JP2002108246A - 樹脂基板を有する電子装置の製造方法および樹脂基板を有する液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

樹脂基板を有する電子装置の製造方法および樹脂基板を有する液晶表示装置の製造方法

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JP2002108246A
JP2002108246A JP2000298613A JP2000298613A JP2002108246A JP 2002108246 A JP2002108246 A JP 2002108246A JP 2000298613 A JP2000298613 A JP 2000298613A JP 2000298613 A JP2000298613 A JP 2000298613A JP 2002108246 A JP2002108246 A JP 2002108246A
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substrate
manufacturing
liquid crystal
crystal display
display device
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JP2000298613A
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Yoshimasa Chikama
義雅 近間
Tatsu Okabe
達 岡部
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程中の樹脂基板の伸縮による悪影響を
低減し、より高品質な電子装置を製造することができる
樹脂基板を有する電子装置の製造方法、およびより高品
質な液晶表示装置を製造することができる樹脂基板を有
する液晶表示装置の製造方法を提供することである。 【解決手段】 ガラス基板101の一方表面上に画素電
極112を形成する工程と、前記画素電極112上に絶
縁膜103を形成する工程と、前記絶縁膜103上に複
数のTFT素子1および配線を形成する工程と、前記画
素電極112、絶縁膜103、TFT素子1および配線
が形成された基板の一方表面上に樹脂材料を塗布する工
程と、前記樹脂材料を硬化させてプラスチック基板10
4を形成する工程と、ガラス基板101を除去する工程
によって、プラスチック基板104を有する液晶表示装
置を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマ表示装置
(PDP)、エレクトトロルミネッセンス表示素子、エ
レクトロクロミック表示素子、フィールドエミッション
ディスプレイ(FED)などのフラットパネルディスプ
レイ(FPD)、または2次元画像検出器など、基板上
に複数の電子素子がマトリックス状に配置される電子装
置において、プラスチック基板(樹脂基板)を用いる電
子装置の製造方法に関し、とくに、プラスチック基板を
用いる液晶表示装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶表示素子に代表されるフ
ラットパネルディスプレイでは、軽量化を図るために薄
膜化が検討され、現在は0.5〜1.1mm程度の厚さ
のガラスにより製造されている。しかしながら、これ以
上の薄膜のガラスを用いる場合、製造プロセス上で割れ
やすい、使用時に割れやすいなどの問題点がある。
【0003】このため解決方法の一つとして、プラスチ
ック基板を用いた液晶表示装置の開発が進められてい
る。プラスチック基板は、ガラス基板に比べて割れにく
く、厚みを薄くすることができ、軽量であるが、耐熱性
に乏しいといった問題点がある。
【0004】特開平11−212116号公報では、プ
ラスチック基板を有する液晶表示装置の製造方法が開示
される。この従来技術では、ガラス基板の一方表面に半
導体素子や画素電極を形成し、半導体素子や画素電極が
形成されたガラス基板の一方表面上に、接着剤を用いて
プラスチック基板を貼り付け、ガラス基板を除去するこ
とによって、ガラス基板上に作製した半導体素子や画素
電極をプラスチック基板上に転写する。その後、プラス
チック基板上に半導体素子や画素電極が転写された一方
基板と、プラスチック基板上にカラーフィルタや対向電
極が形成された他方基板とを貼り合わせ、液晶表示装置
を製造する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術による製
造方法では、以下の問題が発生する。
【0006】まず第1に、接着剤を用いてプラスチック
基板を半導体素子や画素電極を形成したガラス基板上に
貼り合わせる場合、接着剤とプラスチック基板との間、
またはプラスチック基板と半導体素子などとの間で気泡
がかむことがある。また、接着剤が基板に均一に塗られ
ていない場合、接着層の厚さの面内分布不均一性や、プ
ラスチック基板を貼り合わせる際の力のかけ具合による
影響から、基板の厚みにむらができ、液晶表示装置の表
示むらの原因となる。表示むらの例としては、ニュート
ンリングや虹状のむらなどがある。
【0007】第2に、この製造方法では、接着剤を形成
する工程と、基板を貼り付ける工程との2つの工程あ
り、複雑である。接着剤付きのプラスチック基板を用い
て貼り付ける場合は、工程は複雑にならないが、ガラス
基板上のTFT(薄膜トランジスタ)パターンの凹凸が
激しい場合、浮きが発生したり、凹凸の部分に気泡がか
むという問題が発生してしまう。これらを解決するため
に、基板表面の凹凸をなくすような平坦化処理を行う場
合は、工程がより複雑になる。
【0008】第3に、この製造方法では、カラーフィル
タを他方基板側に作製しているが、プラスチック基板は
伸び縮みが激しく、たとえガラス基板上に作製した半導
体素子を転写したとはいえ、ガラス基板を除去する際
や、カラーフィルタを作製した他方基板と貼り合わせる
際などにプラスチック基板が伸縮し、他方基板に形成さ
れるカラーフィルタと一方基板に形成される画素電極と
がずれてしまう。
【0009】たとえば、プラスチック基板として、住友
ベークライト製PES(ポリエーテルスルホン)を用い
た場合、1℃の温度変化によって、360mm×465
mmの基板で約60ppm(約20μm×約30μm)
伸び縮みする。また、プラスチック基板は、水分の吸収
によっても大きく伸び縮みし、最大3000ppm程度
伸び縮みする(約1mm×約1.5mm)。これでは、
他方基板に形成されるカラーフィルタと一方基板に形成
される画素電極とが、1画素分程度ずれることは充分考
えられる。
【0010】本発明の目的は、製造工程中の樹脂基板の
伸縮による悪影響を低減し、より高品質な電子装置を製
造することができる樹脂基板を有する電子装置の製造方
法、およびより高品質な液晶表示装置を製造することが
できる樹脂基板を有する液晶表示装置の製造方法を提供
することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の基板の
一方表面上に、複数の電子素子をマトリックス状に形成
する工程と、電子素子が形成された第1の基板の一方表
面上に樹脂材料を塗布する工程と、前記樹脂材料を硬化
させて樹脂基板を形成する工程と、前記第1の基板を除
去する工程とを含むことを特徴とする樹脂基板を有する
電子装置の製造方法である。
【0012】本発明に従えば、電子素子が形成された第
1の基板の一方表面上に樹脂材料を塗布し、前記樹脂材
料を硬化させて樹脂基板を形成し、その後、第1の基板
を除去する。つまり、電子素子は樹脂基板上に直接形成
されずに、第1の基板上に形成され、樹脂基板上に転写
される。このため、電子素子が形成される第1の基板と
して、耐熱性に優れたガラス基板、シリコンウエハ、セ
ラミックス基板または金属基板などを用いることがで
き、プロセス温度が高温になる電子素子の製造が可能に
なる。よって、軽量な樹脂基板上に高性能な電子素子を
形成することができる。
【0013】また、樹脂材料を塗布し、その後硬化させ
て樹脂基板を形成するので、電子素子などの凹凸を平坦
化することができる。さらに、接着剤を塗布した樹脂基
板基板を貼付ける従来技術に比べて、製造プロセスを容
易にすることができ、また工程数を削減することができ
る。加えて、凹凸による気泡の発生を防止することがで
きる。
【0014】また本発明は、第1の基板の一方表面上に
画素電極、スイッチング素子および配線を形成する工程
と、前記画素電極、スイッチング素子および配線が形成
された第1の基板の一方表面上に樹脂材料を塗布する工
程と、前記樹脂材料を硬化させて樹脂基板を形成する工
程と、前記第1の基板を除去する工程とを含むことを特
徴とする樹脂基板を有する液晶表示装置の製造方法であ
る。
【0015】本発明に従えば、画素電極、スイッチング
素子および配線が形成された第1の基板の一方表面上に
樹脂材料を塗布し、前記樹脂材料を硬化させて樹脂基板
を形成し、その後、第1の基板を除去して樹脂基板を有
する液晶表示装置を製造するので、スイッチング素子は
樹脂基板上に直接形成されずに、第1の基板上に形成さ
れ、樹脂基板上に熱処理、紫外線照射などを行うことな
く転写される。このため、第1の基板として、耐熱性に
優れたガラス基板、シリコンウエハ、セラミックス基板
または金属基板などを用いることができ、プロセス温度
が高温になる画素電極、スイッチング素子および配線の
製造が可能になる。よって、軽量な樹脂基板上に高性能
なスイッチング素子を容易に形成することができる。
【0016】また、樹脂材料を塗布し、その後硬化させ
て樹脂基板を形成するので、画素電極、スイッチング素
子および配線などの凹凸を平坦化することができる。さ
らに、接着剤を塗布した樹脂基板を貼付ける従来技術に
比べて、製造プロセスを容易にすることができ、また工
程数を削減することができる。加えて、凹凸による気泡
の発生を防止することができる。
【0017】また本発明は、第1の基板の一方表面の全
面に導電膜を成膜する工程と、前記導電膜上に絶縁膜を
形成する工程と、前記絶縁膜上に複数のスイッチング素
子および配線を形成する工程と、前記導電膜、絶縁膜、
スイッチング素子および配線が形成された第1の基板の
一方表面上に樹脂材料を塗布する工程と、前記樹脂材料
を硬化させて樹脂基板を形成する工程と、前記第1の基
板を除去する工程と、前記第1の基板の除去によって、
露出する前記導電膜を所定の形状にパターニングして画
素電極を形成する工程とを有することを特徴とする樹脂
基板を有する液晶表示装置の製造方法である。
【0018】第1の基板の除去によって、画素電極と絶
縁膜などが露出する場合には、第1基板のエッチングの
際に、第1の基板と画素電極との間のエッチング選択
性、および第1の基板と絶縁膜との間のエッチング選択
性を考慮しなければならなかったが、本発明では、第1
の基板の除去によって、第1の基板の一方表面全面に成
膜された画素電極用導電膜のみが露出するので、第1の
基板と導電膜とのエッチング選択性だけを見るだけでよ
い。また、機械的研磨により第1の基板を除去する場合
でも、全面に同一の材料があるため、より容易になる。
【0019】また本発明は、前記画素電極およびスイッ
チング素子が形成される基板に、カラーフィルタを形成
することを特徴とする。
【0020】樹脂基板は、温度変化や吸湿によって非常
に変形しやすい。このため、従来技術のように他方基板
側にカラーフィルタを作製する場合には、スイッチング
素子が形成される一方基板側の画素電極と、他方基板側
のカラーフィルタとを整合させることが非常に難しい。
【0021】本発明に従えば、前記画素電極およびスイ
ッチング素子が形成される基板に、カラーフィルタを形
成するので、第1の基板のエッチング時、一方基板と他
方基板との貼り合わせ時、液晶注入時など樹脂基板の伸
び縮みがあっても、画素電極とカラーフィルタとのずれ
を防止することができ、高品質な液晶表示装置を製造す
ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1〜図6は、本発明の第1の実
施形態であるプラスチック基板(樹脂基板)を有する液
晶表示装置の製造方法を説明するための断面図である。
前記液晶表示装置は、一対の基板を有し、基板間に液晶
層108とスペーサ109が介在される。前記一対の基
板のうちのいずれか一方基板は、プラスチック基板10
4と、その上に形成されるカラーフィルタ層402と、
その上に形成される信号配線306、走査配線301お
よびスイッチング素子である薄膜トランジスタTFT素
子1と、それらの上に形成される絶縁膜103と、その
上にマトリックス状に形成される画素電極112と、そ
れらを覆う配向膜107とを有する。TFT素子1は、
信号配線306およびこれに交差する走査配線301の
交点付近に設けられる。また、他方基板は、プラスチッ
ク基板105と、その上に形成される対向電極106
と、その上に形成される配向膜107とを有する。図1
および図2は、画素電極112付近を示し、図3および
図4は、走査配線301付近を示し、図5および図6
は、信号配線306付近を示す。
【0023】次に、製造方法について説明する。まず第
1の工程として、図1(1)、図3(1)および図5
(1)に示すように、第1の基板であるガラス基板10
1上に、画素電極112および外部接続端子113用の
導電膜としてITO(インジウム錫酸化物)をスパッタ
法により成膜する。第1の基板の材料としては、後述す
る第1の基板の除去工程において、画素電極112およ
び外部接続端子113の材料である導電膜との間で選択
性を有し、かつ前記導電膜の上に形成する絶縁膜103
との間で選択性を有する材料であり、液晶表示装置を製
造していく上で大きく変形したり、溶剤に溶けたりする
ことがないものであれば何を使用してもよく、ガラス基
板の他に、たとえばセラミック基板やステンレスなどの
金属基板を用いてもよい。
【0024】次に、成膜した導電膜をフォトリソ法など
によって所定の形状にパターニングし、ウエットエッチ
ング法によってエッチングを行い、画素電極112およ
び外部接続端子113を形成する。外部接続端子113
とは、スイッチング素子を駆動するために必要な駆動回
路をTAB(tape automated bounding)またはCOG(ch
ip on glass)などにより接続する部分である。
【0025】第2の工程として、図1(2)、図3
(2)および図5(2)に示すように、SiNxから成
る絶縁膜103をCVD(chemical vapor deposition)
法により成膜し、フォトリソ法によりパターニング後、
エッチングを行い所望の形状に形成する。ここでは、画
素電極112および外部接続端子113と、走査配線3
01および信号配線306とがコンタクトを取れるよう
に、コンタクトホールを形成する。
【0026】第3の工程として、図1(3)、図3
(3)および図5(3)に示すように、各種配線および
TFT素子1を形成する。これらの製造は、通常のTF
T液晶表示装置の製造方法に準じた方法で行えばよい。
【0027】図7〜図9は、TFT素子1の製造方法に
ついて説明するための断面図である。図7は、画素電極
112付近を示し、図8は、走査配線301付近を示
し、図9は、信号配線306付近を示す。
【0028】まず図7(1)、図8(1)および図9
(1)に示すように、絶縁膜103の上に、Ta膜など
の金属膜をスパッタ法により形成し、フォトリソ法によ
りパターニング後、ドライエッチング法によりエッチン
グを行い走査配線301を形成する。
【0029】図7(2)、図8(2)および図9(2)
に示すように、SiNxなどのゲート絶縁膜302、ア
モルファスSiなどの半導体層303、SiNxなどの
エッチングストッパ層304をCVD法によって連続成
膜し、エッチングストッパ304をフォトリソ法により
パターニングし、エッチングを行い、各パターンを形成
する。
【0030】図7(3)および図9(3)に示すよう
に、n+アモルファスSiなどのn+半導体層305を
CVD法により成膜し、n+半導体層305と半導体層
303を同時にフォトリソ法によりパターニングを行い
エッチングしパターンを形成する。
【0031】図7(4)および図9(4)に示すよう
に、ゲート絶縁膜302をフォトリソ法によりパターニ
ングを行った後、エッチングによりパターンを形成す
る。このパターニングによって、画素電極112および
外部接続端子113上のコンタクトホールが形成され
る。
【0032】図7(5)および図9(5)に示すよう
に、Ta膜をスパッタ法により成膜しフォトリソ法によ
りパターニング後、エッチングを行い、信号配線306
およびドレイン配線307のパターンを形成する。
【0033】図7(6)、図8(3)および図9(6)
に示すように、SiNxなどの保護膜308をCVD法
により成膜し、フォトリソ法を用いてパターニング後、
エッチングを行いパターンを形成する。
【0034】図8に示すように、走査配線301は、絶
縁膜103に形成されたコンタクトホールを介して、外
部接続端子113と接続し、走査配線301の上には、
ゲート絶縁膜302と保護膜308とが形成される。
【0035】また、図9に示すように、信号配線306
は、絶縁膜103およびゲート絶縁膜302に形成され
たコンタクトホールを介して、外部接続配線102と接
続し、信号配線306の上には、保護膜308が形成さ
れる。
【0036】次に第4の工程として、図1(4)に示す
ように、TFT素子1上にカラーフィルタ402を形成
する。本実施の形態では、カラーフィルタ402は印刷
法により形成する。図10は、カラーフィルタ402の
形成方法について説明するための概略図である。
【0037】まず図10(1)に示すように、黒色に着
色されたBM(ブラックマトリクス)401を凹凸のあ
るローラ版に転写し、その後、基板の保護膜308上に
転写する。
【0038】次に図10(2)に示すように、赤色、緑
色または青色などに着色された着色層402を、黒イン
クと同様の方法を用いて保護膜308上に、各色繰返し
転写する。
【0039】カラーフィルタを形成する方法としては、
このような印刷法以外に、電圧を印加することで電極I
TOなどに集めて着色する電着方法、予めフィルム状に
形成したカラーフォトレジストを直接貼り付けるDFR
(ドライフィルムラミネート)方式、BMに囲まれた部
分にインクを吹き付けるインクジェット方式などがあ
り、これらの方法を用いてもよい。
【0040】次に第5の工程として、図1(5)、図3
(4)および図5(4)に示すように、カラーフィルタ
層402を形成した第1の基板101上に、プラスチッ
ク基板材料である樹脂材料をスピン法により塗布し、熱
処理を行い硬化させることで第2の基板104形成す
る。本実施の形態では、プラスチック基板材料として、
エポキシ系樹脂を用いる。この樹脂は、ガラスのエッチ
ング液と選択性があるので、ガラス基板101をウエッ
トエッチング法で除去する場合には有効である。第2の
基板104の材料としては、ポリエステル、ポリイミ
ド、ポリカーボネイト、アクリル基板、PET(ポリエ
チレンテレフタレート)、ポリエーテルスルホン、PE
(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)など各種材
料を用いることができる。プラスチック基板材料の塗布
方法としては、スピン法に限らず、均一にプラスチック
基板材料を形成できる方法であれば他の方法でもよく、
たとえば印刷法またはポッティングなどによって塗布し
てもよい。
【0041】第6の工程として、図2(1)、図4
(1)および図6(1)に示すように、第5の工程で形
成した第2の基板104を土台にして、ガラス基板10
1をエッチングする。本実施の形態では、ウエットエッ
チング法によりガラス基板101をエッチングする。
【0042】次に、ガラスのエッチング方法について説
明する。ここでは、ガラスのエッチング液として、BH
Fやフッ硝酸などのフッ酸系のエッチング液を用いる。
【0043】処理工程としては、ガラス基板101の表
面と、エッチング液とのぬれ性をアップするために、エ
ッチング液の1/10程度のエッチング液でプレエッチ
ングを10分程度行う。いきなりエッチングを行うと部
分部分のエッチングむらが発生するためである。また、
エッチングむらの発生を抑える方法として、装置の中に
循環、バブリングを行うとよい。
【0044】基板の種類によってエッチング時間は異な
るが、この方法でエッチングを行うと、圧さ0.1mm
のコーニング1737ガラスを、約25分でエッチング
除去することができる。ガラス基板101の厚みは、約
0.7mmであるので、この方法でエッチングを行う
と、約185分程度でガラス基板101を除去すること
ができる。
【0045】ここで、ITO膜は、ガラスのエッチング
液に耐性があるため、エッチングストッパとして機能
し、エッチングのされ過ぎ防止に役立つ。ただし、Si
Nxから成る絶縁膜103がエッチングされるので、エ
ッチング時間に注意する必要がある。
【0046】なお、本実施の形態では、エッチング液を
用いるウエットエッチングを行ったが、この他に、機械
的研磨やドライエッチングを行ってもよい。機械的研磨
では、他の薄膜のエッチング耐性などを考えなくてもよ
いために、マージンが広くなるため有効である。
【0047】次に第7の工程として、図2(2)、図4
(2)および図6(2)に示すように、たとえばポリイ
ミド系の配向材料を、ガラス基板101の除去によって
露出した絶縁膜103および画素電極112上に塗布
し、塗布した配向材料を焼成した後、その表面を布など
を用いてこするラビング処理を行って配向膜107を形
成する。
【0048】最後に第8の工程として、図2(3)、図
4(3)および図6(3)に示すように、第1〜第7の
工程で作製された一方基板と、別工程で形成した他方基
板とを貼り合わせる。
【0049】図11は、他方基板の製造方法を説明する
ための断面図である。まず図11(1)に示すように、
前記第6の工程で用いた樹脂と同じ材料から成る第3の
基板105の一方表面の全面に、対向電極106として
ITO膜をスパッタ法にて形成する。第3の基板105
の材料としては、第2の基板104と同材質または膨張
係数がほぼ等しい材料を用いるとよい。
【0050】次に図11(2)に示すように、対向電極
106上に、たとえばポリイミド系の配向材料を塗布
し、塗布した配向材料を焼成した後、その表面を布など
を用いてこするラビング処理を行って配向膜107を形
成する。本実施の形態では、カラーフィルタ402をT
FT素子1側の一方基板に設けるので、他方基板側で
は、対向電極106および配向膜107のみ形成すれば
よく、工程を簡略化することができ、またプラスチック
基板の伸び縮みを気にしなくてよいなど、プラスチック
基板を有する液晶表示装置を作る上で非常に有効であ
る。
【0051】一方基板と他方基板とを貼り合わせる際に
は、基板間に枠状のシール剤と、ビーズまたは柱状スペ
ーサ109を介在させて、数μの間隔をあけて貼合わせ
る。その後、液晶108を注入・封止してプラスチック
基板を用いた液晶表示素子が完成する。この後、TFT
素子1を駆動するための外部駆動回路を、COGやTA
Bなどの方法を用いて実装して液晶表示装置が完成す
る。
【0052】以上の製造方法では、スイッチング素子で
あるTFT素子の作製の工程がガラス基板上で行われる
ために、ガラス基板上のTFT素子1と同性能の素子を
作製することができる。
【0053】図12〜図17は、本発明の第2の実施形
態である液晶表示装置の製造方法を説明するための断面
図である。図12〜図17に示す製造方法において、図
1〜図11に示す製造方法と同様の箇所については説明
を省略する。
【0054】まず、第1の工程として、第1の基板であ
るガラス基板101上に画素電極および外部接続端子用
の導電膜102であるITOをスパッタ法により全面成
膜する。第1の基板の材料としては、後述する第1の基
板101の除去工程において、導電膜102との間で選
択性を有する材料であり、液晶表示装置を製造していく
上で曲がったり、溶剤に溶けたりすることがないもので
あれば何を使用してもよく、ガラス基板のほかに、たと
えばセラミック基板やステンレスなどの金属基板を用い
てもよい。
【0055】第2の工程として、図12(2)、図14
(2)および図16(2)に示すように、SiNxから
成る絶縁膜103を形成する。この工程は、第1の実施
形態の第2工程と同様である。
【0056】第3の工程として、図12(3)、図14
(3)および図16(3)に示すように、各種配線およ
び、TFT素子1を形成する。この工程は、第1の実施
形態の第3工程と同様である。
【0057】第4の工程として、図12(4)に示すよ
うに、保護膜308上にカラーフィルタ402を形成す
る。この工程は、第1の実施形態の第4工程を同様であ
る。
【0058】第5工程として、図12(5)、図14
(4)および図16(4)に示すように、カラーフィル
タ層402を形成した第1の基板101上に、プラスチ
ック基板材料としてポリイミド系樹脂をスピン法により
塗布し、熱処理300℃を行い硬化させることで第2の
基板104形成する。本実施の形態では、プラスチック
基板材料として、ポリイミド系樹脂を用いた。この樹脂
は、ガラスのエッチング液と選択性があるので、ガラス
基板をウエットエッチング法で除去する場合には有効で
ある。
【0059】第6の工程として、図13(1)、図15
(1)および図17(1)に示すように、第5の工程で
形成した第2の基板104を土台にして、ガラス基板1
01をエッチングする。本実施の形態では、ウエットエ
ッチング法によりガラス基板101をエッチングする。
ガラスのエッチング液としては、フッ酸系の薬液を用い
て第1の実施形態と同様の処理を行った。
【0060】ここで、導電膜102は、ガラスのエッチ
ング液に耐性があり、エッチングストッパとして機能
し、エッチングのされ過ぎ防止に役立つ。第1の実施形
態と異なり、全面に導電膜102があるため、多少オー
バーエッチを行っても問題ないために、生産マージンが
広くなりプロセス適用性はよい。
【0061】本実施の形態では、エッチングはウエット
エッチング法で行ったが、機械的研磨法やドライエッチ
ング法を用いて行ってもよい。ガラス基板101のエッ
チングを機械的研磨法により行うと、エッチング耐性な
どを考える必要がなく、マージンが広くなり有効であ
る。
【0062】次に第7の工程として、図13(2)、図
15(2)および図17(2)に示すように、エッチン
グにより剥き出しになった、導電膜102のパターニン
グを行い、画素電極112および外部接続端子を形成す
る。パターニング方法としては、レジスト塗布→露光→
現像→エッチングにより行う。この処理を行う場合の注
意点としては、この時点で基材がプラスチックになって
いるため、基板104の伸び縮みがパターンずれの要因
となるので、基板の伸び縮みをうまく制御することが必
要である。
【0063】ポリイミドの透過率が低いこともあり、透
過型液晶表示装置として使用が難しい場合は、導電膜1
02であるITO膜をパターニングした後、電気めっき
を行うことにより、Ag/Ni/ITOの積層膜を作製
し、反射型液晶表示装置を作製してもよい。その方法と
しては、まずITO膜上に選択的に触媒を付与し、その
後無電解Niめっきを行いITO膜上へ選択的にNiめ
っきを施す。その後、走査配線301と信号配線306
から信号を入れ、TFT素子をONした状態でAgめっ
きを行うことでNi上へ選択的にAgめっきが可能にな
る。このようにしてAg/Ni/ITO膜を形成するこ
とができ、最表面に反射率の高いAgを形成できるため
に反射板として充分に利用可能な膜を形成することがで
きる。
【0064】この場合は、画素電極112および外部接
続端子113が不透明の金属となるため、この層よりも
後にカラーフィルタ402を形成しても反射板の下にカ
ラーフィルタ402ができることになり役に立たない、
このため第1の基板101を除去した後、電着法により
カラーフィルタを形成してもよい。
【0065】次に第8の工程として、図13(3)、図
15(3)および図17(3)に示すように、配向膜1
07を形成する。
【0066】最後に第9の工程として、図13(4)、
図15(4)および図17(4)に示すように、第1〜
第8の工程で作製された一方基板と別工程で作製された
他方基板を、基板間にスペーサ109およびシール材を
介在させて貼り合わせる。貼り合わせ方法は、第1の実
施形態と同様である。その後、液晶108を注入・封止
してプラスチック基板を用いた液晶セルが完成する。そ
の後、TFT素子が駆動するための外部駆動回路をCO
GやTABなどの方法を用いて実装して液晶表示装置が
完成する。
【0067】以上の製造方法では、スイッチング素子で
あるTFT素子の作製の工程がガラス基板上で行われる
ために、ガラス基板上のTFT素子1と同性能の素子を
作製することができる。
【0068】なお、本発明の製造方法は、液晶表示装置
に限らず、電子素子がプラスチック基板上でマトリック
ス状に配置される電子装置であれば他の装置にも適用で
き、たとえばプラズマ表示素子(PDP)、有機EL表
示素子、エレクトロクロミック表示素子、エレクトロル
ミネッセンス表示素子、フィールドエミッションディス
プレイ(FED)などのフラットパネルディスプレイ
(FPD)、または2次元画像検出器などの各種センサ
にも適用することができる。
【0069】
【発明の効果】以上のように本発明に従えば、第1の基
板の一方表面上に電子素子を形成し、電子素子が形成さ
れた第1の基板の一方表面上に樹脂材料を塗布し、前記
樹脂材料を硬化させて樹脂基板を形成し、前記第1の基
板を除去して樹脂基板を有する電子装置を製造するの
で、電子素子は樹脂基板上に直接形成されずに、第1の
基板上に形成され、樹脂基板上に転写される。このた
め、第1の基板として、耐熱性に優れたガラス基板、シ
リコンウエハ、セラミックス基板または金属基板上など
を用いることができ、それらの上に電子素子を形成する
ことができ、プロセス温度が高温になる電子素子の製造
が可能になる。よって、軽量な樹脂基板上に高性能な電
子素子を形成することができる。
【0070】また、樹脂材料を塗布し、その後硬化させ
て樹脂基板を形成するので、電子素子などの凹凸を平坦
化することができる。さらに、接着剤を塗布したプラス
チック基板を貼付ける従来技術に比べて、製造プロセス
を容易にすることができ、また工程数を削減することが
できる。加えて、凹凸による気泡の発生を防止すること
ができる。
【0071】また本発明によれば、第1の基板の一方表
面上に画素電極、スイッチング素子および配線を形成
し、前記画素電極、スイッチング素子および配線が形成
された第1の基板の一方表面上に樹脂材料を塗布し、前
記樹脂材料を硬化させて樹脂基板を形成し、前記第1の
基板を除去して樹脂基板を有する液晶表示装置を製造す
るので、スイッチング素子は樹脂基板上に直接形成され
ずに、第1の基板上に形成され、樹脂基板上に熱処理、
紫外線照射などを行うことなく転写される。このため、
第1の基板として、耐熱性に優れたガラス基板、シリコ
ンウエハ、セラミックス基板または金属基板上などを用
いることができ、それらの上に画素電極、スイッチング
素子および配線を形成することができ、プロセス温度が
高温になる画素電極、スイッチング素子および配線の製
造が可能になる。よって、軽量な樹脂基板上に高性能な
スイッチング素子を容易に形成することができる。
【0072】また、樹脂材料を塗布し、その後硬化させ
て樹脂基板を形成するので、画素電極、スイッチング素
子および配線などの凹凸を平坦化することができる。さ
らに、接着剤を塗布したプラスチック基板を貼付ける従
来技術に比べて、製造プロセスを容易にすることがで
き、また工程数を削減することができる。加えて、凹凸
による気泡の発生を防止することができる。
【0073】また本発明のよれば、第1の基板の一方表
面の全面に導電膜を成膜し、前記導電膜上に絶縁膜を形
成し、前記絶縁膜上に複数のスイッチング素子および配
線を形成し、前記導電膜、絶縁膜、スイッチング素子お
よび配線が形成された第1の基板の一方表面上に樹脂材
料を塗布し、前記樹脂材料を硬化させて樹脂基板を形成
し、前記第1の基板を除去し、前記第1の基板の除去に
よって、露出する前記導電膜を所定の形状にパターニン
グして画素電極を形成して液晶表示装置を製造する。第
1の基板の除去によって、画素電極と絶縁膜などが露出
する場合には、第1基板のエッチングの際に、第1の基
板と画素電極との間のエッチング選択性、および第1の
基板と絶縁膜との間のエッチング選択性を考慮しなけれ
ばならなかったが、本実施の形態では、第1の基板の除
去によって、画素電極用の導電膜のみが露出するので、
第1の基板と導電膜とのエッチング選択性だけを見るだ
けでよい。また、機械的研磨により第1の基板を除去す
る場合でも、全面に同一の材料があるため、より容易に
なる。
【0074】また本発明によれば、前記画素電極および
スイッチング素子が形成される基板に、カラーフィルタ
を形成するので、第1の基板のエッチング時、一方基板
と他方基板との貼り合わせ時、液晶注入時などプラスチ
ック基板の伸び縮みがあっても、画素電極とカラーフィ
ルタとのずれを防止することができ、高品質な液晶表示
装置を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるプラスチック基
板を有する液晶表示装置の製造方法を説明するための断
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態であるプラスチック基
板を有する液晶表示装置の製造方法を説明するための断
面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態であるプラスチック基
板を有する液晶表示装置の製造方法を説明するための断
面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態であるプラスチック基
板を有する液晶表示装置の製造方法を説明するための断
面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態であるプラスチック基
板を有する液晶表示装置の製造方法を説明するための断
面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態であるプラスチック基
板を有する液晶表示装置の製造方法を説明するための断
面図である。
【図7】TFT素子1の製造方法について説明するため
の断面図である。
【図8】TFT素子1の製造方法について説明するため
の断面図である。
【図9】TFT素子1の製造方法について説明するため
の断面図である。
【図10】カラーフィルタ402の形成方法について説
明するための概略図である。
【図11】他方基板の製造方法を説明するための断面図
である。
【図12】本発明の第2の実施形態であるプラスチック
基板を有する液晶表示装置の製造方法を説明するための
断面図である。
【図13】本発明の第2の実施形態であるプラスチック
基板を有する液晶表示装置の製造方法を説明するための
断面図である。
【図14】本発明の第2の実施形態であるプラスチック
基板を有する液晶表示装置の製造方法を説明するための
断面図である。
【図15】本発明の第2の実施形態であるプラスチック
基板を有する液晶表示装置の製造方法を説明するための
断面図である。
【図16】本発明の第2の実施形態であるプラスチック
基板を有する液晶表示装置の製造方法を説明するための
断面図である。
【図17】本発明の第2の実施形態であるプラスチック
基板を有する液晶表示装置の製造方法を説明するための
断面図である。
【符号の説明】
1 TFT素子 101 ガラス基板 102 導電膜 103 絶縁膜 104 第2の基板 105 第3の基板 106 対向電極 107 配向膜 108 液晶層 109 スペーサ 112 画素電極 113 外部接続端子 301 走査配線 302 ゲート絶縁膜 303 半導体層 304 エッチングストッパ 305 n+半導体層 306 信号配線 307 ドレイン電極 308 保護膜 401 BM 402 カラーフィルタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/336 H01L 29/78 626C Fターム(参考) 2H088 FA06 FA10 FA19 FA28 FA29 FA30 GA02 HA08 JA05 KA02 MA16 MA17 2H090 JA06 JB03 JC07 JC17 JD13 JD18 LA04 LA15 LA20 2H092 JA26 JA29 JA38 JA42 JA44 JB13 JB23 JB32 JB33 JB38 JB51 JB58 JB63 JB69 KA07 KB14 MA05 MA08 MA14 MA15 MA16 MA18 MA19 MA20 MA27 MA32 MA35 MA37 MA41 NA25 NA27 NA29 PA01 5C094 AA36 BA03 BA27 BA31 BA43 CA19 CA24 DA13 DA15 EA04 EA05 EA07 EB01 EB02 ED03 ED15 5F110 AA01 AA16 AA18 BB01 CC07 DD01 DD24 EE04 EE44 FF03 FF29 GG02 GG15 GG44 HK04 HK09 HK16 HK21 HK33 HK34 NN02 NN12 NN24 NN35 NN72 QQ06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基板の一方表面上に、複数の電子
    素子をマトリックス状に形成する工程と、 電子素子が形成された第1の基板の一方表面上に樹脂材
    料を塗布する工程と、 前記樹脂材料を硬化させて樹脂基板を形成する工程と、 前記第1の基板を除去する工程とを含むことを特徴とす
    る樹脂基板を有する電子装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 第1の基板の一方表面上に画素電極、ス
    イッチング素子および配線を形成する工程と、 前記画素電極、スイッチング素子および配線が形成され
    た第1の基板の一方表面上に樹脂材料を塗布する工程
    と、 前記樹脂材料を硬化させて樹脂基板を形成する工程と、 前記第1の基板を除去する工程とを含むことを特徴とす
    る樹脂基板を有する液晶表示装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 第1の基板の一方表面の全面に導電膜を
    成膜する工程と、 前記導電膜上に絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜上に複数のスイッチング素子および配線を形
    成する工程と、 前記導電膜、絶縁膜、スイッチング素子および配線が形
    成された第1の基板の一方表面上に樹脂材料を塗布する
    工程と、 前記樹脂材料を硬化させて樹脂基板を形成する工程と、 前記第1の基板を除去する工程と、 前記第1の基板の除去によって、露出する前記導電膜を
    所定の形状にパターニングして画素電極を形成する工程
    とを有することを特徴とする樹脂基板を有する液晶表示
    装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記画素電極およびスイッチング素子が
    形成される基板に、カラーフィルタを形成することを特
    徴とする請求項2または3記載の樹脂基板を有する液晶
    表示装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009133885A (ja) * 2007-11-28 2009-06-18 Toppan Forms Co Ltd 表示装置及びその製造方法
JP2010206040A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Casio Computer Co Ltd 薄膜素子およびその製造方法

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