JP2002366753A - 金融マネジメントシステム - Google Patents

金融マネジメントシステム

Info

Publication number
JP2002366753A
JP2002366753A JP2001170613A JP2001170613A JP2002366753A JP 2002366753 A JP2002366753 A JP 2002366753A JP 2001170613 A JP2001170613 A JP 2001170613A JP 2001170613 A JP2001170613 A JP 2001170613A JP 2002366753 A JP2002366753 A JP 2002366753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
account
financial
management system
deposit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001170613A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentaro Konishi
健太郎 小西
Kazuya Kinoshita
和也 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SCALE KK
Original Assignee
SCALE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SCALE KK filed Critical SCALE KK
Priority to JP2001170613A priority Critical patent/JP2002366753A/ja
Priority to PCT/JP2002/005585 priority patent/WO2002101615A1/ja
Publication of JP2002366753A publication Critical patent/JP2002366753A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/04Billing or invoicing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/04Payment circuits
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/08Payment architectures
    • G06Q20/10Payment architectures specially adapted for electronic funds transfer [EFT] systems; specially adapted for home banking systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
    • G06Q40/02Banking, e.g. interest calculation or account maintenance

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Technology Law (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、生活者が自己の預金口座を扱う上
で、必要となる入金情報、出費の予定や結果情報を一元
的に格納し、その情報を活用して事前に予測し、計画
し、最善の方法で支払いを履行する手段を簡便にする金
融マネジメントシステムを提供する。 【解決手段】 本発明の金融マネジメントシステムは、
一つ又は二つ以上の金融機関に複数の口座を有する使用
者の金融取引を管理する金融マネジメントシステムであ
って、前記複数の口座から二つ以上の口座を選択する手
段と、前記選択された口座間における入金情報、出金情
報、及び資金移動の指示情報を処理する情報処理手段
と、前記情報処理手段によって処理された前記指示情報
に基づき、前記選択された口座の入出金バランスを管理
しながら当該口座間における金融取引を一元的に管理す
る管理手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行等の金融機関
における口座に関する入金、出金、トランザクション等
の処理を個人ユーザが管理することができる金融マネジ
メントシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、銀行の顧客に対するサービスの一
形態として、生活者(以下、預金者とも称する)の自宅
や事務所に小型コンピュータ等からなる預金者端末を設
置して、この預金者端末と銀行に配設されているホスト
装置との間を公衆通信回線を介して接続するシステムが
構築されかつ実施されている。
【0003】このようなシステムを利用することによ
り、生活者は、自己の預金者端末を操作して、銀行のホ
スト装置に形成されている預金情報記録に記憶・蓄積さ
れている自己の普通預金口座の金額を他人の口座に振替
えたり、他の銀行の口座に送金したり、普通預金口座の
金額を定期預金に組込んだり、あるいは定期預金を解約
して、普通預金口座に入金する等の指示を入力すること
ができる。
【0004】したがって、上述したシステムを利用する
ことにより、生活者は、実際に銀行に赴くことなく、各
種の支払いを自己の口座から振込むことができ、非常に
便利である。
【0005】さらに、今日では、携帯電話を操作して上
述したような機能を提供するサービスも実施されてお
り、生活者は、自己の預金口座を時間と場所に依存せず
に管理できる割合が大幅に拡がっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、預金者の普通
預金口座は、給与振込、各種公共料金の自動引落し、或
いはクレジットの自動支払いのために利用されている。
【0007】しかしながら、インターネットを始めとす
る情報サービス等の多様化とその利用料金に対する様々
な種別の増加に伴って、自動引落し或いは送金に関わる
情報の管理そのものが複雑化し、管理作業が煩雑化し、
自動引落し時に口座残高が不足になり、自動引落しが不
可能になるような事態になってしまうという問題点があ
った。
【0008】即ち、預金口座に対する監視、指示の手段
は拡がったが、その指示を迅速かつ適格に行う作業は簡
素化されず、自己の管理に依存されているという点では
生活者の負担はさほど軽減されていないという問題点が
あった。
【0009】また、支払先より告知される引き落とし金
額等は、支払先の集計の都合により一定日に書面で郵送
されるため、その日以前に金額の確認をしようとする場
合には、生活者が自ら電話等で問い合わせ、それを把握
・記録するしか手段がなかった。
【0010】さらに、銀行間で行われる現金の移動等に
ついては、それらを記録として残すことは容易である
が、その他の生活者の出費を記録することについては、
生活者自身が家計簿に記録するようにするかまたはその
類いのコンピュータソフトにより自らデータを手入力す
るなどの手段を用いなければならず、そのような手段を
用いて自己管理を行っていない生活者は、上述した資金
移動を簡素化する機能を十分に活用することができない
という問題点があった。
【0011】本発明は、上記従来のシステムにおける問
題点に鑑みてなされたものであり、生活者が自己の預金
口座を扱う上で、必要となる入金情報、出費の予定や結
果情報を一元的に格納し、その情報を活用して事前に予
測し、計画し、最適な方法或いは手段を選択して支払い
を履行することができるように構成された金融マネジメ
ントシステムを提供することをその課題とする。
【0012】また、一般に預金者の普通預金口座は、給
与振込や各種公共料金の自動引落しや、クレジットの自
動支払いのために利用されている。しかしながら、イン
ターネットを始めとする情報サービス等の多様化とその
利用料金種別の増加によって、各種の引き落としや送金
に関わる情報の管理そのものが複雑化し、管理作業が煩
雑化し、自動引落し時に口座残高が不足になり、自動引
落しが不可能になる事態になってしまうことがある。即
ち、預金口座に対する監視、指示の手段は拡がったがそ
の指示を迅速かつ適格に行う作業は簡素化されず、自己
の管理に依存されているという点では生活者の負担はさ
ほど軽減されていない。また、支払先対象より告知され
る引き落とし金額等は、支払先の集計の都合により一定
日に書面で郵送されるため、その日以前に金額の確認を
しようとする場合生活者が自ら電話等で問い合わせ、そ
れを把握・記録するしか手段がなかった。さらに、銀行
間で行われる現金の移動等は記録として残す事は容易だ
が、その他の生活者の出費を記録するには自己が家計簿
などの記録手段を講ずる叉はその類いのコンピュータソ
フトに自らデータを手入力するなどしかなく、そのよう
な手段において管理していない生活者は上述の資金移動
を簡素化する機能を十分に活かすことができなかった。
本発明は、生活者が自己の預金口座を扱う上で、必要と
なる入金情報、出費の予定や結果情報を一元的に格納
し、その情報を活用して事前に予測し、計画し、最善の
方法で支払いを履行する手段を簡便にするシステムを提
供することをその課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、一
つ又は二つ以上の金融機関に複数の口座を有する使用者
の金融取引を管理する金融マネジメントシステムであっ
て、前記複数の口座から二つ以上の口座を選択する手段
と、前記選択された口座間における入金情報、出金情
報、及び資金移動の指示情報を処理する情報処理手段
と、前記情報処理手段によって処理された前記指示情報
に基づき、前記選択された口座の入出金バランスを管理
しながら当該口座間における金融取引を一元的に管理す
る管理手段とを備えている金融マネジメントシステムに
よって達成される。
【0014】更に、本発明の上記課題は、所定の金融機
関にそれぞれ口座を有する使用者、支払者、及び受領者
の間における金融取引を管理する金融マネジメントシス
テムであって、前記各口座に関する入出金情報及び該各
口座に対する資金移動の指示情報を処理する情報処理手
段と、前記使用者、前記支払者、及び前記受領者の間に
おける金融取引を一元的に管理する管理手段とを備え、
前記管理手段は、前記各口座の入出金バランスを管理し
ながら、前記使用者、前記支払者、及び前記受領者の間
における金融取引を行うように構成された金融マネジメ
ントシステムによって達成される。
【0015】また、本発明の上記課題は、第1の金融機
関に第1の口座を有する使用者と、第2の金融機関に第
2の口座を有しかつ該使用者に対して支払を行う支払者
と、第3の金融機関に第3の口座を有しかつ該使用者か
らの支払を受け取る受領者との間における金融取引を管
理する金融マネジメントシステムであって、前記使用者
の入出金情報と、前記第1の口座に対する資金移動の指
示情報とを処理する第1の情報処理手段と、前記支払者
の入出金情報と、前記第2の口座に対する資金移動の指
示情報とを処理する第2の情報処理手段と、前記受領者
の入出金情報と、前記第3の口座に対する資金移動の指
示情報とを処理する第3の情報処理手段と、前記第1の
情報処理手段と前記第2の情報処理手段との間、前記第
2の情報処理手段と前記第3の情報処理手段との間、前
記第3の情報処理手段と前記第1の情報処理手段との間
の、少なくともいずれか一つの間で前記入出金情報と前
記指示情報とを交換する情報交換手段と、前記使用者と
前記支払者との間、前記支払者と前記受領者との間、前
記受領者と前記使用者との間の、少なくともいずれか一
つの間における取引情報を一元的に管理する取引情報管
理手段と備えている金融マネジメントシステムによって
達成される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の金融マネジメントシステ
ムでは、前記第1の情報処理手段に接続され、前記使用
者の入出金情報と前記第1の口座に対する資金移動の指
示情報とをそれぞれ相互に通信することができる第1の
通信手段を更に備えてもよい。
【0017】本発明の金融マネジメントシステムでは、
前記第1の通信手段は、更に前記取引情報管理手段に接
続され、前記取引情報を相互に通信することができるよ
うに構成してもよい。
【0018】本発明の金融マネジメントシステムでは、
前記第1の通信手段は、使用者側に配設されている端末
装置であってもよい。
【0019】本発明の金融マネジメントシステムでは、
前記第2の情報処理手段に接続され、前記支払者の入出
金情報と前記第2の口座に対する資金移動の指示情報と
をそれぞれ相互に通信することができる第2の通信手段
を更に備えてもよい。
【0020】本発明の金融マネジメントシステムでは、
前記第2の通信手段は、更に前記取引情報管理手段に接
続され、前記取引情報を相互に通信することができるよ
うに構成してもよい。
【0021】本発明の金融マネジメントシステムでは、
前記第2の通信手段は、支払者側に配設されている端末
装置であってもよい。
【0022】本発明の金融マネジメントシステムでは、
前記第3の情報処理手段に接続され、前記受領者の入出
金情報と前記第3の口座に対する資金移動の指示情報と
を、該第3の情報処理手段と相互に通信することができ
る第3の通信手段を更に備えてもよい。
【0023】本発明の金融マネジメントシステムでは、
前記第3の通信手段は、更に前記取引情報管理手段に接
続され、前記取引情報を相互に通信することができるよ
うに構成してもよい。
【0024】本発明の金融マネジメントシステムでは、
前記第3の通信手段は、受領者側に配設されている端末
装置であってもよい。
【0025】本発明の金融マネジメントシステムでは、
前記第1の通信手段は、前記使用者が前記取引情報管理
手段により管理されている取引情報に基づき、前記第1
の口座の入出金バランスを管理しながら、前記第1の口
座と前記第2の口座又は前記第3の口座との間で前記使
用者と前記支払者又は前記受領者との間における金融取
引を行うことができるように必要な情報を通信するよう
に構成してもよい。
【0026】本発明の金融マネジメントシステムでは、
前記第2の通信手段は、前記支払者が前記取引情報管理
手段により管理されている取引情報に基づき、前記第2
の口座の入出金バランスを管理しながら、前記第2の口
座と前記第1の口座又は前記第3の口座との間で前記支
払者と前記使用者又は前記受領者との間における金融取
引を行うことができるように必要な情報を通信するよう
に構成してもよい。
【0027】本発明の金融マネジメントシステムでは、
前記第3の通信手段は、前記受領者が前記取引情報管理
手段により管理されている取引情報に基づき、前記第3
の口座の入出金バランスを管理しながら、前記第3の口
座と前記第1の口座又は前記第2の口座との間で前記受
領者と前記使用者又は前記支払者との間における金融取
引を行うことができるように必要な情報を通信するよう
に構成してもよい。
【0028】本発明の金融マネジメントシステムでは、
前記第1の金融機関、前記第2の金融機関、及び前記第
3の金融機関が同系列の金融機関であるか異系列の金融
機関であるかに係わりなく前記金融取引を行なうことが
できるように構成してもよい。
【0029】本発明の金融マネジメントシステムでは、
前記第1の金融機関、前記第2の金融機関、及び前記第
3の金融機関が同系列の金融機関であってもよい。
【0030】本発明の金融マネジメントシステムでは、
前記第1の金融機関、前記第2の金融機関、及び前記第
3の金融機関が異系列の金融機関であってもよい。
【0031】本発明の金融マネジメントシステムでは、
前記第1の情報処理手段は、前記使用者の入出金情報
と、前記第1の口座に対する資金移動の指示情報とを記
憶する手段を更に備えもよい。
【0032】本発明の金融マネジメントシステムでは、
前記第2の情報処理手段は、前記支払者の入出金情報
と、前記第2の口座に対する資金移動の指示情報とを記
憶する手段を更に備えてもよい。
【0033】本発明の金融マネジメントシステムでは、
前記第3の情報処理手段は、前記受領者の入出金情報
と、前記第3の口座に対する資金移動の指示情報とを記
憶する手段を更に備えてもよい。
【0034】
【実施例】以下、添付した図面を参照して、本発明の金
融マネジメントシステムの好ましい実施例を詳細に説明
する。
【0035】図1は、本発明による金融マネジメントシ
ステムの全体的概念を示すブロック図である。
【0036】図1の金融マネジメントシステムFMS
は、(1)生活者の居所に配設された(コンピュータで
運用される)システムEと;(2)生活者に対して支払
いをする入金先対象群1Aと、(3)入金先対象群1A
の預金口座1Bと、(4)銀行、郵便局等の金融機関群
2Aと、(5)生活者の金融機関群2Aの預金口座群2
Bと、(6)生活者からの支払いを受ける支払先対象群
3Aと、(7)支払先対象群3Aの預金口座3Bと、
(8)支払先対象群3Aに含まれるクレジットカードの
利用による銀行からの自動引き落とし等の支払方法によ
る対象3A’’と、現金での支払いを行う対象3A'
と、(9)(a)生活者の居所に配設されたシステムE
(のコンピュータ)との間、(b)入金先対象群1A
(のホストコンピュータ)との間、(c)支払先対象群
A3(のホストコンピュータ)との間をそれぞれ通信回
線で接続し、銀行、郵便局等の金融機関群2Aとは別の
場所に配設された(コンピュータで運用される)システ
ムDとを備えている。
【0037】上記入金先対象群1Aは、入金先対象群1
AとシステムDのデータ格納・指示手段DSとの間にお
いて、入金先対象群1A側に配設されたコンピュータか
ら通信回線を用いて支払われるべき請求の情報をシステ
ムDの手段T1を経由してデータ格納・指示手段DSが
受信できるように構成された手段1ATを備えている。
【0038】上記金融機関群2Aは、金融機関群2Aと
システムDのデータ格納・指示手段DSとの間におい
て、金融機関群2A側に配設されたホストコンピュータ
から通信回線を用いて資金移動すべき請求の情報をシス
テムDの手段T2を経由してデータ格納・指示手段DS
が受信できるように構成された手段2ATを備えてい
る。
【0039】上記支払先対象群3Aは、支払先対象群3
AとシステムDのデータ格納・指示手段DSとの間にお
いて、支払先対象群3A側に配設されたホストコンピュ
ータから通信回線を用いて支払うべき請求の情報をシス
テムDの手段T3を経由してデータ格納・指示手段DS
が受信できるように構成された手段3ATを備えてい
る。
【0040】また、支払先対象群3Aの現金での支払い
を行う対象3A'には生活者の出費をデータとして出力
する手段T6を備えている。
【0041】上記システムDは、生活者の居所とは物理
的に離れた場所に配設され、生活者の入出金情報及生活
者の預金口座群2Bに対する資金移動の指示情報を格納
するデータ格納・指示手段DSと、データ格納・指示手
段DSと入金先対象群1Aとの間で情報を交換する手段
T1と、データ格納・指示手段DSと預金口座を1B、
預金口座群2B、預金口座3Bとの間で情報を交換する
(即ち、銀行、金融機関等のホストコンピュータとシス
テムD側のデータ格納・指示手段DSとの間において入
出金の情報の取得と、振替、振込みの指示を行う)通信
手段T2と、データ格納・指示手段DSと支払先対象群
3Aとの間で情報を交換する手段T3と、データ格納・
指示手段DSとシステムE側のデータ格納・指示手段D
Bとの間で情報を交換する手段T4とを備えている。
【0042】上記システムEは、システムD側のデータ
格納・指示手段DSと同等の機能を有し、生活者の居所
に配設されるデータ格納・指示手段DBと、データ格納
・指示手段DBとシステムD側のデータ格納・指示手段
DSとの間で情報を交換する手段T5とを備えている。
【0043】上述したように、本発明の金融マネジメン
トシステムは、銀行、郵便局等の金融機関とは別の場所
に配設されたコンピュータが、生活者との間及び、入金
先対象群と出金先対象群のホストコンピュータ間とを通
信回線で接続し、情報を交換する手段と、該情報を格納
する手段と、算出・指示・処理を行う手段とで構成され
るシステムDと、生活者の居所に配設されるコンピュー
タで運用されるシステムEとの組み合わせにより実現す
ることができる。
【0044】生活者に対して支払いをする者(個人また
は法人)を支払者1A、生活者からの支払いを受ける者
(個人または法人)を受領者3Aとする。この場合受領
者3Aは、クレジットカードの利用による銀行からの自
動引き落とし等の支払方法による対象と、現金での支払
いを行う対象3A’の両方が含まれるものとする。
【0045】生活者の預金口座群を2Bとし、支払者1
Aの預金口座を1Bとし、受信者3Aの預金口座を3B
とし、上述した3A’には生活者の出費をデータとして
出力する手段T6を付加している。生活者の入出金情報
及び生活者の預金口座群2Bに対する資金移動の指示情
報を格納し、生活者の居所とは物理的に離れた場所に配
設されるデータ格納・指示手段をDSとし、データ格納
・指示手段DSと同等の機能を有し生活者の居所に配設
されるデータ格納・指示手段をDBとし、データ格納・
指示手段DSと支払者1Aとの間の情報を交換する手段
をT1とし、データ格納・指示手段DSと支払者1Aの
預金口座を1B、生活者の預金口座群を2B、受信者3
Aの預金口座を3Bとの間の情報を交換する手段をT2
とし、データ格納・指示手段DBとデータ格納・指示手
段DSとの間の情報を交換するデータ格納・指示手段D
S側の手段をT4とし、データ格納・指示手段DBとデ
ータ格納・指示手段DSとの間の情報を交換するデータ
格納・指示手段DB側の手段をT5とする構成・手段を
用意する。
【0046】入金先1Aとデータ格納・指示手段DSと
の間において、入金先1A側に配設されたコンピュータ
から通信回線を用いて支払われるべき現金の情報を手段
T1を経由してデータ格納・指示手段DSが受信するこ
とができる手段を付加する。
【0047】銀行、金融機関等のホストコンピュータと
データ格納・指示手段DSの間において入出金の情報の
取得と、振替、振込みの指示を行う通信手段を有するT
2を付加している。さらに、支払対象群3Aとデータ格
納・指示手段DSとの間において、支払対象群3A側に
配設されたホストコンピュータから通信回線を用いて支
払うべき請求の情報をT3を経由してデータ格納・指示
手段DSが受信することができる手段を付加する。これ
らの手段によって、データ格納・指示手段DSに格納さ
れた情報を、生活者側のT5からの要求によって、通信
回線で接続されたT4との間で、データ格納・指示手段
DB側情報記録に格納する通信手段と情報記録格納手段
を達成するコンピュータを付加している。このように構
成されたシステムにおいては生活者に必要な入金先から
の入金予定・銀行等の金融機関からの入出金情報、及び
支払先対象群からの請求情報は、データ格納・指示手段
DSに格納され、のちに生活者からの要求によりデータ
格納・指示手段DBに格納することが可能になる。
【0048】3A’において生活者が現金を支払った
際、3A’側から出費に関わるデータを出力する手段T
6を備え、磁気カード、ICカード等の小型の記憶装置
に対して出力する手段を付加する。
【0049】上述したT6から磁気カード等に出力され
た情報が生活者側のコンピュータに入力できる手段をT
5 内に内包している。この手段を付加することによ
り、生活者が現金で支払った項目は、磁気カードやIC
カード等の媒体を通じて生活者のコンピュータの現金情
報格納手段に容易に入力することが可能となる。
【0050】生活者がコンピュータのデータ格納・指示
手段DB上に取得した情報を元に、計算処理、資金移動
の指示を記録し、T5からT4を経由してデータ格納・
指示手段DSに対して送信する手段を付加する。
【0051】データ格納・指示手段DSは、複数の情報
記録を有するコンピュータで、入金先としての名義、や
住所、電話番号等の属性情報を格納する入金先情報記録
と、1Aからの支払確定情報及び1Bからの支払履行情
報を格納する入金予定記録を備える。当該情報記録に
は、銀行等の金融機関から入金のあった際その記録情報
も格納される。
【0052】銀行の自動引き落としや自動送金による支
払対象となる3Aの支払先としての名義、口座番号や住
所、電話番号等の属性情報を格納する出金先情報記録
と、該支払先から通知される請求額情報を格納する出金
予定記録を付加する。当該情報記録には、銀行等の金融
機関から出金のあった際その記録情報も格納される。
【0053】上述入金予定記録から実際に入金の事実が
あった記録を抽出し、通帳表示情報記録を付加し、該情
報記録に転記する手段を付加する。該情報記録には上述
出金予定記録から実際に出金のあった記録を抽出した記
録も転記する手段も付加する。
【0054】このようなシステムにより、入金先からは
入金の予定及び実際の入金記録が、支払先からは、将来
的に請求される出金の予定及び実際の出金記録を生活者
は任意に参照することが可能となる。
【0055】さらに、従来通りの預金通帳形式で表示ま
たは印刷する機能を満たすために、通帳表示テーブルを
用意し、実際の入金または出金の事実があった記録に関
して該情報記録に転記する手段と、転記後の入金予定記
録、及び転記後の出金金予定・記録情報記録から記録を
削除する手段を付加する。
【0056】上述したT6から磁気カードやICカード
により入力された出金記録情報を格納するための現金出
費予定・記録情報記録を付加する。該情報記録に対する
入力手段として上述したT5からの出力手段によって記
録された記録媒体からスキャンして複数個の情報を一度
に入力する手段と、キーボード等により生活者が任意に
入力できる手段を付加する。さらに、上述の通帳表示情
報記録と、現金出費予定・記録情報記録に記録された情
報を随時記録するための家計簿情報記録を付加する。こ
れらのシステムによって、生活者は最小限の手間で正確
な入出金データを保有し、任意のタイミングで参照する
ことができる。
【0057】更に、上述の情報を元に生活者が支払の予
定・計画を立て記録するための予定・指示情報記録を付
加する。該情報記録は、入金予定記録、出金金予定・記
録情報記録、通帳表示情報記録から必要な情報を参照し
生活者が任意に予定を書き込むことができる手段を付加
する。該情報記録はその時点までの入出金事実と、入出
金予定を比較参照して、預金口座2Bの預金残高が負の
金額にならないように演算する手段と、生活者の管理す
る預金口座が複数存在する場合の預金口座間の資金移動
の実行を生活者が任意に指示する手段と、該複数の預金
口座の内1つが負の金額になることが予想された時点
で、他の預金口座から資金を移動する命令を作成する手
段を付加する。このようなシステムにより生活者は自己
が管理する複数の預金口座2Bの中でも容易にバランス
を計算し資金移動をすることが可能になり、また負のバ
ランスにならない最良の予定を記録することにより、預
金口座の資金不足による自動引き落としが不可能になる
事態を防止できる確率が高くなる。
【0058】図2は、図1の金融マネジメントシステム
FMSの一例である金融マネジメントシステム100の
構成を示す概略ブロック図である。
【0059】図2では、トランザクション制御装置TC
が図1のシステムDに対応し、送受信部230が図1の
システムDにおける手段T1〜T4に対応するように構
成されている。
【0060】図2に示すように、金融マネジメントシス
テム100のトランザクション制御装置TCは、 複数
の口座から二つ以上の口座を選択する手段である指示部
220と、指示部220によって選択された口座間にお
ける入金情報、出金情報、及び資金移動の指示情報を処
理する情報処理手段である預金・資金移動処理部210
と、預金・資金移動処理部21によって処理された指示
情報に基づき、選択された口座の入出金バランスを管理
しながら当該口座間における金融取引を一元的に管理す
る管理手段である記録集計部RCを備えている。
【0061】金融マネジメントシステム100のトラン
ザクション制御装置TCは、生活者の居所250に設置
されているパーソナルコンピュータ(PC)250−
1、生活者が持っている口座A、B、C、Dにそれぞれ
対応している金融機関260、金融機関270、金融機
関280、金融機関290に接続されている。
【0062】図3は、図2の金融マネジメントシステム
100の記録集計部RCの具体的な構成を示した金融マ
ネジメントシステム101の構成を示す概略ブロック図
である。
【0063】図3では、トランザクション制御装置TC
が図1のシステムDに対応し、送受信部230(送受信
部A)、送受信部240(送受信部B)が図1のシステ
ムDにおける手段T1〜T4に対応するように構成され
ている。
【0064】以下、図3を参照して、トランザクション
制御装置TCを説明する。
【0065】図3に示すように、トランザクション制御
装置TCは、(a)入金予定・記録部110、(b)出
金予定・記録部120、(c)入金先情報記録部13
0、(d)出金先情報記録部140、(e)利用者特定
情報記録部150、(f)口座設定情報記録部160、
(g)通帳情報記録部170、(h)現金出費情報記録
部180、(i)家計簿情報記録部190、(j)期間
会計集計部200、(k)預金・資金移動処理部21
0、(l)指示部220、(m)送受信部230、
(o)送受信部240を備えており、この構成において
入金予定・記録部110、出金予定・記録部120、入
金先情報記録部130、出金先情報記録部140、利用
者特定情報記録部150、口座設定情報記録部160、
通帳情報記録部170、現金出費情報記録部180、家
計簿情報記録部190、及び期間会計集計部200が図
2の記録集計部RCを構成している。
【0066】金融マネジメントシステム101のトラン
ザクション制御装置TCは、生活者の居所250に設置
されているパーソナルコンピュータ(PC)250−
1、生活者が持っている口座A、B、C、Dにそれぞれ
対応している金融機関260、金融機関270、金融機
関280、金融機関290に接続されている。
【0067】次に、上記各構成部分及びそれらの動作に
ついて説明する。
【0068】入金予定・記録部110は、生活者(預金
口座管理者)が持っている預金口座に対する入金予定情
報及び入金記録情報を記録するように構成されている。
【0069】出金予定・記録部120は、生活者が持っ
ている預金口座からの支払予定情報及び出金記録情報を
記録するように構成されている。出金の予定は、生活者
が任意に記録するか、または支払先からの請求額(支払
予定金額)が支払先対象群3A側のホストコンピュータ
から送信されるたびに随時記録される。即ち、生活者
は、任意のタイミングで変動する利用額を把握すること
ができるようになる。
【0070】入金先情報記録部130は、生活者の預金
口座に対して支払いを履行する予定の相手方情報を記録
するように構成されている。相手方情報としては、支払
人名義、先方預金口座、電話番号等の情報がある。
【0071】出金先情報記録部140は、生活者の預金
口座から自動引き落とし又は自動送金によって支払われ
る相手方の情報を記録するように構成されている。これ
は、電気ガス水道等の、公共料金や、クレジットカード
等で、これら支払先の情報が記録されている。相手方情
報としては、支払先名義、先方銀行名、預金口座、電話
番号等の情報がある。
【0072】利用者特定情報記録部150は、本システ
ムの利用者を特定する情報を記録するように構成されて
いる。利用者を特定する情報としては、利用者毎に固有
のID番号、氏名、生年月日、本籍地、住所、勤務先、
職種、年収、等がある。本システムを使用して入金や出
金を行う利用者に対して、利用者特定情報記録部150
に記録された情報を入金先や出金先へそれぞれ提供する
ことができる。
【0073】口座設定情報記録部160は、生活者が管
理する銀行等の金融機関の基本情報とその運用に関わる
情報を記録するように構成されている。口座設定情報と
しては、口座ID、銀行名、支店名、口座種別、口座番
号等の情報の他に、更に生活者が複数の銀行口座を利用
している場合には、用途に応じて複数の口座がどのよう
な順序で運用されるかという運用情報がある。
【0074】通帳情報記録部170は、上述の入金予定
・記録部110、出金予定・記録部120に記録される
情報から、入出金の事実部分だけを抽出して、転記した
ものを記録するように構成されている。これは、口座預
金通帳のようなものであり、入出金に伴う情報が時系列
で記録するが、生活者が管理する預金口座が複数存在す
る可能性を考慮して、n個の預金口座を一括で、または
預金口座別に分類・表示できるように構成されている。
【0075】現金出費情報記録部180は、現金の出費
の予定及び記録を記録するように構成されている。現金
出費情報記録部180は、上述の出金予定・記録部12
0で管理しない、即ち、預金口座を通過しない現金の出
費予定及び出費記録を記録するように構成されている。
このうち現金の出費予定は、生活者自己の入力によって
記録されるが、現金の出費記録は、以下の3通りのうち
いずれかの方法で入力できる: 支払先対象群3Aが
通信回線を通じて、通信手段T3を介してホスト装置D
Sに書き込む方法; 生活者が現金にて支払いを履行
した後、支払先対象群3Aが、生活者に対して出費に関
わる情報をカード等の記憶媒体(支払先対象群3Aが準
備するハードウェアであり、例えばレジスター機能と磁
気カードライター、またはICカードライターが一体に
なったようなもの)に出力して支払者に渡し、この支払
者が記憶媒体を持ち帰り、居所に配設するコンピュータ
の入力手段を用いて該情報記録に記録する方法; 支
払者が自分自身で、手入力によって該情報記録に記録す
る方法。
【0076】家計簿情報記録部190は、上述の情報記
録に記録された情報を利用して家計簿を半自動的(セミ
・オートマティック)に作成するように構成されてい
る。この家計簿情報記録部190は、入金記録、預金口
座を通過する出金記録、及び現金による出費の記録を時
系列にまとめるように構成されている。
【0077】期間会計集計部200は、上記家計簿情報
記録部190から出力された情報と上記入金予定・記録
部110及び上記出金予定・記録部120から出力され
た情報とを日付順に記録すると共に、これらの入金・出
金記録を任意の期間で集計するように構成されている。
【0078】預金・資金移動処理部210は、条件設定
部210−1、優先順位設定部210−2、及び必要残
高算出部210−3を備えており、(1)入金先から生
活者への送金処理、(2)生活者口座の預金処理、
(3)生活者資金移動設定処理、(4)生活者資金移動
処理を実行するように構成されている。これらの処理の
詳細については後述する。
【0079】指示部220は、上記預金・資金移動処理
部210における処理に基づく指示を出力するように構
成されている。
【0080】送受信部230は、生活者の端末装置とト
ランザクション制御装置TCとの間のデータを送受信す
るように構成されている。
【0081】送受信部240は、金融機関等に設置され
たシステムとトランザクション制御装置TCとの間のデ
ータを送受信するように構成されている。
【0082】図3では、二つの送受信部を示している
が、本発明は、これに限定されるものではなく、システ
ムの具体的な設計において、送受信部は、一つで構成し
てもよいし、二つ以上で構成してもよい。
【0083】次に、図4〜図13を参照して、図3に示
す金融マネジメントシステム100の処理動作、特に、
その一具体例として生活者口座における支払のトランザ
クションについて詳細に説明する。 1.生活者口座の預金処理 1−1.入金先登録処理(図4) 入金先登録処理が開始されると、まず、接続の認証を行
い(ステップS11)、生活者が入金先情報記録部13
0に対して入金先新規登録を要求し(ステップS1
2)、入金先情報記録部130の新規入力画面を表示し
(ステップS13)、新規入金先情報を入金先情報記録
部130に入力し(ステップS14)、入力した情報を
確認し(ステップS15)、確認済み情報を入金先情報
記録部130に保存して(ステップS16)、処理を終
了する。
【0084】1−2.出金先登録処理(図5) 出金先登録処理が開始されると、まず、接続の認証を行
い(ステップS21)、生活者が出金先情報記録部14
0に対して出金先新規登録を要求し(ステップS2
2)、出金先情報記録部140の新規入力画面を表示し
(ステップS23)、新規出金先情報を出金先情報記録
部140に入力し(ステップS24)、入力した情報を
確認し(ステップS25)、確認済み情報を出金先情報
記録部140に保存して(ステップS26)、処理を終
了する。
【0085】上記入金先登録処理及び上記出金先登録処
理は、入金予定・記録部110及び出金予定・記録部1
20に対して実行されるものである。
【0086】1−3.入金予定確認処理(図6) 入金予定確認処理が開始されると、まず、接続の認証を
行い(ステップS31)、生活者が入金予定・記録部1
10に対して入金予定確認を要求し(ステップS3
2)、入金予定・記録部110から新規に追加された入
金予定データを表示して(ステップS33)、処理を終
了する。
【0087】1−4.入金事実確認処理(図7) 入金事実確認処理が開始されると、まず、接続の認証を
行い(ステップS41)、生活者が入金予定・記録部1
10に対して入金事実確認を要求し(ステップS4
2)、入金予定・記録部110から新規に追加された入
金事実データを表示して(ステップS43)、処理を終
了する。
【0088】上記入金予定確認処理及び上記入金事実確
認処理は、入金予定・記録部110に対して実行される
ものである。
【0089】1−5.取引状況確認処理(図8) 取引状況確認処理が開始されると、まず、接続の認証を
行い(ステップS51)、生活者が通帳情報記録部17
0に対して取引状況確認を要求し(ステップS52)、
入金予定・記録部110から入金事実データを通帳情報
記録部170に取得し(ステップS53)、出金予定・
記録部120から出金事実データを通帳情報記録部17
0に取得し(ステップS54)、金融機関側の情報記録
に接続を要求し(ステップS55)、接続されたかどう
かを確認し(ステップS56)、金融機関側の情報記録
のデータと通帳情報記録部170のデータとを比較し
(ステップS57)、比較の結果データが合致するかど
うかを確認し(ステップS58)、上記ステップS58
で合致する場合には後述するステップS60に進み、他
方、上記ステップS58で合致しない場合には、金融機
関側の情報記録から、通帳情報記録部170に対して不
足分のデータを書き込み(ステップS59)、通帳情報
記録部170のデータを一覧表示して(ステップS6
0)、処理を終了する。
【0090】上記取引状況確認処理は、入金予定・記録
部110、出金予定・記録部120、及び通帳情報記録
部170に対して実行されるものである。
【0091】預金・資金移動処理部210を構成してい
る必要残高算出部230は、生活者が持っている各口座
における必要残高を算出するように構成されている。
【0092】2−1.生活者資金移動設定処理(図9) 生活者資金移動設定処理が開始されると、まず、接続の
認証を行い(ステップS61)、資金移動設定処理を要
求し(ステップS62)、資金移動設定処理の画面を表
示し(ステップS63)、資金移動対象口座の資金移動
元の優先順位を設定し(ステップS64)、資金移動元
の最低確保金額を入力し(ステップS65)、入力確認
画面を表示して(ステップS66)、入力した情報が正
しいかどうかを確認し(ステップS67)、入力した情
報が正しい場合には、確定ボタンを押して入力情報を確
定して(ステップS68)、処理を終了する。他方、上
記ステップS67で入力した情報が正しくない場合に
は、上記ステップS66に戻って正しい情報を入力し、
上記ステップS67、S68を実行して処理を終了す
る。
【0093】2−2.生活者資金移動処理(図10) 生活者資金移動処理が開始されると、まず、接続の認証
を行い(ステップS71)、資金移動処理を要求し(ス
テップS72)、上述した必要残高算出部210−3に
より必要残高算出処理を実行し(ステップS73)、資
金移動処理画面を表示し(ステップS74)、不足日が
あるかどうかを確認し(ステップS75)、不足日があ
る口座を選択し(ステップS76)、次いで資金移動元
の口座を選択し(ステップS77)、算出額を表示し
(ステップS78)、表示された算出額が正しいかどう
かを確認し(ステップS79)、表示された算出額が正
しい場合には、処理を終了する。他方、ステップS79
で、表示された算出額が正しくない場合には、入力額が
正しいかどうかを確認し(ステップS80)、必要額を
入力して(ステップS81)、上記ステップS79に戻
り、上述した処理を終了する。
【0094】次に、図11を参照して、図3の金融マネ
ジメントシステム101による支払先から生活者への請
求・利用額告知処理について説明する。
【0095】請求・利用額告知処理が開始されると、ま
ず、接続の認証を行い(ステップS91)、顧客先名を
登録済みリストから選択し(ステップS92)、利用
日、請求日、金額等を入力し(ステップS93)、上記
データを生活者側の入金予定・記録部110に記録し
(ステップS94)、上記データを3A側の出金予定・
記録部120に書き込み(ステップS95)、処理を終
了する。
【0096】上記3.支払先から生活者への請求・利用
額告知処は、入金予定・記録部110及び出金予定・記
録部120に対して実行される。
【0097】次に、図12(a)、図12(b)、図1
2(c)、図12(d)及び図13を参照して、預金・
資金移動処理部210の処理動作、特に、預金・資金移
動処理部210を構成している条件設定部210−1、
優先順位設定部210−2について説明する。
【0098】条件設定部210は、次のような条件を設
定するように構成されている。
【0099】(a)補充金額設定額 生活者が持っている一つの口座(例えば口座A)におい
て資金の不足が発生した場合、口座(補充先口座)Aに
資金を補充するために、その判断条件となる金額を、同
じ生活者が管理するその他の口座(補充元口座)(例え
ば口座B、C、D)に対してそれぞれ設定する。各口座
は、複数の補充元口座とそれらの補充元口座の利用順位
を設定することができる。また、それらの補充元口座に
対して、 口座ID 各口座に対応したアルファベット等の識別記号、 補充元金額種別及び補充金額 1.設定額を下回ったならば設定額に対する不足額分、 2.出金予定に対する不足額分、 3.指定した金額分、 を数値で設定する。 補充日種別及び補充日 1.金額条件が上記1、2の場合:不足した時点、 2.金額条件が上記1、2の場合:不足日となる前
日、 3.金額条件が上記1、2の場合:不足日となる当
日、 4.金額条件が上記3の場合:指定した日付 を数値で入力する。
【0100】(b)預金設定額 生活者が持っている一つの口座(預金元口座)(例えば
口座A)において、同じ生活者が管理するその他の口座
(預金先口座)(例えば口座B、C、D)に対して預金
処理を行うための判断条件となる金額を入力する。
【0101】各口座は、複数の預金先口座とそれらの預
金先口座の利用順位を設定することができる。また、そ
れらの預金先口座に対して、 口座ID 各口座に対応したアルファベット等の識別記号、 預金先金額種別及び預金金額 1.設定額を上回ったならば設定額に対する超過額分、 2.入金した金額分、 3.指定した金額分、 を数値で設定する。 預金日種別及び預金日 1.金額条件が上記1の場合:超過した時点、 2.金額条件が上記1の場合:超過日となる翌日、 3.金額条件が上記1の場合:超過となる当日、 4.金額条件が上記2の場合:入金した当日、 5.金額条件が上記2の場合:入金した翌日、 6.金額条件が上記3の場合:指定した日付、 を数値で入力する。
【0102】優先順位設定部220は、上記条件設定部
210で設定された条件に基づき、資金移動処理が実行
される順位を設定するように構成されている。順位は、
例えば、数値が小さい程、優先順位が高いものとする。
【0103】優先順位設定部220において上記のよう
に設定された優先順位設定によりトランザクションが実
行される。
【0104】ここで、図12(a)〜図12(d)及び
図13を参照して、図2の金融マネジメントシステム1
01の資金移動処理の動作を説明する。
【0105】図12(a)〜図12(d)は、預金・資
金移動処理部210の条件設定部210−1及び優先順
位設定部210−2の設定の内容を示す図である。な
お、下記の「残高」及び「処理後残高」に関する計算
は、全て必定残高算出部210−3により処理されるも
のである。
【0106】図12(a)〜図12(d)に示すよう
に、4つの口座を持っているものと想定して、生活者
は、基本情報として、 (1)口座A:給与振込口座(引落口座1) (2)口座B:預金口座1(引落口座2) (3)口座C:預金口座2 (4)口座D:現金口座 を条件設定部210−1により予め設定しておくと共
に、優先順位(処理順位)を、1、2、3、4のように
数値で、数値の小さい程順位が高いように、優先順位設
定部210−2により予め設定して、それらの設定され
た情報を図3に示す口座設定情報記録部160に記録し
ておく。
【0107】図12(a)に示すように、口座A:給与
振込口座(引落口座1)について、補充金額設定が10
0,000円、補充元口座の順位が口座C、口座Dの順
番に設定されている。同様に、預金設定額が200,0
00円、預金先口座の順位が口座C、口座Dの順番に設
定されている。
【0108】口座Aの残高が100,000円を下回っ
たら、設定額に対する不足分を口座Aが不足した時点で
口座Cより補充するように、補充元金額種別c1=1、
補充金額欄c2=1のような設定にされている(設定の
内容については後述する。更に、口座Aの残高が20
0,000円を上回ったら、設定額に対する超過分を口
座Aが超過した時点で口座Cへ預金するように、預金日
種別h1=1、預金日h2=1のような設定にされてい
る(設定の内容については後述する。
【0109】そして、図示していないが、各口座別に
「自動」、「手動」の設定を設けて、「自動送金」、
「手動送金」をそれぞれ指定することができるように構
成してもよい。
【0110】同様に、口座B:預金口座1(引落口座
2)、口座C:預金口座2、及び口座D:現金口座に対
しても、口座Aのように設定することができる。
【0111】図13は、生活者が持っている4つの口座
A、B、C、Dの状況とそれらの口座に対するトランザ
クションの指示を説明するための状況表示及び指示画面
の一例を示す図である。
【0112】図13の画面は、以下の4つの列ブロック
C1〜C4で構成されている。
【0113】1列ブロックC1は、通帳情報記録部17
0からのデータを表示するように構成されており、日
付、口座ID、金融機関名、口座の種類、口座番号(口
座名)、残高(処理前残高)がそれぞれ表示されるよう
に構成されている;2列ブロックC2は、指示対象行に
のみ指示決定命令ボタンを表示するように構成されてい
る;3列ブロックC3は、出金予定・記録部120から
のデータを表示するように構成されており、適用、支払
先、金額、及び処理後残高(通帳情報記録部170のデ
ータと出金予定・記録部120のデータとの差分)を表
示するように構成されている。
【0114】4列ブロックC4は、通帳情報記録部17
0のデータと出金予定・記録部120のデータとの差分
の計算結果を「可」又は「不可」で表示すると共に、2
列ブロックC2における指示内容、例えば「送金」を表
示する。
【0115】画面の各行(図13では、1行目〜11行
目を表示)は、時系列で古いものから順に画面の上部か
ら下部へ向って表示されるものとする。
【0116】1行目 (1)1列ブロックC1には、以下の項目が示されてい
る: 日付;01/05/01(2001年5月1日) 口座ID;A 金融機関名;フジギンコウ シンジュク(富士銀行新宿
支店) 口座の種類;普通(普通預金口座) 口座名;1111111 残高;100,000(円) (2)2列ブロックC2には、何も表示されていない。 (3)3列ブロックC3には、以下の項目が示されてい
る: 適用;ケイタイデンワリョウ(携帯電話料金) 支払先;NTTドコモ 金額(支払金額);20,000(円) 処理後残高;80,000(円) (4)4列ブロックC4には、「可」が表示されてい
る。 即ち、1行目は、富士銀行新宿支店の普通預金口座11
11111からNTTドコモへ20,000円の携帯電
話料金が支払われ、その支払後の処理後残高がプラス
(図13では、80,000円)なので、トランザクシ
ョンが可能であるということを示している。
【0117】2行目 (1)1列ブロックC1には、以下の項目が示されてい
る: 日付;01/05/01(2001年5月1日) 口座ID;A 金融機関名;フジギンコウ シンジュク(富士銀行新宿
支店) 口座の種類;普通(普通預金口座) 口座名;1111111 残高;80,000(円) (2)2列ブロックC2には、何も表示されていない。 (3)3列ブロックC3には、以下の項目が示されてい
る: 適用;ショッピング 支払先;セゾンカード 金額(支払金額);60,000(円) 処理後残高;20,000(円) (4)4列ブロックC4には、「可」が表示されてい
る。 即ち、2行目は、富士銀行新宿支店の普通預金口座11
11111からセゾンカードで買物をした60,000
円が支払われ、その支払後の処理後残高がプラス(図1
3では、20,000円)なので、トランザクションが
可能であるということを示している。
【0118】3行目 (1)1列ブロックC1には、以下の項目が示されてい
る: 日付;01/05/03(2001年5月3日) 口座ID;A 金融機関名;フジギンコウ シンジュク(富士銀行新宿
支店) 口座の種類;普通(普通預金口座) 口座名;1111111 残高;20,000(円) (2)2列ブロックC2には、何も表示されていない。 (3)3列ブロックC3には、以下の項目が示されてい
る: 適用;デンキリョウキン(電気料金) 支払先;トウキョウデンリョク(東京電力) 金額(支払金額);25,000(円) 処理後残高;−5,000(円) (4)4列ブロックC4には、「不可」が表示されてい
る。 即ち、1行目は、富士銀行新宿支店の普通預金口座11
11111から東京電力へ25,000円の電力料金が
支払われ、その支払後の処理後残高がマイナス(図13
では、−5,000円)なので、トランザクションが不
可能であるということを示している。そこで、この負バ
ランス(マイナス処理後残高)の結果に基づき、4行目
で生活者が持っている他の口座Cからの送金が指示され
ことなる。
【0119】4行目 (1)1列ブロックC1には、以下の項目が示されてい
る: 日付;01/05/03(2001年5月3日) 口座ID;C 金融機関名;スミトモギンコウ ヨヨギ(住友銀行代々
木支店) 口座の種類;普通(普通預金口座) 口座名;3333333 残高;100,000(円) (2)2列ブロックC2には、指示のボタンが表示され
ている。 (3)3列ブロックC3には、以下の項目が示されてい
る: 適用;ホジュウ(補充) 支払先;Aコウザ(口座A) 金額(支払金額);5,000(円) 処理後残高;95,000(円) (4)4列ブロックC4には、2列ブロックC2で指示
した「送金」が表示されている。 即ち、4行目は、住友銀行代々木支店の普通預金口座3
333333から富士銀行新宿支店の普通預金口座11
11111へ5,000円の送金が指示され、生活者が
確認ボタン(後述する)を押すことにより、富士銀行新
宿支店の普通預金口座1111111における不足分の
送金が行われる。5行目には、上記送金が行われた結果
が表示される。
【0120】5行目 (1)1列ブロックC1には、以下の項目が示されてい
る: 日付;01/05/03(2001年5月3日) 口座ID;A 金融機関名;フジギンコウ シンジュク(富士銀行新宿
支店) 口座の種類;普通(普通預金口座) 口座名;1111111 残高;25,000(円) (2)2列ブロックC2には、何も表示されていない。 (3)3列ブロックC3には、以下の項目が示されてい
る: 適用;デンキリョウキン(電気料金) 支払先;トウキョウデンリョク(東京電力) 金額(支払金額);25,000(円) 処理後残高;0(円) (4)4列ブロックC4には、「可」が表示されてい
る。 即ち、富士銀行新宿支店の普通預金口座1111111
から、再度、電気料金の引落しが実行され、処理後残高
が0なのでトランザクションが可能であるということを
示している。
【0121】6行目 (1)1列ブロックC1には、以下の項目が示されてい
る: 日付;01/05/071(2001年5月7日) 口座ID;B 金融機関名;フジギンコウ ワセダ(富士銀行早稲田支
店) 口座の種類;普通(普通預金口座) 口座名;2222222 残高;150,000(円) (2)2列ブロックC2には、何も表示されていない。 (3)3列ブロックC3には、以下の項目が示されてい
る: 適用;NHKジュシンリョウ(NHK放送受信料金) 支払先;ニホンホウソウキョウカイ(日本放送協会) 金額(支払金額);5,000(円) 処理後残高;145,000(円) (4)4列ブロックC4には、「可」が表示されてい
る。 即ち、6行目は、富士銀行早稲田支店の普通預金口座2
222222からNHKへ5,000円のテレビ受信料
金が支払われ、その支払後の処理後残高がプラス(図1
3では、145,000円)なので、トランザクション
が可能であるということを示している。
【0122】7行目 (1)1列ブロックC1には、以下の項目が示されてい
る: 日付;01/05/07(2001年5月7日) 口座ID;B 金融機関名;フジギンコウ ワセダ(富士銀行早稲田支
店) 口座の種類;普通(普通預金口座) 口座名;2222222 残高;145,000(円) (2)2列ブロックC2には、何も表示されていない。 (3)3列ブロックC3には、以下の項目が示されてい
る: 適用;ヤチン(家賃) 支払先;トウキョウフドウサンカンリ(東京不動産管
理) 金額(支払金額);140,000(円) 処理後残高;5,000(円) (4)4列ブロックC4には、「可」が表示されてい
る。 即ち、7行目は、富士銀行早稲田支店の普通預金口座2
222222から家賃として東京不動産管理へ140,
000円が支払われ、その支払後の処理後残高がプラス
(図13では、5,000円)なので、トランザクショ
ンが可能であるということを示している。
【0123】8行目 (1)1列ブロックC1には、以下の項目が示されてい
る: 日付;01/05/07(2001年5月7日) 口座ID;B 金融機関名;フジギンコウ ワセダ(富士銀行早稲田支
店) 口座の種類;普通(普通預金口座) 口座名;2222222 残高;5,000(円) (2)2列ブロックC2には、何も表示されていない。 (3)3列ブロックC3には、以下の項目が示されてい
る: 適用;ショッピング(買物) 支払先;DCカード 金額(支払金額);110,000(円) 処理後残高;−105,000(円) (4)4列ブロックC4には、「不可」が表示されてい
る。 即ち、1行目は、富士銀行早稲田支店の普通預金口座2
222222からDCカードへ140,000円が支払
われ、その支払後の処理後残高がマイナス(図13で
は、−105,000円)なので、トランザクションが
不可能であるということを示している。そこで、この負
バランス(マイナス処理後残高)の結果に基づき、9行
目で生活者が持っている他の口座Cからの送金が指示さ
れことなる。
【0124】9行目 (1)1列ブロックC1には、以下の項目が示されてい
る: 日付;01/05/07(2001年5月7日) 口座ID;C 金融機関名;スミトモギンコウ ヨヨギ(住友銀行代々
木支店) 口座の種類;普通(普通預金口座) 口座名;3333333 残高;95,000(円) (2)2列ブロックC2には、指示のボタンが表示され
ている。 (3)3列ブロックC3には、以下の項目が示されてい
る: 適用;ホジュウ(補充) 支払先;Bコウザ(口座B) 金額(支払金額);95,000(円) 処理後残高;0(円) (4)4列ブロックC4には、2列ブロックC2で指示
した「送金」が表示されている。 9行目は、住友銀行代々木支店の普通預金口座3333
333から富士銀行早稲田支店の普通預金口座2222
222へ95,000円の送金が指示され、生活者が確
認ボタン(後述する)を押すことにより、富士銀行早稲
田支店の普通預金口座2222222における不足分の
送金が行われる。しかし補充金額がまだ不足しているの
で、この補充結果に基づき、10行目で生活者が持って
いる他の口座Dからの送金が指示されことなる。
【0125】10行目 (1)1列ブロックC1には、以下の項目が示されてい
る: 日付;01/05/07(2001年5月7日) 口座ID;D 金融機関名;サンワギンコウ ナカノ(三和銀行中野支
店) 口座の種類;普通(普通預金口座) 口座名;4444444 残高;50,000(円) (2)2列ブロックC2には、指示のボタンが表示され
ている。 (3)3列ブロックC3には、以下の項目が示されてい
る: 適用;ホジュウ(補充) 支払先;Bコウザ(口座B) 金額(支払金額);10,000(円) 処理後残高;40,000(円) (4)4列ブロックC4には、2列ブロックC2で指示
した「送金」が表示されている。 即ち、10行目は、三和銀行中野支店の普通預金口座4
444444から富士銀行早稲田支店の普通預金口座2
222222へ10,000円の送金が指示され、生活
者が確認ボタン(後述する)を押すことにより、富士銀
行早稲田支店の普通預金口座2222222における不
足分の補充が全て行われることになる。
【0126】11行目には、上記送金が行われた結果が
表示される。11行目 (1)1列ブロックC1には、以下の項目が示されてい
る: 日付;01/05/07(2001年5月7日) 口座ID;B 金融機関名;フジギンコウ ワセダ(富士銀行早稲田支
店) 口座の種類;普通(普通預金口座) 口座名;2222222 残高;110,000(円) (2)2列ブロックC2には、何も表示されていない。 (3)3列ブロックC3には、以下の項目が示されてい
る: 適用;ショッピング(買物) 支払先;DCカード 金額(支払金額);110,000(円) 処理後残高;0(円) (4)4列ブロックC4には、「可」が表示されてい
る。 即ち、富士銀行早稲田支店の普通預金口座222222
2から、再度、DCカードによるショッピングの引落し
が実行され、処理後残高が0なのでトランザクションが
可能であるということを示している。
【0127】上記の例では、口座Aに対して3件の引落
(出金予定)があり、図3の口座設定情報記録部160
に記録された図12(a)の給与振込口座(引落口座
1)=口座Aに関する情報に基づいて、補充元口座順位
の1位に設定された口座Cが、口座Aの補充口座とな
る。即ち、上記の例では、口座Aの不足額に対して口座
Cの残高がその不足額を補充することができるように設
定されており、指示決定命令ボタンを生活者が押すこと
によりトランザクション処理が確定されて図3の指示部
220より送受信部240を介して対応する口座を有す
る金融機関のシステムにそれぞれ送信される。
【0128】更に、上記の例では、口座Bに対しても3
件の引落(出金予定)があり、図3の口座設定情報記録
部160に記録された図12(b)の預金口座1(引落
口座2)=口座Bに関する情報に基づいて、補充元口座
順位の1位に設定された口座Cが、口座Bの補充口座と
なる。しかし、この例では、口座Aの補充を行った時点
で、口座Bの不足額を補充するには不足となっている場
合を示している。そこで、補充元口座順位の2位に設定
された口座Dが、口座Bの更なる補充口座となる。この
例では、口座Bの不足額に対して口座C及び口座Dの残
高の合計がその不足額を補充することができるように設
定されており、指示決定命令ボタンを生活者が押すこと
によりトランザクション処理が確定されて図3の指示部
220より送受信部240を介して対応する口座を有す
る金融機関のシステムにそれぞれ送信される。
【0129】上述した実施例では、生活者口座における
支払のトランザクションについて説明したが、図3の金
融マネジメントシステム101は、これに限定されるも
のではないく、図1の金融マネジメントシステムで説明
したように、様々なトランザクションを行うことが可能
である。例えば、詳細な説明は省略するが、図3に示す
金融マネジメントシステム101を利用して、生活者
は、入金先から生活者への送金処理を確認することがで
きる。
【0130】図14は、本発明による金融マネジメント
システムの別の実施例の構成を示す概略図である。
【0131】図14の主要部であるトランザクション制
御装置TCは、図3の金融マネジメントシステム101
と同様である。
【0132】図14に示す金融マネジメントシステム1
02では、生活者の居所251の構成と、金融機関の構
成が異なる。
【0133】生活者の居所251には、パーソナルコン
ピュータ(PC)251−1の他に、デジタルテレビジ
ョン251−2、及びそのリモートコントローラ251
−3が備えられている。
【0134】また、図3に示した金融機関260〜29
0は、図14では郵便局261、国内銀行271、信用
金庫281、及び外資系銀行国内支店291により構成
されている。
【0135】証券・先物取引・外国為替・有価証券など
の情報表示及び売買・決済処理、保険商品等の情報表示
及び申込み、及びコンサルティングサービスへの対応 図15は、本発明による金融マネジメントシステムの更
に別の実施例の構成を示す概略図である。
【0136】図15の主要部であるトランザクション制
御装置TCは、図3の金融マネジメントシステム101
と同様である。
【0137】図15に示す金融マネジメントシステム1
03では、金融機関の構成が異なる。図15のシステム
では、金融機関は、図14に示した郵便局261、国内
銀行271、信用金庫281、及び外資系銀行国内支店
291の他に、証券会社300、保険会社310により
構成されている。
【0138】図15に示す金融マネジメントシステム1
03により、証券会社等との契約により株価等のリアル
タイム表示機能を設けることにより、任意のタイミング
で売買を行ったり、先物取引の売買・外国為替や外貨預
金等のレート表示機能や申込み・決済(売買等)を行う
ことが可能である。
【0139】また、図15に示す金融マネジメントシス
テム103により、利用者の年収や年齢、ライフスタイ
ルに応じた保険プランの情報表示や保険商品の購入する
ことが可能である。
【0140】更に、図15に示す金融マネジメントシス
テム103により、保険システムや資金運用等に関する
コンサルティングを提供する業者に対しての申込みや情
報交換等の機能を更に備えることが可能である。
【0141】ATM等でのサービス 図16は、本発明による金融マネジメントシステムの別
の実施例の構成を示す概略図である。
【0142】図16の主要部であるトランザクション制
御装置TCは、図3の金融マネジメントシステム101
と同様である。
【0143】図16に示す金融マネジメントシステム1
04では、図14の金融マネジメントシステム103の
構成に加えて、銀行、コンビニエンスストア等に設置さ
れたATM320、ATM330により構成されてい
る。
【0144】本発明の金融マネジメントシステムは、パ
ーソナルコンピュータ(パソコン)での運用に限らず、
銀行の端末装置、例えばATMなどでの運用も可能であ
る。利用者の利便性を考慮すれば、銀行の端末装置も相
互利用できることが望ましく、これにより金融システム
全体の有効利用を進めることに繋がる。近年では、スー
パーマーケットやコンビニエンス・ストア(キオスク)
にもこの種の端末装置が設置される場合が多く、利用者
にとっては金融機関の属性に拠らず資金運用が簡便にな
る。
【0145】公的機関の利用 1.税金の徴収・申告の自動化処理 図16の金融マネジメントシステム104により、上記
会計処理を期間の始めと期末の間で行うことにより、個
人であれば確定申告等に必要な情報として、法人であれ
ば決算処理に活用できることはもちろんであるが、これ
らの情報を受け入れる手段が税務署側等にあれば、税金
の申告処理等をほぼ自動的に行うことが可能になる。
【0146】例えば、利用者Aの所得状況や出費の情報
は、年間を通じて期間会計集計部200に記録されるの
で、この情報を税務署に送信することにより、所定の税
額や、期間毎の税金の額等が利用者側に送信されるので
ある。税務署側から送信された情報は、利用者側の出金
予定・記録部に書き込まれ支払いの予定が組まれる。こ
のように本発明の金融マネジメントシステムを利用する
ことにより、税金の申告に伴う手続きと支払いの処理に
関わる手続きを簡素化することが可能になる。2.各種
団体への寄付・募金の処理更に、本発明の金融マネジメ
ントシステムにより、赤十字、ユネスコ等、通年的に寄
付や募金を受付ける団体に関する情報表示や送金処理を
行うことが可能になる。
【0147】また、図示しないが、携帯電話会社が提供
する通信サービス(I-mode等)上でも同様の運用が可能
である。
【0148】家計簿入力支援機能、各種サービス情報の
表示・申込み・注文・決済処理 図17は、本発明による金融マネジメントシステムの別
の実施例の構成を示す概略図である。
【0149】図17の主要部であるトランザクション制
御装置TCは、図3の金融マネジメントシステム101
と同様である。
【0150】図17に示す金融マネジメントシステム1
05では、図16の金融マネジメントシステム104の
構成に、小売店・スーパーマーケット340、クレジッ
ト会社350、飲食店360、通販会社370、公共料
金支払先380等が追加されている。
【0151】図17の金融マネジメントシステム105
により、家計簿情報記録部190に対する書き込みは、
以下に示すようにいくつかの方法を選択することができ
る: 1. 利用者による手入力:利用者(これをAと称す
る)が端末を通じてトランザクション制御装置TCに通
信手段を介して接続し、自らの入出金に関わる情報を記
録する(これらの情報は、例えば出金した日付時刻、店
舗名称、品目名や利用者が予め設定した科目情報、金額
等である)。 2. 例えば、スーパーマーケットやコンビニエンス・
ストア等(これをBと称する)において買い物をした情
報は、B側のレジ(レジスタ)に出費情報を出力する手
段があれば、この出力された情報をA側のパソコン(パ
ーソナル・コンピュータ)に入力し、その情報を家計簿
情報記録部190に対して追加記録することができる。
【0152】この場合、コンパクトフラッシュTM・カー
ドやICカードのような小型でかつ読み書き可能な記憶
媒体に対して、A側はレジ等と連動して書き込みを行う
手段、B側にはパソコン等と接続してその情報を読み取
る手段を使用することができる。 3. A、B双方ともこれらシステムの利用登録をして
いれば、これらの情報のやり取りはさらに簡素化するこ
とが可能である。A側の入金予定・記録部110から出
力された情報を、B側の現金出費情報記録部180に送
信する手段を用いる等である。 4. 将来的に携帯電話機等が高機能化する過程におい
て、ブルートゥース等の通信手段を携帯電話機等が備え
ることにより、出費を行った側にこれらの通信手段を設
置し、携帯電話機等に記録された情報をB側のパソコン
などの端末に対する通信手段があれば、または、トラン
ザクション制御装置TC側の送受信部A(送受信部(2
30)を介して、Aの現金出費情報記録部180に送信
する等の手段を設けることにより、出費に関わる情報の
入力を飛躍的に簡素化することが可能になる。 5. また、図17の金融マネジメントシステム105
により、日常的に使用する生活サービス情報、例えば、
宅急便TM、クリーニング、通販(通信販売)等の情報表
示と、それらの生活サービスに対する申込みや注文機能
を更に備えることが可能である。
【0153】その他の応用分野 1. 会計処理・決算処理の簡素化 本発明の金融マネジメントシステムにより、的確な情報
入力がなされていれば、利用者の個人法人を問わず、月
次や年次の会計処理を容易に行う事が可能になる。家計
簿情報記録部190から出力された情報と、入金予定・
記録部110と出金予定・記録部120から出力された
情報は、期間会計集計部200に日付順に記録される。
これらの入出金記録を任意の期間で集計することにより
正確な会計処理を容易に行うことが可能になる。 2. 利用者特定情報設定 本発明の金融マネジメントシステムを使用するにあた
り、利用者を特定する情報を記録、表示、編集すること
ができる。ここで扱う情報は、利用者毎にユニークなI
D(識別)番号、氏名、生年月日、住所、現住所の地
図、本籍地、職種、勤務先、年収等の情報である。入金
や出金を行う業者に対して、記録された情報を最新情報
として入金先及び出金先へ随時提供することができる。 3. 住所変更手続き・引落口座変更手続きの簡素化 利用者は、住所変更等の際、上記各記録部の情報を書き
換え、各支払先等に対して「住所変更情報の送信」を行
うだけで、従来の住所変更等に伴う手続きを簡略化する
ことができる。
【0154】さらに、口座設定情報記録部160と連係
することにより、利用者は、自分の引落し口座等を自由
に変更することが可能になる。 4. 入出金シュミレーション 概説の「状況表示&指示画面」は、期間を設定して表示
させることにより期間ごとの予測された残高と出金の予
定とのバランスを複数の口座に渡って見ることができ
る。 5. 手動送金処理 概説の「状況表示&指示画面」以外の口座に対しての送
金処理を行う場合、従来のATM等による残高照会・振
込み処理手段を使用することができる。このプログラム
部分は、従来の銀行等の手段に基づいて、使用してもよ
いし、そのフォーマットに従ってサブシステムとして構
成してもよい。 6. 自動資金移動処理 前述の手動による資金移動の処理に対し優先順位設定部
210−2において、各口座を補充する口座からの資金
充当を「自動」に設定しておけば、設定内容に応じて口
座間の資金移動を自動的に行うことができる。 7. プッシュ型サービスへの対応 本発明の金融マネジメントシステムでは、基本的な機能
として「プッシュ型情報通知」を選択できる。これは、
例えば融資を業務とする会社等がこのシステムの利用者
(消費者)に対して金融商品の宣伝を行うことができる等
である。利用者がこのシステムの利用を開始する際、利
用者特定情報記録部150に対して個人(または法人)
を特定できる情報を予め記録しておき「金融商品の情報
を受け取りたいか?」という選択に対してYESを設定
してあった場合、利用者(消費者)に対して定期的に金融
商品情報を提供し、利用者がそれを必要とするときに申
込みをする等の処理が簡素化できる。申込みに際して
は、上記「利用者特定情報」を、申込みを行う融資業者
に対して提供するようなサービスは、インターネット等
で行われているが、本発明の金融マネジメントシステム
を利用することにより、口座の状況や、入金・出金の予
定等を詳細に把握することができるため、融資する側か
ら見ても、的確な審査を短時間で行うことが可能にな
る。
【0155】8. 同一銀行口座の二重化によるサービ
スの多様化 本発明の金融マネジメントシステムでは、複数の口座を
自由に扱えることによって、従来の銀行口座(他銀行の
口座)が自在にコントロールできる。さらに、銀行側が
新規サービス等を行った場合、たとえば、従来の口座番
号「11111111」(これを親番号として)に対して付加的
な口座番号(子番号)を利用できるようなサービス
(例:「11111111-1」や、「11111111-2」」を開始した
場合それらに対しても従来の口座同様の扱いで資金の移
動等を簡便に行うことができる。いわゆる「親から子へ
の仕送り」等月額決まって送金するような処理を毎月行
う等の場合、これら子番号に対する移動の金額や、日付
を指定することにより自動送金と同様の扱いができ、資
金移動に関わる手間を軽減することができる。 9. カード決済方法の変更 本発明の金融マネジメントシステムにより、利用者と利
用者からの支払先との情報の交換が随時できるため、支
払先から請求情報を随時確認できるばかりでなく、それ
らの決済方法の変更等が容易に行うことができる。例え
ば、利用者Aが、クレジットカードで支払先Bの買い物
をしたと仮定する。従来の方法ではカードの利用時に決
済方法を決定するが、これら決済の方法を後日変更する
ことができなかった。しかし、本発明の金融マネジメン
トシステムを利用することにより、支払先からの請求状
況等をAが確認し、残高の確認をし、状況に応じてBに
対して決済方法の変更を申し出る(Bの入金先情報記録
部に送信する等)ことも可能になる(一括払いから分割
払いに変更する等)。従来の方法では、これらの手続き
の変更処理は、Bに対する事務手続きが煩雑になりすぎ
るために不可能であったが、本発明の金融マネジメント
システムとの連係が可能になれば決済方法の変更やそれ
に伴う金利の変更等、AとBの間で、最小限の手間で変
更、確認、承諾等を行うことが可能になる。 10. 決済口座の変更 本発明の金融マネジメントシステムにより、上記決済方
法の変更と同様にA及びBが双方の情報を共有できてい
ることを前提すれば、決済口座の変更手続き等も簡素化
することが可能である。 11. 掛け売りの可能性の拡張 本発明の金融マネジメントシステムにより、このシステ
ムに登録された者同志が請求や支払いを簡易にできるた
め、さまざまな決済方法が考えられる。例えば、消費者
Aが日常的に利用しているスーパーマーケット(これを
Bとする)が、本システムの利用者登録を行い、掛け売
りによる販売を認めたとすれば消費者Aは、毎日の買い
物を出金先Bに対する掛け売りの積算分として累計し、
毎月決まった決済日に支払うことができる。
【0156】従来スーパーマーケット等でのキャッシュ
レス決済はクレジットカード会社等にその業務を依存し
ていたが、本システムならばスーパーや小売店でもクレ
ジットカード会社との契約等に依存せずに同様の決済方
法を実施できる。
【0157】宅配のピザや各種出前等も販売側及び消費
側が本システムの利用者登録をし、掛け売りによる決済
を販売側が認めるならば、上記同様の決済が可能であ
る。
【0158】アプリケーション画面の例 図18〜図21は、本発明の金融マネジメントシステム
において用いられるアプリケーション画面の例を示す。
【0159】図18に示す画面例1は、主な機能を選択
するメニュー画面である。メニュー画面では必要な機能
は、利用者と本システムの運用者間との契約により決定
されることが予想されるため、全ての利用者が同一の画
面を利用するとは限らない。
【0160】図19に示す画面例2は、利用者の個人情
報を設定・変更する画面である。ここに記録された情報
が基本となり入金・出金関係者の許可された人に開示す
る事ができる。
【0161】図20に示す画面例3は、この端末を通じ
て将来的に利用できるサービスの検索画面の例である。
これらのサービスは本システムに提携する業者より提供
される。これらサービスの申込みや注文も本システムを
通じて簡単に出来る。
【0162】図21に示す画面例4は、グラフィックユ
ーザーインターフェースの例で金庫を使用した例であ
る。この金庫は左側の扉から入金の処理確認を行う部分
であり、右側の扉から出金に関わる処理を行う画面に移
行できる。このように、必要な機能はそのままに、画面
の表示を利用者の好みや業者の使い勝手に合わせて自在
に変更することが可能となる機能を提供する。
【0163】
【発明の効果】本発明の金融マネジメントシステムによ
れば、生活者が自己の預金口座を扱う上で、必要となる
入金情報、出費の予定や結果情報を一元的に格納し、そ
の情報を活用して事前に予測し、計画し、最適な方法或
いは手段を選択して支払いを簡便に履行することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による金融マネジメントシステムの一実
施例の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す金融マネジメントシステムの別の構
成を示す概略ブロック図である。
【図3】図2に示す金融マネジメントシステムの記録・
集計部の構成を具体的に示す概略ブロック図である。
【図4】図3に示すトランザクション制御装置の処理動
作、特に入金先登録処理を説明するためのフロー図であ
る。
【図5】図3に示すトランザクション制御装置の処理動
作、特に出金先登録処理を説明するためのフロー図であ
る。
【図6】図3に示すトランザクション制御装置の処理動
作、特に入金予定確認処理を説明するためのフロー図で
ある。
【図7】図3に示すトランザクション制御装置の処理動
作、特に入金事実確認処理を説明するためのフロー図で
ある。
【図8】図3に示すトランザクション制御装置の処理動
作、特に取引状況確認処理を説明するためのフロー図で
ある。
【図9】図3に示すトランザクション制御装置の処理動
作、特に生活者資金移動設定処理を説明するためのフロ
ー図である。
【図10】図3に示すトランザクション制御装置の処理
動作、特に生活者資金移動処理を説明するためのフロー
図である。
【図11】図3に示すトランザクション制御装置の処理
動作、特に支払先から生活者への請求・利用額告知処理
動作を説明するためのフロー図である。
【図12】図3に示すトランザクション制御装置の処理
動作、特に、預金・資金移動処理部の条件設定部及び優
先順位設定部による設定を説明するための図である。
【図13】図3に示すトランザクション制御装置の処理
動作、特に、預金・資金移動処理部の条件設定部及び優
先順位設定部による設定を説明するための別の図であ
る。
【図14】本発明による金融マネジメントシステムの別
の実施例の構成を示す概略図である。
【図15】本発明による金融マネジメントシステムの別
の実施例の構成を示す概略図である。
【図16】本発明による金融マネジメントシステムの別
の実施例の構成を示す概略図である。
【図17】本発明による金融マネジメントシステムの別
の実施例の構成を示す概略図である。
【図18】本発明による金融マネジメントシステムにお
いて用いられるアプリケーション画面の一例を示す図で
ある。
【図19】本発明による金融マネジメントシステムにお
いて用いられるアプリケーション画面の別の例を示す図
である。
【図20】本発明による金融マネジメントシステムにお
いて用いられるアプリケーション画面の別の例を示す図
である。
【図21】本発明による金融マネジメントシステムにお
いて用いられるアプリケーション画面の別の例を示す図
である。
【符号の説明】
101 金融マネジメントシステム TC トランザクション制御装置 RC 記録集計部 210 預金・資金移動処理部 210−1 条件設定部 210−2 優先順位設定部 210−3 必要残高算出部 220 指示部 230 送受信部 250 生活者居所 250−1 パーソナルコンピュータ 260〜290 金融機関

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つ又は二つ以上の金融機関に複数の口
    座を有する使用者の金融取引を管理する金融マネジメン
    トシステムであって、 前記複数の口座から二つ以上の口座を選択する手段と、 前記選択された口座間における入金情報、出金情報、及
    び資金移動の指示情報を処理する情報処理手段と、 前記情報処理手段によって処理された前記指示情報に基
    づき、前記選択された口座の入出金バランスを管理しな
    がら当該口座間における金融取引を一元的に管理する管
    理手段とを備えていることを特徴とする金融マネジメン
    トシステム。
  2. 【請求項2】 所定の金融機関にそれぞれ口座を有する
    使用者、支払者、及び受領者の間における金融取引を管
    理する金融マネジメントシステムであって、 前記各口座に関する入出金情報及び該各口座に対する資
    金移動の指示情報を処理する情報処理手段と、 前記使用者、前記支払者、及び前記受領者の間における
    金融取引を一元的に管理する管理手段とを備え、 前記管理手段は、前記各口座の入出金バランスを管理し
    ながら、前記使用者、前記支払者、及び前記受領者の間
    における金融取引を行うように構成されたことを特徴と
    する金融マネジメントシステム。
  3. 【請求項3】 第1の金融機関に第1の口座を有する使
    用者と、第2の金融機関に第2の口座を有しかつ該使用
    者に対して支払を行う支払者と、第3の金融機関に第3
    の口座を有しかつ該使用者からの支払を受け取る受領者
    との間における金融取引を管理する金融マネジメントシ
    ステムであって、 前記使用者の入出金情報と、前記第1の口座に対する資
    金移動の指示情報とを処理する第1の情報処理手段と、 前記支払者の入出金情報と、前記第2の口座に対する資
    金移動の指示情報とを処理する第2の情報処理手段と、 前記受領者の入出金情報と、前記第3の口座に対する資
    金移動の指示情報とを処理する第3の情報処理手段と、 前記第1の情報処理手段と前記第2の情報処理手段との
    間、前記第2の情報処理手段と前記第3の情報処理手段
    との間、前記第3の情報処理手段と前記第1の情報処理
    手段との間の、少なくともいずれか一つの間で前記入出
    金情報と前記指示情報とを交換する情報交換手段と、 前記使用者と前記支払者との間、前記支払者と前記受領
    者との間、前記受領者と前記使用者との間の、少なくと
    もいずれか一つの間における取引情報を一元的に管理す
    る取引情報管理手段と備えていることを特徴とする金融
    マネジメントシステム。
  4. 【請求項4】 前記第1の情報処理手段に接続され、前
    記使用者の入出金情報と前記第1の口座に対する資金移
    動の指示情報とをそれぞれ相互に通信することができる
    第1の通信手段を更に備えていることを特徴とする請求
    項2に記載の金融マネジメントシステム。
  5. 【請求項5】 前記第1の通信手段は、更に前記取引情
    報管理手段に接続され、前記取引情報を相互に通信する
    ことができることを特徴とする請求項3に記載の金融マ
    ネジメントシステム。
  6. 【請求項6】 前記第1の通信手段は、使用者側に配設
    されている端末装置であることを特徴とする請求項4に
    記載の金融マネジメントシステム。
  7. 【請求項7】 前記第2の情報処理手段に接続され、前
    記支払者の入出金情報と前記第2の口座に対する資金移
    動の指示情報とをそれぞれ相互に通信することができる
    第2の通信手段を更に備えていることを特徴とする請求
    項2に記載の金融マネジメントシステム。
  8. 【請求項8】 前記第2の通信手段は、更に前記取引情
    報管理手段に接続され、前記取引情報を相互に通信する
    ことができることを特徴とする請求項3に記載の金融マ
    ネジメントシステム。
  9. 【請求項9】 前記第2の通信手段は、支払者側に配設
    されている端末装置であることを特徴とする請求項7に
    記載の金融マネジメントシステム。
  10. 【請求項10】 前記第3の情報処理手段に接続され、
    前記受領者の入出金情報と前記第3の口座に対する資金
    移動の指示情報とを、該第3の情報処理手段と相互に通
    信することができる第3の通信手段を更に備えているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の金融マネジメントシス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記第3の通信手段は、更に前記取引
    情報管理手段に接続され、前記取引情報を相互に通信す
    ることができることを特徴とする請求項3に記載の金融
    マネジメントシステム。
  12. 【請求項12】 前記第3の通信手段は、受領者側に配
    設されている端末装置であることを特徴とする請求項1
    0に記載の金融マネジメントシステム。
  13. 【請求項13】 前記第1の通信手段は、前記使用者が
    前記取引情報管理手段により管理されている取引情報に
    基づき、前記第1の口座の入出金バランスを管理しなが
    ら、前記第1の口座と前記第2の口座又は前記第3の口
    座との間で前記使用者と前記支払者又は前記受領者との
    間における金融取引を行うことができるように必要な情
    報を通信することを特徴とする請求項4に記載の金融マ
    ネジメントシステム。
  14. 【請求項14】 前記第2の通信手段は、前記支払者が
    前記取引情報管理手段により管理されている取引情報に
    基づき、前記第2の口座の入出金バランスを管理しなが
    ら、前記第2の口座と前記第1の口座又は前記第3の口
    座との間で前記支払者と前記使用者又は前記受領者との
    間における金融取引を行うことができるように必要な情
    報を通信することを特徴とする請求項7に記載の金融マ
    ネジメントシステム。
  15. 【請求項15】 前記第3の通信手段は、前記受領者が
    前記取引情報管理手段により管理されている取引情報に
    基づき、前記第3の口座の入出金バランスを管理しなが
    ら、前記第3の口座と前記第1の口座又は前記第2の口
    座との間で前記受領者と前記使用者又は前記支払者との
    間における金融取引を行うことができるように必要な情
    報を通信することを特徴とする請求項10に記載の金融
    マネジメントシステム。
  16. 【請求項16】 前記第1の金融機関、前記第2の金融
    機関、及び前記第3の金融機関が同系列の金融機関であ
    るか異系列の金融機関であるかに係わりなく前記金融取
    引を行なうことができることを特徴とする請求項2に記
    載の金融マネジメントシステム。
  17. 【請求項17】 前記第1の金融機関、前記第2の金融
    機関、及び前記第3の金融機関が同系列の金融機関であ
    ることを特徴とする請求項2に記載の金融マネジメント
    システム。
  18. 【請求項18】 前記第1の金融機関、前記第2の金融
    機関、及び前記第3の金融機関が異系列の金融機関であ
    ることを特徴とする請求項2に記載の金融マネジメント
    システム。
  19. 【請求項19】 前記第1の情報処理手段は、前記使用
    者の入出金情報と、前記第1の口座に対する資金移動の
    指示情報とを記憶する手段を更に備えていることを特徴
    とする請求項2に記載の金融マネジメントシステム。
  20. 【請求項20】 前記第2の情報処理手段は、前記支払
    者の入出金情報と、前記第2の口座に対する資金移動の
    指示情報とを記憶する手段を更に備えていることを特徴
    とする請求項2に記載の金融マネジメントシステム。
  21. 【請求項21】 前記第3の情報処理手段は、前記受領
    者の入出金情報と、前記第3の口座に対する資金移動の
    指示情報とを記憶する手段を更に備えていることを特徴
    とする請求項2に記載の金融マネジメントシステム。
JP2001170613A 2001-06-06 2001-06-06 金融マネジメントシステム Pending JP2002366753A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001170613A JP2002366753A (ja) 2001-06-06 2001-06-06 金融マネジメントシステム
PCT/JP2002/005585 WO2002101615A1 (fr) 2001-06-06 2002-06-06 Systeme de gestion financiere

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001170613A JP2002366753A (ja) 2001-06-06 2001-06-06 金融マネジメントシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002366753A true JP2002366753A (ja) 2002-12-20

Family

ID=19012504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001170613A Pending JP2002366753A (ja) 2001-06-06 2001-06-06 金融マネジメントシステム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2002366753A (ja)
WO (1) WO2002101615A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006343903A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Hitachi Ltd 複数口座間動的振替制御システム及びその方法
JP2008242784A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置及び自動取引システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11154194A (ja) * 1997-11-21 1999-06-08 Shoji Ogaki 複数企業の資金財務情報のコンピュータによる統合管理方法およびシステム
JPH11259588A (ja) * 1998-03-13 1999-09-24 Fujitsu Ltd ペイメントシステム、電子財布装置、金融機関処理装置、電子財布管理装置及び口座管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2000011066A (ja) * 1998-06-23 2000-01-14 Hitachi Ltd 口座間資金移動制御方法
JP2000339391A (ja) * 1999-05-31 2000-12-08 Japan Research Institute Ltd 資金集中管理システム,同システムで用いられるコンピュータおよびその動作方法,ならびに同コンピュータを制御するためのプログラムを記録した媒体

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0652211A (ja) * 1992-08-03 1994-02-25 Hitachi Ltd 取引処理システム
US5903881A (en) * 1997-06-05 1999-05-11 Intuit, Inc. Personal online banking with integrated online statement and checkbook user interface
US6128602A (en) * 1997-10-27 2000-10-03 Bank Of America Corporation Open-architecture system for real-time consolidation of information from multiple financial systems
US5978780A (en) * 1997-11-21 1999-11-02 Craig Michael Watson Integrated bill consolidation, payment aggregation, and settlement system
US6038549A (en) * 1997-12-22 2000-03-14 Motorola Inc Portable 1-way wireless financial messaging unit
ATE273538T1 (de) * 1998-10-28 2004-08-15 Verticalone Corp Gerät und verfahren für automatische aggregation und abgabe von elektronischer persönlicher information oder daten

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11154194A (ja) * 1997-11-21 1999-06-08 Shoji Ogaki 複数企業の資金財務情報のコンピュータによる統合管理方法およびシステム
JPH11259588A (ja) * 1998-03-13 1999-09-24 Fujitsu Ltd ペイメントシステム、電子財布装置、金融機関処理装置、電子財布管理装置及び口座管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2000011066A (ja) * 1998-06-23 2000-01-14 Hitachi Ltd 口座間資金移動制御方法
JP2000339391A (ja) * 1999-05-31 2000-12-08 Japan Research Institute Ltd 資金集中管理システム,同システムで用いられるコンピュータおよびその動作方法,ならびに同コンピュータを制御するためのプログラムを記録した媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006343903A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Hitachi Ltd 複数口座間動的振替制御システム及びその方法
JP2008242784A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置及び自動取引システム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2002101615A1 (fr) 2002-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5913202A (en) Financial information intermediary system
JP3420488B2 (ja) 金融情報仲介処理装置、金融情報仲介処理方法およびそのプログラムを格納した記録媒体
US8386384B2 (en) System and method for facilitating large scale payment transactions
US20080288400A1 (en) Centralized Payment Method and System for Online and Offline Transactions
CN101689275A (zh) 使用支付卡系统将资金汇款到非支付卡账户的方法和设备
WO1999046715A1 (fr) Systeme de paiement et portefeuille electronique
WO2017169551A1 (ja) 給与決済連携システムおよび給与決済連携方法
CN101127139A (zh) 自动交易装置以及自动交易装置的转账预约方法
KR101409993B1 (ko) 채권자와 채무자의 대부 계약을 중개하는 방법 및 그 방법에 따른 중개 시스템
JP2001243400A (ja) 関連口座を用いた口座管理システム
KR100435854B1 (ko) 기업간 대금결제 관리 시스템 및 이를 이용한 기업간대금결제 관리 방법
JP2002169964A (ja) 預貯金口座管理装置、預貯金口座管理方法及び預貯金口座管理プログラムを記憶したコンピュータに読み取り可能な記憶媒体
JPWO2002027576A1 (ja) インタ−ネットバンキング支援装置
JP7061992B2 (ja) 資産運用システムおよびプログラム
JP2002366753A (ja) 金融マネジメントシステム
JP2005317040A (ja) Icカード及び電子マネー入金システム
JP2003288490A (ja) 自動処理システム、アグリゲーションサーバ、及び自動処理方法
KR20110093288A (ko) 소상공인의 신용매출 바로입금 시스템 및 그 방법
JP4951198B2 (ja) 資金集中管理方法、資金集中管理システム及び資金集中管理システム用プログラム
CN111640003A (zh) 结算系统
JP7245934B2 (ja) 情報処理システム
JP7387042B1 (ja) 管理装置、管理方法、およびプログラム
JP7474614B2 (ja) 貸借金処理システム及び貸借金処理方法
JP2004086429A (ja) 商品代金決済システムおよびその端末装置と管理サーバのプログラム
JP2007058329A (ja) 預金管理方法、預金管理システム、及び預金管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110602

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111006