JP2002063515A - オンライン口座振替システム及び当該システムを用いた取引方法 - Google Patents

オンライン口座振替システム及び当該システムを用いた取引方法

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JP2002063515A
JP2002063515A JP2000246750A JP2000246750A JP2002063515A JP 2002063515 A JP2002063515 A JP 2002063515A JP 2000246750 A JP2000246750 A JP 2000246750A JP 2000246750 A JP2000246750 A JP 2000246750A JP 2002063515 A JP2002063515 A JP 2002063515A
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Katsuya Ishimatsu
克也 石松
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DAIWA BANK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 買主に過剰な負担を強いたり、売主に新たな
手間を発生させることなく、売主の決済リスクを回避で
きるようにした新しい決済システムを提供せんとするも
のである。 【解決手段】 従来、主として事後的な決済手段として
しか使用されていない口座振替を即時決済の手段として
用いる。そして即時決済は売主から引落請求電文を受け
取ると、買主に通知することなく、この電文を情報記録
手段に予め記録された売主と買主間の合意内容と即時に
照合し、照合内容が一致すれば、即時に該当金額を買主
の口座から引落すようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口座振り替えによ
る新しい決済システムとその方法に関し、特に証券取引
や投資信託への適用が期待される決済システムと方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば従来の証券取引では、注文から4
営業日目に決済されることから、顧客は売買成立後、4
営業日までに証券会社へ代金を振込むか、自分の口座か
ら証券会社の口座に口座振替するという方法をとってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな既存の口座振替においては売買成立から決済までタ
イムラグがあるため、決済リスクが発生するという問題
があるとともに、入金額と取引代金とを照合する消し込
み事務作業が発生している。一方、インターネットを通
じた証券取引では、決済リスクを回避するために注文前
から顧客が代金を振込む方式が一般化しているが、これ
には次のような問題がある。 (1)注文成立可否に拘わらず、事前に顧客が該当資金
を証券会社に振込む必要がある。 (2)顧客にとっては資金を振込む手間が必要であると
ともに、振込み手数料を負担する必要がある。 (3)証券会社側にとっては振り込まれた資金がどの顧
客のものかを照合する消し込み作業の手間が生じる。 これら問題は証券取引における問題であるが、同種の問
題は証券取引以外の取引においてもある。例えば電話や
インターネットを通じて行われる取引などでも事後的な
決済方法が採用されるが、これら取引は、対面販売など
に比べて顧客との信頼関係が希薄で代金回収に対する不
安(決済リスク)がある。また単なる決済リスクだけで
はなく、代金支払不能の商品を事後的に回収することに
なると、売主に回収費用の負担が発生するという問題が
ある。一方、決済リスクを回避しようとして商品提供前
に代金回収を行う方式を採用すれば、上記(1)(2)
(3)と同じように、買主や売主に新たな手間が発生す
る。本発明はかかる現況に鑑みてなされたものであり、
買主に過剰な負担を強いたり、売主に新たな手間を発生
させることなく、売主の決済リスクを回避できるように
した新しい決済システムとその方法を提供せんとするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意検討した
結果、従来、事後的な決済手段としてしか利用されてい
ない口座振替を即時決済の手段として用いることとすれ
ば、上記課題は解決できると考え、この着想に基づき本
発明を完成させた。本発明は次の構成を有する。請求項
1記載の発明は、決済機関に口座を持つ買主が売主から
提供を受けた商品や各種サービスなどの取引対象の提供
対価を口座振替によって支払うための決済システムであ
って、売主のコンピュータに、取引対象への買注文を受
け付ける受付手段と、前記買注文を受け付ける時から取
引対象の買い主への提供が完了するまでの間に決済機関
のコンピュータに対して買主データと取引対象の提供対
価データを含む引落請求電文を送信する引落請求送信手
段とを設け、決済機関のコンピュータに、買主と売主間
における口座振替に関する合意内容の情報を記録する情
報記録手段と、売主のコンピュータから前記引落請求電
文を受信するとその内容が前記情報記録手段に記録され
ている口座振替に関する合意内容と一致するか否かを即
時に照合する手段と、前記照合内容が一致した場合に、
その提供対価の買主の口座からの引落を即時に実行する
引落手段とを設け、引落が実行できた場合には、引落金
額を売主の口座へ即時入金或いは時間をおいて一括入金
したうえ引落完了を売主に通知し、一方、引き落とせな
かった場合には、その旨を売主に通知することを特徴と
している。
【0005】請求項2記載の発明は、取引対象への買注
文を受け付ける段階では提供対価が未確定なものを対象
としている。この場合、売主のコンピュータに設けられ
る受付手段と引落請求送信手段とが請求項1記載の発明
と、その構成が異なる。即ち、請求項2記載の発明で
は、受付手段は、提供対価が未確定な状態で取引対象へ
の買注文を受け付けるという内容を有し、引落請求送信
手段は、買注文を受け付けた後、提供対価が確定した時
点で決済機関のコンピュータに対して買主データと確定
後の提供対価とを含む引落請求電文を送信するという内
容を有している。
【0006】照合手段による照合項目は、売主を特定す
るコード及び暗証番号と、買主の口座番号を特定する情
報などである。
【0007】買主から売主への注文はインターネット又
は電話を通じたものなどが想定される。
【0008】取引としてはあらゆるものが対象となる
が、例えば株式、投資信託等の金融商品の購入、デジタ
ルコンテンツなどのダウンロードサービス、通信回線を
通じたオークションなどが好適なものとして挙げられ
る。
【0009】決済に伴う事務処理は売主のコンピュータ
ーがそのすべてを担ってもよいが、売主のコンピュータ
が備える各手段の一部又は全部を売主からの業務委託を
受けた外部機関のコンピュータによって担わせるように
してもよい。
【0010】このような構成のオンライン口座振替シス
テムの運用は次のようになる。まず買主への取引対象提
供時または買主からの取引対象提供申し入れがあると、
売主は買主データと取引対象の提供価格とを含む請求電
文を即座に決済機関に送り、決済機関に対して買主の口
座から売主の口座への提供対価の口座振替を即時に依頼
する。この依頼を受けた決済機関は、受け取った引落請
求電文の内容と決済機関のコンピュータに記録保存され
ている買主と売主間における口座振替に関する合意内容
が一致するか否かを即時に照合する。そして一致してい
る場合には買主の口座から取引対象提供対価を即時に引
落し、この引落結果を即時に売主に通知する。これによ
り、売主がその引落結果に基づき取引対象提供可否につ
いて判断できるようになる。
【0011】また提供対価が買注文受付け時には未確定
である取引に適用する場合は次のようになる。即ち、提
供対価が未確定な状態で取引対象への買注文を受付け、
受付後、提供対価が確定した時点で売主が提供対価の口
座振替を、買主データと取引対象の提供価格とを含む引
落請求電文を送信することによって即時に決済機関へ依
頼することになる。
【0012】また振替処理の実行時期に関する情報を売
主のコンピューターに与えておき、当該情報に基づいて
振替処理の内容を、取引対象の注文受付と同時に振替処
理する事前振替と、注文受付後或いは取引対象の提供完
了後に振替処理する事後振替とに自動的に振り分けるよ
うにすることも好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図面に基づ
き説明する。図1は本発明を装置構成的に表現した説明
図である。本発明では、売主から買主に対して取引対象
物の提供が行われ、買主から売主への対価の支払いが決
済機関を通じた口座振替によって実行される。ここで取
引対象物とは商品やサービスを指し、対象物が有形であ
るか無形であるかは問わない。取引の形態としては店舗
を通じた対面販売も除外するものではないが、本発明は
インターネットや電話を通じた取引など、売主と買主間
での信頼関係が希薄で買主の決済能力に多少の不安が残
る取引などにより適している。また買主は通常は一般消
費者を指すが、企業が買主となることを除外するもので
はない。決済機関は口座振り替えによる決済サービスを
行う能力を有するものが対象となり、例えば銀行や郵便
局やその他金融機関が挙げられるが、これら以外のもの
であっても決済機能を担うことができるものであれば除
外するものではない。売主及び買主というそれぞれの立
場は、取引対象物の売買という視点から定義される立場
であり、視点を変えればそれぞれ別の呼び名となる。買
主は商品・サービス提供者や金融機関から見ればそれぞ
れにとっての顧客という立場にある。また売主は顧客に
とっては商品・サービス提供者であるし、決済機関にと
っては決済機関に口座振替を委託する委託者の立場にあ
る。以下の説明では、売主、買主及び決済機関という用
語を主として用いるが、他の用語を用いた方が適切と思
われるときには、必要に応じて顧客や委託者という用語
も用いることとする。また、以下の説明では、決済機関
を代表して銀行を例にとって説明する。
【0014】先ず装置構成的に説明すると、本発明は図
1に示すように、買主及び売主並びに銀行のそれぞれに
次のような手段を設けている。買主には売主に対して商
品やサービスの提供を依頼する手段1が設けられてい
る。この具体的手段としては、パソコン1a、携帯電話
1b、固定電話1cや更には商品の購入申込書1dなど
が挙げられる。電話を用いる場合は旧来の音声通話によ
る提供依頼に加えて、電話をデータ送信端末として用い
る場合も対象となる。
【0015】売主には、買主との取引の管理並びに銀行
との情報授受を行うためのコンピュータ2が設けられて
いる。このコンピューター2には顧客データベース5が
構築され、顧客との取引を管理できるようになってい
る。そして、このコンピューター2によって、取引対象
への買注文を受け付ける受付手段3と、引落請求送信手
段4が実現されている。受付手段3と引落請求送信手段
4は1台のコンピューターで担ってもよいし複数台のコ
ンピューターで機能分担してもよい。引落請求送信手段
4とは、銀行のコンピュータ10に対して買主データと
取引対象の提供対価データを含む引落請求電文を送信す
る手段である。
【0016】決済機関である銀行には、銀行の顧客であ
る買主及び売主の情報を管理し、売主と情報授受を行
い、且つ口座振替およびそれに関連する処理を行うため
のコンピューター10が設けられている。このコンピュ
ータ10には買主である顧客の口座情報ファイルを記録
した顧客データベース14と、売主である委託者のファ
イルである委託者ファイルを記録した委託者データベー
ス15とが設けられ、買主と売主に関する情報を管理し
ている。そしてこのコンピュータによって、買主と売主
間における口座振替に関する合意内容の情報を記録する
情報記録手段13と、売主のコンピュータから受け取っ
た引落請求電文の内容を前記情報記録手段13に記録さ
れた内容と照合する照合手段12と、提供対価を買主の
口座から引き落とす引落手段11が実現されている。こ
れら各手段は単一のコンピュータによって担われる場合
もあるし、複数のコンピューターによって担われる場合
もある。
【0017】このように売主及び買主並びに銀行のそれ
ぞれに設けられた各手段が連携することによって図2に
示すような、売主及び買主並びに決済機関との間での処
理がなされる。ここでは証券取引を例に挙げて説明す
る。本システムは銀行と顧客との間にあらかじめ支払委
託契約を交わしておくことが前提となっている。この支
払委託契約は事前に口座振替依頼書を銀行に対して提出
することで成立し、この口座振替依頼書には、例えば次
のような文章、「約定した株式の買付代金が証券会社か
ら請求された時には、私に通知することなく請求書記載
金額を私の預金口座から引落しのうえ支払ってくださ
い。」というような文言が記載されている。そして、こ
のような銀行に対する口座振替の依頼が当該口座振替の
対象企業(売主)名を伴って銀行に対して提出され、そ
の内容が承認されている。これは証券取引に関するもの
であるが、証券取引以外の他の一般取引の場合には、例
えばこの文言は「銀行に売主から請求書が送付された時
は、私に通知することなく、請求書記載金額を私の預金
口座から引き落としのうえ支払ってください。」という
ような文言となる。
【0018】ここで重要なのは証券会社(売主)と顧客
(買主)との間で、個々の取引に先立って事前に口座振
替に関する包括的な合意が形成されているということで
あり、銀行に対して証券会社から株式買付代金の引落請
求があった場合には、顧客に通知することなく振替を実
行して顧客の証券会社に対する債務を解消(決済)する
権限が銀行に与えられているということである。この合
意は、具体的には銀行と証券会社(売主)による代金回
収委託契約(証券会社が銀行に口座振替契約を提出)、
銀行と顧客(買主)による支払委託契約(顧客が銀行に
口座振替依頼書を提出)、顧客(買主)と証券会社(売
主)による支払方法の合意(顧客が証券会社に口座振替
申込書を提出)により形成されている。銀行はこの合意
内容にしたがって顧客(買主)に代わって、売主に対し
て決済を行うことになる。そして銀行が顧客(買主)に
代わってこのような決済を行う環境を整えるための技術
的手段として、証券会社と顧客(買主)との間で交わさ
れた口座振替に関する合意内容を情報として記録してお
く情報記録手段13と、具体的な個々の取引が前記合意
内容と一致しているか否かを照合する照合手段12とが
銀行のコンピューター10に設けられている。合意文に
は、証券会社が銀行に対して引落請求電文を送るとき
に、その引落請求電文が備えなくてはならないデータが
含まれている。このデータは例えば、証券会社を特定す
る情報、顧客の引落口座番号などである。
【0019】図2に基づいて処理の流れを説明すると次
のようになる。まず前提として個々の取引に先立って、
顧客と銀行との間には支払委託契約が結ばれ、他方、証
券会社と銀行との間には代金回収委託契約が結ばれてい
る。これら契約は包括的な契約であり、契約締結以降の
取引全体に適用される。支払委託契約とは、本来、顧客
である買主自身が自ら行わなくてはならない証券会社へ
の株式買付代金の支払を、銀行に委託するという契約で
あり、事前に口座振替依頼書を提出することで結ばれる
ものである。一方、代金回収委託契約とは、本来売主で
ある証券会社が自ら行わなくてはならない買主からの株
式買付代金の回収を、銀行に委託するという契約であ
り、事前に口座振替契約を提出することで結ばれるもの
である。即ち、銀行は買主に対し代金回収を行う権限を
証券会社から事前に包括的に委託され、他方、証券会社
に対して株式買い付け代金を口座振替によって支払う権
限を顧客から事前に包括的に受けておき、買主と売主の
両方から委託を受けた権限に基づき両者間の代金決済を
銀行内部で自己処理することを可能にしている。このよ
うな支払委託契約と代金回収委託契約が事前に結ばれて
いることを前提として、個々の取引において次のような
処理が行われる。尚、以下、〜として説明する内容
は、図2における〜として示す内容に対応し、これ
を詳細化したものである。
【0020】顧客から証券会社に対して株式の購入注
文を出す。 注文成立と同時に、証券会社はあらかじめ口座振替契
約を締結している銀行に対して、顧客口座からの引落請
求データを含む引落請求電文を即時に送信する。この時
送信する引落請求電文には、売主を特定するコード及び
暗証番号と買主の口座番号を特定する情報とが含まれて
いる。 引落請求電文を受け取った銀行は、当該引落請求電文
に含まれる引落請求データの照合を行う。この照合は、
あらかじめ銀行のコンピューターの情報記録手段に記録
されている買主と売主間における口座振替に関する合意
内容と照合する。 照合内容が一致すれば顧客口座からの引落しを即時に
実行する。尚、照合内容が一致しなければ引落しは実行
しない。 銀行から証券会社に対して引落結果が即時に返信され
る。 証券会社は顧客に対して引落結果を連絡する。 引落代金を即時にまたは定期的にまとめて入金する。 このように本発明では、銀行のコンピューターは証券会
社から引落請求電文を受け取ると、顧客に連絡すること
なく、銀行のコンピューターの情報記録手段に予め記録
されている情報と照合することにより引落請求電文の真
偽あるいは正当性を即時に判断し、且つこの判断に基づ
いて即時に引落を実行する。照合の手順は次のようなも
のである。
【0021】図3に示すように引落請求電文を受ける
と、まず委託会社のチェックが行われる。このチェック
は引落請求電文に入力されている委託者を特定する情報
(会社コードなど)とパスワードが、委託者ファイルに
おける委託者を特定する情報(会社コードなど)とパス
ワードと一致するかをチェックすることで行われる。一
致した場合は引落口座のチェックを行い、一致しなかっ
た場合には、エラー処理を行う。エラー処理は引落請求
電文にエラーコードをセットして返信することで行う。
引落口座のチェックは、引落請求電文に保有する委託者
を特定する情報(会社コードなど)が、引落請求電文に
保有する引落口座の口座情報ファイル(オンラインファ
イル)の委託者を特定する情報(会社コードなど)と一
致するかチェックすることで行われる。一致した場合は
引落・入金処理を即時に行い、一致しなかった場合に
は、エラー処理を行う。エラー処理は引落請求電文にエ
ラーコードをセットして返信することで行う。引落・入
金処理は、引落請求電文に保有する引落口座情報に基づ
き集中処理を行うとともに委託者ファイルの入金口座情
報に基づき委託者口座へ該当資金を入金する。そして入
金処理後、引落請求電文を返信する。入金は即時に行っ
てもよいし、その日の取引終了時に一日の取引分をまと
めて入金したり、あるいは数日間の取引分をまとめて入
金するなどしてもよい。
【0022】このような処理を経て売主からの引落請求
電文を受けると照合、引落及び入金の一連の処理が即時
に実行される。本発明の最大の特徴は引落請求電文を売
主から受けると即時に振替処理を実行するということで
あって、引落請求電文を送信する時期に限定はない。但
し、本発明の目的が売主の決済リスクを回避する点にあ
ることを考えると、買注文を受け付ける時から取引対象
の買主への提供が完了するまでの間である必要がある。
また本発明は買注文を受け付けるとき提供対価が確定し
ている場合と、提供対価が未確定である場合との両方に
適応できる。通常の取引では買注文受付時には提供対価
が確定している場合がほとんどであるが、株式の成り行
き注文や通信回線を通じた各種サービスなどサービスが
完了して初めて提供対価の額が確定するものもある。こ
れらのものでは提供対価が確定した段階で引落請求電文
を銀行に対して送るようにすればよい。
【0023】前記実施例は株式購入を例にしたものであ
ったが、図4は、音楽データなどのデジタルコンテンツ
を通信回線を通じて配信するサービス事業に適用した場
合である。この実施例では提供対価が買注文受付け時に
確定している場合を対象としている。この実施例におけ
る処理の流れが図2として示すものと異なるのは、サー
ビスの提供を開始する前に引落請求電文が売主から銀行
に送信されて、サービスの提供を開始する前に買主口座
から提供対価が引き落とされる点である。そして引落し
ができた場合にのみコンテンツの配信を開始し、他方、
引落しできなかった場合には、その旨を売主に通知する
ことになる。このシステムでは、商品やサービス提供に
先立って、買主の支払い能力が検証されるので、売主は
リスクを背負うことなく商品販売やサービスを提供する
ことができる。売主のコンピューターは、図1に示すよ
うに、取引対象への買注文を受け付ける手段3と引落請
求電文を送信する引落請求電文送信手段4を具備してい
るが、これら手段の運営は買注文の増大に伴って多忙に
なることが予想される。そこでこれら手段が持つ機能の
一部又は全部を外部機関に担わせることも考えられる。
図5はこれを示したもので、売主と事務委託契約をかわ
した外部機関としてのソフトウエア会社を設ける場合の
法的関係を示している。このようなソフトウエア会社は
多数の売主との間で事務委託契約を交わし、当該業務に
専業化した企業として自立させることができる。
【0024】図6は、再び証券会社を例に挙げて外部機
関としてのソフトウエア会社を活用する場合の処理の一
連の流れを示している。この場合、その処理の流れは次
のようになる。 買主(顧客)から売主に株式注文がなされる。 注文成立と同時に、証券会社は口座振替に関する情報
をソフトウェア会社に受渡し、決済処理を依頼する。 ソフトウエア会社は銀行に対して即時に引落請求を行
う。 引落請求電文を受け取った銀行は、当該引落請求電文
の照合を行う。照合は予め銀行のコンピューターの情報
記録手段に記録されている買主と売主間における口座振
替に関する合意内容と照合する。 照合内容が一致すれば顧客口座からの引き落としを即
時に実行する。 銀行は引落結果を即時にソフトウエア会社に返信す
る。 ソフトウエア会社は銀行から受け取った引落結果(消
し込み結果)を証券会社に還元する。 証券会社は顧客に対して引落結果を連絡する。 引落代金を即時にまたは定期的にまとめて入金する。
【0025】以上述べたのは、取引対象提供後に引落を
実行する事後返済か、或いは取引対象提供前に引落を実
行する事前返済かのいずれかであったが、これら両返済
方法を使い分けするようなシステムも考えられる。例え
ば一般顧客については事前返済を採用するが、優良顧客
については事後返済を認めるなどである。この場合も、
売主から引落請求電文を受け取ると即時処理することに
変わりはなく、買注文受付け後に即時口座振替を実行す
るか、あるいは買注文受付け前に即時口座振替処理を実
行するかの違いだけである。図7がこの実施例のフロー
チャートである。このフローチャートを簡単に説明す
る。先ず買主から買注文を受け付けると、売主のコンピ
ュータはあらかじめ登録している顧客情報に基づき、当
該顧客の返済時期に関する情報を読み出す。返済時期に
関する情報は顧客データベースに記録されていてもよい
し、売主と買主間の合意内容を記録した情報の中に含ま
れていてもよい。読み出した結果その顧客が、「事前返
済」として分類されていたり、或いは新規顧客で顧客デ
ータそのものが未蓄積である場合には「事前返済モー
ド」で処理する。事前返済モードでは、取引対象を提供
する前に、まず即時口座振替処理(引落処理)が実行さ
れ、引落しされたか否かが即時検証される。そして引落
済であれば、取引対象を提供する。一方、その顧客が
「事後返済」に分類されているならば、まずは注文受付
を行い、商品提供を行った後、即時に引落しを実行す
る。ここで商品提供とは商品提供に関する行為すべてを
指す概念であり、買主(顧客)の手元に商品が到着する
ことを含むことはもちろんのこと、商品の発送やそれに
至る準備行為も含んでいる。ここでは商品提供の後、引
落しを実行しているが、商品提供の前に引落を実行する
ことももちろん可能である。
【0026】本発明のオンライン口座振替システムは買
主に新たな手間を発生させることなく、売主の決済リス
クをなくすことを可能にしたものである。このような口
座振替システムは証券取引や投資信託などの金融商品の
購入をはじめ、インターネットからのデジタルコンテン
ツのダウンロードサービス、電話やインターネットを用
いたオークション、更には通信販売や電子商取引に適用
することができる。その適用範囲は今後ますます拡大す
ることが予想される。
【0027】
【発明の効果】本発明のオンライン口座振替システム及
びその方法は、売主からの引落請求電文を受けた決済機
関は、引落請求の内容照合、買主の口座から該当資金を
引落しを買主に問い合わせることなく、即時に実行する
こととしたから、売主は取引対象物が買主の手に渡る前
に、取引の可否を判断することができるようになり、売
主の決済リスクを著しく軽減することができる。特に商
品やサービスを買主に提供する準備行動を始める前に引
落請求の内容照合、買主の口座から該当資金の引落しを
実行するようにした場合には、その決済リスクを事実上
なくすことができる。そしてこのような効果を実現する
ための技術的手段は、売主と買主間の合意内容を決済機
関のコンピュータが保有する情報記録手段に記録してお
き、各取引ごとに売主から送られてくる引落請求電文
を、前記合意内容に関する情報と比較することで行うよ
うにしたので、その検証過程に売主及び買主双方から異
議が提出される余地はなく、法的合理性も満足してい
る。本発明は今後拡大が予想されるインターネット上で
の各種取引における決済方法としてきわめて有益なもの
といえる。
【0028】請求項8記載のように売主のコンピュータ
が備える各手段の一部または全部が売主から業務委託を
受けた外部機関のコンピューターによって担われるよう
にした場合、売主の手間を大幅に軽減することになる。
また多数の売主を対象として各社から業務委託を受けた
専業機関を作れば有望な新規ビジネスを展開することも
できる。
【0029】請求項12記載のように、振替処理として
振替時期の区別により「事前処理」と「事後処理」とに
分け、予め登録しておいた顧客情報に基づいて、これら
を振り分けるようにした場合、顧客に多様な支払い環境
を提供することができるようになる。そして前記振り分
けを顧客の優良度に応じてを行い、優良顧客を優遇する
こととすれば優良顧客の定着率向上に寄与することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を装置構成的側面からみた説明図
【図2】 本発明を証券取引に適用した場合の処理手順
を示す説明図
【図3】 引落請求電文を照合過程を説明するフローチ
ャート
【図4】 本発明をデジタルコンテンツ配信事業に適用
した場合の処理手順を示す説明図
【図5】 売主コンピューターの一部機能を担う業務委
託を受けた外部機関を設けた場合の処理手順を示す説明
【図6】 本発明を証券取引に適用した場合において証
券会社のコンピューターの一部機能を担う外部機関を設
けた場合の処理手順を示す説明図
【図7】 振替処理に事前振替と事後振替との2つのモ
ードを設けた場合の処理手順を示すフローチャート
【符号の説明】
1 商品・サービス提供依頼手段 1a パソコン 1b 携帯電話 1c 固定電話 1d 購入申込書 2 コンピュータ 3 受付手段 4 引落請求送信手段 5 顧客データベース 10 コンピュータ 11 引落手段 12 照合手段 13 情報記録手段 14 口座情報ファイル 15 委託者ファイル

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 決済機関に口座を持つ買主が売主から提
    供を受けた商品や各種サービスなどの取引対象の提供対
    価を口座振替によって支払うための決済システムであっ
    て、 売主のコンピュータに、 取引対象への買注文を受け付ける受付手段と、前記買注
    文を受け付ける時から取引対象の買い主への提供が完了
    するまでの間に決済機関のコンピュータに対して買主デ
    ータと取引対象の提供対価データを含む引落請求電文を
    送信する引落請求送信手段とを設け、 決済機関のコンピュータに、 買主と売主間における口座振替に関する合意内容の情報
    を記録する情報記録手段と、売主のコンピュータから前
    記引落請求電文を受信するとその内容が前記情報記録手
    段に記録されている口座振替に関する合意内容と一致す
    るか否かを即時に照合する手段と、前記照合内容が一致
    した場合に、その提供対価の買主の口座からの引落を即
    時に実行する引落手段とを設け、 引落が実行できた場合には、引落金額を売主の口座へ即
    時入金或いは時間をおいて一括入金したうえ引落完了を
    売主に通知し、一方、引き落とせなかった場合には、そ
    の旨を売主に通知することを特徴とするオンライン口座
    振替システム。
  2. 【請求項2】 決済機関に口座を持つ買主が売主から提
    供を受けた商品や各種サービスなどの取引対象の提供対
    価を口座振替によって支払うための決済システムであっ
    て、 売主のコンピュータに、 提供対価が未確定な状態で取引対象への買注文を受け付
    ける受付手段と、前記買注文を受け付けた後、提供対価
    が確定した時点で決済機関のコンピュータに対して買主
    データと確定後の提供対価とを含む引落請求電文を送信
    する引落請求送信手段とを設け、 決済機関のコンピュータに、 買主と売主間における口座振替に関する合意内容の情報
    を記録する情報記録手段と、売主のコンピュータから前
    記引落請求電文を受信するとその内容が前記情報記録手
    段に記録されている口座振替に関する合意内容と一致す
    るか否かを即時に照合する照合手段と、前記照合内容が
    一致した場合に、その提供対価の買主の口座からの引落
    を即時に実行する引落手段とを設け、 引落が実行できた場合には、引落金額を売主の口座に通
    知し、一方、引き落とせなかった場合には、その旨を売
    主に通知することを特徴とするオンライン口座振替シス
    テム。
  3. 【請求項3】 照合手段による照合項目が、売主を特定
    するコード及び暗証番号と、買主の口座番号を特定する
    情報とである請求項1又は2記載のオンライン口座振替
    システム。
  4. 【請求項4】 買主から売主への注文がインターネット
    又は電話を通じて行われる請求項1〜3の何れか1項記
    載のオンライン口座振替システム。
  5. 【請求項5】 取引が株式、投資信託等の金融商品の購
    入である請求項1〜4のいずれか1項記載のオンライン
    口座振替システム。
  6. 【請求項6】 取引がデジタルコンテンツのダウンロー
    ドサービスである請求項1〜4のいずれか1項記載のオ
    ンライン口座振替システム。
  7. 【請求項7】 取引が通信回線を通じたオークションで
    ある請求項1〜4のいずれか1項記載のオンライン振替
    システム。
  8. 【請求項8】 売主のコンピュータが備える各手段の一
    部又は全部が売主からの業務委託を受けた外部機関のコ
    ンピュータによって担われる請求項1〜7のいずれか1
    項記載のオンライン口座振替システム。
  9. 【請求項9】 買主への取引対象提供時または買主から
    の取引対象提供申し入れ時に売主が提供対価の口座振替
    を、買主データと取引対象の提供価格とを含む請求電文
    を送信することによって即時に決済機関へ依頼し、決済
    機関は、受け取った引落請求電文の内容と決済機関のコ
    ンピュータに記録保存されている買主と売主間における
    口座振替に関する合意内容が一致するか否かを即時に照
    合し、一致している場合には即時に買主の口座から取引
    対象提供対価を引落し、この引落結果を即時に売主に通
    知することにより、売主がその引落結果に基づき取引対
    象提供可否について即時に判断できるようにした取引方
    法。
  10. 【請求項10】 提供対価が未確定な状態で取引対象へ
    の買注文を受付け、受付後、提供対価が確定した時点で
    売主が提供対価の口座振替を、買主データと取引対象の
    提供価格とを含む引落請求電文を送信することによって
    即時に決済機関へ依頼し、決済機関は、受け取った引落
    請求電文の内容と決済機関のコンピュータに記録保存さ
    れている買主と売主間における口座振替に関する合意内
    容とが一致するか否かを即時に照合し、一致している場
    合には即時に買主の口座から取引対象提供価格を引落
    し、この引落結果を即時に売主に通知することにより、
    売主がその引落結果に基づき取引対象提供可否について
    即時に判断できるようにした取引方法。
  11. 【請求項11】 照合の内容が、決済機関に記録保存さ
    れている口座振替に関する合意内容に記録された売主を
    特定するコード及び暗証番号並びに買主の口座を特定す
    る情報と引落請求電文に含まれているこれらに対応する
    情報との一致性の検証である請求項9又は10記載の取
    引方法。
  12. 【請求項12】 振替処理の内容を、実行時期の区別に
    より、取引対象の注文受付と同時に振替処理する事前振
    替と、注文受付後或いは取引対象の提供完了後に振替処
    理する事後振替とに区別し、売主が保有する買主の前記
    実行時期に関する情報が事前振替又は事後振替のいずれ
    であるかによって振替実行時期を自動的に判断する請求
    項9〜11のいずれか1項記載の取引方法。
  13. 【請求項13】 売主が買主又は決済機関との間で行う
    処理の一部又は全部を売主から業務委託を受けた外部機
    関によって担わせるようにした請求項9〜12のいずれ
    か1項記載の取引方法。
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