JPH081403A - Nc装置付き工作機械によるネジ端部バリ取り方法 - Google Patents

Nc装置付き工作機械によるネジ端部バリ取り方法

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JPH081403A
JPH081403A JP14045794A JP14045794A JPH081403A JP H081403 A JPH081403 A JP H081403A JP 14045794 A JP14045794 A JP 14045794A JP 14045794 A JP14045794 A JP 14045794A JP H081403 A JPH081403 A JP H081403A
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JP
Japan
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deburring
screw
workpiece
work
cutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP14045794A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Fukui
永 福井
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FUKUI SEISAKUSHO CO Ltd
FUKUI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
FUKUI SEISAKUSHO CO Ltd
FUKUI SEISAKUSHO KK
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Publication date
Application filed by FUKUI SEISAKUSHO CO Ltd, FUKUI SEISAKUSHO KK filed Critical FUKUI SEISAKUSHO CO Ltd
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Publication of JPH081403A publication Critical patent/JPH081403A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネジ加工後のネジ端部に残ったバリをチャッ
キングしたまま除去してバリによる怪我や、品質不良を
無くすことを目的とする。 【構成】 NC装置付きの工作機械でネジ加工された被
加工品のネジ端部に残ったバリを、同被加工品をチャッ
キングしたまま同NC装置に格納されたバリ取りプログ
ラムにより除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネジ加工された被加工
品のネジ端部に残ったバリを自動的に取るためのNC装
置付き工作機械によるネジ端部バリ取り方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、旋盤あるいはフライス盤等のNC
装置付き工作機械で、被加工品をネジ加工したとき、一
般にネジ端部にバリが残ることが多い。そのバリにより
作業者が指に怪我をしたり、製品の螺合不良が発生する
ため、バリが残った被加工品は製品検査時に不良品と判
定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のNC装置付
き工作機械は、ネジ加工後の被加工品のネジ端部にバリ
が残ることが多いため、危険であるとともに、当該被加
工品が検査不良となって歩留りが悪くなるという問題が
ある。そこで本発明では、ネジ加工後の被加工品を、芯
振れを防止するため同一工作機械にチャッキングしたま
ま、NC装置に格納されたバリ取りプログラムによりバ
リ取りを実行することによって、上記問題を解決するこ
とを技術的課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のための技
術的手段は、NC装置付きの工作機械で被加工品がネジ
加工されたあと、その被加工品を同工作機械にチャッキ
ングしたまま、予め同NC装置に格納されたバリ取りプ
ログラムにより、その被加工品のネジ端部に残ったバリ
を除去することである。
【0005】
【作用】上記のバリ取り方法によれば、ネジ加工された
あとの被加工品が同一工作機械でチャッキングされたま
ま、バリ取りプログラムが実行され、その被加工品のネ
ジ端部に残ったバリが、芯振れの少ない状態で、しかも
短時間に除去される。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、NC装置付き旋盤1の略体正面図で
ある。図1に示すように、主軸台2には、主軸モ−タ3
により回転駆動される主軸4が装備されている。そして
主軸4には、ネジ加工される被加工品Wがチャッキング
されている。一方、主軸台2の対面位置には、主軸4の
回転に同調した動きをする刃物割出台5がX軸座標及び
Z軸座標方向にスライド可能に装備されており、その刃
物割出台5には複数の刃物Cを取り付けた刃物台6が回
転可能に装備されている。刃物割出台5をX軸座標方向
にスライドさせるためにX軸サ−ボモ−タ8が設けられ
ており、そのX軸サ−ボモ−タ8により回転されるX軸
ボ−ルネジ9が装備されている。また、刃物割出台5を
Z軸座標方向にスライドさせるためにZ軸サ−ボモ−タ
10が設けられており、そのZ軸サ−ボモ−タ10によ
り回転されるZ軸ボ−ルネジ11が装備されている。
【0007】また、刃物割出台5の上部には、コントロ
−ルパネルが表面に露出されたNC装置7が配設されて
いる。このNC装置7には各種の加工プログラムが格納
されており、コントロ−ルパネルからの設定操作により
加工寸法などがNC装置7に入力される。
【0008】上記NC装置7には、図2に示すように、
ネジ加工された前記被加工品Wのネジ端部に残ったバリ
WBを、図3に示すように除去するためのバリ取りプロ
グラムが格納されている。このバリ取りプログラムは、
ネジ端面の面取り角度、ネジピッチ、ネジ山角度、回転
数、使用刃物などのデ−タが入力されると、ネジ加工さ
れた前記被加工品Wをチャッキングしたまま、自動的に
ネジ端部に残ったバリWBをカットするようにプログラ
ムされている。尚、具体的なプログラムの仕方は、NC
装置の機種の違い、あるいはメ−カ−の違いにより異な
るため、その説明を省略する。
【0009】図4は、NC装置付き旋盤1で被加工品W
を刃物C1でネジ(オネジ)加工するとともに、そのネ
ジ加工後に、被加工品Wをチャッキングしたままバリ取
り用の刃物C2を割り出して刃物交換を行い、早送りで
刃物C2をバリ取り加工スタ−ト位置に移動させる工程
説明図である。そして、図5は、刃物C2をバリ取り加
工スタ−ト位置(A点)に移動させたあと、主軸4をネ
ジ加工と反対の方向に回転させながら同刃物C2をA点
からB点に移動させる過程で被加工品Wのバリ取りを行
う部分説明図である。尚、上記バリ取り加工に用いられ
る刃物C2は市販のスロウアウェイバイトやエンドミル
等を使用することができる。
【0010】図6は、NC装置付き旋盤により、刃物C
3を用いてメネジ(内径ネジ)の端部に残ったバリWB
を取る状態を示した断面図であり、刃物C3は内径用バ
イトまたはエンドミル等を用いる。また、図7はNC装
置付きフライス盤(マシニングセンタ−等)により、刃
物C4を用いて被加工品Wのメネジ(内径ネジ)の端部
に残ったバリWBを取る状態を示した断面図である。
【0011】以上のようにNC装置付き旋盤や、マシニ
ングセンタ−等により被加工品Wのネジ加工が行われた
あと、被加工品Wをチャッキングしたまま、入力された
バリ取りデ−タに基づいて、ネジ端部に残ったバリを除
去するためのバリ取りプログラムが実行される。この
際、自動的にネジ加工用の刃物からバリ取り用の刃物に
交換され、バリ取り用の刃物がスタ−ト位置に移動され
たあと、主軸が回転された状態でバリ取りが行われる。
【0012】尚、上記のバリ取りにおいては、被加工品
Wがネジ加工と同一状態にチャッキングされているた
め、芯振れが極めて少なく、被加工品Wの精度を保つこ
とができるとともに、バリ取りに要する加工時間が極め
て短い。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、NC装置
付きの工作機械で被加工品がネジ加工されたあと、その
被加工品を同工作機械にチャッキングしたまま、予め同
NC装置に格納されたバリ取りプログラムが実行され、
その被加工品のネジ端部に残ったバリが、生産性を下げ
ること無く自動的に、且つ短時間に除去されるため、バ
リにより作業者が指に怪我をするという危険や、製品の
螺合不良が発生するということを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】NC装置付き旋盤の正面図である。
【図2】ネジ端部にバリが残った状態の被加工品の部分
図である。
【図3】ネジ端部のバリが除去された状態の被加工品の
部分図である。
【図4】被加工品のネジ端部のバリ除去時の刃物対応図
である。
【図5】図4の部分図である。
【図6】被加工品の内ネジ端部のバリ除去時の刃物との
対応を示した断面図である。
【図7】マシニングセンタ−等によりネジ加工された被
加工品の内ネジ端部のバリ除去時の刃物との対応を示し
た断面図である。
【符号の説明】
1 NC装置付き旋盤 2 主軸台 3 サ−ボモ−タ 4 主軸 5 刃物割出台 6 刃物台 7 NC装置 8 X軸サ−ボモ−タ 9 X軸ボ−ルネジ 10 Z軸サ−ボモ−タ 11 Z軸ボ−ルネジ W 被加工品 WB バリ C1 刃物 C2 刃物 C3 刃物 C4 刃物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NC装置付きの工作機械で被加工品がネ
    ジ加工されたあと、その被加工品を同工作機械にチャッ
    キングしたまま、予め同NC装置に格納されたバリ取り
    プログラムにより、その被加工品のネジ端部に残ったバ
    リを除去することを特徴とするNC装置付き工作機械に
    よるネジ端部バリ取り方法。
JP14045794A 1994-06-22 1994-06-22 Nc装置付き工作機械によるネジ端部バリ取り方法 Pending JPH081403A (ja)

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