JP2002069518A - スラグ発生量の少ない溶銑の脱燐方法 - Google Patents

スラグ発生量の少ない溶銑の脱燐方法

Info

Publication number
JP2002069518A
JP2002069518A JP2000261078A JP2000261078A JP2002069518A JP 2002069518 A JP2002069518 A JP 2002069518A JP 2000261078 A JP2000261078 A JP 2000261078A JP 2000261078 A JP2000261078 A JP 2000261078A JP 2002069518 A JP2002069518 A JP 2002069518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slag
dephosphorization
hot metal
treatment
primary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000261078A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Miyamoto
健一郎 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2000261078A priority Critical patent/JP2002069518A/ja
Publication of JP2002069518A publication Critical patent/JP2002069518A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

Landscapes

  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製鋼工程内で発生する全スラグ量を少なく
し、しかも、耐火物の損耗を抑制して短時間で到達燐濃
度を十分に低下することができるスラグ発生量の少ない
溶銑の脱燐方法を提供する。 【解決手段】 溶銑中に含まれた燐を除去する方法であ
って、排滓されたスラグを脱燐フラックスとして再利用
し、燐濃度が0.04〜0.06重量%に到達するまで
脱燐を行う一次脱燐処理と、一次脱燐処理で生成された
スラグを排滓した後、溶銑に生石灰や脱炭滓等の脱燐フ
ラックスを添加して脱燐を行う二次脱燐処理とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶銑中に含まれる
燐を除去する際に、スラグの発生量を抑制するスラグ発
生量の少ない溶銑の脱燐方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、溶鋼の鉄源である溶銑には、珪素
や燐等の不純物が多量に含まれており、鍋やトピードカ
ーに入れた状態で、生石灰等のフラックス、酸化鉄等を
添加して脱珪したり、脱燐するいわゆる予備処理が行わ
れている。しかし、溶銑の予備処理は、フラックスや酸
化鉄等の使用量が増加するため、処理コストが上昇した
り、生成するスラグの量が多くなる。この対策として、
特公昭63−62562号公報に記載されているよう
に、溶銑の予備処理を4工程に分け、第1工程で、溶銑
に酸化鉄を添加して脱珪処理を行い、第2工程で、酸化
鉄と生石灰をキャリアガスにより吹き込んでインゼクシ
ョンを行って脱燐処理を行い、生成したスラグを排滓
し、第3工程で、脱硫処理を施してから、第4工程で脱
炭精錬を行って溶鋼を溶製している。これにより、溶銑
中の不純物である珪素(Si)や燐(P)等の除去が効
率的かつ安価に行える。更に、特開平4−333506
号公報に記載されているように、溶銑に酸化鉄と脱燐用
フラックスをキャリアガスによって吹き込み、転炉等の
脱炭滓を溶銑浴面に添加して、スラグの発生量の節減と
脱燐効率の向上を図ることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
63−62562号公報に記載の方法では、脱燐効率等
を高めることはできるが、それぞれの工程から多量のス
ラグが発生するため、スラグの処理コストが増加する。
しかも、発生したスラグを有効利用することができず、
環境上の問題が発生する。更に、特開平4−33350
6号公報に記載の方法では、転炉等の脱炭滓を脱燐用フ
ラックスとして使用する点で改善が見られるが、脱炭滓
に燐酸化物(P2 5 )が含まれていることから、到達
燐濃度を十分に低くできず、処理時間が長くなり、生産
性の低下や鍋やトピードカー等の耐火物が損耗される等
の問題が生じる。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、製鋼工程内で発生する全スラグ量を少なくし、しか
も、耐火物の損耗を抑制して短時間で到達燐濃度を十分
に低下することができるスラグ発生量の少ない溶銑の脱
燐方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明の
スラグ発生量の少ない溶銑の脱燐方法は、溶銑中に含ま
れた燐を除去する方法であって、排滓されたスラグを脱
燐フラックスとして再利用し、燐濃度が0.04〜0.
06重量%に到達するまで脱燐を行う一次脱燐処理と、
該一次脱燐処理で生成されたスラグを排滓した後、前記
溶銑に生石灰や脱炭滓等の脱燐フラックスを添加して脱
燐を行う二次脱燐処理とを有する。この方法により、別
の処理スラグあるいは予め脱燐処理で発生した燐酸化物
(P 25 )の吸収能が高いスラグをリサイクルして脱
燐フラックスに使用するので、脱燐効率を良好にでき、
二次脱燐処理での脱燐フラックスによる脱燐負荷を軽減
して、到達燐濃度を十分に低減することができる。しか
も、排滓されたスラグを一次脱燐処理に再利用できるの
で、製鋼工程の全工程で発生するスラグの量を低減する
ことができる。一次脱燐処理を終えた際の到達燐濃度が
0.04重量%より低くなると、二次脱燐処理に用いる
脱燐フラックスを少なくできるが、一次脱燐処理に必要
なスラグ量が増大し、結果として発生するスラグ量が増
加する。一方、到達燐濃度が0.06重量%より高くな
ると、二次脱燐処理での脱燐負荷が高くなり、添加する
脱燐フラックス量を増加する必要があり、発生するスラ
グの量も増加する。
【0006】ここで、前記一次脱燐処理の気酸比を20
〜40%、前記二次脱燐処理の気酸比を40〜60%と
することが好ましい。なお、気酸比は、(気体酸素の
量)/(気体酸素と酸化鉄中の全酸素量)である。溶銑
中の脱炭反応を抑制しながら、各脱燐処理に必要な温度
を十分に確保でき、脱燐反応を促進し、到達燐濃度を低
減することができる。一次脱燐処理の気酸比が20%よ
り小さい及び/又は、二次脱燐処理の気酸比が40%よ
り小さい場合、処理中の温度降下が大きくなり、鍋等に
移し替えた際に地金付着等により作業性の悪化を招く。
一方、一次脱燐処理の気酸比が40%を超える及び/又
は、二次脱燐処理の気酸比が60%を超える場合、温度
が高くなって脱炭反応が活発となり、結果としてスロッ
ピングが発生する。
【0007】更に、前記一次脱燐処理で脱燐フラックス
として使用されるスラグは、脱炭精錬を行った際に生成
する脱炭滓を用いても良い。脱燐能に余度を有する脱炭
滓を使用するので、スラグ中の燐酸化物の吸収能を高く
して脱燐効率を良好にでき、発生するスラグの量を低減
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。図1は本発明の一実施の形態に係る
スラグ発生量の少ない溶銑の脱燐方法の処理フローの説
明図、図2は一次脱燐処理後の燐濃度と全スラグ発生量
指数の関係を表すグラフである。図1に示すように、本
発明の一実施の形態に係るスラグ発生量の少ない溶銑の
脱燐方法は、先ず高炉により溶銑を製造し(ステップ
1)、この溶銑に含まれる不純物のSiを除去する脱S
i処理を行って(ステップ2)から、生成した脱Siス
ラグを除去(排滓)する(ステップ3)。脱Si処理を
終えた溶銑は、脱S処理が行われ(ステップ4)、一次
脱燐処理を行って(ステップ5)から生成した脱Pスラ
グを排滓して除去(ステップ6)する。更に、二次脱燐
処理を行い(ステップ7)、図示しない転炉に装入し
て、吹酸により脱炭精錬を行う。脱炭精錬の際に、転炉
内に添加した生石灰やドロマイト等の副原料が滓化して
脱炭滓が生成する。
【0009】次に、本実施の形態に係るスラグ発生量の
少ない溶銑の脱燐方法について、図1の処理フローに基
づいて更に具体的に説明する。高炉に鉱石やコークスを
装入して還元を行って製造され、燐を0.100重量%
を含有する溶銑は、出銑樋を通過する際に、酸化鉄や生
石灰等からなる脱Si剤を添加してから搬送容器の一例
であるトピードカーに出銑する。この脱Si剤により、
溶銑中のSiを酸化してSiO2 としてスラグに捕捉さ
せ、生成したスラグを排滓機等で排滓する。この脱Si
処理を行った溶銑内に、ランスを浸漬し、脱S剤の一例
である生石灰を窒素ガスにより搬送してランス先端の吹
き込み口から溶銑中に吹き込むことにより脱S処理を行
う。
【0010】脱S処理を行った溶銑は、一次脱燐処理と
二次脱燐処理によって燐を除去する。一次脱燐処理で
は、後工程の脱炭精錬で発生し、燐を0.1〜0.3重
量%含む脱炭滓(スラグ)を脱燐フラックスとしてラン
スから溶銑中に吹き込み、しかも、上方から溶銑に固体
酸素の一例である酸化鉄を添加しながら、別のランスか
ら気体酸素を溶銑の表面に吹き付けることにより、燐を
酸化させ、燐酸化物(P25 )としてスラグ中に捕捉
して脱燐を行う。気体酸素と酸化鉄は、気酸比(気体酸
素の量/気体酸素と酸化鉄中の全酸素量)が20〜40
重量%になるようにして添加するので、気体酸素と溶銑
中に含まれる炭素等の燃焼により溶銑の温度を高め、ト
ピードカーの内部に地金が付着するのを抑制する。しか
も、吹き付ける酸素によって溶銑中のPの酸化を促進す
ることができる。この一次脱燐処理は、溶銑の燐濃度が
0.04〜0.06重量%になった時点で終了し、生成
した脱燐スラグを排滓機で排滓する。図2に示すよう
に、一次脱燐処理後の燐濃度を0.04〜0.06重量
%にすることで、一次脱燐処理及び二次脱燐処理の総合
した脱燐を最適条件で行うことができ、到達燐濃度を低
減し、脱燐工程を含む全製鋼工程で発生するスラグの量
(全スラグ発生量指数)を減少することができる。
【0011】次の二次脱燐処理では、生石灰等の脱燐フ
ラックスをランスから溶銑中に吹き込み、しかも、上方
から溶銑に固体酸素の一例である酸化鉄を添加しなが
ら、別のランスから気体酸素を溶銑の表面に吹き付け
る。これにより、燐を酸化させ、スラグ中に燐酸化物と
して捕捉する。溶銑中の燐濃度が0.01〜0.03重
量%になるまでこの脱燐処理を行う。気体酸素と酸化鉄
は、気酸比(気体酸素の量/気体酸素と酸化鉄中の全酸
素量)が40〜60重量%になるようにしているので、
溶銑の温度を高め、トピードカーの内部に地金が付着す
るのを抑制しながら、溶銑中の燐の酸化を促進すること
ができる。更に、脱炭反応による溶銑中炭素の消耗やス
ロッピングの発生を抑制して安定した脱燐を行うことが
できる。そして、燐濃度が0.01〜0.03重量%と
なった溶銑は、転炉に装入され、吹酸して脱炭精錬が行
われて溶鋼が溶製され、脱炭滓が生成する。なお、この
脱炭滓は、次回の一次脱燐処理で脱燐フラックスとして
リサイクルされて使用されることになる。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係るスラグ発生量の少ない溶
銑の脱燐方法の実施例について説明する。高炉にて溶製
され、脱Si処理を行ってから排滓し、P(燐)濃度が
0.100重量%の溶銑200トンをトーピドカーに入
れ、脱S処理を施してから、一次脱燐処理(一次脱P)
及び二次脱燐処理(二次脱P)を行った。二次脱P後の
到達燐濃度が0.020重量%になるように一次脱Pと
二次脱Pの分岐点の燐濃度、一次脱P時の気酸比、二次
脱P時の気酸比を変化させて、この時のスラグ発生量指
数(脱燐スラグのリサイクルをしない従来の方法である
スラグ発生指数を1とする)、処理後温度、スロッピン
グ発生有無、総合評価について調査した。その結果を表
1に示す。実施例1〜実施例3は、一次脱Pと二次脱P
の分岐点の燐濃度、一次脱P時の気酸比、二次脱P時の
気酸比のそれぞれが本発明の範囲を満足した場合であ
り、スラグ発生量指数を0.36〜0.39にでき、処
理後温度も十分であり、スロッピングの発生も無く、総
合評価として良い結果が得られた。実施例4は、一次脱
Pと二次脱Pの分岐点のP濃度を上限値0.06重量
%、実施例5は、一次脱Pと二次脱Pの分岐点のP濃度
を下限値0.04重量%にした場合であり、スラグ発生
量指数をそれぞれ0.40、0.42にでき、総合評価
として良い結果が得られた。実施例6は、一次脱P時の
気酸比を下限値20%、実施例7は、一次脱P時の気酸
比を上限値40%にした場合であり、スラグ発生量指数
をそれぞれ0.39、0.38にでき、総合評価として
良い結果が得られた。実施例8は、二次脱P時の気酸比
を下限値40%、実施例9は、二次脱P時の気酸比を上
限値60%にした場合であり、スラグ発生量指数をそれ
ぞれ0.40、0.38にでき、総合評価として良い結
果が得られた。
【0013】
【表1】
【0014】これに対し、比較例1は、一次脱Pと二次
脱Pの分岐点のP濃度を0.075重量%と上限値を外
れた場合であり、スラグ発生量指数が0.85と若干高
くなって、総合評価としてはやや悪い結果になった。比
較例2は、一次脱Pと二次脱Pの分岐点のP濃度を0.
030重量%とした場合であり、スラグ発生量指数が
0.88と若干高くなって、総合評価としてはやや悪い
結果になった。従来例は、一次脱Pと二次脱Pに分けな
いで一括して脱燐処理を行い、しかも、脱炭滓のリサイ
クルを行わなかった場合であり、総合評価としては悪い
結果になった。
【0015】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨
を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲であ
る。例えば、一次脱燐処理及び二次脱燐処理に用いる容
器としては、トピードカーの他に、溶銑鍋あるいは上底
吹き転炉や上吹き転炉等を用いることもできる。更に、
一次脱燐処理に用いる脱燐フラックスとしては、転炉の
脱炭精錬で生成する脱炭滓の他に、電気炉、取鍋精錬等
の脱炭精錬のスラグや取鍋精錬等の二次精錬のスラグを
用いることができ、その添加方法もインゼクションの他
に、上置き添加や入れ置き等により添加できる。また、
二次脱燐処理に用いる脱燐フラックスとしては、生石灰
の他に脱炭滓等も使用することができる。
【0016】
【発明の効果】請求項1〜3記載のスラグ発生量の少な
い溶銑の脱燐方法は、排滓されたスラグを脱燐フラック
スとして再利用し、燐濃度が0.04〜0.06重量%
に到達するまで脱燐を行う一次脱燐処理と、一次脱燐処
理で生成されたスラグを排滓した後、溶銑に生石灰や脱
炭滓等の脱燐フラックスを添加して脱燐を行う二次脱燐
処理とを有している。一次脱燐処理の際に、リサイクル
した脱炭滓等のスラグを脱燐フラックスとして再利用す
るので、スラグの燐酸化物(P25 )の吸収能の高い
条件で脱燐して脱燐効率を良好にし、製鋼工程の全工程
で発生するスラグの量を低減することができる。しか
も、耐火物の損耗を抑制して短時間で到達燐濃度を十分
に低下することができる。
【0017】特に、請求項2記載のスラグ発生量の少な
い溶銑の脱燐方法は、一次脱燐処理の気酸比を20〜4
0%、二次脱燐処理の気酸比を40〜60%とするの
で、溶銑中の炭素の脱炭反応を抑制してスロッピングや
地金付着等を防止でき、安定した操業を行うことがで
き、到達燐濃度を安定して低減することができる。
【0018】請求項3記載のスラグ発生量の少ない溶銑
の脱燐方法は、脱燐スラグに脱炭精錬を行った際に生成
する脱炭滓を脱燐フラックスとして用いるので、発生す
るスラグの量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るスラグ発生量の少
ない溶銑の脱燐方法の処理フローの説明図である。
【図2】一次脱燐処理後の燐濃度と全スラグ発生量指数
の関係を表すグラフである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶銑中に含まれた燐を除去する方法であ
    って、排滓されたスラグを脱燐フラックスとして再利用
    し、燐濃度が0.04〜0.06重量%に到達するまで
    脱燐を行う一次脱燐処理と、該一次脱燐処理で生成され
    たスラグを排滓した後、前記溶銑に生石灰や脱炭滓等の
    脱燐フラックスを添加して脱燐を行う二次脱燐処理とを
    有することを特徴とするスラグ発生量の少ない溶銑の脱
    燐方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスラグ発生量の少ない溶
    銑の脱燐方法において、前記一次脱燐処理の気酸比を2
    0〜40%、前記二次脱燐処理の気酸比を40〜60%
    とすることを特徴とするスラグ発生量の少ない溶銑の脱
    燐方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のスラグ発生量の少
    ない溶銑の脱燐方法において、前記一次脱燐処理で脱燐
    フラックスとして使用されるスラグは、脱炭精錬を行っ
    た際に生成する脱炭滓であることを特徴とするスラグ発
    生量の少ない溶銑の脱燐方法。
JP2000261078A 2000-08-30 2000-08-30 スラグ発生量の少ない溶銑の脱燐方法 Withdrawn JP2002069518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000261078A JP2002069518A (ja) 2000-08-30 2000-08-30 スラグ発生量の少ない溶銑の脱燐方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000261078A JP2002069518A (ja) 2000-08-30 2000-08-30 スラグ発生量の少ない溶銑の脱燐方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002069518A true JP2002069518A (ja) 2002-03-08

Family

ID=18748987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000261078A Withdrawn JP2002069518A (ja) 2000-08-30 2000-08-30 スラグ発生量の少ない溶銑の脱燐方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002069518A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052059A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Sumitomo Metal Ind Ltd 溶銑の脱燐方法
JP2013127089A (ja) * 2011-12-17 2013-06-27 Jfe Steel Corp 溶銑予備処理方法
JP2020059866A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 Jfeスチール株式会社 溶銑予備処理方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052059A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Sumitomo Metal Ind Ltd 溶銑の脱燐方法
JP2013127089A (ja) * 2011-12-17 2013-06-27 Jfe Steel Corp 溶銑予備処理方法
JP2020059866A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 Jfeスチール株式会社 溶銑予備処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI685577B (zh) 高錳鋼的冶煉方法
JP2008063610A (ja) 溶鋼の製造方法
JP4311097B2 (ja) 転炉内スラグの流出防止方法
JP2008063645A (ja) 製鋼方法
JP2002069518A (ja) スラグ発生量の少ない溶銑の脱燐方法
JP2653301B2 (ja) 低p転炉滓の再利用方法
JPH07310110A (ja) ステンレス鋼の製造方法
JP2000109924A (ja) 極低硫鋼の溶製方法
JPH09235611A (ja) 清浄性の高い極低硫純鉄の製造方法
JPH10237526A (ja) 溶銑の脱りん方法
JP4461495B2 (ja) 溶銑の脱燐精錬方法
JP3772918B2 (ja) 転炉型精錬容器における溶銑の脱燐精錬方法
JP3735211B2 (ja) 珪素入量を調整する転炉精錬方法
JP3924059B2 (ja) 複数の転炉を用いる製鋼方法
JP2900011B2 (ja) 転炉精錬方法
JP2607329B2 (ja) 溶銑の脱りん方法
JPH11323419A (ja) 溶銑精錬方法
JP2001107124A (ja) 溶銑の脱燐方法
JP2958842B2 (ja) 転炉精錬方法
JPH06228626A (ja) 脱硫前処理としてのスラグ改質方法
JPH10245614A (ja) 2基以上の転炉を使用する製鋼方法
JP2023001041A (ja) 精錬方法
JP2018115350A (ja) 溶銑の精錬方法
JPH0892618A (ja) 予備精錬方法
JP3924058B2 (ja) 脱燐溶銑を使用する転炉製鋼方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071106