JP2003108780A - 取引決済方法およびシステム並びに装置、記録媒体 - Google Patents

取引決済方法およびシステム並びに装置、記録媒体

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JP2003108780A
JP2003108780A JP2001296937A JP2001296937A JP2003108780A JP 2003108780 A JP2003108780 A JP 2003108780A JP 2001296937 A JP2001296937 A JP 2001296937A JP 2001296937 A JP2001296937 A JP 2001296937A JP 2003108780 A JP2003108780 A JP 2003108780A
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明嗣 須貝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金融機関等が発行するカードを使用して各種取
引の決済を行う場合に時間による制約を受けることな
く、不足が生じても決済を行うことができる取引決済方
法およびシステム並びに装置、記録媒体を提供する。 【解決手段】取引に利用する取引口座11−1、11−
2に関連付けた補填口座12−1、12−2に予め資金
を確保するとともに、該補填口座の残高をカードに記録
し、オンライン決済時の不足分を補填口座から補い、オ
ンライン決済が不可能な際に金融機関との通信を行うこ
となくカードに記録された補填口座の残高情報を利用し
て決済を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、取引決済方法お
よびシステム並びに装置、記録媒体に関し、特に、利用
に際した制約を緩和することのできる取引決済方法およ
びシステム並びに装置、記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、小売店や病院、公共機関等の様々
なところで、銀行等の金融機関が発行したデビットカー
ド(キャッシュカード)を用いて決済を行うデビットカ
ードシステムが普及してきている。このデビットカード
システムでは、小売店等に、金融機関のコンピュータと
通信回線を介して接続されている処理端末が設置され、
この処理端末で利用者が提示したデビットカードの情報
を読み取り、暗証番号や取引金額などの入力を行った
後、これらのデータを金融機関のコンピュータへ送信す
るようになっている。そして、金融機関のコンピュータ
により送信されてきたデータのチェックが行われ、所定
の条件をクリアすれば、利用者の取引口座(普通預金口
座)から即座に代金が引き落とされ、後日、小売店等の
口座へ手数料等が差し引かれた相当額が振り込まれるよ
うになっている。
【0003】ここで、図19を参照してデビットカード
システムの概略について説明する。まず、デビットカー
ドシステムに加盟している小売店等の加盟店501で利
用者がデビットカードによる決済を希望すると、利用者
の所持するデビットカードを加盟店501の端末に挿入
し、このデビットカードから得た情報と利用者が入力し
た暗証番号、取引金額等の諸情報が情報処理センタ50
2に送信される(ステップ511)。ただし、諸情報が
情報処理センタ502に送信されるのは、加盟店501
が間接加盟店方式でデビットカードシステムに加入して
いる場合であり、加盟店501が直接加盟店方式でデビ
ットカードシステムに加入している場合には、諸情報は
情報処理センタ502ではなく加盟店の本部等の情報処
理センタ502に相当する機関に送信される。
【0004】さて、情報処理センタ502に送信された
諸情報は、CAFIS(R)503を介してデビットカー
ドの発行元であるカード発行金融機関504のコンピュ
ータに送信される(ステップ512、513)。カード
発行金融機関504のコンピュータでは、受信した諸情
報に基づいて利用者の認証を行うとともに対応する口座
の残高を確認して、取引決済が可能であれば取引金額を
対応する口座から引き落として、その旨をCAFIS5
03、情報処理センタ502を介して加盟店501の端
末に通知する(ステップ514、515、516)。ま
た、カード発行金融機関のコンピュータは、暗証番号の
不一致や口座残高が取引金額よりも低い場合等には、取
引不能である旨を加盟店501の端末に通知する。加盟
店501の端末では、取引可能の通知を受けると利用明
細等を発行して取引決済処理を終了し、取引不能の通知
を受けた場合には、加盟店501の店員等が利用者にそ
の旨を通知して取引決済を終了(失敗)する。
【0005】また、取引決済が行われた場合には、その
情報がCAFIS503からクリアリングセンタ505
を介して決済金融機関に送信され(ステップ521、5
22)、決済金融機関506がカード発行金融機関50
4で引き落とされた取引決済額(手数料分を減額)を加
盟店金融機関507に振り込む(ステップ523、52
4)。なお、カード発行金融機関504、決済金融機関
506、加盟店金融機関507は、いずれか若しくは全
てが同一の金融機関である場合もある。
【0006】このようなデビットカードシステムは、利
用者にとっては手数料なしで日常携帯しているキャッシ
ュカードが、そのまま「デビットカード」として利用で
き、また、 買い物をするときに現金を持たずに、ある
いは所持金が足りなくても買い物ができるというメリッ
トがある。また、小売店等にとっては、現金のハンドリ
ングコスト(集金、口座入金、釣銭準備など)を抑える
ことができる、売上回収が早く資金繰りが円滑にできる
などのメリットがあり、金融機関にとっては、新規顧客
の開拓ができる、手数料収入が得られる等のメリットが
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、デビットカ
ードシステムには、上述したような多くのメリットがあ
る反面、いくつかの制約が存在する。
【0008】この制約の1つには、取引可能時間があ
る。デビットカードシステムは、上述したように取引決
済の際に、加盟店の端末とカード発行金融機関のコンピ
ュータの間で通信を行う必要がある。このため、カード
発行金融機関のコンピュータが停止している際には、取
引決済を行うことができない。
【0009】また、別の制約としては、利用者の口座
(デビットカードに対応したもの)の残高が不足してい
る場合に、取引決済を行うことができないといったもの
である。
【0010】取引可能時間に関する制約については、今
後、緩和されることが期待できるが、システム調整等に
必要な最低限の時間だけは、カード発行金融機関のコン
ピュータを停止する必要があり、根本的な解決を図るこ
とはできない。
【0011】口座の残高が不足している場合の制約は、
基本的には、利用者が口座の残高をきちんと管理してい
れば問題とはならないが、取引決済時に口座の残高が不
足していれば利用者が不便を感じることは事実であり、
可能であるならば解決を図ることが望ましいと考える。
【0012】このような制約が存在するデビットカード
システムをより便利に利用するための技術としては、特
開2001−76080号公報記載の「電子決済システ
ム及び方法」や特開2001−118022号公報記載
の「取引決済端末装置」等がある。これらは、いずれも
デビットカードシステムで用いるカードに電子マネー機
能を組み合わせたもので、デビット決済が不可能な時間
には、電子マネーによる決済を可能としたものである。
【0013】しかしながら、電子マネーを利用した場合
であっても、利用者がその残高をきちんと管理していな
ければ不足することとなり、その場合には、金融機関等
のATMを利用するか現金を支払うことで電子マネーを
補充する必要がある。このため、ATMが停止してる時
間や現金を所持していない場合には、電子マネーを補充
することができず、結局は決済が不能となってしまうこ
とがある。
【0014】また、特開2000−11076号公報記
載の「ICカード決済システム」や特開2001−58
95号公報記載の「ICカード型電子マネーカードへの
電子マネー補填システム」等では、電子マネーが不足し
た場合の処理について言及されている。特開2000−
11076号公報記載の「ICカード決済システム」で
は、電子マネーが不足した場合でも、所定金額以内であ
れば決済が行えるようにしたものであるが、その不足分
の回収の確実性に問題がある。特開2001−5895
号公報記載の「ICカード型電子マネーカードへの電子
マネー補填システム」では、電子マネーの不足時に当該
カードの所有者と取引のある金融機関から電子マネーを
補填するようにしているが、金融機関のコンピュータが
停止していれば補填は不可能である。
【0015】つまり、従来の様々な技術を用いたとして
も、取引の時間による制約と不足が生じた場合に取引を
行うことができないという問題を十分解決できず、利用
者がカードによる決済を行う際に不便を感じることがあ
るのが現状である。
【0016】そこで、この発明は、金融機関等が発行す
るカードを使用して各種取引の決済を行う場合に時間に
よる制約を受けることなく、不足が生じても決済を行う
ことができる取引決済方法およびシステム並びに装置、
記録媒体を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、請求項1の発明は、金融機関が発行するカード状
の記録媒体を使用して各種取引の決済を行う取引決済方
法において、金融機関に開設された第1の口座と第2の
口座とを関連付けて管理し、前記第2の口座を前記記録
媒体を使用した取引決済時にのみ利用可能としたことを
特徴とする。
【0018】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記記録媒体を使用した取引決済時に、前記
第1の口座の残高が取引決済額に不足した場合に、該不
足した額を前記第2の口座の残高から補うことを特徴と
する。
【0019】また、請求項3の発明は、請求項1の発明
において、前記記録媒体は、金銭に相当する価値を保持
し、該保持している価値により取引決済を行うととも
に、該価値が不足した場合に、該不足した額を前記第2
の口座の残高から補うことを特徴とする。
【0020】また、請求項4の発明は、請求項1または
3の発明において、前記記録媒体は、前記第2の口座の
残高を保持し、該保持している残高の範囲内で前記第2
の口座の残高を確認することなく取引決済に利用される
ことを特徴とする。
【0021】また、請求項5の発明は、金融機関が発行
するカード状の記録媒体を使用して各種取引の決済を行
う取引決済システムにおいて、金融機関に開設された第
1の口座に前記記録媒体を使用した取引決済時にのみ利
用可能とした第2の口座を関連付けて管理する口座管理
手段と、前記記録媒体に記録されている情報を読み取る
とともに、前記口座管理手段との通信を行って取引決済
を行う端末手段とを具備することを特徴とする。
【0022】また、請求項6の発明は、請求項5の発明
において、前記口座管理手段は、前記記録媒体を使用し
た取引決済時に、前記第1の口座の残高が取引決済額に
不足した場合には、該不足した額を前記第2の口座の残
高から補うことを特徴とする。
【0023】また、請求項7の発明は、請求項5または
6の発明において、前記記録媒体は、金銭に相当する価
値を保持し、前記端末手段は、前記記録媒体が保持して
いる価値により取引決済を行うとともに、該価値が不足
した場合に、該不足した額を前記第2の口座の残高から
補うことを特徴とする。
【0024】また、請求項8の発明は、請求項5乃至7
のいずれかの発明において、前記記録媒体は、前記第2
の口座の残高を保持し、前記端末手段は、前記記録媒体
が保持している前記第2の口座の残高の範囲内で、前記
口座管理手段との通信を行うことなく取引決済を行うこ
とを特徴とする。
【0025】また、請求項9の発明は、請求項8の発明
において、前記口座管理手段と前記端末手段との通信を
仲介する仲介手段をさらに具備し、前記端末手段は、前
記口座管理手段との通信を行うことなく取引決済を行っ
た場合には、該取引決済に必要な決済情報を前記仲介手
段に送信し、前記仲介手段は、前記端末手段から受信し
た決済情報を前記口座管理手段に送信することを特徴と
する。
【0026】また、請求項10の発明は、請求項5の発
明において、前記口座管理手段は、前記端末手段との通
信により前記記録媒体に記録されている情報を書き換え
ることができることを条件に、前記第2の口座の利用額
分を前記第1の口座の残高から補充することを特徴とす
る。
【0027】また、請求項11の発明は、金融機関が発
行するカード状の記録媒体を使用して各種取引の決済を
行う取引決済装置において、金融機関に開設された第1
の口座に前記記録媒体を使用した取引決済時にのみ利用
可能とした第2の口座を関連付けて管理する口座管理手
段と、前記記録媒体に基づいて処理端末で生成された決
済情報を受信する通信手段と、前記通信手段が受信した
決済情報に基づいて、前記口座管理手段が管理する第1
の口座と第2の口座の少なくとも一方の残高を更新して
決済を行う決済処理手段とを具備することを特徴とす
る。
【0028】なお、請求項11の発明は、例えば、口座
等の管理を行う金融機関コンピュータに適用されるもの
である。
【0029】また、請求項12の発明は、請求項11の
発明において、前記決済処理手段は、前記処理端末と通
信可能な状態で、前記通信手段が受信した決済情報に基
づいて前記第1の口座の残高を更新して決済を行うとと
もに、該第1の口座の残高が決済額に不足した場合に
は、該不足額を前記第2の口座の残高を更新して決済を
行うことを特徴とする。
【0030】また、請求項13の発明は、請求項11の
発明において、前記決済処理手段は、前記処理端末で生
成された後に蓄積された決済情報を前記通信手段が受信
した際に、該受信した決済情報に基づいて、前記第2の
口座の残高を更新して決済を行うことを特徴とする。
【0031】また、請求項14の発明は、請求項11の
発明において、前記決済処理手段は、前記第2の口座の
残高が所定額以下となった場合に、前記処理端末を介し
て前記記録媒体に記録されている情報を書き換えること
ができることを条件に、前記第2の口座の残高が所定額
となるよう前記第1の口座の残高から補充することを特
徴とする。
【0032】また、請求項15の発明は、金融機関との
間で通信を行い、該金融機関が発行するカード状の記録
媒体を使用して各種取引の決済を行う取引決済装置にお
いて、前記金融機関との通信が可能な場合には、前記記
録媒体に記録された情報に基づいて第1の決済情報を生
成し、前記金融機関との通信が不可能な場合には、前記
記録媒体に記録された情報に基づいて第2の決済情報を
生成する決済情報生成手段を具備することを特徴とす
る。
【0033】なお、請求項15の発明は、例えば、加盟
店等に配設され、利用者が所有するカードの情報を読み
取って各種決済を行う処理端末に適用されるものであ
る。
【0034】また、請求項16の発明は、請求項15の
発明において、前記決済情報生成手段は、前記記録媒体
に記録されている残高を越えない範囲で、前記第2の決
済情報を生成することを特徴とする。
【0035】また、請求項17の発明は、請求項15の
発明において、前記記録媒体に記録されている金銭に相
当する価値を減額することで取引決済を行う価値処理手
段をさらに具備し、前記決済情報生成手段は、前記価値
処理手段が減額すべき価値が不足した場合に、該不足額
に相当する第2の決済情報を生成することを特徴とす
る。
【0036】また、請求項18の発明は、金融機関が発
行するカード状の記録媒体を使用して各種取引の決済を
行う際に、該記録媒体に記録された情報を読み取る処理
端末と前記金融機関との間の通信を仲介する取引決済装
置において、前記金融機関との通信が可能な場合に前記
処理端末から送信される第1の決済情報を前記金融機関
に送信する通信仲介手段と、前記金融機関との通信が不
可能な場合に前記処理端末から送信される第2の決済情
報を蓄積する決済情報蓄積手段とを具備し、前記通信仲
介手段は、前記金融機関との通信が可能な場合に、前記
決済情報蓄積手段に蓄積されている第2の決済情報を前
記金融機関に送信することを特徴とする。
【0037】また、請求項19の発明は、金融機関によ
り発行され、各種取引の決済に必要な情報が記録された
記録媒体において、前記金融機関に開設された口座を特
定する口座情報と、前記金融機関の確認を得ることなく
決済が可能な金額を示す残高情報とを記録したことを特
徴とする。
【0038】なお、請求項19の発明は、例えば、加盟
店等に配設された処理端末と金融機関の接続を仲介する
情報処理センタ若しくは情報処理センタ内のコンピュー
タ等に適用されるものである。
【0039】また、請求項20の発明は、請求項19の
発明において、金銭に相当し、各種取引の決済に利用す
ることのできる価値情報をさらに記録したことを特徴と
する。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る取引決済方
法およびシステム並びに装置、記録媒体の一実施の形態
について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0041】図1は、この発明を適用した際の金融機関
による口座の管理例を示した図である。同図に示すよう
に、金融機関は、金融機関コンピュータ10により取引
口座11−1、11−2、補填口座12−1、12−2
等を管理している。取引口座11−1、11−2は、利
用者(口座開設者)がデビットカードによる決済を行う
際に使用する口座で、通常、普通預金口座がこれに相当
する。補填口座12−1、12−2は、それぞれ取引口
座11−1、11−2に関連付けられて管理されている
口座であり、後述するようにオンライン決済時の不足補
填処理やオフライン決済等に利用される。なお、補填口
座12−1、12−2は、原則としてキャッシュカード
による払い出し(ATM等によるもの)には対応させな
いものとする。
【0042】図2は、この発明を適用した際の金融機関
が利用者に対して発行するカード(キャッシュカード、
デビットカードとして利用される)の構成例を示した図
である。同図に示すように、カード20には、カードI
D21と金融機関番号22、金融機関店番号23、取引
口座番号24、補填口座番号25、オフライン用の暗証
番号26、補填口座残高27、不足累計金額28、電子
マネーデータ29が記憶されている。このカード20
は、従来のキャッシュカード等と同様に磁気ストライプ
へ情報を記録するもので構成してもよく、ICカードに
より構成してもよい。
【0043】カードID21は、カード20に付された
固有の番号であり、金融機関番号22は、カード20を
発行した金融機関に固有の番号である。金融機関店番号
23は、カード20に対応する取引口座11(11−
1、11−2等)が開設されている店舗に固有の番号で
あり、取引口座番号24は、対応する取引口座11の口
座番号である。なお、カードID21、金融機関番号2
2、金融機関店番号23、取引口座番号24は、従来の
キャッシュカードに記憶されているものと同様のもので
ある。
【0044】また、補填口座番号25は、対応する(取
引口座番号24の取引口座11に関連付けられた)補填
口座12(12−1、12−2等)の口座番号であり、
暗証番号26は、補填口座25をオフラインで利用する
際および電子マネーを利用する際に必要となる暗証番号
である。なお、補填口座12の口座番号は、対応する取
引口座11と同一のものでも異なるものでもよく、異な
る場合であっても、便宜上、利用者に対しては取引口座
11と同じ番号を用いるようにしてもよい。この場合、
補填口座12の口座番号は、取引口座11の口座番号と
同じであるため、カード20内に補填口座番号25を記
憶する必要はない。
【0045】補填口座残高27は、補填口座12の残高
であり、不足累計金額28は、補填口座12から利用し
た金額の累計額である。ただし、不足累計金額28は、
補填口座残高から容易に算出することができるため、必
ずしもカード20内に記憶しておく必要はない。電子マ
ネーデータ29は、必ずしも必要なものではなく、カー
ド20に電子マネー機能を併せる場合に必要となる。
【0046】ここで、カード20を利用した決済方法の
種別について説明する。図3は、カード20を利用した
決済方法の種別を示した図である。
【0047】カード20を利用した決済では、利用者が
主たる決済方法(主決済方法)として、デビット利用、
電子マネー利用、補填口座利用のいずれかを選択する。
そして、選択したいずれかの決済に際して決済額に不足
が生じた場合には、他の決済方法を不足補填に利用(不
足補填方法)することができる。
【0048】図3に示した決済種別のNO.1は、取引
口座11を利用したデビット決済(オンライン決済)の
みを行うものである。この決済方法の利用は、金融機関
コンピュータ10とのオンライン接続が可能なことが条
件であり、オンライン決済用の暗証番号の入力が必要で
ある。
【0049】また、決済種別のNo.2は、取引口座1
1を利用したデビット決済を行うた際に、取引口座11
に生じた不足額を補填口座12を利用して補填するもの
である。この決済方法の利用は、金融機関コンピュータ
10とのオンライン接続が可能なことが条件であり、オ
ンライン決済用の暗証番号の入力が必要である。
【0050】決済種別のNo.3は、取引口座11を利
用したデビット決済を行う際に、取引口座11に生じた
不足額を電子マネーを利用して補填するものである。こ
の決済方法の利用は、金融機関コンピュータ10とのオ
ンライン接続が可能なことが条件であり、オンライン決
済用の暗証番号およびオフライン用の暗証番号の入力が
必要である。
【0051】決済種別のNo.4は、電子マネーによる
決済のみを行う行うものである。この決済方法の利用
は、金融機関コンピュータ10とのオンライン接続は不
要であり、オフライン決済用の暗証番号の入力が必要で
ある。
【0052】決済種別のNo.5は、電子マネーによる
決済を行う際に、電子マネーの不足額を補填口座12を
利用して補填するものである。この決済方法の利用は、
金融機関コンピュータ10とのオンライン接続は不要で
あり、オフライン決済用の暗証番号の入力が必要であ
る。
【0053】決済種別のNo.6は、電子マネーによる
決済を行う際に、電子マネーの不足額をオンライン決済
(取引口座11のデビット決済)を利用して補填するも
のである。この決済方法の利用は、金融機関コンピュー
タ10とのオンライン接続が可能なことが条件であり、
オンライン決済用の暗証番号およびオフライン用の暗証
番号の入力が必要である。
【0054】決済種別のNo.7は、電子マネーによる
決済を行う際に、補填口座12を利用して電子マネーを
補充(購入)し、その後、電子マネーでのみ決済するも
のである。この決済方法の利用は、金融機関コンピュー
タ10とのオンライン接続は不要であり、オフライン決
済用の暗証番号の入力が必要である。
【0055】決済種別のNo.8は、電子マネーによる
決済を行う際に、オンライン決済(取引口座11のデビ
ット決済)を利用して電子マネーを補充(購入)し、そ
の後、電子マネーでのみ決済するものである。この決済
方法の利用は、金融機関コンピュータ10とのオンライ
ン接続が可能なことが条件であり、オンライン決済用の
暗証番号およびオフライン用の暗証番号の入力が必要で
ある。
【0056】決済種別のNo.9は、補填口座12のみ
を利用し行うオフライン決済である。この決済方法の利
用は、金融機関コンピュータ10とのオンライン接続は
不要であり、オフライン決済用の暗証番号の入力が必要
である。
【0057】決済種別のNo.10は、補填口座12を
利用してオフライン決済を行う際に、補填口座12に生
じた不足額を電子マネーを利用して補填するものであ
る。この決済方法の利用は、金融機関コンピュータ10
とのオンライン接続は不要であり、オフライン決済用の
暗証番号の入力が必要である。
【0058】決済種別のNo.11は、補填口座12を
利用してオフライン決済を行う際に、補填口座12に生
じた不足額をオンライン決済(取引口座11のデビット
決済)を利用して補填するものである。この決済方法の
利用は、金融機関コンピュータ10とのオンライン接続
が可能なことが条件であり、オンライン決済用の暗証番
号およびオフライン用の暗証番号の入力が必要である。
【0059】なお、ここでは、11の決済種別を説明し
たが、No.1とNo.4の決済方法は、従来から行わ
れている決済方法であり、No.3、No.6、No.
8、No.11の決済方法は、オンライン用暗証番号お
よびオフライン用暗証番号の入力が必要であるため、通
常は、他の決済方法と比較して利用に不便な決済方法と
なる可能性がある。また、No.10とNo.11の決
済方法は、利用が可能ではあるが、補填口座12の意味
合いを考えれば、利用すべきでないものであるとも言え
る。ただし、利用者が所望すれば、いずれの決済方法も
利用可能である。
【0060】次に、図4乃至8を参照して、この発明を
適用した取引決済システムにおける主たる決済の流れの
概略を説明する。図4乃至8は、決済の流れの概略を示
した図である。
【0061】最初に、オンライン決済時に取引口座の残
高に不足が生じた場合の決済(上述の決済種別No.
2)の流れを説明する。まず、初期状態では、図4
(a)に示すように、金融機関コンピュータ10に管理
されている取引口座11の残高が5,000円、補填口
座12の残高が20,000円であったとする。このと
き、カード20には、補填口座残高27として20,0
00円が記憶されている。
【0062】このような状態で、ある日(A日)、利用
者がカード20を利用して、10,000円の取引決済
を行った場合には、図4(b)に示すように、取引口座
11の残高が0円、補填口座12の残高が15,000
円となる。これは、10,000円の取引決済を行うに
際して、残高が5,000円しかない取引口座11の不
足分を補填口座12の残高で補ったことによるものであ
る。この取引決済は、カード20が挿入された加盟店の
処理端末(不図示)が情報処理センタ30を介して金融
機関コンピュータ10に接続することで行われ、補填口
座12の残高による取引口座11の不足額の補填は、金
融機関コンピュータ10により行われる。
【0063】続いて、電子マネーによる決済(上述の決
済種別No.5)の流れを説明する。まず、初期状態で
は、図5(a)に示すように、金融機関コンピュータ1
0に管理されている取引口座11の残高が100,00
0円、補填口座12の残高が20,000円であったと
する。このとき、カード20には、補填口座残高27と
して20,000円が記憶されている。また、カード2
0には、電子マネーデータ29として5,000円分の
電子マネーが記憶されている。
【0064】このような状態で、ある日(B日)、利用
者がカード20を利用して、8,000円の取引決済を
行おうとしたとする。この場合、電子マネーデータ29
に記憶されている電子マネーが決済額に不足するため
に、この不足額を補填口座12で補うことになる。この
処理は、図5(b)に示すように、加盟店の処理端末
(不図示)でカード20の電子マネーデータ29および
補填口座残高27を減額することで行い、その際に生成
したオフライン決済データ31を情報処理センタに30
に送信して、加盟店側での電子マネー(オフライン)決
済処理は終了する。このとき、金融機関コンピュータ1
0は停止しているものとする。したがって、取引口座1
1、補填口座12の両者の残高に変動はない。
【0065】この後、金融機関コンピュータ10が稼働
し、オンライン決済が可能となると((B+1)日)、
図5(c)に示すように、情報処理センタ30がオフラ
イン決済データ31を金融機関コンピュータ10に送信
する。これにより、金融機関コンピュータ10は、電子
マネー決済時のオフライン決済分(不足額分)の取引決
済の相当額を補填口座12から減額する。減額された相
当額は、その後、通常のオンライン決済の場合と同様に
処理され、最終的には、加盟店の口座に振り込まれるこ
とになる。なお、オフライン決済は、カード20に記憶
されている補填口座残高27の範囲内でのみ行われるた
め、金融機関コンピュータ10は、オフライン決済デー
タ31を受信した際には、補填口座12の残高を減額す
るだけで、取引口座11の残高を減額することはない。
【0066】さて、オフライン決済により、補填口座1
2の残高は減額されたが、この減額分を補充しなけれ
ば、いずれはオフライン決済が不可能となる。このた
め、補填口座12へ減額分を補充するが、補填口座12
の残高は、カード20にも補填口座残高27として記憶
する必要があるため、カード20が挿入された加盟店の
処理端末と金融機関コンピュータ10がオンラインの状
態で補填口座12へ減額分の補充を行う。例えば、図5
(d)に示すように、利用者がオフライン決済のb日後
((B+b)日)に、10,000円分の電子マネーの
補充(購入・両替)を行ったとする。このとき、金融機
関コンピュータ10は、取引口座11から電子マネー補
充分の10,000円を減額するとともに、先のオフラ
イン決済による補填口座12の減額分3,000円を取
引口座11から減額して補填口座12に補充する。そし
て、カード20には、補填口座残高27として20,0
00円が記憶され、電子マネーデータ29として10,
000円分の電子マネーが記憶されることとなる。
【0067】次に、電子マネーによる別の決済(上述の
決済種別No.7)の流れを説明する。まず、初期状態
では、上述の場合(図5(a)参照)と同様に、金融機
関コンピュータ10に管理されている取引口座11の残
高が100,000円、補填口座12の残高が20,0
00円であったとする。このとき、カード20には、補
填口座残高27として20,000円が記憶されてい
る。また、カード20には、電子マネーデータ29とし
て5,000円分の電子マネーが記憶されている。
【0068】このような状態で、ある日(C日)、利用
者がカード20を利用して、8,000円の取引決済を
行おうとしたとする。この場合、電子マネーデータ29
に記憶されている電子マネーが決済額に不足する。した
がって、利用者は、8,000円の取引決済に先立っ
て、補填口座12を利用して、5,000円分の電子マ
ネーの補充(購入・両替)を行う。この場合、図6
(a)に示すように、加盟店の処理端末(不図示)は、
カード20の電子マネーデータ29の増額および補填口
座残高27を減額を行い、その際に生成したオフライン
決済データ31を情報処理センタに30に送信して、加
盟店側での電子マネー(オフライン)決済処理は終了す
る。このとき、金融機関コンピュータ10は停止してい
るものとする。したがって、取引口座11、補填口座1
2の両者の残高に変動はない。
【0069】そして、利用者は、電子マネーにより、
8,000円の取引決済を行う。その結果、カード20
の電子マネーデータ29は、8,000分の減額がなさ
れ、図6(b)のようになる。
【0070】この後、金融機関コンピュータ10が稼働
し、オンライン決済が可能となると((C+1)日)、
図6(c)に示すように、情報処理センタ30がオフラ
イン決済データ31を金融機関コンピュータ10に送信
する。これにより、金融機関コンピュータ10は、電子
マネー決済時のオフライン決済分(不足額分)の取引決
済の相当額を補填口座12から減額する。減額された相
当額は、その後、通常のオンライン決済の場合と同様に
処理され、最終的には、加盟店の口座に振り込まれるこ
とになる。なお、オフライン決済は、カード20に記憶
されている補填口座残高27の範囲内でのみ行われるた
め、金融機関コンピュータ10は、オフライン決済デー
タ31を受信した際には、補填口座12の残高を減額す
るだけで、取引口座11の残高を減額することはない。
【0071】さて、オフライン決済により、補填口座1
2の残高は減額されたが、この減額分を補充しなけれ
ば、いずれはオフライン決済が不可能となる。このた
め、補填口座12へ減額分を補充するが、補填口座12
の残高は、カード20にも補填口座残高27として記憶
する必要があるため、カード20が挿入された加盟店の
処理端末と金融機関コンピュータ10がオンラインの状
態で補填口座12へ減額分の補充を行う。例えば、図6
(d)に示すように、利用者がオフライン決済のc日後
((C+c)日)に、10,000円分の電子マネーの
補充(購入・両替)を行ったとする。このとき、金融機
関コンピュータ10は、取引口座11から電子マネー補
充分の10,000円を減額するとともに、先のオフラ
イン決済による補填口座12の減額分5,000円を取
引口座11から減額して補填口座12に補充する。そし
て、カード20には、補填口座残高27として20,0
00円が記憶され、電子マネーデータ29として12,
000円分の電子マネーが記憶されることとなる。
【0072】続いて、オフライン決済(上述の決済種別
No.9)の流れを説明する。まず、初期状態では、図
7(a)に示すように、金融機関コンピュータ10に管
理されている取引口座11の残高が100,000円、
補填口座の残高が20,000円であったとする。この
とき、カード20には、補填口座残高27として20,
000円が記憶されている。
【0073】このような状態で、ある日(D日)、利用
者がカード20を利用して、2,000円の取引決済を
行おうとしたとする。このとき、金融機関コンピュータ
10が停止しているため、加盟店側では、オフライン決
済を行うことになる。オフライン決済は、図7(b)に
示すように、加盟店の処理端末(不図示)でカード20
の補填口座残高27を減額することで行い、その際に生
成したオフライン決済データ31を情報処理センタに3
0に送信して、加盟店側でのオフライン決済処理は終了
する。このとき、金融機関コンピュータ10は停止して
いるため、当然のことながら取引口座11、補填口座1
2の両者の残高に変動はない。
【0074】この後、金融機関コンピュータ10が稼働
し、オンライン決済が可能となると((D+1)日)、
図7(c)に示すように、情報処理センタ30がオフラ
イン決済データ31を金融機関コンピュータ10に送信
する。これにより、金融機関コンピュータ10は、オフ
ライン決済の取引決済の相当額を補填口座12から減額
する。減額された相当額は、その後、通常のオンライン
決済の場合と同様に処理され、最終的には、加盟店の口
座に振り込まれることになる。なお、オフライン決済
は、カード20に記憶されている補填口座残高27の範
囲内でのみ行われるため、金融機関コンピュータ10
は、オフライン決済データ31を受信した際には、補填
口座12の残高を減額するだけで、取引口座11の残高
を減額することはない。
【0075】さて、オフライン決済により、補填口座1
2の残高は減額されたが、この減額分を補充しなけれ
ば、いずれはオフライン決済が不可能となる。このた
め、補填口座12へ減額分を補充するが、補填口座12
の残高は、カード20にも補填口座残高27として記憶
する必要があるため、カード20が挿入された加盟店の
処理端末と金融機関コンピュータ10がオンラインの状
態で補填口座12へ減額分の補充を行う。例えば、図7
(d)に示すように、利用者がオフライン決済のy日後
((D+d)日)に、5,000円のオンライン決済を
行ったとする。このとき、金融機関コンピュータ10
は、取引口座11からオンライン決済分の5,000円
を減額するとともに、先のオフライン決済による補填口
座12の減額分2,000円を取引口座11から減額し
て補填口座12に補充する。
【0076】次に、オフライン決済の流れのうち、複数
の取引決済がそれぞれ異なる情報処理センタ経由で処理
される場合を説明する。まず、初期状態では、上述した
場合と同様に、金融機関コンピュータ10に管理されて
いる取引口座11の残高が100,000円、補填口座
の残高が20,000円であったとする。このとき、カ
ード20には、補填口座残高27として20,000円
が記憶されている(図7(a)参照)。
【0077】このような状態で、ある日(E日)、利用
者がカード20を利用して、2,000円の取引決済を
行おうとしたとする。このとき、金融機関コンピュータ
10が停止しているため、上述したようなオフライン決
済が行われ、図8(a)に示すように、カード20の補
填口座残高27が2,000円減額され、その際に生成
されたオフライン決済データ31が情報処理センタに3
0に蓄積される。
【0078】この後、利用者がカード20を利用して、
別の加盟店で3,000円のオフライン決済を行ったと
する。この加盟店が情報処理センタ30とは別の情報処
理センタ30’と接続されている場合、オフライン決済
後には、図8(b)に示すように、カード20の補填口
座残高27がさらに3,000円減額され、その際に生
成されたオフライン決済データ31’が情報処理センタ
に30’に蓄積される。
【0079】このような場合でも、図8(b)に示した
オフライン決済を行う場合には、図8(a)に示したオ
フライン決済での取引決済額がカード20の補填口座残
高27から減額された後であるため、実際の補填口座1
2の残高が20,000円のままであっても、オフライ
ン決済が可能な合計額は、補填口座12の残高を超える
ことはない。
【0080】この後、金融機関コンピュータ10が稼働
し、オンライン決済が可能となると((E+1)日)、
図8(c)、図8(d)に示すように、情報処理センタ
30と情報処理センタ30’のそれぞれがオフライン決
済データ31、オフライン決済データ31’を金融機関
コンピュータ10に送信する。これにより、金融機関コ
ンピュータ10は、オフライン決済の取引決済の相当額
を補填口座12から減額する。
【0081】次に、この発明を適用した取引決済システ
ムの各部の動作を説明するが、まず最初に、加盟店に設
置される処理端末の動作について説明する。
【0082】図9は、処理端末の動作の流れを示すフロ
ーチャートである。
【0083】取引決済を行う際には、まず、加盟店の店
員が決済額等の取引データを処理端末に入力し(ステッ
プ100)、次いで、利用者が所有するカード20を処
理端末に挿入する(ステップ101)。そして、加盟店
の店員が、利用者の意向に沿って、「オンライン(デビ
ット)決済」、「電子マネー決済」、「オフライン決
済」の3つの決済モードから利用する決済モードを選択
する(ステップ102)。
【0084】ここで、決済モードとしてオンライン決済
が選択された場合には(ステップ103でYES)、金
融機関コンピュータとの接続ができ、オンライン決済が
可能であれば(ステップ104でYES)、処理端末
は、後述するオンライン決済処理を実行する(ステップ
105)。また、金融機関コンピュータ10が停止して
いる等の理由でオンライン決済が不可能な場合には(ス
テップ104でNO)、処理端末は、ステップ102に
戻り、他の決済モードを選択させる。なお、ステップ1
02において、処理端末がオンライン決済が不可能な場
合に決済モードとしてオンライン決済を選択することを
禁止するようにすれば、ステップ104の処理を省略す
ることができる。
【0085】また、決済モードとして電子マネー決済が
選択された場合には(ステップ103でNO、ステップ
106でYES)、処理端末は、後述する電子マネー決
済処理を実行する(ステップ107)。
【0086】決済モードとしてオフライン決済が選択さ
れた場合には(ステップ106でNO、ステップ108
でYES)、処理端末は、後述するオフライン決済処理
を実行する(ステップ109)。
【0087】そして、選択した決済モードでの決済処理
が終了、若しくは決済処理がキャンセルされた場合には
(ステップ108でNO)、処理端末は、カード20を
排出して(ステップ110)、取引決済処理を終了す
る。
【0088】ここで、ステップ105でのオンライン決
済処理について説明する。図10は、処理端末における
オンライン決済処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0089】オンライン決済処理では、処理端末は、最
初に利用者からの暗証番号の入力を受け付ける(ステッ
プ150)。暗証番号の入力を受け付けた処理端末は、
この暗証番号と、先に入力された取引データ等に基づい
て、オンライン決済処理データを生成し、これを情報処
理センタ30を経由して金融機関コンピュータ10に送
信する(ステップ151)。オンライン決済処理データ
は、図11(a)に示すように、「取扱加盟店コー
ド」、「処理端末番号」、「データ種別」、「取引金額
データ」、「金融機関番号」、「金融機関店番号」、
「取引口座番号」、「暗証番号」で構成される。なお、
オンライン決済処理データは、「データ種別」を除いて
は、従来のデビットカードシステムで用いられる決済処
理データと同様のものである。「データ種別」は、オン
ライン決済処理データとオフライン決済処理データを区
別するためのものであり、例えば、「0」、「1」がそ
れぞれのデータに対応する。
【0090】オンライン決済処理データを送信した処理
端末は、金融機関コンピュータ10からの応答を待ち、
金融機関コンピュータ10からの応答を受信すると(ス
テップ152)、当該応答が取引成功を示すものであり
(ステップ153でYES)、補填口座12を利用しな
かった場合には(ステップ154でNO)、利用明細を
出力して(ステップ155)、オンライン決済処理を終
了する。補填口座12を利用しなかった場合とは、取引
口座11に取引決済額以上の残高があった場合で、この
場合の処理は、従来のデビットカードシステムにおける
取引決済処理と同様のもので、上述の決済種別No.1
に相当する。
【0091】一方、金融機関コンピュータ10からの応
答が取引成功を示すものであったが(ステップ153で
YES)、補填口座12を利用していた場合には(ステ
ップ154でYES)、補填口座12の利用額分をカー
ド20内に記憶している補填口座残高27から減額する
(ステップ156)。また、カード20内に不足累計金
額28を記憶している場合には、この不足累計金額28
の値も更新する(ステップ157)。そして、利用明細
を出力して(ステップ155)、オンライン決済処理を
終了する。この決済処理は、上述の決済種別No.2に
相当する。
【0092】また、金融機関コンピュータ10からの応
答が取引失敗を示すものであった場合には(ステップ1
53でNO)、処理端末は、その表示部に取引不可であ
る旨を表示する(ステップ158)。取引が不可能な場
合とは、利用者が入力した暗証番号等のデータの不備や
取引口座11と補填口座12の両者の残高の合計が取引
決済額に満たなかった場合等である。このとき、取引不
可の表示とともに他の決済モードの利用案内を表示し、
利用者の意向を受けた店員により、他の決済モードの利
用が選択されれば(ステップ159でYES)、上述の
ステップ102の処理へ戻り、他の決済モードの利用が
選択されなければ(ステップ159でNO)、オンライ
ン決済処理を終了する。
【0093】次に、ステップ107での電子マネー決済
処理について説明する。図12は、処理端末におけるオ
フライン決済処理の流れを示すフローチャートである。
【0094】電子マネー決済処理では、処理端末は、最
初に利用者からの暗証番号の入力を受け付ける(ステッ
プ170)。ここで受け付ける暗証番号は、オフライン
決済用のもので、通常、オンライン決済用のものとは異
なる。暗証番号の入力を受け付けた処理端末は、カード
20内に記憶されているオフライン決済用の暗証番号2
6を読み出し、これを入力された暗証番号と比較して利
用者の認証を行う。
【0095】認証に成功すると(ステップ171でYE
S)、処理端末は、カード20内に記憶されている電子
マネーデータ29を読み出す。ここで、電子マネーの残
高が先に入力された取引決済額以上であれば(ステップ
172でNO)、処理端末は、電子マネーの残高を更新
して、これを電子マネーデータ29としてカード20内
に記憶し(ステップ173)、利用明細を出力して(ス
テップ174)、電子マネー決済処理を終了する。この
決済処理は、上述の決済種別No.2に相当する。
【0096】なお、ここでは、電子マネーを利用する際
に利用者による暗証番号の入力を必要としているが、電
子マネーの利用に際して認証を行わないのであれば、電
子マネー決済処理の開始後、直ちに電子マネーデータ2
9を読み出す、つまり、ステップ170、171の処理
を省略することができる。
【0097】一方、処理端末が電子マネーデータ29を
読み出した結果、電子マネーの残高が不足、つまり、取
引決済額未満であった場合には(ステップ172でYE
S)、処理端末は、カード20内に記憶されている補填
口座残高27を読み出し、これを電子マネーの不足額
(取引決済額−電子マネー残高)と比較する。なお、上
述したように電子マネーの利用に際して認証を行う必要
がなく、ステップ170、171の処理を省略した場合
には、電子マネーの残高が不足していた場合に、この認
証処理を行う。
【0098】さて、比較の結果、補填口座残高27が取
引決済額以上であれば(ステップ175でYES)、カ
ード20内に記憶している補填口座残高27を取引決済
額分を減額した値に更新する(ステップ176)。この
とき、カード20が不足累計金額28を記憶している場
合には、この不足累計金額28の値も併せて更新する
(ステップ177)。
【0099】続いて、処理端末は、先に入力された取引
データ等に基づいてオフライン決済処理データを生成し
て記憶し(ステップ178)、このオフライン決済処理
データを情報処理センタ30に送信する(ステップ17
9)。そして、処理端末は、電子マネーの残高を更新し
て、これを電子マネーデータ29としてカード20内に
記憶し(ステップ173)、利用明細を出力して(ステ
ップ174)、電子マネー決済処理を終了する。この決
済処理は、上述の決済種別No.5に相当する。なお、
処理端末は、必ずしも、この時点でオフライン決算処理
データを送信する必要はなく、後で複数のオフライン決
済処理データをまとめて送信するようにしてもよい。
【0100】オフライン決済処理データは、図11
(b)に示すように、「取扱加盟店コード」、「処理端
末番号」、「データ種別」、「取引日時データ」、「取
引金額データ」、「金融機関番号」、「金融機関店番
号」、「補填口座番号」で構成される。このオフライン
決済処理データは、上述したオンライン決済処理データ
と比較して、取引日時データを含むことと暗証番号を含
まないことが特徴であるといえる。取引日時データを含
む理由としては、後の金融機関コンピュータ10の処理
で取引決済日時を特定するためで、暗証番号を含まない
理由としては、オフライン決済処理では、認証を処理端
末側で行っているためである。なお、補填口座12と取
引口座11は、金融機関コンピュータ10により関連付
けられているため、オフライン決済処理データは、補填
口座番号に代えて取引口座番号を含むように構成しても
よい。
【0101】一方、利用者により入力された暗証番号が
間違っていた等の理由で認証に失敗した場合や(ステッ
プ171でNO)、カード20内に記憶されている補填
口座残高27が取引決済額未満であった場合には(ステ
ップ175でNO)、処理端末は、その表示部に取引不
可である旨を表示する(ステップ180)。このとき、
処理端末は、取引不可の表示とともに他の決済モードの
利用案内を表示し(この場合は取引口座11を利用する
オンライン決済のみが可能でオンライン不能なときに
は、カード20は利用不能となる)、利用者の意向を受
けた店員により、他の決済モードの利用が選択されれば
(ステップ181でYES)、上述のステップ102の
処理へ戻り、他の決済モードの利用が選択されなければ
(ステップ181でNO)、電子マネー決済処理を終了
する。
【0102】なお、ここでの説明では、電子マネーの残
高が不足であった場合に(ステップ172でYES)、
直ちに補填口座12を利用するようにしているが、補填
口座12の利用を利用者に確認するようにしてもよく、
補填口座12を利用して電子マネーを補充する(上述の
決済種別No.7に相当)ようにしてもよい。
【0103】次に、ステップ109でのオフライン決済
処理について説明する。図13は、処理端末におけるオ
フライン決済処理の流れを示すフローチャートである。
【0104】オフライン決済処理では、処理端末は、最
初に利用者からの暗証番号の入力を受け付ける(ステッ
プ190)。ここで受け付ける暗証番号は、オフライン
決済用のもので、通常、オンライン決済用のものとは異
なる。ただし、オンライン決済用の暗証番号とオフライ
ン決済用の暗証番号は、いずれも利用者により設定され
るもので、両者を異なるものに設定することを推奨する
ものの、利用者が同一に設定していれば、両者は同一の
ものとなる。
【0105】暗証番号の入力を受け付けた処理端末は、
カード20内に記憶されているオフライン決済用の暗証
番号26を読み出し、これを入力された暗証番号と比較
して利用者の認証を行う。
【0106】認証に成功すると(ステップ191でYE
S)、処理端末は、カード20内に記憶されている補填
口座残高27を読み出し、これを先に入力された取引決
済額と比較する。比較の結果、補填口座残高27が取引
決済額以上であれば(ステップ192でYES)、カー
ド20内に記憶している補填口座残高27を取引決済額
分を減額した値に更新する(ステップ193)。このと
き、カード20が不足累計金額28を記憶している場合
には、この不足累計金額28の値も併せて更新する(ス
テップ194)。
【0107】続いて、処理端末は、先に入力された取引
データ等に基づいてオフライン決済処理データを生成し
て記憶し(ステップ195)、このオフライン決済処理
データを情報処理センタ30に送信する(ステップ19
6)。そして、処理端末は、利用明細を出力して(ステ
ップ197)、オフライン決済処理を終了する。この決
済処理は、上述の決済種別No.9に相当する。なお、
処理端末は、必ずしも、この時点でオフライン決算処理
データを送信する必要はなく、後で複数のオフライン決
済処理データをまとめて送信するようにしてもよい。
【0108】一方、利用者により入力された暗証番号が
間違っていた等の理由で認証に失敗した場合や(ステッ
プ191でNO)、カード20内に記憶されている補填
口座残高27が取引決済額未満であった場合には(ステ
ップ192でNO)、処理端末は、その表示部に取引不
可である旨を表示する(ステップ198)。このとき、
処理端末は、取引不可の表示とともに他の決済モードの
利用案内を表示し、利用者の意向を受けた店員により、
他の決済モードの利用が選択されれば(ステップ199
でYES)、上述のステップ102の処理へ戻り、他の
決済モードの利用が選択されなければ(ステップ199
でNO)、オフライン決済処理を終了する。なお、ステ
ップ199で他の決済モードが選択された際に、当該決
済モードが電子マネー決済処理である場合には、認証処
理を省略してステップ172から電子マネー決済処理を
実行することができる。
【0109】次に、情報処理センタ30(実際には、情
報処理を実行するコンピュータ)の動作について説明す
る。
【0110】図14は、情報処理センタ30における決
済処理の流れを示すフローチャートである。
【0111】情報処理センタ30は、金融機関コンピュ
ータ10との間のオンライン処理が可能な状態で(ステ
ップ200でYES)、加盟店に設置された処理端末か
らオンライン決済処理データを受信すると(ステップ2
01でYES)、処理端末と金融機関コンピュータ10
との間で送受信される各種データの通信を仲介するオン
ライン決済処理を行う(ステップ202)。このとき、
情報処理センタ30は、受信したオンライン決済処理デ
ータに基づいて、接続先となる金融機関を選択し、該当
する金融機関の金融機関コンピュータ10との接続を仲
介する。これらの処理は、金融機関コンピュータ10と
の間でオンライン処理が可能な間、オンライン処理デー
タを受信する毎に行う。
【0112】一方、情報処理センタ30は、金融機関コ
ンピュータ10との間のオンライン処理が不可能な状態
で(ステップ200でNO、ステップ203でNO)、
処理端末からオフライン決済処理データを受信すると
(ステップ204でYES)、受信したオフライン決済
処理データを蓄積する(ステップ205)。このオフラ
イン決済処理データの蓄積は、金融機関コンピュータ1
0とのオンライン処理が不可能な間に、オフライン決済
処理データを受信する毎に行う。そして、情報処理セン
タ30は、金融機関コンピュータ10との間のオンライ
ン処理が可能となると(ステップ203でYES)、蓄
積したオフライン決済処理データを金融機関コンピュー
タ10に送信する(ステップ206)。蓄積したオフラ
イン決済処理データの送信は、オフライン決済処理デー
タ毎に行ってもよいが、同一のカード20により生成さ
れた複数のオフライン決済処理データを1つのオフライ
ン決済処理データとして送信する等の処理を行ってもよ
い。
【0113】なお、ここでの説明は省略したが、情報処
理センタ30は、処理端末からの問い合わせに応じて、
金融機関コンピュータ10との接続の可否を通知する処
理も行う。
【0114】次に、金融機関コンピュータ10の動作に
ついて説明する。
【0115】図15は、金融機関コンピュータ10の動
作の流れを示すフローチャートである。
【0116】金融機関コンピュータ10は、情報処理セ
ンタ30からデータを受信すると(ステップ300でY
ES)、当該データがオンライン決済処理データであれ
ば(ステップ301でYES)、後述するオンライン決
済処理を実行する(ステップ302)。
【0117】また、金融機関コンピュータ10は、受信
したデータがオフライン決済処理データであれば(ステ
ップ301でNO、ステップ303でYES)、後述す
るオフライン決済処理を実行し(ステップ304)、受
信したデータがその他のデータであれば(ステップ30
3でNO)、その他の処理を実行する(ステップ30
5)。そして、実行したその他の処理が、処理端末とオ
ンラインで、かつ、処理端末にカード20が挿入されて
いる状態(残高照会等)で実行するものであれば(ステ
ップ306でYES)、後述する補填口座補充処理を実
行する(ステップ307)。
【0118】次に、ステップ302でのオンライン決済
処理について説明する。図16は、金融機関コンピュー
タ10におけるオンライン決済処理の流れを示すフロー
チャートである。
【0119】金融機関コンピュータ10は、オンライン
決済処理データを受信すると、当該オンライン決済処理
データに基づいて、決済処理の対象となる取引口座11
を特定し、取引口座11の残高と取引額を比較する。比
較の結果、取引口座11の残高が取引額以上であれば
(ステップ320でYES)、取引口座11から取引額
を引き落とし(ステップ321)、取引口座11の残高
を更新する(ステップ322)。そして、後述する補填
口座補充処理を実行し(ステップ323)、処理端末に
対して利用明細データ、補填口座残高データを送信して
(ステップ324)、オンライン決済処理を終了する。
【0120】一方、取引口座11の残高が取引額未満で
あった場合には(ステップ320でNO)、取引口座1
1の不足額を算出する(ステップ325)。そして、取
引口座11に対応する補填口座12の残高が算出した不
足額以上であった場合には(ステップ326でYE
S)、取引口座11から全額を引き落として(ステップ
327)、取引口座11の残高を更新するとともに(ス
テップ328)、補填口座12から不足額分を引き落と
して(ステップ329)、補填口座12の残高を更新す
る(ステップ330)。そして、処理端末に対して、利
用明細データと補填口座残高データを送信して(ステッ
プ331)、オンライン決済処理を終了する。
【0121】また、補填口座12の残高が不足額未満で
あった場合には(ステップ326でNO)、処理端末に
対して取引が不可である旨を通知して(ステップ33
2)、オンライン決済処理を終了する。
【0122】次に、ステップ304でのオフライン決済
処理について説明する。図17は、金融機関コンピュー
タ10におけるオフライン決済処理の流れを示すフロー
チャートである。
【0123】金融機関コンピュータ10は、オフライン
決済処理データを受信すると、当該オフライン決済処理
データに基づいて、補填口座12を特定し、特定した補
填口座から決済額を引き落とし(ステップ340)、補
填口座12の残高を更新する(ステップ341)。そし
て、決済額の引き落としと補填口座12の残高更新の処
理を受信した全てのオフライン決済処理データに対して
行い(ステップ342でNO)、全てのオフライン決済
処理データに対する処理を終了すると(ステップ342
でYES)、情報処理センタ30に決済が完了した旨を
通知し(ステップ343)、オフライン決済処理を終了
する。
【0124】次に、ステップ307およびステップ32
3での補填口座補充処理について説明する。図18は、
金融機関コンピュータ10における補填口座補充処理の
流れを示すフローチャートである。
【0125】補填口座補充処理では、金融機関コンピュ
ータ10は、処理端末と通信を行ってカード20に対応
する補填口座12の口座番号を取得する(ステップ37
0)。続いて、取得した口座番号の補填口座12に対す
る補充条件を確認し、補充条件が満たされていない場合
には(ステップ371でNO)、補填口座補充処理を終
了する。補充条件は、利用者が金融機関との間で決定す
る条件であり、例えば、補充可能な日時の指定や対応す
る取引口座12の残高が一定額以上であること、直接利
用者へ確認する等がある。
【0126】また、補充条件が満たされていれば(ステ
ップ371でYES)、金融機関コンピュータ10は、
処理端末を介してカード20内に記憶されている補填口
座残高27を取得する(ステップ372)。そして、カ
ード20内に記憶されている補填口座残高27と金融機
関コンピュータ10が管理している補填口座12の残高
を比較し、両者が一致しない場合には(ステップ373
でNO)、補填口座補充処理を終了する。補填口座残高
27と補填口座12の残高を比較した場合、基本的には
両者は一致するはずであるが、何らかの理由で、上述し
た処理センタ30によるオフライン決済処理が遅れてい
る場合には、補填口座残高27が補填口座12の残高よ
りも小さな値となっており、この状態で補充処理を実行
すると補填口座残高27と補填口座12の残高に不整合
が生じる可能性がある。このため、ここでは、補填口座
残高27と補填口座12の残高が一致しない場合には、
処理を終了している。ただし、カード20がICカード
等の大容量記憶が可能な媒体で構成されていた場合、オ
フライン決済の明細を記憶しておくことで、補填口座残
高27と補填口座12の残高に不整合を生じさせること
なく、補填口座補充処理を実行することができる。
【0127】一方、補填口座残高27と補填口座12の
残高が一致していた場合には(ステップ373でYE
S)、取引口座11から補填口座12へ資金の補充を行
い(ステップ374)、取引口座11の残高を更新し
(ステップ375)、補填口座11の残高を更新する
(ステップ376)。そして、補充処理を実施した旨の
通知と補填口座残高データを処理端末に送信して、補填
口座補充処理を終了する。
【0128】なお、上述の説明では、オフライン決済処
理データは、金融機関コンピュータ10とのオンライン
接続が不可能な場合に生成し、その後、オンラインが可
能となった際に、金融機関コンピュータ10で処理され
ていたが、金融機関コンピュータ10との接続が可能な
状態でオフライン決済処理データを生成し、直ちに、金
融機関コンピュータ10で処理を行うようにしてもよ
い。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、取引に利用する取引口座に関連付けた補填口座に予
め資金を確保し、該補填口座の残高をカードに記録する
ように構成したので、オンライン決済時の不足分を補填
口座から補うことができるとともに、オンライン決済が
不可能な際に金融機関との通信を行うことなくカードに
記録された情報のみで決済を行うことができる。
【0130】そして、補填口座の資金は、予め確保され
ているため、決済された資金の回収を容易に、かつ、速
やかに行うことができる。
【0131】また、カードに保持している電子マネーの
利用時にも補填口座を利用できるように構成したので、
電子マネーを利用した際に不足額が生じた場合であって
も、補填口座を利用することで決済を行うことができ
る。この場合にも、補填口座の利用に金融機関との通信
を行う必要はなく、資金の回収を容易に、かつ、速やか
に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した際の金融機関による口座の
管理例を示した図である。
【図2】この発明を適用した際の金融機関が利用者に対
して発行するカードの構成例を示した図である。
【図3】カード20を利用した決済方法の種別を示した
図である。
【図4】決済の流れの概略を示した図(1)である。
【図5】決済の流れの概略を示した図(2)である。
【図6】決済の流れの概略を示した図(3)である。
【図7】決済の流れの概略を示した図(4)である。
【図8】決済の流れの概略を示した図(5)である。
【図9】処理端末の動作の流れを示すフローチャートで
ある。
【図10】処理端末におけるオンライン決済処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図11】オンライン決済処理データおよびオフライン
決済処理データの構成例を示した図である。
【図12】カード20が電子マネー機能を有する場合の
処理端末におけるオフライン決済処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図13】処理端末におけるオフライン決済処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図14】情報処理センタ30における決済処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図15】金融機関コンピュータ10の動作の流れを示
すフローチャートである。
【図16】金融機関コンピュータ10におけるオンライ
ン決済処理の流れを示すフローチャートである。
【図17】金融機関コンピュータ10におけるオフライ
ン決済処理の流れを示すフローチャートである。
【図18】金融機関コンピュータ10における補填口座
補充処理の流れを示すフローチャートである。
【図19】デビットカードシステムの概略を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
10 金融機関コンピュータ 11、11−1、11−2 取引口座 12、12−1、12−2 補填口座 20 カード 21 カードID 22 金融機関番号 23 金融機関店番号 24 取引口座番号 25 補填口座番号 26 暗証番号 27 補填口座残高 28 不足累計金額 29 電子マネーデータ 30 情報処理センタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07D 9/00 436 G07D 9/00 451C 451 456A 456 G06K 19/00 U

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金融機関が発行するカード状の記録媒体
    を使用して各種取引の決済を行う取引決済方法におい
    て、 金融機関に開設された第1の口座と第2の口座とを関連
    付けて管理し、前記第2の口座を前記記録媒体を使用し
    た取引決済時にのみ利用可能としたことを特徴とする取
    引決済方法。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体を使用した取引決済時に、
    前記第1の口座の残高が取引決済額に不足した場合に、
    該不足した額を前記第2の口座の残高から補うことを特
    徴とする請求項1記載の取引決済方法。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体は、 金銭に相当する価値を保持し、該保持している価値によ
    り取引決済を行うとともに、該価値が不足した場合に、
    該不足した額を前記第2の口座の残高から補うことを特
    徴とする請求項1記載の取引決済方法。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体は、 前記第2の口座の残高を保持し、該保持している残高の
    範囲内で前記第2の口座の残高を確認することなく取引
    決済に利用されることを特徴とする請求項1または3記
    載の取引決済方法。
  5. 【請求項5】 金融機関が発行するカード状の記録媒体
    を使用して各種取引の決済を行う取引決済システムにお
    いて、 金融機関に開設された第1の口座に前記記録媒体を使用
    した取引決済時にのみ利用可能とした第2の口座を関連
    付けて管理する口座管理手段と、 前記記録媒体に記録されている情報を読み取るととも
    に、前記口座管理手段との通信を行って取引決済を行う
    端末手段とを具備することを特徴とする取引決済システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記口座管理手段は、 前記記録媒体を使用した取引決済時に、前記第1の口座
    の残高が取引決済額に不足した場合には、該不足した額
    を前記第2の口座の残高から補うことを特徴とする請求
    項5記載の取引決済システム。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体は、 金銭に相当する価値を保持し、 前記端末手段は、 前記記録媒体が保持している価値により取引決済を行う
    とともに、該価値が不足した場合に、該不足した額を前
    記第2の口座の残高から補うことを特徴とする請求項5
    または6記載の取引決済システム。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体は、 前記第2の口座の残高を保持し、 前記端末手段は、 前記記録媒体が保持している前記第2の口座の残高の範
    囲内で、前記口座管理手段との通信を行うことなく取引
    決済を行うことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか
    に記載の取引決済システム。
  9. 【請求項9】 前記口座管理手段と前記端末手段との通
    信を仲介する仲介手段をさらに具備し、 前記端末手段は、 前記口座管理手段との通信を行うことなく取引決済を行
    った場合には、該取引決済に必要な決済情報を前記仲介
    手段に送信し、 前記仲介手段は、 前記端末手段から受信した決済情報を前記口座管理手段
    に送信することを特徴とする請求項8記載の取引決済シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記口座管理手段は、 前記端末手段との通信により前記記録媒体に記録されて
    いる情報を書き換えることができることを条件に、前記
    第2の口座の利用額分を前記第1の口座の残高から補充
    することを特徴とする請求項5記載の取引決済システ
    ム。
  11. 【請求項11】 金融機関が発行するカード状の記録媒
    体を使用して各種取引の決済を行う取引決済装置におい
    て、 金融機関に開設された第1の口座に前記記録媒体を使用
    した取引決済時にのみ利用可能とした第2の口座を関連
    付けて管理する口座管理手段と、 前記記録媒体に基づいて処理端末で生成された決済情報
    を受信する通信手段と、 前記通信手段が受信した決済情報に基づいて、前記口座
    管理手段が管理する第1の口座と第2の口座の少なくと
    も一方の残高を更新して決済を行う決済処理手段とを具
    備することを特徴とする取引決済装置。
  12. 【請求項12】 前記決済処理手段は、 前記処理端末と通信可能な状態で、前記通信手段が受信
    した決済情報に基づいて前記第1の口座の残高を更新し
    て決済を行うとともに、該第1の口座の残高が決済額に
    不足した場合には、該不足額を前記第2の口座の残高を
    更新して決済を行うことを特徴とする請求項11記載の
    取引決済装置。
  13. 【請求項13】 前記決済処理手段は、 前記処理端末で生成された後に蓄積された決済情報を前
    記通信手段が受信した際に、該受信した決済情報に基づ
    いて、前記第2の口座の残高を更新して決済を行うこと
    を特徴とする請求項11記載の取引決済装置。
  14. 【請求項14】 前記決済処理手段は、 前記第2の口座の残高が所定額以下となった場合に、前
    記処理端末を介して前記記録媒体に記録されている情報
    を書き換えることができることを条件に、前記第2の口
    座の残高が所定額となるよう前記第1の口座の残高から
    補充することを特徴とする請求項11記載の取引決済装
    置。
  15. 【請求項15】 金融機関との間で通信を行い、該金融
    機関が発行するカード状の記録媒体を使用して各種取引
    の決済を行う取引決済装置において、 前記金融機関との通信が可能な場合には、前記記録媒体
    に記録された情報に基づいて第1の決済情報を生成し、
    前記金融機関との通信が不可能な場合には、前記記録媒
    体に記録された情報に基づいて第2の決済情報を生成す
    る決済情報生成手段を具備することを特徴とする取引決
    済装置。
  16. 【請求項16】 前記決済情報生成手段は、 前記記録媒体に記録されている残高を越えない範囲で、
    前記第2の決済情報を生成することを特徴とする請求項
    15記載の取引決済装置。
  17. 【請求項17】 前記記録媒体に記録されている金銭に
    相当する価値を減額することで取引決済を行う価値処理
    手段をさらに具備し、 前記決済情報生成手段は、 前記価値処理手段が減額すべき価値が不足した場合に、
    該不足額に相当する第2の決済情報を生成することを特
    徴とする請求項15記載の取引決済装置。
  18. 【請求項18】 金融機関が発行するカード状の記録媒
    体を使用して各種取引の決済を行う際に、該記録媒体に
    記録された情報を読み取る処理端末と前記金融機関との
    間の通信を仲介する取引決済装置において、 前記金融機関との通信が可能な場合に前記処理端末から
    送信される第1の決済情報を前記金融機関に送信する通
    信仲介手段と、 前記金融機関との通信が不可能な場合に前記処理端末か
    ら送信される第2の決済情報を蓄積する決済情報蓄積手
    段とを具備し、 前記通信仲介手段は、 前記金融機関との通信が可能な場合に、前記決済情報蓄
    積手段に蓄積されている第2の決済情報を前記金融機関
    に送信することを特徴とする取引決済装置。
  19. 【請求項19】 金融機関により発行され、各種取引の
    決済に必要な情報が記録された記録媒体において、 前記金融機関に開設された口座を特定する口座情報と、 前記金融機関の確認を得ることなく決済が可能な金額を
    示す残高情報とを記録したことを特徴とする記録媒体。
  20. 【請求項20】 金銭に相当し、各種取引の決済に利用
    することのできる価値情報をさらに記録したことを特徴
    とする請求項19記載の記録媒体。
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