JP2006296463A - カーテン用基布およびカーテン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハニカムブラインド41の基布は、熱可塑性樹脂から紡糸されたフィラメントが一方向に配列されかつ延伸された延伸一方向配列不織布を有する。
【選択図】図4A
Description
(1)ウェブを製造する段階でフィラメントを捕集するコンベアの走行速度を変更する。コンベアの走行速度を速くすれば目付が低くなる。
(2)紡糸装置のフィラメント吐出用ノズルの太さを変更し、紡糸されるフィラメント自体の太さを変えることにより、目付を調整する。吐出されるフィラメントが細いほど目付は低くなる。
(3)フィラメントを吐出するノズルの配列密度を変更する。フィラメントの紡糸段階では一般に多数のノズルからフィラメントを吐出するが、単位幅あたりのノズルの本数を変更してフィラメントの本数を変更することにより、目付を調整する。フィラメントの配列密度が低いほど、目付は低くなる。
(4)樹脂の種類を変更する。密度の低い樹脂を用いれば、目付を低くすることができる。
(5)延伸倍率を変更する。延伸倍率が高いほど、フィラメントの太さが細くなり、目付は低くなる。
もちろん、これらの方法以外の方法を用いることもできる。
原料樹脂として、ポリエステル樹脂を用いた。このポリエステル樹脂を、熱風とともにメルトブローダイスよりフィラメント状に紡糸した。紡糸したフィラメントを細径化するためにメルトブローダイスから噴射される熱風の流域中に断面が楕円形のロッド状部材をコンベアの幅方向に平行に配置し、ロッド状部材の回転によって熱風を縦方向に周期的に振動させた。熱風を振動させることにより、熱風の振動に伴ってフィラメントも振動し、振動しているフィラメントをコンベア上に集積することによって、フィラメントが縦方向に配列したウェブを得た。次いで、得られたウェブを、近接ロール延伸法によって、縦方向に延伸して縦延伸不織布とした。ここで、得られる縦延伸不織布の目付が20g/m2となるように、ウェブの製造段階におけるコンベアの走行速度を設定した。
縦延伸不織布および横延伸不織布の目付がそれぞれ15g/m2となるようにコンベアの走行速度を設定したこと以外は、実施例1と同様にして縦延伸不織布および横延伸不織布を作製した。さらに、実施例1と同様にして両者を積層して交差積層不織布を作製し、これをカーテン用の基布とした。
縦延伸不織布および横延伸不織布の目付がそれぞれ10g/m2となるようにコンベアの走行速度を設定したこと以外は、実施例1と同様にして縦延伸不織布および横延伸不織布を作製した。さらに、実施例1と同様にして両者を積層して交差積層不織布を作製し、これをカーテン用の基布とした。
縦延伸不織布の目付が20g/m2、横延伸不織布の目付が10g/m2となるようにコンベアの走行速度を設定したこと以外は、実施例1と同様にして縦延伸不織布および横延伸不織布を作製した。さらに、実施例1と同様にして両者を積層して交差積層不織布を作製し、これをカーテン用の基布とした。
縦延伸不織布の目付が30g/m2、横延伸不織布の目付が10g/m2となるように、それぞれのコンベアの走行速度を設定したこと以外は、実施例1と同様にして縦延伸不織布および横延伸不織布を作成した。さらに、実施例1と同様にして両者を積層して交差積層不織布を作製し、これをカーテン用の基布とした。
縦延伸不織布の目付が30g/m2となるようにコンベアの走行速度を設定したこと以外は実施例1と同様にして縦延伸不織布を作製した。得られた縦延伸不織布をそのままカーテン用の基布とした。
一般的なスパンボンド不織布(東洋紡(株)製「エクーレ」(登録商標)、品番:6701A、目付:70g/m2)をカーテン用の基布とした。
一般的なスパンボンド不織布(東洋紡(株)製「エクーレ」(登録商標)、品番:6401A、目付:40g/m2)をカーテン用の基布とした。
一般的なスパンボンド不織布(東洋紡(株)製「エクーレ」(登録商標)、品番:6301A、目付:30g/m2)をカーテン用の基布とした。
3 ノズル
7 コンベア
9 気流振動機構
12a,12b 延伸シリンダ
16a,16b 引取ニップローラ
24 紡糸装置
20,21a,21b エアー孔
22 スクリーンメッシュ
30 横延伸装置
36a,36b 延伸プーリ
38a,38b 循環ベルト
41 ハニカムブラインド
51 プリーツスクリーン
61 ロールスクリーン
Claims (7)
- 熱可塑性樹脂から紡糸されたフィラメントが一方向に配列されかつ延伸された延伸一方向配列不織布を有するカーテン用基布。
- 熱可塑性樹脂から紡糸されたフィラメントが一方向に配列されかつ延伸された第1および第2の延伸一方向配列不織布を有し、
前記第1の延伸一方向配列不織布と前記第2の延伸一方向配列不織布とは、フィラメントの配列方向が交差するように互いに積層されているカーテン用基布。 - 前記第1の延伸一方向配列不織布は、不織布を製造する際の送り方向にフィラメントが配列されかつ延伸された縦延伸不織布であり、前記第2の延伸一方向配列不織布は、不織布を製造する際の送り方向と直角な方向にフィラメントが配列されかつ延伸された横延伸不織布である、請求項2に記載のカーテン用基布。
- 厚さが130[μm]以下である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のカーテン用基布。
- 縦方向と横方向とで互いに引張強度が異なっており、いずれか高い方の引張強度S[N/50mm]を目付W[g/m2]で除した値Swが4.5[N・m2/50mm・g]以上である、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のカーテン用基布。
- 厚さT[μm]を目付W[g/m2]で除した値Twが4.5[μm・m2/g]以下である、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のカーテン用基布。
- 非使用時に蛇腹状に折り畳まれて収納、重ねられて収納、または巻き取られて収納されるカーテンであって、
請求項1ないし6のいずれか1項に記載のカーテン用基布を有し、
前記カーテン用基布の縦方向および横方向のうち引張強度の高い方向を丈方向としたカーテン。
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