JP2001350930A - インターネットによる公共料金・納税支払システムおよび支払方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】自宅からいつでも公共料金・納税の支払いがで
きるサービスを提供することにある。 【解決手段】支払者端末１と、インターネット１００に
公共料金および納税の支払の受付サービスを行う公共料
金・納税支払受付サーバ２を備え、前記受付サーバ２
は、支払者端末１からクレジットカード情報（またはキ
ャッシュカード）と支払先の口座に振り込むための必要
な情報である支払内容情報とをインターネットを介して
受け付けることにより専用回線２００を介してクレジッ
ト会社（または金融機関）の管理しているクレジット会
社サーバ４（または金融機関サーバ５）に支払先への公
共料金および納税の振込の依頼をする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】インターネットによる公共料
金・納税支払いシステムおよび支払方法に関し、特に、
公共料金および納税の支払の受付のサービスを行う公共
料金・納税支払いシステムおよび支払方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】公共料金、納税等の支払いにおいて、従
来、振込先の口座を指定した請求書を受け取った支払者
は、銀行を利用する場合、平日の決められた時間帯（営
業時間が朝から夕方まで）に、銀行に行って、銀行の窓
口か、銀行専用の端末から料金を支払っている。

【０００３】また、従来、振込先の口座を指定した請求
書を受け取った支払者は、コンビニエンス・ストアを利
用する場合、コンビニエンス・ストアまで行って、コン
ビニエンス・ストアに設置されたバーコード読み取り装
置を利用することで料金を支払っている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、公共料
金、納税等の支払いにおいて、従来、金融機関を利用す
る場合、平日に働いている会社員などにとっては、銀行
の利用できる時間帯は仕事する時間帯と重なっており、
支払いが困難であるという問題点がある。

【０００５】また、従来、コンビニエンス・ストアを利
用する場合、コンビニエンス・ストアまで行かなければ
ならないという手間があり、納税、新聞購読料等、一部
の支払いは受け付けていないという問題点がある。

【０００６】本発明の目的は、上記の問題点を鑑み、自
宅からいつでも公共料金・納税の支払いができるサービ
スを提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のインターネットによる公共料金・納税支
払システムは、支払者端末と、インターネットに公共料
金および納税の支払の受付サービスを行う受付サーバを
備え、前記受付サーバは、前記支払者端末からクレジッ
トカード情報またはキャッシュカード情報と支払先の口
座に振り込むための必要な情報である支払内容情報とを
インターネットを介して受け付けることにより専用回線
を介してクレジット会社または金融機関に支払先への公
共料金および納税の振込の依頼をすることを特徴として
いる。

【０００８】更に、前記受付サーバは、支払先からイン
ターネットを介して手数料を取ることを特徴としてい
る。

【０００９】また、本発明のインターネットによる公共
料金・納税支払システムは、支払者側に設けた支払者端
末と、支払先側に設けた支払先端末と、公共料金および
納税の支払の受付のサービスを行う受付サーバと、支払
者のクレジットカード（またはキャッシュカード）に関
する個人情報を保有しているクレジットサーバ（または
金融機関サーバ）と、前記支払者端末と前記支払先端末
と受付サーバとの間を接続するインターネットと、前記
受付サーバと前記クレジットサーバ（または前記金融機
関サーバ）とを接続する専用回線とを備え、前記支払者
端末は、クレジットカード情報（またはキャッシュカー
ド情報）と支払先の口座に振り込むための必要な情報で
ある支払内容情報とを前記受付サーバから受け取ったフ
ォーマット情報に基づき入力する入力手段と、入力した
前記支払内容情報と前記クレジットカード情報（または
前記キャッシュカード情報）とを前記受付サーバに送信
する第１の送信手段とを有し、前記受付サーバは、前記
支払者端末で前記支払内容情報と前記クレジットカード
情報（または前記キャッシュカード情報）とを入力する
ための前記フォーマット情報を準備する準備手段と、前
記支払者端末から前記支払内容情報と前記クレジットカ
ード情報（または前記キャッシュカード情報）とを受信
すると、前記支払内容情報と前記クレジットカード情報
（または前記キャッシュカード情報）とを前記クレジッ
トサーバ（または前記金融機関サーバ）に送信する第２
の送信手段と、前記クレジットサーバ（または前記金融
機関サーバ）から前記クレジットカード情報（または前
記キャッシュカード情報）の認証が認められると、前記
支払内容情報と手数料振込先口座番号とを前記支払先端
末に送信する第３の送信手段とを有し、前記クレジット
サーバ（または前記金融機関サーバ）は、前記クレジッ
トカード情報（または前記キャッシュカード情報）の検
証を行い、その検証結果を前記受付サーバに返信する返
信手段と、前記支払内容情報から指定の支払金額を支払
先の指定の口座に振り込む支払金額振込手段とを有し、
前記各支払先端末は、支払金額の振込を確認すると前記
手数料振込先口座番号の口座に手数料を振り込む手数料
振込手段とを有することを特徴としている。

【００１０】更に、前記支払先端末は、支払金額の振込
を確認すると電子メールで利用明細書を前記利用者端末
に送信することを特徴としている。

【００１１】また、本発明のインターネットによる公共
料金・納税支払方法は、支払者側に支払者端末と、支払
先側に支払先端末と、公共料金および納税の支払の受付
のサービスを行う受付サーバと、支払者のクレジットカ
ード（またはキャッシュカード）に関する個人情報を保
有しているクレジットサーバ（または金融機関サーバ）
と、前記支払者端末と前記支払先端末と受付サーバとの
間を接続するインターネットと、前記受付サーバと前記
クレジットサーバ（または前記金融機関サーバ）とを接
続する専用回線とを設け、前記受付サーバに前記支払者
端末で支払先の口座に振り込むための必要な情報である
支払内容情報およびクレジットカード情報（またはキャ
ッシュカード情報）を入力するためのフォーマット情報
を準備し、前記支払者端末は、前記受付サーバに前記イ
ンターネットを介してアクセスすると、前記受付サーバ
から前記フォーマット情報を受信し、受信した前記フォ
ーマット情報に基づいて前記クレジットカード情報（ま
たは前記キャッシュカード情報）と前記支払内容情報と
を入力されると、入力された前記支払内容情報と前記ク
レジットカード情報（または前記キャッシュカード情
報）とを前記受付サーバに送信し、前記受付サーバは、
前記支払者端末から前記支払内容情報と前記クレジット
カード情報（または前記キャッシュカード情報）とを受
信すると、前記支払内容情報と前記クレジットカード情
報（または前記キャッシュカード情報）とを前記クレジ
ットサーバ（または前記金融機関サーバ）に送信し、前
記クレジットサーバ（または前記金融機関サーバ）から
クレジットカード情報（または前記キャッシュカード情
報）の認証が認められると、前記支払内容情報と手数料
振込先口座番号とを前記支払先端末に送信し、前記クレ
ジットサーバ（または前記金融機関）は、前記支払内容
情報と前記クレジットカード情報（または前記キャッシ
ュカード情報）とを受信すると、前記クレジットカード
情報（または前記キャッシュカード情報）の検証を行
い、その検証結果を前記受付サーバに返信し、前記支払
内容情報から指定の支払金額を支払先の指定の口座に振
り込み、前記支払先端末は、前記支払金額の振込を確認
すると、前記手数料振込先口座番号の口座に手数料を振
り込むことを特徴としている。

【００１２】更に、前記支払先サーバは、支払金額の振
込を確認すると電子メールで利用明細書を前記利用者端
末に送信することを特徴としている。

【００１３】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図１を参照すると、本発
明のインターネットによる公共料金・納税の支払いシス
テムの実施の形態例は、支払者端末１と、公共料金・納
税支払受付サーバ２と、電気会社端末３１と、ガス会社
端末３２と、水道会社端末３３と、国税庁・市町村端末
３４と、新聞販売店端末３５と、クレジットカード会社
サーバ４と、各銀行または郵貯のサーバである複数の金
融機関サーバ５と、支払者端末１と公共料金・納税支払
受付サーバ２と電気会社端末３１とガス会社端末３２と
水道会社端末３３と国税庁・市町村端末３４と新聞販売
店端末３５とを相互に接続するインターネット等の通信
を行うインターネット１００と、公共料金・納税支払受
付サーバ２に対しクレジット会社サーバ４と金融機関サ
ーバとを専用回線で接続する専用回線２００とから構成
されている。

【００１４】支払者端末１は、パーソナルコンピュータ
等の情報処理装置である。支払者端末１は、公共料金・
納税支払受付サーバ２がインターネット１００上に提供
している各種支払フォーマット情報（支払に必要な情報
を入力させるサービス情報）にアクセスし、各種支払フ
ォーマット情報を画面に表示する機能を備えている。従
って、支払者は、支払者端末１に表示された支払フォー
マット情報に基づいて、各種にあった支払先の口座に振
り込むために必要な情報である支払内容情報とクレジッ
トカード所有者を証明するためのクレジットカードの個
人情報であるクレジットカード情報とを入力することに
なる。この場合の各種支払内容情報としては、例えば、
電気・ガス・水道使用料金、納税、新聞購読料金各々の
支払いに関する情報である。更に、支払者端末１は、支
払内容情報、クレジットカード情報等をインターネット
１００を介して公共料金・納税支払受付端末２に送信す
る機能を備えている。

【００１５】公共料金・納税支払受付サーバ２は、ワー
クステーション・サーバ等の情報処理装置であり、Ｗｅ
ｂサーバとしてホームページを開設している。公共料金
・納税支払受付サーバ２は、公共料金・納税の支払シス
テムの運営者によって使用され、インターネット１００
を介して各種支払フォーマット情報を発信し、支払者端
末１が送信した支払内容情報やクレジットカード情報を
受信して、支払者と支払先、支払内容、カード情報を識
別する機能を備えている。更に、公共料金・納税支払受
付サーバ２は、支払先である電気会社端末３１、ガス会
社端末３２、水道会社端末３３、国税庁・市町村端末３
４、新聞販売店端末３５各々へ、支払内容情報等を送信
する機能を備えている。

【００１６】電気会社端末３１、ガス会社端末３２、水
道会社端末３３、国税庁・市町村端末３４、新聞販売店
端末３５である各支払先端末は、ワークステーション・
サーバー等の情報処理装置であり、各会社、庁舎、販売
店に設けられる。更に、各支払端末は、公共料金・納税
支払受付サーバ２が送信した支払内容情報等を受信し、
管理する機能を備えている。

【００１７】次に、図１〜図３を参照して、本実施の形
態例の動作について説明する。今、支払者端末１を保有
する支払者が、新聞販売店、ガス会社、水道会社等から
の請求書を受け取り、料金を納入するために、支払者端
末１からインターネット１００を介して公共料金・納税
支払受付サーバ２を利用するものとする。すなわち、支
払者は、支払者端末１にあるブラウザ（インターネット
と通信を行うための通信ソフト）を図示していない入力
部から起動し、保有者の契約しているプロバイダ（ＩＳ
Ｐ：Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｓｅｒｖｉｃｅ Ｐｒｏｖｉｄ
ｅｒ）に接続し（通信パスを張り）、支払者端末１の図
示していない表示部に表示されている入力画面からＵＲ
Ｌ（Ｕｎｉｆｏｒｍ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｌｏｃａｔｏ
ｒ：ホームページのアドレスのアドレスにあたるもので
「ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．〜．〜」などで示される）入
力欄に公共料金・納税の支払サービスを行っている公共
料金・納税支払受付サーバ２のＵＲＬを入力部から入力
する。すると、支払者端末１は、インターネット１００
を介して公共料金・納税支払受付サーバ２に接続し（支
払者端末１と公共料金・納税支払受付サーバ２と間に、
通信パスを張ることになる）、公共料金・納税の支払い
システムの運営者がインターネット１００上に開設して
いる支払いシステムホームページにアクセスする（図２
のステップＳ１０１）。

【００１８】これに応答して、公共料金・納税支払受付
サーバ２は、図示していない記憶部（例えば、磁気ディ
スク）から何の料金を支払うか選択するための支払項目
一覧（支払先を項目毎に分類したもの）を表した支払項
目一覧画面データを読み出し、その読み出した支払項目
一覧画面データを支払者端末１へ送信する（ステップＳ
２０１）。

【００１９】支払者端末１は、公共料金・納税支払受付
サーバ２から支払項目一覧画面データを受信すると、支
払項目一覧画面データが表示部の画面に表示する（ステ
ップＳ１０２）。

【００２０】支払者は、支払者端末１の画面に表示され
た一覧から支払項目（複数の選択可）を入力部から選択
すると、その情報がインターネット１００を介して公共
料金・納税支払者受付サーバ２に送信される（ステップ
Ｓ１０３）。すると、公共料金・納税支払者受付サーバ
２は、項目に該当する支払フォーマット情報が記憶部か
ら読み出され、インタネット１００を介して支払者端末
１に送信される（ステップＳ２０２）。

【００２１】支払者端末１の表示部には、選択された項
目（支払先）の支払いに関する詳細情報（支払フォーマ
ット情報）が表示される（ステップＳ１０４）。

【００２２】支払者は、支払フォーマット情報に基づ
き、支払内容を支払者端末１の入力部から入力し（振込
先口座番号、振込金額、支払者の氏名、支払者の電子メ
ールアドレス等）、更に、クレジットカード情報（暗証
番号およびクレジット番号）を入力する（ステップＳ１
０５，Ｓ１０６）。

【００２３】支払者端末１に入力された各情報は、支払
者の指示（例えば、入力画面に表示されている転送ボタ
ンを押下する）によって、公共料金・納税支払受付サー
バ２にインターネット１００を介して送信される（ステ
ップＳ１０７）。

【００２４】公共料金・納税支払受付サーバ２は、支払
内容情報とクレジットカード情報を受信すると、支払者
と支払先、支払内容、クレジットカード情報を識別し、
支払内容情報とクレジットカード情報とをクレジット会
社サーバ４に専用回線２００を介して送信する（ステッ
プＳ２０３，Ｓ２０４）。

【００２５】すると、クレジット会社サーバ４は、支払
内容情報とクレジットカード情報を受信すると、クレジ
ットカード情報からクレジット番号と暗証番号とを基に
図示していないデータベースを検索することにより認証
の照合を行う（図３のステップＳ４０１，Ｓ４０２）。
この場合のデータベース（例えば、磁気ディスク内のエ
リアに割り付けられている）には、契約している顧客情
報が格納されており、この顧客情報には、クレジット番
号、暗証番号等が含まれている。

【００２６】更に、クレジット会社サーバ４は、認証の
照合結果を専用回線２００を介して公共料金・納税支払
受付サーバ２に返信する。この場合、認証が得られれ
ば、クレジット会社サーバ４は、支払いの承認番号を照
合結果に付与する（ステップＳ４０３）。

【００２７】公共料金・納税支払受付サーバ２は、認証
結果を受信するとその認証結果を解析、認証結果がＯＫ
なら認証結果と正常メッセージとを、ＮＧなら認証結果
と異常メッセージとを、支払者端末に返信する（図２の
ステップＳ２０５，Ｓ２０６）。更に、認証結果がＯＫ
ならば、支払内容情報と承認番号と手数料の振込先口座
番号とを支払い先である電気会社端末３１、またはガス
会社端末３２、または水道会社端末３３、または国税庁
・市町村端末３４、または新聞販売店端末３５へインタ
ーネット１００を介して送信する（ステップＳ２０７，
Ｓ２０８）。

【００２８】支払者端末１が認証結果と結果に対するメ
ッセージを受信すると、認証結果を解析し、認証結果が
ＯＫなら受信した正常メッセージを画面に表示し、認証
結果がＮＧなら受信した異常メッセージを画面に表示す
る（ステップ１０８，Ｓ１０９，Ｓ１１０）。支払者端
末１に正常メッセージが表示されると、支払者は、受け
付けたと判断し、公共料金・納税支払受付サーバ２との
通信パスの切断を行い、終了する（ステップＳ１１
２）。

【００２９】一方、支払内容情報と承認番号と手数料の
振込先口座番号とを受信した電気会社端末３１、または
ガス会社端末３２、または水道会社端末３３、または国
税庁・市町村端末３４、または新聞販売店端末３５は、
図示していない記憶部（例えば、読み出し書き込みので
きるメモリ）に一端保存し、クレジット会社４からの振
込を待つ（図３のステップＳ３０１）。

【００３０】一方、クレジット会社サーバ４は、ステッ
プ４０３の処理後、支払内容情報から、指定された銀行
等の口座番号に、指定された金額（支払先から請求され
た金額：公共料金および税金）を振り込むと共に、振り
込んだことをインターネット１００を介して通知するこ
とで一連の動作を終了する（ステップＳ４０４）。

【００３１】電気会社端末３１、またはガス会社端末３
２、または水道会社端末３３、または国税庁・市町村端
末３４、または新聞販売店端末３５は、振り込んだこと
を受信すると、記憶部から手数料の振込先口座番号を読
み出し、その読み出し振込先口座番号の口座に手数料を
振り込み、更に、記憶部に格納している支払内容情報か
ら支払者の電子メールアドレスを読み出し、その読み出
した電子メールアドレス宛に利用者明細書（領収書兼）
を電子メールとして、インターネット１００を介して送
信することで一連の動作を終了する（ステップＳ３０
３，Ｓ３０４）。

【００３２】一方、支払者端末１の保有している支払者
は、利用者端末１を立ち上げることにより、プロバイダ
内のメールサーバから受信した電子メールを読み出し、
利用明細書の内容を確認することで確かに振り込んだこ
とを悟ることになる。

【００３３】上記説明において、クレジット会社サーバ
４に限定して説明したが、金融機関サーバ５（銀行、郵
貯）についても、図２および図３のフローチャートと同
じ動作をするので、説明を省略する。この場合、図２お
よび図３において、クレジットカードに関する情報は、
金融機関が発行しているキャッシュカードに関する情報
に置き替えれば、良い。

【００３４】また、クレジットカードまたはキャッシュ
カードの支払の種別を支払者に選択させるようにしても
良い。この場合、ステップＳ１０１において、公共料金
・納税支払受付サーバが送る支払項目一覧の中にクレジ
ットカードまたはキャッシュカードの支払の種別を選択
する選択項目を設け、ステップＳ１０２において、支払
者が、支払者端末の画面に表示された支払項目一覧の中
で選択する。

【００３５】なお、上記説明において、プロバイダ経由
で公共料金・納税支払受付サーバ２にアクセスするよう
に説明したが、プロバイダ内に公共料金・納税支払受付
サーバ２を設けるようにしても良い。従って、この場合
は、ホームペ−ジのアドレスを設定して公共料金・納税
支払受付サーバ２にアクセスする必要はない。

【００３６】また、上記説明において、プロバイダ経由
で公共料金・納税支払受付サーバ２にアクセスするよう
に説明したが、支払者端末が携帯電話またはＰＨＳの場
合、直接電話会社に管理しているサーバ（例えば、ＮＴ
Ｔドコモがｉモードとしているサービス）にアクセスす
ることになり、このサーバが、公共料金・納税支払受付
サーバ２と同じ処理を行っても本発明に含まれることは
言うまでもない。また、支払者端末が付加価値を付けた
ゲーム機、テレビ等の場合でも、ゲーム機、テレビ局が
管理しているサーバが、公共料金・納税支払受付サーバ
２と同じ処理を行っても本発明に含まれることは言うま
でもない。

【００３７】以上説明したように、公共料金・納税支払
受付サーバ２が支払者端末１からクレジットカード情報
と支払内容情報とをインターネットを介して受け付け、
その受け付けたクレジットカード情報と支払内容情報と
を基に専用回線を介してクレジット会社であるクレジッ
ト会社サーバ４（または金融機関の管理している金融機
関サーバ５）に対し、支払先への公共料金および納税の
振込の依頼をしているため、支払者は、家庭からいつで
も自由に支払者の指定している期日内に請求された金額
の振り込みができ、公共料金・納税支払受付サーバ２へ
の１カ所の接続だけで済み、操作上容易である。

【００３８】更に、各支払先記入情報にあったフォーマ
ットを公共料金・納税支払受付サーバ２が準備している
ため、入力におけるミスを抑えることができる。

【００３９】更に、公共料金・納税支払受付サーバ２が
クレジット会社と専用回線で接続しているため、クレジ
ットカードの情報が漏れにくい。

【００４０】

【発明の効果】以上説明したように、本発明は、支払者
に支払情報およびクレジットカード情報（または銀行口
座情報）をインターネットから入力させ、支払者が開設
しているクレジット会社または金融機関に対し支払先の
口座番号に振り込ませるようにしているため、家庭から
インターネットと接続できるパソコン等を利用していつ
でも自由に指定先の期日内に指定された金額を振り込む
ことができるという効果がある。

【００４１】また、本発明は、家庭からできるというこ
とで、利用者が増え、支払先にとっては、集金人の工数
削減が期待でき、わずかな手数料を払うだけで、インタ
ーネットで２４時間、クレジットカードによる公共料金
・納税・新聞代金の支払いを行え、延滞もなくなるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態の構成を示すシステムのブ
ロック図である。

【図２】図１の支払者端末および公共料金・納税支払受
付サーバでの本発明の実施の形態における動作を示すフ
ローチャートである。

【図３】図１のクレジット会社サーバおよび各支払先の
サーバでの本発明の実施の形態における動作を示すフロ
ーチャートである。

【符号の説明】

１ 支払者端末 ２ 公共料金・納税支払受付サーバ ４ クレジット会社サーバ ５ 金融機関サーバ ３１ 電気会社端末 ３２ ガス会社端末 ３３ 水道会社端末 ３４ 国税庁・市町村端末 ３５ 新聞販売店端末 １００ インターネット ２００ 専用回線

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 支払者端末と、インターネットに公共料
   金および納税の支払の受付サービスを行う受付サーバを
   備え、前記受付サーバは、前記支払者端末からクレジッ
   トカード情報またはキャッシュカード情報と支払先の口
   座に振り込むための必要な情報である支払内容情報とを
   インターネットを介して受け付けることにより専用回線
   を介してクレジット会社または金融機関に支払先への公
   共料金および納税の振込の依頼をすることを特徴とする
   インターネットによる公共料金・納税支払システム。
2. 【請求項２】 前記受付サーバは、支払先からインター
   ネットを介して手数料を取ることを特徴とする請求項１
   記載のインターネットによる公共料金・納税支払システ
   ム。
3. 【請求項３】 支払者側に設けた支払者端末と、支払先
   側に設けた支払先端末と、公共料金および納税の支払の
   受付のサービスを行う受付サーバと、支払者のクレジッ
   トカード（またはキャッシュカード）に関する個人情報
   を保有しているクレジットサーバ（または金融機関サー
   バ）と、前記支払者端末と前記支払先端末と受付サーバ
   との間を接続するインターネットと、前記受付サーバと
   前記クレジットサーバ（または前記金融機関サーバ）と
   を接続する専用回線とを備え、前記支払者端末は、クレ
   ジットカード情報（またはキャッシュカード情報）と支
   払先の口座に振り込むための必要な情報である支払内容
   情報とを前記受付サーバから受け取ったフォーマット情
   報に基づき入力する入力手段と、入力した前記支払内容
   情報と前記クレジットカード情報（または前記キャッシ
   ュカード情報）とを前記受付サーバに送信する第１の送
   信手段とを有し、前記受付サーバは、前記支払者端末で
   前記支払内容情報と前記クレジットカード情報（または
   前記キャッシュカード情報）とを入力するための前記フ
   ォーマット情報を準備する準備手段と、前記支払者端末
   から前記支払内容情報と前記クレジットカード情報（ま
   たは前記キャッシュカード情報）とを受信すると、前記
   支払内容情報と前記クレジットカード情報（または前記
   キャッシュカード情報）とを前記クレジットサーバ（ま
   たは前記金融機関サーバ）に送信する第２の送信手段
   と、前記クレジットサーバ（または前記金融機関サー
   バ）から前記クレジットカード情報（または前記キャッ
   シュカード情報）の認証が認められると、前記支払内容
   情報と手数料振込先口座番号とを前記支払先端末に送信
   する第３の送信手段とを有し、前記クレジットサーバ
   （または前記金融機関サーバ）は、前記クレジットカー
   ド情報（または前記キャッシュカード情報）の検証を行
   い、その検証結果を前記受付サーバに返信する返信手段
   と、前記支払内容情報から指定の支払金額を支払先の指
   定の口座に振り込む支払金額振込手段とを有し、前記各
   支払先端末は、支払金額の振込を確認すると前記手数料
   振込先口座番号の口座に手数料を振り込む手数料振込手
   段とを有することを特徴とするインターネットによる公
   共料金・納税支払システム。
4. 【請求項４】 前記支払先端末は、支払金額の振込を確
   認すると電子メールで利用明細書を前記利用者端末に送
   信することを特徴とする請求項３記載のインターネット
   による公共料金・納税支払システム。
5. 【請求項５】 支払者側に支払者端末と、支払先側に支
   払先端末と、公共料金および納税の支払の受付のサービ
   スを行う受付サーバと、支払者のクレジットカード（ま
   たはキャッシュカード）に関する個人情報を保有してい
   るクレジットサーバ（または金融機関サーバ）と、前記
   支払者端末と前記支払先端末と受付サーバとの間を接続
   するインターネットと、前記受付サーバと前記クレジッ
   トサーバ（または前記金融機関サーバ）とを接続する専
   用回線とを設け、前記受付サーバに前記支払者端末で支
   払先の口座に振り込むための必要な情報である支払内容
   情報およびクレジットカード情報（またはキャッシュカ
   ード情報）を入力するためのフォーマット情報を準備
   し、前記支払者端末は、前記受付サーバに前記インター
   ネットを介してアクセスすると、前記受付サーバから前
   記フォーマット情報を受信し、受信した前記フォーマッ
   ト情報に基づいて前記クレジットカード情報（または前
   記キャッシュカード情報）と前記支払内容情報とを入力
   されると、入力された前記支払内容情報と前記クレジッ
   トカード情報（または前記キャッシュカード情報）とを
   前記受付サーバに送信し、前記受付サーバは、前記支払
   者端末から前記支払内容情報と前記クレジットカード情
   報（または前記キャッシュカード情報）とを受信する
   と、前記支払内容情報と前記クレジットカード情報（ま
   たは前記キャッシュカード情報）とを前記クレジットサ
   ーバ（または前記金融機関サーバ）に送信し、前記クレ
   ジットサーバ（または前記金融機関サーバ）からクレジ
   ットカード情報（または前記キャッシュカード情報）の
   認証が認められると、前記支払内容情報と手数料振込先
   口座番号とを前記支払先端末に送信し、前記クレジット
   サーバ（または前記金融機関）は、前記支払内容情報と
   前記クレジットカード情報（または前記キャッシュカー
   ド情報）とを受信すると、前記クレジットカード情報
   （または前記キャッシュカード情報）の検証を行い、そ
   の検証結果を前記受付サーバに返信し、前記支払内容情
   報から指定の支払金額を支払先の指定の口座に振り込
   み、前記支払先端末は、前記支払金額の振込を確認する
   と、前記手数料振込先口座番号の口座に手数料を振り込
   むことを特徴とするインターネットによる公共料金・納
   税支払方法。
6. 【請求項６】 前記支払先サーバは、支払金額の振込を
   確認すると電子メールで利用明細書を前記利用者端末に
   送信することを特徴とする請求項５記載のインターネッ
   トによる公共料金・納税支払方法。