JP2001312673A - ネットワーク基盤の勤労者福利厚生システム - Google Patents

ネットワーク基盤の勤労者福利厚生システム

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JP2001312673A JP2001034119A JP2001034119A JP2001312673A JP 2001312673 A JP2001312673 A JP 2001312673A JP 2001034119 A JP2001034119 A JP 2001034119A JP 2001034119 A JP2001034119 A JP 2001034119A JP 2001312673 A JP2001312673 A JP 2001312673A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク基盤の勤労者福利厚生システム
を提供する。 【解決手段】 本発明によるネットワーク基盤の勤労者
福利厚生口座を運営するための電子商取引きサーバは、
所定企業の勤労者に関する情報が貯蔵された勤労者デー
タベースと、複数の商品に関する情報が貯蔵された商品
データベースと、前記勤労者データベースに登録された
勤労者が前記商品データベースに設けられた商品を購買
する場合、商品決済代金として前記企業から前記勤労者
に提供されたサイバーマネを受け取るための制御モジュ
ールとを含む。これにより、企業がより効率良い福利厚
生制度を実施でき、勤労者はより便利に所望の商品を購
買できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク基盤
の勤労者福利厚生システムに関し、より詳細には、ネッ
トワークを基盤に所定企業の勤労者を対象として福利厚
生サービスを行うための電子商取引きサーバ、電子商取
引き方法、決済サーバ、及び決済方法に関する。
【0002】
【従来の技術】企業は、勤労者の勤務満足度及び生産性
向上のために各種の福利厚生制度を運営している。この
ような福利厚生制度に代表されるものとして、勤労者を
対象として生活に必要な各種の有無形の商品をより安価
に販売する構内商店や提携商店の運営制度が挙げられ
る。企業で運営される構内商店や提携商店はオフライン
上で商品の種類によって各地域に散在して独立的に運営
される場合が大部分である。このため、勤労者は必要な
商品の購買のために構内商店あるいは提携商店を直接的
に訪問しなければならないという面倒さがあった。
【0003】さらに、一般の商店に比べて購買できる商
品の種類が多様でないため、労働者の必要を充足させる
場合が多くないほか、福利厚生制度の一環として運営さ
れる構内商店や提携商店が活性化されておらず、結局、
勤労者の欲求を充足できないという問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、企業がより効率良い福利厚生制度を実施できる
ネットワーク基盤の電子商取引きサーバ、電子商取引き
方法、決済サーバ、及び決済方法を提供するところにあ
る。
【0005】本発明の他の目的は、勤労者がより便利に
所望の商品を購買できるネットワーク基盤の電子商取引
きサーバ、電子商取引き方法、決済サーバ、及び決済方
法を提供するところにある。
【0006】本発明のさらに他の目的は、勤労者がより
便利に商品代金を決済できるネットワーク基盤の電子商
取引きサーバ、電子商取引き方法、決済サーバ、及び決
済方法を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記諸目的を達成するた
めに、本発明によれば、所定企業の勤労者に関する情報
が貯蔵された勤労者データベースと、複数の商品に関す
る情報が貯蔵された商品データベースと、前記勤労者デ
ータベースに記録された勤労者が前記商品データベース
に設けられた商品をオンラインで購買する場合、商品決
済代金として前記企業から前記勤労者に提供されたサイ
バーマネを受け取るための制御モジュールとを含むこと
を特徴とするネットワーク基盤の電子商取引きサーバが
提供される。
【0008】また、前記諸目的を達成するために、本発
明によれば、所定企業の勤労者のネットワーク接続手段
に複数の商品に関する情報を伝送する段階と、前記ネッ
トワーク接続手段から前記商品のうち少なくとも一つに
対する購買要求を受信する段階と、前記商品に対する決
済金額の少なくとも一部として、前記企業から前記勤労
者に提供されたサイバーマネを受け取る段階とを含むこ
とを特徴とするネットワーク基盤の電子商取引き方法が
提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の第1実施形態による電子
商取引きサーバ及び決済サーバを適用したインターネッ
ト基盤の勤労者福利厚生システムを説明するための概要
図である。
【0011】図1を参照すると、インターネット基盤の
勤労者福利厚生システムは、複数の勤労者のインターネ
ット接続手段3a、3bと、インターネット5を基盤に
商品を販売するための電子商取引きサーバ1、サイバー
マネを提供するための企業サーバ7、及び商品代金の決
済のための決済サーバ2を備える。
【0012】ここで、インターネット接続手段3a、3
bとは、インターネット5を通じて電子商取引きサーバ
1に接続するためのPC、モバイルフォン、などを意味
する。電子商取引きサーバ1にはインターネット5に連
結されてインターネット接続手段3に商品情報を表示
し、勤労者から商品購買注文が入ると決済サーバ2に商
品代金決済を要求するための電子商取引きの応用プログ
ラムが設けられている。
【0013】決済サーバ2には電子商取引きサーバ1か
ら商品代金の決済が要求されると、企業サーバ7から提
供された福利厚生サイバーマネ或いは給与サイバーマネ
が電子商取引きサーバ1に設けられた仮想口座へ振り替
えられるようにすることで、要求された商品代金の決済
が行われるようにするための決済応用プログラムが設け
られている。
【0014】企業サーバ7は福利厚生費用として支給さ
れたサイバーマネである福利厚生サイバーマネまたは給
与として支給されたサイバーマネである給与サイバーマ
ネを決済サーバ2に提供する。企業サーバ7は企業経営
者により管理され、インターネット5を通じて勤労者に
企業経営に関する多様な意思を表示する一方、勤労者か
らの多様な意志表示を受け取るためのものであって、ソ
フトウェア及びハードウェアを総称する。
【0015】一方、前記勤労者福利厚生システムは、イ
ンターネット5のほかに、別のネットワーク、例えば、
PSTN(Public Switched Tele
phone Network)、PSDN(Publi
c Switched Data Network)、
ケーブルテレビ網、無線通信網などを基盤として適用可
能である。ネットワークが変更される場合、勤労者のネ
ットワーク接続手段3a、3b、電子商取引きサーバ
1、企業サーバ7、及び決済サーバ2のネットワークイ
ンターフェースモジュール及び使用される通信プロトコ
ルが変更または付加されねばならないのはもちろんであ
る。
【0016】図2は、図1の電子商取引きサーバ1の詳
細ブロック図である。
【0017】図2を参照すると、電子商取引きサーバ1
は商品情報が貯蔵された商品データベース21、勤労者
に必要な各種の情報が貯蔵された情報データベース2
2、勤労者情報が貯蔵された勤労者データベース23、
勤労者にID及びパスワードを確認することによりログ
インを許容し、各種の商品情報を提供し勤労者から特定
の商品に対する購買意思を受け取ると決済サーバ2に前
記勤労者が購買した商品の決済代金に対する決済を要求
するための制御モジュール20、及び外部との必要なデ
ータをやり取りするための通信モジュール24を含む。
【0018】商品データベース21に貯蔵された商品情
報とは、販売されるあらゆる有無形の商品の目録、価
格、仕様、イメージ情報など、商品に関する情報を意味
する。商品は食品、衣類、電子製品、家具、学用品な
ど、あらゆる有形の商品及び引越しサービス、結婚準備
代行サービスなど、あらゆる無形の商品のうち少なくと
も一つを含む。
【0019】情報データベース22に貯蔵された情報は
業務日程、休暇日程、企業内の同好会の案内、住宅購入
情報など、勤労者に提供するための企業内外の全ての情
報を意味する。勤労者データベース23に貯蔵された勤
労者情報は勤労者の名前、ID、パスワード、勤務部
署、職位、連絡先、電子メール住所、決済口座が開設さ
れた金融機関(決済口座番号)、決済可能なクレジット
カード情報などを意味する。
【0020】図3は、図1の決済サーバ2の詳細ブロッ
ク図である。
【0021】図3を参照すると、決済サーバ2は、企業
の仮想口座情報及び勤労者の仮想口座情報、及び電子商
取引きサーバ1の管理者の仮想口座情報が貯蔵された仮
想口座データベース31と、制御モジュール30及び外
部との必要なデータをやり取りするための通信モジュー
ル34を含む。
【0022】決済サーバ2は、インターネット5上で実
際の銀行と同一の機能を行う仮想銀行を運営することに
より、企業サーバ7と仮想口座データベース31に設け
られた勤労者仮想口座及び電子商取引きサーバ1の管理
者の仮想口座との間にサイバーマネを移動させるための
ものである。
【0023】仮想口座データベース31は、企業ID、
パスワード、仮想口座番号、入出金内訳情報を含む企業
の仮想口座情報;勤労者ID、パスワード、仮想口座番
号及び入出金内訳情報を含む勤労者の仮想口座情報;及
び電子商取引きサーバID、パスワード、仮想口座番
号、入出金内訳情報を含む電子商取引きサーバ1の仮想
口座情報が貯蔵されている。
【0024】制御モジュール30は、電子商取引きサー
バ1から商品代金決済の要求に応じて勤労者の仮想口座
から決済金額に該当するサイバーマネが電子商取引きサ
ーバ1の管理者の仮想口座へ振り替えられるようにする
ことで決済を行う。
【0025】より具体的には、仮想口座データベース3
1には、企業の仮想口座である企業仮想口座31a、勤
労者の仮想口座である勤労者福利厚生口座31b及び勤
労者仮想給与口座31b'、電子商取引きサーバ1の仮
想口座である電子商取引きの福利厚生口座31c及び電
子商取引きの仮想給与口座31c'が設けられている。
勤労者福利厚生口座31bには企業から勤労者に福利厚
生費用として提供された福利厚生サイバーマネが貯蔵さ
れており、勤労者仮想給与口座31b'には企業から勤
労者に給与として提供された給与サイバーマネが貯蔵さ
れている。
【0026】福利厚生サイバーマネ及び給与サイバーマ
ネは企業サーバ7によりインターネット5を通じて一定
の時間間隔をおいて決済サーバ2に提供されて、企業仮
想口座31aに貯蔵されており、企業サーバ7からの指
示により、例えば、給与支給日など所定の時点で企業仮
想口座31aから勤労者福利厚生口座31b及び勤労者
仮想給与口座31b'へ振り替えられる。振り替えられ
る福利厚生サイバーマネの金額は各勤労者に支給される
福利厚生費用に該当し、振り替えられる給与サイバーマ
ネの金額は各勤労者に支給される給与の金額と同一であ
る。
【0027】但し、後述するように、企業はオフライン
上の実際の銀行に開設された勤労者の給与口座に給与を
支給するに当たって、給与支給日を基準として勤労者仮
想給与口座31b'から電子商取引きの仮想給与口座3
1c'へ振り替えられたサイバーマネの金額を給与から
天引きした残りの分を支給することにより、勤労者との
間に給与精算を行う。
【0028】前述のように構成された本発明の望ましい
実施形態による決済方法について説明すれば、下記の通
りである。
【0029】図4は、勤労者が電子商取引きサーバ1に
接続して購買しようとする商品を決定する過程を説明す
るためのフローチャートである。
【0030】図4を参照すると、特定の企業に設けら
れ、インターネット5を基盤に電子商取引きサーバ1に
より運営されるインターネット電子商取引きサイトで商
品を購買しようとする勤労者はインターネット接続手段
3aまたは3bを用いインターネット5を通じて電子商
取引きサーバ1に接続し勤労者データベース23に貯蔵
されているID及びパスワードを入力して電子商取引き
サーバ1にログインする(401段階)。
【0031】インターネット接続手段3aまたは3bに
は電子商取引きサーバ1により運営される電子商取引き
サイトのホームページが表示され、勤労者はインターネ
ット接続手段3aまたは3bを用い電子商取引きサイト
を探索する。さらに、電子商取引きサーバ1の制御モジ
ュール20は商品データベース21から商品情報を抽出
して通信モジュール24を通じて伝送することにより、
当該勤労者のインターネット接続手段3aまたは3bに
商品情報がディスプレーされるようにする(402段
階)。
【0032】勤労者が購買しようとする商品を決定する
と、決定された商品情報が電子商取引きサーバ1の通信
モジュール24を通じて電子商取引きサーバ1の制御モ
ジュール20に提供される(403段階)。
【0033】以下では、商品代金決済として、福利厚生
口座決済あるいは仮想給与口座決済が行われる手順につ
いて詳細に説明する。
【0034】先ず、電子商取引きサーバ1でなされる手
順は下記の通りである。図5は、電子商取引きサーバ1
でなされる手順を説明するためのフローチャートであ
る。
【0035】図5を参照すると、通信モジュール24を
通じて勤労者が購買しようとする商品情報を提供された
電子商取引きサーバ1の制御モジュール20は勤労者の
IDを決済サーバ2に伝送する(501段階)。
【0036】電子商取引きサーバ1の制御モジュール2
0は通信モジュール24を通じて決済サーバ2から当該
勤労者の残高情報を受信され(502段階)、受信され
た残高情報と当該勤労者が商品代金として決済しなけれ
ばならない決済金額とを比較する(503段階)。比較
の結果、決済金額が残高よりも多ければ残高情報、及び
決済金額と共に残高不足メッセージが当該勤労者のイン
ターネット接続手段3aまたは3bに表示されるように
する(504段階)。
【0037】このとき、残高不足メッセージと共に、決
済金額の全部または超過分を代わりの決済手段を通じて
決済可能に代わりの決済手段を選択できる選択アイコン
を表示し勤労者により選択された代わりの決済手段によ
る決済を実行できる(504'段階)。代わりの決済手
段としては、振り込み入金方式、クレジットカード社と
の連携を通じての一般のクレジットカード決済、などを
挙げることができる。但し、代わりの決済手段を通じて
商品代金の全額または超過分を決済する具体的な手順は
本発明の範囲外であるため、その詳細な説明は省略す
る。
【0038】決済金額のうち超過分を代わりの決済手段
を通じて決済する場合、すなわち、福利厚生口座あるい
は仮想給与口座に残っている残高で決済金額の一部を充
当し残りは代わりの決済手段を通じて決済する場合、前
記決済金額の一部に対する福利厚生口座決済あるいは仮
想給与口座決済の手続きは後述する決済金額の全部に対
する福利厚生口座決済あるいは仮想給与口座決済と同一
である。もちろん、代わりの決済手段による決済及び仮
想口座決済(福利厚生口座決済あるいは仮想給与口座決
済)による各決済手続きは勤労者の決済の便宜のために
双方遂行可能に構成する。
【0039】一方、前述した504段階及び後述する5
05段階で表示される残高情報は、勤労者の便宜及び情
報提供の効用性を考慮して勤労者福利厚生口座31b及
び勤労者仮想給与口座31b'別に各々表示される。
【0040】比較の結果、決済金額が残高よりも少ない
か同一である場合、電子商取引きサーバ1の制御モジュ
ール20は残高情報及び決済金額を当該勤労者のインタ
ーネット接続手段3aまたは3bに伝送してディスプレ
ーされるようにし(505段階)、決済方法の選択画面
が当該勤労者のインターネット接続手段3aまたは3b
に前記505段階での残高情報及び決済金額と共にディ
スプレーされるようにすることで、決済実行の可否をも
う一度確認する(506段階)。図示されてない決済方
法の選択画面には、福利厚生口座決済または仮想給与口
座決済を選択できる選択アイコン及び取引き取消しアイ
コンが設けられている。勤労者は選択アイコンのうちい
ずれか一つをクリックして決済が実行されるようにする
か、或いは取引き取消しアイコンをクリックして取引き
が取り消されるようにする。
【0041】勤労者が取引き取消しアイコンをクリック
した場合、電子商取引きサーバ1の制御モジュール20
は当該勤労者のインターネット接続手段3aまたは3b
に取引きが取消されたことが表示されるようにし(50
7段階)、これにより取引きが終了する。
【0042】勤労者が前記選択アイコンのうちいずれか
一つをクリックして決済が実行されるようにする場合、
電子商取引きサーバ1の制御モジュール20は通信モジ
ュール24を通じて決済サーバ2に決済金額及び選択さ
れた決済方法を伝送する(508段階)。
【0043】電子商取引きサーバ1の制御モジュール2
0は通信モジュール24を通じて決済サーバ2から決済
完了を受信し(509段階)、当該勤労者のインターネ
ット接続手段3aまたは3bに当該商品代金決済が完了
したことが表示されるようにする(510段階)。
【0044】次に、決済サーバ2でなされる手順を説明
すれば、下記の通りである。図6は、商品代金決済を行
うために決済サーバ2でなされる手順を説明するための
フローチャートである。
【0045】決済サーバ2の制御モジュール30は通信
モジュール34を通じて勤労者IDを受信した後(60
1段階)、仮想口座データベース31から当該勤労者I
Dをもつ勤労者の福利厚生口座31b及び仮想給与口座
31b'にアクセスし残高情報を抽出して(602段
階)、電子商取引きサーバ1に伝送する(603段
階)。ここで、残高情報とは、勤労者福利厚生口座31
b及び勤労者仮想給与口座31b'に各々入金されてい
るサイバーマネの総額を意味する。
【0046】次に、決済サーバ2の制御モジュール30
は通信モジュール34を通じて電子商取引きサーバ1か
ら決済金額及び決済方法を受信し(604段階)、選択
された決済方法により決済を実行する(605段階)。
決済は福利厚生口座決済と仮想給与口座決済とに分けら
れるが、これについて各々説明する。
【0047】図7は、決済サーバ2により福利厚生口座
決済が実行される過程を詳細に説明するためのフローチ
ャートである。
【0048】図7を参照すると、決済サーバ2の制御モ
ジュール30は当該勤労者の勤労者福利厚生口座41に
残っている残高と決済金額とを比較する(701段
階)。比較の結果、決済金額が勤労者福利厚生口座31
bに残っている残高よりも少ないか同一である場合、仮
想口座データベース31にアクセスして勤労者福利厚生
口座31bから当該決済金額に該当するサイバーマネを
電子商取引きの福利厚生口座31cへ振込む(702段
階)。
【0049】比較の結果、決済金額が勤労者福利厚生口
座31bに残っている残高よりも多ければ、仮想口座デ
ータベース31にアクセスして勤労者福利厚生口座31
bから残っている残高の全部が電子商取引きの福利厚生
口座31cへ振り替えられるようにし、さらに勤労者仮
想給与口座31b'から決済金額から勤労者福利厚生口
座31bに残っている残高を引いた超過分が電子商取引
き仮想給与口座31c'へ振り替えられるようにする
(703段階)。
【0050】図8は、決済サーバ2により仮想給与口座
決済が実行される過程を詳細に説明するためのフローチ
ャートである。
【0051】図8を参照すると、決済サーバ2の制御モ
ジュール30は仮想口座データベース31にアクセスし
て勤労者仮想給与口座31b'から当該決済金額が電子
商取引きの仮想給与口座31c'へ振り替えられるよう
にする(801段階)。
【0052】このように、決済を完了した決済サーバ2
の制御モジュール30は電子商取引きサーバ1に決済が
完了したことを通知する(606段階)。一方、電子商
取引きサーバ1は決済サーバ2の電子商取引きの福利厚
生口座31c及び電子商取引きの仮想給与口座31c'
に入金されたサイバーマネに基づいて企業サーバ7と精
算を行うことになる。
【0053】図9は、電子商取引きサーバ1が企業サー
バ7と精算を行う過程を説明するためのフローチャート
である。
【0054】図9を参照すると、電子商取引きサーバ1
の制御モジュール20は決済サーバ2に接続して電子商
取引きサーバID、及びパスワードを提供しログインを
要求し(901段階)、決済サーバ2は電子商取引きサ
ーバID、及びパスワードを確認してログインを許容す
る(902段階)。
【0055】次に、電子商取引きサーバ1の制御モジュ
ール20は電子商取引きの福利厚生口座31c及び/ま
たは電子商取引きの仮想給与口座31c'の口座番号、
及び振り替え金額を伝送すると同時に、企業仮想口座3
1aに口座振り替えを要求する(903段階)。
【0056】通信モジュール34を通じて電子商取引き
サーバ1の振り替え金額を受信した決済サーバ2の制御
モジュール30は仮想口座データベース31にアクセス
して電子商取引きの福利厚生口座31c及び/または電
子商取引きの仮想給与口座31c'から企業仮想口座3
1aに前記振り替え金額に該当するサイバーマネを振り
込み、電子商取引きサーバ1に振り替え完了を通知する
(904段階)。
【0057】通信モジュール24を通じて振り替え完了
を通知された電子商取引きサーバ1の制御モジュール2
0は企業サーバ7に接続して(905段階)、前記振り
替えられたサイバーマネに該当する現金を支給すること
を請求する(906段階)。
【0058】図10は、企業サーバ7が決済サーバ2に
アクセスして企業仮想口座31aの入出金内訳を確認す
る過程を説明するためのフローチャートである。
【0059】図10を参照すると、企業サーバ7は決済
サーバ2に接続して企業ID、パスワードを提供しログ
インを要求し(1001段階)、決済サーバ2は企業I
D、及びパスワードを確認しログインを許容する(10
02段階)。
【0060】次に、企業サーバ7は入出金内訳を要求す
る(1003段階)。通信モジュール34を通じて企業
の入出金内訳の要求を受信した決済サーバ2の制御モジ
ュール30は仮想口座データベース31にアクセスして
企業仮想口座31aの入出金内訳を抽出し(1004段
階)、抽出した入出金内訳を企業サーバ7に伝送する
(1005段階)。これにより、企業サーバ7は電子商
取引きサーバ1から入金されたサイバーマネの金額を確
認できる(1006段階)。
【0061】企業サーバ7が電子商取引きサーバ1から
企業仮想口座31aに入金されたサイバーマネの金額に
対応して代金を支給される方式は様々である。例えば、
実際の銀行に開設された電子商取引きサーバ1の口座に
オンラインあるいはオフラインで現金が入金されるよう
にするか、或いは前記実際の銀行の金融取引きを行う金
融機関サーバと連動して前記実際の銀行に開設された電
子商取引きサーバ1の口座に現金が入金されるようにで
きる。入金時期も電子商取引きサーバ1の管理者と企業
サーバ7管理者との事前契約を通じて多様に定めること
ができる。
【0062】より具体的には、企業の給与支給日を基準
としてオンライン上で実際の銀行の金融決済サーバに接
続して前記実際の銀行に開設された電子商取引きサーバ
1の決済口座に現金が入金されるようにするか、或いは
オフライン上で前記実際の銀行に開設された電子商取引
きサーバ1の決済口座に該当金額を入金できる。銀行を
通じることなく、直接取引きを通じて精算することもも
ちろん可能である。
【0063】そのほかに、従来のオンライン及びオフラ
イン上で行われるあらゆる精算方法が当該発明の精算方
法及び精算手続きとして適用できる。但し、従来のオン
ライン及びオフライン上で行われる精算方法は本発明の
要旨外であるため、これについての詳細な説明は省略す
る。
【0064】勤労者も直接に決済サーバ2にログインし
仮想口座データベース31に貯蔵された仮想口座の口座
番号を提示して各口座の入出金内訳を照会できる。詳細
な過程は図10を参照して説明した企業の場合と同様で
ある。
【0065】一方、前述した第1実施形態では仮想口座
データベース31に勤労者の仮想口座を2つずつ設けて
福利厚生サイバーマネと給与サイバーマネとを分離させ
て貯蔵可能に構成したが、勤労者の仮想口座及び電子商
取引きサーバ1の仮想口座を一つずつ設けて福利厚生サ
イバーマネと給与サイバーマネとが同一の仮想口座に貯
蔵され、同一の仮想口座へ振り替えられるように構成す
ることもできる。
【0066】また、決済サーバ2と実際の銀行の金融機
関サーバとのリアルタイム連動を通じて仮想口座間にサ
イバーマネが振り替えられるとき、実際の銀行に前記仮
想口座に対応して設けられた口座間に現金が振り替えら
れるように構成できる。このように構成した場合、前述
のような別途の精算手続きが不要になるという長所があ
る。
【0067】一方、電子商取引きサーバ1は決済サーバ
2による決済方式とは別途にあるいは一緒に、代わりの
決済手段による商品代金の決済が可能に構成できるのは
もちろんである。これにより、勤労者は勤労者福利厚生
口座31b及び勤労者仮想給与口座31b'に商品代金
の決済のための残高が十分に残っている場合であって
も、他の決済手段を通じて決済可能になる。
【0068】図11は、代わりの決済手段として実際の
金融機関に開設された勤労者の預金口座から直接現金が
振り替えられるようにする方式及びクレジットカード決
済方式が採用された電子商取引きサーバ1でなされる決
済手続きを説明するためのフローチャートである。
【0069】図11を参照すると、通信モジュール24
を通じて購買しようとする商品情報を提供された電子商
取引きサーバ1の制御モジュール20は勤労者IDを決
済サーバ2に伝送し、勤労者データベース23から勤労
者の口座番号及びクレジットカード番号を抽出して金融
機関サーバ9に伝送する(1101段階)。
【0070】ここで、金融機関サーバ9は勤労者の預金
口座が開設された実際の金融機関の金融取引きを担当す
るサーバ及び勤労者のクレジットカードを発行したクレ
ジットカード会社の金融取引きを担当するサーバを意味
する。
【0071】電子商取引きサーバ1の制御モジュール2
0は通信モジュール24を通じて決済サーバ2及び金融
機関サーバ9から当該勤労者の残高情報あるいはクレジ
ットカード決済可否及び決済限度金額を受信する(11
02段階)。
【0072】電子商取引きサーバ1の制御モジュール2
0は受信された残高情報及び決済金額と共に決済手段を
選択できる決済手段選択画面が当該勤労者のインターネ
ット接続手段3aまたは3bにディスプレーされるよう
にする(1103段階)。決済手段選択画面は、下記の
ように表示できる。
【0073】
【表1】
【0074】商品代金100、000ウォンに対し、当
該勤労者は勤労者福利厚生口座31bから90、000
ウォンを、クレジットカードで10、000ウォンを決
済する方式を選択したことが分かる。
【0075】勤労者が選択した決済手段選択情報は通信
モジュール24を通じて制御モジュール20に伝達され
(1104段階)、制御モジュール20は勤労者が選択
した決済方式及び決済金額が表示された決済実行確認画
面が当該勤労者のインターネット接続手段3aまたは3
bにディスプレーされるようにすることで決済実行の可
否をもう一度確認する(1105段階)。図示されてな
い決済実行画面には、取引き実行アイコン及び取引き取
消しアイコンが設けられており、勤労者は選択アイコン
のうちいずれか一つをクリックして決済が実行されるよ
うにするか、或いは取引きが取り消されるようにする。
【0076】勤労者が取引き取消しアイコンをクリック
した場合、電子商取引きサーバ1の制御モジュール20
は当該勤労者のインターネット接続手段3aまたは3b
に取引きが取り消されたことを表示し(1106段
階)、これにより取引きが終了する。
【0077】勤労者が取引実行アイコンをクリックして
決済が実行されるようにする場合、電子商取引きサーバ
1の制御モジュール20は通信モジュール24を通じて
決済サーバ2に決済金額及び選択された決済方法を伝送
し、金融機関サーバ9に決済金額を伝送する(1107
段階)。
【0078】電子商取引きサーバ1の制御モジュール2
0は通信モジュール24を通じて決済サーバ2及び金融
機関サーバ9から決済完了を受信し(1108段階)、
当該勤労者のインターネット接続手段3aまたは3bに
当該商品代金の決済が完了したことが表示されるように
する(1109段階)。
【0079】図12は、本発明の第2実施形態による電
子商取引きサーバを適用したインターネット基盤の勤労
者福利厚生システムを説明するためのブロック図であ
る。但し、第1実施形態と同一の役目を行う構成につい
て繰り返される説明は省略する。
【0080】図12を参照すると、インターネット基盤
の勤労者福利厚生システムは、所定企業に備えられたイ
ンターネット5'を通じて電子商取引きサーバ1'に接続
するためのPC、モバイルフォンなど、複数の勤労者の
インターネット接続手段3'と、インターネット5'に連
結されてインターネット接続手段3'に商品情報を表示
し勤労者から購買しようとする商品購買代金としてサイ
バーマネを受け取るための電子商取引きの応用プログラ
ムが設けられた電子商取引きサーバ1'、勤労者のイン
ターネット接続手段3'にサイバーマネを提供するため
の企業サーバ7'を含む。
【0081】ここで、企業サーバ7'は企業経営者によ
り管理され、インターネット5'を通じて勤労者に企業
経営に関する各種の意思を表示し、勤労者からの意志表
示を受け取るためのものであって、ソフトウェア及びハ
ードウェアを総称する。
【0082】一方、前記勤労者福利厚生システムは、イ
ンターネット5のほかに別のネットワーク、例えば、P
STN(Public Switched Telep
hone Network)、PSDN(Public
Switched Data Network)、ケ
ーブルテレビ網、無線通信網などを基盤に適用可能であ
る。ネットワークが変更される場合、勤労者のネットワ
ーク接続手段3'、電子商取引きサーバ1'、企業サーバ
7'のネットワークインタフェースモジュール及び使用
される通信プロトコルが変更または付加される必要があ
るのはもちろんである。
【0083】勤労者のインターネット接続手段3'、企
業サーバ7'、及び電子商取引きサーバ1'にはサイバー
マネを貯蔵しかつ送受信するためのサイバーマネの送受
信モジュール113、117、111が各々搭載されて
いる。サイバーマネはデジタルデータとして電子署名な
ど、所定の暗号化技法が適用されて具現された電子貨幣
であって、企業サーバ7'から福利厚生費用としてある
いは給与の一部として勤労者のインターネット接続手段
3'に伝送される。
【0084】勤労者は前もって電子貨幣として支給され
る給与の範囲を定め、企業サーバ7'はこれに基づき各
勤労者にサイバーマネを伝送する。もちろん、サイバー
マネはインターネット5'を通じて伝送することなく、
オフラインを通じて貯蔵媒体に貯蔵された形で勤労者に
提供できる。
【0085】前記のような構成により、本発明の第2実
施形態による電子商取引き方法について説明すれば、下
記の通りである。
【0086】勤労者はインターネット接続手段3'を通
じて電子商取引きサーバ1'にログインし、商品情報を
探索して所定の商品を購買しようとする場合、サイバー
マネ送受信モジュール113を通じて商品購買代金に該
当するサイバーマネを電子商取引きサーバ1'に伝送す
ることにより、商品代金の決済を行う。
【0087】一方、精算のためにサイバーマネ送受信モ
ジュール111を通じて商品代金として受け取った電子
商取引きサーバ1'は再びサイバーマネ送受信モジュー
ル111を通じてサイバーマネを企業サーバ7'に伝送
し、企業サーバ7'はサイバーマネ送受信モジュール1
17を通じてサイバーマネを受け取ってこれに該当する
実際の金額を電子商取引きサーバ1'に提供することに
より精算する。精算方法としては、前述した第1実施形
態での精算方法のうち適用可能なあらゆる方法が用いら
れる。
【0088】第2実施形態によれば、サイバーマネを通
じて勤労者の取引き内訳に対するプライバシーを保障で
き、サイバーマネ送受信モジュール111、113、1
17を各々電子商取引きサーバ1'、勤労者インターネ
ット接続手段3'、及び企業サーバ7'に搭載するのに代
えて、別途の決済サーバを運営する必要がないという利
点がある。
【0089】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるこ
となく、本発明の技術思想から逸脱しない範囲内で当業
者による変形が可能なのはもちろんである。例えば、仮
想口座データベースに貯蔵されたデータシグメントの縮
少、変更、付加などのデータ構造の変更、残高情報の表
示方法、単純な手続きの順序の変更などは本発明の技術
思想の範囲に含まれる。
【0090】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、企
業がより効率良い福利厚生制度を実施できるネットワー
ク基盤の電子商取引きサーバ、電子商取引き方法、決済
サーバ及び決済方法が提供される。
【0091】また、本発明によれば、勤労者が便利に所
望の商品を購買でき、より便利に商品代金が決済可能に
なる。
【0092】これにより、企業で提供する福利厚生制度
の効用性が向上され、勤労者の企業に対する満足度が高
まり、その結果、勤労者の業務の生産性及び愛社心が高
まるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による電子商取引きサー
バ及び決済サーバを適用したインターネット基盤の勤労
者福利厚生システムを説明するための概要図である。
【図2】図1の電子商取引きサーバ1の詳細ブロック図
である。
【図3】図1の決済サーバ2の詳細ブロック図である。
【図4】勤労者が電子商取引きサーバ1に接続して購買
しようとする商品を決定する過程を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図5】商品代金決済を行うために電子商取引きサーバ
1でなされる手順を説明するためのフローチャートであ
る。
【図6】商品代金決済を行うために決済サーバ2でなさ
れる手順を説明するためのフローチャートである。
【図7】決済サーバ2により福利厚生口座決済が実行さ
れる過程を詳細に説明するためのフローチャートであ
る。
【図8】決済サーバ2により仮想給与口座決済が実行さ
れる過程を詳細に説明するためのフローチャートであ
る。
【図9】電子商取引きサーバ1が企業サーバ7と精算を
行う過程を説明するためのフローチャートである。
【図10】企業サーバ7が決済サーバ2にアクセスして
企業仮想口座31aの入出金内訳を確認する過程を説明
するためのフローチャートである。
【図11】電子商取引きサーバ1でなされる第1実施形
態の変形例であって、決済手続きを説明するためのフロ
ーチャートである。
【図12】本発明の第2実施形態による電子商取引きサ
ーバを適用したインターネット基盤の勤労者福利厚生シ
ステムを説明するための概要図である。
【符号の説明】
1、1’ 電子商取引サーバ 2 決済サーバ 3a、3b、3’ インターネット接続手段 5、5’ インターネット 7、7’ 企業サーバ 20、30 制御モジュール 21 商品データベース 22 情報データベース 23 勤労者データベース 24、34 通信モジュール 111、113、117 サイバーマネ送受信モジュー

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定企業の勤労者に関する情報が貯蔵さ
    れた勤労者データベースと、 複数の商品に関する情報が貯蔵された商品データベース
    と、 前記勤労者データベースに記録された勤労者が前記商品
    データベースに設けられた商品をオンラインで購買する
    場合、商品決済代金として前記企業から前記勤労者に提
    供されたサイバーマネを受け取るための制御モジュール
    と、を含むことを特徴とするネットワーク基盤の電子商
    取引きサーバ。
  2. 【請求項2】 前記サイバーマネは、前記企業の企業サ
    ーバから伝送されて、商品金額の決済のための決済サー
    バの仮想口座データベースに設けられた勤労者の仮想口
    座に貯蔵され、 前記制御モジュールは、前記決済サーバに接続して前記
    勤労者の仮想口座から前記決済金額に該当するサイバー
    マネが前記仮想口座データベースに設けられた自分の仮
    想口座へ振り替えられるようにすることで、前記商品の
    決済金額としてサイバーマネを受け取ることを特徴とす
    る請求項1に記載のネットワーク基盤の電子商取引きサ
    ーバ。
  3. 【請求項3】 前記制御モジュールは、前記決済サーバ
    に接続して前記自分の仮想口座から所定のサイバーマネ
    が前記決済サーバの仮想口座データベースに設けられた
    前記企業の仮想口座へ振り替えられるようにした後、前
    記企業サーバに接続して前記振り替えられたサイバーマ
    ネに該当する現金の支給を要求することを特徴とする請
    求項2に記載のネットワーク基盤の電子商取引きサー
    バ。
  4. 【請求項4】 前記制御モジュールは、前記勤労者のネ
    ットワーク接続手段から前記サイバーマネを伝送される
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子商取引きサー
    バ。
  5. 【請求項5】 所定企業の勤労者のネットワーク接続手
    段に複数の商品に関する情報を伝送する段階と、 前記ネットワーク接続手段から前記商品のうち少なくと
    も一つに対する購買要求を受信する段階と、 前記商品に対する決済金額の少なくとも一部として、前
    記企業から前記勤労者に提供されたサイバーマネを受け
    取る段階と、を含むことを特徴とするネットワーク基盤
    の電子商取引き方法。
  6. 【請求項6】 前記サイバーマネは、前記企業の企業サ
    ーバから伝送されて、決済のための決済サーバの仮想口
    座データベースに設けられた勤労者の仮想口座に貯蔵さ
    れ、 前記サイバーマネを受け取る段階は、 前記勤労者の仮想口座から前記決済金額の少なくとも一
    部に該当するサイバーマネが前記仮想口座データベース
    に設けられた電子商取引きの仮想口座へ振り替えられる
    ように前記決済サーバに要求する段階と、 前記決済サーバから前記電子商取引きの仮想口座への振
    り替え完了を通知される段階と、を含むことを特徴とす
    る請求項5に記載のネットワーク基盤の電子商取引き方
    法。
  7. 【請求項7】 前記電子商取引きの仮想口座から所定の
    サイバーマネが前記決済サーバの仮想口座データベース
    に設けられた前記企業の仮想口座へ振り替えられるよう
    に前記決済サーバに要求する段階と、 前記決済サーバから前記企業の仮想口座への振り替えを
    通知される段階と、 前記振り替えられたサイバーマネに該当する現金を支給
    することを前記企業サーバに要求する段階と、をさらに
    含むことを特徴とする請求項6に記載のネットワーク基
    盤の電子商取引き方法。
  8. 【請求項8】 前記サイバーマネを受け取る段階は、 前記サイバーマネを受け取る前に、前記サイバーマネに
    よる決済を行うための決済サーバから前記勤労者のサイ
    バーマネの残高情報を受信し、前記勤労者の預金口座が
    開設された金融機関から前記勤労者の預金口座の残高情
    報を受信し、前記勤労者にクレジットカードを発給した
    金融機関からクレジットカード決済可否及び決済可能金
    額を受信する段階と、 前記ネットワーク接続手段に前記決済金額、前記サイバ
    ーマネ残高情報、前記預金口座の残高情報、前記クレジ
    ットカード決済可否及び決済可能金額を伝送する段階
    と、 前記ネットワーク接続手段から前記決済金額の少なくと
    も一部に対して前記サイバーマネによる決済要求を受信
    する段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項5に
    記載のネットワーク基盤の電子商取引き方法。
  9. 【請求項9】 前記サイバーマネを受け取る段階は、 前記サイバーマネを受け取った後に、前記ネットワーク
    接続手段から前記サイバーマネにより決済要求されてな
    い残りの決済金額に対して前記預金口座からの口座振り
    替えによる決済要求または前記クレジットカード決済要
    求を受信する段階をさらに含むことを特徴とする請求項
    8に記載のネットワーク基盤の電子商取引き方法。
  10. 【請求項10】 前記サイバーマネは、前記企業で勤労
    者に福利厚生費用として支給する福利厚生サイバーマネ
    と、給与として支給する給与サイバーマネとを含み、 前記福利厚生サイバーマネは、前記勤労者の仮想口座で
    ある勤労者福利厚生口座に貯蔵され、 前記給与サイバーマネは、前記勤労者の仮想口座である
    勤労者仮想給与口座に貯蔵され、 前記サイバーマネによる決済要求を受信する段階は、 前記勤労者福利厚生口座の残高が前記決済金額よりも少
    ない場合に限って、前記ネットワーク接続手段から前記
    サイバーマネにより決済要求されてない残りの決済代金
    に対して前記預金口座からの口座振り替えによる決済要
    求または前記クレジットカードによる決済要求を受信す
    る段階を含むことを特徴とする請求項8に記載のネット
    ワーク基盤の電子商取引き方法。
  11. 【請求項11】 前記サイバーマネは、前記企業で勤労
    者に福利厚生費用として支給する福利厚生サイバーマネ
    と、給与として支給する給与サイバーマネとを含み、 前記福利厚生サイバーマネは、前記勤労者の仮想口座で
    ある勤労者福利厚生口座に貯蔵され、 前記給与サイバーマネは前記勤労者の仮想口座である勤
    労者仮想給与口座に貯蔵され、 前記サイバーマネを受け取る段階は、 前記勤労者福利厚生口座及び前記勤労者仮想給与口座の
    残高情報を受信する段階と、 前記勤労者福利厚生口座の残高が前記決済金額よりも多
    いか同じ場合、前記決済サーバに前記勤労者福利厚生口
    座から前記決済金額に該当するサイバーマネが前記仮想
    口座データベースに設けられた電子商取引きの仮想口座
    へ振り替えられるように要求し、前記勤労者福利厚生口
    座の残高が前記決済金額よりも少ない場合、前記決済サ
    ーバに前記勤労者福利厚生口座に残された残高の全部が
    前記仮想口座データベースに設けられた電子商取引きの
    仮想口座へ振り替えられるように要求し、前記勤労者仮
    想給与口座から前記決済金額から前記残高を引いた残り
    の金額が前記電子商取引きの仮想口座へ振り替えられる
    ように要求する段階と、 前記決済サーバから振り替え完了を通知される段階と、
    を含むことを特徴とする請求項5または6に記載のネッ
    トワーク基盤の電子商取引き方法。
  12. 【請求項12】 前記ネットワーク接続手段に前記残高
    情報を伝送する段階をさらに含むことを特徴とする請求
    項11に記載のネットワーク基盤の電子商取引き方法。
  13. 【請求項13】 前記サイバーマネは、前記企業で前記
    勤労者に福利厚生費用として支給する福利厚生サイバー
    マネと、給与として支給する給与サイバーマネとを含
    み、 前記福利厚生サイバーマネは、前記勤労者の仮想口座で
    ある勤労者福利厚生口座に貯蔵され、 前記給与サイバーマネは、前記勤労者の仮想口座である
    勤労者仮想給与口座に貯蔵され、 前記サイバーマネを受け取る段階は、 前記勤労者福利厚生口座及び前記勤労者仮想給与口座の
    残高情報を受信する段階と、 前記勤労者福利厚生口座の残高が前記決済金額よりも多
    いか同じ場合、前記決済サーバに前記勤労者福利厚生口
    座から前記決済金額に該当するサイバーマネが前記仮想
    口座データベースに設けられた電子商取引きの仮想口座
    へ振り替えられるように要求し、前記勤労者福利厚生口
    座の残高が前記決済金額よりも少ない場合、前記決済サ
    ーバに前記勤労者福利厚生口座に残された残高の全部が
    前記仮想口座データベースに設けられた電子商取引きの
    仮想口座へ振り替えられるように要求し、前記勤労者仮
    想給与口座から前記決済金額から前記残高を引いた残り
    の金額が前記電子商取引きの仮想口座へ振り替えられる
    ように要求する段階と、 前記決済サーバから振り替え完了を通知される段階と、
    を含むことを特徴とする請求項5または6に記載のネッ
    トワーク基盤の電子商取引き方法。
  14. 【請求項14】 前記サイバーマネを受け取る段階は、 前記勤労者のネットワーク接続手段から前記サイバーマ
    ネを伝送されることを特徴とする請求項5に記載の電子
    商取引き方法。
  15. 【請求項15】 所定企業から福利厚生費用として支給
    されたサイバーマネが入金された勤労者の仮想口座であ
    る勤労者福利厚生口座、及び前記勤労者を対象として商
    品を販売するための電子商取引きサーバの仮想口座であ
    る電子商取引きの福利厚生口座が設けられた仮想口座デ
    ータベースと、 ネットワークを通じて前記電子商取引きサーバと必要な
    情報をやり取りするための通信モジュールと、 前記仮想口座データベースにアクセスして前記通信モジ
    ュールを通じて前記電子商取引きサーバから提供された
    決済情報に基づき前記電子商取引きサーバから勤労者が
    購買しようとする商品の決済代金に該当するサイバーマ
    ネを前記勤労者福利厚生口座から前記電子商取引きの福
    利厚生口座へ振込むための制御モジュールと、を含むこ
    とを特徴とするネットワーク基盤の決済サーバ。
  16. 【請求項16】 前記仮想口座データベースは、前記企
    業から給与として支給されたサイバーマネが入金された
    勤労者の仮想給与口座をさらに含み、 前記制御モジュールは、前記電子商取引きサーバから前
    記通信モジュールを通じて受信された情報に基づき前記
    勤労者が前記電子商取引きサーバから購買した商品の決
    済代金に該当するサイバーマネを前記仮想給与口座から
    前記電子商取引きの福利厚生口座へ振込むことを特徴と
    する請求項15に記載のネットワーク基盤の決済サー
    バ。
  17. 【請求項17】 前記仮想口座データベースは、前記電
    子商取引きサーバの仮想口座である電子商取引きの仮想
    給与口座をさらに含み、 前記制御モジュールは、前記決済金額に該当するサイバ
    ーマネを前記勤労者仮想給与口座から前記電子商取引き
    の仮想給与口座へ振込むことを特徴とする請求項16に
    記載のネットワーク基盤の決済サーバ。
  18. 【請求項18】 前記決済情報は、前記勤労者の勤労者
    ID、パスワード及び決済金額を含むことを特徴とする
    請求項15ないし17のいずれか一項に記載のネットワ
    ーク基盤の決済サーバ。
  19. 【請求項19】 所定企業から福利厚生費用として支給
    されたサイバーマネが入金された勤労者の仮想口座であ
    る勤労者福利厚生口座、及び、前記勤労者を対象として
    商品を販売するための電子商取引きサーバの仮想口座で
    ある電子商取引きの福利厚生口座が設けられた仮想口座
    データベースを設ける段階と、 前記電子商取引きサーバから前記勤労者が購買した商品
    の決済金額を要求される段階と、 前記決済金額に該当するサイバーマネを前記勤労者福利
    厚生口座から前記電子商取引きの福利厚生口座へ振込む
    段階と、を含むことを特徴とするネットワーク基盤の決
    済方法。
  20. 【請求項20】 前記仮想口座データベースは、前記企
    業から給与として支給されたサイバーマネが入金された
    勤労者の仮想給与口座をさらに含み、前記サイバーマネ
    を振込む段階は、前記決済金額に該当するサイバーマネ
    を前記仮想給与口座から前記電子商取引きの福利厚生口
    座へ振込むことを特徴とする請求項19に記載のネット
    ワーク基盤の決済方法。
  21. 【請求項21】 前記仮想口座データベースは、前記電
    子商取引きサーバの仮想口座である電子商取引きの仮想
    給与口座をさらに含み、 前記サイバーマネを振込む段階は、 前記決済金額に該当するサイバーマネを前記勤労者仮想
    給与口座から前記電子商取引きの仮想給与口座へ振込む
    ことを特徴とする請求項20に記載のネットワーク基盤
    の決済方法。
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