JPH11207612A - グラインディングセンタ及びこれを用いた加工方法 - Google Patents

グラインディングセンタ及びこれを用いた加工方法

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Publication number
JPH11207612A
JPH11207612A JP1522498A JP1522498A JPH11207612A JP H11207612 A JPH11207612 A JP H11207612A JP 1522498 A JP1522498 A JP 1522498A JP 1522498 A JP1522498 A JP 1522498A JP H11207612 A JPH11207612 A JP H11207612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
workpiece
rotary shafts
grinding wheels
center
Prior art date
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Pending
Application number
JP1522498A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Kishino
和久 岸野
Hirohisa Endo
裕寿 遠藤
Takaharu Yonemoto
隆治 米本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPH11207612A publication Critical patent/JPH11207612A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】加工時間が短く、研削中に生じる反りによる製
品不良がないグラインディングセンタ及びこれを用いた
加工方法を提供すること。 【解決手段】砥石と、該砥石が装着可能な回転軸と、該
回転軸を回転させるモータとを具備するグラインディン
グセンタにおいて、前記砥石と、前記回転軸と、前記モ
ータをそれぞれ2台具備し、前記2台の砥石が、加工物
の相対する2面を同時に加工するようにしたことにあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工物の表面を加
工するグラインディングセンタ及びこれを用いた加工方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】加工物の表面を加工するグラインディン
グセンタは、工業上では必須の工作機械である。図2
は、従来のグラインディングセンタの平面全体図であ
る。図3は、加工部の平面拡大図である。グラインディ
ングセンタは、砥石11と、回転軸12と、モータ13
と、自動砥石交換部15とを具備して成る。
【0003】砥石11は回転軸12に取り付けられ、回
転軸12はモータ13によって回転する。そして砥石1
1または加工物14が移動することによって加工物14
の加工面14aの粗研削が最初に行われる。次に加工物
14が回転し、順次、加工面14b、14c、14dの
粗研削が行われる。この粗研削時には目の粗い砥石が使
用される。そして粗研削が終了すると、自動砥石交換部
15に格納されている目の細かい砥石17と交換され、
上記の粗研削と同じ順序で仕上げ研削が行われて加工が
終了する。これら一連の動作はすべてNC(Numerical
Control 、数値制御)によって管理されている。つま
り、予めプログラムが組み込まれていて、加工物表面の
研削量が設計値通りになるように、砥石の回転時間や砥
石の交換、加工物の回転等全て自動で行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のグラインディン
グセンタ及びこれを用いた加工方法には、以下の問題点
があった。
【0005】前記した加工方法の場合、加工物の4面の
加工をそれぞれ1面ずつ行うため加工時間が長くかかる
という問題があった。加工物の材質にもよるが、硬質の
物に至っては粗研削で数時間もかかり、次工程に影響を
及ぼす場合があった。
【0006】図4は、加工物が薄くて剛性の弱い場合の
問題点を示した平面説明図である。加工物が例えば、パ
ンチ16のように薄くて剛性が弱いような場合、パンチ
加工面16aを研削すると、研削熱や砥石11の押し付
け力によって研削面の反対側であるパンチ加工面16c
に反りが生じてしまう。そして、この反りが生じた状態
でパンチ加工面16cの研削が行われることになる。従
来のグラインディングセンタでは、この反りを考慮して
おらず、予めプログラムされていた切込み量の研削を行
なうため、設計値通りの加工が行なわれず製品不良と成
る問題が生じていた。
【0007】従って本発明の目的は、前記した従来技術
の欠点を解消し、加工時間が短く、研削中に生じる反り
による製品不良がないグラインディングセンタ及びこれ
を用いた加工方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を実
現するため、砥石と、該砥石が装着可能な回転軸と、該
回転軸を回転させるモータとを具備するグラインディン
グセンタにおいて、前記砥石と、前記回転軸と、前記モ
ータをそれぞれ2台具備した。
【0009】前記2台の砥石は、加工物の相対する2面
を同時に加工するように構成した。
【0010】また、前記砥石は、数値制御によりx、
y、zの各軸に移動可能なように構成した。
【0011】本発明は上記の目的を実現するため、回転
軸に装着された砥石をモータにより回転して加工物の表
面を加工するグラインディングセンタを用いた加工方法
において、前記砥石を2台にして加工物の相対する2面
を同時に研削する方法を用いた。
【0012】また、研削は、数値制御によりその研削量
を予め定めた。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のグラインディン
グセンタの一実施例を示す平面全体図である。グライン
ディングセンタは、2台の砥石1と、2台の回転軸2
と、2台のモータ3と、自動砥石交換部5とを具備して
成る。モータ3には砥石が装着可能な回転軸2が取り付
けられている。回転軸2はx、y、zの各軸方向に移動
可能で、NC(数値制御)によって管理される。回転軸
2には砥石1が装着される。自動砥石交換部5には目の
細かい砥石6が設置されている。
【0014】加工物4の加工面4aと4cは2台の砥石
1によって予めプログラムされた形状通りに同時に研削
される。そして加工面4a、4cの研削が終了後、加工
物4が回転して、加工面4b、4dが同時に研削され
る。このようにして粗研削が終了した後、砥石1は自動
砥石交換部5にて目の細かい砥石6に交換されて、同様
に加工物4の加工面4a〜4dの仕上げ研削が行なわれ
る。
【0015】このグラインディングセンタとこれを用い
た加工方法により、研削時間は従来の研削する砥石が1
台の場合に比べ、半分になった。また、加工物が薄くて
剛性の弱い物でも、加工中は加工物の相対する2面に同
等の負荷がかかるため、加工物の反りを生じさせること
なく加工ができ、製品不良が皆無となった。
【0016】なお、本発明の加工方法は倣い研削盤、平
面研削盤等の砥石を用いて加工を行う場合にも用いるこ
とが可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明の、グラインディングセンタ及び
これを用いた加工方法は、加工物の相対する2面が同時
に研削できるため、従来の1面ずつの研削と比較すると
加工時間が半分になり、また加工中は加工物の相対する
2面に同等の負荷がかかるために、加工物の反りを生じ
させることなく加工が可能であり、製品不良をなくすこ
とができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグラインディングセンタの一実施例を
示す平面全体図である。
【図2】従来のグラインディングセンタの平面全体図で
ある。
【図3】図2の加工部の部分拡大平面図である。
【図4】従来のグラインディングセンタの問題点を示し
た平面説明図である。
【符号の説明】
1、11 砥石 2、12 回転軸 3、13 モータ 4、14 加工物 5、15 自動砥石交換部 4a〜4d、14a〜14d 加工面 16 パンチ 16a〜16d パンチ加工面 6、17 目の細かい砥石

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】砥石と、該砥石が装着可能な回転軸と、該
    回転軸を回転させるモータとを具備するグラインディン
    グセンタにおいて、前記砥石と、前記回転軸と、前記モ
    ータをそれぞれ2台具備したことを特徴とするグライン
    ディングセンタ。
  2. 【請求項2】2台の砥石は、加工物の相対する2面を同
    時に加工するように構成して成ることを特徴とする請求
    項1記載のグラインディングセンタ。
  3. 【請求項3】砥石は、数値制御によりx、y、zの各軸
    に移動可能なように構成して成ることを特徴とする請求
    項1および2記載のグラインディングセンタ。
  4. 【請求項4】回転軸に装着された砥石をモータにより回
    転して加工物の表面を加工するグラインディングセンタ
    を用いた加工方法において、前記砥石を2台にして加工
    物の相対する2面を同時に研削することを特徴とするグ
    ラインディングセンタを用いた加工方法。
  5. 【請求項5】研削は、数値制御によりその研削量が予め
    定められていることを特徴とする請求項4記載のグライ
    ンディングセンタを用いた加工方法。
JP1522498A 1998-01-28 1998-01-28 グラインディングセンタ及びこれを用いた加工方法 Pending JPH11207612A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103537960A (zh) * 2013-10-28 2014-01-29 瑞安市源码科技有限公司 一种用于加工回转面的磨光机
JP2016030310A (ja) * 2014-07-28 2016-03-07 株式会社三井ハイテック パンチ研磨装置及びパンチ研磨方法
CN110977646A (zh) * 2020-01-06 2020-04-10 福州市仓山区伟超日用品有限公司 一种用于手机屏幕磨修复的自动修复机
JP2020099957A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 株式会社アマダ 研削加工方法

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