JP2002358024A - 表示装置の製造方法及び液晶表示装置 - Google Patents
表示装置の製造方法及び液晶表示装置Info
- Publication number
- JP2002358024A JP2002358024A JP2001164472A JP2001164472A JP2002358024A JP 2002358024 A JP2002358024 A JP 2002358024A JP 2001164472 A JP2001164472 A JP 2001164472A JP 2001164472 A JP2001164472 A JP 2001164472A JP 2002358024 A JP2002358024 A JP 2002358024A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- display device
- film
- resin
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板上に樹脂膜パターンを形成するフィルム
転写工法において、基板上に樹脂膜パターンをする際、
予備加熱工程で基板への異物付着が発生し歩留りの低下
を招くと言う課題があった。 【解決手段】 フィルム転写工程において、基板の予備
加熱を行わず且つラミネート装置を少なくとも二台以上
並列繋ぎで使用することを特徴とする表示装置の製造方
法。
転写工法において、基板上に樹脂膜パターンをする際、
予備加熱工程で基板への異物付着が発生し歩留りの低下
を招くと言う課題があった。 【解決手段】 フィルム転写工程において、基板の予備
加熱を行わず且つラミネート装置を少なくとも二台以上
並列繋ぎで使用することを特徴とする表示装置の製造方
法。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，表示装置の製造方
法及びその表示装置に関する。
法及びその表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図２に示すように樹脂層２をベー
スフィルム３表面に形成するフィルム５を基板１に熱圧
着させた後、フィルムカット工程、ベースフィルム剥離
工程、露光工程、現像工程を繰り返すことにより基板１
上に樹脂膜パターン８を形成するフィルム転写工法にお
いて、フィルム５を基板１に熱圧着させる際、基板１の
予備加熱９を行い、熱圧着時にはラミネート装置４一台
で基板一枚のみの処理を行っていた。
スフィルム３表面に形成するフィルム５を基板１に熱圧
着させた後、フィルムカット工程、ベースフィルム剥離
工程、露光工程、現像工程を繰り返すことにより基板１
上に樹脂膜パターン８を形成するフィルム転写工法にお
いて、フィルム５を基板１に熱圧着させる際、基板１の
予備加熱９を行い、熱圧着時にはラミネート装置４一台
で基板一枚のみの処理を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来手法では、基板１
上に樹脂膜パターン８を形成する際、基板１の予備加熱
９工程で基板１への異物付着が発生し歩留りの低下を招
くと言う課題があった。
上に樹脂膜パターン８を形成する際、基板１の予備加熱
９工程で基板１への異物付着が発生し歩留りの低下を招
くと言う課題があった。
【０００４】また、前記基板１の予備加熱９工程を行わ
なければ熱圧着時の搬送速度が遅く生産性の悪化を招く
と言う課題があった。
なければ熱圧着時の搬送速度が遅く生産性の悪化を招く
と言う課題があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、基板１の予備加熱９を行わず且つラミネ
ート装置４を少なくとも二台以上並列繋ぎで使用するこ
とを特徴とする。
め、本発明は、基板１の予備加熱９を行わず且つラミネ
ート装置４を少なくとも二台以上並列繋ぎで使用するこ
とを特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】請求項１記載の発明は、樹脂層２
をベースフィルム３表面に形成するフィルム５を基板１
に熱圧着させた後、フィルムカット工程、ベースフィル
ム剥離工程、露光工程、現像工程を繰り返すことにより
基板１上に樹脂膜パターン８を形成するフィルム転写工
法において、基板１の予備加熱９を行わず且つラミネー
ト装置４を少なくとも二台以上並列繋ぎで使用すること
により、異物の付着、気泡の混入が防止され高生産性、
且つ、高歩留りの樹脂膜付き基板を得ることが出来ると
いう特徴がある。
をベースフィルム３表面に形成するフィルム５を基板１
に熱圧着させた後、フィルムカット工程、ベースフィル
ム剥離工程、露光工程、現像工程を繰り返すことにより
基板１上に樹脂膜パターン８を形成するフィルム転写工
法において、基板１の予備加熱９を行わず且つラミネー
ト装置４を少なくとも二台以上並列繋ぎで使用すること
により、異物の付着、気泡の混入が防止され高生産性、
且つ、高歩留りの樹脂膜付き基板を得ることが出来ると
いう特徴がある。
【０００７】請求項２記載の発明は、樹脂層に感光性樹
脂膜を用いることでフォトリソ工法の使用が可能となり
簡易にパターニングできるという特徴がある。
脂膜を用いることでフォトリソ工法の使用が可能となり
簡易にパターニングできるという特徴がある。
【０００８】請求項３記載の発明は、ラミネート装置の
熱圧着界面に対しイオナイザーを設置することで静電気
により発生する不良を改善できるという特徴がある。
熱圧着界面に対しイオナイザーを設置することで静電気
により発生する不良を改善できるという特徴がある。
【０００９】
【実施例】以下に、本発明の具体的実施例による表示装
置の製造工程図を示す。（図１）まず、図１aに示すよ
うにアクリル系ネガ型感光性樹脂の樹脂層２をベースフ
ィルム３表面に形成するフィルム５を基板１に熱圧着さ
せた後、フィルムカット工程（図１ｂ）、ベースフィル
ム剥離工程（図１ｃ）、露光工程（図１ｄ）、現像工程
（図１ｅ）を繰り返すことにより、基板１上に樹脂膜パ
ターン８を形成するフィルム転写工法において、基板１
の予備加熱９を行わず、二つの搬送部に各々ラミネート
装置４及び熱圧着界面にはイオナイザーを設置し熱圧着
処理を行い、その後並列繋ぎとして各ラミネート装置４
で処理された基板１を合流させ一つの搬送部を用いて樹
脂膜付きＴＦＴアレイ基板を製造すると、高生産性で且
つ異物及び気泡による歩留りの低下が改善された高歩留
まりの樹脂膜付きＴＦＴアレイ基板を得ることが出来
る。
置の製造工程図を示す。（図１）まず、図１aに示すよ
うにアクリル系ネガ型感光性樹脂の樹脂層２をベースフ
ィルム３表面に形成するフィルム５を基板１に熱圧着さ
せた後、フィルムカット工程（図１ｂ）、ベースフィル
ム剥離工程（図１ｃ）、露光工程（図１ｄ）、現像工程
（図１ｅ）を繰り返すことにより、基板１上に樹脂膜パ
ターン８を形成するフィルム転写工法において、基板１
の予備加熱９を行わず、二つの搬送部に各々ラミネート
装置４及び熱圧着界面にはイオナイザーを設置し熱圧着
処理を行い、その後並列繋ぎとして各ラミネート装置４
で処理された基板１を合流させ一つの搬送部を用いて樹
脂膜付きＴＦＴアレイ基板を製造すると、高生産性で且
つ異物及び気泡による歩留りの低下が改善された高歩留
まりの樹脂膜付きＴＦＴアレイ基板を得ることが出来
る。
【００１０】次に図３に示すように樹脂膜パターン８を
形成するＴＦＴアレイ基板１２とあらかじめガラス基板
にＩＴＯ１４からなる透明電極を形成してある対向基板
１３の表面に液晶材料を配向させるための配向膜１５を
形成して後、所定のスペーサー１６を用い、間隙を保っ
て貼り合せ液晶材料を封入して液晶層１７を形成する。
更に前記樹脂膜パターンを形成するＴＦＴアレイ基板１
２及び前記対向基板１３のガラス基板側に偏光板１８を
貼って樹脂膜付きＴＦＴアレイ型液晶表示装置を製造す
ると高性能な液晶表示性能を示し高い歩留りが得られ
る。
形成するＴＦＴアレイ基板１２とあらかじめガラス基板
にＩＴＯ１４からなる透明電極を形成してある対向基板
１３の表面に液晶材料を配向させるための配向膜１５を
形成して後、所定のスペーサー１６を用い、間隙を保っ
て貼り合せ液晶材料を封入して液晶層１７を形成する。
更に前記樹脂膜パターンを形成するＴＦＴアレイ基板１
２及び前記対向基板１３のガラス基板側に偏光板１８を
貼って樹脂膜付きＴＦＴアレイ型液晶表示装置を製造す
ると高性能な液晶表示性能を示し高い歩留りが得られ
る。
【００１１】また、本実施例ではラミネート装置４を二
台並列させたがこの限りではなく、目的に応じて何台使
用しても良い。
台並列させたがこの限りではなく、目的に応じて何台使
用しても良い。
【００１２】また、本実施例では樹脂層２にアクリル樹
脂系のネガ型感光性樹脂を用いたが、これに限定されな
い。すなわち、ポジ型、ネガ型あるいはアクリル樹脂
系、ノボラック樹脂系に限らず、すくなくとも露光プロ
セスを用いてパターニングできる感光性樹脂であれば使
用可能である。
脂系のネガ型感光性樹脂を用いたが、これに限定されな
い。すなわち、ポジ型、ネガ型あるいはアクリル樹脂
系、ノボラック樹脂系に限らず、すくなくとも露光プロ
セスを用いてパターニングできる感光性樹脂であれば使
用可能である。
【００１３】また、本実施例では樹脂層２として感光性
樹脂を用いたが、有機発行材料を用いても良い。
樹脂を用いたが、有機発行材料を用いても良い。
【００１４】また、本実施例では基板１にＴＦＴアレイ
基板を用いたが、これに限定されない。すなわち、ガラ
ス基板、プラスチック基板に限らず熱圧着に耐え得る基
板であれば使用可能である。
基板を用いたが、これに限定されない。すなわち、ガラ
ス基板、プラスチック基板に限らず熱圧着に耐え得る基
板であれば使用可能である。
【００１５】
【発明の効果】以上のように、本発明により、樹脂層２
をベースフィルム３表面に形成するフィルム４を基板１
に熱圧着させた後、フィルムカット工程、ベースフィル
ム剥離工程、工程露光工程、現像工程を繰り返すことに
より樹脂膜パターン８を基板１上に形成するフィルム転
写工法において、基板１の予備加熱９を行わず且つラミ
ネート装置４を少なくとも二台以上並列繋ぎで使用し処
理を行うことで、異物の付着、気泡の混入が防止され高
生産性、且つ、高歩留りのカラーフィルタ基板を得るこ
とが出来き、産業的価値が大である。
をベースフィルム３表面に形成するフィルム４を基板１
に熱圧着させた後、フィルムカット工程、ベースフィル
ム剥離工程、工程露光工程、現像工程を繰り返すことに
より樹脂膜パターン８を基板１上に形成するフィルム転
写工法において、基板１の予備加熱９を行わず且つラミ
ネート装置４を少なくとも二台以上並列繋ぎで使用し処
理を行うことで、異物の付着、気泡の混入が防止され高
生産性、且つ、高歩留りのカラーフィルタ基板を得るこ
とが出来き、産業的価値が大である。
【図１】本発明に基づくフィルム転写工程を用いた表示
装置の製造方法を示す工程図
装置の製造方法を示す工程図
【図２】一般的なフィルム転写工程を用いた表示装置の
製造方法を示す工程図
製造方法を示す工程図
【図３】本発明に基づく表示装置の断面図
１ 基板 ２ 樹脂層 ３ ベースフィルム ４ ラミネート装置 ５ 色フィルム ６ カッター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０５Ｂ 33/10 Ｈ０５Ｂ 33/10 33/14 33/14 Ａ Ｆターム(参考） 2H088 FA18 HA01 HA08 MA20 3K007 AB11 AB18 CA06 EB00 FA01 5C094 AA31 AA43 BA03 BA29 BA43 CA19 DA15 EB02 5G435 AA11 AA17 BB05 BB12 EE33 KK05 KK10
Claims (5)
- 【請求項１】 樹脂層をベースフィルム表面に形成した
フィルムを基板に熱圧着させた後、フィルムカット工程
と、ベースフィルム剥離工程と、露光工程と、現像工程
とを繰り返すことにより基板上に樹脂パターンを形成す
るフィルム転写工法において、基板の予備加熱を行わず
且つラミネート装置を少なくとも二台以上並列繋ぎで用
いることを特徴とする表示装置の製造方法。 - 【請求項２】 樹脂層は感光性樹脂膜を用いて形成され
ることを特徴とする請求項１記載の表示装置の製造方
法。 - 【請求項３】 ラミネート装置の熱圧着界面に対しイオ
ナイザーを設置することを特徴とする請求項１記載の表
示装置の製造方法。 - 【請求項４】 前記樹脂層に有機発光材料を用いて形成
することを特徴とする請求項１記載の有機ＥＬ表示装置
の製造方法。 - 【請求項５】 請求項１から請求項３のいずれかに記載
の表示装置の製造方法により製造された、樹脂膜付きＴ
ＦＴアレイ基板と共に液晶を挟持する対向電極基板が備
えられてなる液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001164472A JP2002358024A (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 表示装置の製造方法及び液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001164472A JP2002358024A (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 表示装置の製造方法及び液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002358024A true JP2002358024A (ja) | 2002-12-13 |
Family
ID=19007288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001164472A Pending JP2002358024A (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 表示装置の製造方法及び液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002358024A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7852435B2 (en) | 2004-07-16 | 2010-12-14 | Kuraray Co., Ltd. | Light-condensing film, liquid-crystal panel and backlight as well as manufacturing process for light-condensing film |
| WO2012164612A1 (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-06 | パナソニック株式会社 | 接合体の製造方法及び接合体 |
| JP2017188696A (ja) * | 2011-04-25 | 2017-10-12 | 株式会社ニコン | 基板処理装置 |
-
2001
- 2001-05-31 JP JP2001164472A patent/JP2002358024A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7852435B2 (en) | 2004-07-16 | 2010-12-14 | Kuraray Co., Ltd. | Light-condensing film, liquid-crystal panel and backlight as well as manufacturing process for light-condensing film |
| US8477267B2 (en) | 2004-07-16 | 2013-07-02 | Kuraray Co., Ltd. | Light-condensing film, liquid-crystal panel and backlight as well as manufacturing process for light-condensing film |
| JP2017188696A (ja) * | 2011-04-25 | 2017-10-12 | 株式会社ニコン | 基板処理装置 |
| WO2012164612A1 (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-06 | パナソニック株式会社 | 接合体の製造方法及び接合体 |
| US9156206B2 (en) | 2011-05-31 | 2015-10-13 | Joled Inc. | Method for manufacturing joined body, and joined body |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| WO2016201830A1 (zh) | 柔性基板及其制作方法、显示装置 | |
| JP2008122964A (ja) | セル識別の形成方法及びセル識別を含む表示基板と表示装置 | |
| US7038751B2 (en) | Liquid crystal display and the manufacturing method thereof | |
| JP2002358024A (ja) | 表示装置の製造方法及び液晶表示装置 | |
| CN108333819A (zh) | 显示面板及其制造方法 | |
| JP4999836B2 (ja) | 表示パネルの製造方法 | |
| JPH08278489A (ja) | 液晶表示パネルの製造方法 | |
| JP2002265040A (ja) | 基板搬送用治具及びそれを用いた液晶表示素子の製造方法 | |
| JP2002258252A (ja) | プラスチック液晶パネルの製造方法 | |
| JP2004144908A (ja) | 偏光板貼付装置 | |
| TW201022773A (en) | Liquid crystal display and method for forming alignment film | |
| JP2000193923A (ja) | 液晶表示素子の製造方法 | |
| JP2003131199A (ja) | 液晶表示装置用の基材、液晶表示装置の電極基材の製造方法及び液晶表示装置の製造方法 | |
| JPH0460513A (ja) | 液晶表示素子の製造方法 | |
| CN112582568B (zh) | 显示面板制作方法 | |
| CN103499895A (zh) | 显示面板、显示装置以及显示面板的制造方法 | |
| KR100749801B1 (ko) | 반도체 및 디스플레이 패널용 포토마스크 제조방법 및 그포토마스크 | |
| KR20050077859A (ko) | 캐리어 기판 및 이를 이용한 유연한 디스플레이 장치의제조방법. | |
| JP2002148597A (ja) | 液晶表示素子用基板とそれを用いた液晶表示素子とその製造方法 | |
| JP3033632B2 (ja) | カラーフィルターおよび液晶表示素子の製造方法 | |
| JP2004029410A (ja) | 液晶表示装置の製法 | |
| JP2001109392A (ja) | 素子の製造方法 | |
| JP2002108246A (ja) | 樹脂基板を有する電子装置の製造方法および樹脂基板を有する液晶表示装置の製造方法 | |
| JP3247890B2 (ja) | 液晶表示装置の製造方法 | |
| TW514587B (en) | Multi-level separable substrate |