JP2006134195A - 電子マネーの自動充填方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子マネーの残高額の確認や、電子マネーの充填処理に伴う煩わしさを減少させ、利用者における利便性の向上を図る電子マネーの自動充填方法を提供する。
【解決手段】 ICカードリーダライタでICカードに記憶されている残高額情報を読み取るステップと、読み取った残高額情報をパソコンに送信し、予め登録されている残高額最低基準値と比較するステップと、比較の結果、残高額が残高額最低基準値よりも下回っていると判定された場合にパソコンから電子マネー管理サーバに対し、ICカードの残高額の増額処理を要求する増額要求信号を送信するステップと、電子マネー管理サーバは、パソコンから増額要求信号を受信した場合に、パソコンに対しICカードに充填するための電子マネー情報を送信するステップと、パソコンは、電子マネー管理サーバから電子マネー情報を受信した際にICカードの電子マネー残高額の増額処理を行なうステップとを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ICカードに記憶されている電子マネーの残高額が、予め定めた残高額基準値を下回った場合に、自動的にICカードの残高額の増額処理を行なうことができる電子マネーの自動充填方法に関する。
従来、ICカードに貨幣と同等の金銭的価値を持つ資金情報として電子マネーを用いる方法が知られている。
この電子マネーを用いる方法としては、例えばICカードの記憶手段に電子マネーとして利用できる額を記憶させておき、電子マネーでの支払いを行なう毎に、電子マネーの残高額から支払額に相当する電子マネー分を減額するという仕組みが既に知られている。(例えば、特許文献1、参照)
特開2000−207509号公報
これらのICカードを用いた電子マネーでは、ICカードの記憶手段に記憶された電子マネーの残高額が全て使い終わると、その後、ICカードを使用して電子マネーを使うことができなくなるので、利用者が必要に応じて、電子マネー管理センターなどの電子マネー管理サーバと通信を行い、ICカードの記憶手段へ電子マネー充填処理をして、電子マネーの残高額の補充をする。
利用者は、ICカードへの電子マネー充填処理を行なうことで、ICカードを使用して何度でも繰り返して電子マネーの使用ができるようにしてある。
しかしながら、利用者が、ICカードへの電子マネー充填処理を行うのを忘れてしまうことも考えられる。
そして、利用者が、うっかりICカードの電子マネーの残高額が少なくなっていることを忘れて、ショッピングに出かけてしまうこともある。
このような場合には、ICカードの記憶手段に記憶された電子マネーの残高額が、店舗への支払い代金に足りなかったりして目的の買物ができない。
また、利用者にとって、ICカードの記憶手段に記憶された電子マネーの残高額をチェックしたり、また電子マネーの充填処理を行なうのは面倒であり、特に高齢者にとって、ICカードの電子マネーはICカード1枚で小銭を数えることなく支払い処理ができる利便性があるものの、電子マネーの残高額の確認や充填処理が面倒であるために使用しずらいという問題がある。
本発明は、ICカードに記憶されている電子マネーの残高額が、予め定めた残高額基準値を下回った場合に、自動的にICカードの残高額の増額処理を行なえるようにして、電子マネーの利用者における残高額の確認や、電子マネーの充填処理に伴う煩わしさを減少させて、ICカードを使用した電子マネーの利用者における利便性の向上を図ることができる電子マネーの自動充填方法を提供する。
本発明の電子マネーの自動充填方法は、ICカードと、ICカードリーダライタを備えたパソコンと、前記パソコンと通信回線を介して接続された電子マネー管理サーバとにより、前記ICカードに記憶されている電子マネーの残高額が、予め定めた基準値を下回った場合に、自動的に残高額の増額を行なうための電子マネーの自動充填方法であって、 前記ICカードリーダライタで、前記ICカードに記憶されている残高額情報を読み取るステップと、前記ICカードリーダライタで読み取ったICカードの残高額情報を前記パソコンに送信して、前記パソコンに予め登録されている残高額最低基準値と比較するステップと、前記比較の結果、前記残高額が前記残高額最低基準値よりも下回っていると判定された場合に、前記パソコンから前記電子マネー管理サーバに対して、前記ICカードの残高額の増額処理を要求する増額要求信号を送信するステップと、前記電子マネー管理サーバは、前記パソコンから増額要求信号を受信した場合に、前記パソコンに対して、ICカードに充填するための電子マネー情報を送信するステップと、前記パソコンは、前記電子マネー管理サーバから前記電子マネー情報を受信した際に、前記ICカードリーダライタにより受信した電子マネー情報に基づいて、前記ICカードに記憶されている電子マネーの残高額の増額処理を行なうステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明の電子マネーの自動充填方法は、ICカードと、ICカードリーダライタを備えたパソコンと、前記パソコンと通信回線を介して接続された電子マネー管理サーバとにより、前記ICカードに記憶されている電子マネーの残高額が、予め定めた基準値を下回った場合に、自動的に残高額の増額を行なうための電子マネーの自動充填方法であって、前記ICカードリーダライタで、前記ICカードに記憶されている残高額情報を読み取るステップと、前記ICカードリーダライタで読み取ったICカードの残高額情報を、前記パソコンから前記電子マネー管理サーバに送信するステップと、前記電子マネー管理サーバにおいて、予め登録されている残高額最低基準値と、前記パソコンから受信したICカードの残高額情報とを比較するステップと、前記比較の結果、前記残高額が前記残高額最低基準値よりも下回っていると判定された場合に、前記電子マネー管理サーバから前記パソコンに対して、ICカードに充填するための電子マネー情報を送信するステップと、前記パソコンは、前記電子マネー管理サーバから前記電子マネー情報を受信した際に、前記ICカードリーダライタにより受信した電子マネー情報に基づいて、前記ICカードに記憶されている電子マネーの残高額の増額処理を行なうステップと、を有することを特徴とする。
更に、本発明の電子マネーの自動充填方法は、前記ICカードリーダライタで、前記ICカードに記憶されている残高額情報を読み取る処理を行う際には、前記パソコンでのICカードによる個人認証処理が行なわれることを必要としていることを特徴とする。
また、本発明の電子マネーの自動充填方法は、電子マネーの残高額の増額処理が、増額処理される場所、パソコン、時刻のいずれかに限定され、その限定情報が前記ICカード又は前記電子マネー管理サーバに記憶されていることを特徴とする。
更に、本発明の電子マネーの自動充填方法は、前記パソコン及び前記ICカードリーダライタが、駅に備え付けられている充填機に備えられていることを特徴とする。
また、本発明の電子マネーの自動充填方法は、前記ICカードに記憶されている電子マネーの残高額の増額処理を行なう頻度に応じて、電子マネーの充填額を自動的に増額することを特徴とする。
本発明の電子マネーの自動充填方法は、ICカードに記憶されている電子マネーの残高額が、予め定めた残高額基準値を下回った場合でも、自動的にICカードの残高額の増額処理を行なえるので、電子マネーの利用者における残高額の確認や、電子マネーの充填処理に伴う煩わしさを減少させることができ、ICカードを使用した電子マネーの利用者における利便性の向上を図ることができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態に係る電子マネーの自動充填方法について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子マネーの自動充填方法を適応するシステムの構成概要を示す図、図2は、本発明の第1実施形態に係る電子マネーの自動充填方法を適応するシステムのシステムブロック図、図3は、本発明の第1実施形態に係る電子マネーの自動充填方法の処理手順を説明するフローチャート、図4は、本発明の第2実施形態に係る電子マネーの自動充填方法を適応するシステムのシステムブロック図、図5は、本発明の第2実施形態に係る電子マネーの自動充填方法の処理手順を説明するフローチャートである。
本発明の第1実施形態に係る電子マネーの自動充填方法を適応するシステムは、図1に示すように、ICカード利用者側1に設けられたICカードリーダライタ2を備えたパソコン3と、利用者用のICカード4と、前記パソコン3と通信回線5を介して通信可能に接続されている電子マネー管理センター6に備えられている電子マネー管理サーバ7とから構成されている。
図2に示すように、ICカードリーダライタ2には、ICカード4から情報の読み取りを行なう読取手段8a、ICカード4に情報の書き込みを行なう書込手段8b、制御手段9、インターフェース10などが備えられている。
また、パソコン3には、インターフェース11、表示手段12、スクリーンロック手段13、ICカード電子マネー残高額情報読取手段14、電子マネー残高比較手段15、充填要求手段16、電子マネー充填手段17、記憶手段18、通信手段19、入力手段20、制御手段21、などが備えられている。
ICカードリーダライタ2のインターフェース10と、パソコン3のインターフェース11とにより接続され、パソコン3からの指示信号によりICカード4からの情報の読み取り及びICカード4への情報の書き込みが行なわれる。
ICカード4は、個人認証処理機能を有しており、個人認証処理による認証を受けることができた場合にパソコン3での処理を実行することができるようにしてある。
スクリーンロック手段13は、ICカードリーダライタ2にセットされているICカード4を利用者が抜くことでディスプレイからなる表示手段12の画像の動作を停止させてロック状態とする機能を有する。
これにより、利用者が、一時的にパソコン3から所用で離れた際でも第三者が不正にパソコンを操作できないようにセキュリティの保護を図っている。
記憶手段18には、ICカード4の記憶手段に記憶されている電子マネーが使用されて減少した際に、電子マネーの残高額がどの程度の額となった場合に、電子マネーの残高額を増額するために充填するのかについて、その充填の基準となる電子マネーの残高額最低基準値が登録されている。
この電子マネーの残高額最低基準値は、ICカード4の記憶手段に記憶されている電子マネーの残高額が全て無くなる前の段階で、電子マネーの充填を行なえるように、ICカード4の記憶手段に充填可能な全体の電子マネーの利用限度額に対して、約20〜80%程度が残っている段階で電子マネーの充填を行なえるような額を電子マネーの残高額最低基準値として設定しておくことが好ましい。
あるいは、100%に設定することにより、設定した電子マネーがいつでも充填されるようにしてもよい。
また、記憶手段18には、制御用プログラムが登録され、この制御用プログラムに基づいて一連の処理が行なわれる。
ICカード電子マネー残高額情報読取手段14は、ICカードリーダライタ2にICカード4がセットされた際に、まずICカード4の記憶手段に記憶されている電子マネーの残高額情報の読み取りを行なう機能を有している。
また、電子マネー残高比較手段15は、ICカードリーダライタ2によりICカード4から読み取った電子マネーの残高額情報と、パソコン3の記憶手段18に登録されている電子マネーの残高額最低基準値とを比較する機能を有している。
充填要求手段16は、ICカードリーダライタ2によりICカード4から読み取った電子マネーの残高額情報が、電子マネーの残高額最低基準値よりも少ない場合に、パソコン3から電子マネー管理サーバ7に対して、ICカード4に電子マネーを充填するのに必要な処理を行うことを要求する信号を送信する機能を有している。
そして、電子マネー充填手段17は、電子マネー管理サーバ7からICカード4に電子マネーを充填するのに必要な情報を受信した際に、ICカードリーダライタ2を介してICカード4に電子マネーの充填を行なって電子マネーの残高額の増額を図る機能を有している。
次に、電子マネー管理サーバ7は、通信手段22、電子マネー情報処理手段23、電子マネー情報データベース24、制御手段25、などが備えられている。
電子マネー情報データベース24には、発行されたICカード1に関して、ICカード管理ID、その利用者の個人情報、ICカード1に充填された電子マネーの充填履歴情報、などが登録されている。
電子マネー情報処理手段23は、電子マネー管理サーバ7がパソコン3からICカード4に電子マネーを充填するのに必要な処理を行うことを要求する信号を受信した際に、電子マネー情報データベース24に登録された情報から審査を行い、充填処理を行なうための情報をパソコン3に送信すると共に、これらの充填情報を電子マネー情報データベース24に登録する機能を有する。
次に、本発明の第1実施形態に係る電子マネーの自動充填方法を、これに適応するシステムの処理手順に基づいて説明する。
まず、利用者がICカードリーダライタ2にICカード1をセットする。(ステップS1)
次に、ICカード1での個人認証処理が実行される。(ステップS2)
この個人認証処理での結果におおいて認証を受けることができた場合に、ICカードリーダライタ2は、ICカード1の記憶手段に記憶されている電子マネーの残高額情報の読み取りを行ない、パソコン3にその残高額情報を送る。(ステップS3)
また、ICカード1での個人認証処理で認証が受けられなかった場合には、処理を終了する。
パソコン3は、ICカードリーダライタ2から電子マネーの残高額情報を受信すると、パソコン3の記憶手段18に登録されている電子マネーの残高額最低基準値との比較処理を行う。(ステップS3)
この比較処理の結果において、ICカード1の記憶手段に記憶されている電子マネーの残高が、パソコン3の記憶手段18に登録されている電子マネーの残高額最低基準値よりも少ないと判定された場合には、パソコン3は、電子マネー管理サーバ6に対して、ICカード1の電子マネーの残高額を増額するための充填処理を行うことを指示する充填要求指示信号を送信する。(ステップS4)
尚、この比較処理の結果において、ICカード1の記憶手段に記憶されている電子マネーの残高額が、パソコン3の記憶手段18に登録されている電子マネーの残高額最低基準値よりも多いと判定された場合には、そのまま処理を終了する。
パソコン3から充填要求指示信号を受信した電子マネー管理サーバ6においては、電子マネー情報データベース24に登録されている情報に基づいて、電子マネーの充填を行なってもよいのかに関する判定を行う。(ステップS5)
そして、電子マネーの充填を行なってもよい利用者である場合には、充填要求のあった電子マネー分の送信をパソコン3に対して行なう。(ステップS6)
また、電子マネーの充填を受けられない利用者であると判定された場合には、処理を終了する。
そして、パソコン3が、電子マネー管理サーバ6から電子マネーの充填用情報を受信すると、ICカードリーダライタ2によりICカードに対して電子マネーの充填処理を行う。(ステップS7)
以上の処理により、ICカード1の記憶手段に記憶されている電子マネーの残高額が予め定めた額よりも減少した際に、自動的に電子マネーの充填が行なわれる。
次に、本発明の第2実施形態に係る電子マネーの自動充填方法を適応するシステムを、図4及び図5に基づいて説明する。
図4に示すように、ICカードリーダライタ2には、ICカード4から情報の読み取りを行なう読取手段8a、ICカード4に情報の書き込みを行なう書込手段8b、制御手段9、インターフェース10などが備えられている。
パソコン3には、インターフェース11、表示手段12、スクリーンロック手段13、ICカード電子マネー残高額情報読取手段14、電子マネー充填手段17、記憶手段18、通信手段19、入力手段20、制御手段21、などが備えられている。
ICカードリーダライタ2のインターフェース10と、パソコン3のインターフェース11とにより接続され、パソコン3からの指示信号によりICカード4からの情報の読み取り及びICカード4への情報の書き込みが行なわれる。
ICカード4には、個人認証処理機能を有しており、個人認証処理による認証を受けることができた場合にパソコン3での処理を実行することができるようにしてある。
スクリーンロック手段13は、ICカードリーダライタ2にセットされているICカード4を利用者が抜くことでディスプレイからなる表示手段12の画像の動作を停止させてロック状態とする機能を有する。
これにより、利用者が、一時的にパソコン3から所用で離れた際でも第三者が不正にパソコンを操作できないようにセキュリティの保護を図っている。
また、記憶手段18には、制御用プログラムが登録され、この制御用プログラムに基づいて一連の処理が行なわれる。
電子マネー充填手段17は、電子マネー管理サーバ7からICカード4に電子マネーを充填するのに必要な情報を受信した際に、ICカードリーダライタ2を介してICカード4に電子マネーの充填を行なって電子マネーの残高額の増額を図る機能を有している。
次に、電子マネー管理サーバ7は、通信手段22、電子マネー情報処理手段23、電子マネー情報データベース24、制御手段25、電子マネー残高比較手段26、記憶手段27などが備えられている。
電子マネー情報データベース24には、発行されたICカード1に関して、ICカード管理ID、その利用者の個人情報、ICカード1に充填された電子マネーの充填履歴情報、などが登録されている。
電子マネー情報処理手段23は、ICカード4に電子マネーを充填する際に、電子マネー情報データベース24に登録された情報から審査を行い、充填処理を行なうための情報をパソコン3に送信すると共に、これらの充填情報を電子マネー情報データベース24に登録する機能を有する。
記憶手段27には、ICカード4の記憶手段に記憶されている電子マネーが使用されて減少した際に、電子マネーの残高額がどの程度の額となった場合に、電子マネーの残高額を増額するために充填するのかについて、その充填の基準となる電子マネーの残高額最低基準値が登録されている。
この電子マネーの残高額最低基準値は、ICカード4の記憶手段に記憶されている電子マネーの残高額が全て無くなる前の段階で、電子マネーの充填を行なえるように、ICカード4の記憶手段に充填可能な全体の電子マネーの利用限度額に対して、約20〜80%程度が残っている段階で電子マネーの充填を行なえるような額を電子マネーの残高額最低基準値として設定しておくことが好ましい。
あるいは、100%に設定することにより、設定した電子マネーがいつでも充填されるようにしてもよい。
また、電子マネー残高比較手段26は、ICカードリーダライタ2によりICカード4から読み取り、パソコン3から電子マネー管理サーバ7に送信された電子マネーの残高額情報と、電子マネー管理サーバ7の記憶手段27に登録されている電子マネーの残高額最低基準値とを比較する機能を有している。
次に、本発明の第2実施形態に係る電子マネーの自動充填方法を、これに適応するシステムの処理手順に基づいて説明する。
まず、利用者がICカードリーダライタ2にICカード1をセットする。(ステップS9)
次に、ICカード1での個人認証処理が実行される。(ステップS10)
この個人認証処理での結果において認証を受けることができた場合に、ICカードリーダライタ2は、ICカード1の記憶手段に記憶されている電子マネーの残高額情報の読み取りを行ない、読み取られた残高額情報をパソコン3から電子マネー管理サーバ6に送信する。(ステップS11)
また、ICカード1での個人認証処理で認証が受けられなかった場合には、処理を終了する。
電子マネー管理サーバ6において、受信した電子マネーの残高額情報と、記憶手段27に登録されている電子マネーの残高額最低基準値との比較処理を行う。(ステップS12)
この比較処理の結果において、ICカード1の記憶手段に記憶されている電子マネーの残高が、電子マネーの残高額最低基準値よりも少ないと判定された場合には、電子マネー情報データベース24に登録されている情報に基づいて、電子マネーの充填を行なってもよいのかに関する判定を行う。(ステップS13)
尚、この比較処理の結果において、ICカード1の記憶手段に記憶されている電子マネーの残高額が、電子マネーの残高額最低基準値よりも多いと判定された場合には、そのまま処理を終了する。
そして、電子マネーの充填を行なってもよい利用者である場合には、電子マネー管理サーバ6からパソコン3に対して充填用の電子マネーの送信を行なう。(ステップS14)
また、電子マネーの充填を受けられない利用者であると判定された場合には、処理を終了する。
そして、パソコン3が、電子マネー管理サーバ6から電子マネーの充填用情報を受信すると、ICカードリーダライタ2によりICカードに対して電子マネーの充填処理を行う。(ステップS15)
以上の処理により、ICカード1の記憶手段に記憶されている電子マネーの残高額が予め定めた額よりも減少した際に、自動的に電子マネーの充填が行なわれる。
上記の実施形態の他に、電子マネーの残高額の増額処理を、増額処理される場所、パソコン、時刻のいずれかによって限定できるように、その限定情報をICカード又は電子マネー管理サーバに記憶しておき、増額処理の制限を行なうようにすることもできる。
更に、パソコン及びICカードリーダライタを、駅に備え付けられている充填機に備えるようにすることもできる。
また、ICカードに記憶されている電子マネーの残高額の増額処理を行なう頻度に応じて、電子マネーの充填額を自動的に増額できるようにすることもできる。
この場合には、パソコン3側に自動充填増額手段を設けて、予め設定した増額回数よりも多く頻繁に増額するようなICカード利用者に対しては、1回の充填の際における充填額を自動的に増やすようにする。
これにより、電子マネーを頻繁に利用する者の充填回数が多くなり処理負担が過剰になることを防止することができる。
本発明の第1実施形態に係る電子マネーの自動充填方法を適応するシステムの構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る電子マネーの自動充填方法を適応するシステムのシステムブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る電子マネーの自動充填方法の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る電子マネーの自動充填方法を適応するシステムのシステムブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る電子マネーの自動充填方法の処理手順を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 ICカード利用者側
2 ICカードリーダライタ
3 パソコン
4 利用者用のICカード
5 通信回線
6 電子マネー管理センター
7 電子マネー管理サーバ
8a 読取手段
8b 書込手段
9,21,25 制御手段
10,11 インターフェース
12 表示手段
13 スクリーンロック手段
14 ICカード電子マネー残高額情報読取手段
15,26 電子マネー残高比較手段
16 充填要求手段
17 電子マネー充填手段
18,27 記憶手段
19,22 通信手段
20 入力手段
23 電子マネー情報処理手段
24 電子マネー情報データベース

Claims (6)

  1. ICカードと、ICカードリーダライタを備えたパソコンと、前記パソコンと通信回線を介して接続された電子マネー管理サーバとにより、前記ICカードに記憶されている電子マネーの残高額が、予め定めた基準値を下回った場合に、自動的に残高額の増額を行なうための電子マネーの自動充填方法であって、
    前記ICカードリーダライタで、前記ICカードに記憶されている残高額情報を読み取るステップと、
    前記ICカードリーダライタで読み取ったICカードの残高額情報を前記パソコンに送信して、前記パソコンに予め登録されている残高額最低基準値と比較するステップと、
    前記比較の結果、前記残高額が前記残高額最低基準値よりも下回っていると判定された場合に、前記パソコンから前記電子マネー管理サーバに対して、前記ICカードの残高額の増額処理を要求する増額要求信号を送信するステップと、
    前記電子マネー管理サーバは、前記パソコンから増額要求信号を受信した場合に、前記パソコンに対して、ICカードに充填するための電子マネー情報を送信するステップと、
    前記パソコンは、前記電子マネー管理サーバから前記電子マネー情報を受信した際に、前記ICカードリーダライタにより受信した電子マネー情報に基づいて、前記ICカードに記憶されている電子マネーの残高額の増額処理を行なうステップと、
    を有することを特徴とする電子マネーの自動充填方法。
  2. ICカードと、ICカードリーダライタを備えたパソコンと、前記パソコンと通信回線を介して接続された電子マネー管理サーバとにより、前記ICカードに記憶されている電子マネーの残高額が、予め定めた基準値を下回った場合に、自動的に残高額の増額を行なうための電子マネーの自動充填方法であって、
    前記ICカードリーダライタで、前記ICカードに記憶されている残高額情報を読み取るステップと、
    前記ICカードリーダライタで読み取ったICカードの残高額情報を、前記パソコンから前記電子マネー管理サーバに送信するステップと、
    前記電子マネー管理サーバにおいて、予め登録されている残高額最低基準値と、前記パソコンから受信したICカードの残高額情報とを比較するステップと、
    前記比較の結果、前記残高額が前記残高額最低基準値よりも下回っていると判定された場合に、前記電子マネー管理サーバから前記パソコンに対して、ICカードに充填するための電子マネー情報を送信するステップと、
    前記パソコンは、前記電子マネー管理サーバから前記電子マネー情報を受信した際に、前記ICカードリーダライタにより受信した電子マネー情報に基づいて、前記ICカードに記憶されている電子マネーの残高額の増額処理を行なうステップと、
    を有することを特徴とする電子マネーの自動充填方法。
  3. 前記ICカードリーダライタで、前記ICカードに記憶されている残高額情報を読み取る処理を行う際には、前記パソコンでのICカードによる個人認証処理が行なわれることを必要としていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子マネーの自動充填方法。
  4. 前記電子マネーの残高額の増額処理が、増額処理される場所、パソコン、時刻のいずれかに限定され、その限定情報が前記ICカード又は前記電子マネー管理サーバに記憶されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子マネーの自動充填方法。
  5. 前記パソコン及び前記ICカードリーダライタが、駅に備え付けられている充填機に備えられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子マネーの自動充填方法。
  6. 前記ICカードに記憶されている電子マネーの残高額の増額処理を行なう頻度に応じて、電子マネーの充填額を自動的に増額することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子マネーの自動充填方法。
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