JP4309209B2 - 通信システム、カード読み取り装置、カード装置 - Google Patents

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本発明は、カードによって交通機関等を利用可能なポストペイ方式のカードを利用するための通信システムに関し、特に、不正利用を防止することができる通信システムに関する。
電車やバス等の交通機関を利用する際に、乗車券を券売機等で購入することなく、プリペイドカードを購入し、プリペイドカードを改札機に通すことによって、該プリペイドカードに予め設定された金額から必要な料金を差し引き、交通機関の利用が可能になるカードシステムが広く利用されている。
また、前述したプリペイドカードをクレジットカードと組み合わせ、例えば、交通機関の利用時に直接カードに設定された残高から料金を引き落とすのではなく、利用した金額に応じて、後にまとめて支払うポストペイ方式のカードシステムが検討されている。
また、正規のカード所持者を認識し、かつ偽造等の不正使用者を検出できるシステムとして、カードを読み取る販売店端末に識別番号を付し、認証センターで当該識別番号に対応する位置情報を検索し、カード情報からクレジットカード所有者が所有する携帯端末の電話番号を検索し、当該携帯端末の現在位置を検出し、携帯端末の位置と販売店端末の位置とを比較して、クレジットカードの使用者が正規のカード所持者であるか否かを判断するカード認証システムがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−288744号公報
交通カードに、前述のポストペイ方式を導入した場合、利用者は、カードの残額の有無を気にすることなく、交通機関を使用できるという利点がある。しかし、故意又は無意識に不正にカードが使用された場合、又は、紛失・盗難の場合等に、カードの使用を直ちに停止する措置を講じる必要が発生する。また、バス・タクシー等、有線接続が不可能な交通手段に設置されたカード読み取り端末においても、同様に、不正なカードの使用を停止する措置を講ずる必要がある。
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、ポストペイ方式のカード及びカード読み取り端末に、例えば、PHSによる通信等無線通信機能を利用することで、不正なカードの使用を防止することのできるカードシステムに用いられる通信システムを提供することを目的とする。
第1の発明は、無線通信部を有し、カード読み取り装置及び無線基地局と、それぞれ異なる方式で通信をするカードと、無線通信部を有し、前記カード及び無線基地局と、それぞれ異なる方式で通信し、前記カードに記憶された情報を取得するカード読み取り装置と、前記カード及び前記カード読み取り装置と通信する無線基地局と、前記カード及び前記カード読み取り装置が属する通信エリアを登録する位置登録サーバと、前記カードを認証し、使用可否を判定する認証サーバと、を備えたカードシステムにおいて、前記位置登録サーバは、一のカードの位置登録要求に応じて、当該カードの属する通信エリアを登録した場合に、当該カードと同一の通信エリアに属するカード読み取り装置に、前記認証サーバによって判定された当該カードの使用可否の情報を、当該通信エリアに属する無線基地局を介して送信することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記カードは、情報を記憶する記憶部を備え、前記記憶部には、前記カードの使用可否の情報が記憶されることを特徴とする。
第3の発明は、第1および第2の発明において、前記カード読み取り装置は、前記位置登録サーバに対する位置登録の際に、前記カード読み取り装置が属する通信エリアに存在するカードの使用可否の情報を取得することを特徴とする。
第4の発明は、第1から第3の発明において、前記無線基地局は、前記カードの使用可否の情報を、呼出チャネルを用いて送信することを特徴とする。
第5の発明は、通信端末と、前記通信端末と通信を行う無線基地局と、前記無線基地局に接続され、前記通信端末の位置情報を登録する位置登録サーバと、前記位置登録サーバに接続され、前記通信端末の使用可否を認証する認証サーバと、を備えた通信システムにおいて、前記位置登録サーバは、一の通信端末の位置登録要求に応じて、当該通信端末の属する一斉呼出エリアを登録した場合に、当該一斉呼出エリア内に存在する他の通信端末に、前記認証サーバによって判定された当該通信端末の使用可否の情報を、当該一斉呼出エリアに属する無線基地局の呼出チャネルを用いて送信することを特徴とする。
本発明によると、PHS通信機能を備えたカードと、カードの位置(カードが存在する一斉呼出エリア)を登録する位置登録サーバと、カードの使用可否の情報を保持する認証サーバとを備え、カードの認証情報を同一の一斉呼出エリアに送信するので、故意又は無意識にカードの不正な使用を行った場合や、紛失・盗難の場合等に、カードの使用を直ちに停止する等の措置を講じることができ、カードの不正使用を防止することができる。
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態のカードシステムの構成を示すブロック図である。
カード100は、クレジットカードとしても利用できる非接触型のカードである。カード100は、カード読み取り装置200によって、データの書き込み、データの読み出しができる。
カード100には、カード読み取り装置200と通信を行うための無線通信部(対読み取り装置通信部110)、及び、基地局(CS)300と無線通信を行うためのPHS無線部120が備えられている。すなわち、カード100がPHS無線部120によって、基地局300と無線通信を行うことで、通信端末として機能する。
なお、利用者は、カード100を利用したい場合には、予め、カード発行機関に所定の申し込み手続きによる利用登録を行い、カード100の発行を受ける。
カード読み取り装置200は、例えば、駅の改札機に固定的に設置され、また、バスやタクシーの料金収集装置に移動可能に設置される。カード読み取り装置200には、カード100と通信を行うための無線通信部(対カード通信部210)、及び、基地局(CS)300と無線通信を行うためのPHS無線部220が備えられている。PHS無線部220によって基地局300と無線通信を行うことで、カード読み取り装置200も通信端末として機能する。
基地局300は、その各々が所定の範囲の通信端末(カード100及びカード読み取り装置200)と通信することができる通信エリアを構成している。また、複数の基地局300(複数の通信エリア)によって一つの一斉呼出エリア(PA:ページングエリア)が構成されている。なお、図1において、一斉呼出エリアは破線で表されており、基地局300a及び300bが同一の一斉呼出エリアに属している。また、図1に示す例では、基地局300aがカード100及びカード読み取り装置200aと、基地局300bがカード読み取り装置200bと、それぞれ通信を行っている。
基地局300には、位置登録サーバ400がネットワークを介して接続されている。位置登録サーバ400は、通信端末(カード100及びカード読み取り装置200)が、どの一斉呼出エリアに存在するか(どの基地局と通信可能であるか)の情報を、該カード100の固有の情報と共に、位置登録データベース410に登録し保持している。そして、カード100及びカード読み取り装置200が他の一斉呼出エリアに移動する場合は、位置登録データベース410のデータが更新される。
また、位置登録サーバ400には、認証サーバ500が接続されている。認証サーバ500は、カード100の認証情報(カード100の使用可否に関する情報)を、カード認証用データベース510に登録し保持している(図4参照)。
図2は、カード100の構成を示すブロック図である。
カード100には、カード読み取り装置200と通信を行う対読み取り装置通信部110及びアンテナ150、基地局300との通信を行うPHS無線部120及びアンテナ160、カード100の各部を制御する制御部130、カード100の情報を表示する表示部140等から構成されている。
対読み取り装置通信部110は、コイル状のアンテナ150に接続されている。カード100がカード読み取り装置200に接近すると、アンテナ150がカード読み取り装置200から発せられる磁界を受けて、電磁誘導作用によって交流の起電力が生じ、この起電力によって対読み取り装置通信部110を動作させる。そして、この起電力の強弱を、対読み取り装置通信部110の復変調回路によって信号に変換することで、カード読み取り装置200との間でデータの送受信ができる。
PHS無線部120はアンテナ160に接続されており、アンテナ160を介して、基地局300からの電波を受信し、基地局300に電波を送信する。PHS無線部160は、ベースバンド部及びコーデック部が備えられ、アンテナ160からの高周波信号をデータ信号に変換し、またデータ信号を高周波信号に変換してアンテナ160に送ることで、基地局300との間でデータの送受信ができる。なお、このPHS無線部は音声通話機能(送話部や受話部)は持たず、データ通信機能及び通信のための位置登録機能のみを持っている。
制御部130は、カード100の各部の制御を行う。表示部140は制御部130からの信号によって、カード100に記憶された情報や、カード読み取り装置200及び基地局300との通信によって取得した情報(例えば、カードの使用可否、プリペイド金額の残高等)を表示する。
図3は、カード読み取り装置200の構成を示すブロック図である。
カード読み取り装置200には、カード100と通信を行う対カード通信部210及びアンテナ250、基地局300と通信を行うPHS無線部220及びアンテナ260、カード読み取り装置200の各機能を制御する制御部230等から構成されている。
対カード通信部210は、コイル状のアンテナ250に接続されている。対カード通信部210は、アンテナ250を経由して発する磁界の電磁誘導によって、近接されたカード100に起電力を生じさせ、電力を供給する。カード読み取り装置200は、磁界によって生じる交流の起電力の強弱を、対カード通信部210の復変調回路によって信号に変換することで、カード100との間でデータの送受信ができる。
PHS無線部220はアンテナ260に接続されており、アンテナ260を介して、基地局300からの電波を受信し、基地局300に電波を送信する。PHS無線部220は、ベースバンド部及びコーデック部が備えられ、アンテナ260からの高周波信号をデータ信号に変換し、またデータ信号を高周波信号に変換してアンテナ260に送ることで、基地局300との間でデータの送受信ができる。
制御部230は、カード読み取り装置200の各部の制御を行う。
次に、本発明の実施の形態のカードシステムの動作を説明する。
本発明の実施の形態のカードシステムは、カード100にPHSによる通信機能を備えており、基地局300を介して位置登録サーバ400にカード100の位置情報(カード100が存在する一斉呼出エリア)を集中的に管理する。また、カード100の紛失によりカードの使用を中止する場合に、該カードを使用禁止にするための情報を認証サーバ500に保持することで、カード100の不正利用に対して、適切な措置を行うことができるよう構成されている。
まず、カード100は、使用を開始する際(例えば、新たに購入され、動作を開始する際)、又は、ハンドオフにより新たな一斉呼出エリアに移動した際に、位置登録サーバ400に自身の位置情報を登録するよう要求する。位置登録サーバ400は、カード100の位置情報(カード100が存在する一斉呼出エリア)、カード100の固有の情報(例えば、カード100及びカード読み取り装置200に予め割り当てられた固有の情報(PS番号、PSID)、電話番号等)を、位置登録データベース410に位置情報として記録する。
次に、位置登録サーバ400は、認証サーバ500に対して、カード100の認証情報を問合わせる。認証サーバ500は、カード認証用データベース510を参照して、問い合わせを受けたカード100の情報がカード認証用データベース510に使用禁止カードとして登録されているかを検索する。カード認証用データベース510には、カードを紛失した等の理由によて使用が禁止されたカードの情報が記憶されている(図4参照)。カード認証用データベース510に該カードが使用禁止カードとして登録されていれば、そのカードに関する情報を位置登録サーバ400に通知する。位置登録サーバ400は、この通知を受けて、基地局300を介して、該カード100及び同一の一斉呼出エリア内にあるカード読み取り装置200に、該カードの使用を禁止する旨の通知を同報する。この通知により該カード100の使用が不許可となる。また、危険度が高いカード100が使用されようとした場合には、予め契約した警備会社などに通報を行う。
図4は、このカード認証用データベース510の内容の一例を示す。
使用が禁止されたカードに割り当てられている電話番号に対応して、位置、当該カードの危険度が記録されている。この危険度とは、例えば、使用禁止が登録されるまでに繰り返し不正に使用された場合など、悪質な場合ほど危険度が高く設定される。
例えば、表の上段では、一斉呼出エリアが「PA01」、電話番号が「07001234567」であるカード100の危険度が高く、「10」であることが示されている。
図5は、カード100が行う位置登録の処理を示すフローチャートである。
カード100は、一斉呼出エリアに変更があるか否かを判定している(処理1001)。カード100が存在する一斉呼出エリアに変更がない場合は、以後の処理を行わずにこの処理で待機する。カード100が移動しハンドオフが行われることにより、一斉呼出エリアの変更があったと判定した場合は、処理1002に移行する。この判定は、ハンドオフ時にカード100と基地局300とで通信する制御チャネルのメッセージの中の、基地局300の情報であるCSID中に含まれる一斉呼出エリアのIDを参照して判定する。
処理1002では、基地局300に対して位置登録要求信号を送信して、カード100の位置に関する情報を、位置登録サーバ400の位置登録データベース410に登録するように要求する。
位置登録サーバ400への位置登録が終了すると、位置登録サーバ400は位置情報の登録が完了した旨、及び、認証サーバ500から取得した当該カードに関する情報がカード100に送信される。
カード100はこの当該カードに関する情報を受信すると(処理1003)、受信した当該カードに関する情報を、制御部130に備えられているメモリ等の記憶装置に記憶する。次に、当該カードに関する情報(カードの使用期間等の使用条件や、使用禁止の登録がされていた場合には、カードが使用できない旨)を、表示部140に表示する(処理1004)。
なお、当該カードの使用が禁止されている場合には、カードが使用不可能である旨を表示すると共に、制御部130によって当該カードの使用ができなくなるように動作させることもできる。
また、位置登録が完了し、カードの使用が可能になった旨を表示して、使用可能カードであることが確認できた場合にのみ、制御部130によって当該カードの使用を可能とするように動作させてもよい。
図6は、カード読み取り装置200が行う位置登録の処理を示すフローチャートである。
カード読み取り装置200は、一斉呼出エリアに変更があるか否かを判定している(処理2001)。カード読み取り装置200が存在する一斉呼出エリアに変更がない場合は、以後の処理を行わずにこの処理で待機する。カード読み取り装置200が移動しハンドオフが行われることにより、一斉呼出エリアの変更があったと判定した場合は、処理2002に移行する。この一斉呼出エリアの変更の判定は、カード100と同様に、CSID中に含まれる一斉呼出エリアのIDを参照して判定する。
処理2002では、基地局300に対して位置登録要求信号を送信して、カード読み取り装置200の位置に関する情報を、位置登録サーバ400の位置登録データベース410に登録するように要求する。
位置登録サーバ400への位置登録が終了すると、位置登録サーバ400は、登録が完了したカード読み取り装置200の存在する一斉呼出エリア内に存在するカード100のうち、使用が禁止されているカード100の情報がカード読み取り装置200に送信される。
カード読み取り装置200はカード100の情報を受信すると(処理2003)、まず、既に制御部230に備えられているメモリ等の記憶装置に記憶されている、使用が禁止されているカード100の情報を削除する(処理2004)。次に、新たに受信した使用が禁止されているカード100の情報を記憶する。(処理2005)。
このように、新たにカードの情報を受信すると、既に記憶されているカードの情報を削除して、新たに受信したカードの情報を記憶するので、カード読み取り装置200の記憶容量を大きくする必要がない。
図7は、基地局側(位置登録サーバ400及び認証サーバ500)で行われる、カード100の位置登録の処理を示すフローチャートである。
基地局300は、カード100からの位置登録要求(図5の処理1002)があるか否かを監視している(処理3001)。位置登録要求がない場合は、要求があるまでこの処理が繰り返され、待機する。位置登録要求があったと判定したときは、処理3002に移行する。
処理3002では、基地局300は、位置登録要求を受けたカード100に関する情報を登録するように位置登録サーバ400に要求する。そして、位置登録サーバ400は、位置登録要求を受けたカード100が属している一斉呼出エリア、該カード100の電話番号等の情報を、位置登録データベース410に登録する。
次に、位置登録サーバ400は、認証サーバ500に対して、位置登録要求を受けたカード100の情報の検索を要求する(処理3003)。
検索要求を受けた認証サーバ500は、要求のあったカード100の電話番号に基づいてカード認証用データベース510を検索し、当該カードの使用が禁止されている旨の登録がされているか否かを判定する(処理3004)。使用禁止であるとの登録がされていれば、該電話番号のカードは使用が禁止されている旨の通知を位置登録サーバ400に送る(処理3005)。使用禁止であるとの登録がされていなければ、使用可能である旨の通知を位置登録サーバ400に送る(処理3006)。
次に、位置登録サーバ400は、認証サーバ500から使用禁止である旨の通知を受け取ると、基地局300を介して、そのカード100、及び、同一の一斉呼出エリア内に存在するカード読み取り装置200に対して、使用禁止である旨の通知を送信する(処理3007)。
このカードの使用禁止情報は、基地局300から、ページングチャネルのアイドル状態におけるオプションのデータに含められて送信される。よって、同一の一斉呼出エリア内に存在する通信端末(カード100及びカード読み取り装置200)に、当該カードに関する情報を同報することができる。
図8は、基地局側(位置登録サーバ400及び認証サーバ500)で行われる、カード読み取り装置200の位置登録の処理を示すフローチャートである。
基地局300は、カード読み取り装置200からの位置登録要求(図6の処理2002)があるか否かを監視している(処理4001)。位置登録要求がない場合は、要求があるまでこの処理が繰り返され、待機する。位置登録要求があったと判定したときは、処理4002に移行する。
処理4002では、基地局300は、位置登録要求を受けたカード読み取り装置200に関する情報を登録するように位置登録サーバ400に要求する。そして、位置登録サーバ400は、カード読み取り装置200が属している一斉呼出エリア、該カード読み取り装置200の電話番号等の情報を、位置登録データベース410に登録する。
次に、位置登録サーバ400は、認証サーバ500に対して、同一一斉呼出エリア内に存在するカード100の情報の検索を要求する(処理4003)。
検索要求を受けた認証サーバ500は、カード読み取り装置200が存在する一斉呼出エリアに基づいてカード認証用データベース510を検索し、当該一斉呼出エリアに属している、使用が禁止されているカード100の情報を抽出し、抽出した情報を位置登録サーバ400に送る。位置登録サーバ400は、受け取った使用禁止である登録がされているカード100の情報を、基地局300を介して、カード読み取り装置200に送信する(処理4004)。このカードの情報は、基地局300から、位置登録要求をしたカード読み取り装置200に対して個別に送信されるが、ページングチャネルのアイドル状態におけるオプションのデータに含めて送信してもよい。
次に、カード認証用データベース510に使用禁止であると登録されているカード100が使用されようとした場合の処理について説明する。
図9は、カード読み取り装置200の行う、不正なカードが使用されようとした場合の処理を示すフローチャートである。
カード読み取り装置200は、カード100がカード読み取り装置200の対カード通信部210によって読み込まれたか否かを判定している(処理5001)。カード100が読み込まれない場合は、読み込みがあるまでこの処理が繰り返され、待機する。カード100が読み込まれたと判定すると、該カード100と通信を行い、該カード100の情報(例えば、電話番号)を取得する(処理5002)。
次に、位置登録時に(図8の処理4004)、又は、その後(図7の処理3007)取得した使用が禁止されているカードの情報を参照し、読み込んだカード100の使用が禁止されているものとして登録されているか否かを判定する(処理5003)。当該カードの使用が禁止されている場合は処理5004に移行する。使用が禁止されていない場合は処理5007に移行し、該カード100の使用を許可し、所定の処理(例えば、カードからの金額引き落とし等の処理)を行う。
処理5004では、カードの使用禁止の情報から、カードの危険度を参照し、危険度が予め設定されている値よりも大きいか否かを判定する。危険度が所定の値よりも大きい場合は、処理5006に移行し、危険度が所定の値よりも小さい場合は処理5005に移行する。
処理5005では、該カード100の使用を不許可に設定する。このとき、カード読み取り装置200からカード100に対して使用ができない旨を送信して、カード100の表示部140にその旨を表示してもよい。
処理5006では、カード読み取り装置200のPHS無線部220によって、予め設定した警備会社等に発呼を行い、危険度の高いカードが使用された旨を通報する。このとき当該カードが使用不可能とするか、使用可能とするかのいずれかとすることができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態のカードシステムでは、カード100とカード読み取り装置200とにPHS無線部を設け、カード100の紛失等によってそのカードの使用を禁止する際に、該カード100の情報を認証サーバ500に備えたカード認証用データベース510によって管理するので、カード100の不正な利用を事前に防ぐことができる。また、カード読み取り装置200にPHS無線部を備えたので、バスやタクシーなど、有線で接続ができない場所にカード読み取り装置を設置した場合にも、無線通信によって、使用が禁止されたカード100の情報を受け取ることができ、カード100の不正利用を防ぐことができる。さらに、基地局300は、カードの使用禁止情報をページングチャネルのアイドル状態におけるオプションのデータに含めて送信するので、同一の一斉呼出エリア内に存在するカード読み取り装置200に、カードの使用禁止情報を同報することができる。すなわち、近くに(同一の一斉呼出エリア内に)存在するカード読み取り装置200は、同じ使用禁止情報を共有することができる。
本発明は、クレジットカード、キャッシュカード等を使用させるポストペイ方式のカードシステムに利用することができ、特に、電車やバス、タクシー等の様々な交通機関においてポストペイ方式のカードを使用させるカードシステムに好適である。
本発明の実施の形態のカードシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態のカード100の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態のカード読み取り装置200の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態のカード認証用データベース510の内容の一例を示す表である。 本発明の実施の形態のカード100が行う位置登録の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態のカード読み取り装置200が行う位置登録の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の位置登録サーバ400及び認証サーバが行う、カード100の位置登録の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の位置登録サーバ400及び認証サーバが行う、カード読み取り装置200の位置登録の処理を示すフローチャートである。 カード読み取り装置200の行う、不正なカードが使用されようとした場合の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 カード
200a、200b カード読み取り装置
300a、300b 基地局(CS)
400 位置登録サーバ
410 位置登録データベース
500 認証サーバ
510 カード認証用データベース

Claims (5)

  1. 無線通信部を有し、カード読み取り装置及び無線基地局と、それぞれ異なる方式で通信をするカードと、
    無線通信部を有し、前記カード及び無線基地局と、それぞれ異なる方式で通信し、前記カードに記憶された情報を取得するカード読み取り装置と、
    前記カード及び前記カード読み取り装置と通信する無線基地局と、
    前記カード及び前記カード読み取り装置が属する通信エリアを登録する位置登録サーバと、
    前記カードを認証し、使用可否を判定する認証サーバと、を備えたカードシステムにおいて、
    前記位置登録サーバは、一のカードの位置登録要求に応じて、当該カードの属する通信エリアを登録した場合に、当該カードと同一の通信エリアに属するカード読み取り装置に、前記認証サーバによって判定された当該カードの使用可否の情報を、当該通信エリアに属する無線基地局を介して送信することを特徴とするカードシステム。
  2. 前記カードは、情報を記憶する記憶部を備え、
    前記記憶部には、前記カードの使用可否の情報が記憶されることを特徴とする請求項1に記載のカードシステム。
  3. 前記カード読み取り装置は、前記位置登録サーバに対する位置登録の際に、前記カード読み取り装置が属する通信エリアに存在するカードの使用可否の情報を取得することを特徴とする請求項1または2に記載のカードシステム。
  4. 前記無線基地局は、前記カードの使用可否の情報を、呼出チャネルを用いて送信することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のカードシステム。
  5. 通信端末と、
    前記通信端末と通信を行う無線基地局と、
    前記無線基地局に接続され、前記通信端末の位置情報を登録する位置登録サーバと、
    前記位置登録サーバに接続され、前記通信端末の使用可否を認証する認証サーバと、を備えた通信システムにおいて、
    前記位置登録サーバは、一の通信端末の位置登録要求に応じて、当該通信端末の属する一斉呼出エリアを登録した場合に、当該一斉呼出エリア内に存在する他の通信端末に、前記認証サーバによって判定された当該通信端末の使用可否の情報を、当該一斉呼出エリアに属する無線基地局の呼出チャネルを用いて送信することを特徴とする通信システム。
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