JP2001325540A - レンタル自転車の管理システム及びレンタル自転車の貸出機 - Google Patents

レンタル自転車の管理システム及びレンタル自転車の貸出機

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JP2001325540A
JP2001325540A JP2001061793A JP2001061793A JP2001325540A JP 2001325540 A JP2001325540 A JP 2001325540A JP 2001061793 A JP2001061793 A JP 2001061793A JP 2001061793 A JP2001061793 A JP 2001061793A JP 2001325540 A JP2001325540 A JP 2001325540A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の貸出地点を設置し、且つ顧客がレンタ
ル自転車を元の貸出地点とは異なる貸出地点へ返却する
ことを可能にする。 【解決手段】 初回利用の顧客10は、口座情報メディ
ア12に記録されている口座番号を口座情報入力部13
12を用いて制御部132に入力する。制御部132で
は、前記入力された情報をネットワーク3を介した課金
処理会社2のコンピュータ21によってデータベースと
照合することで前記カードの認証を行い、該認証が取れ
ると、顧客10に暗号キーカード上の暗号を入力せし
め、該暗号を確認の上で、前記口座情報メディアに記録
されている口座番号と対応して前記コンピュータに送信
してデータベースに登録せしめると共に、自転車鍵掛置
装置133上の一つの自転車鍵を開放する。また、顧客
10に対しては次回からは前記暗号入力だけでシステム
を利用してもらえるようにするための手段を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンタル自転車の
管理システム及びレンタル自転車の貸出機に関し、特
に、それぞれ異なる場所に有る複数の貸出場所を備えた
レンタル自転車の管理システム及びレンタル自転車の貸
出機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自転車のレンタルは、観光地等の
特定の閉じた地域で実施されており、自転車の貸出場所
は、1箇所に限定されていた。すなわち、レンタル自転
車の顧客は、所定の1箇所の貸出場所から出発して、前
記観光地等の特定の地域内を貸出場所から借りた自転車
で走行した後、前記元の貸出場所に帰還した後借りた自
転車を返却していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のレンタル自転車システムは、顧客側から見て不便な
場合があり、特に顧客の現在の居場所からある所定の地
点まで顧客が移動する必要がある場合には、従来のレン
タル自転車システムでは全く利用できないことになる。
前記に関連して、従来は顧客が、レンタル自転車を元の
貸出場所に返却せずに、降りた場所に放置したり、乗り
逃げ(盗難)したりすることもあったが、その責任を顧
客に追求することができなかった。また、前記顧客側か
ら見た不便は、とりも直さず営業側から見た問題点であ
り、顧客の利用形態が限定されてしまうことから、必然
的にレンタル自転車の市場性も限定されたものとならざ
るを得なかった。しかしながら、市街地では短距離なら
ば自転車の方が自動車よりも便利なことがあり、自動車
の利用に比べて大気汚染公害を発生させることもない。
また、交通渋滞に巻き込まれる恐れもないので、遅延損
害も発生しない。従って、レンタル自転車に対する潜在
的な需要は、元々非常に大きいと考えられる。そこで、
本発明をするに際しては、観光地等の特定の地域に限定
されることなく、一般の市街地区においても利用できる
ようにして、顧客の行動範囲に自由度を与え、レンタル
自転車の利便性を大幅に向上させて、その市場規模を飛
躍的に拡大できるようなレンタル自転車システムを開発
すべきことが計画された。そのために、市街地に複数の
代表地点を置き、顧客が任意の前記代表地点から出発し
て、任意の前記他の代表地点でレンタル自転車を返却で
きるシステムの開発が計画された。更に、具体的なレン
タルの実施方法は、人件費を節約するために無人の貸出
方法とすべきことが計画された。本発明は、以上のよう
な従来のレンタル自転車の管理システムにおける問題点
に鑑みてなされたものであり、複数の貸出地点を設置
し、且つ顧客がレンタル自転車を元の貸出地点とは異な
る貸出地点へ返却することが可能なレンタル自転車の管
理システムを提供することを目的とする。また、本発明
の他の目的は、複数の貸出地点を設置し、且つ顧客がレ
ンタル自転車を元の貸出地点とは異なる貸出地点へ返却
することを可能にするレンタル自転車の貸出機を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の異なる
地点にそれぞれ設置され、且つネットワークを介して課
金処理会社のコンピュータと接続された貸出機を備える
レンタル自転車の管理システムであって、顧客が口座番
号を提示した時に、該口座番号を認証すると共に、該顧
客が初回の利用客か否かを判断する手段を起動し、前記
口座番号の認証が得られ、且つ前記顧客が初回の利用客
であった場合に、前記顧客が入力した暗号キーカード上
の暗号と前記口座番号とを対応付けて登録する手段と、
前記顧客に前記口座番号からの利用料金の引き落としの
同意を得る手段とを更に起動し、前記手段の起動後、ま
たは、前記口座番号の認証が得られ、かつ前記顧客が初
回の利用客ではなかった場合、または、前記暗号の割り
込み入力があり、且つ該入力された暗号が、正当な口座
番号と対応付けられて既に登録されている場合に、前記
口座番号からの課金処理を実行すると共に、レンタル自
転車の鍵を開放する手段を起動することを特徴とするレ
ンタル自転車の管理システム、あるいは、複数の異なる
地点にそれぞれ設置され、且つネットワークを介して課
金処理会社のコンピュータと接続されるレンタル自転車
の貸出機であって、顧客が口座番号を提示した時に、該
口座番号を認証すると共に、該顧客が初回の利用客か否
かを判断する手段を起動し、前記口座番号の認証が得ら
れ、且つ前記顧客が初回の利用客であった場合に、前記
顧客が入力した暗号キーカード上の暗号と前記口座番号
とを対応付けて前記課金処理会社のコンピュータに送信
する手段と、前記顧客に前記口座番号からの利用料金の
引き落としの同意を得る手段とを更に起動し、前記手段
の起動後、または、前記口座番号の認証が得られ、且つ
前記顧客が初回の利用客ではなかった場合、または前記
暗号の割り込み入力が有り、かつ該入力された暗号が、
正当な口座番号と対応付けられて既に登録されている場
合に、前記口座番号からの課金情報を前記課金処理会社
のコンピュータに送信すると共にレンタル自転車の鍵を
開放する手段を起動することを特徴とするレンタル自転
車の貸出機、という手段を採用することにより上記課題
を解決した。すなわち、本発明においては、複数の異な
る地点にレンタル自転車の貸出場所を設置することと、
顧客の正当性を判断する手段として、前記複数の貸出場
所の各々に設置された貸出機と、該貸出機の各々を接続
する課金処理会社のコンピュータとを使用して顧客が別
途購入した暗号キーカードと別途入手した口座番号とを
検証する手段を設けることとで、顧客の現在の居場所に
近い貸出地点から、希望の目的地に近い貸出地点まで顧
客が移動するのに便利なレンタル自転車システムの実現
を可能にしている。また、無人の貸出機を設置すること
で、人件費等のコストの低減を可能にしている。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて詳細に説明すると、図1は、本発明の実施の形態に
係るレンタル自転車の管理システムの全体構成を示すブ
ロック図である。本発明の実施の形態に係るレンタル自
転車の管理システムは、ネットワーク3にそれぞれ接続
された貸出機設置場所1と課金処理会社2とを含む。前
記貸出機設置場所1は、レンタル自転車を利用しようと
する顧客10と、該顧客10が別途購入した暗号キーカ
ード11と、該顧客10が別途取得した口座情報メディ
ア12(クレジットカード等)と、レンタル自転車の貸
出機13を含む。課金処理会社2は、少なくとも顧客が
提示した口座番号(口座情報メディア12に記録されて
いる)を照合して顧客の口座を認証する仕事を行うこと
ができるコンピュータ21を含む。
【0006】図1では、説明の都合上、貸出機設置場所
を貸出機設置場所1に限定して示しているが、本発明の
実施の形態に係るレンタル自転車の管理システムは、一
般に、異なる地点に設置された複数の貸出機設置場所を
構成要素として含むことができる。また、ネットワーク
3はインターネットを範疇に含む既成のネットワークを
経路に含むことができる。
【0007】また、暗号キーカード11は、アルファベ
ットと数字を含む文字列から成る暗号を含み、顧客に販
売する時点では該暗号の文字列をシールで目隠ししたも
のとすることが可能である。また、暗号キーカード11
の範疇には、簡単なメモ程度のものも含むものとする。
更に、前記課金処理会社2の範疇には、銀行、クレジッ
ト会社、インターネットプロバイダー、NTT等の電話
回線業者、公共料金の徴収代行業者、eコマース等の電
子決済専門会社、各種の課金センターや決済センター、
及び各種の信用保証機関等を含むものとする。
【0008】貸出機13は、顧客10が提示した口座情
報メディア12に記録されている口座番号を読み取ると
共に、暗号キーカード上の暗号を入力するための入力装
置131と、貸出機全体を制御する制御部132と、レ
ンタル自転車の鍵を束縛状態で保管する自転車鍵掛置装
置133と、読み取った口座情報メディア12に記録さ
れている口座番号をネットワーク3を介して課金処理会
社2に送信する通信部134と、顧客向けのメッセージ
を表示する表示部135を含む。表示部135は、液晶
やCRT等を使用したディスプレイ装置であってもよい
し、プリンターで代用してもよいものとする。入力装置
131は、口座情報メディア12に記録されている口座
番号を読み取るための口座情報入力部1312と、暗号
キーカード1311に記載された暗号を入力するための
入力部1311を含む。入力部1311は、タッチパネ
ル型の入力装置で構成することが好ましいが、嵌め込み
型を範疇に含むキーボードであってもよい。また、口座
情報入力部1312は、ICカードを範疇に含むものと
する。
【0009】本発明の実施の形態では、自転車鍵掛置装
置133は、待機しているレンタル自転車の鍵を束縛状
態で保管するが、本発明では、この他に、自転車鍵掛置
装置133は、待機しているレンタル自転車そのものを
ロックしている装置であってもよいものとする。
【0010】以下、本発明の実施の形態に係るレンタル
自転車の管理システム全体の動作を説明する。先ず最初
に、初回、すなわち、顧客10が暗号キーカード11に
記載された暗号と口座情報メディア12に記録されてい
る口座番号とを貸出機13に入力することにより、両者
の対応関係をシステムに登録し、レンタル自転車を借り
出す段階について説明する。但し、本発明では、顧客1
0が初回利用客か否かの判断は、顧客側の入力負担を軽
減するために、顧客10からの指示入力によるものでは
なく、システムが自動的に判断する方式を取っているの
で、後記の動作は前記判断を行う部分を含む。
【0011】入力部1311は、暗号の入力が可能な状
態で、また、口座情報入力部1312は、口座情報メデ
ィア12に記録されている口座番号の読み取りが可能な
状態で待機している。この時点で、制御部132は、他
の貸出場所の配車状況(受け入れスペース)や、行く先
の貸出場所別の料金情報(課金情報)などを表示部13
5の表示メッセージ(図示は省略)に表示することがで
きる。該表示メッセージの情報は、顧客が行く先(返却
場所)を選ぶための参考情報となる。また、経営側は、
配車率の低い(受け入れスペースの多い)貸出場所の料
金を安く設定したり、走行距離が大きいと考えられる遠
くの貸出場所の料金を高く設定したりすることが可能で
ある(行き先が元の貸出場所である場合の料金を安くす
ることも可能である)。
【0012】先ず、制御部132は、入力部1311か
らの暗号入力の割り込みがない場合に、貸出機13の入
力装置131に含まれる口座情報入力部1312から、
顧客10が提示した口座情報メディア12に記録されて
いる口座番号を読み取り、該口座番号を確認した上、通
信部134に送出する(但し、この時点で、入力部13
11からの暗号入力の割り込みがある場合は、以降は顧
客10が既に登録済(2回目以降の利用客)であること
を示している場合のシステムの動作に移るが、この部分
については後述する)。
【0013】通信部134は、ネットワーク3に対応し
たプロトコルを含み、前記送出された口座情報メディア
12に記録されている口座番号を所定のインタフェース
でフォーマット変換して送信データに変換した後、ネッ
トワーク3を介して課金処理会社2のコンピュータ21
に送信する。
【0014】課金処理会社2のコンピュータ21は、前
記送信された口座情報メディア12に記録されている口
座番号を所定のデータベースと照合し、場合によっては
図示しない他の認証機関に照会して、前記口座情報メデ
ィア12の正当性を認証すると共に、該口座情報メディ
ア12を提示した顧客が初回の登録段階の客であるか、
それとも既に登録済の客であるかを判断し、前記認証結
果と前記判断結果とをネットワーク3を介して貸出機1
3の通信部134に送信する。
【0015】通信部134は、前記送信された認証結果
と前記判断結果とを所定のインタフェースでフォーマッ
ト変換して内部データに変換した後、制御部132に送
出する。制御部132は、前記送出された認証結果が口
座情報メディア12に記録されている口座番号の正当性
を承認しないものである場合に、表示部135に後述す
るメッセージAの表示を指示する。そして、制御部13
2は、前記送出された認証結果が、口座情報メディア1
2に記録されている口座番号の正当性を承認するもので
あり、且つ前記送出された判断結果が、顧客10が未登
録の顧客(初回利用客)であることを示している場合
に、入力部1311に対して、図示しないメッセージに
より顧客10に対して暗号キーカード11の暗号を入力
するように指示する。なお、前記送出された判断結果
が、顧客10が既に登録済(2回目以降の利用客)であ
ることを示している場合のシステムの動作については後
述する。
【0016】前記指示により、顧客10が暗号キーカー
ド11に記載されている暗号を、入力部1311を操作
して制御部132に入力すると、制御部132は該暗号
の正当性を確認した上で、通信部134とネットワーク
3を介して、課金処理会社2のコンピュータ21に、該
暗号と前記口座情報メディア12に記録されている口座
番号とを、両者を対応付ける形式で送信する。この時、
前記口座情報メディア12に記録されている口座番号
は、前記のとおり、既に送信済であるので、この段階で
の送信に際してはその識別番号だけを送信する方式も可
能である。
【0017】なお、コンピュータ21は、システム内の
複数の貸出機の任意の一つを使用する可能性がある前記
顧客10の2回目以降の利用に備えて、前記送信された
暗号と、口座情報メディア12に記録されている口座番
号とを登録する(すなわち、両者を対応付ける形式で自
己のデータベースに記録する)。
【0018】制御部132により、前記入力された暗号
の正当性が確認されると、制御部132は表示部135
に後述する表示メッセージBを表示せしめる指示を送出
し、該表示メッセージBを読んだ顧客10が、入力部1
311を操作して、自己の口座からの利用料金の引き落
としを承認する旨の意思表示を入力すると、制御部13
2は表示部135に表示メッセージCを表示せしめる指
示を送出すると共に、自転車鍵掛置装置133に自転車
鍵の束縛状態を開放せしめる指示を送出し、該指示によ
り、自転車鍵掛置装置133は、束縛状態で保管してい
る自転車鍵のうちの一つ(すなわち、待機しているレン
タル自転車のうちの一台の鍵)の前記束縛状態を開放
し、顧客10が該鍵を取り出せる状態にする(この時、
制御部132は、前記取り出し可能にする自転車鍵の保
管位置や、該自転車鍵に対応するレンタル自転車の待機
場所を示す図面等を、表示部135の図示しないメッセ
ージにより指示することができる)。
【0019】この後、貸出機13は通信部134とネッ
トワーク3を介して課金処理会社2のコンピュータ21
に課金情報を送信し、コンピュータ21は前記送信され
た課金情報に基づいて、課金処理を行う。
【0020】次に、顧客10が本発明の実施の形態に係
るレンタル自転車の貸出機を、いずれかの設置場所にて
2回目以降に利用する場合のレンタル自転車の管理シス
テム全体の動作について説明する。今、説明の都合上、
前記レンタル自転車の貸出機を、図1に示す貸出機13
とする。この場合も、入力部1311は暗号の入力が可
能な状態で、また、口座情報入力部1312は口座情報
メディア12に記録されている口座番号の読み取りが可
能な状態で待機している。
【0021】この時点で、制御部132は他の貸出場所
の配車状況(受け入れスペース)や、行く先の貸出場所
別の料金情報(課金情報)などを表示部135の表示メ
ッセージ(図示は省略)に表示することができる。該表
示メッセージの情報は、顧客が行く先(返却場所)を選
ぶための参考情報となる。また、経営側は、配車率の低
い(受け入れスペースの多い)貸出場所の料金を安く設
定したり、走行距離が大きいと考えられる遠くの貸出場
所の料金を高く設定したりすることが可能である(行き
先が元の貸出場所である場合の料金を安くすることも可
能である)。
【0022】前記登録段階と同じく、顧客10は、口座
情報メディア12を提示して、記録されている口座番号
を制御部132に送出することも可能であるが、2回目
以降の利用では、顧客10は該口座情報メディア12の
提示を省略して、最初から暗号キーカード11に記載さ
れた暗号の入力から開始することも可能である。
【0023】前記いずれの場合にも、制御部132は現
時点が、前記初回登録段階ではなく、暗号キーカード1
1の暗号入力が、制御部132からの指示なしでなされ
た場合に該当すること、すなわち、顧客10の2回目以
降の利用の場合である可能性があることを検知すること
ができる。しかし、未だこの段階では顧客10の正当性
等が確認された訳ではなく、従って制御部132はこの
段階では、顧客10の2回目以降の利用の場合であると
は断定せず、前記入力された暗号を確認の上、通信部1
34とネットワーク3を介して課金処理会社2のコンピ
ュータ21に送信するに留める。
【0024】課金処理会社2のコンピュータ21は、前
記送信された暗号を自己の所定のデータベースの記録と
照合し、顧客10が既に登録済の顧客であるか否か、す
なわち、該暗号に対応する正当な口座番号が既に登録さ
れているか否かを検証し、該検証結果をネットワーク3
を介して通信部134に送信する。
【0025】通信部134は、前記送信された検証結果
を所定のインタフェースでフォーマット変換して内部デ
ータに変換した後、制御部132に送出する。
【0026】制御部132は、前記検証結果を参照して
前記暗号に対応する正当な口座番号の登録がなされてい
ないことが示されている場合に、顧客10の登録段階の
処理がなされていないことを判断し、表示部135に表
示メッセージAに準じる表示メッセージ(図示は省略)
を表示せしめる指示を送出する。
【0027】また、制御部132は、前記検証結果を参
照して、前記暗号に対応する正当な口座番号の登録が既
になされていることが示されている場合に、顧客10の
正当性が確認されたことを判断し、表示部135に表示
メッセージBに準ずる表示メッセージ(図示は省略する
が、その内容には、口座情報メディア12に記録されて
いる口座番号からの利用料金の引き落としを実行する旨
の記述がなされている)を表示せしめる指示を送出する
と共に、表示部135に表示メッセージCに準ずる表示
メッセージ(図示は省略)を表示せしめる指示を送出し
た後、自転車鍵掛置装置133に自転車鍵の束縛状態を
開放せしめる指示を送出し、該指示により自転車鍵掛置
装置133は束縛状態で保管している自転車鍵のうちの
一つ(すなわち、待機しているレンタル自転車のうちの
一台の鍵)の前記束縛状態を開放し、顧客10が該鍵を
取り出せる状態にする(この時、制御部132は、前記
の取り出し可能にする自転車鍵の保管位置や、該自転車
鍵に対応するレンタル自転車の待機場所を示す図面等
を、表示部135の図示しないメッセージにより指示す
ることができる)。
【0028】この後、貸出機13は通信部134とネッ
トワーク3を介して課金処理会社2のコンピュータ21
に課金情報を送信し、コンピュータ21は前記送信され
た課金情報に基づいて課金処理を行う。
【0029】なお、前記課金情報の送信は、レンタル自
転車の返却先の貸出機によって行う方式も可能である。
また、本発明では、前記実施の形態で説明したメッセー
ジの他にも、種々のメッセージを出力して顧客の判断を
支援したり、操作を誘導したりすることが可能である。
【0030】図2は、本発明の実施の形態に係るレンタ
ル自転車の貸出機の表示部が表示する表示メッセージの
一例を示す説明図である。図2(a)は、図1に示す表
示メッセージAの内容の一例を示し、図2(b)は、図
1に示す表示メッセージBの内容の一例を示し、図2
(c)は、図1に示す表示メッセージCの内容の一例を
示すものである。
【0031】図1に示す表示メッセージAは、すなわち
課金処理会社2の承認が得られなかった場合の表示内容
であり、例えば、「残念ながら課金処理会社の承認が得
られませんでした。違うカードにて承認を取るか、弊社
サポートセンターに電話にてご相談下さい」というメッ
セージを含む。また、図1に示す表示メッセージBは、
すなわち課金処理会社2の承認が得られた場合の表示内
容であり、例えば、「課金処理会社××社の承認を受け
ました。今後利用料が自動引き落としになり、あなた様
から自転車の返却がない場合、最高自転車相当額の引き
落としに応じることを認めますか?(自転車相当額×万
円)」というメッセージを含む。図1に示す表示メッセ
ージCは、すなわち貸出処理終了時点での表示内容であ
り、「ご契約ありがとうございました。今後は暗号キー
だけで自転車を借り出すことができます」というメッセ
ージを含む。
【0032】図3は、本発明の実施の形態に係るレンタ
ル自転車の貸出機の初回利用時の動作を示すフローチャ
ートである。以下、図1,2を参照しつつ、図2に示す
フローチャートを使用して、本実施の形態に係るレンタ
ル自転車の貸出機の初回利用時の動作を説明する。但
し、ここでは、顧客10が、口座情報メディア12を提
示せず、暗号キーカード11に記載された暗号のみを入
力する2回目以降の利用の場合を感知する動作も含めて
説明する。
【0033】先ず、ステップS1では、システム全体の
設置場所の利用状況(配車率等)の表示を表示部135
に指示する(但し、ステップS1は、オプショナルなス
テップである)。
【0034】ステップS2では、入力部1311からの
暗号入力の割り込みが有るか否かによって、制御の流れ
を変じ、前記割り込みが有れば、後述する利用客が2回
目以降の利用の場合の処理フローに移る。また、前記割
り込みがなければ、次のステップS3に進む。ステップ
S3では、口座情報入力部1312から口座情報メディ
ア12に記録されている口座番号を読み取る。
【0035】ステップS4では、前記読み取った口座情
報メディア12に記録されている口座番号を通信部13
4とネットワーク3を介して課金処理会社2のコンピュ
ータ21に送信する。ステップS5では、課金処理会社
2のコンピュータ21から送信された口座番号の正当性
の認証結果と、顧客10が初回の客か否かの判断結果と
を受け取る。
【0036】ステップS6では、前記受け取った認証結
果によって、口座番号の正当性が示されたか否かを検証
し、前記正当性が示されていない場合は、ステップS7
にて表示部135にメッセッージAを出力させるための
指示を送出する。また、前記正当性が示されている場合
は、次のステップS8に進む。
【0037】ステップS8では、ステップS5で受け取
った判断結果により、顧客10が初回利用客か否かを検
証し、初回利用客でなければ後述する利用客が2回目以
降の利用の場合の処理フローに移る。また、初回利用客
であれば次のステップS9に進む。
【0038】ステップS9では、顧客10向けの暗号入
力を促すメッセージの出力を表示部135に指示する。
ステップS10では、前記メッセージを読んだ顧客10
により入力された暗号の正当性を確認する。ステップS
11では、前記口座情報メディア12に記録されている
口座番号と、前記暗号とを対応付けて、通信部134と
ネットワーク3とを介して課金処理会社のコンピュータ
21に送信する。
【0039】ステップS12では、表示部135にメッ
セージBの出力を指示する。ステップS13では、顧客
10からの利用料金の引き落としの承認が、入力部13
11から入力されたか否かを検証し、利用料金の引き落
としの承認が入力されなければ、そのまま処理を終え
る。また、利用料金の引き落としの承認が入力された場
合は、次のステップS14に進む。
【0040】ステップS14では、表示部135にメッ
セージCの出力を指示する。ステップS15では、取り
出し可能にする鍵番号や、その取り出し口等を記載した
メッセージの出力を表示部135に指示する(但し、ス
テップ15は、オプショナルなステップである)。
【0041】ステップS16では、一台の利用可能なレ
ンタル自転車を選び、自転車鍵掛置装置133に、前記
自転車鍵のロックの開放を指示する。最後に、ステップ
S17では、通信部134とネットワーク3とを介して
課金処理会社2のコンピュータ21に課金情報を送信し
て処理を終了する。
【0042】図4は、本発明の実施の形態に係るレンタ
ル自転車の貸出機の2回目以降の利用時の動作を示すフ
ローチャートである。以下、図1,2を参照しつつ、図
4に示すフローチャートを使用して、本実施の形態に係
るレンタル自転車の貸出機の2回目以降の利用時の動作
を説明する。但し、ここでは、顧客10が、口座情報メ
ディア12を提示せず、暗号キーカード11に記載され
た暗号のみを入力する場合の動作を説明する。
【0043】先ず、ステップA1では、入力された暗号
を確認する。ステップA2では、前記確認した暗号を通
信部134とネットワーク3を介して課金処理会社2の
コンピュータ21に送信する。
【0044】ステップA3では、課金処理会社2のコン
ピュータ21から顧客10が既に登録済の顧客であるか
否か、すなわち、前記暗号に対応する正当な口座番号が
既に登録されているか否かの検証結果を受け取る。
【0045】ステップA4では、前記受け取った検証結
果に、前記暗号に対応する正当な口座番号の登録がなさ
れていないことが示されている場合に、ステップA5に
て表示部135にメッセージAに準ずるメッセージを出
力させる指示を送出して処理を終了する。また、前記暗
号に対応する正当な口座番号の登録が既になされている
ことが示されている場合に、次のステップA6に進む。
【0046】ステップA6では、表示部135にメッセ
ージBに準ずるメッセージを出力させる指示を送出す
る。ステップA7では、表示部135にメッセージCに
準ずるメッセージを出力させる指示を送出する。ステッ
プA8では、取り出し可能にする鍵番号や、その取り出
し口等を記載したメッセージの出力を表示部135に指
示する(但し、ステップ15は、オプショナルなステッ
プである)。
【0047】ステップA9は、一台の利用可能なレンタ
ル自転車を選び、自転車鍵掛置装置133に、前記自転
車鍵のロックの開放を指示して処理を終了する。最後
に、ステップA10では、通信部134とネットワーク
3とを介して課金処理会社のコンピュータ21に課金情
報を送信して処理を終了する。
【0048】なお、図3,4のフローチャートで示した
処理を実行するプログラムなど、レンタル自転車の貸出
機に前記処理を行わせるためのプログラムは、CD−R
OMや磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に格納して配付してもよい。そして、少なくとも
マイクロコンピュータ,パーソナルコンピュータ,汎用
コンピュータを範疇に含むコンピュータが、前記記録媒
体から前記プログラムを読み出して、実行するものとし
てもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、複数の異
なる地点にレンタル自転車の貸出場所を設置し、更に、
顧客の正当性を判断する手段として、前記複数の貸出場
所の各々に設置された貸出機と、該貸出機の各々を接続
する課金処理会社のコンピュータとを使用して当該顧客
が別途購入した暗号キーカードと、当該顧客が別途入手
した口座情報メディアに記録されている口座番号とを検
証する手段を設けたので、顧客の現在の居場所に近い貸
出地点から、希望の目的地に近い貸出地点まで顧客が移
動するのに便利なレンタル自転車システムの実現が可能
となる。また、顧客がレンタル自転車を元の貸出場所に
返却せずに、降りた場所に放置したり、乗り逃げ(盗
難)したりする問題の発生を解消することと、万一の場
合の顧客の責任追求が可能となる。また、観光地等の特
定の地域に限定されることなく、一般の市街地区におい
ても利用できるようにすると共に、顧客の行動範囲に自
由度を与えたので、レンタル自転車の利便性を大幅に向
上させることが可能となり、市場規模を飛躍的に拡大す
ることができる。また、市街地の短距離区間における自
転車の利用を促進し、従来の、自動車の利用一辺倒の状
態に比べて、大気汚染公害の発生と、交通渋滞の発生と
を軽減することができる。更に、無人の貸出機を設置す
るので、人件費等のコストを低減することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るレンタル自転車の管
理システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るレンタル自転車の貸
出機の表示部が表示する表示メッセージの一例を示す説
明図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るレンタル自転車の貸
出機の初回利用時の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係るレンタル自転車の貸
出機の2回目以降の利用時の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 貸出機設置場所、 2 課金処理会社、 3 ネッ
トワーク、 11 暗号キーカード、 12 口座情報
メディア、 13 貸出機、 21 コンピュータ、
131 入力装置、 132 制御部、 133 自転
車鍵掛置装置、134 通信部、 135 表示部、
1311 入力部、 1312 口座情報入力部。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の異なる地点にそれぞれ設置され、且
    つネットワークを介して課金処理会社のコンピュータと
    接続された貸出機を備えるレンタル自転車の管理システ
    ムであって、 顧客が口座番号を提示した時に、該口座番号を認証する
    と共に、該顧客が初回の利用客か否かを判断する手段を
    起動し、 前記口座番号の認証が得られ、且つ前記顧客が初回の利
    用客であった場合に、前記顧客が入力した暗号キーカー
    ド上の暗号と前記口座番号とを対応付けて登録する手段
    と、前記顧客に前記口座番号からの利用料金の引き落と
    しの同意を得る手段とを更に起動し、 前記手段の起動後、または前記口座番号の認証が得ら
    れ、且つ前記顧客が初回の利用客ではなかった場合、ま
    たは前記暗号の割り込み入力が有り、且つ該入力された
    暗号が正当な口座番号と対応付けられて既に登録されて
    いる場合に、前記口座番号からの課金処理を実行すると
    共に、レンタル自転車の鍵を開放する手段を起動するこ
    とを特徴とするレンタル自転車の管理システム。
  2. 【請求項2】貸出機の一つにおいて、暗号の割り込み入
    力が無い場合に、顧客が提示した口座番号を読み取る手
    段と、前記読み取った口座番号を、ネットワークを介し
    て課金処理会社のコンピュータに送信する手段と、前記
    送信された口座番号を、前記コンピュータを使用してデ
    ータベースと照合することにより、該口座番号の正当性
    を認証し、且つ該口座番号の過去の使用経歴の有無を判
    定する手段と、前記口座番号の正当性を認証した結果
    と、過去の使用経歴の有無を判定した結果とを前記貸出
    機に送信する手段を有し、 前記送信された認証結果と判定結果とにより、前記口座
    番号が正当であり、且つ前記顧客が初回利用の客である
    ことが示された場合に、前記顧客に対して暗号キーカー
    ドに記載された暗号の入力を促すための指示メッセージ
    を前記貸出機の表示部から出力する手段と、前記顧客が
    入力した暗号を確認した後、該暗号と前記口座番号とを
    含む対応情報を、前記ネットワークを介して前記課金処
    理会社のコンピュータに送信する手段と、前記送信され
    た対応情報を前記コンピュータを使用してデータベース
    に登録する手段と、前記顧客の口座番号からの利用料金
    の引き落としに同意を求めるメッセージを、前記貸出機
    の表示部から出力する手段と、 前記顧客が前記同意を示した場合に、利用可能なレンタ
    ル自転車の一つを選定して、該自転車の鍵を取り出し可
    能にする手段と、前記レンタル自転車に対する課金情報
    を、前記ネットワークを介して前記課金処理会社のコン
    ピュータに送信する手段と、前記課金処理会社におい
    て、前記課金情報により、課金処理を行う手段とを有す
    ることを特徴とする請求項1記載のレンタル自転車の管
    理システム。
  3. 【請求項3】貸出機の一つにおいて、暗号の割り込み入
    力が有る場合に、前記暗号を確認した後、該暗号を、前
    記ネットワークを介して前記課金処理会社のコンピュー
    タに送信する手段と、前記送信された暗号を、前記コン
    ピュータを使用してデータベースと照合することによ
    り、該暗号に対応する口座番号が正当な口座番号として
    登録済か否かを検証する手段と、前記検証結果を、前記
    ネットワークを介して前記貸出機に送信する手段と、 前記送信された検証結果により、前記暗号に対応する口
    座番号が正当な口座番号として登録済であることが示さ
    れた場合に、前記顧客の口座番号からの利用料金の引き
    落としを行う旨のメッセージを、前記貸出機の表示部か
    ら出力する手段と、利用可能なレンタル自転車の一つを
    選定して、該自転車の鍵を取り出し可能にする手段と、
    前記自転車に対する課金情報を、ネットワークを介して
    前記課金処理会社のコンピュータに送信する手段と、前
    記課金処理会社において、前記課金情報により、課金処
    理を行う手段とを有することを特徴とする請求項1記載
    のレンタル自転車の管理システム。
  4. 【請求項4】ネットワークは、インターネットを範疇に
    含む既成のネットワークを経路に含むことを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレンタル自転車
    の管理システム。
  5. 【請求項5】暗号キーカード上の暗号は、アルファベッ
    トと数字を含む文字列から成り、顧客に販売する時点で
    は、該暗号の文字列をシールで目隠ししたものであるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のレンタル
    自転車の管理システム。
  6. 【請求項6】暗号を入力するための入力手段は、タッチ
    パネル型の入力装置を使用することを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれか1項に記載のレンタル自転車の管理
    システム。
  7. 【請求項7】複数の異なる地点にそれぞれ設置され、且
    つネットワークを介して課金処理会社のコンピュータと
    接続されるレンタル自転車の貸出機であって、 顧客が口座番号を提示した時に、該口座番号を認証する
    と共に、該顧客が初回の利用客か否かを判断する手段を
    起動し、 前記口座番号の認証が得られ、且つ前記顧客が初回の利
    用客であった場合に、前記顧客が入力した暗号キーカー
    ド上の暗号と前記口座番号とを対応付けて前記課金処理
    会社のコンピュータに送信する手段と、前記顧客に前記
    口座番号からの利用料金の引き落としの同意を得る手段
    とを更に起動し、 前記手段の起動後、前記口座番号の認証が得られ、且つ
    前記顧客が初回の利用客ではなかった場合、または前記
    暗号の割り込み入力が有り、且つ該入力された暗号が正
    当な口座番号と対応付けられて既に登録されている場合
    に、前記口座番号からの課金情報を前記課金処理会社の
    コンピュータに送信すると共にレンタル自転車の鍵を開
    放する手段を起動すること、 を特徴とするレンタル自転車の貸出機。
  8. 【請求項8】前記暗号の割り込み入力が無い場合に、顧
    客が提示した口座番号を読み取る手段と、前記読み取っ
    た口座番号を、ネットワークを介して課金処理会社のコ
    ンピュータに送信する手段と、 前記コンピュータから送信された前記口座番号の正当性
    を認証した結果と、過去の使用経歴の有無を判定した結
    果とにより、前記口座番号が正当であり、且つ前記顧客
    が初回利用の客であることが示された場合に、前記顧客
    に対して暗号キーカードに記載された暗号の入力を促す
    ための指示メッセージを表示部から出力する手段と、前
    記顧客が入力した暗号を確認した後、該暗号と前記口座
    番号とを含む対応情報を、前記ネットワークを介して前
    記課金処理会社のコンピュータに送信する手段と、前記
    顧客の口座番号からの利用料金の引き落としに同意を求
    めるメッセージを、表示部から出力する手段と、前記顧
    客が前記同意を示した場合に、利用可能なレンタル自転
    車の一つを選定して、該自転車の鍵を取り出し可能にす
    る手段と、前記レンタル自転車に対する課金情報を、前
    記ネットワークを介して前記課金処理会社のコンピュー
    タに送信する手段とを有することを特徴とする請求項7
    記載のレンタル自転車の貸出機。
  9. 【請求項9】暗号の割り込み入力が有る場合に、前記暗
    号を確認した後、該暗号をネットワークを介して課金処
    理会社のコンピュータに送信する手段と、 前記送信された暗号を、前記コンピュータがデータベー
    スと照合して該暗号に対応する口座番号が正当な口座番
    号として登録済か否かを検証した検証結果により、該暗
    号に対応する口座番号が正当な口座番号として登録済で
    あることが示された場合に、前記顧客の口座番号からの
    利用料金の引き落としを行う旨のメッセージを、表示部
    から出力する手段と、利用可能なレンタル自転車の一つ
    を選定して、該自転車の鍵を取り出し可能にする手段
    と、前記自転車に対する課金情報を、前記ネットワーク
    を介して前記課金処理会社のコンピュータに送信する手
    段とを有することを特徴とする請求項7記載のレンタル
    自転車の貸出機。
  10. 【請求項10】ネットワークは、インターネットを範疇
    に含む既成のネットワークを経路に含むことを特徴とす
    る請求項7乃至9のいずれか1項に記載のレンタル自転
    車の貸出機。
  11. 【請求項11】暗号キーカード上の暗号は、アルファベ
    ットと数字を含む文字列から成り、顧客に販売する時点
    では、該暗号の文字列をシールで目隠ししたものである
    ことを特徴とする請求項7または請求項8記載のレンタ
    ル自転車の貸出機。
  12. 【請求項12】暗号を入力するための入力手段は、タッ
    チパネル型の入力装置を使用することを特徴とする請求
    項7乃至9のいずれか1項に記載のレンタル自転車の貸
    出機。
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