JP2000011066A - 口座間資金移動制御方法 - Google Patents

口座間資金移動制御方法

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JP2000011066A
JP2000011066A JP17557898A JP17557898A JP2000011066A JP 2000011066 A JP2000011066 A JP 2000011066A JP 17557898 A JP17557898 A JP 17557898A JP 17557898 A JP17557898 A JP 17557898A JP 2000011066 A JP2000011066 A JP 2000011066A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】口座間資金移動の場面(但し、決済のための資
金移動を除く)において、振込元人と振込先人の調整に
基づき、必要な金額を必要なタイミングで振込む仕組み
を提供することにある。 【解決手段】本発明は、取引処理システムに対して、振
込先人より自動取引装置を介して資金使途や金額、メッ
セージ等を入力する資金移動要求手段と、振込元人より
振込先人の設定した資金使途や金額、メッセージ等をチ
ェックし、資金繰りの配慮等を加えて、実際の振込金額
を設定する資金移動設定手段とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振込元人と振込先
人との間での資金ニーズ(使途及び金額)に応じて、振
込先口座に対する資金移動を必要最低限に保つととも
に、資金使途のない残金を極力一つの口座に集中させる
ことによって、顧客の口座管理を最適化し、有利な資金
運用を実現するための、口座間の資金移動制御方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】口座間での振込振替に関する制御方法と
しては、振込元人ではなく振込先人からの端末操作によ
って逆振込を行うために、振込元人の利益安全や暗証番
号等の秘密の安全を守るための方法が、特開平7−12
1638号公報に記載されている。また、口座の利用予
定情報に基づき、利用者の口座状況を予測・通知するこ
とによって、自動引き落とし時の残高不足をあらかじめ
防止するための制御方法が特開平6−259644号公
報に記載されている。そのほか、顧客が自分の口座の残
高を一定に確保できるように支払限度額を決定する制御
方法については、特開平7−306901号公報に記載
されている。
【0003】従来、単一口座における残高管理に関する
技術が目立ち、複数口座間の連携によって残高管理を最
適化するものとはなっていない。また、最初の逆振込を
実現するための発明例の場合、振込先人側の端末操作に
よって処理を実現するために、振込元人が振替を承諾し
ていることを確認するためのセキュリティー情報の入力
が必要となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、口座
間資金移動の場面(但し、決済のための資金移動を除
く)において、振込元人が一方向的に振込金額を決定す
るのではなく、振込先人の資金使途や要求金額等を確認
した上で、振込元口座の余裕資金等を勘案し、許容され
る範囲内での必要最低限の資金移動金額を決定しようと
するものである。
【0005】また、月末等のある一定サイクルにおい
て、振込先口座に資金使途のはっきりしない余剰資金が
滞留している場合、上記と同様に振込先人の確認を得た
上で、振込先口座から振込元口座に対して、逆方向の資
金移動金額を確定しようとするものである。そのほか、
振込先人に対する口座振替の請求があった場合、その請
求情報を振込元人に対して通知し、必要となる振込金額
の確定をしようとするものである。
【0006】本発明においては、上記の従来の技術に挙
げた例のようなセキュリティー管理のための仕掛けを必
要とするものではなく、振込先人と振込元人との間にお
けるネゴシエーションを効率的に実現するための仕掛け
を提供することを目指したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
実現するために、取引処理システムに対して、振込先人
より自動取引装置を介して資金使途や金額、メッセージ
等を入力する資金移動要求手段と、振込元人より振込先
人の設定した資金使途や金額、メッセージ等をチェック
し、資金繰りの配慮等を加えて、実際の振込金額を設定
する資金移動設定手段とを備えたものである。この資金
移動設定手段では、振込先人からの直接的な資金移動要
求のほか、振込先人に対する口座振替請求に関する情報
通知も受け、事前の資金補充や事後の資金補充や個人間
清算のために、振込用のデータ作成機能を提供するもの
である。
【0008】また振込先人の口座に資金使途のない資金
が滞留している場合、振込元人の口座に対して、通常振
込先となっている側から、通常振込元人となっている側
に対する、逆方向での資金移動(返戻)データ作成機能
を持つ資金移動要求手段と、その要求内容を確認し、必
要に応じて資金移動内容に変更を加える資金移動設定手
段を備える。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に示す通り、本発明において
は、利用者(資金移動取引の当事者)が取引を入力し処
理結果を受け取るための入出力装置101と、利用者か
らの要求に対して処理を行うホストコンピュータ102
と、それぞれの間におけるメッセージ交換を制御する通
信制御装置103から構成される。ホストコンピュータ
102の中では、データベースとして口座振替予定デー
タファイル104、振込先人(資金移動を要求する側の
口座保有者)の口座情報を保有する振込先口座ファイル
105、振込元人(資金移動をする側の口座保有者)の
口座情報を保有する振込元口座ファイル106、振込元
人から振込先人への実際の資金移動データを保有する資
金移動データファイル107が管理される。
【0010】また、ホストコンピュータ内での処理を行
うものとして、資金移動設定処理等のバッチ処理を起動
するためのバッチ起動制御108、振込先人が、入出力
装置101を介して入力した資金移動要求処理を行う資
金移動要求処理部109、振込元人が入出力装置101
を介して入力した資金移動設定処理を行う資金移動設定
処理部110、振込元人が資金移動設定処理部110を
介して設定した資金移動データに基づき、実際の資金移
動取引を行う資金移動処理部111が含まれる。
【0011】振込先口座ファイル105と振込元口座フ
ァイル106では、それぞれ振込先口座レコード201
と振込元口座レコード202が管理されている。振込先
口座レコード201は、口座振替の際の振替金額や日付
等(複数)を記録する口座振替予定情報記録部203、
資金不足等に備えて振込を依頼する先の口座情報を記録
する振込元口座情報記録部204、振込元に対する要求
金額や資金使途等を記録する資金移動要求情報記録部2
05、資金移動要求等に対する振込元人からの回答等の
伝達事項を記録する振込元口座からのメッセージ記録部
206、及び当該口座残高を記録する残高情報記録部2
07から構成される。
【0012】また、振込元口座レコード202は、口座
振替の際に振替金額や日付等を管理する対象とする口座
情報(複数)を記録する口座振替管理先口座情報記録部
208、資金不足等に備えて振込を行う先の口座情報を
記録する振込先口座情報記録部209、振込先からの要
求金額や資金使途等を記録する資金移動要求情報記録部
210、資金移動要求等に関する振込先人からの伝達事
項を記録する振込先口座からのメッセージ記録部21
1、振込先に対する資金移動許容限度額をあらかじめ初
期設定値として記録しておく資金移動初期設定情報記録
部212、及び当該口座残高を記録する残高情報記録部
213から構成される。
【0013】次に、本発明の第1の実施例の動作につい
て、図1〜図10を用いて説明する。
【0014】振込先人(振込元人に対して資金移動を要
求する側)より、入出力装置101及び通信制御装置1
03を介して、ホストコンピュータ102に対して、資
金移動取引の依頼を行う。入出力装置は、金融機関にお
ける自動取引装置(自動機)と同等のものと考えられる
ため、図及び以下の説明中においては、便宜上自動機と
略記することとする。振込先人は、自動機取引開始後の
最初の選択メニュー、又は他のメニューによる照会や引
き落とし取引後の選択メニューにおいて、「資金移動要
求」メニューを選択することによって、資金移動要求処
理部109を起動する(ステップ301〜303)。資
金移動要求処理部109では、振込先口座ファイル10
5内の振込先口座レコード201における振込元口座情
報記録部204に記録された資金移動要求をする相手先
の口座名義人、口座番号等を検索し自動機上に出力す
る。振込先人は、出力された情報内容を確認するともに
暗証番号を入力する(ステップ304)。
【0015】資金移動要求処理部109では、振込元口
座情報記録部204をもとに暗証番号のチェックによっ
て、振込先人の本人確認を行う(ステップ305)。チ
ェックエラーとなった場合、あらためてステップ304
に戻るものとする。本人確認後、振込先人口座の残高情
報記録部207から現在残高情報を表示するとともに、
振込元人に対する資金移動要求情報(要求金額、資金使
途)を画面上のメニューに従いながら設定し確認を行う
(ステップ306)。確認ができた後で、振込元人に対
する伝達事項を振込元口座からのメッセージ記録部20
6に登録するとともに、振込元口座ファイル106の管
理する振込元口座レコード202の振込先口座からのメ
ッセージ記録部211に登録する(ステップ307)。
この後は、開始時と同様に、他のメニューによる照会や
引き落とし取引に移ることも、自動機取引終了へ移るこ
とも可能とする(ステップ308〜309)。
【0016】次に、振込元人(振込先人より資金移動を
要求される側)の処理フローを以下に記述する。自動機
取引開始後の最初の選択メニュー、又は他のメニューに
よる照会や引き落とし取引後の選択メニューにおいて、
「資金移動設定」メニューを選択することによって、資
金移動設定処理部110を起動するところは、前述の資
金移動要求処理とほぼ同様である(ステップ401〜4
03)。資金移動設定処理部110では、振込元口座フ
ァイル106の管理する振込元口座レコード202に登
録された内容すなわち振込先人の登録した振込元人に対
する資金移動要求情報(要求金額、資金使途)記録部2
10の内容、振込先人からのメッセージ記録部211の
内容を画面上に表示する(ステップ404)。
【0017】このステップ404においては、複数の振
込先人から資金移動要求があった場合、その全ての要求
分繰り返し処理される。振込元人は、この表示内容、複
数の資金移動依頼の合計値等を確認した上で、現在の自
口座の残高情報を残高情報記録部213より検索し画面
上に表示する(ステップ405)。資金移動依頼と自口
座の残高の状況を勘案し、更にそれぞれの依頼内容の資
金使途をチェックし、必要性の高いものから、資金移動
要否を判断していき、実際の資金振込金額等を設定して
いく(ステップ406)。この後、資金移動要求を出し
てきた振込先人に対する通知メッセージを入力し、振込
先口座レコード201内の、振込元口座からのメッセー
ジ記録部206に登録して、「資金移動設定」処理を終
了する(ステップ407)。この後は、開始時と同様
に、他のメニューによる照会や引き落とし取引に移るこ
とも、自動機取引終了へ移ることも可能とする(ステッ
プ408〜409)。
【0018】更に、バッチ起動制御部108より、口座
振替予定データファイル104をもとにして、口座引落
し予定となっている口座から、関連を持たせる別の口座
に対して、引き落とし予定となっている旨を通知し、引
落し前、引落しNG後、引落し終了後のいずれかのタイ
ミングで、通知された口座側から、通知した口座に対し
資金移動を可能とする処理の流れについて記述する。こ
れは、口座振替予定となっている口座と、口座振替予定
となっている口座に対し資金移動を行う口座の関係を、
前述した振替先口座と振替元口座の関係に置き換えるこ
とによって、口座振替のための資金の補填や、口座振替
後の個人間での清算を可能とするものである。
【0019】まず、バッチ起動制御部108によって、
資金移動要求処理部109が起動される(ステップ50
1)。資金移動要求処理部109では、口座振替予定デ
ータファイル104から、引落し予定となっている口座
番号、引落し日付、引落し金額を検索し、当該口座の、
口座振替予定情報記録部203にそれらの情報を設定す
る(ステップ502〜503)。
【0020】口座振替予定となっている利用者は、自動
機で「資金移動要求処理メニュー」を選択し、資金移動
要求処理部109を起動し、バッチ処理にて登録された
口座振替予定情報記録部203から、振替予定になって
いるものを取得・表示し(ステップ505)、また振込
元(資金移動要求先)口座情報記録部204から、口座
振替に関連した資金移動を要求(通知)可能な口座情報
を取得・表示する(ステップ506)。
【0021】その中から利用者は、通知の要否を確認す
るとともに、通知が必要な場合には、自動機画面上で通
知先口座の確認を行い、複数口座が表示されていた場
合、どの口座に対して通知するかの指定や、登録されて
いない口座に対する通知が必要な場合には、通知したい
口座番号の設定等を行う(ステップ507)。通知先口
座が確定した時点で、口座アクセスのための暗証番号入
力を行い、チェックOKとなった場合、次のステップに
進むものとする(ステップ508〜509)。次に、実
際に要求する資金移動金額等のほか、通知メッセージを
設定して、「資金移動要求処理(口座振替関連分)」を
終了する(ステップ510〜511)。
【0022】振込先人による「資金移動要求処理」の設
定画面を、図6及び図7に示す。振込元人として、資金
移動を要求する相手先を複数とすることも可能とするた
め、振込元人は複数表示可能とする。これらの振込元人
には、振込先人口座レコード201の振込元口座情報記
録部204にあらかじめ登録されたものが自動的に設定
される。また、資金移動要求したい先が登録されていな
い場合に備え、振込元人情報の入力エリア601も設け
る。振込先人は、いずれに対して資金移動を要求するか
を選択キー602の押下によって選ぶ。その後は、暗証
番号入力による取引可否チェックを経て、図7の資金移
動要求設定画面にて、資金使途、優先度、振込要求金額
のほか、振込元人に対する通知メッセージを入力する
(701及び702)。
【0023】振込先人の資金移動要求に対して、振込元
人が「資金移動設定処理」を行う際の設定画面を、図8
及び図9に示す。図8は、資金移動状況を一覧した上
で、個々の振込設定をする際の画面である。振込先人を
複数とすることも可能とするため、振込先人は複数表示
可能とする。これらの振込先人には、実際に資金移動要
求のあったものについてのみ表示される。これは、振込
元人口座レコード202の資金移動要求情報記録部21
0にあらかじめ登録されたものが自動的に設定される。
振込元人は、いずれに対して資金移動を設定するかを選
択キー801の押下によって選ぶ。
【0024】次に、図9の資金移動設定画面にて、振込
金額の設定処理に移る。画面中の資金使途、優先度及び
振込要求金額については、先述の資金移動要求情報記録
部210内に、振込先人によって登録されたものが自動
的に表示される。振込元人は、この内容を確認した上
で、振込設定金額エリア901に金額を入力するととも
に、通知メッセージエリア902に、振込先人に対する
伝達事項を自由形式で設定する。図10に、振込元人に
よる振込金額の設定支援の画面を示す。本画面には、資
金移動要求のあったものの内容一覧1001を表示する
ほか、振込元人が資金使途や優先度等の条件を指定する
エリア1002を設け、当該条件での要求合計金額を所
定エリア1003に表示することにより、最終的な振込
金額の設定を支援する機能を提供する。
【0025】次に、第2実施例について記述する。上記
第1実施例においては、振込先人から振込元人への資金
移動要求と、振込元人による要求内容の確認と振込金額
の設定処理を行う部分についての説明を行ったが、第2
実施例においては、その反対の流れ、すなわち月末等の
タイミングにおいて、振込元人から振込先人に対して逆
方向の資金移動要求と、それに対する振込先人側の内容
確認と資金移動金額確定の流れを説明する。
【0026】以下、振込先人から振込元人に対する逆方
向の資金移動を、便宜上「返戻処理」と呼び、振込元人
の振込先人に対する資金移動要求を「返戻要求」、振込先
人の振込元人に対する資金移動金額確定を「返戻設定」
とする。「返戻要求」は、振込元人が図3の流れに沿っ
て、資金移動要求を振込先人に対して送るものである。
ステップ306の部分の処理は第1実施例と異なり、複
数の振込先人に対して、資金の返戻を要求する条件を設
定する。図11に返戻要求設定画面を示す。
【0027】振込元人は、画面上の1101〜1103
のエリアに、「いつの時点において」「残高がどういう
条件」の際に「残金がどれだけになるような資金移動を
要求するか」を設定する。「返戻設定」では、同様に図
4の流れとほぼ同様の処理を行うがステップ406にお
いて、返戻要求に応じるかどうかの設定、応じる場合に
は、残金が幾らになるような資金移動を行うかを設定す
る。図12に、返戻設定画面を示す。振込元人は、画面
上の1201に返戻要求に応じるかどうかの設定をし、
1202のエリアに、「いつの時点において」「残金が
どれだけになるような資金移動をするか」を設定する。
【0028】上記の第1実施例及び第2実施例におい
て、資金移動要求と資金移動設定までについて説明した
が、資金移動要求までおこなったまま、次の資金移動設
定のための操作が振込元人又は振込先人によって行われ
ない場合への対応について記述する。対応方法の第1と
しては、振込先人からの資金移動要求に対する応答が遅
れる場合や個別に資金移動金額を決定する必要性を持た
ない場合(固定的な金額にしておき、変更の必要が生じ
た場合のみ個別に金額を設定したい場合等)に備え、振
込元口座レコード202の資金移動初期設定情報記録部
212に、あらかじめ個々の振込先口座に対する資金移
動許容限度額を登録しておくことによって、振込元人の
確認を省略して、資金移動データを作成することを可能
とする。
【0029】次に、対応方法の第2として、バッチ起動
制御部108によって起動される資金移動要求処理部1
09によって、定期的に振込先口座ファイル105及び
振込元口座ファイル106をチェックし、相手先からの
資金移動要求情報記録部205(振込元人からの要求)
及び210(振込先人からの要求)に、それぞれ要求に
対する応答済/未済のステータスを保有し、未済の場
合、資金移動要求に対する応答要求のメッセージを作成
し、相手先からの取引がある度に当該メッセージを出力
して応答を促すほか、メールを自動的に作成して郵送す
ることを可能とする。
【0030】
【発明の効果】本発明の実施により、振込元人と振込先
人との間において、基本的には振込先人側の資金需要に
対応した資金移動を円滑なものとすることができるとと
もに、振込元人の側で必要性の乏しいと判断した資金移
動については、事前にストップをかけることが可能とな
る。複数口座間での資金移動を、生活の必要性に応じて
きめ細かく実現することで、様々な口座に中途半端な資
金が滞留し、各口座において抑制のない無駄遣いをした
り、結果的に不利な資金運用をしたりするのを避けるこ
とが、本発明の直接的な効果と考えられる。また、本発
明の仕組みを提供することにより、口座に対する考え方
が変化し、一つの口座にあらゆる機能を集中するのでは
なく、複数の口座にそれぞれの意味や目的を持たせた活
用法等の可能性が高まるものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における資金移動要求・設定方
法の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1のホストコンピュータ内において、記憶さ
れるレコード情報の概要を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例における資金移動要求を行う際
の、操作の流れを示すフロー図である。
【図4】本発明の実施例における資金移動設定を行う際
の、操作の流れを示すフロー図である。
【図5】本発明の実施例において、口座振替予定情報を
もとにした資金移動要求を行う際の、操作の流れを示す
フロー図である。
【図6】本発明の実施例における資金移動要求を行う際
に、振込元人を選択する画面の一例を示す図である。
【図7】本発明の実施例における資金移動要求を行う際
に、振込元人に対する要求内容の詳細を設定する画面の
一例を示す図である。
【図8】本発明の実施例における資金移動設定を行う際
に、資金移動要求を確認する画面の一例を示す図であ
る。
【図9】本発明の実施例における資金移動設定を行う際
に、資金移動内容の詳細を設定する画面の一例を示す図
である。
【図10】本発明の実施例における資金移動設定を行う際
に、資金移動要求内容をもとに、実際の移動金額を判断
するために参考とする情報を表示する画面の一例を示す
図である。
【図11】本発明の実施例において、振込元人から振込先
人に対して余剰金を返戻する要求する際の、画面の一例
を示す図である。
【図12】本発明の実施例において、上記図11の要求に対
する返戻内容を設定する画面の一例を示す図である。
【符号の説明】 101…入出力装置、 102…ホストコン
ピュータ、103…通信制御装置、 104…
口座振替予定データファイル、105…振込先口座ファ
イル、 106…振込元口座ファイル、107…資金
移動データファイル、108…バッチ起動制御部、10
9…資金移動要求処理部、 110…資金移動設定処
理部、111…資金移動処理部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】口座間での資金移動取引において、振込先
    人の指定する資金使途及び要求金額に対応して、振込元
    人にて実際の振込金額を確定する「資金移動要求・設定
    手段」を設けたことを特徴とする口座間資金移動制御方
    法。
  2. 【請求項2】振込先人の保有する口座に対して、口座振
    替による資金引落し予定があった場合、その口座振替に
    関連して、振込先人から振込元人に対して資金移動要求
    を行い、口座引落しの前又は後の時点で、振込元人にて
    実際の振込金額を設定する「資金移動要求・設定手段」
    を設けたことを特徴とする口座間資金移動制御方法。
  3. 【請求項3】口座間での資金移動取引において、複数の
    振込先人からの資金移動要求に対して、資金使途別に請
    求金額を集計する等によって、振込元人からの資金移動
    金額の確定を支援するための機能を持つことを特徴とす
    る口座間資金移動制御方法。
  4. 【請求項4】口座間での資金移動取引において、月末等
    の定期的なサイクルで、通常振込先となっている口座か
    ら資金使途のない資金を、通常振込元となっている口座
    に対して、逆方向での資金移動をするための機能を持つ
    「資金移動要求・設定手段」を設けたことを特徴とする
    口座間資金移動制御方法。
  5. 【請求項5】上記請求項4において、通常振込先となっ
    ている口座の側から、通常振込元となっている口座に対
    する資金移動を制限し、ある場合には移動金額を減額
    し、ある場合には資金移動自体を停止することを特徴と
    する口座間資金移動制御方法。
  6. 【請求項6】上記請求項1ないし5のいずれか1項記載
    において、振込先人の指定に対して振込元人からの振込
    処理が一定期間なされなかった場合、あらかじめ振込元
    人の設定した最大資金移動金額等の条件に基づき、振込
    元人から振込先人への振込データを作成することを特徴
    とする口座間資金移動制御方法。
  7. 【請求項7】上記請求項1ないし5のいずれか1項記載
    において、振込先人の指定に対して振込元人からの振込
    処理が一定期間なされなかった場合、あらかじめ振込元
    人の設定した方法に沿って、振込元人の処理を促すため
    の通知機能を持つことを特徴とする口座間資金移動制御
    方法。
  8. 【請求項8】上記請求項1ないし5のいずれか1項記載
    において、振込先人と振込元人間の資金移動に関する情
    報を、自動取引装置に対して入力する際に、当事者間で
    の通知メッセージを合わせて登録しておくことにより、
    相手方に対してより具体的な情報を通知することを特徴
    とする口座間資金移動制御方法。
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Cited By (6)

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