JP2002365847A - 電子写真用トナーおよび画像形成方法 - Google Patents

電子写真用トナーおよび画像形成方法

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JP2002365847A
JP2002365847A JP2001178399A JP2001178399A JP2002365847A JP 2002365847 A JP2002365847 A JP 2002365847A JP 2001178399 A JP2001178399 A JP 2001178399A JP 2001178399 A JP2001178399 A JP 2001178399A JP 2002365847 A JP2002365847 A JP 2002365847A
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toner
wax
electrophotographic toner
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polyester resin
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JP2001178399A
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Tomohiro Takeda
智裕 武田
Toyofumi Inoue
豊文 井上
Satoshi Yoshida
聡 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 かぶりを防止し、高クリーナビリティーで、
小粒径の電子写真用トナーおよび該電子写真用トナーを
使用する画像形成方法を提供する。 【解決手段】 少なくとも、ポリエステル樹脂からなる
結着樹脂と、ワックスおよびワックス分散助剤成分と、
研磨剤と、を有する電子写真用トナーであって、ポリエ
ステル樹脂が、脂肪族アルコール、芳香族ジカルボン
酸、3価以上の多価単量体からなり、酸価および水酸基
価が15mgKOH/g以下で、ワックスの平均分散径
が0.2〜0.4μm、分散径0.4μm以上のワック
スが占める面積の割合がワックス全体の面積の5%以
下、トナーの平均粒径が7μm以下であることを特徴と
する電子写真用トナーである。また、現像工程と、転写
工程と、定着工程と、を含む画像形成方法であって、ト
ナーが上記電子写真用トナーであることを特徴とする画
像形成方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法、静電
記録法、静電印刷法等に用いられる電子写真用トナーお
よび画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トナー用樹脂(結着樹脂)として
はスチレンアクリル系樹脂およびポリエステル系樹脂が
製造性や現像・定着性の観点から広く使用されている。
しかし、近年、複写機・プリンターとも高速化が要求さ
れてきており、定着性の観点からポリエステル樹脂が多
く使用されてきている。前記ポリエステル樹脂として
は、製造性・コスト・性能等の観点から、ビスフェノー
ルAをアルコール成分の原料モノマーとして合成したも
のが一般的である。
【0003】現像方式も近年変化してきており、これま
で二成分現像方式が広く用いられてきたが、この方式で
はトナーのみが消費されるため、現像剤中のトナーの濃
度割合が低下してしまう。従って、キャリアとの混合割
合を一定に保たなければならず、現像装置が大型化する
といった問題があった。
【0004】一方、一成分現像方式では上記問題がな
く、装置の小型化等の利点を有するが、帯電付与機能を
有するキャリアを含有しないため、トナーの帯電量制御
が二成分方式に比較して難しい。特に、結着樹脂にポリ
エステル樹脂を使用する場合、スチレンアクリル樹脂に
比べ、官能基数が多いため、環境によりトナーの帯電性
が大幅に変わってしまい、画像濃度の低下やかぶりの悪
化等が起こりやすかった。また、黒色トナーはもちろん
のこと、カラートナーでも定着ロールにオイルを使用し
ない定着方式が近年増加してきている。オイルを使用し
ない場合、トナー中にワックスを含有させる必要がある
が、ビスフェノールAを使用したポリエステル樹脂でも
トナー中へのワックス分散径がスチレンアクリル樹脂に
比べて大きく、脂肪族アルコールを使用したポリエステ
ル樹脂ではワックス分散径がさらに大きくなり、特に高
温高湿環境下での画像濃度低下等の問題が発生する。
【0005】さらに、小型・低速機のレンジまで画質に
対する要求も年々高まってきており、トナーの小粒径化
への移行も急速に進んでいるが、上記ビスフェノールA
を使用したポリエステル樹脂は、主鎖にベンゼン環を有
するためスチレンアクリル系に比べて粉砕性が低い。従
って、ポリエステル樹脂を使用したこれまでの電子写真
用トナーの体積平均粒径は、7μm以上であるのが一般
的であった。
【0006】一成分方式は上記理由により低価格な小型
機に使用されることが多く、潜像担持体上の残トナーを
クリーニングするシステムもウレタンゴムのドクターブ
レードのみが一般的であり、トナーのクリーナビリティ
ーが二成分方式以上に必要とされる。
【0007】以上のことから、近年、一成分現像方式用
磁性トナーに要求される特性は非常に厳しくなってきて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情を考
慮し、従来の技術の問題点を解決することを目的として
なされたものである。すなわち、本発明の目的は、従来
のポリエステル樹脂と同等な低温定着性を維持し、かぶ
りを防止し、帯電の環境依存が小さく、高クリーナビリ
ティーであって、粒径の小さい電子写真用トナーを提供
することにある。また、本発明の目的は、前記電子写真
用トナーを使用し、トナーカートリッジのライフエンド
まで高画質な画像が得られる画像形成方法を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく鋭
意研究の結果、本発明者等は、酸価(以下、「AV」と
いうことがある)および水酸基価(以下、「OHV」と
いうことがある)がそれぞれ所定値以下のポリエステル
樹脂(結着樹脂)と、トナー中で一定の分散径径等を有
するワックスおよびワックス分散剤と、研磨剤と、を有
する電子写真用トナーによれば、既述のような問題を解
決することが可能で、かかる電子写真用トナーを使用し
て画像を形成すれば、トナーカートリッジのライフエン
ドまで高画質な画像が得られることを見出した。すなわ
ち本発明は、 <1> 少なくとも、ポリエステル樹脂からなる結着樹
脂と、ワックスおよびワックス分散助剤成分と、研磨剤
と、を有する電子写真用トナーであって、前記ポリエス
テル樹脂が、少なくとも脂肪族アルコール、芳香族ジカ
ルボン酸および3価以上の多価単量体からなり、酸価お
よび水酸基価がそれぞれ15mgKOH/g以下であ
り、前記ワックスの平均分散径が0.2〜0.4μmで
あって、分散径0.4μm以上のワックスが占める面積
の割合がワックス全体の面積の5%以下であり、トナー
の体積平均粒径が7μm以下であることを特徴とする電
子写真用トナーである。
【0010】<2> さらに、磁性粉が30〜70質量
%含有されていることを特徴とする<1>に記載の電子
写真用トナーである。
【0011】<3> 前記研磨剤が、表面処理されたア
ナターゼ型の酸化チタンであり、その1次平均粒子径が
30〜100nmであることを特徴とする<1>または
<2>に記載の電子写真用トナーである。
【0012】<4> 潜像担持体上に形成された静電潜
像を、トナーにより現像してトナー画像を形成する現像
工程と、該トナー画像を転写材上に転写して転写画像を
形成する転写工程と、該転写画像を定着する定着工程
と、を含む画像形成方法であって、前記トナーが<1>
〜<3>のいずれかに記載の電子写真用トナーであるこ
とを特徴とする画像形成方法である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子写真用トナー
および画像形成方法について詳細に説明する。
【0014】<電子写真用トナー>本発明の電子写真用
トナーは、少なくとも、ポリエステル樹脂からなる結着
樹脂と、ワックスおよびワックス分散助剤成分と、研磨
剤と、からなり、磁性粉やその他の成分を含む。
【0015】(ポリエステル樹脂からなる結着樹脂)本
発明の電子写真用トナーに使用されるポリエステル樹脂
からなる結着樹脂は、少なくとも、脂肪族アルコール、
芳香族ジカルボン酸および3価以上の多価単量体を原料
モノマーとして重合することで得られる。
【0016】脂肪族アルコールとしては、エチレングリ
コール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロ
ピレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペン
チルグリコール、1,4−ブテンジオール、1,5−ペ
ンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール等の炭素数
2〜12のアルキレングリコール;ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコール等のアルキレンエー
テルグリコール類;1,4−シクロヘキサンジメタノー
ル;等が挙げられる。これらのうちコスト・生産性・品
質の観点からネオペンチルグリコールとエチレングリコ
ールとを混合して重合されたものが好ましい。
【0017】芳香族ジカルボン酸としては、フタル酸、
イソフタル酸、テレフタル酸、トルエンジカルボン酸、
ナフタレンジカルボン酸等およびこれらの無水物や低級
アルキルエステル、および側鎖に炭素数4〜35の炭化
水素基を有するアルキルもしくはアルケニル(無水)コ
ハク酸{ドデセニル(無水)コハク酸、ペンタドデセニ
ル(無水)コハク酸}およびこれらの無水物や低級アル
キルエステルが挙げられる。これらの中ではイソフタル
酸、テレフタル酸、ジメチルテレフタレート、n−ドデ
セニル無水コハク酸が好ましく、特にイソフタル酸、テ
レフタル酸はポリエステルのガラス転移温度を上げ、耐
ブロッキング性に寄与し、トナー帯電量や環境依存性の
減少、トナー定着部材へのトナー固着の抑制に効果があ
り好ましい。
【0018】3価以上の多価単量体の具体例としては、
トリメリット酸、ピロメリット酸、1,2,4−シクロ
ヘキサントリカルボン酸、2,5,7−ナフタレントリ
カルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン酸、
1,2,5−ヘキサントリカルボン酸、1,2,7,8
−オクタンテトラカルボン酸、ならびにこれらの酸無水
物および低級アルキルエステルが挙げられる。これらを
用いる場合、トリメリット酸およびこれらの無水物や低
級アルキルエステルが、樹脂のTgを高める効果がある
とともに、低コストおよび耐オフセット性付与の観点よ
り好ましい。
【0019】上記脂肪族アルコールと、芳香族ジカルボ
ン酸および3価以上の多価カルボン酸との混合比(モル
比)は、1:1となるようにすることが好ましいが、所
定のポリエステルが生成するように適宜、それぞれの量
を変えて調整してもよい。
【0020】結着樹脂としてのポリエステル樹脂のAV
は、15mgKOH/g以下とし、帯電量の低下防止の
観点から、好ましくは3〜15mgKOH/g、より好
ましくは5〜10mgKOH/gとする。15mgKO
H/gを超えるとトナー帯電量の温湿度の依存性が大き
くなる。また、前記ポリエステル樹脂のOHVは、15
mgKOH/g以下とし、トナーの低温定着性の観点か
ら、好ましくは1〜15mgKOH/g、より好ましく
は1〜10mgKOH/gとする。OHVが15mgK
OH/gを超えるとトナー帯電量の環境依存性が大きく
なり、またトナー定着部材へのトナー固着が低下する。
【0021】ここで、酸価(AV)とは、試料1g中に
含まれる酸を中和するために必要な水酸化カリウムのミ
リグラム数をいう。また、水酸基価(OHV)とは、基
準油脂分析試験法(日本油脂化学協会編)に従って試料
1gをアセチル化するときに水酸基と結合した酢酸を中
和するために必要な水酸化カリウムのミリグラム数をい
う。
【0022】当該ポリエステル樹脂は、耐オフセット性
の観点から、THF不溶分を1〜30%含有させること
が好ましい。また、THF可溶分のピーク分子量は、3
000〜6000であることが好ましく、3500〜5
500であることがより好ましい。THF可溶分のピー
ク分子量が、3000未満であると高温定着性が低下し
オフセットが発生しやすくなる。THF可溶分のピーク
分子量が6000を超えると低温定着性が低下するとと
もにトナーの粉砕性が低下するため、小粒径トナーが得
られにくくなることがある。
【0023】また、当該ポリエステル樹脂のTg(ガラ
ス転移温度)は、50〜70℃であることが好ましく、
55〜65℃であることがより好ましい。Tgが50℃
未満ではトナーの凝集性および粉体流動性が低下するこ
とがある。また、Tgが70℃を超えると低温定着性お
よび粉砕性が低下することがある。さらに、ポリエステ
ル樹脂のMI(メルトインデックス値)は1〜15であ
ることが好ましく、1〜10であることがより好まし
い。MIが1未満であると低温定着性が低下するととも
に粉砕性が低下することがあり、MIが15を超えると
高温定着性が低下しオフセットが発生しやすくなる。
【0024】(ワックスおよびワックス分散剤)本発明
の電子写真用トナーに使用するワックス成分は、炭素数
8以上のパラフィン、ポリオレフィン等が好ましく、例
えば、ポリプロピレンワックス、ポリエチレンワック
ス、パラフィンワックス、パラフィンラテックス、マイ
クロクリスタリンワックス等を使用することが好まし
く、なかでも、ポリプロピレンワックス、ポリエチレン
ワックスを使用することがより好ましい。
【0025】また、ワックス分散助剤は、トナー中への
ワックス分散径を最適にする目的で添加される。使用可
能なワックス分散助剤としては、ワックスとポリエステ
ル樹脂との相溶性を高められるものであればいかなる樹
脂でも使用することが可能であるが、イソプロペニルト
ルエンやビニル系モノマーを有するグラフト化合物等を
使用することが好適である。
【0026】ワックスの平均分散径は、0.2〜0.4
μmであることを必須とし、好ましくは0.25〜0.
35μmとする。0.2μm未満であると、定着ロール
へのワックス移行が十分でないため、特に高温時のオフ
セットが悪化してしまい、0.4μmを超えると、トナ
ー表面へのワックスの顔出し量が増加してしまうため、
特に高温高湿環境下での画像濃度維持性が悪化してしま
う。ワックスの平均分散径は、種々の方法で測定するこ
とができるが、例えば、透過型電子顕微鏡(TEM)に
より、トナー断面表面写真から、その断面に存在するワ
ックス粒子の投影円相当径を測定し、これらの平均を求
めることができる。
【0027】また、前記分散径が0.4μm以上のワッ
クスが占める割合(以下、「面積割合」ということがあ
る)がワックス全体の面積の5%以下であることを必須
とし、好ましくは、3%以下とする。5%を超えると、
トナー表面へのワックスの顔出し量が増加してしまうた
め、特に、高温高湿環境下での画像濃度維持性が悪化し
てしまう。当該面積割合は、トナーの断面の写真からワ
ックスドメインの総表面積と各々の分散径のワックスド
メインの面積を測定することにより求めることができ
る。
【0028】既述のような面積割合は、ワックス分散助
剤のSP値や添加量を制御するすることにより、所定の
範囲とすることができる。
【0029】(研磨剤)本発明の電子写真用トナーに
は、研磨剤が含まれている。該研磨剤を含有すること
で、クリーニング性(クリーナビリティー)を向上さ
せ、ライフエンドまで高画質を維持することができる。
本来、ポリエステル樹脂は末端官能基数等に起因してス
チレンアクリル系と比較しトナーとしての粉体特性が悪
く、良いクリーニング性が得られにくい。また、脂肪族
アルコールを原料としたポリエステル樹脂は粉砕性が良
いことが利点だが、逆に樹脂としては、潜像担持体のク
リーニング性を低下させてしまう。従って、電子写真用
トナーに研磨剤を含有させることで、トナーの電荷交換
を促進するのみならず、潜像担持体への研磨力を高める
ため、トナーカートリッジのライフエンドまで高画質な
画像を維持できる。
【0030】研磨剤としては、酸化チタン、酸化セリウ
ム、チタン酸ストロンチウム、表面処理磁性粉等を使用
することが可能で、これらに種々の表面処理を施すこと
が好ましい。なかでも、帯電量均一化およびクリーナビ
リティーアップの観点から、表面処理された酸化チタン
が好ましい。表面処理剤としてはクロロシラン、アルコ
キシシラン、シラザン、特殊シリル化剤のいずれのタイ
プをも使用することが可能である。具体的にはメチルト
リクロロシラン、ジメチルジクロロシラン、トリメチル
クロロシラン、フェニルトリクロロシラン、ジフェニル
ジクロロシラン、テトラメトキシシラン、メチルトリメ
トキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、フェニルト
リメトキシシラン、イソブチルトリメトキシシラン、デ
シルトリメトキシシラン、ヘキサメチルジシラザン等を
挙げることができるが、トナーの帯電性・電荷交換性・
潜像担持体研磨性等の観点からデシルトリメトキシシラ
ンが最も好ましい。またシリコーンオイル処理を併用し
てもよい。例えば、ジメチルシリコーンオイル、アルキ
ル変性シリコーンオイル、クロルフェニルシリコーンオ
イル、フッ素変性シリコーンオイル、アミノ変性シリコ
ーンオイル等を用いることができる。これらは酸化チタ
ンの吸湿性を低下させるためトナーの高温高湿環境下で
の帯電低下を防止するのみならず、潜像担持体とトナー
の付着力を低減させるため特にOHPシート等の厚紙を
接触型ロール転写する際の中抜け防止の効果もある。
【0031】上記研磨剤の添加量は、トナー粒子に対
し、0.1〜2.0質量部とすることが好ましく、0.
5〜1.5質量部とすることがより好ましい。0.1質
量部を未満だと、十分な研磨性および電荷交換性が得ら
れず、クリーナビリティが得られないことがあり、2.
0質量部を超えると、潜像担持体を研磨する力が強すぎ
るため、潜像担持体の傷や磨耗による耐久性低下が生じ
やすい。
【0032】また、酸化チタンを研磨剤とする場合、既
述のような表面処理されたアナターゼ型の酸化チタンで
あって、その1次平均粒子径が30〜100nmのもの
を使用することが好ましい。ルチル型の酸化チタンは、
高温高湿下のトナー帯電量を低下させることがあるた
め、好ましくない。1次粒子径はクリーナビリティーと
潜像担持体傷の発生防止の観点から上記範囲内にあるこ
とが好ましい。
【0033】(磁性粉)本発明の電子写真用トナーに
は、磁性粉が含有されていることが好ましい。磁性粉を
含有させることで、磁性一成分現像剤とすることができ
る。磁性粉としては、公知の磁性体、例えば、鉄、コバ
ルト、ニッケル等の金属およびこれらの合金;Fe
34、γ−Fe23、コバルト添加酸化鉄等の金属酸化
物;MnZnフェライト、NiZnフェライト等の各種
フェライト;マグネタイト、ヘマタイト;等が使用で
き、さらにこれらの表面をシランカップリング剤、チタ
ネートカップリング剤等の表面処理剤で処理したもの、
あるいはポリマーコーティングしたもの等を使用するこ
とができる。
【0034】磁性粉の混合割合は、トナー粒子(結着樹
脂+磁性粉)に対して、30〜70質量%とすることが
好ましく、35〜65質量%とすることがより好まし
い。磁性粉が30質量%未満だと、トナー担持体のマグ
ネットによるトナーの拘束力が低下し、トナーの飛散、
カブリの問題が発生することがある。一方、70質量%
を超えると、画像濃度が低下することがある。また、磁
性粉の体積平均粒径は、結着樹脂への分散性の観点か
ら、0.05〜0.35μmであることが好ましい。
【0035】(その他成分)トナーの流動性あるいは帯
電性等を向上させる目的で表面有機処理シリカ等の無機
微粉末、チタン酸ストロンチウム等の金属酸化物、脂肪
酸あるいはその誘導体および金属塩等の有機微粉末、フ
ッ素系樹脂微粉末等を併用して添加することもできる。
その他、公知の離型剤樹脂等を添加することもできる。
【0036】また、現像剤の帯電量を制御する手段とし
ては必要に応じて、例えば、フッ素系界面活性剤、サリ
チル酸クロム錯体のようなクロム系染料、マレイン酸を
単量体成分として含む共重合体のごとき高分子酸、4級
アンモニウム塩、ニグロシン等のアジン系染料、カーボ
ンブラック等の帯電制御剤を用いることができる。
【0037】本発明の電子写真用トナーは、いかなる手
法を用いてトナー化してもよいが、混練・粉砕方式によ
り製造されることが最も好ましい。すなわち、結着樹
脂、磁性体微粉末、離型剤樹脂、帯電制御剤等を熱混練
機を用いて溶融混練し、冷却後粉砕、分級を行いトナー
を得る方法を適用することが好ましい。
【0038】本発明の電子写真用トナーは、体積平均粒
径(D50)を7μm以下とすることを必須とし、好ま
しくは5〜7μmとする。体積平均粒径が、7μmより
大きいと粒状性が低下するからである。
【0039】ポリエステル樹脂を構成するモノマーを上
記のようにしたことにより、本発明の電子写真用トナー
が従来同等な低温定着性を有し、かつライフエンドまで
高画質な画像が得ることができる。これは、トナーの高
温側耐オフセット性を維持しつつ低温側の溶融粘度を上
昇させず、粉砕性が良化したためトナーの小粒径化が可
能となったためである。また、AVおよびOHVが低い
ため、帯電が環境に依存せず安定したこと、およびトナ
ー中のワックス分散径が小さくかつ均一に分散されてい
ることに加え、表面処理された酸化チタン等の研磨剤を
添加することによりクリーニング助剤として潜像担持体
を常にフレッシュな状態に研磨しているためである。
【0040】本発明の電子写真用トナーは、耐オフセッ
ト性を維持しつつ低温定着性を減少させない。これは、
ポリエステル樹脂の組成が脂肪族アルコールおよび芳香
族ジカルボン酸および3価以上の多価単量体成分からな
り、ピーク分子量の異なる高分子成分と低分子成分をバ
ランス良く混合したことにある。
【0041】本発明の電子写真用トナーは、粉砕性が良
好であるが、これは、主鎖にベンゼン環を有さない脂肪
族アルコールを原料としたポリエステル樹脂を使用して
いるためである。これに対し、主鎖にベンゼン環を有す
るビスフェノールAを代表とする芳香族アルコールを原
料としたポリエステル樹脂は、結合が強いため割れにく
く、小粒径トナーを製造するには不向きである。
【0042】本発明の電子写真用トナーは、環境に依存
することなく帯電が安定している。これは、AVおよび
OHVのような末端官能基がともに15mgKOH/g
以下のため、およびワックス分散助剤を加えていること
により、トナー中でのワックス分散平均径が0.2〜
0.4μmであり、ワックス分散径が0.4μm以上の
ワックスが占める面積の割合がワックス全体の面積の5
%以下であるためである。AVは帯電量を得るためある
程度必要であるが、AV、OHVとも末端官能基は水分
の吸着性を高めるため、摩擦帯電を主とするトナー用樹
脂(結着樹脂)はAV・OHVとも低くしたほうが良
い。またトナー中のワックス分散径が大きいとトナーの
帯電分布がブロードとなるため画像濃度の低下を引き起
こすが、ワックス分散助剤を添加することによりワック
ス分散状態が良好となるためライフエンドまで安定した
画像濃度が得られる。また、表面処理された酸化チタン
等の研磨剤が添加されていることにより、トナーに比較
して電気抵抗が低い酸化チタンを通じて電荷交換が促進
され、特に低温・低湿環境下での帯電性が上がりすぎず
に高画質が得られる。
【0043】<画像形成方法>以上の如き構成の本発明
の電子写真用トナーは、従来公知の画像形成方法、すな
わち、潜像担持体上に形成された静電潜像を、トナーに
より現像してトナー画像を形成する現像工程と、該トナ
ー画像を転写材上に転写して転写画像を形成する転写工
程と、該転写画像を定着する定着工程と、を含む画像形
成方法に、好適に用いることができる。前記本発明の電
子写真用トナーを用いた本発明の画像形成方法によれ
ば、安定した画像濃度を得ることができ、クリーンニン
グ性が良好なため、長期に渡り安定した画像を形成する
ことができる。
【0044】
【実施例】本発明を以下に示す実施例により具体的に説
明するが、本発明はこれらに限定されることはない。な
お、トナーの粒度は、粒度測定機TA−II(コールタ
ーカウンター社製)によりアパーチャー径100μmで
測定した。
【0045】(実施例1) −結着樹脂の製造− 脂肪族アルコール・・・ネオペンチルグリコール1.8
モル、エチレングリコール0.7モル、 芳香族ジカルボン酸・・・テレフタル酸2.2モル、 3価以上の多価単量体・・・トリメリット酸0.4モ
ル、 上記モノマーを反応釜に入れ、触媒としてジブチル錫オ
キサイトを添加し、200℃にて分子量を測定しながら
反応させ、表1に示すように、ピーク分子量4300、
ガラス転移点(Tg)55℃、AV=10.0、OHV
=13.5のポリエステル樹脂からなる結着樹脂を得
た。ピーク分子量の測定はゲルパーミエーションクロマ
トグラフィーで、Tgの測定は示査走査熱量計で測定し
た。AVおよびOHVの測定はKOHによる滴定で求め
た。
【0046】−トナーの製造− 上記結着樹脂:47.5質量部、 マグネタイト(商品名:MTH009F 戸田工業社
製):45.0質量部、 負帯電性帯電制御剤(Fe含有アゾ系染料、商品名:T
77、保土谷化学工業社製):1.0質量部、 ポリプロピレンワックス(商品名:P200 三井化学
社製):3.0質量部、 ポリエチレンワックス(商品名:PE130 クラリア
ントジャパン社製):0.5質量部、 ワックス分散助剤(イソプロペニルトルエン樹脂):
3.0質量部、
【0047】上記材料をヘンシェルミキサーにより粉体
混合し、これを設定温度160℃のエクストルーダーに
より熱混練した。
【0048】熱混練後、冷却粗粉砕、微粉砕を行い50
%体積径D50が6.0μmの粉砕物を得た。ここで粉
砕性指数の評価も同時に行った。これは一定の粉砕条件
下で、獲得したい粉砕粒径まで粉砕するための能力を数
値化したものであり、数字は1時間当りに粉砕可能なト
ナー量で表示した。いうまでもなく数字が大きいほど粉
砕性は良好である。結果を表2に示す。
【0049】さらにこの粉砕物を分級して、D50=
6.5μm、粒径5μm以下の粒径分布:40個数%の
トナー分級品を得た。得られたトナー分級品100質量
部に対して、一次平均粒子径50nmでシリコーンオイ
ルおよびデシルシラン処理された研磨剤としてのアナタ
ーゼ型酸化チタン(以下、単に「アナターゼ型酸化チタ
ン」という)1.0質量部と、一次平均粒子粒径12n
mのシリコーンオイル処理シリカ(以下、単に「シリコ
ーンオイル処理シリカ」という)1.2質量部と、をヘ
ンシェルミキサーで外添し、磁性一成分トナー(電子写
真用トナー)を得た。得られたトナーを用いて、透過型
電子顕微鏡(TEM)により、トナー断面写真を撮影
し、その断面に存在するワックス粒子の投影円相当径を
測定し、平均分散径を求めた。また、トナーの断面の写
真からワックスドメインの総面積と各々の分散径のワッ
クスドメインの面積を測定することにより、0.4μm
以上のワックスの面積割合を求めた。
【0050】得られた電子写真用トナーついて、デジタ
ル複合機DocuCentre400(富士ゼロックス
社製)を用い、以下に示す条件で種々の評価を行った。
【0051】評価条件: 現像バイアス(AC)=1.8kVp−p(周波数2.
14kHz) 現像バイアス(DC)=−300V VHigh=−420V、VLow=−100V 潜像担持体:表面層バインダーにポリカーボネートを使
用した有機感光体 潜像担持体・現像剤担持体間隔=250μm 試験環境:10℃/15%RH(低温低湿環境)および
28℃/85%RH(高温高湿環境)
【0052】評価内容:評価内容は、初期画質および2
0,000枚コピーを取った後の画質(環境維持性)と
初期定着性である。具体的には、画像濃度(SAD)、
カブリ(BKG)、粒状性、定着性である。画像濃度
(SAD)はX−rite濃度計によって測定し、カブ
リ(BKG)および粒状性の評価は目視で行った。また
クリーニング性評価は20,000枚コピー後の画質お
よび潜像担持体上のトナー付着レベルを官能評価した。
定着性の評価の際の最低定着温度は、前記DocuCe
ntre400の定着器部分を外部に取りだし、定着温
度を自由に制御できるようにした改造機にて、定着温度
を変えて測定した。坪量8.0g/m2の紙上に定着さ
れたソリッド画像を2つ折りにしてそのレベルを目視グ
レードし、許容レベルになる最低定着温度を測定した。
実用上、問題が無い温度は、ほぼ190℃以下である。
また、オフセット発生温度は、同様に前記改造機を用
い、定着温度を変えてオフセットの発生レベルを目視に
て測定、評価した。実用上、問題が無い温度は、ほぼ2
35℃以上である。以上の評価結果を表2に示す。
【0053】なお、表2中の評価指標は、以下に示す通
りである。 画像濃度(SAD)・・・○:≧1.4、△:1.2〜
1.4、×:≦1.2、かぶり(BKG)・・・○:問
題なし、△:ルーペにて確認できる、×:目視で確認で
きる、 粒状性・・・○:問題なし、△:ルーペで細線飛び散り
が確認できる、×:目視で細線飛び散りあり、 クリーナビリティー・・・○:問題無し、△:潜像担持
体上トナー付着あり、×:クリーニング不良による筋発
生、
【0054】(実施例2) −結着樹脂の製造− 反応条件として、反応温度を220℃にて、分子量を測
定しながら反応させ、実施例1と同様にして、結着樹脂
を製造した。当該結着樹脂のピーク分子量は5200で
あり、Tgは62℃であり、AV=8.0、OHV=1
0.0であった。
【0055】−トナーの製造− 上記結着樹脂を使用した以外は、実施例1と同様な材料
組成・製法を用いて、D50=6.8μm、粒径5μm
以下の粒径分布:35質量%のトナー分級品を得た。得
られたトナー分級品100質量部に対し、実施例1と同
様にして、アナターゼ型酸化チタンとシリコーンオイル
処理シリカを外添し、電子写真用トナーを得た。
【0056】得られた電子写真用トナーについて実施例
1と同様な評価を行った。結果を表1および2に示す。
【0057】(実施例3)実施例1と同様に作製したト
ナー分級品に、アナターゼ型酸化チタンを0.8質量部
外添したこと以外は実施例1と同様して電子写真用トナ
ーを作製した。得られた電子写真用トナーについて実施
例1と同様な評価を行った。結果を表1および2に示
す。
【0058】(比較例1) −結着樹脂の製造− アルコール成分・・・ビスフェノールAのPO体8.5
モル、ビスフェノールAのEO体1.5モル、 カルボン酸成分・・・テレフタル酸8.0モル、フマル
酸1.5モル、 3価以上の多価単量体・・・トリメリット酸0.3モ
ル、 上記材料を実施例1と同様に反応させ、ピーク分子量5
200、Tg55℃、AV=8.5、OHV=13.0
の結着樹脂を得た。
【0059】−トナーの製造− 上記結着樹脂を使用した以外は、実施例1と同様な材料
組成・製法を用いて、D50=6.5μm、粒径5μm
以下の粒径分布:40質量%のトナー分級品を得た。得
られたトナー分級品に対し、実施例1と同様にして、ア
ナターゼ型酸化チタンとシリコーンオイル処理シリカを
外添し、電子写真用トナーを得た。得られた電子写真用
トナーについて実施例1と同様な評価を行った。結果を
表1および2に示す。
【0060】(比較例2)比較例1と同様の結着樹脂を
使用して、粉砕および分級の条件を変更することによ
り、D50=7.6μm、粒径5μm以下の粒径分布:
25質量%のトナー分級品にした以外は実施例1と同様
にして電子写真用トナーを作製した。得られた電子写真
用トナーについて実施例1と同様な評価を行った。結果
を表1および2に示す。
【0061】(比較例3) −結着樹脂の製造− 反応条件として、反応温度を190℃にて、分子量を測
定しながら反応させ、実施例1と同様にして、結着樹脂
を製造した。当該結着樹脂のピーク分子量は4750で
あり、Tgは58℃であり、AV=34.5、OHV=
20.0であった。
【0062】−トナーの製造− 上記結着樹脂を使用した以外は、実施例1と同様な材料
組成・製法を用いて、D50=6.5μm、粒径5μm
以下の粒径分布:40質量%のトナー分級品を得た。得
られたトナー分級品に対し、実施例1と同様にして、ア
ナターゼ型酸化チタンとシリコーンオイル処理シリカを
外添し、電子写真用トナーを得た。
【0063】得られた電子写真用トナーについて実施例
1と同様な評価を行った。結果を表1および2に示す。
【0064】(比較例4)実施例1と同様のトナー分級
品100質量部にアナターゼ型酸化チタンを添加せず一
次平均粒子径12nmのシリコーンオイル処理シリカ
1.2質量部を外添した以外は実施例1と同様にして電
子写真用トナーを作製した。得られた電子写真用トナー
について実施例1と同様な評価を行った。結果を表1お
よび2に示す。
【0065】(比較例5)ワックス分散助剤を添加しな
いこと以外は実施例1と同様にして電子写真用トナーを
作製した。得られた電子写真用トナーについて実施例1
と同様な評価を行った。結果を表1および2に示す。
【0066】
【表1】
【0067】
【表2】
【0068】
【発明の効果】以上、本発明の電子写真用トナーは、粒
径が小さく、従来のポリエステル樹脂と同等な低温定着
性を維持し、カブリを防止し、帯電の環境依存が小さ
く、高いクリーナビリティーを示す。また、本発明の電
子写真用トナーを使用した画像形成方法によれば、トナ
ーカートリッジのライフエンドまで高画質な画像が得ら
れる。
フロントページの続き (72)発明者 吉田 聡 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2H005 AA01 AA02 AA06 AA08 AA15 CA08 CA14 CB07 EA05 EA07 EA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、ポリエステル樹脂からなる
    結着樹脂と、ワックスおよびワックス分散助剤成分と、
    研磨剤と、を有する電子写真用トナーであって、 前記ポリエステル樹脂が、少なくとも脂肪族アルコー
    ル、芳香族ジカルボン酸および3価以上の多価単量体か
    らなり、酸価および水酸基価がそれぞれ15mgKOH
    /g以下であり、 前記ワックスの平均分散径が0.2〜0.4μmであっ
    て、分散径0.4μm以上のワックスが占める面積の割
    合がワックス全体の面積の5%以下であり、 トナーの体積平均粒径が7μm以下であることを特徴と
    する電子写真用トナー。
  2. 【請求項2】 さらに、磁性粉が30〜70質量%含有
    されていることを特徴とする請求項1に記載の電子写真
    用トナー。
  3. 【請求項3】 前記研磨剤が、表面処理されたアナター
    ゼ型の酸化チタンであり、その1次平均粒子径が30〜
    100nmであることを特徴とする請求項1または2に
    記載の電子写真用トナー。
  4. 【請求項4】 潜像担持体上に形成された静電潜像を、
    トナーにより現像してトナー画像を形成する現像工程
    と、該トナー画像を転写材上に転写して転写画像を形成
    する転写工程と、該転写画像を定着する定着工程と、を
    含む画像形成方法であって、前記トナーが請求項1〜3
    のいずれかに記載の電子写真用トナーであることを特徴
    とする画像形成方法。
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Cited By (7)

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US7177555B2 (en) * 2003-01-15 2007-02-13 Ricoh Company, Ltd. Image forming process and image forming apparatus
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DE102005045131B4 (de) 2004-09-21 2018-06-14 Kao Corp. Verfahren zur Herstellung von Toner, der Toner und ein Fixierverfahren

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