JP3992998B2 - 名刺情報交換管理装置及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、名刺情報交換管理装置に係り、詳しくは、ユーザ毎に名刺情報を記憶管理し、名刺交換行為を行ったとされる各ユーザが互いに該記憶管理される他方のユーザの名刺情報を閲覧できるようにした名刺情報交換管理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、名刺情報(氏名、会社名、会社住所、電話番号等)を管理し、ユーザが使用する端末装置から所定のネットワークを介してなされる閲覧要求に応じて、他のユーザの名刺情報を当該端末装置に配信するようにした名刺管理システムが提案されている(特開2001-243413号)。この名刺管理システムでは、ユーザが使用する携帯電話機から名刺交換IDの発行要求が送信される。この発行要求を所定のネットワークを介して名刺管理サーバが受信すると、該名刺管理サーバがその発行要求に基づいてそのユーザ固有の識別情報を名刺交換IDとして当該携帯電話機に返送する。
【0003】
そのような名刺交換IDを2人のユーザが相互に交換して、各ユーザが使用する携帯電話機から自己の名刺交換IDと相手ユーザの名刺交換IDとが送信される。名刺管理サーバは、ユーザの使用する携帯電話機から自己の名刺交換IDと相手ユーザの名刺交換IDを受信すると、各ユーザが名刺交換行為をなしたものとしてそれらの名刺交換IDを対にして登録する。
【0004】
ユーザが他のユーザの名刺情報を閲覧する場合、ユーザが使用する端末装置から所定のネットワークを介して自己の名刺交換IDと他のユーザの名刺交換IDと共に閲覧要求が送信される。これらの名刺交換IDを受信した名刺管理サーバは、自己の名刺交換IDと対となる名刺交換IDにて特定される当該他のユーザの名刺情報をその要求元の端末装置に上記所定のネットワークを介して配信する。そして、その配信された名刺情報を受信した端末装置に当該名刺情報が表示されることにより、ユーザは他のユーザの名刺情報を閲覧することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のシステムでは、名刺管理サーバは、携帯電話機から受信した自己の名刺交換IDと他のユーザの名刺交換IDを受信したときに、それらの名刺交換IDの正当性を判断していない。即ち、2つの名刺交換IDに対応した各ユーザが名刺交換行為をなしたか否かの確認がなされないままに、それらの名刺交換IDを対にして登録されてしまう。従って、いずれかの名刺交換IDが改ざんされた場合、名刺交換行為を行っていない他のユーザに自己の名刺情報を閲覧されてしまうおそれがある。
【0006】
このようなことを防止するために、一般的なユーザ認証の手法を用いることができる。しかし、その処理は一般に複雑であり、携帯電話機と通信を行う名刺管理サーバでのユーザ認証処理に時間を要してしまうことから、各ユーザ間の名刺交換行為を前提として行うべき処理としては適さない。
【0007】
そこで、本発明の課題は、各ユーザが名刺交換行為をなしたことを簡易に確認できるようにした名刺情報交換管理装置及び方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る名刺情報交換管理装置は、ユーザ毎に名刺情報を記憶管理する名刺情報管理手段と、ユーザの使用する携帯端末から所定のネットワークを介して受信した発行要求に基づいてそのユーザ固有の識別情報を名刺交換IDとして当該携帯端末に返送する名刺交換ID発行手段と、ユーザの使用する携帯端末から対となる2つの名刺交換IDを所定のネットワークを介して受信したときに、それらの名刺交換IDが既に発行されたものであるか否かに基づいて当該2つの名刺交換IDに対応したユーザにて名刺交換行為がなされたものであるか否かを判定する名刺交換判定手段と、該名刺交換判定手段にて各ユーザが名刺交換行為をなしたものと判定されたときに、各ユーザ間で名刺交換行為がなされたことを所定の記憶ユニットに記録する名刺交換履歴記録手段とを有し、名刺交換行為をなしたとして上記記憶ユニットに記録された各ユーザが互いに上記名刺情報管理手段にて記憶管理される他方ユーザの名刺情報を閲覧できるように構成される。
【0009】
このような名刺情報交換管理装置では、名刺交換行為をなす2人のユーザが使用する各携帯端末から名刺交換IDの発行要求が所定のネットワークを介して受信されると、各ユーザ固有の識別情報が名刺交換IDとして各ユーザの使用する携帯端末に返送される。各ユーザは相手ユーザと名刺交換IDを相互に交換すると、携帯端末から自己の名刺交換IDと相手ユーザの名刺交換IDを名刺交換情報管理装置に宛てて送信する。
【0010】
このような状況において、ユーザの使用する携帯端末から上記2つの名刺交換IDが所定のネットワークを介して受信されると、それらの名刺交換IDが既に発行されたものか否かに基づいて当該2つの名刺交換IDに対応したユーザにて名刺交換行為がなされたものであるか否かが判定される。それら2つの名刺交換IDが既に発行されたものであり、各ユーザが名刺交換行為をなしてものと判定されると、各ユーザ間で名刺交換行為がなされたことが所定の記憶ユニットに記憶される。
【0011】
一方、上記2つの名刺交換IDの少なくとも一方が発行されたものでないとの判定がなされると、各ユーザが名刺交換行為をなしていないものと判定することができる。
【0012】
上記携帯端末は、携帯性を有する端末であれば、携帯電話機、PHS端末、PDA(Personal Digital Assistants)、PC端末のいずれであってもよい。
【0013】
更に、ユーザ間で名刺交換行為がなされたものであるか否かの判定を更に的確に行いうるという観点から、本発明は、上記名刺情報交換管理装置において、上記発行要求を受信したときに、所定の基準に従って定められる時的情報を上記返送すべき名刺交換IDに一体的に付加する手段を有し、上記名刺交換判定手段は、更に、受信した上記2つの名刺交換IDに一体的に付加された各時的情報の差が所定基準以内であるか否かに基づいて上記各ユーザにて名刺交換行為がなされたものであるか否かを判定するように構成することができる。
【0014】
名刺交換行為は、各ユーザにて時間的に同じ条件(理想的には同時)でなされる。このことから、名刺交換IDの発行要求が受信されたときに名刺交換IDに一体的に付加された時的情報の差が所定基準以内であるか否かにを判断することにより、各名刺交換IDに対応した各ユーザが名刺交換行為をなしたことを判定することが可能となる。
【0015】
該時的情報は、名刺交換IDの発行要求が受信された以後のタイミングを表す時的情報であれば、特に限定されず、その発行要求を受信した日時、名刺交換IDを返送する日時、あるいは、名刺交換IDの発行要求が受信されたタイミングまたは名刺交換IDを返送するタイミングに基づいて定められた時的情報であってもよい。
【0016】
また、ユーザ間で名刺交換行為がなされたものであるか否かの判定を更に的確に行いうるという観点から、本発明は、上記名刺情報交換管理装置において、上記発行要求を受信したときに、当該発行要求の発信元の携帯端末の位置情報を取得して該位置情報を上記返送すべき名刺交換IDに一体的に付加する手段を有し、上記名刺交換判定手段は、更に、受信した上記2つの名刺交換IDに一体的に付加された各位置情報の差が所定基準以内であるか否かに基づいて上記各ユーザにて名刺交換行為がなされたものであるか否かを判定するように構成することができる。
【0017】
名刺交換行為は、各ユーザにて位置的に同じ条件(理想的には、同じ位置)でなされる。このことから、名刺交換IDの発行要求が受信されたときに名刺交換IDに一体的に付加された位置情報の差が所定基準以内であるか否かを判断することにより、各名刺交換IDに対応した各ユーザが名刺交換行為をなしたことを判定することが可能となる。
【0018】
該位置情報は、携帯端末が収容される所定のネットワークから得るようにしても、GPS(Global Positioning System )等の位置検出手段にて検出される位置情報を携帯端末から取得するようにしてもよい。
【0019】
名刺情報の交換に伴う各ユーザに対する課金を明確に行えるという観点から、本発明は、上記各名刺交換管理装置において、上記記憶ユニットに記録された各ユーザにてなされたとされる名刺交換行為の所定期間における回数に基づいて各ユーザに対する課金額を決定する第一の課金処理手段を有するように構成することができる。
【0020】
このような名刺情報交換管理装置では、より多くのユーザと名刺交換IDの交換を行ったユーザに対してより多くの額の課金を行うことができるようになる。
【0021】
その課金額の回収先は特に限定されず、例えば、当該ユーザと名刺交換IDの交換を行った相手ユーザであっても、当該名刺情報交換管理装置を運営する者であっても、更に、その課金額をそれら両者が分配するようにしてもよい。
【0022】
また、各ユーザが他のユーザに自己の名刺情報の閲覧許容範囲を設定できる状態で、各ユーザが他のユーザについてのより多くの名刺情報を閲覧できるようにするという観点から、本発明は、上記各名刺情報交換管理装置において、各ユーザが他のユーザに自己の名刺情報の閲覧許容範囲を表すレベルが設定され、名刺交換行為を第二のユーザとなしたとして上記記憶ユニットに記録された第一のユーザが使用する端末装置から所定のネットワークを介して該第二のユーザの名刺情報の閲覧要求を指定レベルと共に受信したときに、該受信した指定レベルにて表される名刺情報の閲覧許容範囲が上記第二のユーザが第一のユーザに対して設定したレベルにて表される名刺情報の閲覧許容範囲以内のものであるか否かを判定する閲覧許容判定手段と、該閲覧許容判定手段にて指定レベルにて表される名刺情報の閲覧許容範囲が上記第二のユーザが第一のユーザに対して設定したレベルにて表される名刺情報の閲覧許容情範囲を越えるものであると判定されたときに、該第一のユーザの使用する端末装置に対して当該指定レベルに対応した料金額情報を送信する情報料金提示手段と、該情報料金提示手段にて料金額情報が送信された後に承諾情報を当該第一のユーザが使用する端末装置から受信したときに、上記料金額情報に基づいた当該第一のユーザに対する課金処理を行う第二の課金処理手段と、上記指定レベルで表される閲覧許容範囲の上記第二のユーザの名刺情報を該端末装置に所定のネットワークを介して送信する名刺情報配信手段とを有するように構成することができる。
【0023】
このような名刺情報交換管理装置では、第一のユーザは、提示された料金情報に基づいた課金処理を受けることを前提にして、第二のユーザが当該第一のユーザに対して設定したレベルにて表される閲覧許容範囲を越える範囲の名刺情報を閲覧することが可能となる。
【0024】
更に、上記課題を解決するため、本発明に係る名刺情報交換管理方法は、ユーザ毎に名刺情報を記憶管理する名刺情報管理手段を有すると共に所定のネットワークを介して携帯端末と情報交換を行う名刺交換情報管理装置における処理方法であって、ユーザの使用する携帯端末から上記所定のネットワークを介して受信した発行要求に基づいてそのユーザ固有の識別情報を名刺交換IDとして当該携帯端末に返送する名刺交換ID発行手順と、ユーザの使用する携帯端末から対となる2つの名刺交換IDを所定のネットワークを介して受信したときに、それらの名刺交換IDが既に発行されたものであるか否かに基づいて当該2つの名刺交換IDに対応したユーザにて名刺交換行為がなされたものであるか否かを判定する名刺交換判定手順と、該名刺交換判定手順にて各ユーザが名刺交換行為を行ったものと判定されたときに、当該各ユーザ間で名刺交換がなされたことを所定の記憶ユニットに記録する名刺交換履歴記録手順とを有し、上記所定の記憶ユニットに記録された名刺交換行為をなしたとされる各ユーザが互いに上記名刺情報管理手段にて記憶管理される他方ユーザの名刺情報を閲覧できるように構成される。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0026】
本発明の実施の一形態に係る名刺情報交換管理装置が適用されるシステムは図1に示すように構成される。
【0027】
図1において、本発明に係る名刺情報交換管理装置としての名刺交換サーバ100がインターネットに接続され、携帯情報端末(携帯電話機、PHS端末、PDA端末等)201、202が、移動通信網200、ゲートウエイ(GW)250及びインターネットを介して名刺交換サーバ100と情報の送受信を行えるようになっている。また、携帯情報端末201、202は、近距離通信ユニット(Bluetooth、IrDA等)を有し、移動通信網200を介すことなく相互に通信を行うことができるようになっている。ユーザのオフィスに設置されたPC端末装置301、302がLAN300に接続され、これらのPC端末装置301、302は、LAN300及びインターネットを介して名刺交換サーバ100と情報交換することができるようになっている。
【0028】
名刺交換サーバ100は、記憶ユニットに格納した図2に示すような名刺情報テーブルを用いて各登録ユーザの名刺情報を管理する。この名刺情報テーブルには、各登録ユーザを特定する「個人ID」に対応させて、「氏名」、「会社名」、「連絡先」、「住所」、「電話番号」、「生年月日」、「年齢」、「趣味」等の情報が名刺情報として記述されている。名刺情報としては、上記のようなテキスト情報として表されるもののほか、「顔写真」のような画像(静止画、動画)情報、「テーマ音楽」のような音声情報を含めることもできる。
【0029】
また、名刺交換サーバ100は、名刺情報の公開を許容するレベル(公開レベル)を管理している。この名刺情報の公開レベルとして、例えば、図3に示すように、「個人ID」、「氏名」、「会社名」等の公開を許容するレベル1、それらの情報に加えて「連絡先」、「住所」、「電話番号」の公開を許容するレベル2、更に、それらの情報に加えて「生年月日」、「年齢」、「趣味」の公開を許容するレベル3の3つのレベルが用いられる。
【0030】
携帯情報端末201を携帯するユーザと携帯情報端末202を携帯するユーザとが名刺交換を行う場合、図4に示す手順に従って処理が行われる。なお、これらのユーザは予めユーザ登録を行っており、名刺交換サーバ100の名刺情報テーブル(図2参照)にそれらのユーザの名刺情報が登録されている。
【0031】
図4において、携帯情報端末201のユーザが相手ユーザに対する名刺情報の公開レベルを設定するための操作を行うと、その操作に従って携帯情報端末201は名刺情報の公開レベルの入力処理を行う(S11)。この入力処理では、名刺情報の公開レベルが携帯情報端末201の内部メモリに格納される。また、ユーザが名刺交換IDの発行要求操作を行うと、携帯情報端末201は、その名刺交換IDの発行要求を個人ID(名刺交換IDの発行要求操作の際に入力されている)と共に名刺交換サーバ100に宛てて送信する(S12)。
【0032】
上記携帯情報端末201の場合と同様に、上記ユーザの名刺交換相手となる他のユーザによる操作に従って携帯情報端末202の内部メモリに相手ユーザに対する名刺情報の公開レベルが格納され(S21)、更に、名刺交換IDの発行要求が個人IDと共に携帯情報端末202から名刺交換サーバ100に宛てて送信される(S22)。
【0033】
名刺交換サーバ100は、各携帯情報端末201、202から名刺交換IDの発行要求を個人IDと共に受信すると(S31)、その要求に従って名刺交換IDの発行処理を行う(S32)。この名刺交換IDの発行処理では、例えば、名刺交換IDが所定の規則に従って生成され、記憶ユニットに格納された図5に示すような名刺交換管理テーブルにその生成された名刺交換IDとユーザの個人IDとが相互に対応付けられた状態で登録される。このとき、名刺交換サーバ100は、所定の付加情報も個人IDに対応付けて上記名刺交換管理テーブル(図5参照)に登録する。
【0034】
この付加情報として、例えば、上記名刺交換IDの発行要求を名刺交換サーバ100が受信した日時(年(Y)、月(M)、日(D)、時(T))及び携帯情報端末201、202の位置情報(P)を用いることができる。この位置情報としては、移動通信網200に登録された携帯情報端末201、202の位置情報(位置登録エリアの情報)や、携帯情報端末201、202がGPSユニットを搭載する場合には、そのGPSユニットでの検出位置情報を用いることができる。名刺交換サーバ100は、このような位置情報を各携帯情報端末201、202から上記名刺交換IDの発行要求と共に取得することができ、また、移動通信網200から(位置情報が位置登録エリアの情報の場合等)取得することができる。
【0035】
名刺交換サーバ100は、上記のようにして、名刺交換管理テーブル(図5参照)にユーザ(個人ID)毎に登録された名刺交換IDを対応する携帯情報端末201、202に宛てて送信する。各携帯情報端末201、202は、上記名刺交換IDの発行要求を送信した後に名刺交換IDを受信すると、その受信した名刺交換IDを表示ユニットに表示する(S13、S23)。
【0036】
その名刺交換IDが表示されたことを確認した各携帯情報端末201、202のユーザが所定の交換処理操作を行うと、近距離通信ユニットが有効になり、各携帯情報端末201、202は、相互に名刺交換IDの近距離通信を行う(S14、S24)。その結果、各携帯情報端末201、202は、他方の携帯情報端末から近距離通信にて送信される名刺交換IDを受信する。
【0037】
各携帯情報端末201、202での名刺交換IDの受信を確認したユーザが所定の送信操作を行うと、各携帯情報端末201、202は、名刺交換サーバ100から通知された自己の名刺交換IDと上記近距離通信により相手ユーザの携帯情報端末から通知された相手の名刺交換IDとを対にして名刺交換サーバ100に宛てて送信する(S15、S25)。このとき、各携帯情報端末201、202の内部メモリに格納された公開レベルも名刺交換サーバ100に宛てて送信される。
【0038】
名刺交換サーバ100は、各携帯情報端末201、202から送信される対となった名刺交換IDを受信すると(S33)、その名刺交換IDの正当性をチェックする(S34)。この名刺交換IDの正当性のチェックは次のようにしてなされる。
【0039】
前述した名刺交換管理テーブル(図5参照)を参照して、その対となった名刺交換IDが当該名刺交換管理テーブルに登録されているか否かの判定がなされる。それらが登録されている場合、更に、その対となった名刺交換IDそれぞれの付加情報(日時、位置情報)が比較される。そして、年(Y)、月(M)、日(D)がそれぞれ同一であるという条件が満足されているか否か、時(T)の差が所定範囲内であるという条件が満足されているか否か、位置情報の差が所定範囲内であるという条件が満足されているか否かがそれぞれチェックされる。その各条件が全て満足されているとき、その対となる名刺交換IDが正当である、即ち、携帯情報端末201、202のユーザが名刺交換行為をなしたものとの判定がなされる。
【0040】
一方、上記対となった名刺交換IDが名刺交換管理テーブルに登録されていない場合、または、上記条件のうち1つでも満足されていない場合、その対となる名刺交換IDは正当ではないと判定される。この場合、名刺交換サーバ100は、名刺交換が成立しなかった旨を各携帯情報端末201、202に通知する(図示略)。
【0041】
名刺交換サーバ100は、各登録ユーザに対して図6に示すような個人交換履歴テーブルを記憶ユニット内に作成している。この個人交換履歴テーブルは、各登録ユーザが行った名刺交換IDの交換(名刺交換処理)の履歴を管理するもので、名刺交換処理を行った相手を特定する「交換相手ID」、その名刺交換処理を行った日時を表す「交換日時」、その交換相手がその登録ユーザに対して設定している「公開レベル」等の各項目についての情報を管理する。
【0042】
上記のようにして対となった名刺交換IDが正当であるとの判定がなされた場合、名刺交換サーバ100は、名刺交換管理テーブル(図5参照)から上記対となった各名刺交換IDに対応する個人IDを検索し、その個人IDで特定されるユーザに対して作成された個人交換履歴テーブルに各種の情報を設定する(S35)。即ち、他方の名刺交換IDに対応した個人IDが「交換相手ID」の項に設定され、そのユーザの携帯情報端末から受信した公開レベルの値が「公開レベル」の項に設定され、上記名刺交換IDの正当性が確認された日時が「交換日時」の項に設定される。
【0043】
上述したようなシステムによれば、名刺交換サーバ100が受信した対となる名刺交換IDが名刺交換管理テーブルに登録されているか否かにより、各名刺交換IDに対応したユーザ間で名刺交換行為がなされたものであるか否かを容易に判断することができる。また、各名刺交換IDに付加される年(Y)、月(M)、日(D)、時(T)の時的情報や、位置情報に基づいて、更に精度良く、名刺交換IDに対応したユーザ間で名刺交換行為がなされたものであるか否かを判断することができる。
【0044】
上記付加的情報(時的情報、位置情報)を特に用いることなく、名刺交換IDが名刺交換管理テーブル(図5参照)に登録されているか否かだけで当該名刺交換IDの正当性を判断するようにしてもよい。また、付加情報としての時的情報及び位置情報のいずれかだけで名刺交換IDの正当性を判断するようにしてもよい。
【0045】
なお、図4に示す処理において、各携帯情報端末201、202と名刺交換サーバ100との間の通信、各携帯情報端末201と202との間の近距離通信では、送受信される情報の所定のアルゴリズムに従った暗号化及び復号がなされる。
【0046】
また、上記例では、携帯情報端末201と202との間で近距離通信を行うことにより相互に名刺交換IDの交換を行うようにしているが、このような近距離通信を用いずに、各ユーザが相手ユーザに名刺交換IDを口頭で通知し、その通知された相手ユーザの名刺交換IDを自身の携帯情報端末に入力するようにしてもよい。
【0047】
名刺交換サーバ100は、日常的には、前述したような図4に示す手順に従った処理を行う。そして、名刺交換サーバ100は所定の周期にて(例えば、月ごとに)各登録ユーザに対する課金処理を行う。この課金処理は、例えば、図7に示す手順に従ってなされる。
【0048】
図7において、名刺交換サーバ100は、各ユーザに対して作成された個人交換履歴テーブル(図6参照)を参照して、課金対象期間(例えば、1ヶ月間)になされた名刺交換処理の回数(交換件数)を登録ユーザ毎に集計する。そして、名刺交換サーバ100は、そのように集計された名刺交換処理の回数を図8に示すような件数課金テーブルの「今月の交換件数」の項に各登録ユーザの個人IDに対応付けて設定する(S41)。そして、名刺交換サーバ100は、その名刺交換処理の回数に予め設定された交換単価を乗じて各登録ユーザに対する料金額を算出する(S42)。その料金額が件数課金テーブルの「交換件数課金」の項に設定される。名刺交換サーバ100は、上記件数課金テーブルの「交換件数課金」の項に設定された各登録ユーザに対する料金額に基づいて当該各登録ユーザに対する課金処理(クレジット決済処理、銀行決済処理、請求書発行処理等)を行う(S43)。
【0049】
このようにして、ユーザは、他のユーザと名刺交換処理(図4に示す処理参照)を行った回数、即ち、他のユーザと名刺交換を行った回数に応じた料金額の請求を受ける。
【0050】
上記のような処理によれば、各ユーザに対して名刺交換IDの交換を行った回数に応じた料金額を課金することができるようになる。
【0051】
また、上記のようにして名刺交換処理を行った各ユーザが他のユーザの名刺情報を閲覧する場合、例えば、図9に示す手順に従って処理がなされる。ユーザがオフィスに戻ってそのオフィスに設置されたPC端末装置301から名刺情報を閲覧する場合を説明する。この場合、上述したように名刺交換処理(図4参照)を行った携帯情報端末201(または202)とPC端末装置301を所定の通信ケーブルで接続し、携帯情報端末201に保存された相手ユーザの名刺交換IDがPC端末装置301に転送される。そして、その名刺交換IDがPC端末装置301の内部メモリ内に格納される。
【0052】
所定のメニュー画面において名刺情報閲覧処理の選択操作がなされると、PC端末装置301は、名刺情報閲覧処理のモードとなる(S51)。PC端末装置301は、この名刺情報閲覧処理のモードになると、個人ID及びパスワードPWの入力画面を表示する(S52)。この入力画面に対して、ユーザが個人IDとパスワードPWの入力操作を行うと、PC端末装置301は、その個人ID及びパスワードPWを内部メモリに格納する。そして、PC端末装置301は、上記内部メモリに格納してあった名刺交換IDのリストを表示する(53)。このリストから名刺交換IDの選択操作と共に公開レベルの値の入力操作を行うと、PC端末装置301は、上記内部メモリに格納した個人ID、パスワードPWと共に、選択された名刺交換ID及び公開レベルの値を名刺交換サーバ100に宛てて送信する(S54)。すると、これら個人ID、パスワードPW、名刺交換ID及び公開レベルの値がLAN300及びインターネットを介して名刺交換サーバ100に転送される。
【0053】
名刺交換サーバ100は、上記PC端末装置301からの個人ID、パスワードPW、名刺交換ID及び公開レベルの値を受信すると、要求受信処理を行う(S61)。この要求受信処理では、個人ID及びパスワードPWに基づいて認証処理がなされる。この認証処理においてユーザの正当性が確認されない場合、名刺交換サーバ100は、その旨のメッセージをPC端末装置301に送信して処理を終了する(図示略)。一方、上記認証処理においてユーザの正当性が確認されると、名刺交換サーバ100は、名刺交換管理テーブル(図5参照)から上記受信した名刺交換IDに対応した個人IDを検索する。
【0054】
次いで、名刺交換サーバ100は、個人交換履歴テーブル(図6参照)において「交換相手ID」の項の上記検索された個人IDに対応する公開レベルの値と、上記受信した公開レベルの値とを比較し、その受信した値の公開レベルにて当該個人IDで特定されるユーザの名刺情報を閲覧でいるか否かを判定する(S62)。上記受信した公開レベルの値が個人交換履歴テーブルから得られた公開レベルより大きい場合、名刺交換サーバ100は、その受信した値の公開レベルにて当該個人IDで特定されるユーザの名刺情報を閲覧できないと判定し(S62でNO)、要求された公開レベルに応じた情報料金の提示処理を行う(S63)。
【0055】
この情報料金の提示処理では、図10に示すように予め定められた名刺情報の公開レベルの各値と情報料金との関係に基づいて上記受信した公開レベルの値に対応した情報料金が決定される。そして、その決定された情報料金が名刺交換サーバ100からPC端末装置301に宛てて送信される。
【0056】
PC端末装置301は、ユーザが希望する公開レベルの値を送信した後に名刺交換サーバ100から情報料金を受信すると、その受信した情報料金を表示する(S55)。ユーザからの操作入力に基づいてその情報料金をユーザが承諾したか否かを判定する(S56)。PC端末装置301は、ユーザがその情報料金を承諾しないと判定すると(S56でNO)、そのまま名刺情報閲覧処理を終了する。一方、ユーザがその情報料金を承諾すると判定すると(S56でYES)、PC端末装置301は、その公開レベルの値に応じた情報料金の支払いを承諾した旨の承諾情報を名刺交換サーバ100に宛てて送信する(S58)。
【0057】
名刺交換サーバ100は、上記情報料金の提示処理の後にPC端末装置301から承諾情報を受信すると(S64)、上記個人IDにて特定される登録ユーザに対する上記PC端末装置301に通知した情報料金での課金処理(クレジット決済処理、銀行決済処理、請求書発行処理等)を行う(S65)。その後、名刺交換サーバ100は、上述したように名刺情報閲覧の要求を行ったユーザの個人交換管理テーブルにおける当該個人ID(「交換相手ID」の項に記載)に対応した公開レベルの値を更新する(S66)。名刺交換サーバ100は、当該個人IDにて特定される登録ユーザのその公開レベルの値に応じた名刺情報(図3参照)をPC端末装置301に宛てて送信する。
【0058】
PC端末装置301は、上記承諾情報を送信した後に名刺交換サーバ100から名刺情報を受信すると、その名刺情報を表示してユーザの閲覧に供する(S58)。PC端末装置301は、その受信した名刺情報を記憶装置に保存させることもできる。その結果、PC端末装置301において名刺フィアイルを作成することができる。
【0059】
なお、上記受信した公開レベルの値が個人交換履歴テーブルから得られた公開レベル以下であれば(S62でYES)、名刺交換サーバ100は、その受信した値の公開レベルに応じた当該個人IDで特定されるユーザの名刺情報をPC端末装置301に宛てて送信する。
【0060】
上記のような処理によれば、各ユーザは、料金の支払いを行うことにより、当該各ユーザに対して他のユーザが設定したレベルより高いレベルの当該他のユーザの名刺情報を閲覧することができるようになる。
【0061】
上記例では、PC端末装置301にて名刺情報の閲覧処理がなされたが、PC端末装置301に代えて携帯情報端末201(または202)においても図9に示す手順と同様の手順に従って名刺情報の閲覧処理を実行することが可能である。
【0062】
上記例において、図2に示す名刺情報テーブルは名刺情報管理手段に対応し、図4に示すステップS32での処理は名刺交換ID発行手段(名刺交換ID発行手順)に対応し、図4に示すステップS34での処理は名刺交換判定手段(名刺交換判定手順)に対応し、図4に示すステップS35での処理は名刺交換履歴記録手段(名刺交換履歴記録手順)に対応する。
【0063】
図7に示す処理が第一の課金処理手段に対応し、図9に示すステップS62での処理は閲覧許容判定手段に対応し、図9に示すステップS63での処理は情報料金提示手段に対応し、図9に示すステップS65での処理は第二の課金処理手段に対応し、図9に示すステップS67での処理は名刺情報配信手段に対応する。
【0064】
なお、本発明は、以下の付記に記載されるように構成することができる。
【0065】
(付記1)ユーザ毎に名刺情報を記憶管理する名刺情報管理手段と、
ユーザの使用する携帯端末から所定のネットワークを介して受信した発行要求に基づいてそのユーザ固有の識別情報を名刺交換IDとして当該携帯端末に返送する名刺交換ID発行手段と、
ユーザの使用する携帯端末から対となる2つの名刺交換IDを所定のネットワークを介して受信したときに、それらの名刺交換IDが既に発行されたものであるか否かに基づいて当該2つの名刺交換IDに対応したユーザにて名刺交換行為がなされたものであるか否かを判定する名刺交換判定手段と、
該名刺交換判定手段にて各ユーザが名刺交換行為をなしたものと判定されたときに、各ユーザ間で名刺交換行為がなされたことを所定の記憶ユニットに記録する名刺交換履歴記録手段とを有し、
名刺交換行為をなしたとして上記記憶ユニットに記録された各ユーザが互いに上記名刺情報管理手段にて記憶管理される他方ユーザの名刺情報を閲覧できるようにした名刺情報交換管理装置。
【0066】
(付記2)付記1記載の名刺情報交換管理装置において、
上記発行要求を受信したときに、所定の基準に従って定められる時的情報を上記返送すべき名刺交換IDに一体的に付加する手段を有し、
上記名刺交換判定手段は、更に、受信した上記2つの名刺交換IDに一体的に付加された各時的情報の差が所定基準以内であるか否かに基づいて上記各ユーザにて名刺交換行為がなされたものであるか否かを判定するようにした名刺情報交換管理装置。
【0067】
(付記3)付記1または2記載の名刺交換管理装置において、
上記発行要求を受信したときに、当該発行要求の発信元の携帯端末の位置情報を取得して該位置情報を上記返送すべき名刺交換IDに一体的に付加する手段を有し、
上記名刺交換判定手段は、更に、受信した上記2つの名刺交換IDに一体的に付加された各位置情報の差が所定基準以内であるか否かに基づいて上記各ユーザにて名刺交換行為がなされたものであるか否かを判定するようにした名刺情報交換管理装置。
【0068】
(付記4)付記1乃至3いずれか記載の名刺情報交換管理装置において、
上記記憶ユニットに記録された各ユーザにてなされたとされる名刺交換行為の所定期間における回数に基づいて各ユーザに対する課金額を決定する第一の課金処理手段を有する名刺情報交換管理装置。
【0069】
(付記5)付記1乃至4いずれか記載の名刺情報交換管理装置において、
各ユーザが他のユーザに自己の名刺情報の閲覧許容範囲を表すレベルが設定され、
名刺交換行為を第二のユーザとなしたとして上記記憶ユニットに記録された第一のユーザが使用する端末装置から所定のネットワークを介して該第二のユーザの名刺情報の閲覧要求を指定レベルと共に受信したときに、該受信した指定レベルにて表される名刺情報の閲覧許容範囲が上記第二のユーザが第一のユーザに対して設定したレベルにて表される名刺情報の閲覧許容範囲以内のものであるか否かを判定する閲覧許容判定手段と、
該閲覧許容判定手段にて指定レベルにて表される名刺情報の閲覧許容範囲が上記第二のユーザが第一のユーザに対して設定したレベルにて表される名刺情報の閲覧許容情範囲を越えるものであると判定されたときに、該第一のユーザの使用する端末装置に対して当該指定レベルに対応した料金額情報を送信する情報料金提示手段と、
該情報料金提示手段にて料金額情報が送信された後に承諾情報を当該第一のユーザが使用する端末装置から受信したときに、上記料金額情報に基づいた当該第一のユーザに対する課金処理を行う第二の課金処理手段と、
上記指定レベルで表される閲覧許容範囲の上記第二のユーザの名刺情報を該端末装置に所定のネットワークを介して送信する名刺情報配信手段とを有する名刺情報交換管理装置。
【0070】
(付記6)ユーザ毎に名刺情報を記憶管理する名刺情報管理手段を有すると共に所定のネットワークを介して携帯端末と情報交換を行う名刺交換情報管理装置における処理方法であって、
ユーザの使用する携帯端末から上記所定のネットワークを介して受信した発行要求に基づいてそのユーザ固有の識別情報を名刺交換IDとして当該携帯端末に返送する名刺交換ID発行手順と、
ユーザの使用する携帯端末から対となる2つの名刺交換IDを所定のネットワークを介して受信したときに、それらの名刺交換IDが既に発行されたものであるか否かに基づいて当該2つの名刺交換IDに対応したユーザにて名刺交換行為がなされたものであるか否かを判定する名刺交換判定手順と、
該名刺交換判定手順にて各ユーザが名刺交換行為を行ったものと判定されたときに、当該各ユーザ間で名刺交換がなされたことを所定の記憶ユニットに記録する名刺交換履歴記録手順とを有し、
上記所定の記憶ユニットに記録された名刺交換行為をなしたとされる各ユーザが互いに上記名刺情報管理手段にて記憶管理される他方ユーザの名刺情報を閲覧できるようにした名刺情報交換管理方法。
【0071】
【発明の効果】
以上、説明したように、本願発明によれば、携帯端末に名刺交換IDを送信(発行)した後に、ユーザの使用する携帯端末から上記2つの名刺交換IDが所定のネットワークを介して受信されると、それらの名刺交換IDが既に発行されたものか否かに基づいて当該2つの名刺交換IDに対応したユーザにて名刺交換行為がなされたものであるか否かが判定される。これにより、各ユーザが名刺交換行為をなしたことを簡易に確認できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る名刺情報管理装置が適用されるシステムの構成例を示す図である。
【図2】名刺情報テーブルの構成例を示す図である。
【図3】情報の公開レベルと公開され得る情報との関係の一例を示す図である。
【図4】情報交換時における処理の一例を示すフローチャートである。
【図5】名刺交換管理テーブルの構成例を示す図である。
【図6】個人交換履歴テーブルの構成例を示す図である。
【図7】課金処理の一例を示すフローチャートである。
【図8】交換件数課金テーブルの構成例を示す図である。
【図9】名刺情報の閲覧時における処理の一例を示す図である。
【図10】情報の公開レベルと情報料との関係の一例を示す図である。
【符号の説明】
100 名刺交換サーバ
200 移動通信網
201、202 携帯電話機
250 ゲートウエイ
300 ローカルエリアネットワーク(LAN)
301、302 PC端末装置
Claims (4)
- ユーザと名刺交換をする相手ユーザの携帯端末を用いて、ネットワーク経由で名刺情報を交換管理する名刺情報交換管理装置であって、
ユーザの個人 ID毎に名刺情報を記憶管理する名刺情報管理手段と、
ユーザの使用する携帯端末から前記ネットワークを介して受信した発行要求に基づいてそのユーザ固有の識別情報を名刺交換IDに時的情報を付加して携帯端末に返送する名刺交換ID発行手段と、
前記ユーザの使用する携帯端末から、自分の名刺交換 ID と名刺交換した相手ユーザから事前に受信した名刺交換 ID とを対として前記ネットワークを介して受信したときに、前記自分の名刺交換 ID と名刺交換した前記相手ユーザの名刺交換IDとに付加されている時的情報の差が所定基準以内であるか否かに基づいて、前記自分の名刺交換 ID と名刺交換した前記相手ユーザの名刺交換IDに対応したユーザにて名刺交換行為がなされたものであるか否かを判定する名刺交換判定手段と、
該名刺交換判定手段にて各ユーザが名刺交換行為をなしたものと判定されたときに、各ユーザ間で名刺交換行為がなされたことを所定の記憶ユニットに記録する名刺交換履歴記録手段とを有し、
名刺交換行為をなしたとして上記記憶ユニットに記録された各ユーザの端末装置からの個人 ID 、パスワード,名刺交換 ID を所定のネットワークを介して受信したときに、事前に登録されている個人 ID とパスワードとに基づいて、認証処理を行う認証手段と、
該認証手段でユーザの正当性が確認されると、前記名刺交換 ID に基づいて、前記名刺情報管理手段から対応する個人 ID を検索し、該検索した個人 ID に対応する名刺情報を、前記名刺情報管理手段の中から検索する検索手段と、
前記検索した名刺情報を前記端末装置に送信する手段と
を有することを特徴とする名刺情報交換管理装置。 - 前記名刺情報管理手段は、名刺交換 ID に時的情報と前記端末装置の位置情報とを含む付加情報を対にして記憶管理し、
前記名刺交換 ID 発行手段は、前記個人 ID と前記携帯端末の位置情報とを含む発行要求に基づいて、ユーザ固有の識別情報を名刺交換 ID として、所定の基準に従って定められる時的情報と前記位置情報とを前記名刺交換 ID に一体的に付加して生成し、当該携帯端末に返送し、
前記名刺交換判定手段は、更に、前記2つの名刺交換 ID に一体的に付加された各位置情報の差が所定基準以内であるか否かに基づいて当該2つの名刺交換 ID に対応したユーザにて名刺交換行為がなされたものであるか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の名刺情報交換管理装置。 - 請求項1記載の名刺情報交換管理装置において、更に、
上記記憶ユニットに記録された各ユーザにてなされたとされる名刺交換行為の所定期間における回数に基づいて各ユーザに対する課金額を決定する第一の課金処理手段を有する名刺情報交換管理装置。 - ユーザの個人 ID 毎に名刺情報を記憶管理する名刺情報管理手段を有し、ユーザと名刺交換をする相手ユーザの携帯端末を用いて、ネットワーク経由で前記名刺情報を交換管理する手順をコンピュータを用いて行う名刺情報交換管理方法であって、
ユーザの個人 ID 毎に名刺情報を記憶管理する名刺情報管理手順と、
ユーザの使用する携帯端末から前記ネットワークを介して受信した発行要求に基づいてユーザ固有の識別情報を名刺交換 ID に時的情報を付加して携帯端末に返送する名刺交換 ID 発行手順と、
前記ユーザの使用する携帯端末から、自分の名刺交換 ID と名刺交換した相手ユーザから事前に受信した名刺交換 ID とを対として前記ネットワークを介して受信したときに、前記自分の名刺交換 ID と名刺交換した前記相手ユーザの名刺交換 ID とに付加されている時的情報の差が所定基準以内であるか否かに基づいて、前記自分の名刺交換 ID と名刺交換した前記相手ユーザの名刺交換 ID に対応したユーザにて名刺交換行為がなされたものであるか否 かを判定する名刺交換判定手順と、
該名刺交換判定手順にて各ユーザが名刺交換行為をなしたものと判定されたときに、各ユーザ間で名刺交換行為がなされたことを所定の記憶ユニットに記録する名刺交換履歴記録手順と、
名刺交換行為をなしたとして上記記憶ユニットに記録された各ユーザの端末装置からの個人 ID 、パスワード,名刺交換 ID を所定のネットワークを介して受信したときに、事前に登録されている個人 ID とパスワードとに基づいて、認証処理を行う認証手順と、
該認証手順でユーザの正当性が確認されると、前記名刺交換 ID に基づいて、前記名刺情報管理手段から対応する個人 ID を検索し、該検索した個人 ID に対応する名刺情報を、前記名刺情報管理手段の中から検索する検索手順と、
前記検索した名刺情報を前記端末装置に送信する手順と
をコンピュータを用いて行うことを特徴とする名刺情報交換管理方法。
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