JP2002356658A - アクリル系オーバーレイフィルム - Google Patents

アクリル系オーバーレイフィルム

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JP2002356658A
JP2002356658A JP2001163885A JP2001163885A JP2002356658A JP 2002356658 A JP2002356658 A JP 2002356658A JP 2001163885 A JP2001163885 A JP 2001163885A JP 2001163885 A JP2001163885 A JP 2001163885A JP 2002356658 A JP2002356658 A JP 2002356658A
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Japan
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resin
weight
acrylic
parts
overlay film
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Application number
JP2001163885A
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English (en)
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Takuro Yamamoto
卓郎 山本
Satoshi Kyoda
智 京田
Nobutomo Takashima
伸知 高島
Takeshi Fukuda
剛 福田
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Nippon Carbide Industries Co Inc
Original Assignee
Nippon Carbide Industries Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各種材料表面を保護するフィルムであって、屋
外用看板・ディスプレイ等の表面に貼りつけて印刷表面
を保護するとともに、表面光沢を保持し、柔軟性に優れ
かつ張替え後の焼却処理の際も有害な塩素化合物の発生
のない、オーバーレイフィルムを提供する。 【解決手段】アクリル系樹脂60〜90重量部に セル
ロース系樹脂、エチレン−酢ビ系樹脂及びポリエステル
ウレタン系樹脂から選ばれた少なくとも1種の改質樹脂
10〜40重量部配合したヘイズ5以下の透明基材フィ
ルム層と、透明接着剤層とを有し、23℃における伸長
度が100%以上であるオーバーレイフィルムにより上
記課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種材料表面を保
護するアクリル系フィルムに関する。さらに詳しくは、
屋外用看板・ディスプレイ等の表面に貼りつけて印刷表
面を保護するとともに、表面光沢を保持するフィルムで
あって、張替え後の焼却処理の際も有害な塩素化合物の
発生のない、アクリル系オーバーレイフィルムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、屋外看板やディスプレイなどの耐
候性・耐水性向上のために、合成紙や樹脂板上の基材の
表面に染料や顔料からなるインクを用い、インクジェッ
トプリンター等の手段によって図柄を印刷した上に透明
オーバーレイフィルムを重ねる方法が実施されていた。
【0003】特に最近では、水性染料からなるインクジ
ェット用インクを用いて基材上に図柄を印刷し、透明塩
化ビニルシートや透明ポリエチレンテレフタレートシー
トをオーバーレイして、耐候性・耐水性を向上し、表面
光沢を保持することが広く行われている。特に塩化ビニ
ルシートは、加工性の良さ、コストの低さ、優れた柔軟
性に基づく作業性の良さといった種々のメリットを有し
ており、広く用いられている。
【0004】しかしながら、比較的短期間で最新情報に
張り替えることの多い看板用途においては、使用後のシ
ートを廃棄する頻度も高く、使用後の廃棄処理が大きな
問題となってきた。特に基材に塩化ビニルシートを用い
たオーバーレイシートは、使用後に廃棄する際、焼却す
ると塩素系ガスが発生するのでそのままでは焼却するこ
とができず、焼却炉の塩素ガス除去用の装置を設ける必
要があり、また、処理に際して、有害塩素含有有機化合
物が副生することも社会的な問題となっている。
【0005】一方、ポリエチレンテレフタレートフィル
ムをオーバーレイフィルムとして使用すると、基材の持
つ柔軟性が損なわれることがあり、また、中長期の屋外
での使用の場合、耐候性があまり良くないという問題点
があった。
【0006】一般に市販されている透明性、耐擦傷性に
優れたアクリル系フィルムを、前記オーバーレイフィル
ムとして使用することも試みられたが、屋外看板等に用
いると柔軟性が劣るため、フィルムが割れたり、裂けて
しまったり、白化したりして、実用に供することは困難
であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術が
有していた前述の課題を解決しようとするものであり、
柔軟性に優れかつ使用後の焼却によって有害物質を発生
することのない、屋外看板やディスプレイの表面を保護
するオーバーレイフィルムを提供することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決すべくなされたものであり、アクリル系樹脂60〜
90重量部と セルロース系樹脂、エチレン−酢ビ系樹
脂及びポリエステルウレタン系樹脂から選ばれた少なく
とも1種の改質樹脂10〜40重量部からなるヘイズ5
以下の透明基材フィルム層と、透明接着剤層とを有し、
23℃における伸長度が100%以上であることを特徴
とするアクリル系オーバーレイフィルムを提供するもの
であり、
【0009】好ましくは、該改質樹脂がセルロース系樹
脂及びポリエステルウレタン系樹脂である請求項1記載
のアクリル系オーバーレイフィルムであり、
【0010】好ましくは 透明基材フィルム層が、アク
リル系樹脂80〜90重量部、セルロース系樹脂5〜1
0重量部、ポリエステルウレタン系樹脂5〜10重量部
のからなる請求項1または請求項2いずれかに記載のア
クリル系オーバーレイフィルムであり、
【0011】好ましくは、基材フィルム層の引き裂き強
度が70N/m以上である請求項1〜請求項3のいずれかに
記載のアクリル系オーバーレイフィルムであり、好まし
くは 厚み40μmのフィルムを二つ折りにし、重さ2kgの
ローラーで折り目を二往復させても白化のない請求項1
〜請求項4のいずれかに記載のアクリル系オーバーレイ
フィルムである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の表面保護フィルムは、少
なくともアクリル系樹脂からなる透明基材フィルム層
と、透明接着剤層を有する。本発明表面保護フィルムの
透明基材フィルムの素材はアクリル系樹脂であって、こ
こで言うアクリル系樹脂とは、アクリルモノマーの重合
によって製造される樹脂を主成分とする透明樹脂であ
り、主成分とするとは、アクリル系樹脂を樹脂成分の5
0%以上含有する透明樹脂を意味する。
【0013】上記透明樹脂層を形成する前記アクリル系
樹脂としては、例えば、少なくとも50重量%以上、好
ましくは80重量%以上のポリアクリレ−ト及び/また
はポリメタクリレ−トを成分として含有する樹脂を好適
に挙げることができる。
【0014】上記ポリアクリレ−トとしては、例えば、
アクリル酸エステル、アクリル酸メチル、アクリル酸プ
ロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−ヒドロキシ
エチル、アクリル酸2−エチルヘキシルなどをモノマ−
として重合した樹脂を挙げることができ、また、上記ポ
リメタクリレ−トとしては、例えばメタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタ
クリル酸ブチル、エチレングリコ−ルジメタクリレ−ト
などをモノマ−として重合した樹脂を挙げることができ
る。
【0015】前記樹脂の中でも常温でのフィルム強度の
点から,モノマーとしてメタクリル酸メチル(MM
A)、メタクリル酸エチル(EMA)、メタクリル酸ブ
チル(BMA)、アクリル酸メチル(MA)、アクリル
酸エチル(EA)、アクリル酸ブチル(BA)を共重合
させた樹脂が好ましく、価格、入手のしやすさを考慮す
るとMMAとBAの共重合樹脂が最も好ましい。
【0016】MMAとBAの割合は常温でのフィルム強
度の点から、MMA/BA=95/5〜50/50(重
量比)、好ましくは80/20〜55/45、特に好ま
しくは75/25〜60/40である。
【0017】そして、上記透明樹脂層はアクリル系樹脂
に加えて全樹脂量の30重量%を超えない程度、好まし
くは20重量%を超えない程度の量の改質樹脂を含有す
る。
【0018】フィルム強度改質剤としては、弾力性、相
溶性、透明性の点から、セルロース系樹脂、エチレン−
酢ビ系樹脂、ポリエステルウレタン系樹脂から1種又は
2種を選択して加えるのが好ましく、伸び白化しにくい
ことから、セルロース系樹脂及びポリエステルウレタン
系樹脂を含有することが特に好ましい。
【0019】フィルム強度改質剤とは、アクリル系樹脂
が本来持つ透明性を損なうことなく、その伸びの少な
さ、引き裂き強度の弱さ、折り曲げ時の割れを改良し、
伸び、引き裂き強度、折り曲げ時の強度を付与するもの
である。
【0020】セルロース系樹脂は、改質樹脂として機能
し、シートに優れた耐伸縮強度及び耐候性を付与すると
考えられ、その結果、本発明のシートに優れた伸び特性
及び屋外耐候性を付与すると推定される。
【0021】セルロース系樹脂としてはTg90℃以上の
ものが使用される。Tgが90℃未満のセルロース誘導体
を使用すると、シートに優れた耐候性を付与することが
困難であり、屋外耐候性に優れたシートが得られ難い。
【0022】しかして,セルロース系樹脂は、好ましく
は100〜190℃、より好ましくは100〜170℃
の範囲内のTgを有することができる。
【0023】使用されるセルロース系樹脂の分子量は特
に制限されるものではないが、一般に数平均分子量が1
5000以上、特に20,000〜80,000の範囲
内のものを用いることが好ましく、それにより優れた屋
外耐候性が得られる。
【0024】セルロース系樹脂の種類についても、特に
限定されるものではなく、市販の各種のセルロース系樹
脂を用いることができるが、通常耐水性に優れまた改質
効果の大きいセルロースエステルを使用することが好ま
しく、特にアシル化率が、10〜90%、好ましくは2
0〜70%、さらに好ましくは30〜60%の範囲内の
セルロースのアシルエステルを用いるのが好適である。
【0025】中でも、セルロースアセテート、セルロー
スアセテートブチレート、及びセルロースアセテートプ
ロピオネートよりなる群から選ばれる少なくとも1種の
セルロースのアシルエステルを、特に好ましくはセルロ
ースアセテートブチレートを用いた時に諸特性が最も優
れたシートが得られる。
【0026】エチレン−酢ビ系樹脂としては商品名とし
てはたとえば、ソアブレン(日本合成化学製)、エバフ
レックス(三井デュポンポリケミカル製)、NUC-EVA
(日本ユニカー製)、バイモード(バイエル製)が挙げ
られるが溶剤への溶解性の点から酢ビ含有量が40%以
上のものが好ましく、さらに柔軟性を考慮すれば、MFI
が5以下であることが特に好ましく、例えば、エエバフ
レックスEV40LX、EV45LX(ともに三井デュポンポリケミ
カル製)、バイモードL450N、L450P(ともにバイエル
製)等が挙げられる。
【0027】ポリエステルウレタン系樹脂としては商品
名としてバイモードPU(バイエル製)、クラミロンU
(クラレ製)、パンデックス、デスモパン、テキシン
(以上ディアイシーバイエル製)などが挙げられるが柔
軟性付加の点からショアーA硬度で100以下が好まし
く、フィルムのしなやかさを考慮すればショアーA硬度
で90以下が特に好ましい。
【0028】前記フィルム強度改質剤であるセルロース
系樹脂、エチレン−酢ビ系樹脂、ポリエステルウレタン
系樹脂等は単独あるいは併用してアクリル系樹脂に加え
ることができる。添加量はアクリル系樹脂65〜95重
量%に対して改質剤樹脂35〜5重量%、好ましくは、
アクリル系樹脂70〜95重量%に対して改質剤樹脂3
0〜5重量%、特に好ましくは、アクリル系樹脂80〜
90重量%に対して改質剤樹脂20〜10重量%とする
のがよい。改質剤樹脂が少ないと柔軟性が不十分であ
り、多すぎると透明性が不足する。
【0029】前記改質剤はセルロース系樹脂、エチレン
−酢ビ系樹脂、ポリエステルウレタン系樹脂を併用して
用いることができるが、透明性、引き裂き強度を考慮す
るとセルロース系樹脂とエチレン−酢ビ系樹脂またはポ
リエステルウレタン系樹脂を併用することが好ましく、
セルロース系樹脂とポリエステルウレタン系樹脂を併用
するのが最も好ましい。
【0030】改質樹脂の割合は、セルロース系樹脂/ポ
リエステルウレタン系樹脂=1/10〜10/1(重量
比)、好ましくは 1/5〜5/1、特に好ましくは1
/3〜2/1であるのがよい。セルロース系樹脂が該割
合以上含有されていれば,透明性を保持し、伸び白化防
止に好適であり、ポリエステルウレタン系樹脂が該割合
で含有されていると十分な伸び特性を得ることができ
る。
【0031】前記より、アクリル系樹脂/セルロース系
樹脂/ポリエステルウレタン系樹脂=85/10/5
〜 90/5/5(重量%)の樹脂組成が最も好適であ
る。
【0032】前記透明樹脂層には、アクリル系樹脂、フ
ィルム強度改質剤樹脂の他に、必要に応じて、伸張性・
透明性・屋外耐候性を損なわない範囲内で、紫外線吸収
剤、酸化防止剤、離型剤、滑剤等を添加してもよい。
【0033】該透明樹脂層は、0.1〜10重量%、好
ましくは0.5〜8重量%の紫外線吸収剤を含有するこ
とによって耐候性を向上する。紫外線吸収剤としては、
従来公知のものであれば特に制限されないが、斯る紫外
線吸収剤としては、例えば、ベンゾフェノン系、ベンゾ
トリアゾ−ル系及びシアノアクリレ−ト系のものが好ま
しい。上記ベンゾフェノン系のものとしては、例えば、
2,3′-ジヒドロキシ-4,4′-ジメトキシベンゾフェノ
ン、2,2′-ジヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン及
び2,2′,4,4′-テトラヒドロキシベンゾフェノンを挙げ
ることができる。
【0034】また上記ベンゾトリアゾ−ル系のものとし
ては、例えば、2-(2′-ヒドロキシ-5′-メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾ−ル、2-(2′-ヒドロキシ-5′-メチ
ルフェニル)-5,6-ジクロルベンゾトリアゾ−ル)、2-
(2′-ヒドロキシ-5′-t-ブチルフェニル)、ベンゾトリ
アゾ−ル、2-(2′-ヒドロキシ-3′-メチル-5′-t-ブチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾ−ル、2-(2′-ヒドロキシ-
3′,5′-ジ-t-ブチルフェニル)-5-クロル-ベンゾトリア
ゾ−ル及び2-(2′-ヒドロキシ-5′-フェニルフェニル)-
5-クロルベンゾトリアゾ−ル、2-(2′-ヒドロキシ-3′,
5′-ジ-t-ブチルフェニル)-5-クロロロベンゾトリアゾ
−ル、2-(2′-ヒドロキシ-3′-t-ブチル-5′-メチルフ
ェニル)-5-クロロベンゾトリアゾ−ル、
【0035】 2-(2′-ヒドロキシ-3′,5′-ジ-t-アミ
ルフェニル)ベンゾトリアゾ−ル、2-(2′-ヒドロキシ-
3′,5′-ジ-t-ブチルフェニル)ベンゾトリアゾ−ル、2-
(2′-ヒドロキシ-5′-t-オクチルフェニル)ベンゾトリ
アゾ−ル、2-{2′-ヒドロキシ-3′-(3″,4″,5″,6″-
テトラヒドロフタルイミドメチル)-5′-メチルフェニ
ル}ベンゾトリアゾ−ル、2-{2-ヒドロキシ-3,5-ビス
(α,α′-ジメチルベンジル)フェニル}-2-ヒドロキシ
ベンゾトリアゾ−ル等を挙げることができ、特に紫外線
吸収剤としては、次の一般式で表されるものが好まし
い。
【0036】
【化1】
【0037】上記一般式中、R1及びR2は同一若しく
は相異なり、それぞれ水素、低級及び高級アルキル基、
殊に分岐鎖状の低級アルキル基またはアリ−ル基、特に
フェニル基を表し、更にアルキル基、アリ−ル基には水
酸基、アミノ基等の官能基を有していてもよく、また、
Xは水素原子またはハロゲン原子、特に塩素原子で表さ
れるタイプのものである。
【0038】上記シアノアクリレ−ト系のものとして
は、例えば、エチル-2-シアノ-3,3- ジフェニルアクリ
レ−ト、2-エチルヘキシル-2-シアノ-3,3-ジフェニル
アクリ レ−ト等を挙げることができる。
【0039】 また、上記透明樹脂層は、透明性を妨げ
ない範囲で0.01〜5.0重量%、好ましくは0.01〜1.0重量
%の着色剤を含有しても良い。着色剤としては、市販の
染料、顔料が使用できる。
【0040】さらに 前記透明樹脂層には、前記添加剤
の他に、必要に応じて、伸張性・透明性・屋外耐候性を
損なわない範囲内で、酸化防止剤、離型剤、滑剤等を添
加してもよい。酸化防止剤としては、フェノール系酸化
防止剤、ホスファイト系酸化防止剤、チオエーテル系酸
化防止剤等が挙げられるが、価格、入手のしやすさの点
からホスファイト系が好ましく、耐候性、相溶性を考え
れば、芳香族系のホスファイトである、トリフェニルホ
スファイト、トリスノニルフェニルホスファイト、4,
4’-イソプロピリデン-ジフェノール-アルキルホスファ
イトが特に好ましい。
【0041】離型剤としてはシリコーンがあり、ジメチ
ルシリコーン、メチルフェニルシリコーン等のシリコー
ン、および、例えば、メチルスチリル変性シリコーン、
アルキル変性シリコーン、メタクリル酸変性シリコー
ン、ポリエーテル変遷シリコーン、高級脂肪酸変性シリ
コーン、フッ素変性シリコーン等の変性シリコーンが挙
げられるが、入手のしやすさの点から無変性シリコーン
が好ましく、添加量あたりの離型性能を考えれば、ジメ
チルシリコーンが特に好ましい。
【0042】滑剤としては、ラウリン酸、ミリスチン
酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸等の脂肪
酸、ステアリン酸鉛、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸
カルシウム、ヒドロキシステアリン酸カルシウム等の炭
素数12〜20の脂肪族金属塩、ステアリン酸亜鉛・ステア
リン酸バリウム複合体、ステアリン酸亜鉛・ステアリン
酸カルシウム複合体、レイン酸アミド、ステアリン酸ア
ミド、エルカ酸アミド、ラウリン酸アミド、リシノール
酸アミド等の脂肪族アミド、ペンタエリスリトール、ペ
ンタエリスリトールモノ・ジエステル、ペンタエリスリ
トールテトラステアレート、ジペンタエリスリトールヘ
キサステアレート等のエステル類が挙げられるが、屋外
耐侯性への影響の点から、ステアリン酸等の飽和脂肪酸
が特に好ましい。
【0043】上記透明樹脂層は、少なくとも波長400nm
〜800nmの波長域の光線を実質的に透過する層として形
成されなければならず、好ましくは420nm〜800nmの光線
を80%以上、好ましくは85%以上、より好ましくは90%
以上透過することによって下地の表示が明瞭に見て取れ
るようになされるのが好ましい。該樹脂のヘイズは10以
下、好ましくは8以下、さらに好ましくは5以下であるの
が良い。
【0044】また、上記透明樹脂層の膜厚は、5〜10
0μm、好ましくは10〜80μm、より好ましくは25
〜60μmである。膜厚が5μm未満であるとフィルム強
度が粘着剤の接着強度より小さいため、貼り作業中に破
損する可能性があり、100μmを超えると上記透過率
を確保し難くなり、またコスト的に高くなる虞がある。
【0045】このようにして得られた透明基材フィルム
の引き裂き強度は、30N/m以上であり、裁断時のフィル
ムの引き裂かれ防止の点から70N/m以上であるのが最も
好ましい。
【0046】また、本発明における接着剤層は、上記透
明基材フィルムに塗布されて上記透明樹脂層をオーバー
レイフィルムとして被着体に接着し得るように形成され
ている。また、上記接着剤層は、その膜厚が20〜10
0μm、好ましくは30〜70μm、より好ましくは30
〜50μmである。上記膜厚が20μ未満になるとフィ
ルム裁断時および貼り付け時にフィルムのこしがなく、
加工適性が悪くなって好ましくなく、また、膜厚が10
0μを超えるとフィルムの柔軟性が十分に発揮されず、
貼着適性に劣り、しかもコストが高くなる虞がある。
【0047】また、上記接着剤層の接着強度は、被着体
に25mm幅の該複合シ−トで貼り合わせて24時間放置し
た後、テンシロン引張試験機での剥離試験で180゜折
り返して剥離させる時の測定値が10N/25mm以上である
ものが好ましい。上記接着強度が10N/25mm未満になる
と本複合マ−キングシ−トが貼着された被着体を屈曲成
形すると被着体からシ−トが剥がれる虞がある。
【0048】上記接着剤層を形成する材料としては、二
液タイプの接着剤、感圧タイプの粘着剤、感熱タイプの
粘着剤または接着剤等を挙げることができ、その中で
も、作業性、エ−ジング時間の有無などを考え合わせる
と、感圧タイプの粘着剤が好ましい。斯る接着剤層は、
特に制限されないが、耐候性、透明性及び耐黄変性等の
点からアクリル系樹脂が好ましい。
【0049】上記アクリル系樹脂における単量体の主成
分は、アルキル基の炭素数が4〜14の(メタ)アクリ
ル酸アルキルエステルが好ましい。炭素数が4〜14の
範囲を逸脱すると樹脂層が硬くなって柔軟性に劣る虞が
ある。また、上記アクリル系共重合体における単量体の
主成分は、50モル%以上含有されていることが好まし
い。その割合が50モル%未満になると上記アクリル系
樹脂が硬くなって柔軟性に劣る虞がある。
【0050】上記(メタ)アクリル酸アルキルエステル
としては、例えば、n-ブチル(メタ)アクリレ−ト、イ
ソブチル(メタ)アクリレ−ト、2-メチルペンチル(メ
タ)アクリレ−ト、2-エチルヘキシル(メタ)アクリレ
−ト、ラウリル(メタ)アクリレ−ト等があげることが
できる。
【0051】また、上記アクリル系樹脂と共重合する他
成分の単量体としては、例えば、メチル(メタ)アクリ
レ−ト、エチル(メタ)アクリレ−ト、アクリロニトリ
ル、酢酸ビニル、スチレン等を挙げることができる。
【0052】 また、これらの樹脂に導入できる単量体
の官能基としては、(メタ)アクリル酸、イタコン酸等
のカルボキシル基、ヒドロキシ(メタ)アクリレ−ト、
n-メチロ−ルアクリルアミド等の水酸基、グリシジル
(メタ)アクリレ−ト等のエポキシ基等を挙げることが
できるが、本発明では、一般的なポリイソシアネ−ト架
橋剤を組み合せたウレタン架橋方式を採用することが好
ましく、この場合には、カルボキシル基、水酸基が好ま
しい。
【0053】また、これらの単量体を共重合する際に用
いられる溶剤としては、例えば、ベンゼン、トルエン、
キシレン、メチルセルソルブ、エチルセルソルブ、酢酸
エチル、メタノ−ル等の従来公知の溶剤が単独または二
種以上混合して用いることができ、また、重合開始剤と
しては、例えば、アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ
系開始剤、ジ−t−ブチルパ−オキサイド等の過酸化物
系開始剤等を用いるこ とができる。
【0054】上記アクリル系樹脂の重量平均分子量(M
w)は、好ましくは20万〜100 万、より好ましくは
40万〜80万である。斯る分子量は、重合開始剤の量
によって、または連鎖移動剤を添加することによって調
整することができる。
【0055】尚、上記アクリル系樹脂には、必要に応じ
て粘着付与剤、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤等
の添加剤を添加することができる。
【0056】このようにして得られたアクリル系樹脂に
架橋剤として、ポリイソシアネ−トを官能基に対して
0.1〜1グラム当量、好ましくは0.3〜0.7グラム
当量添加することにより、被着体への接着力を強固にす
ることができる。また、この架橋反応に際して必要に応
じて反応促進剤を添加することができる。
【0057】以下実施例により、本発明の効果をさらに
詳しく説明する。なおフィルムの特性・性能は、以下の
測定方法により測定し、評価した。
【0058】1)伸び 引っ張り試験機テンシロンTM-100(Toyo Baldwin製)を
使用し、JIS K 7127に基づいて、引っ張り試験を行
い、そのときのフィルムの伸びを測定した。試験条件
は、試験片タイプ5、引っ張り速度200mm/minで5回測定
し、その平均値を求めた。
【0059】2)引き裂き強度 JIS K 7128-3に基づいて、引き裂き強さ試験を行い、
その時の引き裂き強度を測定した。試験条件は、引っ張
り速度200mm/minで5回測定し、その平均値を求めた。
【0060】3)分光透過率 分光光度計U-4000型(日立製作所製)を使用し、300〜8
00mnの分光透過率を測定した。
【0061】4)ヘイズ 直読式ヘイズメーター(東洋精機製)を使用し、JIS K
7105に基づいて、ヘイズを測定し、この値をヘイズと
して用いた。
【0062】5)折り曲げ白化度 厚み40μmのフィルムを二つ折りにし、重さ2kgのローラ
ーで折り目を二往復させ、その折り目の白化具合を目視
で評価した。 評価基準 ○:折り目痕が目立たず、白化もなく、実使用上全く問
題のないもの △:折り目痕が若干残り、使用条件によっては問題のあ
るもの ×:折り目での割れ、もしくは折り目痕が線状に白化
し、明らかに実使用上問題のあるもの
【0063】6)耐候性 カーボンアークWOM1000時間後で明らかな着色について
目視評価した。
【0064】実施例1 MMA/BA=63/37のアクリル樹脂(日本カーバイド工業株式
会社製)85重量部、セルロース樹脂(イーストマンケ
ミカル製 商品名CAB−381−20)10重量部、ポ
リエステル−ウレタン樹脂(株式会社クラレ 商品名ク
ラミロンU8765)5重量部を溶剤テトラヒドロフラ
ン614重量部とともにオートクレーブに入れ加熱し、
溶解させ、固形分14%樹脂溶液(樹脂溶液1)を作っ
た。この樹脂溶液1をPETフィルム(帝人製 商品名SG
Z)に塗布し、60℃にて1分間、続けて120℃にて
2分間乾燥させ、厚み約40μmの合成樹脂層を形成し
た。この樹脂層をPETフィルムから剥離し、アクリル系
フィルム1を得た。アクリル酸エステル系粘着剤PE−
121(日本カ−バイド工業(株)製)100重量部に対
し、架橋剤CK−401(日本カ−バイド工業(株)製)
4重量部、紫外線吸収剤シーソーブ702(シプロ化成
(株)製)1.4重量部、光安定剤チヌビン622LD(チバ
スペシャリティケミカル製)0.7重量部、トルエン4
0重量部を混合して粘着剤溶液Aを調製した。この粘着
剤溶液AをPETフィルム(ダイヤホイルヘキスト製 商品
名MRG50)に塗布し、100℃にて2分間乾燥させ、厚み30
μmの粘着剤層を形成した。これに上記アクリル系フィ
ルム1を貼り合わせることにより、アクリル系オーバー
レイフィルム1を作成した。
【0065】実施例2 MMA/BA=63/37のアクリル樹脂(日本カーバイド工業株式
会社製)90重量部、セルロース樹脂(イーストマンケ
ミカル製 商品名CAB−381−20)5重量部、ポリ
エステル−ウレタン樹脂(株式会社クラレ 商品名クラ
ミロンU8765)5重量部を溶剤テトラヒドロフラン
614重量部とともにオートクレーブに入れ加熱、溶解
させ、固形分14%樹脂溶液(樹脂溶液2)を作った。
上記樹脂溶液2を用いた以外は実施例1と同様にして、
アクリル系オーバーレイフィルム2を作成した。
【0066】実施例3 MMA/BA=63/37のアクリル樹脂(日本カーバイド工業株式
会社製)85重量部、セルロース樹脂(イーストマンケ
ミカル製 商品名CAB−381−20)10重量部、エ
チレン−酢酸ビニル樹脂(株式会社三井デュポンポリケ
ミカル 商品名エバフレックスEV45LX)5重量部を溶剤
テトラヒドロフラン614重量部とともにオートクレー
ブに入れ加熱し、溶解させ、固形分14%樹脂溶液(樹
脂溶液3)を作った。上記樹脂溶液3を用いた以外は実
施例1と同様にして、アクリル系オーバーレイフィルム
3を作成した。
【0067】実施例4 MMA/BA=63/37のアクリル樹脂(日本カーバイド工業株式
会社製)90重量部、セルロース樹脂(イーストマンケ
ミカル製 商品名CAB−381−20)5重量部、エチ
レン−酢酸ビニル樹脂(株式会社三井デュポンポリケミ
カル 商品名エバフレックスEV45LX)5重量部を溶剤テ
トラヒドロフラン614重量部とともにオートクレーブ
に入れ加熱し、溶解させ、固形分14%樹脂溶液(樹脂
溶液4)を作った。上記樹脂溶液4を用いた以外は実施
例1と同様にして、アクリル系オーバーレイフィルム4
を作成した。
【0068】実施例5 MMA/BA=63/37のアクリル樹脂(日本カーバイド工業株式
会社製)90重量部、セルロース樹脂(イーストマンケ
ミカル製 商品名CAB−381−20)5重量部、ポリ
エステル−ウレタン樹脂(ディーアイシーバイエルポリ
マー株式会社 商品名パンデックスT-5275N)5重量部
を溶剤テトラヒドロフラン614重量部とともにオート
クレーブに入れ加熱し、溶解させ、固形分14%樹脂溶
液(樹脂溶液5)を作った。上記樹脂溶液5を用いた以
外は実施例1と同様にして、アクリル系オーバーレイフ
ィルム5を作成した。
【0069】比較例1 MMA/BA=63/37のアクリル樹脂(日本カーバイド工業株式
会社製)100重量部を溶剤テトラヒドロフラン614
重量部とともにオートクレーブに入れ加熱し、溶解さ
せ、固形分14%樹脂溶液(樹脂溶液6)を作った。上
記樹脂溶液6を用いた以外は実施例1と同様にして、ア
クリル系オーバーレイフィルム6を作成した。
【0070】比較例2 MMA/BA=63/37のアクリル樹脂(日本カーバイド工業株式
会社製)80重量部、セルロース樹脂(イーストマンケ
ミカル製 商品名CAB−381−20)20重量部を溶
剤テトラヒドロフラン614重量部とともにオートクレ
ーブに入れ加熱し、溶解させ、固形分14%樹脂溶液
(樹脂溶液7)を作った。上記樹脂溶液7を用いた以外
は実施例1と同様にして、アクリル系オーバーレイフィ
ルム7を作成した。
【0071】比較例3 MMA/BA=63/37のアクリル樹脂(日本カーバイド工業株式
会社製)95重量部、ポリエステル−ウレタン樹脂(株
式会社クラレ 商品名クラミロンU8765)5重量部
を溶剤テトラヒドロフラン614重量部とともにオート
クレーブに入れ加熱し、溶解させ、固形分14%樹脂溶
液(樹脂溶液8)を作った。上記樹脂溶液8を用いた以
外は実施例1と同様にして、アクリル系オーバーレイフ
ィルム8を作成した。
【0072】上記実験結果を表1、表2に示す。
【表1】
【0073】
【表2】
【0074】発明の効果 本発明によれば、従来技術が有していた、ポリエチレン
テレフタレートフィルムでの耐候性、柔軟性、アクリル
フィルムでの柔軟性、折り曲げ白化の課題を解決しよう
とするものであり、柔軟性に優れかつ使用後の焼却によ
って有害物質を発生することのない、屋外看板やディス
プレイの表面を保護するオーバーレイフィルムとして極
めて有用である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 33/08 C08L 33/08 33/10 33/10 75/06 75/06 C09J 133/06 C09J 133/06 Fターム(参考) 4F071 AA09 AA15X AA28X AA33 AA53 AC07 AC09 AC10 AC11 AC12 AC15 AE05 AF16 AF30 AH19 BA02 BB02 BC01 4F100 AJ06A AK25A AK51A AK68A AL05A AR00B BA02 GB90 JK03A JK04 JK08 JK13 JK17 JL11B JL16 JN01A JN01B YY00 YY00A 4J002 AB012 BB062 BG041 BG051 CK032 CK033 FD050 FD070 FD170 GT00 4J004 AA10 AA14 AB04 CA02 CA03 CA06 CC02 FA04 FA05 4J040 DF031 EF102 EF282 GA05 GA07 GA11 HB03 HB08 HB14 HB31 JB02 JB09 KA16 KA23 LA06 MA10 MB03 NA22 PA30 PA33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクリル系樹脂60〜90重量部と セル
    ロース系樹脂、エチレン−酢ビ系樹脂及びポリエステル
    ウレタン系樹脂から選ばれた少なくとも1種の改質樹脂
    10〜40重量部からなるヘイズ5以下の透明基材フィ
    ルム層と、透明接着剤層とを有し、23℃における伸長
    度が100%以上であることを特徴とするアクリル系オ
    ーバーレイフィルム。
  2. 【請求項2】 該改質樹脂がセルロース系樹脂及びポリ
    エステルウレタン系樹脂である請求項1記載のアクリル
    系オーバーレイフィルム。
  3. 【請求項3】透明基材フィルム層が、アクリル系樹脂8
    0〜90重量部、セルロース系樹脂5〜10重量部、ポ
    リエステルウレタン系樹脂5〜10重量部からなる請求
    項1または請求項2いずれかに記載のアクリル系オーバ
    ーレイフィルム。
  4. 【請求項4】 基材フィルム層の引き裂き強度が70N/m以
    上である請求項1〜請求項3のいずれかに記載のアクリ
    ル系オーバーレイフィルム。
  5. 【請求項5】厚み40μmのフィルムを二つ折りにし、重
    さ2kgのローラーで折り目を二往復させても白化のない
    請求項1〜請求項4のいずれかに記載のアクリル系オー
    バーレイフィルム。
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