JP2002356656A - 不織布を用いた両面粘着テープ用基布、これを用いた両面粘着テープ、および該両面粘着テープの製造方法 - Google Patents
不織布を用いた両面粘着テープ用基布、これを用いた両面粘着テープ、および該両面粘着テープの製造方法Info
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Abstract
れいに剥がすことができる両面粘着テープを提供する。 【解決手段】 両面粘着テープ10は、基布11と、そ
の両面に設けられた粘着剤12とで構成される。基布1
1は、熱可塑性樹脂からなるフィラメントが一方向に配
列されかつ延伸された基材を、フィラメントの配列方向
が両面粘着テープ10の長手方向となるように配した不
織布で構成される。この不織布は、坪量が5〜15g/
m2の範囲であり、かつ、通気度が200cm3/cm2
・sec以上である。
Description
し、さらに詳しくは、熱可塑性樹脂からなるフィラメン
トがほぼ一方向に配列され延伸されてなる不織布を基布
とする両面粘着テープおよびその製造方法に関する。
ープとしたときのフィラメントの配列方向がテープの長
手方向と実質的に平行である基材をいい、ヨコ基材と
は、テープとしたときのフィラメントの配列方向がテー
プの長手方向と実質的に直角、すなわちテープの幅方向
と実質的に平行である基材をいう。
ンからなる基布の両面に粘着剤が設けられて構成されて
いる。この種の両面粘着テープは、一般家庭においては
もちろんのこと工業製品においても、2つの部材を互い
に接着する簡易な手段として用いられる。工業製品の中
でも特に家電製品においては、2001年4月より、特
定家庭用機器再商品化法(いわゆる家電製品リサイクル
法)の施行により、製品に用いられているプラスチック
類を再利用するため、製品の回収から解体・再資源化の
システムが義務づけられるようになった。そのような状
況において、両面粘着テープは、接着されている部品同
士の分離を比較的容易に行えることから広く用いられて
いる。
剤を有する構造となっていることから、両面粘着テープ
を製造する際には、基布の両面に対しそれぞれ別々に粘
着剤を塗布している。
た従来の両面粘着テープは、基布が紙やレーヨンである
ため、両面テープを部材から剥離する際に基布が破れた
り粘着剤が部材に残るなどして、両面粘着テープをきれ
いに取り除くことが困難であった。特に、リサイクルさ
れる部材の場合、部材に残った両面粘着テープはリサイ
クル工程で不純物となり、品質の安定性を妨げる一因と
なる。そのため、部材に残った両面粘着テープを手作業
で除去する工程が必要となり、そのことにより、作業が
繁雑でリサイクルコストを上昇させる要因となってい
た。
場合、家電製品はできるだけコンパクトな設計とされる
ことが多いため、両面粘着テープですら、薄手のものが
要求されてきている。両面粘着テープは厚さの大部分を
基布が占めており、基布の厚みを薄くするのが、両面粘
着テープの厚みを薄くするのに最も有効である。しかし
ながら、基布の厚みを薄くすることは基布の強度を低下
させることになり、両面粘着テープを部材からきれいに
取り除くことをより困難とする結果を招く。
は、前述のように、基布の両面に対して粘着剤を塗布し
ていたので、粘着剤の塗布工程が2つ必要であった。そ
れにより、粘着剤を塗布するための設備やそれを監視す
るオペレータの数も多くなり、結果的に製造コストの抑
制には限界があった。
から剥離する際にきれいに剥がすことができる両面粘着
テープおよびそれに用いられる基布を提供することであ
る。また本発明の他の目的は、上述の両面粘着テープを
効率よく生産することのできる、両面粘着テープの製造
方法を提供することである。
を解決すべく鋭意研究した結果、熱可塑性樹脂からなる
フィラメントが一方向に配列され延伸された不織布を特
定の条件で用いることにより、優れた両面粘着テープ用
基布が得られることを見いだし、本発明を完成するに至
った。
は、両面粘着テープに用いられる基布であって、熱可塑
性樹脂からなるフィラメントが一方向に配列されかつ延
伸された基材をフィラメントの配列方向が前記両面粘着
テープの長手方向となるように配したタテ基材を少なく
とも含む不織布からなり、前記不織布は、坪量が5〜1
5g/m2、かつ、通気度が200cm3/cm2・se
c以上である。
のような不織布を用いることにより、薄手でありながら
も十分な強度を有し破断が生じにくく、しかも粘着剤の
保持力が高い基布となる。特に、不織布が、2枚の基材
を、フィラメントの配列方向が直交するように、一方を
タテ基材とし他方をヨコ基材として積層した直交積層不
織布であると、基布の強度バランスがより向上する。こ
の場合、タテ基材は基材を製造する際の送り方向にフィ
ラメントが配列および延伸されたものとし、ヨコ基材は
基材を製造する際の送り方向と直角な方向にフィラメン
トが配列および延伸されたものとすることで、直交積層
不織布が効率的に製造される。
明の両面粘着テープ用基布と、この両面粘着テープ用基
布の両面に設けられた粘着剤とを有する。
本発明の両面粘着テープ用基布を用いているので、薄手
でありながらも、剥離した際に破断が生じにくく、しか
も両面粘着テープが貼り付けられた部材に粘着剤が残る
ことのない両面粘着テープとなる。
量が5〜15g/m2、かつ通気度が200cm3/cm
2・sec以上である不織布からなる基布を用意する工
程と、前記基布の片面のみに粘着剤を塗布し、該粘着剤
を前記基布の反対側の面にしみ出させる工程とを有す
る。
基布として上述の条件を満たす不織布を用いているの
で、粘着剤を基布の片面に塗布し、塗布された粘着剤を
反対側の面にしみ出させることができる。そのため、粘
着剤を基布の片面に塗布するだけで基布の両面に粘着剤
を設けることができ、反対側の面への粘着剤の塗布工程
が不要となる。
図面を参照して説明する。
の実施形態による両面粘着テープの断面図である。図1
に示すように、本実施形態の両面粘着テープ10は、不
織布からなる基布11と、その両面に設けられた粘着剤
12とからなる。
脂からなるフィラメントがほぼ一方向に配列され、かつ
フィラメントの配列方向に延伸された延伸一方向配列不
織布(特公平3‐36948号公報、特開平10−20
4767号公報参照)であり、これを、フィラメントの
配列方向が両面粘着テープ10の長手方向とほぼ一致す
るように配し、タテ基材として用いられる。延伸一方向
配列不織布を製造する場合、紡糸段階では通常の不織布
と同様に繊度(太さ)が2〜3dTexのフィラメント
を紡糸するが、これをフィラメントの配列方向に5〜8
倍に延伸することにより、フィラメントとしては、1.
5dTex以下とされる。この際、紡糸段階においては
フィラメントが未配向であり、かつ集積されたフィラメ
ントが一定方向に配列されているので、フィラメントの
配列方向に延伸することで延伸後の強度が向上する。し
かし、紡糸段階におけるフィラメントの配列は完全では
ないので、延伸された延伸一方向配列不織布には、未延
伸フィラメントや未配向フィラメントが若干混じってお
り、主として1.5dTex以下のフィラメントからな
る不織布となる。
する際の送り方向であるタテ方向にフィラメントが配列
され延伸されたタテ延伸不織布と、不織布を製造する際
の送り方向と直角な方向であるヨコ方向にフィラメント
が配列され延伸された横延伸不織布とがある。本実施形
態では、どちらの不織布も使用可能であるが、継ぎ目の
ない基布11を製造することができるという点で、タテ
延伸織布を用いるのが好ましい。
織布について、詳細に説明する。
10−204767号公報に開示されている不織布を使
用することができる。以下に、タテ延伸不織布について
その製造方法とともに説明する。
出されたフィラメントにドラフト張力を与え、これによ
ってフィラメントを細径化し、コンベア上に集積する。
このとき、ノズルを出た直後のフィラメント融液を積極
的に加熱し、またはノズル近傍(フィラメントがノズル
から紡出された直後の位置)の雰囲気温度を高温に維持
する。この間の温度はフィラメントの融点よりも十分に
高くし、フィラメントのドラフトによるフィラメントの
分子配向をできるだけ小さくする。ノズル近傍の雰囲気
温度を高温にする手段としては、ダイスからの熱風吹き
出し、ヒータ加熱、保温筒など何れも用いることができ
る。また、フィラメント融液を加熱する手段としては、
赤外線放射やレーザ放射を用いることができる。
として、メルトブロー(MB)ダイスを使用する方法が
ある。この方法は、熱風の温度を高くすることによりフ
ィラメントの分子配向を小さくすることができるという
利点がある。ただし、通常のMB法ではコンベア上でフ
ィラメントがランダムに集積し、また、熱風の影響によ
りフィラメントがコンベア上で熱処理を受け、延伸性の
低いものとなる。そこで、ノズルから紡出されたフィラ
メントに、霧状の水分を含むエアー等をコンベアの搬送
面に対して斜めに噴射する。これによって、フィラメン
トのタテ方向への配列および冷却が行われる。
方法として、狭義のスパンボンド(SB)法、すなわ
ち、多数のノズルの下方にいわゆるエジェクタあるいは
エアサッカーを使用する方法がある。通常のSB方法
も、フィラメントはノズルから出た直後に冷却されるの
でフィラメントに分子配向が生じ、また、コンベア上で
フィラメントがランダムに集積する。そこで、上述した
MB方の場合と同様に、ノズル近傍でのフィラメントを
高温に維持する手段を組み合わせて分子配向を小さく
し、また、エジェクタ内に霧状の水分や冷風等を供給し
てフィラメントを十分に冷却して延伸性の良好なフィラ
メントとし、さらに、このフィラメントを含む流体をコ
ンベアの搬送面に対して斜めに供給し、フィラメントの
配列性を向上させることができる。
斜させてフィラメントを紡糸することにより、フィラメ
ントをタテ方向に良好に配列させることができる。フィ
ラメントを搬送面に対して傾斜させる手段としては、ノ
ズル方向をコンベアに対して傾けることや、流体の補助
によりフィラメントを斜行させることや、コンベアをフ
ィラメントの紡出方向に対して傾斜させることなどが有
効である。これらは、単独で用いてもよいし、複数の手
段を適宜組み合わせて用いてもよい。なお、ノズル近傍
で流体を使用する場合は、流体は加熱されていることが
望ましい。また、ノズル近傍で流体を使用しない場合
は、フィラメントとノズル近傍で積極的に加熱する。こ
れは、フィラメントがドラフトにより細径化される際
に、できるだけ分子配向を伴わないようにするためであ
る。
においても、フィラメントをコンベアの搬送面に対して
傾斜させるために流体を使用しているが、この流体とし
ては、コンベア近傍では冷流体、特に霧状の水を含んだ
流体が最も望ましい。紡出されたフィラメントを急冷す
ることにより、結晶化を進行させないようにするためで
ある。結晶化が進むと延伸性が低下してしまう。また、
霧状の水を噴射することは、コンベア上に集積したウェ
ブをコンベア上に貼り付けさせる作用もあり、その結
果、紡糸の安定性、およびフィラメントの配列性の向上
により効果がある。
ア上に集積してウェブが形成されるが、コンベアの裏面
側からウェブを吸引することにより、コンベアの搬送面
に対して斜行させられて不安定になったウェブを安定化
させることができ、しかも熱を除去する効果も得られ
る。この場合、ウェブの吸引は、コンベアの幅方向に直
線状にかつ狭い幅で行うことが重要である。通常のSB
法においても吸引を行うことは多いが、その場合には広
い面積で吸引を行っており、ウェブ平面内の坪量の均一
性を高め、かつフィラメントの配列をできるだけランダ
ムとすることを目的としており、本実施形態での吸引の
目的とは異なる。さらに、本実施形態での吸引は、冷却
のために霧状に噴射された水分も除去するため、後の延
伸工程における水分の影響を低下させる効果もある。ポ
リエステルにおいては、水分が延伸性に大きく影響し、
部位による水分のばらつきにより延伸の均一性が損なわ
れ、延伸倍率や延伸後のウェブの強度が低くなる。
延伸され、これによりタテ延伸不織布とされる。ウェブ
をタテ方向に延伸することにより、フィラメントのタテ
方向への配列性をより向上させることができる。このと
き、フィラメントのタテ方向への配列性が良いものほ
ど、ウェブのタテ延伸時にフィラメントが実質的に延伸
される確率が高くなり、最終延伸ウェブの強度も大きく
なる。フィラメントの配列が悪いと、ウェブを延伸して
もフィラメントの間隔が広がるだけでフィラメントが実
質的に延伸される確率が低くなり、延伸後の十分な強度
が得られなくなる。
場合もあるが、主に多段延伸法が用いられている。多段
延伸法においては、1段目の延伸は紡糸直後の予備延伸
として行われ、さらにその後に延伸する2段目以降の延
伸が主延伸として行われている。その中でも特に、多段
延伸の1段目の延伸に近接延伸法を用いることが本発明
に適している。
面速度の差によりウェブを延伸する方式において、短い
延伸間距離(延伸の開始点から終点までの距離)を保っ
て延伸を行うものであり、延伸間距離が100mm以下
であることが望ましい。特に、フィラメントが全体とし
てタテ方向に配列していても個々にはある程度屈曲して
いる場合には、近接延伸においてできるだけ延伸間距離
を短く保つことが、個々のフィラメントを有効に延伸す
る上で重要である。近接延伸における熱は、通常は延伸
するロールを加熱することにより与えられ、その延伸点
が熱風や赤外線により補助的に加熱される。また、近接
延伸の際の熱源としては、温水や蒸気等も使用すること
ができる。
延伸には近接延伸ばかりでなく、通常のウェブ(不織布
などにおける繊維やフィラメントの集合体)の延伸に用
いられる種々の手段を適用することができる。例えば、
ロール延伸、温水延伸、蒸気延伸、熱盤延伸、ロール圧
延等の延伸方式である。近接延伸が必ずしも必要ないの
は、1段目の延伸で既に個々のフィラメントがタテ方向
に長くわたっているためである。
ヨコ延伸不織布としては、例えば、特公平3−3694
8号公報に開示されている不織布を使用することができ
る。
ィラメントがほぼヨコ方向に配列したウェブを形成す
る。フィラメントがほぼヨコ方向に配列したウェブは、
紡糸ノズルより押し出されたフィラメントを、紡糸ノズ
ルの周囲に配したエア噴出孔からのエア噴射によりヨコ
方向に振らせ、コンベア上に集積させることによって形
成することができる。
メントをヨコ方向に振らせるためには、紡糸ノズルの周
囲に、それぞれ紡糸ノズルを中心とした円周方向の成分
を持ってエアを噴射する複数(通常は3〜8個)の第1
のエア噴出孔を設け、さらに、これら第1のエア噴出孔
の外側に、噴射したエアがコンベアによるウェブの搬送
方向と平行な方向で互いに衝突するように配された2つ
の第2のエア噴出孔を設ける。紡糸ノズルから押し出さ
れたフィラメントは、第1のエア噴出孔からのエア噴射
によりスパイラル状に回転させられる。一方、第2のエ
ア噴出孔から噴射されたエアは、回転しているフィラメ
ントの通過経路上で互いに衝突し、コンベアによる搬送
方向と直角すなわちヨコ方向に広がる。回転しているフ
ィラメントは、このエアの勢いでヨコ方向に散らされ
る。これにより、コンベア上には、ヨコ方向に配列成分
が多い状態でフィラメントが集積される。
向に延伸される。ウェブをヨコ方向に延伸する方法とし
ては、テンター方式やプーリ方式などが挙げられる。テ
ンター方式は、フィルムなどを拡幅する方式として一般
に用いられるが、広い床面積が必要なこと、および製品
幅や拡幅倍率の変更が困難である。不織布は用途に応じ
て製品幅を自由に変える必要があり、また、原料の厚さ
等に応じて延伸倍率を変更しなければならない。そこ
で、これらの変更を運転操作中でも簡単に行えるプーリ
方式を用いるのが好ましい。
側端部を把持するためにウェブの幅方向に間隔をあけて
配置された一対のプーリとベルトとを有する。プーリ
は、ウェブの幅方向の中心線に対して左右対称にその外
周が末広がりの軌道を持つように配置され、それぞれ同
一周速で回転される。一方、ベルトは各プーリに対応し
て張力下で掛け回されており、このベルトの一部位が、
プーリの間隔の狭まった位置から広がった位置にわたる
領域にかけて、それぞれプーリの外周端面に形成された
溝にはめ込まれている。
ら導入され、両側端部がプーリとベルトとにより把持さ
れる。プーリの回転に伴い、ウェブはベルトとの間で把
持されながら一対のプーリが作る末広がりの軌道を通
り、これによりウェブはヨコ方向に延伸される。この間
の加熱は、熱水や熱風が利用できる。
向に配列され延伸されたヨコ延伸不織布が得られる。
布を構成するフィラメントは長繊維フィラメントであ
る。ここでいう長繊維フィラメントとは、実質的に長繊
維であればよく、平均長さが100mmを超えているも
のをいう。フィラメントの直径は、50μm以上では剛
直で交絡が不十分になるため、望ましくは30μm以
下、さらに望ましくは25μm以下である。特に強度の
強い不織布を目的とする場合は、フィラメント径が5μ
m以上であることが望ましい。フィラメントの長さおよ
び径は顕微鏡写真により測定する。
ては、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン、ナイロンやポリエステルが挙げられる。中で
もポリプロピレンやポリエステルが、コストや取り扱い
などの点で優れている。特にポリエステルは、耐湿潤強
度や耐熱性およびコストの点で優れている。
が、その坪量(目付量)は、基布11に必要とされる強
度、厚みおよび通気度の観点から、5〜15g/m2の
範囲にある。基布11の坪量が5g/m2未満であると
必要な強度が得られない場合があり、15g/m2を超
えると、厚みが厚くなり、また、通気度が低下するので
好ましくない。これにより、薄手でありながらも十分な
強度を有する両面粘着テープ10が得られる。
は、200cm3/cm2・sec以上の通気度を有して
いる。これにより、基布11の両面に粘着剤12を設け
る際に、基布11の片面のみに粘着剤12を塗布し、基
布11内を浸透させて反対側の面にしみ出させることが
できる。したがって、基布11の反対側の面への粘着剤
12の塗布工程が不要となり、従来の塗布工程と比べて
半分の工程でよいので、粘着剤12の塗布に必要な時
間、設備、さらにはその管理・維持コストも半分で済
み、結果的に、両面粘着テープ10の製造工程を簡略化
し、両面粘着テープ10を安価に製造することができ
る。
系、アクリル系、ホットメルト系等の種々の粘着剤を使
用することができる。粘着剤12の層の厚さを薄くする
ことが要求される場合には、接着力の大きいアクリル系
の粘着剤が好適に用いられる。
においては、粘着剤12が基布11内に浸透し、基布1
1への粘着剤12の保持力が高くなっており、しかも、
前述したように基布11を構成する延伸一方向配列不織
布はフィラメントが両面粘着テープ10の長手方向に配
列され延伸され、タテ方向には十分な強度を有している
ので、両面粘着テープ10を部材から剥離する際に、両
面粘着テープ10が途中で破断することはなく、基布1
1が粘着剤12を保持した状態できれいに剥離すること
ができる。
テープ10は、薄手でかつ十分な強度を有するので、コ
ンパクト化が要求される家電製品におけるプラスチック
部品の接着に好適に用いることができる。しかも、両面
粘着テープ10で接着されたプラスチック部品のリサイ
クルや交換等のために両面粘着テープ10を剥離する場
合であっても、プラスチック部品に基布11の一部や粘
着剤12を残すことなくきれいに剥離することができる
ので、これら基布11や粘着剤12を除去する工程も不
要となり、リサイクルコストを低減することができる。
の実施形態による両面粘着テープの断面図である。本実
施形態の両面粘着テープ20も、第1の実施形態と同様
に、不織布からなる基布21と、基布21の両面に設け
られた粘着剤22とからなり、さらに、基布21は、坪
量が5〜15g/m2の範囲にあり、かつ、通気度が2
00cm3/cm2・sec以上となっている。ただし、
本実施形態の両面粘着テープ20は、基布21の構成が
第1の実施形態と異なっている。
1aとヨコ基材21bとを積層したもので構成してい
る。タテ基材21aは、第1の実施形態で説明した延伸
一方向配列不織布をフィラメントの配列方向が両面粘着
テープ20の長手方向とほぼ一致するように配したもの
であり、ヨコ基材21bは、延伸一方向配列不織布をフ
ィラメントの配列方向が両面粘着テープ20の長手方向
とほぼ直角な方向となるように配したものである。つま
り、本実施形態では、基布21として直交積層不織布が
用いられている。
態でも述べたように、タテ延伸不織布と、ヨコ延伸不織
布とがあるが、本実施形態の基布21とするには、フィ
ラメントの配列方向が互いに直交するように積層されて
いれば、これらの何れも使用することができ、また、組
み合わせも任意である。ただし、基布21を両面粘着テ
ープ20に用いる場合には、タテ基材21aとしてタテ
延伸不織布を使用し、ヨコ基材21bとしてヨコ延伸不
織布を使用するのが望ましい。タテ基材21aとヨコ基
材21bとは、例えば熱エンボス法によって積層され、
基布21とされるが、この際に、タテ延伸不織布とヨコ
延伸不織布とをそのまま連続的に繰り出して、継ぎ目の
ない連続した均一な基布21を得ることができるからで
ある。また、予めタテ延伸不織布を作製しておき、ヨコ
延伸不織布の製造段階で、タテ延伸不織布を繰り出しな
がらこのタテ延伸不織布上にヨコ延伸不織布を重ね、こ
れらを熱エンボス法により積層することで、基布21を
効率よく製造することができる。エンボス条件は用いる
熱可塑性樹脂の種類によって異なるが、好ましくは熱可
塑性樹脂の融点よりも30〜60℃低い温度で熱エンボ
スされる。
びヨコ方向に交差した構造を有するので、タテ方向およ
びヨコ方向の何れの方向にも十分な強度を有し、しかも
タテ方向およびヨコ方向の強度のバランスがとれてい
る。したがって、本実施形態の基布21は、従来の基布
と比較して坪量の小さいものを使用することができ、従
来と比較して同等またはそれ以上の強度を有しながらも
薄手の基布21とすることができる。
材21aとヨコ基材21bとで基布21を構成している
が、基布21は、坪量が5〜15g/m2の範囲にあ
り、かつ、通気度が200cm3/cm2・sec以上で
あるので、基布21に粘着剤22を設ける際には、第1
の実施形態と同様に、基布21の片面のみに粘着剤22
を塗布し、基布21内を浸透させて反対側の面にしみ出
させることにより、基布21の両面に粘着剤22を設け
ることができる。
する。
基布として、両面粘着テープを作製した。基布の通気度
は、JIS L1096に準拠して測定したところ、4
00cm3/cm2・secであった。また、基布の強度
について、以下のようにして測定した。まず、基布から
幅50mm、長さ300mmのサンプルを切り出し、坪
量から1000m当たりの質量に換算し、繊度(Te
x)を求めた。次いで、サンプルをチャック間隔200
mmでチャックして100mm/minの引っ張り速度
で引っ張り、破断したときの荷重を測定し、その値を繊
度で除した値を強度とした。サンプルは、基布のタテ方
向およびヨコ方向についてそれぞれ9片ずつ切り出し、
各サンプルについて強度を測定し、タテ方向およびヨコ
方向それぞれの平均値を求めた。その結果、本実施例で
用いた基布のタテ方向の強度は120mN/Texであ
った。
クリル系の粘着剤をロールコータによって30μmの厚
さで塗布し、反対側の面にしみ出させるとともに、塗布
した面および反対側の面にしみ出た粘着剤をカバーする
ために離型紙を貼合し、帳面粘着テープを得た。
長さ100mmのサイズに切り出し、これを表面が清浄
なアクリル板に、幅50mm、直径20mmのゴムロー
ラを用いて、両面粘着テープとアクリル板との間に空気
が入らないように貼り付けた。その後、同じゴムローラ
を用いて両面粘着テープ上を3往復させて、両面粘着テ
ープが剥がれないようにした。その後、60℃の環境下
で0.49MPa(5kgf/cm2)のオートクレー
ブ処理を30分間行い、室温にて24時間放置した。
れた両面粘着テープを端からゆっくりと剥がし、粘着剤
の付着残り、および基布の切断の有無について評価し
た。その結果、基布の切断は起こらず、また、アクリル
板上への粘着剤の付着残りも生じず、両面粘着テープお
よびアクリル板の双方について、両面粘着テープを貼り
付ける前と同じ状態で両面粘着テープを剥離することが
できた。
2のタテ基材と坪量が5g/m2のヨコ基材とを積層した
直交積層不織布を用いた。したがって、基布全体での坪
量は10g/m2となる。実施例1と同様にして基布の
通気度および強度を測定したところ、通気度は250c
m3/cm2・secであり、強度はタテ方向で115m
N/Tex、ヨコ方向で104mN/Texであった。
この基布に対し、実施例1と同様に粘着剤を塗布して両
面粘着テープを得た。
1と同様にして、アクリル板に貼り付け、剥離試験を行
った。その結果、基布の切断は起こらず、また、アクリ
ル板上への粘着剤の付着残りも生じず、両面粘着テープ
およびアクリル板の双方について、両面粘着テープを貼
り付ける前と同じ状態で両面粘着テープを剥離すること
ができた。
着テープを用い、実施例1と同様にしてアクリル板に貼
り付け、剥離試験を行った。その結果、基布が簡単に破
断し、また、粘着剤をアクリル板から完全に取り除くこ
とが困難であった。
布として、熱可塑性樹脂からなるフィラメントが一方向
に配列されかつ延伸された基材を特定の方向に配した不
織布を用い、しかも不織布の坪量を5〜15g/m2、
かつ通気度を200cm3/cm 2・sec以上とするこ
とで、薄手でありながらも高い強度を有し、しかも粘着
剤の保持力が高い基布とすることができる。その結果、
この基布を用いた両面粘着テープは、貼り付けられた部
材から剥離した場合でも、基布が破断したり粘着剤が部
材に残ることなく、きれいに剥離することができる。ま
た、本発明の基布を用いることにより、両面粘着テープ
を製造する際には基布の片面に粘着剤を塗布するだけで
反対側の面にもしみ出させることができるので、粘着剤
の塗布工程を簡略化することができ、結果的に両面粘着
テープを安価に製造することができる。
の断面図である。
の断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 両面粘着テープに用いられる基布であっ
て、 熱可塑性樹脂からなるフィラメントが一方向に配列され
かつ延伸された基材をフィラメントの配列方向が前記両
面粘着テープの長手方向となるように配したタテ基材を
少なくとも含む不織布からなり、 前記不織布は、坪量が5〜15g/m2、かつ、通気度
が200cm3/cm2・sec以上である、両面粘着テ
ープ用基布。 - 【請求項2】 前記不織布は、2枚の前記基材を、フィ
ラメントの配列方向が直交するように、一方を前記タテ
基材とし他方をヨコ基材として積層した直交積層不織布
である、請求項1に記載の両面粘着テープ用基布。 - 【請求項3】 前記タテ基材は前記基材を製造する際の
送り方向にフィラメントが配列および延伸されており、
前記ヨコ基材は前記基材を製造する際の送り方向と直角
な方向にフィラメントが配列および延伸されている、請
求項2に記載の両面粘着テープ用基布。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項に記載
の両面粘着テープ用基布と、 前記両面粘着テープ用基布の両面に設けられた粘着剤と
を有する両面粘着テープ。 - 【請求項5】 前記粘着剤は、前記両面粘着テープ用基
布の片面のみに塗布され、反対側の面へは、前記片面に
塗布された粘着剤が前記反対側の面にしみ出すことによ
って設けられている、請求項4に記載の両面粘着テー
プ。 - 【請求項6】 坪量が5〜15g/m2、かつ通気度が
200cm3/cm2・sec以上である不織布からなる
基布を用意する工程と、 前記基布の片面のみに粘着剤を塗布し、該粘着剤を前記
基布の反対側の面にしみ出させる工程とを有する両面粘
着テープの製造方法。
Priority Applications (1)
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Publication Number | Publication Date |
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