JP2002364021A - バックホーの運転操縦装置 - Google Patents

バックホーの運転操縦装置

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JP2002364021A
JP2002364021A JP2001171681A JP2001171681A JP2002364021A JP 2002364021 A JP2002364021 A JP 2002364021A JP 2001171681 A JP2001171681 A JP 2001171681A JP 2001171681 A JP2001171681 A JP 2001171681A JP 2002364021 A JP2002364021 A JP 2002364021A
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JP
Japan
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control
tower
driver
control tower
seat
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Application number
JP2001171681A
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Minoru Okuda
稔 奥田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転席に居るオペレータの両ひざが操縦塔に
接触して操縦性を損なっていた。 【解決手段】 操作レバー9を有する操縦塔10と運転
席11とを前後に備え、前記操縦塔10の両側に、運転
席11のオペレータにおける両ひざの接触を回避するた
めの空間10L、10Rを形成しているとともに操縦塔
10の後面で高さ方向中途に走行レバー8L、8Rを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホーの運転
操縦装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バックホーにおいて運転者(オペレー
タ)の足元空間を十分広くして運転居住性を向上した技
術として特開平7−207704号公報で開示の作業車
(バックホー)の操縦部が提案されている。すなわち、
図7(1)(2)で示すように、「運転ステップAに操
縦塔Bを立設し、左右一対の走行レバーCを前後揺動操
作自在に前記操縦塔Bに装備し、前記走行レバーCを前
記操縦塔B内の機械式連動機構により前記運転ステップ
A下方の操作バルブEに連動させた作業車において、前
記機械式連動機構Dを形成するに、回転自在な筒軸の内
部に回転軸を配置し、前記走行レバーCの一方を前記筒
軸にかつ他方を前記回転軸に、前記走行レバーCの前後
揺動動作により前記筒軸及び前記回転軸が回転操作され
る状態で連動させてある作業車の操縦部。」であった。
【0003】この技術によれば、操縦塔Bと運転席Fと
の対向間隔Gが狭い場合でも運転者の足元空間が十分広
くできたものであった。なお、図7(1)(2)におい
てHは操作レバー(作業レバー)であって、パイロット
バルブH1等を操作するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図7(1)(2)に示
した従来例では、走行レバーCを操縦塔Bの頂面部に備
えていることから、該頂面部の横幅を狭幅にすることが
困難でこれ故、運転席Fのオペレータにおける両ひざが
操縦塔Bに接触し、この点で運転操縦性および運転居住
性において課題が残っていた。特に、小型バックホーに
あっては、旋回フレームに運転操縦装置、タンク類、エ
ンジン等の部品をコンパクトに配置する必要性から、前
記対向間隔Gも狭くなり、両ひざの接触を回避するのは
困難とされていた。
【0005】本発明は、操縦塔の形状と走行レバーの配
設を工夫することによって、オペレータの両ひざを回避
(接触防止)できるようにした運転操縦装置を提供する
ことが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、操作レバー9
を有する操縦塔10と、この操縦塔10の後方で前記操
作レバー9を操縦可能な位置に運転席11と、を備えて
いるバックホーの運転操縦装置において、前述の目的を
達成するために次の技術的手段を講じている。すなわ
ち、請求項1に係る本発明では、前記操縦塔10の両側
に、運転席11のオペレータにおける両ひざの接触を回
避するための空間10L、10Rを形成しているととも
に操縦塔10の後面で高さ方向中途に走行レバー8L、
8Rを備えていることを特徴とするものである。
【0007】このような構成を採用したことにより、足
元空間を十分広くできながら両ひざが操縦塔10に接触
するのを確実に防止し、これ故、小型バックホーであっ
ても運転操縦性及び運転居住性が大幅に向上できた。前
述した請求項1において、操縦塔10の後面側で幅方向
中間部に後方隆起部10Aを形成し、この後方隆起部1
0Aの左右両側に前記空間10L、10Rを形成してお
り、前記後方隆起部10Aに走行レバー8L、8Rを備
えていることが推奨される(請求項2)。
【0008】これによれば、走行レバー8L、8Rを備
えるために操縦塔10の頂部を幅広にする必要もなくな
るのである。前述した請求項2において、走行レバー8
L、8Rで制御されるコントロールバルブVを、操縦塔
10の下方でこの塔10を立設している旋回フレーム5
内に備えていることが推奨される(請求項3)。ここで
走行レバー8L、8RとコントロールバルブVとの機械
式連動機構は、ケーブル方式でも従来例(特開平7−2
07704号公報参照)の機構であっても構わない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
形態について説明する。図8および図9はいずれも本発
明に係る運転操縦装置1を装備可能なバックホー2を示
しており、図8は所謂後方小旋回形バックホー2で、図
9は所謂超小旋回形バックホー2である。前記バックホ
ー2のいずれでも、左右のクローラ走行装置3を有し、
この走行装置3間のトラックフレーム4上に縦軸心廻り
に全旋回(360°回転)可能として走行機体としての
旋回フレーム5を備え、この旋回フレーム5のステップ
6上には作業レバー7L、7Rおよび走行レバー8L、
8R(以下、これらを総称して操作レバー9という場合
もある)を有する操縦塔10が立設され、この操縦塔1
0の後方で前記操作レバー9を操作可能な位置に運転席
11を備えて、ここに、運転操縦装置1を構成してい
る。
【0010】なお、運転席11は旋回フレーム5に搭載
したエンジンを覆う機体カバー12上に備えられてい
る。更に、左右のクローラ走行装置3間の前方にはドー
ザ装置13を備えているとともに、掘削装置14を備え
ている。掘削装置14は、後方小旋回形では旋回フレー
ム5の前縁に突出した取付ブラケット15に、ブーム1
6がブームシリンダおよびスイングシリンダで昇降自在
でかつスイング動作可能に支持され、ブーム16の先端
にアームシリンダによって屈伸自在なアーム17を備
え、このアーム17の先端にバケットシリンダでスクイ
・ダンプ動作可能なバケット18を備えて構成されてい
る。
【0011】一方、超小旋回形では、運転操縦装置1の
一側方で第1ブーム19を昇降自在に備え、この第1ブ
ーム19の先端に第2ブーム20をスイング自在に備
え、この第2ブーム20に平行リンクを介してバケット
18を有するアーム17が屈伸自在に備えて掘削装置1
4を構成している。左右の作業レバー7L、7Rは油圧
式操作系を構成するパイロットバルブに連動され、ブー
ムシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダおよび
旋回モータを任意に操作する十字操作式であり、左右の
走行レバー8L、8Rは左右のクローラ走行装置3を各
別に前後進及び停止するものである。
【0012】図1〜図3は前述した運転操縦装置1の第
1実施形態を示している。図1〜図3において、前記操
縦塔10の両側に、運転席11のオペレータにおける両
ひざの接触を回避するための空間10L、10Rを形成
しているとともに操縦塔10の後面で高さ方向中途に走
行レバー8L、8Rを備えている。より具体的には、操
縦塔10の後面側で幅方向中間部に後方隆起部10Aを
形成し、この後方隆起部10Aの左右両側に前記空間1
0L、10Rを形成しており、前記後方隆起部10Aに
走行レバー8L、8Rを備えているのである。
【0013】なお、左右の作業レバー7L、7Rはパイ
ロットバルブV1にそれぞれ連動されており、走行レバ
ー8L、8Rで制御されるコントロールバルブVを、操
縦塔10の下方でこの塔10を立設している旋回フレー
ム5内に備えているのであり、走行レバー8L、8Rと
バルブVは機械式(リンク式、ケーブル式)連動機構2
1によって連動連結されている。図4および図5は第2
実施形態を示しており、操縦塔10を円筒(円柱)形に
形成して、その左右両側に空間10R、10Lを塔10
の高さ方向全体に亘って形成し、走行レバー8L、8R
は塔10の高さ方向中途で後面側に備えており、運転席
11のオペレータにおける両足間に位置している。
【0014】図6は第3実施形態を示しており、作業レ
バー7L、7Rを上方拡開状の斜めとし、走行レバー8
L、8Rは操縦塔10の後面で高さ方向中途(やや頂部
寄)に備えたものである。なお、第2・3実施形態にお
いて第1実施形態と共通する部品等は共通符号を援用し
ており、また、操縦塔10は、旋回フレーム5より立設
した操縦台に前後で分割された操縦カバーをサンドイッ
チにて着脱自在としたものである。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、左
右の足元空間が広くなるだけでなく両ひざが操縦塔に干
渉(接触)しないので運転操縦性及び居住性を大幅に向
上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す平面図である。
【図2】図1の立面背面図である。
【図3】図1の側立面図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す平面図である。
【図5】図4の立面背面図である。
【図6】本発明の第3実施形態を示す立面背面図であ
る。
【図7】従来例を示し、(1)は平面図、(2)は立面
背面図である。
【図8】本発明を採用したバックホーの斜視図である。
【図9】本発明を採用したバックホーの斜視図である。
【符号の説明】
1 運転操縦装置 9 操作レバー 10 操縦塔 10L、10R 空間 11 運転席

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバー(9)を有する操縦塔(1
    0)と、この操縦塔(10)の後方で前記操作レバー
    (9)を操縦可能な位置に運転席(11)と、を備えて
    いるバックホーの運転操縦装置において、 前記操縦塔(10)の両側に、運転席(11)のオペレ
    ータにおける両ひざの接触を回避するための空間(10
    L)(10R)を形成しているとともに操縦塔(10)
    の後面で高さ方向中途に走行レバー(8L)(8R)を
    備えていることを特徴とするバックホーの運転操縦装
    置。
  2. 【請求項2】 操縦塔(10)の後面側で幅方向中間部
    に後方隆起部(10A)を形成し、この後方隆起部(1
    0A)の左右両側に前記空間(10L)(10R)を形
    成しており、前記後方隆起部(10A)に走行レバー
    (8L)(8R)を備えていることを特徴とする請求項
    1に記載のバックホーの運転操縦装置。
  3. 【請求項3】 走行レバー(8L)(8R)で制御され
    るコントロールバルブ(V)を、操縦塔(10)の下方
    でこの塔(10)を立設している旋回フレーム(5)内
    に備えていることを特徴とする請求項2に記載のバック
    ホーの運転操縦装置。
JP2001171681A 2001-06-06 2001-06-06 バックホーの運転操縦装置 Pending JP2002364021A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005002607A (ja) * 2003-06-10 2005-01-06 Seirei Ind Co Ltd 掘削作業車

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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