JP2001168980A - 移動通信端末の使用禁止方法、移動通信網及び移動通信端末 - Google Patents

移動通信端末の使用禁止方法、移動通信網及び移動通信端末

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JP2001168980A
JP2001168980A JP35226699A JP35226699A JP2001168980A JP 2001168980 A JP2001168980 A JP 2001168980A JP 35226699 A JP35226699 A JP 35226699A JP 35226699 A JP35226699 A JP 35226699A JP 2001168980 A JP2001168980 A JP 2001168980A
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Takeshi Natsuno
剛 夏野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードの使用を禁止する必要が生じた場合
に、カードの使用を禁止する処理を迅速、簡便かつ確実
に行うことを可能にする。 【解決手段】 このクレジットシステムは、移動局10
0、移動電話網20、移動パケット通信網30、CAT
端末40a、40b・・・、CAFIS網50、クレジ
ットサーバ60A、60B、インターネット70等から
構成される。予めクレジット使用禁止フラグが制御局3
3に設定されており、移動局100は、制御局33から
基地局31を介して使用禁止信号を受信する。そして、
移動局100は自己が記憶するクレジット契約情報を削
除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話機
のような移動通信端末の使用禁止方法、移動通信網及び
移動通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】クレジットカードやキャッシュカード等
の種々のカードが用いられており、最近では、一人で複
数枚のカードを所持しているカードユーザも多い。とこ
ろで、カードユーザがこれらのカードを紛失・盗難等し
たときには、そのカードを取得した第三者の不正使用を
防止するため、ユーザ及び各カード発行機関はこれらの
カードの使用を禁止する必要がある。そのために、ユー
ザは、カードが紛失等した場合、まず、カード発行機関
に電話等によりカード紛失等の旨を届け出る。そして、
その届出を受けたカード発行機関はそのカードの使用禁
止情報を登録する。一方、カードが使用される販売店等
からは上記カード発行機関に対してカード使用可否の問
い合わせがあり、カード発行機関は自己が記憶している
カード使用禁止情報の有無を参照してそのカードの使用
可否を判断する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カードユー
ザは、通常、これらの複数枚のカードを財布等に一括し
て収納している場合が多く、そのため、カードの紛失、
盗難等が発生するときは、一度に複数枚のカードについ
て紛失等が発生することが多い。一方、これらのカード
は各カード発行機関毎に個別に発行・管理されるので、
カードユーザは、一度に複数枚のカードを紛失等した場
合、それらの全てのカードのカード発行機関の各々に連
絡しなければならないという煩雑さがあった。また、カ
ードユーザは、カードを紛失等したが、どのカードを紛
失等したのかをすぐに把握できない場合もあり、すぐに
紛失等の届出ができないという問題があった。本発明
は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、カード
の使用を禁止する処理を迅速、簡便かつ確実に行うこと
が可能な使用禁止方法、該方法に用いられる移動通信網
及び移動通信端末を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、請求項1に記載の発明は、移動通信端末との無線
通信インタフェースを備えた移動通信網による移動通信
端末の使用禁止方法であって、前記移動通信端末の使用
を禁止する旨の要求に応じて、該要求された移動通信端
末について禁止信号を生成するステップと、前記生成さ
れた禁止信号を前記要求された移動通信端末へ無線によ
り送信するステップと、前記送信された禁止信号を前記
要求された移動通信端末において受信するステップと、
前記受信した禁止信号に基づいて前記要求された移動通
信端末の使用を禁止するための設定を行うステップとを
具備することを特徴とする移動通信端末の使用禁止方法
を提供するものである。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載の移
動通信端末の使用禁止方法において、前記移動通信端末
の使用を禁止するための設定は、前記移動局に記憶され
たカード情報の利用停止であることを特徴とする移動通
信端末の使用禁止方法を提供するものである。
【0006】請求項3記載の発明は、請求項2記載の移
動通信端末の使用禁止方法において、前記カード情報は
電子商取引に必要な情報であることを特徴とする移動通
信端末の使用禁止方法を提供するものである。
【0007】請求項4記載の発明は、請求項1記載の移
動通信端末の使用禁止方法において、前記移動通信端末
の使用を禁止するための設定は、前記移動局の無線通信
機能の停止であることを特徴とする移動通信端末の使用
禁止方法を提供するものである。
【0008】請求項5記載の発明は、請求項1記載の移
動通信端末の使用禁止方法において、前記移動通信端末
から発信される該移動通信端末の識別情報を無線により
受信するステップと、前記受信した識別情報を基に、該
識別情報を発信した移動通信端末が前記要求された移動
通信端末であるか否かを判定するステップとを具備し、
前記禁止信号を前記要求された移動通信端末へ無線によ
り送信するステップは、前記判定により前記識別情報を
発信した移動通信端末が前記要求された移動通信端末で
あると認められた場合に、前記要求された移動通信端末
に前記禁止信号を送信することを特徴とする移動通信端
末の使用禁止方法を提供するものである。
【0009】請求項6記載の発明は、移動通信端末との
無線通信インタフェースを備えた移動通信網による移動
通信端末の使用禁止方法であって、前記移動通信端末毎
に使用可能であるか否かをの情報を予めデータベースに
初期設定するステップと、移動通信端末の使用を禁止す
る旨の要求に応じて、該要求された移動通信端末につい
て禁止信号を生成するステップと、前記生成された禁止
信号に応じて、前記要求された移動通信端末について使
用不可の設定とすべく前記データベースを更新するステ
ップと、前記データベースの設定状況を参照して、使用
の要求があった移動通信端末について使用を受け付ける
か否かを判断するステップとを具備することを特徴とす
る移動通信端末の使用禁止方法を提供するものである。
【0010】請求項7記載の発明は、移動通信端末との
無線通信インタフェースを備えた移動通信網において、
要求された移動通信端末について該移動通信端末の使用
を禁止するための禁止信号を生成する制御局と、前記生
成された禁止信号を前記要求された移動通信端末へ無線
により送信する基地局とを具備することを特徴とする移
動通信網を提供するものである。
【0011】請求項8記載の発明は、請求項7記載の移
動通信網において、前記制御局は、要求された移動通信
端末について使用禁止を示す情報を登録するデータベー
スを備え、このデータベースを参照して前記禁止信号を
生成するこことを特徴とする移動通信網を提供するもの
である。
【0012】請求項9記載の発明は、請求項7記載の移
動通信網において、前記基地局は、前記禁止信号を常時
或いは定期的に送信することを特徴とする移動通信網を
提供するものである。
【0013】請求項10記載の発明は、請求項7記載の
移動通信網において、前記基地局は、前記要求された移
動通信端末から前記基地局へ通信があった場合に、前記
禁止信号を前記要求された移動通信端末へ送信すること
を特徴とする移動通信網を提供するものである。
【0014】請求項11記載の発明は、移動通信網に収
容され、該網の基地局との間で無線通信を行う移動通信
端末において、カード情報を記憶するメモリと、前記基
地局から送信される禁止信号の受信に応じて、前記メモ
リに記憶されたカード情報の利用を禁止する禁止手段と
を具備することを特徴とする移動通信端末を提供するも
のである。
【0015】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の移動通信端末において、前記禁止手段は、前記メモリ
に記憶されている前記カード情報を消去することを特徴
とする移動通信端末を提供するものである。
【0016】請求項13記載の発明は、請求項11記載
の移動通信端末において、前記禁止手段は、前記メモリ
に記憶された前記カード情報へのアクセスを禁止するこ
とを特徴とする移動通信端末を提供するものである。
【0017】請求項14記載の発明は、請求項11記載
の移動通信端末において、前記禁止手段は、当該移動通
信端末の無線通信機能を停止させることを特徴とする移
動通信端末を提供するものである。
【0018】請求項15記載の発明は、請求項11記載
の移動通信端末において、前記カード情報は、電子商取
引に必要な情報であることを特徴とする移動通信端末を
提供するものである。
【0019】請求項16記載の発明は、請求項15記載
の移動通信端末において、前記電子商取引に必要な情報
はクレジットカード情報であることを特徴とする移動通
信端末を提供するものである。
【0020】請求項17記載の発明は、請求項11記載
の移動通信端末において、前記移動通信端末は、無線に
よる電話通信を行う携帯電話機であることを特徴とする
移動通信端末を提供するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】[1.構成] [1−1.移動局の構成]図1は、本発明の一実施形態に
用いられる移動局100の構成を示すブロック図であ
る。この移動局100は、送受信部110、制御部12
0、ユーザインタフェース130、データ入出力端子1
40、磁気ライタ150、磁気ストライプ160等から
構成される。
【0022】送受信部110は、移動電話通信及び移動
パケット通信を提供する移動通信網の基地局と無線通信
を行う。
【0023】制御部120は、この移動局100の各部
を制御するものであり、CPU121、プログラム用R
OM122、クレジット用ROM123、RAM124
等から構成される。ここで、この移動局100には、移
動通信網を用いて通話を行うための「通話モード」と、
移動パケット通信網を用いてパケット通信を行うための
「パケット通信モード」との少なくとも2種類のモード
設定が可能である。制御部120は、これらの各モード
の設定状況に応じて、移動局100の各部を制御する。
【0024】RAM124は、CPU121のワークエ
リアや、電話帳データ等のユーザデータエリアとして用
いられる。
【0025】クレジット用ROM123には、ユーザと
クレジット会社が締結するクレジット契約の属性に関す
る情報(以下クレジット契約情報と呼ぶ)が格納され
る。このクレジット契約情報はクレジット会社からユー
ザに与えられるものであり、例えば、ユーザがクレジッ
ト契約しているクレジット会社名、そのクレジット会社
のサーバ(後述する)のURL、クレジット番号(1ク
レジット契約毎に付与される識別番号であり、通常16
桁の数字からなる)、クレジット契約有効期限、ユーザ
名等がある。ユーザが複数のクレジット会社と複数のク
レジット契約をしている場合には、複数の契約に係るク
レジット契約情報がこのクレジット用ROM123に格
納される。
【0026】このクレジット用ROM123に対して
は、専用のROMリーダ/ライタ、或いは、クレジット
会社が有する専用のサーバからのみアクセスが可能であ
る。専用のROMリーダ/ライタからクレジット用RO
M123にアクセスする場合は、データ入出力端子14
0に接続された当該ROMリーダ/ライタから、クレジ
ット用ROM123への書き込み情報が制御部120に
送られ、制御部120は、アクセスしてきたROMリー
ダ/ライタの正当性を確認した上で、クレジット用RO
M123にその内容を書き込む。また、専用のサーバか
らクレジット用ROM123にアクセスする場合は、当
該サーバから、移動パケット通信網等のネットワークを
介して、クレジット用ROM123への書き込み情報が
制御部120に送られる。そして、制御部120は、ア
クセスしてきた当該サーバの正当性を確認した上で、ク
レジット用ROM123にその内容を書き込む。なお、
制御部120は、クレジット用ROM123にアクセス
しようとする、上記以外の手段を検知したときは、この
移動局100そのものを使用不可能とする処理を行う。
【0027】プログラム用ROM122には制御プログ
ラムが格納されており、CPU121は、この制御プロ
グラムを読み出して各種制御処理を実行する。この制御
プログラムには、移動局100が通常有する通話機能に
関するプログラムの他、以下に述べる種々のプログラム
が含まれる。
【0028】また、この制御プログラムには、文書デー
タ閲覧用ソフトウェア(いわゆるブラウザ)が含まれ
る。CPU121は、当該ブラウザをプログラム用RO
M122から読みだして、実行することにより、インタ
ーネットに接続されている種々の情報提供サーバからH
TML形式のデータをゲートウェイサーバ(後述する)
を介して取得することが可能である。なお、この移動局
100におけるHTMLデータの取得は、リソースのU
RLを指定した取得要求をゲートウェイサーバを介して
情報提供サーバに送信し、これに対応して情報提供サー
バから送信されてきたHTMLデータをRAM124に
格納することで完了する。
【0029】また、この制御プログラムには、クレジッ
ト用ROM123にクレジット契約情報を格納したり、
或いは、必要に応じて、クレジット用ROM123に記
憶されているクレジット契約情報を読み出したり、変更
したり、消去したりするためのプログラムが含まれてい
る。
【0030】さらに、この制御プログラムには、磁気ラ
イタ150を制御することにより、クレジット用ROM
123から読み出したクレジット契約情報を磁気ストラ
イプ160へ書き込んだり、消去したりするためのプロ
グラムや、クレジット用ROM123から読み出したク
レジット契約情報を移動通信網に与えるためのプログラ
ムが含まれる。
【0031】また、この制御プログラムには、移動局1
00の電源がオンとなったときに、特定のチャネルを用
いて、電源オンの旨と移動局100の識別番号と(以
下、発信情報と呼ぶ)を発信するためのプログラムが含
まれる。
【0032】また、上述したように、この制御プログラ
ムには、不正な手段により、クレジット用ROM123
にアクセスしようとする行為を検知したときは、この移
動局100そのものを使用不可能とするためのプログラ
ムが含まれる。
【0033】磁気ライタ150は、制御部120から与
えられるクレジット契約情報を、磁気ストライプ160
に書き込んだり、或いは、その磁気ストライプ160上
のクレジット契約情報を消去したりする。
【0034】磁気ストライプ160は、現在のクレジッ
トカードに広く用いられている磁気ストライプと同様の
ものである。従って、この磁気ストライプ160に書き
込まれたクレジット契約情報は、現在広く用いられてい
る磁気ストライプ読み取り端末(いわゆるCAT端末)
により読みとり可能である。この磁気ストライプ160
は、移動局100が内部に収納するプラスチック製カー
ド(以下磁気カード161と呼ぶ)上に設けられてい
る。この磁気カード161は、後述するキーパッドにお
ける所定のキー操作に応じて駆動されるようになってお
り、通常は移動局100内に収納されるが、クレジット
ショッピングの際には、その磁気ストライプ160部分
が移動局100から外部に露出した状態となる。
【0035】ユーザインタフェース130は、文字等を
表示する液晶ディスプレイ132、ユーザが種々の入力
操作を行うためのキーパッド、ユーザが通話するための
マイク及びスピーカ等を含むものである。なお、キーパ
ッドには、磁気ストライプ160の収納・露出を操作す
るための「カード収納・露出キー」を設けてもよいし、
或いは、既存のテンキーを用いた所定のキー操作により
磁気ストライプ160が収納・露出されてもよい。
【0036】図2に、カード収納・露出キー131が設
けられた移動局100の外観を示す斜視図を示す。同図
(A)は、磁気カード161を収納した状態の移動局1
00を示しており、この移動局100には、磁気カード
161を収納・露出するためのスロットル101が設け
られている。また、同図(B)は、磁気カード161の
磁気ストライプ160部分が外部に露出した状態の移動
局を示している。上述したユーザの所定の操作により、
同図(A)の状態と同図(B)の状態とが切り替えられ
る。なお、この磁気カード161の裏面には、従来のク
レジットカードと同様にユーザの署名欄が設けられる。
【0037】[1−2.クレジットシステムの構成]図3
は、移動局100を用いたクレジットシステムの構成を
示すブロック図である。このクレジットシステムは、移
動局100、移動電話網20、移動パケット通信網3
0、CAT端末40a、40b・・・、CAFIS(Cr
edit and FinanceInformation System)網50、クレジ
ットサーバ60A、60B・・・、インターネット7
0、利用店サーバ80C、80D・・・等から構成され
る。
【0038】クレジット契約を締結しているユーザは、
移動局100を所持する。この移動局100は、移動電
話網20及び移動パケット通信網30に接続可能であ
る。
【0039】移動電話網20は、移動局を用いた一般的
な通話サービスを提供するための網であり、移動局10
0はこの移動電話網20により当該サービスを受けるこ
とができる。この移動電話網20は、通話エリア内に所
定の間隔で設置された多数の基地局31、回線交換サー
ビスを行う交換機(図示せず)、網内の制御を行う制御
局33、通信線(図示せず)等から構成される。この制
御局33には、通信サービスを利用する加入者に関する
種々の情報を格納する加入者データベース331が設け
られている。なお、上記の基地局31、交換機、制御局
33、通信線等は、移動パケット通信網30と共用され
るものである。
【0040】ここで、加入者データベース331につい
て説明する。図4(A)に、加入者データベース331
のデータフォーマット図を示す。同図に示すように、加
入者データベース331には、移動電話網20の「加入
者」(即ち、移動局100のユーザ)毎に、移動局10
0の「電話番号」、「氏名」、「性別」、「生年月日」
の他、移動局100及びクレジット使用の禁止を示す使
用禁止情報等の種々のデータが記憶されている。なお、
移動局100及びクレジット使用が禁止されているユー
ザの使用禁止情報欄には、使用禁止フラグが登録され
る。
【0041】再び図3に戻り、クレジットシステムの構
成を説明する。同図において、移動パケット通信網30
には、上述の基地局31、交換局、制御局33,通信線
等の他、ゲートウェイサーバ32が含まれる。このゲー
トウェイサーバ32は、移動パケット通信網30をイン
ターネット70等の他のネットワークと相互接続するた
めの移動パケット関門中継交換局に備えられたコンピュ
ータシステムであり、複数のネットワーク間で異なる通
信プロトコルの変換を行う。本実施例においては、移動
パケット通信網30用の伝送プロトコルと、インターネ
ット70の標準通信プロトコルであるTCP/IPとの
相互変換を行う。また、このゲートウェイサーバ32
は、移動局100、クレジットサーバ60A、60B・
・・及び利用店サーバ80C、80D・・・間で行われ
る種々のデータ配信処理を統括する。
【0042】ここで、ゲートウェイサーバ32について
説明する。図5は、ゲートウェイサーバ32の構成を示
すブロック図である。このゲートウェイサーバ32は、
制御部301、加入者情報管理部302、データ配信管
理部303等により構成されている。
【0043】制御部301は、このゲートウェイサーバ
32の各部を制御するとともに、移動パケット通信網3
0とインターネット70等の他のネットとの間のプロト
コル変換を行うなど、ネットワーク間のインタフェース
として機能する。また、この制御部301は、例えば、
SSL(Secure Sockets Layer)のような暗号通信ア
ルゴリズムを有しており、それにより、クレジットサー
バ60A、60B・・・及び利用店サーバ80C、80
D・・・等との通信内容を保護している。また、この制
御部301は、ユーザが移動パケット通信の所定のサー
ビスを利用するに際し、ゲートウェイサーバ32にアク
セスしてきた移動局100を使用するユーザのユーザ認
証を行う。このユーザ認証は後述するパスワード照合に
より行われる。
【0044】加入者情報管理部302は、制御局33の
加入者データベース331を参照して得られる加入者登
録情報ファイル304を格納、管理している。この加入
者登録情報ファイル304の構成は後述する。
【0045】データ配信管理部303は、複数の移動局
100のユーザの間、移動局100のユーザとインター
ネット70等の他のネットワークのユーザとの間、或い
は、移動局100のユーザとクレジットサーバ60A、
60B・・・及び利用店サーバ80C、80D・・・等
との間で電子メールや種々のデータの配信を仲介する。
例えば、データ配信管理部303は、移動局100やク
レジットサーバ60A、60B・・・等から通信要求を
受け付け、その通信要求の宛先に通信内容を送信する。
【0046】或いは、データ配信管理部303は、受け
付けた通信内容をいったん記憶し、その通信要求の宛先
(例えば移動局100)の端末に対して通信内容を記憶
している旨を通知する。そして、その端末から通信内容
取得要求の通知があると、データ配信管理部303は、
その端末へ記憶している通信内容を送信する。そのため
に、データ配信管理部303は、通信内容を一時記憶す
るためのメモリ(図示せず)を内部に有する。
【0047】また、このメモリには、移動局100に送
信されて、移動局100の液晶ディスプレイ132上で
種々のサービス項目をメニュー表示するためのサービス
メニュー画面情報も記憶されている。このサービスメニ
ュー画面情報はHTML形式のデータであり、各サービ
ス項目のデータにはそれらの各サービスを実行する種々
のサーバのURLが含まれている。
【0048】また、このメモリには、移動パケット通信
網30を介したクレジットショッピングが可能な利用店
情報が記憶されている。この利用店情報もHTML形式
のデータであり、各利用店のデータにはそれらの各利用
店のサーバのURLが含まれている。この利用店情報
は、移動局100に送信されて、移動局100の液晶デ
ィスプレイ132上に表示される。
【0049】ユーザが移動局100を用いてある特定の
サービスを要求する場合、移動局100はそのサービス
項目のデータに含まれるURLをゲートウェイサーバ3
2に送信し、ゲートウェイサーバ32は受信したURL
に基づいてそのサービスを実行するサーバにアクセスす
る。また、ユーザが、移動パケット通信網30を介して
ある利用店でクレジットショッピングする際にも、同様
にHTML形式データのURLを利用する。
【0050】ここで、加入者登録情報ファイル304に
ついて説明する。図4(B)は、加入者登録情報ファイ
ル304のデータフォーマットを示す図である。同図
(B)に示すように、加入者登録情報ファイル304に
は、移動パケット通信網30の「加入者」(即ち、移動
局100のユーザ)毎に、移動局100の「電話番
号」、「氏名」、「性別」、「生年月日」、ユーザ宛に
届けられたデータや電子メールがデータ配信管理部30
3のどこに記憶されているかを示す「格納場所」、ユー
ザが予め申請登録する「パスワード」等の種々のデータ
が記憶されている。
【0051】ゲートウェイサーバ32の制御部301
は、ユーザが移動局100に入力するパスワードと、こ
の加入者登録情報ファイル304に記憶されているパス
ワードとを照合することによりユーザ認証を行う。
【0052】再び図3に戻り、クレジットシステムの構
成を説明する。図3において、多数のCAT端末40
a、40b・・・は、商店やキャッシュディスペンサー
(CD)等に設置される。このCAT端末40a、40
b・・・は、磁気リーダ(図示せず)を備え、移動局1
00の磁気ストライプ160に記録されたクレジット契
約情報を読みとることが可能である。また、CAT端末
40a、40b・・・は、入力インターフェース(図示
せず)を備え、商店の店員等は、この入力インターフェ
ースから、所定の情報(例えば、購入金額等)を入力す
ることができる。
【0053】このCAT端末40a、40b・・・は、
CAFIS網50という専用のネットワークに接続され
ており、磁気ストライプ160から読みとったクレジッ
ト契約情報と、クレジットショッピングに係る利用額、
利用日、利用店等の情報とを、CAFIS網50に与え
る(以下、CAT端末40a、40b・・・からCAF
IS網50に与えられるこれらの情報をクレジット情報
と呼ぶ)。
【0054】CAFIS網50は、多数のCAT端末4
0a、40b・・・とクレジットサーバ60A、60B
・・・とを接続して構成されている。このCAFIS網
50は、クレジット会社、流通企業、金融機関を全国レ
ベルで接続するネットワークであり、CAFIS統括セ
ンタ(図示せず)が当該網内を統括する。このCAFI
S網50は、ユーザのクレジットショッピングやキャッ
シング等の行為により発生した種々のクレジット情報
を、そのクレジット契約元である、クレジットサーバ6
0A、60B・・・のいずれかに与えたり、そのクレジ
ットサーバ60A、60B・・・のいずれかからのクレ
ジットショッピング可否情報をCAT端末40a、40
b・・・のいずれかへ与えたりする。
【0055】クレジットサーバ60A、60B・・・は
各クレジット会社に設置されており、CAFIS網50
及びインターネット70に接続されている。このクレジ
ットサーバ60A、60B・・・は、ユーザの属性情報
やクレジット契約情報等を格納するユーザデータベース
61A、61B・・・や、契約ユーザのクレジット利用
履歴や資金決済情報を格納するクレジットデータベース
62A、62B・・を有している。
【0056】ここで、ユーザデータベース61A、61
B・・・及びクレジットデータベース62A、62B・
・・について説明する。図6(A)は、ユーザデータベ
ース61A、61B・・・のデータフォーマット図であ
り、図6(B)は、クレジットデータベース62A、6
2B・・・のデータフォーマット図である。
【0057】同図(A)に示すように、ユーザデータベ
ース61A、61B・・・には、各ユーザの「氏名」、
「年齢」、「住所」、「電話番号」、「勤務先」、「年
収」等のユーザ属性情報や、各クレジット契約に係る
「クレジット番号」、「有効期限」、「利用限度額」等
のクレジット契約情報が記憶されている。このユーザ属
性情報は、クレジット契約時にユーザからの申請により
与えられものであり、ユーザからの変更申請により随時
変更される。また、このクレジット契約情報は、クレジ
ット契約締結と同時にクレジット会社がその契約毎に付
与する情報であり、有効期限が経過する毎に一部の情報
が更新される。
【0058】また、同図(B)に示すように、クレジッ
トデータベース62A、62B・・・には、各ユーザ
の、クレジットショッピングやキャッシングの「利用
日」、「利用店」、「利用額」等のクレジット利用履歴
や、「決済月」ごとの「決済額」等の資金決済情報が記
憶されている。このクレジット利用履歴(「利用日」、
「利用店」及び「利用額」)は、CAT端末40a、4
0b・・・や利用店サーバ80C、80D・・・からク
レジットサーバ60A、60B・・に与えられる情報で
ある。そして、クレジットサーバ60A、60B・・・
は、与えられた「利用日」及び「利用額」の情報を基
に、「決済月」毎の「決済額」を算出して資金決済情報
として記憶する。
【0059】このクレジットサーバ60A、60B・・
・の主な機能は、クレジット契約(契約締結、更新、
変更、解約を含む)の処理、クレジット利用の可否判
断、クレジット契約やクレジット利用に係る種々の情
報の蓄積、クレジット利用に係る資金決済、ユーザ
への種々の情報提供等であるが、以下これらの各機能に
ついて詳述する。
【0060】クレジットサーバ60A、60B・・・
は、クレジット契約のために移動局100に与える入力
用画面や、契約変更のために移動局100に与える変更
用画面等を予め記憶しており、移動局100からクレジ
ット契約要求等を受信すると、その要求に応じた入力用
画面等をインターネット70及びゲートウェイサーバ3
2等を介して移動局100に提供する。
【0061】また、クレジットサーバ60A、60B・
・・は、契約更新処理のための契約更新候補ユーザファ
イル601A、601B・・・を作成・記憶している。
この契約更新候補ファイル601A、601B・・・
は、契約更新が間近のユーザに関する情報を格納するも
のである。
【0062】ここで、契約更新候補ユーザファイル60
1A、601B・・・について説明する。図6(C)
に、契約更新候補ユーザファイル601A、601B・
・・のデータフォーマット図を示す。同図(C)に示す
ように、契約更新候補ユーザファイル601A、601
B・・・には、各ユーザの「氏名」、「クレジット番
号」、「電話番号」、「有効期限」等のデータが記憶さ
れている。クレジットサーバ60A、60B・・・は、
ユーザデータベース61A内で各ユーザ毎に記憶してい
るクレジット契約の「有効期限」を一定周期(例えば2
4時間毎)で参照し、クレジット契約の有効期限が近づ
いてきている(例えば有効期限まで1週間以内の)ユー
ザを抽出し、それら抽出したユーザに関する情報をユー
ザデータベース61A、61B・・・等から適宜取得し
て、契約更新候補ユーザファイル601A、601B・
・・に格納している。
【0063】再び、クレジットサーバ60A、60B・
・・の説明に戻る。クレジットサーバ60A、60B・
・・は、クレジット契約の可否を判断するための審査条
件を予め記憶しており、入力用画面に従ってユーザによ
り入力された内容を移動局100から受信し、その入力
内容と審査条件を基にクレジット契約の可否を判断する
審査を行う。そして、クレジットサーバ60A、60B
・・・は、審査の結果がクレジット契約可であれば、移
動局100の磁気ストライプ160に記憶されるべきク
レジット契約情報を生成して移動局100に与えたり、
また、その契約に係るユーザ属性情報やクレジット契約
情報をユーザデータベース61A、61B・・・に格納
する。
【0064】また、ユーザがクレジットショッピング等
を行う場合には、このクレジットサーバ60A、60B
・・・は、CAT端末40a、40b・・・(又は、利
用店サーバ80C、80D・・・)から与えられるクレ
ジット情報と、ユーザデータベース61A、61B・・
・に記憶されている種々の情報とを用いて、発生したク
レジットショッピングが正当なものであるか否かを判定
し、その判定結果をクレジット可否情報としてCAT端
末40a、40b・・・(又は、利用店サーバ80C、
80D・・・)に与える。そして、クレジットサーバ6
0A、60B・・・は、発生したクレジットショッピン
グ等のデータをクレジットデータベース62A、62B
・・・に格納する。
【0065】また、クレジットサーバ60A、60B・
・・は、資金決済情報をCAFIS網50を介して、ク
レジット代金引き落とし口座のある金融機関に通知し、
クレジット代金引き落とし処理を行う。
【0066】また、クレジットサーバ60A、60B・
・・は、、ユーザデータベース61A、61B・・・や
クレジットデータベース62A、62B・・・が記憶し
ている情報の中から、ユーザの所望の情報を取得して、
インターネット70及び移動パケット通信網30を介し
て移動局100に与える。
【0067】なお、このクレジットサーバ60A、60
B・・・は、例えばSSL(SecureSockets Layer)の
ような暗号通信アルゴリズムを有しており、それによ
り、ゲートウェイサーバ32や利用店サーバ80C、8
0D・・・等との通信内容を保護している。
【0068】利用店サーバ80C、80D・・・は、ユ
ーザがオンラインショッピングすることが可能な、いわ
ゆるバーチャルショップを提供するサーバである。この
利用店サーバ80C、80D・・・は、移動局100に
おいて表示されるショッピング用画面情報をHTML形
式のデータとして記憶している。このショッピング用画
面情報には、ユーザに販売される商品に関する情報(例
えば商品名、商品説明、販売金額等)が含まれている。
【0069】また、利用店サーバ80C、80D・・・
は、ユーザの移動局100からのクレジットショッピン
グ要求を受け付け、その移動局100に対してショッピ
ング用画面情報を提供したり、そのクレジットショッピ
ングの代金決済を行うクレジットサーバ60A、60B
・・・のいずれかと連携してそのクレジットショッピン
グにかかる処理を行う。
【0070】なお、この利用店サーバ80C、80D・
・・は、例えばSSL(Secure Sockets Layer)のよ
うな暗号通信アルゴリズムを有しており、それにより、
ゲートウェイサーバ32やクレジットサーバ60A、6
0B・・・等との通信内容を保護している。
【0071】[2.動作]次に、本実施形態の動作を下記
の動作モードに分けて説明する。 1.クレジット契約時 2−.店頭でのクレジットショッピング時 2−.移動パケット通信網30を介したクレジットシ
ョッピング時 3.クレジット契約更新時 4.クレジット契約変更時 5.クレジット契約解約時 6.移動局100及びクレジット使用禁止時 7.クレジット利用履歴等照会時
【0072】[2−1.クレジット契約時の動作]図7及
び図8は、ユーザが移動局100を用いてクレジット契
約を行う際の動作を示すフローチャートである。図9
(A)〜(J)は、クレジット契約時の移動局100の
液晶ディスプレイ132に表示される画面の図であり、
同図(A)〜(J)は、図7及び図8に示すクレジット
契約時の動作に対応して時系列的に並べられている。以
下、図7、図8及び図9を参照しながらクレジット契約
時の動作について説明する。
【0073】まず、ステップSP101では、ユーザは
所定の電話番号でゲートウェイサーバ32に発呼し、パ
ケット通信モードの開始を要求する。
【0074】ステップSP102では、ゲートウェイサ
ーバ32は、パケット通信モード開始要求を受信するこ
とにより、当該ユーザに対するパケット通信モードを開
始させ、移動局100に対して自己が記憶しているサー
ビスメニュー画面情報を送信する。
【0075】ステップSP103では、移動局100
は、サービスメニュー画面情報を受信し、液晶ディスプ
レイ132にサービスメニュー画面を表示する。図9
(A)は、このとき移動局100に表示される画面の図
である。
【0076】ステップSP104では、ユーザは、表示
されたサービスメニュー画面の中から所望のサービスを
キー操作により選択する。ここでは、図9(A)に示す
画面上で、ユーザは、「クレジット」上にカーソルを移
動させてそれを選択する。そして、移動局100は、選
択されたサービス要求(ここでは「クレジット」)をゲ
ートウェイサーバ32に送信する。
【0077】ステップSP105では、ゲートウェイサ
ーバ32は、受信したサービス要求に応じて、さらに詳
細なサービス内容を示すサービスメニュー画面情報を移
動局100に送信する。
【0078】ステップSP106では、移動局100
は、詳細なサービスメニュー画面情報を受信し、液晶デ
ィスプレイ132にそのサービスメニュー画面を表示す
る。図9(B)は、このとき移動局100に表示される
画面の図である。
【0079】ステップSP107では、ユーザは、表示
された詳細なサービスメニュー画面の中から所望のサー
ビスをキー操作により選択する。ここでは、図9(B)
に示す画面上で、ユーザは、「クレジット契約」上にカ
ーソルを移動させて、それを選択する。そして、移動局
100は、選択された詳細なサービス要求(ここでは、
「クレジット契約」)をゲートウェイサーバ32に送信
する。なお、ユーザが所望のサービスを最終的に特定す
るまで、上述のサービスメニュー画面は、複数回、移動
局100に送信される。
【0080】ステップSP108では、ゲートウェイサ
ーバ32は、詳細なサービス要求を受信し、ユーザがパ
スワード入力するためのパスワード入力画面情報を移動
局100に送信する。
【0081】ステップSP109では、移動局100
は、パスワード入力画面情報を受信し、液晶ディスプレ
イ132にパスワード入力画面が表示する。ユーザは、
このパスワード入力画面上のパスワード入力欄135内
にゲートウェイサーバ32に予め登録しているパスワー
ドを入力する。図9(C)は、このとき移動局100に
表示されるパスワード入力画面の図である。ユーザは、
パスワード入力欄にパスワードを入力し、カーソルを移
動させて「実行」を選択する。
【0082】ステップSP111では、移動局100
は、ユーザにより入力されたパスワード情報をゲートウ
ェイサーバ32に送信する。
【0083】ステップSP113では、ゲートウェイサ
ーバ32は、パスワード情報を受信する。
【0084】ステップSP115では、ゲートウェイサ
ーバ32は、移動局100から受信したパスワードと、
加入者情報管理部302に記憶されている、移動局10
0のユーザのパスワードと照合することによりユーザ認
証を行う。
【0085】ステップSP117では、ユーザ認証の結
果、正当ユーザであるか否かを判定する。
【0086】ステップSP117の判定により正当ユー
ザであると認められたときは、ステップSP119に進
み、ゲートウェイサーバ32は、ユーザからの最終的な
サービス要求(クレジット契約要求)に応じて、移動局
100に表示される次画面情報を移動局100に送信す
る。
【0087】一方、ステップSP117の判定により正
当ユーザであると認められなかったときは、ステップS
P121に進み、ゲートウェイサーバ32は、ユーザか
らのサービス要求(クレジット契約要求)は受け付けら
れない旨を示すサービス不可通知を移動局100に送信
する。
【0088】そして、ステップSP123では、移動局
100はゲートウェイサーバ32から送信されてきた情
報を受信する。
【0089】次に、図8において、ステップSP125
では、移動局100が受信した次画面が液晶ディスプレ
イ132に表示される。この場合は、ユーザが契約可能
なクレジット会社名が液晶ディスプレイ132に表示さ
れる。図9(D)は、このとき移動局100に表示され
る画面の図である。なお、移動局100は、サービス不
可通知を受信した場合は、その通知を液晶ディスプレイ
132に表示し(図示せず)、処理は終了する。
【0090】ステップSP126では、ユーザは、表示
されたクレジット会社の中から、所望のクレジット会社
をキー操作により選択する。即ち、ユーザは、図9
(D)に示す画面上で所望のクレジット会社上にカーソ
ルを移動させ、所定のキー操作によりそのクレジット会
社を選択する。ここでは、例えば、クレジット会社A社
が選択されたとする。
【0091】ステップSP127では、移動局100
は、選択されたクレジット会社名(A社)及びA社のク
レジットサーバ60AのURLをゲートウェイサーバ3
2に送信する。
【0092】ステップSP129では、ゲートウェイサ
ーバ32は、クレジット会社名(A社)及びURLを受
信し、受信したURLに基づいて、クレジット契約要求
をクレジットサーバ60Aに送信する。このときゲート
ウェイサーバ32は、クレジットサーバ60Aへ送信す
る内容をSSLにより保護している。なお、以下に述べ
る種々の動作説明においても、ゲートウェイサーバ3
2、クレジットサーバ60A、60B・・・及び利用店
サーバ80C、80D・・・の各々の間で通信が行われ
る際には、SSLによりその通信内容は保護されてい
る。
【0093】ステップSP131では、クレジットサー
バ60Aは、ゲートウェイサーバ32からクレジット契
約要求を受信する。
【0094】ステップSP133では、クレジットサー
バ60Aは、A社のクレジット契約に必要な情報(例え
ば、氏名、年齢、生年月日、住所、電話番号、勤務先、
年収、パスワード等)をユーザが入力するための入力用
画面情報を、移動局100を宛先として、インターネッ
ト70に送出する。
【0095】ステップSP135では、ゲートウェイサ
ーバ32は、クレジットサーバ60Aから入力用画面情
報を受信し、移動局100に送信する。
【0096】ステップSP137では、移動局100
は、ゲートウェイサーバ32から入力用画面情報を受信
し、液晶ディスプレイ132に入力用画面を表示する。
図9(E)は、このとき移動局100に表示される画面
の図である。
【0097】ステップSP139では、ユーザは、液晶
ディスプレイ132に表示された入力用画面を参照しな
がら、必要な情報を入力する。即ち、ユーザは、 図9
(E)に示す画面上で、各入力欄に必要な情報を入力す
る。なお、ユーザが入力すべき項目は、同図(E)に示
す「氏名」、「生年月日」、「住所」の他、「電話番
号」や「勤務先」等の種々の項目があるが、それら他の
項目は、ユーザが画面を下方にスクロールすることで液
晶ディスプレイ132に順に表示されてくる。
【0098】ステップSP141では、移動局100
は、入力された内容(以下、入力情報と呼ぶ)を、ゲー
トウェイサーバ32に送信する。
【0099】ステップSP143では、ゲートウェイサ
ーバ32は、入力情報を受信し、クレジットサーバ60
Aに送信する。
【0100】それと共に、ステップSP145では、ゲ
ートウェイサーバ32は、入力情報をクレジットサーバ
60Aに送信完了した旨を示す送信完了通知を移動局1
00に送信する。
【0101】そして、ステップSP147では、移動局
100は、ゲートウェイサーバ32から送信完了通知を
受信し、それを液晶ディスプレイ132に表示すること
により、ユーザに通知する。図9(F)は、このとき移
動局100に表示される送信完了通知画面の図である。
【0102】一方、ステップSP149では、クレジッ
トサーバ60Aは、ゲートウェイサーバ32から入力情
報を受信する。
【0103】ステップSP151では、クレジットサー
バ60Aは、受信した入力情報に基づいて、自己が記憶
している審査条件を参照しながらクレジット契約の可否
を審査する。
【0104】ステップSP153では、クレジットサー
バ60Aの審査の結果を判定し、その判定の結果、契約
不可であれば、ステップSP155に進み、クレジット
サーバ60Aは、契約不可通知を移動局100を宛先と
してインターネット70に送出する。
【0105】また、ステップSP153の判定の結果、
契約可であれば、ステップSP157に進み、クレジッ
トサーバ60Aは、新規のクレジット契約情報を生成
し、契約可通知及び生成したクレジット契約情報を、移
動局100を宛先としてインターネット70に送出す
る。
【0106】そして、ステップSP159では、クレジ
ットサーバ60Aは、ユーザデータベース61Aに、こ
の契約についてのユーザ属性情報及びクレジット契約情
報を格納する。
【0107】ステップSP161では、ゲートウェイサ
ーバ32は、クレジットサーバ60Aから、契約不可通
知、又は、契約可通知及びクレジット契約情報を受信
し、それらの情報をいったん内部に記憶する。
【0108】ステップSP163では、ゲートウェイサ
ーバ32は、移動局100を発呼し、クレジットサーバ
60Aから移動局100宛の情報を受信している旨を示
す情報受信通知を送信する。
【0109】ステップSP165では、移動局100
は、ゲートウェイサーバ32から情報受信通知を受信
し、それを液晶ディスプレイ132に表示することによ
りユーザに通知する。同図(G)は、このとき移動局1
00に表示される画面の図である。
【0110】そして、ステップSP167では、その表
示を見たユーザの所定のキー操作により、移動局100
は、ゲートウェイサーバ32に記憶されている情報の取
得を要求する情報取得要求をゲートウェイサーバ32に
送信する。即ち、ユーザが図9(G)に示す画面上の
「参照」を選択することにより、移動局100からゲー
トウェイサーバ32へ情報取得要求が送信される。
【0111】ステップSP169では、ゲートウェイサ
ーバ32は、移動局100から情報取得要求を受信し、
それに応答して、自己が記憶している、契約不可通知、
又は、契約可通知及びクレジット契約情報を移動局10
0に送信する。
【0112】ステップSP171では、移動局100
は、ゲートウェイサーバ32から、契約不可通知、又
は、契約可通知及びクレジット契約情報を受信する。
【0113】ステップSP173では、移動局100
は、その受信内容を液晶ディスプレイ132に表示す
る。なお、移動局100は、クレジット契約可通知及び
クレジット契約情報を受信した場合は、クレジット用R
OM123に受信したクレジット契約情報を格納する。
図9(G)は、クレジット契約不可の旨の通知を示す画
面の図である。また、図9(H)は、クレジット契約可
の旨の通知を示す画面である。ユーザがこの画面上の
「次へ」を選択すると次画面(同図(I))に移る。
【0114】図9(I)は、ユーザがクレジット契約の
内容を確認するための画面である。同図(I)に示すよ
うに、この画面上にはクレジット契約に係る「クレジッ
ト番号」や「有効期限」等が表示される。なお、この同
図(I)に示す画面情報は、クレジット用ROM123
に記憶されており、ユーザの所定の操作により液晶ディ
スプレイ132に表示され、ユーザはいつでもクレジッ
ト契約情報を確認することが可能である。
【0115】上述のように、ユーザの有する移動局10
0と、クレジット会社が有するクレジットサーバ60
A、60B・・・とが、電気的通信手段によりクレジッ
ト契約に係る処理を行うので、その処理(特に、ユーザ
からクレジット会社へのクレジット契約の申し込み、ク
レジット会社からユーザへのクレジット可否通知及びク
レジット契約情報の付与)を迅速に実行することが可能
である。
【0116】なお、以上説明した、図7のステップSP
101〜ステップSP123に示す動作は、主としてパ
ケット通信要求からユーザ認証までの動作であり、上述
のクレジット契約時の他にも、移動パケット通信網を用
いたクレジット利用時、クレジット契約変更時、クレジ
ット契約解約時、クレジット利用履歴等照会時の各動作
の前段においても共通して行われる動作である。
【0117】[2−2.クレジットショッピング時の動
作]次に、移動局100を用いたクレジットショッピン
グ時の動作について説明する。この移動局100を用い
たクレジットショッピングには、2つの形態がある。即
ち、磁気ストライプ160上のクレジット契約情報を
店頭のCAT端末40を介してクレジットサーバ80に
与える形態と、クレジット用ROM123に記憶され
ているクレジット契約情報を移動パケット通信網30を
介してクレジットサーバ80に与える形態とがあるが、
以下、これらを分けて説明する。
【0118】[2−2−.店頭でのクレジットショッ
ピング時の動作]図10は、店頭で磁気ストライプ16
0を使用する形態における、移動局100及びクレジッ
トシステムの動作を示すフローチャートである。
【0119】まず、ユーザの所定の操作により、移動局
100において、店頭クレジットショッピングの処理が
開始される。
【0120】ステップSP201では、移動局100の
制御部120は、クレジット用ROM123に記憶され
ている全てのクレジット契約情報を読み出し、それらの
クレジット会社名を液晶ディスプレイ132に表示す
る。
【0121】ステップSP203では、ユーザは表示さ
れたクレジット会社の中から、所望のクレジット会社を
キー操作により選択する。ここでは、例えば、クレジッ
ト会社A社のクレジット契約が選択されたとする。な
お、契約しているクレジット会社が単数の場合は、表示
されたクレジット会社に対して「OK」入力等すればよ
い。
【0122】ステップSP205では、移動局100の
制御部120は、選択されたA社のクレジット契約情報
を磁気ライタ150に与え、磁気ライタ150は、与え
られたクレジット契約情報を磁気ストライプ160に書
き込む。
【0123】クレジット契約情報が磁気ストライプ16
0に書き込まれると、磁気カード11は露出可能状態と
なり、制御部120は、その露出可能となった旨を液晶
ディスプレイ132に表示する。そして、ステップSP
207では、露出可能の旨を目視確認したユーザが移動
局100のカード収納・露出キーを押下すると、磁気カ
ード161の磁気ストライプ160部分が移動局100
から露出する。
【0124】ステップSP209では、磁気ストライプ
160がCAT端末(ここではCAT端末40bとす
る)の磁気リーダにスライドされ、磁気ストライプ16
0上のクレジット契約情報がCAT端末40bに読み込
まれる。
【0125】ステップSP211では、店員等により、
CAT端末40bの図示しない入力インタフェースに対
して、クレジットショッピングに係る利用額等が入力さ
れる。
【0126】ステップSP213では、CAT端末40
bは、CAFIS網50を介して、A社のクレジットサ
ーバ60Aに、クレジット契約情報及びCAT端末40
bにおける入力内容(以下、これらの情報をクレジット
情報と呼ぶ)を送信する。
【0127】ステップSP215では、クレジットサー
バ60Aは、CAT端末40bからのクレジット情報を
受信する。
【0128】ステップSP217では、クレジットサー
バ60Aは、受信したクレジット情報を基にユーザデー
タベース61Aを検索し、要求されるクレジットショッ
ピングが正当なものであるか否かを判定する。この判定
は、例えば、クレジット契約の有効期限切れでないかど
うか、クレジット利用限度額を超過していないかどう
か、その磁気カードが使用不可になっていないかどう
か、或いは、そのクレジット契約自体が無効になってい
ないかどうか等をチェックするものである。
【0129】ステップSP217の判定の結果、正当で
はないと判定されたときは、ステップSP219に進
み、クレジットサーバ60Aは、要求されたクレジット
利用は不可の旨を示すクレジット不可通知(及び必要で
あればクレジット利用不可の理由)を、CAFIS網5
0を介してCAT端末40bに送信する。
【0130】一方、ステップSP217の判定の結果、
正当であると判定されたときは、ステップSP221に
進み、クレジットサーバ60Aは、要求されたクレジッ
ト利用可の旨を示すクレジット可通知をCAT端末40
bに送信し、さらに、ステップSP223では、このク
レジットショッピングについてのクレジット利用履歴及
び資金決済情報をクレジットデータベース62Aに格納
する。
【0131】ステップSP225では、CAT端末40
bは、クレジットサーバ60Aから上記通知等を受信す
る。
【0132】そして、ステップSP227では、CAT
端末40bは、受信した通知等をクレジット伝票或いは
CAT端末の図示しない表示装置等に出力する。店員は
表示された内容に従って所定の手続を行う。その後、ユ
ーザが、利用額等が表示されたクレジット伝票の署名欄
に、磁気カード161裏面の署名と同一の署名を書くこ
とにより、クレジットショッピングは終了する。
【0133】一方、磁気ストライプ160上のクレジッ
ト契約情報の読み込みが終了した時点で、ユーザは移動
局100のカード収納・露出キーを押下すると、ステッ
プSP229では、磁気カード161が移動局100の
スロットル101内に収納される。
【0134】磁気カードが収納されると、ステップSP
231では、移動局100の制御部120は、磁気ライ
タ150に対して磁気ストライプ160が記憶するA社
のクレジット契約情報を消去する旨を与え、磁気ライタ
150はそれを実行する。
【0135】[2−2−.移動パケット通信網を用い
たクレジットショッピング時の動作]次に、移動パケッ
ト通信網30を用いたクレジットショッピング時の動作
について説明する。図7及び図11は、ユーザが移動局
100を用いてクレジットショッピングを行う際の動作
を示すフローチャートである。図7に示す動作は、クレ
ジット契約時とほぼ同様の動作であるが、同図のステッ
プSP107では、ユーザは所望のサービスとして「ク
レジットショッピング」を選択する。図7におけるその
他の動作については説明を省略する。
【0136】図8のステップSP301では、ユーザが
クレジットショッピング可能な全ての利用店名が液晶デ
ィスプレイ132に表示される。
【0137】ステップSP303では、ユーザは、表示
された利用店の中から、所望の利用店をキー操作により
選択する。ここでは、例えば、利用店C店が選択された
とする。
【0138】ステップSP305では、移動局100
は、選択された利用店名(C店)及び利用店サーバ80
CのURLをゲートウェイサーバ32に送信する。
【0139】ステップSP307では、ゲートウェイサ
ーバ32は、利用店名(C店)及びURLを受信し、受
信したURLに基づいて、クレジットショッピング要求
を利用店サーバ80Cに送信する。
【0140】ステップSP309では、利用店サーバ8
0Cは、ゲートウェイサーバ32からクレジットショッ
ピング要求を受信する。
【0141】ステップSP311では、利用店サーバ8
0Cは、受信したクレジットショッピング要求に応じ
て、自己が記憶しているショッピング用画面情報を移動
局100を宛先としてインターネット70に送出する。
【0142】ステップSP313では、ゲートウェイサ
ーバ32は、クレジットサーバ60Aからショッピング
用画面情報を受信し、移動局100に送信する。
【0143】ステップSP315では、移動局100
は、ゲートウェイサーバ32からショッピング用画面情
報を受信し、液晶ディスプレイ132にショッピング用
画面を表示する。
【0144】ステップSP317では、ユーザは、液晶
ディスプレイ132に表示されたショッピング用画面を
参照しながら、購入したい商品を選択する。
【0145】商品選択が終了すると、移動局100は、
クレジット用ROM123に記憶されている全てのクレ
ジット契約情報を読み出し、それらのクレジット会社名
を液晶ディスプレイ132に表示する。そして、ステッ
プSP319では、ユーザは、表示されたクレジット会
社の中から、このクレジットショッピングにおいて利用
したいクレジット会社を選択する。ここではクレジット
会社B社が選択されたとする。
【0146】ステップSP321では、移動局100
は、選択された商品や利用額の情報、選択されたB社の
クレジット契約情報、利用店サーバ80CのURL及び
クレジットサーバ60BのURL等を入力情報としてゲ
ートウェイサーバ32に送信する。
【0147】ステップSP323では、ゲートウェイサ
ーバ32は、移動局100から入力情報を受信し、入力
情報の内容を参照して、その入力情報を利用店サーバ8
0Cに送信する。
【0148】ステップSP325では、利用店サーバ8
0Cは、ゲートウェイサーバ32から入力情報を受信す
る。そして、利用店サーバ80Cは、受信した入力情報
の内、クレジット契約情報や利用額情報をクレジット情
報としてクレジットサーバ60Bに送信する。
【0149】ステップSP327では、クレジットサー
バ60Bは、利用店サーバ80Cからクレジット情報を
受信する。
【0150】ステップSP329では、クレジットサー
バ60Bは、受信したクレジット情報を基にユーザデー
タベース61Bを検索し、要求されるクレジットショッ
ピングが正当なものであるか否かを判定する。この判定
は、例えば、クレジット契約の有効期限切れでないかど
うか、クレジット利用限度額を超過していないかどう
か、その磁気カードが使用不可になっていないかどう
か、或いは、そのクレジット契約自体が無効になってい
ないかどうか等をチェックするものである。
【0151】ステップSP329の判定の結果、正当で
はないと判定されたときは、ステップSP331に進
み、クレジットサーバ60Bは、要求されたクレジット
ショッピングの利用不可の旨を示すクレジット利用不可
通知を、利用店サーバ80Cに送信する。
【0152】一方、ステップSP329の判定の結果、
正当であると判定されたときは、ステップSP333に
進み、クレジットサーバ60Bは、要求されたクレジッ
トショッピングは利用可能である旨を示すクレジット利
用可通知を利用店サーバ80Cに送信し、さらに、ステ
ップSP335でクレジット利用履歴及び資金決済情報
をクレジットデータベース62Bに格納する。
【0153】ステップSP337では、利用店サーバ8
0Cは、クレジットサーバ60Bからの通知を受信す
る。
【0154】そして、ステップSP339では、利用店
サーバ80Cは、受信した通知を移動局100を宛先と
してゲートウェイサーバ32に送信する。そして、利用
店サーバ80Cは、その通知がクレジット利用可通知で
あるならば、ユーザに選択された商品等をクレジットシ
ョッピング情報として記憶し、ユーザへの商品発送等、
所定の処理を行う。
【0155】ステップSP341では、ゲートウェイサ
ーバ32は、利用店サーバ80Cから通知を受信し、移
動局100に送信する。
【0156】ステップSP343では、移動局100
は、ゲートウェイサーバ32から、通知を受信し、その
受信内容を液晶ディスプレイ132に表示してユーザに
告知する。
【0157】[2−3.クレジット契約の更新時の動作]
次に、クレジット契約の更新時の動作について説明す
る。図12は、クレジット契約の更新時の動作の流れを
示すフローチャートである。
【0158】ステップSP401では、クレジットサー
バ(ここではクレジットサーバ60Aとする)は、ユー
ザデータベース60Aを参照して契約更新候補ユーザフ
ァイル601を作成する。
【0159】ステップSP403では、クレジットサー
バ60Aは、契約更新候補ユーザファイル601を参照
し、クレジット契約の更新を事前に通知する契約更新事
前通知を、契約更新候補ユーザの移動局(ここでは移動
局100とする)を宛先としてインターネット70に送
出する。
【0160】ステップSP405では、ゲートウェイサ
ーバ32は、契約更新事前通知を受信すると、移動局1
00を発呼して上記通知を転送する。
【0161】ステップSP407では、移動局100
は、ゲートウェイサーバ32から、契約更新事前通知を
受信し、受信した契約更新事前通知を液晶ディスプレイ
132に表示する。
【0162】ステップSP409では、移動局100
は、ユーザのキー操作により、表示された契約更新事前
通知に対する応答情報を発信する。この応答情報は、契
約更新に対して「更新する」旨を示すものであるか、又
は「更新しない」旨を示すものである。
【0163】ステップSP411では、ゲートウェイサ
ーバ32は、移動局100から応答情報を受信し、クレ
ジットサーバ60Aに送信する。
【0164】ステップSP413では、クレジットサー
バ60Aは、ゲートウェイサーバ32から応答情報を受
信する。
【0165】ステップSP415では、クレジットサー
バ60Aは、受信した応答情報に基づき、その移動局1
00のユーザのクレジット契約が更新可か否かを判定す
る。
【0166】ステップSP415の判定の結果、更新可
であれば、ステップSP417に進み、クレジットサー
バ60Aは、更新された新たなクレジット契約情報を生
成して、その生成したクレジット契約情報を、ユーザデ
ータベース60Aに記憶すると共に、移動局100を宛
先としてインターネット70に送出する。
【0167】ステップSP415の判定の結果、更新不
可であれば、ステップSP421に進み、クレジットサ
ーバ60Aは、ユーザデータベース61Aに記憶されて
いる、契約更新不可のユーザについての情報を削除す
る。そして、ステップSP423では、クレジットサー
バ60Aは、契約非更新の旨を示す契約非更新通知を移
動局100を宛先としてインターネット70に送出す
る。
【0168】そして、ステップSP425では、ゲート
ウェイサーバ32は、クレジットサーバ60Aから、更
新されたクレジット契約情報、又は、契約非更新通知を
受信し、それらの情報をいったん記憶する。
【0169】そして、ステップSP427では、ゲート
ウェイサーバ32は、移動局100を発呼し、クレジッ
トサーバ60Aから移動局100宛の情報を受信してい
る旨を示す情報受信通知を送信する。
【0170】ステップSP429では、移動局100
は、ゲートウェイサーバ32から情報受信通知を受信
し、それを液晶ディスプレイ132に表示することによ
りユーザに通知する。
【0171】ステップSP431では、その表示を見た
ユーザの所定のキー操作により、移動局100は、ゲー
トウェイサーバ32に記憶されている情報の取得を要求
する情報取得要求をゲートウェイサーバ32に送信す
る。
【0172】ステップSP433では、ゲートウェイサ
ーバ32は、移動局100から情報取得要求を受信し、
それに応答して、自己が記憶している、更新されたクレ
ジット契約情報、又は、契約非更新通知を移動局100
に送信する。
【0173】ステップSP435では、移動局100
は、ゲートウェイサーバ32から、更新されたクレジッ
ト契約情報、又は、契約非更新通知を受信する。
【0174】ステップSP437では、移動局100
は、その受信内容を液晶ディスプレイ132に表示す
る。そして、移動局100は、更新されたクレジット契
約情報を受信した場合は、有効期限等の情報を更新す
る。また、移動局100は、契約非更新の旨を受信した
場合は、有効期限経過時に、クレジット用ROM123
に記憶されているクレジット契約情報を消去する。
【0175】なお、ユーザが、移動局100に与えられ
たクレジット契約事前通知に対して、有効期限が途過し
ても何ら応答しない場合も考えられる。そのような場合
には、ユーザは契約更新に対して「イエス」の旨の応答
をしたものとみなして、クレジットサーバ60Aは、ゲ
ートウェイサーバを介して有効期限経過時に更新された
クレジット契約情報を移動局100宛に送信し、移動局
100は、有効期限等の情報を更新する。
【0176】[2−4.クレジット契約変更時の動作]ユ
ーザが氏名や住所を変更した場合も、この移動局100
を用いてそれらの変更手続をすることが可能である。以
下、クレジット契約の変更時の動作について説明する。
【0177】図7及び図13は、ユーザが移動局100
を用いてクレジット契約を行う際の動作を示すフローチ
ャートである。図7に示す動作は、クレジット契約時と
ほぼ同様の動作であるが、同図のステップSP107で
は、ユーザは所望のサービスとして「クレジット契約変
更」を選択する。その他の動作については説明を省略す
る。
【0178】図13のステップSP501では、ユーザ
が契約している全てのクレジット会社が液晶ディスプレ
イ132に表示される。
【0179】ステップSP503では、ユーザは、表示
されたクレジット会社の中から、所望のクレジット会社
をキー操作により選択する。なお、全てのクレジット会
社を選択することも可能である。ここでは、クレジット
会社A社が選択されたとする。
【0180】ステップSP505では、移動局100は
選択されたクレジット会社名をゲートウェイサーバ32
に送信する。
【0181】ステップSP509では、ゲートウェイサ
ーバ32は、移動局100からクレジット会社名を受信
し、クレジットサーバ60Aにクレジット契約変更要求
を送信する。
【0182】ステップSP511では、クレジットサー
バ60Aは、そのクレジット契約変更要求を受信する。
【0183】ステップSP513では、クレジットサー
バ60Aは、A社のクレジット契約の変更用画面情報
を、移動局100を宛先として、インターネット70に
送出する。
【0184】ステップSP515では、ゲートウェイサ
ーバ32は、クレジットサーバ60Aから変更用画面情
報を受信し、移動局100を宛先として送信する。
【0185】ステップSP517では、移動局100
は、ゲートウェイサーバ32から変更用画面情報を受信
し、液晶ディスプレイ132に変更用画面を表示する。
【0186】ステップSP519では、ユーザは、液晶
ディスプレイ132に表示された変更用画面を参照しな
がら、変更したい内容を入力する。
【0187】ステップSP521では、移動局100
は、入力された内容(以下、変更内容と呼ぶ)を、ゲー
トウェイサーバ32に送信する。
【0188】ステップSP523では、ゲートウェイサ
ーバ32は、変更内容を受信し、クレジットサーバ60
Aに変更内容を送信する。
【0189】ステップSP525では、クレジットサー
バ60Aは、変更内容を受信する。
【0190】ステップSP527では、クレジットサー
バ60Aは、受信した変更内容に基づいて、自己が記憶
しているユーザ属性情報やクレジット契約属性情報の内
容を変更する。
【0191】変更処理が終了すると、ステップSP52
9に進み、クレジットサーバ60Aは、契約変更処理が
完了した旨を示す完了通知を移動局100を宛先として
インターネット70に送出する。
【0192】ステップSP531では、ゲートウェイサ
ーバ32は、インターネット70を介して、完了通知を
受信し、移動局100に送信する。
【0193】ステップSP533では、移動局100
は、ゲートウェイサーバ32から完了通知を受信する。
【0194】ステップSP535では、移動局100
は、受信した完了通知を液晶ディスプレイ132に表示
する。
【0195】[2−5.クレジット契約の解約時の動作]
また、クレジット契約の解約処理も、このシステムを用
いて行うことが可能である。以下、ユーザが移動局10
0を用いてクレジット契約を行う際の動作について説明
する。図7及び図14は、ユーザが移動局100を用い
てクレジット契約を行う際の動作を示すフローチャート
である。図7に示す動作は、クレジット契約時とほぼ同
様の動作であるが、同図のステップSP107では、ユ
ーザは所望のサービスとして「クレジット契約解約」を
選択する。その他の動作については説明を省略する。
【0196】図14のステップSP601では、ユーザ
が契約している全てのクレジット会社が液晶ディスプレ
イ132に表示される。
【0197】ステップSP603では、ユーザは、表示
されたクレジット会社の中から、所望のクレジット会社
をキー操作により選択する。ここでは、クレジット会社
A社が選択されたとする。
【0198】ステップSP605では、移動局100は
選択されたクレジット会社名をゲートウェイサーバ32
に送信する。
【0199】ステップSP607では、ゲートウェイサ
ーバ32は、移動局100からクレジット会社名を受信
し、クレジットサーバ60Aにクレジット契約解約要求
を送信する。
【0200】ステップSP609では、クレジットサー
バ60Aは、、ゲートウェイサーバ32からクレジット
契約解約要求を受信する。
【0201】ステップSP611では、クレジットサー
バ60Aは、受信したクレジット契約解約要求に基づい
て、クレジット契約の解約処理、例えば、ユーザデータ
ベース61Aに記憶しているユーザ属性情報やクレジッ
ト契約属性情報を消去する。
【0202】ステップSP613では、クレジットサー
バ60Aは、契約解約処理が完了した旨を示す完了通知
を移動局100を宛先としてインターネット70に送出
する。
【0203】ステップSP615 は、ゲートウェイサ
ーバ32は、インターネット70を介して、完了通知を
受信し、移動局100に送信する。
【0204】ステップSP617では、移動局100
は、ゲートウェイサーバ32から完了通知を受信する。
【0205】ステップSP619では、移動局100
は、受信した完了通知を液晶ディスプレイ132に表示
する。
【0206】[2−6.移動機100及びクレジット使
用の禁止時の動作]ユーザが移動局100を紛失した
り、或いは、盗難にあったりするケースが考えられる。
このような場合、クレジットの使用を禁止しておかなけ
れば、第三者により不正使用される可能性がある。以下
に、移動機100及びクレジット使用の禁止時の動作に
ついて説明する。図15は、移動機100及びクレジッ
ト使用を禁止する処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0207】ユーザは、移動局100を紛失等した場合
には、移動電話網20及び移動パケット通信網30を管
理する通信業者に電話をかける等して、移動局100の
通信及びクレジットの使用を禁止する旨を連絡する。
【0208】ステップSP701では、ユーザから上記
の連絡を受けた通信業者が所定の管理用端末を用いて制
御局33の加入者データベース331にアクセスし、所
定の操作を行うことにより、そのユーザへの通信サービ
ス及びクレジットの使用を禁止を示す使用禁止フラグが
加入者データベース331に設定される。以後、当該ユ
ーザの移動局100による通信サービス及びクレジット
の使用は禁止される。具体的には、以下のような動作に
なる。
【0209】まず、移動局100を不正取得した第三者
が、移動局100の電源をオンにすると、ステップSP
703では、移動局100は、制御プログラムを読み出
し、各メモリの初期設定等を行う。
【0210】ステップSP705では、移動局100
は、特定のチャネルを用いて、移動局100の識別番号
等(以下、発信情報と呼ぶ)を発信する。なお、この識
別情報は、通常、移動局100の電話番号であり、プロ
グラム用ROM122などの適当なメモリに記憶されて
いる。そして、移動局100の所在位置を管轄エリアと
する基地局(ここでは基地局32とする)は、移動局1
00からの発信情報を受信し、制御局33に送る。
【0211】ステップSP707では、制御局33は、
基地局32を介して上記発信情報を受信する。
【0212】そして、ステップSP709では、制御局
33は、受信した発信情報を基に加入者データベース3
31にアクセスし、発信情報を発信した移動局100に
ついての使用禁止フラグの設定状況を調べる。
【0213】ステップSP711では、使用禁止フラグ
が設定されていると判断した制御局33は、移動局10
0の通信及びクレジットの使用禁止の旨(以下、使用禁
止信号と呼ぶ)を基地局32を介して移動局100に送
信する。
【0214】ステップSP713では、移動局100
は、基地局31を介して使用禁止信号を受信する。
【0215】ステップSP715では、移動局100
は、使用禁止信号を受信したことを示す受信確認信号を
発信する。
【0216】ステップSP717では、制御局33は、
移動局100から発信された受信確認信号を基地局31
を介して受信し、それにより、使用禁止信号が移動局1
00に確実に受信されたことを認識する。
【0217】一方、ステップSP719では、移動局1
00は、通信及びクレジットの使用禁止処理を行う。こ
こで、通信の使用禁止処理は、通信処理のために動作す
る移動局100の各部を動作しないようにする処理であ
る。また、クレジット使用禁止の処理は、クレジット用
ROM123に格納されているクレジット契約情報を消
去する処理である。
【0218】[2−7.クレジット利用履歴等照会時の
動作]ユーザは、移動局100を用いてクレジットサー
バ60A、60B・・・にアクセスし、クレジット利用
履歴や次回クレジット代金引き落とし額等の種々の情報
を照会することが可能である。以下に、クレジット利用
履歴等照会時の動作について説明する。図7及び図16
は、ユーザが移動局100を用いてクレジット利用履歴
照会時の動作を示すフローチャートである。図7に示す
動作は、クレジット契約時とほぼ同様の動作であるが、
同図のステップSP107では、ユーザは所望のサービ
スとして「クレジット履歴」を選択する。その他の動作
については説明を省略する。
【0219】図13のステップSP801では、ユーザ
が契約している全てのクレジット会社が液晶ディスプレ
イ132に表示される。
【0220】ステップSP803では、ユーザは、表示
されたクレジット会社の中から、所望のクレジット会社
をキー操作により選択する。ここでは、クレジット会社
A社が選択されたとする。
【0221】ステップSP805では、移動局100は
選択されたクレジット会社名(A社)をゲートウェイサ
ーバ32に送信する。
【0222】ステップSP807では、ゲートウェイサ
ーバ32は、移動局100からクレジット会社名(A
社)を受信し、クレジットサーバ60Aにクレジット利
用履歴照会要求を送信する。
【0223】ステップSP809では、クレジットサー
バ60Aは、そのクレジット利用履歴照会要求を受信す
る。
【0224】ステップSP811では、クレジットサー
バ60Aは、クレジットデータベース62Aに記憶され
ているクレジット利用履歴情報を検索する。
【0225】ステップSP813では、クレジットサー
バ60Aは、検索の結果得られたクレジット利用履歴情
報を移動局100を宛先としてインターネット70に送
出する。
【0226】ステップSP815では、ゲートウェイサ
ーバ32は、インターネット70を介して、クレジット
利用履歴情報を受信し、移動局100に送信する。
【0227】ステップSP817では、移動局100
は、ゲートウェイサーバ32からクレジット利用履歴情
報を受信する。
【0228】ステップSP819では、移動局100
は、受信したクレジット利用履歴を液晶ディスプレイ1
32に表示する。
【0229】[B.変形例] [B−1.クレジット契約時の変形例]上述の説明におい
ては、クレジット契約時の全ての動作を連続したセッシ
ョンで行っているが、必ずしもそうである必要はない。
即ち、移動局100からクレジットサーバ60へのクレ
ジット契約要求動作(即ち、図7のステップSP101
〜図8のステップSP149まで)と、クレジットサー
バ60から移動局100への応答動作(即ち、図8のス
テップSP151〜ステップSP173まで)とを分離
してもよい。例えば、クレジット契約時の審査処理に相
当の時間がかかる場合や、審査処理の一部又は全部を他
の情報処理装置や人間が代行するような場合も考えら
れ、そのような場合、クレジット契約要求動作が終了し
た時点で移動局100とクレジットサーバ60との間の
通信もいったん終了し、後日、クレジットサーバ60が
審査処理の結果を取得した時点で移動局100に審査結
果を通知すればよい。
【0230】また、クレジットサーバ60A、60B・
・・におけるクレジット契約時の処理は、クレジット契
約要求動作に係る処理だけでもよい。例えば、図7のス
テップSP149で処理は終了し、その後、クレジット
会社による審査の結果、契約不可の場合にはユーザにそ
の旨が電話等の方法で連絡されるし、或いは、契約可の
場合には、ユーザにその旨が電話等の方法で連絡され、
ユーザはクレジット会社の店頭に赴き、そこに設置され
る専用のROMリーダ/ライタによりクレジット契約情
報が移動局100に与えられてもよい。
【0231】[B−2.クレジット契約変更時の変形例]
クレジット契約変更の内容には、上述の氏名変更や住所
変更の他、例えば、クレジット利用限度額変更や、カー
ドのグレード変更(例えば、通常のクレジットカードか
らゴールドカードへの変更)等の種々の変更が考えられ
る。そのような場合には、上述の動作のステップ群に加
え、クレジット会社による審査のステップや、審査の結
果に基づいたクレジットサーバ60から移動局100へ
の変更可(不可)通知のステップ等が必要となる。
【0232】[B−3.移動局100及びクレジット使
用禁止時の変形例] [B−3−1.使用禁止処理の主体]上述の実施形態で
は、使用禁止信号を受信した移動局100が使用禁止処
理を行うものであったが、そうではなくて、ネットワー
ク側が使用禁止処理を行ってもよい。以下にその変形例
を説明する。
【0233】まず、ユーザから紛失等の連絡を受けて制
御局33の加入者データベース331に使用禁止フラグ
が設定される。ゲートウェイサーバ32は、この加入者
データベース331を参照し、加入者情報管理部302
に記憶されている加入者登録情報ファイル304を作成
する。このとき、使用禁止フラグの設定状況の情報も含
めて加入者登録情報ファイル304が作成される。次
に、ゲートウェイサーバ32は、使用禁止になっている
移動局100の使用禁止情報を、インターネット70を
介して各クレジットサーバ60A、60B・・・に配信
する。各クレジットサーバ60A、60B・・・は、各
々のユーザデータベース61A、61B・・・検索し、
受信した上記使用禁止情報に該当するユーザのクレジッ
ト契約があるか否かを判断する。そして、クレジットサ
ーバ60A、60B・・・は、検索の結果、該当するク
レジット契約が有れば、そのクレジット契約情報に使用
禁止フラグを設定する。その後、移動局100が移動パ
ケット通信網30を利用してクレジットショッピングを
行う場合、そのクレジットショッピング要求を受け付け
る段階で、ゲートウェイサーバ32は、加入者登録情報
ファイル304の使用禁止フラグの設定状況を参照し
て、そのクレジットショッピング要求を受け付けるか否
かを判定し、受付不可の場合にはそのクレジットショッ
ピング要求を拒絶する。
【0234】また、店頭においてクレジットショッピン
グが行われる場合は、従来と同じように、CAT端末4
0を介してクレジットショッピング要求を受け付けたク
レジットサーバ60が、ユーザデータベース61を参照
して、そのショッピング要求の可否を判定し、判定結果
をCAT端末40に返信する。
【0235】以上説明したネットワークが使用禁止処理
を行う態様においては、移動局100側で使用禁止に係
る処理を行うことなく、クレジット使用を禁止すること
が可能となる。
【0236】[B−3−2.移動局100が基地局31
に発信情報を発信するタイミング]上述の実施形態にお
いては、移動局100は、電源ON時に識別情報を含む
発信情報を発信する。しかし、移動局100が発信情報
を発信するタイミングは、上述の電源ONとする時だけ
でなく、他にも種々のタイミングが考えられる。例え
ば、移動局100が通話サービスやパケット通信サービ
スを移動通信網に要求した時(即ち、移動局100が発
呼したとき)や、移動局100において店頭でのクレジ
ット利用の処理が開始された時などでもよい。そして、
制御局33は、この発信情報を受信することにより、使
用禁止の対象となる移動局100を認識する。
【0237】[B−3−3.制御局33が移動局100
に使用禁止信号を送信するタイミング]上述の実施形態
では、制御局33は、移動局100から取得した発信情
報に応答して使用禁止情報を移動局100に与えている
が、必ずしもそうである必要はない。例えば、使用禁止
情報が制御局33に登録された時点で、制御局33等が
その使用禁止に係る移動局100を発呼し、移動局10
0に使用禁止信号を与えてもよい。一方、移動局100
は、使用禁止信号を受信すると受信確認信号を発信し、
制御局33は、その受信確認信号を受信することによ
り、移動局100が使用禁止情報を受信したことを確認
する。また、制御局33は、多数の各基地局32を介し
て、上述の使用禁止信号を各基地局33の管轄エリアに
常時或いは定期的に発信しておいてもよい。そして、発
信されている使用禁止信号を受信した移動局100は、
クレジットの使用禁止処理を行えばよい。この場合も、
移動局100は、使用禁止信号を受信すると受信確認信
号を発信し、制御局33は、その受信確認信号を受信す
るようにすればよい。
【0238】[B−3−4.制御局33が有する禁止情
報(フラグ)の種類]上述の実施形態においては、制御
局33は、移動局100の通信及びクレジットの利用禁
止情報(フラグ)を有していたが、必ずしもそれに限定
されない。例えば、制御局33は、移動局100の通信
の使用禁止情報(フラグ)のみ有し、移動局100に対
して、通信使用禁止信号を与えるだけでもよい。そし
て、通信使用禁止信号を受け取った移動局100は、通
信使用の禁止だけでなく、クレジットの使用も禁止であ
ると判断してクレジット使用禁止処理を行えばよい。要
するに、制御局33は、移動局100が有する何らかの
機能の禁止を示す禁止信号を移動局100に与え、そし
て、移動局100はその禁止信号を受け取ることにより
クレジット使用禁止を判断すればよいということであ
る。
【0239】[B−3−5.移動局100における使用
禁止の動作]上述の実施形態では、移動局100が行う
クレジット使用禁止の動作として、クレジット用ROM
123に記憶されているクレジット契約情報を消去して
いるが、他にも種々の動作が考えられる。例えば、移動
局100の制御部120は、クレジット用ROM123
にアクセスができないような制御を行うことによりクレ
ジット契約情報を読み出すことができないようにすれば
よい。また、移動局100が移動パケット通信網30を
用いたクレジットショッピングのみ可能な場合(後述す
る)、移動局100は、自己の通信機能の使用を禁止す
る処理を行えば、クレジット使用の禁止処理も同時に行
うことになる。
【0240】[B−4.ゲートウェイサーバ32、クレ
ジットサーバ60及び利用店サーバ80の構成の変形
例]上述の説明においては、クレジットサーバ60A、
60B・・・や利用店サーバ80は、インターネット7
0に接続されるものの他、専用線を介してゲートウェイ
サーバ32に接続されたり、或いは、移動通信網の内部
に設けられてもよい。
【0241】[B−5.ゲートウェイサーバ32、クレ
ジットサーバ60及び利用店サーバ80の役割分担の変
形例]ゲートウェイサーバ32、クレジットサーバ60
及び利用店サーバ80のそれぞれが有する機能は、上述
したような形態に限定されるわけではなく、例えば、利
用店サーバ80やクレジットサーバ60の機能の一部を
ゲートウェイサーバ32が代行するなど、種々の形態が
考えられる。以下にその例を説明する。
【0242】上述の実施形態のようにクレジットサーバ
60A、60B・・・がクレジット契約時や変更時等に
おける入力用画面情報や変更用画面情報等を記憶するの
ではなく、ゲートウェイサーバ32がそれら画面情報を
記憶しておいてもよい。それにより、移動局100から
ゲートウェイサーバ32に契約要求や変更要求が送信さ
れてきたときに、ゲートウェイサーバ32はクレジット
サーバ60A、60B・・・にアクセスする必要なく、
入力用画面情報等を移動局100に提供することが可能
となる。
【0243】また、クレジットサーバ60A、60B・
・・が、クレジット契約の可否を判断する審査を行うの
ではなく、ゲートウェイサーバ32がそれを行ってもよ
い。そのためには、ゲートウェイサーバ32には、クレ
ジットサーバ60A、60B・・・の各々から予め与え
られている契約可否判断条件をクレジット会社毎に記憶
しておき、それらの条件に従って審査を行う。
【0244】また、ゲートウェイサーバ32が、契約更
新候補ユーザファイル601を有していてもよい。この
場合、ゲートウェイサーバ32は、クレジットサーバ6
0A、60B・・・から契約更新候補ユーザファイル6
01を与えられ、その与えられた契約更新候補ユーザフ
ァイル60に基づき、その後の移動局100との間の処
理を行う。
【0245】また、上述の実施形態においては、ゲート
ウェイサーバ32は、クレジットサーバ60A、60B
・・・からの情報(例えばクレジット契約情報や各種通
知等)をいったん記憶し、移動局100に情報受信通知
を送信する。そして、その通知に応答して移動局100
からのクレジット契約情報取得要求があった場合に、ゲ
ートウェイサーバ32は、移動局100にそのクレジッ
ト契約情報等を与えるものであった。しかし、必ずしも
そうである必要はない。例えば、ゲートウェイサーバ3
2は、クレジットサーバ60A、60B・・・から移動
局100宛の何らか情報を受信すると、移動局100に
事前に何ら通知することなく(或いは、何らかの通知を
すると共に)、その情報を移動局100に与えてもよ
い。この場合、移動局100はゲートウェイサーバ32
から情報を受信すると、受信確認信号を発信し、ゲート
ウェイサーバ32はその受信確認信号を受信することに
より移動局100が情報を受信したことを確認する。
【0246】また、上述の移動パケット通信網30を用
いたクレジットショッピングの実施形態においては、移
動局100が送信した入力情報は全て、ゲートウェイサ
ーバ32を介して利用店サーバ80が受信し、利用店サ
ーバ80が、その入力情報の中からクレジット契約情報
及び利用額情報をクレジットサーバ60へ送信するもの
であったが、必ずしもそうである必要はない。例えば、
ゲートウェイサーバ32は、入力情報の内容を、利用店
サーバ80宛とクレジットサーバ60宛とに分類して、
それぞれ振り分けて送信してもよい。即ち、ゲートウェ
イサーバ32は、入力情報の中から、商品情報を利用店
サーバ80に送信し、クレジット契約情報及び利用額情
報をクレジットサーバ60へ送信する。そして、クレジ
ットサーバ60からのクレジット利用可否情報は、利用
店サーバ80経由で移動局100に与えられてもよい
し、クレジットサーバ60から移動局100及び利用店
サーバ80にそれぞれ直接与えられてもよい。また、ゲ
ートウェイサーバ32がショッピング用画面を記憶して
おり、移動局100からの要求があったときに、その記
憶しているショッピング用画面を移動局100に与えて
もよい。
【0247】[B−6.加入契約の種類]以上の実施形態
においては、クレジット契約を加入契約として説明した
が、クレジット契約に限定されるわけではなく、その他
の加入契約であってもよい。例えば、金融機関との預金
やローン契約や、保険会社との保険契約や、種々の団体
の会員になるための会員加入契約等であってもよい。
【0248】[B−7、移動局100及びCAT端末4
0の変形例] [B−7−1、第1変形例]移動局100は、バーコード
を用いてクレジット契約情報をCAT端末40a、40
b・・・に与えてもよい。図17は、液晶ディスプレイ
132にクレジット契約情報を示すバーコードを表示す
る移動局100の構成を示すブロック図である。この移
動局100は、送受信部110、制御部120、液晶デ
ィスプレイ132を有するユーザインタフェース13
0、データ入出力端子140等から構成される。プログ
ラム用ROM122に格納される制御プログラムには、
クレジット契約情報を示すバーコードデータを作成する
バーコード作成プログラムが含まれている。CPU12
1は、クレジット契約情報を表示する必要が生じたとき
は、クレジット用ROM123からクレジット契約情報
を読み出し、バーコード作成プログラムに従って、その
クレジット契約情報を示すバーコードデータを作成し、
液晶ディスプレイ132に表示する。
【0249】一方、CAT端末40a、40b・・・
は、バーコードリーダを備えており、移動局100の液
晶ディスプレイ132に表示されたバーコードを読みと
ることが可能である。図18は、バーコードリーダを備
えたCAT端末40の構成を示すブロック図である。こ
のCAT端末40は、ユーザ入力インタフェース41、
送受信部42、出力インタフェース43、制御部44、
バーコードリーダ45等から構成される。制御部44
は、このCAT端末40の各部を制御する。ユーザイン
タフェース41は店員等が利用額等を入力するためのも
のである。バーコードリーダ45は、移動局100の液
晶ディスプレイ132に表示されたバーコードを読みと
る。送受信部42は、CAFIS網50との間で種々の
データをやりとりする。出力インタフェース43は、ク
レジット伝票の印字装置等である。なお、その他の構成
及び動作は、第1実施形態と同様である。なお、液晶デ
ィスプレイ132に表示されるのは光学的に読み取り可
能なものであればよく、例えば、カルラコード、ペリコ
ード等であってもよい。
【0250】[B−7−2.第2変形例]移動局100
は、CAT端末40a、40b・・・に対して、赤外線
を用いてクレジット契約情報を与えてもよい。図19
は、クレジット契約情報を赤外線通信によりCAT端末
40a、40b・・・に与える移動局100の構成を示
すブロック図である。この移動局100は、送受信部1
10、制御部120、ユーザインタフェース130、デ
ータ入出力端子140、変調部170、赤外線放射部1
80等から構成される。CPU121は、クレジット契
約情報をCAT端末40a、40b・・・に与える必要
が生じたときは、クレジット用ROM123からクレジ
ット契約情報を読み出し、変調部170に与える。変調
部170は、与えられたクレジット契約情報に対応した
信号波により赤外線搬送波を変調して、赤外線放射部1
80に与える。赤外線放射部180は、与えられた赤外
線を放射する。
【0251】一方、CAT端末40a、40b・・・は
赤外線受信部及び復調部を備えており、移動局100の
赤外線放射部180から放射された赤外線を受信し、復
調して、クレジット契約情報を取得することができる。
図20は、赤外線受信部及び復調部を備えたCAT端末
40の構成を示すブロック図である。このCAT端末4
0は、ユーザ入力インタフェース41、送受信部42、
出力インタフェース43、制御部44、赤外線受信部4
6、復調部47等から構成される。なお、その他の構成
及び動作は、第1実施形態と同様である。
【0252】[B−7−3.第3変形例]また、移動局1
00は、CAT端末40a、40b・・・に対して、既
存のデータ入出力端子を介して、クレジット契約情報を
与えてもよい。図21は、クレジット契約情報を既存の
データ入出力端子によりCAT端末40a、40b・・
・に与える移動局100の構成を示すブロック図であ
る。この移動局100は、送受信部110、制御部12
0、ユーザインタフェース130、データ入出力端子1
40等から構成される。CPU121は、クレジット契
約情報をCAT端末40a、40b・・・に与える必要
が生じたときは、クレジット用ROM123からクレジ
ット契約情報を読み出し、データ入出力端子140に与
える。そして、データ入出力端子140は、与えられた
クレジット契約情報をCAT端末40a、40b・・・
が有するデータ入出力端子に与える。
【0253】図22は、データ入出力端子を備えたCA
T端末40の構成を示すブロック図である。このCAT
端末40は、ユーザ入力インタフェース41、送受信部
42、出力インタフェース43、制御部44、データ入
出力端子48等から構成される。なお、その他の構成及
び動作は、第1実施形態と同様である。
【0254】[B−7−4.移動局100及びCAT端
末40のその他の変形例]上述の磁気ストライプを有す
る移動局100の説明においては、移動局100は1つ
の磁気ストライプ160のみを有し、その磁気ストライ
プ160に対して、磁気ライタ150がクレジット利用
時毎にクレジット契約情報を書き込むものであったが、
必ずしもそうである必要はない。例えば、磁気カード1
61上には、複数の磁気ストライプ160が設けられて
おり、1つのクレジット契約毎に1つの磁気ストライプ
が対応するようにしてもよい。即ち、クレジット契約の
数だけ、磁気ストライプ160が設けられているのであ
る。なお、この場合、CAT端末40a、40b・・・
は、複数の磁気ストライプ160のうち、指定されたク
レジット会社のカード情報が記憶された磁気ストライプ
160を読みとる。
【0255】また、ユーザが上述の移動パケット通信網
を用いてのみクレジットショッピングを行う場合には、
移動局100は磁気ストライプ160等を具備する必要
はない。なぜならば、移動パケット通信網を用いたクレ
ジットショッピングにおいては、無線通信機能のみでク
レジットサーバ60A、60B・・・とのデータの授受
が可能だからである。
【0256】また、上述の説明においては、移動局(い
わゆる、セルラー、PHS等)がクレジットカードのカ
ード情報を有するものであったが、そのキャリア側は、
移動局100のみに限定されるわけではなく、電話機能
を有しない移動通信端末(例えば、PDA等)であって
もよい。
【0257】また、上述の説明においては、CAT端末
40A、40B・・・が、自己が有する情報を移動局1
00に与えるものであってもよい。例えば、クレジット
ショッピングの際には、CAT端末40A、40B・・
・はクレジットショッピングに係る利用日、利用店、利
用額等の情報を有しているが、それらの情報を移動局1
00に与えてもよい。そうすると、移動局100は、ク
レジットサーバ60A、60B・・・にアクセスする必
要なく、クレジット利用履歴を蓄積したり、そのクレジ
ット利用履歴を基にクレジット代金引き落とし額を算出
したりすることが可能となる。そのためには、上述の各
実施形態において、CAT端末40a、40b・・・
は、移動局100のデータ入出力端子に接続されて上記
情報を与えることが可能なデータ入出力端子を具備すれ
ばよい。
【0258】[B−8.ユーザ認証の変形例]上述の実施
形態においては、予めゲートウェイサーバ32に記憶さ
れたパスワードと、ユーザがパケット通信開始要求に伴
って移動局100に入力するパスワードとを照合するこ
とにより、ゲートウェイサーバ32がユーザ認証を行う
形態であったが、必ずしもそうである必要はない。
【0259】例えば、移動局100に予めユーザ認証の
ためのパスワードが記憶されていてもよい。そうするこ
とにより、移動局100は、ゲートウェイサーバ32と
通信を行うことなく、ユーザ認証が可能となる。
【0260】また、ゲートウェイサーバ32が記憶する
パスワード(第1のパスワード)とは別に、クレジット
サーバ60がパスワード(第2のパスワード)を記憶し
ておいてもよい。この場合、パケット通信開始の際に、
移動局100とゲートウェイサーバ32との間で第1の
パスワード照合が行われ、さらに、クレジットショッピ
ングやクレジット利用履歴照会等の際に、移動局100
とクレジットサーバ60との間で第2のパスワード照合
が行われる。それにより、プライバシーのより高い保護
と、クレジット利用に際してのより高い安全性が期待で
きる。
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、カー
ドの使用を禁止する処理を迅速、簡便かつ確実に行うこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に用いられる移動局10
0の構成を示すブロック図である。
【図2】 (A)は、磁気カード161を収納した状態
の移動局100の外観を示す斜視図であり、(B)は、
磁気カード161の磁気ストライプ160部分が移動局
100から露出した状態の外観を示す斜視図である。
【図3】 移動局100を用いたクレジットシステムの
構成を示すブロック図である。
【図4】 ゲートウェイサーバ32の機能構成を示すブ
ロック図である。
【図5】 (A)は、加入者データベース331の構成
を示す図であり、(B)は、加入者登録情報ファイル3
04のデータフォーマット図である
【図6】 (A)は、ユーザデータベース61の構成を
示す図であり、(B)は、クレジットデータベース62
の構成を示す図であり、(C)は、契約更新候補ユーザ
ファイル601の構成を示す図である。
【図7】 クレジット契約時、移動パケット通信網を用
いたクレジットショッピング時、クレジット契約変更
時、クレジット契約解約時、クレジット利用履歴照会時
の動作の前段に行われる動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】 クレジット契約時における、移動局100及
びクレジットシステムの動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】 クレジット契約時に移動局100の液晶ディ
スプレイ132に表示される画面を示す図である。
【図10】 店頭でのクレジットショッピング時におけ
る、移動局100及びクレジットシステムの動作を示す
フローチャートである。
【図11】 移動パケット通信網を用いたクレジットシ
ョッピング時における、移動局100及びクレジットシ
ステムの動作を示すフローチャートである。
【図12】 クレジット契約更新時における、移動局1
00及びクレジットシステムの動作を示すフローチャー
トである。
【図13】 クレジット契約変更における、移動局10
0及びクレジットシステムの動作を示すフローチャート
である。
【図14】 クレジット契約解約における、移動局10
0及びクレジットシステムの動作を示すフローチャート
である。
【図15】 移動局100及びクレジット使用禁止の動
作の流れを示すフローチャートである。
【図16】 クレジット利用履歴照会時の動作の流れを
示すフローチャート図である。
【図17】 液晶ディスプレイ132にクレジット契約
情報を示すバーコードを表示する移動局100の構成を
示すブロック図である。
【図18】 バーコードリーダを有するCAT端末40
の構成を示すブロック図である。
【図19】 クレジット契約情報を赤外線通信によりC
AT端末40a、40b・・・に与える移動局100の
構成を示すブロック図である。
【図20】 赤外線受信部及び復調部を有するCAT端
末40の構成を示すブロック図である。
【図21】 クレジット契約情報を既存のデータ入出力
端子によりCAT端末40a、40b・・・に与える移
動局100の構成を示すブロック図である。
【図22】 データ入出力端子を備えたCAT端末40
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
20・・・移動電話網(移動通信網)、30・・・移動
パケット通信網(移動通信網)、31・・・基地局、3
2・・・ゲートウェイサーバ、33・・・制御局、40
・・・CAT端末、50・・・CAFIS網、60・・
・クレジットサーバ、61・・・ユーザデータベース
(データベース)、62・・・クレジットデータベー
ス、70・・・インターネット、80・・・利用店サー
バ、100・・・移動局(移動通信端末)、101・・
・スロットル、110・・・送受信部、120・・・制
御部(禁止手段)、121・・・CPU、122・・・
プログラム用ROM、123・・・クレジット用ROM
(メモリ)、124・・・RAM、130・・・ユーザ
インタフェース、131・・・カード収納・露出キー、
132・・・液晶ディスプレイ、140・・・データ入
出力端子、150・・・磁気ライタ、160・・・磁気
ストライプ、170・・・変調部、180・・・赤外線
放射部、301・・・制御部、302・・・加入者情報
管理部、303・・・データ配信管理部、304・・・
加入者登録情報ファイル(データベース)、331・・
・加入者データベース(データベース)、601・・・
契約更新候補ユーザファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA01 AA05 AA06 BB00 CC39 DD01 EE22 FF09 GG03 GG06 GG07 5K027 AA11 BB09 CC08 MM03 5K067 AA21 BB04 DD11 DD17 EE02 FF02 HH12 HH23 KK15 5K101 LL12 MM07 NN05

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信端末との無線通信インタフェー
    スを備えた移動通信網による移動通信端末の使用禁止方
    法であって、 前記移動通信端末の使用を禁止する旨の要求に応じて、
    該要求された移動通信端末について禁止信号を生成する
    ステップと、 前記生成された禁止信号を前記要求された移動通信端末
    へ無線により送信するステップと、 前記送信された禁止信号を前記要求された移動通信端末
    において受信するステップと、 前記受信した禁止信号に基づいて前記要求された移動通
    信端末の使用を禁止するための設定を行うステップとを
    具備することを特徴とする移動通信端末の使用禁止方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の移動通信端末の使用禁止
    方法において、 前記移動通信端末の使用を禁止するための設定は、前記
    移動局に記憶されたカード情報の利用停止であることを
    特徴とする移動通信端末の使用禁止方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の移動通信端末の使用禁止
    方法において、 前記カード情報は電子商取引に必要な情報であることを
    特徴とする移動通信端末の使用禁止方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の移動通信端末の使用禁止
    方法において、 前記移動通信端末の使用を禁止するための設定は、前記
    移動局の無線通信機能の停止であることを特徴とする移
    動通信端末の使用禁止方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の移動通信端末の使用禁止
    方法において、 前記移動通信端末から発信される該移動通信端末の識別
    情報を無線により受信するステップと、 前記受信した識別情報を基に、該識別情報を発信した移
    動通信端末が前記要求された移動通信端末であるか否か
    を判定するステップとを具備し、 前記禁止信号を前記要求された移動通信端末へ無線によ
    り送信するステップは、前記判定により前記識別情報を
    発信した移動通信端末が前記要求された移動通信端末で
    あると認められた場合に、前記要求された移動通信端末
    に前記禁止信号を送信することを特徴とする移動通信端
    末の使用禁止方法。
  6. 【請求項6】 移動通信端末との無線通信インタフェー
    スを備えた移動通信網による移動通信端末の使用禁止方
    法であって、 前記移動通信端末毎に使用可能であるか否かの情報を予
    めデータベースに初期設定するステップと、 移動通信端末の使用を禁止する旨の要求に応じて、該要
    求された移動通信端末について禁止信号を生成するステ
    ップと、 前記生成された禁止信号に応じて、前記要求された移動
    通信端末について使用不可の設定とすべく前記データベ
    ースを更新するステップと、 前記データベースの設定状況を参照して、使用の要求が
    あった移動通信端末について使用を受け付けるか否かを
    判断するステップとを具備することを特徴とする移動通
    信端末の使用禁止方法。
  7. 【請求項7】 移動通信端末との無線通信インタフェー
    スを備えた移動通信網において、 要求された移動通信端末について該移動通信端末の使用
    を禁止するための禁止信号を生成する制御局と、 前記生成された禁止信号を前記要求された移動通信端末
    へ無線により送信する基地局とを具備することを特徴と
    する移動通信網。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の移動通信網において、 前記制御局は、要求された移動通信端末について使用禁
    止を示す情報を登録するデータベースを備え、このデー
    タベースを参照して前記禁止信号を生成するこことを特
    徴とする移動通信網。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の移動通信網において、 前記基地局は、前記禁止信号を常時或いは定期的に送信
    することを特徴とする移動通信網。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の移動通信網において、 前記基地局は、前記要求された移動通信端末から前記基
    地局へ通信があった場合に、前記禁止信号を前記要求さ
    れた移動通信端末へ送信することを特徴とする移動通信
    網。
  11. 【請求項11】 移動通信網に収容され、該網の基地局
    との間で無線通信を行う移動通信端末において、 カード情報を記憶するメモリと、 前記基地局から送信される禁止信号の受信に応じて、前
    記メモリに記憶されたカード情報の利用を禁止する禁止
    手段と を具備することを特徴とする移動通信端末。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の移動通信端末におい
    て、 前記禁止手段は、前記メモリに記憶されている前記カー
    ド情報を消去することを特徴とする移動通信端末。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の移動通信端末におい
    て、 前記禁止手段は、前記メモリに記憶された前記カード情
    報へのアクセスを禁止することを特徴とする移動通信端
    末。
  14. 【請求項14】 請求項11記載の移動通信端末におい
    て、 前記禁止手段は、当該移動通信端末の無線通信機能を停
    止させることを特徴とする移動通信端末。
  15. 【請求項15】 請求項11記載の移動通信端末におい
    て、 前記カード情報は、電子商取引に必要な情報であること
    を特徴とする移動通信端末。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の移動通信端末におい
    て、 前記電子商取引に必要な情報はクレジットカード情報で
    あることを特徴とする移動通信端末。
  17. 【請求項17】 請求項11記載の移動通信端末におい
    て、 前記移動通信端末は、無線による電話通信を行う携帯電
    話機であることを特徴とする移動通信端末。
JP35226699A 1999-12-10 1999-12-10 移動通信端末の使用禁止方法、移動通信網及び移動通信端末 Pending JP2001168980A (ja)

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