JP2002245251A - オンライン証券取引サーバ、口座管理サーバ、オンライン証券取引システム、買い注文決済方法、買い注文決済プログラム、および記録媒体 - Google Patents

オンライン証券取引サーバ、口座管理サーバ、オンライン証券取引システム、買い注文決済方法、買い注文決済プログラム、および記録媒体

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JP2002245251A
JP2002245251A JP2001040838A JP2001040838A JP2002245251A JP 2002245251 A JP2002245251 A JP 2002245251A JP 2001040838 A JP2001040838 A JP 2001040838A JP 2001040838 A JP2001040838 A JP 2001040838A JP 2002245251 A JP2002245251 A JP 2002245251A
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account
securities
amount
reservation
settlement
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Application number
JP2001040838A
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English (en)
Inventor
Takuya Oka
卓哉 岡
Takanori Fukuda
高典 服田
Masaaki Ueda
雅章 上田
Shinya Takagi
伸哉 高木
Yoshihiro Muto
義弘 武藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有価証券の購入代金を確実に決済できるオン
ライン証券取引システムを提供する。 【解決手段】 オンライン証券取引サーバ2は、PC4
から買い注文を受け付けると、買い注文の決済に必要な
金額を算出した後、口座管理サーバ5に対して、投資家
の預金口座から前記金額を確保するように要求する。口
座管理サーバ5は要求された金額を預金口座から決済用
口座に移す。買い注文について約定が成立した場合、オ
ンライン証券取引サーバ2は、口座管理サーバ5に要求
して、決済用口座の資金を用いて買い注文を決済する。
約定が成立しなかった場合には、オンライン証券取引サ
ーバ2は、口座管理サーバ5に要求して、決済用口座の
資金を元の預金口座に戻させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オンライン証券取
引の決済を行うオンライン証券取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及によりネッ
トワーク上で有価証券の売買を行わせるオンライン証券
取引(online trading)が盛んに行われるようになって
きた。オンライン証券取引サービスを提供する証券各社
においては、オンライン証券取引を利用する投資家から
買い注文を受け付ける際に、当該買い注文に係る買付概
算金額を預かる前受け金制度を採用している場合が殆ど
である。従って、投資家は有価証券を購入するに先立っ
て、オンライン口座の残高、または利用するオンライン
証券取引サービスが証券総合口座など通常の口座と連動
している場合にはその残高を確認して、前記買付概算金
額に満たない場合には不足分を前記口座に振り込まなけ
ればならない。また、前受け金制度を採用していない証
券会社では、前記口座の残高が所定金額以上であること
を発注条件としているので、前記口座の残高が前記所定
金額に満たなければ、やはり不足分を前記口座に預け入
れなければならない。
【0003】これに対して、例えば東京証券取引所では
証券会社と郵便局をオンラインで結び、投資家が証券会
社に保有する口座に有価証券の購入代金を振り込んだ
り、証券会社が株式売却代金や配当を投資家の郵便貯金
口座に入金したりするといった手続きが自動引き落とし
でできる、証券資金決済システムの開発を進めている。
この証券資金決済システムによれば、投資家は前記口座
に証券購入代金を振り込んだり、証券会社が証券売却代
金や配当を投資家がもつ郵便貯金口座に入金したりとい
った、証券取引に伴う資金決済の手間を軽減することが
できる。また、インターネットを利用することによって
設備投資を抑え、郵便局は証券会社ごとに一括して決済
するため、振り込み手数料を低減することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記証
券資金決済システムにおいては、郵便局が証券会社ごと
に一括して決済するため、投資家が有価証券を購入し
て、その購入代金を決済する場合、有価証券を購入した
後の一括決済の時期に郵便局と証券会社との間で決済さ
れることになる。
【0005】この時、有価証券を購入した投資家の郵便
貯金口座の残高が不十分の場合、郵便局と証券会社は投
資家が購入した有価証券の購入代金を決済することがで
きず、不渡りが発生するという問題がある。本発明は、
このような問題に鑑みてなされたものであって、有価証
券の購入代金を確実に決済できるオンライン証券取引シ
ステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明に係るオンライン証券取引サーバは、買い注
文を受け付けて執行するオンライン証券取引サーバであ
って、所定の金融機関にて開設された預貯金口座を指定
する口座指定を受け付ける口座指定受付手段と、前記買
い注文を受け付けると、前記金融機関に対して、前記口
座指定にて指定された預貯金口座から所定の金額を予約
金として確保するように要求する予約金確保手段と、前
記買い注文について約定が成立したら、前記予約金を買
い注文の決済に充当する決済手段を備えることを特徴と
する。
【0007】このようにすれば、投資家にとっては、前
受け金を振り込む手間が省け、証券会社にとっては有価
証券の購入代金を確実に決済でき、また、銀行にとって
は証券取引が成立せず、従って決済の必要のないときに
は預金が流出しないという利点がある。なお、預金口座
とは金銭を預け入れるために銀行等の金融機関に設けた
口座をいい、当座預金・普通預金・通知預金・定期預金
などの口座がある。また、貯金口座とは、金銭を預け入
れるために郵便局に設けた口座をいい、通常貯金、定額
郵便貯金などの口座がある。これらの口座を総称して預
貯金口座という。
【0008】また、証券総合口座は、有価証券の取引を
目的として証券会社に設けた口座をいい、預かり金は、
MRF(Money Reserve Fund、新型MMF)で1円単位
で運用される。また、郵便局や都市銀行の現金自動預け
払い機(ATM)から無料で証券総合口座の現金を引き
出せる。また、本発明に係るオンライン証券取引サーバ
は、受け付けた買い注文に応じて予約金の金額を算出す
る予約金額算出手段を、更に備えることを特徴とする。
【0009】或いは、前記買い注文について約定が不成
立の場合には、前記金融機関に対して、予約金の確保を
解除するように要求する解除要求手段を、更に備えるこ
とを特徴とする。本発明に係る口座管理サーバは、預貯
金口座を管理する口座管理サーバであって、預貯金口座
と金額とを指定して、前記預貯金口座から前記金額を予
約金として確保させる確保要求を受け付ける確保要求受
付手段と、前記確保要求を受け付けると、前記預貯金口
座から資金確保用の預貯金口座に前記金額を移す資金確
保手段と、預貯金口座と金額とを指定して、前記予約金
から資金を給付させる給付要求を受け付ける給付要求受
付手段と、給付要求を受け付けると、予約金から要求さ
れた金額を給付要求の要求元に引き渡す資金給付手段と
を備えることを特徴とする。
【0010】また、予約金の確保を解除させる解除要求
を受け付ける解除要求受付手段と、解除要求を受け付け
ると、前記予約金を前記資金確保用の預貯金口座から元
の預貯金口座に戻す予約解除手段を、更に備えることを
特徴とする。本発明に係るオンライン証券取引システム
は、上記のオンライン証券取引サーバと、口座管理サー
バとを備えることを特徴とする。
【0011】本発明に係る買い注文決済方法は、買い注
文を受け付ける買い注文受付ステップと、所定の金融機
関にて開設された預貯金口座を指定する口座指定を受け
付ける口座指定受付ステップと、前記買い注文を受け付
けると、前記金融機関に対して、前記口座指定にて指定
された預貯金口座から所定の金額を予約金として確保す
るように要求する予約金確保ステップと、前記買い注文
について約定が成立したら、前記予約金を買い注文の決
済に充当する決済ステップとを含むことを特徴とする。
【0012】また、受け付けた買い注文に応じて予約金
の金額を算出する予約金額算出ステップを、更に含むこ
とを特徴とする。或いは、前記買い注文について約定が
不成立の場合には、前記金融機関に対して、予約金の確
保を解除するように要求する解除要求ステップを、更に
含むことを特徴とする。
【0013】本発明に係る買い注文決済プログラムは、
上記のいずれかの買い注文決済方法をコンピュータに実
行させることを特徴とする。本発明に係る記録媒体は、
コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、上記の
買い注文決済プログラムを記録していることを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。 (第1の実施の形態) 1. 全体構成 図1は、本実施の形態に係るオンライン証券取引システ
ム(以下、単に「証券取引システム」という。)1の構
成を示した構成図である。図1に示すように、証券取引
システム1は、証券会社Aのサーバ(以下、「証券取引
サーバ」という。)2、銀行Bのサーバ(以下、「口座
管理サーバ」という。)5、および投資家Cのパーソナ
ルコンピュータ(以下、単に「PC」という。)4を、
インターネット3を介して接続した構成となっている。
【0015】なお、証券会社Aは、インターネット3を
介してオンライン証券取引サービス(以下、単に「証券
取引サービス」という。)を提供しており、投資家Cは
当該証券取引サービスの利用者である。また、証券会社
Aと銀行Bは、証券会社Aが提供する証券取引サービス
に関わる決済について提携関係にあり、以下に述べるよ
うに決済を行う。
【0016】投資家Cは、銀行Bに預金口座を保有して
いる。預金口座は、名義、口座番号、および預金口座を
開設した支店を表す支店番号によって特定される。ま
た、投資家Cは、証券取引サービスを利用するために証
券総合口座を証券会社Aに保有している。証券総合口座
は、名義、口座番号、および証券総合口座を開設した支
店を表す支店番号によって特定される。証券会社Aが販
売する証券総合口座は、預かり金をすべて自動的にMR
F(Money Reserve Fund)にて運用する。証券会社A
は、MMF(Money Management Fund)を含む様々な金
融商品を販売しており、投資家Cが購入した有価証券や
金融商品は、証券総合口座を用いて管理される。証券会
社Aは、投資家Cが証券総合口座に保有するMRFまた
はMMFを換金して、買い注文の決済に充当する。以
下、投資家Cが証券総合口座に保有するMRFの評価金
額とMMFの評価金額との合計金額を、投資家Cの証券
総合口座の残高という。
【0017】また、証券会社Aは、銀行Bの預金を口座
振替することによって、証券取引の決済に充当するサー
ビスを提供している。投資家Cは、証券会社Aに証券取
引サービスの利用を申し込む際に口座振替サービスを受
ける旨の特約を交わしており、投資家Cが行なった証券
取引に関わる費用の決済に、前記銀行Bの預金口座の預
金が口座振替により充当される。口座振替特約を結ぶ際
に、投資家Cは、証券会社Aに口座振替依頼書を提出し
ている。図2は、投資家Cが証券会社Aに提出した口座
振替依頼書である。図2に示すように、口座振替依頼書
には、投資家Cが証券取引サービスを利用するために開
設した証券総合口座の明細(支店番号、支店名、証券総
合口座番号、名義など)を記入する欄(図2において
は、「お取引口座明細」とある箇所。)と、投資家Cの
証券取引に関わる費用を充当するために用いる銀行Bの
預金口座の明細(支店番号、支店名、預金口座番号、名
義など)を記入する欄(図2においては、「振替元口座
明細」とある箇所。)とが設けられている。
【0018】証券会社Aと銀行Bとは証券取引に関わる
費用の決済について提携関係にある。証券会社Aは、口
座振替依頼書を銀行Bに送付して、投資家Cの証券取引
に関わる費用の口座振替手続きを依頼する。また、証券
会社Aは、口座振替依頼書の写しを保管する。2. 指
値による買い注文の決済本実施の形態に係る証券取引シ
ステム1を利用して、投資家Cが指値により有価証券を
購入した際の購入費用の決済について、証券取引システ
ム1の動作を説明する。なお、指値による買い注文と
は、投資家Cが買い値段を指定した注文をいう。
【0019】2.1 投資家CによるPC4の操作 (1)初期操作 投資家Cは、証券取引サービスを利用して有価証券を購
入する際、次に述べるような操作によって買い注文デー
タを入力する。まず、投資家Cは、PC4に電源を投入
し、ブラウザを起動して、証券取引サーバ2にアクセス
する。
【0020】(2)ログオン操作 証券取引サーバ2は、所定の認証手続きによりPC4と
の間でセッションが確立されると、PC4に証券取引サ
ービスのログオン画面を表示させる。投資家Cは、ログ
オン画面にて、証券総合口座の口座番号、支店番号、お
よび暗証番号を入力して、証券取引サーバ2に送付す
る。
【0021】(3)エントリ画面 送付した証券総合口座番号、暗証番号、および電子証明
書の正当性が証券取引サーバ2によって確認されると、
証券取引サービスのエントリ画面が投資家CのPC4に
表示される。図3は、証券取引サービスのエントリ画面
を示した図である。エントリ画面10の上部には、タイ
トル文字列「A証券オンライン証券取引サービス」が表
示されており、その下にサービス一覧が表示されてい
る。証券会社Aが提供する証券取引サービスには有価証
券の購入サービス、売却サービス、および注文内容の照
会サービスがあり、それぞれエントリ画面10に表示さ
れた文字列「買い注文」、「売り注文」、または「注文
内容の照会」をクリックすると、ハイパーリンクにより
結び付けられたハイパーテキストが表示される。ここ
で、前記買い注文は当日注文、すなわち発注した当日の
み有効な注文をいうものとする。
【0022】投資家Cは、有価証券を購入する場合に
は、エントリ画面10に表示された文字列「買い注文」
をクリックする。すると、購入する有価証券を選択させ
る有価証券選択画面が表示される。図4は有価証券選択
画面20を示した図である。有価証券選択画面20の上
部には、エントリ画面10と同様に、タイトル文字列
「A証券オンライン証券取引サービス」が表示されてお
り、その下にはサブタイトル文字列「買い注文」が表示
されている。更に、サブタイトル文字列「買い注文」の
下には、有価証券選択メニューが表示されており、証券
取引サービスが取り扱っている有価証券が、国内株式、
株式ミニ投資、転換社債、および投資信託の順に対応す
る各文字列が表示されている。
【0023】国内株式は、国内の証券取引所にて取引さ
れている株式の買い注文を受け付けるサービスであり、
指定された国内株式についてその単位株数を整数倍した
株数の買い注文を受け付ける。また、株式ミニ投資は、
証券会社Aが特に株式ミニ投資制度の適用対象に指定し
ている株式銘柄について単位株数の10分の1の整数倍
であって10分の9以下の株数の買い注文を受け付け
る。例えば、単位株数が1,000株の株式銘柄におい
ては、買付数量として100株、200株、…、900
株のいずれかを受け付ける。転換社債、投資信託につい
ても、証券会社Aが取扱い対象としている銘柄について
買い注文を受け付ける。
【0024】これら有価証券選択メニューに表示された
各文字列のいずれかをクリックすると、ハイパーリンク
により結び付けられたハイパーテキストであって、各選
択内容に対応したハイパーテキストが表示される。ここ
では、投資家Cが国内株式を購入する場合を例にとって
説明する。 (4)国内株式選択画面 投資家Cは、国内株式を購入する場合には、有価証券選
択画面20に表示された文字列「国内株式」をクリック
する。すると、購入する国内株式を選択させる国内株式
選択画面が表示される。図5は、国内株式選択画面30
を示した図である。国内株式選択画面30には、有価証
券選択画面20と同様に、タイトル文字列とサブタイト
ル文字列が表示されており、タイトル文字列は「A証券
オンライン証券取引サービス」であり、サブタイトル文
字列は「買い注文/国内株式」である。
【0025】国内株式選択画面30には、更に、買い注
文の対象である国内株式を特定するための証券コードを
受け付けるテキストボックス31が表示されている。な
お、証券取引サービスにおいては、証券コードとして、
証券取引所にて用いられている4桁の証券コード(00
00〜1299は債券銘柄に、1300〜9999は株
式銘柄に割り当てられる。)を使用している。投資家C
はテキストボックス31に購入したい国内株式の証券コ
ード(図5においては、「1300」を例示した。)を
入力する。
【0026】その他、国内株式選択画面30において
は、証券コードを検索するサービスが提供されており、
文字列「検索サービス」がクリックされると、ハイパー
リンクされた検索サービス画面が投資家CのPC4に表
示される。また、国内株式選択画面30は、文字列「次
へ進む」を表示したボタン32を備えており、当該「次
へ進む」ボタン32がクリックされると、当該「次へ進
む」ボタン32にハイパーリンクされた買い注文入力画
面を表示させる。
【0027】(5)買い注文入力画面 図6は、買い注文入力画面40を示した図である。買い
注文入力画面40には、国内株式選択画面30と同様の
タイトル文字列が表示されるとともに、その直ぐ下にサ
ブタイトル文字列「買い注文/国内株式/Q株式会社」
が表示されている。ここで、Q株式会社は、投資家Cが
国内株式選択画面30のテキストボックス31に入力し
た証券コード(1300)に対応する銘柄名である。買
い注文入力画面40には、その他、買い注文に必要なデ
ータとして、買付数量、1株あたりの買い値段、指定さ
れた国内株式を購入する証券取引所を入力させるように
なっている。
【0028】買付数量は、テキストボックス41にて、
前述のように単位株数の整数倍のみを受け付ける。図6
においては、Q株式会社の単位株数1,000株の5倍
である5,000株がテキストボックス41に入力され
ている。また、買い値段については、買い注文入力画面
40において、文字列「値段」と表示された箇所にデー
タを入力するようになっており、ラジオボタン44をク
リックされると指値で、またラジオボタン45をクリッ
クされると成行きで、択一的に買い注文を受け付ける。
ラジオボタン44がクリックされ、指値で買い注文を受
け付けた場合、買い注文はテキストボックス42に入力
された1株当たりの買い値段以下の値段で執行される。
【0029】ラジオボタン46〜48は、買い注文に係
る証券取引所を指定させるラジオボタンであって、ラジ
オボタン46がクリックされると東京証券取引所が選択
され、ラジオボタン47がクリックされると大阪証券取
引所が、また、ラジオボタン48がクリックされると名
古屋証券取引所がそれぞれ択一的に選択される。図6に
おいては、ラジオボタン46がクリックされ、東京証券
取引所が選択されている。文字列「次へ進む」を貼付さ
れたボタン43は、注文確認画面にハイパーリンクされ
ており、「次へ進む」ボタン43がクリックされると注
文確認画面が投資家CのPC4に表示される。
【0030】(6)注文確認画面 図7は、注文確認画面50を示した図である。注文確認
画面50においても、上記と同様にタイトル文字列とサ
ブタイトル文字列が表示されている。買い注文確認画面
50には、買い注文に係る確認内容として銘柄(証券コ
ード「1300」と銘柄名「Q株式会社」)、買付数量
(「5,000(株)」)、買い値段(「3,762
円」)、および市場(「東京」)が表示されている。投
資家Cは、これらの表示された買い注文の内容を訂正し
たい場合には「訂正する」ボタン51をクリックする。
すると、買い注文入力画面40が再び表示されるので、
投資家Cは買い注文の内容を訂正することができる。注
文確認画面50に表示されたデータに不都合がなけれ
ば、投資家Cは「注文する」ボタン52をクリックす
る。すると、買い注文の内容が証券会社Aの証券取引サ
ーバ2に送付され、買い注文が発注される。
【0031】2.2 買い注文の執行 証券取引サーバ2は買い注文を受けると、受付コードを
割り当てた後、次の5点を確認する。すなわち、(1)
銘柄として割り当てられていない証券コードが指定され
ているか、(2)買付数量が単位株数の整数倍となって
いるか、(3)注文コードが「1」または「2」のいず
れかとなっているか、(4)注文コードが「1」の場
合、買い値段が1円以上となっているか(指値の場合の
買い値段の入力忘れのチェック。)、および(5)市場
コードが「1」から「3」のいずれかとなっているか、
である。
【0032】証券取引サーバ2は、これら確認項目につ
いてエラーを検出したら、その旨を受付コードと共に投
資家CのPC4に表示させる。この表示により投資家C
は、買い注文を入力し直して発注する。また、投資家C
は、エラー表示の内容に得心できない場合、受付コード
を連絡して証券会社Aに問い合わせを行ってもよい。買
い注文にエラーがなければ、証券取引サーバ2は約定代
金の上限金額を求める。すなわち、買い値段が3,76
2円、買付数量が5,000株なので約定代金の上限金
額は、 3,762円×5,000株 = 18,810,00
0円 となる。証券取引サーバ2は、この金額に所定の手数料
を加算して振替予約金額(例えば、手数料が60,80
0円の場合は、18,870,800円)とし、銀行B
の口座管理サーバ5に口座振替の予約を依頼する。
【0033】口座管理サーバ5は、投資家Cの預金口座
の残高を確認して、振替予約金額より少なければ、その
旨を証券取引サーバ2に通知する。すると、証券取引サ
ーバ2は、その旨を受付コードと共にPC4に表示させ
る。預金口座の残高が振替予約金額より多ければ、口座
管理サーバ5は新たに当座預金口座を開設して、振替予
約金額に相当する金額を預金口座から当座預金口座に移
す。その後、口座管理サーバ5は、証券取引サーバ2に
口座振替の予約が完了した旨を通知する。すると、証券
取引サーバ2は、その旨を受付コードと共にPC4に表
示させ、次いで買い注文を執行する。すなわち、指定さ
れた証券取引所に買い注文を出す。
【0034】2.3 約定が成立した場合の決済 執行した買い注文について約定が成立したら、証券取引
サーバ2は約定代金に所定の手数料を加えて決済金額を
算出すると共に、受渡日、すなわち決済日を決定する。
そして、証券取引サーバ2は、これらのデータを口座管
理サーバ5に送付し、投資家Cの預金口座から決済金額
を証券会社Aの所定の口座に口座振替するように依頼す
る。
【0035】口座管理サーバ5は、受渡日を待って、決
済金額を当座預金口座から証券会社Aの口座に口座振替
し、その後、当座預金口座の残高が1円以上あれば預金
口座に戻す。口座管理サーバ5は、当座預金口座の残高
がゼロ円になったら、またはそもそも当座預金口座の残
高がゼロ円の場合には直ちに、当座預金口座を閉鎖す
る。最終的に、預金口座には、振替予約金額を当座預金
口座に移した旨と、決済金額が振替予約金額よりも少な
かった場合には、その差額を当座預金口座から預金口座
に戻した旨が記録されて残る。
【0036】その後、口座管理サーバ5は、振替処理が
正常終了した旨の通知を決済処理部64に送付する。決
済処理部64は、証券会社Aの所定の口座を照会して決
済金額が口座振替されていることを確認すると、その旨
のログデータを記録する。また、投資家Cの証券総合口
座にもその旨を記録する。 2.4 約定が成立しなかった場合 投資家Cの買い注文について約定が成立しなかった場合
には、証券取引サーバ2は、口座管理サーバ5に対して
口座振替の予約を解消するように請求する。
【0037】口座管理サーバ5は、当座預金口座の残高
をすべて預金口座に戻して、当座預金口座を閉鎖する。
預金口座には、振替予約金額に相当する金額を当座預金
口座に移した旨、および同金額を当座預金口座から預金
口座に戻した旨の2つが最終的に記録される。その後、
口座管理サーバ5は、口座振替の予約を解消した旨を証
券取引サーバ2に通知する。
【0038】3. 成行きによる買い注文の決済 次に、投資家Cが成行きにより有価証券を購入した際の
購入費用の決済について説明する。なお、成行きによる
買い注文とは、投資家Cによる買い値段の制限のない注
文をいう。 3.1 買い注文データの入力 ここでは、説明の便宜上、買い注文の内容は上記指値の
場合とほぼ同じものとする。すなわち、銘柄はQ株式会
社(証券コード「1300」)、買付数量は5,000
株、市場は東京証券取引所とし、買い値段は成行き注文
のため無指定とする。また、投資家Cが国内株式選択画
面30にデータを入力して、買い注文入力画面40を表
示させるまでの操作は、指値注文の場合と同じである。
したがって、ここでは投資家Cが買い注文入力画面40
にデータを入力するための操作以降の処理について説明
する。
【0039】図8は、買い注文入力画面40を示した図
である。成行き注文のため、投資家Cは、ラジオボタン
44に代えて、ラジオボタン45を選択し、テキストボ
ックス42には何も入力しない。すべての買い注文デー
タを入力し終わった後、投資家Cが「次へ進む」ボタン
43をクリックすると、指値注文のときと同様、注文確
認画面50に進む。図9は注文確認画面50を示した図
である。注文確認画面50には、買い注文の内容が表示
されており、値段は「成行き」とのみ表示され、買い値
段は無指定なので表示されない。その後、投資家Cが
「注文する」ボタン52がクリックすると、買い注文デ
ータが証券取引サーバ2に送付される。
【0040】3.2 買い注文の執行 証券取引サーバ2はPC4から成行き注文を受け付ける
と、指値注文の場合と概ね同様に処理するが、約定代金
の上限金額については買い値段が無指定のため、以下の
ようにして算出する。すなわち、銘柄毎に株価の1日の
値幅が前日の終値から一定の範囲に制限されていること
(値幅制限)に着目して、注文に係る銘柄(ここでは、
「Q株式会社」。)のストップ高値段と買付数量(ここ
では「5,000株」)とを乗算して約定代金の上限を
求める。例えば、Q株式会社の前日の終値が3,700
円の場合、Q株式会社が上場しているとすると値幅制限
は500円なので、ストップ高値段は、 3,700円+500円 = 4,200円 である。したがって、投資家Cの買い注文に係る約定代
金の上限は、 4,200円×5,000株 = 21,000,00
0円 となる。証券取引サーバ2は、この金額に所定の手数料
を加算して振替予約金額とする。例えば、手数料が6
0,800円の場合は、21,060,800円とな
る。
【0041】このようにして振替予約金額を求めた後の
買い注文の執行は、指値注文の場合と同じである。ま
た、約定が成立した場合の決済や約定が成立しなかった
場合の処理についても、指値の場合と同様である。 4. 証券取引サーバ2 次に、証券取引サーバ2の構成について説明する。図1
0は、証券取引サーバ2の機能構成を示した機能構成図
である。証券取引サーバ2は、SSL(Security Socke
ts Layer)処理部61、WWW(World Wide Web)処理
部62などを備えており、通信処理部60を介してイン
ターネット3に接続している。
【0042】4.1 通信処理部とSSL処理部 通信処理部60は、TCP/IP(Transmission Contr
ol Protocol / Internet Protocol)等、下位層のプロ
トコル処理を実行する。SSL処理部61は、セキュリ
ティ保護のため、後述のようなSSLプロトコル処理を
行う。 4.2 WWW処理部 WWW処理部は、証券取引サービスを提供するWWWサ
ーバとして機能し、WWWクライアントからの求めに応
じて、データ記憶部65からハイパーテキストを読み出
して返信したり、要求されたCGIプログラムを起動し
たりする。CGIプログラムには、ログオン画面から起
動されるログオン処理プログラムと、注文確認画面50
から起動される受注処理プログラムがある。
【0043】図11は、ログオン処理プログラムの処理
の流れを示したフローチャートである。ログオン処理プ
ログラムは、PC4からログオンデータ(投資家Cの総
合証券口座の支店番号、口座番号、および暗証番号。)
を受け付けると(ステップS1)、認証処理を実行する
(ステップS2)。すなわち、データ記憶部65を検索
して、ログオンデータに対応する証券総合口座の有無を
確認して、そのような証券総合口座があれば、暗証番号
を照会する。認証の結果、ログオンデータの不正が認め
られたら(ステップS3でNO)、PC4にエラーを表
示させて(ステップS4)、処理を終了する。さもなけ
れば(ステップS3でYES)、直ちに処理を終了す
る。なお、ログオン処理終了後、WWW処理部62はP
C4にエントリ画面10を表示させる。
【0044】図12は、受注処理プログラムの処理の流
れを示したフローチャートである。受注処理プログラム
は、PC4から買い注文データ(証券コード、買付数
量、注文コード、買い値段、および市場コード)を受け
付けると、買い注文データを執行処理部63に引き渡し
て、買い注文処理を依頼する。ここで、注文コードは買
い値段の指定の有無を示すコードであって、「1」は指
値注文を意味し、また「2」は成行き注文を意味する。
また、市場コードは、買い注文を執行する証券取引所を
指すコードであって、「1」は東京証券取引所、「2」
は大阪証券取引所、「3」は名古屋証券取引所をそれぞ
れ意味する。
【0045】4.3 執行処理部 執行処理部63は、WWW処理部62から渡された買い
注文に従って、口座管理サーバ5に口座振替の予約を依
頼した後、買い注文を執行する。図13は、執行処理部
63の動作を示したフローチャートである。執行処理部
63は受注処理プログラムから買い注文データを受け付
けると、先ず5桁の受付コードを割り当てる(ステップ
S20)。
【0046】証券取引サーバ2は、当該買い注文に係る
処理の経過一切を当該受付コードと共に投資家Cの証券
総合口座に関わる履歴としてデータ記憶部65に記録
し、この記録、すなわちログデータを所定期間(例え
ば、25年間)保存する。当該ログデータは投資家Cか
らのクレーム対応その他、必要に応じて参照される。受
付コードについて更に説明する。執行処理部63は、デ
ータ記憶部65にて記憶された16ビットの受付コード
(1〜65,535)を証券総合口座毎に管理してい
る。執行処理部63は、最初に受け付けた買い注文に対
しては、受付コードとして1を割り当てる。その後、新
たに受け付けた買い注文に対して、前回の買い注文に割
り当てた受付コードよりも1だけ大きい受付コードを割
り当てる。証券取引サーバ2は、受付コードの最大値を
割り当てた後、受付コードを1に戻す。この際、前述の
ログデータについては、受付コードが同一であっても、
上書きはせず、ログ内容に日付を付すことにより別の注
文であることを識別する。
【0047】次に、執行処理部63は、買い注文データ
の内容について以下の5点を確認する(ステップS2
1)。すなわち、(1)銘柄として割り当てられていな
い証券コードが指定されているか、(2)買付数量が単
位株数の整数倍となっているか、(3)注文コードが
「1」または「2」のいずれかとなっているか、(4)
注文コードが「1」の場合、買い値段が1円以上となっ
ているか(言い換えれば、指値の場合に買い値段の入力
忘れがあるかどうか)、および(5)市場コードが
「1」から「3」のいずれかとなっているか、の5点で
ある。執行処理部63は、これら確認項目についてエラ
ーを検出したら(ステップS22でNO)、その旨を受
付コードと共にPC4に表示させる(ステップS2
8)。この表示により投資家Cは、改めて正しい買い注
文データを入力して、発注することができる。また、投
資家Cは、前記表示に係る証券会社Aの執行処理部63
による買い注文の確認結果に得心できない場合、証券会
社Aに前記受付コードを連絡して問い合わせを行うこと
もできる。問い合わせを受けた証券会社Aは、連絡され
た受付コードに係るログデータを確認して投資家Cに応
対する。
【0048】執行処理部63は、買い注文データにエラ
ーがなければ、当該買い注文に係る約定代金の上限金額
を求める。注文コードが「1」(指値)、買い値段が
3,762円、かつ買付数量が5,000株であること
から、投資家Cの買い注文に係る約定代金の上限は、 3,762円×5,000株 = 18,810,00
0円 となる。証券会社Aの執行処理部63は、この金額を前
記購入総額とし、当該購入総額から決定される手数料を
加算して、振替予約金額とする(ステップS23)。そ
して、執行処理部63は、口座管理サーバ5(後述の予
約処理部)に対して、受付コード、振替予約金額、およ
び投資家Cの預金口座のデータ(支店番号、口座番号、
および名義)を送付して、口座振替の予約を依頼する
(ステップS24)。
【0049】執行処理部63は、予約処理部から投資家
Cの預金口座の残高が不足している旨の通知を受け付け
ると(ステップS25でNO)、投資家CのPC4の表
示画面にその旨を受付コードと共に表示させる(ステッ
プS28)。また、執行処理部63は、予約処理部から
口座振替の予約処理が正常終了した旨の通知を受け付け
ると(ステップS25でYES)、投資家CのPC4の
表示画面にその旨を受付コードと共に表示させる(ステ
ップS26)。その後、買い注文を執行する、すなわち
指定された証券取引所に買い注文を出す(ステップS2
7)。
【0050】4.4 決済処理部 決済処理部64は、約定が成立した場合の決済と、約定
が成立しなかった場合の予約解消の依頼を実行する。図
14は、決済処理部64の処理の流れを示したフローチ
ャートである。 (約定が成立した場合の決済処理)決済処理部64は、
投資家Cの買い注文について約定が成立した場合には
(ステップS30でYES)、約定代金に所定の手数料
を加えて決済金額を算出し、約定が成立した日から4営
業日目を投資家Cの買い注文に係る受渡日、すなわち約
定が成立した注文を決済する日とする(ステップS3
1)。次に、決済処理部64は、口座管理サーバ5(振
替処理部83)に対して受付コード、決済金額、受渡
日、および投資家Cの預金口座のデータ(支店番号、口
座番号、および名義)を引き渡して、投資家Cの預金口
座から決済金額を口座振替するように依頼する(ステッ
プS32)。その後、振替処理部83から処理完了を通
知された決済処理部64は、証券会社Aの所定の口座を
照会して決済金額が口座振替されていることを確認する
と、その旨のログデータを記録する。また、投資家Cの
証券総合口座にもその旨を記録する(ステップS3
3)。
【0051】(約定が成立しなかった場合の処理)決済
処理部64は、投資家Cの買い注文を執行したものの、
約定が成立しなかった場合には(ステップS30でN
O)、予約解消処理部に受付コードと投資家Cの預金口
座のデータ(支店番号、口座番号、および名義)を送付
して、口座振替の予約を解消するように請求する(ステ
ップS34)。その後、予約解消処理部から処理完了を
通知された決済処理部64は、その旨を受付コードに係
るログデータとして記録する(ステップS33)。
【0052】4.5 データ記憶部 データ記憶部65は、WWW処理部62、執行処理部6
3、および決済処理部64が使用する各種データを格納
する。WWW処理部62については、ハイパーテキスト
やCGIプログラムを記憶している。また、執行処理部
63と決済処理部64は、データ記憶部65に格納され
たデータベースを共用する。図15は、データ記憶部6
5に格納されたデータベース70を示した図である。デ
ータベース70は、口座リスト71と注文リスト72か
らなるデータベースであって、口座リスト71には、支
店番号、口座番号、および名義からなる証券総合口座デ
ータと、これに対応する銀行預金口座に係る支店番号、
口座番号、および名義が表形式で格納されている。ま
た、注文リスト72には、前述のような証券総合口座に
係るデータに対して、買い注文に係る受付コード、証券
コード、買付数量、注文コード、買い値段、市場コー
ド、決済金額、および受渡日の各データが関連付けられ
て、これも表形式で格納されている。
【0053】5. 口座管理サーバ5 次に、口座管理サーバ5の構成について説明する。図1
6は、口座管理サーバ5の機能構成を示した機能構成図
である。口座管理サーバ5は、予約処理部82、振替処
理部83などを備えており、通信処理部80を介してイ
ンターネット3に接続している。通信処理部80とSS
L処理部81については、証券取引サーバ2と同様であ
る。
【0054】5.1 予約処理部 予約処理部82は、執行処理部63からの依頼を受けて
口座振替の予約を行う。図17は、予約処理部82の処
理の流れを示したフローチャートである。予約処理部8
2は、執行処理部63から、受付コード、振替予約金
額、および口座データと共に、口座振替の予約を受け付
けると(ステップS40)、受け付けた口座データによ
り投資家Cの預金口座を特定する(ステップS41)。
そして、データ記憶部85のデータベース210に、新
たに口座振替の予約に用いるレコードを確保して、当該
レコードに受付コードを格納する(ステップS42)。
【0055】予約処理部82は、投資家Cの預金口座の
残高を照会して(ステップS43)、振替予約金額より
少なければ(ステップS44でYES)、その旨を執行
処理部63に通知して(ステップS48)、処理を終了
する。投資家Cの預金口座に残高が振替予約金額より多
ければ、予約処理部82は新たに当座預金口座を開設す
る(ステップS45)。なお、当該当座預金口座には、
投資家Cの預金口座と同じ名義と同じ支店番号とを与
え、口座番号は新たに適当な番号を割り当て、前記レコ
ードにこれら名義、支店番号、および当座預金口座番号
を格納する。なお、当該当座預金口座は、投資家Cの買
い注文の決済のみを目的とし、投資家Cは引き出し、預
け入れ、残高照会等はできない。
【0056】予約処理部82は、当座預金口座を開設す
ると、振替予約金額に相当する金額を投資家Cの預金口
座から当座預金口座に移す(ステップS46)。資金の
移動が完了すると、予約処理部82は、執行処理部63
に対して口座振替の予約処理が正常終了した旨の通知を
送付して(ステップS47)、処理を終了する。 5.2 振替処理部 振替処理部83は、決済処理部64からの依頼を受け
て、証券取引の決済のため口座振替を行う。図18は、
振替処理部83の処理の流れを示したフローチャートで
ある。振替処理部83は、決済処理部64から受付コー
ド、決済金額、受渡日、および口座のデータ(支店番
号、口座番号、および名義)と共に口座振替の依頼を受
け付けると(ステップS50)、受付コードをキーとし
てデータ記憶部85の対応するレコードを検索し、決済
金額を口座振替するための振替元口座となる当座預金口
座を特定する(ステップS51)。そして、受渡日を待
って(ステップS52)、決済金額を当座預金口座から
証券会社Aの所定の口座に口座振替する(ステップS5
3)。振替処理部83は、更に、投資家Cの前記当座預
金口座の残高を調べて(ステップS54)、残金が1円
以上あれば(ステップS55でYES)、受付コードを
キーとしてデータ記憶部85の対応するレコードを検索
し、特定した投資家Cの預金口座に当座預金口座の残金
を戻す(ステップS56)。
【0057】そうして、振替処理部83は、当座預金口
座の残高がゼロ円になったら、またはそもそも当座預金
口座の残高がゼロ円の場合には直ちに、当座預金口座を
閉鎖する(ステップS57)。振替処理部83は、預金
口座に証券会社Aから請求された決済金額を口座振替し
た旨を記録する(ステップS58)。最終的に、前記預
金口座には、振替予約金額を当座預金口座に移した旨
と、決済金額が振替予約金額よりも少ない場合には、そ
の差額を当座預金口座から預金口座に戻した旨が記録さ
れて残る。
【0058】その後、振替処理部83は、振替処理が正
常終了した旨の通知を決済処理部64に送付する(ステ
ップS59)。決済処理部64は、証券会社Aの所定の
口座を照会して決済金額が口座振替されていることを確
認すると、その旨のログデータを記録する。また、投資
家Cの証券総合口座の取引履歴にもその旨を記録する。
【0059】5.3 解約処理部 解約処理部84は、決済処理部64からの依頼を受け
て、口座振替の予約を解消する。図19は、解約処理部
84の処理の流れを示したフローチャートである。解約
処理部84は、決済処理部64から受付コードと口座の
データ(支店番号、口座番号、および名義)と共に口座
振替の解約を受け付けると(ステップS60)、データ
記憶部85を検索して、決済金額を口座振替するための
振替元口座となる当座預金口座を特定する(ステップS
61)。
【0060】解約処理部84は、当座預金口座の残高を
すべて預金口座に戻して(ステップS62)、当座預金
口座を閉鎖する(ステップS63)。その後、解約処理
部84は、前記預金口座に、取引履歴として、振替予約
金額に相当する金額を当座預金口座に移した旨、および
同金額を当座預金口座から預金口座に戻した旨の2つを
記録する(ステップS64)。最後に、解約処理部84
は、決済処理部64に対して口座振替の予約を解消した
旨の通知を送付して(ステップS65)、処理を終了す
る。
【0061】5.4 データ記憶部 データ記憶部85は、予約処理部82、振替処理部8
3、および解約処理部84が使用する各種データを格納
する。予約処理部82、執行処理部83と決済処理部8
4は、データ記憶部85に格納されたデータベースを共
用する。図20は、データ記憶部85に格納されたデー
タベース90を示した図である。データベース90は、
表形式のデータベースであって、決済資金を供給する預
金口座に係る支店番号、口座番号、および名義、振替予
約金額を納める当座預金口座に係る支店番号、口座番
号、および名義、買い注文に係る受付コード、証券コー
ド、買付数量、注文コード、買い値段、市場コード、決
済金額、および受渡日の各データを格納する。
【0062】6 セキュリティの保護 本実施の形態に係る証券取引システム1はセキュリティ
対策のため、SSLプロトコル(Security Sockets Lay
er, Version 3.0)を採用しており、証券取引サーバ
2、口座管理サーバ5、およびPC4に搭載されたブラ
ウザはすべて鍵長128ビットのSSLプロトコル処理
を実行する。例えば、証券取引サーバ2は、PC4から
のアクセスを受け付けるにあたって、SSLプロトコル
に規定されたプロトコル(Handshake Protocol)に従
い、サーバ認証とクライアント認証とを行う。これら認
証処理の際に用いる電子証明書はITU−T(Internat
ionalTelecommunication Union − Telecommunication
Sector)が定めたX.509(Version 3.0)勧告に準拠
している。認証処理の結果、アクセスの正当性が確認さ
れると、証券取引サーバ2とPC4の間にセッションが
確立する。
【0063】セッション確立後は、証券取引サーバ2と
PC4とは、それぞれ前記電子証明書に含まれる公開鍵
情報に基づいて送信データを暗号化し、また自己の秘密
鍵を用いて受信データを復号化する。証券取引サーバ2
と口座管理サーバ5が通信する際も、上記と同様の処理
を行う。以下、特に明記する場合を除き、証券取引シス
テム1において遣り取りされる通信データはすべてSS
Lプロトコルによる処理を受けているものとする。
【0064】7. まとめ 以上述べたように、本実施の形態によれば、オンライン
証券取引サービスを提供する証券会社は、前受け金制度
を採用することなく、有価証券の購入代金を確実に決済
することができる。また、投資家にとっても、前受け金
を予め証券総合口座に振り込む必要がないので手間が省
ける上に、約定が成立しなかった場合には銀行口座に資
金が残るので、前受け金を振り込む手間が無駄になって
しまうこともない。また、銀行にとっても、前受け金が
無駄に振り込まれること起因する預金の流出を抑制する
効果が期待できる。
【0065】(1)なお、上記の実施の形態において
は、約定代金の上限金額である購入総額に手数料を加え
て振替予約金額としたが、これに代えて、次のように振
替予約金額を算出するとしても良い。すなわち、執行処
理部63は、振替予約金額を算出するにあたって、証券
総合口座の残高を照会して残高が1円以上ある場合に
は、購入総額と手数料の和から証券総合口座の残高を差
し引いた額を振替予約金額とする。
【0066】このようにすれば、投資家Cが証券総合口
座に保有する資金を買い注文の決済に転用することがで
きるので、預金口座に保有する資金についても、一時的
に当座預金口座に確保されて運用できなくなる額が少な
くなる。したがって、投資家Cはより柔軟に資金を運用
することが可能となる。 (2)また、上記の実施の形態においては、予約処理部
82は口座振替の予約を請求されると、預金口座の残高
が不足している場合(ステップ44でYES)、エラー
を通知する(ステップS45)としたが、これに代え
て、次のようにするとしても良い。すなわち、予約処理
部82は、預金口座の残高が不足している場合、当座貸
越契約がされているかを確認する。そして、当座貸越契
約がある場合には、預金口座の残高の不足分と当座貸越
の限度額を比較する。当座貸越の限度額が不足分よりも
多い場合、不足分を当座貸越契約によって補填する。ま
た、当座貸越契約がない場合や当座貸越の限度額が不足
分に満たない場合には、ステップS45と同様にエラー
を通知する。
【0067】このようにすれば、投資家Cは前記預金口
座の残高が不足している場合であっても買い注文を出す
ことができるようになる。また、当座貸越の限度額とし
て、固定枠と、振替予約金額に対する比率から定まる金
額(以下、「比例枠」という。)のいずれか小さい方と
しても良い。例えば、固定枠が3,000,000円、
比率が30%の場合を考える。振替予約金額が20,0
00,000円で、預金口座の残高が16,000,0
00円ならば、不足分が4,000,000円となる。
この金額は、比例枠4,800,000円よりは小さい
が、固定枠3,000,000円よりも多いので、当座
貸越による補填はせず、ステップS45と同様にエラー
を通知する。
【0068】振替予約金額が10,000,000円
で、預金口座の残高が8,000,000円ならば、不
足分が2,000,000円となる。この金額は、比例
枠2,400,000円より小さく、かつ固定枠3,0
00,000円よりも小さいので、当座貸越により振替
予約金を補填する。このようにすれば、当座貸越金が返
済されなかった場合でも、銀行Bは、投資家Cが購入し
た有価証券を差し押さえることができれば、貸付金を回
収することができる。
【0069】(3)また、上記の実施の形態において
は、成行きによる買い注文の場合にストップ高値段を用
いて購入総額を算出したが、これに代えて、次のように
するとしても良い。すなわち、執行処理部63は、買い
注文に係る銘柄の前日の終値に買付数量を乗算して購入
総額を算出する。また、終値がない場合には、同銘柄の
最終気配値段を用いる。或いは、終値に代えて、買い注
文を執行する日の始値(始値がない場合には、気配値
段)を用いても良い。通常、株価がストップ高値段まで
高騰することは稀であるため、上のようにすれば、口座
振替の予約により一時的に運用できなくなる金額を低減
させることができる。
【0070】(4)また、上記実施の形態においては当
日注文としたが、これに代えて、次のようにしてもよ
い。すなわち、前記買い注文入力画面40に、更に、注
文方法を選択させるラジオボタンを2つ設け、一方のラ
ジオボタンが選択された場合には当日注文として処理
し、もう一方のラジオボタンが選択された場合には出合
注文として処理する。なお、出合注文とは約定が成立す
るまで所定の期間(例えば、投資家が発注した日を含む
週の週末まで)、毎日、注文を執行する注文方法であ
る。
【0071】投資家Cが当日注文を選択した場合につい
ては、上記の実施の形態と同様の処理を行う。投資家C
が出合注文を選択して指値注文した場合、決済処理部6
4は、所定の期間内に約定が成立したら、振替処理部8
3に口座振替を請求する。所定の期間内に約定が成立し
なかったら、解約処理部84に口座振替の予約の解消を
請求する。
【0072】投資家Cが出合注文を選択して成行き注文
した場合、決済処理部64は、所定の期間中の約定が成
立しなかった日には、一旦、解約処理部84に口座振替
の予約の解消を請求する。そして、その日の終値等を用
いて振替予約金額を再計算し、予約処理部82に対し
て、新たに口座振替の予約を請求する。所定の期間中の
最終日になっても、なお約定が成立しなかった場合、解
約処理部84に口座振替の予約の解消を請求する。しか
し、新たな口座振替の予約の請求はしない。所定の期間
内に約定が成立した場合には、上述と同様に振替処理部
83に口座振替を請求する。
【0073】(5)また、上記の実施の形態において
は、投資家Cの預金口座からの口座振替により決済を行
うとしたが、預金口座に代えて貯金口座を用いるとして
もよい。この場合、金融機関は銀行Bに代わって郵便局
となる。 (6)上記においては、セキュリティ対策として鍵長1
28ビットのSSLプロトコルを採用したが、セキュリ
ティが適正に保持されるのであれば他の方式を採用して
も構わない。
【0074】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態に係る証券取引システムについて、図面を
参照しながら説明する。 1. 構成 本実施の形態に係る証券取引システムの機器構成は前記
第1の実施の形態に係る証券取引システム1の機器構成
と概ね同様であり、第1の実施の形態との構成上の相違
点は、PC4に入力補助装置100が接続されている点
である。図21は、入力補助装置100の機器構成を示
した機器構成図である。図21において、入力補助装置
100は携帯端末101とICカード102からなり、
シリアルケーブル103にてPC4と携帯端末101を
接続する。また、ICカード102には、証券取引サー
バ2や口座管理サーバ5にアクセスするためのURL
(Uniform Resource Locator)等が格納されている。
【0075】また、本実施の形態においては、銀行Bは
オンラインバンキングサービス(以下、「銀行取引サー
ビス」という。)を提供しており、投資家Cは銀行取引
サービスを利用して預金口座の残高を照会することがで
きる。このため、口座管理サーバ5にWWWサーバ機能
が追加されている。図22は、口座管理サーバ5の機能
構成を示した機能構成図である。図22には、新たな機
能要素としてWWW処理部86が追加されている。WW
W処理部86は、インターネット3を介して要求を受け
付け、データ記憶部85に格納されたハイパーテキスト
や預金口座のデータ等を読み出して銀行取引サービスを
提供する。なお、本実施の形態についても、第1の実施
の形態におけるのと同様にセキュリティ対策がなされて
いる。
【0076】2. 携帯端末101の動作 投資家Cが携帯端末101をPC4の本体に接続する
と、携帯端末101はICカード102から銀行取引サ
ービスの残高照会サービスのURL、残高照会したい預
金口座の口座番号、支店番号、暗証番号、および認証に
必要な電子証明書を読み出して、PC4に搭載のブラウ
ザに起動をかける。
【0077】PC4からアクセスを受け付けたWWW処
理部86は、データ記憶部85から預金口座の残高を読
み出し、預金残高を表示するハイパーテキストを返信す
る。図23は、PC4に表示された残高照会画面110
である。図23において、残高照会画面110には、上
からタイトル文字列「B銀行オンラインバンキング」、
サブタイトル文字列「残高照会サービス」が表示され、
続いて預金口座の残高と当座貸越の限度額が表示されて
いる。また、「TOPへ戻る」ボタン111をクリック
すると、銀行取引サービスのエントリ画面が表示され
る。
【0078】次に、携帯端末101はICカード102
から、証券取引サービスのエントリ画面10を表示させ
るURLを読み出して、PC4のブラウザにアクセスさ
せ、エントリ画面10を表示させる。エントリ画面10
を表示させた後の、投資家Cの操作等については第1の
実施の形態と同様である。 3. 第2の実施の形態に関するまとめ 以上述べたように、預金口座の残高を自動表示させれ
ば、投資家が買付数量や買い値段、或いは銘柄を決定す
る際の参考となり、便利である。
【0079】(1)なお、上記の実施の形態において
は、預金口座の残高を表示させるとしたが、更に、証券
総合口座の残高を表示させるとしても良い。このために
は、次の2方式が考えられる。 (1a)WWW処理部86にて残高情報を収集 投資家Cが携帯端末101をPC4の本体に接続する
と、携帯端末101は、上記の内容に加えて、残高照会
する証券総合口座の口座番号と支店番号をICカード1
02から読み出して、PC4のブラウザを起動する。W
WW処理部86は、データ記憶部85から預金残高を読
み出した後、インターネット3を介して、WWW処理部
62に証券総合口座の残高照会を要求する。WWW処理
部62から残高情報を受け取ると、WWW処理部86
は、これらの預金残高を表示するハイパーテキストをP
C4に返信する。
【0080】(1b)携帯端末101にて残高情報を収
集 携帯端末101は、PC4がWWW処理部86から預金
残高を表示するハイパーテキストを受け取った後、証券
取引サービスを利用して証券総合口座の残高を参照すべ
く、ICカード102から証券総合口座の口座番号、支
店番号、暗証番号を読み出す。そして、PC4のブラウ
ザをWWW処理部62にアクセスさせて、証券総合口座
の残高を表示させる。
【0081】(2)また、上記の実施の形態において
は、入力補助装置100がPC4のブラウザを起動する
ことにより残高表示を行うとしたが、これに代えて次の
ようにしてもよい。すなわち、PC4のブラウザに証券
取引サービスの国内株式選択画面30を表示させる際
に、WWW処理部62は、WWW処理部86に預金口座
の残高等を問い合わせて、収集した残高データをPC4
のブラウザに表示させる。図24は、WWW処理部62
がPC4に表示させた残高一覧画面70を示した図であ
る。残高一覧画面70の最上部には、証券取引サービス
の他の画面と同様にタイトル文字列が表示されている。
更に、タイトル文字列に続いて、証券総合口座の残高、
預金残高、および当座貸越の限度額が表示される。
【0082】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態に係る証券取引システムについて、図面を
参照しながら説明する。図25は、本発明の実施の形態
に係る証券取引システム130の構成を示した構成図で
ある。図25において、証券取引システム130は、図
1の証券取引システム1に、更に、銀行Dの口座管理サ
ーバ131がインターネット3に接続する様態で追加さ
れた証券取引システムである。銀行Dは、銀行Bと同様
に、証券会社Aと提携関係にあり、口座管理サーバ13
1は証券取引サーバ2と連携して、証券取引サービスの
決済を行う。また、投資家Cは、銀行Bと同様、銀行D
にも預金口座を保有しており、当該口座についても証券
会社Aと口座振替サービスの特約を結んでいる。
【0083】1. 指値による買い注文の決済 以下、本実施の形態に係る証券取引システム130を利
用して、投資家Cが指値により有価証券を購入した際の
購入費用の決済について、証券取引システム130の動
作を説明する。 1.1 投資家CによるPC4の操作 有価証券を購入する際の投資家Cの操作は、以下に説明
する操作が加わる他は、上記第1の実施の形態における
のとほぼ同様である。すなわち、図5の買い注文入力画
面40にて投資家Cが「次へ進む」ボタン43をクリッ
クすると、引当指定画面が表示される。
【0084】図26は、引当指定画面140を示した図
である。引当指定画面140には、上からタイトル文字
列、振替予約金額(購入総額と手数料の合計から証券取
引口座の残高を差し引いた額に相当)、および証券総合
口座の残高が表示され、続いて銀行Bと銀行Dのそれぞ
れについて預金残高等の表示がされている。図26で
は、銀行Bの預金残高(82,010,293円)と当
座貸越の限度額(3,000,000円)が表示され、
更に、銀行Dの預金残高(15,000,970円)が
表示されている。なお、図26の例では、銀行Dについ
て当座貸越の限度額をゼロ円と表示しており、投資家C
と銀行Dの間には当座貸越契約がないか、若しくは当座
貸越を既に限度額まで受けていることになる。
【0085】さて、投資家Cは、引当指定画面140の
表示を参照しながら、銀行Bの預金口座から証券取引の
決済に引き当てる引当金額をテキストボックス141に
入力する。また、銀行Dの預金口座からの引当金額につ
いては、テキストボックス142に入力する。その後、
投資家Cが「次へ進む」ボタン143をクリックする
と、振替金額確認プログラムが起動され、テキストボッ
クス141、142に入力された引当金額の合計が振替
予約金額よりも少ないかをチェックする。合計金額が振
替予約金額よりも少なければ、PC4にその旨が表示さ
れ、テキストボッ4クス141、142への再入力が促
される。引当金額の合計が振替予約金額に等しいか、ま
たは大きい場合には、PC4に注文確認画面を表示す
る。
【0086】図27は、注文確認画面150を示した図
である。注文確認画面150には、注文確認画面50の
表示内容(図9参照)に加えて、引当指定画面140に
て入力した引当金額が銀行毎に表示される。図27で
は、銀行Bの口座からの引当金額が19,000,00
0円、銀行Dの口座からの引当金額がゼロ円と表示され
ている。投資家Cは、注文確認画面150に表示された
注文内容を変更したい場合、「訂正する」ボタン151
をクリックして買い注文入力画面40を表示させる。ま
た、注文確認画面150の表示内容に問題がなければ、
「注文する」ボタン152をクリックし、買い注文デー
タが証券取引サーバ2に送付する。
【0087】1.2 買い注文の執行 買い注文を受け付けた証券取引サーバ2は、買い注文の
内容を確認して不備がなければ、指定された銀行(本実
施の形態においては、投資家Cが銀行Dに割り当てた口
座振替金額がゼロ円のため、銀行Bのみである。)の口
座管理サーバに対して、指定された引当金額を通知し
て、口座振替の予約処理を依頼する。その後、予約処理
を依頼した口座管理サーバのすべてから予約処理が成功
した旨の通知を受けると、証券取引サーバ2は、買い注
文の受付処理が完了した旨を受付コードと共にPC4に
表示させ、買い注文を執行する。
【0088】予約処理を依頼した口座管理サーバのいず
れかから予約処理が失敗した旨の通知を受けた場合や、
所定時間内に応答を返さない口座管理サーバがある場合
には、証券取引サーバ2は、買い注文の受付処理が失敗
した旨を受付コードと共にPC4に表示させる。更に、
このとき、口座振替の予約が成功した旨を通知してきた
口座管理サーバがあれば、当該口座管理サーバに対して
口座振替の予約解消を依頼する。
【0089】1.3 約定が成立した場合の決済処理 買い注文を執行して約定が成立したら、証券取引サーバ
2は約定代金に所定の手数料を加えて決済金額を算出
し、投資家Cが指定した引当金額に応じて、口座管理サ
ーバ5(銀行B)に依頼する口座振替の金額と、口座管
理サーバ131(銀行D)に依頼する口座振替とを決定
する。また、受渡日を決定する。そして、証券取引サー
バ2は、口座管理サーバ(本実施の形態においては、銀
行Bの口座管理サーバ5のみ)に送付し、投資家Cの預
金口座から決済金額を証券会社Aの所定の口座に口座振
替するように依頼する。
【0090】依頼を受けた口座管理サーバ5は、受渡日
を待って、決済金額を当座預金口座から証券会社Aの口
座に口座振替し、当座預金口座の残金を預金口座に戻し
て、当座預金口座を閉鎖する。その後、振替処理が正常
終了した旨の通知を証券取引サーバ2に送付する。 1.4 約定が成立しなかった場合 約定が成立しなかった場合には、証券取引サーバ2は、
予め口座振替の予約をしてあった口座管理サーバに対し
て口座振替の予約を解消するように請求する。
【0091】請求を受けた口座管理サーバは、当座預金
口座の残高をすべて預金口座に戻して、当座預金口座を
閉鎖する。預金口座には、振替予約金額に相当する金額
を当座預金口座に移した旨、および同金額を当座預金口
座から預金口座に戻した旨の2つが最終的に記録され
る。その後、口座管理サーバ5は、口座振替の予約を解
消した旨を証券取引サーバ2に通知する。
【0092】2. 決済金額の決定の仕方 本実施の形態では、購入総額を用いて振替予約金額を決
定しているので、決済金額は常に振替予約金額よりも小
額となる。したがって、口座振替元となる銀行が複数あ
る場合、決済金額を割り振る方法を考える必要がある。 2.1 優先順位に基づく方法 振替元口座に優先順位をつけて、優先順位の高い口座か
ら順に決済金額を割り振る方法である。例えば、投資家
が3つ振替元口座i、j、kを保有し、優先順位の高い
方から口座iの引当金額を3,000,000円、口座
jの引当金額を2,000,000円、口座kの引当金
額を5,000,000円と指定したのに対して、決済
金額が6,200,000円の場合、これを次のように
割り振る。まず、もっとも優先順位の高い口座iの引当
金額と決済金額を比較して、小さい方を口座iの振替金
額(3,000,000円)とする。次に、優先順位の
高い口座jについて、決済金額から口座iの振替金額を
除いた金額と口座jの引当金額とを比較して小さい方を
口座jの振替金額(2,000,000円)とする。最
後に、最も優先順位の低い口座kについて、口座iの振
替金額と口座jの振替金額を合計した金額を決済金額か
ら引いた金額と、口座kの引当額とを比較して小さい方
を口座kの振替金額(1,200,000円)とする。
【0093】2.2 比例配分する方法 投資家が指定した引当金額に比例させて決済金額を割り
振る方法である。例えば、投資家が振替元口座i、jに
対する引当金額をそれぞれ1,000,000円、2,
000,000円と指定し、決済金額が2,700,0
00円の場合、口座iの振替金額を900,000円、
口座jの振替金額を1,800,000円とする。
【0094】3. 第3の実施の形態に関するまとめ 以上、述べたように本実施の形態の証券取引システムに
よれば、投資家は複数ある預金口座から証券取引の決済
に資金を振り向けることができるので、預金を複数の金
融機関に分散させたい場合(例えば、ひとつの金融機関
の預金額を預金保険制度で保護される金額(10,00
0,000円)までとしたい等)、有効である。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
買い注文の際に、所定の預貯金口座から買い注文に応じ
た決済資金を確保すると共に、約定が成立した場合に
は、予め確保した決済資金を充当するので、証券会社は
前受け金制度に依らずに有価証券の購入代金を確実に決
済することができる。
【0096】前受け金制度が不要となる結果、投資家に
とっても、予め前受け金を振り込む手間が省ける。特
に、買い注文を発注したいにも関わらず、証券会社の口
座に前受け金がないばかりに、買い注文のタイミングを
逸するといった不都合を回避することができる。更に、
銀行にとっても、買い注文について約定が成立しなかっ
た場合には、決済用に確保した資金を元の預金口座に留
めることができるので、預金の流出を防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るオンライン証券取引シ
ステムの構成を示した構成図である。
【図2】オンライン証券取引の決済に関する口座振替依
頼書を例示した図である。
【図3】オンライン証券取引サービスのエントリ画面を
示した図である。
【図4】オンライン証券取引サービスの有価証券選択画
面を示した図である。
【図5】オンライン証券取引サービスの国内株式選択画
面を示した図である。
【図6】オンライン証券取引サービスの買い注文入力画
面を示した図である。
【図7】オンライン証券取引サービスの注文確認画面を
示した図である。
【図8】オンライン証券取引サービスの買い注文入力画
面を示した図である。
【図9】オンライン証券取引サービスの注文確認画面を
示した図である。
【図10】証券取引サーバ2の機能構成を示した機能構
成図である。
【図11】ログオン処理プログラムの処理の流れを示し
たフローチャートである。
【図12】受注処理プログラムの処理の流れを示したフ
ローチャートである。
【図13】証券取引サーバ2の執行処理部の動作を示し
たフローチャートである。
【図14】証券取引サーバ2の決済処理部の処理の流れ
を示したフローチャートである。
【図15】証券取引サーバ2のデータ記憶部に格納され
たデータベースを示した図である。
【図16】口座管理サーバの機能構成を示した機能構成
図である。
【図17】口座管理サーバの予約処理部の処理の流れを
示したフローチャートである。
【図18】口座管理サーバの振替処理部の処理の流れを
示したフローチャートである。
【図19】口座管理サーバの解約処理部の処理の流れを
示したフローチャートである。
【図20】口座管理サーバのデータ記憶部に格納された
データベースを示した図である。
【図21】PCに接続して用いる入力補助装置の機器構
成を示した機器構成図である。
【図22】口座管理サーバの機能構成を示した機能構成
図である。
【図23】銀行取引サービスの残高照会画面である。
【図24】オンライン証券取引サービスの残高一覧画面
を示した図である。
【図25】第2の実施の形態に係るオンライン証券取引
システムの構成を示した構成図である。
【図26】第2の実施の形態に係るオンライン証券取引
サービスの引当指定画面を示した図である。
【図27】第2の実施の形態に係るオンライン証券取引
サービスの注文確認画面を示した図である。
【符号の説明】 1 第1の実施の形態に係るオンライン証券取引システ
ム 2 証券取引サーバ 3 インターネット 4 パーソナルコンピュータ(PC) 5 口座管理サーバ 10 オンライン証券取引サービスのエントリ画面 20 オンライン証券取引サービスの有価証券選択画面 30 オンライン証券取引サービスの国内株式選択画面 40 オンライン証券取引サービスの買い注文入力画面 50 オンライン証券取引サービスの注文確認画面 60 証券取引サーバの通信処理部 61 証券取引サーバのSSL処理部 62 証券取引サーバのWWW処理部 63 証券取引サーバの執行処理部 64 証券取引サーバの決済処理部 65 証券取引サーバのデータ記憶部 70 証券取引サーバのデータ記憶部に格納されたデー
タベース 71 証券取引サーバのデータ記憶部に格納されたデー
タベースの口座リスト 72 証券取引サーバのデータ記憶部に格納されたデー
タベースの注文リスト 80 口座管理サーバの通信処理部 81 口座管理サーバのSSL処理部 82 口座管理サーバの予約処理部 83 口座管理サーバの振替処理部 84 口座管理サーバの解約処理部 85 口座管理サーバのデータ記憶部 86 口座管理サーバのWWW処理部 90 口座管理サーバのデータ記憶部に格納されたデー
タベース 100 入力補助装置 101 入力補助装置を構成する携帯端末 102 入力補助装置を構成するICカード 103 入力補助装置とパーソナルコンピュータを接続
するシリアルケーブル 110 銀行取引サービスの残高照会画面 120 オンライン証券取引サービスの残高一覧画面 130 第3の実施の形態に係るオンライン証券取引シ
ステム 131 口座管理サーバ 140 オンライン証券取引サービスの引当指定画面 150 オンライン証券取引サービスの注文確認画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 雅章 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高木 伸哉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 武藤 義弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 買い注文を受け付けて執行するオンライ
    ン証券取引サーバであって、 所定の金融機関にて開設された預貯金口座を指定する口
    座指定を受け付ける口座指定受付手段と、 前記買い注文を受け付けると、前記金融機関に対して、
    前記口座指定にて指定された預貯金口座から所定の金額
    を予約金として確保するように要求する予約金確保手段
    と、 前記買い注文について約定が成立したら、前記予約金を
    買い注文の決済に充当する決済手段を備えることを特徴
    とするオンライン証券取引サーバ。
  2. 【請求項2】 受け付けた買い注文に応じて予約金の金
    額を算出する予約金額算出手段を、更に備えることを特
    徴とする請求項1に記載のオンライン証券取引サーバ。
  3. 【請求項3】 前記買い注文について約定が不成立の場
    合には、前記金融機関に対して、予約金の確保を解除す
    るように要求する解除要求手段を、更に備えることを特
    徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のオ
    ンライン証券取引サーバ。
  4. 【請求項4】 預貯金口座を管理する口座管理サーバで
    あって、 預貯金口座と金額とを指定して、前記預貯金口座から前
    記金額を予約金として確保させる確保要求を受け付ける
    確保要求受付手段と、 前記確保要求を受け付けると、前記預貯金口座から資金
    確保用の預貯金口座に前記金額を移す資金確保手段と、 預貯金口座と金額とを指定して、前記予約金から資金を
    給付させる給付要求を受け付ける給付要求受付手段と、 給付要求を受け付けると、予約金から要求された金額を
    給付要求の要求元に引き渡す資金給付手段とを備えるこ
    とを特徴とする口座管理サーバ。
  5. 【請求項5】 予約金の確保を解除させる解除要求を受
    け付ける解除要求受付手段と、 解除要求を受け付けると、前記予約金を前記資金確保用
    の預貯金口座から元の預貯金口座に戻す予約解除手段
    を、更に備えることを特徴とする請求項4に記載の口座
    管理サーバ。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2のいずれかに記
    載のオンライン証券取引サーバと、 請求項4に記載の口座管理サーバとを備えることを特徴
    とするオンライン証券取引システム。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載のオンライン証券取引サ
    ーバと、 請求項5に記載の口座管理サーバを備えることを特徴と
    するオンライン証券取引システム。
  8. 【請求項8】 買い注文を受け付ける買い注文受付ステ
    ップと、 所定の金融機関にて開設された預貯金口座を指定する口
    座指定を受け付ける口座指定受付ステップと、 前記買い注文を受け付けると、前記金融機関に対して、
    前記口座指定にて指定された預貯金口座から所定の金額
    を予約金として確保するように要求する予約金確保ステ
    ップと、 前記買い注文について約定が成立したら、前記予約金を
    買い注文の決済に充当する決済ステップとを含むことを
    特徴とする買い注文決済方法。
  9. 【請求項9】 受け付けた買い注文に応じて予約金の金
    額を算出する予約金額算出ステップを、更に含むことを
    特徴とする請求項8に記載の買い注文決済方法。
  10. 【請求項10】 前記買い注文について約定が不成立の
    場合には、前記金融機関に対して、予約金の確保を解除
    するように要求する解除要求ステップを、更に含むこと
    を特徴とする請求項8または請求項9のいずれかに記載
    の買い注文決済方法。
  11. 【請求項11】 請求項8から請求項10のいずれかに
    記載の買い注文決済方法をコンピュータに実行させるた
    めの買い注文決済プログラム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の買い注文決済プロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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