JPWO2002027576A1 - インタ−ネットバンキング支援装置 - Google Patents
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Abstract
利用者端末(5)から指定された複数の銀行口座の現在預金残高を銀行端末(3)に問合せる段階(S33)と、各銀行端末から送信された前記銀行口座の現在預金残高を銀行口座毎に並べて利用者端末のディスプレイ画面に表示させる残高表示段階(S33)と、利用者端末から指定された特定の銀行口座から支払われた支出金額とこの銀行口座に振込まれた収入金額と取引日付とを取引毎に記録した明細情報を銀行端末に問合せる明細問合せ段階(S36)と、銀行端末から送信された、前記銀行口座の前記明細情報を利用者端末のディスプレイ画面に表示させる明細書表示段階(S38)とを備えている。
Description
技術分野
この発明は、利用者が行うインターネットを用いた銀行預金管理の支援を行うインターネットバンキング支援方法に関する。
背景技術
家庭やオフィスといった金融機関以外の場所から銀行との間で取引や預金の管理を行うバンキングシステムが開発されている。
このシステムは、金融機関に出向くことなく取引が行える点に特徴を有しているが、この特徴を十分に生かしたバンキングシステムはいまだ開発中の状態である。
特開2000−40113号公報では金融取引端末で動作する取引情報入力プログラムを汎用化して金融機関毎の特徴を出す技術が開示されている。
この公報の発明は、利用できる機能及び画面の描画を金融機関毎に変更するため、利用者は日常慣れている操作画面と方法によって操作できる利点がある。しかし、資産の管理を行う技術に関する示唆はなされていない。
そこで、この発明は、遠隔で銀行との間の取引が特別な装置を必要とせずに実施でき、自らの資産を管理するための必要な情報を提供でき、更に操作が簡単に行えるインターネットバンキング支援方法を提供することを目的とする。
発明の開示
この発明のインターネットバンキング支援方法では、取引を行っている複数の銀行口座の現在残高と所定期間後の予想残高を並べて表示し、併せてその詳細情報も表示する。また、この他にも将来の支払予定計画表示において必要な警告を出すように構成する。
更に有利な資金運用のために、複数の銀行の情報を並べて比較できるように構成する。
また、銀行間の資金の移動操作はマウスを用いて簡単に実施できるように構成し、遠隔から口座開設が行える機能を有している。
発明を実施するための最良の形態
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るインターネットバンキング支援方法が適用されるネットワークシステムの構成を示している。図1に示すように本ネットワークシステムは、インターネット1に対して接続されている、サービス提供サーバ2(以下、サーバ2と称す)と、複数の銀行端末3と、取引者端末4と、利用者端末5とで構成されている。
ここで、サーバ2はインターネットバンキングサービスを提供するサービス提供業者の所有するコンピュータなどの情報処理端末である。
また、銀行端末3は本インターネットバンキングを取り扱う銀行の情報処理端末であり、取引者端末4は、本インターネットバンキングの利用者との間で銀行を介して金の授受を行っている取引者が所有する情報処理端末である。この取引者には、電力会社、ガス会社、証券会社及び保険会社等が含まれる。そして、利用者端末5は、本インターネットバンキングを利用して銀行との間で金に関する管理等を行おうとしている利用者が所有する情報処理端末である。
次に、このインターネットバンキングのサーバ2の具体的構成及び具体的動作を順次説明する。
図2は、サーバ2の概略構成を示すブロック図である。
このサーバ2内には、インターネット1上に自己が作成した各ホームページを公開するとともに、各端末3〜5上で操作入力された各情報を受信し、且つ各種情報交換を実施する通信インターフェース9が設けられている。
さらに、このサーバ2には、このインターネットバンキングの受付などの処理を行うホームページ表示部10と、インターネットバンキングに新たに加入する利用者の登録サービスを行う新規加入部11、利用者が銀行に預金している資金に関する残高照会などのサービスを行う資金管理部12、利用者が銀行に預金している資金の振り込み等のサービスを行う資金移動部13、銀行の利息や手数料等の情報を提供するサービスを行う情報照会部14、銀行の金利等の情報を収集する銀行情報収集部15、銀行口座を開設するためのサービスを行う口座開設部16及びこれらのサービスを行うための各種データを記憶してあるバンキング用メモリ部17が設けられている。
そして、資金管理部12には、利用者が預金している銀行口座を登録する口座登録部12a、今後の支払い予定等のスケジュールに従って銀行口座の資金の過不足を管理するカレンダ部12b、各銀行口座の取引照会情報を提供する資金照会部12c及び資金一覧照会部12dが設けられている。
また、資金移動部13には、利用者の銀行口座間の資金の移動を操作する振替部13a、他人の銀行口座に利用者の資金を振り込む際にその他人の銀行口座情報を登録する振込先口座登録部13b及び銀行に対する振込み操作を行う振込部13cが備えられている。
そして、情報照会部14は、情報を得たい銀行名を登録する照会銀行登録部14aと登録されてある各銀行の情報を提供する情報照会部14bが設けられている。
更に、バンキング用メモリ部17内には、利用者の銀行口座に関するデータを格納した口座登録データメモリ17a、資金の支払い予定などのデータを格納したカレンダーデータメモリ17b、他人の銀行口座に関するデータを格納した振込先口座登録データメモリ17c、情報を得たい銀行名等のデータを格納した照会銀行データメモリ17d及び各銀行の情報を格納した銀行情報メモリ17eが設けられている。
図3は、インタネットバンキングに新しく加入する場合の利用者端末5とサーバ2との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
先ず、サーバ2ではホームページ表示部10が起動して、インターネットバンキングのホームページを作成して、インターネット上に公開する(S1)。
図4は、インターネットバンキングのホームページ20を示す図である。
ホームページ20には、既に加入している利用者がパスワードを入力するパスワード入力欄21と未加入の利用者が操作する新規加入釦22が設けられている。
利用者が新規加入釦22をクリックする(S2)と、サーバ2では新規加入部11が起動して図5に示す申込画面23を表示する(S3)。利用者が申込欄24に必要項目を入力して実行釦25をクリックすると、申込内容がサーバ2に送られる(S4)。サーバ2では新規加入部11が起動して申込内容をチェックし、記載不備の有無と重複登録の有無を確認する。チェック結果が正常の場合は、図6に示すパスワード連絡画面26を利用者端末5に表示する(S5)。
利用者はパスワード欄27に表示された内容を確認した後、ホームページ釦28をクリックするとサーバ2のホームページ表示部10が起動して、利用者端末5の画面にはホームページ20が表示される。このホームページ20のパスワード入力欄21aに先程取得したパスワードを入力して実行釦21bをクリックするとそのパスワードがサーバ2に送られる。サーバ2のホームページ表示部10はパスワードをチェックし、正しいパスワードであれば、利用者端末5に対して図7に示すコンテンツ画面30を表示する。
コンテンツ画面30には、インターネットバンキングシステムのサービス内容である、資金管理サービス31、資金移動サービス32、情報照会サービス33及び口座開設サービス34が表示されている。
そして、資金管理サービス31には、口座登録釦31a、カレンダ釦31b、資金照会釦31c及び資金一覧照会釦31dが設けられている。
そして、資金移動サービス32には、振替釦32a、振込先口座登録釦32b及び振込釦32cが設けられている。
また、情報照会サービス33には、照会銀行登録釦33aと情報照会釦33bが設けられ、口座開設サービス34には口座開設釦34aが設けられている。
次に、以上のサービスの各機能の動作を説明する。
図8は、資金管理サービスの口座登録に関して利用者とサーバ2との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
利用者がコンテンツ画面30上で口座登録釦31aをクリックする(S10)と、口座登録部12aが起動し図9に示す口座登録画面34が表示される(S11)。
口座登録画面34の上欄35には、現在実施中のサービスの名称[資金管理]が表示され、下欄36には、現在実施中のサービスに属する機能の名称[口座登録]が表示される。そして、口座登録表37には、既に登録されてある口座の情報である、名義人名、銀行名、支店名、科目、口座番号及び暗証番号等が表示されている。
利用者が新しい口座を追加する場合は、新規追加釦38をクリックする。すると、口座登録入力欄40に口座の情報を入力することが可能となる。ここで、口座の情報入力の内、[銀行名]と[支店名]と[科目]については各項目に対応したプルダウンメニュー(図示していない)を表示させてそれから選択させるように構成している。
各項目の情報を入力後、実行釦41をクリックすると、新規追加情報がサーバ2に送られ(S12)、口座登録部12aはこの情報を確認して、口座登録データメモリ17aに記憶する。
利用者が登録されてある口座を削除する場合は、口座登録画面34において削除釦39をクリックする。そして、削除したい口座の[NO.]をクリックすると、その口座の行が確認のために反転表示される。
続いて、実行釦41をクリックすると、削除情報がサーバ2に送られ(S13)、口座登録部12aは口座登録データメモリ17aからこの情報を削除する。
以上の操作後、終了釦42をクリックすればホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
図10は、資金管理サービスのカレンダに関して利用者とサーバ2と取引者との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
利用者がコンテンツ画面30上でカレンダ31bをクリックする(S15)と、カレンダ部12bが起動して図11に示すカレンダ画面45が表示される(S16)。
カレンダ画面45に表示されるカレンダ46には、その月の日付と共に支払い予定項目と振込予定項目が記入されている。ここで支払い予定項目は、電気代、ガス代、ローンの支払いなど銀行口座から支払う予定の内容であり、振込予定項目は、給与、預金の利子など銀行口座に振込まれる予定の内容を表わしている。
また、このカレンダ46では、単に項目を表示するだけではなく、その支払いを行うことにより口座の残高が所定額以下となると予想される場合、あるいは口座の残高が不足する場合には表示色を例えば赤に変更して利用者に注意を与えるようにしている。
このカレンダ46に支払い予定計画を入力する場合は、計画入力欄47にある支払い予定釦47aをクリックする(S17)と、図12に示す支払予定入力画面50が表示される(S18)。
支払予定入力表51には、既に入力済みの支払い予定の情報である項目名、銀行名、支店名、口座番号、金額、支払先及び識別番号等が表示されている。
利用者が新しい支払い予定を入力する場合は、新規追加釦52をクリックする。すると、支払予定入力欄54に登録するための情報を入力することが可能となる。利用者は、[項目名]にはカレンダに表示する名称を記入し、[銀行名]、[支店名]、[口座番号]にはそれぞれ、支払に使用する銀行名、支店名、口座番号を記入する。
ここで、入力する情報の内、[銀行名]と[支店名]については各項目に対応したプルダウンメニュー(図示していない)を表示させてそれから選択させるように構成している。
支払金額が確定していなければ、金額入力欄55にある自動入力をチェックして選択し、項目[支払先]には確定した金額を問合せる連絡先を入力し、[識別番号]には支払先で利用者を識別するための番号を入力する。
金額が確定していれば、金額入力欄55にある指定入力をチェックして選択し、支払年月日あるいは毎月の日、支払金額を入力する。
各項目の情報を入力後、実行釦56をクリックすると、支払予定情報がサーバ2に送られ(S19)、カレンダ部12bはこの情報を確認して、カレンダデータメモリ17bに記憶する。
カレンダ部12bは支払金額が自動入力になっている場合には、入力された支払先である取引者端末4に対して識別番号を送信して支払予定の年月日と金額を問い合わせる(S20)。
取引者端末4では、識別番号に基づいて請求予定年月日と請求予定金額を調べてその情報をサーバ2に送信する(S21)。サーバ2のカレンダ部12bではこの送信された情報を該当する利用者のカレンダデータメモリ17bに記憶する。
尚、本実施例では請求予定金額等を支払先に問合せているが、これとは逆に、請求金額等の情報が確定した時点で支払予定先から利用者のパスワードを付加してその情報をサーバ2に入力するようにすることも可能である。
利用者が、カレンダ46の振込予定計画を入力する場合は、計画入力欄47にある振込予定釦47bをクリックする(S22)と、振込予定入力画面(図示していない)が表示される(S23)。
この振込予定入力画面の構成は前記支払予定入力画面50の構成と比較して、[銀行名]等には金が振込まれる銀行口座などを記入する点と、[振込先]には振込先の連絡先を記入する点が異なっているだけであり、その手順も前述の支払予定入力手順と同様(S22〜S26)であるため、その手順の説明は省略する。
以上の操作後、終了釦57クリックすればカレンダ画面45が表示され、更にその画面で終了釦48をクリックすればホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
図13は、資金管理サービスの資金照会に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
利用者がコンテンツ画面30上で資金照会31cをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S30)、資金照会部12cが起動して残高照会の処理を行う。
資金照会部12cは口座登録データメモリ17aを検索して登録されている銀行情報を取出し、その各銀行に対して現在の残高照会を要求する(S32)。
銀行から現在残高情報が入力されると(S32)、資金照会部12cはカレンダデータメモリ17bを検索して該当した銀行口座の支払、振込計画を取出して、該当した銀行口座の月末残高予想金額を計算する。そして、これらの情報はカレンダデータメモリ17bに記憶されると共に図14に示す資金照会画面60として利用者端末5に表示する(S33)。
資金照会画面60には、利用者が予め登録した銀行口座単位に、現在残高と月末予想残高が記載された残高表示欄61が表示されている。この残高表示欄61では、単に項目を表示するだけではなく、現在あるいは月末において口座の残高が所定額以下あるいは口座の残高が不足する場合には表示色を例えば赤に変更して利用者に注意を与えるようにしている。
次に利用者が各銀行口座の現在残高、月末残高予想についての詳細情報を知りたい場合は、該当した残高表示欄61上にマウスポインタを移動して右クリックを行うと図15に示すようにその銀行口座の詳細情報を表示するための選択欄63が表示される。
利用者がこの選択欄6の[残高取引明細]をクリックすると(S35)、資金照会部12cは該当した銀行口座についての取引明細情報を送るようその銀行に対して要求する(S36)。
銀行から取引明細情報が入力されると(S37)、資金照会部12cはこの情報をカレンダデータメモリ17bに記憶すると共に図16に示す取引明細照会画面65として利用者端末5に表示する(S38)。
この取引明細照会画面65には、所定期間過去から現在までの取引内容が取引明細欄66に表示されている。例えばカードを利用した場合にはカードの使用内容も併せて表示される。この取引明細欄66の[差し引き残高]の最下欄に記載された数字が現在残高を表わしている。
利用者が資金照会画面60で表示された選択欄6の[残高予想]をクリックすると(S40)、資金照会部12cはカレンダデータメモリ17bを検索して該当した銀行口座の支払、振込計画を取出して、その計画に従った取引予想を計算して詳細な残高予想表を作成する。そして、これらの情報はカレンダデータメモリ17bに記憶されると共に図17に示す残高予想画面68として利用者端末5に表示する(S41)。
この残高予想画面68には、所定期間将来においての取引予定内容が予想取引明細欄69に表示されている。この予想取引明細欄69の[差し引き残高]の最下欄に記載された数字が月末予想残高を表わしている。また、今後の取引予想において残高が所定金額以下または不足する場合には、利用者の注意を喚起するために例えば赤色に色替えをして表示する。
以上の操作後、[×]釦67をクリックすれば、資金照会画面60が表示され、その画面で終了釦62をクリックすればホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
図18は、資金管理サービスの資金一覧照会に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
利用者がコンテンツ画面30上で資金照会一覧31dをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S45)、資金一覧照会部11が起動して残高照会一覧の処理を行う。
資金一覧照会部11は口座登録データメモリ17aを検索して登録されている銀行名等を取出し、該当した銀行口座についての取引明細情報を送るように各銀行に対して要求する(S46)。
銀行から取引明細情報が入力されると(S47)、サーバ2はこの情報をカレンダデータメモリ17bに記憶すると共に、銀行情報メモリ17eを検索して必要な情報を取出し、これらの情報を編集して、図19に示す取引照会一覧画面70として利用者端末5に表示する(S69)。
この取引照会一覧画面70には、所定期間過去から現在までの銀行口座毎の取引結果がその他の情報と共に一覧として取引一覧表示欄71に表わされている。この表示項目の内、[預金額]、[借入額]、[今月引き去り]、[残高]は銀行からの取引明細情報から抽出し、[預金利率]、[借入利率]は銀行情報メモリ17eから抽出して編集する。
尚、図示していないが、前述の資金照会と同様に取引一覧表示欄71の銀行名の上にマウスポインタを移動して右クリックすることにより、取引明細照会画面65と残高予想画面68を表示することができる。
以上の操作の後、終了釦72をクリックするとホームページ表示部10が起動されコンテンツ画面30が表示される。
図20は、資金移動サービスの振替に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
利用者がコンテンツ画面30上で振替32aをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S50)、振替部13aが起動し口座登録データメモリ17aを検索して登録されている銀行名等を取出し、その各銀行に対して現在の残高照会を要求する(S51)。
銀行から現在残高情報が入力されると(S52)、振替部13aはカレンダデータメモリ17bを検索して該当した銀行口座の支払、振込計画を取出して、該当した銀行口座の月末予想残高を計算する。そして、これらの情報はカレンダデータメモリ17bに記憶されると共に図21に示す振替画面75として利用者端末5に表示する(S53)。
振替画面75には、利用者が予め登録した銀行口座単位で現在残高と月末予想残高が記載された残高表示欄76が表示されている。この残高表示欄76では、単に項目を表示するだけではなく、現在あるいは月末において口座の残高が所定額以下あるいは口座の残高が不足する場合には表示色を例えば赤に変更して利用者に注意を与えるようにしている。
この振替画面75において、例えばA銀行の口座からF銀行の口座に資金を振替る場合は、A銀行の残高表示欄76の上にマウスポインタを移動してマウスの左釦を押したままドラッグしてF銀行の残高表示欄76上に重ねてマウスの左釦を離す(以下ドラッグアンドドロップと称す)と振替情報がサーバ2に送られ(S54)、振替部13aが起動して図22に示す振替入力画面77が表示される(S55)。
尚、振替の操作方法には、前述のドラッグアンドドロップによる指定方法の他に、振替元と振替先を個別にマウスでクリックして指定する方法も可能である。この方法では、先ず最初にA銀行の残高表示欄76の上にマウスポインタを移動してクリックすると、A銀行の残高表示欄76の色が変化して振替元が指定されたことが示される。続いて、F銀行の残高表示欄76上にマウスポインタを移動してクリックすると、振替情報がサーバ2に送られ(S54)、振替部13aが起動して図22に示す振替入力画面77が表示される(S55)。
この振替入力画面77では、振込元の口座情報と振込先の口座情報の内[月末残高予想]の代わりに[振替結果]が振替表示欄78に表示されている。利用者がこの画面の金額入力欄79に振替える金額を入力して確認釦80をクリックすると、前記振替表示欄中78の振替えた結果が[振替結果]に更新表示される。
利用者がこの内容を確認して実行釦81をクリックすると、この振替え情報がサーバ2に送られる(S56)。振替部13aでは送られた情報を編集して、該当した銀行端末3に対して振替え依頼を送信する(S57)。
銀行から振替えた旨の報告がなされると(S58)、振替部13aはその報告を利用者端末に転送して利用者に対して操作が行われた旨を通知する。
以上の操作が終了後、終了釦をクリックすることでホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
図23は、資金移動サービスの振込先口座登録に関して利用者端末5とサーバ2との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
利用者がコンテンツ画面30において振込先口座登録32bをクリックすると、その情報がサーバ2に送られて(S61)、振込先口座登録部13bが起動して図24に示す振込先口座登録画面85が表示される(S62)。
この画面に表示される振込先口座登録表86には、既に登録されてある口座の情報である、名義人名、銀行名、支店名、科目、口座番号及び目的が表示されている。
利用者が新しい口座を追加する場合は、新規追加釦87をクリックする。すると、振込先口座登録入力欄89に口座の情報を入力することが可能となる。ここで、入力する口座の情報の内、[銀行名]と[支店名]と[科目]については各項目に対応したプルダウンメニュー(図示していない)を表示させてそれから選択させるように構成している。また、
[目的]は振込画面93において表示される内容である。
各項目の情報を入力後、実行釦90をクリックすると、新規追加情報がサーバ2に送られ(S63)、振込先口座登録部13bはこの情報を確認して、振込先口座登録データメモリ17cに記憶する。
利用者が登録されてある口座を削除する場合は、削除釦88をクリックする。そして、削除したい口座の[NO.]をクリックすると、その口座の行が確認のために反転表示される。
続いて、実行釦90をクリックすると、削除情報がサーバ2に送られ(S64)、振込先口座登録部13bは振込先口座登録データメモリ17cからこの情報を削除する。
以上の操作後、終了釦91をクリックすればホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
図25は、資金移動サービスの振込に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
利用者がコンテンツ画面30上で振込32cをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S65)、振込部13cが起動して口座登録データメモリ17aを検索して登録されている銀行情報を取出し、その各銀行に対して現在の残高照会を要求する(S66)。
銀行から現在残高情報が入力されると(S67)、振込部13cはカレンダデータメモリ17bを検索して該当した銀行口座の支払、振込計画を取出して月末予想残高を計算する。
さらに、振込部13cは振込先口座登録データメモリ17cを検索して振込先の候補となる銀行口座の情報を取出し、これらの情報を図26に示す振込画面93として利用者端末5に表示する(S68)。
振込画面93には、利用者が予め登録した銀行口座単位で現在残高と月末予想残高が記載された残高表示欄94と、利用者が予め登録した振込先銀行口座の情報が記載された振込先表示欄95が表示されている。この残高表示欄94では、単に項目を表示するだけではなく、現在あるいは月末において口座の残高が所定額以下あるいは口座の残高が不足する場合には表示色を例えば赤に変更して利用者に注意を与えるようにしている。
この振込画面93において、例えばA銀行の口座からY銀行の口座に振込む場合は、A銀行の残高表示欄94をドラッグしてY銀行の振込先表示欄95上にドロップするとその振込情報がサーバ2に送られ(S69)、振込部13cが起動してその情報に基づいて、図27に示す振込入力画面96が表示される(S70)。
尚、この振込操作は、最初にA銀行の残高表示欄94上でマウスをクリックすることで振込元を指定し、次にY銀行の振込先表示欄95上でマウスをクリックして振込先を指定することでも実施することができる。
この振込入力画面96では、振込元の口座情報と振込先の口座情報が振込表示欄97に表示されている。利用者がこの画面の金額入力欄98に振込む金額を入力して確認釦99をクリックすると、前記振込表示欄97中の振込結果の残高が[振込結果]として更新表示される。
利用者がこの内容を確認して実行釦100をクリックすると、この振込情報がサーバ2に送られる(S71)。振込部13cでは振込に必要な情報を編集して、該当した銀行端末3に対して振込依頼を送信する(S72)。
銀行から振込んだ旨の報告がなされると(S73)、振込部13cはその報告を利用者端末5に転送して利用者に対して操作が行われた旨を通知する。
以上の操作が終了後、終了釦をクリックすることでホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
図28は、情報照会サービスの照会銀行登録に関して利用者端末5とサーバ2との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
利用者がコンテンツ画面30上で照会銀行登録33aをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S77)、照会銀行登録部14aが起動して図29に示す照会銀行登録画面101を利用者端末5に表示させる(S78)。
この画面に表示される照会銀行登録表102には、既に登録されてある銀行の名称が表示されている。
利用者が新しい銀行名を追加する場合は、新規追加釦103をクリックする。すると、銀行名登録入力欄105に銀行名を入力することが可能となる。ここで入力する[銀行名]についてはプルダウンメニュー(図示していない)を表示させてそれから選択させるように構成している。
銀行名を入力後、実行釦106をクリックすると、新規追加情報がサーバ2に送られ(S79)、照会銀行登録14aはこの情報を確認して、照会銀行データメモリ17dに記憶する。
利用者が登録されてある銀行名を削除する場合は、削除釦104をクリックして、削除したい口座の[NO.]をクリックすると、その口座の行が確認のために反転表示される。
続いて、実行釦106をクリックすると、削除情報がサーバ2に送られ(S80)、照会銀行登録14aは照会銀行データメモリ17dからこの情報を削除する。
以上の操作後、終了釦107をクリックすればホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
図30は、情報照会サービスの情報照会に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
利用者がコンテンツ画面30上で情報照会33bをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S83)情報照会部14bが起動する。情報照会部14bは照会銀行データメモリ17dを検索して照会する銀行名を抽出し、次にその銀行名をキー項目として銀行情報メモリ17eを検索して該当する各銀行の情報を取出して編集し、図31に示す情報照会画面110を利用者端末5に表示する(S84)。
情報照会画面110には、照会情報表111が表示され、この照会情報表111には、各銀行の利率などの金融情報が一覧として表わされている。
ここで、この照会情報表111のいずれかの項目、例えば[定期預金利率]をクリックするとその項目毎に予め定められている順序で並び替えが行われる。この項目の場合は利率の高い順に並び替えられるため、有利な銀行を直ちに把握することができる。
そして、この照会情報表111に表示される項目は利用者が任意に選択して編集することが可能である。
尚、各銀行の情報を収集する動作は前記の情報照会がなされたタイミングで行うのではなく、サーバ2が別個に取り決めたタイミングで銀行情報収集部15が起動し各銀行に対して情報を問い合わせる(S85)。各銀行からの情報が入力されると(S86)、銀行情報収集部15はその情報を銀行情報メモリ17eに記憶して、他のサービスが任意の時点で参照できるようになっている。
以上の操作の後、終了釦112をクリックするとホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
図32は、口座開設サービスの口座開設に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
利用者がコンテンツ画面30上で口座開設34aをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S88)、口座開設部16が起動し図33に示す口座開設画面115を表示する(S89)。
利用者は、口座開設入力欄116に口座を開設するための情報である銀行名等と利用者の住所等を入力して実行釦117をクリックすると口座開設情報がサーバ2に送られる(S90)。
口座開設部16は、口座開設を希望する銀行の銀行端末3に対して口座開設依頼を送り出す(S91)。銀行ではこの依頼に基づいて口座を開設し、その結果をサーバ2に送信して報告する(S92)。口座開設部16は送られてきた報告書を利用者端末に転送して口座開設が行われた旨を通知する(S93)。
ここで、口座開設後において、例えば利用者がその銀行の窓口で自らが開設された口座の名義人であることを立証する必要が生ずる場合がある。従来においては、口座開設は銀行窓口で行うため通帳、カードなどを受領しそれに基づいて証明することができるが、インターネットバンキングにおいては受領する方法が問題となる。郵送などにより受領できれば良いが、銀行によってはそのような受け渡しを行わないケースが有り得るからである。
このような場合には、サービス提供業者は利用者を特定するためのユニークな識別コードを設定することで上記問題を解決する。
サーバ2の口座開設部16は上記設定された識別コードを銀行に送信する(S94)。銀行ではこの識別コードと口座開設に関する情報を包含したカード情報をサーバ2に返送する(S95)。口座開設部16は本インターネットバンキングのサービス提供業者に対して、返送されたカード情報を記載したカードを作成して利用者に郵送せしむるように指示を出す(S96)。
以上のようにして、利用者はサービス提供業者から送られるカードを提示して銀行の窓口などにおいて名義人本人であることを主張して通帳などを受領することができる。
尚、サービス提供業者で設定した識別コードと金融機関からのパスワードを用いて本人を特定する方式は銀行との取引に限定されるものではない。証券会社、保険会社、デパート等カードを媒体として使用する業界全てに適用することが可能である。
また、インターネットでショッピングを行う際に使用するクレジットカードの番号の代わりに、この識別コードとパスワードを用いても取引できるようにすることで、金融機関等に出向くことなくインターネットを用いた取引を行うことも可能である。
産業上の利用可能性
以上説明したようにこの発明は、インターネットを利用したサービス事業を実現するビジネスの分野、このサービス事業に用いられる情報記憶媒体を製造、使用する分野、この情報記憶媒体を記憶再生可能な装置の技術分野に有効である。
【図面の簡単な説明】
図1はこの発明の位置実施形態に係るインターネットバンキング支援方法が適用されるネットワークシステムの構成を示す説明図。
図2はサーバ2の概略構成を示すブロック図。
図3はインタネットバンキングに新しく加入する場合の利用端末とサーバとの情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
図4はインターネットバンキングのホームページを示す図。
図5はインタネットバンキングに新しく加入する場合に利用者が入力する申込画面を示す図。
図6はインターネットバンキングのパスワード連絡画面を示す図。
図7はインターネットバンキングのコンテンツ画面を示す図。
図8は資金管理サービスの口座登録に関して利用者端末とサーバとの情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
図9はインターネットバンキングの口座登録画面を示す図。
図10は資金管理サービスのカレンダに関して利用者端末とサーバと取引者端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
図11はインターネットバンキングのカレンダ画面を示す図。
図12はインターネットバンキングの支払入力予定画面を示す図。
図13は資金管理サービスの資金照会に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
図14はインターネットバンキングの資金照会画面を示す図。
図15はインターネットバンキングの資金照会画面を示す図。
図16はインターネットバンキングの取引明細照会画面を示す図。
図17はインターネットバンキングの残高予想画面を示す図。
図18は資金管理サービスの資金一覧照会に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図
図19はインターネットバンキングの取引照会一覧画面を示す図。
図20は資金移動サービスの振替に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
図21はインターネットバンキングの振替画面を示す図。
図22はインターネットバンキングの振替入力画面を示す図。
図23は資金移動サービスの振込先口座登録に関して利用者端末とサーバとの情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
図24はインターネットバンキングの振替先口座登録画面を示す図。
図25は資金移動サービスの振込に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
図26はインターネットバンキングの振込画面を示す図。
図27はインターネットバンキングの振込入力画面を示す図。
図28は情報照会サービスの照会銀行登録に関して利用者端末とサーバとの情報授受手順を示す概略のシーケンス図
図29はインターネットバンキングの照会銀行登録画面を示す図。
図30は情報照会サービスの情報照会に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
図31はインターネットバンキングの情報照会画面を示す図。
図32は口座開設サービスの口座開設に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
図33はインターネットバンキングの口座開設画面を示す図。
この発明は、利用者が行うインターネットを用いた銀行預金管理の支援を行うインターネットバンキング支援方法に関する。
背景技術
家庭やオフィスといった金融機関以外の場所から銀行との間で取引や預金の管理を行うバンキングシステムが開発されている。
このシステムは、金融機関に出向くことなく取引が行える点に特徴を有しているが、この特徴を十分に生かしたバンキングシステムはいまだ開発中の状態である。
特開2000−40113号公報では金融取引端末で動作する取引情報入力プログラムを汎用化して金融機関毎の特徴を出す技術が開示されている。
この公報の発明は、利用できる機能及び画面の描画を金融機関毎に変更するため、利用者は日常慣れている操作画面と方法によって操作できる利点がある。しかし、資産の管理を行う技術に関する示唆はなされていない。
そこで、この発明は、遠隔で銀行との間の取引が特別な装置を必要とせずに実施でき、自らの資産を管理するための必要な情報を提供でき、更に操作が簡単に行えるインターネットバンキング支援方法を提供することを目的とする。
発明の開示
この発明のインターネットバンキング支援方法では、取引を行っている複数の銀行口座の現在残高と所定期間後の予想残高を並べて表示し、併せてその詳細情報も表示する。また、この他にも将来の支払予定計画表示において必要な警告を出すように構成する。
更に有利な資金運用のために、複数の銀行の情報を並べて比較できるように構成する。
また、銀行間の資金の移動操作はマウスを用いて簡単に実施できるように構成し、遠隔から口座開設が行える機能を有している。
発明を実施するための最良の形態
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るインターネットバンキング支援方法が適用されるネットワークシステムの構成を示している。図1に示すように本ネットワークシステムは、インターネット1に対して接続されている、サービス提供サーバ2(以下、サーバ2と称す)と、複数の銀行端末3と、取引者端末4と、利用者端末5とで構成されている。
ここで、サーバ2はインターネットバンキングサービスを提供するサービス提供業者の所有するコンピュータなどの情報処理端末である。
また、銀行端末3は本インターネットバンキングを取り扱う銀行の情報処理端末であり、取引者端末4は、本インターネットバンキングの利用者との間で銀行を介して金の授受を行っている取引者が所有する情報処理端末である。この取引者には、電力会社、ガス会社、証券会社及び保険会社等が含まれる。そして、利用者端末5は、本インターネットバンキングを利用して銀行との間で金に関する管理等を行おうとしている利用者が所有する情報処理端末である。
次に、このインターネットバンキングのサーバ2の具体的構成及び具体的動作を順次説明する。
図2は、サーバ2の概略構成を示すブロック図である。
このサーバ2内には、インターネット1上に自己が作成した各ホームページを公開するとともに、各端末3〜5上で操作入力された各情報を受信し、且つ各種情報交換を実施する通信インターフェース9が設けられている。
さらに、このサーバ2には、このインターネットバンキングの受付などの処理を行うホームページ表示部10と、インターネットバンキングに新たに加入する利用者の登録サービスを行う新規加入部11、利用者が銀行に預金している資金に関する残高照会などのサービスを行う資金管理部12、利用者が銀行に預金している資金の振り込み等のサービスを行う資金移動部13、銀行の利息や手数料等の情報を提供するサービスを行う情報照会部14、銀行の金利等の情報を収集する銀行情報収集部15、銀行口座を開設するためのサービスを行う口座開設部16及びこれらのサービスを行うための各種データを記憶してあるバンキング用メモリ部17が設けられている。
そして、資金管理部12には、利用者が預金している銀行口座を登録する口座登録部12a、今後の支払い予定等のスケジュールに従って銀行口座の資金の過不足を管理するカレンダ部12b、各銀行口座の取引照会情報を提供する資金照会部12c及び資金一覧照会部12dが設けられている。
また、資金移動部13には、利用者の銀行口座間の資金の移動を操作する振替部13a、他人の銀行口座に利用者の資金を振り込む際にその他人の銀行口座情報を登録する振込先口座登録部13b及び銀行に対する振込み操作を行う振込部13cが備えられている。
そして、情報照会部14は、情報を得たい銀行名を登録する照会銀行登録部14aと登録されてある各銀行の情報を提供する情報照会部14bが設けられている。
更に、バンキング用メモリ部17内には、利用者の銀行口座に関するデータを格納した口座登録データメモリ17a、資金の支払い予定などのデータを格納したカレンダーデータメモリ17b、他人の銀行口座に関するデータを格納した振込先口座登録データメモリ17c、情報を得たい銀行名等のデータを格納した照会銀行データメモリ17d及び各銀行の情報を格納した銀行情報メモリ17eが設けられている。
図3は、インタネットバンキングに新しく加入する場合の利用者端末5とサーバ2との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
先ず、サーバ2ではホームページ表示部10が起動して、インターネットバンキングのホームページを作成して、インターネット上に公開する(S1)。
図4は、インターネットバンキングのホームページ20を示す図である。
ホームページ20には、既に加入している利用者がパスワードを入力するパスワード入力欄21と未加入の利用者が操作する新規加入釦22が設けられている。
利用者が新規加入釦22をクリックする(S2)と、サーバ2では新規加入部11が起動して図5に示す申込画面23を表示する(S3)。利用者が申込欄24に必要項目を入力して実行釦25をクリックすると、申込内容がサーバ2に送られる(S4)。サーバ2では新規加入部11が起動して申込内容をチェックし、記載不備の有無と重複登録の有無を確認する。チェック結果が正常の場合は、図6に示すパスワード連絡画面26を利用者端末5に表示する(S5)。
利用者はパスワード欄27に表示された内容を確認した後、ホームページ釦28をクリックするとサーバ2のホームページ表示部10が起動して、利用者端末5の画面にはホームページ20が表示される。このホームページ20のパスワード入力欄21aに先程取得したパスワードを入力して実行釦21bをクリックするとそのパスワードがサーバ2に送られる。サーバ2のホームページ表示部10はパスワードをチェックし、正しいパスワードであれば、利用者端末5に対して図7に示すコンテンツ画面30を表示する。
コンテンツ画面30には、インターネットバンキングシステムのサービス内容である、資金管理サービス31、資金移動サービス32、情報照会サービス33及び口座開設サービス34が表示されている。
そして、資金管理サービス31には、口座登録釦31a、カレンダ釦31b、資金照会釦31c及び資金一覧照会釦31dが設けられている。
そして、資金移動サービス32には、振替釦32a、振込先口座登録釦32b及び振込釦32cが設けられている。
また、情報照会サービス33には、照会銀行登録釦33aと情報照会釦33bが設けられ、口座開設サービス34には口座開設釦34aが設けられている。
次に、以上のサービスの各機能の動作を説明する。
図8は、資金管理サービスの口座登録に関して利用者とサーバ2との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
利用者がコンテンツ画面30上で口座登録釦31aをクリックする(S10)と、口座登録部12aが起動し図9に示す口座登録画面34が表示される(S11)。
口座登録画面34の上欄35には、現在実施中のサービスの名称[資金管理]が表示され、下欄36には、現在実施中のサービスに属する機能の名称[口座登録]が表示される。そして、口座登録表37には、既に登録されてある口座の情報である、名義人名、銀行名、支店名、科目、口座番号及び暗証番号等が表示されている。
利用者が新しい口座を追加する場合は、新規追加釦38をクリックする。すると、口座登録入力欄40に口座の情報を入力することが可能となる。ここで、口座の情報入力の内、[銀行名]と[支店名]と[科目]については各項目に対応したプルダウンメニュー(図示していない)を表示させてそれから選択させるように構成している。
各項目の情報を入力後、実行釦41をクリックすると、新規追加情報がサーバ2に送られ(S12)、口座登録部12aはこの情報を確認して、口座登録データメモリ17aに記憶する。
利用者が登録されてある口座を削除する場合は、口座登録画面34において削除釦39をクリックする。そして、削除したい口座の[NO.]をクリックすると、その口座の行が確認のために反転表示される。
続いて、実行釦41をクリックすると、削除情報がサーバ2に送られ(S13)、口座登録部12aは口座登録データメモリ17aからこの情報を削除する。
以上の操作後、終了釦42をクリックすればホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
図10は、資金管理サービスのカレンダに関して利用者とサーバ2と取引者との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
利用者がコンテンツ画面30上でカレンダ31bをクリックする(S15)と、カレンダ部12bが起動して図11に示すカレンダ画面45が表示される(S16)。
カレンダ画面45に表示されるカレンダ46には、その月の日付と共に支払い予定項目と振込予定項目が記入されている。ここで支払い予定項目は、電気代、ガス代、ローンの支払いなど銀行口座から支払う予定の内容であり、振込予定項目は、給与、預金の利子など銀行口座に振込まれる予定の内容を表わしている。
また、このカレンダ46では、単に項目を表示するだけではなく、その支払いを行うことにより口座の残高が所定額以下となると予想される場合、あるいは口座の残高が不足する場合には表示色を例えば赤に変更して利用者に注意を与えるようにしている。
このカレンダ46に支払い予定計画を入力する場合は、計画入力欄47にある支払い予定釦47aをクリックする(S17)と、図12に示す支払予定入力画面50が表示される(S18)。
支払予定入力表51には、既に入力済みの支払い予定の情報である項目名、銀行名、支店名、口座番号、金額、支払先及び識別番号等が表示されている。
利用者が新しい支払い予定を入力する場合は、新規追加釦52をクリックする。すると、支払予定入力欄54に登録するための情報を入力することが可能となる。利用者は、[項目名]にはカレンダに表示する名称を記入し、[銀行名]、[支店名]、[口座番号]にはそれぞれ、支払に使用する銀行名、支店名、口座番号を記入する。
ここで、入力する情報の内、[銀行名]と[支店名]については各項目に対応したプルダウンメニュー(図示していない)を表示させてそれから選択させるように構成している。
支払金額が確定していなければ、金額入力欄55にある自動入力をチェックして選択し、項目[支払先]には確定した金額を問合せる連絡先を入力し、[識別番号]には支払先で利用者を識別するための番号を入力する。
金額が確定していれば、金額入力欄55にある指定入力をチェックして選択し、支払年月日あるいは毎月の日、支払金額を入力する。
各項目の情報を入力後、実行釦56をクリックすると、支払予定情報がサーバ2に送られ(S19)、カレンダ部12bはこの情報を確認して、カレンダデータメモリ17bに記憶する。
カレンダ部12bは支払金額が自動入力になっている場合には、入力された支払先である取引者端末4に対して識別番号を送信して支払予定の年月日と金額を問い合わせる(S20)。
取引者端末4では、識別番号に基づいて請求予定年月日と請求予定金額を調べてその情報をサーバ2に送信する(S21)。サーバ2のカレンダ部12bではこの送信された情報を該当する利用者のカレンダデータメモリ17bに記憶する。
尚、本実施例では請求予定金額等を支払先に問合せているが、これとは逆に、請求金額等の情報が確定した時点で支払予定先から利用者のパスワードを付加してその情報をサーバ2に入力するようにすることも可能である。
利用者が、カレンダ46の振込予定計画を入力する場合は、計画入力欄47にある振込予定釦47bをクリックする(S22)と、振込予定入力画面(図示していない)が表示される(S23)。
この振込予定入力画面の構成は前記支払予定入力画面50の構成と比較して、[銀行名]等には金が振込まれる銀行口座などを記入する点と、[振込先]には振込先の連絡先を記入する点が異なっているだけであり、その手順も前述の支払予定入力手順と同様(S22〜S26)であるため、その手順の説明は省略する。
以上の操作後、終了釦57クリックすればカレンダ画面45が表示され、更にその画面で終了釦48をクリックすればホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
図13は、資金管理サービスの資金照会に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
利用者がコンテンツ画面30上で資金照会31cをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S30)、資金照会部12cが起動して残高照会の処理を行う。
資金照会部12cは口座登録データメモリ17aを検索して登録されている銀行情報を取出し、その各銀行に対して現在の残高照会を要求する(S32)。
銀行から現在残高情報が入力されると(S32)、資金照会部12cはカレンダデータメモリ17bを検索して該当した銀行口座の支払、振込計画を取出して、該当した銀行口座の月末残高予想金額を計算する。そして、これらの情報はカレンダデータメモリ17bに記憶されると共に図14に示す資金照会画面60として利用者端末5に表示する(S33)。
資金照会画面60には、利用者が予め登録した銀行口座単位に、現在残高と月末予想残高が記載された残高表示欄61が表示されている。この残高表示欄61では、単に項目を表示するだけではなく、現在あるいは月末において口座の残高が所定額以下あるいは口座の残高が不足する場合には表示色を例えば赤に変更して利用者に注意を与えるようにしている。
次に利用者が各銀行口座の現在残高、月末残高予想についての詳細情報を知りたい場合は、該当した残高表示欄61上にマウスポインタを移動して右クリックを行うと図15に示すようにその銀行口座の詳細情報を表示するための選択欄63が表示される。
利用者がこの選択欄6の[残高取引明細]をクリックすると(S35)、資金照会部12cは該当した銀行口座についての取引明細情報を送るようその銀行に対して要求する(S36)。
銀行から取引明細情報が入力されると(S37)、資金照会部12cはこの情報をカレンダデータメモリ17bに記憶すると共に図16に示す取引明細照会画面65として利用者端末5に表示する(S38)。
この取引明細照会画面65には、所定期間過去から現在までの取引内容が取引明細欄66に表示されている。例えばカードを利用した場合にはカードの使用内容も併せて表示される。この取引明細欄66の[差し引き残高]の最下欄に記載された数字が現在残高を表わしている。
利用者が資金照会画面60で表示された選択欄6の[残高予想]をクリックすると(S40)、資金照会部12cはカレンダデータメモリ17bを検索して該当した銀行口座の支払、振込計画を取出して、その計画に従った取引予想を計算して詳細な残高予想表を作成する。そして、これらの情報はカレンダデータメモリ17bに記憶されると共に図17に示す残高予想画面68として利用者端末5に表示する(S41)。
この残高予想画面68には、所定期間将来においての取引予定内容が予想取引明細欄69に表示されている。この予想取引明細欄69の[差し引き残高]の最下欄に記載された数字が月末予想残高を表わしている。また、今後の取引予想において残高が所定金額以下または不足する場合には、利用者の注意を喚起するために例えば赤色に色替えをして表示する。
以上の操作後、[×]釦67をクリックすれば、資金照会画面60が表示され、その画面で終了釦62をクリックすればホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
図18は、資金管理サービスの資金一覧照会に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
利用者がコンテンツ画面30上で資金照会一覧31dをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S45)、資金一覧照会部11が起動して残高照会一覧の処理を行う。
資金一覧照会部11は口座登録データメモリ17aを検索して登録されている銀行名等を取出し、該当した銀行口座についての取引明細情報を送るように各銀行に対して要求する(S46)。
銀行から取引明細情報が入力されると(S47)、サーバ2はこの情報をカレンダデータメモリ17bに記憶すると共に、銀行情報メモリ17eを検索して必要な情報を取出し、これらの情報を編集して、図19に示す取引照会一覧画面70として利用者端末5に表示する(S69)。
この取引照会一覧画面70には、所定期間過去から現在までの銀行口座毎の取引結果がその他の情報と共に一覧として取引一覧表示欄71に表わされている。この表示項目の内、[預金額]、[借入額]、[今月引き去り]、[残高]は銀行からの取引明細情報から抽出し、[預金利率]、[借入利率]は銀行情報メモリ17eから抽出して編集する。
尚、図示していないが、前述の資金照会と同様に取引一覧表示欄71の銀行名の上にマウスポインタを移動して右クリックすることにより、取引明細照会画面65と残高予想画面68を表示することができる。
以上の操作の後、終了釦72をクリックするとホームページ表示部10が起動されコンテンツ画面30が表示される。
図20は、資金移動サービスの振替に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
利用者がコンテンツ画面30上で振替32aをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S50)、振替部13aが起動し口座登録データメモリ17aを検索して登録されている銀行名等を取出し、その各銀行に対して現在の残高照会を要求する(S51)。
銀行から現在残高情報が入力されると(S52)、振替部13aはカレンダデータメモリ17bを検索して該当した銀行口座の支払、振込計画を取出して、該当した銀行口座の月末予想残高を計算する。そして、これらの情報はカレンダデータメモリ17bに記憶されると共に図21に示す振替画面75として利用者端末5に表示する(S53)。
振替画面75には、利用者が予め登録した銀行口座単位で現在残高と月末予想残高が記載された残高表示欄76が表示されている。この残高表示欄76では、単に項目を表示するだけではなく、現在あるいは月末において口座の残高が所定額以下あるいは口座の残高が不足する場合には表示色を例えば赤に変更して利用者に注意を与えるようにしている。
この振替画面75において、例えばA銀行の口座からF銀行の口座に資金を振替る場合は、A銀行の残高表示欄76の上にマウスポインタを移動してマウスの左釦を押したままドラッグしてF銀行の残高表示欄76上に重ねてマウスの左釦を離す(以下ドラッグアンドドロップと称す)と振替情報がサーバ2に送られ(S54)、振替部13aが起動して図22に示す振替入力画面77が表示される(S55)。
尚、振替の操作方法には、前述のドラッグアンドドロップによる指定方法の他に、振替元と振替先を個別にマウスでクリックして指定する方法も可能である。この方法では、先ず最初にA銀行の残高表示欄76の上にマウスポインタを移動してクリックすると、A銀行の残高表示欄76の色が変化して振替元が指定されたことが示される。続いて、F銀行の残高表示欄76上にマウスポインタを移動してクリックすると、振替情報がサーバ2に送られ(S54)、振替部13aが起動して図22に示す振替入力画面77が表示される(S55)。
この振替入力画面77では、振込元の口座情報と振込先の口座情報の内[月末残高予想]の代わりに[振替結果]が振替表示欄78に表示されている。利用者がこの画面の金額入力欄79に振替える金額を入力して確認釦80をクリックすると、前記振替表示欄中78の振替えた結果が[振替結果]に更新表示される。
利用者がこの内容を確認して実行釦81をクリックすると、この振替え情報がサーバ2に送られる(S56)。振替部13aでは送られた情報を編集して、該当した銀行端末3に対して振替え依頼を送信する(S57)。
銀行から振替えた旨の報告がなされると(S58)、振替部13aはその報告を利用者端末に転送して利用者に対して操作が行われた旨を通知する。
以上の操作が終了後、終了釦をクリックすることでホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
図23は、資金移動サービスの振込先口座登録に関して利用者端末5とサーバ2との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
利用者がコンテンツ画面30において振込先口座登録32bをクリックすると、その情報がサーバ2に送られて(S61)、振込先口座登録部13bが起動して図24に示す振込先口座登録画面85が表示される(S62)。
この画面に表示される振込先口座登録表86には、既に登録されてある口座の情報である、名義人名、銀行名、支店名、科目、口座番号及び目的が表示されている。
利用者が新しい口座を追加する場合は、新規追加釦87をクリックする。すると、振込先口座登録入力欄89に口座の情報を入力することが可能となる。ここで、入力する口座の情報の内、[銀行名]と[支店名]と[科目]については各項目に対応したプルダウンメニュー(図示していない)を表示させてそれから選択させるように構成している。また、
[目的]は振込画面93において表示される内容である。
各項目の情報を入力後、実行釦90をクリックすると、新規追加情報がサーバ2に送られ(S63)、振込先口座登録部13bはこの情報を確認して、振込先口座登録データメモリ17cに記憶する。
利用者が登録されてある口座を削除する場合は、削除釦88をクリックする。そして、削除したい口座の[NO.]をクリックすると、その口座の行が確認のために反転表示される。
続いて、実行釦90をクリックすると、削除情報がサーバ2に送られ(S64)、振込先口座登録部13bは振込先口座登録データメモリ17cからこの情報を削除する。
以上の操作後、終了釦91をクリックすればホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
図25は、資金移動サービスの振込に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
利用者がコンテンツ画面30上で振込32cをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S65)、振込部13cが起動して口座登録データメモリ17aを検索して登録されている銀行情報を取出し、その各銀行に対して現在の残高照会を要求する(S66)。
銀行から現在残高情報が入力されると(S67)、振込部13cはカレンダデータメモリ17bを検索して該当した銀行口座の支払、振込計画を取出して月末予想残高を計算する。
さらに、振込部13cは振込先口座登録データメモリ17cを検索して振込先の候補となる銀行口座の情報を取出し、これらの情報を図26に示す振込画面93として利用者端末5に表示する(S68)。
振込画面93には、利用者が予め登録した銀行口座単位で現在残高と月末予想残高が記載された残高表示欄94と、利用者が予め登録した振込先銀行口座の情報が記載された振込先表示欄95が表示されている。この残高表示欄94では、単に項目を表示するだけではなく、現在あるいは月末において口座の残高が所定額以下あるいは口座の残高が不足する場合には表示色を例えば赤に変更して利用者に注意を与えるようにしている。
この振込画面93において、例えばA銀行の口座からY銀行の口座に振込む場合は、A銀行の残高表示欄94をドラッグしてY銀行の振込先表示欄95上にドロップするとその振込情報がサーバ2に送られ(S69)、振込部13cが起動してその情報に基づいて、図27に示す振込入力画面96が表示される(S70)。
尚、この振込操作は、最初にA銀行の残高表示欄94上でマウスをクリックすることで振込元を指定し、次にY銀行の振込先表示欄95上でマウスをクリックして振込先を指定することでも実施することができる。
この振込入力画面96では、振込元の口座情報と振込先の口座情報が振込表示欄97に表示されている。利用者がこの画面の金額入力欄98に振込む金額を入力して確認釦99をクリックすると、前記振込表示欄97中の振込結果の残高が[振込結果]として更新表示される。
利用者がこの内容を確認して実行釦100をクリックすると、この振込情報がサーバ2に送られる(S71)。振込部13cでは振込に必要な情報を編集して、該当した銀行端末3に対して振込依頼を送信する(S72)。
銀行から振込んだ旨の報告がなされると(S73)、振込部13cはその報告を利用者端末5に転送して利用者に対して操作が行われた旨を通知する。
以上の操作が終了後、終了釦をクリックすることでホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
図28は、情報照会サービスの照会銀行登録に関して利用者端末5とサーバ2との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
利用者がコンテンツ画面30上で照会銀行登録33aをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S77)、照会銀行登録部14aが起動して図29に示す照会銀行登録画面101を利用者端末5に表示させる(S78)。
この画面に表示される照会銀行登録表102には、既に登録されてある銀行の名称が表示されている。
利用者が新しい銀行名を追加する場合は、新規追加釦103をクリックする。すると、銀行名登録入力欄105に銀行名を入力することが可能となる。ここで入力する[銀行名]についてはプルダウンメニュー(図示していない)を表示させてそれから選択させるように構成している。
銀行名を入力後、実行釦106をクリックすると、新規追加情報がサーバ2に送られ(S79)、照会銀行登録14aはこの情報を確認して、照会銀行データメモリ17dに記憶する。
利用者が登録されてある銀行名を削除する場合は、削除釦104をクリックして、削除したい口座の[NO.]をクリックすると、その口座の行が確認のために反転表示される。
続いて、実行釦106をクリックすると、削除情報がサーバ2に送られ(S80)、照会銀行登録14aは照会銀行データメモリ17dからこの情報を削除する。
以上の操作後、終了釦107をクリックすればホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
図30は、情報照会サービスの情報照会に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
利用者がコンテンツ画面30上で情報照会33bをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S83)情報照会部14bが起動する。情報照会部14bは照会銀行データメモリ17dを検索して照会する銀行名を抽出し、次にその銀行名をキー項目として銀行情報メモリ17eを検索して該当する各銀行の情報を取出して編集し、図31に示す情報照会画面110を利用者端末5に表示する(S84)。
情報照会画面110には、照会情報表111が表示され、この照会情報表111には、各銀行の利率などの金融情報が一覧として表わされている。
ここで、この照会情報表111のいずれかの項目、例えば[定期預金利率]をクリックするとその項目毎に予め定められている順序で並び替えが行われる。この項目の場合は利率の高い順に並び替えられるため、有利な銀行を直ちに把握することができる。
そして、この照会情報表111に表示される項目は利用者が任意に選択して編集することが可能である。
尚、各銀行の情報を収集する動作は前記の情報照会がなされたタイミングで行うのではなく、サーバ2が別個に取り決めたタイミングで銀行情報収集部15が起動し各銀行に対して情報を問い合わせる(S85)。各銀行からの情報が入力されると(S86)、銀行情報収集部15はその情報を銀行情報メモリ17eに記憶して、他のサービスが任意の時点で参照できるようになっている。
以上の操作の後、終了釦112をクリックするとホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
図32は、口座開設サービスの口座開設に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
利用者がコンテンツ画面30上で口座開設34aをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S88)、口座開設部16が起動し図33に示す口座開設画面115を表示する(S89)。
利用者は、口座開設入力欄116に口座を開設するための情報である銀行名等と利用者の住所等を入力して実行釦117をクリックすると口座開設情報がサーバ2に送られる(S90)。
口座開設部16は、口座開設を希望する銀行の銀行端末3に対して口座開設依頼を送り出す(S91)。銀行ではこの依頼に基づいて口座を開設し、その結果をサーバ2に送信して報告する(S92)。口座開設部16は送られてきた報告書を利用者端末に転送して口座開設が行われた旨を通知する(S93)。
ここで、口座開設後において、例えば利用者がその銀行の窓口で自らが開設された口座の名義人であることを立証する必要が生ずる場合がある。従来においては、口座開設は銀行窓口で行うため通帳、カードなどを受領しそれに基づいて証明することができるが、インターネットバンキングにおいては受領する方法が問題となる。郵送などにより受領できれば良いが、銀行によってはそのような受け渡しを行わないケースが有り得るからである。
このような場合には、サービス提供業者は利用者を特定するためのユニークな識別コードを設定することで上記問題を解決する。
サーバ2の口座開設部16は上記設定された識別コードを銀行に送信する(S94)。銀行ではこの識別コードと口座開設に関する情報を包含したカード情報をサーバ2に返送する(S95)。口座開設部16は本インターネットバンキングのサービス提供業者に対して、返送されたカード情報を記載したカードを作成して利用者に郵送せしむるように指示を出す(S96)。
以上のようにして、利用者はサービス提供業者から送られるカードを提示して銀行の窓口などにおいて名義人本人であることを主張して通帳などを受領することができる。
尚、サービス提供業者で設定した識別コードと金融機関からのパスワードを用いて本人を特定する方式は銀行との取引に限定されるものではない。証券会社、保険会社、デパート等カードを媒体として使用する業界全てに適用することが可能である。
また、インターネットでショッピングを行う際に使用するクレジットカードの番号の代わりに、この識別コードとパスワードを用いても取引できるようにすることで、金融機関等に出向くことなくインターネットを用いた取引を行うことも可能である。
産業上の利用可能性
以上説明したようにこの発明は、インターネットを利用したサービス事業を実現するビジネスの分野、このサービス事業に用いられる情報記憶媒体を製造、使用する分野、この情報記憶媒体を記憶再生可能な装置の技術分野に有効である。
【図面の簡単な説明】
図1はこの発明の位置実施形態に係るインターネットバンキング支援方法が適用されるネットワークシステムの構成を示す説明図。
図2はサーバ2の概略構成を示すブロック図。
図3はインタネットバンキングに新しく加入する場合の利用端末とサーバとの情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
図4はインターネットバンキングのホームページを示す図。
図5はインタネットバンキングに新しく加入する場合に利用者が入力する申込画面を示す図。
図6はインターネットバンキングのパスワード連絡画面を示す図。
図7はインターネットバンキングのコンテンツ画面を示す図。
図8は資金管理サービスの口座登録に関して利用者端末とサーバとの情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
図9はインターネットバンキングの口座登録画面を示す図。
図10は資金管理サービスのカレンダに関して利用者端末とサーバと取引者端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
図11はインターネットバンキングのカレンダ画面を示す図。
図12はインターネットバンキングの支払入力予定画面を示す図。
図13は資金管理サービスの資金照会に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
図14はインターネットバンキングの資金照会画面を示す図。
図15はインターネットバンキングの資金照会画面を示す図。
図16はインターネットバンキングの取引明細照会画面を示す図。
図17はインターネットバンキングの残高予想画面を示す図。
図18は資金管理サービスの資金一覧照会に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図
図19はインターネットバンキングの取引照会一覧画面を示す図。
図20は資金移動サービスの振替に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
図21はインターネットバンキングの振替画面を示す図。
図22はインターネットバンキングの振替入力画面を示す図。
図23は資金移動サービスの振込先口座登録に関して利用者端末とサーバとの情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
図24はインターネットバンキングの振替先口座登録画面を示す図。
図25は資金移動サービスの振込に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
図26はインターネットバンキングの振込画面を示す図。
図27はインターネットバンキングの振込入力画面を示す図。
図28は情報照会サービスの照会銀行登録に関して利用者端末とサーバとの情報授受手順を示す概略のシーケンス図
図29はインターネットバンキングの照会銀行登録画面を示す図。
図30は情報照会サービスの情報照会に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
図31はインターネットバンキングの情報照会画面を示す図。
図32は口座開設サービスの口座開設に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
図33はインターネットバンキングの口座開設画面を示す図。
【書類名】 明細書
【特許請求の範囲】
【請求項1】 インターネットを介して、利用者端末および複数の銀行端末に接続され、利用者の各銀行に対する預金の管理を支援するインターネットバンキング支援装置において、
記憶手段に記憶されている支出予定情報と収入予定情報とに基づいて、カレンダー上のそれぞれの日付に対応して支出予定項目と収入予定項目とを利用者端末のディスプレイ画面に表示させるカレンダー表示手段と、
利用者端末から指定された複数の銀行口座について現在預金残高を複数の銀行端末からインターネットを介して取得し、取得した現在の預金残高を銀行口座毎に並べて利用者端末のディスプレイ画面に表示させる残高表示手段と、
前記表示された銀行口座の内から第1の銀行口座と第2の銀行口座を指定した情報をインターネットを介して利用者端末から受取る口座指定手段と、
前記第1の銀行口座から第2の銀行口座に振込む金額の情報をインターネットを介して利用者端末から受取る金額指定手段と、
前記第1の銀行口座を有する銀行の銀行端末に対して、前記第1の銀行口座から前記第2の銀行口座に前記指定された金額を振込むように指示する情報を送信する振込指示手段と、
を備えたことを特徴とするインターネットバンキング支援装置。
【請求項2】 前記残高表示手段は、
前記各銀行端末から取得した前記銀行口座の現在預金残高、支出予定情報および収入予定情報に基づいて算出した月末の預金予想残高を、前記銀行口座毎に並べて前記利用者端末のディスプレイ画面に表示させる機能を有することを特徴とする請求項1に記載のインターネットバンキング支援装置。
【請求項3】 前記カレンダー表示手段は、
支払いを行なうことにより預金残高が所定額以下になる場合または預金残高が不足する場合に前記カレンダーについて注意を喚起する表示を行なうことを特徴とする請求項1に記載のインターネットバンキング支援装置。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、この発明は、利用者が行うインターネットを用いた銀行預金管理の支援を行うインタ−ネットバンキング支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
家庭やオフィスといった金融機関以外の場所から銀行との間で取引や預金の管理を行うバンキングシステムが開発されている。
【0003】
このシステムは、金融機関に出向くことなく取引が行える点に特徴を有しているが、この特徴を十分に生かしたバンキングシステムはいまだ開発中の状態である。
【0004】
特開2000−40113号公報では金融取引端末で動作する取引情報入力プログラムを汎用化して金融機関毎の特徴を出す技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この公報の発明は、利用できる機能及び画面の描画を金融機関毎に変更するため、利用者は日常慣れている操作画面と方法によって操作できる利点がある。しかし、資産の管理を行う技術に関する示唆はなされていない。
【0006】
そこで、この発明は、遠隔で銀行との間の取引が特別な装置を必要とせずに実施でき、自らの資産を管理するための必要な情報を提供でき、更に操作が簡単に行えるインターネットバンキング支援装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明のインターネットバンキング支援装置では、取引を行っている複数の銀行口座の現在残高と所定期間後の予想残高を並べて表示し、併せてその詳細情報も表示する。また、この他にも将来の支払予定計画表示において必要な警告を出すように構成する。
【0008】
更に有利な資金運用のために、複数の銀行の情報を並べて比較できるように構成する。
【0009】
また、銀行間の資金の移動操作はマウスを用いて簡単に実施できるように構成し、遠隔から口座開設が行える機能を有している。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0011】
図1は、この発明の一実施形態に係るインターネットバンキング支援装置が適用されるネットワークシステムの構成を示している。図1に示すように本ネットワークシステムは、インターネット1に対して接続されている、サービス提供サーバ2(以下、サーバ2と称す)と、複数の銀行端末3と、取引者端末4と、利用者端末5とで構成されている。
【0012】
ここで、サーバ2はインターネットバンキングサービスを提供するサービス提供業者の所有するコンピュータなどの情報処理端末である。
【0013】
また、銀行端末3は本インターネットバンキングを取り扱う銀行の情報処理端末であり、取引者端末4は、本インターネットバンキングの利用者との間で銀行を介して金の授受を行っている取引者が所有する情報処理端末である。この取引者には、電力会社、ガス会社、証券会社及び保険会社等が含まれる。そして、利用者端末5は、本インターネットバンキングを利用して銀行との間で金に関する管理等を行おうとしている利用者が所有する情報処理端末である。
【0014】
次に、このインターネットバンキングのサーバ2の具体的構成及び具体的動作を順次説明する。
【0015】
図2は、サーバ2の概略構成を示すブロック図である。
【0016】
このサーバ2内には、インターネット1上に自己が作成した各ホームページを公開するとともに、各端末3〜5上で操作入力された各情報を受信し、且つ各種情報交換を実施する通信インターフェース9が設けられている。
【0017】
さらに、このサーバ2には、このインターネットバンキングの受付などの処理を行うホームページ表示部10と、インターネットバンキングに新たに加入する利用者の登録サービスを行う新規加入部11、利用者が銀行に預金している資金に関する残高照会などのサービスを行う資金管理部12、利用者が銀行に預金している資金の振り込み等のサービスを行う資金移動部13、銀行の利息や手数料等の情報を提供するサービスを行う情報照会部14、銀行の金利等の情報を収集する銀行情報収集部15、銀行口座を開設するためのサービスを行う口座開設部16及びこれらのサービスを行うための各種データを記憶してあるバンキング用メモリ部17が設けられている。
【0018】
そして、資金管理部12には、利用者が預金している銀行口座を登録する口座登録部12a、今後の支払い予定等のスケジュールに従って銀行口座の資金の過不足を管理するカレンダ部12b、各銀行口座の取引照会情報を提供する資金照会部12c及び資金一覧照会部12dが設けられている。
【0019】
また、資金移動部13には、利用者の銀行口座間の資金の移動を操作する振替部13a、他人の銀行口座に利用者の資金を振り込む際にその他人の銀行口座情報を登録する振込先口座登録部13b及び銀行に対する振込み操作を行う振込部13cが備えられている。
【0020】
そして、情報照会部14は、情報を得たい銀行名を登録する照会銀行登録部14aと登録されてある各銀行の情報を提供する情報照会部14bが設けられている。
【0021】
更に、バンキング用メモリ部17内には、利用者の銀行口座に関するデータを格納した口座登録データメモリ17a、
資金の支払い予定などのデータを格納したカレンダーデータメモリ17b、他人の銀行口座に関するデータを格納した振込先口座登録データメモリ17c、情報を得たい銀行名等のデータを格納した照会銀行データメモリ17d及び各銀行の情報を格納した銀行情報メモリ17eが設けられている。
【0022】
図3は、インタネットバンキングに新しく加入する場合の利用者端末5とサーバ2との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0023】
先ず、サーバ2ではホームページ表示部10が起動して、インターネットバンキングのホームページを作成して、インターネット上に公開する(S1)。
【0024】
図4は、インターネットバンキングのホームページ20を示す図である。
【0025】
ホームページ20には、既に加入している利用者がパスワードを入力するパスワード入力欄21と未加入の利用者が操作する新規加入釦22が設けられている。
【0026】
利用者が新規加入釦22をクリックする(S2)と、サーバ2では新規加入部11が起動して図5に示す申込画面23を表示する(S3)。利用者が申込欄24に必要項目を入力して実行釦25をクリックすると、申込内容がサーバ2に送られる(S4)。サーバ2では新規加入部11が起動して申込内容をチェックし、記載不備の有無と重複登録の有無を確認する。チェック結果が正常の場合は、図6に示すパスワード連絡画面26を利用者端末5に表示する(S5)。
【0027】
利用者はパスワード欄27に表示された内容を確認した後、ホームページ釦28をクリックするとサーバ2のホームページ表示部10が起動して、利用者端末5の画面にはホームページ20が表示される。このホームページ20のパスワード入力欄21aに先程取得したパスワードを入力して実行釦21bをクリックするとそのパスワードがサーバ2に送られる。サーバ2のホームページ表示部10はパスワードをチェックし、正しいパスワードであれば、利用者端末5に対して図7に示すコンテンツ画面30を表示する。
【0028】
コンテンツ画面30には、インターネットバンキングシステムのサービス内容である、資金管理サービス31、資金移動サービス32、情報照会サービス33及び口座開設サービス34が表示されている。
【0029】
そして、資金管理サービス31には、口座登録釦31a、カレンダ釦31b、資金照会釦31c及び資金一覧照会釦31dが設けられている。
【0030】
そして、資金移動サービス32には、振替釦32a、振込先口座登録釦32b及び振込釦32cが設けられている。
【0031】
また、情報照会サービス33には、照会銀行登録釦33aと情報照会釦33bが設けられ、口座開設サービス34には口座開設釦34aが設けられている。
【0032】
次に、以上のサービスの各機能の動作を説明する。
【0033】
図8は、資金管理サービスの口座登録に関して利用者とサーバ2との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0034】
利用者がコンテンツ画面30上で口座登録釦31aをクリックする(S10)と、口座登録部12aが起動し図9に示す口座登録画面34が表示される(S11)。
【0035】
口座登録画面34の上欄35には、現在実施中のサービスの名称[資金管理]が表示され、下欄36には、現在実施中のサービスに属する機能の名称[口座登録]が表示される。そして、口座登録表37には、既に登録されてある口座の情報である、名義人名、銀行名、支店名、科目、口座番号及び暗証番号等が表示されている。
【0036】
利用者が新しい口座を追加する場合は、新規追加釦38をクリックする。すると、口座登録入力欄40に口座の情報を入力することが可能となる。ここで、口座の情報入力の内、[銀行名]と[支店名]と[科目]については各項目に対応したプルダウンメニュー(図示していない)を表示させてそれから選択させるように構成している。
【0037】
各項目の情報を入力後、実行釦41をクリックすると、新規追加情報がサーバ2に送られ(S12)、口座登録部12aはこの情報を確認して、口座登録データメモリ17aに記憶する。
【0038】
利用者が登録されてある口座を削除する場合は、口座登録画面34において削除釦39をクリックする。そして、削除したい口座の[NO.]をクリックすると、その口座の行が確認のために反転表示される。
【0039】
続いて、実行釦41をクリックすると、削除情報がサーバ2に送られ(S13)、口座登録部12aは口座登録データメモリ17aからこの情報を削除する。
【0040】
以上の操作後、終了釦42をクリックすればホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
【0041】
図10は、資金管理サービスのカレンダに関して利用者とサーバ2と取引者との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0042】
利用者がコンテンツ画面30上でカレンダ31bをクリックする(S15)と、カレンダ部12bが起動して図11に示すカレンダ画面45が表示される(S16)。
【0043】
カレンダ画面45に表示されるカレンダ46には、その月の日付と共に支払い予定項目と振込予定項目が記入されている。ここで支払い予定項目は、電気代、ガス代、ローンの支払いなど銀行口座から支払う予定の内容であり、振込予定項目は、給与、預金の利子など銀行口座に振込まれる予定の内容を表わしている。
【0044】
また、このカレンダ46では、単に項目を表示するだけではなく、その支払いを行うことにより口座の残高が所定額以下となると予想される場合、あるいは口座の残高が不足する場合には表示色を例えば赤に変更して利用者に注意を与えるようにしている。
【0045】
このカレンダ46に支払い予定計画を入力する場合は、計画入力欄47にある支払い予定釦47aをクリックする(S17)と、図12に示す支払予定入力画面50が表示される(S18)。
【0046】
支払予定入力表51には、既に入力済みの支払い予定の情報である項目名、銀行名、支店名、口座番号、金額、支払先及び識別番号等が表示されている。
【0047】
利用者が新しい支払い予定を入力する場合は、新規追加釦52をクリックする。すると、支払予定入力欄54に登録するための情報を入力することが可能となる。利用者は、[項目名]にはカレンダに表示する名称を記入し、[銀行名]、[支店名]、[口座番号]にはそれぞれ、支払に使用する銀行名、支店名、口座番号を記入する。
【0048】
ここで、入力する情報の内、[銀行名]と[支店名]については各項目に対応したプルダウンメニュー(図示していない)を表示させてそれから選択させるように構成している。
【0049】
支払金額が確定していなければ、金額入力欄55にある自動入力をチェックして選択し、項目[支払先]には確定した金額を問合せる連絡先を入力し、[識別番号]には支払先で利用者を識別するための番号を入力する。
【0050】
金額が確定していれば、金額入力欄55にある指定入力をチェックして選択し、支払年月日あるいは毎月の日、支払金額を入力する。
【0051】
各項目の情報を入力後、実行釦56をクリックすると、支払予定情報がサーバ2に送られ(S19)、カレンダ部12bはこの情報を確認して、カレンダデータメモリ17bに記憶する。
【0052】
カレンダ部12bは支払金額が自動入力になっている場合には、入力された支払先である取引者端末4に対して識別番号を送信して支払予定の年月日と金額を問い合わせる(S20)。
【0053】
取引者端末4では、識別番号に基づいて請求予定年月日と請求予定金額を調べてその情報をサーバ2に送信する(S21)。サーバ2のカレンダ部12bではこの送信された情報を該当する利用者のカレンダデータメモリ17bに記憶する。
【0054】
尚、本実施例では請求予定金額等を支払先に問合せているが、これとは逆に、請求金額等の情報が確定した時点で支払予定先から利用者のパスワードを付加してその情報をサーバ2に入力するようにすることも可能である。
【0055】
利用者が、カレンダ46の振込予定計画を入力する場合は、計画入力欄47にある振込予定釦47bをクリックする(S22)と、振込予定入力画面(図示していない)が表示される(S23)。
【0056】
この振込予定入力画面の構成は前記支払予定入力画面50の構成と比較して、[銀行名]等には金が振込まれる銀行口座などを記入する点と、[振込先]には振込先の連絡先を記入する点が異なっているだけであり、その手順も前述の支払予定入力手順と同様(S22〜S26)であるため、その手順の説明は省略する。
【0057】
以上の操作後、終了釦57クリックすればカレンダ画面45が表示され、更にその画面で終了釦48をクリックすればホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
【0058】
図13は、資金管理サービスの資金照会に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0059】
利用者がコンテンツ画面30上で資金照会31cをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S30)、資金照会部12cが起動して残高照会の処理を行う。
【0060】
資金照会部12cは口座登録データメモリ17aを検索して登録されている銀行情報を取出し、その各銀行に対して現在の残高照会を要求する(S32)。
【0061】
銀行から現在残高情報が入力されると(S32)、資金照会部12cはカレンダデータメモリ17bを検索して該当した銀行口座の支払、振込計画を取出して、該当した銀行口座の月末残高予想金額を計算する。そして、これらの情報はカレンダデータメモリ17bに記憶されると共に図14に示す資金照会画面60として利用者端末5に表示する(S33)。
【0062】
資金照会画面60には、利用者が予め登録した銀行口座単位に、現在残高と月末予想残高が記載された残高表示欄61が表示されている。この残高表示欄61では、単に項目を表示するだけではなく、現在あるいは月末において口座の残高が所定額以下あるいは口座の残高が不足する場合には表示色を例えば赤に変更して利用者に注意を与えるようにしている。
【0063】
次に利用者が各銀行口座の現在残高、月末残高予想についての詳細情報を知りたい場合は、該当した残高表示欄61上にマウスポインタを移動して右クリックを行うと図15に示すようにその銀行口座の詳細情報を表示するための選択欄63が表示される。
【0064】
利用者がこの選択欄6の[残高取引明細]をクリックすると(S35)、資金照会部12cは該当した銀行口座についての取引明細情報を送るようその銀行に対して要求する(S36)。
【0065】
銀行から取引明細情報が入力されると(S37)、資金照会部12cはこの情報をカレンダデータメモリ17bに記憶すると共に図16に示す取引明細照会画面65として利用者端末5に表示する(S38)。
【0066】
この取引明細照会画面65には、所定期間過去から現在までの取引内容が取引明細欄66に表示されている。例えばカードを利用した場合にはカードの使用内容も併せて表示される。この取引明細欄66の[差し引き残高]の最下欄に記載された数字が現在残高を表わしている。
【0067】
利用者が資金照会画面60で表示された選択欄6の[残高予想]をクリックすると(S40)、資金照会部12cはカレンダデータメモリ17bを検索して該当した銀行口座の支払、振込計画を取出して、その計画に従った取引予想を計算して詳細な残高予想表を作成する。そして、これらの情報はカレンダデータメモリ17bに記憶されると共に図17に示す残高予想画面68として利用者端末5に表示する(S41)。
【0068】
この残高予想画面68には、所定期間将来においての取引予定内容が予想取引明細欄69に表示されている。この予想取引明細欄69の[差し引き残高]の最下欄に記載された数字が月末予想残高を表わしている。また、今後の取引予想において残高が所定金額以下または不足する場合には、利用者の注意を喚起するために例えば赤色に色替えをして表示する。
【0069】
以上の操作後、[×]釦67をクリックすれば、資金照会画面60が表示され、その画面で終了釦62をクリックすればホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
【0070】
図18は、資金管理サービスの資金一覧照会に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0071】
利用者がコンテンツ画面30上で資金照会一覧31dをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S45)、資金一覧照会部11が起動して残高照会一覧の処理を行う。
【0072】
資金一覧照会部11は口座登録データメモリ17aを検索して登録されている銀行名等を取出し、該当した銀行口座についての取引明細情報を送るように各銀行に対して要求する(S46)。
【0073】
銀行から取引明細情報が入力されると(S47)、サーバ2はこの情報をカレンダデータメモリ17bに記憶すると共に、銀行情報メモリ17eを検索して必要な情報を取出し、これらの情報を編集して、図19に示す取引照会一覧画面70として利用者端末5に表示する(S69)。
【0074】
この取引照会一覧画面70には、所定期間過去から現在までの銀行口座毎の取引結果がその他の情報と共に一覧として取引一覧表示欄71に表わされている。この表示項目の内、[預金額]、[借入額]、[今月引き去り]、[残高]は銀行からの取引明細情報から抽出し、[預金利率]、[借入利率]は銀行情報メモリ17eから抽出して編集する。
【0075】
尚、図示していないが、前述の資金照会と同様に取引一覧表示欄71の銀行名の上にマウスポインタを移動して右クリックすることにより、取引明細照会画面65と残高予想画面68を表示することができる。
【0076】
以上の操作の後、終了釦72をクリックするとホームページ表示部10が起動されコンテンツ画面30が表示される。
【0077】
図20は、資金移動サービスの振替に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0078】
利用者がコンテンツ画面30上で振替32aをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S50)、振替部13aが起動し口座登録データメモリ17aを検索して登録されている銀行名等を取出し、その各銀行に対して現在の残高照会を要求する(S51)。
【0079】
銀行から現在残高情報が入力されると(S52)、振替部13aはカレンダデータメモリ17bを検索して該当した銀行口座の支払、振込計画を取出して、該当した銀行口座の月末予想残高を計算する。そして、これらの情報はカレンダデータメモリ17bに記憶されると共に図21に示す振替画面75として利用者端末5に表示する(S53)。
【0080】
振替画面75には、利用者が予め登録した銀行口座単位で現在残高と月末予想残高が記載された残高表示欄76が表示されている。この残高表示欄76では、単に項目を表示するだけではなく、現在あるいは月末において口座の残高が所定額以下あるいは口座の残高が不足する場合には表示色を例えば赤に変更して利用者に注意を与えるようにしている。
【0081】
この振替画面75において、例えばA銀行の口座からF銀行の口座に資金を振替る場合は、A銀行の残高表示欄76の上にマウスポインタを移動してマウスの左釦を押したままドラッグしてF銀行の残高表示欄76上に重ねてマウスの左釦を離す(以下ドラッグアンドドロップと称す)と振替情報がサーバ2に送られ(S54)、振替部13aが起動して図22に示す振替入力画面77が表示される(S55)。
【0082】
尚、振替の操作方法には、前述のドラッグアンドドロップによる指定方法の他に、振替元と振替先を個別にマウスでクリックして指定する方法も可能である。この方法では、先ず最初にA銀行の残高表示欄76の上にマウスポインタを移動してクリックすると、A銀行の残高表示欄76の色が変化して振替元が指定されたことが示される。続いて、F銀行の残高表示欄76上にマウスポインタを移動してクリックすると、
振替情報がサーバ2に送られ(S54)、振替部13aが起動して図22に示す振替入力画面77が表示される(S55)。
【0083】
この振替入力画面77では、振込元の口座情報と振込先の口座情報の内[月末残高予想]の代わりに[振替結果]が振替表示欄78に表示されている。利用者がこの画面の金額入力欄79に振替える金額を入力して確認釦80をクリックすると、前記振替表示欄中78の振替えた結果が[振替結果]に更新表示される。
【0084】
利用者がこの内容を確認して実行釦81をクリックすると、この振替え情報がサーバ2に送られる(S56)。振替部13aでは送られた情報を編集して、該当した銀行端末3に対して振替え依頼を送信する(S57)。
【0085】
銀行から振替えた旨の報告がなされると(S58)、振替部13aはその報告を利用者端末に転送して利用者に対して操作が行われた旨を通知する。
【0086】
以上の操作が終了後、終了釦をクリックすることでホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
【0087】
図23は、資金移動サービスの振込先口座登録に関して利用者端末5とサーバ2との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0088】
利用者がコンテンツ画面30において振込先口座登録32bをクリックすると、その情報がサーバ2に送られて(S61)、振込先口座登録部13bが起動して図24に示す振込先口座登録画面85が表示される(S62)。
【0089】
この画面に表示される振込先口座登録表86には、既に登録されてある口座の情報である、名義人名、銀行名、支店名、科目、口座番号及び目的が表示されている。
【0090】
利用者が新しい口座を追加する場合は、新規追加釦87をクリックする。すると、振込先口座登録入力欄89に口座の情報を入力することが可能となる。ここで、入力する口座の情報の内、[銀行名]と[支店名]と[科目]については各項目に対応したプルダウンメニュー(図示していない)を表示させてそれから選択させるように構成している。また、[目的]は振込画面93において表示される内容である。
【0091】
各項目の情報を入力後、実行釦90をクリックすると、新規追加情報がサーバ2に送られ(S63)、振込先口座登録部13bはこの情報を確認して、振込先口座登録データメモリ17cに記憶する。
【0092】
利用者が登録されてある口座を削除する場合は、削除釦88をクリックする。そして、削除したい口座の[NO.]をクリックすると、その口座の行が確認のために反転表示される。
【0093】
続いて、実行釦90をクリックすると、削除情報がサーバ2に送られ(S64)、振込先口座登録部13bは振込先口座登録データメモリ17cからこの情報を削除する。
【0094】
以上の操作後、終了釦91をクリックすればホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
【0095】
図25は、資金移動サービスの振込に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0096】
利用者がコンテンツ画面30上で振込32cをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S65)、振込部13cが起動して口座登録データメモリ17aを検索して登録されている銀行情報を取出し、その各銀行に対して現在の残高照会を要求する(S66)。
【0097】
銀行から現在残高情報が入力されると(S67)、振込部13cはカレンダデータメモリ17bを検索して該当した銀行口座の支払、振込計画を取出して月末予想残高を計算する。
【0098】
さらに、振込部13cは振込先口座登録データメモリ17cを検索して振込先の候補となる銀行口座の情報を取出し、これらの情報を図26に示す振込画面93として利用者端末5に表示する(S68)。
【0099】
振込画面93には、利用者が予め登録した銀行口座単位で現在残高と月末予想残高が記載された残高表示欄94と、利用者が予め登録した振込先銀行口座の情報が記載された振込先表示欄95が表示されている。この残高表示欄94では、単に項目を表示するだけではなく、現在あるいは月末において口座の残高が所定額以下あるいは口座の残高が不足する場合には表示色を例えば赤に変更して利用者に注意を与えるようにしている。
【0100】
この振込画面93において、例えばA銀行の口座からY銀行の口座に振込む場合は、A銀行の残高表示欄94をドラッグしてY銀行の振込先表示欄95上にドロップするとその振込情報がサーバ2に送られ(S69)、振込部13cが起動してその情報に基づいて、図27に示す振込入力画面96が表示される(S70)。
【0101】
尚、この振込操作は、最初にA銀行の残高表示欄94上でマウスをクリックすることで振込元を指定し、次にY銀行の振込先表示欄95上でマウスをクリックして振込先を指定することでも実施することができる。
【0102】
この振込入力画面96では、振込元の口座情報と振込先の口座情報が振込表示欄97に表示されている。利用者がこの画面の金額入力欄98に振込む金額を入力して確認釦99をクリックすると、前記振込表示欄97中の振込結果の残高が[振込結果]として更新表示される。
【0103】
利用者がこの内容を確認して実行釦100をクリックすると、この振込情報がサーバ2に送られる(S71)。振込部13cでは振込に必要な情報を編集して、該当した銀行端末3に対して振込依頼を送信する(S72)。
【0104】
銀行から振込んだ旨の報告がなされると(S73)、振込部13cはその報告を利用者端末5に転送して利用者に対して操作が行われた旨を通知する。
【0105】
以上の操作が終了後、終了釦をクリックすることでホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
【0106】
図28は、情報照会サービスの照会銀行登録に関して利用者端末5とサーバ2との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0107】
利用者がコンテンツ画面30上で照会銀行登録33aをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S77)、照会銀行登録部14aが起動して図29に示す照会銀行登録画面101を利用者端末5に表示させる(S78)。
【0108】
この画面に表示される照会銀行登録表102には、既に登録されてある銀行の名称が表示されている。
【0109】
利用者が新しい銀行名を追加する場合は、新規追加釦103をクリックする。すると、銀行名登録入力欄105に銀行名を入力することが可能となる。ここで入力する[銀行名]についてはプルダウンメニュー(図示していない)を表示させてそれから選択させるように構成している。
【0110】
銀行名を入力後、実行釦106をクリックすると、新規追加情報がサーバ2に送られ(S79)、照会銀行登録14aはこの情報を確認して、照会銀行データメモリ17dに記憶する。
【0111】
利用者が登録されてある銀行名を削除する場合は、削除釦104をクリックして、削除したい口座の[NO.]をクリックすると、その口座の行が確認のために反転表示される。
【0112】
続いて、実行釦106をクリックすると、削除情報がサーバ2に送られ(S80)、照会銀行登録14aは照会銀行データメモリ17dからこの情報を削除する。
【0113】
以上の操作後、終了釦107をクリックすればホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
【0114】
図30は、情報照会サービスの情報照会に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0115】
利用者がコンテンツ画面30上で情報照会33bをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S83)情報照会部14bが起動する。情報照会部14bは照会銀行データメモリ17dを検索して照会する銀行名を抽出し、次にその銀行名をキー項目として銀行情報メモリ17eを検索して該当する各銀行の情報を取出して編集し、図31に示す情報照会画面110を利用者端末5に表示する(S84)。
【0116】
情報照会画面110には、照会情報表111が表示され、この照会情報表111には、各銀行の利率などの金融情報が一覧として表わされている。
【0117】
ここで、この照会情報表111のいずれかの項目、例えば[定期預金利率]をクリックするとその項目毎に予め定められている順序で並び替えが行われる。この項目の場合は利率の高い順に並び替えられるため、有利な銀行を直ちに把握することができる。
【0118】
そして、この照会情報表111に表示される項目は利用者が任意に選択して編集することが可能である。
【0119】
尚、各銀行の情報を収集する動作は前記の情報照会がなされたタイミングで行うのではなく、サーバ2が別個に取り決めたタイミングで銀行情報収集部15が起動し各銀行に対して情報を問い合わせる(S85)。各銀行からの情報が入力されると(S86)、銀行情報収集部15はその情報を銀行情報メモリ17eに記憶して、他のサービスが任意の時点で参照できるようになっている。
【0120】
以上の操作の後、終了釦112をクリックするとホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
【0121】
図32は、口座開設サービスの口座開設に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0122】
利用者がコンテンツ画面30上で口座開設34aをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S88)、口座開設部16が起動し図33に示す口座開設画面115を表示する(S89)。
【0123】
利用者は、口座開設入力欄116に口座を開設するための情報である銀行名等と利用者の住所等を入力して実行釦117をクリックすると口座開設情報がサーバ2に送られる(S90)。
【0124】
口座開設部16は、口座開設を希望する銀行の銀行端末3に対して口座開設依頼を送り出す(S91)。銀行ではこの依頼に基づいて口座を開設し、その結果をサーバ2に送信して報告する(S92)。口座開設部16は送られてきた報告書を利用者端末に転送して口座開設が行われた旨を通知する(S93)。
【0125】
ここで、口座開設後において、例えば利用者がその銀行の窓口で自らが開設された口座の名義人であることを立証する必要が生ずる場合がある。従来においては、口座開設は銀行窓口で行うため通帳、カードなどを受領しそれに基づいて証明することができるが、インターネットバンキングにおいては受領する方法が問題となる。郵送などにより受領できれば良いが、銀行によってはそのような受け渡しを行わないケースが有り得るからである。
【0126】
このような場合には、サービス提供業者は利用者を特定するためのユニークな識別コードを設定することで上記問題を解決する。
【0127】
サーバ2の口座開設部16は上記設定された識別コードを銀行に送信する(S94)。銀行ではこの識別コードと口座開設に関する情報を包含したカード情報をサーバ2に返送する(S95)。口座開設部16は本インターネットバンキングのサービス提供業者に対して、返送されたカード情報を記載したカードを作成して利用者に郵送せしむるように指示を出す(S96)。
【0128】
以上のようにして、利用者はサービス提供業者から送られるカードを提示して銀行の窓口などにおいて名義人本人であることを主張して通帳などを受領することができる。
【0129】
尚、サービス提供業者で設定した識別コードと金融機関からのパスワードを用いて本人を特定する方式は銀行との取引に限定されるものではない。証券会社、保険会社、デパート等カードを媒体として使用する業界全てに適用することが可能である。
【0130】
また、インターネットでショッピングを行う際に使用するクレジットカードの番号の代わりに、この識別コードとパスワードを用いても取引できるようにすることで、金融機関等に出向くことなくインターネットを用いた取引を行うことも可能である。
【0131】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明は、インターネットを利用したサービス事業を実現するビジネスの分野、このサービス事業に用いられる情報記憶媒体を製造、使用する分野、この情報記憶媒体を記憶再生可能な装置の技術分野に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
この発明の一実施形態に係るインターネットバンキング支援装置が適用されるネットワークシステムの構成を示す説明図。
【図2】
サーバ2の概略構成を示すブロック図。
【図3】
インタネットバンキングに新しく加入する場合の利用端末とサーバとの情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図4】
インターネットバンキングのホームページを示す図。
【図5】
インタネットバンキングに新しく加入する場合に利用者が入力する申込画面を示す図。
【図6】
インターネットバンキングのパスワード連絡画面を示す図。
【図7】
インターネットバンキングのコンテンツ画面を示す図。
【図8】
資金管理サービスの口座登録に関して利用者端末とサーバとの情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図9】
インターネットバンキングの口座登録画面を示す図。
【図10】
資金管理サービスのカレンダに関して利用者端末とサーバと取引者端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図11】
インターネットバンキングのカレンダ画面を示す図。
【図12】
インターネットバンキングの支払入力予定画面を示す図。
【図13】
資金管理サービスの資金照会に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図14】
インターネットバンキングの資金照会画面を示す図。
【図15】
インターネットバンキングの資金照会画面を示す図。
【図16】
インターネットバンキングの取引明細照会画面を示す図。
【図17】
インターネットバンキングの残高予想画面を示す図。
【図18】
資金管理サービスの資金一覧照会に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図19】
インターネットバンキングの取引照会一覧画面を示す図。
【図20】
資金移動サービスの振替に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図21】
インターネットバンキングの振替画面を示す図。
【図22】
インターネットバンキングの振替入力画面を示す図。
【図23】
資金移動サービスの振込先口座登録に関して利用者端末とサーバとの情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図24】
インターネットバンキングの振替先口座登録画面を示す図。
【図25】
資金移動サービスの振込に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図26】
インターネットバンキングの振込画面を示す図。
【図27】
インターネットバンキングの振込入力画面を示す図。
【図28】
情報照会サービスの照会銀行登録に関して利用者端末とサーバとの情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図29】
インターネットバンキングの照会銀行登録画面を示す図。
【図30】
情報照会サービスの情報照会に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図31】
インターネットバンキングの情報照会画面を示す図。
【図32】
口座開設サービスの口座開設に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図33】
インターネットバンキングの口座開設画面を示す図。
【符号の説明】
1…インターネット
2…サービス提供サーバ
3…銀行端末
4…取引者端末
5…利用者端末
9…通信インターフェース
12…資金管理部
13…資金移動部
14…情報紹介部
15…銀行情報収集部
17…メモリ部
45…カレンダ画面
60…資金照会画面
75…振替画面
【特許請求の範囲】
【請求項1】 インターネットを介して、利用者端末および複数の銀行端末に接続され、利用者の各銀行に対する預金の管理を支援するインターネットバンキング支援装置において、
記憶手段に記憶されている支出予定情報と収入予定情報とに基づいて、カレンダー上のそれぞれの日付に対応して支出予定項目と収入予定項目とを利用者端末のディスプレイ画面に表示させるカレンダー表示手段と、
利用者端末から指定された複数の銀行口座について現在預金残高を複数の銀行端末からインターネットを介して取得し、取得した現在の預金残高を銀行口座毎に並べて利用者端末のディスプレイ画面に表示させる残高表示手段と、
前記表示された銀行口座の内から第1の銀行口座と第2の銀行口座を指定した情報をインターネットを介して利用者端末から受取る口座指定手段と、
前記第1の銀行口座から第2の銀行口座に振込む金額の情報をインターネットを介して利用者端末から受取る金額指定手段と、
前記第1の銀行口座を有する銀行の銀行端末に対して、前記第1の銀行口座から前記第2の銀行口座に前記指定された金額を振込むように指示する情報を送信する振込指示手段と、
を備えたことを特徴とするインターネットバンキング支援装置。
【請求項2】 前記残高表示手段は、
前記各銀行端末から取得した前記銀行口座の現在預金残高、支出予定情報および収入予定情報に基づいて算出した月末の預金予想残高を、前記銀行口座毎に並べて前記利用者端末のディスプレイ画面に表示させる機能を有することを特徴とする請求項1に記載のインターネットバンキング支援装置。
【請求項3】 前記カレンダー表示手段は、
支払いを行なうことにより預金残高が所定額以下になる場合または預金残高が不足する場合に前記カレンダーについて注意を喚起する表示を行なうことを特徴とする請求項1に記載のインターネットバンキング支援装置。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、この発明は、利用者が行うインターネットを用いた銀行預金管理の支援を行うインタ−ネットバンキング支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
家庭やオフィスといった金融機関以外の場所から銀行との間で取引や預金の管理を行うバンキングシステムが開発されている。
【0003】
このシステムは、金融機関に出向くことなく取引が行える点に特徴を有しているが、この特徴を十分に生かしたバンキングシステムはいまだ開発中の状態である。
【0004】
特開2000−40113号公報では金融取引端末で動作する取引情報入力プログラムを汎用化して金融機関毎の特徴を出す技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この公報の発明は、利用できる機能及び画面の描画を金融機関毎に変更するため、利用者は日常慣れている操作画面と方法によって操作できる利点がある。しかし、資産の管理を行う技術に関する示唆はなされていない。
【0006】
そこで、この発明は、遠隔で銀行との間の取引が特別な装置を必要とせずに実施でき、自らの資産を管理するための必要な情報を提供でき、更に操作が簡単に行えるインターネットバンキング支援装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明のインターネットバンキング支援装置では、取引を行っている複数の銀行口座の現在残高と所定期間後の予想残高を並べて表示し、併せてその詳細情報も表示する。また、この他にも将来の支払予定計画表示において必要な警告を出すように構成する。
【0008】
更に有利な資金運用のために、複数の銀行の情報を並べて比較できるように構成する。
【0009】
また、銀行間の資金の移動操作はマウスを用いて簡単に実施できるように構成し、遠隔から口座開設が行える機能を有している。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0011】
図1は、この発明の一実施形態に係るインターネットバンキング支援装置が適用されるネットワークシステムの構成を示している。図1に示すように本ネットワークシステムは、インターネット1に対して接続されている、サービス提供サーバ2(以下、サーバ2と称す)と、複数の銀行端末3と、取引者端末4と、利用者端末5とで構成されている。
【0012】
ここで、サーバ2はインターネットバンキングサービスを提供するサービス提供業者の所有するコンピュータなどの情報処理端末である。
【0013】
また、銀行端末3は本インターネットバンキングを取り扱う銀行の情報処理端末であり、取引者端末4は、本インターネットバンキングの利用者との間で銀行を介して金の授受を行っている取引者が所有する情報処理端末である。この取引者には、電力会社、ガス会社、証券会社及び保険会社等が含まれる。そして、利用者端末5は、本インターネットバンキングを利用して銀行との間で金に関する管理等を行おうとしている利用者が所有する情報処理端末である。
【0014】
次に、このインターネットバンキングのサーバ2の具体的構成及び具体的動作を順次説明する。
【0015】
図2は、サーバ2の概略構成を示すブロック図である。
【0016】
このサーバ2内には、インターネット1上に自己が作成した各ホームページを公開するとともに、各端末3〜5上で操作入力された各情報を受信し、且つ各種情報交換を実施する通信インターフェース9が設けられている。
【0017】
さらに、このサーバ2には、このインターネットバンキングの受付などの処理を行うホームページ表示部10と、インターネットバンキングに新たに加入する利用者の登録サービスを行う新規加入部11、利用者が銀行に預金している資金に関する残高照会などのサービスを行う資金管理部12、利用者が銀行に預金している資金の振り込み等のサービスを行う資金移動部13、銀行の利息や手数料等の情報を提供するサービスを行う情報照会部14、銀行の金利等の情報を収集する銀行情報収集部15、銀行口座を開設するためのサービスを行う口座開設部16及びこれらのサービスを行うための各種データを記憶してあるバンキング用メモリ部17が設けられている。
【0018】
そして、資金管理部12には、利用者が預金している銀行口座を登録する口座登録部12a、今後の支払い予定等のスケジュールに従って銀行口座の資金の過不足を管理するカレンダ部12b、各銀行口座の取引照会情報を提供する資金照会部12c及び資金一覧照会部12dが設けられている。
【0019】
また、資金移動部13には、利用者の銀行口座間の資金の移動を操作する振替部13a、他人の銀行口座に利用者の資金を振り込む際にその他人の銀行口座情報を登録する振込先口座登録部13b及び銀行に対する振込み操作を行う振込部13cが備えられている。
【0020】
そして、情報照会部14は、情報を得たい銀行名を登録する照会銀行登録部14aと登録されてある各銀行の情報を提供する情報照会部14bが設けられている。
【0021】
更に、バンキング用メモリ部17内には、利用者の銀行口座に関するデータを格納した口座登録データメモリ17a、
資金の支払い予定などのデータを格納したカレンダーデータメモリ17b、他人の銀行口座に関するデータを格納した振込先口座登録データメモリ17c、情報を得たい銀行名等のデータを格納した照会銀行データメモリ17d及び各銀行の情報を格納した銀行情報メモリ17eが設けられている。
【0022】
図3は、インタネットバンキングに新しく加入する場合の利用者端末5とサーバ2との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0023】
先ず、サーバ2ではホームページ表示部10が起動して、インターネットバンキングのホームページを作成して、インターネット上に公開する(S1)。
【0024】
図4は、インターネットバンキングのホームページ20を示す図である。
【0025】
ホームページ20には、既に加入している利用者がパスワードを入力するパスワード入力欄21と未加入の利用者が操作する新規加入釦22が設けられている。
【0026】
利用者が新規加入釦22をクリックする(S2)と、サーバ2では新規加入部11が起動して図5に示す申込画面23を表示する(S3)。利用者が申込欄24に必要項目を入力して実行釦25をクリックすると、申込内容がサーバ2に送られる(S4)。サーバ2では新規加入部11が起動して申込内容をチェックし、記載不備の有無と重複登録の有無を確認する。チェック結果が正常の場合は、図6に示すパスワード連絡画面26を利用者端末5に表示する(S5)。
【0027】
利用者はパスワード欄27に表示された内容を確認した後、ホームページ釦28をクリックするとサーバ2のホームページ表示部10が起動して、利用者端末5の画面にはホームページ20が表示される。このホームページ20のパスワード入力欄21aに先程取得したパスワードを入力して実行釦21bをクリックするとそのパスワードがサーバ2に送られる。サーバ2のホームページ表示部10はパスワードをチェックし、正しいパスワードであれば、利用者端末5に対して図7に示すコンテンツ画面30を表示する。
【0028】
コンテンツ画面30には、インターネットバンキングシステムのサービス内容である、資金管理サービス31、資金移動サービス32、情報照会サービス33及び口座開設サービス34が表示されている。
【0029】
そして、資金管理サービス31には、口座登録釦31a、カレンダ釦31b、資金照会釦31c及び資金一覧照会釦31dが設けられている。
【0030】
そして、資金移動サービス32には、振替釦32a、振込先口座登録釦32b及び振込釦32cが設けられている。
【0031】
また、情報照会サービス33には、照会銀行登録釦33aと情報照会釦33bが設けられ、口座開設サービス34には口座開設釦34aが設けられている。
【0032】
次に、以上のサービスの各機能の動作を説明する。
【0033】
図8は、資金管理サービスの口座登録に関して利用者とサーバ2との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0034】
利用者がコンテンツ画面30上で口座登録釦31aをクリックする(S10)と、口座登録部12aが起動し図9に示す口座登録画面34が表示される(S11)。
【0035】
口座登録画面34の上欄35には、現在実施中のサービスの名称[資金管理]が表示され、下欄36には、現在実施中のサービスに属する機能の名称[口座登録]が表示される。そして、口座登録表37には、既に登録されてある口座の情報である、名義人名、銀行名、支店名、科目、口座番号及び暗証番号等が表示されている。
【0036】
利用者が新しい口座を追加する場合は、新規追加釦38をクリックする。すると、口座登録入力欄40に口座の情報を入力することが可能となる。ここで、口座の情報入力の内、[銀行名]と[支店名]と[科目]については各項目に対応したプルダウンメニュー(図示していない)を表示させてそれから選択させるように構成している。
【0037】
各項目の情報を入力後、実行釦41をクリックすると、新規追加情報がサーバ2に送られ(S12)、口座登録部12aはこの情報を確認して、口座登録データメモリ17aに記憶する。
【0038】
利用者が登録されてある口座を削除する場合は、口座登録画面34において削除釦39をクリックする。そして、削除したい口座の[NO.]をクリックすると、その口座の行が確認のために反転表示される。
【0039】
続いて、実行釦41をクリックすると、削除情報がサーバ2に送られ(S13)、口座登録部12aは口座登録データメモリ17aからこの情報を削除する。
【0040】
以上の操作後、終了釦42をクリックすればホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
【0041】
図10は、資金管理サービスのカレンダに関して利用者とサーバ2と取引者との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0042】
利用者がコンテンツ画面30上でカレンダ31bをクリックする(S15)と、カレンダ部12bが起動して図11に示すカレンダ画面45が表示される(S16)。
【0043】
カレンダ画面45に表示されるカレンダ46には、その月の日付と共に支払い予定項目と振込予定項目が記入されている。ここで支払い予定項目は、電気代、ガス代、ローンの支払いなど銀行口座から支払う予定の内容であり、振込予定項目は、給与、預金の利子など銀行口座に振込まれる予定の内容を表わしている。
【0044】
また、このカレンダ46では、単に項目を表示するだけではなく、その支払いを行うことにより口座の残高が所定額以下となると予想される場合、あるいは口座の残高が不足する場合には表示色を例えば赤に変更して利用者に注意を与えるようにしている。
【0045】
このカレンダ46に支払い予定計画を入力する場合は、計画入力欄47にある支払い予定釦47aをクリックする(S17)と、図12に示す支払予定入力画面50が表示される(S18)。
【0046】
支払予定入力表51には、既に入力済みの支払い予定の情報である項目名、銀行名、支店名、口座番号、金額、支払先及び識別番号等が表示されている。
【0047】
利用者が新しい支払い予定を入力する場合は、新規追加釦52をクリックする。すると、支払予定入力欄54に登録するための情報を入力することが可能となる。利用者は、[項目名]にはカレンダに表示する名称を記入し、[銀行名]、[支店名]、[口座番号]にはそれぞれ、支払に使用する銀行名、支店名、口座番号を記入する。
【0048】
ここで、入力する情報の内、[銀行名]と[支店名]については各項目に対応したプルダウンメニュー(図示していない)を表示させてそれから選択させるように構成している。
【0049】
支払金額が確定していなければ、金額入力欄55にある自動入力をチェックして選択し、項目[支払先]には確定した金額を問合せる連絡先を入力し、[識別番号]には支払先で利用者を識別するための番号を入力する。
【0050】
金額が確定していれば、金額入力欄55にある指定入力をチェックして選択し、支払年月日あるいは毎月の日、支払金額を入力する。
【0051】
各項目の情報を入力後、実行釦56をクリックすると、支払予定情報がサーバ2に送られ(S19)、カレンダ部12bはこの情報を確認して、カレンダデータメモリ17bに記憶する。
【0052】
カレンダ部12bは支払金額が自動入力になっている場合には、入力された支払先である取引者端末4に対して識別番号を送信して支払予定の年月日と金額を問い合わせる(S20)。
【0053】
取引者端末4では、識別番号に基づいて請求予定年月日と請求予定金額を調べてその情報をサーバ2に送信する(S21)。サーバ2のカレンダ部12bではこの送信された情報を該当する利用者のカレンダデータメモリ17bに記憶する。
【0054】
尚、本実施例では請求予定金額等を支払先に問合せているが、これとは逆に、請求金額等の情報が確定した時点で支払予定先から利用者のパスワードを付加してその情報をサーバ2に入力するようにすることも可能である。
【0055】
利用者が、カレンダ46の振込予定計画を入力する場合は、計画入力欄47にある振込予定釦47bをクリックする(S22)と、振込予定入力画面(図示していない)が表示される(S23)。
【0056】
この振込予定入力画面の構成は前記支払予定入力画面50の構成と比較して、[銀行名]等には金が振込まれる銀行口座などを記入する点と、[振込先]には振込先の連絡先を記入する点が異なっているだけであり、その手順も前述の支払予定入力手順と同様(S22〜S26)であるため、その手順の説明は省略する。
【0057】
以上の操作後、終了釦57クリックすればカレンダ画面45が表示され、更にその画面で終了釦48をクリックすればホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
【0058】
図13は、資金管理サービスの資金照会に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0059】
利用者がコンテンツ画面30上で資金照会31cをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S30)、資金照会部12cが起動して残高照会の処理を行う。
【0060】
資金照会部12cは口座登録データメモリ17aを検索して登録されている銀行情報を取出し、その各銀行に対して現在の残高照会を要求する(S32)。
【0061】
銀行から現在残高情報が入力されると(S32)、資金照会部12cはカレンダデータメモリ17bを検索して該当した銀行口座の支払、振込計画を取出して、該当した銀行口座の月末残高予想金額を計算する。そして、これらの情報はカレンダデータメモリ17bに記憶されると共に図14に示す資金照会画面60として利用者端末5に表示する(S33)。
【0062】
資金照会画面60には、利用者が予め登録した銀行口座単位に、現在残高と月末予想残高が記載された残高表示欄61が表示されている。この残高表示欄61では、単に項目を表示するだけではなく、現在あるいは月末において口座の残高が所定額以下あるいは口座の残高が不足する場合には表示色を例えば赤に変更して利用者に注意を与えるようにしている。
【0063】
次に利用者が各銀行口座の現在残高、月末残高予想についての詳細情報を知りたい場合は、該当した残高表示欄61上にマウスポインタを移動して右クリックを行うと図15に示すようにその銀行口座の詳細情報を表示するための選択欄63が表示される。
【0064】
利用者がこの選択欄6の[残高取引明細]をクリックすると(S35)、資金照会部12cは該当した銀行口座についての取引明細情報を送るようその銀行に対して要求する(S36)。
【0065】
銀行から取引明細情報が入力されると(S37)、資金照会部12cはこの情報をカレンダデータメモリ17bに記憶すると共に図16に示す取引明細照会画面65として利用者端末5に表示する(S38)。
【0066】
この取引明細照会画面65には、所定期間過去から現在までの取引内容が取引明細欄66に表示されている。例えばカードを利用した場合にはカードの使用内容も併せて表示される。この取引明細欄66の[差し引き残高]の最下欄に記載された数字が現在残高を表わしている。
【0067】
利用者が資金照会画面60で表示された選択欄6の[残高予想]をクリックすると(S40)、資金照会部12cはカレンダデータメモリ17bを検索して該当した銀行口座の支払、振込計画を取出して、その計画に従った取引予想を計算して詳細な残高予想表を作成する。そして、これらの情報はカレンダデータメモリ17bに記憶されると共に図17に示す残高予想画面68として利用者端末5に表示する(S41)。
【0068】
この残高予想画面68には、所定期間将来においての取引予定内容が予想取引明細欄69に表示されている。この予想取引明細欄69の[差し引き残高]の最下欄に記載された数字が月末予想残高を表わしている。また、今後の取引予想において残高が所定金額以下または不足する場合には、利用者の注意を喚起するために例えば赤色に色替えをして表示する。
【0069】
以上の操作後、[×]釦67をクリックすれば、資金照会画面60が表示され、その画面で終了釦62をクリックすればホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
【0070】
図18は、資金管理サービスの資金一覧照会に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0071】
利用者がコンテンツ画面30上で資金照会一覧31dをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S45)、資金一覧照会部11が起動して残高照会一覧の処理を行う。
【0072】
資金一覧照会部11は口座登録データメモリ17aを検索して登録されている銀行名等を取出し、該当した銀行口座についての取引明細情報を送るように各銀行に対して要求する(S46)。
【0073】
銀行から取引明細情報が入力されると(S47)、サーバ2はこの情報をカレンダデータメモリ17bに記憶すると共に、銀行情報メモリ17eを検索して必要な情報を取出し、これらの情報を編集して、図19に示す取引照会一覧画面70として利用者端末5に表示する(S69)。
【0074】
この取引照会一覧画面70には、所定期間過去から現在までの銀行口座毎の取引結果がその他の情報と共に一覧として取引一覧表示欄71に表わされている。この表示項目の内、[預金額]、[借入額]、[今月引き去り]、[残高]は銀行からの取引明細情報から抽出し、[預金利率]、[借入利率]は銀行情報メモリ17eから抽出して編集する。
【0075】
尚、図示していないが、前述の資金照会と同様に取引一覧表示欄71の銀行名の上にマウスポインタを移動して右クリックすることにより、取引明細照会画面65と残高予想画面68を表示することができる。
【0076】
以上の操作の後、終了釦72をクリックするとホームページ表示部10が起動されコンテンツ画面30が表示される。
【0077】
図20は、資金移動サービスの振替に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0078】
利用者がコンテンツ画面30上で振替32aをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S50)、振替部13aが起動し口座登録データメモリ17aを検索して登録されている銀行名等を取出し、その各銀行に対して現在の残高照会を要求する(S51)。
【0079】
銀行から現在残高情報が入力されると(S52)、振替部13aはカレンダデータメモリ17bを検索して該当した銀行口座の支払、振込計画を取出して、該当した銀行口座の月末予想残高を計算する。そして、これらの情報はカレンダデータメモリ17bに記憶されると共に図21に示す振替画面75として利用者端末5に表示する(S53)。
【0080】
振替画面75には、利用者が予め登録した銀行口座単位で現在残高と月末予想残高が記載された残高表示欄76が表示されている。この残高表示欄76では、単に項目を表示するだけではなく、現在あるいは月末において口座の残高が所定額以下あるいは口座の残高が不足する場合には表示色を例えば赤に変更して利用者に注意を与えるようにしている。
【0081】
この振替画面75において、例えばA銀行の口座からF銀行の口座に資金を振替る場合は、A銀行の残高表示欄76の上にマウスポインタを移動してマウスの左釦を押したままドラッグしてF銀行の残高表示欄76上に重ねてマウスの左釦を離す(以下ドラッグアンドドロップと称す)と振替情報がサーバ2に送られ(S54)、振替部13aが起動して図22に示す振替入力画面77が表示される(S55)。
【0082】
尚、振替の操作方法には、前述のドラッグアンドドロップによる指定方法の他に、振替元と振替先を個別にマウスでクリックして指定する方法も可能である。この方法では、先ず最初にA銀行の残高表示欄76の上にマウスポインタを移動してクリックすると、A銀行の残高表示欄76の色が変化して振替元が指定されたことが示される。続いて、F銀行の残高表示欄76上にマウスポインタを移動してクリックすると、
振替情報がサーバ2に送られ(S54)、振替部13aが起動して図22に示す振替入力画面77が表示される(S55)。
【0083】
この振替入力画面77では、振込元の口座情報と振込先の口座情報の内[月末残高予想]の代わりに[振替結果]が振替表示欄78に表示されている。利用者がこの画面の金額入力欄79に振替える金額を入力して確認釦80をクリックすると、前記振替表示欄中78の振替えた結果が[振替結果]に更新表示される。
【0084】
利用者がこの内容を確認して実行釦81をクリックすると、この振替え情報がサーバ2に送られる(S56)。振替部13aでは送られた情報を編集して、該当した銀行端末3に対して振替え依頼を送信する(S57)。
【0085】
銀行から振替えた旨の報告がなされると(S58)、振替部13aはその報告を利用者端末に転送して利用者に対して操作が行われた旨を通知する。
【0086】
以上の操作が終了後、終了釦をクリックすることでホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
【0087】
図23は、資金移動サービスの振込先口座登録に関して利用者端末5とサーバ2との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0088】
利用者がコンテンツ画面30において振込先口座登録32bをクリックすると、その情報がサーバ2に送られて(S61)、振込先口座登録部13bが起動して図24に示す振込先口座登録画面85が表示される(S62)。
【0089】
この画面に表示される振込先口座登録表86には、既に登録されてある口座の情報である、名義人名、銀行名、支店名、科目、口座番号及び目的が表示されている。
【0090】
利用者が新しい口座を追加する場合は、新規追加釦87をクリックする。すると、振込先口座登録入力欄89に口座の情報を入力することが可能となる。ここで、入力する口座の情報の内、[銀行名]と[支店名]と[科目]については各項目に対応したプルダウンメニュー(図示していない)を表示させてそれから選択させるように構成している。また、[目的]は振込画面93において表示される内容である。
【0091】
各項目の情報を入力後、実行釦90をクリックすると、新規追加情報がサーバ2に送られ(S63)、振込先口座登録部13bはこの情報を確認して、振込先口座登録データメモリ17cに記憶する。
【0092】
利用者が登録されてある口座を削除する場合は、削除釦88をクリックする。そして、削除したい口座の[NO.]をクリックすると、その口座の行が確認のために反転表示される。
【0093】
続いて、実行釦90をクリックすると、削除情報がサーバ2に送られ(S64)、振込先口座登録部13bは振込先口座登録データメモリ17cからこの情報を削除する。
【0094】
以上の操作後、終了釦91をクリックすればホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
【0095】
図25は、資金移動サービスの振込に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0096】
利用者がコンテンツ画面30上で振込32cをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S65)、振込部13cが起動して口座登録データメモリ17aを検索して登録されている銀行情報を取出し、その各銀行に対して現在の残高照会を要求する(S66)。
【0097】
銀行から現在残高情報が入力されると(S67)、振込部13cはカレンダデータメモリ17bを検索して該当した銀行口座の支払、振込計画を取出して月末予想残高を計算する。
【0098】
さらに、振込部13cは振込先口座登録データメモリ17cを検索して振込先の候補となる銀行口座の情報を取出し、これらの情報を図26に示す振込画面93として利用者端末5に表示する(S68)。
【0099】
振込画面93には、利用者が予め登録した銀行口座単位で現在残高と月末予想残高が記載された残高表示欄94と、利用者が予め登録した振込先銀行口座の情報が記載された振込先表示欄95が表示されている。この残高表示欄94では、単に項目を表示するだけではなく、現在あるいは月末において口座の残高が所定額以下あるいは口座の残高が不足する場合には表示色を例えば赤に変更して利用者に注意を与えるようにしている。
【0100】
この振込画面93において、例えばA銀行の口座からY銀行の口座に振込む場合は、A銀行の残高表示欄94をドラッグしてY銀行の振込先表示欄95上にドロップするとその振込情報がサーバ2に送られ(S69)、振込部13cが起動してその情報に基づいて、図27に示す振込入力画面96が表示される(S70)。
【0101】
尚、この振込操作は、最初にA銀行の残高表示欄94上でマウスをクリックすることで振込元を指定し、次にY銀行の振込先表示欄95上でマウスをクリックして振込先を指定することでも実施することができる。
【0102】
この振込入力画面96では、振込元の口座情報と振込先の口座情報が振込表示欄97に表示されている。利用者がこの画面の金額入力欄98に振込む金額を入力して確認釦99をクリックすると、前記振込表示欄97中の振込結果の残高が[振込結果]として更新表示される。
【0103】
利用者がこの内容を確認して実行釦100をクリックすると、この振込情報がサーバ2に送られる(S71)。振込部13cでは振込に必要な情報を編集して、該当した銀行端末3に対して振込依頼を送信する(S72)。
【0104】
銀行から振込んだ旨の報告がなされると(S73)、振込部13cはその報告を利用者端末5に転送して利用者に対して操作が行われた旨を通知する。
【0105】
以上の操作が終了後、終了釦をクリックすることでホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
【0106】
図28は、情報照会サービスの照会銀行登録に関して利用者端末5とサーバ2との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0107】
利用者がコンテンツ画面30上で照会銀行登録33aをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S77)、照会銀行登録部14aが起動して図29に示す照会銀行登録画面101を利用者端末5に表示させる(S78)。
【0108】
この画面に表示される照会銀行登録表102には、既に登録されてある銀行の名称が表示されている。
【0109】
利用者が新しい銀行名を追加する場合は、新規追加釦103をクリックする。すると、銀行名登録入力欄105に銀行名を入力することが可能となる。ここで入力する[銀行名]についてはプルダウンメニュー(図示していない)を表示させてそれから選択させるように構成している。
【0110】
銀行名を入力後、実行釦106をクリックすると、新規追加情報がサーバ2に送られ(S79)、照会銀行登録14aはこの情報を確認して、照会銀行データメモリ17dに記憶する。
【0111】
利用者が登録されてある銀行名を削除する場合は、削除釦104をクリックして、削除したい口座の[NO.]をクリックすると、その口座の行が確認のために反転表示される。
【0112】
続いて、実行釦106をクリックすると、削除情報がサーバ2に送られ(S80)、照会銀行登録14aは照会銀行データメモリ17dからこの情報を削除する。
【0113】
以上の操作後、終了釦107をクリックすればホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
【0114】
図30は、情報照会サービスの情報照会に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0115】
利用者がコンテンツ画面30上で情報照会33bをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S83)情報照会部14bが起動する。情報照会部14bは照会銀行データメモリ17dを検索して照会する銀行名を抽出し、次にその銀行名をキー項目として銀行情報メモリ17eを検索して該当する各銀行の情報を取出して編集し、図31に示す情報照会画面110を利用者端末5に表示する(S84)。
【0116】
情報照会画面110には、照会情報表111が表示され、この照会情報表111には、各銀行の利率などの金融情報が一覧として表わされている。
【0117】
ここで、この照会情報表111のいずれかの項目、例えば[定期預金利率]をクリックするとその項目毎に予め定められている順序で並び替えが行われる。この項目の場合は利率の高い順に並び替えられるため、有利な銀行を直ちに把握することができる。
【0118】
そして、この照会情報表111に表示される項目は利用者が任意に選択して編集することが可能である。
【0119】
尚、各銀行の情報を収集する動作は前記の情報照会がなされたタイミングで行うのではなく、サーバ2が別個に取り決めたタイミングで銀行情報収集部15が起動し各銀行に対して情報を問い合わせる(S85)。各銀行からの情報が入力されると(S86)、銀行情報収集部15はその情報を銀行情報メモリ17eに記憶して、他のサービスが任意の時点で参照できるようになっている。
【0120】
以上の操作の後、終了釦112をクリックするとホームページ表示部10が起動してコンテンツ画面30が表示される。
【0121】
図32は、口座開設サービスの口座開設に関して利用者端末5とサーバ2と銀行端末3との情報授受手順を示す概略のシーケンス図である。
【0122】
利用者がコンテンツ画面30上で口座開設34aをクリックすると、その選択情報をサーバ2が受取り(S88)、口座開設部16が起動し図33に示す口座開設画面115を表示する(S89)。
【0123】
利用者は、口座開設入力欄116に口座を開設するための情報である銀行名等と利用者の住所等を入力して実行釦117をクリックすると口座開設情報がサーバ2に送られる(S90)。
【0124】
口座開設部16は、口座開設を希望する銀行の銀行端末3に対して口座開設依頼を送り出す(S91)。銀行ではこの依頼に基づいて口座を開設し、その結果をサーバ2に送信して報告する(S92)。口座開設部16は送られてきた報告書を利用者端末に転送して口座開設が行われた旨を通知する(S93)。
【0125】
ここで、口座開設後において、例えば利用者がその銀行の窓口で自らが開設された口座の名義人であることを立証する必要が生ずる場合がある。従来においては、口座開設は銀行窓口で行うため通帳、カードなどを受領しそれに基づいて証明することができるが、インターネットバンキングにおいては受領する方法が問題となる。郵送などにより受領できれば良いが、銀行によってはそのような受け渡しを行わないケースが有り得るからである。
【0126】
このような場合には、サービス提供業者は利用者を特定するためのユニークな識別コードを設定することで上記問題を解決する。
【0127】
サーバ2の口座開設部16は上記設定された識別コードを銀行に送信する(S94)。銀行ではこの識別コードと口座開設に関する情報を包含したカード情報をサーバ2に返送する(S95)。口座開設部16は本インターネットバンキングのサービス提供業者に対して、返送されたカード情報を記載したカードを作成して利用者に郵送せしむるように指示を出す(S96)。
【0128】
以上のようにして、利用者はサービス提供業者から送られるカードを提示して銀行の窓口などにおいて名義人本人であることを主張して通帳などを受領することができる。
【0129】
尚、サービス提供業者で設定した識別コードと金融機関からのパスワードを用いて本人を特定する方式は銀行との取引に限定されるものではない。証券会社、保険会社、デパート等カードを媒体として使用する業界全てに適用することが可能である。
【0130】
また、インターネットでショッピングを行う際に使用するクレジットカードの番号の代わりに、この識別コードとパスワードを用いても取引できるようにすることで、金融機関等に出向くことなくインターネットを用いた取引を行うことも可能である。
【0131】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明は、インターネットを利用したサービス事業を実現するビジネスの分野、このサービス事業に用いられる情報記憶媒体を製造、使用する分野、この情報記憶媒体を記憶再生可能な装置の技術分野に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
この発明の一実施形態に係るインターネットバンキング支援装置が適用されるネットワークシステムの構成を示す説明図。
【図2】
サーバ2の概略構成を示すブロック図。
【図3】
インタネットバンキングに新しく加入する場合の利用端末とサーバとの情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図4】
インターネットバンキングのホームページを示す図。
【図5】
インタネットバンキングに新しく加入する場合に利用者が入力する申込画面を示す図。
【図6】
インターネットバンキングのパスワード連絡画面を示す図。
【図7】
インターネットバンキングのコンテンツ画面を示す図。
【図8】
資金管理サービスの口座登録に関して利用者端末とサーバとの情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図9】
インターネットバンキングの口座登録画面を示す図。
【図10】
資金管理サービスのカレンダに関して利用者端末とサーバと取引者端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図11】
インターネットバンキングのカレンダ画面を示す図。
【図12】
インターネットバンキングの支払入力予定画面を示す図。
【図13】
資金管理サービスの資金照会に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図14】
インターネットバンキングの資金照会画面を示す図。
【図15】
インターネットバンキングの資金照会画面を示す図。
【図16】
インターネットバンキングの取引明細照会画面を示す図。
【図17】
インターネットバンキングの残高予想画面を示す図。
【図18】
資金管理サービスの資金一覧照会に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図19】
インターネットバンキングの取引照会一覧画面を示す図。
【図20】
資金移動サービスの振替に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図21】
インターネットバンキングの振替画面を示す図。
【図22】
インターネットバンキングの振替入力画面を示す図。
【図23】
資金移動サービスの振込先口座登録に関して利用者端末とサーバとの情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図24】
インターネットバンキングの振替先口座登録画面を示す図。
【図25】
資金移動サービスの振込に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図26】
インターネットバンキングの振込画面を示す図。
【図27】
インターネットバンキングの振込入力画面を示す図。
【図28】
情報照会サービスの照会銀行登録に関して利用者端末とサーバとの情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図29】
インターネットバンキングの照会銀行登録画面を示す図。
【図30】
情報照会サービスの情報照会に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図31】
インターネットバンキングの情報照会画面を示す図。
【図32】
口座開設サービスの口座開設に関して利用者端末とサーバと銀行端末との情報授受手順を示す概略のシーケンス図。
【図33】
インターネットバンキングの口座開設画面を示す図。
【符号の説明】
1…インターネット
2…サービス提供サーバ
3…銀行端末
4…取引者端末
5…利用者端末
9…通信インターフェース
12…資金管理部
13…資金移動部
14…情報紹介部
15…銀行情報収集部
17…メモリ部
45…カレンダ画面
60…資金照会画面
75…振替画面
Claims (11)
- インターネットを介して、利用者の端末及び複数の銀行の端末に接続され、利用者の各銀行に対する預金の管理を支援するインターネットバンキング支援方法において、
利用者端末から指定された複数の銀行口座の現在預金残高を銀行端末に問合せる段階と、
各銀行端末から送信された前記銀行口座の現在預金残高を銀行口座毎に並べて利用者端末のディスプレイ画面に表示させる残高表示段階と、
利用者端末から指定された特定の銀行口座から支払われた支出金額とこの銀行口座に振込まれた収入金額と取引日付とを取引毎に記録した明細情報を銀行端末に問合せる明細問合せ段階と、
銀行端末から送信された、前記銀行口座の前記明細情報を利用者端末のディスプレイ画面に表示させる明細書表示段階と
を備えたことを特徴とするインターネットバンキング支援方法。 - インターネットを介して、利用者の端末及び複数の銀行の端末に接続され、利用者の各銀行に対する預金の管理を支援するインターネットバンキング支援方法において、
利用者端末から取引を行う複数の銀行口座を指定する情報とこの複数の銀行口座毎の支出予定と収入予定に関する情報を受け入れる予定入力段階と、
利用者端末から指定された複数の銀行口座の現在預金残高を銀行端末に問合せる段階と、
各銀行端末から送信された前記銀行口座の現在預金残高と前記支出予定と収入予定に基づいて計算により求めた所定期間経過後の預金予想残高を銀行口座毎に並べて利用者端末のディスプレイ画面に表示させる残高表示段階と、
利用者端末から指定された特定の銀行口座から支払われる予定の支出金額とこの銀行口座に振込まれる予定の収入金額と取引予定の日付とを予定取引毎に記録した予定明細情報を利用者端末のディスプレイ画面に表示させる予定明細書表示段階と
を備えたことを特徴とするインターネットバンキング支援方法。 - 前記予定入力段階は、
支払われる予定の支出金額と支払予定日付に関する情報は支払予定先の端末からインターネットを介して入力される支払予定入力段階と、前記振込まれる予定の収入金額と振込予定日付に関する情報は振込予定先の端末からインターネットを介して入力される振込予定入力段階とを備えたものであることを特徴とする請求項2記載のインターネットバンキング支援方法。 - 前記残高表示段階は、
前記現在預金残高と前記預金予想残高が所定の額よりも少ない又は不足している場合には利用者端末のディスプレイ画面に注意を喚起する表示を行わせる注意喚起段階を備えたことを特徴とする請求項1または2記載のインターネットバンキング支援方法。 - インターネットを介して、利用者の端末及び複数の銀行の端末に接続され、利用者の各銀行に対する預金の管理を支援するインターネットバンキング支援方法において、
利用者端末から指定された複数の銀行口座の現在預金残高を銀行端末に問合せる段階と、
各銀行端末から送信された前記銀行口座の現在預金残高を銀行口座毎に並べて利用者端末のディスプレイ画面に表示させる残高表示段階と、
前記表示された銀行口座の内から第1の銀行口座と第2の銀行口座を指定した情報を利用者端末から受取る口座指定段階と、
前記第1の銀行口座から第2の銀行口座に振込む金額の情報を利用者端末から受取る金額指定段階と、
前記第1の銀行口座を持つ銀行の端末に対して第2の銀行口座に前記指定した金額を振込むように指示する振込指示段階と
を備えたことを特徴とするインターネットバンキング支援方法。 - インターネットを介して、利用者の端末及び複数の銀行の端末に接続され、利用者の各銀行に対する預金の管理を支援するインターネットバンキング支援方法において、
利用者端末から取引を行う複数の銀行口座を指定する情報とこの複数の銀行口座毎の支出予定と収入予定に関する情報を受け入れる予定入力段階と、
利用者端末から指定された複数の銀行口座の現在預金残高を銀行端末に問合せる段階と、
各銀行端末から送信された前記銀行口座の現在預金残高と前記支出予定と収入予定に基づいて計算により求めた所定期間経過後の預金予想残高を銀行口座毎に並べて利用者端末のディスプレイ画面に表示させる残高表示段階と、
前記表示された銀行口座の内から第1の銀行口座と第2の銀行口座を指定した情報を利用者端末から受取る口座指定段階と、
前記第1の銀行口座から第2の銀行口座に振込む金額の情報を利用者端末から受取る金額指定段階と、
前記第1の銀行口座を持つ銀行の端末に対して第2の銀行口座に前記利用者が指定した金額を振込むように指示する振込指示段階と
を備えたことを特徴とするインターネットバンキング支援方法。 - 前記口座指定段階は、
利用者端末に表示された銀行口座のディスプレイ画面上で第1の銀行口座のイメージを第2の銀行口座のイメージ上にマウスを用いて利用者にドラッグさせることで第1の銀行口座と第2の銀行口座とを指定するドラッグ指定段階を備えたことを特徴とする請求項5または6記載のインターネットバンキング支援方法。 - 前記予定入力段階は、
支払われる予定の支出金額と支払予定日付に関する情報は支払予定先の端末からインターネットを介して入力される支払入力段階と、前記振込まれる予定の収入金額と振込予定日付に関する情報は振込予定先の端末からインターネットを介して入力される振込入力段階とを備えたものであることを特徴とする請求項6記載のインターネットバンキング支援方法。 - 前記残高表示段階は、
前記現在預金残高と前記預金予想残高が所定の額よりも少ない又は不足している場合には利用者端末のディスプレイ画面に注意を喚起する表示を行わせる注意喚起段階を備えたことを特徴とする請求項6記載のインターネットバンキング支援方法。 - インターネットを介して、利用者の端末及び複数の銀行の端末に接続され、利用者の各銀行に対する預金の管理を支援するインターネットバンキング支援方法において、
利用者端末から指定された複数の銀行における預金利率を含む銀行情報項目を銀行毎に並べて利用者端末のディスプレイ画面に表示する情報表示段階と、
利用者端末から指定された前記銀行情報項目の内から特定された銀行情報項目を受取る段階と、
この銀行情報項目毎に予め定められた順序に従って銀行毎の表示順を変えて利用者端末のディスプレイ画面に表示する表示順変更手段と
を備えたことを特徴とするインターネットバンキング支援方法。 - インターネットを介して、利用者の端末及び複数の銀行の端末に接続され、利用者の各銀行に対する預金の管理を支援するインターネットバンキング支援方法において、
銀行口座を開設するための第1の情報をインターネットを介して利用者端末から受け入れる利用者情報受入段階と、
前記受け入れた第1の情報に前記利用者を識別する利用者識別コードを付加した第2の情報をインターネットを介して銀行に送り出す送出段階と、
銀行口座を開設するための第3の情報をインターネットを介して前記銀行から受け入れる銀行情報受入段階と、
前記受け入れた第3の情報を記載したカードを作成して利用者に送付させる指示を出力する指示段階と
を備えたことを特徴とするインターネットバンキング支援方法。
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