JP7192288B2 - 情報提供システムおよび情報提供装置および情報提供処理プログラム - Google Patents

情報提供システムおよび情報提供装置および情報提供処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、顧客からの要求に応じて顧客の残高情報や店舗の混雑状態等を提供する情報提供システムおよび情報提供装置および情報提供処理プログラムに関する。
従来の口座情報提供システムは、顧客からの要求に応じて、カレンダ上に入出金履歴情報等を表示している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005-216097号公報(段落0036、0049-0053、第7図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、顧客が、表示された預金残高に余裕ができた等により資産運用等の金融行動を思いついても、往訪予約ができるか否かが不明であるため顧客の金融行動に結びつかない場合があるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、顧客の金融行動に対する利便性を向上させる手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、上位装置と、情報提供装置とを接続した情報提供システムであって、前記上位装置は、顧客の取引履歴情報と、残高情報を格納する顧客情報格納部を備え、前記情報提供装置は、前記上位装置から、前記取引履歴情報と前記残高情報を取得する顧客口座情報取得部と、店舗の混雑状態を格納する混雑情報格納部と、前記混雑状態と前記取引履歴情報と前記残高情報をカレンダ上に同時に表示するカレンダ情報を作成するカレンダ作成部と、前記作成したカレンダ情報を顧客に送信するカレンダ送信部と、を備えることを特徴とする。
このようにした本発明は、詳細カレンダに、店舗の混雑情報と、顧客の取引履歴情報および残高情報を記載するので、顧客は、金融行動を思いついたときに往訪予約の可否をその場で判断することが可能になり、顧客の利便性を向上させることができるという効果が得られる。
実施例の情報提供システムを示すブロック図 実施例の情報提供サーバの情報提供処理を示すフローチャート 実施例の取引選択画面の表示例を示す説明図 実施例の詳細カレンダ画面の表示例を示す説明図 実施例の往訪予約受付画面の表示例を示す説明図
以下に、図面を参照して本発明による情報提供システムおよび情報提供装置および情報提供処理プログラムの実施例について説明する。
以下に、図1ないし図5を用いて本実施例の情報提供システムおよび情報提供サーバについて説明する。
本実施例の情報提供システムは、図1に示すように、顧客端末1と、ホストコンピュータ2、店舗端末3、インターネットバンキング装置4、情報提供サーバ10を、インターネットや電話回線等の通信回線5により接続して構成される。
顧客端末1は、銀行等の金融機関に口座を開設している預金者(顧客という。)が所有するスマートフォンやパーソナルコンピュータ、タブレット型端末等の端末装置であって、顧客がインターネットバンキング等を行うときに使用する。
上位装置としてのホストコンピュータ2は、金融機関のセンタ等に設置された情報処理装置であって、口座開設者である顧客の顧客情報を格納する、顧客情報格納部としての顧客情報データベース(以下、DBと記す。)2aを保有して顧客の口座を管理する機能等を有している。
顧客情報DB2aには、顧客を個別に識別するための顧客識別子としての顧客IDに対応させて顧客の口座の金融機関名、店番号、口座番号、口座科目、暗証番号、残高情報としての口座残高、取引毎の取引内容を時系列で記録した取引履歴情報等の顧客情報が格納される。
なお、本実施例では、顧客IDとして顧客の口座の店番号と口座番号の組合せが用いられる。
店舗端末3は、金融機関の支店等の各店舗にそれぞれ設置されたパーソナルコンピュータ等の端末装置であって、店舗の窓口のオペレータや事務員、保守員等の係員や、融資や資産運用等の営業部門の担当者等が執務予定や取引内容等を入力するときに使用する。
インターネットバンキング装置4は、インターネットを経由して、金融機関の顧客に取引サービスを提供する情報処理装置であって、金融機関が開設したホームページから顧客による登録を受付けて登録者情報DB4aに格納する機能、顧客の要望に応じて、振込取引、残高照会、取引履歴等を顧客端末1に表示する機能等を有している。
登録者情報DB4aには、顧客IDに対応させて、登録者である顧客名、顧客が登録したパスワード等からなる登録者情報が格納される。
情報提供装置としての情報提供サーバ10は、金融機関の情報管理センタに設置された情報処理装置であって、顧客による店舗の利用情報、各店舗の担当者の執務予定、各店舗の混雑状態等を管理する機能、顧客の要望に応じて、本実施例の詳細カレンダを顧客端末1に表示する機能等を有しており、図1に示す構成を備えている。
情報提供サーバ10の制御部11は、通信部12によって、通信回線5を経由してホストコンピュータ2、店舗端末3、インターネットバンキング装置4と接続しており、情報提供サーバ10内の各部を制御して、本実施例の情報提供処理等を実行する機能等を有している。
通信部12は、情報提供サーバ10とホストコンピュータ2等とを通信回線5を経由して相互に通信可能に接続する機能等を有している。
記憶部13は、制御部11が実行するプログラムやその処理に用いる各種のデータ等を格納するROMや、制御部11による処理結果等を格納するRAM等を備えている。
本実施例の記憶部13には、図2を用いて説明する情報提供処理を行う機能を有する情報提供処理プログラムが予め格納され、そのプログラムに用いる担当者情報を格納する担当者情報格納部13a、各店舗の混雑状態を格納する混雑情報格納部13b、顧客による店舗の利用情報を格納する利用情報格納部13cが設けられている。
担当者情報格納部13aには、各店舗の店舗端末3から送信される資産運用等の営業部門の担当者の、今日以降の日毎、時間帯毎の執務予定等からなる担当者情報が店舗別、担当者別に格納される。
混雑情報格納部13bには、各店舗の、今日以降の日毎、時間帯毎の混雑情報が、店舗別に格納される。
このような混雑情報は、店舗の係員等が、過去の所定の期間(例えば、3年間)の店舗の窓口や現金自動預払機(ATMという。)のそれぞれの利用者数と一人当たりの利用時間の記録を基に、過去の同月同日の混雑状態から、曜日の相違を考慮して現在の同月同日の混雑状態を予測したものである。あるいは、過去の同月同日の混雑状態の内、同じ条件(平日か、土曜日か、日曜日か等)の混雑状態の平均値を求め、自動的に混雑状態の予測値を求めるようにしてもよい。
利用情報格納部13cには、顧客が利用する店舗名と、当該店舗で応対した担当者名(複数の場合は複数の担当者名)等からなる利用情報が格納される。
この場合の顧客が利用する店舗の店舗名は、過去の所定の期間(例えば、3年間)に、顧客が利用した窓口やATMを設置した店舗の中で、利用頻度が最も多い店舗の店舗名が記載される。
また、担当者名は、通常、背の低いカウンタを挟んで顧客と対面しながら座った状態で応対した担当者が、応対後に店舗端末3から、顧客名と応対した担当者名、応対内容、店舗名等からなる応対情報を情報提供サーバ10へ送信し、情報提供サーバ10は、受信した応対情報の担当者名を当該顧客の利用情報に蓄積する。
制御部11には、前記情報提供処理プログラムにより、以下の機能手段が形成される。
顧客口座情報取得部11aは、通信部12、通信回線5を経由してホストコンピュータ2と交信して、顧客の取引履歴情報や残高情報等からなる顧客口座情報を取得する機能を有する。
詳細カレンダ作成部11bは、ホストコンピュータ2から取得した顧客口座情報や、記憶部13から読出した利用情報、担当者情報、混雑情報を基に、カレンダの作成日を含む1月分のカレンダに取引履歴や口座残高、担当者の執務予定、店舗の混雑情報等を書込んだ、詳細カレンダ(図4参照)を作成する機能を有する。
以下に、図2に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って本実施例の情報提供サーバ10による情報提供処理について説明する。
情報提供サーバ10に電源が投入されると、情報提供サーバ10の記憶部13に格納されている情報提供処理プログラムが自動的に起動される。
S1:情報提供処理プログラムが起動すると、情報提供サーバ10の制御部11は、通信部12によって、通信回線5を経由して店舗端末3から送信される担当者情報の受信を待って待機し、店舗端末3から担当者情報を受信した場合はステップS2へ移行する。担当者情報を受信しない場合はステップS3へ移行する。
この場合に、店舗端末3から送信される担当者情報には、店舗名、担当者名および当該担当者の、今日以降の日毎、時間帯毎の執務予定が記載されている。
S2:担当者情報を受信した制御部11は、受信した担当者情報の店舗名、担当者名を基に、記憶部13の担当者情報格納部13aの当該担当者の担当者情報を特定し、特定した担当者情報を、受信した担当者情報に書替えてステップS3へ移行する。
このようにして、担当者情報格納部13aの担当者情報は随時に更新される。
S3:制御部11は、通信部12によって、通信回線5を経由して店舗端末3から送信される混雑情報の受信を待って待機し、店舗端末3から混雑情報を受信した場合はステップS4へ移行する。混雑情報を受信しない場合はステップS5へ移行する。
この場合に、店舗端末3から送信される混雑情報には、店舗名および当該店舗の、今日以降の日毎、時間帯毎の混雑状態が記載されている。
S4:混雑情報を受信した制御部11は、受信した混雑情報の店舗名を基に、記憶部13の混雑情報格納部13bの当該店舗の混雑情報を特定し、特定した混雑情報を、受信した混雑情報に書替えてステップS5へ移行する。
このようにして、混雑情報格納部13aの混雑情報は随時に更新される。
S5:制御部11は、通信部12によって、通信回線5を経由して店舗端末3から送信される応対情報の受信を待って待機し、店舗端末3から応対情報を受信した場合はステップS6へ移行する。応対情報を受信しない場合はステップS7へ移行する。
この場合に、店舗端末3から送信される応対情報には、店舗名および応対した担当者名、顧客名、応対内容が記載されている。
S6:応対情報を受信した制御部11は、受信した応対情報の顧客名を基に、記憶部13の利用情報格納部13cの当該顧客の利用情報を特定し、特定した利用情報に受信した担当者名が存在しない場合は、受信した応対情報の担当者名を書き加えてステップS7へ移行する。
このようにして、利用情報格納部13aの利用情報の担当者名が随時に蓄積される。
S7:制御部11は、上記ステップS1~S6によって、詳細カレンダの作成に用いる各情報を収集しながら、通信部12によって、通信回線5を経由してインターネットバンキング装置4から送信される詳細カレンダ取得要求を受信を待って待機し、インターネットバンキング装置4からの詳細カレンダ取得要求の受信しない場合は、ステップS1へ戻って、ステップS1、S3、S5、S7による待機を継続する。
このインターネットバンキング装置4からの詳細カレンダ取得要求は以下のようにして送信される。
顧客が、顧客端末1の画面上に詳細カレンダを表示しようとする場合、インターネットバンキングの登録者である顧客は、顧客端末1の表示画面に、口座を開設している金融機関のホームページを立上げ、画面上から「インターネットバンキング」を選択して顧客IDやパスワード等を入力する。
顧客端末1は、入力された顧客IDやパスワードを、通信回線5を経由してインターネットバンキング装置4へ送信する。
顧客端末1からの顧客IDやパスワードを受信したインターネットバンキング装置4は、受信した顧客IDを基に登録者情報DB4aの登録者情報を検索し、当該顧客IDが存在し、受信したパスワードと登録されているパスワードが一致する場合は、顧客を登録者と認証して顧客端末1へ取引選択画面を送信する。顧客端末1は、その表示画面に、インターネットバンキング装置4から受信した図3に示す取引選択画面を表示する。
取引選択画面には、取引選択ボタンによる選択を促す旨の文言と、振込取引のための「お振り込み」ボタン、振替取引のための「お振り替え」ボタン、口座残高を照会する残高照会取引のための「残高照会」ボタン、詳細カレンダを表示するための「詳細カレンダ」ボタンが表示される。
本実施例では、顧客は詳細カレンダの表示を選択し、表示画面からタッチパネルやマウス等によって「詳細カレンダ」ボタンを選択する。
顧客による「詳細カレンダ」ボタンの選択を認識した顧客端末1は、インターネットバンキング装置4へ、詳細カレンダ取得要求を送信する。
顧客端末1から詳細カレンダ取得要求を受信したインターネットバンキング装置4は、前記認証に用いた登録者情報の、登録者である顧客名と顧客IDを読出し、読出した顧客名と顧客IDを付した詳細カレンダ取得要求を、通信回線5を経由して情報提供サーバ10のステップS7へ送信する。
インターネットバンキング装置4からの詳細カレンダ取得要求を受信した情報提供サーバ10の制御部11は、受信した顧客名と顧客IDを記憶部13に一時保存してステップS8へ移行する。
S8:詳細カレンダ取得要求の受信した制御部11は、一時保存した顧客IDを読出し、顧客口座情報取得部11aによって、読出した顧客IDを付した顧客口座情報取得要求を、通信部12、通信回線5を経由してホストコンピュータ2へ送信する。
顧客口座情報取得要求を受信したホストコンピュータ2は、受信した顧客IDを基に、顧客情報DB2aを検索し、顧客IDが一致する顧客情報から口座残高である残高情報と、過去の取引履歴情報を読出し、読出した残高情報と取引履歴情報からなる顧客口座情報を、通信回線5を経由して情報提供サーバ10へ送信する。
顧客口座情報取得要求の送信後に、ホストコンピュータ2からの顧客口座情報の受信を待って待機していた情報提供サーバ10の制御部11は、ホストコンピュータ2から顧客口座情報を受信したときに、受信した顧客口座情報を記憶部13に保存する。
S9:顧客口座情報を取得した制御部11は、一時保存した顧客名を基に、記憶部13の利用情報格納部13cの当該顧客の利用情報から店舗名を読出し、読出した店舗名を基に混雑情報格納部13bから当該店舗の混雑情報を読出す。
S10:また、制御部11は、当該顧客の利用情報の店舗名と担当者名を基に、担当者情報格納部13aから当該担当者の執務予定を読出す。
この場合に、利用情報に複数の担当者が記載されているときは、該当する複数の担当者の執務予定を読出す。
S11:混雑情報、担当者情報を読出した制御部11は、記憶部13に保存した顧客口座情報を読出し、これらの情報を基に、詳細カレンダ作成部11bによって、詳細カレンダを作成する。
この詳細カレンダには、図4に示すように、詳細カレンダ取得要求の受信日を含む月の一月分の日付を付した日毎の日付枠を、日曜日から土曜日に向けて一週間毎に縦に配置したカレンダ枠を作成し、受信日を太枠として強調すると共に、受信日以降の各日付枠には、利用情報の店舗名(図の例では、XX支店)とその休業日、店舗の混雑情報の混雑状態、および担当者情報の担当者名(図の例では、担当者YY、ZZ)とその不在予定が記載される。
受信日前の各日付枠には、顧客口座情報の取引履歴情報の取引内容(入出金履歴とその摘要)、残高情報の入出金後の口座残高が記載される。
また、カレンダ枠の上部には、金融行動に対する相談の往訪予約の操作方法が記載され、下部には、金融機関からのメッセージや広告が記載される。
S12:詳細カレンダを作成した制御部11は、顧客名を付した詳細カレンダを、通信部12によって、通信回線5を経由してインターネットバンキング装置4へ送信する。このとき、通信部12は、カレンダ送信部として機能する。
詳細カレンダを受信したインターネットバンキング装置4は、受信した顧客名によって顧客の顧客端末1を特定し、当該顧客端末1へ受信した詳細カレンダを、通信回線5を経由して送信する。
インターネットバンキング装置4から詳細カレンダを受信した顧客端末1は、その表示画面に詳細カレンダ画面(図4参照)を表示する。
顧客端末1に表示された詳細カレンダ画面を視認した顧客は、店舗の混雑状態や担当者の不在予定等の表示内容を確認し、「預金が増えてきたので資産運用の相談に店舗へ行きたい」等の金融行動を思いついた場合は、詳細カレンダ画面から相談希望日を選択して押下する。
相談希望日の選択を受付けた顧客端末1は、選択された相談希望日を付した予約要求をインターネットバンキング装置4へ送信する。
これを受信したインターネットバンキング装置4は、受信した相談希望日、顧客名を付した予約要求を、情報提供サーバ10のステップS13へ送信する。
S13:詳細カレンダの送信後に、制御部11は、予約要求の受信を待って所定の待機時間(例えば、2分間)待機し、所定の待機時間が経過した場合は、顧客による相談希望がなかったと判定して今回の情報提供処理を終了させ、ステップS1へ戻って、ステップS1、S3、S5、S7による待機を継続する。
所定の待機時間の経過前に、インターネットバンキング装置4からの予約要求を受信した場合はステップS14へ移行する。
S14:予約要求を受信した制御部11は、受信した顧客名を基に利用情報から店舗名を読出し、読出した店舗名と顧客名を基に、担当者情報から当該顧客の担当者名を読出し、これら店舗名、担当者名および相談希望日を基に往訪予約受付画面を作成する。
S15:往訪予約受付画面を作成した制御部11は、顧客名を付した往訪予約受付画面を、上記ステップ12と同様にして顧客端末1へ送信し、顧客端末1は、その表示画面に受信した往訪予約受付画面を表示する。
往訪予約受付画面には、図5に示すように、往訪店の店舗名(図の例では、XX支店)、希望する往訪時刻の入力を促す旨の文言、往訪希望日時の入力欄、相談時間の入力欄、応対担当者名の入力欄、相談内容の入力欄等が表示される。
この場合に、往訪希望日の入力欄には、受信した相談希望日が予め表示される。
顧客端末1に表示された往訪予約受付画面を視認した顧客は、プルダウンメニュー等を利用して、往訪希望時刻(図の例では、10時30分)、相談時間(図の例では、1時間)、応対担当者名(図の例では、担当者YY)、相談内容(図の例では、資産運用)を入力する。
このとき、本実施例では、詳細カレンダによって予め担当者YYが不在となる時間帯を報知してあるので、顧客はその時間帯を避けて往訪希望時刻を入力することができる。
往訪予約受付画面からの入力を受付けた顧客端末1は、入力された往訪希望時刻、相談時間、応対担当者名、相談内容からなる予約受付情報を、上記ステップ12と同様にして、情報提供サーバ10のステップS15へ送信する。
S15:往訪予約受付画面の表示データの送信後に、予約受付情報の受信を待って待機していた制御部11は、予約受付情報を受信したときにステップS16へ移行する。予約受付情報を受信しない場合は、前記の待機を継続する。
S16:予約受付情報を受信した制御部11は、担当者情報から受信した応対担当者名の担当者の相談希望日における時間帯毎の執務予定を読出し、受信した往訪希望の時間帯に当該担当者が在席していることを確認した場合は、当該担当者の在籍する店舗の店舗端末3へ、通信部12、通信回線5を経由して、顧客名、往訪希望日時、担当者名、相談時間、相談内容からなる往訪予約情報を送信する。
往訪予約情報を受信した店舗端末3は、受信した担当者名の担当者の執務予定に往訪予約情報の内容を書込む。
なお、受信した往訪希望の時間帯に当該担当者は在席しているが、他の予約が先に決まっている場合、制御部11は、その旨を記した往訪予約変更依頼を、インターネットバンキング装置4を経由して顧客端末1へ送信し、顧客端末1からの予約受付情報を再度受付ける。
一方、店舗端末3へ往訪予約情報を送信した情報提供サーバ10の制御部11は、往訪予約が完了した旨の予約完了通知を、インターネットバンキング装置4を経由して顧客端末1へ送信し、今回の情報提供処理を終了させてステップS1へ戻り、ステップS1、S3、S5、S7による待機を継続する。
この予約完了通知は、インターネットバンキング装置4から顧客端末1へ送信され、顧客は顧客端末1に表示された予約完了通知によって予約成立を確認する。
このようにして、本実施例の情報提供サーバ10による情報提供処理が実行される。
以上説明したように、本実施例では、詳細カレンダに、店舗の混雑情報と、顧客の取引履歴情報および残高情報を記載するので、顧客は、金融行動を思いついたときに往訪予約の可否をその場で判断することが可能になり、顧客の利便性を向上させることができると共に、金融機関は、顧客の金融行動に伴う営業機会を増加させることができる。
また、詳細カレンダに、詳細カレンダ取得要求を行った日以降の店舗の混雑状態と担当者の執務予定を記載するので、顧客は、往訪予約を行う日時をその場で判断することができる。
更に、詳細カレンダ画面から店舗への往訪予約を受付けるので、顧客は、その場で予約の成立を確認することができる。
なお、上記実施例においては、担当者情報格納部13aと混雑情報格納部13bは、情報提供サーバ10に設けるとして説明したが、担当者情報格納部13aと混雑情報格納部13bを備えた混雑照会サーバを設け、その混雑照会サーバを通信回線5に接続して、情報提供サーバ10が詳細カレンダを作成するときに、混雑照会サーバから担当者情報と混雑情報を取得するようにしてもよい。
また、上記実施例においては、インターネットバンキング装置4と情報提供サーバ10は、別に設けるとして説明したが、これらの機能を統合して一つの情報提供サーバ10で情報提供処理等を行うようにしてもよい。
更に、上記各実施例においては、詳細カレンダの表示対象者を特に限定しないものとして説明したが、顧客口座情報を参照し、口座残高が一定額以上の顧客に対して詳細カレンダの表示機能を有効にするようにしてもよい。この場合は「詳細カレンダ」ボタンが表示されない第2の取引選択画面を用意しておき、口座残高が一定額未満の顧客の場合、インターネットバンキング装置4は第2の取引選択画面を顧客端末1へ送信する。これにより、詳細カレンダ機能の提供による往訪予約対象を資産運用等の金融行動が発生する可能性が高い顧客に絞ることができ、金融機関の担当者の業務の効率化を図ることができる。
更に、上記各実施例においては、詳細カレンダの日付枠に、店舗名とその休業日、店舗の混雑状態、および担当者名とその不在予定を記載するとして説明したが、金融機関のホストコンピュータ2やATMのメンテナンス予定や取引停止予定を記載するようにしてもよい。
1 顧客端末
2 ホストコンピュータ
2a 顧客情報データベース
3 店舗端末
4 インターネットバンキング装置
4a 登録者情報データベース
5 通信回線
10 情報提供サーバ
11 制御部
11a 顧客口座情報取得部
11b 詳細カレンダ作成部
12 通信部
13 記憶部
13a 担当者情報格納部
13b 混雑情報格納部
13c 利用情報格納部

Claims (6)

  1. 上位装置と、情報提供装置とを接続した情報提供システムであって、
    前記上位装置は、
    顧客の取引履歴情報と、残高情報を格納する顧客情報格納部を備え、
    前記情報提供装置は、
    前記上位装置から、前記取引履歴情報と前記残高情報を取得する顧客口座情報取得部と

    店舗の混雑状態を格納する混雑情報格納部と、
    前記混雑状態と前記取引履歴情報と前記残高情報をカレンダ上に同時に表示するカレンダ情報を作成するカレンダ作成部と、
    前記作成したカレンダ情報を顧客に送信するカレンダ送信部と、を備えることを特徴とする情報提供システム。
  2. 請求項1に記載の情報提供システムにおいて、
    前記混雑状態は、前記カレンダ情報を送信した日以降の日毎の混雑状態であることを特徴とする情報提供システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の情報提供システムにおいて、
    前記情報提供装置に、店舗の担当者の執務予定を格納する担当者情報格納部を設け、
    前記カレンダ作成部は、
    前記カレンダ情報に、前記カレンダ情報を送信した日以降の日毎の前記担当者の執務予定を記載することを特徴とする情報提供システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の情報提供システムにおいて、
    前記上位装置と、前記情報提供装置とを通信回線を経由して接続すると共に、前記通信
    回線に顧客の顧客端末を接続し、
    前記情報提供装置から送信された前記カレンダ情報を前記顧客端末に表示し、
    前記情報提供装置は、
    前記顧客端末から、店舗への往訪予約を受付けることを特徴とする情報提供システム。
  5. 顧客の取引履歴情報と、残高情報を格納する顧客情報格納部を備えた上位装置に接続す
    る情報提供装置であって、
    前記上位装置から、前記取引履歴情報と前記残高情報を取得する顧客口座情報取得部と、
    店舗の混雑状態を格納する混雑情報格納部と、
    前記混雑状態と前記取引履歴情報と前記残高情報をカレンダ上に同時に表示するカレンダ情報を作成するカレンダ作成部と、
    前記作成したカレンダ情報を顧客に送信するカレンダ送信部と、を備えたことを特徴とする情報提供装置。
  6. 顧客の取引履歴情報と残高情報を格納する顧客情報格納部を備えた上位装置に接続し、
    店舗の混雑状態を格納する混雑情報格納部を備えた情報提供装置の情報提供処理プログラ
    ムであって、
    前記上位装置から、前記取引履歴情報と前記残高情報を取得するステップと、
    前記混雑情報格納部から、前記混雑状態を読出すステップと、
    前記混雑状態と前記取引履歴情報と前記残高情報をカレンダ上に同時に表示するカレンダ情報を作成するステップと、
    前記作成したカレンダ情報を顧客に送信するステップと、を実行することを特徴とする情報提供処理プログラム。
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