JP2009140176A - 取引装置及び取引方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】取引装置の取引にモバイル端末を使用した際、モバイル端末を置き忘れて第三者にモバイル端末が盗まれても、不正利用を防止できるようにする。また、モバイル端末の置き忘れ自体を防止することを可能にする。
【解決手段】取引装置との間での取引の中で、モバイル端末との通信が終了した直後、あるいは取引が終了した直後に、取引装置からモバイル端末に対して、モバイル端末の機能をロックする指定コマンドを発行する。また、取引装置との間での取引の中で、モバイル端末との通信が終了した後、モバイル端末の有無を検索し、モバイル端末が取引装置から取り去られていない場合、取引の次の処理に進まずに、モバイル端末が取り去られるまで、ガイダンスにより注意を促し続ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、取引装置及び取引方法に係り、特に、金融、流通、交通、公共等の分野における、非接触ICを代表とした近距離非接触通信技術を利用して、モバイル端末から取引に必要な情報を取得して取り引きを行う取引装置及び取引方法に関する。
近年、非接触IC、赤外線のような近距離非接触機能を備えた携帯携帯等のモバイル端末が普及しており、金融や流通、交通、公共等の分野で利用される取引装置においても、近距離非接触機能を備えた前述のようなモバイル端末から取引に必要な情報を取得して取引を行うことを可能としたものが設置されている。
前述のような近距離非接触通信に対応した取引装置を利用して取引を実施する際には、取引装置に備えられたリーダライタにモバイル端末をかざすことになるが、装置構造や取引の性質によっては、リーダライタにモバイル端末を置き、モバイル端末から一旦手を離す必要がある。その結果、取引終了後に利用者がモバイル端末を取らずに、置き忘れてしまう事象が発生しており、最悪の場合、第三者によるモバイル端末の盗難が生じて不正利用される恐れが生じている。今後、非接触IC等の近距離非接触通信を利用した取引装置による取引が増加することが予測でき、取引の増加に伴い取引装置にモバイル端末を置き忘れる事象も増加することが考えられる。
置き忘れたモバイル端末の不正利用を防止することができるモバイル端末自身での解決方法として、置き忘れに気付いた利用者がモバイル端末に電話をかけ、リモートによりモバイル端末の機能をロックする機能を有するモバイル端末を利用し、置き忘れに気付いた利用者がモバイル端末に電話をかけて、リモートによりモバイル端末の機能をロックするという方法がある。
また、取引装置側での解決する方法の従来技術として、例えば、特許文献1等に記載された技術が知られている。この従来技術は、取引装置が取引終了後にモバイル端末の置き忘れを検知した際に、警告音等を鳴動することにより利用者に注意を促し、また、タイマ監視により、予め指定した一定時間後もモバイル端末が取り去られていなければ、リーダライタを介して、モバイル端末に対してモバイル端末の機能をロックするための指定コマンドを発行するというものである。
特開2007−87233号公報
前述した置き忘れに気付いた利用者がモバイル端末に電話をかけ、リモートによりモバイル端末の機能をロックする方法は、利用者がモバイル端末を置き忘れてから、それに気付いてリモートによりモバイル端末をロックするまでに、多くの時間を要してしまうことになり、その間に第三者によりモバイル端末が盗難を受けて不正利用される恐れがあるという問題点を有している。また、この技術は、モバイル端末の機能をリモートによりロックするために、電話をかけて必要な操作をするという手間が発生する。
また、特許文献1に記載の従来技術は、利用者がモバイル端末を置き忘れてから、取引装置がモバイル端末の機能をロックするための指定コマンドを発行するまでのタイマ監視中に、第三者にモバイル端末が盗まれた場合、モバイル端末の機能をロックすることができないため、不正利用される恐れがあるという問題点を有している。
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、置き忘れによりモバイル端末が第三者による盗難を受けても、不正利用を防止することができる取引装置を提供することにあり、また、モバイル端末の置き忘れ自体を防止することを可能にした取引装置及び取引方法を提供することにある。
本発明によれば前記目的は、近距離非接触通信を行うためのリーダライタを備え、近距離非接触通信機能を備えたモバイル端末から前記リーダライタを介して取引に必要な情報を取得して前記モバイル端末との間で取引を行う取引装置において、前記リーダライタが、取引を行う処理動作を基に前記モバイル端末の動作機能をロックするための予め定められた指定コマンドを前記モバイル端末に対して発行することにより達成される。
また、前記目的は、近距離非接触通信を行うためのリーダライタを備え、近距離非接触通信機能を備えたモバイル端末から前記リーダライタを介して取引に必要な情報を取得して前記モバイル端末との間で取引を行う取引装置において、前記リーダライタが、取引を行う処理の中で前記モバイル端末から必要な情報を取得してモバイル端末との通信終了したタイミングで、モバイル端末の有無を検索し、モバイル端末が取引装置から取り去られていない場合、取引装置を次の取引の処理に進ませないようしに、また、モバイル端末が取り去られるまで、利用者に対して画面や音声等によりモバイル端末を取り去るように注意を促し続けさせることにより達成される。
本発明によれば、取引装置を利用して取引処理で利用したモバイル端末が置き忘れにより、第三者による盗難を受けても、不正利用を防止することができ、また、モバイル端末の置き忘れ自体を防止することができる。
以下、本発明による取引装置の実施形態を図面により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態による取引装置を使用したシステム構成を示すブロック図である。図示システムの例は、取引装置がATM(現金預け払い装置)であり、携帯電話をモバイル端末として使用したATMシステムの構成例である。
図1に示すATMシステムにおいて、利用者101は、自身が所持する携帯電話102を使用してATM103との間で取引を実施する。ATM103は、ネットワークを介して、センタに設置された監視装置105、店舗内に設置された監視装置106と接続されている。なお、図1に示す例では、ATM103、センタ内の監視装置105、店舗内の監視装置106をそれぞれ1台だけ示しているが、これらは複数台備えられていてよい。
携帯電話102は、非接触ICチップを備えていて、ATM103との間で近距離非接触通信を実行することができる。また、非接触ICチップには、予めカード情報等のATM103を使用する取引に必要な情報が格納されている。
ATM103は、携帯電話102が備えている非接触ICと通信するためのリーダライタ104を備えており、このリーダライタ104は、その上に携帯電話102を置ける形状をしている。利用者101は、ATM103との間の取引の中で、ATM103からの画面や音声によるガイダンスに従って、携帯電話102をリーダライタ104の上に置いて取引を行う。
また、ATM103は、ネットワークを介して、センタに設置された監視装置105あるいは店舗内に設置された監視装置106に取引結果や装置状態を通知する。本発明の実施形態の場合、ATM103は、携帯電話102の置き忘れを監視装置105、106に通知することができる。監視装置105あるいは監視装置106により携帯電話の置き忘れの通知を受けた係員は、予め定められた運用規則等に従って、置き忘れられた携帯電話の回収等の処置を実施することができる。
図2は本発明の一実施形態による取引装置(ATM)の構成示すブロック図である。
ATM103は、近距離非接触通信用のリーダライタ104と、利用者へ操作案内や取引内容を表示する表示部203と、利用者へのご利用明細票を印字発行する明細票印字機構206と、取引や操作履歴を記録印字するジャーナル印字機構207と、利用者へ音声により操作案内等を実施するスピーカ部208と、ATM103全体の動作を制御する制御部209とを備えて構成されている。
前述において、リーダライタ104は、モバイル端末102が備える近距離非接触通信機能との間で通信を行いデータを送受信する送受信部201と、リーダライタ104を制御するリーダライタ制御部202とを備えている。
また、表示部203は、操作案内や取引内容等を表示を行うディスプレイ204と、ディスプレイ204に設けられ、操作を選択するためのキーがディスプレイに表示された場合に、利用者がそのキーを押下して入力情報とするタッチパネル205とを備えている。
ATM全体を制御する制御部209は、上位装置であるサーバ、ホストあるいは前述した監視装置105、106と通信するための通信部210を備えて構成される。なお、図示しないが、この制御部209は、CPU、RAM、ROM、HDD等を備えて構成され、HDD内に格納されたプログラムをCPUがRAMを使用して実行することにより、以後に説明する本発明の実施形態での各処理、ATMとして必要なその他の処理を実施する。
図3は取引に必要な通信終了直後に携帯電話をロックするようにした本発明の実施形態での取引の処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)まず、利用者101は、ATM103の表示部203に表示される取引選択画面から、携帯電話を使用して取引を実施する旨のキーを選択して押下する。この操作は、従来の磁気カードやICカードを使用した取引による処理との切り分けのために顧客に実施させる操作である(ステップ301S)。
(2)次に、利用者101は、表示部203に表示された取引選択画面から、引出し、預入れ、残高照会、振込み等の取引の種類を選択する。ここでは、引出しが選択されたものとして説明を続ける(ステップ302S)。
(3)その後、ATM103は、表示部203やスピーカ部208により、携帯電話102をリーダライタ104の上に置くように案内を行い、リーダライタ104の上に携帯電話102が置かれたことを検知すると、予め取決められた仕様に従い、認証等の手順を踏んだ上で、携帯電話に備えられている非接触ICから必要なデータを読取る(ステップ303S、304S)。
(4)携帯電話102から必要なデータを読取ったATM103は、携帯電話102に対して、携帯電話102の機能をロックするための指定されたコマンドを発行し、携帯電話102の機能をロックする。この時点で、携帯電話102はロックされるため、これ以降に利用者101が携帯電話102を置き忘れて、第三者に携帯電話102を盗まれても不正利用される恐れはない(ステップ305S)。
(5)ATM103は、コマンドの発行後、携帯電話102から機能ロックが実行された旨の応信を受信し、ご利用明細票やジャーナルに記録するために、携帯電話102の機能をロックしたことを、RAM等のメモリに保持する(ステップ306S)。
(6)利用者101は、表示部203に表示された暗証番号入力画面から暗証番号を入力すると共に、表示部203に表示された引出し金額の入力画面から支払い金額を入力する(ステップ307S、308S)。
(7)ATM103は、表示部203やスピーカ部208により、利用者101に携帯電話102を置き忘れないように注意を促すと共に、続いて、紙幣やご利用明細票等の媒体を放出し、利用者101に受け取らせる。このご利用明細票には、ステップ306Sの処理で受信した携帯電話102の機能をロックした結果が印字されており、利用者に通知することができる(ステップ309S、310S)。
(8)ATM103は、取引内容等と合わせて、ステップ306Sの処理で受信した携帯電話102の機能をロックした結果をジャーナルに記録し、表示部203やスピーカ部208により、取引終了を案内して、取引の処理を終了する(ステップ311S、312S)。
図4は連続した取引を考慮して取引に必要な通信終了直後に携帯電話をロックするようにした本発明の実施形態で取引の処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。ここでの処理は、例えば、ATMの場合、残高照会を実施した後、そのまま残高照会の取引を終了せず、連続で取引を続行することを選択させた上で、引出し等の取引を実施する場合の例である。
(1)まず、利用者101は、ATM103の表示部203に表示される取引選択画面から、携帯電話を使用して取引を実施する旨のキーを選択して押下する。この操作は、従来の磁気カードやICカードを使用した取引による処理との切り分けのために顧客に実施させる操作である(ステップ401S)。
(2)次に、利用者101は、表示部203に表示された取引選択画面から、引出し、預入れ、残高照会、振込み等の取引の種類を選択する。ここでは、残高照会が選択されたものとして説明を続ける(ステップ402S)。
(3)その後、ATM103は、表示部203やスピーカ部208により、携帯電話102をリーダライタ104の上に置くように案内を行い、リーダライタ104の上に携帯電話102が置かれたことを検知すると、予め取決められた仕様に従い、認証等の手順を踏んだ上で、携帯電話に備えられている非接触ICから必要なデータを読取る(ステップ403S、404S)。
(4)ATM103は、実行中の取引が、取引の最後で連続取引に移行できるか否かを判断する。この判断は、例えば、すでに説明したように、残高照会を実施した後、引出し等の取引は連続して行うことができるが、暗証番号の変更等の場合、その後に連続した取引を行うことができない等の取引機関である銀行等で予め定められた規則に従って行われる(ステップ405S)。
(5)ステップ405Sの判断で、実施中の取引が連続取引に移行できない取引の場合、これ以降携帯電話102と通信することがないため、ATM103は、携帯電話102に対して、携帯電話102の機能をロックするための指定されたコマンドを発行し、携帯電話102の機能をロックする。この時点で、携帯電話102はロックされるため、これ以降に利用者101が携帯電話102を置き忘れて、第三者に携帯電話102を盗まれても不正利用される恐れはない。また、ATM103は、図3に示すフローのステップ306Sでの処理と同様に、コマンドの発行後、携帯電話102から機能ロックが実行された旨の応信を受信し、ご利用明細票やジャーナルに記録するために、携帯電話102の機能をロックしたことを、RAM等のメモリに保持する(ステップ406S)。
(6)ステップ405Sの判断で、実施中の取引が連続取引に移行できる取引であった場合、この時点では携帯電話102の機能をロックせず、また、ステップ406Sの処理後、利用者101は、表示部203に表示された暗証番号入力画面から暗証番号を入力する。これにより、ATM103は、表示部203に残高の表示を行う(ステップ407S、408S)。
(7)続いて、ATM103は、ご利用明細票を放出し、利用者101に受け取らせ、また、取引内容等をジャーナルに記録する(ステップ409S、410S)。
(8)ATM103は、実施中の取引が、他の取引に連続して移行することができるか否かを判断し、連続取引に移行できる場合、表示部203に連続して次の取引を実施するか否かを利用者に選択させる実施選択画面を表示して、利用者に次の取引の実施の有無を選択させ、利用者101が連続取引の実施を選択した場合、ステップ402Sからの処理に戻って処理を続ける。これにより、利用者101は、再度、表示部203に表示された取引選択画面から、引出し、預入れ、残高照会、振込み等の取引種類を選択して取引を続けることができる(ステップ411S、412S)。
(9)ステップ412Sの実施選択画面から利用者101が次の取引を実施しない選択をした場合、これ以降携帯電話102と通信することがないため、ATM103は、携帯電話102に対して、携帯電話102の機能をロックするための指定されたコマンドを発行し、携帯電話102の機能をロックする(ステップ413S)。
(10)ステップ411Sの判断で、実施中の取引が、他の取引に連続して移行することができないと判断されて場合、あるいは、ステップ413の処理の後、ATM103は、表示部203やスピーカ部208により、利用者101に携帯電話102を置き忘れないように注意を促し、また取引終了を案内して、取引の処理を終了する(ステップ414S、415S)。
図5は取引の終了後に携帯電話の機能をロックするようにした本発明の実施形態で取引の処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)まず、利用者101は、ATM103の表示部203に表示される取引選択画面から、携帯電話を使用して取引を実施する旨のキーを選択して押下する。この操作は、従来の磁気カードやICカードを使用した取引による処理との切り分けのために顧客に実施させる操作である(ステップ501S)。
(2)次に、利用者101は、表示部203に表示された取引選択画面から、引出し、預入れ、残高照会、振込み等の取引の種類を選択する。ここでは、引出しが選択されたものとして説明を続ける(ステップ502S)。
(3)その後、ATM103は、表示部203やスピーカ部208により、携帯電話102をリーダライタ104の上に置くように案内を行い、リーダライタ104の上に携帯電話102が置かれたことを検知すると、予め取決められた仕様に従い、認証等の手順を踏んだ上で、携帯電話に備えられている非接触ICから必要なデータを読取る(ステップ503S、504S)。
(4)次に、用者101は、表示部203に表示された暗証番号入力画面から暗証番号を入力すると共に、表示部203に表示された引出し金額の入力画面から支払い金額を入力する(ステップ505S、506S)。
(5)ATM103は、表示部203やスピーカ部208により、利用者101に携帯電話102を置き忘れないように注意を促すと共に、続いて、紙幣やご利用明細票等の媒体を放出し、利用者101に受け取らせる(ステップ507S、508S)。
(6)ATM103は、取引内容をジャーナルに記録し、表示部203やスピーカ部208により、取引終了を案内して取引の処理を終了するが、この時点で、未だに携帯電話102がリーダライタ104に置かれていることを検知すると、携帯電話102に対して、携帯電話102の機能をロックするための指定コマンドを発行して携帯電話102機能をロックして処理を終了する(ステップ509S〜511S)。
前述した図5に示すフローによる処理によれば、取引が終了するまでに、利用者101が携帯電話102を取り上げていれば、携帯電話102の機能がロックされることがないため、次回使用時に携帯電話102のロックを解除する煩わしさをなくすことが可能になる。
図6は携帯電話からデータを読み取った後、ユーザにリーダライタから携帯電話を取らせ、これを確認してから取引を行うようにした本発明の実施形態で取引の処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)まず、利用者101は、ATM103の表示部203に表示される取引選択画面から、携帯電話を使用して取引を実施する旨のキーを選択して押下する。この操作は、従来の磁気カードやICカードを使用した取引による処理との切り分けのために顧客に実施させる操作である(ステップ601S)。
(2)次に、利用者101は、表示部203に表示された取引選択画面から、引出し、預入れ、残高照会、振込み等の取引の種類を選択する。ここでは、引出しが選択されたものとして説明を続ける(ステップ602S)。
(3)その後、ATM103は、表示部203やスピーカ部208により、携帯電話102をリーダライタ104の上に置くように案内を行い、リーダライタ104の上に携帯電話102が置かれたことを検知すると、予め取決められた仕様に従い、認証等の手順を踏んだ上で、携帯電話に備えられている非接触ICから必要なデータを読取る(ステップ603S、604S)。
(4)携帯電話102から必要なデータを読取ったATM103は、表示部203やスピーカ部208により、「携帯電話をお取り下さい」等を表示、出力して利用者101に携帯電話102を置き忘れないように注意を促し、リーダライタ104により携帯電話102が置かれたままか否かを確認する。この確認で、携帯電話102が検知できなかった場合、すなわち、携帯電話102がリーダライタ104から取り去られていた場合、そのまま次のフローに移行して、公知の取引を続行する(ステップ605S、606S)。
(5)ステップ606Sの確認で、携帯電話102がリーダライタ104から取り去られていなかった場合、タイマ監視により予め指定された一定時間が経過したか否かを判定し、タイマ監視時間内であった場合、ステップ605Sからの処理に戻って、ガイダンスおよびステップ606Sの携帯電話の有無の確認を繰り返し実行する(ステップ607S)。
(6)ステップ607Sの判定で、指定監視時間を超えていた場合、利用者101が携帯電話102をリーダライタ104の上に置いたままATM103から立ち去ったと判断することができるので、ATM103は、監視装置105、106にその旨を通知する。これにより、監視装置105あるいは監視装置106により携帯電話の置き忘れの通知を受けた係員は、運用規則に従って携帯電話102の回収等の処置を実施することができる(ステップ608S)。
(7)監視装置105あるいは監視装置106に携帯電話の置き忘れを通知したATM103は、取引の続行が不可能であると判断して、取引を中断して処理を終了する(ステップ609S)。
前述した図6に示すフローによる処理によれば、必ず取引途中に利用者101に携帯電話102を取り上げさせることができるので、携帯電話の置き忘れを確実に防止させることができる。
図7は前述までに説明した処理での取引装置(ATM)と携帯電話との間での情報の授受を説明するシーケンスチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)ATM103と携帯電話102に備えられた非接触ICとが通信を開始するために、ATM103は、携帯電話102に対してポーリングを実行し、リーダライタ104の通信範囲に携帯電話102があるかを確認する。ATM103は、このポーリングに対する携帯電話102からの応答の有無により、携帯電話102の有無を検知することができる。このポーリングの処理は、置き忘れの判断にも用いられる(ステップ701S)。
(2)認証を行う場合、ATM103と携帯電話102に備えられた非接触ICとは予め決められた仕様に基づいて、ATM103は、携帯電話102に対して認証に必要なデータの取得を要求し、携帯電話102からの応答により必要なデータを取得することにより相互認証を実施する(ステップ702S)。
(3)ATM103は、取引の開始に先だって、携帯電話102に対してデータの読み取りを要求し、携帯電話102からの応答により、携帯電話102備えられた非接触ICから取引に必要な情報の読み出しを実行する(ステップ703S)。
(4)また、図3、4、5に示したフローにより説明したように、取引のフローの中で、ATM103が携帯電話102の機能をロックするための指定コマンドを発行する場合も、ATM103と携帯電話102に備えられた非接触ICとは通信を開始するために、ATM13は、携帯電話102に対してポーリングを実行し、リーダライタ104の通信範囲に携帯電話102があるかを確認する(ステップ704S)。
(5)その後、ATM103が携帯電話102の機能をロックするための指定コマンドを発行すると、その指定コマンドを受信した携帯電話102に備えられた非接触ICは、非接触IC自身あるいは携帯電話の機能をロックし、その結果をATM103に応答する(ステップ705S)。
図8は本発明の実施形態による取引装置と共に使用される携帯電話での機能ロックの処理動作を説明するフローチャート図であり、次に、これについて説明する。
処理動作を説明する前に携帯電話の構成について説明する。携帯電話は、よく知られているように、携帯電話としての通信を行う通信機能部、表示部、キーボード等の入力部、携帯電話全体の制御する制御部、通話用のマイク、スピーカ等を備えて構成される。また、本発明の実施形態で使用する携帯電話には、近距離通信のための非接触ICが備えられている。携帯電話全体を制御する制御部は、CPU、RAM、ROM等を備えて構成され、ROM内に格納されたプログラムをCPUがRAMを使用して実行することにより、電話としての通信の制御や、次に説明する本発明の実施形態での処理を実施する。
(1)まず、取引装置103(ATM)が携帯電話102の機能をロックするための指定コマンドを発行すると、携帯電話102に備えられた非接触ICの制御部は、ATM103から発行されたコマンドを受信する(ステップ801S、802S)。
(2)非接触ICの制御部は、受信したコマンドに含まれる情報に従い、自身の機能をロックし、受信したコマンドのパラメータに携帯電話102側の制御部の機能をロックする指定が含まれているか否かを確認する(ステップ803S、804S)。
(3)ステップ804Sの確認で、受信したコマンドのパラメータに携帯電話102側の機能をロックする指定が含まれていた場合、非接触ICの制御部は、受信した指定コマンドを携帯電話102の制御部へ転送する(ステップ805S)。
(4)携帯電話102の制御部は、非接触ICの制御部から転送されてきた指定コマンドを受信すると、指定コマンドに含まれる情報に従って、自身の機能をロックし、その結果を非接触ICへ応答する(ステップ806S、807S)。
(5)非接触ICの制御部は、ステップ807Sの処理での携帯電話102の制御部からの応答を受信した場合、あるいは、ステップ804Sの確認で、受信したコマンドのパラメータに携帯電話102側の機能をロックする指定が含まれていなかった場合、非接触IC自身あるいは携帯電話の機能をロックした結果を、ATM103へ応答する(ステップ808S、809S)。
(6)ATM103は、ステップ809Sでの携帯電話102からの応答を受信する。ATM103は、受信した携帯電話102をロックした結果を、ご利用明細票やジャーナルに記録することができる(810S)。
前述したように、本発明の実施形態によれば、利用者がモバイル端末を置き忘れた場合でも、利用者が取引装置から立ち去った時点、すなわち、モバイル端末から離れた時点で、すでにモバイル端末が自動ロックされており、ロックされていない状態で第三者に盗まれるようなことがないため、第三者による不正利用を防止することができる。また、モバイル端末を取り去らなければ、利用者は、取引装置の取引を進めることができないため、モバイル端末の置き忘れ自体を防止することができる。
前述した本発明の実施形態での各処理は、プログラムにより構成し、本発明が備えるCPUに実行させることができ、また、それらのプログラムは、FD、CDROM、DVD等の記録媒体に格納して提供することができ、また、ネットワークを介してディジタル情報により提供することができる。
前述したように、本発明の実施形態のよる取引装置は、近距離非接触通信のためのリーダライタとその制御部とを備え、同じく近距離非接触通信機能を備えたモバイル端末と通信を行うことにより、取引に必要な情報を取得することができる機能を備え、さらに、モバイル端末の機能をロックするために、モバイル端末に対して予め指定したコマンドを発行する機能とを備えて構成される。
前述のような構成としたので、本発明の実施形態によれば、利用者が意識しなくても、自動でモバイル端末の機能をロックすることができる。このため、もしモバイル端末を取引装置に置き忘れて第三者に盗まれた場合でも、不正に利用されることを防止することができる。なお、利用者は、必要時に予め決められた通りモバイル端末を操作し、機能のロックを解除すれば、再びモバイル端末を使用することができる。また、モバイル端末をロックする機能の範囲は、取引装置やモバイル端末において本発明によるシステムを構築する際に予め決めておけばよく、取引装置からは、それに応じた指定コマンドを発行することになる。また、利用者にロックする機能の範囲を予め選択させるようにすることも可能である。ここで、モバイル端末をロックする機能の範囲とは、例えば、モバイル端末の全ての機能、近距離非接触通信の機能、当該の取引に関する機能等がある。
また、本発明の実施形態による取引装置は、モバイル端末の機能をロックするための指定コマンドを、取引装置の取引フロー中で、モバイル端末との通信が終了したタイミングで、すなわち、モバイル端末から必要な情報を取得した直後のタイミングで発行するように構成される。
前述のような構成としたので、本発明の実施形態によれば、利用者が取引装置にモバイル端末を置き忘れても、モバイル端末から離れた時点ですでモバイル端末の機能がロックされていることになる。また、何らかの理由で利用者が取引装置の取引が終了しない途中で、モバイル端末を置き忘れたまま立ち去ったとしてもモバイル端末の機能はロックされる。これにより、利用者がモバイル端末から離れた直後に第三者にモバイル端末が盗まれたとしても、不正利用を防止することができる。
さらに、本発明の実施形態による取引装置は、1つの取引後に連続して次の取引を選択することができるようにし、その場合に、モバイル端末との通信が終了した直後にモバイル端末の機能をロックせずに、取引装置による取引が終了したタイミングで指定コマンドを発行できるように、指定コマンドの発行タイミングを切り分けることが可能に構成される。連続した取引とは、通常1つの取引が終了すると、利用者に対して挿入された媒体を全て返却して、取引装置の操作を一旦終了するが、取引によっては、一旦終了せずに、続けて次の取引を実施することが選択できるものがある。例えば、残高照会の取引をした後に、続けて引出しの取引を実施するといったものである。
前述のような構成としたので、本発明の実施形態によれば、連続取引が可能な取引の場合、モバイル端末との通信終了直後に、モバイル端末の機能をロックしないため、モバイル端末を取引装置に置いたまま、次の取引に移行することができる。
また、本発明の実施形態による取引装置は、モバイル端末の機能をロックするための指定コマンドを、取引装置の取引フローの中で、一律に、取引装置の取引が終了したタイミングで発行するように構成される。
前述のような構成としたので、この場合も、本発明の実施形態によれば、利用者が取引終了後に取引装置にモバイル端末を置き忘れても、モバイル端末から離れた時点ですでにモバイル端末の機能がロックされていることになる。これによって、利用者が取引を終了してモバイル端末から離れた直後に第三者にモバイル端末が盗まれたとしても、不正利用を防止することができる。また、取引装置とモバイル端末との通信が終了しても、取引装置の操作は続くため、取引終了までに利用者がモバイル端末を取り去ってしまえば、モバイル端末の機能はロックされないため、次にモバイル端末を使用する際にロックを解除する手間がなくなる。このことは、特に、日頃モバイル端末を使用しないときでも、モバイル端末の操作により機能をロックしないような利用者に有効である。
さらに、本発明の実施形態による取引装置は、モバイル端末の機能をロックするための指定コマンドを発行した際、モバイル端末から発行される機能ロックの実施結果を受信し、その結果を電子ジャーナル等の取引履歴に記録ができるように構成される。
前述のような構成としたので、本発明の実施形態によれば、モバイル端末での取引後にモバイル端末の機能をロックしたか否かを後に確認することができ、例えば、トラブル等が発生した場合の調査の材料にすることもできる。
さらに、本発明の実施形態による取引装置は、モバイル端末の機能をロックするための指定コマンドを発行した際、モバイル端末から発行される機能ロックの実施結果を受信し、その結果を利用者に対して発行するご利用明細票等に印字ができるように構成される。
前述のような構成としたので、利用者はモバイル端末の機能がロックされたことを、取引装置から受取ったご利用明細により確認することができ、次にモバイル端末を使用する際にロックを解除しなければならないことを認識できる。
さらに、本発明の実施形態によるモバイル端末は、モバイル端末自身においても、取引装置から発行された、モバイル端末の機能をロックするための予め指定したコマンドを受信し、その指定コマンド内容により、非接触ICチップ自身の機能、あるいはモバイル端末上の機能をロックすることができる機能を備えて構成される。
前述のような構成としたので、本発明の実施形態によれば、携帯電話は、これまでに記述した色々なタイミングでの取引装置からのモバイル端末の機能をロックするための指定コマンドを受信し、その内容に従って機能をロックすることができる。
さらに、本発明の実施形態による取引装置は、近距離非接触通信のためのリーダライタとその制御部とを備え、同じく近距離非接触通信機能を備えたモバイル端末と通信を行うことにより、取引に必要な情報を取得することができる機能を備え、さらに、取引装置の取引フローの中で、モバイル端末との通信が終了した後、すなわち、モバイル端末から必要な情報を取得した後、モバイル端末の有無を検知し、モバイル端末が取引装置から取り去られていない場合、取引の次のフローに進まずに、モバイル端末が取り去られるまで、利用者に対して画面や音声等によりモバイル端末を取り去るように注意を促し続けるように構成される。
前述のような構成としたので、本発明の実施形態によれば、モバイル端末を取り去らなければ、利用者が取引装置を利用した取引を進めることができないため、モバイル端末の置き忘れ自体を防止することができる。
さらに、本発明の実施形態による取引装置は、モバイル端末の有無を検知し、タイマ監視により、一定時間後にもモバイル端末が取引装置から取り去られていないと判断した場合、店舗あるいはセンタの監視装置に通知するように構成される。
前述のような構成としたので、本発明の実施形態によれば、利用者が何らかの理由で取引の途中にモバイル端末を置いたまま取引装置から立ち去ったと判断することができ、店舗あるいはセンタの監視装置を通じて、係員にモバイル端末の置き忘れを通知できるので、係員がモバイル端末を回収する運用を構築することができる。
なお、前述した本発明の実施形態は、取引装置について金融機関等に設置される現金取引装置(ATM)を例として挙げたが、本発明は、金融、流通、交通、公共等の分野に設置されるあらゆる取引装置に適用可能である。また、モバイル端末についても、携帯電話を例として挙げたが、本発明は、近距離非接触通信の機能を備え、また、取引装置との間での取引に必要な情報を格納することができれば、あらゆるモバイル端末を使用することが可能である。さらに、近距離非接触通信のインタフェースについても非接触ICチップを例として挙げたが、赤外線通信等の様々な形態の通信機能を利用することができる。
本発明の一実施形態による取引装置を使用したシステム構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による取引装置(ATM)の構成示すブロック図である。 取引に必要な通信終了直後に携帯電話をロックするようにした本発明の実施形態での取引の処理動作を説明するフローチャートである。 連続した取引を考慮して取引に必要な通信終了直後に携帯電話をロックするようにした本発明の実施形態で取引の処理動作を説明するフローチャートである。 取引の終了後に携帯電話の機能をロックするようにした本発明の実施形態で取引の処理動作を説明するフローチャートである。 携帯電話からデータを読み取った後、ユーザにリーダライタから携帯電話を取らせ、これを確認してから取引を行うようにした本発明の実施形態で取引の処理動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態での各処理での取引装置(ATM)と携帯電話との間での情報の授受を説明するシーケンスチャートである。 本発明の実施形態による取引装置と共に使用される携帯電話での機能ロックの処理動作を説明するフローチャート図である。
符号の説明
101 利用者
102 携帯電話
103 ATM
104 リーダライタ
105、106 監視装置
201 送受信部
202、209 制御部
203 表示部
204 ディスプレイ
205 タッチパネル
206 明細票印字機構
207 ジャーナル印字機構
208 スピーカ部
209 制御部
210 通信部

Claims (10)

  1. 近距離非接触通信を行うためのリーダライタを備え、近距離非接触通信機能を備えたモバイル端末から前記リーダライタを介して取引に必要な情報を取得して前記モバイル端末との間で取引を行う取引装置において、前記リーダライタは、取引を行う処理動作を基に前記モバイル端末の動作機能をロックするための予め定められた指定コマンドを前記モバイル端末に対して発行することを特徴とする取引装置。
  2. 請求項1記載の取引装置において、前記モバイル端末の動作機能をロックするための指定コマンドを発行するタイミングが、取引処理の中で前記リーダライタが前記モバイル端末から必要な情報を取得し、モバイル端末との通信を終了したタイミングであることを特徴とする取引装置。
  3. 請求項2記載の取引装置において、1つの取引後に連続して次の取引が行われる場合、最初の取引での前記モバイル端末との通信を終了したタイミングでは前記指定コマンドの発行を行わず、取引装置との間でのその後の取引が終了したタイミングで、前記指定コマンドを発行することを特徴とする取引装置。
  4. 請求項1記載の取引装置において、前記モバイル端末の動作機能をロックするための指定コマンドを発行するタイミングが、取引装置との間での取引が終了したタイミングであることを特徴とする取引装置。
  5. 請求項1または2記載の取引装置において、前記モバイル端末の動作機能をロックするための指定コマンドの発行に対して、前記リーダライタは、前記モバイル端末から発行される機能ロックの実施結果を受信し、その結果を電子ジャーナル等の取引履歴に記録させることを特徴とする取引装置。
  6. 請求項1または2記載の取引装置において、前記モバイル端末の動作機能をロックするための指定コマンドの発行に対して、前記リーダライタは、モバイル端末から発行される機能ロックの実施結果を受信し、その結果を利用者に対して発行するご利用明細票等に印字させることを特徴とする取引装置。
  7. 近距離非接触通信を行うためのリーダライタを備え、近距離非接触通信機能を備えたモバイル端末から前記リーダライタを介して取引に必要な情報を取得して前記モバイル端末との間で取引を行う取引装置において、前記リーダライタは、取引を行う処理の中で前記モバイル端末から必要な情報を取得してモバイル端末との通信終了したタイミングで、モバイル端末の有無を検索し、モバイル端末が取引装置から取り去られていない場合、取引装置を次の取引の処理に進ませないようしに、また、モバイル端末が取り去られるまで、利用者に対して画面や音声等によりモバイル端末を取り去るように注意を促し続けさせることを特徴とする取引装置。
  8. 請求項7記載の取引装置において、リーダライタは、タイマ監視により、一定時間後にもモバイル端末が取引装置から取り去られていないと判断した場合、所定の場所に設置されている監視装置にその旨を通知させることを特徴とする取引装置。
  9. 近距離非接触通信を行うためのリーダライタを備え、近距離非接触通信機能を備えたモバイル端末から前記リーダライタを介して取引に必要な情報を取得して前記モバイル端末との間で取引を行う取引装置での取引方法において、前記リーダライタは、取引を行う処理動作を基に前記モバイル端末の動作機能をロックするための予め定められた指定コマンドを前記モバイル端末に対して発行することを特徴とする取引方法。
  10. 近距離非接触通信を行うためのリーダライタを備え、近距離非接触通信機能を備えたモバイル端末から前記リーダライタを介して取引に必要な情報を取得して前記モバイル端末との間で取引を行う取引装置での取引方法において、前記リーダライタは、取引を行う処理の中で前記モバイル端末から必要な情報を取得してモバイル端末との通信終了したタイミングで、モバイル端末の有無を検索し、モバイル端末が取引装置から取り去られていない場合、取引装置を次の取引の処理に進ませないようしに、また、モバイル端末が取り去られるまで、利用者に対して画面や音声等によりモバイル端末を取り去るように注意を促し続けさせることを特徴とする取引方法。
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