JP3408786B2 - 可搬型記録媒体を利用したサービス提供システム、サービス提供方法、入場管理システム - Google Patents
可搬型記録媒体を利用したサービス提供システム、サービス提供方法、入場管理システムInfo
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- JP3408786B2 JP3408786B2 JP2000269250A JP2000269250A JP3408786B2 JP 3408786 B2 JP3408786 B2 JP 3408786B2 JP 2000269250 A JP2000269250 A JP 2000269250A JP 2000269250 A JP2000269250 A JP 2000269250A JP 3408786 B2 JP3408786 B2 JP 3408786B2
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Landscapes
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Meter Arrangements (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、可搬型記録媒体
を利用した通信端末により、容易にインターネット上の
情報サービスを利用可能とする、可搬型記録媒体を利用
したサービス提供システム、サービス提供方法、入場管
理システムに関する。
を利用した通信端末により、容易にインターネット上の
情報サービスを利用可能とする、可搬型記録媒体を利用
したサービス提供システム、サービス提供方法、入場管
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CP(Contents Provider )の提
供するインターネット上に配置された情報サーバに、利
用者が公衆回線網とISP(Internet Service Provide
r )の提供するインターネット接続サーバを介してアク
セスし、該情報サーバに記録された情報を入手するイン
ターネットの情報サービスがある。CPの提供する情報
サーバには、CP自身の他、情報サーバを借りる形で企
業や個人がHTML(Hyper Text Markup Language)等
の言語で記述されたホームページと呼ばれる情報を公開
している。インターネット上の情報の所在は、URL
(Uniform Resource Locator)と呼ばれるインターネッ
ト上のアドレスで表現され、情報を受ける側の利用者
は、コンピュータ端末等のインターネットに接続可能な
端末を、ISPの運用するインターネット接続サーバに
接続し、インターネット接続サーバ経由で、情報サーバ
にHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)等のプロ
トコルを用いてアクセスする。
供するインターネット上に配置された情報サーバに、利
用者が公衆回線網とISP(Internet Service Provide
r )の提供するインターネット接続サーバを介してアク
セスし、該情報サーバに記録された情報を入手するイン
ターネットの情報サービスがある。CPの提供する情報
サーバには、CP自身の他、情報サーバを借りる形で企
業や個人がHTML(Hyper Text Markup Language)等
の言語で記述されたホームページと呼ばれる情報を公開
している。インターネット上の情報の所在は、URL
(Uniform Resource Locator)と呼ばれるインターネッ
ト上のアドレスで表現され、情報を受ける側の利用者
は、コンピュータ端末等のインターネットに接続可能な
端末を、ISPの運用するインターネット接続サーバに
接続し、インターネット接続サーバ経由で、情報サーバ
にHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)等のプロ
トコルを用いてアクセスする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、利用者が公衆
回線網を介してコンピュータ端末をISPの運用するイ
ンターネット接続サーバに接続し、インターネット上の
CPが提供する情報サービスを利用する従来の通信シス
テムでは、公衆回線網を利用する際の通信料金以外の、
ISPの運用するインターネット接続サーバを利用する
際の接続使用料金、CPが提供する情報サービスのサー
ビス料金の2つの独立した料金を、一括回収することが
できず、利用者は別々に支払いを行わなければならない
という問題があった。更に、情報サービスの一つにチケ
ット予約サービスが提案されているが、料金回収におい
て、銀行振り込み以外の料金支払方法を利用した情報サ
ービスシステムは提案されておらず、利用者にとっては
大変不便なものであった。また、CPの提供する情報サ
ービスを利用するためには、必ずISPと契約を結ぶ必
要があるという問題があった。また、利用者はISPや
CPの提供するサーバと通信を行うことができるコンピ
ュータ端末を用意する必要があり、万人が、どこからで
もインターネット上の情報サービスを利用できるわけで
はないという問題があった。このように、従来のインタ
ーネットの情報サービスは、万人が自由にかつ便利に、
どこからでも利用できるものではないという問題があっ
た。
回線網を介してコンピュータ端末をISPの運用するイ
ンターネット接続サーバに接続し、インターネット上の
CPが提供する情報サービスを利用する従来の通信シス
テムでは、公衆回線網を利用する際の通信料金以外の、
ISPの運用するインターネット接続サーバを利用する
際の接続使用料金、CPが提供する情報サービスのサー
ビス料金の2つの独立した料金を、一括回収することが
できず、利用者は別々に支払いを行わなければならない
という問題があった。更に、情報サービスの一つにチケ
ット予約サービスが提案されているが、料金回収におい
て、銀行振り込み以外の料金支払方法を利用した情報サ
ービスシステムは提案されておらず、利用者にとっては
大変不便なものであった。また、CPの提供する情報サ
ービスを利用するためには、必ずISPと契約を結ぶ必
要があるという問題があった。また、利用者はISPや
CPの提供するサーバと通信を行うことができるコンピ
ュータ端末を用意する必要があり、万人が、どこからで
もインターネット上の情報サービスを利用できるわけで
はないという問題があった。このように、従来のインタ
ーネットの情報サービスは、万人が自由にかつ便利に、
どこからでも利用できるものではないという問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、必要な情報を予め可搬型記録媒体に記録し、利用
者がISPやCPの提供するサーバを意識することな
く、更にすべての料金を一括して支払うことが可能な、
可搬型記録媒体を利用したサービス提供システム、サー
ビス提供方法、入場管理システムを提供することを目的
とする。
ので、必要な情報を予め可搬型記録媒体に記録し、利用
者がISPやCPの提供するサーバを意識することな
く、更にすべての料金を一括して支払うことが可能な、
可搬型記録媒体を利用したサービス提供システム、サー
ビス提供方法、入場管理システムを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、インターネット接続シ
ステムを介して接続された公衆回線網上の通信用端末の
利用者の認証を行う手段と、認証が正常に行われた前記
利用者へ所定のサービスを提供する手段と、前記通信用
端末上に、サービスの利用により発生する費用と前記イ
ンターネット接続システムの利用により発生する費用と
を加えた総費用の金額の提示を行う手段と、前記総費用
の精算処理を行う手段とを備え、前記利用者の所有する
可搬型記録媒体に記録された情報に基づき、前記インタ
ーネット接続システムを介して公衆回線網上の前記通信
用端末と接続されるサービス提供システムにおいて、前
記精算処理を行う手段は、金融機関に対して振り込み情
報を送信する第1の精算手段と、クレジットカード発行
機関に与信を決済する情報を送信する第2の精算手段
と、クレジット通話を提供する機関に与信を決済する情
報を送信する第3の精算手段と、プリペイドカードセン
タにプリペイドカードによる決済情報を送信する第4の
精算手段とを有すると共に、前記通信用端末上に、前記
第1から前記第4の精算手段の内の少なくとも2つの精
算手段に関する情報を提示させる提示手段と、前記通信
用端末上に提示された前記第1から前記第4の精算手段
の内の少なくとも2つの精算手段に関する情報の中か
ら、前記利用者に希望の精算手段を選択させる選択手段
と、前記利用者により選択されて、前記通信用端末から
通知された前記利用者が希望する精算手段を実行させる
実行手段とを具備することを特徴とする。以上の構成に
より、利用者が、公衆回線網を利用する際の通信料金以
外のインターネット接続システム(ISP:インターネ
ットサービスプロバイダ)を利用する際の接続使用料金
と、サービス提供システム(CP:コンテンツプロバイ
ダ)が提供する情報サービスのサービス料金の2つの独
立した料金を一括して支払うことを可能とすると共に、
第1〜第4の精算手段により、これらを金融機関やクレ
ジットカード更にはプリペイドカードに代表される一般
的な費用支払いの他、クレジット通話による公衆回線網
上の通信用端末に固有の費用支払いを可能とする。ま
た、これらの費用支払い方法を利用者が選択可能とした
ことで、サービ ス提供システムの効率的な運用が可能と
なる。
めに、請求項1に記載の発明は、インターネット接続シ
ステムを介して接続された公衆回線網上の通信用端末の
利用者の認証を行う手段と、認証が正常に行われた前記
利用者へ所定のサービスを提供する手段と、前記通信用
端末上に、サービスの利用により発生する費用と前記イ
ンターネット接続システムの利用により発生する費用と
を加えた総費用の金額の提示を行う手段と、前記総費用
の精算処理を行う手段とを備え、前記利用者の所有する
可搬型記録媒体に記録された情報に基づき、前記インタ
ーネット接続システムを介して公衆回線網上の前記通信
用端末と接続されるサービス提供システムにおいて、前
記精算処理を行う手段は、金融機関に対して振り込み情
報を送信する第1の精算手段と、クレジットカード発行
機関に与信を決済する情報を送信する第2の精算手段
と、クレジット通話を提供する機関に与信を決済する情
報を送信する第3の精算手段と、プリペイドカードセン
タにプリペイドカードによる決済情報を送信する第4の
精算手段とを有すると共に、前記通信用端末上に、前記
第1から前記第4の精算手段の内の少なくとも2つの精
算手段に関する情報を提示させる提示手段と、前記通信
用端末上に提示された前記第1から前記第4の精算手段
の内の少なくとも2つの精算手段に関する情報の中か
ら、前記利用者に希望の精算手段を選択させる選択手段
と、前記利用者により選択されて、前記通信用端末から
通知された前記利用者が希望する精算手段を実行させる
実行手段とを具備することを特徴とする。以上の構成に
より、利用者が、公衆回線網を利用する際の通信料金以
外のインターネット接続システム(ISP:インターネ
ットサービスプロバイダ)を利用する際の接続使用料金
と、サービス提供システム(CP:コンテンツプロバイ
ダ)が提供する情報サービスのサービス料金の2つの独
立した料金を一括して支払うことを可能とすると共に、
第1〜第4の精算手段により、これらを金融機関やクレ
ジットカード更にはプリペイドカードに代表される一般
的な費用支払いの他、クレジット通話による公衆回線網
上の通信用端末に固有の費用支払いを可能とする。ま
た、これらの費用支払い方法を利用者が選択可能とした
ことで、サービ ス提供システムの効率的な運用が可能と
なる。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のサービス提供システムにおいて、前記サービス提供シ
ステムは、提供するサービスが、イベントのチケット予
約・販売サービスであった場合、該イベントの入場管理
システムからのチケットの予約・販売データの要求に対
して、前記可搬型記録媒体を利用して処理された予約・
販売データを通知する手段を更に含むことを特徴とす
る。以上の構成により、イベントの入場管理システムに
おいて、可搬型記録媒体を利用して処理されたイベント
のチケット予約・販売情報を管理することを可能とす
る。
のサービス提供システムにおいて、前記サービス提供シ
ステムは、提供するサービスが、イベントのチケット予
約・販売サービスであった場合、該イベントの入場管理
システムからのチケットの予約・販売データの要求に対
して、前記可搬型記録媒体を利用して処理された予約・
販売データを通知する手段を更に含むことを特徴とす
る。以上の構成により、イベントの入場管理システムに
おいて、可搬型記録媒体を利用して処理されたイベント
のチケット予約・販売情報を管理することを可能とす
る。
【0007】請求項3に記載の発明は、利用者の所有す
る可搬型記録媒体に記録された情報を利用して、イベン
ト会場へ入場する利用者を管理する入場管理システムで
あって、請求項2に記載のサービス提供システムへ、前
記可搬型記録媒体を利用して処理されたチケットの予約
・販売データを要求すると共に、前記サービス提供シス
テムから通知された予約・販売データと、前記利用者の
所有する可搬型記録媒体より読み取った情報とを照合し
て、前記利用者の認証と予約データの確認を行う手段
と、確認された前記予約・販売データを出力する手段と
を具備することを特徴とする。以上の構成により、可搬
型記録媒体をイベント会場への入場可否確認手段(=い
わゆる入場券)として利用することができる。
る可搬型記録媒体に記録された情報を利用して、イベン
ト会場へ入場する利用者を管理する入場管理システムで
あって、請求項2に記載のサービス提供システムへ、前
記可搬型記録媒体を利用して処理されたチケットの予約
・販売データを要求すると共に、前記サービス提供シス
テムから通知された予約・販売データと、前記利用者の
所有する可搬型記録媒体より読み取った情報とを照合し
て、前記利用者の認証と予約データの確認を行う手段
と、確認された前記予約・販売データを出力する手段と
を具備することを特徴とする。以上の構成により、可搬
型記録媒体をイベント会場への入場可否確認手段(=い
わゆる入場券)として利用することができる。
【0008】請求項4に記載の発明は、インターネット
接続システムを介して接続された前記通信用端末の利用
者の認証を行う処理と、認証が正常に行われた前記利用
者へ所定のサービスを提供する処理と、前記通信用端末
上に、サービスの利用により発生する費用と前記インタ
ーネット接続システムの利用により発生する費用とを加
えた総費用の金額の提示を行う処理と、前記総費用の精
算を行う精算処理とを含み、前記インターネット接続シ
ステムを介して接続された公衆回線網上の通信用端末に
サービスを提供するサービス提供方法において、前記精
算処理は、前記通信用端末上に、金融機関に対して振り
込み情報を送信する第1の精算手段と、クレジットカー
ド発行機関に与信を決済する情報を送信する第2の精算
手段と、クレジット通話を提供する機関に与信を決済す
る情報を送信する第3の精算手段と、プリペイドカード
センタにプリペイドカードによる決済情報を送信する第
4の精算手段の内の少なくとも2つの精算手段に関する
情報を提示させる提示処理と、前記通信用端末上に提示
された前記第1から前記第4の精算手段の内の少なくと
も2つの精算手段の中から、前記利用者に希望の精算手
段を選択させる選択処理と、前記利用者により選択され
て、前記通信用端末から通知された前記利用者が希望す
る精算手段を実行させる実行処理とを含むことを特徴と
する。
接続システムを介して接続された前記通信用端末の利用
者の認証を行う処理と、認証が正常に行われた前記利用
者へ所定のサービスを提供する処理と、前記通信用端末
上に、サービスの利用により発生する費用と前記インタ
ーネット接続システムの利用により発生する費用とを加
えた総費用の金額の提示を行う処理と、前記総費用の精
算を行う精算処理とを含み、前記インターネット接続シ
ステムを介して接続された公衆回線網上の通信用端末に
サービスを提供するサービス提供方法において、前記精
算処理は、前記通信用端末上に、金融機関に対して振り
込み情報を送信する第1の精算手段と、クレジットカー
ド発行機関に与信を決済する情報を送信する第2の精算
手段と、クレジット通話を提供する機関に与信を決済す
る情報を送信する第3の精算手段と、プリペイドカード
センタにプリペイドカードによる決済情報を送信する第
4の精算手段の内の少なくとも2つの精算手段に関する
情報を提示させる提示処理と、前記通信用端末上に提示
された前記第1から前記第4の精算手段の内の少なくと
も2つの精算手段の中から、前記利用者に希望の精算手
段を選択させる選択処理と、前記利用者により選択され
て、前記通信用端末から通知された前記利用者が希望す
る精算手段を実行させる実行処理とを含むことを特徴と
する。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。本実施の形態は、インター
ネット上の情報サービスとして、コンサート等のチケッ
ト予約・販売サービス、及びコンサート当日の入場管理
システムを一例に本発明の情報サービスシステムを説明
する。図1は、本発明の実施の形態を説明する構成図で
ある。図1において、符号1は、本実施の形態で説明す
るチケット予約・販売システムにアクセスするための情
報が予め記録された可搬型記録媒体である。可搬型記録
媒体1は、情報サービス等の料金支払い方法に従って、 (a)銀行振り込み (b)クレジットカード番号 (c)クレジット通話カード (d)プリペイドカード のいずれかの行為、もしくは情報と組み合わされて使用
される。符号2は、可搬型記録媒体1を利用することが
可能な通信用端末である。符号3は、ISDN(Integr
ated Services Digital Network )に代表される公衆回
線網である。符号4は、インターネット接続サーバを提
供するISP(〔特許請求の範囲〕におけるインターネ
ット接続システムに相当する)である。符号5は、コネ
クションレス型通信を用いたコンピュータネットワーク
によるインターネットである。符号6は、APC(Appl
ication Center)であって、チケット予約・販売サービ
スを提供するコンテンツサーバを含む、サービス提供者
(CP)がインターネット5上に設けた情報センタ
((特許請求の範囲)におけるサービス提供システムに
相当する)である。符号7は、APC6におけるチケッ
ト料金、通話料金、及びその他の料金の一括管理を行
う、APC6が契約するAPC契約銀行であって、オン
ラインでAPC6へ接続される。符号8は、販売された
チケット情報に基づいて、コンサート等の入場管理を行
うための入場管理システムである。符号9は、利用者が
チケット料金、通話料金、及びその他の料金をクレジッ
トカードで支払う場合、料金の回収を行うクレジットカ
ード会社である。符号10は、利用者がチケット料金、
通話料金、及びその他の料金をクレジット通話で支払う
場合、料金の回収を行うクレジット通話管理センタであ
り、公衆回線網3内に配置される。符号11は、利用者
がチケット料金、通話料金、及びその他の料金をプリペ
イドカードで支払う場合、当該料金の回収を行うプリペ
イドカードセンタであり、公衆回線網3を介して通信用
端末2と接続される。
施の形態について説明する。本実施の形態は、インター
ネット上の情報サービスとして、コンサート等のチケッ
ト予約・販売サービス、及びコンサート当日の入場管理
システムを一例に本発明の情報サービスシステムを説明
する。図1は、本発明の実施の形態を説明する構成図で
ある。図1において、符号1は、本実施の形態で説明す
るチケット予約・販売システムにアクセスするための情
報が予め記録された可搬型記録媒体である。可搬型記録
媒体1は、情報サービス等の料金支払い方法に従って、 (a)銀行振り込み (b)クレジットカード番号 (c)クレジット通話カード (d)プリペイドカード のいずれかの行為、もしくは情報と組み合わされて使用
される。符号2は、可搬型記録媒体1を利用することが
可能な通信用端末である。符号3は、ISDN(Integr
ated Services Digital Network )に代表される公衆回
線網である。符号4は、インターネット接続サーバを提
供するISP(〔特許請求の範囲〕におけるインターネ
ット接続システムに相当する)である。符号5は、コネ
クションレス型通信を用いたコンピュータネットワーク
によるインターネットである。符号6は、APC(Appl
ication Center)であって、チケット予約・販売サービ
スを提供するコンテンツサーバを含む、サービス提供者
(CP)がインターネット5上に設けた情報センタ
((特許請求の範囲)におけるサービス提供システムに
相当する)である。符号7は、APC6におけるチケッ
ト料金、通話料金、及びその他の料金の一括管理を行
う、APC6が契約するAPC契約銀行であって、オン
ラインでAPC6へ接続される。符号8は、販売された
チケット情報に基づいて、コンサート等の入場管理を行
うための入場管理システムである。符号9は、利用者が
チケット料金、通話料金、及びその他の料金をクレジッ
トカードで支払う場合、料金の回収を行うクレジットカ
ード会社である。符号10は、利用者がチケット料金、
通話料金、及びその他の料金をクレジット通話で支払う
場合、料金の回収を行うクレジット通話管理センタであ
り、公衆回線網3内に配置される。符号11は、利用者
がチケット料金、通話料金、及びその他の料金をプリペ
イドカードで支払う場合、当該料金の回収を行うプリペ
イドカードセンタであり、公衆回線網3を介して通信用
端末2と接続される。
【0019】また、可搬型記録媒体1は、ICカードに
代表される記録媒体で、一例として図2に示す内容が予
め記録されており、記録内容が通信用端末2からISP
4やAPC6へ送出されて、チケット予約・販売システ
ムにアクセス可能となる。ここで、「アクセスポイン
ト」は、可搬型記録媒体1を認識した通信用端末2が、
ダイヤルアップIP(Internet Protocol )接続によ
り、ISP4へ接続するための公衆回線網3上の電話番
号である。「ネットワークID」は、可搬型記録媒体1
を認識した通信用端末2がISP4へダイヤルアップI
P接続を行う時に、ISP4が利用者の認証に使用する
ID番号である。「ネットワークパスワード」は、同様
に、可搬型記録媒体1を認識した通信用端末2がISP
4へダイヤルアップIP接続を行う時に、ISP4が利
用者の認証に使用するパスワードである。「APCのU
RL」は、インターネット5上のAPC6の所在を、記
号的にコンピュータの名前を表したFQDN(完全修飾
ドメイン名)を含んだHTTP(Hyper Text Transfer
Protocol)等の書式にしたがって表した文字列である。
「カードID」は、可搬型記録媒体1を挿入された通信
用端末2がAPC6へアクセスする時に、APC6が利
用者の認証に使用するID番号である。なお、図2に示
す項目の中で、「ネットワークパスワード」は、セキュ
リティ面を考慮して手入力しても良い。また、「APC
6のURL」は、可搬型記録媒体1上ではなく、ISP
4上に設けられたインターネット接続サーバ41に含ま
れるゲートウェイに、カードIDに対応して予め記録さ
れ、利用者のアクセス時に参照されても良い。また、
「ネットワークID」と「カードID」は管理の効率化
のため、同一のID(共通ID)であっても良い。ま
た、カードIDと共に、可搬型記録媒体1を挿入された
通信用端末2がAPC6へアクセスする時に、APC6
が利用者の認証に使用するカードパスワードは、可搬型
記録媒体1の盗用を防止するため、可搬型記録媒体1に
は記録せず、必ず利用者が通信用端末2から手入力す
る。更に、可搬型記録媒体1は、通信用端末2側の対応
により、ICカードの他、磁気カード、ICチップを内
蔵した携帯電話や携帯端末等が利用できる。
代表される記録媒体で、一例として図2に示す内容が予
め記録されており、記録内容が通信用端末2からISP
4やAPC6へ送出されて、チケット予約・販売システ
ムにアクセス可能となる。ここで、「アクセスポイン
ト」は、可搬型記録媒体1を認識した通信用端末2が、
ダイヤルアップIP(Internet Protocol )接続によ
り、ISP4へ接続するための公衆回線網3上の電話番
号である。「ネットワークID」は、可搬型記録媒体1
を認識した通信用端末2がISP4へダイヤルアップI
P接続を行う時に、ISP4が利用者の認証に使用する
ID番号である。「ネットワークパスワード」は、同様
に、可搬型記録媒体1を認識した通信用端末2がISP
4へダイヤルアップIP接続を行う時に、ISP4が利
用者の認証に使用するパスワードである。「APCのU
RL」は、インターネット5上のAPC6の所在を、記
号的にコンピュータの名前を表したFQDN(完全修飾
ドメイン名)を含んだHTTP(Hyper Text Transfer
Protocol)等の書式にしたがって表した文字列である。
「カードID」は、可搬型記録媒体1を挿入された通信
用端末2がAPC6へアクセスする時に、APC6が利
用者の認証に使用するID番号である。なお、図2に示
す項目の中で、「ネットワークパスワード」は、セキュ
リティ面を考慮して手入力しても良い。また、「APC
6のURL」は、可搬型記録媒体1上ではなく、ISP
4上に設けられたインターネット接続サーバ41に含ま
れるゲートウェイに、カードIDに対応して予め記録さ
れ、利用者のアクセス時に参照されても良い。また、
「ネットワークID」と「カードID」は管理の効率化
のため、同一のID(共通ID)であっても良い。ま
た、カードIDと共に、可搬型記録媒体1を挿入された
通信用端末2がAPC6へアクセスする時に、APC6
が利用者の認証に使用するカードパスワードは、可搬型
記録媒体1の盗用を防止するため、可搬型記録媒体1に
は記録せず、必ず利用者が通信用端末2から手入力す
る。更に、可搬型記録媒体1は、通信用端末2側の対応
により、ICカードの他、磁気カード、ICチップを内
蔵した携帯電話や携帯端末等が利用できる。
【0020】また、通信用端末2の一例として、可搬型
記録媒体1にICカードを利用できるICカード公衆電
話機を図3に示す。図3において、符号71は、ICカ
ード公衆電話機に挿入するICカードや、料金支払い用
のクレジット通話カード、プリペイドカードを挿入する
ためのカード類挿入スロットである。カード類挿入スロ
ット71は、可搬型記録媒体用読みとり装置機能を備
え、挿入されたカード類に記録されたデータを読み出し
て公衆回線網3へ送出したり、公衆回線回線網3から受
信したデータ等を挿入されたカード類へ書き込むことが
できる。符号72は、ICカード公衆電話機の送受話器
である。符号73は、電話をかける場合の電話番号入力
や、情報サービスを受ける場合の操作を行うための操作
部であり、カーソルを動かすための「方向キー」や、入
力を決定するための「enterキー」に割り当てられ
るファンクションキーを含んでいる。符号74は、同様
に、電話をかける場合の操作内容や、情報サービスを受
ける場合の操作内容を表示するための表示部であり、情
報サービスを利用する時のAPC6からのメッセージも
ここに表示される。また、表示部74に表示される各種
操作内容は、同時に、受話器72を通して音声ガイドに
より利用者に伝達しても良い。なお、通信用端末2の一
例としてICカード公衆電話機を説明したが、通信用端
末2は、磁気カード電話機や、更に、ICカードあるい
は磁気カード等の可搬型記録媒体の読み込みが可能な装
置とコンピュータ端末あるいは携帯端末等の装置の組み
合わせによるものであっても良い。更に、可搬型記録媒
体1と通信用端末2との間の情報通信は、接触型、ある
いは非接触型のどちらでも良い。
記録媒体1にICカードを利用できるICカード公衆電
話機を図3に示す。図3において、符号71は、ICカ
ード公衆電話機に挿入するICカードや、料金支払い用
のクレジット通話カード、プリペイドカードを挿入する
ためのカード類挿入スロットである。カード類挿入スロ
ット71は、可搬型記録媒体用読みとり装置機能を備
え、挿入されたカード類に記録されたデータを読み出し
て公衆回線網3へ送出したり、公衆回線回線網3から受
信したデータ等を挿入されたカード類へ書き込むことが
できる。符号72は、ICカード公衆電話機の送受話器
である。符号73は、電話をかける場合の電話番号入力
や、情報サービスを受ける場合の操作を行うための操作
部であり、カーソルを動かすための「方向キー」や、入
力を決定するための「enterキー」に割り当てられ
るファンクションキーを含んでいる。符号74は、同様
に、電話をかける場合の操作内容や、情報サービスを受
ける場合の操作内容を表示するための表示部であり、情
報サービスを利用する時のAPC6からのメッセージも
ここに表示される。また、表示部74に表示される各種
操作内容は、同時に、受話器72を通して音声ガイドに
より利用者に伝達しても良い。なお、通信用端末2の一
例としてICカード公衆電話機を説明したが、通信用端
末2は、磁気カード電話機や、更に、ICカードあるい
は磁気カード等の可搬型記録媒体の読み込みが可能な装
置とコンピュータ端末あるいは携帯端末等の装置の組み
合わせによるものであっても良い。更に、可搬型記録媒
体1と通信用端末2との間の情報通信は、接触型、ある
いは非接触型のどちらでも良い。
【0021】また、ISP4には、インターネット接続
サーバ41と、ユーザデータベース42と、ISP課金
センタ43が設けられている。インターネット接続サー
バ41は、ISP利用者のネットワークIDとネットワ
ークパスワードにより利用者の認証を実行し、また、公
衆回線網3の通信形態をインターネット4の通信形態に
変換し、通信用端末2とAPC6間の通信を可能とす
る。ユーザデータベース42は、ISP利用者のネット
ワークIDとネットワークパスワードが予め対応づけら
れて記録されている。また、ISP利用者のネットワー
クIDやネットワークパスワードと後述するカードID
やカードパスワードを対応づける情報を記録しても良
い。ISP課金センタ43は、ISP利用に対する従量
制課金を行う場合に、利用者のISP利用時間を管理す
る。また、APC6には、コンテンツサーバ61と、会
員データベース62が設けられている。コンテンツサー
バ61は、APC利用者のカードIDとカードパスワー
ドにより利用者の認証を実行し、また、チケット予約・
販売における情報処理を行う。会員データベース62
は、APC利用者のカードIDとカードパスワードが予
め対応づけられて記録されている。また、上述のISP
利用者のネットワークIDやネットワークパスワードと
カードIDやカードパスワードを対応づける情報を記録
しても良い。更に、会員データベース62には、チケッ
トに関する日時や場所のデータや料金支払いに関するデ
ータが記録される。なお、インターネット接続サーバ4
1と、ISP課金センタ43と、コンテンツサーバ61
は、それぞれ、専用のハードウェアにより実現されるも
のであってもよく、また、メモリおよびCPU(中央演
算装置)により構成され、上記の各装置の機能を実現す
るためのプログラムをメモリにロードして実行すること
によりその機能を実現させるものであってもよい。ま
た、ユーザデータベース42と会員データベース62
は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッ
シュメモリ等の不揮発性のメモリや、RAM(Random A
ccess Memory)のような揮発性のメモリ、あるいはこれ
らの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み
可能な記録媒体より構成されるものとする。
サーバ41と、ユーザデータベース42と、ISP課金
センタ43が設けられている。インターネット接続サー
バ41は、ISP利用者のネットワークIDとネットワ
ークパスワードにより利用者の認証を実行し、また、公
衆回線網3の通信形態をインターネット4の通信形態に
変換し、通信用端末2とAPC6間の通信を可能とす
る。ユーザデータベース42は、ISP利用者のネット
ワークIDとネットワークパスワードが予め対応づけら
れて記録されている。また、ISP利用者のネットワー
クIDやネットワークパスワードと後述するカードID
やカードパスワードを対応づける情報を記録しても良
い。ISP課金センタ43は、ISP利用に対する従量
制課金を行う場合に、利用者のISP利用時間を管理す
る。また、APC6には、コンテンツサーバ61と、会
員データベース62が設けられている。コンテンツサー
バ61は、APC利用者のカードIDとカードパスワー
ドにより利用者の認証を実行し、また、チケット予約・
販売における情報処理を行う。会員データベース62
は、APC利用者のカードIDとカードパスワードが予
め対応づけられて記録されている。また、上述のISP
利用者のネットワークIDやネットワークパスワードと
カードIDやカードパスワードを対応づける情報を記録
しても良い。更に、会員データベース62には、チケッ
トに関する日時や場所のデータや料金支払いに関するデ
ータが記録される。なお、インターネット接続サーバ4
1と、ISP課金センタ43と、コンテンツサーバ61
は、それぞれ、専用のハードウェアにより実現されるも
のであってもよく、また、メモリおよびCPU(中央演
算装置)により構成され、上記の各装置の機能を実現す
るためのプログラムをメモリにロードして実行すること
によりその機能を実現させるものであってもよい。ま
た、ユーザデータベース42と会員データベース62
は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッ
シュメモリ等の不揮発性のメモリや、RAM(Random A
ccess Memory)のような揮発性のメモリ、あるいはこれ
らの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み
可能な記録媒体より構成されるものとする。
【0022】また、可搬型記録媒体1にICカードを用
いた入場管理システム8の一例を図4に示す。図4にお
いて、符号80は、ICカードである。符号81は、A
PC6から販売されたチケット情報をダウンロードし、
その情報に基づいて、コンサート等の入場管理を行う入
場管理サーバであって、チケットの費用支払い確認とカ
ードIDの認証を行ったり、座席の管理を行う。符号8
2は、利用者が持参するICカード80を読み書きする
ためのICカードリーダ/ライタであって、読み込んだ
情報(ID番号等)を入場管理サーバ81へ送り、入場
管理サーバ81からの情報(例えば指定座席番号等)を
可搬型記録媒体1へ書き込む。符号83は、入場管理サ
ーバ81で認証を行ったチケットの利用者に対する情報
(例えば指定席番号等)を印字するためのレシートプリ
ンタである。符号84は、コンサート等の会場で利用者
に貸与される可搬型記録媒体読み取り装置であって、利
用者は可搬型記録媒体読み取り装置によりICカード8
0に記録された指定座席番号等を確認できる。符号85
は、レシートプリンタ83により印字されたレシート
(紙)であって、利用者はこれにより指定座席番号等を
確認できる。また、通信用端末2と同様に、ICカード
80とICカードリーダ/ライタ82、あるいは可搬型
記録媒体読み取り装置84との間の情報通信は、接触
型、あるいは非接触型のどちらでも良い。
いた入場管理システム8の一例を図4に示す。図4にお
いて、符号80は、ICカードである。符号81は、A
PC6から販売されたチケット情報をダウンロードし、
その情報に基づいて、コンサート等の入場管理を行う入
場管理サーバであって、チケットの費用支払い確認とカ
ードIDの認証を行ったり、座席の管理を行う。符号8
2は、利用者が持参するICカード80を読み書きする
ためのICカードリーダ/ライタであって、読み込んだ
情報(ID番号等)を入場管理サーバ81へ送り、入場
管理サーバ81からの情報(例えば指定座席番号等)を
可搬型記録媒体1へ書き込む。符号83は、入場管理サ
ーバ81で認証を行ったチケットの利用者に対する情報
(例えば指定席番号等)を印字するためのレシートプリ
ンタである。符号84は、コンサート等の会場で利用者
に貸与される可搬型記録媒体読み取り装置であって、利
用者は可搬型記録媒体読み取り装置によりICカード8
0に記録された指定座席番号等を確認できる。符号85
は、レシートプリンタ83により印字されたレシート
(紙)であって、利用者はこれにより指定座席番号等を
確認できる。また、通信用端末2と同様に、ICカード
80とICカードリーダ/ライタ82、あるいは可搬型
記録媒体読み取り装置84との間の情報通信は、接触
型、あるいは非接触型のどちらでも良い。
【0023】次に、本実施の形態の動作を図面を用いて
説明する。まず、図5から図7を用いて、ISP4でユ
ーザデータベース41に管理される利用者の管理方法
と、通信用端末2の公衆回線網3を介したISP4への
接続の手順とについて説明する。図5は、ユーザデータ
ベース41に記録された利用者のネットワークIDとネ
ットワークパスワードの管理方法を説明する図である。
図5に示すように、利用者のネットワークIDとネット
ワークパスワードの管理は、 (a)利用者別(カード毎)にネットワークIDとネッ
トワークパスワードを管理する。 (b)法人ID等の一つのネットワークIDと個別利用
者毎のネットワークパスワードを管理する。 (c)法人ID等の1つのネットワークIDとそれに対
応した1つのネットワークパスワードを管理する。 の3つの場合がある。情報サービス料金の費用請求管理
に関して、(a)の場合、料金請求を利用者毎、または
可搬型記録媒体毎に個別に請求することが可能である。
(b)の場合、一つのネットワークIDを付与された法
人等に対して、一括した料金の請求が可能で、また、法
人内の個別利用者に対して、ネットワークパスワードに
よる個別認証が可能で、ネットワークパスワードとAP
C6におけるカードIDやカードパスワードとの対応付
けを明確にすることにより、法人内の個別利用者のイン
ターネットの利用状況を把握することが可能である。
(c)の場合、一つのネットワークIDを付与された法
人等に対して、一括した料金の請求が可能である。この
場合、個別利用者のインターネットの利用状況の把握
を、APC6におけるカードIDとカードパスワードに
よる管理に依存することで、ユーザデータベース41の
容量利用の効率化・法人管理の容易化を行うことが可能
である。更に、インターネット利用のセキュリティ管理
に関して、(a)の場合、利用者毎、または可搬型記録
媒体毎に不正利用に対する個別認証が可能である。
(b)の場合、一つのネットワークIDを付与された法
人等の中の個別利用者に対して、ネットワークパスワー
ドによる個別認証が可能である。(c)の場合、個別利
用者の個人認証を、APC6におけるカードIDとカー
ドパスワードによる個人認証に依存することで、ユーザ
データベース41の容量利用の効率化・法人管理の容易
化を行うことが可能である。
説明する。まず、図5から図7を用いて、ISP4でユ
ーザデータベース41に管理される利用者の管理方法
と、通信用端末2の公衆回線網3を介したISP4への
接続の手順とについて説明する。図5は、ユーザデータ
ベース41に記録された利用者のネットワークIDとネ
ットワークパスワードの管理方法を説明する図である。
図5に示すように、利用者のネットワークIDとネット
ワークパスワードの管理は、 (a)利用者別(カード毎)にネットワークIDとネッ
トワークパスワードを管理する。 (b)法人ID等の一つのネットワークIDと個別利用
者毎のネットワークパスワードを管理する。 (c)法人ID等の1つのネットワークIDとそれに対
応した1つのネットワークパスワードを管理する。 の3つの場合がある。情報サービス料金の費用請求管理
に関して、(a)の場合、料金請求を利用者毎、または
可搬型記録媒体毎に個別に請求することが可能である。
(b)の場合、一つのネットワークIDを付与された法
人等に対して、一括した料金の請求が可能で、また、法
人内の個別利用者に対して、ネットワークパスワードに
よる個別認証が可能で、ネットワークパスワードとAP
C6におけるカードIDやカードパスワードとの対応付
けを明確にすることにより、法人内の個別利用者のイン
ターネットの利用状況を把握することが可能である。
(c)の場合、一つのネットワークIDを付与された法
人等に対して、一括した料金の請求が可能である。この
場合、個別利用者のインターネットの利用状況の把握
を、APC6におけるカードIDとカードパスワードに
よる管理に依存することで、ユーザデータベース41の
容量利用の効率化・法人管理の容易化を行うことが可能
である。更に、インターネット利用のセキュリティ管理
に関して、(a)の場合、利用者毎、または可搬型記録
媒体毎に不正利用に対する個別認証が可能である。
(b)の場合、一つのネットワークIDを付与された法
人等の中の個別利用者に対して、ネットワークパスワー
ドによる個別認証が可能である。(c)の場合、個別利
用者の個人認証を、APC6におけるカードIDとカー
ドパスワードによる個人認証に依存することで、ユーザ
データベース41の容量利用の効率化・法人管理の容易
化を行うことが可能である。
【0024】図6は、APC6のURLが可搬型記録媒
体1に記録されている場合のAPC6への接続手順を説
明するシーケンス図である。まず、通信用端末2へ可搬
型記録媒体1が挿入されると、通信用端末2は可搬型記
録媒体1に記録されたアクセスポイント他、ISP4へ
の接続に必要な情報やAPC6のコンテンツサーバ61
のURL情報を読み出し、自動発信によりアクセスポイ
ントへ接続要求を送出する(ステップS1)。接続要求
を受信したインターネット接続サーバ41は、通信用端
末2へISP4に対する認証要求を送出する(ステップ
S2)。認証要求を受信した通信用端末2は、可搬型記
録媒体1より読み出したネットワークIDとネットワー
クパスワードをインターネット接続サーバ41へ自動送
出する(ステップS3)。ここで、ネットワークパスワ
ードは、セキュリティ面を考慮して、可搬型記録媒体1
には記録せず、手入力で送出しても良い。ネットワーク
IDとネットワークパスワードを受信したインターネッ
ト接続サーバ41は、ユーザデータベース42に、ネッ
トワークIDとネットワークパスワードを照会し、利用
者の認証を実行する(ステップS4)。認証が確認され
ると、ISP利用に対する従量制課金を行う場合、IS
P課金センタ43によるISP接続時間の計時が開始さ
れる(ステップS5)。なお、ISP利用に対する課金
が定額制の場合、ISP接続時間は計時しなくても良
い。同時に、認証が実行されると、通信用端末2に対し
てインターネット接続サーバ41に対する接続許可が送
出される(ステップS6)。インターネット接続サーバ
41への接続許可を受信した通信用端末2は、可搬型記
録媒体1より読み出したAPC6のコンテンツサーバ6
1のURLを、インターネット接続サーバ41を介し
て、インターネット5上のAPC6へ送出する(ステッ
プS7)。URLによる情報の要求を受けたコンテンツ
サーバ61は、インターネット接続サーバ41を介し
て、通信用端末2へAPC6に対する認証要求を送出す
る(ステップS8)。認証要求を受信した通信用端末2
は、利用者の手入力により、コンテンツサーバ61へア
クセスするためのカードIDとカードパスワードを送出
する(ステップS9)。ここで、カードIDは予め可搬
型記録媒体に記録されたカードIDを自動送出しても良
い。また、カードIDは、管理を簡易化するために、ネ
ットワークIDと同一でも良い。その場合、カードID
は、可搬型記録媒体より読み出したネットワークIDと
同一のIDが自動送出される。カードIDとカードパス
ワードを受信したコンテンツサーバ61は、会員データ
ベース62に、カードIDとカードパスワードを照会
し、利用者の認証を実行する(ステップS10)。認証
が確認されると、コンテンツサーバ61の利用に対する
サービスメニューが通信用端末2へ送信されて、例えば
図3に示したICカード公衆電話機の表示部74等に表
示される(ステップS11)。APC6の提供するチケ
ット予約・販売システムにおけるサービスメニューの一
例は後述する。
体1に記録されている場合のAPC6への接続手順を説
明するシーケンス図である。まず、通信用端末2へ可搬
型記録媒体1が挿入されると、通信用端末2は可搬型記
録媒体1に記録されたアクセスポイント他、ISP4へ
の接続に必要な情報やAPC6のコンテンツサーバ61
のURL情報を読み出し、自動発信によりアクセスポイ
ントへ接続要求を送出する(ステップS1)。接続要求
を受信したインターネット接続サーバ41は、通信用端
末2へISP4に対する認証要求を送出する(ステップ
S2)。認証要求を受信した通信用端末2は、可搬型記
録媒体1より読み出したネットワークIDとネットワー
クパスワードをインターネット接続サーバ41へ自動送
出する(ステップS3)。ここで、ネットワークパスワ
ードは、セキュリティ面を考慮して、可搬型記録媒体1
には記録せず、手入力で送出しても良い。ネットワーク
IDとネットワークパスワードを受信したインターネッ
ト接続サーバ41は、ユーザデータベース42に、ネッ
トワークIDとネットワークパスワードを照会し、利用
者の認証を実行する(ステップS4)。認証が確認され
ると、ISP利用に対する従量制課金を行う場合、IS
P課金センタ43によるISP接続時間の計時が開始さ
れる(ステップS5)。なお、ISP利用に対する課金
が定額制の場合、ISP接続時間は計時しなくても良
い。同時に、認証が実行されると、通信用端末2に対し
てインターネット接続サーバ41に対する接続許可が送
出される(ステップS6)。インターネット接続サーバ
41への接続許可を受信した通信用端末2は、可搬型記
録媒体1より読み出したAPC6のコンテンツサーバ6
1のURLを、インターネット接続サーバ41を介し
て、インターネット5上のAPC6へ送出する(ステッ
プS7)。URLによる情報の要求を受けたコンテンツ
サーバ61は、インターネット接続サーバ41を介し
て、通信用端末2へAPC6に対する認証要求を送出す
る(ステップS8)。認証要求を受信した通信用端末2
は、利用者の手入力により、コンテンツサーバ61へア
クセスするためのカードIDとカードパスワードを送出
する(ステップS9)。ここで、カードIDは予め可搬
型記録媒体に記録されたカードIDを自動送出しても良
い。また、カードIDは、管理を簡易化するために、ネ
ットワークIDと同一でも良い。その場合、カードID
は、可搬型記録媒体より読み出したネットワークIDと
同一のIDが自動送出される。カードIDとカードパス
ワードを受信したコンテンツサーバ61は、会員データ
ベース62に、カードIDとカードパスワードを照会
し、利用者の認証を実行する(ステップS10)。認証
が確認されると、コンテンツサーバ61の利用に対する
サービスメニューが通信用端末2へ送信されて、例えば
図3に示したICカード公衆電話機の表示部74等に表
示される(ステップS11)。APC6の提供するチケ
ット予約・販売システムにおけるサービスメニューの一
例は後述する。
【0025】図7は、APC6のコンテンツサーバ61
のURLが、ISP4に設けられたインターネット接続
サーバ41に含まれるゲートウェイに記録されている場
合のAPC6への接続手順を説明するシーケンス図であ
る。図7に説明する動作では、カードIDはネットワー
クIDと同一であることを前提とする。通信用端末2が
可搬型記録媒体1を認識して、自動発信によりアクセス
ポイントへ接続要求を送出するステップS1から、イン
ターネット接続サーバ41において認証が確認されて、
ISP課金センタ43によるISP接続時間の計時が開
始されるステップS5までの動作は、図6で説明した動
作と同様であるので、ここでは説明を省略する。インタ
ーネット接続サーバ41において利用者の認証が確認さ
れると、ゲートウェイより、通信用端末2から送出され
たネットワークID(=カードID)に対応して予め記
録されたAPC6のコンテンツサーバ61のURLが取
得され、ISP4が主体的に、通信用端末2とAPC6
間の自動接続を行う(ステップS21)。自動接続を要
求されたコンテンツサーバ61は、通信用端末2へAP
C6に対する認証要求を送出する(ステップS8)。こ
の後、通信用端末2からカードパスワードをコンテンツ
サーバ61へ送出するステップS9から、認証が確認さ
れて、コンテンツサーバ61の利用に対するサービスメ
ニューが通信用端末2へ送信されるステップS11まで
の動作は図6で説明した動作と同様であるので、ここで
は説明を省略する。
のURLが、ISP4に設けられたインターネット接続
サーバ41に含まれるゲートウェイに記録されている場
合のAPC6への接続手順を説明するシーケンス図であ
る。図7に説明する動作では、カードIDはネットワー
クIDと同一であることを前提とする。通信用端末2が
可搬型記録媒体1を認識して、自動発信によりアクセス
ポイントへ接続要求を送出するステップS1から、イン
ターネット接続サーバ41において認証が確認されて、
ISP課金センタ43によるISP接続時間の計時が開
始されるステップS5までの動作は、図6で説明した動
作と同様であるので、ここでは説明を省略する。インタ
ーネット接続サーバ41において利用者の認証が確認さ
れると、ゲートウェイより、通信用端末2から送出され
たネットワークID(=カードID)に対応して予め記
録されたAPC6のコンテンツサーバ61のURLが取
得され、ISP4が主体的に、通信用端末2とAPC6
間の自動接続を行う(ステップS21)。自動接続を要
求されたコンテンツサーバ61は、通信用端末2へAP
C6に対する認証要求を送出する(ステップS8)。こ
の後、通信用端末2からカードパスワードをコンテンツ
サーバ61へ送出するステップS9から、認証が確認さ
れて、コンテンツサーバ61の利用に対するサービスメ
ニューが通信用端末2へ送信されるステップS11まで
の動作は図6で説明した動作と同様であるので、ここで
は説明を省略する。
【0026】次に、図8から図11を用いて、チケット
料金を含む、情報サービス料金の支払いからAPC6の
コンテンツサーバ61におけるチケット有効化までの手
順を説明する。ここで、料金の内訳はチケット料、及び
ISP4の接続料を含むサービス料とする。また、チケ
ットの有効化とはAPC6の会員データベース62(図
1を参照)に記録されたチケットデータに関し、その料
金の支払いに関するデータを更新し、該チケットを利用
可能にすることである。また、利用者に請求するISP
4の接続料は、APC6とISP4との間で予め決めら
れた金額とし、これは後述するISP4の接続料金の回
収時にISP4側の損失とならないように多めに設定し
た金額とする。実際の接続料金と利用者が支払う接続料
金の差分は、APC6のサービス料金として扱う。ま
た、情報サービス料金の支払い方法には、以下の4つを
用意する。 (a)銀行振り込みによる方法 (b)クレジットカードによる方法 (c)クレジット通話による方法 (d)プリペイドカードによる方法 (e)硬貨、及び/または紙幣投入による方法 上記において、(a)、(b)、(c)による方法は、
利用者から後日料金が支払われ、APC6へ料金が回収
できた時点でチケットが有効になる料金後納による支払
い方法である。また、(d)による方法は、利用者に対
してリアルタイムで料金が請求され、プリペイドカード
の度数による料金の支払いが確認できた時点でチケット
が有効になる料金同時払いによる支払い方法である。更
に、(e)による方法は、(d)の方法による支払いに
おいて料金が不足した時、当該不足分を補うための支払
い方法である。また、ISP4への接続時の通信料金
は、(a)の場合は硬貨やテレホンカード等で支払うこ
ととし、(b)から(e)の方法では、それぞれ、チケ
ット料金やISPの接続料金と一緒にクレジットカー
ド、クレジット通話、プリペイドカード、硬貨、及び/
または紙幣で支払うこととする。
料金を含む、情報サービス料金の支払いからAPC6の
コンテンツサーバ61におけるチケット有効化までの手
順を説明する。ここで、料金の内訳はチケット料、及び
ISP4の接続料を含むサービス料とする。また、チケ
ットの有効化とはAPC6の会員データベース62(図
1を参照)に記録されたチケットデータに関し、その料
金の支払いに関するデータを更新し、該チケットを利用
可能にすることである。また、利用者に請求するISP
4の接続料は、APC6とISP4との間で予め決めら
れた金額とし、これは後述するISP4の接続料金の回
収時にISP4側の損失とならないように多めに設定し
た金額とする。実際の接続料金と利用者が支払う接続料
金の差分は、APC6のサービス料金として扱う。ま
た、情報サービス料金の支払い方法には、以下の4つを
用意する。 (a)銀行振り込みによる方法 (b)クレジットカードによる方法 (c)クレジット通話による方法 (d)プリペイドカードによる方法 (e)硬貨、及び/または紙幣投入による方法 上記において、(a)、(b)、(c)による方法は、
利用者から後日料金が支払われ、APC6へ料金が回収
できた時点でチケットが有効になる料金後納による支払
い方法である。また、(d)による方法は、利用者に対
してリアルタイムで料金が請求され、プリペイドカード
の度数による料金の支払いが確認できた時点でチケット
が有効になる料金同時払いによる支払い方法である。更
に、(e)による方法は、(d)の方法による支払いに
おいて料金が不足した時、当該不足分を補うための支払
い方法である。また、ISP4への接続時の通信料金
は、(a)の場合は硬貨やテレホンカード等で支払うこ
ととし、(b)から(e)の方法では、それぞれ、チケ
ット料金やISPの接続料金と一緒にクレジットカー
ド、クレジット通話、プリペイドカード、硬貨、及び/
または紙幣で支払うこととする。
【0027】図8は、料金の支払い方法が銀行振り込み
による場合のAPC6のチケット有効化手順を説明する
シーケンス図である。図8において、通信用端末2から
チケットの購入要求がコンテンツサーバ61に対して送
出される(ステップS32)と、コンテンツサーバ61
から通信用端末2へ、チケット料とISP接続料を含め
たサービス料を加えた請求金額と、支払方法の選択情報
等の通知が行われる(ステップS33)。通信用端末2
は、利用者の選択した支払方法(銀行振り込み)を通知
して、コンテンツサーバ61に対する手続きを行う(ス
テップS34)。そして、通信用端末2は、ISP4へ
の回線接続とAPC6へのネットワークの接続を終了す
る(ステップS35)。後日、コンテンツサーバ61
は、利用者からの銀行振り込みによる入金を確認し(ス
テップS50)、該利用者に対するチケットを有効化す
る(ステップS55)。なお、上述の説明では、銀行振
り込みによる入金、及びその確認処理を後日の処理とし
て説明したが、それぞれの処理はオンライン処理により
リアルタイムで処理しても良い。
による場合のAPC6のチケット有効化手順を説明する
シーケンス図である。図8において、通信用端末2から
チケットの購入要求がコンテンツサーバ61に対して送
出される(ステップS32)と、コンテンツサーバ61
から通信用端末2へ、チケット料とISP接続料を含め
たサービス料を加えた請求金額と、支払方法の選択情報
等の通知が行われる(ステップS33)。通信用端末2
は、利用者の選択した支払方法(銀行振り込み)を通知
して、コンテンツサーバ61に対する手続きを行う(ス
テップS34)。そして、通信用端末2は、ISP4へ
の回線接続とAPC6へのネットワークの接続を終了す
る(ステップS35)。後日、コンテンツサーバ61
は、利用者からの銀行振り込みによる入金を確認し(ス
テップS50)、該利用者に対するチケットを有効化す
る(ステップS55)。なお、上述の説明では、銀行振
り込みによる入金、及びその確認処理を後日の処理とし
て説明したが、それぞれの処理はオンライン処理により
リアルタイムで処理しても良い。
【0028】図9は、料金の支払い方法がクレジットカ
ードによる場合のAPC6のチケット有効化手順を説明
するシーケンス図である。図9において、通信用端末2
からチケットの購入要求がコンテンツサーバ61に対し
て送出される(ステップS32)と、コンテンツサーバ
61から通信用端末2へ、チケット料とISP接続料を
含めたサービス料を加えた請求金額と、支払方法の選択
情報等の通知が行われる(ステップS33)。通信用端
末2は、利用者の選択した支払方法(クレジットカード
払い)を通知して、コンテンツサーバ61に対する手続
きを行う(ステップS34)。そして、通信用端末2
は、ISP4への回線接続とAPC6へのネットワーク
の接続を終了する(ステップS35)。後日、コンテン
ツサーバ61が、クレジットカード会社へ料金の請求・
支払いの照会を行い(ステップS51)、クレジットカ
ード会社よりAPC6へ料金の支払いが行われると(ス
テップS52)、該利用者に対するチケットを有効化す
る(ステップS55)。なお、上述の説明では、クレジ
ットカード会社への料金の請求処理、及び支払い処理を
後日の処理として説明したが、それぞれの処理はオンラ
イン処理によりリアルタイムで処理しても良い。
ードによる場合のAPC6のチケット有効化手順を説明
するシーケンス図である。図9において、通信用端末2
からチケットの購入要求がコンテンツサーバ61に対し
て送出される(ステップS32)と、コンテンツサーバ
61から通信用端末2へ、チケット料とISP接続料を
含めたサービス料を加えた請求金額と、支払方法の選択
情報等の通知が行われる(ステップS33)。通信用端
末2は、利用者の選択した支払方法(クレジットカード
払い)を通知して、コンテンツサーバ61に対する手続
きを行う(ステップS34)。そして、通信用端末2
は、ISP4への回線接続とAPC6へのネットワーク
の接続を終了する(ステップS35)。後日、コンテン
ツサーバ61が、クレジットカード会社へ料金の請求・
支払いの照会を行い(ステップS51)、クレジットカ
ード会社よりAPC6へ料金の支払いが行われると(ス
テップS52)、該利用者に対するチケットを有効化す
る(ステップS55)。なお、上述の説明では、クレジ
ットカード会社への料金の請求処理、及び支払い処理を
後日の処理として説明したが、それぞれの処理はオンラ
イン処理によりリアルタイムで処理しても良い。
【0029】図10は、料金の支払い方法がクレジット
通話による場合のAPC6のチケット有効化手順を説明
するシーケンス図である。図10において、まず、クレ
ジット通話の場合、通信用端末2からクレジット通話管
理センタ10へ、クレジット通話のカード番号と通話先
の電話番号等の情報が通知され、クレジット通話が開始
される(ステップS30)。次に、通信用端末2からチ
ケットの購入要求がコンテンツサーバ61に対して送出
される(ステップS32)と、コンテンツサーバ61か
ら通信用端末2へ、チケット料とISP接続料を含めた
サービス料を加えた請求金額と、支払方法の選択情報等
の通知が行われる(ステップS33)。通信用端末2
は、利用者の選択した支払方法(クレジット通話払い)
を通知して、コンテンツサーバ61に対する手続きを行
う(ステップS34)。同時に、通信用端末2からクレ
ジット通話管理センタ10へ、チケット料、サービス料
等を含めた請求金額が通知される(ステップS36)。
そして、通信用端末2は、ISP4への回線接続とAP
C6へのネットワークの接続を終了すると同時に、クレ
ジット通話管理センタ10へ通話の終了が通知される
(ステップS37)。後日、コンテンツサーバ61が、
クレジット通話管理センタ10へ料金の請求・支払いの
照会を行い(ステップS53)、クレジット通話管理セ
ンタ10よりAPC6へ料金の支払いが行われると(ス
テップS54)、該利用者に対するチケットを有効化す
る(ステップS55)。
通話による場合のAPC6のチケット有効化手順を説明
するシーケンス図である。図10において、まず、クレ
ジット通話の場合、通信用端末2からクレジット通話管
理センタ10へ、クレジット通話のカード番号と通話先
の電話番号等の情報が通知され、クレジット通話が開始
される(ステップS30)。次に、通信用端末2からチ
ケットの購入要求がコンテンツサーバ61に対して送出
される(ステップS32)と、コンテンツサーバ61か
ら通信用端末2へ、チケット料とISP接続料を含めた
サービス料を加えた請求金額と、支払方法の選択情報等
の通知が行われる(ステップS33)。通信用端末2
は、利用者の選択した支払方法(クレジット通話払い)
を通知して、コンテンツサーバ61に対する手続きを行
う(ステップS34)。同時に、通信用端末2からクレ
ジット通話管理センタ10へ、チケット料、サービス料
等を含めた請求金額が通知される(ステップS36)。
そして、通信用端末2は、ISP4への回線接続とAP
C6へのネットワークの接続を終了すると同時に、クレ
ジット通話管理センタ10へ通話の終了が通知される
(ステップS37)。後日、コンテンツサーバ61が、
クレジット通話管理センタ10へ料金の請求・支払いの
照会を行い(ステップS53)、クレジット通話管理セ
ンタ10よりAPC6へ料金の支払いが行われると(ス
テップS54)、該利用者に対するチケットを有効化す
る(ステップS55)。
【0030】図11は、料金の支払い方法がプリペイド
カードによる場合のAPC6のチケット有効化手順を説
明するシーケンス図である。図11において、まず、プ
リペイドカード通話の場合、通信用端末2からプリペイ
ドカードセンタ11へ、プリペイドカード通話の開始が
通知される(ステップS31)。この料金支払い方法の
場合、通信用端末2はISDNの一方の情報チャネルを
用いてAPC6と通信を行い、もう一方の情報チャネル
を用いてプリペイドカードセンタ11と料金関連データ
のための通信を行う。プリペイドカード通話が開始され
ると、通信用端末2からチケットの購入要求がコンテン
ツサーバ61に対して送出される(ステップS32)
と、コンテンツサーバ61から通信用端末2へ、チケッ
ト料とISP接続料を含めたサービス料を加えた請求金
額と、支払方法の選択情報等の通知が行われる(ステッ
プS33)。通信用端末2は、利用者の選択した支払方
法(プリペイドカード払い)を通知して、コンテンツサ
ーバ61に対する手続きを行う(ステップS34)。同
時に、通信用端末2からプリペイドカードセンタ11へ
プリペイドカード度数によるカード残金の確認が行われ
る(ステップS38)。プリペイドカードセンタ11
は、通信用端末2からの残金確認に対して、該プリペイ
ドカードに対する累積度数管理による残金の回答を行う
(ステップS39)。
カードによる場合のAPC6のチケット有効化手順を説
明するシーケンス図である。図11において、まず、プ
リペイドカード通話の場合、通信用端末2からプリペイ
ドカードセンタ11へ、プリペイドカード通話の開始が
通知される(ステップS31)。この料金支払い方法の
場合、通信用端末2はISDNの一方の情報チャネルを
用いてAPC6と通信を行い、もう一方の情報チャネル
を用いてプリペイドカードセンタ11と料金関連データ
のための通信を行う。プリペイドカード通話が開始され
ると、通信用端末2からチケットの購入要求がコンテン
ツサーバ61に対して送出される(ステップS32)
と、コンテンツサーバ61から通信用端末2へ、チケッ
ト料とISP接続料を含めたサービス料を加えた請求金
額と、支払方法の選択情報等の通知が行われる(ステッ
プS33)。通信用端末2は、利用者の選択した支払方
法(プリペイドカード払い)を通知して、コンテンツサ
ーバ61に対する手続きを行う(ステップS34)。同
時に、通信用端末2からプリペイドカードセンタ11へ
プリペイドカード度数によるカード残金の確認が行われ
る(ステップS38)。プリペイドカードセンタ11
は、通信用端末2からの残金確認に対して、該プリペイ
ドカードに対する累積度数管理による残金の回答を行う
(ステップS39)。
【0031】次に、通信用端末2はコンテンツサーバ6
1へプリペイドカード残金を通知する(ステップS4
0)。ここで、もし、残金が足りない場合、コンテンツ
サーバ61はチケットの予約を終了するか、2枚目以降
のプリペイドカードを挿入して残金の合計を請求金額以
上とするか、硬貨、及び/または紙幣を挿入して合計を
請求金額以上とするか、の選択肢を通信用端末2の表示
部(例えば図3に示すIC公衆電話機の表示部74)に
表示して、利用者に選択させる。プリペイドカードの残
金が請求金額以上の場合、コンテンツサーバ61は通信
用端末2に対してチケット料とサービス料を加えた支払
い金額と、該チケット予約・販売サービスに対するコン
テンツ番号の入力を要求する(ステップS41)。ここ
で、コンテンツ番号とは、APC6が、プリペイドカー
ドセンタ11に対して、プリペイドカードによる支払い
方法を利用して情報サービスを行う旨を申告した場合、
プリペイドカードセンタ11がAPC6へ付与する情報
サービスの判別番号である。プリペイドカードセンタ1
1は、この番号により、何に対する料金支払いであるか
を特定する。支払い金額とコンテンツ番号の入力を要求
された通信用端末2は、利用者の入力操作により、支払
い金額とコンテンツ番号を、コンテンツサーバ61、及
びプリペイドカードセンタ11へ同時に通知する(ステ
ップS42)。コンテンツサーバ61は、支払い金額と
コンテンツ番号通知により、プリペイドカードによる支
払い操作が完了したことを確認し、チケットを有効化す
る(ステップS43)。そして、通信用端末2は、IS
P4への回線接続とAPC6へのネットワークの接続を
終了すると同時に、プリペイドカードセンタへ通話の終
了が通知される(ステップS44)。
1へプリペイドカード残金を通知する(ステップS4
0)。ここで、もし、残金が足りない場合、コンテンツ
サーバ61はチケットの予約を終了するか、2枚目以降
のプリペイドカードを挿入して残金の合計を請求金額以
上とするか、硬貨、及び/または紙幣を挿入して合計を
請求金額以上とするか、の選択肢を通信用端末2の表示
部(例えば図3に示すIC公衆電話機の表示部74)に
表示して、利用者に選択させる。プリペイドカードの残
金が請求金額以上の場合、コンテンツサーバ61は通信
用端末2に対してチケット料とサービス料を加えた支払
い金額と、該チケット予約・販売サービスに対するコン
テンツ番号の入力を要求する(ステップS41)。ここ
で、コンテンツ番号とは、APC6が、プリペイドカー
ドセンタ11に対して、プリペイドカードによる支払い
方法を利用して情報サービスを行う旨を申告した場合、
プリペイドカードセンタ11がAPC6へ付与する情報
サービスの判別番号である。プリペイドカードセンタ1
1は、この番号により、何に対する料金支払いであるか
を特定する。支払い金額とコンテンツ番号の入力を要求
された通信用端末2は、利用者の入力操作により、支払
い金額とコンテンツ番号を、コンテンツサーバ61、及
びプリペイドカードセンタ11へ同時に通知する(ステ
ップS42)。コンテンツサーバ61は、支払い金額と
コンテンツ番号通知により、プリペイドカードによる支
払い操作が完了したことを確認し、チケットを有効化す
る(ステップS43)。そして、通信用端末2は、IS
P4への回線接続とAPC6へのネットワークの接続を
終了すると同時に、プリペイドカードセンタへ通話の終
了が通知される(ステップS44)。
【0032】なお、上述の説明では、クレジット通話管
理センタ10、及びプリペイドカードセンタ11は、公
衆回線網3を介してAPC6と通信を行うものとして説
明したが、それぞれのセンタは、図1に示した構成図に
おいて、インターネット5を介して直接APC6と通信
を行っても良い。この場合のAPC6のチケット有効化
手順を図12と図13を用いて説明する。図12は、料
金の支払い方法がクレジット通話による場合で、クレジ
ット管理センタ10がインターネット5を介してAPC
6と通信を行う場合のAPC6のチケット有効化手順を
説明するシーケンス図である。図12において、まず、
クレジット通話の場合、通信用端末2からクレジット通
話管理センタ10へ、クレジット通話のカード番号と通
話先の電話番号等の情報が通知され、クレジット通話が
開始される(ステップS100)。次に、通信用端末2
からチケットの購入要求がコンテンツサーバ61に対し
て送出される(ステップS101)と、コンテンツサー
バ61から通信用端末2へ、チケット料とISP接続料
を含めたサービス料を加えた請求金額と、支払方法の選
択情報等の通知が行われる(ステップS102)。通信
用端末2は、利用者の選択した支払方法(クレジット通
話払い)を通知して、コンテンツサーバ61に対する手
続きを行う(ステップS103)。同時に、通信用端末
2から通知された支払い方法(クレジット通話払い)に
従って、コンテンツサーバ61は、クレジット通話管理
センタ10へ、チケット料、サービス料等を含めた請求
金額を通知する(ステップS104)。そして、通信用
端末2は、ISP4への回線接続とAPC6へのネット
ワークの接続を終了すると同時に、クレジット通話管理
センタ10へ通話の終了が通知される(ステップS10
5)。後日、コンテンツサーバ61が、クレジット通話
管理センタ10へ料金の請求・支払いの照会を行い(ス
テップS106)、クレジット通話管理センタ10より
APC6へ料金の支払いが行われると(ステップS10
7)、該利用者に対するチケットを有効化する(ステッ
プS108)。なお、上述の説明において、通信用端末
2とクレジット通話管理センタ10との間の通信は公衆
回線網3を介して行われ、それ以外の通信はすべてイン
ターネット5を介して行われる。
理センタ10、及びプリペイドカードセンタ11は、公
衆回線網3を介してAPC6と通信を行うものとして説
明したが、それぞれのセンタは、図1に示した構成図に
おいて、インターネット5を介して直接APC6と通信
を行っても良い。この場合のAPC6のチケット有効化
手順を図12と図13を用いて説明する。図12は、料
金の支払い方法がクレジット通話による場合で、クレジ
ット管理センタ10がインターネット5を介してAPC
6と通信を行う場合のAPC6のチケット有効化手順を
説明するシーケンス図である。図12において、まず、
クレジット通話の場合、通信用端末2からクレジット通
話管理センタ10へ、クレジット通話のカード番号と通
話先の電話番号等の情報が通知され、クレジット通話が
開始される(ステップS100)。次に、通信用端末2
からチケットの購入要求がコンテンツサーバ61に対し
て送出される(ステップS101)と、コンテンツサー
バ61から通信用端末2へ、チケット料とISP接続料
を含めたサービス料を加えた請求金額と、支払方法の選
択情報等の通知が行われる(ステップS102)。通信
用端末2は、利用者の選択した支払方法(クレジット通
話払い)を通知して、コンテンツサーバ61に対する手
続きを行う(ステップS103)。同時に、通信用端末
2から通知された支払い方法(クレジット通話払い)に
従って、コンテンツサーバ61は、クレジット通話管理
センタ10へ、チケット料、サービス料等を含めた請求
金額を通知する(ステップS104)。そして、通信用
端末2は、ISP4への回線接続とAPC6へのネット
ワークの接続を終了すると同時に、クレジット通話管理
センタ10へ通話の終了が通知される(ステップS10
5)。後日、コンテンツサーバ61が、クレジット通話
管理センタ10へ料金の請求・支払いの照会を行い(ス
テップS106)、クレジット通話管理センタ10より
APC6へ料金の支払いが行われると(ステップS10
7)、該利用者に対するチケットを有効化する(ステッ
プS108)。なお、上述の説明において、通信用端末
2とクレジット通話管理センタ10との間の通信は公衆
回線網3を介して行われ、それ以外の通信はすべてイン
ターネット5を介して行われる。
【0033】図13は、料金の支払い方法がプリペイド
カードによる場合で、プリペイドカードセンタ11がイ
ンターネット5を介してAPC6と通信を行う場合のA
PC6のチケット有効化手順を説明するシーケンス図で
ある。図13において、まず、プリペイドカード通話の
場合、通信用端末2からプリペイドカードセンタ11
へ、プリペイドカード通話の開始が通知される(ステッ
プS110)。プリペイドカード通話が開始されると、
通信用端末2からチケットの購入要求がコンテンツサー
バ61に対して送出される(ステップS111)と、コ
ンテンツサーバ61から通信用端末2へ、チケット料と
ISP接続料を含めたサービス料を加えた請求金額と、
支払方法の選択情報等の通知が行われる(ステップS1
12)。通信用端末2は、利用者の選択した支払方法
(プリペイドカード払い)を通知して、コンテンツサー
バ61に対する手続きを行う(ステップS113)。同
時に、通信用端末2からプリペイドカードセンタ11へ
プリペイドカード度数によるカード残金の確認が行われ
る(ステップS114)。プリペイドカードセンタ11
は、通信用端末2からの残金確認に対して、通信用端末
2へ、該プリペイドカードに対する累積度数管理による
残金の回答を行う(ステップS115)。同時に、プリ
ペイドカードセンタ11は、コンテンツサーバ61へ、
該プリペイドカードに対する累積度数管理による残金の
回答を行う(ステップS116)。
カードによる場合で、プリペイドカードセンタ11がイ
ンターネット5を介してAPC6と通信を行う場合のA
PC6のチケット有効化手順を説明するシーケンス図で
ある。図13において、まず、プリペイドカード通話の
場合、通信用端末2からプリペイドカードセンタ11
へ、プリペイドカード通話の開始が通知される(ステッ
プS110)。プリペイドカード通話が開始されると、
通信用端末2からチケットの購入要求がコンテンツサー
バ61に対して送出される(ステップS111)と、コ
ンテンツサーバ61から通信用端末2へ、チケット料と
ISP接続料を含めたサービス料を加えた請求金額と、
支払方法の選択情報等の通知が行われる(ステップS1
12)。通信用端末2は、利用者の選択した支払方法
(プリペイドカード払い)を通知して、コンテンツサー
バ61に対する手続きを行う(ステップS113)。同
時に、通信用端末2からプリペイドカードセンタ11へ
プリペイドカード度数によるカード残金の確認が行われ
る(ステップS114)。プリペイドカードセンタ11
は、通信用端末2からの残金確認に対して、通信用端末
2へ、該プリペイドカードに対する累積度数管理による
残金の回答を行う(ステップS115)。同時に、プリ
ペイドカードセンタ11は、コンテンツサーバ61へ、
該プリペイドカードに対する累積度数管理による残金の
回答を行う(ステップS116)。
【0034】ここで、もし、残金が足りない場合、コン
テンツサーバ61はチケットの予約を終了するか、2枚
目以降のプリペイドカードを挿入して残金の合計を請求
金額以上とするか、硬貨、及び/または紙幣を挿入して
合計を請求金額以上とするか、の選択肢を通信用端末2
の表示部(例えば図3に示すIC公衆電話機の表示部7
4)に表示して、利用者に選択させる。プリペイドカー
ドの残金が請求金額以上の場合、コンテンツサーバ61
は通信用端末2に対してチケット料とサービス料を加え
た支払い金額と、該チケット予約・販売サービスに対す
るコンテンツ番号の入力を要求する(ステップS11
7)。ここで、コンテンツ番号とは、APC6が、プリ
ペイドカードセンタ11に対して、プリペイドカードに
よる支払い方法を利用して情報サービスを行う旨を申告
した場合、プリペイドカードセンタ11がAPC6へ付
与する情報サービスの判別番号である。プリペイドカー
ドセンタ11は、この番号により、何に対する料金支払
いであるかを特定する。支払い金額とコンテンツ番号の
入力を要求された通信用端末2は、利用者の入力操作に
より、支払い金額とコンテンツ番号を、コンテンツサー
バ61へ通知する(ステップS118)。支払い金額と
コンテンツ番号を通知されたコンテンツサーバ61は、
プリペイドカードセンタ11へ料金の請求・支払いの照
会を行い(ステップS119)、プリペイドカードセン
タ11よりコンテンツサーバ61へ料金の支払いが行わ
れると(ステップS120)、該利用者に対するチケッ
トを有効化する(ステップS121)。そして、通信用
端末2は、ISP4への回線接続とAPC6へのネット
ワークの接続を終了すると同時に、プリペイドカードセ
ンタへ通話の終了が通知される(ステップS121)。
なお、上述の説明において、通信用端末2とプリペイド
カードセンタ11との間の通信は公衆回線網3を介して
行われ、それ以外の通信はすべてインターネット5を介
して行われる。また、この場合、APC6によるプリペ
イドカードセンタからの料金の回収が行われるので、後
述の図28、図29に説明するISP4の接続料金回収
手順において、APC6からプリペイドカードセンタ1
1に対する料金回収の手順は行われない。
テンツサーバ61はチケットの予約を終了するか、2枚
目以降のプリペイドカードを挿入して残金の合計を請求
金額以上とするか、硬貨、及び/または紙幣を挿入して
合計を請求金額以上とするか、の選択肢を通信用端末2
の表示部(例えば図3に示すIC公衆電話機の表示部7
4)に表示して、利用者に選択させる。プリペイドカー
ドの残金が請求金額以上の場合、コンテンツサーバ61
は通信用端末2に対してチケット料とサービス料を加え
た支払い金額と、該チケット予約・販売サービスに対す
るコンテンツ番号の入力を要求する(ステップS11
7)。ここで、コンテンツ番号とは、APC6が、プリ
ペイドカードセンタ11に対して、プリペイドカードに
よる支払い方法を利用して情報サービスを行う旨を申告
した場合、プリペイドカードセンタ11がAPC6へ付
与する情報サービスの判別番号である。プリペイドカー
ドセンタ11は、この番号により、何に対する料金支払
いであるかを特定する。支払い金額とコンテンツ番号の
入力を要求された通信用端末2は、利用者の入力操作に
より、支払い金額とコンテンツ番号を、コンテンツサー
バ61へ通知する(ステップS118)。支払い金額と
コンテンツ番号を通知されたコンテンツサーバ61は、
プリペイドカードセンタ11へ料金の請求・支払いの照
会を行い(ステップS119)、プリペイドカードセン
タ11よりコンテンツサーバ61へ料金の支払いが行わ
れると(ステップS120)、該利用者に対するチケッ
トを有効化する(ステップS121)。そして、通信用
端末2は、ISP4への回線接続とAPC6へのネット
ワークの接続を終了すると同時に、プリペイドカードセ
ンタへ通話の終了が通知される(ステップS121)。
なお、上述の説明において、通信用端末2とプリペイド
カードセンタ11との間の通信は公衆回線網3を介して
行われ、それ以外の通信はすべてインターネット5を介
して行われる。また、この場合、APC6によるプリペ
イドカードセンタからの料金の回収が行われるので、後
述の図28、図29に説明するISP4の接続料金回収
手順において、APC6からプリペイドカードセンタ1
1に対する料金回収の手順は行われない。
【0035】次に、図14から図25を用いて、以上の
料金支払いの手順を含めて、チケット予約・販売システ
ムにおける利用者のチケット予約手順・操作を、通信用
端末2の操作画面の一例を示して説明する。通信用端末
2は、図3に示すICカード公衆電話機であるとし、図
14から図25は、その表示部74の内容を示す。表示
は、電話機内部のROMからの読み出し、または、イン
ターネット経由で送信されて、電話機内部のRAMに保
持されるデータを読み出すことにより実現する。利用者
がICカードをICカード公衆電話機に挿入すると、該
電話機は該ICカードを認識し、チケット予約・販売シ
ステムを利用する際に、APC6へアクセスするための
カードIDやカードパスワード等の認証情報の入力を促
す、図14に示す画面を表示する。但し、ISP4接続
用のネットワークパスワードを手入力させるシステムに
あっては、これ以前にISP接続用のネットワークパス
ワードを入力させる画面を表示する。また、カードID
を自動送出するシステムにあっては、入力画面はカード
パスワードのみを要求する。利用者が要求されたIDや
パスワードを入力し、認証が正常に完了すると、図15
に示す画面が表示される。図15は、チケット予約・販
売システムの、チケット抽出方法を選択させる画面であ
る。図15では、例えばチケットの抽出方法を (1)コンサート等の日付 (2)歌手名 (3)ジャンル名 のどれで行うかを選択する。選択はICカード公衆電話
機の操作部のファンクションキーに割り当てられた「方
向キー」(図示せず)によりカーソル100を希望の項
目上に動かして、同様にファンクションキーに割り当て
られた入力を決定するための「enterキー」(図示
せず)を押下することで実行される。なお、選択は操作
部73にある番号ボタンで選択画面の番号を打ち込んで
も良い。
料金支払いの手順を含めて、チケット予約・販売システ
ムにおける利用者のチケット予約手順・操作を、通信用
端末2の操作画面の一例を示して説明する。通信用端末
2は、図3に示すICカード公衆電話機であるとし、図
14から図25は、その表示部74の内容を示す。表示
は、電話機内部のROMからの読み出し、または、イン
ターネット経由で送信されて、電話機内部のRAMに保
持されるデータを読み出すことにより実現する。利用者
がICカードをICカード公衆電話機に挿入すると、該
電話機は該ICカードを認識し、チケット予約・販売シ
ステムを利用する際に、APC6へアクセスするための
カードIDやカードパスワード等の認証情報の入力を促
す、図14に示す画面を表示する。但し、ISP4接続
用のネットワークパスワードを手入力させるシステムに
あっては、これ以前にISP接続用のネットワークパス
ワードを入力させる画面を表示する。また、カードID
を自動送出するシステムにあっては、入力画面はカード
パスワードのみを要求する。利用者が要求されたIDや
パスワードを入力し、認証が正常に完了すると、図15
に示す画面が表示される。図15は、チケット予約・販
売システムの、チケット抽出方法を選択させる画面であ
る。図15では、例えばチケットの抽出方法を (1)コンサート等の日付 (2)歌手名 (3)ジャンル名 のどれで行うかを選択する。選択はICカード公衆電話
機の操作部のファンクションキーに割り当てられた「方
向キー」(図示せず)によりカーソル100を希望の項
目上に動かして、同様にファンクションキーに割り当て
られた入力を決定するための「enterキー」(図示
せず)を押下することで実行される。なお、選択は操作
部73にある番号ボタンで選択画面の番号を打ち込んで
も良い。
【0036】次に、図15の画面において「2.歌手名
で抽出」を選択すると、歌手名抽出条件選択画面である
図16に示す画面が表示される。また、50音は「ア
行」から「ワ行」まであり、画面に収まりきらない。従
って、このように画面に収まりきらない情報を表示する
画面上には、ページを選択する選択メニューも表示され
るので、カーソル100を動かして選択する。図16の
画面において、図15と同様に、カーソル100を用い
て「3.サ行」を選択すると、歌手名選択画面である図
17に示す画面が表示される。図17には、図16で選
択した「サ行」で始まる歌手名の一覧が表示される。図
17の画面において、カーソル100を用いて「1.佐
藤 太郎」を選択すると、コンサートの日時選択画面で
ある図18に示す画面が表示される。図18には、「佐
藤 太郎」のこれから予定されているコンサートの日時
と場所の一覧が表示される。図18の画面において、カ
ーソル100を用いて「2.8/15(火)PM6:0
0 XYZコンサートホール」を選択すると、通信用端
末2はAPC6に該当するコンサートの空席情報を照会
し、図19に示す画面が表示される。図19は、コンサ
ートの空席状況と、それに対する希望チケット枚数の入
力画面である。図19の画面において、希望チケット枚
数を入力するとチケット予約の最終画面である図20に
示す画面が表示される。図20には、歌手名、コンサー
ト日時、場所の他、チケット料とISP接続料を含むサ
ービス料を加えた請求金額、及びプリペイドカード払い
の時必要になるコンテンツ番号等が表示され、利用者の
最終確認を求める。図20の画面において、「ente
rキー」(図示せず)により確認の意思表示を行うと、
支払い方法の選択を求める図21に示す画面が表示され
る。
で抽出」を選択すると、歌手名抽出条件選択画面である
図16に示す画面が表示される。また、50音は「ア
行」から「ワ行」まであり、画面に収まりきらない。従
って、このように画面に収まりきらない情報を表示する
画面上には、ページを選択する選択メニューも表示され
るので、カーソル100を動かして選択する。図16の
画面において、図15と同様に、カーソル100を用い
て「3.サ行」を選択すると、歌手名選択画面である図
17に示す画面が表示される。図17には、図16で選
択した「サ行」で始まる歌手名の一覧が表示される。図
17の画面において、カーソル100を用いて「1.佐
藤 太郎」を選択すると、コンサートの日時選択画面で
ある図18に示す画面が表示される。図18には、「佐
藤 太郎」のこれから予定されているコンサートの日時
と場所の一覧が表示される。図18の画面において、カ
ーソル100を用いて「2.8/15(火)PM6:0
0 XYZコンサートホール」を選択すると、通信用端
末2はAPC6に該当するコンサートの空席情報を照会
し、図19に示す画面が表示される。図19は、コンサ
ートの空席状況と、それに対する希望チケット枚数の入
力画面である。図19の画面において、希望チケット枚
数を入力するとチケット予約の最終画面である図20に
示す画面が表示される。図20には、歌手名、コンサー
ト日時、場所の他、チケット料とISP接続料を含むサ
ービス料を加えた請求金額、及びプリペイドカード払い
の時必要になるコンテンツ番号等が表示され、利用者の
最終確認を求める。図20の画面において、「ente
rキー」(図示せず)により確認の意思表示を行うと、
支払い方法の選択を求める図21に示す画面が表示され
る。
【0037】もし、図21に示す画面で「1.銀行振り
込み」を選択すると、図22に示す画面が表示される。
図22に示す画面では、銀行振り込みの期日に対する注
意事項や振り込み先等の情報が表示される。もし、図2
1に示す画面で「2.クレジットカード」を選択する
と、図23に示す画面が表示される。クレジットカード
による料金支払いでは、既に会員データベース62へク
レジットカード番号が登録されている場合、料金引き落
としに対するメッセージを表示する図23の(a)画面
が表示される。会員データベース62へクレジット番号
が未登録の場合、クレジットカード番号の入力を求める
図23の(b)画面が表示される。クレジットカード番
号を入力すると、料金引き落としに対するメッセージを
表示する図23の(c)画面が表示される。もし、図2
1に示す画面で「3.クレジット通話」を選択すると、
図24に示す画面が表示される。クレジット通話による
料金支払いでは、料金支払いが通常の通話料の支払いと
同時に処理されるため手続き日数がかかる。そのためコ
ンサート当日までに料金支払いが完了しない場合がある
ので、その時は図24の(a)画面が表示される。料金
支払いの手続き日数に余裕がある場合、図24の(b)
画面が表示され、利用者の最終確認を求める。最終確認
を行うと、料金引き落としに対するメッセージを表示す
る図24の(c)画面が表示される。もし、図21に示
す画面で「4.プリペイドカード」を選択すると、図2
5に示す画面が表示される。プリペイドカードによる料
金支払いでは、料金の請求に対して、プリペイドカード
の度数による料金の支払いが確認できた時点でチケット
が有効になる料金同時払いによる支払い方法であるの
で、プリペイドカードの残高が足りない場合、図25の
(a)画面が表示される。最初から残高が足りている場
合、あるいは2枚目以降のプリペイドカードの挿入、硬
貨・紙幣の投入ににより残高が請求金額を上回った時
は、図25の(b)画面が表示され、プリペイドカード
センタ11で何に対する料金支払いかを特定するための
コンテンツ番号と支払い金額の入力を求める。コンテン
ツ番号と支払い金額を入力すると、料金引き落としに対
するメッセージを表示する図25の(c)画面が表示さ
れる。
込み」を選択すると、図22に示す画面が表示される。
図22に示す画面では、銀行振り込みの期日に対する注
意事項や振り込み先等の情報が表示される。もし、図2
1に示す画面で「2.クレジットカード」を選択する
と、図23に示す画面が表示される。クレジットカード
による料金支払いでは、既に会員データベース62へク
レジットカード番号が登録されている場合、料金引き落
としに対するメッセージを表示する図23の(a)画面
が表示される。会員データベース62へクレジット番号
が未登録の場合、クレジットカード番号の入力を求める
図23の(b)画面が表示される。クレジットカード番
号を入力すると、料金引き落としに対するメッセージを
表示する図23の(c)画面が表示される。もし、図2
1に示す画面で「3.クレジット通話」を選択すると、
図24に示す画面が表示される。クレジット通話による
料金支払いでは、料金支払いが通常の通話料の支払いと
同時に処理されるため手続き日数がかかる。そのためコ
ンサート当日までに料金支払いが完了しない場合がある
ので、その時は図24の(a)画面が表示される。料金
支払いの手続き日数に余裕がある場合、図24の(b)
画面が表示され、利用者の最終確認を求める。最終確認
を行うと、料金引き落としに対するメッセージを表示す
る図24の(c)画面が表示される。もし、図21に示
す画面で「4.プリペイドカード」を選択すると、図2
5に示す画面が表示される。プリペイドカードによる料
金支払いでは、料金の請求に対して、プリペイドカード
の度数による料金の支払いが確認できた時点でチケット
が有効になる料金同時払いによる支払い方法であるの
で、プリペイドカードの残高が足りない場合、図25の
(a)画面が表示される。最初から残高が足りている場
合、あるいは2枚目以降のプリペイドカードの挿入、硬
貨・紙幣の投入ににより残高が請求金額を上回った時
は、図25の(b)画面が表示され、プリペイドカード
センタ11で何に対する料金支払いかを特定するための
コンテンツ番号と支払い金額の入力を求める。コンテン
ツ番号と支払い金額を入力すると、料金引き落としに対
するメッセージを表示する図25の(c)画面が表示さ
れる。
【0038】次に、図26から図29を用いて、APC
6からISP4が接続使用料金を回収する回収手順を説
明する。図26は、ISP接続料が従量制課金による場
合のISP4の接続料金回収手順を説明するシーケンス
図である。利用者のチケットの選択が終了し、コンテン
ツサーバ61から通信用端末2へ、チケット料とISP
接続料を含めたサービス料を加えた請求金額と、支払方
法の選択情報等の通知が行われると(ステップS6
1)、通信用端末2は、利用者の選択した支払方法を通
知して、コンテンツサーバ61に対する手続きを行う
(ステップS62)。そして、通信用端末2は、ISP
4への回線接続とAPC6へのネットワークの接続を終
了する(ステップS63)。ISP4への回線接続が終
了したら、ISP課金センタ43はISP接続時間の計
時を終了し(ステップS64)、該当ネットワークID
に対する接続時間の記録を更新する(ステップS6
5)。後日、ISP4は、各会員のトータルのISP接
続時間から従量制によるISP接続料金を計算してAP
C6へ請求を行い(ステップS66)、APC6は図8
から図10のいずれかで説明した手順によって回収した
料金の中から、ISP4へ請求された金額をISP接続
実績料金として支払う(ステップS69)。
6からISP4が接続使用料金を回収する回収手順を説
明する。図26は、ISP接続料が従量制課金による場
合のISP4の接続料金回収手順を説明するシーケンス
図である。利用者のチケットの選択が終了し、コンテン
ツサーバ61から通信用端末2へ、チケット料とISP
接続料を含めたサービス料を加えた請求金額と、支払方
法の選択情報等の通知が行われると(ステップS6
1)、通信用端末2は、利用者の選択した支払方法を通
知して、コンテンツサーバ61に対する手続きを行う
(ステップS62)。そして、通信用端末2は、ISP
4への回線接続とAPC6へのネットワークの接続を終
了する(ステップS63)。ISP4への回線接続が終
了したら、ISP課金センタ43はISP接続時間の計
時を終了し(ステップS64)、該当ネットワークID
に対する接続時間の記録を更新する(ステップS6
5)。後日、ISP4は、各会員のトータルのISP接
続時間から従量制によるISP接続料金を計算してAP
C6へ請求を行い(ステップS66)、APC6は図8
から図10のいずれかで説明した手順によって回収した
料金の中から、ISP4へ請求された金額をISP接続
実績料金として支払う(ステップS69)。
【0039】図27は、ISP接続料が定額制課金によ
る場合のISP4の接続料金回収手順を説明するシーケ
ンス図である。利用者のチケットの選択が終了し、コン
テンツサーバ61から通信用端末2へ、チケット料とI
SP接続料を含むサービス料を加えた請求金額と、支払
方法の選択情報等の通知が行われると(ステップS6
1)、通信用端末2は、利用者の選択した支払方法を通
知して、コンテンツサーバ61に対する手続きを行う
(ステップS62)。そして、通信用端末2は、ISP
4への回線接続とAPC6へのネットワークの接続を終
了する(ステップS63)。ここで、ISP4への接続
料は定額制課金であるため、ISP課金センタ43はI
SP接続時間の計時は行っていない。後日、APC6は
図8から図10のいずれかで説明した手順によって回収
した料金の中から、予めISP4と取り決めた金額をI
SP接続定額料金として支払う(ステップS70)。
る場合のISP4の接続料金回収手順を説明するシーケ
ンス図である。利用者のチケットの選択が終了し、コン
テンツサーバ61から通信用端末2へ、チケット料とI
SP接続料を含むサービス料を加えた請求金額と、支払
方法の選択情報等の通知が行われると(ステップS6
1)、通信用端末2は、利用者の選択した支払方法を通
知して、コンテンツサーバ61に対する手続きを行う
(ステップS62)。そして、通信用端末2は、ISP
4への回線接続とAPC6へのネットワークの接続を終
了する(ステップS63)。ここで、ISP4への接続
料は定額制課金であるため、ISP課金センタ43はI
SP接続時間の計時は行っていない。後日、APC6は
図8から図10のいずれかで説明した手順によって回収
した料金の中から、予めISP4と取り決めた金額をI
SP接続定額料金として支払う(ステップS70)。
【0040】図28は、ISP接続料が従量制課金で、
かつプリペイドカード支払いによる場合のISP4の接
続料金回収手順を説明するシーケンス図である。利用者
のチケットの選択が終了し、コンテンツサーバ61から
通信用端末2へ、チケット料とISP接続料を含めたサ
ービス料を加えた請求金額と、支払方法の選択情報等の
通知が行われると(ステップS61)、通信用端末2
は、利用者の選択した支払方法を通知して、コンテンツ
サーバ61に対する手続きを行う(ステップS62)。
そして、通信用端末2は、ISP4への回線接続とAP
C6へのネットワークの接続を終了する(ステップS6
3)。ISP4への回線接続が終了したら、ISP課金
センタ43はISP接続時間の計時を終了し(ステップ
S64)、該当ネットワークIDに対する接続時間の記
録を更新する(ステップS65)。後日、ISP4は、
各会員のトータルのISP接続時間から従量制によるI
SP接続料金を計算してAPC6へ請求を行う(ステッ
プS66)。請求を受けたAPC6は、図11で説明し
た手順によってプリペイドカードセンタ11が回収して
いる、チケット料金やその他のサービス料金も含めた料
金の支払いを、プリペイドカードセンタ11へ請求する
(ステップS67)。プリペイドカードセンタ11から
料金の回収が実行されると(ステップS68)、APC
6は回収した料金の中から、ISP4へ請求された金額
をISP接続実績料金として支払う(ステップS6
9)。
かつプリペイドカード支払いによる場合のISP4の接
続料金回収手順を説明するシーケンス図である。利用者
のチケットの選択が終了し、コンテンツサーバ61から
通信用端末2へ、チケット料とISP接続料を含めたサ
ービス料を加えた請求金額と、支払方法の選択情報等の
通知が行われると(ステップS61)、通信用端末2
は、利用者の選択した支払方法を通知して、コンテンツ
サーバ61に対する手続きを行う(ステップS62)。
そして、通信用端末2は、ISP4への回線接続とAP
C6へのネットワークの接続を終了する(ステップS6
3)。ISP4への回線接続が終了したら、ISP課金
センタ43はISP接続時間の計時を終了し(ステップ
S64)、該当ネットワークIDに対する接続時間の記
録を更新する(ステップS65)。後日、ISP4は、
各会員のトータルのISP接続時間から従量制によるI
SP接続料金を計算してAPC6へ請求を行う(ステッ
プS66)。請求を受けたAPC6は、図11で説明し
た手順によってプリペイドカードセンタ11が回収して
いる、チケット料金やその他のサービス料金も含めた料
金の支払いを、プリペイドカードセンタ11へ請求する
(ステップS67)。プリペイドカードセンタ11から
料金の回収が実行されると(ステップS68)、APC
6は回収した料金の中から、ISP4へ請求された金額
をISP接続実績料金として支払う(ステップS6
9)。
【0041】図29は、ISP接続料が定額制課金で、
かつプリペイドカード支払いによる場合のISP4の接
続料金回収手順を説明するシーケンス図である。利用者
のチケットの選択が終了し、コンテンツサーバ61から
通信用端末2へ、チケット料とISP接続料を含むサー
ビス料を加えた請求金額と、支払方法の選択情報等の通
知が行われると(ステップS61)、通信用端末2は、
利用者の選択した支払方法を通知して、コンテンツサー
バ61に対する手続きを行う(ステップS62)。そし
て、通信用端末2は、ISP4への回線接続とAPC6
へのネットワークの接続を終了する(ステップS6
3)。ここで、ISP4への接続料は定額制課金である
ため、ISP課金センタ43はISP接続時間の計時は
行っていない。後日、APC6は、図11で説明した手
順によってプリペイドカードセンタ11が回収してい
る、チケット料金やその他のサービス料金も含めた料金
の支払いを、プリペイドカードセンタ11へ請求する
(ステップS67)。プリペイドカードセンタ11から
料金の回収が実行されると(ステップS68)、APC
6は回収した料金の中から、予めISP4と取り決めた
金額をISP接続定額料金として支払う(ステップS7
0)。
かつプリペイドカード支払いによる場合のISP4の接
続料金回収手順を説明するシーケンス図である。利用者
のチケットの選択が終了し、コンテンツサーバ61から
通信用端末2へ、チケット料とISP接続料を含むサー
ビス料を加えた請求金額と、支払方法の選択情報等の通
知が行われると(ステップS61)、通信用端末2は、
利用者の選択した支払方法を通知して、コンテンツサー
バ61に対する手続きを行う(ステップS62)。そし
て、通信用端末2は、ISP4への回線接続とAPC6
へのネットワークの接続を終了する(ステップS6
3)。ここで、ISP4への接続料は定額制課金である
ため、ISP課金センタ43はISP接続時間の計時は
行っていない。後日、APC6は、図11で説明した手
順によってプリペイドカードセンタ11が回収してい
る、チケット料金やその他のサービス料金も含めた料金
の支払いを、プリペイドカードセンタ11へ請求する
(ステップS67)。プリペイドカードセンタ11から
料金の回収が実行されると(ステップS68)、APC
6は回収した料金の中から、予めISP4と取り決めた
金額をISP接続定額料金として支払う(ステップS7
0)。
【0042】次に、図30を用いて、可搬型記録媒体1
にICカードを用いた入場管理システム8によるチケッ
トの発行手順を説明する。図30は、入場管理システム
8のチケット発行手順を説明するシーケンス図である。
最初に入場管理サーバ81は、APC6の会員データベ
ース62を入場管理サーバ81上へダウンロードする
(ステップS81)。次に、コンサート当日に会場にお
いて、ICカードリーダ/ライタ82から、利用者の所
有するICカード80に記録されたカードIDを読み込
ませ(ステップS82)、利用者にカードパスワードを
入力させる(ステップS83)。利用者の情報を得た入
場管理サーバは、会員データベース上の会員データによ
り会員の認証を行うと同時に、チケットデータの照会を
行う(ステップS83)。認証が正常で、チケットデー
タの照会が完了したら、照会した結果(例えば座席指定
番号等)の情報を、ICカードリーダ/ライタ82を介
してICカード80へ書き込む(ステップS84)。利
用者は、書き込まれた情報を図4で説明した可搬型記録
媒体読み取り装置84を用いて確認する。また、可搬型
記録媒体読み取り装置84がない場合等は、照会した結
果(例えば座席指定番号等)の情報を、レシートプリン
タ83によりレシート85へ印字しても良い(ステップ
S85)。利用者は、レシート85へ印字された情報を
確認する。なお、利用者の認証やチケットデータを照会
するための会員データベースは、APC6からダウンロ
ードせずに、オンラインによりAPC6へ直接照会して
も良い。また、入場管理システム8は、コンサート当日
に会場に設置するだけでなく、コンビニエンスストア等
の店頭に設置してオンラインでAPC6へ接続され、チ
ケットの発行を行っても良い。この場合、レシートプリ
ンタ83により印字されたレシート85がチケット
(紙)として機能する。更に、チケットデータはICカ
ード80に書き込み、会場で可搬型記録媒体読み取り装
置84を使用して確認しても良い。
にICカードを用いた入場管理システム8によるチケッ
トの発行手順を説明する。図30は、入場管理システム
8のチケット発行手順を説明するシーケンス図である。
最初に入場管理サーバ81は、APC6の会員データベ
ース62を入場管理サーバ81上へダウンロードする
(ステップS81)。次に、コンサート当日に会場にお
いて、ICカードリーダ/ライタ82から、利用者の所
有するICカード80に記録されたカードIDを読み込
ませ(ステップS82)、利用者にカードパスワードを
入力させる(ステップS83)。利用者の情報を得た入
場管理サーバは、会員データベース上の会員データによ
り会員の認証を行うと同時に、チケットデータの照会を
行う(ステップS83)。認証が正常で、チケットデー
タの照会が完了したら、照会した結果(例えば座席指定
番号等)の情報を、ICカードリーダ/ライタ82を介
してICカード80へ書き込む(ステップS84)。利
用者は、書き込まれた情報を図4で説明した可搬型記録
媒体読み取り装置84を用いて確認する。また、可搬型
記録媒体読み取り装置84がない場合等は、照会した結
果(例えば座席指定番号等)の情報を、レシートプリン
タ83によりレシート85へ印字しても良い(ステップ
S85)。利用者は、レシート85へ印字された情報を
確認する。なお、利用者の認証やチケットデータを照会
するための会員データベースは、APC6からダウンロ
ードせずに、オンラインによりAPC6へ直接照会して
も良い。また、入場管理システム8は、コンサート当日
に会場に設置するだけでなく、コンビニエンスストア等
の店頭に設置してオンラインでAPC6へ接続され、チ
ケットの発行を行っても良い。この場合、レシートプリ
ンタ83により印字されたレシート85がチケット
(紙)として機能する。更に、チケットデータはICカ
ード80に書き込み、会場で可搬型記録媒体読み取り装
置84を使用して確認しても良い。
【0043】なお、本実施の形態では、CPの提供する
情報サービスとしてチケットの予約・販売を行うAPC
を例にとり説明を行ったが、CPの提供する情報サービ
スはこれに限らず、予約・販売、あるいは賃貸等の可能
な、利用にあたって事前登録を必要とするサービス、商
品、及び情報であれば何を扱う情報サービスであっても
良い。また、APC等のCPが提供する情報サービスは
コンパクトHTMLを用いたものであっても良い。
情報サービスとしてチケットの予約・販売を行うAPC
を例にとり説明を行ったが、CPの提供する情報サービ
スはこれに限らず、予約・販売、あるいは賃貸等の可能
な、利用にあたって事前登録を必要とするサービス、商
品、及び情報であれば何を扱う情報サービスであっても
良い。また、APC等のCPが提供する情報サービスは
コンパクトHTMLを用いたものであっても良い。
【0044】なお、上述の実施の形態で説明した、IS
P4、及びAPC6は、その機能を実現するためのプロ
グラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録
して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュ
ータシステムに読み込ませ、実行することにより、上述
の各機能を実現しても良い。
P4、及びAPC6は、その機能を実現するためのプロ
グラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録
して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュ
ータシステムに読み込ませ、実行することにより、上述
の各機能を実現しても良い。
【0045】ここで、上記「コンピュータシステム」と
は、OSや周辺機器等のハードウェアを含み、さらにW
WW(World Wide Web)システムを利用
している場合であれば、ホームページ提供環境(あるい
は表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ
読み取り可能な記録媒体」とは、フロッピー(登録商
標)ディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM
等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハー
ドディスク等の記憶装置のことをいう。更に、「コンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット
等のコンピュータネットワークや電話回線等の通信回線
を介してプログラムを送出する場合のように、短時間の
間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体もしく
は伝送波)、その場合のサーバやクライアントとなるコ
ンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定
時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
は、OSや周辺機器等のハードウェアを含み、さらにW
WW(World Wide Web)システムを利用
している場合であれば、ホームページ提供環境(あるい
は表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ
読み取り可能な記録媒体」とは、フロッピー(登録商
標)ディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM
等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハー
ドディスク等の記憶装置のことをいう。更に、「コンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット
等のコンピュータネットワークや電話回線等の通信回線
を介してプログラムを送出する場合のように、短時間の
間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体もしく
は伝送波)、その場合のサーバやクライアントとなるコ
ンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定
時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0046】また、上記プログラムは、前述した機能の
一部を実現するためのものであっても良く、更に前述し
た機能をコンピュータシステムに既に記憶されているプ
ログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差
分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
一部を実現するためのものであっても良く、更に前述し
た機能をコンピュータシステムに既に記憶されているプ
ログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差
分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0047】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、利用者の所
有する可搬型記録媒体に記録された情報に基づき、イン
ターネット上のサービス提供システムと公衆回線網上の
通信用端末との接続サービスを行うインターネット接続
システムにおいて、通信用端末が可搬型記録媒体から読
み出し送出した利用者の識別番号を用いて、利用者の認
証を行い、通信用端末をインターネット接続可能な状態
にする認証手段と、通信用端末からの情報に基づき特定
されるアドレス情報に従い、インターネット上の該アド
レス情報の示すサービス提供システムと通信用端末とを
接続する接続手段と、通信用端末のインターネット接続
費用をサービス提供システム側へ請求するための情報を
管理する管理手段とを設け、利用者に対するインターネ
ット接続料金を、利用者がアクセスしたサービス提供シ
ステムへ一括して請求する構成とした。これにより、利
用者は、ISPと費用請求・支払いの契約を結ばなくて
も、CPの提供する情報サービスを利用することが可能
となる。
有する可搬型記録媒体に記録された情報に基づき、イン
ターネット上のサービス提供システムと公衆回線網上の
通信用端末との接続サービスを行うインターネット接続
システムにおいて、通信用端末が可搬型記録媒体から読
み出し送出した利用者の識別番号を用いて、利用者の認
証を行い、通信用端末をインターネット接続可能な状態
にする認証手段と、通信用端末からの情報に基づき特定
されるアドレス情報に従い、インターネット上の該アド
レス情報の示すサービス提供システムと通信用端末とを
接続する接続手段と、通信用端末のインターネット接続
費用をサービス提供システム側へ請求するための情報を
管理する管理手段とを設け、利用者に対するインターネ
ット接続料金を、利用者がアクセスしたサービス提供シ
ステムへ一括して請求する構成とした。これにより、利
用者は、ISPと費用請求・支払いの契約を結ばなくて
も、CPの提供する情報サービスを利用することが可能
となる。
【0048】また、本発明は、上記インターネット接続
システムにおいて、認証手段は、利用者を少なくとも1
含む集合単位1つに対して、利用者の認証を行うための
識別番号を1つだけ割り当て、集合単位に含まれる少な
くとも1の利用者の区別は、サービス提供システムにお
いて、該利用者を認証するための識別番号と対応づけら
れ該利用者に個別に付与されたパスワードにより行う構
成とした。これにより、一つのIDによる一括した利用
者の管理が可能となり、また、インターネット接続シス
テム側のパスワードとサービス提供システム側の識別番
号、及びパスワードの対応付けを明確にすることによ
り、個別利用者の不正に対しては、サービス提供システ
ム側の識別番号、及びパスワードにより利用者の特定が
可能となる。更に、本発明は、上記インターネット接続
システムにおいて、認証手段は、利用者を少なくとも1
含む集合単位1つに対して、利用者の認証を行うための
識別番号を1つだけ割り当て、かつ識別番号1つに付与
されたパスワード1つにより認証を行う構成とした。こ
れにより、個別利用者のセキュリティ管理を、インター
ネット接続システム側の識別番号とパスワードではな
く、サービス提供システム側の識別番号とパスワードに
よる管理へ依存することができ、また、インターネット
接続システム側の識別番号とパスワードの記録部の容量
利用の効率化・利用者の管理の容易化を行うことが可能
となる。
システムにおいて、認証手段は、利用者を少なくとも1
含む集合単位1つに対して、利用者の認証を行うための
識別番号を1つだけ割り当て、集合単位に含まれる少な
くとも1の利用者の区別は、サービス提供システムにお
いて、該利用者を認証するための識別番号と対応づけら
れ該利用者に個別に付与されたパスワードにより行う構
成とした。これにより、一つのIDによる一括した利用
者の管理が可能となり、また、インターネット接続シス
テム側のパスワードとサービス提供システム側の識別番
号、及びパスワードの対応付けを明確にすることによ
り、個別利用者の不正に対しては、サービス提供システ
ム側の識別番号、及びパスワードにより利用者の特定が
可能となる。更に、本発明は、上記インターネット接続
システムにおいて、認証手段は、利用者を少なくとも1
含む集合単位1つに対して、利用者の認証を行うための
識別番号を1つだけ割り当て、かつ識別番号1つに付与
されたパスワード1つにより認証を行う構成とした。こ
れにより、個別利用者のセキュリティ管理を、インター
ネット接続システム側の識別番号とパスワードではな
く、サービス提供システム側の識別番号とパスワードに
よる管理へ依存することができ、また、インターネット
接続システム側の識別番号とパスワードの記録部の容量
利用の効率化・利用者の管理の容易化を行うことが可能
となる。
【0049】また、本発明は、利用者の所有する可搬型
記録媒体に記録された情報に基づき、インターネット接
続システムを介して公衆回線網上の通信用端末と接続さ
れるサービス提供システムにおいて、上記インターネッ
ト接続システムを介して接続された通信用端末の利用者
の認証を行う手段と、認証が正常に行われた利用者へ、
所定のサービスを提供する手段と、該利用者に対して、
サービスの利用により発生する費用に、インターネット
接続システムの利用により発生する費用を加えた総費用
の金額の提示を行う手段と、総費用の精算処理を行う手
段とを設け、情報サービスを利用した利用者に対して、
情報サービスにより発生した費用とインターネット接続
により発生する費用を一括して請求する構成とした。こ
れにより、利用者が、公衆回線網を利用する際の通信料
金以外の、ISPの運用するインターネット接続システ
ムを利用する際の接続使用料金、CPが提供する情報サ
ービスのサービス料金の2つの独立した料金を、一括し
て支払うことが可能となる。
記録媒体に記録された情報に基づき、インターネット接
続システムを介して公衆回線網上の通信用端末と接続さ
れるサービス提供システムにおいて、上記インターネッ
ト接続システムを介して接続された通信用端末の利用者
の認証を行う手段と、認証が正常に行われた利用者へ、
所定のサービスを提供する手段と、該利用者に対して、
サービスの利用により発生する費用に、インターネット
接続システムの利用により発生する費用を加えた総費用
の金額の提示を行う手段と、総費用の精算処理を行う手
段とを設け、情報サービスを利用した利用者に対して、
情報サービスにより発生した費用とインターネット接続
により発生する費用を一括して請求する構成とした。こ
れにより、利用者が、公衆回線網を利用する際の通信料
金以外の、ISPの運用するインターネット接続システ
ムを利用する際の接続使用料金、CPが提供する情報サ
ービスのサービス料金の2つの独立した料金を、一括し
て支払うことが可能となる。
【0050】また、本発明は、利用者の所有する可搬型
記録媒体に記録された情報に基づき、インターネット接
続システムを介してインターネット上のサービス提供シ
ステムと接続される通信用端末において、可搬型記録媒
体が所定の位置にセットされると、可搬型記録媒体に記
録された上記インターネット接続システムに対する利用
者の識別番号の送出を行い、インターネット接続システ
ムへの接続を行う手段と、インターネット接続システム
を介して、利用者の手入力、あるいは可搬型記録媒体に
記録された、上記サービス提供システムに対する利用者
の識別番号の送出を行い、サービス提供システムへの接
続を行う手段と、インターネット接続システムを介し
て、可搬型記録媒体に記録された上記サービス提供シス
テムのインターネット上のアドレス情報を送出する手段
とを設け、可搬型記録媒体上の情報により簡単にISP
やCPの提供するサーバへの接続を行う構成とした。こ
れにより、利用者はISPやCPの提供するサーバと通
信を行うことができるコンピュータ端末を用意しなくて
も、インターネット上の情報サービスを利用することが
可能となる。
記録媒体に記録された情報に基づき、インターネット接
続システムを介してインターネット上のサービス提供シ
ステムと接続される通信用端末において、可搬型記録媒
体が所定の位置にセットされると、可搬型記録媒体に記
録された上記インターネット接続システムに対する利用
者の識別番号の送出を行い、インターネット接続システ
ムへの接続を行う手段と、インターネット接続システム
を介して、利用者の手入力、あるいは可搬型記録媒体に
記録された、上記サービス提供システムに対する利用者
の識別番号の送出を行い、サービス提供システムへの接
続を行う手段と、インターネット接続システムを介し
て、可搬型記録媒体に記録された上記サービス提供シス
テムのインターネット上のアドレス情報を送出する手段
とを設け、可搬型記録媒体上の情報により簡単にISP
やCPの提供するサーバへの接続を行う構成とした。こ
れにより、利用者はISPやCPの提供するサーバと通
信を行うことができるコンピュータ端末を用意しなくて
も、インターネット上の情報サービスを利用することが
可能となる。
【0051】従って、情報サービスの提供側は、利用者
の識別番号等の情報と、サービスに関する情報やインタ
ーネット接続料を含めたサービス利用に関する費用の情
報を一括して効率的に管理できるという効果が得られ
る。また、利用者は、情報サービスを利用した際に発生
する料金を一括して払えば良いので、料金支払いの手間
が省け、利用者に対する利便性が向上するという効果が
得られる。また、情報サービス提供者側も、発生した料
金の管理を一括して回収することができるので、サービ
ス提供の効率が上がるという効果が得られる。また、I
SPと契約していない利用者もインターネット接続料金
の支払いを気にせず情報サービスを利用できるという効
果が得られる。また、利用者はISPやCPの提供する
サーバと通信を行うことができるコンピュータ端末を用
意しなくてもインターネットに接続できるので、万人が
インターネット上の情報サービスを利用できるという効
果が得られる。更に、通信用端末がいろいろな場所に設
置してあれば、利用者は可搬型記録媒体の持ち運びだけ
で、どこからでもインターネット上の情報サービスを利
用できるという効果が得られる。
の識別番号等の情報と、サービスに関する情報やインタ
ーネット接続料を含めたサービス利用に関する費用の情
報を一括して効率的に管理できるという効果が得られ
る。また、利用者は、情報サービスを利用した際に発生
する料金を一括して払えば良いので、料金支払いの手間
が省け、利用者に対する利便性が向上するという効果が
得られる。また、情報サービス提供者側も、発生した料
金の管理を一括して回収することができるので、サービ
ス提供の効率が上がるという効果が得られる。また、I
SPと契約していない利用者もインターネット接続料金
の支払いを気にせず情報サービスを利用できるという効
果が得られる。また、利用者はISPやCPの提供する
サーバと通信を行うことができるコンピュータ端末を用
意しなくてもインターネットに接続できるので、万人が
インターネット上の情報サービスを利用できるという効
果が得られる。更に、通信用端末がいろいろな場所に設
置してあれば、利用者は可搬型記録媒体の持ち運びだけ
で、どこからでもインターネット上の情報サービスを利
用できるという効果が得られる。
【図1】 本発明の実施の形態を説明する構成図であ
る。
る。
【図2】 同実施の形態で用いられる可搬型記録媒体の
記録内容の一例を説明する図である。
記録内容の一例を説明する図である。
【図3】 同実施の形態で用いられる通信用端末の一例
であるIC公衆電話機を説明する模式図である。
であるIC公衆電話機を説明する模式図である。
【図4】 同実施の形態で用いられる入場管理システム
の一例を説明する構成図である。
の一例を説明する構成図である。
【図5】 同実施の形態におけるネットワークIDとパ
スワードの管理方法を説明する図である。
スワードの管理方法を説明する図である。
【図6】 同実施の形態において、URLが可搬型記録
媒体に記録されている場合のAPCへの接続手順を説明
するシーケンス図である。
媒体に記録されている場合のAPCへの接続手順を説明
するシーケンス図である。
【図7】 同実施の形態において、URLがゲートウェ
イに記録されている場合のAPCへの接続手順を説明す
るシーケンス図である。
イに記録されている場合のAPCへの接続手順を説明す
るシーケンス図である。
【図8】 同実施の形態において、料金の支払い方法が
銀行振り込みによる場合のAPCのチケット有効化手順
を説明するシーケンス図である。
銀行振り込みによる場合のAPCのチケット有効化手順
を説明するシーケンス図である。
【図9】 同実施の形態において、料金の支払い方法が
クレジットカードによる場合のAPCのチケット有効化
手順を説明するシーケンス図である。
クレジットカードによる場合のAPCのチケット有効化
手順を説明するシーケンス図である。
【図10】 同実施の形態において、料金の支払い方法
がクレジット通話による場合のAPCのチケット有効化
手順を説明するシーケンス図である。
がクレジット通話による場合のAPCのチケット有効化
手順を説明するシーケンス図である。
【図11】 同実施の形態において、料金の支払い方法
がプリペイドカードによる場合のAPCのチケット有効
化手順を説明するシーケンス図である。
がプリペイドカードによる場合のAPCのチケット有効
化手順を説明するシーケンス図である。
【図12】 同実施の形態において、料金の支払い方法
がクレジット通話による場合で、クレジット管理センタ
がインターネットを介してAPCと通信を行う場合のA
PCのチケット有効化手順を説明するシーケンス図であ
る。
がクレジット通話による場合で、クレジット管理センタ
がインターネットを介してAPCと通信を行う場合のA
PCのチケット有効化手順を説明するシーケンス図であ
る。
【図13】 同実施の形態において、料金の支払い方法
がプリペイドカードによる場合で、プリペイドカードセ
ンタがインターネットを介してAPCと通信を行う場合
のAPCのチケット有効化手順を説明するシーケンス図
である。
がプリペイドカードによる場合で、プリペイドカードセ
ンタがインターネットを介してAPCと通信を行う場合
のAPCのチケット有効化手順を説明するシーケンス図
である。
【図14】 同実施の形態で用いられる通信用端末の認
証情報入力画面の一例を説明する模式図である。
証情報入力画面の一例を説明する模式図である。
【図15】 同実施の形態で用いられる通信用端末のチ
ケット抽出方法選択画面の一例を説明する模式図であ
る。
ケット抽出方法選択画面の一例を説明する模式図であ
る。
【図16】 同実施の形態で用いられる通信用端末の歌
手名抽出条件選択画面の一例を説明する模式図である。
手名抽出条件選択画面の一例を説明する模式図である。
【図17】 同実施の形態で用いられる通信用端末の歌
手名選択画面の一例を説明する模式図である。
手名選択画面の一例を説明する模式図である。
【図18】 同実施の形態で用いられる通信用端末の会
場選択画面の一例を説明する模式図である。
場選択画面の一例を説明する模式図である。
【図19】 同実施の形態で用いられる通信用端末のチ
ケット枚数入力画面の一例を説明する模式図である。
ケット枚数入力画面の一例を説明する模式図である。
【図20】 同実施の形態で用いられる通信用端末のチ
ケット内容確認画面の一例を説明する模式図である。
ケット内容確認画面の一例を説明する模式図である。
【図21】 同実施の形態で用いられる通信用端末の料
金支払い方法選択画面の一例を説明する模式図である。
金支払い方法選択画面の一例を説明する模式図である。
【図22】 同実施の形態で用いられる通信用端末の銀
行振り込み確認画面の一例を説明する模式図である。
行振り込み確認画面の一例を説明する模式図である。
【図23】 同実施の形態で用いられる通信用端末のク
レジットカード払い処理画面の一例を説明する模式図で
ある。
レジットカード払い処理画面の一例を説明する模式図で
ある。
【図24】 同実施の形態で用いられる通信用端末のク
レジット通話払い処理画面の一例を説明する模式図であ
る。
レジット通話払い処理画面の一例を説明する模式図であ
る。
【図25】 同実施の形態で用いられる通信用端末のプ
リペイドカード払い処理画面の一例を説明する模式図で
ある。
リペイドカード払い処理画面の一例を説明する模式図で
ある。
【図26】 同実施の形態において、ISP接続料が従
量制課金による場合のISPの接続料金回収手順を説明
するシーケンス図である。
量制課金による場合のISPの接続料金回収手順を説明
するシーケンス図である。
【図27】 同実施の形態において、ISP接続料が定
額制課金による場合のISPの接続料金回収手順を説明
するシーケンス図である。
額制課金による場合のISPの接続料金回収手順を説明
するシーケンス図である。
【図28】 同実施の形態において、ISP接続料が従
量制課金で、かつプリペイドカード支払いによる場合の
ISPの接続料金回収手順を説明するシーケンス図であ
る。
量制課金で、かつプリペイドカード支払いによる場合の
ISPの接続料金回収手順を説明するシーケンス図であ
る。
【図29】 同実施の形態において、ISP接続料が定
額制課金で、かつプリペイドカード支払いによる場合の
ISPの接続料金回収手順を説明するシーケンス図であ
る。
額制課金で、かつプリペイドカード支払いによる場合の
ISPの接続料金回収手順を説明するシーケンス図であ
る。
【図30】 同実施の形態において、入場管理システム
のチケット発行手順を説明するシーケンス図である。
のチケット発行手順を説明するシーケンス図である。
1 可搬型記録媒体
2 通信用端末
3 公衆回線網
4 ISP
5 インターネット
6 APC
7 APC契約銀行
8 入場管理システム
9 クレジットカード会社
10 クレジット通話管理会社
11 プリペイドカードセンタ
41 インターネット接続サーバ
42 ユーザデータベース
43 ISP課金センタ
61 コンテンツサーバ
62 会員データベース
71 カード類挿入スロット
72 送受話器
73 操作部
74 表示部
80 ICカード
81 入場管理サーバ
82 ICカードリーダ/ライタ
83 レシートプリンタ
84 可搬型記録媒体読み取り装置
85 レシート
100 カーソル
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
H04M 15/00 G06K 19/00 T
(72)発明者 岩根 重明
大阪府大阪市中央区馬場町3番15号 西
日本電信電話株式会社内
(72)発明者 山本 英朗
大阪府大阪市中央区馬場町3番15号 西
日本電信電話株式会社内
(56)参考文献 特開2000−20439(JP,A)
特開2000−207613(JP,A)
特開2000−200313(JP,A)
特開 平5−313772(JP,A)
特開 平6−4479(JP,A)
特開 平11−17862(JP,A)
特開 平7−319792(JP,A)
佐藤尚規,「インターネットビジネス
有望100選」,2000年 6月 5日,14
−197頁
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G06F 17/60 332
G06F 17/60 502
G06F 13/00 510
G06K 19/00
H04M 11/00 303
H04M 15/00
Claims (4)
- 【請求項1】 インターネット接続システムを介して接
続された公衆回線網上の通信用端末の利用者の認証を行
う手段と、 認証が正常に行われた前記利用者へ所定のサービスを提
供する手段と、 前記通信用端末上に、サービスの利用により発生する費
用と前記インターネット接続システムの利用により発生
する費用とを加えた総費用の金額の提示を行う手段と、 前記総費用の精算処理を行う手段とを備え、 前記利用者の所有する可搬型記録媒体に記録された情報
に基づき、前記インターネット接続システムを介して公
衆回線網上の前記通信用端末と接続されるサービス提供
システムにおいて、 前記精算処理を行う手段は、 金融機関に対して振り込み情報を送信する第1の精算手
段と、 クレジットカード発行機関に与信を決済する情報を送信
する第2の精算手段と、 クレジット通話を提供する機関に与信を決済する情報を
送信する第3の精算手段と、 プリペイドカードセンタにプリペイドカードによる決済
情報を送信する第4の精算手段とを有すると共に、 前記通信用端末上に、前記第1から前記第4の精算手段
の内の少なくとも2つの精算手段に関する情報を提示さ
せる提示手段と、 前記通信用端末上に提示された前記第1から前記第4の
精算手段の内の少なくとも2つの精算手段に関する情報
の中から、前記利用者に希望の精算手段を選択させる選
択手段と、 前記利用者により選択されて、前記通信用端末から通知
された前記利用者が希望する精算手段を実行させる実行
手段とを具備することを特徴とするサービス提供システ
ム。 - 【請求項2】 前記サービス提供システムは、 提供するサービスが、イベントのチケット予約・販売サ
ービスであった場合、 該イベントの入場管理システムか
らのチケットの予約・販売データの要求に対して、前記
可搬型記録媒体を利用して処理された予約・販売データ
を通知する手段を更に含むことを特徴とする請求項1に
記載のサービス提供システム。 - 【請求項3】 利用者の所有する可搬型記録媒体に記録
された情報を利用して、イベント会場へ入場する利用者
を管理する入場管理システムであって、 請求項2に記載のサービス提供システムへ、前記可搬型
記録媒体を利用して処理されたチケットの予約・販売デ
ータを要求すると共に、前記サービス提供システムから
通知された予約・販売データと、前記利用者の所有する
可搬型記録媒体より読み取った情報とを照合して、前記
利用者の認証と予約データの確認を行う手段と、 確認された前記予約・販売データを出力する手段とを具
備することを特徴とする入場管理システム。 - 【請求項4】 インターネット接続システムを介して接
続された前記通信用端末の利用者の認証を行う処理と、 認証が正常に行われた前記利用者へ所定のサービスを提
供する処理と、 前記通信用端末上に、サービスの利用により発生する費
用と前記インターネット接続システムの利用により発生
する費用とを加えた総費用の金額の提示を行う処理と、 前記総費用の精算を行う精算処理とを含み、 前記インターネット接続システムを介して接続された公
衆回線網上の通信用端末にサービスを提供するサービス
提供方法において、 前記精算処理は、 前記通信用端末上に、金融機関に対して振り込み情報を
送信する第1の精算手段と、クレジットカード発行機関
に与信を決済する情報を送信する第2の精算手段と、ク
レジット通話を提供する機関に与信を決済する情報を送
信する第3の精算手段と、プリペイドカードセンタにプ
リペイドカードによる決済情報を送信する第4の精算手
段の内の少なくとも2つの精算手段に関する情報を提示
させる提示処理と、 前記通信用端末上に提示された前記第1から前記第4の
精算手段の内の少なく とも2つの精算手段の中から、前
記利用者に希望の精算手段を選択させる選択処理と、 前記利用者により選択されて、前記通信用端末から通知
された前記利用者が希望する精算手段を実行させる実行
処理とを含むことを特徴とするサービス提供方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000269250A JP3408786B2 (ja) | 2000-09-05 | 2000-09-05 | 可搬型記録媒体を利用したサービス提供システム、サービス提供方法、入場管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000269250A JP3408786B2 (ja) | 2000-09-05 | 2000-09-05 | 可搬型記録媒体を利用したサービス提供システム、サービス提供方法、入場管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002083226A JP2002083226A (ja) | 2002-03-22 |
JP3408786B2 true JP3408786B2 (ja) | 2003-05-19 |
Family
ID=18755895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000269250A Expired - Fee Related JP3408786B2 (ja) | 2000-09-05 | 2000-09-05 | 可搬型記録媒体を利用したサービス提供システム、サービス提供方法、入場管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3408786B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3964908B2 (ja) * | 2003-03-31 | 2007-08-22 | 富士通株式会社 | 無線lanアクセスサービスシステム及び無線lanアクセスサービスシステムにおける課金方法 |
US7336654B2 (en) * | 2004-10-20 | 2008-02-26 | I2Telecom International, Inc. | Portable VoIP service access module |
JP4855371B2 (ja) * | 2007-10-19 | 2012-01-18 | ソフトバンクモバイル株式会社 | プリペイド携帯電話システム及びプリペイド携帯電話システムの制御方法 |
WO2021014658A1 (ja) * | 2019-07-25 | 2021-01-28 | 株式会社sonoligo | 予約システム及び予約方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05313772A (ja) * | 1992-05-14 | 1993-11-26 | Toshiba Syst Kaihatsu Kk | 画面機密保護方式 |
JP3343138B2 (ja) * | 1992-06-24 | 2002-11-11 | 富士通株式会社 | ユーザ情報管理方法 |
JP2746123B2 (ja) * | 1994-03-31 | 1998-04-28 | 日本電気株式会社 | ゲートウェイシステム |
JP3762051B2 (ja) * | 1997-06-20 | 2006-03-29 | キヤノン株式会社 | 画像読取り装置及びその制御方法 |
JP2000020439A (ja) * | 1998-07-07 | 2000-01-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 情報記憶型カードを用いたインターネットアクセス装置およびシステムおよびその方法 |
JP2000200313A (ja) * | 1998-12-28 | 2000-07-18 | Japan Medical Eido:Kk | 予約システム及び記録媒体 |
JP2000207613A (ja) * | 1999-01-20 | 2000-07-28 | Sanyo Electric Co Ltd | カ―ド支払システム |
-
2000
- 2000-09-05 JP JP2000269250A patent/JP3408786B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
佐藤尚規,「インターネットビジネス有望100選」,2000年 6月 5日,14−197頁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002083226A (ja) | 2002-03-22 |
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