JP2005352733A - 電子財布装置及び電子財布プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子財布内の各プロファイルの電子マネーを、各プロファイルの優先順位に基づいて、各プロファイル間で自動的に移行させることで、電子財布内の電子マネーを弾力的に運用可能とする。
【解決手段】 ユーザは、電子財布11に所望のプロファイル(チャージ対象)を設定すると共に、各プロファイル毎に自動チャージ日時、優先順位、金融機関、チャージ上限額及び振り分け率等を設定する。電子マネー情報制御部15は、設定された自動チャージ日時となった際に、指定された金融機関にアクセスし、優先順位に従って自動的に各プロファイルに対して電子マネーをチャージする。また、優先順位の高いプロファイルの残高が不足している場合、優先順位の低いプロファイルに対して設定された振り分け率に対応する額の電子マネーを、該優先順位の高いプロファイルに移行して残高を自動的に充足する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば携帯電話機,PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System),PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)等の携帯端末装置に適用して好適な電子財布装置及び電子財布プログラムに関する。
今日において、電子マネー情報が記憶(チャージ)された非接触型のICカードにより、言わばキャッシュレスで支払いを済ませることが可能な電子マネーシステムが知られている。このICカードに対しては、店舗や券売機等に設置されているチャージ専用の端末装置を使用するか、或いはユーザがオンラインでシステム主催者側にアクセスしてチャージの要求を行うことで、電子マネーのチャージを行うのが一般的である。
すなわち、ICカードに対する電子マネーのチャージは、ユーザが意図的に行うもので、自動的にチャージが行われるものではない。このため、ユーザは、ICカードに記憶されている電子マネーの残高を、常に意識しながら使用する必要があり、使い勝手の悪いものであった。
このため、特開2001−236529号の公開特許公報(特許文献1)には、自動的にSFバリュー(ストアドフェアバリュー)の積み増しを行うカード情報処理方法が提案されている。
このカード情報処理方法では、電子マネーがチャージされたICカードに対して、電子マネーの自動チャージの是非を予め設定しておき、駅の自動改札機を通過する際に、電子マネーの残高が規定額以下であり、かつ、自動チャージを許可する設定となっていた場合に、該自動改札機に設けられているリーダ/ライタを介して、そのICカードに電子マネーの積み増しを行う。
これにより、チャージ専用の端末装置等を使用することなく、駅の自動改札を通過するだけで、ICカードに対して自動的に電子マネーがチャージされるため、ユーザは、電子マネーの残高を気にすることなくICカードの使用を可能とすることができる。
特開2001−236529号公報(第3頁〜第4頁:図2、図7)
ここで、電子マネーは、例えば公共料金や税金の支払いに用いられ、或いはコンビニエンスストアやデパートメントストアでの支払いに用いられ、さらには電車やバスの乗車券や定期券の購入に用いられる等のように、店舗や用途を選ぶことなく使用可能となりつつある。これは、電子マネーが記憶されたICカードが、そのユーザの財布代わりとなり、その用途(使用対象)も多岐にわたることを意味している。
しかし、一定額以上の残高が必要となる使用対象、残高が足りなくても後のチャージにより対応可能な使用対象等のように、各使用対象毎に重要度や必要残高の額も異なる。そして、このように電子マネーの使用対象が多岐にわたると、例えば公共料金の支払い用の残高、電車の定期券の購入用の残高等のように、各使用対象毎に残高を分けて管理する必要を生ずると共に、重要度の高い使用対象に対する残高が不足した場合には、重要度の低い使用対象の残高からこの不足分を補って支払いを済ませる等のように、ICカードに記憶されている全体の残高を、必要に応じて弾力的に運用する必要も生ずる。
本発明は、各使用対象に対して設定された優先度等に基づいて、自動的に電子マネーのチャージを行うことができ、また、優先度の低い使用対象の残高を、優先度の高い使用対象の残高に移行させることで、電子マネーの全体の残高を必要に応じて弾力的に運用可能とする電子財布装置及び電子財布プログラムの提供を目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するための手段として、少なくとも、電子マネーの現在の残高を示す残高情報と、電子マネーのチャージを行う条件を示すチャージ条件情報と、電子マネーのチャージを行う優先順位を示す優先順位情報と、電子マネーのチャージ元となるサーバ装置を示すチャージ元情報とが、電子マネーのチャージ対象である各プロファイル毎に記憶された記憶手段と、上記電子マネーのチャージ元となるサーバ装置との間で通信を行う通信手段とを有する。
また、これら各手段に加え、上記優先順位情報に基づいて各プロファイルの優先順位を検出し、この検出した優先順位が高いプロファイルの順に、上記チャージ条件情報で示されるタイミングで、上記チャージ元情報で示されるサーバ装置との間で通信回線を確立し、所定の金額の電子マネーをダウンロードするように上記通信手段を制御すると共に、このダウンロードした電子マネーの金額を、対応するプロファイルの上記残高情報で示される残高に加算し、この加算した金額を、該対応するプロファイルの残高情報として上記記憶手段に書き込み制御する制御手段を有する。
また、本発明は、上述の課題を解決するための手段として、少なくとも、電子マネーの現在の残高を示す残高情報と、電子マネーの移行条件を示す移行条件情報とが、電子マネーのチャージ対象である各プロファイル毎に記憶された記憶手段と、所定のタイミングで、上記各プロファイルの移行条件情報に基づいて、一方のプロファイルの電子マネーの残高の一部の金額或いは全部の金額を減算した金額に、上記記憶手段に記憶されている該一方のプロファイルの残高情報を書き換え制御すると共に、この一方のプロファイルから減算した上記一部の金額或いは全部の金額を、他方のプロファイルの電子マネーの残高に加算し、この加算した金額に、上記記憶手段に記憶されている該他方のプロファイルの残高情報を書き換え制御する制御手段とを有する。
また、本発明は、上述の課題を解決するために、少なくとも、電子マネーの現在の残高を示す残高情報と、電子マネーのチャージを行う条件を示すチャージ条件情報と、電子マネーのチャージを行う優先順位を示す優先順位情報と、電子マネーのチャージ元となるサーバ装置を示すチャージ元情報とが、電子マネーのチャージ対象である各プロファイル毎に記憶された記憶手段から、上記優先順位情報に基づいて各プロファイルの優先順位を検出する優先順位検出手段としてコンピュータを機能させる。
また、これと共に、上記優先順位検出手段として機能することで検出した優先順位が高いプロファイルの順に、上記チャージ条件情報で示されるタイミングで、上記チャージ元情報で示されるサーバ装置との間で通信回線を確立し、所定の金額の電子マネーをダウンロードするように、上記電子マネーのチャージ元となるサーバ装置との間で通信を行う通信手段を通信制御する通信制御手段と、上記通信制御手段として機能することで上記通信手段を介してダウンロードされた電子マネーの金額を、対応するプロファイルの上記残高情報で示される残高に加算した金額を、該対応するプロファイルの残高情報として上記記憶手段に書き込み制御する書き込み制御手段としてコンピュータを機能させる。
また、本発明は、上述の課題を解決するために、所定のタイミングで、少なくとも電子マネーの現在の残高を示す残高情報と、電子マネーの移行条件を示す移行条件情報とが、電子マネーのチャージ対象である各プロファイル毎に記憶された記憶手段から、該各プロファイルの移行条件情報を読み出す移行条件情報読出手段としてコンピュータを機能させる。
また、これと共に、上記移行条件情報読出手段として機能することで上記記憶手段から読み出した上記各プロファイルの移行条件情報に基づいて、一方のプロファイルの電子マネーの残高の一部の金額或いは全部の金額を減算した金額に、上記記憶手段に記憶されている該一方のプロファイルの残高情報を書き換え制御する減算書き換え手段と、上記減算書き換え手段として機能することで、上記一方のプロファイルから減算した上記一部の金額或いは全部の金額を、他方のプロファイルの電子マネーの残高に加算し、この加算した金額に、上記記憶手段に記憶されている該他方のプロファイルの残高情報を書き換え制御する加算書き換え手段としてコンピュータを機能させる。
本発明は、複数のプロファイル(チャージ対象)に対して優先順位を付け、この優先順位に従って電子マネーの自動チャージを実行する。これにより、電子財布に記憶されている各プロファイル毎の残高の管理を略々省略化することができる。
また、本発明は、所定のタイミングで一方のプロファイルの残高を、他方のプロファイルの残高に自動的に移行することができる。このため、例えば優先順位の高いプロファイルの残高は、常に一定の残高を維持する等のように、電子財布内の全体の残高を弾力的に運用可能とすることができる。
本発明は、携帯電話機に適用することができる。
[携帯電話機の構成]
この本発明の実施の形態となる携帯電話機は、図1に示すように無線基地局に対してデータの送受信を行うアンテナ1及び通信回路2と、受話音声,動画ファイルの音声,音楽データの音声等の音声出力を得るためのスピーカ部3と、送話音声等を集音するマイクロホン4と、待ち受け画像や携帯メールの文章の他、後述する電子マネーに関する画面等を表示する表示部5と、入力操作を行うための複数のキーが設けられた操作部6とを有している。
また、この携帯電話機は、所望の被写体を撮像するカメラ部7と、通信処理プログラム(コミュニケーションプログラム)等の各アプリケーションプログラムや、待ち受け画像や音楽データ等が記憶されたメモリ8と、ユーザ認証を行うためのUSIMカード9(USIM:Universal Subscriber Identity Module)及びUSIMカードインターフェイス10(USIMカードI/F)と、電子マネー情報の情報処理を行う電子財布部11と、制御ライン、及び/又は、データラインを介して上記各部1〜11と相互に接続され、当該携帯電話機全体の動作制御を行う制御部16とを有している。
電子財布部11は、電子マネー情報の情報処理プログラムが記憶されたプログラム記憶部12と、各ユーザ毎及び各ユーザのプロファイル毎に設定された設定情報等が記憶されるプロファイル記憶部13と、外部のリーダライタと近距離非接触通信を行うアンテナ14と、当該電子財布部11全体の動作を制御する電子マネー情報制御部15とを有している。
なお、この例では、電子財布部11は、当該携帯電話機に内蔵されているものとして説明を進めるが、電子財布部11を外付けのかたちで携帯電話機に接続するようにしてもよい。
[プロファイルの設定]
この携帯電話機は、携帯電話番号やユーザ識別情報等の契約者情報が記憶されたUSIMカード9に対応しており、1台の当該携帯電話機を複数のユーザで使用可能となっている。このため、制御部16は、USIMカード9が装着されると、例えばユーザに対して該ユーザが記憶しているユーザ識別情報(パスワード)の入力を求め、この入力されたユーザ識別情報と、USIMカード9に記憶されているユーザ識別情報とを照合してユーザ認証を行う。
なお、この例では、USIMカード9に記憶されているユーザ識別情報に基づいてユーザ認証を行うこととしたが、これは、例えば指紋センサでユーザの指紋を検出することでユーザ認証を行ってもよいし、カメラ部7でユーザの目の虹彩を撮像し、この撮像した虹彩の画像でユーザ認証を行うようにしてもよい(=バイオ認証をユーザ認証に用いてもよい。)。
このようなユーザ認証が正常に終了すると、ユーザは、電子マネーのチャージ対象毎に自動チャージ日時やチャージ優先順位等のプロファイルの設定が可能となる。
具体的には、ユーザは、まず、新規プロファイルの登録を行う。制御部16は、ユーザにより操作部6が操作され「プロファイルの新規登録」が指定されると、電子財布部11の電子マネー情報制御部15に対して、この「プロファイルの新規登録」が指定された旨の通知を行う。
電子マネー情報制御部15は、「プロファイルの新規登録」が指定されると、プログラム記憶部12に記憶された電子マネー情報の情報処理プログラムに基づいて、図2(a)に示すプロファイル名の入力画面を表示部5に表示制御する。ユーザは、操作部6を操作することで、この入力画面のプロファイル名の入力欄20に所望のプロファイル名を入力操作する。この図2(a)は、「ABC電鉄」とのプロファイル名が入力された例である。
次にユーザは、このようにプロファイル名の入力が終了すると、操作部6の決定キーを操作する。この決定キーの操作の有無は、制御部16を介して電子マネー情報制御部15に通知される。電子マネー情報制御部15は、上記決定キーの操作を検出すると、上記電子マネー情報の情報処理プログラムに基づいて、図2(b)に示すように決定されたプロファイルに対する詳細を設定するための詳細設定画面を表示部5に表示制御する。
当該携帯電話機の電子財布部11の場合、
1.チャージの上限額
2.自動チャージの優先順位
3.自動チャージを実行する日(自動チャージ日)
4.チャージ元となる金融機関(指定金融機関)
5.優先度の高い他のプロファイルに対して移動させることが可能な額(振り分け率)
が上記「詳細」として設定可能となっている。
図2(b)に示すABC電鉄の詳細設定を例にして説明すると、まず、ユーザは、詳細設定画面に基づいて「チャージの上限額」の設定を指定する。この指定がなされると、電子マネー情報制御部15は、図2(c)に示すように「チャージの上限額」の入力画面を表示部5に表示制御する。ユーザは、操作部6を操作することにより、チャージの上限額を入力する。
この図2(c)に示す例は、ABC電鉄のプロファイルに対して、自動的にチャージを行う上限額を「8900円」に設定した例である。ユーザは、このチャージ上限額の入力が終了すると、図2(c)に示す「はい」の項目を選択するように操作部6を操作して、チャージ上限額の設定終了を指定する。このチャージ上限額の設定終了が指定されると、電子マネー情報制御部15は、他の詳細の設定をユーザに促すべく、図2(b)に示す詳細設定画面を表示部5に表示制御する。
次にユーザは、「チャージの優先順位」の設定を行う。すなわち、電子マネー情報制御部15は、この「チャージの優先順位」の設定が指定されると、例えば「高」,「中」,「低」の優先順位の選択画面を表示部5に表示制御する。「高」は優先順位が高いプロファイルであるときに選択し、「中」は優先順位が中程度のプロファイルであるときに選択し、「低」は優先順位が低いプロファイルであるときに選択する。後に説明する自動チャージの際は、この優先順位で指定されている順に各プロファイルに対して自動チャージが実行されることとなる。
なお、この例では、「チャージの優先順位」は、「高」,「中」,「低」の中から選択設定することとしたが、これは、「優先順位1番」,「優先順位2番」,「優先順位3番」・・・等のように、各プロファイルに対してナンバリングするかたちで優先順位を設定するようにしてもよい。この場合、自動チャージは、「優先順位1番」,「優先順位2番」・・・の順に行われることとなる。
次にユーザは、「自動チャージ日」の設定を行う。電子マネー情報制御部15は、この「自動チャージ日」の設定が指定されると、例えば日付,時間,週,月等の、そのプロファイルに対してチャージを行う日時の設定画面を表示部5に表示制御する。ユーザは、この設定画面に基づいて、例えば「毎週金曜日の午前10時」や「毎月25日の午後1時」等のように、そのプロファイルに対してチャージを行う日時を設定する。図2(b)に示す例は、「自動チャージ日」として「毎週金曜日」が設定された例である。
次にユーザは、「指定金融機関」の設定を行う。電子マネー情報制御部15は、この「指定金融機関」の設定が指定されると、電子マネーをチャージするための口座が開設されている金融機関の設定画面を表示部5に表示制御する。ユーザは、この設定画面に基づいて、例えば「銀行名」,この銀行のネットワークにログインするための「パスワード」等を設定し、或いは「クレジット会社名」,「クレジットカード番号」,このクレジット会社のネットワークにログインするための「パスワード」等を設定する。図2(b)に示す例は、「指定金融機関」として「AA銀行」が設定された例である。
次にユーザは、このプロファイルから、優先度の高い他のプロファイルに対して移動させることが可能な額(振り分け率)の設定を行う。電子マネー情報制御部15は、この「振り分け率」の設定が指定されると、当該振り分け率となるパーセンテージの入力画面を表示部5に表示制御する。
すなわち、この「振り分け率」の設定は、他の優先順位の高いプロファイルに対して、当該プロファイルの上限額からどの程度の割合の額を移行可能か、ということを設定するものである。例えば、この例のABC電鉄のプロファイルの場合、上限額は「8900円」に設定されている。このため、ユーザは、この「振り分け率」の設定において、上限額である「8900円」のうち、何%の額を他の優先順位の高いプロファイルに対して移行可能であるかを設定する。
すなわち、ユーザが、この「8900円」のうち、「4450円」を他の優先順位の高いプロファイルに対して移行可能であると判断した場合、「振り分け率」としては「50%」が設定されることとなる。同様に、ユーザが、この「8900円」のうち、「2670円」を他の優先順位の高いプロファイルに対して移行可能であると判断した場合、「振り分け率」としては「30%」が設定されることとなる。なお、図2(b)に示す例は、「振り分け率」として「50%」が設定された例である。
このように、ユーザは、プロファイルの登録及び詳細設定を各プロファイル毎に行う。前述の「チャージ上限額」や「振り分け率」等の詳細設定を行う。電子マネー情報制御部15は、この設定された各プロファイルのプロファイル情報をプロファイル記憶部13に記憶制御する。
なお、登録済みのプロファイルは、ユーザが「プロファイルの編集」を指定することで、その詳細が再設定可能となっている。電子マネー情報制御部15は、この「プロファイルの編集」が指定されると、図2(d)に示すように登録済みのプロファイルのプロファイル名の一覧を表示部5に表示制御する。
図2(d)に示す例は、プロファイルとして「ABC電鉄」、「DEFストア」、「株式会社GHI」及び「その他(雑費として使用する金額、或いは他のプロファイルの金額が不足した場合に、これを補う金額)」が登録されている例である。ユーザは、このようなプロファイルの一覧の中から所望のプロファイルを選択し、図2(b)及び図2(c)を用いて説明したように、その詳細を設定(編集)することとなる。
次に、図3に、プロファイル記憶部13に記憶されたプロファイル情報の模式図を示す。この図3からわかるように、プロファイル情報は、第1階層21、第2階層22及び第3階層23を有する、いわゆる木構造(ツリー構造)のかたちでプロファイル記憶部13に記憶され、電子マネー情報制御部15により管理されるようになっている。
第1階層21は、メインプロファイル及びログ管理部を有している。また、この携帯電話機の場合、上記USIMカード9により、当該1台の携帯電話機を複数のユーザで使用可能となっている。このため、この第1階層21は、予め登録された各ユーザをそれぞれ特定するための各ユーザ毎のユーザ識別情報等を有している。
第2階層22は、各ユーザ毎のユーザ情報で構成されている。このユーザ情報は、ユーザのフリー領域となるユーザメインプロファイルと、そのユーザの、当該電子財布部11にログインするためのパスワードが記憶されたパスワード管理部と、そのユーザのログが記憶されたログ管理部と、前述の各プロファイル毎のプロファイル名や詳細設定情報等が記憶された第1〜第nの個別プロファイルとを有している。
なお、この第1〜第nの個別プロファイルは、前述の例で言えば、第1の個別プロファイルが「ABC電鉄」のプロファイル、第2のプロファイルが「DEFストア」のプロファイル等に相当する。
第3階層23には、各プロファイル毎に設定された詳細設定情報等が記憶されている。この詳細設定情報としては、そのプロファイルの現在の残高を示す「残高情報」と、そのプロファイルの詳細設定情報を編集する場合に入力が求められる個別パスワードを示す「個別パスワード情報」とが記憶されている。なお、「個別パスワード情報」は、個別パスワードが設定された場合のみ記憶される。これにより、ユーザは、全てのプロファイルにパスワードを設定することが可能となり、或いは重要度の高いプロファイルや所望のプロファイルにのみパスワードを設定することも可能となる。
また、第3階層23には、そのプロファイルに対する自動チャージを行う際のチャージ上限額を示す「チャージ上限額情報」と、そのプロファイルの優先順位を示す「優先順位情報」と、そのプロファイルに対する自動チャージ日時を示す「自動チャージ日情報」と、そのプロファイルに対する電子マネーのチャージ元となる金融機関に関する「指定金融機関情報」と、そのプロファイルよりも優先順位の高いプロファイルに対して移行可能な金額を示す振り分け率を示す「振り分け率情報」とが記憶されている。
[自動チャージ処理]
次に、図4のフローチャート及び図5のシーケンス図を用いて当該携帯電話機における自動チャージ動作を説明する。
電子財布部11の電子マネー情報制御部15は、当該携帯電話機のタイマで計時される計時情報と、各プロファイルに設定された「自動チャージ日情報」とに基づいて、各プロファイルに対して自動チャージを行う日時を監視している。そして、現在時刻が、各プロファイルに設定された自動チャージを行う日時となった際に、以下に説明する自動チャージ処理を開始する。
まず、USIMカード9は、制御部を有する、いわゆるICカードとなっており、電子マネー情報制御部15は、自動チャージを行う日時となったことを検出すると、このタイミングで、図5に示すようにUSIMカードI/F10を介してUSIMカード9の制御部に対してユーザ認証要求を行う。USIMカード9の制御部は、このユーザ認証要求がなされると、当該携帯電話機の制御部16を介して表示部5に対してパスワードの入力画面を表示制御する。そして、この入力画面に基づいて、ユーザにより入力されたパスワードと、当該USIMカード9に記憶されているパスワードとを照合し、ユーザが認証できた場合に、電子マネー情報制御部15に対して、このユーザが認証できた旨の通知を行う。
図4のフローチャートは、このユーザ認証が正常に終了したタイミングで(=電子マネー情報制御部15が、USIMカード9の制御部から、ユーザを認証することができた旨の通知を受信することで)でスタートとなる。
この図4のフローチャートのステップS1では、電子マネー情報制御部15が、プロファイル記憶部13に記憶されている各プロファイルの「自動チャージ日情報(図3参照)」に基づいて、その時刻に電子マネーのチャージを行うプロファイル検出し、処理をステップS2に進める。
ステップS2では、電子マネー情報制御部15が、プロファイル記憶部13に記憶されている各プロファイルの「優先順位情報」に基づいて、上記ステップS1で検出した各プロファイルに対して、優先順位の順位付けを行う。例えば、前述の例で説明すると、「ABC電鉄」の優先順位が「高」、「DEFストア」の優先順位が「低」、「株式会社GHI」の優先順位が「中」であった場合、電子マネー情報制御部15は、「ABC電鉄」を1番の優先順位とし、「株式会社GHI」を2番の優先順位とし、「DEFストア」を3番の優先順位として、各プロファイルの優先順位を付けることとなる。
次に、電子マネー情報制御部15は、ステップS3において、1番の優先順位を付けたプロファイルを選択し、ステップS4において、プロファイル記憶部13に記憶されている、当該1番の優先順位のプロファイルの「残高情報」及び「チャージ上限額情報」に基づいて、このプロファイルに対してチャージする電子マネーの金額を算出する。
例えば、前述の例の1番の優先順位となる「ABC電鉄」の現在の残高が「1000円」であり、チャージ上限額が「8900円」に設定されていた場合、このチャージ処理でチャージする電子マネーの額は、「8900円−1000円=7900円」となる。このため、電子マネー情報制御部15は、この場合は「7900円」の電子マネーのチャージが必要であると判断することとなる。
次に、電子マネー情報制御部15は、ステップS5において、そのプロファイルに対する電子マネーの自動チャージが必要であるか否かを判別する。前述のように、現在の残高がチャージ上限額よりも低い額である場合は、このステップS5において、そのプロファイルに対してチャージが必要であると判別されることとなる。
これに対して、現在の残高がチャージ上限額と同額であった場合、このステップS5において、そのプロファイルに対するチャージは不要であると判別されることとなる。電子マネー情報制御部15は、そのプロファイルに対するチャージは不要であると判別した場合、ステップS13において、他に自動チャージの対象となっているプロファイルの存在の有無を判別し、他に自動チャージの対象となっているプロファイルが存在する場合には、上述のステップS3〜ステップS5のルーチンを各プロファイル毎に繰り返し実行する。また、他に自動チャージの対象となっているプロファイルが存在しない場合、今回の自動チャージは不要であるため、電子マネー情報制御部15は、そのまま当該自動チャージ処理を終了する。
次に、ステップS5において、そのプロファイルに対する自動チャージが必要であると判別した場合、電子マネー情報制御部15は、ステップS6において、プロファイル記憶部13に記憶されている、そのプロファイルの指定金融機関情報で指定される金融機関のサーバ装置と通信回線の確立を図る。
具体的には、電子マネー情報制御部15は、自動チャージが必要であると判別したタイミングで、図5に示すように、携帯電話機本体の制御部16に対して自動チャージ要求をなす。この自動チャージ要求には、金融機関のサーバ装置のアドレス情報,ユーザを特定するための情報、及びチャージを要求する金額を示す情報等が含まれている。携帯電話機本体の制御部16は、この金融機関のサーバ装置のアドレス情報に基づいて、ユーザにより指定された金融機関のサーバ装置にアクセスし、該金融機関サーバ装置にユーザを特定するための情報を送信することで、通信回線の確立要求を行う。
金融機関のサーバ装置は、この通信回線の確立要求がなされると、上記ユーザを特定するための情報に基づいてユーザ認証を行い、ユーザを認証することができた場合に通信回線を確立させ、携帯電話機本体の制御部16に対して、通信回線が確立された旨の通知を行う。これにより、当該携帯電話機と金融機関のサーバ装置との間で、そのプロファイルに対応する通信回線が確立されることとなる。
ここで、近年においては、携帯電話機の盗難や正当ユーザ以外の第三者による不正使用も聞かれる。このため、正当ユーザは、携帯電話機の盗難や不正使用に気付いた際に、図5に示す携帯事業者に対してその旨の通知を行う。この通知を受け取った携帯事業者は、現在、通信回線が確立されている場合には、この通信回線を即座に切断し、或いは当該通知後の通信回線の確立を拒否するようにネットワークサーバ装置を設定する。これにより、セキュリティの向上を図ることができる。
次に、図4のフローチャートのステップS7では、電子マネー情報制御部15が、金融機関のサーバ装置に対して自動チャージの要求を行う。前述のように、電子マネー情報制御部15から携帯電話機本体の制御部16に対してなされた自動チャージ要求には、チャージを要求する金額を示す情報が含まれている。このため、金融機関のサーバ装置は、このチャージを要求する金額に基づいて、そのユーザの金融機関口座から電子マネーを引き出し処理し、これをチャージデータとして携帯電話機側に返信する。このチャージデータは、当該携帯電話機の制御部16を介して電子マネー情報制御部15に転送される。
次に、図4のフローチャートのステップS8では、電子マネー情報制御部15が、上記金融機関のサーバ装置から転送されたチャージデータを、そのプロファイルの残高に対してチャージ可能であるか否かを判別する。例えば、チャージデータの通信トラブルや、当該携帯電話機内における転送トラブル等によりチャージすることができない場合、電子マネー情報制御部15は、ステップS14において、他にチャージ対象となるプロファイルが存在するか否かを判別し、他にチャージ対象となるプロファイルが存在する場合は、処理をステップS3に戻し、再度、他のプロファイルに対するチャージを試みる。これに対して、他にチャージ対象となるプロファイルが存在しない場合、電子マネー情報制御部15は、ステップS15において、チャージができなかった旨のメッセージ等を制御部16を介して表示部5に表示制御し、当該自動チャージ処理を終了する。
次に、金融機関のサーバ装置から返信されたチャージデータをチャージ可能である場合、電子マネー情報制御部15は、ステップS9において、プロファイル記憶部13に記憶されている、そのプロファイルの残高をチャージ後の残高に書き換え制御する。
この残高の書き換えの間(=チャージの間)、電子マネー情報制御部15は、ステップS10においてチャージが完了したか否かを監視する。また、チャージが完了していない場合は、ステップS16において、チャージを復旧させることは可能であるか否かを判別する。
すなわち、このチャージ中においても、通信トラブルや当該携帯電話機内のシステムトラブルや書き込みミス等によりチャージが完了できない場合がある。また、そのユーザの金融機関口座の預金金額が不足しており、チャージデータでそのプロファイルの残高をチャージしても、前述のチャージ上限額に満たない場合もある。このため、電子マネー情報制御部15は、チャージが完了していない場合には、上記ステップS16において、再度チャージを試みることでチャージを完了させることができるか否かを判別する(=復旧可能か否かを判別する。)。単に通信トラブル等により正常にチャージデータが受信できなかった場合等は、復旧可能である。この場合、電子マネー情報制御部15は、処理をステップS7に戻し、金融機関のサーバ装置に対して再度、チャージ要求を行う。
これに対して、前述のようにチャージデータでそのプロファイルの残高をチャージしても、前述のチャージ上限額に満たない場合、これは、電子マネー情報制御部15側から指定した金額以下の金額のチャージデータを金融機関のサーバ装置から転送されたことを意味し、そのユーザの金融機関口座の残高に不足が生じていることを示す。このような場合、電子マネー情報制御部15は、復旧不可能と判別し、ステップS17において、チャージができなかった旨のメッセージ等を制御部16を介して表示部5に表示制御し、以下のステップS11に処理を進める。
次に、そのプロファイルの残高に対するチャージが完了した場合、或いは上記ステップS16及びステップS17において、復旧不可能としてチャージができなかった旨のメッセージを表示した場合、電子マネー情報制御部15は、ステップS11において、チャージ完了の通知を制御部16に送信して通信回線の切断要求を行う。このチャージ完了の通知は、図5に示すように制御部16を介して携帯事業者のサーバ装置及び金融機関のサーバ装置に送信される。これにより、携帯事業者のサーバ装置及び金融機関のサーバ装置と、当該携帯電話機との間で確立されていた通信回線が切断される。
次に、電子マネー情報制御部15は、ステップS12において、他に自動チャージを行うプロファイルが存在するか否かを判別する。この判別は、チャージが完了したプロファイル以外に、上述のステップS2及びステップS3において検出されたプロファイルが存在するか否かを判別することで行われる。
他に自動チャージを行うプロファイルが存在すると判別した場合、電子マネー情報制御部15は、処理をステップS3に戻し、この自動チャージを行うプロファイルの中から優先順位が一番高いプロファイルを選択し、ステップS4〜ステップS12を繰り返し実行することで、再度、そのプロファイルで指定されている金融機関のサーバ装置との間で通信回線の確立を図り、電子マネーのチャージ処理を行う。
これに対して、電子マネー情報制御部15は、このステップS12において、他に自動チャージを行うプロファイルが存在しないと判別した場合、そのまま当該自動チャージ処理を終了する。
[変形例]
なお、この例においては、一つのプロファイルのチャージが完了すると、確立されている通信回線を切断することとした。これは、各プロファイル毎に金融機関の指定が可能であり、次に自動チャージを行うプロファイルの金融機関が、チャージが完了したプロファイルと同じ金融機関とは限らないからである。
しかし、これは、通信回線を切断する前に、次にチャージを行うプロファイルの金融機関を検出し、この次にチャージを行うプロファイルの金融機関が、チャージ済みのプロファイルの金融機関と同じ金融機関であった場合、通信回線を切断することなく、自動チャージ処理を継続して実行してもよい。
また、自動チャージを行う他のプロファイルが複数存在する場合、この複数のプロファイルの中から、チャージが完了したプロファイルの金融機関と同じ金融機関のプロファイルを検出し、この検出したプロファイルのチャージを、前述の優先順位にかかわらず実行してもよい。この場合、まず最初に1番の優先順位のプロファイルに対するチャージが行われ、次に、この1番の優先順位のプロファイルと同じ金融機関が指定されているプロファイルのチャージが行われることとなる。これにより、通信回線を確立したまま連続して他のプロファイルに対する自動チャージを行うことができるため、当該自動チャージ処理に要する時間を大幅に短縮化することができる。
また、この例では、各プロファイルで指定された日時となった際に自動チャージを行うこととしたが、これは、電子マネー情報制御部15で各プロファイルの残高を監視し、この残高が、「ユーザにより指定された金額以下となった際」、或いは「システム側で設定した所定の金額以下となった際」に、電子マネー情報制御部15が自動チャージ処理を実行するようにしてもよい。
[自動振り分け処理]
次に、前述のように各プロファイルに対しては優先順位を設定可能となっているのであるが、この優先順位の高いプロファイルに対しては常に所定の残高としておくことが好ましい。このため、当該携帯電話機では、自動チャージが行われていないときに、優先順位の低いプロファイルから優先順位の高いプロファイルに対して、上記「振り分け率」に対応する金額を自動的に移行することで、優先順位の高いプロファイルの残高を確保するようになっている。
図6のフローチャートに、このような自動振り分け処理の流れを示す。このフローチャートにおいて、電子マネー情報制御部15は、所定時間毎、或いはユーザに指定されたタイミングで自動振り分け処理の実行を開始する。
この自動振り分け処理の実行を開始すると電子マネー情報制御部15は、まず、ステップS1において、プロファイル記憶部13に記憶されている各プロファイルの「振り分け率情報(図3参照)」に基づいて、各プロファイル毎に振り分け可能な金額を算出する。 具体的には、例えば、あるプロファイルの上限額が「50000円」と設定されており、振り分け率が「25%」と設定されている場合、このプロファイルからは、上記50000円の25%である12500円を、ユーザが他のプロファイルに移行しても良いと認めたこととなる。この上限額が「50000円」のプロファイルの現在の残高が「40000円」であった場合、電子マネー情報制御部15は、「40000円−(50000円−12500円)=2500円」との演算を行い、「2500円」を、このプロファイルから他のプロファイルに移行可能な金額として算出する。
換言すれば、この例の場合、プロファイルの上限額である「50000円」に対して「25%」の振り分け率を設定したということは、「50000円−12500円=37500円」は、このプロファイル用に確保しておきたいことを示している。このため、電子マネー情報制御部15は、現在の残高(=40000円)から、そのプロファイル用に最低限確保する金額(37500円)を減算処理し、余った金額(40000円−37500円=2500円)を、他のプロファイルに対して移行可能な金額として算出する。
なお、現在の残高が、そのプロファイル用に最低限確保する金額(上述の例では37500円)よりも少ない額である場合、電子マネー情報制御部15は、このプロファイルからの電子マネーの移行はできないものと判別する。
また、この例では、「振り分け率」は上限額に対して設定することとしたが、この「振り分け率」は、現在の残高に対して設定してもよい。例えば、現在の残高が40000円であり、25%の振り分け率が設定されているとすると、電子マネー情報制御部15は、「40000円×0.25=10000円」を、他のプロファイルに移行可能な金額として算出することとなる。
図6のフローチャートのステップS22及びステップS23では、電子マネー情報制御部15が、各プロファイル毎にこのような演算を行い、各プロファイル毎に、他のプロファイルに移行可能な金額を決定する。
次に、電子マネー情報制御部15は、ステップS24において、プロファイル記憶部13に記憶されている各プロファイルの優先順位情報を検出し、優先順位が「高」に設定されているプロファイルを検出すると共に、この優先順位が「高」に設定されているプロファイルの「残高情報」と「チャージ上限情報」とに基づいて、この優先順位が「高」に設定されているプロファイルの不足金額を算出する。そして、優先順位が低いプロファイルからこの不足金額分を補充するように、優先順位が低いプロファイルの上記振り分け率に対応する金額の電子マネーを、優先順位が高いプロファイルに対して移行処理する(この移行処理は、プロファイル記憶部13内に記憶されている各プロファイルの残高の書き換え処理となる。)。これにより、当該自動振り分け処理が終了する。
なお、優先順位が低いプロファイルの残高も不足しており、この優先順位が低いプロファイルの振り分け率に対応する金額で、優先順位の高いプロファイルの不足金額を補うことができない場合は、電子マネー情報制御部15は、ステップS25において、振り分け処理ができない旨のメッセージを表示部5に表示制御して、この自動振り分け処理を終了する。
また、この例では、優先順位の低いプロファイルから優先順位の高いプロファイルに対して電子マネーの自動振り分けを行うこととしたが、これは、ユーザが予め、振り分け元となるプロファイルと振り分け先となるプロファイルを指定しておき、電子マネー情報制御部15が、この指定されたプロファイル間で電子マネーの振り分けを行うようにしてもよい。
また、一方のプロファイルの「振り分け率」に応じた金額を他のプロファイルに移行させることとしたが、これは、ユーザが指定した金額を移行させるようにしてもよい。
[実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、この実施の形態の携帯電話機は、ユーザが、各プロファイル毎に自動チャージを行う日時と優先順位を予め設定することで、電子財布部11の電子マネー情報制御部15が、設定された日時となった際に、各プロファイルの優先順位に従って、自動的に電子マネーのチャージ処理を実行する。
これにより、電子マネーのチャージ対象(プロファイル)が多数になった場合でも、優先順位の高い順に各プロファイルに対して自動的に電子マネーをチャージすることができる。このため、多数のプロファイルの残高を、常に監視し把握しておく面倒な作業を省略することができ、電子財布の利便性の向上を図ることができる。
また、この実施の形態の携帯電話機は、電子マネー情報制御部15が、各プロファイルの残高を監視することで、或いはユーザにより指定されたタイミングで、優先順位が低いプロファイルから優先順位の高いプロファイルに対して不足分の電子マネーを移行処理することができる。このため、電子財布部11に記憶されている全体の電子マネーを、上記優先順位に対応させて弾力的に運用することができる。
また、電子マネー情報制御部15は、各プロファイルに設定された振り分け率に基づいて算出した額を上記移行処理するようになっている。このため、移行元となるプロファイルの残高も確保したうえで、移行先となるプロファイルの残高も確保することを可能とすることができる。
なお、上述の実施の形態の説明では、本発明を携帯電話機に適用することとしたが、本発明は、この他、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System),PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、単体の電子財布装置等の携帯端末装置に適用してもよい。
最後に、本発明は、一例として開示した上述の実施の形態に限定されることはなく、上述の実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であることを付け加えておく。
本発明を適用した実施の形態の携帯電話機のブロック図である。 実施の形態の携帯電話機に設けられている電子財布部に新規プロファイルを登録する際の登録画面、及びプロファイルの編集画面の模式図である。 電子財布部のプロファイル記憶部に記憶されている各プロファイルのデータ構造を説明するための図である。 実施の形態の携帯電話機の自動チャージ処理の流れを示すフローチャートである。 自動チャージ処理のシーケンス図である。 実施の形態の携帯電話機の自動振り分け処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 アンテナ、2 通信回路、3 スピーカ部、4 マイクロホン部、5 表示部、6 操作部、7 カメラ部、8 メモリ、9 USIMカード、10 USIMカードインターフェイス部(USIMカードI/F)、11 電子財布部、12 プログラム記憶部、13 プロファイル記憶部、14 近距離非接触通信用のアンテナ、15 電子マネー情報制御部、21 プロファイル情報の第1階層のデータ、22 プロファイル情報の第2階層のデータ、23 プロファイル情報の第3階層のデータ

Claims (15)

  1. 少なくとも、電子マネーの現在の残高を示す残高情報と、電子マネーのチャージを行う条件を示すチャージ条件情報と、電子マネーのチャージを行う優先順位を示す優先順位情報と、電子マネーのチャージ元となるサーバ装置を示すチャージ元情報とが、電子マネーのチャージ対象である各プロファイル毎に記憶された記憶手段と、
    上記電子マネーのチャージ元となるサーバ装置との間で通信を行う通信手段と、
    上記優先順位情報に基づいて各プロファイルの優先順位を検出し、この検出した優先順位が高いプロファイルの順に、上記チャージ条件情報で示されるタイミングで、上記チャージ元情報で示されるサーバ装置との間で通信回線を確立し、所定の金額の電子マネーをダウンロードするように上記通信手段を制御すると共に、このダウンロードした電子マネーの金額を、対応するプロファイルの上記残高情報で示される残高に加算し、この加算した金額を、該対応するプロファイルの残高情報として上記記憶手段に書き込み制御する制御手段と
    を有する電子財布装置。
  2. 請求項1に記載の電子財布装置であって、
    上記記憶手段には、電子マネーのチャージ上限額を示すチャージ上限額情報が、各プロファイル毎に記憶されており、
    上記制御手段は、上記チャージ上限額情報で示される金額の電子マネーをダウンロードするように上記通信手段を制御すること
    を特徴とする電子財布装置。
  3. 請求項2に記載の電子財布装置であって、
    上記チャージ条件情報は、少なくとも電子マネーのチャージを行う「日」を示す情報であること
    を特徴とする電子財布装置。
  4. 請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載の電子財布装置であって、
    当該電子財布装置のユーザを認証するためのユーザ認証手段を有すること
    を特徴とする電子財布装置。
  5. 請求項4に記載の電子財布装置であって、
    上記ユーザ認証手段は、ユーザを特定するための情報が記憶されたUSIMカード(USIM:Universal Subscriber Identity Module)であること
    を特徴とする電子財布装置。
  6. 少なくとも、電子マネーの現在の残高を示す残高情報と、電子マネーの移行条件を示す移行条件情報とが、電子マネーのチャージ対象である各プロファイル毎に記憶された記憶手段と、
    所定のタイミングで、上記各プロファイルの移行条件情報に基づいて、一方のプロファイルの電子マネーの残高の一部の金額或いは全部の金額を減算した金額に、上記記憶手段に記憶されている該一方のプロファイルの残高情報を書き換え制御すると共に、この一方のプロファイルから減算した上記一部の金額或いは全部の金額を、他方のプロファイルの電子マネーの残高に加算し、この加算した金額に、上記記憶手段に記憶されている該他方のプロファイルの残高情報を書き換え制御する制御手段と
    を有する電子財布装置。
  7. 請求項6に記載の電子財布装置であって、
    上記記憶手段には、各プロファイル毎に設定された、電子マネーの移行を行う優先順位を示す優先順位情報が記憶されており、
    上記制御手段は、優先順位の低いプロファイルから優先順位の高いプロファイルに対して電子マネーを移行するように、上記記憶手段に記憶されている各プロファイルの残高情報の書き換え制御を行うこと
    を特徴とする電子財布装置。
  8. 請求項7に記載の電子財布装置であって、
    上記記憶手段には、上記各プロファイルの移行条件情報として、他のプロファイルに移行可能な金額を示す情報が記憶されており、
    上記制御手段は、上記他のプロファイルに移行可能な金額を示す情報に対応する金額を、上記一方のプロファイルの残高から減算して上記他方のプロファイルの残高に加算するように、上記記憶手段に記憶されている一方のプロファイルの残高情報及び他方のプロファイルの残高情報を書き換え制御すること
    を特徴とする電子財布装置。
  9. 少なくとも、電子マネーの現在の残高を示す残高情報と、電子マネーのチャージを行う条件を示すチャージ条件情報と、電子マネーのチャージを行う優先順位を示す優先順位情報と、電子マネーのチャージ元となるサーバ装置を示すチャージ元情報とが、電子マネーのチャージ対象である各プロファイル毎に記憶された記憶手段から、上記優先順位情報に基づいて各プロファイルの優先順位を検出する優先順位検出手段と、
    上記優先順位検出手段として機能することで検出した優先順位が高いプロファイルの順に、上記チャージ条件情報で示されるタイミングで、上記チャージ元情報で示されるサーバ装置との間で通信回線を確立し、所定の金額の電子マネーをダウンロードするように、上記電子マネーのチャージ元となるサーバ装置との間で通信を行う通信手段を通信制御する通信制御手段と、
    上記通信制御手段として機能することで上記通信手段を介してダウンロードされた電子マネーの金額を、対応するプロファイルの上記残高情報で示される残高に加算した金額を、該対応するプロファイルの残高情報として上記記憶手段に書き込み制御する書き込み制御手段
    としてコンピュータを機能させる電子財布プログラム。
  10. 請求項9に記載の電子財布プログラムであって、
    上記記憶手段に各プロファイル毎に記憶されている、電子マネーのチャージ上限額を示すチャージ上限額情報で示される金額の電子マネーをダウンロードするように上記通信手段を通信制御する上記通信制御手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とする電子財布プログラム。
  11. 請求項10に記載の電子財布プログラムであって、
    上記チャージ条件情報として上記記憶手段に記憶されている、電子マネーのチャージを行う日を示す情報で示されるタイミングで、上記電子マネーのダウンロードを行うように上記通信手段を通信制御する上記通信制御手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とする電子財布プログラム。
  12. 請求項9から請求項11のうち、いずれか一項に記載の電子財布プログラムであって、
    上記電子マネーのダウンロードを行う上記通信制御手段としてコンピュータを機能させる前に、ユーザ認証手段を介してユーザ認証を行うユーザ認証制御手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とする電子財布プログラム。
  13. 所定のタイミングで、少なくとも電子マネーの現在の残高を示す残高情報と、電子マネーの移行条件を示す移行条件情報とが、電子マネーのチャージ対象である各プロファイル毎に記憶された記憶手段から、該各プロファイルの移行条件情報を読み出す移行条件情報読出手段と、
    上記移行条件情報読出手段として機能することで上記記憶手段から読み出した上記各プロファイルの移行条件情報に基づいて、一方のプロファイルの電子マネーの残高の一部の金額或いは全部の金額を減算した金額に、上記記憶手段に記憶されている該一方のプロファイルの残高情報を書き換え制御する減算書き換え手段と、
    上記減算書き換え手段として機能することで、上記一方のプロファイルから減算した上記一部の金額或いは全部の金額を、他方のプロファイルの電子マネーの残高に加算し、この加算した金額に、上記記憶手段に記憶されている該他方のプロファイルの残高情報を書き換え制御する加算書き換え手段
    としてコンピュータを機能させる電子財布プログラム。
  14. 請求項13に記載の電子財布プログラムであって、
    上記記憶手段には、各プロファイル毎に設定された、電子マネーの移行を行う優先順位を示す優先順位情報が記憶されており、
    上記減算書き換え手段としてコンピュータを機能させる際に、優先順位の低いプロファイルの電子マネーの残高の一部の金額或いは全部の金額を減算した金額に、上記記憶手段に記憶されている該優先順位の低いプロファイルの残高情報を書き換え制御する減算書き換え手段としてコンピュータを機能させ、
    上記加算書き換え手段としてコンピュータを機能させる際に、上記優先順位の低いプロファイルから減算した金額を、上記優先順位の高いプロファイルの残高に加算し、この加算した金額に、上記記憶手段に記憶されている該優先順位の高いプロファイルの残高情報を書き換え制御する加算書き換え手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とする電子財布プログラム。
  15. 請求項14に記載の電子財布プログラムであって、
    上記記憶手段には、上記各プロファイルの移行条件情報として、他のプロファイルに移行可能な金額を示す情報が記憶されており、
    上記減算書き換え手段としてコンピュータを機能させる際に、優先順位の低いプロファイルの上記移行可能な金額を減算した金額に、上記記憶手段に記憶されている該優先順位の低いプロファイルの残高情報を書き換え制御する減算書き換え手段としてコンピュータを機能させ、
    上記加算書き換え手段としてコンピュータを機能させる際に、上記優先順位の低いプロファイルから減算した金額を、上記優先順位の高いプロファイルの残高に加算し、この加算した金額に、上記記憶手段に記憶されている該優先順位の高いプロファイルの残高情報を書き換え制御する加算書き換え手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とする電子財布プログラム。
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