JP2002269279A - オンラインチケットの譲渡管理方法、およびその管理サーバシステム - Google Patents

オンラインチケットの譲渡管理方法、およびその管理サーバシステム

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JP2002269279A
JP2002269279A JP2001070890A JP2001070890A JP2002269279A JP 2002269279 A JP2002269279 A JP 2002269279A JP 2001070890 A JP2001070890 A JP 2001070890A JP 2001070890 A JP2001070890 A JP 2001070890A JP 2002269279 A JP2002269279 A JP 2002269279A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チケットを直接販売することなく、チケット
譲渡確認を含むチケット管理を容易化し、管理コストの
低減をはかる。 【解決手段】 管理サーバが、ある利用者Aが自ら所有
するチケットを得るための権利を第三者である利用者B
に譲渡する場合、利用者AからチケットIDと自身のI
Dならびにパスワード入力を受信すると共に、利用者B
から自身のIDとパスワードならびに利用者AのID入
力を受信し、各データを照合することにより、利用者A
が所持するチケットIDを消去し、代わって利用者Bに
新規のチケットIDを発行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オンラインチケッ
トの譲渡管理方法、およびその管理サーバシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のチケットを事前に配布するシステ
ムでは、窓口、受付、店舗等を運営するためにたくさん
の人材を要し、また、チケットを事前に配布することに
よってそれらを商業的に買い占め不当な値段で取引を行
なう業者も出現して様々な弊害も生じ、社会問題にもな
っている。
【0003】一方、通信環境の整備およびインターネッ
ト接続環境を持つ携帯電話やPDA(Personal Digita
l Assistants)等モバイル機器の出現によって必ずし
も紙のチケットにこだわる必要がなくなった。紙のチケ
ットを配布せずに電子化することによって、窓口、店舗
を不要とし、また、人材の合理化が可能となり、更に
は、インターネットの利用でロスタイムをなくし、情報
の管理も容易になるといった利点を持つ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、紙のチ
ケットがなくなっても依然として悪質業者の転売行為を
なくするような抜本的な改革には至っていない。上記し
たように、悪質業者がチケットを買い占め、それを特定
の業者を使ってインターネットを介し高値で委託販売す
るといった弊害が出てきている。従って、買占めにより
チケットを予約できなかったユーザは、業者の言い値で
仕方なく購入し、悪質業者とユーザとの間で売買契約が
成立していた。そもそも悪質業者の買占めさえなければ
ユーザは定価でチケットを購入することができるもので
ある。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、チケットを直接販売せずに利用者間の譲渡を含む
チケット管理を容易化し、管理コストの低減をはかった
オンラインチケットの譲渡管理方法、およびその管理サ
ーバシステムを提供することを目的とする。また、不当
転売等の悪質行為者を利用者が発見した場合に情報提供
を促がし、その情報を元に悪質行為を認定した場合、認
定に有力な情報を提供頂いた利用者にその悪質業者が所
持していた権利を譲渡することにより、利用者が定価で
チケットを得ることのできるオンラインチケットの譲渡
管理方法、およびその管理サーバシステムを提供するこ
とも目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために請求項1に記載の発明は、利用者が所持するネッ
ト接続環境を持った携帯端末装置と、チケット配信サー
バとはインターネット網を介して接続されるチケット販
売システムに用いられるオンラインチケットの配信なら
びに譲渡方法であって、ある利用者Aが自ら所有するチ
ケットを得るための権利を第三者である利用者Bに譲渡
する場合、利用者AからチケットIDと自身のIDなら
びにパスワード、利用者BのID入力を受信すると共
に、前記利用者Bから自身のIDとパスワードならびに
利用者AのID入力を受信し、前記各データを照合する
ことにより、前記利用者Aが所持するチケットIDを消
去し、代わって前記利用者Bに新規のチケットIDを発
行することを特徴とする。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のオンラインチケットの譲渡管理方法において、
あらかじめ個人情報が登録された利用者からのチケット
予約に従い、前記利用者にチケットIDを配布してその
チケットを得る権利を譲渡し、前記利用者から前記チケ
ットIDと当該利用者の個人情報を受信し、照合するこ
とによって前記利用者が所持する携帯端末装置にチケッ
ト画面表示を行なうことを特徴とする。
【0008】更に、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載のオンラインチケットの譲渡管理方法に
おいて、不当な転売行為を行なった利用者Dを認定する
のに必要な情報を利用者Cから受信し、その認定を得た
時点で前記利用者Dからチケットを得るための権利を剥
奪し、前記認定に必要な情報を提供した利用者Cに前記
利用者Dが所有していたチケットの権利を譲渡すること
を特徴とする。
【0009】上記した課題を解決するために請求項4に
記載の発明は、利用者が所持するネット接続環境を持っ
た携帯端末装置とはインターネット網を介して接続され
る管理サーバであって、ある利用者Aが自ら所有するチ
ケットを得るための権利を第三者である利用者Bに譲渡
する場合、利用者AからチケットIDと自身のIDなら
びにパスワード、利用者BのID入力を受信すると共
に、前記利用者Bから自身のIDとパスワードならびに
利用者AのID入力を受信するチケット譲渡登録要求受
信手段と、前記各データを照合することにより、前記利
用者Aが所持するチケットIDを消去し、代わって前記
利用者Bに新規のチケットIDを発行するチケット所有
権譲渡制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の管理サーバシステムにおいて、前記チケット所
有権譲渡制御手段は、不当な転売行為を行なった利用者
Cを認定するのに必要な情報を情報提供受信部を介して
受信し、その認定を得た時点で前記利用者Dからチケッ
トを得るための権利を剥奪し、前記認定に必要な情報を
提供した利用者Dに前記利用者Cが所有していたチケッ
トの権利を譲渡することを特徴とする。
【0011】上記構成により、管理サーバシステムは、
ある利用者Aが自ら所有するチケットを得るための権利
を第三者である利用者Bに譲渡する場合、利用者Aから
チケットIDと自身のIDならびにパスワード、利用者
BのID入力を受信すると共に、利用者Bから自身のI
Dとパスワードならびに利用者AのID入力を受信し、
各データを照合することにより、利用者Aが所持するチ
ケットIDを消去し、代わって利用者Bに新規のチケッ
トIDを発行する。このことにより、チケットを直接販
売せずに利用者間の譲渡を含むチケット管理を容易化
し、管理コストの低減がはかれる。また、チケットの譲
渡管理サイトでは、不当転売等の悪質行為者を利用者が
発見した場合にその情報提供を促がし、その情報を元に
悪質行為を認定した場合、認定に有力な情報を提供頂い
た利用者にその悪質業者が所持していた権利を譲渡する
ことにより、利用者が定価でチケットを得ることができ
る。このことにより、公平な市場の構築が可能となる。
【0012】上記した課題を解決するために請求項6に
記載の発明は、利用者が所持するネット接続環境を持っ
た携帯端末装置とはインターネット網を介して接続され
る管理サーバに用いられる管理サーバプログラムであっ
て、ある利用者Aが自ら所有するチケットを得るための
権利を第三者である利用者Bに譲渡する場合、利用者A
からチケットIDと自身のIDならびにパスワード、利
用者BのID入力を受信するステップと、前記利用者B
から自身のIDとパスワードならびに利用者AのID入
力を受信するステップと、前記各データを照合すること
により、前記利用者Aが所持するチケットIDを消去
し、代わって前記利用者Bに新規のチケットIDを発行
するステップと、をコンピュータに実行させる管理サー
バプログラムである。
【0013】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の管理サーバプログラムにおいて、不当な転売行
為を行なった利用者Dを認定するのに必要な情報を受信
するステップと、その認定を得た時点で前記利用者Dか
らチケットを得るための権利を剥奪し、前記認定に必要
な情報を提供した利用者Cに前記利用者Dが所有してい
たチケットの権利を譲渡するステップと、をコンピュー
タに実行させることを特徴とする。
【0014】上記した課題を解決するために請求項8に
記載の発明は、利用者が所持するネット接続環境を持っ
た携帯端末装置とはインターネット網を介して接続され
る管理サーバに用いられる管理サーバプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、あ
る利用者Aが自ら所有するチケットを得るための権利を
第三者である利用者Bに譲渡する場合、利用者Aからチ
ケットIDと自身のIDならびにパスワード、利用者B
のID入力を受信するステップと、前記利用者Bから自
身のIDとパスワードならびに利用者AのID入力を受
信するステップと、前記各データを照合することによ
り、前記利用者Aが所持するチケットIDを消去し、代
わって前記利用者Bに新規のチケットIDを発行するス
テップと、をコンピュータに実行させる管理サーバプロ
グラムを記録した記録媒体である。
【0015】また、請求項9に記載の発明は、請求項8
に記載の記録媒体において、不当な転売行為を行なった
利用者Cを認定するのに必要な情報を受信するステップ
と、その認定を得た時点で前記利用者Dからチケットを
得るための権利を剥奪し、前記認定に必要な情報を提供
した利用者Cに前記利用者Dが所有していたチケットの
権利を譲渡するステップと、をコンピュータに実行させ
ることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のオンラインチケ
ットの譲渡管理方法が実現されるビジネスモデルとその
利用主体の関係を説明するために引用した図であり、
(a)と(b)の二例を示す。(a)は利用者間のチケ
ットの譲渡、(b)は、悪質な転売業者から権利を剥奪
してその権利を譲渡する場合のビジネスモデルである。
【0017】図1(a)において、利用主体は、利用者
A(1)、利用者B(2)、およびチケット譲渡管理サ
イト3から成る。図示せぬイベント主催者は、チケット
譲渡管理サイト3に対してチケットの販売およびその管
理を委託してあるものとする。利用者A(1)は、チケ
ット譲渡管理サイト3が指定する方法でチケットを予約
し()、チケット譲渡管理サイト3は、入金確認後、
チケットに個別に割り当てられたチケットIDを利用者
1に配布する()。チケット譲渡管理サイト3は、チ
ケットを得る権利を利用者A(1)に譲渡し、実際のチ
ケットの配信は公演当日に行なうものとする。
【0018】一方、利用者A(1)は、自らが持つチケ
ットを得るための権利を第三者、この場合利用者B
(2)に譲渡する旨、話し合いがなされており()、
このための登録を行うものとする。ここでは、利用者A
(1)は、譲渡する相手に利用者ID等を知らせる必要
があるため、利用者B(2)は、利用者IDを悪用され
ることのない親族や極親しい友人に限られる。利用者A
(1)は、チケット譲渡管理サイト3に対し、チケット
譲渡の意思表示と共に、そのチケットID、利用者ID
とパスワード、そして譲渡相手となる利用者B(2)の
利用者IDを登録する()。利用者B(2)も同様、
チケット譲渡管理サイト3に対して自身の利用者ID、
パスワード、そして、譲渡先の利用者IDを登録する
()。これを受けたチケット譲渡管理サイト3では照
合操作を行なうことにより、利用者A(1)が所持して
いたチケットIDを抹消し()、利用者B(2)に対
して新規のチケットIDを発行する()。
【0019】図1(b)において、利用主体は、利用者
C(4)、悪質行為を行なう利用者D、(5)そしてチ
ケット譲渡管理サイト3となる。まず、利用者C(4)
は、利用者D(5)から転売等不当な売り込みを受けた
とする()。ここで、利用者C(4)は、情報収集を
行い()、チケット譲渡管理サイト3に対して情報提
供を行なう()。これを受けたチケット譲渡管理サイ
ト3では、提供を受けた情報に基づき調査し、利用者D
(5)が不当転売等の悪質行為をしているものと認定し
たとする。このことにより、利用者D(5)が所持して
いた権利を没収し()、情報提供してくれた利用者C
(4)に対しその権利を譲渡する()。
【0020】図2は、本発明のオンラインチケットの譲
渡管理方法が実現されるオンラインチケット販売システ
ムの接続形態を説明するために引用した図である。図2
において、符号13は、チケット譲渡管理サイト3に備
え付けの管理サーバであり、利用者2、4、5が所持す
るモバイル端末機器11とはインターネット網10を介
して接続されている。管理サーバ13は、本発明システ
ムの利用を許可された利用者と、発行されるチケットI
Dを管理するために照合用の管理データベース(DB)
14を備えている。また、モバイル端末機器11は、イ
ンターネット網10への接続環境を備えた携帯電話、あ
るいはインターネットエクスプローラ、ネットスケープ
ナビゲータ等のブラウジングソフトウェアを備えたPD
A端末とする。
【0021】図3は、図2に示す管理サーバ13の内部
構成を機能展開して示したブロック図である。以下に説
明する各ブロックは、具体的には、CPUならびにメモ
リを含む周辺LSIで構成され、CPUがメモリに記録
されたプログラムを読み出し逐次実行することによって
そのブロックが持つ機能を実現する。管理サーバ13
は、チケット譲渡登録要求受信部131と、チケット所
有権譲渡制御部132と、情報提供受信部133と、利
用者登録DB(141)、チケット管理DB(142)
で構成される。
【0022】チケット譲渡登録要求受信部131は、利
用者A(1)が自ら所有するチケットを得るための権利
を第三者である利用者B(2)に譲渡する場合、利用者
A(1)からチケットIDと自身のIDならびにパスワ
ード入力を受信すると共に、利用者B(2)から自身の
IDとパスワードならびに利用者A(1)のID入力を
受信する機能を持つ。チケット所有権譲渡制御部132
は、チケット譲渡登録要求受信部131を介して入力さ
れた各データを照合することにより、利用者A(1)が
所持するチケットIDを消去し、代わって利用者B
(2)に新規のチケットIDを発行する機能を持つ。チ
ケット所有権譲渡制御部132は、不当な転売行為を行
なった利用者C(4)を認定するのに必要な情報に関し
て情報提供受信部133を介して受信し、その認定を得
た時点で利用者D(5)からチケットを得るための権利
を剥奪し、認定に必要な情報を提供した利用者C(4)
に前記利用者Cが所有していたチケットの権利を譲渡す
る機能を持つ。
【0023】図4、図5は、図1乃至図3に示す本発明
実施形態の動作を説明するために引用した図であり、基
本動作の流れ、チケット画面表示の遷移ならびにその画
面構成の一例についてそれぞれを示す。以下、図4、図
5を参照しながら図1乃至図3に示す本発明実施形態の
動作について詳細に説明する。
【0024】動作説明に先立ち、本発明システムを利用
するため、全ての利用者は、あらかじめ利用者登録を行
う必要がある。ここでは、チケット譲渡管理サイト3に
対して、住所、氏名、電話番号、メールアドレス、銀行
口座またはクレジットカード番号等から成る個人情報を
登録し、また、その際に、利用者IDとパスワードの設
定登録もなされるものとする。これらの情報は、利用者
登録DB141、チケット管理DB142に反映され、
チケットIDを配布するときの連絡、およびセキュリテ
ィ、チケット予約キャンセル時の返金ならびに後述する
情報提供者の優遇を行なうときに使用される。まず、利
用者A(1)は、モバイル端末機器11の電源をONし
てインターネット接続モードに設定することによって、
その画面上にメニュー表示を行なう(ステップS4
1)。そのメニュー画面の構成を図5(a)に示す。こ
こでは、メニューとして、(1)利用者登録、(2)チ
ケット申し込み、(3)チケット譲渡、(4)チケット
キャンセル、(5)チケット表示の5つのメニューが示
されている。
【0025】まず、利用者は、メニュー表示された項目
の中から該当メニューを選択する(ステップS42)。
「チケット申し込み」を選択した場合はチケット譲渡管
理サイト3が指定する方法でチケット予約を行なう(ス
テップS43)。このときに表示される画面を図5
(b)に示す。一方、「チケット譲渡」を選択した場合
は、チケット譲渡の処理へ進む。このときに出現する画
面を図5(c)に示す。管理サーバ11は、メニュー選
択で「チケット申し込み」が指示され、チケット申し込
みに必要な事項が入力された場合、それを受けて内容を
確認し、入金確認後(ステップS44)、チケットに個
別に割り当てられたチケットIDを発行し、その利用者
A(1)に送信する(ステップS45)。チケット譲渡
管理サイト3は、チケットを得る権利を利用者A(1)
に譲渡し、実際のチケットの配信は公演当日に行なうも
のとする。
【0026】一方、メニュー選択で「チケット譲渡」が
指示された場合、各利用者A(B)は、図5(c)に示
す画面から登録の種類を選択する(ステップS46)。
すなわち、この場合、利用者A(1)は、権利者譲渡登
録を選択し、利用者B(2)は、権利受領登録を選択す
る必要がある。各利用者がそれぞれを選択したときに出
現する画面が図5(d)(e)に示されている。利用者
A(B)は、それぞれ画面の指示に従い、利用者IDや
パスワードから成る譲渡に必要なデータを入力する。こ
こでは、権利譲渡元である利用者A(1)は、所有する
チケットIDの他に、自らの利用者IDとパスワード、
そして譲渡先の利用者IDを(ステップS47)、権利
譲渡先である利用者B(2)は、自らの利用者IDとパ
スワード、そして譲渡元の利用者IDを入力する(ステ
ップS48)。これら入力は、管理サーバ13のチケッ
ト譲渡登録要求受信部131で受け付けられる。
【0027】管理サーバ13ではこれを受け、これら入
力を確認したうえで利用者登録DB141、チケット管
理DB142を参照して照合する(ステップS49)。
ここで認証を得た場合のみ、権利受領者である利用者B
(2)のモバイル端末機器11に対し、例えばEメール
で新規IDが配布され、同時に利用者A(1)が所有し
ていた権利は抹消される(ステップS50)。これら、
新規IDの発行ならびに権利抹消の処理は、チケット所
有権譲渡制御部132によって行われる。なお、譲渡を
受けた利用者B(2)に対するチケットの配信は公演当
日に行なわれ、利用者B(2)は、そのチケット画面を
表示したまま公演会場に入場する。このとき、入場係員
は、利用者B(2)のモバイル端末機器11の画面を確
認後、チケット表示画面の任意位置に割り付けられ表示
されてある入場確認釦(アイコン)を押下して入場確認
を行なう。
【0028】上記した入場確認は管理サーバ13によっ
て行なわれ、モバイル端末機器11から利用者が入場し
たことの情報を受け、そのチケットIDを含む利用者情
報を照合して、認証が得られた場合のみそのチケット表
示画面を消去する。係員はこのことを確認したうえで利
用者B(2)の入場を許可する。
【0029】上記したように、利用者A(B)共に譲渡
設定のための登録をすることから、セキュリティ面での
安全性は高い。また、これを商業目的に行なおうとして
も買い手には、当日でなければチケットが得られている
かわからず、したがって悪用防止につながる。更に、紙
のチケットであれば、もし、商業目的の行為があって、
紙のチケットが配布された後に回収を行なうことはでき
なかったが、本発明によれば、悪質行為者を発見しても
チケットを配布していないため、悪質行為者の権利を剥
奪し、善良な利用者に再配布することが極めて簡単に、
かつ、低いコストで行なうことができる。なお、サイト
を運営する事業者は、利用者からの権利確認は一切受け
付けないものとする。これは、IDやその他パスワード
の悪用を防ぐためである。サイト運営者は、権利確認を
一切受け付けないため、仮にある利用者が他の利用者に
チケットID、利用者ID、バスワードを譲っても他の
顧客には、チケットが入手できているか否かの確認がで
きず、このような確信の持てない売買契約が成立するこ
とは考えにくい。従って商業目的の行為が発生すること
はない。
【0030】一方、従来のチケット販売によれば、悪質
業者がチケットを買い占め、それを特定業者を使用して
委託販売したり、インターネットを通じて高値で販売す
るといった弊害があったことは上記したとおりである。
これに対し、買占めによりチケットを購入できなかった
利用者は、業者の言い値で仕方なく購入し、悪質業者と
利用者との間に売買契約が成立していた。しかし、この
悪質行為者の買占めさえなければ利用者は、定価でチケ
ットを購入することができ、本発明システムでは、この
悪質業者と利用者との売買契約成立を阻止し、公平な市
場を構成する仕組みも提供している。
【0031】すなわち、リアルタイム性を利用して悪質
行為者を利用者が発見した場合にサイト運営事業者側で
その情報をもとに悪質行為を認定し、その悪質行為を特
定可能な有力情報(チケットID、利用者ID、パスワ
ード、個人情報、ダフ屋行為を立証する情報)を提供い
ただいた利用者に対し、その権利を譲渡している。具体
的には、チケット所有権譲渡制御部132が、不当な転
売行為を行なった利用者C(4)を認定するのに必要な
情報を情報提供受信部133を介して受信し、その認定
を得た時点で利用者Cからチケットを得るための権利を
剥奪し、認定に必要な情報を提供した利用者D(5)に
利用者C(4)が所有していたチケットの権利を譲渡し
ている。これにより、利用者は、悪質行為者から高額な
料金でチケットを得る権利を購入せずに、この悪質行為
者の情報をサイト事業者に知らせることにより、定価で
チケットを得る権利を入手できる。このことにより、利
用者と悪質業者との売買契約は成立しなくなる。
【0032】なお、上記した本発明実施形態によれば、
公演チケットのみ例示したが、公演に限らず入場チェッ
クが必要なイベント全般に応用可能である。また、本発
明は基本的にはインターネット接続可能なモバイル端末
機器を携帯する必要があるが、コールセンターと接続す
ることによる利用者登録、あるいはオペレーションサー
ビスのために通常の電話を利用することは可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明のように本発明は、ある利用者
Aが自ら所有するチケットを得るための権利を第三者で
ある利用者Bに譲渡する場合、利用者AからチケットI
Dと自身のIDならびにパスワード入力を受信すると共
に、利用者Bから自身のIDとパスワードならびに利用
者AのID入力を受信し、各データを照合することによ
り、利用者Aが所持するチケットIDを消去し、代わっ
て利用者Bに新規のチケットIDを発行するものであ
り、このことにより、チケットを直接販売せずに利用者
間の譲渡を含むチケット管理を容易化し、管理コストの
低減がはかれる。また、不当転売等の悪質行為者を利用
者が発見した場合に情報提供を促がし、その情報を元に
悪質行為を認定した場合、認定に有力な情報を提供頂い
た利用者にその悪質行為者が所持していた権利を譲渡す
ることにより、利用者が定価でチケットを得ることがで
き、従って、公平な市場の構築が可能となる。更に、紙
のチケットを配布しなくてもモバイル端末機器の画面に
チケットを表示することにより、窓口や店舗を不要と
し、更に人材の合理化が可能となる他に、インターネッ
トの利用でロスタイムをなくし、情報の管理も容易にな
るといった利点を持つことは勿論のことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオンラインチケットの譲渡管理方法が
実現されるビジネスモデルとその利用主体の関係を説明
するために引用した図である。
【図2】本発明のオンラインチケットの譲渡管理方法が
実現されるオンラインチケット販売システムの接続形態
を説明するために引用した図である。
【図3】図2に示す管理サーバの内部構成を機能展開し
て示したブロック図である。
【図4】本発明実施形態の基本動作を説明するために引
用したフローチャートである。
【図5】本発明実施形態の動作を説明するために引用し
た図であり、画面遷移ならびにその画面構成の一例を示
す図である。
【符号の説明】
1、2、4、5…利用者、3…チケット譲渡管理サイ
ト、11…モバイル端末機器、13…管理サーバ、14
…管理データベース(DB)、131…チケット譲渡登
録要求受信部、132…チケット所有権譲渡制御部、1
33…情報提供受信部、141…利用者登録DB、14
2…チケット管理DB

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が所持するネット接続環境を持っ
    た携帯端末装置と、チケット配信サーバとはインターネ
    ット網を介して接続されるチケット販売システムに用い
    られるオンラインチケットの配信ならびに譲渡方法であ
    って、 ある利用者Aが自ら所有するチケットを得るための権利
    を第三者である利用者Bに譲渡する場合、 利用者AからチケットIDと自身のIDならびにパスワ
    ード、利用者BのID入力を受信すると共に、前記利用
    者Bから自身のIDとパスワードならびに利用者AのI
    D入力を受信し、 前記各データを照合することにより、前記利用者Aが所
    持するチケットIDを消去し、代わって前記利用者Bに
    新規のチケットIDを発行することを特徴とするオンラ
    インチケットの譲渡管理方法。
  2. 【請求項2】 あらかじめ個人情報が登録された利用者
    からのチケット予約に従い、前記利用者にチケットID
    を配布してそのチケットを得る権利を譲渡し、 前記利用者から前記チケットIDと当該利用者の個人情
    報を受信し、照合することによって前記利用者が所持す
    る携帯端末装置にチケット画面表示を行なうことを特徴
    とする請求項1に記載のオンラインチケットの譲渡管理
    方法。
  3. 【請求項3】 不当な転売行為を行なった利用者Dを認
    定するのに必要な情報を利用者Cから受信し、その認定
    を得た時点で前記利用者Dからチケットを得るための権
    利を剥奪し、前記認定に必要な情報を提供した利用者C
    に前記利用者Dが所有していたチケットの権利を譲渡す
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のオンライ
    ンチケットの譲渡管理方法。
  4. 【請求項4】 利用者が所持するネット接続環境を持っ
    た携帯端末装置とはインターネット網を介して接続され
    る管理サーバであって、 ある利用者Aが自ら所有するチケットを得るための権利
    を第三者である利用者Bに譲渡する場合、利用者Aから
    チケットIDと自身のIDならびにパスワード、利用者
    BのID入力を受信すると共に、前記利用者Bから自身
    のIDとパスワードならびに利用者AのID入力を受信
    するチケット譲渡登録要求受信手段と、 前記各IDを照合することにより、前記利用者Aが所持
    するチケットIDを消去し、代わって前記利用者Bに新
    規のチケットIDを発行するチケット所有権譲渡制御手
    段と、を備えたことを特徴とする管理サーバシステム。
  5. 【請求項5】 前記チケット所有権譲渡制御手段は、不
    当な転売行為を行なった利用者Cを認定するのに必要な
    情報を情報提供受信部を介して受信し、その認定を得た
    時点で前記利用者Cからチケットを得るための権利を剥
    奪し、前記認定に必要な情報を提供した利用者Cに前記
    利用者Dが所有していたチケットの権利を譲渡すること
    を特徴とする請求項4に記載の管理サーバシステム。
  6. 【請求項6】 利用者が所持するネット接続環境を持っ
    た携帯端末装置とはインターネット網を介して接続され
    る管理サーバに用いられる管理サーバプログラムであっ
    て、 ある利用者Aが自ら所有するチケットを得るための権利
    を第三者である利用者Bに譲渡する場合、利用者Aから
    チケットIDと自身のIDならびにパスワード、利用者
    BのID入力を受信するステップと、 前記利用者Bから自身のIDとパスワードならびに利用
    者AのID入力を受信するステップと、 前記各データを照合することにより、前記利用者Aが所
    持するチケットIDを消去し、代わって前記利用者Bに
    新規のチケットIDを発行するステップと、をコンピュ
    ータに実行させる管理サーバプログラム。
  7. 【請求項7】 不当な転売行為を行なった利用者Dを認
    定するのに必要な情報を受信するステップと、 その認定を得た時点で前記利用者Dからチケットを得る
    ための権利を剥奪し、前記認定に必要な情報を提供した
    利用者Cに前記利用者Dが所有していたチケットの権利
    を譲渡するステップと、をコンピュータに実行させる請
    求項6に記載の管理サーバプログラム。
  8. 【請求項8】 利用者が所持するネット接続環境を持っ
    た携帯端末装置とはインターネット網を介して接続され
    る管理サーバに用いられる管理サーバプログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 ある利用者Aが自ら所有するチケットを得るための権利
    を第三者である利用者Bに譲渡する場合、利用者Aから
    チケットIDと自身のIDならびにパスワード、利用者
    BのID入力を受信するステップと、 前記利用者Bから自身のIDとパスワードならびに利用
    者AのID入力を受信するステップと、 前記各データを照合することにより、前記利用者Aが所
    持するチケットIDを消去し、代わって前記利用者Bに
    新規のチケットIDを発行するステップと、をコンピュ
    ータに実行させる管理サーバプログラムを記録した記録
    媒体。
  9. 【請求項9】 不当な転売行為を行なった利用者Dを認
    定するのに必要な情報を受信するステップと、 その認定を得た時点で前記利用者Dからチケットを得る
    ための権利を剥奪し、前記認定に必要な情報を提供した
    利用者Cに前記利用者Dが所有していたチケットの権利
    を譲渡するステップと、をコンピュータに実行させる管
    理サーバプログラムを記録した請求項8に記載の記録媒
    体。
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