置しているが、
アルミニウムに代えて他の金属からなるフィルムを樹脂
フィルム31、11bの間に配置したラミネートフィル
ムを用いてもよい。
【0053】ラミネートフィルム30の第1部分10お
よび第2部分20の一方端10bおよび20bにおいて
は、第1部分10の一方端10bが、ラミネートフィル
ム30の第2部分20の一方端20bの第1の表面22
から第2の表面12にまで延在するように配置されてい
る。そして、一方端20bの第1の表面22および第2
の表面12の両方に第1部分10の一方端10bが圧着
されている。
【0054】具体的には、第1の表面22を界面とし
て、隣り合う樹脂フィルム33同士が圧着されている。
第2の表面12を界面として、第1部分10の樹脂フィ
ルム33と第2部分20の樹脂フィルム31とが圧着さ
れている。
【0055】このようにすれば、ラミネートフィルム3
0の接合部において、第2部分20の一方端20bを第
1部分10の一方端10bで挟みこむような構造とする
ことができる。このため、第2部分20の一方端20b
の第1および第2の表面22および12に第1部分10
の一方端10bが接着されているので、第2部分20の
一方端20bの第1および第2の表面22および12を
封止部として利用できる。このため、一方端10bおよ
び20bのそれぞれ1つの表面を互いに接着する場合よ
り、同じ封止部の面積を確保した状態で一方端20bの
大きさを小さくできる。
【0056】また、本発明による電池100、一方端1
0bおよび20bの接合界面において、一方端10bの
表面(樹脂フィルム33の表面)と一方端20bの第1
および第2の表面22および12(樹脂フィルム33、
31の表面)との間に形成される第1の界面以外に、一
方端10bの樹脂フィルム33の表面と一方端20bの
端面(アルミニウムフィルム32が露出した端面)との
間に形成される第2の界面が存在する。
【0057】ラミネートフィルム30を用いているの
で、第1の界面は樹脂フィルム31および33同士の接
合界面であるのに対して、第2の界面は樹脂フィルム3
3と金属膜としてのアルミニウムフィルム32の端面と
の接合界面になる。このように条件の異なる第1および
第2の界面が存在するので、発電セル40から接合部の
界面を介して電池100の外部にガスなどが漏洩する場
合、この第2の界面がガスなどの漏洩を抑制する障壁と
して作用する。このため、発電セル40から電池100
の外部へガスなどが漏洩することをより確実に抑制でき
る。
【0058】また、図14に示すようにラミネートフィ
ルム30の一方端10bおよび20bを発電セル40の
表面(側面)とほぼ平行な方向に延びるように折り曲げ
られているので、この一方端10bおよび20bを折り
曲げない場合よりさらに電池100の占有体積を小さく
できる。
【0059】また、図14に示したいわゆるバターカッ
プ型の電池では、その端部で一方端10bおよび20b
が接合される。このため、バターカップ型の電池100
ではこの接合部を小さくすることができれば確実に電池
100の占有面積を小さくできる。したがって、バター
カップ型の電池100に本発明の構造を適用することに
より、電池100の占有面積を確実に削減できるという
顕著な効果を得ることができる。
【0060】図15〜19は、図14で示す電池の製造
方法を示す図である。図15を参照して、ラミネートフ
ィルム30を準備する。ラミネートフィルム30は、発
電セル40が配置される凹部10hが形成された第1部
分10と、この第1部分10に連なり凹部10hを覆う
ことが可能な面積を有し、発電セル40が配置される凹
部20hが形成された第2部分20とからなる。第2部
分20は、後述するように折り曲げ部30bを中心とし
て折り曲げることにより凹部10hを覆うことが可能で
ある。
【0061】第1部分10の幅L2は、第2部分20の
幅L1よりも大きくなっている。すなわち、第1部分1
0の両端には、第2部分の両端の位置よりも外側にまで
延在するように配置される延在部15が形成されてい
る。なお、第1部分10の幅L2は、第2部分20の幅
L1よりも小さくなっていてもよい。
【0062】図16を参照して、折り曲げ部30bを中
心としてラミネートフィルム30を折り曲げるととも
に、凹部10hの内部に発電セル40を配置する。この
発電セル40には、ラミネートフィルム30の外側へと
延在するように正極端子6aおよび負極端子6bが接続
されている。このとき、ラミネートフィルム30の辺D
Hと、辺AEとの位置がほぼ重なるようにラミネートフ
ィルム30を折り曲げる。また、折り曲げ部30bを中
心としてラミネートフィルム30を折り曲げた場合、第
1部分10の両端には延在部15が形成されているの
で、図16からもわかるようにラミネートフィルム30
の辺CDよりも辺ABの方が外側に位置することにな
る。また、同様にラミネートフィルム30の辺GHより
も外側にラミネートフィルム30の辺EFが位置するこ
とになる。
【0063】図16に示した工程の後、図17を参照し
て、凹部10hおよび20hの周囲のうち、折り曲げ部
30bが存在する領域以外の領域に位置する外周部にお
いて、ラミネートフィルム30の第1部分10と第2部
分20とを熱圧着することにより固定する。ここで、図
17は、図16のXVII−XVII線に沿って見た断
面のうち、ラミネートフィルム30の辺CDおよび辺A
Bが位置する外周部(端部)の部分断面図である。
【0064】図17を参照して、図16に示した折り曲
げ工程の後、ラミネートフィルム30の辺CDおよび辺
ABが位置する端部においては、第1部分10の延在部
15がラミネートフィルム30の第2部分20の端部よ
りも外側に延在するように配置されている。そして、凹
部10hおよび20hに隣接する領域である1回目圧着
部16に対して、矢印17aに示すように上下方向から
所定の熱と圧力とを加えることにより、1回目圧着部1
6に位置するラミネートフィルム30の第1部分10の
一方端10bと第2部分20の一方端20bとを圧着す
る。第2部分20の第1の表面22と第1部分10の一
方端10bとが接着される。このようにして1回目の圧
着工程を実施する。
【0065】図18を参照して、ラミネートフィルム3
0の第1部分10の延在部15を矢印18aに示す方向
に折り曲げる。この結果、ラミネートフィルム30の第
1部分10の延在部15は、ラミネートフィルム30の
第2部分20の第2の表面12上にまで延在するように
配置される。
【0066】図19を参照して、ラミネートフィルム3
0の第1部分10の一方端10bに位置する延在部15
が第2部分20の一方端20bの第2の表面12上に配
置された状態で、矢印17bに示すように所定の熱と圧
力とを加える。この結果、ラミネートフィルム30の一
方端10bにおける樹脂フィルム33が、ラミネートフ
ィルム30の第2部分20の第2の表面12側に配置さ
れる樹脂フィルム31と圧着される。このようにして2
回目の熱圧着工程が実施される。また、このとき2回目
の熱圧着工程により1回目の熱圧着工程での接合が再度
強化される。
【0067】この後、矢印18bに示すように一方端1
0bおよび20bを発電セル40に近い部分から折り曲
げることにより、図14に示すような構造を得る。この
ようにすれば、一方端10bおよび20bを発電セル4
0の表面に沿うように配置することになるので、一方端
10bおよび20bが発電セル40の表面から突出した
状態となっている場合より電池100の占有する領域の
大きさを小さくできる。つまり、電池の小型化を図るこ
とができる。
【0068】また、延在部15が配置された電池100
のもう一方の端部についても、図15〜19に示した工
程を同様に実施する。さらに、正極端子6aおよび負極
端子6bが配置されている端部については、ラミネート
フィルム30の第1部分10と第2部分20とを熱圧着
することにより接着する。このようにして、図14に示
した本発明による電池を得ることができる。
【0069】このようにすれば、図17に示した1回目
の接着工程と、図19に示した2回目の接着工程という
2回の接着工程を実施するので、2回目の接着工程を実
施する際、1回目の接着工程により接着された領域につ
いて再度熱圧着を実施できる。このため、一方端10b
および20bの接着部の信頼性を向上させることができ
る。
【0070】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0071】
【発明の効果】この発明に従えば、軽量化が可能な電池
および携帯端末を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従った電池の斜視
図である。
【図2】 図1中のII−II線に沿って見た断面を示
す図である。
【図3】 図1中のIII−III線に沿って見た断面
を示す図である。
【図4】 図1で示す電池の分解斜視図である。
【図5】 図4で示すラミネートフィルムの平面図であ
る。
【図6】 図1〜図3で示す電池の製造方法の第1工程
を示す断面図である。
【図7】 図1〜図3で示す電池の製造方法の第2工程
を示す断面図である。
【図8】 図7で示す工程で製造されたラミネートフィ
ルムの平面図である。
【図9】 図1〜図3で示す電池の製造方法の第3工程
を示す断面図である。
【図10】 図9で示す工程で製造されたラミネートフ
ィルムの平面図である。
【図11】 図1〜図3で示す電池の製造方法の第4工
程を示す平面図である。
【図12】 図1〜図3で示す電池の製造方法の第5工
程を示す断面図である。
【図13】 この発明の実施の形態2に従った携帯端末
の断面図である。
【図14】 この発明の実施の形態3に従った電池の断
面図である。
【図15】 図14で示す電池の製造方法の第1工程を
示す平面図である。
【図16】 図14で示す電池の製造方法の第2工程を
示す斜視図である。
【図17】 図14で示す電池の製造方法の第3工程を
示す断面図であって、図16中のXVII−XVII線
に沿って見た断面を示す図である。
【図18】 図14で示す電池の製造方法の第4工程を
示す断面図である。
【図19】 図14で示す電池の製造方法の第5工程を
示す断面図である。
【図20】 従来の電池の断面図である。
【図21】 図20で示す電池の製造方法の第1工程を
示す断面図である。
【図22】 図20で示す電池の製造方法の第2工程を
示す断面図である。
【図23】 図20で示す電池の製造方法の第3工程を
示す断面図である。
【符号の説明】
10 第1部分、10a,20a 他方端、10b,2
0b 一方端、10h,20h 凹部、20 第2部
分、30 ラミネートフィルム、31,33 樹脂フィ
ルム、32 アルミニウムフィルム、40 発電セル、
100 電池、400 携帯電話機本体。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電要素と、 前記発電要素を取り囲む包袋状の外装部材とを備え、 前記外装部材は、互いに向い合うように配置されて前記
    発電要素を封止する第1部分と第2部分とを含み、 前記第1部分は、深絞りにより形成されて前記発電要素
    を収納する第1の凹部を有し、 前記第2部分は、深絞りにより形成されて前記発電要素
    を収納する第2の凹部を有する、電池。
  2. 【請求項2】 前記第1部分は前記第2部分に連なって
    おり、前記外装部材を折り曲げることにより、前記第1
    部分と前記第2部分とが構成される、請求項1に記載の
    電池。
  3. 【請求項3】 前記発電要素は、互いに向い合うように
    位置する第1と第2の側面を有し、 前記第1部分と前記第2部分との各々は、一方端と他方
    端とを含み、 前記第1部分の一方端と前記第2部分の一方端とが接着
    されて前記第1の側面に近づくように折り曲げられ、 前記第1部分の他方端と前記第2部分の他方端とが接着
    されて前記第2の側面に近づくように折り曲げられる、
    請求項1または2に記載の電池。
  4. 【請求項4】 前記外装部材は、金属膜層と、前記金属
    膜層を上下からはさむように形成された有機膜層とを含
    む、請求項1から3のいずれか1項に記載の電池。
  5. 【請求項5】 前記第1部分と前記第2部分との各々
    は、一方端を有し、 前記第1部分の一方端は、前記第2部分の一方端の第1
    の表面上から、この第1の表面とは反対側に位置する第
    2の表面上まで延在し、前記第2部分の一方端の前記第
    1の表面と前記第2の表面に接着されている、請求項1
    から4のいずれか1項に記載の電池。
  6. 【請求項6】 基板を有する携帯端末本体と、 前記基板に沿うように前記携帯端末本体内に収納される
    電池とを備え、 前記電池は、 発電要素と、 前記発電要素を取り囲む包袋状の外装部材とを含み、 前記外装部材は、互いに向い合うように配置されて前記
    発電要素を封止する第1部分と第2部分とを含み、 前記第1部分は、深絞りにより形成されて前記発電要素
    を収納する第1の凹部を有し、 前記第2部分は、深絞りにより形成されて前記発電要素
    を収納する第2の凹部を有し、 前記第1部分と前記第2部分との各々は、一方端と他方
    端とを含み、 前記第1部分の一方端と前記第2部分の一方端とが接着
    されて前記基板に近づくように折り曲げられ、 前記第1部分の他方端と前記第2部分の他方端とが接着
    されて前記基板に近づくように折り曲げられる、携帯端
    末。
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