JP2002356209A - 仕分け設備 - Google Patents
仕分け設備Info
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- JP2002356209A JP2002356209A JP2001163583A JP2001163583A JP2002356209A JP 2002356209 A JP2002356209 A JP 2002356209A JP 2001163583 A JP2001163583 A JP 2001163583A JP 2001163583 A JP2001163583 A JP 2001163583A JP 2002356209 A JP2002356209 A JP 2002356209A
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Abstract
ことができ、仕分けの能力を改善できる仕分け設備を提
供することを目的とする。 【解決手段】 集品ラインB(ピッキングコンベヤ21)
の移動方向に平行に2列の集品容器20を同時に移動可能
な構成とし、2列の各集品容器20に対応した仕分け位置
に、各集品容器20への仕分けを指示する指示表示器22を
設ける。この構成によれば、2列の集品容器20が同時に
集品ラインBにより移動され、各集品容器20は仕分け位
置で、指示表示器22によって仕分けが指示されることに
より、一度のタクトで、従来より多くの容器20を移動さ
せて、仕分け作業を行うことが可能となり、集品ライン
Bの能力を改善することができる。
Description
を可能としたピッキング設備に関するものである。
アソート(類別仕分け)設備がある。仕分け設備の一つ
である従来のピッキング設備は、仕分け棚からラインを
移動する容器へ物品を仕分ける設備である。すなわち、
仕分け先(ユーザーや店舗など)毎の集品容器(バケッ
トやコンテナなど)をラインのコンベヤ装置で搬送し、
この集品容器に対して、物品を収納したピッキング棚
(仕分け棚の一例)の各区画収納空間から、各区画収納
空間毎に設けられたピッキング表示器(仕分け表示手段
の一例)の表示(出庫数量などの情報)に応じて作業者
が物品を仕分けることにより(ピッキングして投入する
ことにより)、仕分け先毎の物品の集品が行われる。
納空間を有する間口が設定され、一つまたは複数の間口
により一人または二人の作業者が処理する仕分けエリア
(ピッキングゾーン)が設定され、一度のタクト送りで
コンベヤ装置により仕分けエリア内へ搬送されてくる集
品容器の数は、仕分けエリア内でピッキング作業が終了
するように、仕分けエリアの長さ(ライン移動方向の長
さ)より設定されている。各作業者は自分の仕分けエリ
ア内へタクト送りされてきた複数の各集品容器へそれぞ
れ上述した仕分け作業を行う。全ての仕分けエリアでの
仕分け作業が終了すると、複数の集品容器は隣接する下
流の仕分けエリアへ搬送され、次のピッキング作業が実
行される。
ソート設備は、たとえば入荷してきた物品を仕分け先
(店舗など)に仕分けを行う設備である。すなわち、入
荷してきた物品が収納された容器(バケットやコンテナ
など)をラインのコンベヤ装置(あるいは台車)で搬送
しながら、この容器から物品の保管棚(仕分け棚)の各
区画収納空間に対して、この区画収納空間毎に設けられ
た仕分け表示器(仕分け表示手段の一例)の表示(入庫
数量などの情報)に応じて作業者が物品を移載すること
により仕分け先毎の物品の集品が行われる。
所定の複数の区画収納空間を有する間口が設定され、一
つまたは複数の間口により一人または二人の作業者が処
理する仕分けエリアが設定され、一度のタクト送りでコ
ンベヤ装置により仕分けエリア内へ搬送されてくる容器
の数は、仕分けエリア内で仕分け作業が終了するよう
に、仕分けエリアの長さ(ライン移動方向の長さ)によ
り設定されている。各作業者は自分の仕分けエリアへタ
クト送りされてきた複数の各容器からそれぞれ上述した
仕分け作業を行い、全ての仕分けエリアでの仕分け作業
が終了すると、複数の容器は隣接する下流の仕分けエリ
アへ搬送され、次の仕分け作業が実行される。
設備では、一度のタクト送りでコンベヤ装置により仕分
けエリア内へ搬送されてくる容器は、仕分けエリアの長
さにしか割り付けることができないため、容器の大きさ
によって、一度のタクト送りの容器の数に制限があり、
仕分け能力が制限されていた。
を増加することができ、仕分けの能力を改善できる仕分
け設備を提供することを目的としたものである。
ために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、物品収
納用の複数の区画収納空間を有し、各区画収納空間毎
に、仕分けする物品の情報を表示する仕分け表示手段を
設けた仕分け棚を備え、容器を、前記仕分け棚前のライ
ン上を移動させ、この容器に、前記仕分け表示手段にし
たがって前記仕分け棚の各区画収納空間から物品の仕分
けを行う、あるいは前記容器から、前記仕分け表示手段
にしたがって前記仕分け棚の各区画収納空間へ物品の仕
分けを行う仕分け設備であって、前記ラインを、ライン
移動方向に平行に複数列の前記容器を同時に移動可能な
構成とし、前記複数列の各容器に対応した仕分け位置
に、各容器への仕分け、あるいは容器からの仕分けを指
示する指示手段を設けたことを特徴とするものである。
ラインにより移動され、各容器は仕分け位置で、指示手
段によって仕分けが指示される。よって、一度のタクト
で、従来より多くの容器(整数倍の容器)を移動させ
て、仕分け作業を行うことが可能となり、仕分け能力
(ライン能力)が改善される。
記載の発明であって、ラインを、ライン移動方向に平行
に同一平面に配置された複数列のコンベヤ装置、または
ライン移動方向に平行に上下に配置された複数段のコン
ベヤ装置により構成したことを特徴とするものである。
コンベヤ装置により、複数列または複数段の容器が同時
にラインにより移動される。また請求項3に記載の発明
は、請求項2に記載の発明であって、複数列のコンベヤ
装置または複数段のコンベヤ装置を同一駆動源にて駆動
することを特徴とするものである。
列のコンベヤ装置または複数段のコンベヤ装置が駆動さ
れ、複数列のコンベヤ装置または複数段のコンベヤ装置
は同期して容器を搬送する。よって仕分け位置がずれる
ことが防止される。
請求項3のいずれかに記載の発明であって、各列毎に、
ライン移動方向に連ねて移動する複数の容器でそれぞれ
群を形成し、この群単位で仕分けを行うことを特徴とす
るものである。
れ、群単位で仕分け作業が実行される。したがって、複
数の列に渡って群が形成されることはない。また請求項
5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記
載の発明であって、ラインの仕分け棚側に、作業者用の
ステップを設けたことを特徴とするものである。
ことが遠くなる列または段の容器には、ステップを使用
することにより、楽に確実に仕分け作業が実行される。
である、仕分け棚からラインを移動する容器へ物品を仕
分けるピッキング設備のついて図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の実施の形態におけるピッキング設備
の要部配置図である。
される物品が保管されるストレージラインAと、物品の
注文があった店舗(仕分け先の一例)毎に、ピッキング
された物品を収納する集品容器(容器の一例)を順送り
していく集品ライン(容器を移動させるラインの一例)
Bから構成されている。 『ストレージラインA』まず、ストレージラインAにつ
いて説明する。ストレージラインAは基本的に、ピッキ
ング棚(仕分け棚の一例)1とこのピッキング棚1に取
り付けられる、ピッキング表示手段であるピッキング表
示器(仕分け表示手段の一例)2から構成されている。 「ピッキング棚1」ピッキング棚1は、図2および図3
に示すように、流動棚から形成され、前方に傾斜してい
る複数段(図では4段)のラック(段)3を有し、各ラ
ック3にはそれぞれ、物品4を収納した収納容器5を格
納する物品収納用の複数の区画収納空間6が形成され、
各区画収納空間6毎にローラコンベヤ7が設けられ、各
ローラコンベヤ7の前端にはストッパ8が設けられてい
る。この構成により、ストッパ8により係止された収納
容器5から必要な物品4を取り出し、収納容器5が空に
なればその収納容器5を除去することにより、次の収納
容器5が前面にでてくる。また各区画収納空間6では、
収納容器5の開口を横向きにし、収納容器5の長い辺を
下にして配置している。
は4段5列)の区画収納空間6からなる間口Mが形成さ
れ、さらにピッキング棚1には、集品ラインBの上流側
から順にピッキング作業を行う一人あるいは二人の作業
員Hが処理する複数の区画収納空間6からなる仕分けエ
リアSが設定されている。本実施の形態では、1つの間
口Mで1つの仕分けエリアSを形成している。 「ピッキング表示器2」ピッキング棚1のラック3毎
に、その前面に、図4(a)に示すように、電源ライン
9と信号ライン10からなる表示器レール11が敷設され、
各区画収納空間6毎に、表示器レール11上に、表示器レ
ール11から電源が供給され、信号の送受信を行う前記ピ
ッキング表示器2がスライド・移動自在に取り付けられ
ている。ピッキング表示器2は、ピックアップする物品
4の数量を示す3桁のディジタル表示器12とチャイム13
から形成されている。 「間口表示器」またピッキング棚1には、正面上部に上
記表示器レール11が敷設され、間口M毎に、表示器レー
ル11から電源が供給され、信号の受信を行う間口表示器
(間口表示手段の一例)14がスライド・移動自在に取り
付けられている。この間口表示器14は、間口Mにおいて
ピッキングする物品4が有るかどうか(ピッキングの有
無)を表示するものであり、図4(b)に示すように、
大型のランプ15から形成されている。 「バーコードラベル/バーコードプレート」また各区画
収納空間6に格納された収納容器5に収納される物品4
には、図1に示すように、それぞれ物品4を特定する、
13桁のJANコードのバーコード(識別符号の一例)
が印刷されたバーコードラベル16が取り付けられてお
り、各区画収納空間6には、図1,図3,図4(a)に
示すように、それぞれの区画収納空間6に収納された物
品4と同様のバーコードが印刷されたプレート17が取り
付けられている。このプレート17は、着脱自在な構成と
され、簡単に付け替えることが可能となっている。 「バーコードリーダ」また各仕分けエリアSには、図1
に示すように、上記バーコードラベル16とプレート17に
印刷されたバーコードを読み取ることができる、ハンデ
ィ式でワイヤレスのバーコードリーダ19が設けられてい
る。 『集品ラインB』次に、集品ラインBについて説明す
る。集品ラインBは、図1および図2に示すように、基
本的にライン移動方向に平行に複数列(図では2列)の
集品容器20を同時に移動可能なピッキングコンベヤ21
と、ピッキングコンベヤ21に沿って配置され、ピッキン
グコンベヤ21により仕分け位置へ搬送された各集品容器
20に対応した2列の指示表示器(指示手段の一例)22か
ら構成されている。 「ピッキングコンベヤ(集品コンベヤ)21」ピッキング
コンベヤ21は、ピッキング棚1の前面に沿って配置され
ており、平行な2列の集品容器20を同時に移動可能なよ
うに搬送面を広くしたローラ駆動のコンベヤ24から形成
され、仕分けエリアS毎に、列毎にグループ化された複
数(図1では4個)の集品容器20を、タクト毎に下流の
仕分けエリアSへ搬送可能な構成とされている。またピ
ッキングコンベヤ21のピッキング棚1側の側面に沿って
床面に作業者H用のステップ31が設けられている。 「指示表示器22」またピッキングコンベヤ21に沿ってピ
ッキング棚1側の側面に1列目の上記表示器レール11が
敷設され、またピッキング棚1から遠い2列目の集品容
器20の上方に天井から2列目の上記表示器レール11が吊
設されている。これら表示器レール11上で、仕分けエリ
アSの2列の集品容器20の各停止位置に対応して、表示
器レール11から電源が供給され、信号の送受信を行う指
示表示器22がスライド・移動自在に取り付けられてい
る。この指示表示器22は、ピッキング作業を実行する集
品容器20を指示するものであり、間口表示器14と同様
に、大型のランプ15から形成されている{図4(b)参
照}。このように、ピッキング棚1側の1列目Xの集品
容器20用の指示表示器22は、コンベヤ24のピッキング棚
1側の側面に設けられ、またピッキング棚1から遠い2
列目Yの集品容器20用の指示表示器22は、2列目Yの上
方に天井から吊設されている。 「集品容器20」また集品容器20はダンボールで形成さ
れ、上述したように各列で連なった4個でグループ
(群)を構成しており、下流の3個を子箱、最も上流の
1個を親箱と称している。そして、図5に示すように、
各子箱20Bと親箱20Aにはそれぞれ物品4を収納するビ
ニール袋25が予め入れられている。上記グループは、た
とえば4つの店舗(仕分け先)を1つの出荷先グループ
としたものであり、各ビニール袋25には、それぞれの店
舗を特定するバーコードが印刷されたラベル26が取付ら
れる。1仕分けエリアSには、各列毎に1グループ
(群)、すなわち2グループの8個の集品容器20が1タ
クト毎に搬送されてくる。
に示す。51は上位のコンピュータ(図示せず)より出荷
情報として、店舗別に、複数の「ピッキングする物品の
情報およびピッキングする物品の数量(以下、ピック数
と略す)」からなる作業データが入力される制御用コン
ピュータ(制御手段の一例;詳細は後述する)であり、
この制御用コンピュータ51に、上記ラベル26を発行する
オートラベラー61とコンピュータからなるコントローラ
52(詳細は後述する)が接続されている。オートラベラ
ー61は集品ラインBへ集品容器20を投入する最上流位置
に、2列の集品容器20にそれぞれ対応して設置される。
され、さらに高速インターフェイス53および表示器レー
ル11の信号ライン10を介して、各仕分けエリアSに対応
した、ピッキング表示器2、間口表示器14、および指示
表示器22が接続され、さらにアンテナ(図示せず)を介
してバーコードリーダ19が接続されている。またピッキ
ング表示器2、間口表示器14、および指示表示器22に対
して表示器レール11の電源ライン9を介して高速インタ
ーフェイス53より電力が供給されている。
区画収納空間6の配列のデータ、各区画収納空間6に格
納された物品4のデータ、各区画収納空間6のプレート
17と区画収納空間6に格納された物品4のラベル14に印
刷されたバーコードのデータ、仕分けエリアS毎の区画
収納空間6のデータが予め格納される。 [制御用コンピュータ51]制御用コンピュータ51の機能
を説明する。 「作業情報の形成機能」制御用コンピュータ51は、出荷
情報を入力すると、店舗別に『店舗データと複数の「ピ
ッキングする物品の情報およびピック数」』からなる作
業情報を形成し、また予め設定された4つの店舗により
出荷先グループの作業情報を形成し、集品容器20をコン
ベヤ24へ投入する順番に並べて、コントローラ52へ出力
する。なお、1タクトにより1仕分けエリアS内に同時
に移動される1列目の4つの店舗に続いて、2列目の4
つの店舗の順に作業情報が形成される。 「オートラベラーの駆動機能」コンベヤ24へ投入する集
品容器20のビニール袋25へ貼りつけるラベル26のデータ
(店舗データ)を、集品容器20をコンベヤ24へ投入する
順番に並べて、2台のオートラベラー61へ出力し、グル
ープ毎にラベル26を発行させる。 [コントローラ52]コントローラ52の制御ブロックを図
7に示す。
ッキング棚1の区画収納空間6の配列のデータおよび仕
分けエリアSの区画収納空間6のデータに基づいて、集
品ラインBの上流側より、仕分けエリアS毎にエリアブ
ロックが形成されている。このエリアブロックは、仕分
けエリアSのバーコードリーダ19、間口表示器14、およ
び指示表示器22に対応する仕分けエリア店舗制御メモリ
55と、各区画収納空間6のピッキング表示器2に対応し
たピック数制御メモリ56から構成されている。
(作業データ)を入力する毎に、各エリアブロックにピ
ッキング用のデータを振り分けるなどの機能と、コンベ
ヤ24を駆動する機能を有する作業データ振り分け制御部
58が設けられている。 <作業データ振り分け制御部58>作業データ振り分け制
御部58は、次の機能を有している。 1.作業データの店舗別の作業データの順番に、『店舗
データと複数の「ピッキングする物品の情報およびピッ
キングする物品のピック数』からなる「作業データ」か
ら、予め格納された各区画収納空間6に格納された物品
4のデータに基づいて、上記ピッキングする物品の情報
により物品4をピッキングする区画収納空間6を検索
し、検索した各の区画収納空間6のピック数制御メモリ
56に対してピック数を出力する。また検索されなかった
他の区画収納空間6のピック数制御メモリ56に対してピ
ック数“0”を出力する。 2.各エリアブロックの仕分けエリア店舗制御メモリ55
に対して、作業データの順番に、作業データの店舗のデ
ータと上記検索した仕分けエリアSの各区画収納空間6
毎のピック数からなる「仕分けデータ」を出力する。 3.全てのエリアブロックの仕分けエリア店舗制御メモ
リ55より、エリアピッキング終了信号(後述する)を入
力すると、コンベヤ24を、仕分けエリアS内の集品容器
20を隣接する下流の仕分けエリアSへ移動するように間
欠的に駆動し、駆動後に仕分けエリア店舗制御メモリ55
へ集品容器移動信号を出力する。なお、図1に示すよう
に、8個の集品容器20(2グループ)が1回のコンベヤ
24の駆動により下流の仕分けエリアSへ移動される。 <仕分けエリア店舗制御メモリ55>上記仕分けエリア店
舗制御メモリ55は、作業データ振り分け制御部58より入
力した店舗のデータと仕分けエリアSの各区画収納空間
6毎のピック数からなる「仕分けデータ」を順に記憶す
る。また各区画収納空間6のプレート15およびこの区画
収納空間6に収納された物品4のラベル14に印刷された
バーコード、および仕分けエリアS内の区画収納空間6
の配列データが予め記憶されている。
最も下流で1列目Xの指示表示器22を点灯させ、続いて
最も下流で1列目Xの仕分け位置に到着した集品容器20
が、最も先に記憶した仕分けデータに相当するものと想
定して、この最も先に記憶した仕分けデータを取り出
し、このデータのピック数がゼロではない区画収納空間
6のバーコードを検索し記憶し、またピック数がゼロで
はない区画収納空間6の配列から、点灯する間口表示器
14を検索し、検索した間口表示器14を点灯させる。続い
て各ピック数制御メモリ56へ実行信号を出力する。 2.バーコードリーダ19から物品4のラベル14に印刷さ
れたバーコードを入力すると、検索していたバーコード
と一致しているかを確認し、同区画収納空間6からピッ
キングされるピック数だけ同じバーコードを確認する
と、確認した区画収納空間6をピッキング終了と判断し
て記憶し、ピック数制御メモリ56へピッキング終了信号
を出力する。
り、上記間口表示器14の点灯を見直し、間口Mにピッキ
ングする区画収納空間6が無くなると、間口表示器14を
消灯させる。
を収納した区画収納空間6のピック数制御メモリ56へチ
ャイム13の鳴動データを含むピック数の再表示信号を出
力し、この区画収納空間6の物品4から入力したバーコ
ードのデータを消去し、再入力に備える。 3.最も下流で1列目の仕分け位置に到着した集品容器
20に対する、仕分けエリアS内の全ての区画収納空間6
のピッキング終了が確認されると、実行した仕分けデー
タを削除し、続いて1列目Xで下流より2番目の指示表
示器22を点灯させ、次に記憶した仕分けデータを取り出
し、以下、同様に下流より1列目Xで2番目の集品容器
20に対するピッキングを実行する。
容器20に到るまでピッキングを実行し、続いて2列目Y
で最も下流の集品容器20のピッキングを実行し、2列目
Yで下流より4番目の集品容器20に到るまでピッキング
を実行する。 4.2列目Yで下流より4番目の集品容器20に対するピ
ッキング終了が確認されると、作業データ振り分け制御
部58へ上記エリアピッキング終了信号を出力する。
力する毎に、そして仕分けデータが無くなるまで実行す
る。 <ピック数制御メモリ56>上記ピック数制御メモリ56
は、作業データ振り分け制御部58より入力したピック数
のデータを順に記憶する。そして、次の動作を実行す
る。 1.仕分けエリア店舗制御メモリ55より実行信号を入力
すると、先に記憶されたピック数のディジタルデータを
ピッキング表示器2へ出力する。 2.仕分けエリア店舗制御メモリ55よりピッキング終了
信号を入力すると、ピッキング表示器2のディジタルデ
ータを消去する。チャイム13は停止させる。 3.仕分けエリア店舗制御メモリ55より再表示信号を入
力すると、一旦消去したピッキング表示器2のディジタ
ルデータを出力して表示させ、チャイム13へ駆動信号を
出力して鳴動させる。
ング作業について説明する。なお、作業開始により、コ
ンベヤ24の上流に2列で、かつグループ単位で、ビニー
ル袋25を入れた集品容器20が投入されるものとする。ま
た図8(a)に示すように、1人の作業者Hで仕分けエ
リアSのピッキング作業を行うものとする。
を入力すると、店舗別に『店舗データと複数の「ピッキ
ングする物品の情報およびピック数」』からなる作業情
報を形成し、また予め設定された4つの店舗により出荷
先グループの作業情報を形成し、集品容器20をコンベヤ
24へ投入する順番に並べて、コントローラ52へ出力する
とともに、コンベヤ24へ投入する集品容器20のビニール
袋25へ貼りつけるラベル26のデータ(店舗データ)を、
集品容器20をコンベヤ24へ投入する順番に並べて、オー
トラベラー61へ出力し、グループ毎にラベル26を発行さ
せる。
ラベル26が貼り付けられ、2列で、かつグループ単位で
コンベヤ24へ投入される。コントローラ52は、まずコン
ベヤ24を駆動して、2グループの集品容器20を仕分けエ
リアSへ搬送させる。続いて、集品容器20の店舗の作業
データおよび各区画収納空間6の配列データに基づい
て、各仕分けエリアSで1列目Xで最も下流に位置する
集品容器20(子箱20B)に対してピッキング作業を行う
ピッキング間口表示器14を点灯し、ピッキング表示器2
にピッキングする物品4の数量を表示させる。また前記
1列目Xで最も下流に位置する集品容器20の指示表示器
22を点灯させる。
ッキング表示器2に数量が表示された区画収納空間6よ
り、前記数量の物品4をピッキングし、バーコードリー
ダ19によりこの物品4のバーコードラベル16を読み取
り、指示表示器22が点灯した集品容器20のビニール袋25
内へ投入する{図5(a)参照}。
ピッキングされる物品4のバーコードかを確認し、ピッ
ク数の一致を確認すると、この区画収納空間6をピッキ
ング終了と判断し、その区画収納空間6のピッキング表
示器2の表示を消去させる。ピック数が多いと、チャイ
ム13を鳴動させ、ピッキング表示器2の表示を復活させ
る。さらに、この区画収納空間6のピッキング終了によ
り間口表示器14の点灯を見直し、間口Mにピッキングす
る区画収納空間6がなくなると間口表示器14を消灯させ
る。
消えたことで、正しく物品4をピッキングしたことを確
認し、次のピッキング表示器2に数量が表示された他の
区画収納空間6より、前記数量の物品4をピッキング
し、バーコードリーダ19によりこの物品4のバーコード
ラベル16を読み取り、指示表示器22が点灯した集品容器
20へ投入する。もしピック数が不足すると、ピッキング
表示器2の表示が消えないので、物品4を確認して不足
の物品4をピッキングしてラベル14のバーコードをバー
コードリーダ19により読み込ませる。また多すぎるとチ
ャイム13が鳴動するので、ピッキング表示器2の表示を
確認して、多い分を区画収納空間6へ戻し、再度この区
画収納空間6の全ての物品4のラベル14のバーコードを
バーコードリーダ19により読み込ませる。
バーコードがピッキングされる物品4のバーコードかを
確認し、ピック数の一致を確認すると、この区画収納空
間6をピッキング終了と判断し、その区画収納空間6の
ピッキング表示器2の表示を消去させる。ピック数が多
いと、チャイム13を鳴動させ、ピッキング表示器2の表
示を復活させる。さらに、この区画収納空間6のピッキ
ング終了により間口表示器14の点灯を見直し、間口Mに
ピッキングする区画収納空間6がなくなると間口表示器
14を消灯させる。
る。コントローラ52は、仕分けエリアSの全ての区画収
納空間6のピッキング作業が完了すると、仕分けエリア
Sの1列目Xで最も下流の集品容器20への集品が終了し
たと判断し、この集品容器20の指示表示器22を消灯さ
せ、続いて1列目Xで下流より2つ目の集品容器20(子
箱20B)に対してピッキング作業を行うピッキング間口
表示器14を点灯させ、ピッキング表示器2にピッキング
する物品4の数量を表示させる。また前記2つ目の集品
容器20の指示表示器22を点灯させる。
て同様にピッキング作業を実行する。そして同様に、作
業者Hは指示表示器22の点灯にしたがって、2列目Yの
最も上流の集品容器20まで、すなわち2グループの8個
の集品容器20(親箱20A)までピッキング作業を実行す
る。2列目Yの集品容器20に対しては、図8(b)に示
すように、作業者Hはステップ31に乗って物品4を投入
する。
ピッキングが終了すると、この仕分けエリアSのピッキ
ング作業が全て終了したと判断する。そして、全ての仕
分けエリアSのピッキング作業が全て終了すると、コン
ベヤ24を駆動させて、8個の集品容器20を下流の仕分け
エリアSへ移動させ、次のピッキング作業を開始させ
る。
の下流端に到達したとき、各店舗毎に物品4が集品容器
20のビニール袋25内にピッキングされる。そして、集品
容器20へのピッキング作業が終了すると、出荷を担当す
る作業者により、図5(a)に示すように、親箱20Aの
ビニール袋25のラベル26は、親箱20Aへ取付られ、続い
て図5(b),(c)に示すように、親箱20Aのビニー
ル袋25は梱包され、各子箱20Bのビニール袋25はラベル
26が見えるように梱包され、親箱20Aへ収納されて出荷
される。子箱20Bはまた集品容器20として再使用され
る。
分けエリアSにおいて、2列の各グループの集品容器20
に対してピッキング作業が実行されることにより、一度
のタクトで、2倍(整数倍)の集品容器20を移動させ
て、仕分け作業を行うことが可能となり、ラインの能力
を改善することができる。
コンベヤ21)により、すなわち1台の駆動源で、同期し
て2列の集品容器20が移動されることにより、仕分け位
置がずれることを防止することができる。またローラコ
ンベヤ24は機幅を広くするだけで2列の集品容器20を移
動できることから、能力アップに比例してコストが増加
することを避けることができ、コスト削減を実現でき
る。
上方に設置することにより、視認性と作業性を向上させ
ることができ、また各列X,Yで、指示表示器22の設置
位置を変えることにより、仕分ける集品容器20を間違え
ることを防止することができる(1列目の指示表示器22
と2列目の指示表示器22を同じコンベヤ24のピッキング
棚1側に設置すると、見間違いが発生しやすい恐れがあ
る)。
れ、群単位で仕分け作業が実行されることにより、複数
の列に渡って群が形成されることはない。また作業者か
ら作業を行うことが遠くなる列の集品容器20には、ステ
ップ31を使用することにより、楽に確実に仕分け作業を
実行できる。
例としてピッキング設備について説明しているが、本発
明は「従来の技術」の欄に記述したアソート(類別仕分
け)設備にも適用することができる。
Bに相当する仕分けラインQを、仕分ける物品4が収納
された2列の容器20を搬送する(仕分け)コンベヤ24に
より構成し、このコンベヤ24に沿って各仕分けエリアS
内の容器20の停止位置に2列の指示表示器22を設け、各
仕分け棚1の各区画収納空間6にピッキング(仕分け)
表示器2を設け、さらに各間口M毎に間口表示器14を設
けてアソート設備を構成している。各区画収納空間6が
店舗(仕分け先)に設定される。
が収納された容器20が2列でコンベヤ24へ投入される。
コンベヤ24に投入された容器20は仕分けエリアSへ順に
下流側へ搬送され停止される。すると、各仕分けエリア
Sにおいて、1列目で最も下流に位置する指示表示器22
が点灯され、仕分けを行う仕分け棚1の間口表示器14が
点灯され、さらにピッキング表示器2に数量が表示され
る。作業者は、間口表示器14の点灯、さらにピッキング
表示器2の表示を確認し、指示表示器22が点灯された容
器20から物品4を取り出して区画収納空間6へ投入す
る。そして1列目の最も下流に位置する容器20からの物
品4の仕分けが終了すると、1列目の一つ上流の容器20
からの仕分けを行い、1列目の4つの容器20からの仕分
けが終了すると、続いて2列目の容器20からの仕分けを
行い、2列目の4つの容器20からの仕分けが終了する
と、コンベヤ24によってこれら2列の容器20は下流の仕
分けエリアSに搬送され、再び仕分けが行われる。上記
動作により、入荷した物品4は各区画収納空間6に設定
された仕分け先別に仕分けられ、仕分け先毎の物品4の
集品が行われる。
各仕分けエリアSにおいて、2列の各グループの集品容
器20に対して仕分け作業が実行されることにより、一度
のタクトで、2倍(整数倍)の集品容器20を移動させ
て、仕分け作業を行うことが可能となり、ラインの能力
を改善することができる。
ヤ21を2列の集品容器20を1平面上で移動させる(1列
の)コンベヤ24としているが、2列(複数列)のコンベ
ヤにより構成してもよく、さらに図10に示すように、
ピッキングコンベヤ21を搬送面の高さが異なる2段(複
数段)のコンベヤ24A,24Bにより構成するようにして
もよい。このとき、2列目の集品容器20がコンベヤ24B
により搬送され、このコンベヤ24Bの上方に2列目の指
示表示器22が配置される。なお、2列のコンベヤ、また
2台のコンベヤ24A,24Bを1台のモータ(同一駆動源
の一例)で駆動し、同期して集品容器20を移動させるよ
うにしている。
段)のコンベヤ24A,24Bを配置しているが、図11に
示すように、同一平面に、すなわち上下2段(複数段)
にコンベヤ24A,24Bを配置してもよい。また上方に配
置する2列目のコンベヤ24Bの向きをピッキング棚1側
へ傾けて、容器20へ物品4を投入しやすく、あるいは容
器20より物品4をピッキングしやすくするようにするこ
ともできる(このとき、コンベヤ24Bには容器20がずれ
落ちないようにガイドを設ける)。
20の一例として、2列の集品容器20を同時に移動可能な
ようにしているが、もちろん3列以上の集品容器20を同
時に移動可能とするようにすることもできる。このと
き、表示器レール11は3列以上敷設され、これら表示器
レール11上で、仕分けエリアSの(3列以上の)集品容
器20の各停止位置に対応して指示表示器22が取り付けら
れる。
全てのラベル14のバーコードを読み込ませているが、仕
分ける1個(代表)の物品4のラベル14のバーコードを
読み取らせるだけで、この区画収納空間6の仕分け終了
と見なすこともできる。また検品できたと見なすことも
できる。
としているが、仕分け先をユーザー別、方面別、アイテ
ム別、搬送トラック別などとしてもよい。また本実施の
形態では、識別符号としてバーコードを使用している
が、バーコードに限ることはなく、物品を特定する識別
できる符号であればよく、たとえば数字、アルファベッ
ト、あるいはこれらの組合せ、シンボル、マーク、IC
チップなども使用することができる。このとき、バーコ
ードリーダに代えて、識別符号の読み取り手段として、
たとえばCCDカメラおよびこのカメラにより撮影され
た画像から識別符号を識別する識別装置などを使用す
る。
の設けるバーコードリーダ19を、ハンディ式としている
が固定式としてもよく、またワイヤレスとしているが有
線式としてもよい。
2を有線としているが、電波を介して信号の送受信を行
う機能を付加し、各仕分けエリアS毎、あるいは複数の
エリアS毎に、コントローラ52に接続されたアンテナを
設け、これらアンテナを介して信号の送受信を行うよう
にしてもよい。この構成によって、ピッキング表示器2
を自由に移動でき、仕分けエリアSの変更を容易に行う
ことができる。また表示器レール11をピッキング棚1に
沿って延々と敷設する必要がなくなることから、製作作
業時間を短縮することができ、納期を短縮することがで
きる。
によりラベル26を発行して自動貼付を行っているが、ラ
ベルプリンタでラベル26を発行し、作業者がラベル26を
ビニール袋25へ貼りつけるようにしてもよい。
ヤ21(集品ラインB)に沿って片側に仕分け棚1(ピッ
キング棚;ストレージラインA)を配置しているが、ピ
ッキングコンベヤ21を挟んで両側にそれぞれ仕分け棚1
を配置して、容器20から物品4をピッキングして両側の
仕分け棚1に集品する、あるいは仕分け棚1から物品4
をピッキングして容器20へ集品するようにしてもよい。
また仕分け棚前にラインを配置する一例として、ピッキ
ング棚1に沿ってピッキングコンベヤ21を配置している
が、複数のピッキング棚1を平行に配置し、これらピッ
キング棚1の側部に沿って(ピッキング棚の向きとは直
角な向きに)ピッキングコンベヤ21を配置するようにし
てもよい。
ッキングコンベヤ21を、ローラ駆動のコンベヤ24あるい
は24A,24Bから形成しているが、このようなローラコ
ンベヤに限ることはなく、ベルトコンベヤなどの他の搬
送手段から形成してもよい。
で、容器20を停止させているが、コンベヤ24により移動
させながら、仕分け作業を行うことも可能である。この
とき、指示表示器22を容器20に対応させて同時に移動さ
せ、容器20に対して仕分け作業を実行するとき、対応す
る指示表示器22を点灯させる。なお、容器20の仕分け作
業は仕分けエリアSを通過している間に終了する必要が
ある。
ベヤ24の下流端に到達すると、すなわち店舗毎にピッキ
ングが終了すると店舗毎に梱包して出荷しているが、集
品容器20を群単位(店舗単位)でさらにコンベヤ24の下
流端から他のコンベヤへ合流させて搬送するようにして
もよい。
仮置きする仮置き台を設けていないが、コンベヤ24のピ
ッキング棚1側前方などに前記仮置き台を配置するよう
にしてもよい。
して流動棚を使用しているが、収納容器5が移動しない
一般棚を使用するようにすることもできる。また本実施
の形態では、集品容器20としてダンボールを使用してい
るが、バケットやケースやコンテナなど、あるいは蓋付
きのもの(封函可能なもの)を使用するようにしてもよ
い。
2に報知手段としてチャイム13を取り付けているが、表
示器2に取り付ける必要はなく、各区画収納空間6に別
個に設けるようにしてもよく、またチャイム13の代わり
にブザーや回転表示灯などを使用してもよい。
数列の容器が同時にラインにより移動され、各容器は仕
分け位置で、指示手段によって仕分けが指示されること
により、一度のタクトで、従来より多くの容器を移動さ
せて仕分け作業を実行することができ、仕分け能力を改
善することができる。
要部配置図である。
る。
ある。
示す説明図である。
である。
器の配置を説明する説明図である。
要部配置図である。
設備の要部側面図である。
設備の要部側面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 物品収納用の複数の区画収納空間を有
し、各区画収納空間毎に、仕分けする物品の情報を表示
する仕分け表示手段を設けた仕分け棚を備え、 容器を、前記仕分け棚前のライン上を移動させ、この容
器に、前記仕分け表示手段にしたがって前記仕分け棚の
各区画収納空間から物品の仕分けを行う、あるいは前記
容器から、前記仕分け表示手段にしたがって前記仕分け
棚の各区画収納空間へ物品の仕分けを行う仕分け設備で
あって、 前記ラインを、ライン移動方向に平行に複数列の前記容
器を同時に移動可能な構成とし、 前記複数列の各容器に対応した仕分け位置に、各容器へ
の仕分け、あるいは容器からの仕分けを指示する指示手
段を設けたことを特徴とする仕分け設備。 - 【請求項2】 ラインを、ライン移動方向に平行に同一
平面に配置された複数列のコンベヤ装置、またはライン
移動方向に平行に上下に配置された複数段のコンベヤ装
置により構成したことを特徴とする請求項1に記載の仕
分け設備。 - 【請求項3】 複数列のコンベヤ装置または複数段のコ
ンベヤ装置を同一駆動源にて駆動することを特徴とする
請求項2に記載の仕分け設備。 - 【請求項4】 各列毎に、ライン移動方向に連ねて移動
する複数の容器でそれぞれ群を形成し、この群単位で仕
分けを行うことを特徴とする請求項1〜請求項3のいず
れかに記載の仕分け設備。 - 【請求項5】 ラインの仕分け棚側に、作業者用のステ
ップを設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のい
ずれかに記載の仕分け設備。
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