JP2002355715A - 数値制御加工装置を用いたバリ取り方法 - Google Patents
数値制御加工装置を用いたバリ取り方法Info
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- JP2002355715A JP2002355715A JP2001164077A JP2001164077A JP2002355715A JP 2002355715 A JP2002355715 A JP 2002355715A JP 2001164077 A JP2001164077 A JP 2001164077A JP 2001164077 A JP2001164077 A JP 2001164077A JP 2002355715 A JP2002355715 A JP 2002355715A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 付随した工程を経ることなく、切削加工の終
了した被加工物からバリを効率的に除去する。 【解決手段】 回転工具4を有し被加工物1を主軸に把
持して加工を行う数値制御可能な加工装置を用い、主軸
の回転を停止した状態で被加工物1の切削加工を行う切
削加工工程と、被加工物1を主軸に把持し回転を停止し
た状態を保ったまま、回転工具4により切削加工工程で
発生したバリを取り除く工程とを有している。
了した被加工物からバリを効率的に除去する。 【解決手段】 回転工具4を有し被加工物1を主軸に把
持して加工を行う数値制御可能な加工装置を用い、主軸
の回転を停止した状態で被加工物1の切削加工を行う切
削加工工程と、被加工物1を主軸に把持し回転を停止し
た状態を保ったまま、回転工具4により切削加工工程で
発生したバリを取り除く工程とを有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、数値制御可能な加
工装置を用いて被加工物に切削加工を行う際に発生する
バリを取り除くバリ取り方法に関する。
工装置を用いて被加工物に切削加工を行う際に発生する
バリを取り除くバリ取り方法に関する。
【0002】
【従来の技術】旋盤装置や数値制御可能な加工装置を用
いて部品等の被加工物に対して加工を行うと、一般にバ
リが残る。これを図5の被加工物と加工工具を示す図を
用いて説明すると、図5(a)は平面図、(b)はA−
A断面図である。
いて部品等の被加工物に対して加工を行うと、一般にバ
リが残る。これを図5の被加工物と加工工具を示す図を
用いて説明すると、図5(a)は平面図、(b)はA−
A断面図である。
【0003】被加工物である棒状素材101は、不図示
の加工装置の主軸に把持されて回転が停止した静止状態
となっており、棒状素材101の回転停止状態に対して
メタルソー102が棒状素材101にスリット104を
切削加工する。
の加工装置の主軸に把持されて回転が停止した静止状態
となっており、棒状素材101の回転停止状態に対して
メタルソー102が棒状素材101にスリット104を
切削加工する。
【0004】切削加工は、図5(b)に示す矢印R方向
に回転させながら、メタルソー102を図5(a)に示
す矢印の方向Pに移動させるか、もしくは棒状素材10
1を矢印の方向Pとは逆の方向へ移動させることにより
スリット104を形成する。このようにして形成された
スリット104では、棒状素材101の切断面101a
の下辺101bにバリ103が、上辺101cに比して
より多く残る。
に回転させながら、メタルソー102を図5(a)に示
す矢印の方向Pに移動させるか、もしくは棒状素材10
1を矢印の方向Pとは逆の方向へ移動させることにより
スリット104を形成する。このようにして形成された
スリット104では、棒状素材101の切断面101a
の下辺101bにバリ103が、上辺101cに比して
より多く残る。
【0005】このようなバリ103は、メタルソー10
2の刃の条件を良くしたり、棒状素材101の材料を変
えたりすることで、ある程度減少させることが可能であ
るが、全くバリを出さない加工を行うことは困難であ
る。このように残ったバリによって他の部品を傷付け、
部品の外観、耐久性を損ねる恐れがあり、従来は部品加
工終了後に、人手やバレル研磨、化学的バリ取り等で除
去していた。また、特開平9−47948号公報には、
部品加工後に人手によらないでバリ取りを行う装置が開
示されている。
2の刃の条件を良くしたり、棒状素材101の材料を変
えたりすることで、ある程度減少させることが可能であ
るが、全くバリを出さない加工を行うことは困難であ
る。このように残ったバリによって他の部品を傷付け、
部品の外観、耐久性を損ねる恐れがあり、従来は部品加
工終了後に、人手やバレル研磨、化学的バリ取り等で除
去していた。また、特開平9−47948号公報には、
部品加工後に人手によらないでバリ取りを行う装置が開
示されている。
【0006】図6は上記公報に記載されたバリ取り装置
を示す。バリ取り装置は加工が行われた複数の部品を布
包104内に収容した状態でバリ取りを行うものであ
り、公転運動するプレート107と、クランプ108と
が上部に設けられている。
を示す。バリ取り装置は加工が行われた複数の部品を布
包104内に収容した状態でバリ取りを行うものであ
り、公転運動するプレート107と、クランプ108と
が上部に設けられている。
【0007】プレート107は布包104が載置される
ものであり、上面中央部分に円錐状の第1の押し込み突
起105が突出すると共に、上面周囲に円筒状の第2の
押し込み突起106が突出している。これらの押し込み
突起105,106は布包104を変形させるものであ
る。また、プレート107を公転運動させるためのモー
タ117によって駆動する公転機構112及びクランク
機構113がバリ取り装置に配置されている。クランプ
108は布包104を把持する把持部115を有して支
柱110に沿って上下移動可能となっている。
ものであり、上面中央部分に円錐状の第1の押し込み突
起105が突出すると共に、上面周囲に円筒状の第2の
押し込み突起106が突出している。これらの押し込み
突起105,106は布包104を変形させるものであ
る。また、プレート107を公転運動させるためのモー
タ117によって駆動する公転機構112及びクランク
機構113がバリ取り装置に配置されている。クランプ
108は布包104を把持する把持部115を有して支
柱110に沿って上下移動可能となっている。
【0008】このバリ取り装置では、所定の加工が終わ
りバリが残っている部品を布包104の中に入れて、ク
ランプ108に把持させる。これにより、クランプ10
8はその自重によって布包104を所定の押圧力でプレ
ート107に押し付ける。この状態で、プレート107
を公転運動させることにより、押し込み突起105,1
06が布包104を連続的に変形させる。これにより、
部品が布包104内で互いに揉み合わせ接触するため、
バリ取りを行うことができる。
りバリが残っている部品を布包104の中に入れて、ク
ランプ108に把持させる。これにより、クランプ10
8はその自重によって布包104を所定の押圧力でプレ
ート107に押し付ける。この状態で、プレート107
を公転運動させることにより、押し込み突起105,1
06が布包104を連続的に変形させる。これにより、
部品が布包104内で互いに揉み合わせ接触するため、
バリ取りを行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人手や
バレル研磨、化学的バリ取り等のバリ取り処理では、本
来のバリ取り工程に加えて、バリ取りのための付随工程
が必要であり、しかもバリ取り結果がばらつく問題を有
している。
バレル研磨、化学的バリ取り等のバリ取り処理では、本
来のバリ取り工程に加えて、バリ取りのための付随工程
が必要であり、しかもバリ取り結果がばらつく問題を有
している。
【0010】特開平9−47948号公報のバリ取り装
置においても、加工を終えた部品をまとめて布包104
に詰めて別工程でバリ取りを行うため、部品を布包10
4に詰めるための付随工数を要し、工程が増えている。
また、バリ取り条件も最悪のバリ発生量に合わせ、布包
内部のバリ取りのばらつきを考慮するため効率の悪いも
のになっている。
置においても、加工を終えた部品をまとめて布包104
に詰めて別工程でバリ取りを行うため、部品を布包10
4に詰めるための付随工数を要し、工程が増えている。
また、バリ取り条件も最悪のバリ発生量に合わせ、布包
内部のバリ取りのばらつきを考慮するため効率の悪いも
のになっている。
【0011】本発明は、このような従来の問題点を考慮
してなされたものであり、数値制御加工装置をそのまま
用いてバリ取りを行うことにより、バリ取りのばらつき
をなくし、確実にバリ取りが行うことができ、しかも工
程数を削減することが可能なバリ取り方法を提供するこ
とを目的とする。
してなされたものであり、数値制御加工装置をそのまま
用いてバリ取りを行うことにより、バリ取りのばらつき
をなくし、確実にバリ取りが行うことができ、しかも工
程数を削減することが可能なバリ取り方法を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明の数値制御加工装置を用いたバリ取
り方法は、回転工具を有し被加工物を主軸に把持して加
工を行う数値制御可能な加工装置を用い、前記主軸の回
転を停止した状態で被加工物の切削加工を行う切削加工
工程と、前記被加工物を主軸に把持し回転を停止した状
態を保ったまま、前記回転工具により前記切削加工工程
で発生したバリを取り除く工程と、を有することを特徴
とする。
め、請求項1の発明の数値制御加工装置を用いたバリ取
り方法は、回転工具を有し被加工物を主軸に把持して加
工を行う数値制御可能な加工装置を用い、前記主軸の回
転を停止した状態で被加工物の切削加工を行う切削加工
工程と、前記被加工物を主軸に把持し回転を停止した状
態を保ったまま、前記回転工具により前記切削加工工程
で発生したバリを取り除く工程と、を有することを特徴
とする。
【0013】数値制御可能な加工装置では、主軸に把持
され静止状態にある被加工物に対して切削加工を行う。
この切削加工によって被加工物にはバリが発生するが、
切削加工を行った加工装置が有する回転工具を用いてバ
リを除去することができる。このため、効率的にバリ取
りを行うことができるとともにバリ取りにばらつきが生
じない。また、バリ取りのための付随工程が不要とな
り、効率の良いバリ取りを行うことができる。
され静止状態にある被加工物に対して切削加工を行う。
この切削加工によって被加工物にはバリが発生するが、
切削加工を行った加工装置が有する回転工具を用いてバ
リを除去することができる。このため、効率的にバリ取
りを行うことができるとともにバリ取りにばらつきが生
じない。また、バリ取りのための付随工程が不要とな
り、効率の良いバリ取りを行うことができる。
【0014】請求項2の発明は、請求項1記載の数値制
御加工装置を用いたバリ取り方法であって、前記回転工
具として、工具側刃を用いることを特徴とする。
御加工装置を用いたバリ取り方法であって、前記回転工
具として、工具側刃を用いることを特徴とする。
【0015】このように回転工具として工具側刃を用い
ることにより、請求項1の発明と同様に切削で生じた被
加工物のバリを効率的に取り除くことができるととも
に、バリ取りにばらつきが生じない。
ることにより、請求項1の発明と同様に切削で生じた被
加工物のバリを効率的に取り除くことができるととも
に、バリ取りにばらつきが生じない。
【0016】請求項3の発明は、請求項1記載の数値制
御加工装置を用いたバリ取り方法であって、前記回転工
具として、工具底刃を用いることを特徴とする。
御加工装置を用いたバリ取り方法であって、前記回転工
具として、工具底刃を用いることを特徴とする。
【0017】このように回転工具として工具底刃を用い
ることにより、請求項1と同様に切削で生じた被加工物
のバリを効率的に取り除くことができるとともに、バリ
取りにばらつきが生じない。
ることにより、請求項1と同様に切削で生じた被加工物
のバリを効率的に取り除くことができるとともに、バリ
取りにばらつきが生じない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の数値制御加工装置
を用いたバリ取り方法の実施の形態を図面を参照して説
明する。なお、各実施の形態において、同一の部材には
同一の符号を付して対応させてある。
を用いたバリ取り方法の実施の形態を図面を参照して説
明する。なお、各実施の形態において、同一の部材には
同一の符号を付して対応させてある。
【0019】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1における数値制御加工装置内の被加工物と加工工
具とを示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。
形態1における数値制御加工装置内の被加工物と加工工
具とを示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。
【0020】被加工物1に加工を行う不図示の加工装置
は数値制御が可能となっている。また、加工装置は被加
工物1を把持する主軸及び被加工物1に切削加工を行う
加工工具を備えていると共に、回転工具であるエンドミ
ル4を備えている。
は数値制御が可能となっている。また、加工装置は被加
工物1を把持する主軸及び被加工物1に切削加工を行う
加工工具を備えていると共に、回転工具であるエンドミ
ル4を備えている。
【0021】被加工物1は不図示のコレットチャック等
により主軸に把持されていて、中心軸Z方向に移動可能
となっている。主軸は角度割出が可能となっており、被
加工物1を任意の角度で静止させることができる。
により主軸に把持されていて、中心軸Z方向に移動可能
となっている。主軸は角度割出が可能となっており、被
加工物1を任意の角度で静止させることができる。
【0022】エンドミル4は、その回転中心軸4aが被
加工物1の中心軸Zと直交するように配置されている。
また、エンドミル4は被加工物1の中心軸Zと直交し、
かつ互いに直交するX軸及びY軸の方向に移動可能に、
不図示のタレットを介して不図示の刃物台に取り付けら
れている。
加工物1の中心軸Zと直交するように配置されている。
また、エンドミル4は被加工物1の中心軸Zと直交し、
かつ互いに直交するX軸及びY軸の方向に移動可能に、
不図示のタレットを介して不図示の刃物台に取り付けら
れている。
【0023】被加工物1は加工装置の加工工具の切削加
工によって、前面側にスリット加工を施されるものであ
り、2は加工されたスリットを示す。スリット2の切削
加工が施された被加工物1は、主軸の角度割出機能によ
り、主軸に把持されたままで所定の角度で静止状態とな
っている。これに対し、エンドミル4はX軸およびY軸
方向に移動可能なため、スリット2の加工後のバリが残
る辺1bにその側面の刃部(以下、側刃と称する。)4
bを当接させる。そして、エンドミル4を回転させなが
ら、被加工物1をZ軸方向に移動させることにより、辺
1bに残っているバリ3を除去する。
工によって、前面側にスリット加工を施されるものであ
り、2は加工されたスリットを示す。スリット2の切削
加工が施された被加工物1は、主軸の角度割出機能によ
り、主軸に把持されたままで所定の角度で静止状態とな
っている。これに対し、エンドミル4はX軸およびY軸
方向に移動可能なため、スリット2の加工後のバリが残
る辺1bにその側面の刃部(以下、側刃と称する。)4
bを当接させる。そして、エンドミル4を回転させなが
ら、被加工物1をZ軸方向に移動させることにより、辺
1bに残っているバリ3を除去する。
【0024】辺1bのバリ取り終了後、図2に示すよう
に、被加工物1を右方向へ90°回転させるとともに、
エンドミル4の位置を移動して辺1bのバリ取りを行
う。そして、これらの辺1a、1bと対向している反対
側の辺1cおよび1dのバリ取りは、被加工物1をさら
に90°ずつ2回、回転させて同様に行う。
に、被加工物1を右方向へ90°回転させるとともに、
エンドミル4の位置を移動して辺1bのバリ取りを行
う。そして、これらの辺1a、1bと対向している反対
側の辺1cおよび1dのバリ取りは、被加工物1をさら
に90°ずつ2回、回転させて同様に行う。
【0025】なお、この実施の形態では、回転工具とし
てエンドミル4の側刃4bを用いる場合を説明したが、
図3に示すように底刃を用いてバリ取りを行うことも可
能である。この場合には、底刃を辺1aに当接させるこ
とにより全く同様にバリ取りを行うことができる。
てエンドミル4の側刃4bを用いる場合を説明したが、
図3に示すように底刃を用いてバリ取りを行うことも可
能である。この場合には、底刃を辺1aに当接させるこ
とにより全く同様にバリ取りを行うことができる。
【0026】また、被加工物1をZ軸方向に移動させて
バリ取りを行ったが、エンドミル4がZ軸方向に移動可
能な場合には、エンドミル4をZ軸方向に移動させてバ
リ取りを行っても良い。
バリ取りを行ったが、エンドミル4がZ軸方向に移動可
能な場合には、エンドミル4をZ軸方向に移動させてバ
リ取りを行っても良い。
【0027】さらに、棒状形状の被加工物1を用いてい
るが、棒状形状に限定されるものではなく、多角形等の
形状、その他のであっても同様の作用、効果が得られ
る。
るが、棒状形状に限定されるものではなく、多角形等の
形状、その他のであっても同様の作用、効果が得られ
る。
【0028】このような実施の形態によれば、被加工物
1に対しての切削加工後に、加工装置内にある回転工具
を用いてバリ取りを行うため、バリ取りを効率的に行う
ことができると共に、バリ取りのための付随した工程が
不要となる。また、バリ取りに際して、ばらつきも生じ
ない。
1に対しての切削加工後に、加工装置内にある回転工具
を用いてバリ取りを行うため、バリ取りを効率的に行う
ことができると共に、バリ取りのための付随した工程が
不要となる。また、バリ取りに際して、ばらつきも生じ
ない。
【0029】[実施の形態2]図4は、実施の形態2を
示し、図1(b)と同様に被加工物1と加工工具4とを
示す正面図である。
示し、図1(b)と同様に被加工物1と加工工具4とを
示す正面図である。
【0030】この実施の形態では、2つのエンドミル
4,5が加工装置に備えられている。エンドミル4,5
はそれぞれ別の刃物台に搭載されており、それぞれのエ
ンドミル4,5によるバリ取りの作動は実施の形態1と
同様である。すなわち、エンドミル4,5の底面の刃部
4c、5bを被加工物1の辺1a、1cにそれぞれ当接
させて2辺のバリ取りを同時に行うものである。すなわ
ち、エンドミル4及びエンドミル5がそれぞれ別の刃物
台に搭載されているため、被加工物1のバリが残る辺1
aおよび1cに同時に当接させることができるものであ
る。
4,5が加工装置に備えられている。エンドミル4,5
はそれぞれ別の刃物台に搭載されており、それぞれのエ
ンドミル4,5によるバリ取りの作動は実施の形態1と
同様である。すなわち、エンドミル4,5の底面の刃部
4c、5bを被加工物1の辺1a、1cにそれぞれ当接
させて2辺のバリ取りを同時に行うものである。すなわ
ち、エンドミル4及びエンドミル5がそれぞれ別の刃物
台に搭載されているため、被加工物1のバリが残る辺1
aおよび1cに同時に当接させることができるものであ
る。
【0031】なお、エンドミルの底辺に変えて側刃を用
いても同様の作用、効果が得られる点は、実施の形態1
と同じである。
いても同様の作用、効果が得られる点は、実施の形態1
と同じである。
【0032】この実施の形態によれば、実施の形態1の
作用・効果に加えて、同時に2辺のバリ取りを行うこと
ができるため、バリ取りの処理時間を短縮することがで
きる。
作用・効果に加えて、同時に2辺のバリ取りを行うこと
ができるため、バリ取りの処理時間を短縮することがで
きる。
【0033】
【発明の効果】請求項1〜3の発明によれば、加工が終
わった被加工物を加工装置から取り外して改めてバリ取
り工程を行うことなく、加工装置に取り付けたままでバ
リ取りを行うため、付随工程がなくなると共に、ばらつ
きのない確実なバリ取りを行うことができる。
わった被加工物を加工装置から取り外して改めてバリ取
り工程を行うことなく、加工装置に取り付けたままでバ
リ取りを行うため、付随工程がなくなると共に、ばらつ
きのない確実なバリ取りを行うことができる。
【図1】本発明の実施の形態1のバリ取り時の状態を示
し、(a)は側面図、(b)は正面図である。
し、(a)は側面図、(b)は正面図である。
【図2】図1に続いて別の辺を加工している状態を示す
正面図である。
正面図である。
【図3】図1とは異なるバリ取り時の状態を示し、
(a)は側面図、(b)は正面図である。
(a)は側面図、(b)は正面図である。
【図4】実施の形態2のバリ取り時の正面図である。
【図5】バリの発生を説明する図であり、(a)は正面
図、(b)はA−A線断面図である。
図、(b)はA−A線断面図である。
【図6】従来技術のバリ取り装置を示す正面図である。
1 被加工物 4 エンドミル
Claims (3)
- 【請求項1】 回転工具を有し被加工物を主軸に把持し
て加工を行う数値制御可能な加工装置を用い、前記主軸
の回転を停止した状態で被加工物の切削加工を行う切削
加工工程と、 前記被加工物を主軸に把持し回転を停止した状態を保っ
たまま、前記回転工具により前記切削加工工程で発生し
たバリを取り除く工程と、を有することを特徴とする数
値制御加工装置を用いたバリ取り方法。 - 【請求項2】 前記回転工具として、工具側刃を用いる
ことを特徴とする請求項1記載の数値制御加工装置を用
いたバリ取り方法。 - 【請求項3】 前記回転工具として、工具底刃を用いる
ことを特教とする請求項1記載の数値制御加工装置を用
いたバリ取り方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001164077A JP2002355715A (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 数値制御加工装置を用いたバリ取り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001164077A JP2002355715A (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 数値制御加工装置を用いたバリ取り方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002355715A true JP2002355715A (ja) | 2002-12-10 |
Family
ID=19006940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001164077A Withdrawn JP2002355715A (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 数値制御加工装置を用いたバリ取り方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002355715A (ja) |
-
2001
- 2001-05-31 JP JP2001164077A patent/JP2002355715A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080805 |