JP2002363630A - 転炉型溶銑予備処理方法 - Google Patents

転炉型溶銑予備処理方法

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JP2002363630A JP2001171543A JP2001171543A JP2002363630A JP 2002363630 A JP2002363630 A JP 2002363630A JP 2001171543 A JP2001171543 A JP 2001171543A JP 2001171543 A JP2001171543 A JP 2001171543A JP 2002363630 A JP2002363630 A JP 2002363630A
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    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本願発明の目的は、上記課題に鑑み、より生
産性の高い転炉型溶銑予備処理方法を提供することであ
る。 【解決手段】 転炉内にて溶湯を脱P精錬した後、当該
溶湯を当該転炉から出湯し、引き続き当該転炉内にて脱
P精錬された溶湯を脱C精錬を行う転炉型溶銑予備処理
方法において、当該転炉内における脱P精錬処理後に出
湯した当該溶湯(以下、溶湯Aと称す)以外であって、
別に脱P精錬された溶湯(以下、溶湯Bと称す)を装入
してこの溶湯Bの脱C精錬を行うことを特徴とする転炉
型溶銑予備処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、転炉または転炉
形式の製鋼炉(以下、転炉という)において主に脱燐を
行う脱燐精錬(以下、脱P精錬という)、及び主に脱炭
を行う脱炭精錬(以下、脱C精錬という)を行う転炉型
溶銑予備処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、溶銑の脱燐などを行ういわゆる溶
銑予備処理は、高炉から出銑された溶銑を転炉まで運搬
するトーピードカーなどによって行なわれていたが、近
年、その設備集約などを目的として、転炉で溶銑予備処
理を行う技術が普及されつつある。例えば、特開平6-73
425号公報に記載されているような複数の転炉を使用
し、一つを脱P精錬専用の脱P炉、他の一つを脱C精錬専
用とする脱C炉として使用する、いわゆる専用炉タイプ
の転炉型溶銑予備処理方法がある。また、特開平11-181
512号公報に開示されているような一つの転炉を使用
し、高炉からの溶銑を脱P精錬した後、当該溶湯を一旦
出湯し、脱P精錬の結果残留した脱Pスラグを排出し、こ
の脱P精錬した溶湯を再度同じ転炉に装入し、脱C精錬
を行う、いわゆる同一炉タイプの転炉型溶銑予備処理方
法がある。いずれにおいても転炉にて、溶銑予備処理が
可能となり、設備集約などのメリットは大きい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような転炉型予備精錬においては、脱P精錬、及び脱C
精錬共に装入、精錬、出湯などの作業が各2回必要であ
り、1チャージ当たりの転炉を占有する時間が長くなる
ことが避けられず、生産性の低下を招いており、より生
産性を向上する転炉型溶銑予備処理方法が必要となって
いる。
【0004】図3は、同一炉タイプの溶銑予備処理方法
におけるサイクルタイムの概要を示したものである。同
一炉タイプの溶銑予備処理方法においては、脱P精錬
後、当該脱P銑を鍋に出湯した後、当該鍋を炉下から装
入側に移動し、装入位置まで吊り上げる運搬時間が発生
する。その間、当該転炉は、前記出湯後、排滓を行い、
排滓終了から前記脱P溶湯を装入するまでの間、非稼動
時間が発生する。
【0005】一方、図4は、専用炉タイプの溶銑予備処
理方法の精錬スケジュールの一例を示したものである。
通常、脱P精錬の装入から排滓までのサイクルタイム
は、脱C精錬のサイクルタイムよりも短い。従って、専
用炉タイプの溶銑予備処理方法では、脱P炉の精錬ピッ
チを脱C炉のピッチに合わせるため、図のように脱P炉
の精錬と精錬の間に転炉の非稼動時間が発生する。
【0006】本願発明は、これら上記転炉の非稼動時間
を有効に活用する生産性の高い転炉型溶銑予備処理方法
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたものであって、その要旨とする
ところは以下のとおりである。 (1)転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯した後、引き
続き当該転炉にて、脱P精錬された溶湯を脱C精錬する
転炉型溶銑予備処理方法において、脱C精錬のために当
該転炉に装入される溶湯が、当該転炉で脱P精錬して出
湯した当該溶湯(以下、溶湯A)以外の溶湯(以下、溶
湯B)であることを特徴とする転炉型溶銑予備処理方
法。
【0008】(2)脱C精錬のために当該転炉に装入さ
れる前記溶湯Bは、前記当該溶湯Aに先立って、当該転
炉にて脱P精錬された溶湯(以下、溶湯A’)であるこ
とを特徴とする(1)に記載の転炉型溶銑予備処理方
法。 (3)脱C精錬のために当該転炉に装入される前記溶湯
Bは、他の転炉にて脱P精錬された溶湯(以下、溶湯
C)であることを特徴とする(1)に記載の転炉型溶銑
予備処理方法。
【0009】(4)転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯
した後、当該転炉または他の転炉にて、脱P精錬された
溶湯を脱C精錬する転炉型溶銑予備処理方法において、
転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯した後、当該転炉に
は、他の転炉で脱P精錬して出湯した溶湯(溶湯C)を
装入して、脱C精錬を行うとともに、当該転炉にて脱P
精錬して出湯した当該溶湯(溶湯A)は、他の転炉に装
入して脱C精錬することを特徴とする転炉型溶銑予備処
理方法。
【0010】(5)転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯
した後、当該転炉または他の転炉にて、脱P精錬された
溶湯を脱C精錬する転炉型溶銑予備処理方法において、
転炉にて脱P精錬して出湯した後、当該転炉または他の
転炉に普通溶銑を装入し、普通転炉精錬して出鋼した
後、次いで、脱P精錬された溶湯を装入して脱C精錬す
ることを特徴とする転炉型溶銑予備処理方法。
【0011】(6)転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯
した後、引き続き当該転炉において、脱P精錬された溶
湯を脱C精錬する転炉型溶銑予備処理方法において、脱
P精錬して出湯した後、引き続き、当該転炉に普通溶銑
を装入し、普通転炉精錬して出鋼した後、次いで、当該
転炉にて脱P精錬して出湯した溶湯(溶湯A)を装入
し、脱C精錬することを特徴とする転炉型溶銑予備処理
方法。
【0012】(7)転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯
した後、当該転炉あるいは他の転炉において、脱P精錬
された溶湯を脱C精錬する溶銑予備処理であって、転炉
にて溶湯を脱P精錬して出湯し、当該溶湯(溶湯A)を
他の転炉に装入して脱C精錬するとともに、当該転炉に
は、普通溶銑を装入し、普通転炉精錬して出鋼した後、
次いで、他の転炉で脱P精錬した溶湯(溶湯C)を装入
し、脱C精錬を行うことを特徴とする転炉型溶銑予備処
理方法。
【0013】(8)転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯
した後、当該転炉または他の転炉にて、脱P精錬した溶
湯を脱C精錬する溶銑予備処理を、複数の転炉のうちの
少なくとも1つを脱P用転炉とし、他の転炉を脱C用転
炉として行う専用炉タイプの転炉型溶銑予備処理方法に
おいて、脱P用転炉において、脱P精錬を連続的に行
い、当該脱P用転炉の非稼働時間が普通溶銑を普通転炉
精錬するに要するサイクルタイム以上となった時点で、
当該脱P用転炉で普通転炉精錬を行うことを特徴とする
転炉型溶銑予備処理方法。
【0014】(9)転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯
した後、当該転炉または他の転炉にて、脱P精錬した溶
湯を脱C精錬する溶銑予備処理を、複数の転炉のうちの
少なくとも1つを脱P用転炉とし、他の転炉を脱C用転
炉として行う専用炉タイプの転炉型溶銑予備処理方法に
おいて、脱C用転炉においても脱P精錬を行うととも
に、当該脱C用転炉には、当該脱C用転炉で脱P精錬さ
れた溶湯(溶湯A)と、脱P用転炉で脱P精錬された溶
湯(溶湯C)とを、交互に装入して脱C精錬するととも
に、脱P用転炉では脱P精錬を行い、その非稼働時間に
は普通溶銑を精錬する普通転炉精錬を行うことを特徴と
する転炉型溶銑予備処理方法。
【0015】(10)前記当該脱C用転炉に、前記当該
脱C用転炉で脱P精錬された溶湯と、前記脱P用転炉で
脱P精錬された溶湯とを、交互に装入して脱C精錬する
に際し、前記脱C用転炉では、前記脱P用転炉で脱P精
錬された溶湯(溶湯C)を脱C精錬した後に、前記当該
脱C用転炉で脱P精錬された溶湯(溶湯A’)を脱C精
錬することを特徴とする(9)に記載の転炉型溶銑予備
処理方法。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的に説明す
る。図3で示したように、同一炉タイプの溶銑予備処理
方法においては、転炉で脱P精錬して鍋に出湯された溶
湯は、脱C精錬するために、出湯位置から当該転炉また
は他の転炉の装入位置に移動させられる。この移動過程
で、転炉に非稼働時間が生じる。これに対して、本発明
では、以下のような方法で対処する。
【0017】すなわち、転炉で脱P精錬終了後、当該精
錬された溶湯(以下、溶湯A)を出湯し、当該転炉の装
入位置まで運搬されてくるのを待つのではなく、別に脱
P精錬された溶湯を、当該転炉の装入位置に待機させて
おき、当該転炉での当該脱P精錬が終了し、転炉の排滓
が終了後、直ちに、待機させておいた別に脱P精錬され
た溶湯(溶湯B)を、当該転炉に装入し、脱C精錬を行
うものである。
【0018】なお、当該溶湯(以下、溶湯A)とは、当
該転炉にて精錬されたチャージをいうものとする。すな
わち、請求項1は、図1のパターン1〜2に示すよう
に、転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯した後、引き続
き当該転炉にて、脱P精錬された溶湯を脱C精錬する転
炉型溶銑予備処理方法において、脱C精錬のために当該
転炉に装入される溶湯を、当該転炉で脱P精錬して出湯
した当該溶湯(以下、溶湯A)以外の別の溶湯(以下、
溶湯B)とするものである。これにより、当該転炉で脱
P精錬した溶湯Aが再装入のために移動している間に
も、転炉を有効に稼働させることができる。
【0019】また、請求項2は、図1のパターン1に示
すように、請求項1において、脱C精錬のために当該転
炉に装入される前記別の溶湯Bを、前記当該溶湯Aに先
立って、当該転炉にて脱P精錬された溶湯(以下、溶湯
A’)とするものである。また、請求項3は、図1のパ
ターン2に示すように、請求項1(図1のパターン1)
において、脱C精錬のために当該転炉に装入される前記
別の溶湯Bを、他の転炉にて脱P精錬された溶湯(以
下、溶湯C)とするものである。
【0020】このように、当該転炉に、当該チャージの
溶湯とは別に脱P精錬された溶湯を装入して脱C精錬を
行うことによって、当該転炉における稼働率を高めるこ
とができ、また、この方法を複数の転炉間で互いに行う
ことができる。すなわち、請求項4は、図1のパターン
2に示したように、転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯
した後、当該転炉または他の転炉にて、脱P精錬された
溶湯を脱C精錬する転炉型溶銑予備処理方法において、
転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯した後、当該転炉に
は、他の転炉で脱P精錬して出湯した溶湯(溶湯C)を
装入して、脱C精錬を行うとともに、当該転炉にて脱P
精錬して出湯した当該溶湯(溶湯A)は、他の転炉に装
入して脱C精錬するものである。これによって、複数の
転炉で、相互により効率を上げることができるものであ
る。
【0021】このように、上記、請求項1〜3では、転
炉で溶湯を脱P精錬して出湯した後、当該転炉にて脱C
精錬する脱P精錬された溶湯を、当該チャージの溶湯
(溶湯A)ではなく別に脱P精錬された溶湯(溶湯B)
に置き換えることにより、また、請求項4では、当該転
炉で脱C精錬する溶湯を、他の転炉で脱P精錬した溶湯
とするとともに、当該転炉で脱P精錬した溶湯は他の転
炉で脱C精錬することにより、脱P精錬した溶湯を装入
位置まで運搬する際に生ずる非稼働時間を解消するもの
である。
【0022】さらに、本発明では、この運搬に伴って生
じる非稼働時間を、別に脱P精錬された溶湯を装入して
脱C精錬するのに代えて普通溶銑を装入し、普通転炉精
錬することにより解消することができる。すなわち、請
求項5は、転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯した後、
当該転炉または他の転炉にて、脱P精錬された溶湯を脱
C精錬する転炉型溶銑予備処理方法において、転炉にて
脱P精錬して出湯した後、当該転炉または他の転炉に普
通溶銑を装入し、普通転炉精錬して出鋼した後、次い
で、脱P精錬された溶湯を装入して脱C精錬するもので
ある。この方法では、普通溶銑を必要に応じて待機させ
ておくことにより対応できるため、非稼働時間の解消に
きわめて有効であるほか、後述のように、スラグによる
汚染の抑制にも効果がある。なお、普通転炉精錬とは、
転炉で普通溶銑を溶鋼に精錬することを意味する(N精
錬とも略記する。)。但し、普通溶銑とは、脱P処理を
しない溶銑を意味するものとする。
【0023】すなわち、請求項6は、転炉内にて溶湯を
脱P精錬して出湯した後、引き続き当該転炉において、
脱P精錬された溶湯を脱C精錬する転炉型溶銑予備処理
方法において、脱P精錬して出湯した後、引き続き、当
該転炉に普通溶銑を装入し、普通転炉精錬して出鋼した
後、次いで、当該転炉にて脱P精錬して出湯した溶湯
(溶湯A)を装入し、脱C精錬するものである。
【0024】これは、図2のパターン5に示すように、
当該転炉での脱P精錬後に、予め、普通溶銑を当該転炉
の装入位置に待機させておき、当該転炉の排滓終了後、
この普通溶銑を装入し、普通転炉精錬を行って、出鋼
し、その後、当該転炉にて先に脱P精錬した溶湯(溶湯
A’)を装入し、脱C精錬するものである。すなわち、
図2のパターン5は、パターン1の脱P精錬の後、別の
脱P精錬溶湯の代わりに、普通溶銑を装入して普通転炉
精錬し、次いで当該転炉で先に脱P精錬した溶湯(溶湯
A’)を脱C精錬する形となっていることがわかる。こ
れにより非稼働時間の解消とともに、操業の自由度を拡
大できる。
【0025】さらに、上記の方法を複数の転炉間で行う
ことができる。すなわち、請求項7は、転炉内にて溶湯
を脱P精錬して出湯した後、当該転炉あるいは他の転炉
において、脱P精錬された溶湯を脱C精錬する溶銑予備
処理であって、転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯し、
当該溶湯(溶湯A)を他の転炉に供給するとともに、当
該転炉には、普通溶銑を装入し、普通転炉精錬して出鋼
した後、次いで、他の転炉で脱P精錬した溶湯(溶湯
C)を装入し、脱C精錬を行うものである。
【0026】これは、図2のパターン6に示すように、
請求項3(図1のパターン2)と請求項9(図2のパタ
ーン5)の方法を折衷したような形のパターンであり、
当該一方の炉(図1パターン2のB炉)は、脱P精錬し
て出湯し、当該溶湯を他の転炉(図1パターン2のA
炉)に供給して脱C精錬する。当該転炉では、排滓後、
予め、当該転炉の装入位置に待機させておいた普通溶銑
を装入して、普通転炉精錬を行って出鋼する。次に、当
該転炉では、他の転炉で脱P精錬した溶湯を装入し、脱
C精錬を行う。この処理パターンを互いの炉で行うもの
である。
【0027】この方法により、複数の転炉間で、処理時
間のずれおよび搬送時間などに伴う非稼働時間を解消す
ることができるとともに、操業の自由度を拡大できる。
次に、図4で説明したように、専用炉タイプの転炉型溶
銑予備処理方法では、脱C精錬と脱P精錬のサイクルタ
イムが異なっており、両者のピッチを合わせるために、
通常、脱P精錬側に非稼働時間が発生する。本発明にお
いては、以下の方法によって、この非稼働時間を解消す
るものである。
【0028】すなわち、請求項8の発明は、転炉内にて
溶湯を脱P精錬して出湯した後、当該転炉または他の転
炉にて、脱P精錬した溶湯を脱C精錬する溶銑予備処理
を、複数の転炉のうちの少なくとも1つを脱P用転炉と
し、他の転炉を脱C用転炉として行う専用炉タイプの転
炉型溶銑予備処理方法において、脱P用転炉において、
脱P精錬を連続的に行い、当該脱P用転炉の非稼働時間
が普通溶銑を普通転炉精錬するに要するサイクルタイム
以上となった時点で、当該脱P用転炉で普通転炉精錬を
行うものである。
【0029】これは、図1のパターン3に示すように、
脱C用転炉(A炉)では脱C精錬を行なう一方、脱P用
転炉(B炉)においては、脱P精錬を連続的に行ない、
非稼働時間が集約されて、普通転炉精錬のサイクルタイ
ムに達したタイミングで普通転炉精錬を脱P精錬の間に
挟むものである。これにより、脱P精錬と脱C精錬のサ
イクルタイムの差による非稼働時間の発生を有効に生産
に寄与させることができる。
【0030】たとえば、図1のパターン3では、脱P用
転炉(B炉)で、脱P精錬5チャージを連続的に実施す
ることにより、脱C精錬とのサイクルタイムの差が累積
し、普通転炉精錬1回分の非稼働時間が発生するため、
脱P精錬5チャージ毎に、1回の普通転炉精錬を実施す
ることができ、非稼働時間を解消することができる。ま
た、図1のパターン3では、溶銑予備処理5チャージに
対し、普通転炉精錬1チャージのパターンであったが、
例えば、普通転炉精錬をした溶鋼を受ける連続鋳造装置
(CC)と、溶銑予備処理した溶鋼、すなわち、低燐鋼
を受ける連続鋳造装置(CC)とが分かれている場合、
二つの連続鋳造装置に供給するチャージ数にアンバラン
スが発生する。
【0031】この場合、図1のパターン3の脱C用転炉
でも、任意のタイミングで脱P精錬を行うようにするも
のである。すなわち、請求項9は、溶銑予備処理を、複
数の転炉のうちの少なくとも1つを脱P用転炉とし、他
の転炉を脱C用転炉として行う専用炉タイプの転炉型溶
銑予備処理方法において、脱C用転炉においても脱P精
錬を行うとともに、当該脱C用転炉には、当該脱C用転
炉で脱P精錬された溶湯(溶湯A)と、脱P用転炉で脱
P精錬された溶湯(溶湯C)とを、交互に供給して脱C
精錬するとともに、脱P用転炉では脱P精錬を行い、そ
の非稼働時間には普通溶銑を精錬する普通転炉精錬を行
うものである。
【0032】これは、図2のパターン4に示すように、
複数の転炉のうち、少なくとも1つを脱P用転炉(B
炉)とし、他の転炉を脱C用転炉(A炉)として溶銑予
備処理を行うものであって、脱P用転炉(B炉)では、
図1パターン3のB炉のように普通転炉精錬を挟みつつ
脱P精錬を行い、一方、脱C用転炉(A炉)では、主と
して脱C精錬を行うとともに、任意のタイミングで脱P
精錬を行うものである。
【0033】ここで、図2のパターン4では、脱C用転
炉は主として脱C精錬を行う専用炉であるが、図1のパ
ターン3と異なり、任意のタイミングで脱P精錬も行う
ので、図2のパターン4、及び後述する図2のパターン
4−2での概要では、同一炉として扱い、同一炉−専用
炉混合と記した。このように、脱C炉側に脱P精錬を挟
んだパターンとし、脱C用転炉では、脱P用転炉で脱P
精錬された溶湯と、脱C用転炉で脱P精錬された溶湯と
を交互装入して、脱C精錬するものである。これによっ
て、普通鋼と低燐鋼との処理がほぼ同等の比率となる。
【0034】しかしながら、この図2のパターン4の場
合には、脱P用転炉に非稼働時間が発生することがあ
る。このような場合には、脱P用転炉で脱P精錬された
溶湯を優先処理することにより対処するものである。す
なわち、請求項10は、請求項9において、脱C用転炉
に、当該脱C用転炉で脱P精錬された溶湯と、脱P用転
炉で脱P精錬された溶湯とを交互に装入して脱C精錬す
るに際し、前記脱C用転炉では、前記脱P用転炉で脱P
精錬された溶湯を脱C精錬した後に、仮置きしておいた
前記脱C用転炉で脱P精錬された溶湯(溶湯A’)を装
入して脱C精錬するものである。これは、図2のパター
ン4−2に示したように、脱C用転炉で脱P精錬した溶
湯を、一旦仮置きし、この脱C用転炉には、脱P用転炉
で脱P精錬した溶湯(溶湯C)を装入して、脱C精錬
し、出鋼し、そのあと、仮置きした脱P精錬された溶湯
(溶湯A’)を脱C精錬するものである。これにより脱
P用転炉側の非稼働時間を解消できる。
【0035】ところで、脱P精錬後、直ちに、同じ転炉
で脱C精錬すると、炉内に付着し、P含有量の高いスラ
グから、溶湯への復P(復燐)が起こるが、請求項5〜
請求項10のいづれかの1項に記載した方法、例えば、
図2のパターン4,4−2,5あるいは6のように、脱
P精錬後、脱C精錬前に、普通転炉精錬を挟み込んだ操
業とすることによって、P濃度の低いスラグが生成し、
先のP濃度の高い炉内付着スラグが洗われ、この後に続
く脱C精錬での復Pを抑制することができるという利点
がある。
【0036】以上、図1のパターン1からパターン3お
よび図2のパターン4からパターン6などの例から判る
ように、本発明のポイントは、溶銑を脱P精錬後、この
脱P溶湯を出湯し、その後、当該転炉に、他チャージの
脱P溶湯を装入し、脱C精錬を行うか、或いは、溶銑を
脱P精錬後、この脱P溶湯を出湯し、その後、当該転炉
に、普通溶銑を装入して、普通転炉精錬となって、出鋼
し、その後に他チャージの脱P溶湯を装入し、脱C精錬
を行うことである。
【0037】本発明の方法による、生産性の向上、スラ
グによる溶湯の汚染抑制(復Pの抑制)などの効果を、
図1および図2のパターンの例と併せて示した。
【0038】
【実施例】実操業の転炉を使用し、図1のパターン1の
操業に準じて、当該転炉で先に脱P精錬した溶湯(溶湯
A’)と、他の転炉で脱P精錬した溶湯(溶湯C)とを
使用し、当該転炉で脱C精錬した。従来の同一炉タイプ
の溶銑予備処理方法に比較し、約5%生産性が向上し
た。
【0039】
【発明の効果】本発明により、転炉型溶銑予備処理方法
において、転炉の稼働率が向上し、生産性が向上すると
ともに、復Pを抑制できる健全な脱C精錬を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転炉型溶銑予備処理方法の実施例を示
す図である。(その1)
【図2】本発明の転炉型溶銑予備処理方法の実施例を示
す図である。(その2)
【図3】同一炉タイプの精錬サイクルを示す図である。
【図4】専用炉タイプの精錬スケジュールを示す図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永田 俊介 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内 (72)発明者 松村 保 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内 Fターム(参考) 4K014 AA03 AC03 AD23 4K070 AA10 AB03 AB06 AB17 AB18 AC02 AC38 BA10 BA12

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯した
    後、引き続き当該転炉にて、脱P精錬された溶湯を脱C
    精錬する転炉型溶銑予備処理方法において、脱C精錬の
    ために当該転炉に装入される溶湯が、当該転炉で脱P精
    錬して出湯した当該溶湯(以下、溶湯A)以外の溶湯
    (以下、溶湯B)であることを特徴とする転炉型溶銑予
    備処理方法。
  2. 【請求項2】 脱C精錬のために当該転炉に装入される
    前記溶湯Bは、前記当該溶湯Aに先立って、当該転炉に
    て脱P精錬された溶湯(以下、溶湯A’)であることを
    特徴とする1に記載の転炉型溶銑予備処理方法。
  3. 【請求項3】 脱C精錬のために当該転炉に装入される
    前記溶湯Bは、他の転炉にて脱P精錬された溶湯(以
    下、溶湯C)であることを特徴とする1に記載の転炉型
    溶銑予備処理方法。
  4. 【請求項4】 転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯した
    後、当該転炉または他の転炉にて、脱P精錬された溶湯
    を脱C精錬する転炉型溶銑予備処理方法において、 転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯した後、当該転炉に
    は、他の転炉で脱P精錬して出湯した溶湯(溶湯C)を
    装入して、脱C精錬を行うとともに、当該転炉にて脱P
    精錬して出湯した当該溶湯(溶湯A)は、他の転炉に装
    入して脱C精錬することを特徴とする転炉型溶銑予備処
    理方法。
  5. 【請求項5】 転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯した
    後、当該転炉または他の転炉にて、脱P精錬された溶湯
    を脱C精錬する転炉型溶銑予備処理方法において、 転炉にて脱P精錬して出湯した後、当該転炉または他の
    転炉に普通溶銑を装入し、普通転炉精錬して出鋼した
    後、次いで、脱P精錬された溶湯を装入して脱C精錬す
    ることを特徴とする転炉型溶銑予備処理方法。
  6. 【請求項6】 転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯した
    後、引き続き当該転炉において、脱P精錬された溶湯を
    脱C精錬する転炉型溶銑予備処理方法において、 脱P精錬して出湯した後、引き続き、当該転炉に普通溶
    銑を装入し、普通転炉精錬して出鋼した後、次いで、当
    該転炉にて脱P精錬して出湯した溶湯(溶湯A)を装入
    し、脱C精錬することを特徴とする転炉型溶銑予備処理
    方法。
  7. 【請求項7】 転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯した
    後、当該転炉あるいは他の転炉において、脱P精錬され
    た溶湯を脱C精錬する溶銑予備処理であって、 転炉にて溶湯を脱P精錬して出湯し、当該溶湯(溶湯
    A)を他の転炉に装入して脱C精錬するとともに、当該
    転炉には、普通溶銑を装入し、普通転炉精錬して出鋼し
    た後、次いで、他の転炉で脱P精錬した溶湯(溶湯C)
    を装入し、脱C精錬を行うことを特徴とする転炉型溶銑
    予備処理方法。
  8. 【請求項8】 転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯した
    後、当該転炉または他の転炉にて、脱P精錬した溶湯を
    脱C精錬する溶銑予備処理を、複数の転炉のうちの少な
    くとも1つを脱P用転炉とし、他の転炉を脱C用転炉と
    して行う専用炉タイプの転炉型溶銑予備処理方法におい
    て、 脱P用転炉において、脱P精錬を連続的に行い、当該脱
    P用転炉の非稼働時間が普通溶銑を普通転炉精錬するに
    要するサイクルタイム以上となった時点で、当該脱P用
    転炉で普通転炉精錬を行うことを特徴とする転炉型溶銑
    予備処理方法。
  9. 【請求項9】 転炉内にて溶湯を脱P精錬して出湯した
    後、当該転炉または他の転炉にて、脱P精錬した溶湯を
    脱C精錬する溶銑予備処理を、複数の転炉のうちの少な
    くとも1つを脱P用転炉とし、他の転炉を脱C用転炉と
    して行う専用炉タイプの転炉型溶銑予備処理方法におい
    て、 脱C用転炉においても脱P精錬を行うとともに、当該脱
    C用転炉には、当該脱C用転炉で脱P精錬された溶湯
    (溶湯A)と、脱P用転炉で脱P精錬された溶湯(溶湯
    C)とを、交互に装入して脱C精錬するとともに、脱P
    用転炉では脱P精錬を行い、その非稼働時間には普通溶
    銑を精錬する普通転炉精錬を行うことを特徴とする転炉
    型溶銑予備処理方法。
  10. 【請求項10】 前記当該脱C用転炉に、前記当該脱C
    用転炉で脱P精錬された溶湯と、前記脱P用転炉で脱P
    精錬された溶湯とを、交互に装入して脱C精錬するに際
    し、 前記脱C用転炉では、前記脱P用転炉で脱P精錬された
    溶湯(溶湯C)を脱C精錬した後に、前記当該脱C用転
    炉で脱P精錬された溶湯(溶湯A’)を脱C精錬するこ
    とを特徴とする請求項9に記載の転炉型溶銑予備処理方
    法。
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