JP2003286650A - フィラメントが一方向に配列されたウェブの製造方法および該ウェブの製造装置 - Google Patents

フィラメントが一方向に配列されたウェブの製造方法および該ウェブの製造装置

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JP2003286650A
JP2003286650A JP2002085709A JP2002085709A JP2003286650A JP 2003286650 A JP2003286650 A JP 2003286650A JP 2002085709 A JP2002085709 A JP 2002085709A JP 2002085709 A JP2002085709 A JP 2002085709A JP 2003286650 A JP2003286650 A JP 2003286650A
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web
conveyor
filaments
air
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Masaru Ishida
大 石田
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Petrochemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィラメントがより高度に一方向に配列した
ウェブを製造する。 【解決手段】 ウェブの製造装置は、溶融ポリマーをフ
ィラメント4として押し出す多数のノズル2が並列に配
列されたメルトブローダイス3と、ノズル2から押し出
されたフィラメント4を捕集して搬送するメッシュから
なるコンベア1と、コンベア1のフィラメント捕集面の
裏面側に配置されたブロワ7を有する。ブロワ7は、吹
き出し口7aを上向きにして設置され、ノズル2の列方
向に平行な揺動中心Oを中心に揺動可能に設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィラメントが一
方向に配列されたウェブの製造方法およびそのウェブの
製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】不織布の製法としては、ポリマーから紡
糸したフィラメント群からウェブを形成し直ちにフィラ
メント間を接着する、スパンボンド法、メルトブロー
法、フラッシュ紡糸法(以下、これらの製法を広義のス
パンボンド法と呼び、また、これらの製法によって製造
された不織布を広義のスパンボンド不織布と呼ぶ)があ
る。広義のスパンボンド不織布は、経済性および量産性
に優れることから、不織布の主流をなしている。
【0003】従来の広義のスパンボンド不織布はフィラ
メントがランダムな方向に配列されたランダム不織布で
あるため、強度が小さく、寸法安定性の無いものが多か
った。そこで、フィラメントの配列性を向上させるため
の種々の提案がなされている。
【0004】例えば、フィラメントを縦方向に配列させ
る方法として、特公昭60−25541号公報には、フ
ィラメントの射出方向に対してコンベアを傾斜させるこ
とによってフィラメントを高度に一方向に配列させる方
法が記載されている。また、特開平7−3604号公報
には、気流とともに噴出させたフィラメントを通気性の
あるコンベア上に堆積させ、このコンベアの裏側に気流
遮断手段を設けて気流の制御を行うことにより、フィラ
メントを縦方向に広げ、配列性を向上させる方法が記載
されている。一方、フィラメントを横方向に配列させる
方法としては、特公平3−36958号公報および特許
第1992584号に、紡糸ノズルの周囲に、それぞれ
ノズルの円周方向成分を持ってエアを噴射する複数の第
1のスプレーノズルを配するとともに、第1のスプレー
ノズルの外側に、ウェブの搬送方向と平行な方向で互い
に衝突するように配された2つの第2のスプレーノズル
を配し、第1のスプレーノズルでフィラメントをスパイ
ラル状に回転させ、それを第2のスプレーノズルで横方
向に広げることで、フィラメントを横方向に配列させる
方法が開示されている。また、特許第2612203号
には、コンベアに工夫を施すことでフィラメントを横方
向に配列させる方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年の不織布工業の発
展により、不織布の適用範囲が急速に拡大しており、不
織布には更なる強度および寸法安定性が要求されてい
る。一般に、不織布の強度および寸法安定性を向上させ
るには、フィラメントを延伸するのが最も効果的であ
る。フィラメントの延伸は、コンベア上にウェブとして
堆積した状態でウェブをフィラメントの配列方向に延伸
するのが簡易な方法である。しかし、ウェブの延伸前に
おいてフィラメントが一方向に配列されていないと、ウ
ェブを延伸してもフィラメントの間隔が広がるだけでフ
ィラメントが実質的に延伸される確率が低くなり、延伸
後の十分な強度および寸法安定性が得られなくなる。従
来の不織布の製造方法では、フィラメントを高度に配列
させる程度が不十分であり、近年要求されているような
高い強度および寸法安定性を有する不織布を製造するの
は困難であった。つまり、更なる高い強度および寸法安
定性を有する不織布を製造するには、ウェブに対しても
更に高度にフィラメントが一方向に配列されていること
が要求される。
【0006】そこで本発明は、フィラメントをより高度
に一方向に配列させることのできる、ウェブの製造方法
および製造装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のウェブの製造方法は、並列に配列されそれぞれ
溶融ポリマーをフィラメントとして下向きに押し出す複
数のノズルを備えた紡糸手段と、前記複数のノズルから
押し出されたフィラメントを捕集するフィラメント捕集
面を持ち、捕集したフィラメントを搬送するメッシュ状
のコンベアとを用いたウェブの製造方法であって、前記
ノズルからフィラメントを押し出す工程と、前記コンベ
アの裏面側から前記フィラメント捕集面側へ向かって空
気を吹き出す工程とを有し、前記空気を噴射する工程
は、前記コンベアの裏面を通過して前記フィラメント捕
集面側へ達した空気が作用する領域を、前記フィラメン
トが押し出される方向に直角な方向に往復して周期的に
変化させるように空気を吹き出す。
【0008】また、本発明のウェブの製造装置は、並列
に配列されそれぞれ溶融ポリマーをフィラメントとして
下向きに押し出す複数のノズルを備えた紡糸手段と、前
記複数のノズルから押し出されたフィラメントを捕集す
るフィラメント捕集面を持ち、捕集したフィラメントを
搬送するコンベアと、前記紡糸手段の下方において前記
コンベアのフィラメント捕集面の裏面側に配置された、
前記コンベアの裏面側から前記フィラメント捕集面側へ
向かって空気を吹き出す向流吹き出し手段とを有し、前
記向流吹き出し手段は、前記コンベアの裏面を通過して
前記フィラメント捕集面側へ達した空気が作用する領域
が、前記フィラメントが押し出される方向に直角な方向
に往復して周期的に変化するように空気を吹き出す。
【0009】本発明によれば、ノズルから押し出された
フィラメントは、コンベア上に捕集され、そのままコン
ベアで搬送されることでウェブとなる。一方、コンベア
の裏面側からは、フィラメント捕集面側へ向かって空気
が吹き出される。コンベアはメッシュ状であるので、吹
き付けられた空気はコンベアを通過してフィラメント捕
集面側へ達する。ここで、フィラメント捕集面側へ達し
た空気が作用する領域は、フィラメントが押し出される
方向に直角な方向に往復して周期的に変化する。この空
気作用する位置の変化により、フィラメントは一方向に
振られながらコンベア上に捕集され、結果的にフィラメ
ントが一方向に高度に配列されたウェブが得られる。
【0010】このようにフィラメント捕集面側で空気が
作用する領域を変化させるためには、コンベアの裏面側
から空気を吹き出す向流吹き出し手段を、空気の吹き出
し方向がノズルの列方向と平行な軸回りに揺動するよう
に動作させてもよいし、ノズルの列方向と平行に往復移
動させてもよい。
【0011】本発明において、フィラメントの配列方向
や延伸方向等を説明する場合に用いる「縦方向」とは、
ウェブまたは不織布を製造する際の機械方向すなわちウ
ェブまたは不織布の送り方向を意味し、「横方向」と
は、縦方向と直角な方向すなわちウェブまたは不織布の
幅方向を意味する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施形態である、メル
トブロー法によるウェブの製造装置の概略正面図であ
る。図1に示す装置は、フィラメント4が縦方向に配列
されたウェブ8を製造するものであり、フィラメント4
を紡糸するメルトブローダイス3と、紡糸されたフィラ
メント4を捕集し搬送するコンベア1と、メルトブロー
ダイス3から紡糸されたフィラメント4を縦方向(コン
ベア1による搬送方向と平行な方向)に周期的に振らせ
るのに用いられるブロワ7とを有する。なお、図1にお
いて、メルトブローダイス3は内部構造が分かるように
断面で示している。
【0014】メルトブローダイス3は、その先端(下
端)に、コンベア1の幅方向と平行な方向に並列に配列
された多数のノズル2を有する。ギアポンプ(不図示)
から送られてきた溶融樹脂がそれぞれノズル2から下向
きに押し出されることで、コンベア1の幅方向に多数の
フィラメント4が形成される。メルトブローダイス3の
ノズル2の両側、詳しく言えば、各ノズル2の中心線を
通る平面に垂直な方向についてノズル2の両側には、そ
れぞれメルトブローダイス3の幅方向(コンベア1の幅
方向)に沿って設けられ、メルトブローダイス3の先端
のノズル2に隣接する位置に開口するスリット6a,6
bが形成されている。各スリット6a,6bはそれぞれ
メルトブローダイス3の内部に設けられたエア溜め5
a,5bに連通している。エア溜め5a,5bには、フ
ィラメント4の原料となる樹脂の融点以上に加熱された
高圧エアが送入され、エア溜め5a,5bに送入された
高圧エアは、スリット6a,6bから熱風としてフィラ
メント4に向けて噴出される。
【0015】スリット6a,6bから噴出された熱風に
より、ノズル2から押し出されたフィラメント4は溶融
状態に維持され、熱風との摩擦力によりフィラメント4
に張力が与えられ、フィラメント4が細化される。上記
のメルトブローダイス3の構造は、通常のメルトブロー
法に用いられるダイスと同様である。熱風の温度は、フ
ィラメント4の紡糸温度よりも80℃以上、望ましくは
120℃以上高くする。
【0016】メルトブローダイス3を用いてフィラメン
ト4を紡糸する方法では、熱風の温度を高くすることに
より、ノズル2から押し出された直後のフィラメント4
の温度をフィラメント4の融点よりも十分に高くするこ
とができるため、フィラメント4の結晶化度を小さくす
ることができる。
【0017】コンベア1はメッシュからなるものであ
り、メルトブローダイス3の下方に配置される。コンベ
ア1のメルトブローダイス3と対面する領域は、ノズル
2から押し出されたフィラメント4が捕集されるフィラ
メント捕集面となっている。コンベア1は、不図示の駆
動源により回転されるコンベアローラ1aやその他のロ
ーラに掛け回されている。これらのローラの回転により
コンベア1を駆動することで、ノズル2から押し出され
たフィラメント4がコンベア1上に捕集されて得られる
ウェブ8は、図1において左側から右側へ搬送される。
【0018】ブロワ7は、空気を吹き出すための吹き出
し口7aを有しており、コンベア1のフィラメント捕集
面の裏面側で、かつメルトブローダイス3の下方に、吹
き出し口7aを上に向けて設置される。また、ブロワ7
は、少なくともノズル2が配列された領域全体にわたる
幅を有しており、ノズル2の列方向に平行な揺動中心O
を中心に矢印Aに示すように揺動可能に設けられてい
る。
【0019】メルトブローダイス3からのフィラメント
4の紡出中にブロワ7を動作させると、ブロワ7から吹
き出された空気はコンベア1を通過してフィラメント捕
集面側へ達し、メルトブローダイス3から落下してくる
フィラメント4と衝突する。しかも、ブロワ7は、空気
を上向きに吹き出しながら揺動中心Oを中心に揺動して
いるので、ブロワ7から吹き出された空気が作用する領
域(ブロワ7から吹き出された空気による気流が発生す
る領域)は、フィラメント4の押し出し方向に直角な方
向である、コンベア1によるウェブ8の搬送方向、すな
わち縦方向に周期的に変化する。このことにより、フィ
ラメント4はブロワ7から吹き出される空気によって縦
方向に吹き散らされながら落下する。その結果、フィラ
メント4は縦方向に周期的に振られ、折り畳まれた状態
でコンベア1上に捕集される。
【0020】以上説明したように、揺動しながら空気を
吹き出すブロワ7によってフィラメント4を縦方向に振
らせてコンベア1上に捕集し、ウェブ8とすることで、
コンベア1上でのフィラメント4の縦方向への配列性を
向上させ、かつ、コンベア1上でのフィラメント4の折
り畳み幅を大きくすることができる。このようなフィラ
メント4の配列は、ウェブ8の縦方向の強度を向上させ
るのに効果がある。
【0021】フィラメント4の振れ幅は、ブロワ7から
の風量やブロワ7の揺動角度などに依存する。ブロワ7
からの風量が大きいほど、また、ブロワ7の揺動角度が
大きいほど、フィラメント4の振れ幅を大きくすること
ができる。ただし、ブロワ7からの風量が大きすぎる
と、フィラメント4がコンベア1上に捕集されにくくな
る。また、例えばブロワ7の吹き出し口7aが水平方向
を向くまで揺動させる場合など、ブロワ7の揺動角度が
大きすぎると、フィラメント4を振らせるのにほとんど
貢献しない無駄な動作も生じてくる。したがって、これ
らブロワ7からの風量やブロワ7の揺動角度はフィラメ
ント4の振れ幅ができるだけ大きくなる範囲で適切に設
定される。また、フィラメント4を左右にバランス良く
振らせるためには、ブロワ7の揺動中心Oをノズル2の
中心線を通る面上に配置し、かつ、ブロワ7の揺動範囲
を、ノズル2の中心線を通る面を中心とする範囲とする
ことが好ましい。
【0022】ブロワ7の幅は、メルトブローダイス3に
よって紡糸されるフィラメント群の幅よりも大きいこと
が望ましい。ブロワ7の幅がフィラメント群の幅以下だ
と、フィラメント群の両端部において縦方向以外の成分
を有する空気の流れが生じるため、フィラメント群の両
端部でのフィラメント4の縦方向の配列が不十分となる
おそれがある。
【0023】図1に示した例では、揺動式のブロワ7に
よって、フィラメント4に対する対向流を縦方向に変化
させた例を示したが、図2に示すように、スライド式の
ブロワ17とすることもできる。図2において、ブロワ
17は、ガイドレール18によってウェブ18の搬送方
向すなわち縦方向に往復移動可能にガイドされている。
また、ブロワ17の吹き出し口17aは、上向きに固定
されている。そして、不図示の駆動源によってブロワ1
7をガイドレール18に沿って往復移動させながら、吹
き出し口17aから空気を吹き出す。その他の構成は図
1に示した構成と同様であるので、その詳細な説明は省
略する。
【0024】このようにスライドするブロワ17によっ
ても、コンベア11のフィラメント捕集面側で空気が作
用する領域を縦方向に変化し、メルトブローダイス13
から押し出されたフィラメント14が縦方向に振られる
ので、縦方向へのフィラメント14の配列性を向上させ
たウェブ18を得ることができる。図2に示した例の場
合、フィラメント14の振れ幅は、ブロワ17の移動距
離に依存する。
【0025】また、図1および図2ではフィラメント4
が縦方向に配列されたウェブ8を製造するための装置を
示したが、メルトブローダイス3およびブロワ7の配置
を変えることによって、フィラメント4が横方向に配列
されたウェブ8を製造することもできる。図3に、フィ
ラメントが横方向に配列されたウェブの製造装置の一例
を示す。図3において、(a)は正面図、(b)は側面
図を示す。また、図3ではメルトブローダイスおよびブ
ロワの配置が図1と異なるだけであるので、図1と同様
の構成については図1と同じ符号を付している。
【0026】図3に示すように、フィラメント4を横方
向に配列させるためには、メルトブローダイス3を、そ
のノズル2の列方向がコンベア1によるウェブ8の搬送
方向と平行になるように配置するとともに、ブロワ7を
メルトブローダイス3と平行になるように、ノズル2か
ら押し出されたフィラメント4を間において対向配置す
る。つまり、メルトブローダイス3とブロワ7との相対
的な位置関係は、図1の場合と同様である。そして、ブ
ロワ7は、図1の場合と同様に、揺動中心Oを中心に揺
動される。これにより、ノズル2から押し出されたフィ
ラメント4は横方向に振られながらコンベア1上に捕集
され、横方向へのフィラメント4の配列性が向上したウ
ェブ8を得ることができる。
【0027】図1に示した配置では、ウェブ8の幅はノ
ズル2の配列幅に依存するが、図3に示した配置では、
ウェブ8の幅はフィラメント4の振れ幅に依存する。し
たがって、図3に示した配置では、フィラメント4の振
れ幅を適宜設定することによって、ウェブ8の幅を自由
に変更することができる。
【0028】ところで、通常のメルトブロー紡糸では、
フィラメントは熱風とともにコンベアに直線的に衝突す
るので、コンベアに到達するまでの時間すなわち冷却時
間が短い。また、ノズルとコンベアとの距離を大きくし
過ぎると、ウェブの地合(坪量の部分的な均一性)が悪
くなる。従って、通常のメルトブロー紡糸では、ノズル
とコンベアとの距離は300mm前後とされている。こ
れに対し本発明によれば、コンベア1の裏面側からブロ
ワ7による送風を行い、フィラメント4に対する対向流
を発生させることで、フィラメント4がノズル2から押
し出されてからコンベア1に到達するまでの時間が長く
なる。その結果、メルトブローダイス3とコンベア1と
の距離が小さくてもフィラメント4を良好に冷却するこ
とができるし、また、理由は必ずしも明確ではないが、
ウェブ8の地合もむしろ良好になることが実験の結果明
らかになった。
【0029】メルトブローダイス3とコンベア1との距
離を小さくすることができるということは、メルトブロ
ーダイス3とコンベア1との間を囲む紡糸室をコンパク
トにすることができるということである。紡糸室をコン
パクトにできることにより、紡糸室の内部から外部へ放
出される熱エネルギーを少なくすることができ、エネル
ギー効率を向上させることができるので、結果的に、ウ
ェブ8の製造コストを下げることができる。
【0030】なお、本出願人は、特開2001−140
159号公報において、紡糸装置の下方でコアンダ効果
を利用してフィラメントを振らせ、フィラメントが一方
向に配列したウェブを製造する技術を提案している。こ
の場合も、通常のメルトブロー紡糸と比較すると、フィ
ラメントがコンベアに到達するまでの時間が長くなるの
で、紡糸装置とコンベアとの距離を小さくすることがで
きる。しかし、コアンダ効果を利用してフィラメントを
振らせる方法では、フィラメントが振動してからコンベ
アに到達するまでの間で徐々に振幅が大きくなるので、
フィラメントの振れ幅を大きくしようとした場合は、紡
糸装置からコンベアまでの距離をある程度確保する必要
がある。したがって、装置のコンパクト化という点では
本発明のほうが優れているといえる。
【0031】以上、本発明について、代表的な幾つかの
例を挙げて説明した。以下に、本発明に適用可能なフィ
ラメント、紡糸手段、および他の付加的な構成要素の例
について説明する。
【0032】〈フィラメント〉本発明に用いられるフィ
ラメントに適合するポリマーとしては、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化
ビニル系樹脂、ポリウレタン、フッ素系樹脂などの熱可
塑性樹脂およびこれらの変性樹脂を用いることができ
る。また、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリアクリル
ニトリル系樹脂などの、湿式または乾式の紡糸装置によ
る樹脂も使用することができる。
【0033】本発明におけるフィラメントは長繊維フィ
ラメントである。一般的には、長繊維フィラメントとは
平均長が100mmを超えるものを言い、本発明のよう
に連続的に紡糸されたフィラメントは長繊維フィラメン
トに含まれる。また、紡糸直後のフィラメントの直径が
50μm以上ではフィラメントが剛直で交絡が不十分に
なる。そこで本発明に用いられるフィラメントの直径
は、好ましくは30μm以下であり、より好ましくは2
5μm以下である。特に強度の強いウェブを望む場合
は、ウェブの紡糸後、ウェブを横方向に延伸するのが望
ましい。その場合の延伸後のフィラメントの直径は5μ
m以上であることが望ましい。フィラメントの直径及び
長さは、拡大顕微鏡写真より測定し、長さについては3
0本の平均値、直径については100本の平均値で示
す。
【0034】〈紡糸手段〉フィラメントの紡糸手段とし
て、広義のスパンボンド法であるメルトブロー法による
ものについて説明したが、以下に、狭義のスパンボンド
法を用いた例について説明する。
【0035】図4は、狭義のスパンボンド法を用いたウ
ェブ製造装置を正面から見た概略断面図である。通常の
スパンボンド紡糸では、コンベア21の幅方向に並列に
配列された多数の紡糸孔を有するスパンボンドダイス2
3から紡糸された多数のフィラメント24は、エジェク
タ25でエア26により吸引され、エジェクタ25のノ
ズル25aにより加速されたエア26である高速気流に
伴われてコンベア21の上に捕集される。コンベア21
はメッシュコンベアであり、コンベアローラ(不図示)
によって駆動され、フィラメント24を図面の左側から
右側へ搬送する。
【0036】コンベア21のウェブを捕集する面の裏面
側には、ブロワ27が吹き出し口を上に向けて設置され
る。ブロワ27は図1に示したものと同様のものであ
り、揺動しながらフィラメント24に対する対向流を発
生させることで、ノズル25aから放出されたフィラメ
ント24をコンベア21の搬送方向に周期的に振らせ
る。これにより、フィラメント24は縦方向に折り畳ま
れながらコンベア21上に捕集され、フィラメント24
が縦方向に配列されたウェブが得られる。
【0037】また、前述したメルトブロー法の場合と同
様に、ブロワス27を揺動式ではなくスライド式とする
こともできるし、パンボンドダイス23およびブロワ2
7をコンベア21によるウェブ28の搬送方向と平行に
配置することで、フィラメント24が横方向に配列され
たウェブを製造することができる。
【0038】紡糸手段が狭義のスパンボンド法やフラッ
シュ紡糸法である場合は、フィラメントの結晶化が既に
なされている場合もあるが、このような場合であっても
フィラメントの配列を飛躍的に向上させることが可能で
あり、フィラメントの配列方向に強いウェブを得ること
ができる。
【0039】〈付加的な構成要素〉得られたウェブは、
そのままでも使用可能であるが、さらに、フィラメント
の配列方向に延伸することにより、フィラメントの配列
性をより向上させることができる。したがって、フィラ
メントの配列方向にウェブを延伸する延伸装置を付加す
ることが好ましい。このとき、フィラメントの配列性が
良いものほど、ウェブの延伸時にフィラメントが実質的
に延伸される確率が高くなり、最終延伸ウェブの強度も
大きくなる。フィラメントの配列が悪いと、ウェブを延
伸してもフィラメントの折り畳み構造やフィラメントの
間隔が広がるだけでフィラメントが実質的に延伸される
確率が低くなり、延伸後の十分な強度が得られなくな
る。また、ウェブの段階でフィラメントを高度に一方向
に配列させることで、延伸時のフィラメントの切れを防
止することができる。
【0040】フィラメントが縦方向に配列されたウェブ
は縦方向に延伸される。ウェブの縦方向への延伸には、
1段で全延伸する場合もあるが、主に多段延伸法が用い
られている。多段延伸法においては、1段目の延伸は紡
糸直後の予備延伸として行われ、さらにその後に延伸す
る2段目以降の延伸が主延伸として行われている。その
中でも特に、多段延伸の1段目の延伸に近接延伸法を用
いることが好ましい。
【0041】近接延伸とは、隣接する2組のロールの表
面速度の差によりウェブを延伸する方式において、短い
延伸間距離(延伸の開始点から終点までの距離)を保っ
て延伸を行うものであり、延伸間距離が100mm以下
であることが望ましい。特に、フィラメントが全体とし
て縦方向に配列していても個々にはある程度屈曲してい
る場合には、できるだけ延伸間距離を短く保つことが、
個々のフィラメントを有効に延伸する上で重要である。
近接延伸における熱は、通常は延伸するロールを加熱す
ることにより与えられ、その延伸点が熱風や赤外線によ
り補助的に加熱される。また、近接延伸の際の熱源とし
ては、温水や蒸気等も使用することができる。
【0042】一方、多段延伸においては、2段目以降の
延伸には近接延伸ばかりでなく、通常のウェブの延伸に
用いられる種々の手段を適用することができる。例え
ば、ロール延伸、温水延伸、蒸気延伸、熱盤延伸、ロー
ル圧延等の延伸方式である。近接延伸が必ずしも必要な
いのは、1段目の延伸で既に個々のフィラメントが縦方
向に長くわたっているためである。
【0043】一方、フィラメントが横方向に配列された
ウェブは横方向に延伸される。ウェブを横方向に延伸す
る手段としては、例えば、フィルムの2軸延伸に用いら
れているテンター式の横延伸装置や、特公平3−369
48号公報に記載されるプーリ式の横延伸装置や、周方
向に沿った溝がそれぞれ形成された2つの溝付きローラ
でウェブを挟むことによりウェブを横方向に延伸する溝
ローラ式の横延伸装置を用いることができる。それらの
延伸装置のうち、プーリ式の横延伸装置は、安価で簡便
な方法であり、しかも延伸倍率を自由に変化させること
ができ高倍率延伸も可能であるので、本発明に用いられ
る横延伸装置として最も適している。
【0044】なお、延伸後のウェブの幅を非常に大きく
したい場合には、通常の延伸温度での横延伸の前に、通
常の延伸温度よりも高い温度(ポリエステルの場合は5
〜10℃高い温度、ポリプロピレンの場合は20〜30
℃高い温度)で予備延伸を行う方法が有効である。その
場合の横延伸装置としては上述の延伸装置を使用するこ
とができる。
【0045】ウェブの延伸において、延伸前のウェブに
軽くエンボス処理を施し、その後に延伸することによ
り、延伸倍率を高くすることができ、延伸後の強度も向
上し、また、延伸切れ等のトラブルも少ない安定した延
伸を行うことができる。この場合のエンボスパターン
は、延伸方向と直角な方向に方向性を持つパターンであ
ることが望ましい。エンボス温度は、延伸温度+5℃よ
りも低い温度とするのが好ましい。エンボス圧力は、高
すぎるとウェブのフィラメントを損傷し延伸切れの原因
となるので、線圧で3N/cm〜50N/cmの範囲が
好ましく、より好ましくは8N/cm〜30N/cmの
範囲、最も好ましくは10N/cm〜25N/cmの範
囲である。なお、エンボスローラの場合、ウェブはその
全幅が一様にエンボスローラで加圧されるわけではな
く、エンボス圧力はエンボス箇所の一点一点にかかるわ
けではない。しかし、ここで実施されるエンボスではエ
ンボス圧力は十分に小さい圧力でよく厳密に計算する必
要はないので、ここではエンボス圧力を、通常の線圧と
同様に、 線圧(N/cm)=押下力(N)/エンボスローラ幅
(cm) で定義している。
【0046】ウェブの延伸倍率は、ウェブを構成するフ
ィラメントのポリマーの種類やウェブの紡糸手段、目的
とする縦方向及び横方向の強度や伸度等によって異な
る。しかし、いずれの種類や手段を用いるにしろ、本発
明の目的であるウェブの高配列性、高強度を達成できる
延伸倍率が選択される。
【0047】その延伸倍率は、延伸前のウェブに延伸方
向に一定の間隔で入れたマークにより以下の式で定義さ
れる。 延伸倍率=[延伸後のマーク間の長さ]/[延伸前のマ
ーク間の長さ] ここでいう延伸倍率は、通常の長繊維フィラメントヤー
ンを延伸する場合のように、必ずしもフィラメント1本
1本の延伸倍率を意味しない。
【0048】ウェブは、前述したように、フィラメント
の配列方向に延伸することにより、フィラメントの配列
性をさらに向上させることができる。しかし、フィラメ
ントの結晶化度が大きい場合は、フィラメントに伸度が
なく、延伸張力が高くなるので、高倍率の後延伸が困難
になる場合もある。高倍率の後延伸を望む場合は、ノズ
ル直下でフィラメントを冷却することによりフィラメン
トの結晶化度を小さくするのが有効である。その手段と
して最も有効なのが、紡糸装置とコンベアとの間に、高
速気流中へ霧状の水を噴霧するスプレーノズル(不図
示)を設け、高速気流に霧状の液体を含ませることであ
る。
【0049】その霧状の液体に、いわゆる紡糸・延伸用
油剤と称する延伸性や静電除去等の性質を付与すること
ができる油剤を添加することも、その後の延伸性を向上
させるとともに、毛羽も少なくすることができ、さらに
延伸後の強度及び伸度も向上させることができるという
点で有効である。なお、スプレーノズルから噴射される
流体は、フィラメントを冷却することができるものであ
れば必ずしも水分等を含む必要はなく、冷エアーであっ
てもよい。
【0050】本発明により得られるウェブは、引張強度
および寸法安定性に優れており、一方向に強度を要する
不織布や直交不織布の原料ウェブとして使用することが
できる。また、本発明によるウェブは、一方向の強度が
要求されるウェブとしてそのまま使用できる他、紙、不
織布、布、フィルム等の横方向の強度の補強用として、
これらと積層して用いることもできる。また、本発明に
よるウェブを延伸したものは光沢が良く、その光沢を活
かした包装材料等に用いることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ンベアの裏面側からフィラメント捕集面側へ空気を吹き
出し、吹き出された空気を、フィラメント捕集面側へ達
した空気が作用する領域が、フィラメントが押し出され
る方向に直角な方向に往復するように周期的に変化させ
ることで、フィラメントの配列性を向上させ、フィラメ
ントの配列方向についての強度および寸法安定性に優れ
たウェブを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィラメントが縦方向に配列されたウェブを製
造するための、本発明の一実施形態によるウェブ製造装
置の正面図である。
【図2】スライド式の向流発生手段を用いた、本発明の
他の実施形態によるウェブ製造装置の正面図である。
【図3】フィラメントが横方向に配列されたウェブを製
造するための、本発明の他の実施形態によるウェブ製造
装置の図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は側
面図を示す。
【図4】本発明を適用した狭義のスパンボンド法を用い
たウェブ製造装置の断面構成を示す図である。
【符号の説明】
1,11,21 コンベア 1a コンベアローラ 2 ノズル 3,13 メルトブローダイス 4,14,24 フィラメント 6a,6b スリット 7,17,27 ブロワ 8,18 ウェブ 23 スパンボンドダイス 25 エジェクタ 25a ノズル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列に配列されそれぞれ溶融ポリマーを
    フィラメントとして下向きに押し出す複数のノズルを備
    えた紡糸手段と、前記複数のノズルから押し出されたフ
    ィラメントを捕集するフィラメント捕集面を持ち、捕集
    したフィラメントを搬送するメッシュ状のコンベアとを
    用いたウェブの製造方法であって、 前記ノズルからフィラメントを押し出す工程と、 前記コンベアの裏面側から前記フィラメント捕集面側へ
    向かって空気を吹き出す工程とを有し、 前記空気を噴射する工程は、前記コンベアの裏面を通過
    して前記フィラメント捕集面側へ達した空気が作用する
    領域を、前記フィラメントが押し出される方向に直角な
    方向に往復して周期的に変化させるように空気を吹き出
    す、ウェブの製造方法。
  2. 【請求項2】 並列に配列されそれぞれ溶融ポリマーを
    フィラメントとして下向きに押し出す複数のノズルを備
    えた紡糸手段と、 前記複数のノズルから押し出されたフィラメントを捕集
    するフィラメント捕集面を持ち、捕集したフィラメント
    を搬送するコンベアと、 前記紡糸手段の下方において前記コンベアのフィラメン
    ト捕集面の裏面側に配置された、前記コンベアの裏面側
    から前記フィラメント捕集面側へ向かって空気を吹き出
    す向流吹き出し手段とを有し、 前記向流吹き出し手段は、前記コンベアの裏面を通過し
    て前記フィラメント捕集面側へ達した空気が作用する領
    域が、前記フィラメントが押し出される方向に直角な方
    向に往復して周期的に変化するように空気を吹き出す、
    ウェブの製造装置。
  3. 【請求項3】 前記向流吹き出し手段は、空気を吹き出
    す吹き出し口を有し、該吹き出し口の向きを変化させる
    ように、前記ノズルの列方向と平行な軸を中心に揺動可
    能に設けられている、請求項2に記載のウェブの製造装
    置。
  4. 【請求項4】 前記向流吹き出し手段は、空気を吹き出
    す吹き出し口を有し、前記フィラメントが押し出される
    方向に直角な方向に往復移動可能に設けられている、請
    求項2に記載のウェブの製造装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006296463A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Nippon Petrochemicals Co Ltd カーテン用基布およびカーテン
JP2008190090A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高分子ウェブの製造方法及び装置
CN104562255A (zh) * 2014-12-04 2015-04-29 宁波绿华橡塑机械工贸有限公司 设有摆丝机构的强制压料型拉丝机
CN104593888A (zh) * 2014-12-04 2015-05-06 余姚市朗霞双俊塑料拉丝厂 设有浮式进料桶的塑料拉丝机

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