JP2002362508A - シゴキ装置および縦型製袋充填機 - Google Patents

シゴキ装置および縦型製袋充填機

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JP2002362508A JP2002083872A JP2002083872A JP2002362508A JP 2002362508 A JP2002362508 A JP 2002362508A JP 2002083872 A JP2002083872 A JP 2002083872A JP 2002083872 A JP2002083872 A JP 2002083872A JP 2002362508 A JP2002362508 A JP 2002362508A
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rollers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム内に投入された高粘度の被包装物を
フィルム内で扱いてフィルムを送る際の不具合を防止す
る。 【解決手段】 筒状フィルム1を間において2本の押さ
えベルト41が対向配置される。各押さえベルト41は
それぞれ、シゴキローラ42と、シゴキローラ42より
も上方に配置された従動ローラ43とに掛け回されてい
る。シゴキローラ42は、シャフト42aを中心に回転
可能に設けられるとともに、矢印A方向に対向移動され
る。従動ローラ43は、シャフト53aの位置が固定さ
れている。シゴキローラ42を閉じながら回転させるこ
とにより、筒状フィルム1内の被包装物5が分割されつ
つ、押さえベルト41によって筒状フィルム1が送られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筒状フィルムを用
いて高粘度の被包装物を包装した三方シール型の包装
袋、四方シール型の包装袋、あるいは自立袋(スタンデ
ィングパウチ)を連続的に生産するのに適した縦型製袋
充填機に関し、その中でも特に、被包装物を筒状フィル
ム内で分割するためのシゴキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液状あるいはペースト状の被包装
物を袋詰めするのに、縦型製袋充填機が用いられてい
る。
【0003】縦型製袋充填機は、一般的に、長尺のフィ
ルムを筒状にフォーミングする製袋ガイドと、筒状にフ
ォーミングされたフィルムの端縁部の合わせ面同士をフ
ィルムの長手方向に沿って熱溶着して筒状とされたフィ
ルムを形成する縦シール機構と、この筒状のフィルムを
幅方向全域にわたって熱溶着する横シール機構とを有す
る。縦シール機構および横シール機構はそれぞれ、互い
に対向しているヒーターバーとヒーター受けバーとを有
し、これらでフィルムを加圧しつつ加熱することでフィ
ルムの向き合った内面同士を熱溶着する。
【0004】被包装物は、縦シール機構よりも下方でか
つ横シール機構よりも上方の位置で、投入ノズルによっ
てフィルム内に投入される。フィルムを一定のピッチで
間欠送りしながら、縦シール機構によりフィルムを筒状
に熱融着し、その中に被包装物を投入し、横シール機構
でフィルムを幅方向に熱溶着することで、内部に被包装
物が封入された包装袋が製造される。
【0005】なお、縦型充填包装機では、包装袋が連続
して製造されるので、横シール機構によるフィルムの熱
融着後、この熱融着された部分でフィルムを幅方向に切
断し、1袋ずつ分離する。
【0006】また、被包装物の定量性を向上させるた
め、あるいは包装袋中に空気が存在することによる被包
装物の腐敗を防止するために、被包装物は、包装袋内に
封入されるべき量よりも多い量が筒状フィルム内に投入
され、被包装物が存在している位置で筒状フィルムを外
側から挟んで被包装物を扱くシゴキ機構を有している。
【0007】このような被包装物を分割する機構として
は一般に、一対のシゴキローラが用いられている。ペー
スト状の被包装物はシゴキローラよりも上方の位置まで
投入され、その後、シゴキローラを閉じることで、被包
装物が分割される。シゴキローラを閉じた状態でシゴキ
ローラを回転させてフィルムを下方に送ると、シゴキロ
ーラで挟まれつつ送られたフィルムの部分に空充填部が
形成される。この空充填部を横シール機構で熱溶着する
ことにより、被包装物がペースト状であっても、横シー
ル機構によるフィルムの熱溶着を良好に行うことができ
る。
【0008】上述した構成を有する製袋充填機では、縦
シール機構と横シール機構との相対的な位置関係を適宜
変更することで、ピロー型の包装袋を製造することもで
きるし、三方シール型の包装袋を製造することもでき
る。さらに、三方シール型の包装袋を製造可能な製袋充
填機に、フィルムを間において縦シール機構と対向する
位置でフィルムの折り返し部分を長手方向に沿って熱溶
着する第2の縦シール機構を設けることで、四方シール
型の包装袋を製造することができる。
【0009】一方、包装袋のもう一つの形態として、自
立袋がある。自立袋は、プラスチック容器や缶・瓶のよ
うに立てて店頭に陳列することができ、しかも内容物を
消費した後は小さく折り畳んで廃棄できるため、これら
に代わる包装形態として近年広く用いられるようになっ
てきている。
【0010】自立袋を製造するための包装機も、種々の
ものが提案されているが、特に、特開平11−1521
04号公報には、上述した縦型製袋充填機を応用した装
置が開示されている。すなわち、上述の三方シール型の
包装袋を製造する製袋充填機に更に、フィルムを間にお
いて縦シール機構と対向する位置でフィルムの折り返し
部分を内側に折り込む折り込み機構と、自立袋の底部を
形成するために、この折り込み機構によってフィルムが
折り込まれることによって形成された2つの山部をそれ
ぞれ熱溶着する底部形成用シール機構とを付加したもの
である。この製袋充填包装機では、自立袋を横に倒した
状態で、自立袋が製造される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の縦型製袋充填機では以下に示すような問題点が
あった。
【0012】製袋充填機においては、包装動作の高速化
を目的として、各機構の移動ストロークが最小限に抑え
られている。シゴキローラも例外ではなく、シゴキロー
ラを開いた状態での各ローラ間の距離は、被包装物が投
入されたフィルムがスムーズに通過するのに必要な距離
となっている。一方、シゴキローラを開いた状態でも各
シゴキローラの間から被包装物が落下しないほど被包装
物の粘度が高い場合、投入ノズルから投入された被包装
物は、水平方向に広がらず投入ノズルの下方で塊(かた
まり)の状態を形成し、フィルムを膨らませてしまう。
【0013】フィルムが膨らむと、シゴキローラでフィ
ルムを押し潰す際にフィルムに加わる力が安定せず、フ
ィルムの位置が幅方向にずれたり、フィルムがねじれて
しまう。さらに、フィルムの膨らみがシゴキローラの間
隔よりも大きくなると、シゴキローラを開いた状態でフ
ィルムを送ろうとしても、被包装物をシゴキローラの間
に送り出すことができず、結果的にフィルムを送ること
ができなくなってしまう。
【0014】フィルムの膨らみを規制するためには、フ
ィルムの内側に一対の突っ張り部材を設け、突っ張り部
材でフィルムを内側から広げることによってフィルムを
扁平状とする方法と、フィルムを外側から押さえ付ける
方法とが考えられる。
【0015】しかしながら、フィルムを内側から広げる
方法は、特に、四方シール型の包装袋や自立袋を製造す
る場合、包装袋の、縦シール機構によって熱溶着された
縦シール部と横シール機構によって熱溶着された横シー
ル部とが交わった部位にしわが発生し易くなる。その結
果、包装袋としての商品価値が低下してしまう。
【0016】一方、フィルムを外側から押さえ付ける方
法としては、一対の板部材でフィルムを押さえ付けるの
が最も簡単な方法である。しかし、この場合には、フィ
ルムの厚みは規制できるものの、フィルムと板部材との
摩擦抵抗が大きくなるので、結果的にはフィルムを送れ
なくなってしまう。板部材の代わりに一対または複数対
の押さえローラを設けた場合、フィルムの送り状況は板
部材と比べると多少は改善されるが、押さえローラを駆
動手段で回転駆動させない限り、フィルムをスムーズに
送ることができない。また、押さえローラを駆動させる
ことは、装置構成の複雑化および大型化につながるので
好ましくない。さらには、複数対の押さえローラを設け
た場合、上下の押さえローラ間でフィルムにしわが発生
し易くなり、望ましくない。
【0017】そこで本発明は、フィルム内に投入された
高粘度の被包装物をフィルムの外側から挟んで分割して
送る際に、スムーズに、かつフィルムにしわを生じさせ
ることなく送ることのできるシゴキ装置および縦型製袋
充填機を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のシゴキ機構は、筒状フィルム内に投入された被
包装物を、前記筒状フィルムを上方から下方へ送りつつ
前記筒状フィルム内で分割するためのシゴキ装置であっ
て、筒状フィルムを間において対向配置され、かつ互い
に接近する向きおよび離れる向きに対向移動可能な一対
のシゴキローラと、前記シゴキローラの上方にそれぞれ
支持位置が固定されて回転可能に配置された一対の従動
ローラと、前記筒状フィルムに対して互いに同じ側に配
置された前記シゴキローラおよび前記従動ローラにそれ
ぞれ掛け回され、前記シゴキローラの回転によって駆動
される2本のベルトとを有する。
【0019】本発明のシゴキ装置によれば、シゴキロー
ラを互いに接近させ、筒状フィルムを押し潰すことで、
筒状フィルム内の被包装物が分割される。ここで、シゴ
キローラの上方には従動ローラが配置され、これらを含
むローラ群にベルトが掛け回されているので、シゴキ装
置による被包装物の扱き動作の際、筒状フィルムはこの
ベルトによって下方に送られる。したがって、被包装物
が高粘度のものであっても、シゴキローラが空回りする
ことなく筒状フィルムがスムーズに送られ、扱き動作が
安定して行われる。また、ベルトを用いて扱き動作を行
うことにより、筒状フィルムの幅方向中央部と両側部と
で筒状フィルムの送り量を均一にすることができ、それ
により、筒状フィルムを幅方向に熱溶着したとき、その
領域の近傍にしわが発生するのが防止される。
【0020】本発明の縦型製袋充填機は、上方から下方
へ送られる筒状フィルム内に被包装物を投入するための
投入ノズルと、前記筒状フィルム内に投入された被包装
物を前記筒状フィルム内で分割する、上記本発明のシゴ
キ装置と、前記シゴキ機構によって被包装物が分割され
た部位で前記筒状フィルムの内面同士を前記筒状フィル
ムの幅方向に熱溶着する横シール機構とを有する。
【0021】本発明の縦型製袋充填機によれば、シゴキ
装置として本発明のベルト式のシゴキ装置を用いること
により、被包装物が高粘度のものであっても扱き動作が
安定して行われ、しかも筒状フィルムの幅方向中央部と
両側部とで筒状フィルムの送り量が均一になるので、包
装袋の定量性が向上し、かつ、包装袋のシール部付近に
しわも生じずらい。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施形態による縦型製
袋充填機の正面図、図2は図1に示す縦型製袋充填機の
側面図である。
【0024】本実施形態の製袋充填機は、長尺シート状
のフィルム1’をその幅方向中央で半分に折り、ペース
ト状の被包装物5を投入しつつ所定の箇所を熱溶着して
四方シール型の包装袋を製造するものである。
【0025】図1および図2において、投入ノズル3の
上部には、フィルム供給ローラ(不図示)からガイドロ
ーラ2を経由して供給されるフィルム1’を、その両縁
部がほぼ一致するように、幅方向中央で半分に折り合わ
せるためのフィルム折り込み機構10が設けられてい
る。投入ノズル3は、後述する筒状フィルム1内に被包
装物5を投入するためのものであり、被包装物5は投入
ノズル3の下端から放出される。フィルム折り込み機構
10は、四方シール型の包装袋を製造する一般的な縦型
製袋充填機で用いられるものと同様のものであるので、
その詳細な説明は省略する。
【0026】フィルム折り込み機構10の下方には、第
1の縦シール機構20および第2の縦シール機構30
が、投入ノズル3を間において互いに対向する位置に配
置されている。
【0027】第1の縦シール機構20は、フィルム1’
の対面した両縁部が通過する位置に対向配置された縦ヒ
ーターバー21と、縦ヒーター受けバー22とを有す
る。縦ヒーター受けバー22の、縦ヒーターバー21と
の対向面には、シリコーンゴムからなるマット23が貼
り付けられている。縦ヒーターバー21と縦ヒーター受
けバー22とでフィルム1’を加圧および加熱すること
で、対面したフィルム1’の両縁部の内面同士がフィル
ム1’の長手方向に沿って熱溶着され、フィルム1’に
第1の縦シール部1bが形成される。
【0028】第2の縦シール機構30は、フィルム折り
込み機構10によって形成されたフィルム1’の折り目
が通過する位置に配置され、フィルム1’の折り目の部
分でフィルムの内面同士をフィルム1’の長手方向に沿
って熱溶着することによってフィルム1’に第2の縦シ
ール部1cを形成するものである。第2の縦シール機構
30は、第1の縦シール機構20と同様の構成を有す
る。
【0029】フィルム1’は、フィルム折り込み機構1
0を通過し、さらに第1の縦シール機構20で両縁部が
熱溶着されることで、略偏平状の筒状フィルム1とされ
る。
【0030】ここで、第2の縦シール機構30を、フィ
ルム折り込み機構10の下方でのフィルム1’の送り方
向について第1の縦シール機構20と同じ位置に配置す
ることで、第1の縦シール機構20と第2の縦シール機
構30とを同時に動作させ、第1の縦シール部1bと第
2の縦シール部1cとを同時に形成することができる。
【0031】第1の縦シール機構20および第2の縦シ
ール機構30の下方には、筒状フィルム1を挟みながら
回転し、これによって筒状フィルム1を下方に送る2組
の送りローラ4が設けられている。
【0032】送りローラ4の下方には、筒状フィルム1
を下方に送りつつ、筒状フィルム1内に投入された被包
装物5を分割するためのシゴキ機構40が配置されてい
る。シゴキ機構40は、筒状フィルム1を間において対
向配置され、それぞれ筒状フィルム1の幅よりも大きな
幅の2本の押さえベルト41を有する。各押さえベルト
41はそれぞれ、投入ノズル3の下端よりも下方に位置
するシゴキローラ42と、シゴキローラ42よりも上方
に配置された従動ローラ43とに掛け回されている。
【0033】シゴキローラ42は、不図示の駆動源によ
り、シャフト42aを中心に送りローラ4の回転に同期
して回転され、これによって、送りローラ4による筒状
フィルム1の送りと同時に押さえベルト41が筒状フィ
ルム1の送り速度とほぼ等しい速度で駆動される。シゴ
キローラ42はまた、図2の矢印Aで示すように、互い
に接近する方向および離れる方向に移動可能に設けられ
ている。シゴキローラ42が最も接近した位置では、押
さえベルト41が筒状フィルム1をその全幅にわたって
挟み込み、これによって被包装物5を分割することが可
能である。
【0034】従動ローラ43は、シャフト43aを中心
に回転自在に設けられている。シャフト43aは、従動
ローラ43間の距離が、シゴキローラ42を最も開いた
状態でのシゴキローラ42間の距離よりも大きくなるよ
うに、支持されている位置が固定されている。したがっ
て、シゴキローラ42の開閉動作を行っても、押さえベ
ルト41の間隔は常に、上側から下側へ向かって狭くな
っていく。
【0035】シゴキ機構40の下方には、筒状フィルム
1の向き合った内面同士を全幅にわたって熱溶着するた
めの横シール機構50が設けられている。横シール機構
50は、筒状フィルム1を間において対向配置された横
ヒーターバー51と横ヒーター受けバー52とを有す
る。横ヒーターバー51と横ヒーター受けバー52とは
不図示の駆動源により対向移動され、横ヒーターバー5
1と横ヒーター受けバー52とで筒状フィルム1を加圧
し加熱することで、筒状フィルム1がその幅方向に全幅
にわたって熱溶着される。横ヒーター受けバー52の、
横ヒーターバー51との対向面には、シリコーンゴムか
らなるマット54が貼り付けられている。
【0036】また、横ヒーター受けバー52には、横ヒ
ーターバー51と横ヒーター受けバー52とで熱溶着さ
れた筒状フィルム1の部分を筒状フィルム1の幅方向に
沿って切断するためのカッタ53が、横ヒーターバー5
1に対して進退可能に設けられている。カッタ53は、
通常は横ヒーター受けバー52内に引き込まれている
が、筒状フィルム1を切断する際に前進し、横ヒーター
受けバー52の横ヒーターバー51との対向面から突出
する。横ヒーターバー51の横ヒーター受けバー52と
の対向面には、カッタ53が前進したときにカッタ53
を受け入れる凹部が形成されている。
【0037】次に、本実施形態の製袋充填機による包装
袋の製造工程について図3(a)〜(e)を参照して説
明する。ここでは、説明を簡単にするために、既に幾つ
かのサイクルが終了した後の段階から、シゴキ機構40
および横シール機構50の動作を中心に説明する。
【0038】図3(a)に示す状態では、シゴキ機構4
0および横シール機構50は開かれている。筒状フィル
ム1の送りは停止しており、シゴキローラ42も回転し
ていない。なお、図3(a)では押さえベルト41の一
部が筒状フィルム1に接触しているが、押さえベルト4
1は筒状フィルム1から離れていてもよい。
【0039】被包装物5は、投入ノズル3(図1等参
照)から筒状フィルム1内に連続的に投入されている。
包装袋60(図3(e)参照)に収容されるべき被包装
物5の量よりも多い量の被包装物5が筒状フィルム1内
に投入されたら、送りローラ4(図1等参照)を駆動し
筒状フィルム1を下方に送る。上述したようにシゴキロ
ーラ42は送りローラ4と同期して回転されるので、送
りローラ4の駆動によってシゴキローラ42も回転され
るが、この際、図3(b)に示すように、シゴキローラ
42を互いに接近させる動作も同時に行う。
【0040】シゴキローラ42が回転することにより、
押さえベルト41は互いの対向面が下向きに移動するよ
うに回転される。押さえベルト41は筒状フィルム1と
接触しているので、筒状フィルム1は押さえベルト41
によっても下向きへの移動力が与えられる。したがっ
て、図3(a)に示したように、シゴキローラ42が開
いた状態でも押さえベルト41が筒状フィルム1と接触
している場合には、送りローラ4(図1参照)によら
ず、シゴキ機構40のみでも筒状フィルム1を送ること
ができる。シゴキローラ42を開いた状態で押さえベル
ト41が筒状フィルム1から離れている場合には、押さ
えベルト41が筒状フィルム1と接触した時点から、押
さえベルト41による移動力が与えられる。
【0041】シゴキローラ42をさらに接近させ、図3
(c)に示すように、シゴキローラ42の部分で押さえ
ベルト41により筒状フィルム1を完全に押し潰すこと
により、筒状フィルム1内の被包装物5が分割される。
そして、この状態でシゴキローラ42の回転すなわち筒
状フィルム1の送りを引き続き行うことで、筒状フィル
ム1には空充填部1aが形成される。押さえベルト41
により筒状フィルム1を押し潰すタイミングは、空充填
部1aよりも下方での被包装物5の量が包装袋60内に
収容されるべき被包装物5の量と等しくなるように、筒
状フィルム1の送り量に応じて設定される。
【0042】空充填部1aが横シール機構50の横ヒー
ターバー51と横ヒーター受けバー52との間に位置す
るまで筒状フィルム1が送られたら、筒状フィルム1の
送り(シゴキローラ42による押さえベルト41の駆
動)を停止し、図3(d)に示すように、横シール機構
50を動作させる。すなわち、横ヒーターバー51と横
ヒーター受けバー52とを閉じて筒状フィルム1を加圧
および加熱する。これにより、空充填部1aの下端部に
おいて筒状フィルム1の互いに向き合った内面同士が筒
状フィルム1の全幅にわたって熱溶着される。
【0043】さらに、横ヒーターバー51と横ヒーター
受けバー52とで筒状フィルムを加圧している状態を一
定時間保持した後、カッタ53を前進させる。これによ
り、筒状フィルム1は横シール機構50で熱溶着された
部位で筒状フィルム1の幅方向に切断される。
【0044】その後、図3(e)に示すように、シゴキ
機構40および横シール機構50を開く。横シール機構
50を開くことによって、横シール機構50による筒状
フィルム1の保持が解除され、包装袋60が得られる。
被包装物5の粘度が高いと、シゴキ機構40を開いても
被包装物5は直ちに落下せず、シゴキ機構40を開いた
直後はシゴキ機構40を閉じていたときの形状を保って
いる。そして、被包装物5は、筒状フィルム1内を徐々
に落下してくる。
【0045】以上の一連の工程を繰り返すことで、包装
袋60が連続して生産される。
【0046】上述したように、本実施形態では被包装物
5の扱き動作を押さえベルト41によって行っている。
押さえベルト41による扱き動作の最中は、2本の押さ
えベルト41の間隔は上方から下方へ向かって徐々に狭
くなっており、シゴキローラ42よりも上方での筒状フ
ィルム1の膨らみは、押さえベルト41によって規制さ
れる。しかも、押さえベルト41はシゴキローラ42の
回転によって駆動されるので、押さえベルト41は、筒
状フィルム1の膨らみを徐々に減少させながら、筒状フ
ィルム1を下方へ送る。
【0047】したがって、被包装物5が、シゴキローラ
42を開いたときにシゴキローラ42の間から落下しな
い程度の高粘度のものであっても筒状フィルム1をスム
ーズに送ることができるので、結果的に、筒状フィルム
1は正規の量だけ確実に送られ、筒状フィルム1に空充
填部1aを良好に形成することができる。筒状フィルム
1が正規の量だけ送られることにより、横シール機構5
0による熱溶着を、確実に空充填部1aの位置で行うこ
とができ、所望の寸法および内容量の包装袋60を製造
することができる。
【0048】また、被包装物5の粘度が高い場合、投入
ノズル3から放出された被包装物5は、投入ノズル3と
同心状に広がっていくので、押さえベルト41と筒状フ
ィルム1との接触領域は、図4に示すように変化する。
【0049】すなわち、筒状フィルム1と押さえベルト
41との接触領域は、図2のB−B線で示す上端部の位
置では、図4(a)に示すように、筒状フィルム1は、
その幅方向中央部の領域1dのみが押さえベルト41と
接触している。一方、図2のC−C線で示す下端部の位
置では、図4(b)に示すように、筒状フィルム1の幅
方向の大部分の領域1eが押さえベルト41と接触して
いる。したがって、押さえベルト41により筒状フィル
ム1を送る初期の段階では、筒状フィルム1の最も膨ら
みの大きい幅方向中央部の領域1dが送られ、下方へ行
くにつれて、送られる領域が幅方向外側に広がってい
く。そして、最終的には、シゴキローラ42の部分で筒
状フィルム1の幅方向全ての領域が押さえベルト41と
接触し、筒状フィルム1の幅方向全ての領域が送られ
る。
【0050】このように、筒状フィルム1の、被包装物
5による膨らみが最も大きくなる領域を優先的に送るこ
とで、筒状フィルム1の送り方向について、筒状フィル
ム1と押さえベルト41とが接触し始める位置からシゴ
キローラ42までの範囲での、筒状フィルム1の、幅方
向中央部と両側部とでの送り量をほぼ等しくすることが
できる。これにより、筒状フィルム1の両側部に、幅方
向中央部へ向かう引張力が働かない状態で横シール機構
50による熱溶着を実施することができるので、包装袋
60の隅部にしわが発生するのを防止することができ
る。
【0051】ところで、筒状フィルム1の材質にもよる
が、筒状フィルム1が押さえベルト41と接触する際、
筒状フィルム1が弛んだ状態で押さえベルト41と接触
する場合がある。この状態のまま扱き動作を行うと、横
シール機構50により熱溶着を行う部位にしわが生じ、
良好な熱溶着が行えなくなることがある。
【0052】これを防止するためには、押さえベルト4
1として、筒状フィルム1との摩擦係数が、送りローラ
4と筒状フィルム1との摩擦係数よりも小さいものを用
い、押さえベルト41の送り速度を送りローラ4による
筒状フィルム1の送り速度よりも速くする(例えば、送
りローラ4による送り速度に対して1.1倍程度)こと
によって対処することができる。これにより、筒状フィ
ルム1の送り速度は送りローラ4によって規制され、押
さえベルト41は筒状フィルム1に対して滑り、筒状フ
ィルム1を下方に引っ張りながら送られる。その結果、
筒状フィルム1の弛みが除かれ、筒状フィルム1はしわ
のない状態で送られるので、筒状フィルム1にしわを発
生させずに横シール機構50による熱溶着を行うことが
できる。
【0053】また、押さえベルト41がフッ素樹脂でコ
ーティングされたものである場合、筒状フィルム1と被
包装物5との滑り易さにもよるが、押さえベルト41の
送り速度を、送りローラ4による筒状フィルム1の送り
速度よりも遅くすることによって、筒状フィルム1にし
わが発生するのを防止できる場合もあることが、本発明
者の検討によって分かった。
【0054】以上のように、押さえベルト41の送り速
度は、送りベルト41の材質や、筒状フィルム1と被包
装物5との滑り易さ等に応じて、筒状フィルム1にしわ
が生じないように、送りローラ4による筒状フィルム1
の送り速度よりも速くしたり遅くしたり、あるいは同等
とすることが好ましい。
【0055】食品の包装分野においては、ホット充填と
も呼ばれ、加熱調整した直後の被包装物を充填包装する
場合もある。この場合、被包装物5の熱は筒状フィルム
1に伝わり、筒状フィルム1は例えば80〜90℃とな
る。ホット充填においては、筒状フィルム1が軟化して
押さえベルト41に張り付いてしまうことが考えられ
る。したがって、押さえベルト41は、扱き動作時にお
ける温度条件を考慮し、投入される被包装物5の温度以
下での摩擦係数を上述のように規定することが好まし
い。
【0056】なお、本実施形態では、四方シール型の包
装袋60を製造する例を示したが、第2の縦シール機構
30を省き、第2の縦シール部1cが形成されない構成
とすれば、三方シール型の包装袋を製造することができ
る。
【0057】図5は、本発明の他の実施形態による縦型
製袋充填機の正面図、図6は図5に示す縦型製袋充填機
の側面図である。
【0058】本実施形態の縦型製袋充填機は、図12に
示すような、天シール部161、側シール部162およ
び底シール部163を有する自立袋160を製造するも
のであり、送りローラ104よりも上方の構成が、図1
および図2に示した縦型製袋充填機と異なっている。
【0059】図5および図6において、投入ノズル10
3の上部には、ガイドローラ102を経由して供給され
る長尺のフィルム101’を、その両縁部をほぼ一致さ
せた状態で、自立袋160の底面となる部分を内側に折
り込み、ほぼ偏平状とするためのフィルム折り込み機構
110が設けられている。
【0060】フィルム折り込み機構110の下方には、
フィルム折り込み機構110によって上述の形状に折り
込まれたフィルム101’の幅方向両側部でフィルム1
01’の向き合った内面同士をその長手方向に沿って熱
溶着するための天シール機構120および底シール機構
130が配置されている。天シール機構120と底シー
ル機構130とは、投入ノズル103を間において互い
に対向する位置に配置されている。
【0061】天シール機構120により、自立袋160
の天シール部161が形成され、底シール機構130に
より、自立袋160の底シール部163が形成される。
フィルム101’は、フィルム折り込み機構110を通
過し、さらに天シール機構120で両縁部の内面同士が
熱溶着されることで、後述するように一部位が内側に折
り込まれた略扁平状の筒状フィルム101とされる。
【0062】天シール機構120および底シール機構1
30の下方には、2組の送りローラ104、シゴキ機構
140、および横シール機構150が設けられている。
これらは前述した実施形態に示したものと同様のもので
ある。また、天シール機構120は、前述した実施形態
における第1の縦シール機構20(図1参照)に対応す
るものであり、天シール機構120の構成および動作は
第1の縦シール機構20と同じである。したがって、本
実施形態ではこれらの詳細な説明は省略し、以下に、フ
ィルム折り込み機構110および底シール機構130に
ついて詳細に説明する。
【0063】図7に、図5に示した縦型充填包装機のフ
ィルム折り込み機構110の斜視図を示す。
【0064】フィルム折り込み機構110は、台形板1
11と、2本のガイドアーム112と、幅規定板113
と、押え板114と、押し込み板115と、2対の押え
ローラ116とを有する。
【0065】台形板111は、上辺の長さが下辺の長さ
およびフィルム101’の幅よりも長く、かつ、上辺に
対する2つの斜辺の角度が等しい形状の板であり、ガイ
ドローラ102の下方において鉛直方向に対して斜めに
配置されている。ガイドアーム112は、台形板111
の下方に、台形板111の下辺の長さとほぼ等しい間隔
をあけて互いに平行に配置されており、台形板111の
上面に密着した状態で台形板111を通過し下方に送ら
れるフィルム101’の両縁部での広がりを規制する。
【0066】幅規定板113は、台形板111の下辺の
下方に配置された長方形の板部材であり、台形板111
の下辺と等しい幅を有する。台形板111の上面に密着
した状態で台形板111を通過したフィルム101’
は、2本のガイドアーム112によって両縁部での広が
りが規制されつつ、幅規定板113に密着して下方に送
られる。これにより、フィルム101’には図10に示
すように、幅規定板113の両側縁に対応した2つの稜
部101fが形成され、これら稜部101fの間の領域
が、自立袋160(図12参照)の底面となる。
【0067】幅規定板113の下方には、フィルム10
1’に形成された2つの稜部101fの間の領域をさら
に内側に折り込むための、1枚の押し込み板115およ
び2枚の押え板114が配置されている。押し込み板1
15は逆三角形状の部材であり、フィルム101’の下
方への移動に伴って2つの稜部101fの間の領域を外
側から押し込むように配置される。各押え板114は、
それぞれフィルム101’の内側から2つの稜部101
fを支持することによって、フィルム101’の稜部1
01fの間の領域が押し込み板115で押し込まれたと
きに各稜部101fが押し込まれないように規制する。
【0068】また、各押え板114は、押し込み板11
5の斜辺の傾斜に合せて互いの間隔が次第に小さくなる
ように傾いて配置されている。押し込み板115の内側
および各押え板114の外側を通過したフィルム10
1’は、その幅方向両側部がそれぞれ押さえローラ11
6で挟まれてガイドされる。これにより、押し込み板1
15および押え板114を通過したフィルム101’
は、稜部101fの間の領域が内側に折り込まれて、図
11に示すように、フィルム101’に2つの山部10
1gが形成される。
【0069】以上述べたように、台形板111の上面を
通過するフィルム101’は、台形板111の2つの斜
辺およびその間の下辺で折り曲げられて下方に送られ
る。2つの斜辺は下辺に対して等角度なので、この際、
フィルム101’は、各斜辺との摩擦抵抗がともに等し
くなるようにフィルム101’の位置が自己調整されて
送られる。その結果、フィルム101’の送りに伴う幅
方向の位置ずれ、すなわちフィルム101’の蛇行が防
止される。このように、フィルム101’の蛇行が防止
されることで、幅規制板113によりフィルム101’
に形成される稜部101f、ひいては山部101gの位
置も安定するので、後工程での各シール機構によるフィ
ルムの熱溶着も、位置ずれが発生することなく安定して
行うことができる。
【0070】次に、図8および図9を参照して、底シー
ル機構130について説明する。図8は、図5に示した
底シール機構の上面図、図9は、図8に示した底ヒータ
ーバーの加圧面を示す図である。
【0071】図8に示すように、底シール機構130
は、互いに対向して配置され不図示の駆動源によって対
向移動される1対の底ヒーターバー131と、各底ヒー
ターバー131の間に配置された受け板132とを有す
る。フィルム折り込み機構110(図7参照)を通過し
たフィルム101’は、2つの山部101gの間に受け
板132が位置するように送られる。フィルム101’
の送りを停止した状態で各底ヒーターバー131を前進
させ、受け板132の両面を各底ヒーターバー131で
加圧することで、フィルム101’の、受け板132と
底ヒーターバー131とで挟まれた部位、すなわち2つ
の山部101gでのフィルムの向き合った内面同士がそ
れぞれ熱溶着される。フィルム101’の、底シール機
構130によって熱溶着された部位は、自立袋160
(図12参照)を安定して立たせるためのリブとして機
能する。
【0072】ここで、各底ヒーターバー131の加圧面
は、図9に示すように斜線で示した領域が凸部131a
となっており、底ヒーターバー131がフィルム10
1’の山部101gを熱溶着する際は、実際には凸部1
31aがフィルム101’に加圧される。つまり、凸部
131aの形状によって、上述のリブの形状が決定され
る。
【0073】本実施形態の縦型製袋充填機は、上述した
ように、フィルム折り込み機構110および底シール機
構130の構成が前述した四方シール型の包装袋を製造
するための製袋充填機と異なっており、その他の構成お
よび動作は実質的には前述した製袋充填機と同様であ
る。これにより、図12に示すような自立袋160が得
られる。
【0074】本実施形態においても、前述した実施形態
と同様のシゴキ機構140によって被包装物を分割して
いるので、高粘度の被包装物であっても、被包装物の扱
き動作をスムーズに行い、かつ、隅部にしわを生じさせ
ることなく自立袋160を製造することができる。
【0075】以上説明した2つの実施形態では、シゴキ
機構として、2つのローラ間にベルトを掛け回した構成
のものを示したが、ベルトが掛け回されるローラの数は
3つ以上であってもよい。図13および図14に、この
場合の好ましい構成の例を示す。
【0076】図13に示すシゴキ機構240は、上述の
実施形態と同様のシゴキローラ242および従動ローラ
243の他に、予備シゴキローラ244を有し、これら
のローラに押さえベルト241が掛け回されている。そ
れぞれの押さえベルト241について、予備シゴキロー
ラ244は、シゴキローラ242および従動ローラ24
3との相対的な位置関係が変化しないように、例えばシ
ゴキローラ244および従動ローラ243とともにプレ
ート(不図示)に回転自在に支持するなどして、シゴキ
ローラ242よりも上方の位置に、シゴキローラ242
および従動ローラ243と平行に配置されている。つま
り、予備シゴキローラ244は、シゴキローラ242の
揺動に応じて、シゴキローラ242の揺動角度と同じ角
度だけ、従動ローラ243の回転軸を中心に揺動するよ
うに設けられている。
【0077】予備シゴキローラ244は、押さえベルト
241の筒状フィルム201と対向する面が、予備シゴ
キローラ244が設けられていない場合と比較して凸と
なるが、予備シゴキローラ244間の間隔が、シゴキロ
ーラ242の開閉動作にかかわらず、常にシゴキローラ
242間の間隔よりも大きくなるように、押さえベルト
241の軌道の内側の面に接触して設けられている。そ
れにより、シゴキローラ242で筒状フィルム201を
押し潰すのに先立って、予備シゴキローラ244によっ
て筒状フィルム201の膨らみがある程度規制される。
その結果、シゴキローラ242で筒状フィルム201を
押し潰したとき、筒状フィルム201にしわが、より発
生しにくくなる。
【0078】予備シゴキローラ244は、回転自在に設
けられていてもよいし回転不能に設けられていてもよ
い。筒状フィルム201は押さえベルト241と接触す
るので、予備シゴキローラ244が回転しなくても筒状
フィルム201の送りには影響はない。また、予備シゴ
キローラ244とシゴキローラ242との距離は特に制
限はないが、両者が離れすぎていると、押さえベルト2
41を閉じたときに、予備シゴキローラ244とシゴキ
ローラ242との間で押さえベルト241が撓んで筒状
フィルム201に膨らみを生じさせてしまい、予備シゴ
キローラ244を設けた意味がなくなってしまう。
【0079】したがって、シゴキローラ242に対する
予備シゴキローラ244の位置は、押さえベルト241
を閉じたときに被包装物によって押さえベルト241が
撓まない位置とするのが望ましい。押さえベルト241
が撓むか否かは、押さえベルト241の剛性、被包装物
の粘度等の種々のパラメータに依存する。例えば、押さ
えベルト241として、フッ素樹脂のコーティングを施
した厚さが約1mmのベルトを用いた場合、予備シゴキ
ローラ244はシゴキローラ242よりも約50〜60
mm上方に設置される。
【0080】図14に示すシゴキ装置340では、筒状
フィルム301の送り方向について予備シゴキローラ3
44とシゴキローラ342との間に、一対の離しローラ
345をさらに設けている。離しローラ345も、予備
シゴキローラ344と同様に、シゴキローラ342およ
び従動ローラ343との相対的な位置関係が変化しない
ように、シゴキローラ342、従動ローラ343および
予備シゴキローラ344とともにプレート(不図示)に
回転自在に支持するなどして、これらのローラと平行に
配置されている。つまり、離しローラ345も、シゴキ
ローラ342の揺動に応じて、シゴキローラ343の揺
動角度と同じ角度だけ、従動ローラ343の回転軸を中
心に揺動するように設けられて回転するように設けられ
ている。
【0081】ただし、離しローラ345は、押さえベル
ト341の軌道の内側ではなく外側の面を押圧してい
る。また、離しローラ345は、筒状フィルム301に
最も接近したとき、すなわちシゴキローラ342が閉じ
たときに、予備シゴキローラ344とシゴキローラ34
2との間の少なくとも一部の領域で、押さえベルト34
1および離しローラ345が筒状フィルム301と接触
しないように設けられている。
【0082】例えば、被包装物が繊維状または粒状の微
小物を含んでいる場合、こういった微小物まではシゴキ
ローラ342で扱くことができず、微小物が空充填部に
残ってしまうことがある。微小物が空充填部に残ると、
その後に空充填部に対して行われる熱溶着が不十分とな
り、最悪の場合には、熱溶着部に、包装袋の内部と外部
とを連通する経路が形成され、そこから被包装物が漏れ
出てしまうおそれがある。
【0083】図14に示したように、離しローラ345
を設けることで、シゴキローラ342と予備シゴキロー
ラ344との間で、筒状フィルム301が押さえベルト
341による規制を受けない部分が生じる。このことに
より、その部分では、筒状フィルム301はある程度自
由に変位可能となり被包装物の流動性が向上するので、
シゴキローラ342による扱き動作に伴って、筒状フィ
ルム301の送りに随伴する被包装物とシゴキローラ3
42により移動が規制された被包装物とが衝突し、シゴ
キローラ342の上方で被包装物の流れに乱れが生じ
る。その結果、被包装物に含まれる微小物がシゴキロー
ラ342に噛み込まれにくくなり、空充填部に微小物が
介在するのを効果的に防止することができる。
【0084】また、上述した各実施形態では、本発明を
四方シール型の包装袋を製造する製袋充填機および自立
袋を製造する製袋充填機に適用した例を挙げたが、包装
袋の形態は特に限定されず、ピロー型の包装袋を製造す
る場合にも本発明を適用することができる。
【0085】横シール機構についても、筒状フィルムを
幅方向に熱溶着できるものであれば、如何なる種類のシ
ール機構を用いてもよい。横シール機構としては、得ら
れた包装袋を1袋ずつ分離する必要がない場合は、単に
筒状フィルムを熱溶着する機能を有していれば十分であ
る。また、包装袋を1袋ずつ分離する必要がある場合で
あっても、単に筒状フィルムを幅方向に熱溶着するだけ
の横シール機構の下方に筒状フィルムを幅方向に切断す
る切断機構を設けることで、包装袋を1袋ずつ分離する
ことができる。
【0086】さらに、包装袋は、包装袋を開封すること
なく被包装物の注出を容易に行えるようにするために、
口栓を有していてもよい。口栓は、前述したような、シ
ート状のフィルムの両側縁部同士を縦シール機構(図1
に示す第1の縦シール機構20や図5に示す天シール機
構120など)でフィルムの長手方向に沿って熱溶着す
ることによって筒状フィルムとする製袋充填機による包
装袋の一連の製造過程で包装袋に取り付けることができ
る。
【0087】口栓を最も効率的かつ確実に取り付けるこ
とができる方法は、縦シール機構によるフィルムの熱溶
着が行われる前に、フィルム折り込み機構によって半分
に折り合わせられたフィルムの両側縁部の間に口栓を挿
入し、その位置で口栓をフィルムに熱溶着し、その後、
口栓が熱溶着された部分も含めて、縦シール機構によっ
てフィルムを熱溶着し、口栓付きの筒状フィルムとする
方法である。したがって、口栓付きの包装袋を製造する
場合、製袋充填機は、シート状のフィルムを縦シール機
構によって熱溶着する前に、縦シール機構によって熱溶
着されるフィルムの部分に口栓を熱溶着するための、フ
ィルム折り込み機構と縦シール機構との間に配置された
口栓溶着機構と、口栓溶着機構に口栓を供給するための
口栓供給機構とを有する。
【0088】口栓溶着機構は、一般的なシール機構と同
様に、互いに対向配置されたヒーターバーとヒーター受
けバーとを有する。これらヒーターバーおよびヒーター
受けバーは、フィルム折り込み機構で折り合わせられた
フィルムの開放端側の縁部において、フィルムの間に口
栓を挿入するのに十分な間隔をあけて対向配置される。
また、ヒーターバーおよびヒーター受けバーの互いの対
向面には、口栓供給機構から供給された口栓の受けとな
る凹部が形成されている。
【0089】口栓供給機構は、多数の口栓を並べた状態
で保持する口栓ホルダと、口栓ホルダに保持された口栓
の中から1つを取り出し、口栓溶着機構のヒーターバー
とヒーター受けバーとの間に移送する口栓移送ユニット
をと有する。口栓供給機構としては、口栓溶着機構のヒ
ーターバーとヒーター受けバーとの間に口栓を1つずつ
供給し得るものであれば任意の機構を用いることができ
る。
【0090】そして、フィルムの送り動作に合わせて口
栓供給機構および口栓溶着機構を動作させることで、フ
ィルムの開放側の端部に、フィルムの長手方向について
一定の間隔で口栓が熱溶着される。その後、この口栓が
熱溶着された部分も含めて、縦シール機構によってフィ
ルムの開放側の端部をフィルムの長手方向にわたって熱
溶着することで、口栓付きの筒状フィルムが得られる。
なお、縦シール機構による熱溶着は、既に口栓が熱溶着
された部分に対して行われるので、口栓溶着機構と同様
に、縦シール機構のヒーターバーおよびヒーター受けバ
ーの互いの対向面に、口栓の受けとなる凹部が形成され
る。
【0091】口栓を熱溶着した場合、口栓が熱溶着され
た部位は他の部位に比べて熱容量が大きく、冷めにくく
なっている。フィルムが固化する前に被包装物を投入す
ると、被包装物の重量によりフィルムが伸び、種々の不
具合の原因となる。そこで、被包装物の投入前にフィル
ムを完全に固化させるとともに、効率よい充填包装動作
を実現するために、縦シール機構の下方に、口栓が溶着
された部分を冷却する冷却機構を設けることが好まし
い。冷却機構は、例えば、縦シール機構の下方でフィル
ムを間において対向配置された一対の加圧部材を有し、
この加圧部材で口栓が溶着された部分を加圧することに
よって口栓の熱を加圧部材に逃がす機構とすることがで
きる。口栓が溶着された部分を効果的に冷却するために
は、加圧部材は、熱伝導率の高い材質、例えば金属で構
成するのが望ましい。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ゴキ装置は、少なくともシゴキローラと従動ローラとに
掛け回されたベルトを有しているので、被包装物が高粘
度のものであっても、筒状フィルムの送りおよび被包装
物の扱き動作を安定して行うことができ、その結果、包
装袋の定量性を向上させ、かつ、包装袋のシール部付近
でのしわの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による縦型製袋充填機の側
面図である。
【図2】図1に示す縦型製袋充填機の正面図である。
【図3】図1に示した製袋充填機による包装袋の製造工
程を説明する図である。
【図4】(a)は図2のB−B線での断面図、(b)は
図2のC−C線での断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態による縦型製袋充填機の
側面図である。
【図6】図5に示す縦型製袋充填機の正面図である。
【図7】図5に示す縦型充填包装機のフィルム折り込み
機構の斜視図である。
【図8】図5に示す底シール機構の上面図である。
【図9】図8に示す底ヒーターバーの加圧面の図であ
る。
【図10】図7に示すフィルム折り込み機構の幅規定板
を通過したフィルムの横断面図である。
【図11】図7に示すフィルム折り込み機構を通過した
フィルムの横断面図である。
【図12】図5に示す縦型製袋充填機によって製造され
る自立袋の斜視図である。
【図13】本発明のシゴキ機構の他の例の正面図であ
る。
【図14】本発明のシゴキ機構のさらに他の例の正面図
である。
【符号の説明】
1,101,201,301 筒状フィルム 1a 空充填部 1b,1c 縦シール部 2,102 ガイドローラ 3,103 投入ノズル 4,104 送りローラ 5 被包装物 10,110 フィルム折り込み機構 20 第1の縦シール機構 21 縦ヒーターバー 22 縦ヒーター受けバー 23 マット 30 第2の縦シール機構 40,140,240,340 シゴキ機構 41,241,341 押さえベルト 42,242,342 シゴキローラ 43,243,343 従動ローラ 50,150 横シール機構 51 横ヒーターバー 52 横ヒーター受けバー 53 カッタ 54 マット 60 包装袋 120 天シール機構 130 底シール機構 131 底ヒーターバー 132 受け板 160 自立袋 161 天シール部 162 側シール部 163 底シール部 244,344 予備シゴキローラ 345 離しローラ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状フィルム内に投入された被包装物
    を、前記筒状フィルムを上方から下方へ送りつつ前記筒
    状フィルム内で分割するためのシゴキ装置であって、 筒状フィルムを間において対向配置され、かつ互いに接
    近する向きおよび離れる向きに対向移動可能な一対のシ
    ゴキローラと、 前記シゴキローラの上方にそれぞれ支持位置が固定され
    て回転可能に配置された一対の従動ローラと、 前記筒状フィルムに対して互いに同じ側に配置された前
    記シゴキローラおよび前記従動ローラを含むローラ群に
    それぞれ掛け回され、前記シゴキローラの回転によって
    駆動される2本のベルトとを有するシゴキ装置。
  2. 【請求項2】 前記ベルトは、前記筒状フィルムの幅よ
    りも広い幅を有する、請求項1に記載のシゴキ装置。
  3. 【請求項3】 前記シゴキローラは、前記シゴキローラ
    が最も開いた状態で前記ベルトが前記筒状フィルムと接
    触するように対向配置されている、請求項1または2に
    記載のシゴキ装置。
  4. 【請求項4】 前記従動ローラ間の距離は、前記シゴキ
    ローラが最も開いた状態での前記シゴキローラ間の距離
    よりも大きい、請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    のシゴキ装置。
  5. 【請求項5】 前記ローラ群は、前記筒状フィルムの送
    り方向について前記従動ローラと前記シゴキローラとの
    間に、互いの対向距離が前記シゴキローラ間の距離より
    も大きくなるように前記筒状フィルムを間において対向
    配置された一対の予備シゴキローラを更に有する、請求
    項1ないし4のいずれか1項に記載のシゴキ装置。
  6. 【請求項6】 前記ローラ群は、前記筒状フィルムの送
    り方向について前記予備シゴキローラと前記シゴキロー
    ラとの間に、前記ベルトの軌道の外側に配置され、前記
    シゴキローラを閉じたときに、前記予備シゴキローラと
    前記シゴキローラとの間の少なくとも一部の領域で、前
    記ベルトが前記筒状フィルムと接触しないように前記ベ
    ルトを押圧する一対の離しローラをさらに有する、請求
    項5に記載のシゴキ装置。
  7. 【請求項7】 上方から下方へ送られる筒状フィルム内
    に被包装物を投入するための投入ノズルと、 前記筒状フィルム内に投入された被包装物を前記筒状フ
    ィルム内で分割する、請求項1ないし6のいずれか1項
    に記載のシゴキ装置と、 前記シゴキ機構によって被包装物が分割された部位で前
    記筒状フィルムの内面同士を前記筒状フィルムの幅方向
    に熱溶着する横シール機構とを有する縦型製袋充填機。
  8. 【請求項8】 前記横シール機構は、前記筒状フィルム
    を間において対向配置され、かつ、前記筒状フィルムを
    加圧可能に設けられた、ヒーターバーとヒーター受けバ
    ーとを有する、請求項7に記載の縦型製袋充填機。
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